JPH09107097A - 整流素子およびその駆動方法 - Google Patents
整流素子およびその駆動方法Info
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- JPH09107097A JPH09107097A JP7262671A JP26267195A JPH09107097A JP H09107097 A JPH09107097 A JP H09107097A JP 7262671 A JP7262671 A JP 7262671A JP 26267195 A JP26267195 A JP 26267195A JP H09107097 A JPH09107097 A JP H09107097A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】バイポーラ動作とユニポーラ動作とを切り換え
可能な整流素子において、安定なユニポーラ動作をし、
しかも製造の容易な構造とする。 【解決手段】n層22の表面層に、pウェル23、nウ
ェル24、pソース領域25を形成し、pチャネル型M
OSFETを構成する。このMOSFETをオンさせて
バイポーラ動作をさせ、オフさせたときはn層22の表
面に形成したショットキー接合39により、ユニポーラ
動作をさせる。整流素子のオフ期間より、一定時間前に
ユニポーラ動作に切り換えて置くことにより、逆回復電
流を低減する。
可能な整流素子において、安定なユニポーラ動作をし、
しかも製造の容易な構造とする。 【解決手段】n層22の表面層に、pウェル23、nウ
ェル24、pソース領域25を形成し、pチャネル型M
OSFETを構成する。このMOSFETをオンさせて
バイポーラ動作をさせ、オフさせたときはn層22の表
面に形成したショットキー接合39により、ユニポーラ
動作をさせる。整流素子のオフ期間より、一定時間前に
ユニポーラ動作に切り換えて置くことにより、逆回復電
流を低減する。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は電力変換機器などに
用いられる半導体整流素子に関し、特に高耐圧に適用可
能な整流素子およびその駆動方法に関する。
用いられる半導体整流素子に関し、特に高耐圧に適用可
能な整流素子およびその駆動方法に関する。
【従来の技術】電力変換機器に用いられる整流素子に対
しては、損失の低減のため低オン電圧と高速性とが要求
される。低耐圧用途の素子としては、ショットキーダイ
オードがこの特性を備えていて、一般に使用されてい
る。しかし、ショットキーダイオードを高耐圧用途に適
用しようとすると、オン電圧の非常に大きい素子とな
り、また、もれ電流に起因する損失が増加することか
ら、高耐圧用途には通常pin型のダイオードが使用さ
れる。このpinダイオードは、いわゆる伝導度変調効
果を利用しているため、高耐圧用素子においても低オン
電圧を実現することができる。しかしpinダイオード
は、逆回復時に伝導度変調による過剰キャリアにより大
きな逆回復電流が流れる。図6(a)にpin型ダイオ
ードをフリーホイルダイオードに適用した誘導負荷スイ
ッチング回路の例を、同図(b)にその逆回復時の電流
変化を示す。図6(a)において、主電源18と負荷イ
ンダクタ17と直列に、例えばスイッチング素子として
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下IGBTと記
す)12が接続されている。負荷インダクタ17と並列
にフリーホイールダイオードのpinダイオード11が
接続されている。13はIGBTのドライブ回路、20
は回路の浮遊インダクタンスである。いま、例えばIG
BT12を一定時間オンすると、負荷インダクタ17の
インダクタンスと主電源の電圧およびオン期間で決定さ
れる電流IL が流れる。ここで、IGBT12をオフさ
せると、負荷インダクタ17の誘導効果により負荷イン
ダクタ17に流れる電流が維持され、ダイオード11に
順方向電流IF が流れる。即ちこのダイオード11はフ
リーホイルダイオードとして動作する。図6(b)は、
この状態から再度IGBT12をオンした場合の電流の
変化を示しており、実線はダイオード11の電流IF 、
破線はIGBT12の電流ICの波形を示している。い
ま、時刻t0 でIGBT12をオンすると、今までダイ
オード11に流れていた電流の一部が、IGBT12お
よび回路の浮遊インダクタンス20で決定される電流上
昇率(di/dt)でIGBT12に移って行く。時刻
t1 でダイオード11の電流IF が0になった後、理想
的ダイオードであれば逆電流は流れないが、実際にはp
inダイオード11の内部に過剰キャリアが存在するた
めに、大きな逆回復電流Irrが流れる。この逆回復電流
Irrは負荷インダクタ17を流れる電流に重複してIG
BT12を流れるため、ダイオード11での損失を増加
させるばかりではなく、IGBT12での損失をも増加
させる。また、この逆回復電流Irrは、図6(b)に示
すようにダイオード11中の過剰キャリアが無くなると
急激に減衰するため、この部分での大きなdi/dtに
より配線の浮遊インダクタンスLS に大きな起電力が発
生させる。そのため、IGBT12の誤動作を生じ、最
悪の場合IGBT12などの破壊を引き起こすことがあ
る。このような問題に対し、オン時にはpinダイオー
ドとして動作して、高耐圧用素子においても伝導度変調
効果により低オン電圧を実現し、しかも逆回復の直前に
伝導度変調効果を停止させ、過剰キャリアの無い状態で
ショットキーダイオードとして動作させることにより、
逆回復電流の小さい高速動作可能な整流素子が本発明の
出願人により出願されている。〔特願平4−26394
6号〕 図7はその構造例の断面図である。高不純物濃度のn+
基板1上にn層2が積層され、そのn層2の一部の領域
に形成されたp埋め込み層61をはさみ、nエピタキシ
ャル層62が形成されている。また、p埋め込み層61
の中央部はnエピタキシャル層62の表面層に形成され
たpドレイン領域64と接続している。さらに、pドレ
イン領域64が形成されていないp埋め込み層61の上
方のnエピタキシャル層62の部分では、nエピタキシ
ャル層62の表面層にpドレイン領域64と一定の距離
をおいてpソース領域63が形成されている。そして、
pドレイン領域64とpソース領域63に挟まれたnエ
ピタキシャル層62の表面にはゲート酸化膜6を介して
多結晶シリコンのゲート電極7が設けられている。Al
合金のアノード電極8は、pソース領域63の表面にオ
ーミック接続されるとともに、p埋め込み層61が形成
されていない部分上のnエピタキシャル層62の表面に
対しショットキー接合19を形成して接続されている。
また、n+基板1の裏面には、Al合金のカソード電極
10がオーミック接続されている。この素子の動作を以
下に簡単に説明する。アノード電極8が正に、カソード
電極10が負にバイアスされた通常のオン状態では、ゲ
ート電極7直下のnエピタキシャル層62の表面に反転
層ができるように、ゲート電極7に電圧を印加する。こ
のため、pドレイン領域64はpソース領域63と電気
的に接続される。このとき、アノード電極8およびカソ
ード電極10間に印加された電圧によりショットキー接
合19を通して電子電流が流れるが、nエピタキシャル
層62およびp埋め込み層61直下のn層2での電圧降
下により、n層2─p埋め込み層61間のpn接合が順
方向バイアスされ、p埋め込み層61からn層2に正孔
が注入される。この注入された正孔によりn層2は、所
