JPH09106538A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH09106538A JPH09106538A JP7264196A JP26419695A JPH09106538A JP H09106538 A JPH09106538 A JP H09106538A JP 7264196 A JP7264196 A JP 7264196A JP 26419695 A JP26419695 A JP 26419695A JP H09106538 A JPH09106538 A JP H09106538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording medium
- css
- magnetic recording
- spot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非磁性基体上のCSS領域のレーザースポッ
ト隆起部に生じた異常突起等を除去した高品質の磁気記
録媒体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 平面ポリッシュ加工を施した非磁性基体
1を用い、そのCSS領域12に多数のレーザースポッ
ト状隆起部14を形成するレーザーテクスチャー加工を
行い、しかる後、スポット状隆起部14の頂部を丸み付
けする砥粒を用いたテープテクスチャー加工を行う。レ
ーザーテクスチャー加工時に生じた異常突起が除去され
ると共に、ディスク円周方向に粗さの小さな機械的テク
スチャー加工溝15が多数形成される。第2段目の機械
的テクスチャー加工により異常突起等が除去されるた
め、その異常突起等による不良やディフェクトエラーを
抑制でき、高品質の高密度記録の媒体を得ることができ
る。また、データ領域での磁性膜の結晶方向性の付与及
びヘッド吸着現象の抑制を同時に達成できる。
ト隆起部に生じた異常突起等を除去した高品質の磁気記
録媒体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 平面ポリッシュ加工を施した非磁性基体
1を用い、そのCSS領域12に多数のレーザースポッ
ト状隆起部14を形成するレーザーテクスチャー加工を
行い、しかる後、スポット状隆起部14の頂部を丸み付
けする砥粒を用いたテープテクスチャー加工を行う。レ
ーザーテクスチャー加工時に生じた異常突起が除去され
ると共に、ディスク円周方向に粗さの小さな機械的テク
スチャー加工溝15が多数形成される。第2段目の機械
的テクスチャー加工により異常突起等が除去されるた
め、その異常突起等による不良やディフェクトエラーを
抑制でき、高品質の高密度記録の媒体を得ることができ
る。また、データ領域での磁性膜の結晶方向性の付与及
びヘッド吸着現象の抑制を同時に達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
ハードディスク装置などに使用される磁気ディスク等の
磁気記録媒体及びその製造方法に関し、特に、媒体表面
に凹凸面を反映させるための非磁性基体表面のテクスチ
ャー加工技術に関する。
ハードディスク装置などに使用される磁気ディスク等の
磁気記録媒体及びその製造方法に関し、特に、媒体表面
に凹凸面を反映させるための非磁性基体表面のテクスチ
ャー加工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】固定磁気ディスク装置に用いられている
一般的な磁気記録媒体の層構成は、図6に示す如く、デ
ィスク状の非磁性基板1a上に非磁性金属層1bを形成
して非磁性基体1とし、この非磁性基体1の上に非磁性
金属下地層2を積層した後、この金属下地層2上に、強
磁性合金体であるCo−Cr−Ta(コバルト−クロム
−タンタル)、またはCo−Cr−Pt(コバルト−ク
ロム−白金)などにより磁性層3を薄膜状に積層形成
し、更に、この磁性層3上にカーボン保護層4を形成し
て成る。そして、この保護層4の上に、必要に応じて液
体潤滑剤からなる潤滑層5を塗布して磁気ディスク10
が作製されている。
一般的な磁気記録媒体の層構成は、図6に示す如く、デ
ィスク状の非磁性基板1a上に非磁性金属層1bを形成
して非磁性基体1とし、この非磁性基体1の上に非磁性
金属下地層2を積層した後、この金属下地層2上に、強
磁性合金体であるCo−Cr−Ta(コバルト−クロム
−タンタル)、またはCo−Cr−Pt(コバルト−ク
ロム−白金)などにより磁性層3を薄膜状に積層形成
し、更に、この磁性層3上にカーボン保護層4を形成し
て成る。そして、この保護層4の上に、必要に応じて液
体潤滑剤からなる潤滑層5を塗布して磁気ディスク10
が作製されている。
【0003】非磁性基体1としては、例えばAl−Mg
合金の非磁性基板1aに無電解メッキによりNi−Pメ
ッキ層の非磁性金属層1bを形成したもの、アルマイト
基体、ガラス基体、セラミック基体などが用いられる。
そして、この非磁性基体1を必要に応じて研磨(ポリッ
シュ仕上げ)し、その表面にテクスチャー加工法で凹凸
粗さ面を付与する。その後、この非磁性基体1を約200
°Cに加熱しながらAr雰囲気下のスパッタリングによ
り層厚約200nm のCrからなる非磁性金属下地層2、層
厚約30nmのCo−Cr−Taなどからなる磁性層3、お
