JPH091049A - 模様塗膜の形成方法 - Google Patents

模様塗膜の形成方法

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JPH091049A
JPH091049A JP15424995A JP15424995A JPH091049A JP H091049 A JPH091049 A JP H091049A JP 15424995 A JP15424995 A JP 15424995A JP 15424995 A JP15424995 A JP 15424995A JP H091049 A JPH091049 A JP H091049A
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JP
Japan
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parts
coating film
ink
forming
colored
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Kazumasa Saegusa
一正 三枝
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Dai Nippon Toryo Co Ltd
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Dai Nippon Toryo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 表面に下層着色塗膜を予め施した被塗物表面
に、インクジェットプリンターのノズルから着色インク
を吐出して模様状に塗布し、所望によりこの模様塗膜の
全面にクリヤー塗料を塗布する、模様塗膜の形成方法、
例えば、コンベアにより搬送されている、表面に下層着
色塗膜を予め施した被塗物表面の着色インクを塗布すべ
き位置のデータをコンピュータに記憶させ、該コンピュ
ータの制御信号によってバルブ制御装置を駆動させてイ
ンクジェットプリンターのノズルからのインク吐出を制
御する、模様塗膜の形成方法。 【効果】 本発明においては、意匠性に優れた模様塗膜
を少ない工程数で、作業性よく、精度よく、且つ再現性
よく形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な塗装仕上げ方法に
関し、更に詳しくは、意匠性に優れた模様塗膜を形成し
得る新規な模様塗膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、美粧的外観が重要視される自動
車、2輪車、電気製品、建築内装材や外装材などの塗装
面に文字や模様等の装飾を付与して意匠性に優れた模様
塗膜を形成するためには、予め樹脂製フィルムに文字や
模様を印刷したものを塗装が終了した表面に熱転写した
り、着色剤の昇華性を利用して移行させたり、屈折率の
異なるカラークリヤー層をスプレー等の手段により3層
以上重ねて深み感を与える方法、マスキングを施し、何
層も塗装を重ねてツートンカラーを与える方法などが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、何れも工程数が多く、所望する任意の模様
を作業性よく、また精度よく、且つ再現性よく形成する
ことが困難であった。本発明の目的は、意匠性に優れた
模様塗膜を少ない工程数で、作業性よく、精度よく、且
つ再現性よく形成することのできる模様塗膜の形成方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成するために鋭意検討の結果、インクジェットプ
リンターを用いて着色インクを模様状に塗布し、所望に
より更に全面にクリヤー塗料を塗布することにより、上
記の目的が達成されることを見出し、本発明を完成し
た。
【0005】即ち、本発明の模様塗膜の形成方法は、表
面に下層着色塗膜を予め施した被塗物表面に、インクジ
ェットプリンターのノズルから着色インクを吐出して模
様状に塗布することを特徴とし、所望により更に該模様
塗膜の全面にクリヤー塗料を塗布することを特徴とす
る。
【0006】更に、本発明の好ましい実施態様において
