JPH091061A - クリヤー塗膜補修方法 - Google Patents
クリヤー塗膜補修方法Info
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- JPH091061A JPH091061A JP14995395A JP14995395A JPH091061A JP H091061 A JPH091061 A JP H091061A JP 14995395 A JP14995395 A JP 14995395A JP 14995395 A JP14995395 A JP 14995395A JP H091061 A JPH091061 A JP H091061A
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- Japan
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- organic solvents
- repairing
- coating
- coating film
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Abstract
(57)【要約】
【構成】架橋硬化せしめたクリヤー塗膜の補修部分をサ
ンディングし、ついでその部分に補修用塗料を塗装して
補修する方法において、該補修用塗料の塗装に先立っ
て、補修部分の塗面を沸点が200〜250℃のエステ
ル系有機溶剤および沸点が200〜250℃のエーテル
系有機溶剤から選ばれた1種もしくは2種以上の有機溶
剤で湿潤せしめておくことを特徴とするクリヤー塗膜補
修方法。 【効果】 補修用塗料のヌレ性がすぐれ、補修部分に薄
く流展するので、その後の研磨工程が簡素化でき、更
に、耐酸性や耐スリキズ性などを向上させたクリヤー塗
膜であっても、補修用塗料との付着性が著しく改善され
た。
ンディングし、ついでその部分に補修用塗料を塗装して
補修する方法において、該補修用塗料の塗装に先立っ
て、補修部分の塗面を沸点が200〜250℃のエステ
ル系有機溶剤および沸点が200〜250℃のエーテル
系有機溶剤から選ばれた1種もしくは2種以上の有機溶
剤で湿潤せしめておくことを特徴とするクリヤー塗膜補
修方法。 【効果】 補修用塗料のヌレ性がすぐれ、補修部分に薄
く流展するので、その後の研磨工程が簡素化でき、更
に、耐酸性や耐スリキズ性などを向上させたクリヤー塗
膜であっても、補修用塗料との付着性が著しく改善され
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリヤー塗膜補修方法、
特に補修用塗料(いわゆるタッチアップ用塗料)のヌレ
性がすぐれ、研磨工程が簡素化された新規な塗膜補修法
に関する。
特に補修用塗料(いわゆるタッチアップ用塗料)のヌレ
性がすぐれ、研磨工程が簡素化された新規な塗膜補修法
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】自動車外板部などの塗装
は、通常、下塗塗装(通常カチオン電着塗装)、中塗塗
装、メタリック塗装およびクリヤー塗装などの工程から
構成されている。そして、この工程において、クリヤー
塗膜などにヘコミ、ブツおよびハジキなどの微小な塗膜
欠陥が発生することがある。この欠陥は塗膜外観を著し
く低下させる原因になるので、その部分を除去するため
の補修塗装が必要になる。
は、通常、下塗塗装(通常カチオン電着塗装)、中塗塗
装、メタリック塗装およびクリヤー塗装などの工程から
構成されている。そして、この工程において、クリヤー
塗膜などにヘコミ、ブツおよびハジキなどの微小な塗膜
欠陥が発生することがある。この欠陥は塗膜外観を著し
く低下させる原因になるので、その部分を除去するため
の補修塗装が必要になる。
【0003】従来の補修方法は、クリヤー塗膜の該欠陥
部分とその周辺部をサンディングしてヘコミ、ブツおよ
びハジキなどを除去し、そしてその研磨部分に補修用塗
料を筆さしなどで塗装し、硬化させてから、補修部分の
塗膜面の高さが周辺の他の塗膜面と同じ高さになるよう
に研磨することによって行われている。
部分とその周辺部をサンディングしてヘコミ、ブツおよ
びハジキなどを除去し、そしてその研磨部分に補修用塗
料を筆さしなどで塗装し、硬化させてから、補修部分の
塗膜面の高さが周辺の他の塗膜面と同じ高さになるよう
に研磨することによって行われている。
【0004】しかしながら、かかる方法では、補修用塗
料の補修部分に対するヌレ性(湿潤性)が十分でないた