よび層厚約15nmのカーボンからなる保護層4を順次スパ
ッタ法により積層形成する。そして、保護層4上に、フ
ロロカーボン系の液体潤滑剤を塗布して層厚約2nmの潤
滑層5を形成し、磁気ディスク10を製造する。
合金の非磁性基板1aに無電解メッキによりNi−Pメ
ッキ層の非磁性金属層1bを形成したもの、アルマイト
基体、ガラス基体、セラミック基体などが用いられる。
そして、この非磁性基体1を必要に応じて研磨(ポリッ
シュ仕上げ)し、その表面にテクスチャー加工法で凹凸
粗さ面を付与する。その後、この非磁性基体1を約200
°Cに加熱しながらAr雰囲気下のスパッタリングによ
り層厚約200nm のCrからなる非磁性金属下地層2、層
厚約30nmのCo−Cr−Taなどからなる磁性層3、お
よび層厚約15nmのカーボンからなる保護層4を順次スパ
ッタ法により積層形成する。そして、保護層4上に、フ
ロロカーボン系の液体潤滑剤を塗布して層厚約2nmの潤
滑層5を形成し、磁気ディスク10を製造する。
【0004】このような磁気ディスク10が図7に示す
ハードディスク装置などに実装されると、装置の磁気ヘ
ッド20との接触動作を繰り返すこととなる。これは、
一般に、ハードディスク装置などにおいて、停止時に磁
気ヘッド20と磁気ディスク10の表面のディスク内周
領域で接触する状態であり、この状態から稼動時のみに
ヘッド20が磁気ディスク10表面から僅かに浮上し
て、ディスク外周側のデータ領域で情報の読み取り動作
又は書込み動作が行われるCSS(コンタクト・スター
ト・ストップ)方式が採用されているためである。従っ
て、電源のオン・オフに伴いヘッド20と磁気ディスク
10はディスク内周領域のCSS領域で摺動状態となる
ため、媒体表面の耐磨耗性や潤滑性が不十分な場合、こ
の摺動が繰り返されることによって表面が磨滅し、程度
のひどい場合には磁性層3が破損して記録再生が不可能
となる。この対策として、耐磨耗性を向上させる目的
で、非磁性金属層(Ni−Pメッキ)12表面のCSS
領域上に円周方向にテクスチャー加工溝を施して粗さ
(凹凸)を付与し、その粗さを保護層4の表面にまで反
映させるようにしている。媒体表面のCSS領域の粗さ
(凹凸溝)が大きければ大きい程、ヘッドと媒体の接触
面積が減少する。このため、一般に、テクスチャー加工
の第1段目の加工では、大きな砥粒のテープ(ベースフ
ィルム上に砥粒とバインダを接着したもの)で擦り付け
るテープテクスチャー加工を施すか、大きな砥粒のスラ
リーでスラリーテクスチャー加工(パッドに砥粒と研磨
液を滴下してテクスチャー加工すること)を施し、非磁
性基体1に粗さ面を付与した後、第2段目のテクスチャ
ー加工では、小さな砥粒のテープ又はスラリーを用いて
初段加工時(第1段目)に発生した異常突起を除去する
ようにしている。
ハードディスク装置などに実装されると、装置の磁気ヘ
ッド20との接触動作を繰り返すこととなる。これは、
一般に、ハードディスク装置などにおいて、停止時に磁
気ヘッド20と磁気ディスク10の表面のディスク内周
領域で接触する状態であり、この状態から稼動時のみに
ヘッド20が磁気ディスク10表面から僅かに浮上し
て、ディスク外周側のデータ領域で情報の読み取り動作
又は書込み動作が行われるCSS(コンタクト・スター
ト・ストップ)方式が採用されているためである。従っ
て、電源のオン・オフに伴いヘッド20と磁気ディスク
10はディスク内周領域のCSS領域で摺動状態となる
ため、媒体表面の耐磨耗性や潤滑性が不十分な場合、こ
の摺動が繰り返されることによって表面が磨滅し、程度
のひどい場合には磁性層3が破損して記録再生が不可能
となる。この対策として、耐磨耗性を向上させる目的
で、非磁性金属層(Ni−Pメッキ)12表面のCSS
領域上に円周方向にテクスチャー加工溝を施して粗さ
(凹凸)を付与し、その粗さを保護層4の表面にまで反
映させるようにしている。媒体表面のCSS領域の粗さ
(凹凸溝)が大きければ大きい程、ヘッドと媒体の接触
面積が減少する。このため、一般に、テクスチャー加工
の第1段目の加工では、大きな砥粒のテープ(ベースフ
ィルム上に砥粒とバインダを接着したもの)で擦り付け
るテープテクスチャー加工を施すか、大きな砥粒のスラ
リーでスラリーテクスチャー加工(パッドに砥粒と研磨
液を滴下してテクスチャー加工すること)を施し、非磁
性基体1に粗さ面を付与した後、第2段目のテクスチャ
ー加工では、小さな砥粒のテープ又はスラリーを用いて
初段加工時(第1段目)に発生した異常突起を除去する
ようにしている。
【0005】しかしながら、上記のテープテクスチャー
加工又はスラリーテクスチャー加工等の砥粒を用いた機
械的テクスチャー加工では、初段テクスチャー加工で基
体1表面に粗さを付与した後、第2段目のテクスチャー
加工で初段テクスチャー加工の際に生じた異常突起を除
去しているため、最低2回の機械的テクスチャー加工を
必要としている。
加工又はスラリーテクスチャー加工等の砥粒を用いた機
械的テクスチャー加工では、初段テクスチャー加工で基
体1表面に粗さを付与した後、第2段目のテクスチャー
加工で初段テクスチャー加工の際に生じた異常突起を除
去しているため、最低2回の機械的テクスチャー加工を
必要としている。
【0006】そこで、最近ではデータ領域の粗さを小さ
くして記録密度を上げると共に、CSS領域に必要な粗
さを確保するために、図8に示すように、レーザー加工
