JPH09105545A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JPH09105545A JPH09105545A JP7259758A JP25975895A JPH09105545A JP H09105545 A JPH09105545 A JP H09105545A JP 7259758 A JP7259758 A JP 7259758A JP 25975895 A JP25975895 A JP 25975895A JP H09105545 A JPH09105545 A JP H09105545A
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Abstract
行う空気調和機に関するもので、居住者の申告をもとに
不満者率と温熱条件の関数を演算し複数居住者の集団と
しての体質、好みにあった空調空間の環境設定値を演算
することを目的とする。 【解決手段】 申告値入力手段から入力された温熱感覚
から不満者率を算出する不満者率算出手段と、不満者率
を室内温熱条件とともに記憶するデータ記憶部と、記憶
データに応じて温熱条件と不満者率の関数を演算する更
新手段と、入力された制御情報を温熱条件と不満者率の
関数に代入することにより環境設定値を算出する予測温
熱条件算出手段を設けることによって居住者の不満申告
を集団としての温熱感覚の特徴に換算し直接空調制御に
反映することができる。
Description
一般住宅に冷房及び暖房を行う空気調和機であって、特
に最適な室温設定値を居住者の温冷感申告を反映して演
算する機能を備えた空調装置に関する。
件をセンシングして温熱6要素を考慮するために総合的
な温熱条件を示す指標であるPMV(Predicted Mean Vo
te、予測平均申告)に基づき制御を行う空調装置が提案
されている。PMVは空気温度、放射温度、湿度、気流
速などの環境要因と衣服や活動状態のような人間側の要
因も考慮して人体と環境の熱平衡式であるPMV方程式
より算出される。出力は居住者が感じるであろう平均的
な温冷感を予測したものであり、個人の差違を把握する
ものではなく、温熱環境を人体側の影響を考慮して計測
する指標と考えることもできる。そこで、個人の好みな
どに対応することを目的として各居住者の申告によって
PMV方程式を更新する装置が提案されている。
ように居住者の温熱感の変化に追従して空気調和機器類
を制御する装置が発明されている。以下図を参照しつ
つ、この従来の温熱感対応空調装置について説明する。
を表す説明図である。図9において温冷感申告対応空調
手段2、空気調和機6、コントローラー5、ニューラル
ネットワーク部8、センサ3、マンマシンインターフェ
ース4−1を主な要素として構成している。
明する。中央管理室1は空調の設定値の入力を行ったり
運転状況を監視したりする。空気調和機6は調和空気量
を空調空間7の空調負荷に比例して増減でき、これを制
御するのがコントローラー5である。コントローラー5
は、居住者の温熱申告を検出するマンマシンインターフ
ェース部4−1から検出した申告に基づいて温冷感申告
対応空調制御手段2で居住者の申告に応じたPMV方程
式を演算し、このPMV方程式から算出されるPMVに
基づいて空気調和機6を制御するようになっている。温
冷感申告対応空調制御手段2ではPMV方程式教師信号
作成部83にて従来提案されているPMV方程式により
標準的な空調条件の範囲で空気温度、気流速、湿度、放
射温度、着衣量、活動量の組み合わせを考え、PMV値
を算出し、これらの結果を教師信号として、学習部81
にて標準となるPMV方程式を学習させる。居住者より
申告がない場合、センサ3で検出した空気温度、気流
速、湿度、放射温度の値からこの標準的なPMV方程式
により算出されるPMV値をフィードバックする。居住
者が空調に不満を持った場合はマンマシンインターフェ
ース4より申告値が居住者対応教師信号作成部82に入
力され、次にセンサ3から、空気温度、気流速、湿度、
放射温度が居住者対応教師信号作成部に入力され、この
組み合わせで学習部にて再学習させて個人の温熱感を反
映したPMV方程式を再構築し、この方程式から算出さ
れるPMV値が設定値になるようにコントローラ5で空
気調和機6を制御するようになっている。
ようにPMV方程式の係数を申告に応じて直接変化させ
ることで温熱感覚の個人差を考慮する空気調和機が発明
