JPH09104915A - Rh脱ガス槽の耐火物内張り - Google Patents
Rh脱ガス槽の耐火物内張りInfo
- Publication number
- JPH09104915A JPH09104915A JP25905895A JP25905895A JPH09104915A JP H09104915 A JPH09104915 A JP H09104915A JP 25905895 A JP25905895 A JP 25905895A JP 25905895 A JP25905895 A JP 25905895A JP H09104915 A JPH09104915 A JP H09104915A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- brick
- refractory lining
- magnesia carbon
- oxidative
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- Pending
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 RH脱ガス槽の耐火物内張りとして長寿命の
ものを提供する。 【解決手段】 本発明は、1400℃の大気雰囲気中に
4時間暴露した後の酸化脱炭層厚さが5mm以下のマグネ
シアカーボンれんがを一部あるいは全部に内張りしたR
H槽の耐火物内張り、あるいは、れんがの一面以上を金
属板あるいは金属箔で覆ったマグネシアカーボンれんが
を一部あるいは全部に内張りしたRH槽の耐火物内張り
である。
ものを提供する。 【解決手段】 本発明は、1400℃の大気雰囲気中に
4時間暴露した後の酸化脱炭層厚さが5mm以下のマグネ
シアカーボンれんがを一部あるいは全部に内張りしたR
H槽の耐火物内張り、あるいは、れんがの一面以上を金
属板あるいは金属箔で覆ったマグネシアカーボンれんが
を一部あるいは全部に内張りしたRH槽の耐火物内張り
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鋼精錬に用いら
れるRH脱ガス設備の槽の耐火物内張りに関する。
れるRH脱ガス設備の槽の耐火物内張りに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の鉄鋼成分厳格化に伴い、RH脱ガ
ス設備(以下、RHと呼ぶ)の重要性は非常に高まり、
精錬操作は内張り耐火物にとって厳しいものとなってい
る。特に、精錬の際にフラックスをRH脱ガス槽(以
下、RH槽と呼ぶ)内の溶鋼に添加すると、内張り耐火
物の損耗は大きく加速される。しかも、内張り耐火物の
寿命は鉄鋼精錬コストに大きな影響を与えるため、少し
でも安価な鉄鋼製品を製造するために、内張り耐火物に
は益々の長寿命が求められている。また、転炉や連続鋳
造とのマッチングを取り、計画に則った生産計画を達成
するなどして生産性を向上させるためには、安定した槽
寿命すなわち内張り耐火物の寿命が期待されている。
ス設備(以下、RHと呼ぶ)の重要性は非常に高まり、
精錬操作は内張り耐火物にとって厳しいものとなってい
る。特に、精錬の際にフラックスをRH脱ガス槽(以
下、RH槽と呼ぶ)内の溶鋼に添加すると、内張り耐火
物の損耗は大きく加速される。しかも、内張り耐火物の
寿命は鉄鋼精錬コストに大きな影響を与えるため、少し
でも安価な鉄鋼製品を製造するために、内張り耐火物に
は益々の長寿命が求められている。また、転炉や連続鋳
造とのマッチングを取り、計画に則った生産計画を達成
するなどして生産性を向上させるためには、安定した槽
寿命すなわち内張り耐火物の寿命が期待されている。
【0003】従来、RH槽用内張り耐火物としてはマグ
クロれんがが広く使用されてきている。これはマグクロ
れんがが高温かつ真空下の条件で安定に使用できるこ
と、及び取鍋の溶鋼にRH槽を浸漬する際に槽内に侵入
する取鍋スラグに対する耐食性が比較的高いためであ
る。マグクロれんがとしては、焼結マグネシアクリンカ
ーと天然のクロム鉱をベースにした焼成れんがであるダ
イレクトボンドれんがが主に使用されている。しかし、