めに補修用塗料が補修部分において盛り上がったように
肉厚状に塗着されるので、研磨により周辺塗膜面と同一
高さにするのに多大の時間と労力を要していた。さら
に、近年、耐酸性や耐スリキズ性などを向上させるため
にクリヤー塗膜は強固に架橋硬化され、その塗面は化学
的に不活性になっており、その塗面に塗装する補修用塗
料との付着性が不充分になるという欠陥も発生してい
る。
料の補修部分に対するヌレ性(湿潤性)が十分でないた
めに補修用塗料が補修部分において盛り上がったように
肉厚状に塗着されるので、研磨により周辺塗膜面と同一
高さにするのに多大の時間と労力を要していた。さら
に、近年、耐酸性や耐スリキズ性などを向上させるため
にクリヤー塗膜は強固に架橋硬化され、その塗面は化学
的に不活性になっており、その塗面に塗装する補修用塗
料との付着性が不充分になるという欠陥も発生してい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、架橋硬化せ
しめたクリヤー塗膜の補修における上記課題を解決する
べく、鋭意研究した結果、補修用塗料の塗装に先立っ
て、補修部分の塗面を沸点が200〜250℃のエステ
ル系有機溶剤および沸点が200〜250℃のエーテル
系有機溶剤から選ばれた1種もしくは2種以上の有機溶
剤であらかじめ湿潤せしめておくと、補修用塗料のヌレ
性が良くなり、該塗料塗装後の補修部分の研磨が容易に
なることにより、研磨工程が簡素化できること及び補修
塗膜との付着性も改良されることを見出し、本発明を完
成するに至った。
しめたクリヤー塗膜の補修における上記課題を解決する
べく、鋭意研究した結果、補修用塗料の塗装に先立っ
て、補修部分の塗面を沸点が200〜250℃のエステ
ル系有機溶剤および沸点が200〜250℃のエーテル
系有機溶剤から選ばれた1種もしくは2種以上の有機溶
剤であらかじめ湿潤せしめておくと、補修用塗料のヌレ
性が良くなり、該塗料塗装後の補修部分の研磨が容易に
なることにより、研磨工程が簡素化できること及び補修
塗膜との付着性も改良されることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、架橋硬化せしめたクリ
ヤー塗膜の補修部分をサンディングし、ついでその部分
に補修用塗料を塗装して補修する方法において、該補修
用塗料の塗装に先立って、補修部分の塗面を沸点が20
0〜250℃のエステル系有機溶剤および沸点が200
〜250℃のエーテル系有機溶剤から選ばれた1種もし
くは2種以上の有機溶剤で湿潤せしめておくことを特徴
とするクリヤー塗膜補修方法に係る。
ヤー塗膜の補修部分をサンディングし、ついでその部分
に補修用塗料を塗装して補修する方法において、該補修
用塗料の塗装に先立って、補修部分の塗面を沸点が20
0〜250℃のエステル系有機溶剤および沸点が200
〜250℃のエーテル系有機溶剤から選ばれた1種もし
くは2種以上の有機溶剤で湿潤せしめておくことを特徴
とするクリヤー塗膜補修方法に係る。
【0007】本発明において、架橋硬化したクリヤー塗
膜として、例えば自動車外板などに電着塗料、中塗塗料
およびメタリック(ソリッドカラーでも可能)塗料を順
次塗重ねた複層塗膜面に形成したクリヤー塗膜があげら
れるが、これら以外の方法で形成されたものであっても
包含される。そして、該クリヤー塗膜は三次元に架橋反
応し硬化していることが好ましい。
膜として、例えば自動車外板などに電着塗料、中塗塗料
およびメタリック(ソリッドカラーでも可能)塗料を順
次塗重ねた複層塗膜面に形成したクリヤー塗膜があげら
れるが、これら以外の方法で形成されたものであっても
包含される。そして、該クリヤー塗膜は三次元に架橋反
応し硬化していることが好ましい。
【0008】該架橋硬化したクリヤー塗膜は、基体樹脂
および架橋剤を主成分とし、必要に応じて有機溶剤、硬
化触媒、紫外線吸収剤などを配合してなるクリヤー塗料
を塗装し、室温もしくは加熱して架橋硬化することによ
って形成できる。着色顔料およびメタリック顔料も該塗
膜の透明性を阻害しない程度に配合できる。基体樹脂と
しては水酸基、エポキシ基、イソシアネート基、ブロッ
クイソシアネート基、アルコキシシラン基、シラノール
基、カルボキシル基、アミノ基、重合性不飽和基含有樹
脂などから選ばれた1種もしくは2種以上の官能基を有
するアクリル樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、ケイ素含有樹脂などがあげられる。また架橋