謂、伝導度変調を起こし、電子、正孔の双方の濃度が増
加し、整流素子のオン電圧は大幅に低下する。一方図6
におけるto から始まる逆回復過程に先立ち、ゲート電
極7直下のnエピタキシャル層62の表面から反転層が
消滅するように、ゲート電極7に電圧を印加すると、p
埋め込み層61からの正孔注入を停止し、伝導度変調効
果により増加した過剰のキャリア(電子及び正孔)は、
再結合により消滅する。いま素子が逆バイアスされる時
刻t1 までに過剰キャリアがほぼ完全に消滅するよう素
子のライフタイムおよびゲートに印加する電圧のタイミ
ングを設定すると、本素子の逆回復特性はショットキー
バリアダイオードと同等の小さな逆回復電流が流れるの
みとなり、スイッチング損失を大幅に低減することがで
きる。即ち、オン時においてはバイポーラ動作による低
オン電圧、オフ(逆回復)時においてはユニポーラ動作
による高速スイッチング特性を実現することができる。
図7におけるp埋め込み層61はユニポーラ動作時にp
ソース領域63の直下を流れる横方向電流によりpソー
ス領域63−nエピタキシャル層62間のpn接合が順
方向バイアスされることを防止するもので、これにより
大電流密度においてもユニポーラ動作を維持することが
可能となる。
しては、損失の低減のため低オン電圧と高速性とが要求
される。低耐圧用途の素子としては、ショットキーダイ
オードがこの特性を備えていて、一般に使用されてい
る。しかし、ショットキーダイオードを高耐圧用途に適
用しようとすると、オン電圧の非常に大きい素子とな
り、また、もれ電流に起因する損失が増加することか
ら、高耐圧用途には通常pin型のダイオードが使用さ
れる。このpinダイオードは、いわゆる伝導度変調効
果を利用しているため、高耐圧用素子においても低オン
電圧を実現することができる。しかしpinダイオード
は、逆回復時に伝導度変調による過剰キャリアにより大
きな逆回復電流が流れる。図6(a)にpin型ダイオ
ードをフリーホイルダイオードに適用した誘導負荷スイ
ッチング回路の例を、同図(b)にその逆回復時の電流
変化を示す。図6(a)において、主電源18と負荷イ
ンダクタ17と直列に、例えばスイッチング素子として
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下IGBTと記
す)12が接続されている。負荷インダクタ17と並列
にフリーホイールダイオードのpinダイオード11が
接続されている。13はIGBTのドライブ回路、20
は回路の浮遊インダクタンスである。いま、例えばIG
BT12を一定時間オンすると、負荷インダクタ17の
インダクタンスと主電源の電圧およびオン期間で決定さ
れる電流IL が流れる。ここで、IGBT12をオフさ
せると、負荷インダクタ17の誘導効果により負荷イン
ダクタ17に流れる電流が維持され、ダイオード11に
順方向電流IF が流れる。即ちこのダイオード11はフ
リーホイルダイオードとして動作する。図6(b)は、
この状態から再度IGBT12をオンした場合の電流の
変化を示しており、実線はダイオード11の電流IF 、
破線はIGBT12の電流ICの波形を示している。い
ま、時刻t0 でIGBT12をオンすると、今までダイ
オード11に流れていた電流の一部が、IGBT12お
よび回路の浮遊インダクタンス20で決定される電流上
昇率(di/dt)でIGBT12に移って行く。時刻
t1 でダイオード11の電流IF が0になった後、理想
的ダイオードであれば逆電流は流れないが、実際にはp
inダイオード11の内部に過剰キャリアが存在するた
めに、大きな逆回復電流Irrが流れる。この逆回復電流
Irrは負荷インダクタ17を流れる電流に重複してIG
BT12を流れるため、ダイオード11での損失を増加
させるばかりではなく、IGBT12での損失をも増加
させる。また、この逆回復電流Irrは、図6(b)に示
すようにダイオード11中の過剰キャリアが無くなると
急激に減衰するため、この部分での大きなdi/dtに
より配線の浮遊インダクタンスLS に大きな起電力が発
生させる。そのため、IGBT12の誤動作を生じ、最
悪の場合IGBT12などの破壊を引き起こすことがあ
る。このような問題に対し、オン時にはpinダイオー
ドとして動作して、高耐圧用素子においても伝導度変調
効果により低オン電圧を実現し、しかも逆回復の直前に
伝導度変調効果を停止させ、過剰キャリアの無い状態で
ショットキーダイオードとして動作させることにより、
逆回復電流の小さい高速動作可能な整流素子が本発明の
出願人により出願されている。〔特願平4−26394
6号〕 図7はその構造例の断面図である。高不純物濃度のn+
基板1上にn層2が積層され、そのn層2の一部の領域
に形成されたp埋め込み層61をはさみ、nエピタキシ
ャル層62が形成されている。また、p埋め込み層61
の中央部はnエピタキシャル層62の表面層に形成され
たpドレイン領域64と接続している。さらに、pドレ
イン領域64が形成されていないp埋め込み層61の上
方のnエピタキシャル層62の部分では、nエピタキシ
ャル層62の表面層にpドレイン領域64と一定の距離
をおいてpソース領域63が形成されている。そして、
pドレイン領域64とpソース領域63に挟まれたnエ
ピタキシャル層62の表面にはゲート酸化膜6を介して
多結晶シリコンのゲート電極7が設けられている。Al
合金のアノード電極8は、pソース領域63の表面にオ
ーミック接続されるとともに、p埋め込み層61が形成
されていない部分上のnエピタキシャル層62の表面に
対しショットキー接合19を形成して接続されている。
また、n+基板1の裏面には、Al合金のカソード電極
10がオーミック接続されている。この素子の動作を以
下に簡単に説明する。アノード電極8が正に、カソード
電極10が負にバイアスされた通常のオン状態では、ゲ
ート電極7直下のnエピタキシャル層62の表面に反転
層ができるように、ゲート電極7に電圧を印加する。こ
のため、pドレイン領域64はpソース領域63と電気
的に接続される。このとき、アノード電極8およびカソ
ード電極10間に印加された電圧によりショットキー接
合19を通して電子電流が流れるが、nエピタキシャル
層62およびp埋め込み層61直下のn層2での電圧降
下により、n層2─p埋め込み層61間のpn接合が順
方向バイアスされ、p埋め込み層61からn層2に正孔
が注入される。この注入された正孔によりn層2は、所
謂、伝導度変調を起こし、電子、正孔の双方の濃度が増
加し、整流素子のオン電圧は大幅に低下する。一方図6
におけるto から始まる逆回復過程に先立ち、ゲート電
極7直下のnエピタキシャル層62の表面から反転層が
消滅するように、ゲート電極7に電圧を印加すると、p
埋め込み層61からの正孔注入を停止し、伝導度変調効
果により増加した過剰のキャリア(電子及び正孔)は、
再結合により消滅する。いま素子が逆バイアスされる時
刻t1 までに過剰キャリアがほぼ完全に消滅するよう素
子のライフタイムおよびゲートに印加する電圧のタイミ
ングを設定すると、本素子の逆回復特性はショットキー
バリアダイオードと同等の小さな逆回復電流が流れるの
みとなり、スイッチング損失を大幅に低減することがで
きる。即ち、オン時においてはバイポーラ動作による低
オン電圧、オフ(逆回復)時においてはユニポーラ動作
による高速スイッチング特性を実現することができる。
図7におけるp埋め込み層61はユニポーラ動作時にp
ソース領域63の直下を流れる横方向電流によりpソー
ス領域63−nエピタキシャル層62間のpn接合が順