により基体1表面のCSS領域12に多数の散在したレ
ーザースポット状隆起部14を形成して表面粗さ出しを
行うレーザーテクスチャー加工が提案されている。この
レーザーテクスチャー加工法によると、CSS領域12
のデイスク円周方向に多数のスポット状隆起部14から
成る隆起列が形成され、通称3.5インチの磁気ディス
クの場合、スポット状隆起部14は片面当たり最多で10
8 個程度にも及ぶ。スポット状隆起部14はクレータ状
を呈しており、中央窪み14aとその周りに輪状端部1
4bとを有している。このようなスポット状隆起部14
の形成メカニズムは、基体1表面にレーザースポットを
照射すると、その照射スポット面の空気が瞬間的に昇温
して爆発的に断熱膨張することにより生じる衝撃波で基
体1表面がスポット的に打ち凹むものと考えられてい
る。
くして記録密度を上げると共に、CSS領域に必要な粗
さを確保するために、図8に示すように、レーザー加工
により基体1表面のCSS領域12に多数の散在したレ
ーザースポット状隆起部14を形成して表面粗さ出しを
行うレーザーテクスチャー加工が提案されている。この
レーザーテクスチャー加工法によると、CSS領域12
のデイスク円周方向に多数のスポット状隆起部14から
成る隆起列が形成され、通称3.5インチの磁気ディス
クの場合、スポット状隆起部14は片面当たり最多で10
8 個程度にも及ぶ。スポット状隆起部14はクレータ状
を呈しており、中央窪み14aとその周りに輪状端部1
4bとを有している。このようなスポット状隆起部14
の形成メカニズムは、基体1表面にレーザースポットを
照射すると、その照射スポット面の空気が瞬間的に昇温
して爆発的に断熱膨張することにより生じる衝撃波で基
体1表面がスポット的に打ち凹むものと考えられてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
テクスチャー加工にレーザーテクスチャー加工法を用い
る磁気記録媒体の製造方法にあっては、次のような問題
点がある。
テクスチャー加工にレーザーテクスチャー加工法を用い
る磁気記録媒体の製造方法にあっては、次のような問題
点がある。
【0008】 レーザーテクスチャー加工法を用いて
スポット状隆起部14を形成した場合、図8及び図9に
誇張して示す如く、輪状端部14bの頂部に基体1表面
の異物や残渣等を要因として異常突起Cが生じることが
ある。この異常突起Cが基体表面に残されたまま、非磁
性金属下地層2、磁性層3、保護層4、及び潤滑層5が
積層形成されてしまうと、最終的には異常突起不良或い
はこの異常突起を成膜後処理のヘッドバニッシュ等によ
り削り取った跡部がディフェクトエラーとして検出され
てしまい、高密度磁気記録の品質が得られ難くなる。
スポット状隆起部14を形成した場合、図8及び図9に
誇張して示す如く、輪状端部14bの頂部に基体1表面
の異物や残渣等を要因として異常突起Cが生じることが
ある。この異常突起Cが基体表面に残されたまま、非磁
性金属下地層2、磁性層3、保護層4、及び潤滑層5が
積層形成されてしまうと、最終的には異常突起不良或い
はこの異常突起を成膜後処理のヘッドバニッシュ等によ
り削り取った跡部がディフェクトエラーとして検出され
てしまい、高密度磁気記録の品質が得られ難くなる。
【0009】 他方、基体1のCSS領域12では多
数のスポット状隆起部14が形成されており、データ領
域16では殆ど平坦面となっているため、その境界部1
8では強い段差を呈している。このため、磁気ディスク
の回転により生じるディスク表面空気膜の作用で浮上し
た磁気ヘッド20がその境界部18を通過する際にその
付近の異常気流(乱流)によってヘッド浮上特性が不安
定となり、境界部18での記録再生特性の劣化や、最悪
の場合ヘッドクラッシュ等の修復不能な障害をもたらす
おそれがある。
数のスポット状隆起部14が形成されており、データ領
域16では殆ど平坦面となっているため、その境界部1
8では強い段差を呈している。このため、磁気ディスク
の回転により生じるディスク表面空気膜の作用で浮上し
た磁気ヘッド20がその境界部18を通過する際にその
付近の異常気流(乱流)によってヘッド浮上特性が不安
定となり、境界部18での記録再生特性の劣化や、最悪
の場合ヘッドクラッシュ等の修復不能な障害をもたらす
おそれがある。
【0010】そこで上記問題点に鑑み、本発明の第1の
課題は、非磁性基体の上にレーザーテクスチャー加工の
外、機械的テクスチャー加工をも施すことにより、レー
ザースポット隆起部に生じた異常突起等を除去した磁気
記録媒体及びその製造方法を提供することにある。ま
た、本発明の第2の課題は、CSS領域とデータ領域と
の境界部での異常気流の発生を抑制することにより、境
界部での記録再生特性の劣化やヘッドクラッシュ等の修
復不能な障害を防止できる磁気記録媒体及びその製造方
法を提供することにある。
課題は、非磁性基体の上にレーザーテクスチャー加工の
外、機械的テクスチャー加工をも施すことにより、レー
ザースポット隆起部に生じた異常突起等を除去した磁気
記録媒体及びその製造方法を提供することにある。ま
た、本発明の第2の課題は、CSS領域とデータ領域と
の境界部での異常気流の発生を抑制することにより、境
界部での記録再生特性の劣化やヘッドクラッシュ等の修
