JPH09106376A - 携帯可能情報記録媒体 - Google Patents
携帯可能情報記録媒体Info
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- JPH09106376A JPH09106376A JP7289408A JP28940895A JPH09106376A JP H09106376 A JPH09106376 A JP H09106376A JP 7289408 A JP7289408 A JP 7289408A JP 28940895 A JP28940895 A JP 28940895A JP H09106376 A JPH09106376 A JP H09106376A
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- logical
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Abstract
るアクセス条件を自由に設定する。 【解決手段】 ICカードに記録されたファイルのアク
セス条件を、コマンドグループごとに設定。キーK11
〜K28についての照合の要否を示すビット(1:必要
/0:不要)からなる条件設定領域K1,K2と、個々
の論理条件を設定する論理設定領域Jとを設ける。領域
JのビットJ1,J2は、領域K1,K2の領域内論理
条件を、ビットJ3は、領域K1,K2間の領域間論理
条件を示す。OR条件「0」が設定された領域K1で
は、キーK11,K12,K13のいずれか1つが照合
されれば条件満足し、AND条件「1」が設定された領
域K2では、キーK23,K25のすべてが照合されれ
ば条件満足する。領域間論理条件はAND条件「1」な
ので、領域K1,K2の両条件が満足すればアクセス許
可。
Description
体、特に、CPUと、このCPUによってアクセスされ
るメモリとを備えた記録媒体に関する。
録媒体は、磁気カードに代わる次世代の媒体として注目
を集めており、最近では、半導体集積回路の小型化、低
コスト化のための技術革新により、実社会の種々のシス
テムにおいてICカードが実用されるに至っている。
なる情報記録媒体としての機能だけではなく、情報処理
機能を有するため、高度なセキュリティを必要とする情
報処理システムへの利用が期待されている。一般に、I
Cカードには、EEPROMなどの不揮発性メモリが内
蔵されており、このEEPROM内にファイルとして情
報が記録されることになる。しかも、EEPROMへの
アクセスは、内蔵CPUによって行われるため、予め所
定のアクセス条件を設定しておけば、内蔵CPUがこの
アクセス条件を満足したと判断したときのみ、ファイル
へのアクセスを許可するようにすることができる。通常
は、いくつかのキーについての照合をアクセス条件とし
て設定する。すなわち、EEPROM内に予めキーを書
き込んでおき、この内部のキーと外部から与えられたキ
ーとを内蔵CPUで比較照合し、両者が一致した場合
に、当該キーが開錠されたものと判断するのである。
ICカードの所有者、発行者など)を認証するためのキ
ーや、特定のハードウエア(たとえば、端末装置)を認
証するためのキーなどが利用されている。通常は、これ
らのキーを複数用い、ファイルに対するアクセス条件と
して、複数のキーの照合を条件として設定することが多
い。すなわち、特定のファイルに対するアクセス条件と
して、特定のキーの組み合わせが要求されることにな
る。個々のファイルごとに異なったアクセス条件を設定
するために、各ファイルごとにそれぞれディレクトリ領
域を設け、このディレクトリ領域内に、照合を必要とす
るキーを指定する情報を書き込んでおくのが一般的であ
る。この場合、各ファイルに対するアクセスコマンドが
外部から与えられると、内蔵CPUは、まず、そのアク
セス対象ファイルについてのディレクトリ領域を参照
し、照合を必要とするキーについての照合作業が完了し
ている場合に限って、アクセスコマンドの実行を行うこ
とになる。
ードに比べてデータの記憶容量が大きく、内蔵した不揮
発性メモリ内に多数のファイルを記録しておくことがで
きる。しかも、EEPROMなどの内蔵不揮発性メモリ
の容量は、半導体集積回路の製造技術の進歩により、今
後も益々増加してゆくものと期待されている。このた
め、1枚のICカードを複数の用途に利用する利用形態