されている。これは個人差の要因を”1”:暑がりまた
は寒がり、および”2”:温度変化を敏感に感じるか否
かの2つであるという推測し、”1”は不感蒸せつ量を
計算するのに用いる皮膚の透過係数(a)を変化させる
ことで、”2”はPMVと人体熱負荷の関係係数(m)
を変化させて個人差を考慮している。ただし、PMVと
実際の申告値との差が”1”と”2”のどちらがどの程
度原因して生じているかは推測不可能なため、両者を一
定の幅で徐々に係数を変化させて個人にあったPMV方
程式に更新する方法である。
本構成を示す説明図である。以下の図面において共通す
る要素には同一番号を付し一部説明を省略する。図10
において空調空間7には各種センサ3の他に居住者が室
内環境に関し暑い、寒い、快適等の申告を行う申告値入
力手段4が設置されている。申告値入力手段4に入力さ
れた申告は修正手段12へ入力される。修正手段12に
おいて係数記憶部121にはPMV演算係数の中でその
値を修正する係数(a、m)の値が記憶されている。P
MV演算手段13は係数記憶部121に記憶されたPM
V演算式の係数、室内の各種センサ3の情報、各種入力
手段の値を読み込んでPMV値を演算する。修正手段1
2にて係数修正手段122は申告及び室内温熱指標算出
手段15で算出されたPMV値をもとに係数(a、m)
の値を、申告とPMV値に基づいて修正モード決定手段
123で決定された修正手法に従って修正する。このと
き申告値とPMV演算手段で算出した空調空間7の設定
値に差がないときにはスイッチ14は閉じず修正されな
い。修正された係数は係数記憶部121に記憶され、P
MV演算手段13及び、設定値算出手段16に入力さ
れ、センサ3で検出された温熱条件の情報と初期設定入
力手段13から入力された着衣量、活動量を修正が行わ
れたPMV方程式に入力することで設定温度を算出し、
快適空調範囲から冷房温度設定手段17にて冷房温度設
定が行われるようになっている。
感覚を代表者一人に絞っている回路であり、複数の居住
者が居る場合には平均するなど何らかの手段を経て居住
者の温冷感の代表値を入力する必要がある。
温熱感対応の空気調和機では、温冷感申告が個人毎に得
られるため集団を対象とした空調には適用できないとい
う課題を有する。即ち個人の申告を集団としての申告に
変換するためには個人の申告を数値化し、総合して平均
する等の必要が生じる。このためには、例えばPMV値
と同じように「寒い」:”−3”、「涼しい」:”−
2”、「やや涼しい」:”−1”、「どちらでもな
い」:”0”、「やや暖かい」:”1”、「暖か
い」:”2”、「暑い」:”3”、の7段階など複数の
段階で得られたカテゴリ尺度に等間隔性を保証する必要
がある。ところが、言語による尺度を用いる場合には個
人毎にその言語に対する感性が違うことから、等間隔性
の保証ができず、演算を行うことができない。したがっ
て、集団としての温冷感申告に換算することができず、
集団を対象とはできないことになる。
条件と予測不満者率の関数であるPPD曲線を居住者の
不満申告によって更新することで、確率モデルで集団と
しての温熱感覚を求めることにより、集団の特徴を反映
した空調装置を提供するものである。
調装置において、申告値入力手段はマンマシンインター
フェースであり、空調空間から居住者が暑い、寒いなど
の温熱感覚に対する不満を居住者が入力し、不満者率算
出手段で前記申告値入力手段から得られた不満申告か
ら、温熱感覚的に不満を感じている居住者の割合である
不満者率を暑くて不満の人の割合と寒くて不満の人の割
合の2変数に分けて不満者率を算出し、室内温熱条件算
出手段は、空調空間内に設けられた各種センサからの温
熱条件の状態情報を例えばPMVやET*のような温熱環
境評価指標に換算した温熱条件を算出し、前記不満者率
算出手段から得られた実際の不満者率と前記室内温熱条
件算出手段から得られた空調空間の温熱条件をデータ記
憶部で記憶し、前記データ記憶部に新しいデータが入力
されるとデータが読み出され新しいデータを含めて更新
手段に入力され、前記更新手段は不満者率と温熱条件の
関数をWarm−PPD曲線とCold−PPD曲線の
各々に近似し、予測温熱条件算出手段では、制御情報入
力手段から入力された制御したい不満者の割合である設
定不満者率を前記更新手段で算出された最新のPPD曲
線(不満者率と温熱条件の関数)に代入することで環境
設定値を算出し、コントローラーは前記予測温熱条件算
出手段で算出された環境の設定値を空調空間内の制御温