特に高耐用性が必要とされる場合は、マグネシアとクロ
ム鉱を一旦電気炉で溶融させた後に固化させ、これを粉
砕した電融マグクロクリンカーを併用したセミリボンド
れんがも使用される。
クロれんがが広く使用されてきている。これはマグクロ
れんがが高温かつ真空下の条件で安定に使用できるこ
と、及び取鍋の溶鋼にRH槽を浸漬する際に槽内に侵入
する取鍋スラグに対する耐食性が比較的高いためであ
る。マグクロれんがとしては、焼結マグネシアクリンカ
ーと天然のクロム鉱をベースにした焼成れんがであるダ
イレクトボンドれんがが主に使用されている。しかし、
特に高耐用性が必要とされる場合は、マグネシアとクロ
ム鉱を一旦電気炉で溶融させた後に固化させ、これを粉
砕した電融マグクロクリンカーを併用したセミリボンド
れんがも使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】RH槽の内張り耐火物
には、前述のように安定した長い寿命が求められてい
る。しかし、内張りされたマグクロれんがは主に以下の
ような機構により損耗し、長寿命を達成するのは容易で
はない。
には、前述のように安定した長い寿命が求められてい
る。しかし、内張りされたマグクロれんがは主に以下の
ような機構により損耗し、長寿命を達成するのは容易で
はない。
【0005】マグクロれんがの損耗機構の一つとしてま
ず挙げられるのは、槽の稼働と待機の繰り返しに起因す
る熱衝撃がれんがに加わり、れんがに亀裂が生じて剥落
する現象である。これは熱的スポーリング、あるいは単
にスポーリングないしスポールとも呼ばれる。
ず挙げられるのは、槽の稼働と待機の繰り返しに起因す
る熱衝撃がれんがに加わり、れんがに亀裂が生じて剥落
する現象である。これは熱的スポーリング、あるいは単
にスポーリングないしスポールとも呼ばれる。
【0006】一方、取鍋等から槽内に侵入した取鍋スラ
グはれんがを溶損あるいはれんがに浸潤する。スラグが
浸潤した部分は変質層となり、熱衝撃を受けると容易に
剥落する。スラグ浸潤層の剥落は構造的スポーリングあ
るいは単に構造スポールと呼ばれる。特に、マグクロれ
んがは、スラグの浸潤により変質層が形成されやすく、
構造的スポーリングが生じやすい欠点があり、これが内
張り耐火物としての寿命を決定している場合が多い。
グはれんがを溶損あるいはれんがに浸潤する。スラグが
浸潤した部分は変質層となり、熱衝撃を受けると容易に
剥落する。スラグ浸潤層の剥落は構造的スポーリングあ
るいは単に構造スポールと呼ばれる。特に、マグクロれ
んがは、スラグの浸潤により変質層が形成されやすく、
構造的スポーリングが生じやすい欠点があり、これが内
張り耐火物としての寿命を決定している場合が多い。
【0007】ところで、スラグが浸潤し難く、熱的スポ
ーリングにも強いれんがとして、マグネシアカーボンれ
んががある。マグネシアカーボンれんがのRH槽への適
用事例としては、特開昭63−74956号公報に記載
された発明がある。この発明では金属を添加したマグネ
シアカーボンれんがをRH槽の内張り耐火物として使用
する。しかしこの発明を実施した場合、内張り耐火物で
あるマグネシアカーボンれんがが乾燥時、予熱時あるい
は操業中に酸化脱炭され、十分な耐用性と寿命が得られ
ないという問題がある。ここで、酸化脱炭とは、れんが
中の炭素成分が大気などに含まれる酸素によって酸化消
失することで、主にれんがの稼働面及び背面で観察され
る。
ーリングにも強いれんがとして、マグネシアカーボンれ
んががある。マグネシアカーボンれんがのRH槽への適
用事例としては、特開昭63−74956号公報に記載
された発明がある。この発明では金属を添加したマグネ
シアカーボンれんがをRH槽の内張り耐火物として使用
する。しかしこの発明を実施した場合、内張り耐火物で
あるマグネシアカーボンれんがが乾燥時、予熱時あるい
は操業中に酸化脱炭され、十分な耐用性と寿命が得られ
ないという問題がある。ここで、酸化脱炭とは、れんが
中の炭素成分が大気などに含まれる酸素によって酸化消
失することで、主にれんがの稼働面及び背面で観察され
る。
【0008】RH槽の内張り耐火物にマグネシアカーボ
ンれんがを使用する際、れんがの背面で生じる酸化脱炭
への対策は、文献にも見られる。たとえば耐火物(19