が一般化するものと予想される。たとえば、銀行用キャ
ッシュカード、クレジットカード、交通機関用プリペイ
ドカード、病院用診察カード、といった複数の用途に対
して、1枚のICカードで対応することが可能になる。
ドでは、個々の用途ごとに1つまたは複数のファイルを
用意する必要が生じ、各ファイルに対するアクセス条件
もそれぞれ別個独立して設定する必要がある。用途が多
様化してくると、個々のファイルごとのセキュリティの
程度も異なってくるため、それぞれの利用態様に適した
アクセス条件を設定しなければならない。しかも、同一
のファイルに対してアクセスする場合であっても、アク
セスの態様によって、異なるアクセス条件を設定する必
要もある。たとえば、同一のファイルであっても、情報
を読み出す場合と、情報を書き変える場合とでは、必要
なセキュリティの程度が異なり、通常は、後者の方によ
り高度なセキュリティ設定を行う必要がある。
て、かつ、個々のアクセス態様に応じて、それぞれ異な
るアクセス条件を自由に設定することができる携帯可能
情報記録媒体を提供することを目的とする。
よってアクセスされるメモリと、を備え、このメモリに
は、複数のファイルと個々のファイルをアクセスするた
めのアクセス条件とが書き込まれ、特定のファイルに対
するアクセスを行うためには当該ファイルについてのア
クセス条件が満足されることが要求される携帯可能情報
記録媒体において、メモリ内に、複数のキーのそれぞれ
について照合の要否を設定する条件設定領域を複数組設
け、個々の条件設定領域について、照合必要と設定され
ているキーすべてについての照合を条件とする論理積条
件か、照合必要と設定されているいずれか1つのキーに
ついての照合を条件とする論理和条件か、を領域内論理
条件としてそれぞれ定め、更に、各領域内論理条件のす
べてが満足されることをアクセスの条件とする論理積条
件か、各領域内論理条件のうちのいずれか1つが満足さ
れることをアクセスの条件とする論理和条件か、を領域
間論理条件として定め、複数の条件設定領域のうち、少
なくとも1つの条件設定領域については、論理積条件お
よび論理和条件のいずれを領域内論理条件として定める
かを、メモリ内に設定できるようにしたことを特徴とす
る携帯可能情報記録媒体。
の態様に係る携帯可能情報記録媒体において、更に、論
理積条件および論理和条件のいずれを領域間論理条件と
して定めるかを、メモリ内に設定できるようにしたもの
である。
または第2の態様に係る携帯可能情報記録媒体におい
て、CPUがメモリをアクセスするために実行するコマ
ンドを、複数のコマンドグループに分け、各ファイルご
とに、かつ、各コマンドグループごとに、それぞれ異な
る条件設定領域を設けたものである。
体では、内蔵したメモリ内に、複数のファイルと、これ
らファイルについてのアクセス条件とが書き込まれる。
しかも、このアクセス条件は、複数の条件設定領域によ
って示される。各条件設定領域は、複数のキーのそれぞ
れについての照合の要否を設定するビット群から構成さ
れる。たとえば、8ビットからなる第1の条件設定領域
と同じく8ビットからなる第2の条件設定領域を用いれ
ば、合計16個のキーについて、それぞれ照合の要否を
設定することができる。たとえば、各ビット位置にそれ
ぞれのキーを対応させ、ビット1を「照合必要」、ビッ
ト0を「照合不要」と定義すれば、0と1の羅列からな
るビット群は、個々のキーについての照合の要否を示す
ことになる。
域内論理条件が設定される。領域内論理条件としては、
論理積条件または論理和条件のいずれかが設定されるこ
とになる。論理積条件が設定されている場合には、照合
必要(ビット1)と設定されているキーすべてについて
の照合が条件となり、論理和条件が設定されている場合
には、照合必要(ビット1)と設定されているいずれか
1つのキーについての照合が条件となる。この領域内論
理条件は、たとえば、ビット1を「論理積条件」、ビッ
ト0を「論理和条件」と定義すれば、メモリ内に1ビッ
トの情報を書き込むことに設定することができる。
件に基づいて判断される。領域間論理条件としては、や
はり論理積条件または論理和条件のいずれかが設定され
ることになる。領域間論理条件として、論理積条件が設
定されている場合には、各領域内論理条件のすべてが満
足されることがアクセスの条件となり、論理和条件が設
定されている場合には、各領域内論理条件のうちのいず
れか1つが満足されることがアクセスの条件となる。
間論理条件を適宜設定できるようにすれば、個々のファ