方向バイアスされることを防止するもので、これにより
大電流密度においてもユニポーラ動作を維持することが
可能となる。
【発明が解決しようとする課題】図7の素子は低オン電
圧と高速性を実現する上で有効であるが、ユニポーラ動
作(ショットキーダイオード動作)時に、少数キャリア
の注入によるバイポーラ動作(pinドダイオード動
作)を行わせないためにp埋め込み領域61をもつ構造
が適用されている。このため製造コストを低減すること
が困難である。また、少数キャリアの注入を制御するた
めのMOSFETが、素子耐圧を維持するための高比抵
抗半導体層上に形成されているため、ユニポーラ動作時
にMOSFETのチャネル部のパンチスルーが発生し易
く、p埋め込み領域41から正孔の注入が始まってバイ
ポーラ動作をしてしまいやすい。これを防止するため、
チャネル部分に別の不純物導入領域を導入する、チャネ
ル長を増大させるなどの対策が必要となるが、前者はプ
ロセスコストの増大、後者はオン時の少数キャリアの注
入量を制限しオン電圧の増大をそれぞれ招くという欠点
がある。以上の問題に鑑みて本発明の目的は、スイッチ
ング損失の低減のため、バイポーラ動作と、ユニポーラ
動作とが切り換えられる整流素子で、製造に容易な構造
をもち、しかも動作が安定している整流素子およびその
駆動方法を提供することにある。
圧と高速性を実現する上で有効であるが、ユニポーラ動
作(ショットキーダイオード動作)時に、少数キャリア
の注入によるバイポーラ動作(pinドダイオード動
作)を行わせないためにp埋め込み領域61をもつ構造
が適用されている。このため製造コストを低減すること
が困難である。また、少数キャリアの注入を制御するた
めのMOSFETが、素子耐圧を維持するための高比抵
抗半導体層上に形成されているため、ユニポーラ動作時
にMOSFETのチャネル部のパンチスルーが発生し易
く、p埋め込み領域41から正孔の注入が始まってバイ
ポーラ動作をしてしまいやすい。これを防止するため、
チャネル部分に別の不純物導入領域を導入する、チャネ
ル長を増大させるなどの対策が必要となるが、前者はプ
ロセスコストの増大、後者はオン時の少数キャリアの注
入量を制限しオン電圧の増大をそれぞれ招くという欠点
がある。以上の問題に鑑みて本発明の目的は、スイッチ
ング損失の低減のため、バイポーラ動作と、ユニポーラ
動作とが切り換えられる整流素子で、製造に容易な構造
をもち、しかも動作が安定している整流素子およびその
駆動方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記の課題解決のため本
発明の整流素子は、半導体基板の一部をなす第一導電型
半導体層の一方の主面の表面層の一部に形成された第二
導電型ウェルと、その第二導電型ウェルの表面層の一部
に形成された第一導電型ウェルと、その第一導電型ウェ
ル領域の表面層の一部に形成された高濃度の第二導電型
ソース領域と、前記第二導電型ウェルと第二導電型ソー
ス領域とに挟まれた第一導電型ウェルの表面上にゲート
絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第一導電
型ウェルと第二導電型ソース領域との表面に共通に接触
して設けられた第一主電極と、前記第一導電型半導体層
に接し半導体基板の一部をなす第一導電型領域の表面上
にオーミック接触をする第二主電極とを有し、第二導電
型ウェルが形成されていない第一導電型半導体層の前記
主面部分に第一主電極がショットキー接合を形成して接
触するものとする。また、半導体基板の一部をなす第一
導電型半導体層の一方の主面の表面層の一部に形成され
た第二導電型ウェルと、その第二導電型ウェルの表面層
の一部に互いに離れて形成された高濃度の第一導電型ソ
ース領域、第一導電型ドレイン領域と、第二導電型ウェ
ルの表面層の一部に形成された第二導電型コンタクト領
域と、前記第一導電型ソース領域と第一導電型ドレイン
領域とに挟まれた第二導電型ウェルの表面上にゲート絶
縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第一導電型
ドレイン領域の表面に接触して設けられた第一主電極
と、前記第一導電型半導体層に接し半導体基板の一部を
なす第一導電型領域の表面上にオーミック接触をする第
二主電極と、第一導電型ソース領域と第二導電型コンタ
クト領域とを短絡するオーミック電極とを有し、第二導
電型ウェルが形成されていない第一導電型半導体層の前
記主面部分に第一主電極がショットキー接合を形成して
接触するものでもよい。そのような構造とすれば、ゲー
ト電極への印加電圧によって、バイポーラ動作とユニポ
ーラ動作とを切り換えることができ、しかも、従来のも
ののような埋め込み層が無く、製造も容易である。特
に、第二導電型ウェルが形成されていない第一導電型半
導体層の表面の一部に、高濃度の第二導電型補助領域を
備え、しかも第二導電型ウェルと第二導電補助領域との
間、および第二導電型補助領域同士の間に挟まれた第一
導電型半導体層の表面露出部の最大長が20μm以下と
するとよい。そのような構造とすれば、空乏層が広がり
易く逆バイアス印加時の漏れ電流が小さい。また、第二
主電極が、半導体基板の第一主電極と異なる側の表面上
に設けられているものとする。そのような構造とすれ
ば、縦型素子として半導体基板の表面を有効に利用する
ことができる。上記のような整流素子の駆動方法として
は、第一導電型半導体層と第二導電型ウェルとの間のp
n接合が、定常的に順方向バイアスされる場合にはゲー
ト電極の直下に反転層が形成されるようにゲート電極に
電圧を印加し、前記pn接合が順方向から逆方向バイア
スされる直前の一定時間前に、ゲート電極の直下の反転
層が消滅するようにゲート電極に電圧を印加するものと
し、特に、その一定時間が第一導電型半導体層の少数キ
ャリアのライフタイム程度以上であることが重要であ
る。そのような方法を取れば、注入された少数キャリア
は逆バイアスの印加前に消滅するので、逆回復電流は小
さくなる。また、ブリッジ接続された少なくとも4個の
絶縁ゲート型半導体スイッチング素子と、それぞれに逆
並列に接続された上記のような整流素子を有する誘導負
荷回路において、前記絶縁ゲート型半導体スイッチング
素子のゲートと整流素子のゲートとを共通のゲート駆動
出力によって駆動するものとする。そのような方法を取
れば、双方の素子のゲート駆動出力を兼ねた一つとする
ことができる。ブリッジ接続された少なくとも4個の絶
縁ゲート型半導体スイッチング素子と、それぞれに逆並
列に接続された上記のような整流素子を有する誘導負荷
回路において、前記絶縁ゲート型半導体スイッチング素
子のゲートと整流素子のゲートとを、互いに反転したゲ
ート駆動出力によって駆動するするものとする。そのよ
うな方法を取れば、インバータを加えて双方の素子のゲ
ート駆動出力を兼ねた一つとすることができる。
発明の整流素子は、半導体基板の一部をなす第一導電型
半導体層の一方の主面の表面層の一部に形成された第二
導電型ウェルと、その第二導電型ウェルの表面層の一部
に形成された第一導電型ウェルと、その第一導電型ウェ
ル領域の表面層の一部に形成された高濃度の第二導電型
ソース領域と、前記第二導電型ウェルと第二導電型ソー
ス領域とに挟まれた第一導電型ウェルの表面上にゲート
絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第一導電
型ウェルと第二導電型ソース領域との表面に共通に接触
して設けられた第一主電極と、前記第一導電型半導体層
