JPH09104670A - 第三級アミンオキシドの製造方法 - Google Patents

第三級アミンオキシドの製造方法

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JPH09104670A
JPH09104670A JP8207298A JP20729896A JPH09104670A JP H09104670 A JPH09104670 A JP H09104670A JP 8207298 A JP8207298 A JP 8207298A JP 20729896 A JP20729896 A JP 20729896A JP H09104670 A JPH09104670 A JP H09104670A
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hydrogen peroxide
reaction
tertiary amine
alkyl
amine oxide
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JP8207298A
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Georg Baeder
ゲオルク・ベーダー
Ramon Joglar Tamargo
ラモン・ヨグラール・タマルゴ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C291/00Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00
    • C07C291/02Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds
    • C07C291/04Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds containing amino-oxide bonds

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、不十分な収率、ゲル形成及
び発泡という従来の欠点を持たない、第三級アミンオキ
シドの製造方法を提供することである。 【解決手段】 式I 【化1】 [ 式中、R1は、C1-C3-アルキルであり、R2は、C1-C20-
アルキルであり、そしてR3は、C6-C22- アルキルであ
る]で表される第三級アミン酸化物を、式II R1R2R3N で表される第三級アミンと、酸素を分離する化合物との
反応により製造する方法であって、反応混合物を基準と
して1〜15重量%の量の式Iの第三級アミンオキシドの
存在下に反応を行うことを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、第三級アミンオキ
シドの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】例えば脂肪アルキル- ジメチルアミンまた
はジ- 脂肪アルキル- メチルアミンのような第三級アミ
ン類と過酸化水素水溶液との反応により、対応する第三
級アミンオキシドが生成する。このアミンオキシドは、
水の硬度に影響を受けず、良好な発泡性を有しそして肌
を刺激する傾向が少ないという特性を持つので,洗浄剤
及びボディーケア組成物の成分として使用されている界
面活性剤である。
【0003】現在公知の第三級アミンオキシドの製造方
法の改良は、収率の向上、ニトロソアミン含有量の低減
及び製造中の厄介なゲル相の形成の回避を主題とするも
のである。米国特許第4 247 480 号明細書に記載の方法
では、第三級アミンを過酸化水素水溶液で酸化する際
に、この酸化反応を、使用するアミンを基準として0.01
〜2重量%の量の二酸化炭素の存在下、及び必要に応じ
てテトラアセチルエチレンジアミン、これの塩、ポリリ
ン酸塩、スズ酸塩、ヒドロキシカルボン酸塩またはポリ
カルボン酸の塩の存在下に行うことによって第三級アミ
ンオキシドを高収率で得ることを達成している。5〜70
重量%濃度の過酸化水素水溶液が好ましく使用され、こ
の際アミンに対して化学量論量のまたは好ましくは5〜
10%過剰の過酸化水素が使用される。この反応は40〜80
℃の範囲の温度下に行われる。
【0004】米国特許第3 283 007 号に記載の発明にお
いては、重金属を含む第三級アミンを酸化する際に少量
のペンタアセチルジエチレントリアミンを収率改善のた
めに使用することが推奨されている。使用する過酸化水
素溶液は、少なくとも20重量%、好ましくは30〜75重量
%の濃度で過酸化水素を含み、そして反応温度は40〜80
℃の範囲である。
【0005】米国特許第4 889 954 号明細書に記載の方
法では、ニトロソアミンを僅かにしか含まない第三級ア
ミンオキシドを対応する第三アミンから高収率で得るこ
とができ、この際第三級アミンの酸化反応は、触媒とし
てのジアルキル- カルボン酸エステル及び必要に応じて
共触媒としてのアスコルビン酸の存在下に行われる。好
適な過酸化水素水溶液は、3〜90重量%の濃度で過酸化
水素を含む。少なくとも化学量論量の過酸化水素が必要
とされ、第三級アミン1モルに対して1〜5mol 、特に
1〜1.5molの過酸化水素を使用することが好ましいとさ
れている。反応温度は比較的広い温度範囲内で選択する
ことができ、通常0〜100 ℃の範囲の温度が設定され
る。