復不能な障害を防止できる磁気記録媒体及びその製造方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明の講じた第1の手段は、レーザーテク
スチャー加工の後に、レーザースポット状隆起部の丸み
付けに適した機械的テクスチャー加工を施したところに
ある。即ち、本発明の第1の手段は、非磁性基体の表面
に非磁性金属下地層,磁性層,保護層を順次積層し、そ
の保護層の上に液体潤滑層を塗布して成る磁気記録媒体
において、上記非磁性基体の表面のCSS領域に形成さ
れた多数のレーザースポット状隆起部と、上記CSS領
域及びデータ領域に形成された機械的テクスチャー加工
溝とを併有して成ることを特徴とする。ここで、レーザ
ースポット状隆起部の隆起高さhとしては5〜100 nmで
あることが好ましく、且つ、上記隆起高さhと上記機械
的テクスチャー加工溝の中心線平均粗さRaとの比Ra
/hは2.1 ×10-2〜40×10-2であることが好ましい。特
に、比Ra/hは8.0 ×10-2〜16×10-2であることが望
ましい。
るために、本発明の講じた第1の手段は、レーザーテク
スチャー加工の後に、レーザースポット状隆起部の丸み
付けに適した機械的テクスチャー加工を施したところに
ある。即ち、本発明の第1の手段は、非磁性基体の表面
に非磁性金属下地層,磁性層,保護層を順次積層し、そ
の保護層の上に液体潤滑層を塗布して成る磁気記録媒体
において、上記非磁性基体の表面のCSS領域に形成さ
れた多数のレーザースポット状隆起部と、上記CSS領
域及びデータ領域に形成された機械的テクスチャー加工
溝とを併有して成ることを特徴とする。ここで、レーザ
ースポット状隆起部の隆起高さhとしては5〜100 nmで
あることが好ましく、且つ、上記隆起高さhと上記機械
的テクスチャー加工溝の中心線平均粗さRaとの比Ra
/hは2.1 ×10-2〜40×10-2であることが好ましい。特
に、比Ra/hは8.0 ×10-2〜16×10-2であることが望
ましい。
【0012】このような磁気記録媒体を得る製造方法と
しては、上記テクスチャー加工工程として、CSS領域
に多数のスポット状隆起部を形成するレーザーテクスチ
ャー加工を行った後に、少なくともCSS領域に上記ス
ポット状隆起部の頂部を丸み付けする砥粒を用いた機械
的テクスチャー加工を行う。
しては、上記テクスチャー加工工程として、CSS領域
に多数のスポット状隆起部を形成するレーザーテクスチ
ャー加工を行った後に、少なくともCSS領域に上記ス
ポット状隆起部の頂部を丸み付けする砥粒を用いた機械
的テクスチャー加工を行う。
【0013】上記第2の課題を解決するために、本発明
の講じた第2の手段は、CSS領域のデータ領域側にレ
ーザースポット状隆起部の高さがCSS領域からデータ
領域にかけて漸減する隆起高さ勾配部を有して成ること
を特徴とする。
の講じた第2の手段は、CSS領域のデータ領域側にレ
ーザースポット状隆起部の高さがCSS領域からデータ
領域にかけて漸減する隆起高さ勾配部を有して成ること
を特徴とする。
【0014】このような磁気記録媒体を得る製造方法と
しては、レーザーテクスチャー加工後の機械的テクスチ
ャー加工において、テーパ状ローラを用い、CSS領域
のデータ領域側にスポット状隆起部の高さをCSS領域
からデータ領域にかけて漸減させるように施すテープテ
クスチャー加工とすることが好ましい。
しては、レーザーテクスチャー加工後の機械的テクスチ
ャー加工において、テーパ状ローラを用い、CSS領域
のデータ領域側にスポット状隆起部の高さをCSS領域
からデータ領域にかけて漸減させるように施すテープテ
クスチャー加工とすることが好ましい。
【0015】〔作用〕非磁性基体の表面のCSS領域に
レーザーテクスチャー加工を施した後、レーザースポッ
ト状隆起部の丸み付けに適した機械的テクスチャー加工
を施すると、そのレーザースポット隆起部に生じた異常
突起等が除去される。このため、その異常突起等による
不良やディフェクトエラーを抑制でき、高密度記録の媒
体を得ることができる。また、データ領域も同時に機械
的テクスチャー加工を施す場合には、データ領域上の細
かな円周方向のテクスチャー溝に沿って磁性膜の結晶方
向性が円周方向に揃うことにより磁気特性の改善に寄与
すると共に、多少の細かな凹凸面によってヘッド吸着現
象が抑制される。
レーザーテクスチャー加工を施した後、レーザースポッ
ト状隆起部の丸み付けに適した機械的テクスチャー加工
を施すると、そのレーザースポット隆起部に生じた異常
突起等が除去される。このため、その異常突起等による
不良やディフェクトエラーを抑制でき、高密度記録の媒
体を得ることができる。また、データ領域も同時に機械
的テクスチャー加工を施す場合には、データ領域上の細
かな円周方向のテクスチャー溝に沿って磁性膜の結晶方
向性が円周方向に揃うことにより磁気特性の改善に寄与
すると共に、多少の細かな凹凸面によってヘッド吸着現
象が抑制される。
【0016】そして、レーザースポット状隆起部の隆起
高さhを5〜100 nmとし、且つ、隆起高さhと機械的テ
クスチャー加工溝の中心線平均粗さRaとの比Ra/h
を2.1 ×10-2〜40×10-2とすると、CSS領域でのヘッ
ドとの接触面積が少なく、耐磨耗性が良好であり、ま
た、磁気特性も不具合なく、ヘッド吸着現象も充分に抑
制できることが判明した。
高さhを5〜100 nmとし、且つ、隆起高さhと機械的テ
クスチャー加工溝の中心線平均粗さRaとの比Ra/h
