JPH0910703A - 異種プラスチック包装材の混入判別方法 - Google Patents

異種プラスチック包装材の混入判別方法

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JPH0910703A
JPH0910703A JP18832695A JP18832695A JPH0910703A JP H0910703 A JPH0910703 A JP H0910703A JP 18832695 A JP18832695 A JP 18832695A JP 18832695 A JP18832695 A JP 18832695A JP H0910703 A JPH0910703 A JP H0910703A
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absorbance
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plastic
packaging material
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JP18832695A
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Katsuaki Aikawa
克明 相川
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Toa Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 卵パックなら卵パックというように、同一種
類のプラスチック包装材を複数枚重ねて分別工程に供給
し、その重なり内に、同材質の包装材以外に材質が異な
る異種プラスチックの包装材が混入しているか否かを、
作業者の外観観察による手選別によらずに、簡便かつ迅
速に判別することができる方法を提供することである。 【構成】 たとえば10枚重ねた卵パックにおいて、P
ETパックを目標プラスチックの包装材とし、PVCま
たはPSのパックを異種プラスチックの包装材とした場
合、卵パックの重なりに光を照射し、その透過光から得
られる赤外光の吸収スペクトルにつき、PETおよびP
VCに特有の波長1.675、1.738μmでの吸光
度bおよびh、並びにこれから外れた波長1.550μ
mでの吸光度aを測定し、c=b−aとi=h−aとの
比j=c/iを求め、j≧2の条件により、異種プラス
チックのパックの混入がないと判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば卵の包装パッ
クや野菜、果物の包装トレイなどのような透明または半
透明なプラスチック包装材の分別に関し、特に卵パック
なら卵パックというように、同一種類のプラスチック包
装材を複数枚重ねて分別工程に供給して、その重なり内
に同材質のプラスチック包装材以外に材質が異なる異種
プラスチック包装材が混入しているか否かを、簡便かつ
迅速に判別するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】日常生活において、卵の包装や野菜、果
物の包装に、透明または半透明のプラスチックパックや
トレイが広く用いられており、これらプラスチック包装
材の使用後の廃棄物についても、資源の有効利用の観点
から種々の取り組みがなされている。
【0003】廃プラスチック包装材を再びプラスチック
原料として利用する場合、異種プラスチックの混入を防
ぐことが重要であり、包装材をプラスチック材質毎に分
別することが必要とされている。
【0004】これら包装材に使用されるプラスチックの
うちPET(ポリエチレンテレフタレート)は、多量の
添加物を加えることなく適当な包装性能を得ることがで
きるので、食品の包装材として好適であるばかりでな
く、その廃棄物もPET原料としての再利用に適してい
る。
【0005】このようなことから、食品の包装材、たと
えば卵パックでは、従来のPVC(ポリ塩化ビニル)製
等からPET製のパックに次第に切換えられつつあり、
また、その使用済み卵パックが、商品を販売した大規模
ストア等を通じて回収されるようになってきた。
【0006】使用済みの卵パックは、消費者によって商