は、着色インクが透明着色インクあるいは不透明着色イ
ンクであることを特徴とし、あるいは被塗物が金属板で
あることを特徴とする。また、本発明の模様塗膜の形成
方法は、コンベアにより搬送されている、表面に下層着
色塗膜を予め施した被塗物表面の着色インクを塗布すべ
き位置のデータをコンピュータに記憶させ、該コンピュ
ータの制御信号によってバルブ制御装置を駆動させてイ
ンクジェットプリンターのノズルからのインク吐出を制
御することを特徴とし、また好ましくはインクの粘度が
2〜14mPa・s(20℃)であることを特徴とす
る。
【0007】以下、本発明の模様塗膜の形成方法につい
て詳細に説明する。本発明の模様塗膜の形成方法におい
ては、被塗物として、その表面に下層着色塗膜が予め施
されている金属板、無機質板等、特に金属板を使用す
る。この下層着色塗膜を形成するための塗料としては、
焼付型、常乾型、活性エネルギー線硬化型等の有機溶剤
系、水系、無溶剤系等の従来から公知の各種着色塗料の
何れのタイプのものであっても使用できる。
【0008】また、本発明で使用する着色インクは透明
着色インクあるいは不透明着色インクの何れでもよい。
透明着色インクは樹脂、透明性を阻害しない種類、量の
着色剤(主として染料)および溶剤を主成分とするもの
であり、不透明着色インクは樹脂、着色剤および溶剤を
主成分とするものであり、それらの着色インクは粘度が
2〜14mPa・s(20℃)であることが好ましい。
【0009】着色インクを構成する上記の樹脂として、
上記の下層着色塗膜との密着性がよいものであれば特に
制限はなく、従来から公知のインク用樹脂を使用するこ
とができる。具体的には、アルキッド樹脂系(ポリエス
テル樹脂系)、アルキッドメラミン樹脂系、アクリル樹
脂系、アクリルメラミン樹脂系、アクリルエポキシ樹脂
系、ビニル樹脂系、アクリルシリコーン樹脂系、フッ素
樹脂系、シリコーン樹脂系、塩素化樹脂系などの各種の
樹脂が代表的なものとして挙げられる。
【0010】着色インクを構成する上記の着色剤として
は、艶消し剤を含む体質顔料、着色顔料、染料、パール
顔料、アルミフレーク等の各種の着色剤が挙げられる。
更に、着色インクを構成する上記の溶剤としては、比蒸
発速度(酢酸正ブチルを100とした重量法による)が
好ましくは50〜380、より好ましくは80〜200
の範囲のものを使用する。上記範囲内の比蒸発速度を有
する溶剤としては、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素系溶剤;エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、イソブチルアルコールなどのアルコール系溶剤;
酢酸正プロピル、酢酸正ブチル、酢酸第二ブチル、酢酸
イソブチルなどのエステル系溶剤;石油ベンジン、ゴム
揮発油などの脂肪族炭化水素系溶剤などが代表的なもの
として挙げられる。なお、本発明においては、上記範囲
内の比蒸発速度を有する溶剤を主体とし、上記範囲外の
比蒸発速度を有する溶剤を全溶剤基準で20重量%以下
の範囲で併用しても良好な結果が得られる。
【0011】本発明で使用する透明着色インクは、以上
に説明した樹脂、透明性を阻害しない種類、量の着色剤
および溶剤を主成分とし、また不透明着色インクは、以
上に説明した樹脂、着色剤および溶剤を主成分とし、さ
らに必要に応じて、電導度調整剤、界面活性剤などの各
種の添加剤を配合したものから構成される。これらの場
合における各成分の割合は、樹脂4〜50重量%、着色
剤1〜30重量%、溶剤49〜95重量%が適当であ
る。この着色インクは、上記の各成分を混合、攪拌した
後、本発明の方法で使用するインクジェットプリンター
のノズルの直径の約1/10以下のポアーサイズを有す
るフィルターを用いて濾過、精製したものが好ましく用
いられる。
【0012】また、本発明で使用する着色インクについ
ては、粘度が好ましくは2〜14mPa・s(20
℃)、より好ましくは4〜10mPa・s(20℃)で
あるものを使用する。着色インクの粘度が上記の範囲を
外れると、ノズルから吐出されるインクが正常なドット
状のインク滴となりにくいので好ましくない。また、イ
ンクのその他の性状としては、表面張力が20〜60ダ
イン/cmであり、比抵抗が200〜300Ωcmであ