を2.1 ×10-2〜40×10-2とすると、CSS領域でのヘッ
ドとの接触面積が少なく、耐磨耗性が良好であり、ま
た、磁気特性も不具合なく、ヘッド吸着現象も充分に抑
制できることが判明した。
【0017】また、CSS領域のデータ領域側に隆起高
さ勾配部を設けた磁気記録媒体によれば、境界部には急
峻な段差がないので、その付近での異常気流を抑制でき
る。
さ勾配部を設けた磁気記録媒体によれば、境界部には急
峻な段差がないので、その付近での異常気流を抑制でき
る。
【0018】このため、そこを通過する磁気ヘッドの動
きを安定させることができるので、記録再生特性の劣化
やヘッドクラッシュ等を防止できる。
きを安定させることができるので、記録再生特性の劣化
やヘッドクラッシュ等を防止できる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0021】〔第1実施例〕本例の磁気記録媒体は、図
6に示す如く、Al製の非磁性基板1aとこの上に形成
したNi−P無電解メッキの非磁性金属層1bからなる
非磁性基体(ディスク板)1を用い、その表面に平面ポ
リッシュ加工を施した後、後述するようなテクスチャー
加工を行い、しかる後、そのテクスチャー加工が施され
た非磁性基体1の表面に、Cr等の非磁性金属下地層
2、Co−Cr−Taなどからなる強磁性合金体の磁性
層3、及びカーボン保護層4を順次積層形成し、その保
護層4の表面に液体潤滑剤の潤滑層5を形成したもので
ある。
6に示す如く、Al製の非磁性基板1aとこの上に形成
したNi−P無電解メッキの非磁性金属層1bからなる
非磁性基体(ディスク板)1を用い、その表面に平面ポ
リッシュ加工を施した後、後述するようなテクスチャー
加工を行い、しかる後、そのテクスチャー加工が施され
た非磁性基体1の表面に、Cr等の非磁性金属下地層
2、Co−Cr−Taなどからなる強磁性合金体の磁性
層3、及びカーボン保護層4を順次積層形成し、その保
護層4の表面に液体潤滑剤の潤滑層5を形成したもので
ある。
【0022】図1に示すように、本例のテクスチャー加
工では、まず、非磁性基体1の表面に対し、CSS領域
12に多数のレーザースポット状隆起部14を形成する
レーザーテクスチャー加工(ドット加工)を行う。ここ
で、図2に示す如く、スポット状隆起部14の中央窪み
14aの深さd、輪状端部14bの直径φ、輪状端部1
4bの隆起高さh、隣接する隆起部14同士の間隔Pを
変えたときの適正条件を表1に掲げる。
工では、まず、非磁性基体1の表面に対し、CSS領域
12に多数のレーザースポット状隆起部14を形成する
レーザーテクスチャー加工(ドット加工)を行う。ここ
で、図2に示す如く、スポット状隆起部14の中央窪み
14aの深さd、輪状端部14bの直径φ、輪状端部1
4bの隆起高さh、隣接する隆起部14同士の間隔Pを
変えたときの適正条件を表1に掲げる。
【0023】
【表1】
【0024】そして、この後、スポット状隆起部14の
頂部を丸み付けする砥粒を用いた機械的テクスチャー加
工を行う。本例では図4に示すように、細かな砥粒のテ
ープ(ベースフィルム上に砥粒とバインダを接着したも
の)23をローラ24(本例では図5(a)の段付きロ
ーラ21)を用いて非磁性基体1に擦り付けるテープテ
クスチャー加工を行った。これによって、レーザーテク
スチャー加工時に生じた図8に示す如くの異常突起Cが
除去されると共に、図1に示す如くディスク円周方向に
粗さの小さな機械的テクスチャー加工溝15が多数形成
される。異常突起等が除去されるため、その異常突起等
による不良やディフェクトエラーを抑制でき、高密度記
録の媒体を得ることができる。本例ではデータ領域16
も同時にテープテクスチャー加工が施されるので、デー
タ領域16上の細かな機械的テクスチャー溝15によっ
て、その後の成膜過程における磁性膜の結晶方向性が揃
い磁気特性の改善に寄与すると共に、データ領域16上
の細かな凹凸面がヘッド吸着現象を抑制する効果をもた
らす。なお、異常突起Cの除去のみを達成するには、C
SS領域12のみに機械的テクスチャー加工を施すよう
にすれば良い。
頂部を丸み付けする砥粒を用いた機械的テクスチャー加
工を行う。本例では図4に示すように、細かな砥粒のテ
ープ(ベースフィルム上に砥粒とバインダを接着したも
の)23をローラ24(本例では図5(a)の段付きロ
ーラ21)を用いて非磁性基体1に擦り付けるテープテ
クスチャー加工を行った。これによって、レーザーテク
スチャー加工時に生じた図8に示す如くの異常突起Cが
除去されると共に、図1に示す如くディスク円周方向に
粗さの小さな機械的テクスチャー加工溝15が多数形成
される。異常突起等が除去されるため、その異常突起等
による不良やディフェクトエラーを抑制でき、高密度記
録の媒体を得ることができる。本例ではデータ領域16
も同時にテープテクスチャー加工が施されるので、デー
タ領域16上の細かな機械的テクスチャー溝15によっ
て、その後の成膜過程における磁性膜の結晶方向性が揃
い磁気特性の改善に寄与すると共に、データ領域16上
の細かな凹凸面がヘッド吸着現象を抑制する効果をもた
らす。なお、異常突起Cの除去のみを達成するには、C
SS領域12のみに機械的テクスチャー加工を施すよう
にすれば良い。
【0025】ここで、第2段目の機械的テクスチャー加
工によるテクスチャー溝15の粗さ度を、レーザーテク