イルに対して、かつ、個々のアクセス態様に応じて、そ
れぞれ異なるアクセス条件を自由に設定することができ
るようになる。
明する。図1は、一般的なICカード10に、外部装置
としてのリーダライタ装置20を接続し、アクセスを行
っている状態を示すブロック図である。ICカード10
とリーダライタ装置20とはI/Oライン30によって
相互に接続されている。ここで、ICカード10には、
I/Oインタフェース11、CPU12、ROM13、
RAM14、EEPROM15が内蔵されている。I/
Oインタフェース11は、I/Oライン30を介してデ
ータを送受するための入出力回路であり、CPU12は
このI/Oインタフェース11を介して、リーダライタ
装置20と交信することになる。ROM13内には、C
PU12によって実行されるべきプログラムが記憶され
ており、CPU12はこのプログラムに基いて、ICカ
ード10を統括制御する機能を有する。RAM14は、
CPU12がこのような統括制御を行う上での作業領域
として使用されるメモリである。一方、EEPROM1
5は、このICカード10に記録すべき本来のデータを
格納するメモリである。
ーダライタ装置20から電源やクロックが供給される。
したがって、ICカード10がリーダライタ装置20と
切り離されると、ICカード10への電源およびクロッ
クの供給は停止する。しかしながら、EEPROM15
は不揮発性メモリであるため、電源供給が停止した後も
その記録内容はそのまま保持される。ただ、RAM14
内のデータは、電源供給の停止によりすべて失われる。
15へのアクセスは、すべてCPU12を介して行わ
れ、外部からこれらメモリを直接アクセスすることはで
きない。すなわち、リーダライタ装置20からCPU1
2に対して所定の「コマンド」を与えると、CPU12
はこの「コマンド」を解釈実行し、その結果を、リーダ
ライタ装置20に対して「レスポンス」として返送する
ことになる。たとえば、EEPROM15内の所定のフ
ァイルに書き込みを行う場合には、「書込コマンド」と
ともに書込対象となるデータをCPU12に与え、CP
U12による「書込コマンド」の実行という形式で書込
処理が行われることになる。逆に、EEPROM15内
の所定のファイルからデータの読出しを行う場合は、所
定の「読出コマンド」をCPU12に与え、CPU12
による「読出コマンド」の実行という形式で読出処理が
行われることになる。このように、ICカード10内に
おいて「コマンド」の実行が終了すると、実行した「コ
マンド」に対する「レスポンス」が外部に対して返送さ
れる。たとえば、「書込コマンド」を与えた場合には、
書込処理が支障なく実行されたか否かを示す「レスポン
ス」が返送され、「読出コマンド」を与えた場合には、
読出対象となったデータがレスポンスという形で返送さ
れることになる。
のアクセスは、無条件で行われるわけではなく、所定の
アクセス条件が満足されることが前提となる。このアク
セス条件は、個々のファイルごとに、また、個々のコマ
ンドグループごとに設定される。以下、このようなアク
セス条件の設定方法を、具体例について詳述する。
EPROM15内のファイル構造を示すブロック図であ
る。この例では、EEPROM15内に、2つの用途別
領域A1,A2が定義されており、各用途別領域はそれ
ぞれ異なる用途に用いるデータが格納される。ここで
は、領域A1は銀行用キャッシュカードとしての用途に
用いるデータ格納に用いられ、領域A2は病院用診察カ
ードとしての用途に用いるデータ格納に用いられるもの
とする。各領域A1,A2には、それぞれ別個独立した
データファイルDF1,DF2が格納される。データフ
ァイルDF1には銀行用データが記録され、データファ
イルDF2には病院用データが記録されることになる。
一方、各領域A1,A2には、それぞれ別個独立したキ
ーファイルKF1,KF2も格納される。データファイ
ルには、このICカード10に記録すべき本来のデータ
が記録されるのに対して、キーファイルには、各領域を
アクセスするために必要なキーが格納される。すなわ
ち、キーファイルKF1には、領域A1に対するアクセ
スを行うときに照合されるキーが記録されており、キー
ファイルKF2には、領域A2に対するアクセスを行う
ときに照合されるキーが記録されている。なお、マスタ
ーファイルMFは、各用途に共通したデータを格納する
ためのファイルであり、たとえば、このICカード10