に接し半導体基板の一部をなす第一導電型領域の表面上
にオーミック接触をする第二主電極とを有し、第二導電
型ウェルが形成されていない第一導電型半導体層の前記
主面部分に第一主電極がショットキー接合を形成して接
触するものとする。また、半導体基板の一部をなす第一
導電型半導体層の一方の主面の表面層の一部に形成され
た第二導電型ウェルと、その第二導電型ウェルの表面層
の一部に互いに離れて形成された高濃度の第一導電型ソ
ース領域、第一導電型ドレイン領域と、第二導電型ウェ
ルの表面層の一部に形成された第二導電型コンタクト領
域と、前記第一導電型ソース領域と第一導電型ドレイン
領域とに挟まれた第二導電型ウェルの表面上にゲート絶
縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第一導電型
ドレイン領域の表面に接触して設けられた第一主電極
と、前記第一導電型半導体層に接し半導体基板の一部を
なす第一導電型領域の表面上にオーミック接触をする第
二主電極と、第一導電型ソース領域と第二導電型コンタ
クト領域とを短絡するオーミック電極とを有し、第二導
電型ウェルが形成されていない第一導電型半導体層の前
記主面部分に第一主電極がショットキー接合を形成して
接触するものでもよい。そのような構造とすれば、ゲー
ト電極への印加電圧によって、バイポーラ動作とユニポ
ーラ動作とを切り換えることができ、しかも、従来のも
ののような埋め込み層が無く、製造も容易である。特
に、第二導電型ウェルが形成されていない第一導電型半
導体層の表面の一部に、高濃度の第二導電型補助領域を
備え、しかも第二導電型ウェルと第二導電補助領域との
間、および第二導電型補助領域同士の間に挟まれた第一
導電型半導体層の表面露出部の最大長が20μm以下と
するとよい。そのような構造とすれば、空乏層が広がり
易く逆バイアス印加時の漏れ電流が小さい。また、第二
主電極が、半導体基板の第一主電極と異なる側の表面上
に設けられているものとする。そのような構造とすれ
ば、縦型素子として半導体基板の表面を有効に利用する
ことができる。上記のような整流素子の駆動方法として
は、第一導電型半導体層と第二導電型ウェルとの間のp
n接合が、定常的に順方向バイアスされる場合にはゲー
ト電極の直下に反転層が形成されるようにゲート電極に
電圧を印加し、前記pn接合が順方向から逆方向バイア
スされる直前の一定時間前に、ゲート電極の直下の反転
層が消滅するようにゲート電極に電圧を印加するものと
し、特に、その一定時間が第一導電型半導体層の少数キ
ャリアのライフタイム程度以上であることが重要であ
る。そのような方法を取れば、注入された少数キャリア
は逆バイアスの印加前に消滅するので、逆回復電流は小
さくなる。また、ブリッジ接続された少なくとも4個の
絶縁ゲート型半導体スイッチング素子と、それぞれに逆
並列に接続された上記のような整流素子を有する誘導負
荷回路において、前記絶縁ゲート型半導体スイッチング
素子のゲートと整流素子のゲートとを共通のゲート駆動
出力によって駆動するものとする。そのような方法を取
れば、双方の素子のゲート駆動出力を兼ねた一つとする
ことができる。ブリッジ接続された少なくとも4個の絶
縁ゲート型半導体スイッチング素子と、それぞれに逆並
列に接続された上記のような整流素子を有する誘導負荷
回路において、前記絶縁ゲート型半導体スイッチング素
子のゲートと整流素子のゲートとを、互いに反転したゲ
ート駆動出力によって駆動するするものとする。そのよ
うな方法を取れば、インバータを加えて双方の素子のゲ
ート駆動出力を兼ねた一つとすることができる。
【発明の実施の形態】上記の課題解決のため、本発明
は、第一導電型半導体層の表面層に第二導電型ウェルを
形成し、MOSFET構造によってオン・オフできるp
inダイオードを形成すると共に、第一導電型半導体層
の表面にショットキー接合を形成し、両者を適宜切り換
えられる整流素子として、バイポーラ動作の低いオン電
圧と、ユニポーラ動作の速い逆回復を利用しようとする
ものであり、注入を制御するMOSFETをウエル内に
形成し、素子耐圧を維持するための高比抵抗層と分離す
るとともに、埋め込み層の無い構造でも大電流密度下に
おいてもp+ ソース領域からの少数キャリアの注入を停
止可能とする。その詳細およびその駆動方法を述べる。
は、第一導電型半導体層の表面層に第二導電型ウェルを
形成し、MOSFET構造によってオン・オフできるp
inダイオードを形成すると共に、第一導電型半導体層
の表面にショットキー接合を形成し、両者を適宜切り換
えられる整流素子として、バイポーラ動作の低いオン電
圧と、ユニポーラ動作の速い逆回復を利用しようとする
ものであり、注入を制御するMOSFETをウエル内に
形成し、素子耐圧を維持するための高比抵抗層と分離す
るとともに、埋め込み層の無い構造でも大電流密度下に
おいてもp+ ソース領域からの少数キャリアの注入を停
止可能とする。その詳細およびその駆動方法を述べる。
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。なおn、pを冠した層や領域は、それぞ
れ電子、正孔を多数キャリアとする層、領域を意味する
ものとする。 [実施例1]図1に本発明の第一の実施例における整流
素子の断面図を示す。図1においてn+ 基板21上にn
層22が積層されている。n層22の表面層の一部には
pウェル23が形成され、そのpウェル23の表面層の
一部にはさらにnウェル24が形成されている。また、
nウェル24の表面層の一部内にはpソース領域25が
形成されている。また、pソース領域25とpウェル2
3に挟まれたnウェル24の表面上には、ゲート酸化膜
26を介してゲート電極27が形成されている。pソー
ス領域25とnウェル24との表面にはアノード電極2
8が電気的に接続している。同時にアノード電極28は
n層22表面とショットキー接合39により接続されて
いる。ショットキー接合39を形成する金属膜として
は、Cr、Ti、W等が用いられる。実際にはその金属
膜上にAl合金膜を重ねた複合膜とする。n+ 基板21
の裏面には、Al合金からなるカソード電極30が形成
されている。29は、ゲート電極27とアノード電極2
8間を絶縁する燐ガラスの絶縁膜である。n領域22の
表面層の一部に形成されているp補助領域31は、本素
子に逆バイアスを印加した場合にp補助領域31および
pウェル23から延びる空乏層により、ショットキー接
合39をピンチオフすることにより漏れ電流を低減させ
るためのもので、ショットキー接合39の幅が小さい場
合には必ずしも必要ではない。また、ユニポーラ動作時
のオン電圧の低減などのためショットキー接合39の幅
を増加させたい場合には、p補助領域31の数を増加さ
せることは有効である。p補助領域31の幅は、ショッ
トキー接合39部分の有効面積を減少させないため、ま
た、p補助領域31直下を流れる電子電流によるn層2
2内での電圧降下によってp補助領域31から少数キャ
リアの注入が発生しないようにするため、小さくするこ
とが必要である。また、p補助領域31とpウェル23
との間、およびp補助領域31同士間の間隔は、逆電圧
印加時に空乏層によってショットキー接合39をピンチ
オフし、漏れ電流を低減するために20μm以下、望ま
しくは5μm以下にするのがよい。上記の整流素子は、
ゲート電極直下のチャネル領域の比抵抗が低く、MOS
FETのチャネルのパンチスルーを起こり難くし、チャ
ネル長を十分短くすることが可能となる。このため、オ
ン時の少数キャリアの注入を増加させることができ、オ