87)vol.39,P.273〜281 には、可撓性と可縮性のある
マグネシアボードをマグネシアカーボンれんがの背面に
使用した例が記載されている。しかしこの対策も、マグ
ネシアボードの気孔率が高いために酸素を十分に遮断で
きず、全ての場合に十分な効果が得られるとは言えな
い。
ンれんがを使用する際、れんがの背面で生じる酸化脱炭
への対策は、文献にも見られる。たとえば耐火物(19
87)vol.39,P.273〜281 には、可撓性と可縮性のある
マグネシアボードをマグネシアカーボンれんがの背面に
使用した例が記載されている。しかしこの対策も、マグ
ネシアボードの気孔率が高いために酸素を十分に遮断で
きず、全ての場合に十分な効果が得られるとは言えな
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】マグネシアカーボンれん
がは、スラグが浸潤し難く、熱的スポーリングにも強い
優れたれんがである。これをRH槽内張り用耐火物とし
て使いこなすためには、その酸化脱炭を抑える必要があ
ると判断した。その対策として、まず稼働面側の酸化脱
炭を抑制するためには適切なれんが材質を選定すること
が必要であり、また、背面側の酸化脱炭を防止するため
には適当な酸化脱炭防止法を処置する必要があると考え
て研究を進め、本発明を得た。
がは、スラグが浸潤し難く、熱的スポーリングにも強い
優れたれんがである。これをRH槽内張り用耐火物とし
て使いこなすためには、その酸化脱炭を抑える必要があ
ると判断した。その対策として、まず稼働面側の酸化脱
炭を抑制するためには適切なれんが材質を選定すること
が必要であり、また、背面側の酸化脱炭を防止するため
には適当な酸化脱炭防止法を処置する必要があると考え
て研究を進め、本発明を得た。
【0010】すなわち、本発明は、1400℃の大気雰
囲気中に4時間暴露した後の酸化脱炭層厚さが5mm以下
のマグネシアカーボンれんがを一部あるいは全部に内張
りしたRH脱ガス槽の耐火物内張り、あるいは、れんが
の一面以上を金属板あるいは金属箔で覆ったマグネシア
カーボンれんがを一部あるいは全部に内張りしたRH脱
ガス槽の耐火物内張りである。
囲気中に4時間暴露した後の酸化脱炭層厚さが5mm以下
のマグネシアカーボンれんがを一部あるいは全部に内張
りしたRH脱ガス槽の耐火物内張り、あるいは、れんが
の一面以上を金属板あるいは金属箔で覆ったマグネシア
カーボンれんがを一部あるいは全部に内張りしたRH脱
ガス槽の耐火物内張りである。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、マグネシアカーボンれんが
の暴露試験法を説明する。試験片は直径50mm程度、高
さ50mm程度の円柱とし、かつ円柱の軸がれんが成形時
の加圧軸に平行となるようにする。また、その際に使用
する電気炉は容積が試験片1個あたり0.008m
3 (8リットル)以上となるようにし、雰囲気は大気と
する。なお、電気炉内へ外部から空気を供給できるよう
にしておくことが望ましい。発熱体は大気雰囲気下での
使用に耐える材質とする。
の暴露試験法を説明する。試験片は直径50mm程度、高
さ50mm程度の円柱とし、かつ円柱の軸がれんが成形時
の加圧軸に平行となるようにする。また、その際に使用
する電気炉は容積が試験片1個あたり0.008m
3 (8リットル)以上となるようにし、雰囲気は大気と
する。なお、電気炉内へ外部から空気を供給できるよう
にしておくことが望ましい。発熱体は大気雰囲気下での
使用に耐える材質とする。
【0012】試験の方法は、常温で炉内に試験片を置
き、毎分10℃の昇温速度で炉内温度を上げていく。1
400℃に到達したら1400℃に4時間保つ。その後
炉内から試験片を取り出し、大気中で常温まで放冷す
る。冷却後、円柱試験片をその高さの半分の位置で円柱
の軸に垂直に切断する。このときの円形の切断面におい
て、白色あるいは灰色の酸化脱炭層の厚さを円の中心角
が90°毎の位置で4箇所でノギス等を用いて測定し、
得られた4つの値を平均して酸化脱炭層厚さとした。
き、毎分10℃の昇温速度で炉内温度を上げていく。1
400℃に到達したら1400℃に4時間保つ。その後