剤としてはメラミン樹脂、ポリイソシアネート化合物、
ブロックポリイソシアネート化合物、エポキシ化合物、
カルボキシル基含有化合物、アミノ化合物、水酸基含有
化合物、重合性不飽和基含有化合物などから選ばれた1
種もしくは2種以上が使用できる。これらの基体樹脂と
架橋剤との組合わせはそれぞれが有している官能基の組
合せによって任意に選択できる。
および架橋剤を主成分とし、必要に応じて有機溶剤、硬
化触媒、紫外線吸収剤などを配合してなるクリヤー塗料
を塗装し、室温もしくは加熱して架橋硬化することによ
って形成できる。着色顔料およびメタリック顔料も該塗
膜の透明性を阻害しない程度に配合できる。基体樹脂と
しては水酸基、エポキシ基、イソシアネート基、ブロッ
クイソシアネート基、アルコキシシラン基、シラノール
基、カルボキシル基、アミノ基、重合性不飽和基含有樹
脂などから選ばれた1種もしくは2種以上の官能基を有
するアクリル樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、ケイ素含有樹脂などがあげられる。また架橋
剤としてはメラミン樹脂、ポリイソシアネート化合物、
ブロックポリイソシアネート化合物、エポキシ化合物、
カルボキシル基含有化合物、アミノ化合物、水酸基含有
化合物、重合性不飽和基含有化合物などから選ばれた1
種もしくは2種以上が使用できる。これらの基体樹脂と
架橋剤との組合わせはそれぞれが有している官能基の組
合せによって任意に選択できる。
【0009】本発明において上記の組成および方法で形
成せしめた架橋硬化クリヤー塗膜に発生したブツ、ハジ
キおよびヘコミなどの微小欠陥部(個々の大きさは通常
直径で1〜3mm程度、もしくはそれ以下)とその周辺部
を、補修部分として、サンディング即ち、研磨して該欠
陥部を除去する。サンディングは、研磨紙、研磨布、研
磨機などを使用して、既知の方法によって行うことがで
きる。
成せしめた架橋硬化クリヤー塗膜に発生したブツ、ハジ
キおよびヘコミなどの微小欠陥部(個々の大きさは通常
直径で1〜3mm程度、もしくはそれ以下)とその周辺部
を、補修部分として、サンディング即ち、研磨して該欠
陥部を除去する。サンディングは、研磨紙、研磨布、研
磨機などを使用して、既知の方法によって行うことがで
きる。
【0010】本発明では、クリヤー塗膜面の補修部分を
サンディングしてから、補修用塗料を塗装する前に、該
サンディング部分(補修部分)の塗面を沸点が200〜
250℃のエステル系有機溶剤および沸点が200〜2
50℃のエーテル系有機溶剤から選ばれた1種もしくは
2種以上の有機溶剤(以下、湿潤用溶剤という)で湿潤
せしめておくことを必須とする。
サンディングしてから、補修用塗料を塗装する前に、該
サンディング部分(補修部分)の塗面を沸点が200〜
250℃のエステル系有機溶剤および沸点が200〜2
50℃のエーテル系有機溶剤から選ばれた1種もしくは
2種以上の有機溶剤(以下、湿潤用溶剤という)で湿潤
せしめておくことを必須とする。
【0011】湿潤用溶剤において、エステル系有機溶剤
は上記沸点範囲であり、かつ1分子中に1個以上のエス
テル結合を有する溶剤であればよく、例えばγ−バレロ
ラクトン、酢酸ベンジル、酢酸ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、酢酸メトキシトリグリコール、シュウ酸ジブチ
ル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテートなどがあ
げられる。また、エーテル系有機溶剤は上記沸点範囲で
あり、かつ1分子中に1個以上のエーテル結合を有する
溶剤であればよく、例えばヘキシルエーテル、2−エチ
ルヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ヘ
キシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエー
テル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−
ヘキシルエーテル、エトキシトリグリコール、テトラエ
チレングリコールジブチルエーテルなどがあげられる。
は上記沸点範囲であり、かつ1分子中に1個以上のエス
テル結合を有する溶剤であればよく、例えばγ−バレロ
ラクトン、酢酸ベンジル、酢酸ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、酢酸メトキシトリグリコール、シュウ酸ジブチ
