JPH09104848A - 粘着性フィルム - Google Patents
粘着性フィルムInfo
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- JPH09104848A JPH09104848A JP7284369A JP28436995A JPH09104848A JP H09104848 A JPH09104848 A JP H09104848A JP 7284369 A JP7284369 A JP 7284369A JP 28436995 A JP28436995 A JP 28436995A JP H09104848 A JPH09104848 A JP H09104848A
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Abstract
形加工性に優れ、適度な粘着力を有する粘着性フィルム
を提供すること。 【解決手段】 オレフィン系樹脂からなる基材層と、こ
の基材層の片面に(イ)(A)−(B)もしくは(A)
−(B)−(A)ブロック共重合体、または(A)−
(B)−(C)ブロック共重合体〔(A);芳香族ビニ
ル化合物重合体ブロック、(B);共役ジエン重合体も
しくは芳香族ビニル化合物と共役ジエンとのランダム共
重合体ブロック、(C);芳香族ビニル化合物と共役ジ
エンとからなり、芳香族ビニル化合物が漸増するテーパ
ーブロック〕を水素添加し、共役ジエン部分の二重結合
が80%以上飽和された、ポリスチレン換算の数平均分
子量が5万〜70万である水添ジエン系共重合体からな
る層を有する、粘着性フィルム。
Description
などの熱可塑性樹脂を基材に用いた粘着性フィルムに関
する。
て、アクリル系粘着剤や、天然ゴム、ポリイソブチレン
などのゴムを主体とするゴム系接着剤が汎用されてきた
が、これらは溶剤系のものであるため、火災の危険、公
害、経済性などに問題がある。
溶融型の粘着剤を用いて、基材層と粘着剤層を共押し出
し成形によって製造する方法が知られている。例えば、
表面保護フィルムは、被覆塗装鋼板、金属板、合成樹脂
板、ガラス板、化粧板などの表面を、加工時および搬送
時の傷防止や汚れ防止のために使用されている。表面保
護フィルムは、熱可塑性樹脂や紙からなる基材層の片面
に、粘着剤層が形成された構造を有しており、適度の接
着性を有するとともに、使用後に各種被粘着体の表面を
粘着剤で汚染することなく、容易に剥がすことができな
ければならない。この種の表面保護フィルムとして、例
えばオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂からなる基材
層の片面に、エチレンを主成分とする、例えばEVAを
粘着剤層として用いたものが公知であるが、粘着付与樹
脂を併用しなければ充分な粘着性が得られない。
だし、Aはスチレン重合体ブロック、Bはブタジエン重
合体ブロック、イソプレン重合体ブロック、またはブタ
ジエン重合体やイソプレン重合体を80%以上水素添加
した共重合体ブロックを示す)で表されるブロック共重
合体を用いたものも公知である。しかしながら、このブ
ロック共重合体は、スチレン含有率が高いためポリマー
が硬く、単体で粘着剤層として用いた場合、成形加工性
に劣り、目的とする粘着力を示さない。このような問題
があるため、粘着付与剤を併用しないと、目的とする製
品を得ることができない。また、粘着付与剤を併用する
ために、ブレンドの手間があり、生産性が劣る。
術の課題を背景になされたもので、共押し出し成形によ
る製造が可能で、かつ成形加工性に優れ、適度な粘着力
を有する粘着性フィルムを提供することを目的とする。
樹脂からなる基材層と、この基材層の片面に下記(イ)
水添ジエン系共重合体からなる層を有する、粘着性フィ
ルムを提供するものである。 (イ);芳香族ビニル化合物重合体ブロック(A)と共
役ジエン重合体もしくは芳香族ビニル化合物と共役ジエ
ンとのランダム共重合体ブロック(B)とからなる、
(A)−(B)もしくは(A)−(B)−(A)ブロッ
ク共重合体、または芳香族ビニル化合物と共役ジエンと
からなり、芳香族ビニル化合物が漸増するテーパーブロ
ック(C)からなる(A)−(B)−(C)ブロック共
重合体であって、 (イ)を構成する全モノマーにおける芳香族ビニル化
合物/共役ジエンの割合が重量比で5/95〜60/4
0、 ブロック(A)および必要に応じて構成されるブロッ
ク(C)中の芳香族ビニル化合物の結合量が(イ)を構
成する全モノマーの3〜50重量%、かつブロック
(A)中の芳香族ビニル化合物の結合量が少なくとも
(イ)を構成する全モノマーの3重量%以上、しかも ブロック(B)中の共役ジエン部分の1,2−および
3,4−結合(以下「ビニル結合」ともいう)量が50
%以上の、ブロック共重合体、または該ブロック共重合
体単位がカップリング剤残基を介して重合体分子鎖が延
長しまたは分岐されたブロック共重合体、を水素添加
し、共役ジエン部分の二重結合が80%以上飽和され
た、ポリスチレン換算の数平均分子量(以下「数平均分
