JPH09107495A - カメラ - Google Patents
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- JPH09107495A JPH09107495A JP7261620A JP26162095A JPH09107495A JP H09107495 A JPH09107495 A JP H09107495A JP 7261620 A JP7261620 A JP 7261620A JP 26162095 A JP26162095 A JP 26162095A JP H09107495 A JPH09107495 A JP H09107495A
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Abstract
体が縦線/横線のいずれで構成されていても、常に確実
に評価値を抽出して良好なオートフォーカスを行なえる
構成が簡単で低コストな自動焦点調節手段を備えたカメ
ラを提供。 【解決手段】このカメラは、撮像手段(3,4) より出力さ
れた映像信号から焦点調節を行なう為に必要な信号成分
である第1の焦点調節用評価値を抽出する為の一次元フ
ィルタ(10)と、撮像手段より出力される映像信号から焦
点調節を行なう為に必要な信号成分である上記第1の評
価値とは異なる第2の焦点調節用評価値を抽出する為の
二次元フィルタ(6) とを備え、一次元フィルタ(10)で抽
出された第1の焦点調節用評価値のみに基づく焦点調節
動作が不可能であることが検出されたとき、第1の焦点
調節用評価値と共に第2の焦点調節用評価値も利用して
焦点調節動作を行なうようにした自動焦点調節手段(5,1
0,12,13,15) を持っている。
Description
保された自動焦点調節(オートフォーカス)手段を備え
てなるカメラに関する。
トボードや黒板に書かれた文字や図形等の情報を、撮像
素子を組み込んだカメラで一括撮影し、撮影により生成
された映像信号に二値化処理を施し、白レベル「0」と
黒レベル「1」のみの二値化画像として出力する携帯型
のカメラが開発され実用に供されている。このカメラは
「OAカメラ」あるいは「黒板カメラ」等と称されてい
る。
使い勝手を良くする上で、オートフォーカス機能は必須
の条件となる。オートフォーカスは、カメラに組み込ま
れている撮像素子から得られる映像信号の高周波成分が
最大となるようにフォーカスレンズを駆動制御すること
により行なわれる。かかるオートフォーカス方式は、主
にビデオカメラで採用されており、映像信号の高域成分
の抽出は、水平方向の一次元フィルタによって実現され
ている。
構え(姿勢)と撮像素子52の走査方向との関係を示す
図で、(a)は撮像素子52の長手方向が水平方向とな
るようにカメラ本体51を横に構えて撮る場合のカメラ
姿勢とそのときの撮像素子面上における走査方向(矢印
53で示す方向)とを示しており、(b)は撮像素子5
2の短手方向が水平方向となるように、カメラ本体51
を縦に構えて撮る場合のカメラ姿勢とその時の撮像素子
面上における走査方向(矢印53で示す方向)とを示し
ている。
で構成されている物体よりも縦線で構成されている物体
の方がはるかに多いと言われている。ビデオカメラで撮
影を行なうときは、通常の場合、図23の(a)に示す
如く撮像素子52の長手方向が水平方向となるように、
カメラ本体51を横に構えて撮ることが殆どである。し
たがって被写体の縦線に含まれる高周波成分を利用した
焦点調節動作を行なえば、良好なオートフォーカスを行
なうことができる。
「OAカメラ」では、主として静止画を取り扱うので、
必ずしもカメラを横に構えて撮るとは限らず、図23の
(b)に示すようにカメラ本体51を縦に構えて撮るこ
とも有りうる。従って映像信号の高周波成分を水平方向
の一次元フィルタのみで行なうものでは、被写体によっ
ては高周波成分を全く抽出できない場合が生じてしまう
おそれがある。
垂直両方向の高周波成分を抽出してオートフォーカスを
行なうことが試みられている。しかるに二次元フィルタ
を利用した場合、オートフォーカスの合焦する確率を向
上させようとすると、フィルタ構成が大規模化し、コス
ト高を招いてしまう。
れの向きに構えても、又被写体が縦線/横線のいずれか
一方の線のみで構成される物体であっても、常に安定確
実に評価値を抽出して良好なオートフォーカス動作を行
なえる上、構成簡単でフィルタ構成の大規模化やコスト
高を招くおそれのない自動焦点調節手段を備えたカメラ
を提供することにある。
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。
ズを含む光学系を介した被写体光に対応して映像信号を
出力する撮像手段と、該撮像手段より出力される映像信
号に基づいて上記焦点調節用レンズを駆動制御して自動
的に焦点調節を行なうようにした自動焦点調節手段を備
えたカメラにおいて、上記自動焦点調節手段は、上記撮
像手段より出力された映像信号から上記焦点調節を行な
うために必要な信号成分である第1の焦点調節用評価値
を抽出するための一次元フィルタと、上記撮像手段より
出力される映像信号から上記焦点調節を行なうために必
要な信号成分である上記第1の焦点調節用評価値とは異
なる第2の焦点調節用評価値を抽出するための二次元フ
ィルタとを備え、上記一次元フィルタで抽出された上記
第1の焦点調節用評価値のみに基づく焦点調節動作が不
可能であることが検出されたとき、該第1の焦点調節用
評価値と共に上記第2の焦点調節用評価値も利用して焦
点調節動作を行なうものとなっている。
載のカメラであって、上記自動焦点調節手段は、上記第
1の焦点調節用評価値と共に上記第2の焦点調節用評価
値を利用するにあたって、上記二次元フィルタで抽出さ
れた第2の焦点調節用評価値を上記一次元フィルタに入
力して上記第1の焦点調節用評価値を得ることにより、
焦点調節動作を行なうものとなっている。
載のカメラであって、上記撮像手段より出力された映像
信号に対し、所定の信号処理を施すための映像処理手段
を更に備えており、上記二次元フィルタが、上記映像処
理手段に供給される映像信号について前処理を行なう前
処理フィルタを兼ねたものとなっている。
メラの構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、被写体像Xは、光量を調節する絞り機構1と焦点調
節用レンズを含むレンズ系2を介して例えば電荷結合素
子(CCD)からなる撮像素子3上に結像される。撮像
素子3上に結像された被写体像Xは、この撮像素子3で