度として空調装置の制御を行うことにより、前記課題を
解決する。
説明するが、実施例の前に本発明の基盤となっている技
術について説明する。
ort」に述べられており、詳細は省略する。ISO7730によ
れば、「・・・・・・PPD指標は熱的に不満足な人の数を定
量的に予測する方法を確立するものである。PPDは熱
的に不快に感じる人の割合(百分率)を示すものであ
る。すなわち、hot(+3),warm(+2),slightly warm(+1),n
eutral(0),slightly cool(-1),cool(-2),cold(-3)の7
段階の熱感覚スケールでhot(+3),warm(+2),cool(-2),co
ld(-3)と回答するものである。PMV値がきまるとPP
Dは同文献131ppFig.27または次式から求めることがで
きる。
感じる人数を示す。残りのグループは熱的にneutralかs
lightly coolまたはslightly warmと感じている。・・・・・
・」と規格されているが、一温熱条件に対する申告が正
規分布するという仮定のもとで、hot(+3)およびwarm(+
2)が暑くて不満であるとし、cold(-3)およびcool(-2)が
寒くて不満であるとしてそれぞれプロビットを読むとい
う統計的演算により算出した値であり、それぞれの合計
を得たものである。本発明ではPPD指標をFangerの算
出した2つの暑くて不満(Warm-PPD)と寒くて不満(Co
ld-PPD)に分けて考えている。
表される温熱環境条件と温冷感覚との関係を人体の熱収
支をふまえて評価する温熱環境評価指標を示すが、本実
施例ではET*を用いた制御方法について説明する。ET*に
ついてはASHRAE Transactions 76(1971)に説明されてお
り、他に多くの文献が出回っているのここでの詳細な説
明は省略するが、環境の物理因子から熱刺激量を求めて
人の生理的状態値ならびに感覚を感覚温度として理論的
に予測しようとするもので、温熱の主要因である空気温
度、放射温度、気流、湿度、着衣量、代謝量の6要素を
変数として含む。
の不満者指数は不満者率(PPD値)とET*などの温熱
条件の関係を表す関数を意味する。すなわち温熱感覚的
に不満を感じている人の割合を予測する関数である。こ
れは、暑くて不満と寒くて不満それぞれについてプロビ
ットを読むことで算出された値であるが、この関数を居
住者の好み等に応じて更新するためには単純に更新でき
る式で近似する必要がある。プロビットは確率積分の表
現の一手段であるため、飽和水準(100%)を持つ成
長曲線で変曲点を中心に左右対称であるという特徴を有
し、これはロジスティック回帰式の特徴と一致する。そ
こで、ロジスティック回帰式でPPD曲線をあてはめる
ことで更新を容易にした。関数の記憶は次式のロジステ
ィック回帰線の係数αw、βw、αc、βcの記憶とする。
に用いることで、好みや体質などの特徴を不満者指数に
反映することが容易になった。すなわち、不満なとき居
住者が訴えることでこの指数を更新することが容易にな
った。
ながら説明する。図1は第1の発明の一実施例であるビ
ル用アンダーフロア空調装置の構成図である。図1にお
いて、30は空調空間7で不満を訴える人の割合である
不満者率の設定値を入力したりする制御情報入力手段、
31はその情報に基づいて制御したときに各空調空間7
で設定した不満者率に応じて予測された制御情報などを
表示する制御情報表示手段、10は季節により初期値の
変更をおこなったり空調空間7の人員等の大幅な変更に
伴うデータのリセット等の情報を入力したり、例えば着
衣量、活動量などのセンシングできなかった温熱要素を
入力したりする初期設定入力手段、19は申告値入力手
段4から得られた複数の、温度を下げたい、あるいは上
げたいといった室温に対する不満の申告を総合してそれ
ぞれ暑くて不満に感じている居住者の全居住者に対する
割合である暑くて不満者率、寒くて不満に感じている居
住者の全居住者に対する割合である寒くて不満者率を算
出する不満者率算出手段、20は室内に設けられたセン
サー3で得られた室温、相対湿度、放射温度、風速など
の値と初期設定入力手段10から入力された温熱要素で
ある着衣量、活動量の値から空調空間7の温熱条件を算
出する室内温熱条件算出手段、21は不満者率算出手段
19から入力された不満者率と室内温熱条件算出手段2
0から入力されたPMVおよび他の温熱要素が入力され