ル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテートなどがあ
げられる。また、エーテル系有機溶剤は上記沸点範囲で
あり、かつ1分子中に1個以上のエーテル結合を有する
溶剤であればよく、例えばヘキシルエーテル、2−エチ
ルヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ヘ
キシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエー
テル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−
ヘキシルエーテル、エトキシトリグリコール、テトラエ
チレングリコールジブチルエーテルなどがあげられる。
【0012】上記溶剤中、好ましいものとしては、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
【0013】湿潤用溶剤はこれらから選ばれた1種もし
くは2種以上が使用できる。また、該湿潤用溶剤はそれ
のみで構成されていることが好ましいが、上記の組成又
は沸点範囲以外の他の有機溶剤を併用してもさしつかえ
なく、その場合は合計重量に基いて湿潤用溶剤含有率が
50重量%以上、特に65重量%以上であることが好ま
しい。
くは2種以上が使用できる。また、該湿潤用溶剤はそれ
のみで構成されていることが好ましいが、上記の組成又
は沸点範囲以外の他の有機溶剤を併用してもさしつかえ
なく、その場合は合計重量に基いて湿潤用溶剤含有率が
50重量%以上、特に65重量%以上であることが好ま
しい。
【0014】サンディング部分(補修部分)の塗面を湿
潤用溶剤で湿潤せしめる方法は特に制限されず、例えば
刷毛、筆、噴霧器などを用いて、サンディングした塗面
に湿潤用溶剤を塗布することによって行うことができ
る。例えば、湿潤用溶剤を含ませた布でワイピングし
て、好適に湿潤させることができる。湿潤用溶剤の塗布
せしめる量は、任意で、特に限定されないが、例えば5
0〜100g/m2 程度の範囲が適している。
潤用溶剤で湿潤せしめる方法は特に制限されず、例えば
刷毛、筆、噴霧器などを用いて、サンディングした塗面
に湿潤用溶剤を塗布することによって行うことができ
る。例えば、湿潤用溶剤を含ませた布でワイピングし
て、好適に湿潤させることができる。湿潤用溶剤の塗布
せしめる量は、任意で、特に限定されないが、例えば5
0〜100g/m2 程度の範囲が適している。
【0015】本発明ではこの様に湿潤させてから、該湿
潤用溶剤が該塗面に残存(湿潤)しているうちに補修用
塗料を塗装する。
潤用溶剤が該塗面に残存(湿潤)しているうちに補修用
塗料を塗装する。
【0016】該補修用塗料としては、上記クリヤー塗料
で説明したなかから選ばれたものを使用することが好ま
しい。そして、その塗装は、例えば刷毛、筆、噴霧器な
どを用いて、サンディングした塗面に該塗料を塗布する
ことによって行える。補修用塗料の塗布量は被補修部分
の形状や大きさによって任意に選択できるが、固形分を
基準に、少なくとも研磨によって除去された量である。
本発明においては、湿潤用溶剤で補修部分を湿潤せしめ
ていることにより、補修用塗料のヌレ性が向上してお
り、塗装された補修用塗料が補修部分に薄く流展する。
で説明したなかから選ばれたものを使用することが好ま
しい。そして、その塗装は、例えば刷毛、筆、噴霧器な
どを用いて、サンディングした塗面に該塗料を塗布する
ことによって行える。補修用塗料の塗布量は被補修部分
の形状や大きさによって任意に選択できるが、固形分を
基準に、少なくとも研磨によって除去された量である。
本発明においては、湿潤用溶剤で補修部分を湿潤せしめ
ていることにより、補修用塗料のヌレ性が向上してお
り、塗装された補修用塗料が補修部分に薄く流展する。
【0017】塗装後、使用した組成に準じた条件により
該塗膜を架橋硬化せしめる。硬化後、必要に応じて他の
非補修塗膜との凹凸差をなくしたり、ツヤ出しのために
補修用塗料塗装部分を研磨する。例えば、研磨は、から
研ぎ、水研ぎなどで行なえ、具体的には研磨紙、研磨
布、スチールウール及びポータブルサンダーなどを用い
ることで好ましく実施できる。
該塗膜を架橋硬化せしめる。硬化後、必要に応じて他の
非補修塗膜との凹凸差をなくしたり、ツヤ出しのために
補修用塗料塗装部分を研磨する。例えば、研磨は、から
研ぎ、水研ぎなどで行なえ、具体的には研磨紙、研磨
布、スチールウール及びポータブルサンダーなどを用い
ることで好ましく実施できる。
【0018】