光電変換されて電気信号となり、さらに撮像回路4によ
り信号処理されて映像信号となる。撮像回路4で生成さ
れた映像信号はA/D変換器5によりデジタル信号に変
換されて出力される。A/D変換器5から出力されたデ
ジタル信号に対する後段の処理は、カメラのモードによ
って異なる。
ードの場合」カメラがAEモードである場合、切換えス
イッチ11(SW.Q)の切換え接点はD端子側に切換
えられている。このため、A/D変換器5の出力に含ま
れている輝度信号成分は、上記D端子を介して累積加算
器12に直接入力する。累積加算器12は、入力した輝
度信号成分を累積加算してAE評価値を求め、求めたA
E評価値を中央演算処理装置(以下CPUと略称する)
13に送り込む。CPU13は、送り込まれたAE評価
値に基づいた演算処理を行ない、絞り機構駆動部14ま
たは撮像素子ドライバ16に対して制御信号を与える。
かくして絞り機構1または撮像素子3が駆動制御され、
適切な露光制御が行なわれる。
ードの場合」カメラがAFモードである場合、切換えス
イッチ9(SW.P)の切換え接点はA端子側に切換え
られており、切換えスイッチ11(SW.Q)の切換え
接点はC端子側に切換えられている。従ってA/D変換
器5の出力は、二次元フィルタ6、切換えスイッチ9
(SW.P)のA端子、一次元フィルタ10、切換えス
イッチ11(SW.Q)のC端子、なる経路を通過する
ことになる。このため上記二次元フィルタ6及び一次元
フィルタ10によって抽出された焦点調節用評価値b,
aすなわちAFに必要な高周波成分のみが累積加算器1
2に入力する。
累積加算してAF評価値を求め、求めたAF評価値をC
PU13に送り込む。CPU13は、送り込まれたAF
評価値に基づいた演算処理を行ない、レンズ駆動部15
に制御信号を与える。かくしてレンズ系2の焦点調節用
レンズは、高周波成分が増大する方向にフィードバック
制御され、フォーカシングが行なわれる。
である場合、A/D変換器5の出力は、二次元フィルタ
6で輪郭強調された後、映像処理器としての二値化処理
器7に供給される。二値化処理器7では、入力した信号
に対し、被写体に応じてそれ自体は公知の単純二値化処
理や疑似中間調処理等が施される。二値化処理された信
号は、その後プリンタ8に出力され、このプリンタ8よ
って画像のプリントアウトがなされる。
次元フィルタ6のみをバイパスする信号経路、または二
次元フィルタ6と一次元フィルタ10とを共にバイパス
する信号経路が設けられている。かくして被写体の状況
に応じて動作する切換えスイッチ(SW.P)9と切換
えスイッチ(SW.Q)11の切換え動作によって、二
次元フィルタ6,一次元フィルタ10でフィルタリング
を行なうか、バイパスするかを適宜選択し得るものとな
っている。
てある切換えスイッチ(SW.P)9は、その切換え動
作によって、二次元フィルタ6によってフィルタリング
された信号と二次元フィルタ6をバイパスされた信号と
を選択的に一次元フィルタ10へ送り込む。また累積加
算器12の前段に設けてある切換えスイッチ(SW.
Q)11は、その切換え動作によって、二次元フィルタ
6および一次元フィルタ10の両方または一次元フィル
タ10のみでフィルタリングされた信号と、二つのフィ
ルタ6,10を共にバイパスされた信号とを選択的に累
積加算器12へ送り込む。
び切換えスイッチ(SW.Q)11は、いずれもCPU
13からの制御信号によって切換え制御される。CPU
13は、上記した制御のほか、二次元フィルタ6および
一次元フィルタ10のフィルタ係数の設定も行なう。
るカメラシーケンスについて図2を用いて説明する。
る。以下このフロー図を用いて、カメラシーケンスにつ
きステップS101から順次説明する。
判定される。ONであると判定されると次のステップに
進む。
Q)11がD端子側に切り換わる。そうすると、A/D
変換器5の出力が直接、累積加算器12に入力する。
度信号が加え合わせられ、AE評価値が求められ、その
評価値に従ってCPU13が露出合わせを行なう。露出
が合わせられると、1stトリガを受け付け得る態勢が
できる。
か否かが判定され、ONであると判定されると次のステ
ップへ進む。
P)9がB端子側に切り換わり、切換えスイッチ(S
W.Q)11がC端子側に切り換わる。そうすると、A
/D変換器5の出力は、二次元フィルタ6をバイパス
し、一次元フィルタ10のみによるフィルタリングを行
なわれた後、累積加算器12に入力する。
成分が足し合わされてAF評価値が求められ、この評価
値に従ってCPU13が山登りAF制御を行なう。
れ、合焦したものと判断された場合には、2ndトリガ
を受け付けるようになる。また、ある一定値以上のAF
評価値のピークが無く、非合焦と判断された場合には、
ステップS108へ進む。
P)9がA端子側に切り換わると共に切換えスイッチ
(SW.Q)11がC端子側に切り換わる。そうする
と、A/D変換器5の出力が、二次元フィルタ6によっ
てフィルタリングされた後、さらに一次元フィルタ10
によってフィルタリングされて累積加算器12に入力す
る。 「S109」 累積加算器12には、水平、垂直両方の
高周波成分を含んだ信号が入力されることになり、S1
06と同様のAF制御が行なわれる。合焦した後、2n
dトリガを受け付けるようになる。
か否かが判定され、ONであると判定されると、次のス
テップへ進む。
ト等の撮影処理が行なわれ、カメラシーケンスが終了す
る。
れる2種類の二次元フィルタ機能を一つのもので兼用し
ているところに特徴がある。
し説明を加える。本実施形態で用いられる二次元フィル
タ6は、垂直方向の高周波成分が僅かでも抽出できるも
のであればよく、タップ数等に格別の制限はない。つま
り後段のAF用に調整された一次元フィルタ10によ
り、水平方向のみでなく水平方向および垂直方向の両方
向の高周波成分を用いてAFを行なうようにすれば良
い。従って二次元フィルタを単独で用いてAFを行なう
事を想定した場合の構成に比べると、回路規模が小さ
く、タップ数の少ない二次元フィルタ6を用いることが
できる。
時と撮影モード時とでは、その役割及び設定される係数
が異なったものとなる。すなわち二次元フィルタ6は、
AFモード時においては主として垂直方向の高周波成分
を抽出することを目的とした高域通過フィルタ(以下H
PFと略称する)として動作する。したがってこのとき
の設定係数は、一次元フィルタ10の周波数特性とフォ
ーカスレンズ制御のためのAF評価値の変化の度合いで
決定される。また二次元フィルタ6は、撮影モード時に
おいては出力する二値画像の鮮鋭度を確保することを目