品を購入したストアに持ち込まれ、回収されるが、消費
者は卵パックの材質までは知らないので、他のストアで
購入したPET以外の異種材質のプラスチック、たとえ
ばPVCの卵パックが持ち込まれることがあり、回収さ
れた卵パックにPET以外の異種材質のパックが混入す
る。従って、回収された卵パックからPETのパックを
選別することを要する。
【0007】普通、回収された卵パックは、ストアまた
は専門の分別業者で、作業者による手選別で分別されて
いる。手選別は、処理効率の向上を図るために、卵パッ
クを複数枚、たとえば10枚以下で重ねて行なわれ、作
業者が重ねた卵パックを目で見て、PET以外の異種材
質の卵パックの混入を、その外観の質感等の違いにより
見つけ出す。
【0008】卵パックの重なり内に異種材質のものがな
ければ、その重ねた卵パックは、PET原料用として回
収される。卵パックの重なり内に異種材質のものが混じ
って入れば、重なりから異種材質の卵パックを取り除
き、残りの卵パックがPET原料用として回収される。
【0009】しかしながら、このような作業者の観察に
より、卵パックの重なり内に異種材質の卵パックが混入
していることを判別するのは、煩雑で非常に労力を要
し、改善が望まれる作業であった。
【0010】作業者による手選別を要しないプラスチッ
クの判別方法としては、X線の吸収を利用した方法が知
られているが、この判別方法が適用できるのは、PVC
のみである。従って、卵パックの重なり内からPET以
外の異種材質の卵パックの混入の有無を判別するのに
は、不適当である。勿論、X線を使用するので管理上の
面倒もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
卵パックや野菜、果物トレイを初めとする透明または半
透明な各種のプラスチック包装材につき、卵パックなら
卵パックというように、同一種類のプラスチック包装材
を複数枚重ねて分別工程に供給して、その重なり内に同
材質の包装材以外に材質が異なる異種プラスチックの包
装材が混入しているか否かを、作業者の外観観察による
手選別によらずに、簡便かつ迅速に判別することができ
る方法が望まれていた。
【0012】従って、本発明の目的は、上記特性を具備
した異種プラスチック包装材の混入判別方法を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かる異種プラスチック包装材の混入判別方法にて達成さ
れる。要約すれば、本発明は、材質が異なる複数種のプ
ラスチック包装材のうちの目標プラスチックの包装材に
対する、異種プラスチックの包装材の混入を判別する方
法であって、複数枚重ねた包装材に光を照射し、その透
過光から得られる赤外光の吸収スペクトルを測定するこ
とにより、複数枚の包装材の重なり内における異種プラ
スチックの包装材の混入の有無を判別することを特徴と
する異種プラスチック包装材の混入判別方法である。本
発明によれば、複数種のプラスチック包装材が、PE
T、PVC、PS、PPおよびPEの5種の包装材とさ
れうる。
【0014】好ましくは、複数種のプラスチック包装材
が、PET、PVCおよびPSの3種の包装材とされ
る。PETの包装材が目標プラスチックの包装材であ
り、PVCおよびPSの包装材が異種プラスチック包装
材である場合、赤外光の吸収スペクトルについて、PE
Tに特有の波長およびPVCに特有の波長での吸光度を
測定し、これら吸光度の比を求めて予め定めた基準値と
比較することにより、複数枚の包装材の重なり内におけ
る異種プラスチックの包装材の混入の有無が判別され
る。PVCの包装材が目標プラスチックの包装材であ
り、PETおよびPSの包装材が異種プラスチック包装
材である場合、PSの包装材が目標プラスチックの包装
材であり、PETおよびPVCの包装材が異種プラスチ
ック包装材である場合は、これに準じた方法によって異
種プラスチックの包装材の混入の有無を判別することが
できる。
【0015】好ましくは、包装材の吸光度の比およびそ
の基準値は、包装材の吸光度から包装材の材質に依存し
ない波長での吸光度を差し引いた値について求められ
る。包装材の材質に特有の波長としては、包装材の材質
に特有な極大吸光度を与える波長またはその近傍の波長
を用いることができる。包装材は10枚以下で重ねるこ