の所有者の氏名、住所、電話番号などの情報が記録され
ている。
ぞれディレクトリが作成される。すなわち、マスターフ
ァイルMFには、マスターファイルのディレクトリMF
Dが設けられ、データファイルDF1,DF2には、デ
ータファイルのディレクトリDF1D,DF2Dが設け
られ、キーファイルKF1,KF2には、キーファイル
のディレクトリKF1D,KF2Dが設けられる。これ
ら各ディレクトリには、それぞれ対応するファイルのア
ドレス位置、容量、レコード長などの情報が記録される
とともに、アクセス条件が設定される。たとえば、デー
タファイルDF1に対してアクセスを行う場合には、対
応するディレクトリDF1Dを参照して、そこに設定さ
れているアクセス条件が満足されているか否かが判断さ
れることになる。図2に示す例では、合計5つのファイ
ルが定義されており、これら各ファイルについてそれぞ
れディレクトリが設けられている。したがって、この5
つのファイルに対して、それぞれ別個のアクセス条件が
設定可能である。
に対してアクセスを行う場合であっても、そのアクセス
の態様によって、異なるアクセス条件を設定できるよう
にしている。既に述べたように、EEPROM15に対
するアクセスは、リーダライタ装置20から「コマン
ド」を与えることによって行われるが、この実施例で
は、この「コマンド」を図3の表に示すように4つのグ
ループに分けている。グループ0に所属するコマンド
は、最もセキュリティの低いコマンドであり、グループ
1,グループ2とセキュリティの程度は高くなり、グル
ープ3に所属するコマンドは、最もセキュリティの高い
コマンドである。以下、各コマンドの処理内容を簡単に
説明しておく。
ILE」は、EEPROM15内のファイルを選択する
コマンドであり、「VERIFY」は、特定のキーにつ
いての照合を行うコマンドであり、「AUTHENTI
CATE」は、リーダライタ装置20に対する認証処理
を行うコマンドである。このグループ0に所属するコマ
ンドの実行に際しては、通常は、何らアクセス条件は設
定されず、自由に実行可能である。また、グループ1に
所属する「READ BINARY」は、EEPROM
15内のファイルからデータをバイナリ形式で読み出す
コマンドであり、「READ RECORD」は、EE
PROM15内のファイルからデータをレコード単位で
読み出すコマンドである。一方、グループ2に所属する
「APPEND RECORD」は、EEPROM15
内のファイルにレコードを追加するコマンドであり、
「WRITE BINARY」は、EEPROM15内
のファイルにデータをバイナリ形式で追加書込みするコ
マンドであり、「WRITERECORD」は、EEP
ROM15内のファイルにデータをレコード単位で追加
書込みするコマンドである。更に、グループ3に所属す
る「UPDATEBINARY」は、EEPROM15
内のファイルのデータをバイナリ形式で書き換えるコマ
ンドであり、「UPDATE RECORD」は、EE
PROM15内のファイルのデータをレコード単位で書
き換えるコマンドであり、「ERASE BINAR
Y」は、EEPROM15内のファイルのデータをバイ
ナリ形式で消去するコマンドである。
各コマンドグループごとに、それぞれ別個独立したアク
セス条件が設定される。具体的なアクセス条件として
は、どのキーを開錠する必要があるか、というキーの組
み合わせがディレクトリ内に設定される。すなわち、図
4に示すように、1つのファイルについてのアクセス条
件としては、コマンドグループ0〜3のそれぞれに対し
て、「どのキーを開錠する必要があるか」というキーの
組み合わせ条件が設定されることになる。本発明の特徴
は、このキーの組み合わせの設定の仕方にある。これを
具体例について説明しよう。
D内のアクセス条件を一例として示す。このアクセス条
件は、データファイルDF1をアクセスするための条件
であり、他のファイルDF2,KF1,KF2,MFに
ついても、それぞれ同様のアクセス条件が設定される。
しかも、図5に示す1つのファイルについてのアクセス
条件は、コマンドグループ0〜3のそれぞれについて別
個独立して設定される。図では便宜上、コマンドグルー
プ3についてのアクセス条件のみを示すが、他のコマン
ドグループ0〜2のそれぞれについても、全く同じ方法
で、アクセス条件が設定されている。
てのアクセス条件は、2つの条件設定領域K1,K2と