り、比重が0.7〜3であるものが好適である。
【0013】本発明で使用するクリヤー塗料は、前記の
下層着色塗膜及びインク塗膜との密着性がよいものであ
れば特に制限はなく、従来から公知のクリヤー塗料から
適宜選定することができる。具体的には、アルキッドメ
ラミン樹脂系、ポリエステルメラミン樹脂系、アクリル
ウレタン樹脂系、アクリルエポキシ樹脂系、アクリルメ
ラミン樹脂系、アクリルシリコーン樹脂系、アクリルフ
ッ素樹脂系、フッ素樹脂系、シリコーン樹脂系などの結
合剤を使用した有機溶剤型、水系型など、従来から公知
のクリヤー塗料(カラークリヤー塗料も含む)を用いる
ことができ、更に、単量体組成中に水酸基官能性アクリ
ル樹脂やメチル化メラミン−ホルムアルデヒド樹脂のよ
うなアミノ系架橋剤を配合して得た樹脂、アミノアルキ
ド樹脂などを主成分とする塗料を用いることも勿論可能
である。
【0014】尚、本発明でいう模様状とは、斑点状のも
の、ストライプ状のもの、文字状のもの、花柄等の各種
図柄状のものなどを包含する。本発明で使用するインク
ジェットプリンターとしては、従来から公知のインクジ
ェットプリンターを使用することができ、またその制御
方式としては、例えばオンディマンド方式、荷電制御方
式、サーマルヘッドによりインクを吐出させる方式が代
表的なものとして挙げられる。
【0015】次に、本発明の塗膜の形成方法をソレイド
バルブの開閉によるオンディマンド方式のインクジェッ
トプリンターを使用した一実施例について、図1および
図2を参照して具体的に説明する。図において符号1は
表面に下層着色塗膜を施した基板aを載せて、前方に搬
送するコンベアであり、コンベア1の上方には、インク
ジェットプリンター(全体は示されていない)のプリン
ター・ヘッド2が配備されており、プリンター・ヘッド
2には、コンベア1の巾方向全体に亘って、口径0.1
〜0.4mmの複数のノズル3が1〜5mmのピッチで
下向きに並列配置で設けられている。なお、プリンター
・ヘッド2は単一でコンベア1の巾に対応するようにし
てもよいが、基板の大きさ(即ち、コンベアの巾)に応
じて、プリンター・ヘッド2を複数個並べて配置しても
よいことは勿論である。プリンター・ヘッド2には、イ
ンクタンク4内のインク5を送り込むためにポンプ6が
接続されていると共に、レリーフ弁7を介してインクタ
ンク4が接続されている。
【0016】また、符号9はプリンター・ヘッド2の下
方に設けられたそれぞれのノズル3を開閉動作する弁で
あり、弁9はバルブ制御装置8で個別に制御されるよう
になっている。符号10は印刷すべき柄、模様に対応す
る柄パターンを記録したパターンデータの記憶部であ
り、符号11は記憶部10からインプットされたパター
ンデータに基づきバルブ制御装置8に制御信号を発する
制御部(コンピュータ)であり、また、符号12はコン
ベア1上の基板搬送路の両側に設けられた投光器13と
受光器14とからなる光電管式センサーであり、基板a
の通過を検知し、その検出信号を制御部11に送信する
ものである。符号15はコンベア1の駆動ロール16に
連結したエンコーダであって、例えば、2000分の3
60度の極小回転角毎に制御部11にパルスを送信する
ものである。なお、上記の説明はプリンター・ヘッド2
を固定した方式であるが、プリンター・ヘッド2を基板
aの巾方向あるいは進行方向に制御稼働させる方式でも
採用可能である。
【0017】次に、このような、制御系を含むインクジ
ェットプリンターを用いて基板表面を模様付けする本発
明方法の一例を説明する。基板aが1〜60m/分、好
ましくは3〜45m/分のスピードでコンベア1上を搬
送されてくると、基板aの前端部がコンベア1の所定位
置に到来したことをセンサー12が検出して、その信号
を制御部11に送信する。一方、コンベア1の作動に伴
い、エンコーダ15からはパルスが制御部11に発信さ
れている。制御部11はセンサー12からの信号により
上記パルスを計数し始め、そのパルス数が予め記憶させ
た設定値に至ると、その後、所定範囲(時間)で受け入
れたパルス数に応じて上記柄パターンについてのパター
ンデータを記憶部10から読み出し、それに基づく制御
信号(指令信号)を、逐次、バルブ制御装置8に送信
し、この信号によりバルブ制御装置8で弁9を個別に開