的としたラプラシアンフィルタとして動作する。したが
ってこのときの設定係数は、出力画像の見た目の良さ,
美しさによって決定され、二値化処理の方法や紙質,プ
リンタの出力特性などにより大きく左右される。
定の仕方により、HPFあるいはラプラシアンフィルタ
として動作させ得るほか、低域通過フィルタ(以下LP
Fと略称する)、帯域通過フィルタ(以下BPFと略称
する)、トラップ等としても動作させることが可能であ
る。
次元フィルタ6がAF時においては高周波成分抽出のた
めのHPFとして用いられ、撮影時においては二値化処
理の前処理として画像鮮鋭度をはかるためのラプラシア
ンフィルタとして用いられている。しかし電子カメラの
映像信号処理として二次元フィルタを使う場面は他にも
沢山ある。以下、二次元フィルタの共用例をいくつか挙
げる。
調節用レンズを含むレンズ系2のMTF(Modulation T
ransfer Funstion)、撮像素子3の画素の開口率、光学
LPF及び電気回路の周波数特性等の影響を受けて低下
する。これを補正するために二次元フィルタ6をラプラ
シアンフィルタとして用い、輪郭強調信号を原信号に付
加することが行なわれる。周波数特性の低下分を予め映
像信号に乗せておくので、解像度が損なわれない画像を
得ることができる。
す図、図3の(b)は解像度補正後の周波数特性を示す
図である。ここに示すような解像度補正のための二次元
フィルタと、AF用の垂直方向高周波成分抽出のための
二次元フィルタとを共用することは可能であり、共用す
ることで回路規模の縮小を図れる。
インダ)に画像を出力する場合や画像データを圧縮する
場合において、解像感が損なわれないように、ラプラシ
アンフィルタを用いて輪郭強調信号を付加する事が行な
われる。この輪郭強調のための二次元フィルタと、AF
用の垂直方向高周波成分抽出のための二次元フィルタと
を共用することは可能であり、共用することで回路規模
の縮小を図れる。
磁気テープに対する記憶・再生においては、信号を復調
する際に高域になるほどノイズが大きくなり、S/Nが
悪くなる。ノイズは復調時において生じるものであるか
ら、その前に高域の信号だけをラプラシアンフィルタを
用いて強調し、復調後においてもとに戻せば、結果的に
は高域のノイズの大きさを信号の形を変えずに小さくす
ることができる。
イズ除去の仕組みを示す波形図である。上記高域強調の
ための二次元フィルタと、AF用の垂直方向高周波成分
抽出のための二次元フィルタとを共用することは可能で
あり、共用することで回路規模の縮小を図れる。
面も幾つかある。例えば映像信号のノイズを低減させる
ためのLPFとして用いられる。又AE(Auto Exposur
e )のための評価値を得るには画像の細部の情報は必要
なく、画像全体を平均した明るさ、つまり画像の低周波
成分が必要である。従ってAEのためのLPFとしても
用いられる。更に単純二値化処理においては、文字や図
形を撮影した画像は、文字部分に高周波成分が多く、
「照明むら」による原稿の下地レベルの変動は低周波成
分を有している。従って二値化の閾値となる下地レベル
抽出のためのLPFとしても用いられる。
ィルタと、AF用の垂直方向高周波成分抽出のための二
次元フィルタとを共用することは可能であり、共用する
ことで回路規模の縮小を図れる。
し成分を除去するためにトラップが用いられる。
を示す図で、図示のように補色モザイク方式の場合、水
平方向には二つの画素の繰り返しである。通常は、水平
方向に並んで読み出される信号の出力が、無彩色に対し
て等しくなるようにホワイトバランスが調整された後、
1画素ごとにスイッチングされ、輝度信号が生成され
る。こうすることで、無彩色に対しては水平方向の画素
数だけサンプリング点を得ることができる。しかし有彩
色に対しては、必ずしも2色の出力が等しくないので、
画素サンプリング周波数の1/2の周波数のところに輝
度キャリアが発生し、ここからの折り返しは輝度に対す
るモアレとなり、画質を劣化させる。また色キャリアも
同じ位置に発生するので、この付近の周波数成分をもつ
被写体は、無彩色であっても色が付いてしまう。これは
色信号の折り返し成分が、帯域内でモアレとなる現象で
ある。これらの折り返し成分を除去するためにトラップ
が必要となる。
特性を示す図である。図示の如く有彩色に対する輝度キ
ャリアと色キャリアの位置、すなわち画素サンプリング
周波数fs の1/2における応答を零にするようなトラ
ップが必要となる。このトラップを構成するための二次
元フィルタと、AF用の垂直方向高周波成分抽出のため
の二次元フィルタとを共用することは可能であり、共用
することで回路規模の縮小を図れる。
F時における垂直方向高域成分を抽出するために用いて
いるが、映像信号の中域成分を抽出するBPFとしても
用いることができる。
特性を示す図である。高域成分のみでは「ピンぼけ時」
の評価値変化が少ないので、中域成分も利用した方がA
Fの合焦する確率の向上において有利である。このよう
にAF時において用いる二次元フィルタを、HPFやB
PF等として用いる事が可能である。
形態の構成を示すブロック図である。この第2実施形態
は、以上述べたAFに必要な二次元フィルタ6を、様々
な機能の電子装置と共用する場合の一例を示す実施形態
である。図7に示すように、被写体像Xは、光量を調節
する絞り機構1と焦点調節用レンズを含むレンズ系2を
介して撮像素子3上に結像される。撮像素子3上に結像
された被写体像Xは、撮像素子3で光電変換されて電気
信号となり、さらにA/D変換器5によりデジタル信号
に変換される。このデジタル信号はデジタル撮像プロセ
ス4’によって処理され、映像信号となる。
行なう場合には、CPU13からの制御信号により、二
次元フィルタ6はラプラシアンフィルタとして動作する
ように係数を設定される。撮像プロセス4’には二次元
フィルタ6から輪郭強調信号が供給される。このため撮
像プロセス4’において、A/D変換器5からの信号に
上記輪郭強調信号が付加される。
れた信号を出力する場合、およびデータを圧縮器17で
圧縮したのちメモリ18に記録する場合、および二値化
処理器7で単純二値化したのちプリンタ8に出力する場
合、の各場合においても上記と同様に二次元フィルタ6
はラプラシアンフィルタとして動作するように係数を設
定される。かくして上記と同様の手順で輪郭強調が行な
われる。
成分を除去する場合は、CPU13からの制御信号によ
り、二次元フィルタ6はトラップとして動作するように
係数を設定される。このため二次元フィルタ6でフィル