子量」ともいう)が5万〜70万である水添ジエン系共
重合体。
は、共役ジエン系重合体の共役ジエン部分の二重結合の
水素添加率が80%以上、好ましくは90%以上、さら
に好ましくは95%以上、かつ数平均分子量が5万〜7
0万、好ましくは10万〜60万である、水添ジエン系
共重合体である。(イ)成分の水素添加率が80%未満
であると、粘着性に優れるが、耐熱性、耐候性が劣り、
長期貼付後の粘着力の上昇が著しく、剥離の際に糊残り
を生じやすい。また、数平均分子量が、5万未満である
と、粘着性に優れるが、剥離の際に糊残りが生じやす
い。一方、70万を超えると、粘着力、成形加工性に劣
る。
ましい芳香族ビニル化合物としては、スチレン、t−ブ
チルスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、N,N−ジメチル−p−アミノ
エチルスチレン、N,N−ジエチル−p−アミノエチル
スチレン、ビニルピリジンなどが挙げられ、より好まし
くはスチレン、α−メチルスチレンであり、これらは1
種単独であるいは2種以上併用して使用することができ
る。
する共役ジエンとしては、1,3−ブタジエン、イソプ
レン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3
−ペンタジエン、2−メチル−1,3−ペンタジエン、
1,3−ヘキサジエン、4,5−ジエチル−1,3−オ
クタジエン、3−ブチル−1,3−オクタジエン、クロ
ロプレンなどが挙げられ、より好ましくは1,3−ブタ
ジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンであり、最
も好ましくは1,3−ブタジエンである。
ック(A)は、芳香族ビニル化合物を主体とする重合体
ブロックであり、他に共重合可能な他のビニル化合物を
好ましくは10重量%以下、さらに好ましくは5重量%
以下共重合してもよい。
ーにおける芳香族ビニル化合物/共役ジエンの好ましい
重量比は、5/95〜60/40、さらに好ましくは5
/95〜28/72である。芳香族ビニル化合物が、5
重量%未満(共役ジエンが95重量%を超える)では、
耐熱性が劣り、長期貼付後の粘着力の上昇が著しく、剥
離の際に糊残りを生じやすい。一方、芳香族ビニル化合
物が、60重量%を超える(共役ジエンが40重量%未
満)と、初期粘着性が劣る。
構成されるブロック(C)中の芳香族ビニル化合物の好
ましい結合量は、(イ)成分を構成する全モノマーの3
〜50重量%、さらに好ましくは5〜40重量%、特に
好ましくは5〜25重量%である。この芳香族ビニル化
合物の結合量が、全モノマーの3重量%未満では、耐熱
性が劣り、長期貼付後の粘着力の上昇が著しく、剥離の
際に糊残りを生じやすい。一方、50重量%を超える
と、成形加工性が劣る。また、ブロック(A)中の芳香
族ビニル化合物の結合量〔複数のブロック(A)が存在
するときには、全ブロック(A)中の量をいう。以下同
じ〕は、(イ)水添ジエン系共重合体を構成する全モノ
マーの3重量%以上、さらに好ましくは5〜10重量%
である。3重量%未満では、耐熱性が劣り、長期貼付後
の粘着力の上昇が著しく、剥離の際に糊残りを生じやす
い。
共役ジエン部分のビニル結合量は、50%以上、好まし
くは60%以上である。50%未満では、ポリマーが硬
くなり、粘着力が劣る。この(イ)水添ジエン系共重合
体の共役ジエン部分の二重結合の水素添加率は、80%
以上であり、好ましくは90%以上、さらに好ましくは
95%以上である。80%未満では、耐熱性、耐候性に
劣り、長期貼付後の粘着力の上昇が著しく、剥離の際に
糊残りを生じやすい。
するブロック共重合体中のブロック(A)、(B)、
(C)の好ましい含量は、ブロック(A)3〜50重量
%、さらに好ましくは4〜40重量%、ブロック(B)
30〜97重量%、さらに好ましくは35〜94重量
%、ブロック(C)0〜50重量%、さらに好ましくは
2〜40重量%〔ただし、(A)+(B)+(C)=1
00重量%〕である。また、(A)−(B)−(A)ブ
ロック構造を有する場合においては、各々のブロック
(A)の割合は、等しくなくてもよい。さらに、ブロッ
ク(A)、(B)、(C)の好ましい数平均分子量は、
ブロック(A)1,500〜350,000、さらに好
ましくは4,000〜240,000、ブロック(B)
15,000〜679,000、さらに好ましくは3
5,000〜564,000、ブロック(C)500〜
350,000、さらに好ましくは2,000〜24
0,000の範囲である。
量は、5万〜70万、好ましくは10万〜60万であ
る。5万未満では、粘着性に優れるが、剥離の際に糊残
りを生じやすく、一方70万を超えると、粘着性、成形
加工性に劣り好ましくない。本発明において、(イ)水
添ジエン系共重合体は、例えば特開平3−72512号
公報第4頁右上欄第13行〜第6頁左下欄第1行に開示
されている方法によって得ることができる。
(A)−(B)もしくは(A)−(B)−(A)、また
は(A)−(B)−(C)ブロック構造を有するが、カ