スチャーによるスポット状隆起部14の隆起高さhとの
関係で表1に併せて掲げてある。CSS領域でのスポッ
ト状隆起部14の凹凸に重畳した機械的テクスチャー溝
15の凹凸高さΔhとしてはデータ領域における中心線
平均粗さRaに相当している。なお、中心線平均粗さR
aはデータ領域16において径方向に測定した値であ
る。機械的テクスチャー溝15の中心線平均粗さRa
は、CSS領域で異常突起Cを除去できる点、データ領
域で磁性膜の結晶方向性を持たせる点、データ領域でヘ
ッド吸着現象を抑制する凹凸を付与する点で重要であ
る。粗さRaが小さすぎると、結晶方向性の付与及びヘ
ッド吸着現象の抑制が減じ、粗さRaが大きすぎると、
異常突起の除去効果が薄れる。スポット状隆起部群の隆
起高さhは粗さに関係しているので、表1から、隆起高
さhと機械的テクスチャー加工溝15の粗さRaとの比
Ra/hを採ると、hが5〜10nmではRa/hが8.0 〜
40×10-2、10〜30nmでは2.6 〜45×10-2、30〜60nmでは
2.5 〜23×10 -2 、60〜100nm では2.0 〜16×10-2であ
る。従って、許容できるRa/hの範囲は2.1 〜40×10
-2 で、望ましくは8.0 〜16×10 -2 と判明した。
工によるテクスチャー溝15の粗さ度を、レーザーテク
スチャーによるスポット状隆起部14の隆起高さhとの
関係で表1に併せて掲げてある。CSS領域でのスポッ
ト状隆起部14の凹凸に重畳した機械的テクスチャー溝
15の凹凸高さΔhとしてはデータ領域における中心線
平均粗さRaに相当している。なお、中心線平均粗さR
aはデータ領域16において径方向に測定した値であ
る。機械的テクスチャー溝15の中心線平均粗さRa
は、CSS領域で異常突起Cを除去できる点、データ領
域で磁性膜の結晶方向性を持たせる点、データ領域でヘ
ッド吸着現象を抑制する凹凸を付与する点で重要であ
る。粗さRaが小さすぎると、結晶方向性の付与及びヘ
ッド吸着現象の抑制が減じ、粗さRaが大きすぎると、
異常突起の除去効果が薄れる。スポット状隆起部群の隆
起高さhは粗さに関係しているので、表1から、隆起高
さhと機械的テクスチャー加工溝15の粗さRaとの比
Ra/hを採ると、hが5〜10nmではRa/hが8.0 〜
40×10-2、10〜30nmでは2.6 〜45×10-2、30〜60nmでは
2.5 〜23×10 -2 、60〜100nm では2.0 〜16×10-2であ
る。従って、許容できるRa/hの範囲は2.1 〜40×10
-2 で、望ましくは8.0 〜16×10 -2 と判明した。
【0026】かかる範囲では異常突起の除去,結晶方向
性の付与及びヘッド吸着現象の抑制を同時に達成でき
た。
性の付与及びヘッド吸着現象の抑制を同時に達成でき
た。
【0027】〔第2実施例〕本例は、図5(b)に示す
テーパ状ローラ22を用いて第2段目のテープテクスチ
ャー加工を行い、図2に示す如くスポット状隆起部14
の隆起高さh0 が一様のCSS領域12とデータ領域1
6との境界部において、隆起部の高さh1 がCSS領域
12からデータ領域16にかけて漸減する隆起高さ勾配
部17を形成する。ここで、勾配部17の領域幅は、例
えば最小で0.05mm、最大で20mmとし、勾配部17の外周
側と内周側の隆起高さの高低差は、例えば最小で5nm、
最大で95nmとする。なお、CSS領域の全体が隆起高さ
勾配部となっていても良い。
テーパ状ローラ22を用いて第2段目のテープテクスチ
ャー加工を行い、図2に示す如くスポット状隆起部14
の隆起高さh0 が一様のCSS領域12とデータ領域1
6との境界部において、隆起部の高さh1 がCSS領域
12からデータ領域16にかけて漸減する隆起高さ勾配
部17を形成する。ここで、勾配部17の領域幅は、例
えば最小で0.05mm、最大で20mmとし、勾配部17の外周
側と内周側の隆起高さの高低差は、例えば最小で5nm、
最大で95nmとする。なお、CSS領域の全体が隆起高さ
勾配部となっていても良い。
【0028】このように、本例ではCSS領域12とデ
ータ領域16との境界部の隆起部14の高さが勾配を以
て連絡しているため、磁気ヘッド20が境界部を通過す
る際、その付近での異常気流が抑制されるため、磁気ヘ
ッド20の動き(シーク動作など)を安定させることが
できる。これにより、記録再生特性の劣化やヘッドクラ
ッシュ等を防止できる。
ータ領域16との境界部の隆起部14の高さが勾配を以
て連絡しているため、磁気ヘッド20が境界部を通過す
る際、その付近での異常気流が抑制されるため、磁気ヘ
ッド20の動き(シーク動作など)を安定させることが
できる。これにより、記録再生特性の劣化やヘッドクラ
ッシュ等を防止できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、非磁性
基体の表面のCSS領域にレーザーテクスチャー加工を
施した後、レーザースポット状隆起部の丸み付けに適し
た機械的テクスチャー加工を施して成ることを特徴とす
る。従って、次のような効果を奏する。
基体の表面のCSS領域にレーザーテクスチャー加工を
施した後、レーザースポット状隆起部の丸み付けに適し
た機械的テクスチャー加工を施して成ることを特徴とす
る。従って、次のような効果を奏する。
【0030】 機械的テクスチャー加工によって、レ
ーザースポット隆起部に生じた異常突起等が除去され