炉内から試験片を取り出し、大気中で常温まで放冷す
る。冷却後、円柱試験片をその高さの半分の位置で円柱
の軸に垂直に切断する。このときの円形の切断面におい
て、白色あるいは灰色の酸化脱炭層の厚さを円の中心角
が90°毎の位置で4箇所でノギス等を用いて測定し、
得られた4つの値を平均して酸化脱炭層厚さとした。
【0013】マグネシアカーボンれんがの暴露試験結果
と、RH槽において内張りされたマグネシアカーボンれ
んがの損耗速度との間には密接な関係がある。図1はこ
の関係を示す。すなわち、異なった銘柄のマグネシアカ
ーボンれんがを試料とし、その暴露試験結果と実際のR
H下部槽に部分張りした際の損耗速度の関係を調査し、
図1を作成した。その際、部分張りは容量350tのR
H下部槽の側壁で行っている。なお、図1で、横軸には
暴露試験による酸化脱炭層厚さを、縦軸には損耗速度を
プロットした。ここで、損耗速度としては従来から使用
されているマグクロダイレクトボンドれんがの場合を1
00として指数表示とした。値が大きいほど損耗速度が
大きく、値が小さいほど損耗速度が小さい。これによ
り、暴露試験による酸化脱炭層厚さが5mm以下であれ
ば、実際のRHでの損耗速度を低く抑えることができる
ことがわかる。
と、RH槽において内張りされたマグネシアカーボンれ
んがの損耗速度との間には密接な関係がある。図1はこ
の関係を示す。すなわち、異なった銘柄のマグネシアカ
ーボンれんがを試料とし、その暴露試験結果と実際のR
H下部槽に部分張りした際の損耗速度の関係を調査し、
図1を作成した。その際、部分張りは容量350tのR
H下部槽の側壁で行っている。なお、図1で、横軸には
暴露試験による酸化脱炭層厚さを、縦軸には損耗速度を
プロットした。ここで、損耗速度としては従来から使用
されているマグクロダイレクトボンドれんがの場合を1
00として指数表示とした。値が大きいほど損耗速度が
大きく、値が小さいほど損耗速度が小さい。これによ
り、暴露試験による酸化脱炭層厚さが5mm以下であれ
ば、実際のRHでの損耗速度を低く抑えることができる
ことがわかる。
【0014】このように、暴露試験による酸化脱炭層厚
さが5mm以下となるマグネシアカーボンれんがとして
は、Al、Si、Mg、Caなどの金属、これらのうち
の2種以上の金属から成る合金、各種ほう化物、各種炭
化物、あるいは各種ガラス等を添加した炭素含有量2〜
20重量%程度のマグネシアカーボンれんがをあげるこ
とができる。ただし上述の添加物の量を調整するだけで
は、暴露試験による酸化脱炭層厚さを5mm以下とするこ
とは必ずしもできない場合がある。マグネシアクリンカ
ーや鱗状黒鉛などの炭素源の粒度構成、バインダーの選
定、混練、成形、乾燥などの製造条件も重要な要因子で
あり、これらをすべて総合的に制御した上で、暴露試験
による酸化脱炭層厚さが5mm以下のマグネシアカーボン
れんがが得られる。
さが5mm以下となるマグネシアカーボンれんがとして
は、Al、Si、Mg、Caなどの金属、これらのうち
の2種以上の金属から成る合金、各種ほう化物、各種炭
化物、あるいは各種ガラス等を添加した炭素含有量2〜
20重量%程度のマグネシアカーボンれんがをあげるこ
とができる。ただし上述の添加物の量を調整するだけで
は、暴露試験による酸化脱炭層厚さを5mm以下とするこ
とは必ずしもできない場合がある。マグネシアクリンカ
ーや鱗状黒鉛などの炭素源の粒度構成、バインダーの選
定、混練、成形、乾燥などの製造条件も重要な要因子で
あり、これらをすべて総合的に制御した上で、暴露試験
による酸化脱炭層厚さが5mm以下のマグネシアカーボン
れんがが得られる。
【0015】さらに、マグネシアカーボンれんがの背面
の酸化脱炭を抑制して内張りの長寿命化を実現するため
には、れんがの背面あるいは目地部などの酸化脱炭の起
こる部位を金属板あるいは金属箔で覆う。金属板あるい
は金属箔はれんがへの酸素の流通経路を遮断するため、
れんがの酸化脱炭を抑制することができる。この方法は
気孔率の高いマグネシアボードを使用する方法よりも非
常に確実性が高い。
の酸化脱炭を抑制して内張りの長寿命化を実現するため
には、れんがの背面あるいは目地部などの酸化脱炭の起
こる部位を金属板あるいは金属箔で覆う。金属板あるい