とができる。包装材の材質に特有な波長での吸光度の測
定は、複数枚重ねた包装材に自然光または白色光源から
の白色光を照射し、その透過光中の包装材の材質に特有
な波長の赤外光を受光することにより行なうことがで
き、また、複数枚重ねた包装材に、包装材の材質に特有
な波長の赤外光を選択的に照射して、その透過光を受光
することにより行なうことができる。さらに、包装材の
材質に特有な波長での吸光度の代わりに、赤外光の吸収
スペクトルを1次微分または2次微分したスペクトルに
ついて、包装材の材質に特有な波長で測定した強度を用
いることができる。
【0016】
【実施例】本発明を実施例に即して説明する。
【0017】実施例1 本実施例は、PET(ポリエチレンテレフタレート)の
卵パックを目標プラスチックの包装材とし、PVC(ポ
リ塩化ビニル)またはPS(ポリスチレン)の包装材を
異種プラスチックの包装材として、10枚の卵パックの
重なり内への異種プラスチックの包装材の混入の有無を
判別する場合を示す。
【0018】図1は、本発明の判別方法で使用するプラ
スチックの赤外吸収スペクトルである。PET、PV
C、PSの各吸収スペクトルは、それぞれ10枚重ねた
PET、PVC、PSの卵パックの重なりにハロゲンラ
ンプからの白色光を照射して、得られた透過光中の赤外
光の吸光度を連続測定したもので、そのうちの約1.3
5μmから約2.1μmに亙る範囲を表示した。図1に
示すように、PETによる赤外吸収は、波長1.675
μmに極大値があり、同様に、PVCは1.738μ
m、PSは1.709μmに極大値がある。
【0019】本発明では、この赤外吸収スペクトルにつ
いて、プラスチック材質に特有の波長における吸光度を
測定して、それに基づき、目標プラスチック包装材に対
する異種プラスチック包装材の混入の有無を判別する
が、その材質に特有の波長として、PETはその極大値
を与える1.675μmまたはその近傍の波長を用い
る。同様に、PVCは極大値の1.738μmまたはそ
の近傍の波長を、PSは極大値の1.709μmまたは
その近傍の波長を用いる。
【0020】PET卵パックの重なり内へのPVCパッ
クの混入枚数と吸光度の関係を表1に、PSパックの混
入枚数と吸光度の関係を表2に、さらに、PVCパック
およびPSパックの混入枚数と吸光度との関係を表3に
示す。
【0021】表1〜3において、吸光度aは、PET、
PVC、PSに特有な波長からずっと外れたところの任
意な波長1.550μmを用いて測定した吸光度で、1
種のブランクである。吸光度bは、PETの極大値の波
長1.675μmにより卵パックの重なりを測定したも
の、吸光度hは、PVCの極大値の波長1.738μm
により卵パックの重なりを測定したものである。また、
j=c/iは、吸光度bからaを差し引いたc=b−a
と、吸光度hからaを差し引いたi=h−aとの比であ
る。
【0022】本実施例では、判別の精度を高めるため
に、PETの波長1.675μmにおける吸光度b、P
VCの波長1.738μmにおける吸光度hから吸光度
aを差し引いたc=b−a、i=h−aを判別に用いた
が、必ずしもブランクの吸光度aを差し引く必要はな
く、場合によっては、吸光度b、hをそのまま用いるこ
とも可能である。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】表1に示されるように、10枚の卵パック
が目標のPETパックのみからなり、PVCパックの混
入がないときは、吸光度の比jは2.230あるが、P
VCパックが1枚でも混じると、比jが1.887以下
に小さくなる。同様に、表2に示されるように、10枚
の卵パックの中に、PSパックが1枚でも混じると、吸
光度の比jは1.990以下になる。10枚の卵パック
の中に、PVCパックおよびPSパックが混じた場合に
は、吸光度の比jはさらに下がって、表3中では、PE
T/PVC/PS=8/1/1(枚)が最大で1.68
2である。従って、吸光度の比jが基準値を上回るか否
かで、10枚の卵パックの重なり内に、PETパック以
外に異種プラスチックのPVCまたはPSのパックの混
入があるか否かを判別することができる。
【0027】本実施例では、以上から、吸光度の比jに
安全を見込んで2を選択し、j≧2の条件により、10