ップリング剤を添加することにより、下記一般式で表さ
れるような、重合体分子鎖が延長または分岐されたブロ
ック共重合体であってもよい。 〔(A)−(B)〕l−X、〔(A)−(B)−
(A)〕l−X、または〔(A)−(B)−(C)〕l
−X〔式中、(A)、(B)、(C)は上記に同じ。l
は2〜4の整数、Xはカップリング剤残基を示す。〕
アジピン酸ジエチル、ジビニルベンゼン、テトラクロロ
シラン、ブチルトリクロロシラン、メチルジクロロシラ
ン、テトラクロロスズ、ブチルトリクロロスズ、ジメチ
ルクロロシラン、テトラクロロゲルマニウム、1,2−
ジブロムエタン、1,4−クロルメチルベンゼン、ビス
(トリクロルシリル)エタン、エポキシ化アマニ油、ト
リレンジイソシアネート、1,2,4−ベンゼントリイ
ソシアネートなどが挙げられる。
重合体は、官能基で変性した(イ)′変性水添ジエン系
共重合体でもよい。この(イ)′変性水添ジエン系共重
合体は、(イ)水添ジエン系共重合体に、カルボキシル
基、酸無水物基、ヒドロキシル基、エポキシ基、ハロゲ
ン原子、アミノ基、イソシアネート基、スルホニル基お
よびスルホネート基の群から選ばれた少なくとも1種の
官能基を含有してなるものである。
えば下記〜の方法が挙げられる。 官能基を含有する、共役ジエンあるいは芳香族ビニル
化合物を用い、単量体の官能基を保護した状態で共重合
してブロック共重合体を得て、重合完結後、脱保護を行
なう手法で、重合中に付加させる方法。 官能基を有するラジカル重合性単量体を、既知のグラ
フト化反応によって水添ジエン系共重合体に付加させる
方法。 官能基を有する単量体を用い、有機過酸化物またはア
ゾ化合物の存在下もしくは非存在下に、水添ジエン系共
重合体を、ニーダー、ミキサー、押し出し機などを用い
て混練りして、官能基を付加させる方法。
に官能基を含有させることができるが、工業的には上記
〜の方法が簡便であり、効果的である。この
(イ)′変性水添ジエン系共重合体中の官能基の量は、
通常、水添ジエン系共重合体を構成する分子に対して、
0.01〜10モル%、好ましくは0.1〜8モル%、
さらに好ましくは0.15〜5モル%である。
基を付加する単量体の好ましい例としては、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジ
ル、アリルグリシジルエーテル、ヒドロキシエチルメタ
クリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒド
ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリ
レート、メタクリル酸ジメチルアミノエチルなどが挙げ
られる。
なる層には、粘着性に優れるため、粘着付与剤などの添
加は不要であるが、より高い粘着性が必要な場合には、
粘着付与樹脂、オレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂、
安定剤などが添加されていてもよい。このうち、粘着付
与樹脂としては、(イ)水添ジエン系共重合体と相溶
し、粘着力が向上するものが好ましく、例えば脂肪族炭
化水素樹脂、テルペン樹脂、クマロン・インデン樹脂、
芳香族炭化水素樹脂、ロジン樹脂、フェノール系樹脂な
どを挙げることができる。この粘着付与樹脂は、1種単
独で使用することも、あるいは2種以上を混合して用い
ることもできる。この粘着付与樹脂の使用量は、(イ)
水添ジエン系共重合体100重量部に対し、通常、10
0重量部以下、好ましくは50重量部以下である。
る層に、必要に応じて配合されるオレフィン系樹脂とし
ては、1種または2種以上のモノオレフィンを、高圧法
または低圧法のいずれかによる重合から得られる樹脂で
あり、好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテン−1、ポリ4−メチルペンテン−1などが好適
に用いられる。このオレフィン系樹脂の使用量は、
(イ)水添ジエン系共重合体100重量部に対して、通
常、100重量部以下、好ましくは50重量部以下であ
る。
ノール系、ホスファイト系などの酸化防止剤、ベンゾト
リアゾール系、ベンゾフェノン系、サリチル酸エステル
系などの紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系などの光安
定剤が好適に使用される。この安定剤の使用量は、
(イ)水添ジエン系共重合体100重量部に対し、通
常、10重量部以下、好ましくは0.1〜1重量部であ
る。また、必要に応じて、タルク、シリカ、炭酸カルシ
ウムなどの無機充填材、炭素繊維、アミド繊維などの有
機充填材を含有してもよい。
しく使用されるオレフィン系樹脂は、1種または2種以
上のモノオレフィンを高圧法または低圧法のいずれかに
よる重合から得られる樹脂であり、好ましくはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ4−メチ
ルペンテン−1である。このオレフィン系樹脂は、単独
重合体であってもよく、また次に示すような他のモノマ