る。このため、その異常突起等による不良やディフェク
トエラーを抑制でき、高密度記録の媒体を得ることがで
きる。また、データ領域も同時に機械的テクスチャー加
工を施す場合には、データ領域上の細かなテクスチャー
溝によって磁性膜の結晶方向性が揃い磁気特性の改善に
寄与すると共に、多少の細かな凹凸面でヘッド吸着現象
が抑制される。
ーザースポット隆起部に生じた異常突起等が除去され
る。このため、その異常突起等による不良やディフェク
トエラーを抑制でき、高密度記録の媒体を得ることがで
きる。また、データ領域も同時に機械的テクスチャー加
工を施す場合には、データ領域上の細かなテクスチャー
溝によって磁性膜の結晶方向性が揃い磁気特性の改善に
寄与すると共に、多少の細かな凹凸面でヘッド吸着現象
が抑制される。
【0031】 特に、レーザースポット状隆起部の隆
起高さ(平均)hを5〜100 nmとし、且つ、隆起高さh
と機械的テクスチャー加工溝の中心線平均粗さRaとの
比Ra/hを2.1 〜40×10 -2 とすると、CSS領域で
のヘッドとの接触面積が少なく、耐磨耗性が良好であ
り、また、磁気特性も不具合なく、ヘッド吸着現象も充
分に抑制できることが判明した。特に、8.0 〜16×10
-2 の場合、異常突起の除去,データ領域での磁性膜の
結晶方向性の付与及びヘッド吸着現象の抑制を同時に達
成できた。
起高さ(平均)hを5〜100 nmとし、且つ、隆起高さh
と機械的テクスチャー加工溝の中心線平均粗さRaとの
比Ra/hを2.1 〜40×10 -2 とすると、CSS領域で
のヘッドとの接触面積が少なく、耐磨耗性が良好であ
り、また、磁気特性も不具合なく、ヘッド吸着現象も充
分に抑制できることが判明した。特に、8.0 〜16×10
-2 の場合、異常突起の除去,データ領域での磁性膜の
結晶方向性の付与及びヘッド吸着現象の抑制を同時に達
成できた。
【0032】 更に、CSS領域のデータ領域側に隆
起高さ勾配部を設けた構成によれば、境界部を通過する
磁気ヘッドの動きを安定させることができるので、記録
再生特性の劣化やヘッドクラッシュ等を防止できる。
起高さ勾配部を設けた構成によれば、境界部を通過する
磁気ヘッドの動きを安定させることができるので、記録
再生特性の劣化やヘッドクラッシュ等を防止できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る磁気ディスクの非磁
性基体上のテクスチャー加工面を表す説明図である。
性基体上のテクスチャー加工面を表す説明図である。
【図2】第1実施例の磁気ディスクの非磁性基体表面の
様子を示す拡大断面図である。
様子を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る磁気ディスクの非磁
性基体上の隆起高勾配部を示す部分断面図である。
性基体上の隆起高勾配部を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第1及び第2実施例におけるテープテ
クスチャー加工法を示す説明図である。
クスチャー加工法を示す説明図である。
【図5】(a)は本発明の第1実施例におけるテープテ
クスチャー加工法に用いる段付きローラを示す斜視図、
(b)本発明の第2実施例におけるテープテクスチャー
加工法に用いるテーパ状ローラを示す斜視図である。
クスチャー加工法に用いる段付きローラを示す斜視図、
(b)本発明の第2実施例におけるテープテクスチャー
加工法に用いるテーパ状ローラを示す斜視図である。
【図6】一般的な磁気ディスクの層構造を示す模式的斜
視図である。
視図である。
【図7】一般的な固定磁気ディスク装置の概念を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】従来の磁気デイスクの非磁性基体上のテクスチ
ャー加工面を表す説明図である。
ャー加工面を表す説明図である。
【図9】図8に示す非磁性基体上のスポット状隆部の段
差部を示す部分断面図である。
差部を示す部分断面図である。
1…基体 1a…非磁性基板 1b…非磁性金属層 2…金属下地層 3…磁性層 4…保護層 5…潤滑層 10…磁気ディスク 12…CSS領域 14…レーザースポット状隆起部 14a…中央窪み 14b…輪状端部 15…機械的テクスチャー溝 16…データ領域 17…隆起高さ勾配部 20…磁気ヘッド 21…段付きローラ 22…テーパ状ローラ 23…テープ 24…ローラ C…異常突起。
Claims (7)
- 【請求項1】 非磁性基体の表面に非磁性金属下地層,
磁性層,保護層を順次積層し、その保護層の上に液体潤
滑層を塗布して成る磁気記録媒体において、 前記非磁性基体の表面のCSS領域に形成された多数の
レーザースポット状隆起部と、前記CSS領域及びデー
タ領域に形成された機械的テクスチャー加工溝とを併有
して成ることを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1において、前記レーザースポッ
ト状隆起部の隆起高さhは5〜100 nmであって、前記隆
起高さhと前記機械的テクスチャー加工溝の中心線平均
粗さRaとの比Ra/hは2.1 ×10-2〜40×10-2である
ことを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項3】 請求項2において、前記比Ra/hは8.