ン電圧を低減することができる。埋め込み層の無い構造
でも大電流密度下において、pソース領域25からの少
数キャリアの注入を停止可能とする。埋め込み層の無い
構造とすることによりコストを低減できる。図2は、図
1の整流素子をPWMインバータに適用した例で、IG
BT12−1〜12−4および図1の整流素子11−1
〜11−4のゲートは、同じ制御回路16−1〜16−
4により駆動されるドライブ回路13−1〜13−4お
よび14−1〜14−4により駆動される。IGBT1
2−1〜12−4及び図1の整流素子11−1〜11−
4のドライブ回路は、それぞれ一方は直接、他方は信号
を反転するインバータ15−1〜15−4を介して接続
されることにより、有効な極性および駆動タイミングを
得ることができる。図3は、この駆動タイミング例を示
したもので、以下に動作を簡単にを説明する。図3
(a)は、図2におけるIGBT12−1のゲート信
号、即ちドライブ回路13─1の出力信号、(b)はI
GBT12−2のゲート信号、即ちドライブ回路13─
2の出力信号、(c)は整流素子11−2のゲート信
号、すなわちドライブ回路14─2の出力信号を示して
おり、いずれも±15Vの振幅を持つ。上アームのIG
BT12−1と下アームのIGBT12─2が同時にオ
ンすると、二つの素子で主回路電源を短絡することにな
るため、図3(a)と同図(b)を比較すれば分かるよ
うに、通常二つのIGBTのゲート信号には両方の素子
がオフする期間(デッドタイム)が設けられている。こ
のデッドタイムを本実施例の整流素子におけるバイポー
ラモードからユニポーラモードへの遷移時間に利用す
る。従って、このデッドタイムは少数キャリアのライフ
タイム以上に長くすればよい。図2において、今IGB
T12−1とIGBT12−4がオンしている場合を考
える。この場合、電源18からIGBT12−1、12
−4を通じて負荷インダクタ(実際の応用ではモーター
などのインダクタンス)17に電流が流れる。つぎに、
IGBT12─1をオフすると、負荷インダクタ17に
流れていた電流を維持するため整流素子11─2に順方
向電流が流れる。この場合、整流素子11─2のゲート
電圧はIGBT12─1オフ後の僅かなデッドタイム期
間とIGBT12─1オン前の僅かなデッドタイムを除
き−15Vが印加されているためオン電圧の低いパイポ
ーラモードとなる。次に、再度IGBT12─1をオン
すると、整流素子11─2に流れていた順方向電流はI
GBT12─1がオンするにしたがってIGBT12−
1の特性および回路の浮遊インダクタンスで決定される
一定の電流上昇率(di/dt)でIGBT12─1に
転流される。全ての電流がIGBT12─1に転流した
後、整流素子11─2には逆方向電圧が印加され、整流
素子11─2に逆回復電流が流れるが、図3(c)に示
すようにIGBT12─1が再度オンするよりデッドタ
イムだけ以前に、整流素子11─2はユニポーラモード
になっているため、過剰キャリアは消滅しており逆回復
電流は非常に小さな値となる。即ちデッドタイム期間を
キャリアの再結合による消滅期間として利用することが
できる。通常デッドタイムは1〜4μs程度であり本実
施例の整流素子のライフタイムは極端に短くする必要が
ない。従って、高速化するためライフタイムを短くした
通常のpinダイオードに比較しても、図1の第一の実
施例の整流素子のはオン電圧は、十分低くすることが可
能となる。したがって、デッドタイムやスイッチング周
波数に合わせて、ライフタイムキラーの導入量によりキ
ャリアのライフタイムを制御することで、総合損失が最
低となるような整流素子を製造することが可能となる。 [実施例2]図4は、本発明の第二の実施例の整流素子
の断面図であり、図1に示した第一の実施例と異なる点
は、pウエル43内にnウエルがなく、nドレイン領域
55、nソース領域52、p+ コンタクト領域53が形
成されている点である。さらにnソース領域52、p+
コンタクト領域53は表面上に形成されたオーミック電
極54により電気的に短絡されている。nドレイン領域
55とnソース領域52とに挟まれたpウエル43の表
面上には、ゲート酸化膜46を介してゲート電極47が
形成されている。アノード電極48は、nドレイン領域
55の表面にオーミックに接触すると共に、n層42の
表面とショットキー接合59を形成して接触している。
pウェル43の間には、逆バイアス印加時の空乏層の広
がりを促すp補助領域51が形成されている。この整流
素子の動作は、オン時にはバイポーラ動作を行い、逆回
復期間の直前にユニポーラ動作とすることにより、低オ
ン電圧と高速スイッチング(低逆回復電流)を実現する
コンセプトは同一である。ただし、ユニポーラモードと
バイポーラモードを切り換えるためのMOSFETが、
pチャネル型であるかnチャネル型であるかの点が異な
る。また第一の実施例のpチャネル型の場合は、ソース
領域がアノード電極と接続されたのに対し、nチャネル
型ではドレイン領域がアノード電極と接続される点で若
干の動作の違いがある。即ち、pチャネル型ではゲート
電位をアノード電位に対して印加可能であることに対し
nチャネル型では基本的にはゲート電極47の電位はフ
ローティングのオーミック電極54に対して印加する必
要がある点で異なる。このため、pチャネル型では3端
子素子であったのに対し、nチャネル型では4端子素子
になる点で、応用上駆動回路が複雑になる欠点がある。
これは、nチャネル型の場合、ユニポーラ動作時即ちn
チャネルMOSFETがオフで、pウェル43がフロー
ティング状態の場合に、pウェル43の直下を流れる電
子電流により、n層42内に電圧降下が発生すると、p
ウェル43の電位即ちnチャネルMOSFETのソース
領域52の電位がこれに追従してアノード電極48の電
位に対し低下し、nチャネルMOSFETのゲート・ソ
ース間にMOSFETをオンさせるような電圧となるた
めである。この現象が発生すると、この実施例の整流素
子はユニポーラ動作を維持出来なくなり、少数キャリア
の注入は少ないものの、バイポーラ動作することにな
る。しかしながら、この欠点は設計を適切に行うことに
よって、回避することも可能である。今、使用する最大
電流でのpウェル直下のn層42に発生する電圧降下を
VDR OPとし、nチャネルMOSFETのゲートしきい値
をVTHとするとき、 VDROP<VTH であればnチャネルMOSFETはオンせず、ユニポー
ラ動作を維持することができる。バイポーラ動作を行わ
せるには、ゲートにVTH以上の電圧を印加すればよい。
またゲートに負の電圧を印加することによって、望まな
いバイポーラ動作を防止することも可能である。このよ
うな場合には第1の実施例と同様に3端子素子として使
用することが可能である。図5は、本実施例の整流素子
を3端子素子として使用して、図2の場合と同様PWM
インバータに適用した例である。本応用例では、IGB
T12−5〜12−8及び本実施例の整流素子11−5
〜11−8のゲートは、同一の制御回路16−5〜16
−8および同一のドライブ回路13−5〜13−8によ
り駆動される。nチャネルMOSFETでは導通させる
ためのゲート電圧がpチャネル型とは反対であるため
で、IGBTと整流素子とのドライブ回路13−5〜1
3−8を共用できる長所がある。この場合もゲートに印
加する信号の論理が異なる点を除き、図3で説明した動
作を実現することが可能である。また、先に述べたよう
に、 VDROP<VTH であるように素子の設計を行えば、駆動回路の信号電位
は、必ずしも正負の電圧ではなく、正の電圧だけで駆動