【0006】第三級アミンオキシドの製造の際にゲル相
の形成を避けるために様々な溶液が従来開示されてい
る。米国特許第3 215 741 号明細書によると、20〜90重
量%の濃度で過酸化水素を含む過酸化水素溶液を、40〜
80℃の範囲の反応温度で使用した場合にゲル相の形成が
観測され、これは、第三級アミンの酸化反応の際に適度
の量の水を同時に添加することによって避けることがで
きると記載されている。
【0007】米国特許第3 432 555 号明細書によると、
先ず、アミン、水及び錯生成剤、例えばペンタアセチル
ジエチレントリアミンの混合物を85〜115 ℃の温度に加
熱し、次いで少なくとも化学量論量の過酸化水素水溶液
を添加する(発熱反応による温度上昇を伴う)ことによ
ってゲル相の形成を避けることができると記載されてい
る。 ヨーロッパ特許出願公開第0 230 510 号に記載の
発明では、ジ-C6-C20-アルキルメチルアミンオキシドの
製造の際のゲル相の形成を避けるために、基材となる第
三級アミンの酸化反応を、少なくとも40重量%濃度の過
酸化水素溶液を少なくとも化学量論量で用いて行ってい
る。
【0008】ドイツ特許出願公開第30 14 510 号は、ナ
フテノイルアミノ- アルキレン- ジアルキルアミンオキ
シドの製造方法を開示するものであり、この方法におい
ては、基材となるアミンを酸化する際に、このアミンを
20〜40重量%濃度の微細な水性分散液の形で用い、そし
て酸化反応を、酸素を解離する化合物、例えば過酸化水
素水溶液を用いて70℃より高い温度において行ってい
る。またこの際、上記アミン分散液は、必要に応じて、
この分散液を基準として0.5 〜5重量%の量の対応する
アミンオキシドを含んでいてもよい。この発明におい
て、微細なアミン水性分散液を用いることにより、酸化
反応に要される反応時間を著しく短縮できることが見出
されている。更に、分散液を補足的に安定化させるため
に、製造するべきアミンオキシドの水溶液を0.5 〜5重
量%の量で添加することもできる。
【0009】第三級アミンオキシドの製造においては、
反応を開始した時に深刻な発泡現象が起こる場合があ
る。それゆえ、第三級アミンオキシドの製造では、発熱
反応の結果として過度に発泡する恐れと、使用した過酸
化水素が制御不能な分解を起こすという恐れがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、不十
分な収率、ゲル形成及び発泡という上記の欠点を持たな
い、第三級アミンオキシドの製造方法を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、本発明
者らは、酸素を解離する化合物で第三級アミンを酸化す
る際に第三級アミンオキシドを添加することによって、
製造工程中に上記の不都合が現れるのを抑えることがで
きることを見出した。本発明は、式I
【0012】
【化2】
【0013】[ 式中、R1は、C1-C3-アルキルであり、R2
は、C1-C20- アルキルであり、そしてR3は、C6-C22- ア
ルキルである]で表される第三級アミンオキシドを、式I
I R1R2R3N で表される第三級アミンと、酸素を解離する化合物との
反応によって製造する方法であって、この反応を、反応
混合物を基準として、1〜15重量%の量の式Iの第三級
アミンオキシド、好ましくは製造するべき第三級アミン
オキシドの存在下に行うことを特徴とする上記方法に関
する。
【0014】式IIで表されるアミンにおいて、R1は好ま
しくはメチルまたはエチルであり、R2はC1-C12- アルキ
ルであり、そしてR3はC8-C20- アルキルである。これに
間連して、挙げ得る例は、オクチルジメチルアミン、ド
デシルジメチルアミン、テトラデシルジメチルアミン、
ヘキサデシルジメチルアミン、オクタデシルジメチルア
ミン、エイコシルジメチルアミン、ジオクチルメチルア
ミン、ジデシルメチルアミン及びジドデシルメチルアミ
ンである。
【0015】式IIのアミンは、個々の化合物としてある
いは合成または天然産出の混合物、例えばココナッツ-
ジメチルアミンの形で使用することができる。過酸化水
素、アルカリ金属次亜塩素酸塩あるいは無機または有機
過酸を、酸素を解離する化合物として使用する。過酸化
水素を使用することが好ましく、過酸化水素水溶液を使
用することが特に好ましい。過酸化水素水溶液の濃度
は、広い範囲内で選択することができ、過酸化水素を3
〜90重量%の範囲の濃度で含む溶液を包含する。この過
酸化水素濃度は、好ましくは20〜70重量%、特に20〜40
重量%である。使用する過酸化水素の量は、少なくとも
使用するアミンの化学量論量に相当する。式IIのアミン
1mol に対して1〜1.5molの過酸化水素を用いることが
好ましく、特に好ましくは1.01〜1.1molの過酸化水素を
使用する。過酸化水素の過剰分は、反応を行った後に、
還元剤または過酸化水素を分解する物質を添加すること
によって排除することができる。必要ならば、使用する
アミンの純度に依存して、錯形成剤、例えばEDTAを添加
することができる。
【0016】本発明の方法は、広い温度範囲で行うこと
ができる。一方では満足な反応速度が達成され、また他
方では使用する出発材料及び得られる生成物が分解しな
い程度の温度が選択されるべきである。温度範囲は、通
常、0〜100 ℃、好ましくは30〜90℃、特に好ましくは
45〜85℃の範囲である。本発明の方法は、化学工業にお
いて通常使用される攪拌容器内で行うことができる。現