るとこれらの値を記憶するデータ記憶部、22は不満者
率と空調空間7の温熱条件がデータ記憶部21から入力
されるとこれら記憶データ群を最もよく表すようなPP
D曲線を演算する、すなわち不満者指数を求める更新手
段、221は更新手段22を構成する要素であり、直前
の不満者指数であるPPD曲線上の関数であるかを統計
的に判断することによって不満者指数をおきかえる必要
の有無を判断する更新判断部、222は更新判断部22
1で不満者指数をおきかえると判断された場合にデータ
記憶部21から過去の記憶データ群を読み込みロジステ
ィック回帰を行う回帰部、223は回帰部222で算出
された最新のロジスティック関数を前述のαw、βw、α
c、βcの係数で記憶する関数記憶部、224はデフォル
ト関数から複数の初期値を算出する初期値記憶部、デフ
ォルト関数記憶部226はISO7730などで一般的
に公開されている環境評価値と予測不満率(PPD)の
データを用いた近似の関数が係数で記憶されている。2
3は制御情報入力手段18から入力された設定不満率を
関数記憶部223から読み出した不満者指数に代入して
設定温熱条件を算出する予測温熱条件算出手段である。
24は、予測温熱条件算出手段23で得られた設定PM
Vと空調空間7でセンシングまたは入力した温熱要素を
ET*算出式に代入して設定室温を算出する室温算出手段
であり、算出された設定室温はコントローラー5に出力
され、冷水コイル29のバルブの開閉制御及びファン2
6の回転数の制御がなされ空調空間7が設定室温に保た
れるよう空調制御がなされる。
その動作を説明する。初めて運転を開始するときや季節
の変わり目にモードを変更して運転するときは初期設定
入力手段10より信号が出力される。出力された信号は
デフォルト関数記憶部226及びスイッチ225に入力
され、デフォルト関数記憶部226に記憶されている不
満者率指数である暑くて不満回帰線の係数αw、βw、寒
くて不満回帰線の係数αc、βc、及び最低不満率γを初
期値記憶部に出力する。最低不満率γは空調空間7の設
定を変えてもγ以下には不満が小さくならない値であ
り、一般に暑くて不満回帰線(Warm-PPD)と寒くて不満
回帰線(Cold-PPD)の交点が最低不満率を得る温熱条件
である。デフォルト関数記憶部226には、一般的に信
頼性のある不満者指数が格納されている。即ち、B.W.Ol
esen:Thermal Comfort,B & K Technical Report,1982で
オフィスビルを想定した作用温度とPPDの関係が示さ
れている。従って、これをET*に換算した値を、ロジス
ティック回帰し、回帰結果のロジスティック関数を格納
すればよい。
報の入力を行う手段であり、階層構造になったマンマシ
ンインターフェースである。それぞれデフォルトが準備
されている。運転開始時に着衣量、活動量の入力が行わ
れる。ただし、これらの信号は運転中に変更することも
可能であり、入力が行われると最新の情報が室内温熱条
件算出手段20および室温算出手段24に出力され、温
熱条件ET*の演算に用いられる。
服、間服、マニュアル入力の中から選択でき、夏服の場
合は0.6clo、冬服の場合は1.0clo、間服の場合は0.75cl
oが出力される。管理者より入力がなかった場合には冷
房専用運転時には0.6clo、冷暖併用運転時には1.0cloが
デフォルトで出力される。同様に活動量は営業、機械操
作(立位活動)、実験等(立位安静)、事務(椅座活
動)、リラクゼーション、マニュアル入力の中から選択
でき、営業は2.8met、機械操作(立位活動)は2.0met、
実験等(立位安静)は1.6met、事務(椅座活動)は1.2m
et、リラクゼーションは1.0metがで出力される。活動量
は初めての運転時に入力すればこの設定を空調単位毎に
記憶し以後入力なしに運転することが可能である。全く
入力がなかった場合のデフォルトは1.2metが出力され
る。
ら設定不満率が入力されると、スイッチ25に制御情報
入力手段30からの信号が予測温熱条件算出手段23に
入力される信号が出力され出力の終了とともに信号が流
れないようにスイッチ25が閉じる。予測温熱条件算出
手段23では設定不満率PDdが最低不満率γよりも低く
ないことを確認する。
設定不満率に代入する。
が入力されると予測温熱条件算出手段23において、関
数記憶部223に保有されている最新の不満者指数を読
み込み、読み込んだ不満者指数にPDdを代入することで
制御条件の設定温熱条件であるET*dを算出し、室温算出