枚の卵パックの重なりは、PVCまたはPSのパックの
混入がなく、全てPETパックであると判別した。
【0028】実施例2 本実施例では、PVCの卵パックを目標プラスチックの
包装材とし、PETまたはPCの包装材を異種プラスチ
ックの包装材として、10枚の卵パックの重なり内にお
ける異種プラスチックの包装材の混入の有無を判別する
場合を示す。
【0029】本実施例では、吸光度の測定に用いる材質
に特有の波長として、PVCには実施例1と同様、PV
Cの極大値の1.738μmを使用したが、PETおよ
びPSには、PETの吸収スペクトルとPSの吸収スペ
クトルの交点の波長1.668μmを使用した。これ
は、これら吸収スペクトルの交点は、PETおよびPS
の両方の吸収特性を呈しているからである。
【0030】PVC卵パックの重なり内へのPETパッ
クの混入枚数と吸光度の関係を表4に、PSパックの混
入枚数と吸光度の関係を表5に、さらに、PVCパック
およびPSパックの混入枚数と吸光度との関係を表6に
示す。
【0031】表4〜6において、吸光度dは、PETと
PSの交点の波長1.668μmにより卵パックの重な
りを測定したものである。吸光度hは、PVCの極大値
の波長1.738μmにより卵パックの重なりを測定し
たものである。k=i/eは、吸光度hからaを差し引
いたi=h−aと、吸光度dからaを差し引いたe=d
−aとの比である。
【0032】PVCパック中へのPETパックの混入
は、PETパック中へのPVCパックの混入を対象にす
るのと同じことになるので、表4において、吸光度hは
表1のhの値であり、吸光度aも表1の値である。また
吸光度dも、表1の吸光度hを測定した対象に対して測
定したので、吸光度dに対しても吸光度aは表1の値で
ある。
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】
【0036】表4に示されるように、10枚の卵パック
が目標のPVCパックのみからなり、PETパックの混
入がないときは、吸光度の比kは8.967あるが、P
ETパックが1枚でも混じると、吸光度の比kが5.5
32以下に小さくなる。同様に、10枚の卵パックの中
にPSパックが1枚でも混じると、表5に示されるよう
に、吸光度の比kは5.172以下になり、また、PE
TパックおよびPSパックが混じた場合には、吸光度の
比kはさらに下がって、表6中では、PET/PVC/
PS=1/8/1(枚)が最大で3.584である。
【0037】従って、本実施例では、吸光度の比kに安
全を見込んで6を選択し、k≧6の条件により、10枚
の卵パックの重なり内にPETまたはPSのパックの混
入がなく、全てPVCパックであると判別した。
【0038】実施例3 本実施例では、PSの卵パックを目標プラスチックの包
装材とし、PETまたはPVCの包装材を異種プラスチ
ックの包装材として、10枚の卵パックの重なり内に、
目標プラスチック以外の異種プラスチックの包装材の混
入があるか否かを判別する場合を示す。
【0039】そのために、本実施例では、PSの極大値
の波長1.709μm、PETの極大値の波長1.67
5μm、およびPVCの極大値の波長1.738μm
で、吸収スペクトルの吸光度を測定した。
【0040】PS卵パックの重なり内へのPETパック
の混入枚数と吸光度の関係を表7に、PVCパックの混
入枚数と吸光度の関係を表8に、さらに、PETパック
およびPVCパックの混入枚数と吸光度との関係を表9
に示す。
【0041】表7〜9において、吸光度fは、PSの極
大値の波長1.709μmにより卵パックの重なりを測
定したものである。また、PSパック中へのPETパッ
クの混入は、PETパック中へのPSパックの混入を対
象とするのと同じになることなどからから、表7におい
て、吸光度a、bおよびhは表2に記載した値であり、
表8において、吸光度aおよびhは表5に記載した値で
あり、表9において、吸光度a、bおよびhは表3に記
載した値である。
【0042】また、l=g/cは、上記の吸光度fから
aを差し引いたg=f−aと、PETに関する吸光度b
からaを差し引いたc=b−aとの比、m=g/iは、
上記の差し引きの吸光度gと、PVCに関する吸光度h
からaを差し引いたi=h−aとの比である。
【0043】
【表7】
【0044】
【表8】
【0045】