在慣行の方法において発生する発泡を抑えることができ
るため、本発明の方法には多様な実施態様がある。例え
ば、酸素含有化合物を、60〜90℃の範囲の高温でアミン
及びアミンオキシドに難なく添加することができる。酸
素含有化合物は、一度に全部または数回に分けて添加す
ることができる。
【0017】他の態様では、アミン、アミンオキシド及
び酸素含有化合物を反応容器に導入し、そして所定の反
応温度に加熱する。ここで反応の開始が制御され、発泡
及びゲル形成は生じない。酸化反応の間に、式Iのアミ
ンオキシドの透明ないし僅かに乳白光色の溶液が生じ
る。この溶液は、溶液中のアミンオキシドの含有量に依
存して様々な粘度を有し、これは希溶液ないし中程度の
粘性溶液に分類できる。ゼラチン質のものから高粘度の
溶液は生じない。好都合なことには、本発明の方法を行
う際には発泡は起こらないため、反応操作制御が容易で
あり、かつ出発材料を最大限の多量で使用するという点
での、使用する反応タンクの最適な活用が可能になる。
更に、本発明による方法によって、僅かにしかニトロソ
アミンを含まない第三級アミンオキシドが得られる。
【0018】
【実施例】
製造例 実施例1 ジメチルミリスチルアミン3948kg、水9078kg、ジメチル
ラルリルアミンオキシド(25重量%濃度)1000kg及びED
TA2kgを攪拌タンク中で混合しそして80℃に加熱し、次
いで過酸化水素水溶液(35重量%濃度)1612kgを2時間
にわたって添加した。この反応混合物を8時間の間、80
〜82℃の温度に維持した。
【0019】この反応の間、発泡もゲル形成も起こらな
かった。そのため、反応した材料の量は、比較するため
にアミンオキシドを添加しないで反応を行った場合より
も50%多かった。反応時間は、この対応する比較実験に
必要とされた時間よりも30%短縮された。ニトロソアミ
ン含有量は、比較実験よりも50%低減された。未反応の
アミン及び過酸化水素の含有量は、それぞれ0.5 %及び
0.05%と非常に低いものであった。反応に必要とされた
過剰の過酸化水素は1%であった。 実施例2 ジメチルラウリルアミン2570kg、水5000kg、EDTA2kg、
ジメチルラウリルアミンオキシド500kg 及び過酸化水素
水溶液(35重量%濃度)1100kgを約30℃で混合し、そし
て0.5 ℃/ 分の温度上昇速度で加熱した。反応は制御下
に約45℃で開始し、この際0.3 ℃/ 分の速度の制御可能
な温度上昇があった。この反応は、冷却しながら上記の
温度において行った。発泡もゲル形成も起こらなかっ
た。アミンオキシドを添加しないで対応して行った比較
実験においては、反応は、上記本発明に従う実験よりも
10℃高い温度において2倍以上早い温度上昇速度で始ま
り、そのため反応操作を制御することはできなかった。 実施例3 実施例2に対応する操作において、過酸化水素水溶液の
半分を60℃の温度で添加した。反応は問題無く始まり、
温度は、制御可能な上昇の下に約1.5 時間の間に約85℃
にまで高まった。約60℃に冷却した後、残りの半分の過
酸化水素溶液を添加した。発泡もゲル形成も観測されな
かった。使用したタンクは、最大限の範囲で活用するこ
とができた。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 [ 式中、 R1は、C1-C3-アルキルであり、 R2は、C1-C20- アルキルであり、そしてR3は、C6-C22-
    アルキルである]で表される第三級アミンオキシドを、
    式II R1R2R3N で表される第三級アミンと、酸素を分離する化合物との
    反応により製造する方法であって、反応混合物を基準と
    して1〜15重量%の量の式Iの第三級アミンオキシドの
    存在下に反応を行うことを特徴とする上記方法。
  2. 【請求項2】 反応を、製造するべき第三級アミンオキ
    シドの存在下に行うことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 R1がメチルまたはエチルであり、R2がC1
    -C12- アルキルでありそしてR3がC8-C20- アルキルであ
    る請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 酸素を解離する化合物として、過酸化水
    素、アルカリ金属次亜塩素酸塩、無機過酸または有機過
    酸を使用する請求項1〜3のいずれか一つの方法。
  5. 【請求項5】 過酸化水素水溶液を使用する請求項4の
    方法。
  6. 【請求項6】 3〜90重量%濃度、好ましくは20〜70重
    量%濃度、特に好ましくは20〜40重量%濃度の過酸化水
    素溶液を使用する請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 式IIのアミン1モルに対し、1 〜1.5mo
    l、好ましくは1.01〜1.1molの過酸化水素を使用する請
    求項1〜6のいずれか一つの方法。
  8. 【請求項8】 反応を、0〜100 ℃、好ましくは30〜90
    ℃、特に好ましくは45〜85℃の範囲の温度において行う
    請求項1〜7のいずれか一つの方法。
JP8207298A 1995-08-07 1996-08-06 第三級アミンオキシドの製造方法 Withdrawn JPH09104670A (ja)

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