手段24に出力する。即ち、PDdは暑くて不満率PDwdと
寒くて不満率PDcdの和であるため、以下の方程式(数
5)を解く必要がある。
定不満率から設定温熱条件を算出するときの一手法を図
4に示す。図4に示す温熱条件算出の一手法を説明す
る。step401では予測温熱条件算出手段23に入力され
た関数記憶部20の最新の不満者指数が直前に入力され
た不満者指数と同じかを判断する。同じ場合にはstep40
5、違った場合には、step402に進む。step402ではを単
位制御幅である0.5℃刻みに区切る。単位制御幅は空気
調和機6の性能や空調空間7の状態による。図4ではET
*=15〜35℃の範囲で、40等分している。ET*=15〜35℃の
範囲で行うのはこの範囲を超えると一般に不満者率が10
0%に近づき空調の価値がなくなると考えられるからであ
る。さらに、step403にてstep402で等分した各ET*毎に
以下の式で暑くて不満の不満者率aPDwd(i)及び寒くて不
満の不満者率aPDcd(i)を求める。
(i)を求める。
p407またはstep408の判断を該当iとなるまでは全てのaP
Dd(i)データに対して行うようstep406にて40回ループさ
せる。step407では、ax(i)が最低不満率を得る不満者率
以上になるまでカウントし、step409にてPDdと最も近い
aPDd(i)を探すため、aPDd(i)とaPDd(i+1)の範囲にあるP
Ddを探す。
い方を選択し、aPDd(i)がPDdに近い場合はstep412にてk
=i、aPDd(i+1)がPDdに近い場合はstep413にてk=i+1
が選択され、設定ET*はaPDd(k)を得るax(k)となる。
ら空調空間7の温熱条件がセンシングされ、室温算出手
段24に入力される。室温算出手段24にて、センシン
グされた湿度、気流速、放射温度、及び初期設定入力手
段から入力された着衣量及び活動量をPMV方程式に入
力して設定室温を算出する。ET*算出式はASHRAE
などで一般に公開されているため、ここでは省略する。
室温算出手段24で算出された設定室温はコントローラ
ー5に出力され、空調空間7が設定室温となるように冷
房または送風運転が行われる。
れ、個人が自由に熱的な不満を入力できる。これらの不
満を総合して空調空間7の全居住者の内、暑くて不満な
人の割合PDwと寒くて不満な人の割合PDcを算出してい
る。室内温熱条件算出手段20では空調空間7に設けら
れたセンサ3より空気温度、湿度、気流速、放射温度、
及び初期設定入力手段から入力された着衣量及び活動量
をET*算出式に入力して温熱条件x(n)、即ちET*を算出
する。不満者率算出手段19及び室内温熱条件算出手段
20からPDw、PDc、x(n)が同時にデータ記憶部21に
入力されるとデータの記憶が行われる。記憶されたデー
タは初期設定入力手段10からデータリセットの信号が
入力されない限り消去されることはない。データ記憶部
21のデータ構造を図3(a)に示す。ただし、図3(b)に
示すように、温熱条件ET*のほかに環境条件すべてを記
憶しておけば、ET*以外の指標を用いる場合にもデータ
の流用が可能である。PDw、PDc、x(n)がデータ記憶部
21に入力されるとスイッチ27が閉じて入力されたデ
ータが更新判断部221に出力される。更新判断部22
1にて関数記憶部223に記憶されている最新の不満者
指数であるPPD曲線からはずれていないかどうかを判
断する。ずれていない場合には関数記憶部223にある
不満者指数を更新する必要がないため、データ記憶部2
1への次の入力、または中央管理室から新しい入力があ
るまで、温冷感申告対応空調制御手段2は待機状態に入
り空気調和機6はコントローラー5によって運転が続行
される。更新判断部221にてPPD曲線をおきかえる
必要があると判断された場合、スイッチ28が閉じてデ
ータ記憶部21からすべての記憶データ群が読み込まれ
回帰部222に出力される。回帰部222にて過去の記
憶データ群を最もよく表す回帰式が算出される。PPD
曲線の性質からロジスティック関数が用いられる。回帰
には過去の記憶データの他に初期値記憶部に記憶されて
いる3〜5程度のデフォルトデータが用いられ、記憶デ
ータ群が偏っていたり、その数が少なかった場合などに
誤回帰を防ぐ。初期値記憶部に記憶されているデフォル
トデータはデフォルト関数記憶部223から入力された
不満者指数であり、ほぼ100%の居住者が暑くて不満を訴