論理設定領域Jとによって設定されている。ここで、条
件設定領域K1およびK2は、いずれも個々のキーにつ
いての照合要否を示すビット領域であるが、論理設定領
域Jは、後述するように、論理条件を設定するビット領
域であり、両者は性質を異にする。条件設定領域K1
は、8ビットからなる領域であり、各ビットには、それ
ぞれ特定のキーK11〜K18が割り当てられている。
同様に、条件設定領域K2も、8ビットからなる領域で
あり、各ビットには、それぞれ特定のキーK21〜K2
8が割り当てられている。結局、この実施例では、アク
セス条件を設定するために、合計16種類のキーを用い
ることができる。この16種類のキーのキーコードその
ものは、キーファイルKF1,KF2に書き込まれてお
り、外部から与えられたキーコードと、キーファイルK
F1,KF2に書き込まれていたキーコードとを照合
し、一致した場合には、当該キーについて照合完了(開
錠)となる。
内にビット「1」が記録されている場合には、対応する
キーが「照合必要」であることを示し、「0」が記録さ
れている場合には、対応するキーが「照合不要」である
ことを示す。たとえば、図5に示す条件設定領域K1の
設定によれば、キーK11,K12,K13については
「照合必要」であることが示されており、キーK14〜
K18については「照合不要」であることが示されてい
る。また、条件設定領域K2の設定によれば、キーK2
3,K25については「照合必要」であることが示され
ており、キーK21,K22,K24,K26〜K28
については「照合不要」であることが示されている。
は、論理条件の設定を示すものである。すなわち、ビッ
トJ1は条件設定領域K1の領域内論理条件の設定を示
し、ビットJ2は条件設定領域K2の領域内論理条件の
設定を示し、ビットJ3は条件設定領域K1,K2間の
領域間論理条件の設定を示す。より具体的には、これら
のビットに「1」が記録されている場合には、論理積条
件(AND条件)が設定されていることを示し、「0」
が記録されている場合には、論理和条件(OR条件)が
設定されていることを示す。領域内論理条件として、論
理積条件が設定されている場合には、照合必要と設定さ
れているキーすべてが照合された場合にのみ、この条件
設定領域の条件は満足されていると判断される。一方、
領域内論理条件として、論理和条件が設定されている場
合には、照合必要と設定されているキーのうちのいずれ
か1つでも照合された場合には、この条件設定領域の条
件は満足されていると判断される。
は「0」であるから、条件設定領域K1の領域内論理条
件としては、論理和条件(OR条件)が設定されている
ことになる。したがって、照合必要とされている3つの
キーK11,K12,K13のうちのいずれか1つでも
照合されれば、この領域K1の条件は満足されていると
判断される。一方、ビットJ2は「1」であるから、条
件設定領域K2の領域内論理条件としては、論理積条件
(AND条件)が設定されていることになる。したがっ
て、照合必要とされている2つのキーK23,K25が
双方ともに照合された場合に、この領域K2の条件は満
足されていると判断される このように、個々の条件設定領域について、それぞれ領
域内論理条件が満足されているか否かを判断した後、最
終的には、領域間論理条件に基いて、アクセスの可否が
決定される。すなわち、領域間論理条件として、論理積
条件が設定されている場合には、各領域内論理条件のす
べてが満足されていた場合にのみアクセス可と判断され
るが、領域間論理条件として、論理和条件が設定されて
いる場合には、各領域内論理条件のうちのいずれか1つ
が満足されていればアクセス可と判断される。
は「1」であるから、領域間論理条件としては、論理積
条件(AND条件)が設定されていることになる。した
がって、条件設定領域K1についての領域内論理条件
と、条件設定領域K2についての領域内論理条件と、の
双方が満足されていた場合にのみ、アクセス可と判断さ
れることになる。結局、この例の場合、3つのキーK1
1,K12,K13のうちの少なくとも1つについての
照合が完了し、かつ、2つのキーK23,K25の双方
についての照合が完了していた場合には、アクセス可と
判断されることになり、データファイルDF1に対し
て、コマンドグループ3に所属するコマンドによるアク
セスが許可されることになる。
完了したか否か、すなわち各キーが開錠されたか否かと
いう情報は、RAM14内の開錠フラグに記録される。