閉制御する。その結果、0.1〜0.5Kg/cm2 の圧
力でプリンター・ヘッド2中に送り込まれているインク
5が弁9の開口部を通過してノズル3から吐出され、パ
ターンデータに基づく模様を基板aの表面に描出させ
る。なお、基板aの表面とノズル3の先端との間には、
約0.5〜4cmの距離を持たせてあるので、相互に接
触することがなく、従って基板表面に凹凸があっても、
模様の描出が支障なく行える。
【0018】また、多色の模様を形成したい場合には、
上記プリンター・ヘッド2をコンベア1の搬送方向に複
数段配置し、それぞれのプリンター・ヘッド2中に上記
の供給方法で異なる色のインクを供給し、それらのイン
クを上記と同様にして吐出させる。このことによって、
基板aの表面に多色の模様を描出させることが可能であ
る。本発明の方法では、このようにしてインクジェット
プリンターによって基板表面に模様付けを行ない、その
後乾燥させる。
【0019】なお、本発明においては、得られた基板表
面の耐汚染性、耐摩耗性を更に改善するために更にクリ
ヤー塗料を塗装することが好ましい。このクリヤー塗料
は通常のスプレー、静電霧化、ロールコーター、フロー
コーターなどの手段により塗装することができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明を更
に詳細に説明する。 実施例1〜7及び比較例1〜3 表1〜表4に記載の被塗物を用い、下層着色塗装、模様
付け、クリヤー塗装を表1〜表4に記載の塗料、イン
ク、塗装条件、プリント条件、乾燥条件を用いて実施し
た。なお、実施例及び比較例で用いた被塗物、塗料組成
物、インク組成物は下記の通りであった。なお、実施例
及び比較例中の「部」及び「%」は重量を基準として示
す。
【0021】<被塗物1>リン酸亜鉛化成処理鋼板(厚
さ0.8mm)。 <被塗物2>リン酸亜鉛化成処理鋼板(厚さ0.8m
m)上に、エポキシ系カチオン電着塗料を硬化塗膜基準
で20μmの膜厚となるように塗装し、焼付硬化してな
る塗装鋼板。
【0022】<被塗物3>パルプ混入石膏スラグパーラ
イト板(厚さ12mm)上に、ヘキサメチレンジイソシ
アネートビュレット体(加熱残分15%)の酢酸ブチル
/キシレン=1/1の溶液を80g/m2 (wet)と
なる量で吹付塗装し、100℃で5分間乾燥させてなる
シーラー処理無機板。
【0023】<中塗塗料イ>酸化チタン24.0部、酸
化鉄黄0.03部、カーボンブラック0.01部、フタロ
シアニンブルー0.06部、アルマテックス894−2
(アクリル樹脂、酸価2.5〜4.5、加熱残分50%、
三井東圧化学社製商品名)46部、ユーバン20SE−
60(n−ブチル化メラミン樹脂、酸価1>、加熱残分
60%、三井東圧化学社製商品名)12.5部、n−ブ
タノール5部、キシレン3部、酢酸ブチル6部、モノブ
チルグリコールエーテル3部、添加剤0.5部からなる
組成物。
【0024】<中塗塗料ロ>酸化チタン3.4部、ピロ
ール系赤顔料2.3部、ペリレン系赤顔料3.2部、アル
マテックス894−2 53部、ユーバン20SE−6
0 15.0部、n−ブタノール3部、トルエン9.6
部、キシレン5.0部、酢酸ブチル2.0部、モノブチル
グリコールエーテル3部、添加剤0.5部からなる組成
物。
【0025】<中塗塗料ハ>ユピカコートAC3402
V(アクリル樹脂、酸価13±3、加熱残分50±1.
5%、日本ユピカ社製商品名)30部、酸化チタン20
部、酸化鉄黄0.1部、赤色酸化鉄0.05部、カーボン
ブラック0.7部、沈降性硫酸バリウム16部、タルク
5部、酢酸ブチル10部、トルエン15部、コロネート
HX(無黄変ポリイソシアネート樹脂、NCO含有量2
1.1±0.5%、日本ポリウレタン社製商品名)3.5
部からなる組成物。
【0026】<中塗塗料ニ>ユピカコートAC3402
V30部、酸化チタン40部、酸化鉄黄0.4部、酸化
鉄赤0.01部、カーボンブラック0.1部、酢酸ブチル
11部、トルエン15部、コロネートHX3.5部から
なる組成物。
【0027】<上塗塗料i>酸化チタン18.3部、酸
化鉄0.4部、カオリン5.0部、無水珪酸2部、フタル
キッドM132−60(アルキド樹脂、酸価7>、加熱
残分60±1%、日立化成工業社製商品名)50部、ユ
ーバン20SE−60 13.5部、n−ブタノール4.