えるであろうET*とほぼ100%の居住者が寒くて不満を訴
えるであろうET*を含むことで、実際に得られる不満者
率と温熱条件のデータに偏りがあっても誤った回帰を最
小限に抑えられる。さらに、95%信頼区間を算出し、
予測値と実測値の偏差の大きい値から順に信頼区間内に
あるか判定し、無い場合はその値を除いて回帰のやり直
しを行う。はずれ値を検出することで入力ミスやたとえ
ば職場全体のリクレーション後などの特殊な場合の不満
者率が不満者指数に反映されてしまうことを防ぐ。回帰
部19で新しく算出された不満者指数は係数で関数記憶
部223に記憶され、設定温熱条件などの算出に用いら
れる。
図6を用いて説明する。説明は暑いという不満者率につ
いて行うが、同様の演算が寒いという不満者率の更新に
ついても行われる。step601でデータ記憶部21に新し
いデータPDw、x(n)が入力されると対数変換すること
で、ロジスティック回帰は直線回帰と同じように取り扱
えるため、step602にて次式によってPDwが対数変換され
る。
αw、βw、sが読み出され、step604にて自由度を総デ
ータ数(初期値の数とデータ記憶部に記憶されているデ
ータの数の和)のt分布表からt0.05値を読み出し、ste
p605にて以下の式により不満者指数の回帰線の95%信頼
区間を算出する。
か検討する。ある場合には回帰線の更新の必要はないた
めstep601に戻り、新たなデータの入力を待つ。ない場
合にはstep607にて初期値記憶部224の初期値とデー
タ記憶部21の全データを読み出す。初期値の数はf、
データ記憶部のデータの数はnとする。step608にて初
期値を含めて全データに関して、ET*と対数変換した暑
くて不満者率YPDwの積和SXY、ET*の和SX、YPDwの和SY、
ET*の平方和SX2、YPDwの平方和SY2を求める。
て行い、最初のループの場合はstep608で求めた統計量
を用いて回帰線の係数を算出する。(数6)に(数9)
を代入すると次式になるため、
係数算出の公式が使える。
*(i)の平均値mX、偏差平方和SXXを求めておく。step612
にて各ET*に対する対数変換した暑くて不満者率の推定
値YPPDwを求める。
の差deYを求める。
め、ET*の偏差平方和及ssび標準偏差sを求める。step6
14にてstep612で求めた推定値YPPDwと実際の不満者率YP
Dwの偏deYが小さい順にソートする。step615にて自由度
mのt分布表からt0.05値を読み出し、step616にて偏差d
eYの最も大きいデータに対して以下のように不満者指数
の回帰線の95%信頼間を算出しする。
タが信頼区間内にあるか検討する。
部223αw、βw、sを出力してこのループを終了する
が、信頼区間内になければ回帰線に対するはずれ値とし
て棄却する。step618にて次式のようにデータ数を1減
らし、
得られたデータを全てデータ記憶部21にて保持してい
るため、はずれ値が一つにとどまらない可能性があるこ
とによる。step618にてデータ数を1減じているため、m
は初期値の数fと全データ数nの和nnと一致しない。そ
こでstep610にすすみ、step610にてstep617で棄却され
た偏差の最大のデータを除いてSXY、SX、SY、SX2、SY2
の統計量を算出する。以後繰り返しにより、不満者指数
の回帰係数の算出及びはずれ値の検出を行う。図7は最
も簡単な更新手段の動作を示したものである。即ち、設
定の暑くて不満者率PDwdが入力されると更新前のWarm-P
PDに基づいて温熱条件の設定値ET*dが算出され、室内を
ET*dとなるように制御する。ET*dで制御中の居住者の実
際の申告PDwnが更新前のWarm-PPD回帰線上にないときに
図6に示した動作を繰り返すことにより実際の暑くて不
満者率PDwnを通るよう回帰を行うことでWarm-PPDを更新
する。以上の動作を繰り返すことで空調空間7に在室す
る集団の好みや体質などに応じた空調制御を行う。
の一実施例である空調制御装置を用いたビル用アンダー
フロア空調装置の構成図である。第1の発明の構成図と
共通する手段または部分が多く、番号を同じにすること
で、共通する手段または部分に関しては省略する。図2
において、23は予測温熱条件算出手段であり、制御情
報入力手段30から設定不満率PDdが入力されると関数
記憶部223に記憶されている不満者指数に代入するこ
とで設定不満率以内で制御される設定PMVの範囲を算
出する。32は運転モード判定手段であり、冷房運転ま