【表9】
【0046】10枚の卵パックの中に、目標PSパック
に対するPETパックの混入枚数が増すと、表7に示さ
れるように、吸光度の比lおよびmは小さくなり、PV
Cパックの混入枚数が増すと、表8に示されるように、
吸光度の比lは大きくなり、mは小さくなり、また、目
標PSパックに対するPETパックおよびPVCパック
の混入では、吸光度の比lおよびmは区々となってい
る。
【0047】この吸光度の比lおよびmにそれぞれ基準
値2.5および1.5を選ぶと、l≧2.5およびm≧
1.5の条件を両方とも満足するのは、表7のPET/
PS=1/9(枚)と、表8のPVC/PS=1/9
(枚)の場合を除いてない。従って、卵パックを重ねる
枚数を減らして測定すれば、l≧2.5かつm≧1.5
の条件により、卵パックの重なり内にPETまたはPV
Cのパックの混入がなく、全てPSパックであると判別
できる。
【0048】以上の実施例では、PET、PVC、PC
のうちの1種のプラスチックを目標プラスチックとし
て、10枚重ねた卵パックの重なり内に、目標プラスチ
ックのパック以外に他の2種のプラスチックパックの混
入があるか否かを判別したが、本発明はこれに限られ
ず、これら3種のプラスチック以外に透明または半透明
のプラスチック、たとえばPP(ポリプロピレン)やP
E(ポリエチレン)を加えても、同様に、卵パックの重
なりにおいて、目標プラスチックのパック以外の異種プ
ラスチックのパックの混入の有無を判別することができ
る。
【0049】PPおよびPEの赤外吸収スペクトルを、
PET等の赤外吸収スペクトルと一所に図2に示す。P
Pは波長1.745μmに極大値を有し、PEは波長
1.752に極大値を有する。上述したように、材質に
特有な波長として、PPでは極大値を与える1.745
μmまたはその近傍の波長を、PEでは極大値を与える
1.752μmまたはその近傍の波長を使用すればよ
い。
【0050】また、卵パックの重なりの枚数は制約がな
く、10枚でも5枚でもあるいは15枚でもよいが、扱
い易さから10枚以下が好ましい。
【0051】また、卵パックの重なりに白色光を照射し
て、その透過光から得られる赤外光の吸収スペクトルに
つき、プラスチック材質に特有な波長で吸光度を測定し
たが、透過光中のプラスチック材質に特有な波長の赤外
光を受光するようにしてもよい。また、初めからプラス
チック材質に特有な波長の赤外光を選択的に照射して、
その透過光を受光するようにしてもよい。白色光を照射
するにはハロゲンランプを用いたが、自然光を利用する
こともできる。
【0052】本発明の対象とすることができるプラスチ
ック包装材は、卵パックに限られず、野菜や果物のトレ
イ、あるいは包装袋など各種の形態のものが含まれ、本
発明により、その重なり内への異種プラスチックの包装
材の混入の有無を判別することができる。
【0053】また、包装材の材質に特有な波長での吸光
度の代わりに、赤外光の吸収スペクトルを1次微分また
は2次微分したスペクトルについて、包装材の材質に特
有な波長で測定した微分信号を用いることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
卵パックなら卵パックというように、同一種類のプラス
チック包装材を複数枚重ね、その包装材の重なりに白色
光を照射し、その透過光から得られる赤外光の吸収スペ
クトルにつき、目標プラスチックおよび材質が異なる異
種プラスチックに特有な波長での吸光度を測定し、それ
ら吸光度の比を求めて基準値と比較することにより、包
装材の重なり内に、目標プラスチックの包装材以外に異
種プラスチックの包装材が混入しているか否かを判別す
るので、作業者の外観観察による手選別によらずに、簡
便かつ迅速に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の判別方法で使用するプラスチックの赤
外吸収スペクトルを示す図である。
【図2】図1の赤外吸収スペクトルにPPおよびPEの
赤外吸収スペクトルを加えた図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/35 B09B 5/00 P

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材質が異なる複数種のプラスチック包装