タリングされた信号は、色信号の折り返しがなくなる。
U13からの制御信号により、二次元フィルタ6はラプ
ラシアンフィルタとして動作するように係数を設定され
る。二次元フィルタ6でプリエンファシスされた信号
は、記録前処理器19でFM変調されたのち磁気テープ
20に記録される。
制御信号により、二次元フィルタ6はLPFとして動作
するように係数を設定される。二次元フィルタ6にてフ
ィルタリングされた信号はAE制御器24に入力する。
AE制御器24では、入力した信号が累積加算され、得
られたAE評価値はCPU13に送り込まれる。CPU
13では、送り込まれたAE評価値に基づいた演算処理
が行なわれる。CPU13からの制御信号は、絞り機構
駆動部14または撮像素子ドライバ16に与えられる。
かくして絞り機構1または撮像素子3が駆動制御され、
適切な露光制御が行なわれる。
制御信号により、二次元フィルタ6は所望のHPFまた
はBPFとして動作するように係数を設定される。二次
元フィルタ6でフィルタリングされた信号は、さらに一
次元フィルタ10によってフィルタリングされ、AFに
必要な高周波成分のみが抽出され、AF制御器23に入
力する。ただし二次元フィルタ6をBPFとして用いた
場合は、一次元フィルタ10をバイパスさせる場合もあ
る。AF制御器23では、高周波成分が累積加算されて
AF評価値が得られる。得られたAF評価値はCPU1
3へ送り込まれる。CPU13では入力したAF評価値
に基づいた演算処理が行なわれる。CPU13からの制
御信号は、レンズ駆動部15に与えられる。かくして焦
点調節用レンズを含むレンズ系2が駆動制御され、高周
波成分が増大する方向にフィードバック制御されながら
フォーカシングが行なわれる。
更に説明を加える。二次元フィルタ6は、主としてライ
ンバッファ(ディレイライン)、乗算器、加算器、除算
器によって構成される。本実施形態では3×3の二次元
フィルタの共用について述べているが、どの部分を共用
するかによって、得られる効果と回路規模が大きく変わ
ってくる。
タ6の第1の構成例を示すブロック図である。図8にお
いて31,32はラインバッファ、33はフリップフロ
ップ群、34は乗算器群、35は加算器、36は除算器
である。図8に示すように、全ての部分を共用した場合
は、1度に1種類のフィルタ特性しか得られない。従っ
て二次元フィルタ6を別の用途で共用する場合、同時に
2種類の出力を出すことは不可能なので、時分割で係数
を設定し直して用いなければならない。しかし全てを共
用していることから回路規模は非常に小さくて済む。
た二次元フィルタ6の第2の構成例を示すブロック図で
ある。図9において、31,32はラインバッファ、3
3はフリップフロップ群、34は乗算器群、35A,3
5Bは加算器、36A,36Bは除算器、37A,37
Bは切換えスイッチ群である。
OFFすることにより、係数「0」を設定したことにな
るので、足し合わせる組み合わせが任意となり、若干の
特性を変えることが可能となる。従って特性が若干異な
った出力を、同時に二つ以上出力することができる。回
路規模の大きいラインバッファ31,32と乗算器群3
3とを共用しているので回路規模は極めて小さくて済
む。
次元フィルタ6の第3の構成例を示すブロック図であ
る。それぞれの用途に合ったフィルタ特性を同時に実現
することが可能となる。回路規模は図9のものに比べて
多少大きくなってしまうが、高価なラインバッファ3
1,32を共用しているので、メリットは十分ある。
成については、3×3の場合を用いて説明したが、ライ
ンバッファをさらに追加して4×4以上としても良い。
しかしながら、二次元フィルタ6の構成を極力簡素化し
たい場合には、上述したように3×3程度で十分であ
る。また図9に示す二次元フィルタ6の第2の構成例、
図10に示す二次元フィルタ6の第3の構成例において
は、出力を3本以上にすることも可能である。
ィルタ6は様々な機能を有する電子装置と共用すること
が可能であるが、以後は二値化処理器7と共用する場合
を代表例として説明する。
ィルタの切り換えを、切換えスイッチによる切換え操作
によってではなく、係数の設定によって行なう場合の実
施形態である。以下、その構成を図11に示すブロック
図を用いて説明する。
と焦点調節用レンズを含むレンズ系2を介して撮像素子
3上に結像される。撮像素子3上に結像された被写体像
Xは、撮像素子3で光電変換されて電気信号となり、さ
らに撮像回路4により信号処理されて映像信号となる。
生成された映像信号はA/D変換器5によりデジタル信
号に変換される。この変換されたデジタル信号は、カメ
ラのモードに応じて異なった処理がなされる。そのため
に、二次元フィルタ6および一次元フィルタ10には,
フィルタ・コントローラ38からの制御信号により、カ
メラのモードに応じた係数が設定される。
一次元フィルタ10とに前述したバイパス機能と同等の
機能が生じるように係数が設定される。従ってA/D変
換器5の出力は、累積加算器12に直接入力するものと
なる。累積加算器12は、入力した輝度信号成分を累積
加算してAE評価値を求め、これをCPU13に送り込
む。CPU13は、送り込まれたAE評価値に基づいた
演算処理を行ない、絞り機構駆動部14または撮像素子
ドライバ16に制御信号を与える。かくして絞り機構1
または撮像素子3が駆動制御され、適切な露光制御が行
なわれる。
バイパス機能と同等の機能を生じさせる係数またはAF
用係数が設定されると共に、一次元フィルタ10にAF
用の係数が設定される。そうするとA/D変換器5の出
力であるデジタル信号から、AFに必要な高周波成分の
みが抽出され、これが累積加算器12に入力する。二次
元フィルタ6の係数設定の切り換えに関しては、後で詳
細に述べる。
してAF評価値を求め、これをCPU13に送り込む。
CPU13は送り込まれたAF評価値に基づいた演算処
理を行ない、レンズ駆動部15に制御信号を与える。か
くして焦点調節用レンズを含むレンズ系2は、高周波成
分が増大する方向にフィードバック制御され、フォーカ
シングが行なわれる。
は二値化用の係数が設定される。そして、A/D変換器
5の出力は二次元フィルタ6でエッジ強調された後、二
値化処理器7に入力する。二値化処理器7は、入力した
信号に対し、被写体に応じた単純二値化処理あるいは疑
似中間調処理を施す。二値化処理された信号は、その
後、プリンタ8により画像としてプリントアウトされ
る。
を行なうようにした場合のカメラシーケンスのフロー図
である。以下このフロー図を用いてカメラシーケンスに
つきステップS201から順次説明する。