は金属箔はれんがへの酸素の流通経路を遮断するため、
れんがの酸化脱炭を抑制することができる。この方法は
気孔率の高いマグネシアボードを使用する方法よりも非
常に確実性が高い。
【0016】金属板あるいは金属箔の材質としては各種
の耐熱鋼あるいは耐熱合金が理想的である。しかし、一
般の鋼材、ステンレス鋼、合金鋼も使用可能である。厚
さは使用部位と金属の耐酸化脱炭性や強度を考慮して決
定しなければならない。ハンドリングと耐用性を考慮す
ると、0.1〜2mm程度が適当であろう。
の耐熱鋼あるいは耐熱合金が理想的である。しかし、一
般の鋼材、ステンレス鋼、合金鋼も使用可能である。厚
さは使用部位と金属の耐酸化脱炭性や強度を考慮して決
定しなければならない。ハンドリングと耐用性を考慮す
ると、0.1〜2mm程度が適当であろう。
【0017】れんが表面を金属板あるいは金属箔で覆う
方法としては、無機あるいは有機系の接着剤により貼付
ける方法、れんがを箱状の金属板あるいは金属箔で覆う
方法、れんが成形時に金属板あるいは箔を金型内面に沿
わせて置き、坏土と共に成形する方法などがあげられ
る。
方法としては、無機あるいは有機系の接着剤により貼付
ける方法、れんがを箱状の金属板あるいは金属箔で覆う
方法、れんが成形時に金属板あるいは箔を金型内面に沿
わせて置き、坏土と共に成形する方法などがあげられ
る。
【0018】
[実施例1]Al及びAl−Mg粉末をそれぞれ1重量
%、4重量%添加し、C=15重量%で暴露試験におけ
る酸化脱炭層厚さが3mmのマグネシアカーボンれんが
を、容量350tのRH槽の下部槽側壁に内張りした。
なお、上部槽や下部槽の槽底など他の部位は従来通りマ
グクロダイレクトボンドれんがで内張りした。また、背
面の酸化脱炭対策は特に講じなかった。
%、4重量%添加し、C=15重量%で暴露試験におけ
る酸化脱炭層厚さが3mmのマグネシアカーボンれんが
を、容量350tのRH槽の下部槽側壁に内張りした。
なお、上部槽や下部槽の槽底など他の部位は従来通りマ
グクロダイレクトボンドれんがで内張りした。また、背
面の酸化脱炭対策は特に講じなかった。
【0019】その結果、側壁高さの半分の位置で測定し
た平均損耗速度は通常のマグクロダイレクトボンドれん
がの場合の約25%減となり、槽寿命すなわち内張り耐
火物寿命は約20%向上し、マグネシアカーボンれんが
を内張りした効果が現れた。しかし、使用後のマグネシ
アカーボンれんがを調査したところ、背面側が20mm程
度の深さまで酸化脱炭して白色あるいは灰色に変色し、
ぼろぼろになっていた。
た平均損耗速度は通常のマグクロダイレクトボンドれん
がの場合の約25%減となり、槽寿命すなわち内張り耐
火物寿命は約20%向上し、マグネシアカーボンれんが
を内張りした効果が現れた。しかし、使用後のマグネシ
アカーボンれんがを調査したところ、背面側が20mm程
度の深さまで酸化脱炭して白色あるいは灰色に変色し、
ぼろぼろになっていた。
【0020】[実施例2]実施例1で用いたものと同じ
れんがの側面で背面側の3分の1の部分および背面に厚
さ0.5mmの耐熱鋼の板を箱状に形成して取付けたもの
を、実施例1の場合と同様にRHの下部槽側面に内張り
した。
れんがの側面で背面側の3分の1の部分および背面に厚
さ0.5mmの耐熱鋼の板を箱状に形成して取付けたもの
を、実施例1の場合と同様にRHの下部槽側面に内張り
した。
【0021】その結果、側面高さの半分の位置で測定し
た平均損耗速度は通常のマグクロダイレクトボンドれん
がの場合の約30%減となり、槽寿命は約25%向上し
た。使用後のマグネシアカーボンれんがの背面側には酸
化脱炭層は観察されなかった。
た平均損耗速度は通常のマグクロダイレクトボンドれん
がの場合の約30%減となり、槽寿命は約25%向上し
た。使用後のマグネシアカーボンれんがの背面側には酸
化脱炭層は観察されなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明により、RH槽の内張り耐火物寿
命を伸ばすことができ、鉄鋼の生産コスト削減と生産性
向上に寄与することができることから、有意義な発明で
あるということができる。
命を伸ばすことができ、鉄鋼の生産コスト削減と生産性