1.補修用塗料のヌレ性がすぐれ、補修部分に薄く流展
するので、その後の研磨工程が簡素化された。
するので、その後の研磨工程が簡素化された。
【0019】2.耐酸性や耐スリキズ性などを向上させ
たクリヤー塗膜であっても、湿潤用溶剤を使用すること
によって補修用塗料との付着性が著しく改善された。
たクリヤー塗膜であっても、湿潤用溶剤を使用すること
によって補修用塗料との付着性が著しく改善された。
【0020】
【実施例】本発明の実施例および比較例について説明す
る。
る。
【0021】実施例1および2 自動車外板(鋼板)にカチオン電着塗料(エポキシ−ア
ミン樹脂/ブロックポリイソシアネート系)および中塗
塗料(ポリエステル樹脂/メラミン樹脂系)を塗装し加
熱硬化した。ついで、メタリック塗料(アクリル樹脂/
メラミン樹脂系)および下記クリヤー塗料をウエットオ
ンウエット方式で塗り重ね、該両塗膜を140℃で30
分で加熱硬化した。
ミン樹脂/ブロックポリイソシアネート系)および中塗
塗料(ポリエステル樹脂/メラミン樹脂系)を塗装し加
熱硬化した。ついで、メタリック塗料(アクリル樹脂/
メラミン樹脂系)および下記クリヤー塗料をウエットオ
ンウエット方式で塗り重ね、該両塗膜を140℃で30
分で加熱硬化した。
【0022】このクリヤー塗料は水酸基含有アクリル樹
脂(メタクリル酸メチル40重量部、アクリル酸エチル
44重量部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル15重
量部及びメタクリル酸1重量部のモノマー組成から得ら
れたもの、数平均分子量15000)70重量部、ブチ
ルエーテル化メラミン樹脂30重量部及びトルエン/キ
シレン(1/1、重量比)(粘度:フォードカップ#4
/20℃/15秒)を主成分とするもので、その膜厚は
硬化塗膜を基準に40〜45μmである。そして、該ク
リヤー塗膜面に発生したブツ、ハジキおよびヘコミ(個
々の大きさは通常直径で1mm以下)とその周辺部(直径
約30cm)を#1500耐水ペーパーでクリヤー塗膜層
のみ研磨して(サンディングして)該欠陥部を除去し
た。
脂(メタクリル酸メチル40重量部、アクリル酸エチル
44重量部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル15重
量部及びメタクリル酸1重量部のモノマー組成から得ら
れたもの、数平均分子量15000)70重量部、ブチ
ルエーテル化メラミン樹脂30重量部及びトルエン/キ
シレン(1/1、重量比)(粘度:フォードカップ#4
/20℃/15秒)を主成分とするもので、その膜厚は
硬化塗膜を基準に40〜45μmである。そして、該ク
リヤー塗膜面に発生したブツ、ハジキおよびヘコミ(個
々の大きさは通常直径で1mm以下)とその周辺部(直径
約30cm)を#1500耐水ペーパーでクリヤー塗膜層
のみ研磨して(サンディングして)該欠陥部を除去し
た。
【0023】つぎに、その研磨部分を、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル(沸点230℃)(実施例
1)またはジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート(沸点246℃)(実施例2)を含ませた布
で、塗布量60g/m2 となるように均一に万遍なくワ
イピングし、これらの溶剤が湿潤している間に、上記ク
リヤー塗料を、該研磨部分の中心部を最大膜厚にし順次
薄くなるように0〜20μm(硬化塗膜として)の厚さ
で補修塗装し、赤外線照射により140℃で30分加熱
して補修部分を硬化した。ついで補修塗装部分とその周
囲との塗面の高さを同じになるように研磨布で研磨を行
った。
コールモノブチルエーテル(沸点230℃)(実施例
1)またはジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート(沸点246℃)(実施例2)を含ませた布
で、塗布量60g/m2 となるように均一に万遍なくワ
イピングし、これらの溶剤が湿潤している間に、上記ク
リヤー塗料を、該研磨部分の中心部を最大膜厚にし順次
薄くなるように0〜20μm(硬化塗膜として)の厚さ
で補修塗装し、赤外線照射により140℃で30分加熱
して補修部分を硬化した。ついで補修塗装部分とその周
囲との塗面の高さを同じになるように研磨布で研磨を行
った。
【0024】比較例1、2、3および4 上記実施例におけるワイピング用溶剤を、酢酸エチル
(沸点77℃)(比較例1)、キシレン(沸点140