たは暖房運転または送風運転を室内温熱条件算出手段2
0で算出された空調空間7の温熱条件と予測温熱範囲算
出手段23で算出された設定温熱条件の範囲を比較する
ことで選択する。33は環境設定値算出手段で、運転モ
ード判定手段32で選択された運転モードが暖房または
冷房であった場合に設定温熱条件ET*dを算出する。
暖併用運転を行う場合について追加したところの動作を
説明する。制御情報入力手段30から設定不満率PDdが
入力されるとこれが最低不満率γよりも低くないことを
確認して低い場合は最低不満率の値を設定不満率に代入
する。
が入力されると予測温熱範囲算出手段23において、関
数記憶部223に保有されている最新の不満者指数を読
み込み、読み込んだ不満者指数にPDdを代入することで
制御条件の設定温熱条件ET*dの最高値であるET*wdと設
定温熱条件ET*dの最低値であるET*cdを算出し、運転モ
ード判定手段32及び環境設定値算出手段33に出力す
る。ただし、PDdは暑くて不満率PDwdと寒くて不満率PDc
dの和であるため、方程式(数19)を解く必要があ
る。
する一手法を示す。step501では予測温熱範囲算出手段
23に入力された関数記憶部223の最新の不満者指数
が直前に入力された不満者指数と同じかを判断する。同
じ場合にはstep505、違った場合にはstep502に進む。st
ep502ではET*を単位制御幅である0.5℃刻みに区切る。
単位制御幅は空気調和機の性能や空調空間7の状態によ
る。図5では温熱条件ET*=15℃〜35℃の範囲で、40等分
している。温熱条件ET*=15〜35℃の範囲を超えると一般
に不満者率は100%に近付き、空調の価値がなくなるか
らである。さらに、step503にてstep502で等分した各ET
*毎の暑くて不満の不満者率aPDwd(i)及び寒くて不満の
不満者率aPDcd(i)を求める。
る。
p508またはstep513の判断を該当aPDd(i)該当iとなるま
では全てのaPDd(i)データに対して行うようstep506にて
40回ループさせる。step507にてax(i)が最低不満率を得
るET*以下の場合はstep508へ、ax(i)が最低不満率を得
るET*以上の場合はstep513へ進む判断をしている。ax
(i)が最低不満率を得るET*以下の場合は、Cold-PPDの影
響が大きく、ET*が大きくなるほど寒くて不満の割合は
小さくなる。
は、Warm-PPDの影響が大きく、ET*が大きくなるほど暑
くて不満の割合は大きくなる。
08にてaPDd(i)とPDdが最も近いaPDd(i)をaPDd(j)とする
と設定ET*の最低値がax(j)となる。
らがPDdに近いか判断し、aPDd(i)の場合はstep510でj=
i、aPDd(i+1)の場合はstep511でj=i+1を選択する。
ときstep513にて、aPDd(i)とPDdが最も近いaPDd(i)をaP
Dd(k)とすると設定ET*の最高値がax(k)となる。
らがPDdに近いか判断し、aPDd(i)の場合はstep516でk=
i、aPDd(i+1)の場合はstep517でk=i+1を選択する。
る。
T*cd、ax(k)がET*wdとなる。算出された設定ET*の範囲
が、運転モード判定手段32に入力されると、室内温熱
条件算出手段15で算出された空調空間7の温熱条件ET
*(n)の値と比較され、ET*(n)が設定範囲の下限を下回
って(数27)いれば暖房運転、
8)いれば冷房運転、
する。
へ出力され、コントローラー5では選択された運転にあ
わせて冷房運転の場合は冷水コイル29を暖房運転の場
合は温水コイル18のバルブを開けてその大きさを制御
すると同時にファン26の回転数を制御する。さらに、
運転モード判定手段32で選択された運転モードが暖房
または冷房であった場合、空調空間7の設定値の目標と
なる設定温熱条件は暖房の場合がはET*cd(最低値)、
冷房の場合がET*wd(最高値)であり、環境設定値算出
手段33にて運転モード判定手段32と予測温熱条件算
出手段23から入力されたデータをもとに設定ET*が算
出される。その他のアルゴリズムに関しては第1の発明
と同様であるので省略する。
*を用いたが、ET*の代わりにPMVなど他の指標におきか
えても同様であることを先に述べたが、室内の放射温度
や湿度等温熱要素があまりセンシングできない場合には
温度とPPDの関係をPPD回帰線にとって制御するこ