    材のうちの目標プラスチックの包装材に対する、異種プ
    ラスチックの包装材の混入を判別する方法であって、複
    数枚重ねた包装材に光を照射し、その透過光から得られ
    る赤外光の吸収スペクトルを測定することにより、複数
    枚の包装材の重なり内における異種プラスチックの包装
    材の混入の有無を判別することを特徴とする異種プラス
    チック包装材の混入判別方法。
  2. 【請求項2】 複数種のプラスチック包装材が、PE
    T、PVC、PS、PPおよびPEの5種の包装材であ
    る請求項1の混入判別方法。
  3. 【請求項3】 複数種のプラスチック包装材が、PE
    T、PVCおよびPSの3種の包装材である請求項2の
    混入判別方法。
  4. 【請求項4】 PETの包装材が目標プラスチックの包
    装材であり、PVCおよびPSの包装材が異種プラスチ
    ック包装材であって、赤外光の吸収スペクトルについ
    て、PETに特有の波長およびPVCに特有の波長での
    吸光度を測定し、これら吸光度の比を求めて予め定めた
    基準値と比較することにより、複数枚の包装材の重なり
    内における異種プラスチックの包装材の混入の有無を判
    別する請求項3の混入判別方法。
  5. 【請求項5】 PVCの包装材が目標プラスチックの包
    装材であり、PETおよびPSの包装材が異種プラスチ
    ック包装材であって、赤外光の吸収スペクトルについ
    て、PVCに特有の波長およびPETとPSとに特有の
    波長での吸光度を測定し、これら吸光度の比を求めて予
    め定めた基準値と比較することにより、複数枚の包装材
    の重なり内における異種プラスチックの包装材の混入の
    有無を判別する請求項3の混入判別方法。
  6. 【請求項6】 PSの包装材が目標プラスチックの包装
    材であり、PETおよびPVCの包装材が異種プラスチ
    ック包装材であって、赤外光の吸収スペクトルについ
    て、PSに特有の波長、PETに特有の波長およびPV
    Cに特有の波長での吸光度を測定し、PSに特有の波長
    とPETに特有の波長での吸光度の比と、PSに特有の
    波長とPVCに特有の波長での吸光度の比を求め、それ
    ぞれの比を予め定めた基準値と比較することにより、複
    数枚の包装材の重なり内における異種プラスチックの包
    装材の混入の有無を判別する請求項3の混入判別方法。
  7. 【請求項7】 包装材の吸光度の比およびその基準値
    は、包装材の吸光度から包装材の材質に依存しない波長
    での吸光度を差し引いた値について求められる請求項
    4、5または6の混入判別方法。
  8. 【請求項8】 包装材の材質に特有の波長は、包装材の
    材質に特有な極大吸光度を与える波長またはその近傍の
    波長である請求項4、5、6または7の混入判別方法。
  9. 【請求項9】 包装材は10枚以下で重ねられる請求項
    3、4、5、6、7または8の混入判別方法。
  10. 【請求項10】 包装材の材質に特有な波長での吸光度
    の測定は、複数枚重ねた包装材に自然光または白色光源
    からの白色光を照射し、その透過光中の包装材の材質に
    特有な波長の赤外光を受光することにより行なわれる請
    求項3、4、5、6、7、8または9の混入判別方法。
  11. 【請求項11】 包装材の材質に特有な波長での吸光度
    の測定は、複数枚重ねた包装材に、包装材の材質に特有
    な波長の赤外光を選択的に照射して、その透過光を受光
    することにより行なわれる請求項3、4、5、6、7、
    8または9の混入判別方法。
  12. 【請求項12】 複数枚重ねた包装材に光を照射し、そ
    の透過光から得られる赤外光の吸収スペクトルを1次微
    分または2次微分したスペクトルについて、包装材の材
    質に特有な波長で測定した強度を、包装材の材質に特有
    な波長での吸光度の代わりに用いる請求項3、4、5、
    6、7、8または9の混入判別方法。
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