判定される。ONであると判定されると次のステップに
進む。
フィルタ10にバイパス機能と同等の機能が発揮される
ような係数が設定される。図13の(a)は二次元フィ
ルタ6(3×3の空間フィルタ)にバイパス機能と同等
の機能が発揮されるような係数が設定された場合のフィ
ルタ状態を示す図であり、図13の(b)は一次元フィ
ルタ10(二次元IIRフィルタ)にバイパス機能と同
等の機能が発揮されるような係数が設定された場合のフ
ィルタ状態を示す図である。かくして、A/D変換器5
の出力が直接、累積加算器12に入力する。
度信号が加え合わせられ、AE評価値が求められ、その
評価値に従ってCPU13が露出を合わせる。露出が合
わせられると、1stトリガを受け付け得る態勢ができ
る。
が判定され、ONと判定されると次のステップへ進む。
用HPFとなすための係数が設定される。
二次元フィルタ6をバイパスし、一次元フィルタ10の
みによってフィルタリングされた後、累積加算器12に
入力する。累積加算器12では、高周波成分が足し合わ
されてAF評価値が求められる。CPU13により、入
力した上記AF評価値に従った山登りAF制御が行なわ
れる。
れ、合焦したものと判断された場合には、2ndトリガ
を受け付けるようになる。また、ある一定値以上のAF
評価値のピークが無く、非合焦と判断された場合には、
ステップS208へ進む。
係数が設定される。図13の(c)は、二次元フィルタ
6(3×3の空間フィルタ)に垂直方向に重み付けした
係数を設定した場合のフィルタ状態を示す図である。か
くして、A/D変換器5の出力が二次元フィルタ6によ
ってフィルタリングされ、垂直方向の高周波成分が抽出
された後、さらに一次元フィルタ10によってフィルタ
リングされ、累積加算器12に入力する。
平、垂直両方の高周波成分を含んだ信号が入力されるこ
とになり、S206と同様のAF制御が行なわれる。合
焦した後、2ndトリガを受け付けるようになる。
が判定され、ONと判定されると、次のステップへ進
む。
化用の係数が設定される。図13の(d)は二次元フィ
ルタ6(3×3の空間フィルタ)に水平方向および垂直
方向の両方に重み付けした係数を設定した場合のフィル
タ状態を示す図である。かくしてデジタル信号には二値
化処理に最適な輪郭強調が施される。
ト等の撮影処理が行なわれ、カメラシーケンスが終了す
る。
を用いて様々な被写体についてAFの実験を行なった結
果、次のような現象が生じることが判明した。すなわ
ち、映像信号にノイズが多い場合において、二次元フィ
ルタ6によりフィルタリングすると、ノイズに強調がか
かり本来AFに必要な信号がノイズに埋もれてしまい、
良好なAFができなくなってしまうという現象である。
以下この問題を解決するための手段を含む実施形態につ
いて説明する。
ド的な構成は、図1に示すブロック図と同じである。カ
メラシーケンスは、図14のフロー図に示す通りのもの
である。以下、図14のフロー図を用いてカメラシーケ
ンスにつき、ステップS301から順次説明する。
判定される。ONであると判定されると次のステップに
進む。
Q)11がD端子側に切り換わる。そうすると、A/D
変換器5の出力が直接、累積加算器12に入力する。
度信号が加え合わせられ、AE評価値が求められ、その
評価値に従ってCPU13が露出を合わせる。露出が合
わせられると、1stトリガを受け付け得る態勢ができ
る。
が判定され、ONと判定されると次のステップへ進む。
明るさの判定が行なわれる。明るさが基準以上であると
判定された場合は、ステップS306へ進み、明るさが
基準未満であると判定された場合は、ステップS308
へ進む。
P)9がA端子側に切り換わり、切換えスイッチ(S
W.Q)11がC端子側に切り換わる。そうすると、A
/D変換器5の出力が、二次元フィルタ6によってフィ
ルタリングされた後、さらに一次元フィルタ10によっ
てフィルタリングされ累積加算器12に入力する。S3
06で切換えスイッチ(SW.P)9がA端子側に切り
換えられたのは、被写体が明るいので映像信号にノイズ
が少ないと考えられるためである。
方向および垂直方向の両方向の高周波成分を含んだ信号
が入力されることになる。累積加算器12では高周波成
分が足し合わされてAF評価値が求められ、この評価値
に従ってCPU13が山登りAF制御を行なう。合焦し
た後、2ndトリガを受け付けるようになる。
P)9がB端子側に切り換わり、切換えスイッチ(S
W.Q)11がC端子側に切り換わる。したがってA/
D変換器5の出力は、二次元フィルタ6をバイパスし、
一次元フィルタ10のみによるフィルタリングを行なわ
れた後、累積加算器12に入力する。S308で切換え
スイッチ(SW.P)9がB端子側に切り換えられたの
は、被写体が暗いので映像信号にノイズが多いと考えら
れるためである。
7と同様にAF制御が行なわれ、合焦した後、2ndト
リガを受け付けるようになる。
が判定され、ONと判定されると、次のステップへ進
む。
ト等の撮影処理が行なわれ、カメラシーケンスが終了す
る。
写体の明るさに応じて二次元フィルタの係数の設定を可
変にする実施形態である。本実施形態のハード的な構成
は、図11のブロック図(第3実施形態の構成図)に示
すものと同じである。カメラシーケンスは図15のフロ
ー図に示す通りである。以下、図15のフロー図を用い
てカメラシーケンスにつき、ステップS401から順次
説明する。
判定される。ONであると判定されると次のステップに
進む。
フィルタ10にバイパス機能と同等の機能が発揮される
ような係数が設定される。そうすると、A/D変換器5
の出力が直接、累積加算器12に入力する。
度信号が加え合わせられ、AE評価値が求められ、その
評価値に従ってCPU13が露出を合わせる。露出が合
わせられると、1stトリガを受け付け得る態勢ができ
る。
が判定され、ONと判定されると次のステップへ進む。
フィルタ6に輝度に応じて可変なAF用の係数が設定さ
れる。図16の(a)(b)(c)は被写体の明るさと
二次元フィルタ6の係数の関係を示す図である。輝度レ
ベルが低い場合は、映像信号にノイズが多いのでエッジ
強調をかけないようにする。また、輝度レベルが高い場
合は、映像信号にノイズが少ないのでエッジ強調を強く
かけ、垂直方向の高周波成分がより十分抽出できるよう
にする。
となるための係数が設定される。そうすると、A/D変
換器5の出力が、二次元フィルタ10と一次元フィルタ
6とによってフィルタリングされて累積加算器12に入
力する。
方向および垂直方向の両方向の高周波成分を含んだ信号