℃)(比較例2)およびトリエチレングリコール(沸点
287℃)(比較例3)に代えた以外は実施例と同様に
行った。
(沸点77℃)(比較例1)、キシレン(沸点140
℃)(比較例2)およびトリエチレングリコール(沸点
287℃)(比較例3)に代えた以外は実施例と同様に
行った。
【0025】また、比較例4は、研磨後、溶剤で湿潤す
ることなしに、直接補修塗料を塗装した例である。
ることなしに、直接補修塗料を塗装した例である。
【0026】上記実施例および比較例におけるバフ研磨
時間(分)、仕上り外観(目視)および付着性について
比較した結果は、下記表1のとおりであった。
時間(分)、仕上り外観(目視)および付着性について
比較した結果は、下記表1のとおりであった。
【0027】
【表1】
【0028】上記表1における付着性試験は、ゴバン目
カッターで塗面に大きさ1mm×1mmのマス目を100個
作り、その表面に粘着セロハンテープを貼着し、それを
急激に剥がしたあとに残存したゴバン目の塗膜数(個)
を調べた結果である。
カッターで塗面に大きさ1mm×1mmのマス目を100個
作り、その表面に粘着セロハンテープを貼着し、それを
急激に剥がしたあとに残存したゴバン目の塗膜数(個)
を調べた結果である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 正隆 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中村 茂 愛知県西加茂郡三好町大字莇生字平地1 関西ペイント株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】架橋硬化せしめたクリヤー塗膜の補修部分
をサンディングし、ついでその部分に補修用塗料を塗装
して補修する方法において、該補修用塗料の塗装に先立
って、補修部分の塗面を沸点が200〜250℃のエス
テル系有機溶剤および沸点が200〜250℃のエーテ
ル系有機溶剤から選ばれた1種もしくは2種以上の有機
溶剤で湿潤せしめておくことを特徴とするクリヤー塗膜
補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14995395A JPH091061A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | クリヤー塗膜補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14995395A JPH091061A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | クリヤー塗膜補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091061A true JPH091061A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15486208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14995395A Pending JPH091061A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | クリヤー塗膜補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091061A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018024224A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-15 | 株式会社ハセ・プロ | 補修用貼付シート及び補修対象面の補修方法 |
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1995
- 1995-06-16 JP JP14995395A patent/JPH091061A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018024224A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-15 | 株式会社ハセ・プロ | 補修用貼付シート及び補修対象面の補修方法 |
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