できる。この方法は、最近IGBTの駆動電圧を正負の
電圧ではなく、正の電圧だけで駆動する動向があること
から、実施例1に比較して好ましいといえる。以上、基
板をn型とした場合について実施例を示したが、p、n
を入れ換えることによりp型基板上に形成することが可
能であることは言うまでもない。またn層を基板とし、
不純物の拡散によって一方の面側にn+ 層を形成し、他
方にpウェル等を形成することが可能であることもいう
までもない。さらに、実施例2においてnドレイン領域
55をpウェル43の中央に配置し、nソース領域52
及びp+ コンタクト領域53を周囲に配置した構造を示
したが、これを逆にした構造でも同様の効果が得られる
ことは明らかである。同様の効果が得られる様々な変形
構造がある。また、上記実施例ではアノード電極とカソ
ード電極が、半導体基板の異なる主表面に形成された縦
型素子について示したが、双方が同一の主表面上に形成
されたいわゆる横型素子にも適用できることも言うまで
もない。
いて説明する。なおn、pを冠した層や領域は、それぞ
れ電子、正孔を多数キャリアとする層、領域を意味する
ものとする。 [実施例1]図1に本発明の第一の実施例における整流
素子の断面図を示す。図1においてn+ 基板21上にn
層22が積層されている。n層22の表面層の一部には
pウェル23が形成され、そのpウェル23の表面層の
一部にはさらにnウェル24が形成されている。また、
nウェル24の表面層の一部内にはpソース領域25が
形成されている。また、pソース領域25とpウェル2
3に挟まれたnウェル24の表面上には、ゲート酸化膜
26を介してゲート電極27が形成されている。pソー
ス領域25とnウェル24との表面にはアノード電極2
8が電気的に接続している。同時にアノード電極28は
n層22表面とショットキー接合39により接続されて
いる。ショットキー接合39を形成する金属膜として
は、Cr、Ti、W等が用いられる。実際にはその金属
膜上にAl合金膜を重ねた複合膜とする。n+ 基板21
の裏面には、Al合金からなるカソード電極30が形成
されている。29は、ゲート電極27とアノード電極2
8間を絶縁する燐ガラスの絶縁膜である。n領域22の
表面層の一部に形成されているp補助領域31は、本素
子に逆バイアスを印加した場合にp補助領域31および
pウェル23から延びる空乏層により、ショットキー接
合39をピンチオフすることにより漏れ電流を低減させ
るためのもので、ショットキー接合39の幅が小さい場
合には必ずしも必要ではない。また、ユニポーラ動作時
のオン電圧の低減などのためショットキー接合39の幅
を増加させたい場合には、p補助領域31の数を増加さ
せることは有効である。p補助領域31の幅は、ショッ
トキー接合39部分の有効面積を減少させないため、ま
た、p補助領域31直下を流れる電子電流によるn層2
2内での電圧降下によってp補助領域31から少数キャ
リアの注入が発生しないようにするため、小さくするこ
とが必要である。また、p補助領域31とpウェル23
との間、およびp補助領域31同士間の間隔は、逆電圧
印加時に空乏層によってショットキー接合39をピンチ
オフし、漏れ電流を低減するために20μm以下、望ま
しくは5μm以下にするのがよい。上記の整流素子は、
ゲート電極直下のチャネル領域の比抵抗が低く、MOS
FETのチャネルのパンチスルーを起こり難くし、チャ
ネル長を十分短くすることが可能となる。このため、オ
ン時の少数キャリアの注入を増加させることができ、オ
ン電圧を低減することができる。埋め込み層の無い構造
でも大電流密度下において、pソース領域25からの少
数キャリアの注入を停止可能とする。埋め込み層の無い
構造とすることによりコストを低減できる。図2は、図
1の整流素子をPWMインバータに適用した例で、IG
BT12−1〜12−4および図1の整流素子11−1
〜11−4のゲートは、同じ制御回路16−1〜16−
4により駆動されるドライブ回路13−1〜13−4お
よび14−1〜14−4により駆動される。IGBT1
2−1〜12−4及び図1の整流素子11−1〜11−
4のドライブ回路は、それぞれ一方は直接、他方は信号
を反転するインバータ15−1〜15−4を介して接続
されることにより、有効な極性および駆動タイミングを
得ることができる。図3は、この駆動タイミング例を示
したもので、以下に動作を簡単にを説明する。図3
(a)は、図2におけるIGBT12−1のゲート信
号、即ちドライブ回路13─1の出力信号、(b)はI
GBT12−2のゲート信号、即ちドライブ回路13─
2の出力信号、(c)は整流素子11−2のゲート信
号、すなわちドライブ回路14─2の出力信号を示して
おり、いずれも±15Vの振幅を持つ。上アームのIG
BT12−1と下アームのIGBT12─2が同時にオ
ンすると、二つの素子で主回路電源を短絡することにな
るため、図3(a)と同図(b)を比較すれば分かるよ
うに、通常二つのIGBTのゲート信号には両方の素子
がオフする期間(デッドタイム)が設けられている。こ
のデッドタイムを本実施例の整流素子におけるバイポー
ラモードからユニポーラモードへの遷移時間に利用す
る。従って、このデッドタイムは少数キャリアのライフ
タイム以上に長くすればよい。図2において、今IGB
T12−1とIGBT12−4がオンしている場合を考
える。この場合、電源18からIGBT12−1、12
−4を通じて負荷インダクタ(実際の応用ではモーター
などのインダクタンス)17に電流が流れる。つぎに、
IGBT12─1をオフすると、負荷インダクタ17に
流れていた電流を維持するため整流素子11─2に順方
向電流が流れる。この場合、整流素子11─2のゲート
電圧はIGBT12─1オフ後の僅かなデッドタイム期
間とIGBT12─1オン前の僅かなデッドタイムを除
き−15Vが印加されているためオン電圧の低いパイポ
ーラモードとなる。次に、再度IGBT12─1をオン
すると、整流素子11─2に流れていた順方向電流はI
GBT12─1がオンするにしたがってIGBT12−
1の特性および回路の浮遊インダクタンスで決定される
一定の電流上昇率(di/dt)でIGBT12─1に
転流される。全ての電流がIGBT12─1に転流した
後、整流素子11─2には逆方向電圧が印加され、整流
素子11─2に逆回復電流が流れるが、図3(c)に示
すようにIGBT12─1が再度オンするよりデッドタ
イムだけ以前に、整流素子11─2はユニポーラモード
になっているため、過剰キャリアは消滅しており逆回復
電流は非常に小さな値となる。即ちデッドタイム期間を
キャリアの再結合による消滅期間として利用することが
できる。通常デッドタイムは1〜4μs程度であり本実
施例の整流素子のライフタイムは極端に短くする必要が
ない。従って、高速化するためライフタイムを短くした
通常のpinダイオードに比較しても、図1の第一の実
施例の整流素子のはオン電圧は、十分低くすることが可
能となる。したがって、デッドタイムやスイッチング周
波数に合わせて、ライフタイムキラーの導入量によりキ
ャリアのライフタイムを制御することで、総合損失が最
低となるような整流素子を製造することが可能となる。 [実施例2]図4は、本発明の第二の実施例の整流素子
の断面図であり、図1に示した第一の実施例と異なる点
は、pウエル43内にnウエルがなく、nドレイン領域
55、nソース領域52、p+ コンタクト領域53が形
成されている点である。さらにnソース領域52、p+
コンタクト領域53は表面上に形成されたオーミック電
極54により電気的に短絡されている。nドレイン領域