すなわち、図6に示すように、RAM14内には、8ビ
ットからなる開錠フラグ群F1と、同じく8ビットから
なる開錠フラグ群F2とが設けられている。開錠フラグ
群F1を構成する8ビットには、それぞれキーK11〜
K18が割り当てられており、開錠フラグ群F2を構成
する8ビットには、それぞれキーK21〜K28が割り
当てられている。いずれも、ビット「0」は未照合(未
開錠)の状態を示し、ビット「1」は照合完了(開錠)
の状態を示す。たとえば、リーダライタ装置20から、
キーK11を指定した「VERIFY」コマンドととも
に、キーK11のキーコード自身が与えられると、CP
U12は、この外部から与えられたキーコードを、キー
ファイルKF1またはKF2内に記録されていたキーK
11のキーコードと比較し、両者が一致すれば、開錠フ
ラグ群F1のMSBにフラグ「1」を立てる処理を行
う。こうして、照合完了したキーについては、開錠フラ
グ群F1,F2の対応するビット位置にフラグ「1」が
立つことになる。
15に対するアクセスを必要とするコマンドが与えられ
た場合には、CPU12は、RAM14内の開錠フラグ
群F1,F2の状態を参照して、このコマンドの実行の
可否を判定する。たとえば、データファイルDF1に対
して、レコードの書き換えを行うコマンド「UPDAT
E RECORD」(コマンドグループ3に所属)が与
えられたとする。この場合、CPU12は、ディレクト
リDF1Dを参照し、図5のコマンドグループ3につい
て設定されているアクセス条件が満たされているか否か
を判断する。すなわち、図6において、開錠フラグ群F
1については、まず、3つのキーK11,K12,K1
3のうちのいずれかが開錠されている(別言すれば、ビ
ットK11,K12,K13のうちの少なくとも1つに
フラグ「1」が立っている)という領域内論理条件が満
たされているかが判断され、同様に、開錠フラグ群F2
については、2つのキーK23とK25との双方が開錠
されている(別言すれば、ビットK23,K25の2つ
ともにフラグ「1」が立っている)という領域内論理条
件が満たされているかが判断される。そして、最終的
に、これら両領域内論理条件がともに満足されていると
いう領域間論理条件が判断され、コマンドの実行の可否
が判定されることになる。
の具体的なアクセス条件について説明したが、論理設定
領域Jの各ビット値を変えることにより、多種多様なア
クセス条件の設定が可能になり、論理条件の自由度は非
常に高いものになる。たとえば、図5に示す例におい
て、ビットJ1を「1」に変更すれば、5つのキーK1
1,K12,K13,K23,K25のすべてが照合さ
れた場合にのみ、アクセス条件が満足されることにな
り、ビットJ1〜J3をすべて「0」に変更すれば、5
つのキーK11,K12,K13,K23,K25のい
ずれか1つが照合されれば、アクセス条件が満足される
ことになる。このように、論理設定領域J内のビット設
定を変えることにより、自由度の高いセクセス条件設定
を行うことができる点が、この実施例の特徴である。前
述したように、今後は、1枚のICカードを多種多様な
用途に利用することが予想され、各用途に用いるファイ
ルごとに、それぞれ多種多様なアクセス条件を設定する
必要が生じる。本発明を用いれば、このような多種多様
なアクセス条件設定に柔軟に対処することが可能にな
る。
した利用態様は、対象者をいくつかのグループに分け、
そのグループ内の誰か1人についてのキー照合が完了す
ることを1つの条件とするような場合に用いると便利で
ある。たとえば、図7に示すように、対象者A〜Hまで
8人の対象者が存在し、各対象者ごとにキーK11〜K
18が与えられていた場合を考える。このとき、対象者
A,B,Cを対象者グループ1に所属させ、対象者D,
E,Fを対象者グループ2に所属させ、対象者G,Hを
対象者グループ3に所属させておき、たとえば、データ
ファイルDF1に対してコマンドグループ3に所属する
コマンドを実行させるためには、対象者グループ1に所
属する対象者のいずれか1人についてのキー照合を必要
とする、というようなアクセス条件設定を行うのであれ
ば、図5に示すように、ビットJ1を「0」に設定し、
条件設定領域K1を図示のとおりのビット設定にすれば
よい。
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、この他にも種々の態様で実施可能である。たとえ