ともできる。また、以上の発明で活動量は初期設定入力
手段10から入力するとしたが、空調空間7に設けた赤
外線センサなどから推測する手段をとることも可能であ
る。
不満申告を配慮しているので、集団の温熱感覚を正確に
得ることができるため、集団を対象とした快適な空調制
御が実現できる。また、エネルギー節約のために、最も
快適な運転ができない場合でも不満者率を考慮しながら
空調制御するため、無理のない省エネ運転ができる。
記憶部のデータ構造例を示す図 (b)は本発明に係る空調装置におけるデータ記憶部の
異なるデータ構造例を示す図
不満率から設定ET*を算出するときの制御の流れを示す
フローチャート
不満率から設定ET*を算出するときの制御の流れを示す
フローチャート
手段の制御の流れを示すフローチャート
手段の制御特性図
温熱条件ET*の範囲の説明図
基本構成図
Claims (3)
- 【請求項1】居住者が暑い寒いなどの温熱感覚を入力す
る申告値入力手段と、 前記申告値入力手段から得られた複数の申告値から温熱
感覚的に不満を感じている居住者の割合を不満者率と
し、その不満者率を暑いという不満な人の割合と寒いと
いう不満な人の割合として算出する不満者率算出手段
と、 空調空間内の室温や湿度などの温熱条件をもとに温熱環
境評価指標値を算出する室内温熱条件算出手段と、 前記不満者率算出手段から出力された不満者率と前記室
内温熱条件算出手段で算出された温熱条件を格納するデ
ータ記憶部と、 前記データ記憶部に新たにデータが格納されると前記デ
ータ記憶部の不満者率と温熱条件から不満者率と温熱条
件の関係を表す関数を更新する更新手段と、 制御したい不満者の割合などの空調空間の制御情報を入
力する制御情報入力手段と、 前記更新手段で算出された関数と前記制御情報入力手段
から入力された不満者率の設定値から空調空間内の環境
設定値を算出する予測温熱条件算出手段と、 前記予測温熱条件算出手段から出力された環境設定値に
なるように空気調和の制御を行うコントローラーから構
成されることを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】前記予測温熱条件算出手段から算出された
環境の設定範囲と前記室内温熱条件算出手段で算出され
た空調空間の温熱条件から空気調和機が冷房運転か暖房
運転か、送風かなどの運転モードを判断する運転モード
判定手段と、 前記運転モード判定手段で判断された運転モードに基づ
いて前記予測温熱条件算出手段で算出された環境の設定
範囲から空調空間の環境の設定値を算出する環境設定値
算出手段を設け、 前記運転モード判定手段と前記環境設定値算出手段から
出力された制御情報に基づいて前記コントローラーは空
気調和の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の空
調装置。 - 【請求項3】更新手段は、更新判断部と、回帰部と、関
数記憶部と、初期値記憶部と、デフォルト関数記憶部を
有し、 前記更新判断部はデータ記憶部に新たに不満者率と温熱
条件が入力されると前記関数記憶部の関数を更新する必
要の有無を判断し、更新する必要のある場合のみ前記記
憶データ記憶部から回帰部に記憶データが出力され、 前記回帰部は前記データをもとに100%を上限とするロジ
スティック関数で回帰し、前記関数記憶部の関数を更新
することを特徴とする請求項1または2記載の空調制御
装置。前記デフォルト関数記憶部にはISO7730で規定の
温熱条件と不満率のデータを用いた近似の関数が記憶さ
れており、 前記初期値記憶部はデータ記憶部にデータがないときお
よびデータをリセットしたときに前記デフォルト関数記
憶部の関数から温熱条件と不満者率の初期データを算出
し、回帰部での演算に用いることを特徴とする請求項1
または2記載の空調装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
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ID=17338556
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- 1995-10-06 JP JP25975895A patent/JP3214317B2/ja not_active Expired - Lifetime
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