55とnソース領域52とに挟まれたpウエル43の表
面上には、ゲート酸化膜46を介してゲート電極47が
形成されている。アノード電極48は、nドレイン領域
55の表面にオーミックに接触すると共に、n層42の
表面とショットキー接合59を形成して接触している。
pウェル43の間には、逆バイアス印加時の空乏層の広
がりを促すp補助領域51が形成されている。この整流
素子の動作は、オン時にはバイポーラ動作を行い、逆回
復期間の直前にユニポーラ動作とすることにより、低オ
ン電圧と高速スイッチング(低逆回復電流)を実現する
コンセプトは同一である。ただし、ユニポーラモードと
バイポーラモードを切り換えるためのMOSFETが、
pチャネル型であるかnチャネル型であるかの点が異な
る。また第一の実施例のpチャネル型の場合は、ソース
領域がアノード電極と接続されたのに対し、nチャネル
型ではドレイン領域がアノード電極と接続される点で若
干の動作の違いがある。即ち、pチャネル型ではゲート
電位をアノード電位に対して印加可能であることに対し
nチャネル型では基本的にはゲート電極47の電位はフ
ローティングのオーミック電極54に対して印加する必
要がある点で異なる。このため、pチャネル型では3端
子素子であったのに対し、nチャネル型では4端子素子
になる点で、応用上駆動回路が複雑になる欠点がある。
これは、nチャネル型の場合、ユニポーラ動作時即ちn
チャネルMOSFETがオフで、pウェル43がフロー
ティング状態の場合に、pウェル43の直下を流れる電
子電流により、n層42内に電圧降下が発生すると、p
ウェル43の電位即ちnチャネルMOSFETのソース
領域52の電位がこれに追従してアノード電極48の電
位に対し低下し、nチャネルMOSFETのゲート・ソ
ース間にMOSFETをオンさせるような電圧となるた
めである。この現象が発生すると、この実施例の整流素
子はユニポーラ動作を維持出来なくなり、少数キャリア
の注入は少ないものの、バイポーラ動作することにな
る。しかしながら、この欠点は設計を適切に行うことに
よって、回避することも可能である。今、使用する最大
電流でのpウェル直下のn層42に発生する電圧降下を
VDR OPとし、nチャネルMOSFETのゲートしきい値
をVTHとするとき、 VDROP<VTH であればnチャネルMOSFETはオンせず、ユニポー
ラ動作を維持することができる。バイポーラ動作を行わ
せるには、ゲートにVTH以上の電圧を印加すればよい。
またゲートに負の電圧を印加することによって、望まな
いバイポーラ動作を防止することも可能である。このよ
うな場合には第1の実施例と同様に3端子素子として使
用することが可能である。図5は、本実施例の整流素子
を3端子素子として使用して、図2の場合と同様PWM
インバータに適用した例である。本応用例では、IGB
T12−5〜12−8及び本実施例の整流素子11−5
〜11−8のゲートは、同一の制御回路16−5〜16
−8および同一のドライブ回路13−5〜13−8によ
り駆動される。nチャネルMOSFETでは導通させる
ためのゲート電圧がpチャネル型とは反対であるため
で、IGBTと整流素子とのドライブ回路13−5〜1
3−8を共用できる長所がある。この場合もゲートに印
加する信号の論理が異なる点を除き、図3で説明した動
作を実現することが可能である。また、先に述べたよう
に、 VDROP<VTH であるように素子の設計を行えば、駆動回路の信号電位
は、必ずしも正負の電圧ではなく、正の電圧だけで駆動
できる。この方法は、最近IGBTの駆動電圧を正負の
電圧ではなく、正の電圧だけで駆動する動向があること
から、実施例1に比較して好ましいといえる。以上、基
板をn型とした場合について実施例を示したが、p、n
を入れ換えることによりp型基板上に形成することが可
能であることは言うまでもない。またn層を基板とし、
不純物の拡散によって一方の面側にn+ 層を形成し、他
方にpウェル等を形成することが可能であることもいう
までもない。さらに、実施例2においてnドレイン領域
55をpウェル43の中央に配置し、nソース領域52
及びp+ コンタクト領域53を周囲に配置した構造を示
したが、これを逆にした構造でも同様の効果が得られる
ことは明らかである。同様の効果が得られる様々な変形
構造がある。また、上記実施例ではアノード電極とカソ
ード電極が、半導体基板の異なる主表面に形成された縦
型素子について示したが、双方が同一の主表面上に形成
されたいわゆる横型素子にも適用できることも言うまで
もない。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
一導電型半導体層の表面層の一部に第二導電型ウェルを
形成し、その中に第一導電型ウェル、更にその中に第二
導電型ソース領域を形成し、第一導電型ウェルの表面上
にゲート酸化膜を介したゲート電極を設け、第二導電型
ソース領域と第一導電型ウェルの表面に共通に接触する
アノード電極が第一導電型半導体層表面とショットキー
接合を形成することにより、或いは第二導電型ウェルの
中に、第一導電型ソース領域と第一導電型ドレイン領域
を形成し、第二導電型ウェルの表面上にゲート酸化膜を
介したゲート電極を設け、第一導電型ドレイン領域の表
面に接触するアノード電極が第一導電型半導体層表面と
ショットキー接合を形成することにより、オン電圧の低
いバイポーラ動作と、逆回復電流の小さいユニポーラ動
作とを切り換えられる整流素子とすることができる。本
発明の整流素子は、ゲート電極直下のチャネル領域の比
抵抗が低く、パンチスルーが起こり難いため、チャネル
長を十分短くすることが可能となる。その結果、オン時
の少数キャリアの注入を増加させることができ、オン電
圧を低減することができる。また、埋め込み層などの複
雑な工程無しに、製造できる構造とすることによりコス
トを低減できる。また、本発明の整流素子の駆動方法と
しては、pn接合が定常的に順方向バイアスされる場合
には、ゲート電極の直下に反転層が形成されるようにゲ
ート電極に電圧を印加し、pn接合が順方向から逆方向
バイアスされる直前の一定時間前に、第一導電型半導体
層の少数キャリアのライフタイム程度以上の一定時間前
に、ゲート電極の直下の反転層が消滅するようにゲート
電極に電圧を印加するものとする。そのような方法を取
れば、注入された少数キャリアは逆バイアスの印加前に
消滅するので、逆回復電流は小さくでき、スイッチング
損失の大幅な低減が可能となる。
一導電型半導体層の表面層の一部に第二導電型ウェルを
形成し、その中に第一導電型ウェル、更にその中に第二
導電型ソース領域を形成し、第一導電型ウェルの表面上
にゲート酸化膜を介したゲート電極を設け、第二導電型
ソース領域と第一導電型ウェルの表面に共通に接触する
アノード電極が第一導電型半導体層表面とショットキー
接合を形成することにより、或いは第二導電型ウェルの
中に、第一導電型ソース領域と第一導電型ドレイン領域
を形成し、第二導電型ウェルの表面上にゲート酸化膜を
介したゲート電極を設け、第一導電型ドレイン領域の表
面に接触するアノード電極が第一導電型半導体層表面と
ショットキー接合を形成することにより、オン電圧の低
いバイポーラ動作と、逆回復電流の小さいユニポーラ動
作とを切り換えられる整流素子とすることができる。本
発明の整流素子は、ゲート電極直下のチャネル領域の比
抵抗が低く、パンチスルーが起こり難いため、チャネル
長を十分短くすることが可能となる。その結果、オン時
の少数キャリアの注入を増加させることができ、オン電
圧を低減することができる。また、埋め込み層などの複