0 ×10-2〜16×10-2であることを特徴とする磁気記録媒
体。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
おいて、前記CSS領域の前記データ領域側に前記レー
ザースポット状隆起部の高さが前記CSS領域から前記
データ領域にかけて漸減する隆起高さ勾配部を有して成
ることを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項5】 非磁性基体の表面に非磁性金属下地層,
磁性層,保護層を順次積層し、その保護層の上に液体潤
滑層を塗布して成る磁気記録媒体において、 前記非磁性基体の表面のCSS領域に形成された多数の
レーザースポット状隆起部と、前記CSS領域のデータ
領域側に前記レーザースポット状隆起部の高さが前記C
SS領域から前記データ領域にかけて漸減する隆起高さ
勾配部とを有することを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項6】 非磁性基体の表面にテクスチャー加工を
施してから、金属下地層,磁性層,保護層を順次積層
し、その保護層の上に液体潤滑層を塗布して成る磁気記
録媒体の製造方法において、 前記テクスチャー加工工程は、CSS領域に多数のスポ
ット状隆起部を形成するレーザーテクスチャー加工工程
と、しかる後、少なくともCSS領域に前記スポット状
隆起部の頂部を丸み付けする砥粒を用いた機械的テクス
チャー加工工程とを有することを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6において、前記機械的テクスチ
ャー加工工程は、テーパ状ローラを用い、前記CSS領
域のデータ領域側に前記スポット状隆起部の高さを前記
CSS領域から前記データ領域にかけて漸減させるよう
に施すテープテクスチャー加工工程であることを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264196A JPH09106538A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264196A JPH09106538A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106538A true JPH09106538A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17399822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264196A Pending JPH09106538A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09106538A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6530258B2 (en) | 2001-07-23 | 2003-03-11 | International Business Machines Corporation | Disk drive laser melt bump disk for accurate glide calibration and certification processing |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP7264196A patent/JPH09106538A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6530258B2 (en) | 2001-07-23 | 2003-03-11 | International Business Machines Corporation | Disk drive laser melt bump disk for accurate glide calibration and certification processing |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108847256B (zh) | 圆环状基板、磁盘用基板及其制造方法、磁盘及其制造方法 | |
| JP3962241B2 (ja) | 平滑面磁気ディスク対応ヘッドスライダ、ヘッドスライダアッセンブリ、および磁気ディスク装置、ならびに磁気ディスクの検査・製造方法、および磁気ディスク装置の組み立て方法 | |
| JPH08102163A (ja) | 磁気記録媒体及び磁気ディスク装置 | |
| JPH05114127A (ja) | 磁気デイスク及びその製造方法並びに磁気デイスク装置 | |
| JP3990197B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| JPS63249933A (ja) | 磁気デイスク媒体 | |
| JPH09106538A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
| JP2635197B2 (ja) | 磁気デイスク装置と磁気記録媒体および磁気記録媒体の製造方法 | |
| US20030184916A1 (en) | Air bearing slider having textured contact region to provide a self-adjusting fly height interface | |
| JP2975220B2 (ja) | 磁気記録媒体及び磁気ヘッド及び磁気記録装置 | |
| JP2613947B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US6181503B1 (en) | Magnetic disk device using a contact start stop system | |
| JPH08235580A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH03127327A (ja) | 磁気デイスクとその製造法及び磁気デイスク装置 | |
| JP2901437B2 (ja) | 磁気ディスク及び磁気ヘッド | |
| KR100629034B1 (ko) | 패턴화된 기판을 가진 자기 기록 매체 | |
| Jiaa et al. | Opportunities and challenges for near contact recording | |
| US6519114B1 (en) | Magnetic storage medium having a textured zone | |
| US6320728B1 (en) | Laser textured magnetic surface micro-ridges/grooves to enhance magnetic recording performance | |
| JP2000099942A (ja) | 磁気ディスクおよび磁気ディスク用基板 | |
| JP2738394B2 (ja) | 磁気ディスク | |
| JP2930060B2 (ja) | 磁気ディスク、磁気ディスク用基板および磁気ディスクの製造方法 | |
| JP2832711B2 (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
| JPH1064055A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH09326115A (ja) | 磁気デイスク装置及び磁気ディスクの製造方法 |