0部、キシレン6.3部、添加剤0.5部からなる組成
物。
【0028】<上塗塗料ii>酸化チタン20部、酸化鉄
黄0.5部、カーボンブラック0.05部、ヒタロイド3
020(ウレタン用アクリル樹脂、水酸基価25、加熱
残分50±1%、日立化成工業社製商品名)63.0
部、コロネートHX5部、酢酸ブチル5.0部、キシレ
ン5.5部、添加剤0.95部からなる組成物。
【0029】<インク1>アクリディック56−112
8(アクリル樹脂、酸価1>、加熱残分50.0±1
%、大日本インキ化学工業社製商品名)14.5部、酸
化鉄黄2.2部、カーボンブラック0.34部、トルエン
16.5部、ゴム揮発油66.5部からなる粘度5.2m
Pa・s(20℃)の組成物。
【0030】<インク2>アクリディック56−112
8 21.0部、酸化チタン8.0部、オウカツ0.5
部、サビ0.2部、カーボンブラック0.3部、トルエン
23.5部、酸化珪素0.1部、添加剤0.4部、石油ベ
ンゼン46.0部からなる粘度4.7mPa・s(20
℃)の組成物。
【0031】<インク3>アルミペースト0.63部、
フタロシアニンブルー0.74部、ジオキサンジバイオ
レット0.71部、カーボンブラック0.01部、アルマ
テックス894−2 23.6部、ユーバン20SE−60 6.0部、酢酸ブ
チル4.0部、n−ブタノール20.0部、グリコールモ
ノブチルエーテル3.0部、トルエン30.0部、キシレ
ン10.7部、添加剤0.61部からなる粘度4.6mP
a・s(20℃)の組成物。
【0032】<インク4>着色パール2.38部、ペリ
レン系アルミ1.36部、アルマテックス894−2
20.5部、ユーバン20SE−60 5.2部、酢酸ブ
チル4.0部、n−ブタノール20.0部、グリコールモ
ノブチルエーテル4.0部、トルエン30.0部、キシレ
ン11.6部、添加剤0.96部からなる粘度4.6mP
a・s(20℃)の組成物。
【0033】<インク5>酸化チタン9.0部、酸化鉄
黄0.4部、酸化鉄サビ0.2部、カーボンブラック0.
3部、フタルキッド132−60 16.0部、ユーバ
ン20SE−60 5.3部、酢酸ブチル4.0部、n−ブタノール20.0
部、グリコールモノブチルエーテル3.0部、トルエン
30.0部、キシレン11.0部、添加剤0.8部からな
る粘度4.1mPa・s(20℃)の組成物。
【0034】<インク6>アクリルウレタンオリゴマー
(イソホロンジイソシアネート1モルと2−ヒドロキシ
エチルアクリレート2モルとを常法により付加反応させ
て得た平均分子量500のアクリルウレタンオリゴマ
ー)15.5部、2−エチルヘキシルメタクリレート2
0.6部、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフォンオキサイド0.8部、Solvent Yellow88
2.6部からなる粘度4.3mPa・s(20℃)の組
成物。
【0035】<インク7>アクロナールYJ3032
(アクリル樹脂エマルジョン、固形分49±2%、三菱
化学BASF社製商品名)5部、EMカラーエロー(水
分散顔料、黄褐、粒度60μm以下、東洋インキ社製商
品名)6.7部、EMカラーブラック(カーボンブラッ
ク易分散顔料、黒、粒度50μm以下、東洋インキ社製
商品名)1.2部、消泡剤0.1部、水67部からなる粘
度4.7mPa・s(20℃)の組成物。
【0036】<インク8>アクリディック56−112
8 28.0部、酸化鉄黄0.6部、酸化鉄錆0.2部、
カーボンブラック0.4部、酸化チタン0.4部、酸化珪
素0.1部、添加剤0.3部、ゴム揮発油10.0部、ト
ルエン12.0部、石油ベンゼン38.0部からなる粘度
17.6mPa・s(20℃)の組成物。
【0037】<クリヤー塗料A>アルマテックス894
−2 71.0部、ユーバン20SE−60 25.0
部、グリコールモノブチルエーテル3.0部、添加剤1.