ーを共重合した共重合体であってもよい。
他のモノマーとしては、例えばエチレン(主たる重合体
がポリエチレンの場合を除く)、プロピレン(主たる重
合体がポリプロピレンである場合を除く)、ブテン−1
(主たる重合体がポリブテン−1である場合を除く)、
ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン
−1などの直鎖状α−オレフィン、4−メチルペンテン
−1(主たる重合体が4−メチルペンテン1の場合を除
く)、2−メチルプロペン−1、3−メチルペンテン−
1、5−メチルヘキセン−1、4−メチルヘキセン−
1、4,4−ジメチルペンテン−1などの分岐状α−オ
レフィン、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、
クロトン酸などのモノカルボン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸などのジカルボン酸やそ
のモノエステル、メチルメタクリレート、メチルアクリ
レート、エチルアクリレートなどのアクリル酸またはメ
タクリル酸エステル、酢酸ビニルやプロピオン酸ビニル
などの飽和カルボン酸のビニルエステル、スチレン、α
−メチルスチレン、p−メチルスチレンなどの芳香族ビ
ニル化合物、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シ
トラコン酸、無水アコニット酸なの酸無水物、アクリロ
ニトリルやメタクリロニトリルなどのα,β−不飽和ニ
トリル、1,4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエ
ン、エチリデンノルボルネンなどのジエンモノマー、さ
らにアクリルアミド、メタクリルアミド、マレイミドな
どが用いられる。
独であるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。こ
れらを共重合した場合の共重合体の様式については、特
に制限はなく、例えばランダム型、ブロック型、グラフ
ト型、あるいはこれらの混合型など、いずれもあっても
よい。これらの共重合成分の量としては、好ましくは3
0重量%以下、さらに好ましくは20重量%以下であ
る。
い共重合体としては、プロピレン−エチレン共重合体、
プロピレン−ブテン−1共重合体、ブテン−1−エチレ
ン共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−1共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、エチレン−エチルメタクリレー
ト共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、
エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−
n−ブチルアクリレート共重合体などが挙げられる。
されるオレフィン系樹脂のメルトフローレート(MF
R)(ASTM D1238、230℃、2.16kg
荷重)は、好ましくは0.01〜100g/10分、さ
らに好ましくは0.1〜80g/10分である。
オレフィン系樹脂は、1種単独で使用することも、ある
いは2種以上を混合して用いることもできる。さらに、
基材層は、単層、もしくは2層以上の多層から構成され
ていてもよい。
ィン系樹脂と(イ)水添ジエン系共重合体とを、溶融共
押し出し装置にて、基材層と水添ジエン系共重合体とを
複合することにより製造される。
ましい実施態様は、次のとおりである。 (イ)水添ジエン系共重合体を構成する、共役ジエン
が1,3−ブタジエン、芳香族ビニル化合物がスチレン
である粘着性フィルム。 オレフィン系樹脂がポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−ブテン−1共重合体、またはポリブテン−1
である粘着性フィルム。
説明するが、発明の主旨を越えない限り、本発明は、か
かる実施例により限定されるものではない。なお、実施
例中において、部および%は、特に断らない限り重量基
準である。また、実施例中の各種の測定は、以下の方法
に拠った。
物結合量 679cm-1のフェニル基の吸収を基に、赤外分析法に
より分析した。水添ジエン系共重合体の共役ジエン部分のビニル結合量 赤外分析法を用い、ハンプトン法により算出した。水添ジエン系共重合体の数平均分子量 トリクロルベンゼンを溶媒にして、135℃におけるゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用
い、ポリスチレン換算で求めた。水添ジエン系共重合体の水素添加率(水添率) 四塩化エチレンを溶媒に用い、100MHz、 1H−N
MRスペクトルから算出した。
は、以下のとおりである。水添ジエン系共重合体T−1〜4 水添ジエン系共重合体(T−1〜4)は、日本合成ゴム
(株)製の試作ポリマーであり、これらT−1〜4のミ
クロ構造、数平均分子量、水添率は、表1に示すとおり
である。