雑な工程無しに、製造できる構造とすることによりコス
トを低減できる。また、本発明の整流素子の駆動方法と
しては、pn接合が定常的に順方向バイアスされる場合
には、ゲート電極の直下に反転層が形成されるようにゲ
ート電極に電圧を印加し、pn接合が順方向から逆方向
バイアスされる直前の一定時間前に、第一導電型半導体
層の少数キャリアのライフタイム程度以上の一定時間前
に、ゲート電極の直下の反転層が消滅するようにゲート
電極に電圧を印加するものとする。そのような方法を取
れば、注入された少数キャリアは逆バイアスの印加前に
消滅するので、逆回復電流は小さくでき、スイッチング
損失の大幅な低減が可能となる。
【図1】本発明第一の実施例の整流素子の断面図
【図2】第一の実施例の整流素子を用いたPWMインバ
ータ回路図
ータ回路図
【図3】図2の回路におけるIGBTと整流素子の駆動
信号の図
信号の図
【図4】本発明第二の実施例の整流素子の断面図
【図5】第二の実施例の整流素子を用いたPWMインバ
ータ回路図
ータ回路図
【図6】(a)は誘導負荷回路の図、(b)は(a)の
pinダイオードとスイッチング素子に流れる電流波形
の図
pinダイオードとスイッチング素子に流れる電流波形
の図
【図7】従来のバイポーラ動作とユニポーラ動作の切り
換え可能な整流素子の断面図
換え可能な整流素子の断面図
1、21、41 n+ 基板 2、22、42 n層 6、26、46 ゲート酸化膜 7、27、47 ゲート電極 8、28、48 アノード電極 10、30、50 カソード電極 11 pinダイオード 11−1〜11−8 本発明の整流素子 12、12−1〜12−8 IGBT 13、13−1〜13−8 IGBTのドライブ回路 14−1〜14−4 整流素子のドライブ回路 15−1〜15−4 インバータ 16−1〜16−8 制御回路 17 負荷インダクタ 18 主電源 19、39、59 ショットキー接合 20 浮遊インダクタンス 23、43 pウェル 24 nウェル 25 pソース領域 29 絶縁膜 31、51 p補助領域 52 nソース領域 53 p+ コンタクト領域 54 オーミック電極 55 nドレイン領域 61 p埋め込み領域 62 nエピタキシャル層 63 pソース領域 64 pドレイン領域
Claims (9)
- 【請求項1】半導体基板の一部をなす第一導電型半導体
層の一方の主面の表面層の一部に形成された第二導電型
ウェルと、その第二導電型ウェルの表面層の一部に形成
された第一導電型ウェルと、その第一導電型ウェル領域
の表面層の一部に形成された高濃度の第二導電型ソース
領域と、前記第二導電型ウェルと第二導電型ソース領域
とに挟まれた第一導電型ウェルの表面上にゲート絶縁膜
を介して形成されたゲート電極と、前記第一導電型ウェ
ルと第二導電型ソース領域との表面に共通に接触して設
けられた第一主電極と、前記第一導電型半導体層に接し
半導体基板の一部をなす第一導電型領域の表面上にオー
ミック接触をする第二主電極とを有し、第二導電型ウェ
ルが形成されていない第一導電型半導体層の前記主面部
分に第一主電極がショットキー接合を形成して接触する
ことを特徴とする整流素子。 - 【請求項2】半導体基板の一部をなす第一導電型半導体
層の一方の主面の表面層の一部に形成された第二導電型
ウェルと、その第二導電型ウェルの表面層の一部に互い
に離れて形成された高濃度の第一導電型ソース領域、第
一導電型ドレイン領域と、第二導電型ウェルの表面層の
一部に形成された第二導電型コンタクト領域と、前記第
一導電型ソース領域と第一導電型ドレイン領域とに挟ま
れた第二導電型ウェルの表面上にゲート絶縁膜を介して
形成されたゲート電極と、前記第一導電型ドレイン領域
の表面に接触して設けられた第一主電極と、前記第一導
電型半導体層に接し半導体基板の一部をなす第一導電型
領域の表面上にオーミック接触をする第二主電極と、第
一導電型ソース領域と第二導電型コンタクト領域とを短
絡するオーミック電極とを有し、第二導電型ウェルが形
成されていない第一導電型半導体層の前記主面部分に第
一主電極がショットキー接合を形成して接触することを
特徴とする整流素子。 - 【請求項3】第二導電型ウェルが形成されていない第一
導電型半導体層の表面の一部に、高濃度の第二導電型補
助領域を備えたことを特徴とする請求項1または2に記
載の整流素子。 - 【請求項4】第二導電型ウェルと第二導電補助領域との
間、および第二導電型補助領域同士の間に挟まれた第一
導電型半導体層の表面露出部の最大長が20μm以下で
あることを特徴とする請求項3に記載の整流素子。 - 【請求項5】第二主電極が、半導体基板の第一主電極と
同じ側の表面上に設けられていることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかに記載の整流素子。 - 【請求項6】第一導電型半導体層と第二導電型ウェルと
の間のpn接合が、定常的に順方向バイアスされる場合
にはゲート電極の直下に反転層が形成されるようにゲー
ト電極に電圧を印加し、前記pn接合が順方向から逆方
向バイアスされる直前の一定時間前に、ゲート電極の直
下の反転層が消滅するようにゲート電極に電圧を印加す
ることを特徴とする請求項1ないし5に記載の整流素子
の駆動方法。 - 【請求項7】一定時間が第一導電型半導体層の少数キャ
リアのライフタイム程度以上であることを特徴とする請
求項6に記載の駆動方法。 - 【請求項8】ブリッジ接続された少なくとも4個の絶縁
ゲート型半導体スイッチング素子と、それぞれに逆並列
に接続された請求項1ないし5に記載の整流素子を有す
る誘導負荷回路において、前記絶縁ゲート型半導体スイ
ッチング素子のゲートと整流素子のゲートとを共通のゲ
ート駆動出力によって駆動することを特徴とする整流素
子の駆動方法。 - 【請求項9】ブリッジ接続された少なくとも4個の絶縁
ゲート型半導体スイッチング素子と、それぞれに逆並列
に接続された請求項1ないし5に記載の整流素子を有す
る誘導負荷回路において、前記絶縁ゲート型半導体スイ
ッチング素子のゲートと整流素子のゲートとを、互いに
反転したゲート駆動出力によって駆動することを特徴と
する整流素子の駆動方法。
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| JP26267195A JP3491049B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 整流素子およびその駆動方法 |
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| JPH09107097A true JPH09107097A (ja) | 1997-04-22 |
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| JP26267195A Expired - Fee Related JP3491049B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 整流素子およびその駆動方法 |
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-
1995
- 1995-10-11 JP JP26267195A patent/JP3491049B2/ja not_active Expired - Fee Related
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