0部からなる組成物。 <クリヤー塗料B>ユータブル2816(ヒンダードア
ミン基含有アクリル樹脂ワニス、加熱残分50±2%、
日本触媒社製商品名)84.0部、紫外線吸収剤0.4
部、無水珪酸0.6部、酢酸ブチル6部、キシレン9.0
部、コロネートHX8.0部からなる組成物。
【0038】<クリヤー塗料C>アクリセット210E
(アクリル系エマルジョン、加熱残分49.5±1.5
%、日触アロー社製商品名)70.0部、エチレングリ
コールモノブチルエーテル4.0部、テキサノール2.0
部、タルク4.0部、消泡剤0.2部、水20部からなる
組成物。
【0039】試験方法 実施例1〜7及び比較例1〜3で得た塗膜について意匠
性、初期付着性、温水試験、二次密着性、促進耐候性を
下記の試験方法に従って評価した。その結果は表1〜表
4に示す通りであった。 意匠性:外観を目視判定、 初期付着性:プリント面にセロハンテープを貼り付け、
急速に引き剥がしてプリント模様の剥離状況を目視判
定、 温水試験:60±3℃の温水中にテストピースを48時
間浸漬し、60℃で4時間乾燥した後の塗膜外観を観察
する、 二次密着性:上記温水試験の後に、初期付着性と同様な
試験操作でプリント模様の剥離状況を目視判定、 促進耐候性:ザQパネル社製QUV促進耐候性試験機を
用いたQUV促進バクロ試験による。試験条件:最大3
13nmの紫外線ランプ(FS・40、ウエティング・
エレクトリック社製)を使用し、試験後の塗膜を下記の
基準で評価した(試験時間表1〜表4に記入): ○:色差ΔE2.0>、光沢保持率70%< △:色差ΔE4.0≧、光沢保持率50%≦ ×:色差ΔE4.0<、光沢保持率50%>
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】表1〜表4の記載からも明らかな様に、イ
ンクの粘度が14mPa・s(20℃)よりも高い比較
例1の場合には、ノズルから吐出されるインク滴が良好
なドット状とならないので模様付けが不可であった。メ
ラミンアクリルやメラミンアルキッド等のメラミン架橋
の焼付塗料のリコート性は一般的に非常に悪い。従って
リコートは同系塗料で行なわれるのが通常である。比較
例2の場合には、インク側がターペン可溶のアクリル樹
脂であり、下層着色塗膜とはSP値がかなり異なる為、
相剥離すると考えられる。
【0045】メタリック顔料を含むインクを用いて模様
付けしたが、その上にクリヤー塗装を行わなかった比較
例3の場合には、耐候性が不良であった。
【0046】
【発明の効果】本発明の模様塗膜の形成方法において
は、意匠性に優れた模様塗膜を少ない工程数で、作業性
よく、精度よく、且つ再現性よく形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る模様塗膜の形成方法で用いるイン
クジェットプリンターと、その制御系の概略構成図であ
る。
【図2】上記インクジェットプリンター及び搬送用コン
ベアーの概略側面図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 プリンター・ヘッド 3 ノズル 4 インクタンク 8 バルブ制御装置 10 パターンデータの記憶部 11 制御部(コンピューター) a 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 301 B05D 7/24 301M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に下層着色塗膜を予め施した被塗物
    表面に、インクジェットプリンターのノズルから着色イ
    ンクを吐出して模様状に塗布することを特徴とする模様
    塗膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 上記模様塗膜の全面にクリヤー塗料を塗
    布することを特徴とする請求項1記載の模様塗膜の形成
    方法。
  3. 【請求項3】 上記着色インクが透明着色インクである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の模様塗膜の形成
    方法。
  4. 【請求項4】 上記着色インクが不透明着色インクであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の模様塗膜の形
    成方法。
  5. 【請求項5】 被塗物が金属板であることを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載の模様塗膜の形成方法。
  6. 【請求項6】 コンベアにより搬送されている、表面に
    下層着色塗膜を予め施した被塗物表面の着色インクを塗
    布すべき位置のデータをコンピュータに記憶させ、該コ
    ンピュータの制御信号によってバルブ制御装置を駆動さ
    せてインクジェットプリンターのノズルからのインク吐
    出を制御することを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の模様塗膜の形成方法。
  7. 【請求項7】 インクの粘度が2〜14mPa・s(2
    0℃)であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに
    記載の塗膜の形成方法。
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