共重合体(SEBS)、シェル(株)製、クレイトンG
1652〔スチレン/ブタジエン重量比=30/7
0、ポリスチレンブロックの結合量=30%、ブタ
ジエン部分のビニル結合量=40%、水添率=99.2
%、数平均分子量=9万〕 Q−2;エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、東
ソー(株)製、ウルトラセン730 Q−3;エチレン−プロピレン共重合体(EPDM)、
三井石油化学(株)製、タフマーP0180安定剤A−1〜2 A−1;ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤〔チバガイ
ギ社製、TINUVIN326〕 A−2;ヒンダードアミン系光安定剤〔旭電化(株)
製、アデガスタブLA52〕
を用い、接着剤層に参考例で示したT−1〜4、あるい
はQ−1〜3を用い、基材層と接着剤層の厚みが、表2
となるように、表2に示す成形条件に従い、基材層と接
着剤層とを共押し出し成形し、得られたフィルムの性能
を評価した。結果を表2に示す。本発明の粘着性フィル
ム(実施例1〜4)は、比較例1〜3に較べて粘着力と
成形加工性に優れていることが分かる。これに対し、比
較例1,3は、成形加工性に劣る。また、比較例1〜3
は、いずれも粘着力が劣り好ましくない。
の粘着剤層成分は、粘着付与剤を併用しないと、粘着力
や成形加工性に問題があった。本発明の粘着性フィルム
は、オレフィン系樹脂からなる基材層に、特定の水添ジ
エン系共重合体からなる層を有することにより、粘着
力、成形加工性に優れ、粘着テープ、粘着ラベル、粘着
シート、アッセンブラリーなどに利用可能であり、工業
的価値は極めて大である。
Claims (2)
- 【請求項1】 オレフィン系樹脂からなる基材層と、こ
の基材層の片面に下記(イ)水添ジエン系共重合体から
なる層を有する、粘着性フィルム。 (イ);芳香族ビニル化合物重合体ブロック(A)と共
役ジエン重合体もしくは芳香族ビニル化合物と共役ジエ
ンとのランダム共重合体ブロック(B)とからなる、
(A)−(B)もしくは(A)−(B)−(A)ブロッ
ク共重合体、または芳香族ビニル化合物と共役ジエンと
からなり、芳香族ビニル化合物が漸増するテーパーブロ
ック(C)からなる(A)−(B)−(C)ブロック共
重合体であって、 (イ)を構成する全モノマーにおける芳香族ビニル化
合物/共役ジエンの割合が重量比で5/95〜60/4
0、 ブロック(A)および必要に応じて構成されるブロッ
ク(C)中の芳香族ビニル化合物の結合量が(イ)を構
成する全モノマーの3〜50重量%、かつブロック
(A)中の芳香族ビニル化合物の結合量が少なくとも
(イ)を構成する全モノマーの3重量%以上、しかも ブロック(B)中の共役ジエン部分の1,2−および
3,4−結合量が50%以上の、ブロック共重合体、ま
たは該ブロック共重合体単位がカップリング剤残基を介
して重合体分子鎖が延長しまたは分岐されたブロック共
重合体、を水素添加し、共役ジエン部分の二重結合が8
0%以上飽和された、ポリスチレン換算の数平均分子量
が5万〜70万である水添ジエン系共重合体。 - 【請求項2】 基材層と(イ)水添ジエン系共重合体か
らなる層とを、共押し出し成形により積層されてなる、
請求項1記載の粘着性多層フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7284369A JPH09104848A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 粘着性フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7284369A JPH09104848A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 粘着性フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104848A true JPH09104848A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17677695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7284369A Pending JPH09104848A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 粘着性フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09104848A (ja) |
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1995
- 1995-10-06 JP JP7284369A patent/JPH09104848A/ja active Pending
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