が入力され、高周波成分が足し合わされてAF評価値が
求められる。その評価値に従ってCPU13が山登りA
F制御を行なう。合焦したのち、2ndトリガを受け付
けるようになる。
が判定され、ONと判定されると、次のステップへ進
む。
ト等の撮影処理が行なわれ、カメラシーケンスが終了す
る。
二次元フィルタ6の係数の設定を可変にする場合につい
て説明したが、二次元フィルタ6の周波数特性に応じ
て、一次元フィルタ10の周波数特性を可変にすると、
さらに良好なオートフォーカスが実現できる。
11のブロック図に示された構成と図15のフロー図に
示された処理手順とで実現可能である。図11と図15
については、第5実施形態の説明において既に説明済み
であるので、ここでは二次元フィルタ6の周波数特性に
応じて、一次元フィルタ10の周波数特性をどのように
変えればよいのかという点に関して、具体例をあげて説
明する。
特性、(b)は二次元フィルタの周波数特性、(c)は
二つのフィルタを縦続接続したときの周波数特性を示し
ている。(a)に示す周波数特性はカットオフ周波数f
cのHPF特性であり、また(b)に示す周波数特性は
ナイキスト周波数fN を中心に山状に盛り上がった特性
である。したがって上記二つの特性を重ね合わせた周波
数特性は、当然(c)に示すようにナイキスト周波数f
N を中心に山状に盛り上がったものとなる。この山状の
盛り上がりが大きい場合には、データがオーバーフロー
してしまい、正しい結果が得られない。
元フィルタ10の周波数特性を二次元フィルタ6の周波
数特性を考慮に入れ、予め右下がりの特性にしておく。
そうすると、二つのフィルタを縦続接続したときの周波
数特性は、(f)に示すように、ナイキスト周波数fN
を中心とした山状の盛り上がりが小さく抑えられた形と
なる。
を、一次元フィルタ10の周波数特性で補正可能である
ことが分かる。したがって二次元フィルタ6および一次
元フィルタ10の係数を、いずれも細かく設定する必要
はなく、例えば二次元フィルタ6の構成を簡素化したた
めに係数を粗くしか設定できない場合であっても、一次
元フィルタ10の係数さえ細かく設定すれば、所望の周
波数特性を適確に得られることになる。
ィルタ10の構成を示す図である。一次元フィルタ10
はもともとAFの確度を保つために細かく係数を設定で
きるようになっている。図示の如く5個の乗算器群をも
っているので、様々な振幅周波数特性を実現できる。
6の構成を示すブロック図である。図19において、3
9は加算器群、40はビットシフト処理器である。図1
9に示すように、この二次元フィルタ6は、フリップフ
ロップを「3×3」の二次元配置とした小規模なもので
あって、8個の加算器群39をもっている。この例では
注目画素のまわり8画素は全て同じ係数とし、また乗算
器を使わずにビットシフト処理器40によりビットシフ
ト処理を行なっている。従ってより簡素化されたフィル
タとなっている。図19の如く構成されたものでは、設
定できる係数はビットシフト処理により、右に1ビット
シフトさせて「0.5」(=1/2),更に右に2ビッ
トシフトさせて「0.25」(=1/4),更にまた右
に3ビットシフトさせて「0.125」(=1/8),
更にまた右に4ビットシフトさせて「0.0625」
(=1/16)…という具合にかなり粗くなってしま
う。しかし前述したように一次元フィルタ10で周波数
特性を補うことが可能なので、トータルとして所望の振
幅周波数特性は必ず得られることになる。また、二次元
フィルタ6自体の構成も極力簡素化される。
波成分が非常に多く含まれている場合、二次元フィルタ
6の出力は増大してしまう。その場合、後段の回路はそ
れに合わせて多ビットバス構成としなければならなくな
る。この点を考慮に入れた実施形態を以下に示す。
主要部を示すブロック図である。図20に示す構成は図
11に示すブロック図の主要部とほとんど同じである
が、一次元フィルタ10と累積加算器12との間にビッ
トシフト処理器41を追加挿入したものとなっている。
フィルタ・コントローラ38からの制御信号により二次
元フィルタ6にある係数が設定されると、二次元フィル
タ6は入力ではnビットだったデジタル信号を、n+m
ビットに増大させる。二次元フィルタ6に設定した係数
から、二次元フィルタ6の出力が何ビット(n+m)に
増大したかの情報は、フィルタ・コントローラ38から
ビットシフト処理器41に与えられる。したがってビッ
トシフト処理器41は与えられた情報に基づき、その増
大ビット(mビット)分だけ右にシフト処理するように
設定される。右にシフト処理するということは、シフト
した分だけ下位ビット側を切り捨てることに相当する。
従って、ビットシフト処理器41において、デジタル信
号は再びnビットに変換され、後段の累積加算器12で
は、常にnビットでの処理が可能となる。
の増大の様子を示す図である。図21の(b)に示すよ
うに、注目画素データをG、周辺画素データをS1 〜S
8 とし、それぞれ8ビットのデータとする。そこでま
ず、図21の(b)に示すように、周辺画素データS1
〜S8 を足し合わせるのに、3回の加算が行なわれるた
め、データは11ビットに増大する。但し、数値自体が
必ず11ビットになるというわけではない。11ビット
にする理由は、扱っている数値が2進数なので、加算1
回に対して桁上がりする可能性が必ずあり、ハードとし
て予め1ビット多いビット幅の構成にしなければならな
いからである。つまり加算を3回行なうのであるから、
ハードとして3ビット多いビット幅、すなわち11ビッ
トのビット幅にしておく必要があるからである。二次元
フィルタ6は、さらに周辺画素データS1 〜S8 を足し
合わせたものと、注目画素データGとを足し合わせるの
で、12ビットのビット幅が必要になる。図21の
(a)においてUSBは上位ビット側を示し、LSBは
下位ビット側を示している。
増大しても、ビットシフト処理器41によるビットシフ
ト処理により、右に4ビットだけシフトすれば、下位4
ビットは切り捨てられたことになるので、データは8ビ
ットに戻る。このようにするとデータの精度は落ちる
が、オートフォーカスのデータ処理ではデータの相対的
な大きさのみが重要なので、データ精度の低下による支
障はない。
主要部を示すブロック図である。図22に示す構成は図
20に示す構成と同様に、図11に示すブロック図の主
要部とほとんど同じであるが、ビットシフト処理器41
を二次元フィルタ6と一次元フィルタ10との間に追加
挿入したものとなっている。
10および累積加算器12の両方とも、常にnビットで