ば、図5に示す実施例では、個々のキーについての照合
要否を示す条件設定領域として、領域K1,K2の2つ
の領域だけを設けているが、領域K3,K4,…と多数
の領域を設けるようにしてもかまわない。
K2の双方について、それぞれ領域内論理条件を自由に
設定できるようにしたが、必ずしもすべての条件設定領
域について、領域内論理条件を自由に設定できるように
しておく必要はない。たとえば、図5の実施例におい
て、条件設定領域K2については、常に、領域内論理条
件として論理積条件を用いるように定めておき、条件設
定領域K1についてのみ、論理積条件か論理和条件かを
自由に設定できるようにしてもよい。この場合、「条件
設定領域K2については論理積条件を用いる」という情
報は、ROM13内に固定情報として与えておけばよ
く、EEPROM15内におけるビットJ2は不要にな
る。同様に、図5の実施例では、領域間論理条件を自由
に設定できるようにしているが、この領域間論理条件も
ROM13内に固定情報として設定してもよく、この場
合、EEPROM15内におけるビットJ3は不要にな
る。要するに、本発明では、複数の条件設定領域のう
ち、少なくとも1つの条件設定領域については、領域内
論理条件として、論理積条件および論理和条件のいずれ
を定めるかを、不揮発性メモリ内に設定できるようにす
ればよい。
ードについて適用したが、本発明は、ICカードに限定
されるものではなく、CPUとメモリを内蔵した携帯可
能情報記録媒体に広く適用可能である。
情報記録媒体のアクセス条件の設定に関して、論理積条
件か論理和条件かを自由に設定できるようにしたため、
個々のファイルに対して、かつ、個々のアクセス態様に
応じて、それぞれ異なるアクセス条件を自由に設定する
ことができるようになる。
リーダライタ装置20を接続し、アクセスを行っている
状態を示すブロック図である。
5内のファイル構造を示すブロック図である。
ンドをグループごとに示す表である。
るコマンドグループごとのアクセス条件を示す図であ
る。
セス条件の一例を示す図である。
4内にセットされる開錠フラグを示す図である。
にアクセス条件設定を行う例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 CPUと、このCPUによってアクセス
されるメモリと、を備え、前記メモリには、複数のファ
イルと個々のファイルをアクセスするためのアクセス条
件とが書き込まれ、特定のファイルに対するアクセスを
行うためには当該ファイルについてのアクセス条件が満
足されることが要求される携帯可能情報記録媒体におい
て、 前記メモリ内に、複数のキーのそれぞれについて照合の
要否を設定する条件設定領域を複数組設け、個々の条件
設定領域について、照合必要と設定されているキーすべ
てについての照合を条件とする論理積条件か、照合必要
と設定されているいずれか1つのキーについての照合を
条件とする論理和条件か、を領域内論理条件としてそれ
ぞれ定め、更に、各領域内論理条件のすべてが満足され
ることをアクセスの条件とする論理積条件か、各領域内
論理条件のうちのいずれか1つが満足されることをアク
セスの条件とする論理和条件か、を領域間論理条件とし
て定め、 前記複数の条件設定領域のうち、少なくとも1つの条件
設定領域については、論理積条件および論理和条件のい
ずれを領域内論理条件として定めるかを、前記メモリ内
に設定できるようにしたことを特徴とする携帯可能情報
記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体において、 更に、論理積条件および論理和条件のいずれを領域間論
理条件として定めるかを、メモリ内に設定できるように
したことを特徴とする携帯可能情報記録媒体。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の記録媒体にお
いて、 CPUがメモリをアクセスするために実行するコマンド
を、複数のコマンドグループに分け、各ファイルごと
に、かつ、各コマンドグループごとに、それぞれ異なる
条件設定領域を設けたことを特徴とする携帯可能情報記