向上に寄与することができることから、有意義な発明で
あるということができる。
【図1】試験片を1400℃の大気雰囲気中に4時間暴
露した後の酸化脱炭層厚さとRH下部槽での損耗速度の
関係を示す。なお、損耗速度は従来RH下部槽の使用さ
れてきたマグクロダイレクトボンドれんがの場合を10
0とした。
露した後の酸化脱炭層厚さとRH下部槽での損耗速度の
関係を示す。なお、損耗速度は従来RH下部槽の使用さ
れてきたマグクロダイレクトボンドれんがの場合を10
0とした。
Claims (2)
- 【請求項1】 1400℃の大気雰囲気中に4時間暴露
した後の酸化脱炭層厚さが5mm以下のマグネシアカーボ
ンれんがを一部あるいは全部に内張りしたRH脱ガス槽
の耐火物内張り。 - 【請求項2】 れんがの一面以上を金属板あるいは金属
箔で覆ったマグネシアカーボンれんがを一部あるいは全
部に内張りしたRH脱ガス槽の耐火物内張り。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25905895A JPH09104915A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Rh脱ガス槽の耐火物内張り |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25905895A JPH09104915A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Rh脱ガス槽の耐火物内張り |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104915A true JPH09104915A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17328746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25905895A Pending JPH09104915A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | Rh脱ガス槽の耐火物内張り |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09104915A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001349677A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-21 | Kawasaki Steel Corp | 真空脱ガス処理容器の耐火物内張り及びそれに用いる不焼成マグネシアカーボンれんが |
| JP2005140417A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Taikisha Ltd | 耐熱性気密壁構造、蓄熱式ガス処理装置、並びに、吸脱着式ガス処理装置 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25905895A patent/JPH09104915A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001349677A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-21 | Kawasaki Steel Corp | 真空脱ガス処理容器の耐火物内張り及びそれに用いる不焼成マグネシアカーボンれんが |
| JP2005140417A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Taikisha Ltd | 耐熱性気密壁構造、蓄熱式ガス処理装置、並びに、吸脱着式ガス処理装置 |
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| JP2968542B2 (ja) | 耐火材 |
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