の処理が可能となる。この実施形態におけるカメラシー
ケンスは、図15のフロー図に示されているシーケンス
と同様である。ただしステップS405において、二次
元フィルタ6の係数を設定するときに、ビットシフト処
理器41のシフト量も同時に設定することを加えさえす
ればよい。
れたカメラの構成および作用効果をまとめると次の通り
である。
調節用レンズを含むレンズ系(1,2)を介した被写体
光に対応して映像信号を出力する撮像手段(3,4)
と、該撮像手段(3,4)から出力される映像信号に基
づいて上記焦点調節用レンズを駆動制御して自動的に焦
点調節を行なうようにした自動焦点調節手段(5,1
0,12,13,15)とを備えたカメラにおいて、上
記自動焦点調節手段(5,10,12,13,15)
は、上記撮像手段(3,4)より出力された映像信号か
ら上記焦点調節を行なうために必要な信号成分である第
1の焦点調節用評価値(a)を抽出するための一次元フ
ィルタ(10)と、上記撮像手段(3,4)より出力さ
れる映像信号から上記焦点調節を行なうために必要な信
号成分である上記第1の焦点調節用評価値(a)とは異
なる第2の焦点調節用評価値(b)を抽出するための二
次元フィルタ(6)とを備え、上記一次元フィルタ(1
0)で抽出された第1の焦点調節用評価値(a)のみに
基づく焦点調節動作が不可能であることを検出したと
き、該第1の焦点調節用評価値(a)と共に上記第2の
焦点調節用評価値(b)も利用して焦点調節動作を行な
うものとなっている。
る。縦線のない被写体、横線のない被写体の両方にピン
トを合わせるためには、水平および垂直両方向の高周波
成分を抽出できるフィルタが必要である。本来は、二次
元フィルタ(6)のみでその目的は達成できるが、合焦
する確率を上げようとするとその構成が複雑となり、規
模が大型化しかつコスト高を招く。しかるに上記カメラ
においては、オートフォーカスのために調整された一次
元フィルタ(10)と、簡単な構成の二次元フィルタ
(6)と併用することで目的を達成できるので、構成が
簡単で規模は小さくてすみ、大型化およびコスト高を招
かずに済む。
[1]に記載のカメラであって、かつ上記自動焦点調節
手段(5,10,12,13,15)は、上記第1の焦
点調節用評価値(a)とともに上記第2の焦点調節用評
価値(b)を利用するにあたって、上記二次元フィルタ
(6)で抽出された第2の焦点調節用評価値(b)を上
記一次元フィルタ(10)に入力して第1の焦点調節用
評価値(a)を得ることにより焦点調節動作を行なうも
のとなっている。
る。AF専用のフィルタを用いて構成するのではなく、
二次元フィルタ(6)と一次元フィルタ(10)とを縦
続接続した構成としたので、二次元フィルタ(6)の構
成が簡素化されると共に、前段の二次元フィルタ(6)
を他の目的に使うことも可能となる。
[2]に記載のカメラであって、かつ上記撮像手段
(3,4)より出力された映像信号に対して所定の信号
処理を施すための映像処理手段(7)を更に備えてお
り、上記二次元フィルタ(6)が、上記映像処理手段
(7)に供給される映像信号に対して前処理するための
前処理フィルタを兼用するものとなっている。
果が得られる。二次元フィルタ6がAFと映像処理とに
兼用されているので、回路やメモリを少なくする事がで
き、低コスト化をはかれる。
[3]に記載のカメラであって、かつ上記二次元フィル
タ(6)は、上記第2の焦点調節用評価値(b)を抽出
して焦点調節動作を行なうときと、上記映像処理手段
(7)に対する前処理としてのフィルタ処理を行なうと
きとでは、異なったフィルタ係数が設定されるように構
成されたものとなっている。
る。AF時と映像処理時とでは別個の係数が設定される
ので、それぞれの処理に適合した二次元フィルタ(6)
を実現できる。
[4]に記載のカメラであって、かつ上記二次元フィル
タ(6)は、上記第2の焦点調節用評価値(b)を抽出
して焦点調節動作を行なうときのフィルタ係数が、当該
撮像画面に対して垂直方向に重み付けを行なうように設
定され、映像処理手段としての二値化処理手段(7)に
対する前処理としてのエッジ強調処理を行なうときのフ
ィルタ係数が、当該撮像画面に対して水平及び垂直の両
方向に重み付けを行なうように設定される如く構成され
たものとなっている。
る。AF時には本来の目的である垂直方向の高周波成分
の抽出を達成でき、また二値化処理時には水平、垂直方
向ともにエッジ強調をかけることができるので、それぞ
れの処理に好適な適応形二次元フィルタを実現できる。
[2]に記載のカメラであって、かつ被写体の輝度を検
出するための被写体輝度検出手段(4,5,12,1
3)を更に備えており、上記被写体輝度検出手段(4,
5,12,13)で検出された被写体の輝度が所定のレ
ベル以下であると判断されたとき、上記自動焦点調節手
段(6,10,12,13,15)は上記一次元フィル
タ(10)で抽出された第1の焦点調節用評価値(a)
のみで焦点調節動作を行なうものとなっている。
る。被写体が暗いとき、つまり映像信号のノイズの量が
多いときは、二次元フィルタ(6)をかけないので、ノ
イズの影響を大きく受けずに済む。
[2]に記載のカメラであって、かつ被写体の輝度を検
出するための被写体輝度検出手段(4,5,12,1
3)を更に備えており、上記二次元フィルタ(6)は上
記被写体輝度検出手段(4,5,12,13)で検出さ
れた被写体の輝度レベルの高低に応じて、その周波数特
性を変更する如く構成されたものとなっている。
る。被写体の明るさ、つまり映像信号のノイズの量によ
って二次元フィルタ(6)の係数が変えられるので、被
写体の明るさに応じた最適なAFを実現できる。
[7]に記載のカメラであって、かつ上記二次元フィル
タは、上記被写体輝度検出手段(4,5,12,13)
で検出された被写体の輝度レベルが高いほど、入力され
る映像信号へのエッジ強調度が高くなるように構成され
たものとなっている。
る。被写体の明るさ、つまり映像信号のノイズの量によ
って二次元フィルタ(6)の係数が変えられるので、被
写体の明るさに応じた最適なAFを実現できる。
[2]に記載のカメラであって、かつ上記一次元フィル
タの周波数特性が、上記二次元フィルタのもつ周波数特
性に応じて設定されるものとなっている。
る。二次元フィルタ(6)の係数を粗くしか設定できな
くても、一次元フィルタ(10)の係数さえ細く設定で
きれば両方のフィルタ(6,10)を加え合わせた最終
的な周波数特性を自在に変えることができる。したがっ
て二次元フィルタ(6)としては、簡易な構成のもので
良い利点がある。
記[2]に記載のカメラであって、かつ上記カメラは、