録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289408A JPH09106376A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 携帯可能情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289408A JPH09106376A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 携帯可能情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106376A true JPH09106376A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17742860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289408A Pending JPH09106376A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 携帯可能情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09106376A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000155715A (ja) * | 1998-11-19 | 2000-06-06 | Ntt Data Corp | コンピュータのディレクトリアクセス制御システム及び方法 |
| JP2000293439A (ja) * | 1999-04-06 | 2000-10-20 | Fujitsu Ltd | コンテンツ利用制御システム、コンテンツ利用装置およびその利用方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP2005516317A (ja) * | 2002-02-01 | 2005-06-02 | アクサルト ソシエテ アノニム | メモリ内の符号化データの更新管理 |
| JP2005352908A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Ntt Docomo Inc | 移動通信端末及びデータアクセス制御方法 |
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| US7296289B2 (en) | 1998-03-24 | 2007-11-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Setting or changing an access condition for an access management apparatus and method of a portable electronic device |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7289408A patent/JPH09106376A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| US6873975B1 (en) | 1999-04-06 | 2005-03-29 | Fujitsu Limited | Content usage control system, content usage apparatus, computer readable recording medium with program recorded for computer to execute usage method |
| JP2005516317A (ja) * | 2002-02-01 | 2005-06-02 | アクサルト ソシエテ アノニム | メモリ内の符号化データの更新管理 |
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| WO2005121974A1 (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Ntt Docomo, Inc. | 移動通信端末及びデータアクセス制御方法 |
| JP2007133913A (ja) * | 2007-02-16 | 2007-05-31 | Sony Corp | データ記憶装置およびデータ記憶方法 |
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