上記撮像手段(3,5)り出力される映像信号をディジ
タル映像信号に変換するためのA/D変換手段(5)を
更に備え、二次元フィルタ(6)は、上記A/D変換手
段(5)で変換されたディジタル映像信号から第2の焦
点調節用評価値(b)を抽出するものであって、該抽出
された第2の焦点調節用評価値(b)のビット幅ないし
は該抽出された第2の焦点調節用評価値(b)を入力す
る一次元フィルタ(10)で抽出された第1の焦点調節
用評価値のビット幅を、当該二次元フィルタ(6)がも
つ周波数特性に応じて設定変更することにより、該第1
の焦点調節用評価値(a)に基づく累積加算値のビット
幅を一定にする手段を備えたものとなっている。
る。即ちビット幅が一定なので、後段の回路は必要最小
限のビット幅を有すればよいことになる。従って、回路
規模が縮小し、ローコスト化につながる。
と一次元フィルタとを組合わせ、両フィルタの特長を巧
みに利用した構成となっているため、カメラを縦/横の
いずれの姿勢に構えても、また被写体が縦線/横線のい
ずれか一方のみで構成されていても、常に確実に評価値
を抽出して良好なオートフォーカス動作を行なえる上、
構成が簡単でコスト高を招くことのない自動焦点調節手
段を備えたカメラを提供できる。
すブロック図。
を示すフロー図。
正についての説明図。
ズ除去手段についての説明図。
イクフィルタに関する説明図。
と中域成分との評価値変化についての説明図。
すブロック図。
ィルタの第1構成例を示す図。
ィルタの第2構成例を示す図。
フィルタの第3構成例を示す図。
示すブロック図。
シーケンスを示すフロー図。
フィルタおよび一次元フィルタの動作状態を示す図。
スを示すフロー図。
スを示すフロー図。
に対する二次元フィルタの係数の関係を示す図。
の周波数特性を示す波形図。
可能な一次元フィルタの構成を示す図。
次元フィルタの構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
のビット幅増大の様子を示す図。
の構成を示すブロック図。
メラ姿勢と撮像素子の走査方向との関係を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】焦点調節用レンズを含む光学系を介した被
写体光に対応して映像信号を出力する撮像手段と、該撮
像手段より出力される映像信号に基づいて上記焦点調節
用レンズを駆動制御して自動的に焦点調節を行なうよう
にした自動焦点調節手段を備えたカメラにおいて、 上記自動焦点調節手段は、 上記撮像手段より出力された映像信号から上記焦点調節
を行なうために必要な信号成分である第1の焦点調節用
評価値を抽出するための一次元フィルタと、 上記撮像手段より出力される映像信号から上記焦点調節
を行なうために必要な信号成分である上記第1の焦点調
節用評価値とは異なる第2の焦点調節用評価値を抽出す
るための二次元フィルタとを備え、 上記一次元フィルタで抽出された上記第1の焦点調節用
評価値のみに基づく焦点調節動作が不可能であることが
検出されたとき、該第1の焦点調節用評価値と共に上記
第2の焦点調節用評価値も利用して焦点調節動作を行な
うものであることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】上記自動焦点調節手段は、上記第1の焦点
調節用評価値と共に上記第2の焦点調節用評価値を利用
するにあたって、 上記二次元フィルタで抽出された第2の焦点調節用評価
値を上記一次元フィルタに入力して上記第1の焦点調節
用評価値を得ることにより、焦点調節動作を行なうもの
であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項3】上記撮像手段より出力された映像信号に対
し、所定の信号処理を施すための映像処理手段を更に備
えており、 上記二次元フィルタが、上記映像処理手段に供給される
映像信号について前処理を行なう前処理フィルタを兼ね
ていることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26162095A JP3717561B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26162095A JP3717561B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | カメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09107495A true JPH09107495A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3717561B2 JP3717561B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=17364433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26162095A Expired - Fee Related JP3717561B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3717561B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005190468A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Sharp Corp | 量子化され、デコードされた画像の画質をエンハンスする方法 |
| WO2006048981A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | 画像処理装置 |
| US8520133B2 (en) | 2010-12-21 | 2013-08-27 | Samsung Electronics Co., Ltd | Imaging apparatus and method |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26162095A patent/JP3717561B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3717561B2 (ja) | 2005-11-16 |
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