JPH0910817A - 圧延油のスプレーヘッダおよびその使用方法 - Google Patents
圧延油のスプレーヘッダおよびその使用方法Info
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- JPH0910817A JPH0910817A JP7161048A JP16104895A JPH0910817A JP H0910817 A JPH0910817 A JP H0910817A JP 7161048 A JP7161048 A JP 7161048A JP 16104895 A JP16104895 A JP 16104895A JP H0910817 A JPH0910817 A JP H0910817A
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- spray
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- nozzles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0233—Spray nozzles, Nozzle headers; Spray systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0239—Lubricating
- B21B45/0245—Lubricating devices
- B21B45/0248—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0251—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧延機で圧延される鋼板に圧延油をスプレー
するスプレーヘッダおよびその使用方法を提供する。 【構成】 圧延油供給室9aを形成する内筒2とこの内
筒2に回転自在に固定される外筒1との二重管構造と
し、外筒1の外周面にノズル植え付け本数の異なる複数
のノズル列5a〜5dを設け、該ノズル列5a〜5dの
任意の1列のみをノズルスプレー室13aを介して前記圧
延油供給室9a選択的に連通し得るようにスプレーヘッ
ダ20を構成することにより、鋼板の板幅に応じて圧延油
をスプレーすることを可能とする。
するスプレーヘッダおよびその使用方法を提供する。 【構成】 圧延油供給室9aを形成する内筒2とこの内
筒2に回転自在に固定される外筒1との二重管構造と
し、外筒1の外周面にノズル植え付け本数の異なる複数
のノズル列5a〜5dを設け、該ノズル列5a〜5dの
任意の1列のみをノズルスプレー室13aを介して前記圧
延油供給室9a選択的に連通し得るようにスプレーヘッ
ダ20を構成することにより、鋼板の板幅に応じて圧延油
をスプレーすることを可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延機で圧延される鋼
板に圧延油をスプレーするスプレーヘッダおよびその使
用方法に関する。
板に圧延油をスプレーするスプレーヘッダおよびその使
用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷間圧延機あるいは熱間圧延機
(以下、単に圧延機という)で鋼板を圧延する際、圧延
油を鋼板表面もしくはロール表面に複数のノズルを備え
たスプレーヘッダを用いてスプレーして塗布する必要が
ある。このとき、板幅よりも広い範囲に圧延油をスプレ
ーすることが条件である。
(以下、単に圧延機という)で鋼板を圧延する際、圧延
油を鋼板表面もしくはロール表面に複数のノズルを備え
たスプレーヘッダを用いてスプレーして塗布する必要が
ある。このとき、板幅よりも広い範囲に圧延油をスプレ
ーすることが条件である。
【0003】図9はその圧延油塗布の一例を示したもの
であり、圧延機Mで矢示F方向に圧延される鋼板Pの表
面の幅方向に、その上方に設けられたスプレーヘッダS
からノズルNを介して、圧延油が塗布される。図10はス
プレーヘッダSの幅方向を示したものであるが、スプレ
ー幅Wの変化はノズルNの植え付けピッチpの2倍程度
とされる。
であり、圧延機Mで矢示F方向に圧延される鋼板Pの表
面の幅方向に、その上方に設けられたスプレーヘッダS
からノズルNを介して、圧延油が塗布される。図10はス
プレーヘッダSの幅方向を示したものであるが、スプレ
ー幅Wの変化はノズルNの植え付けピッチpの2倍程度
とされる。
【0004】しかし、圧延油の消費量すなわち原単位の
面からは板幅に対するスプレー幅の余剰分を極力少なく
する必要があり、そのため、スプレーヘッダSの両端側
のノズルNの2ないし3個にバルブVを取り付けて、圧
延される鋼板Pの板幅に応じて開閉できるような構成と
されるのが一般的である。
面からは板幅に対するスプレー幅の余剰分を極力少なく
する必要があり、そのため、スプレーヘッダSの両端側
のノズルNの2ないし3個にバルブVを取り付けて、圧
延される鋼板Pの板幅に応じて開閉できるような構成と
されるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来法の場合は、以下のような問題がある。 (1) 前記したように、スプレーヘッダSの両端側のノズ
ルNの開閉によるスプレー幅Wは、ノズルNの植え付け
ピッチpの2倍毎でしか変化させられないのであるが、
圧延される鋼板Pの板幅の変化はこの植え付けピッチp
よりもはるかに細かく、そのためにスプレー幅Wの余剰
分が大きくなってその分圧延油のロスを生じさせてい
る。それに対応するために、ノズルNの植え付け本数を
増加して、細かいピッチでスプレー幅Wを変えることが
考えられるが、そうすると切替えの段数が増えて、スプ
レー幅切替え装置が複雑化して実際的でないのである。
た従来法の場合は、以下のような問題がある。 (1) 前記したように、スプレーヘッダSの両端側のノズ
ルNの開閉によるスプレー幅Wは、ノズルNの植え付け
ピッチpの2倍毎でしか変化させられないのであるが、
圧延される鋼板Pの板幅の変化はこの植え付けピッチp
よりもはるかに細かく、そのためにスプレー幅Wの余剰
分が大きくなってその分圧延油のロスを生じさせてい
る。それに対応するために、ノズルNの植え付け本数を
増加して、細かいピッチでスプレー幅Wを変えることが
考えられるが、そうすると切替えの段数が増えて、スプ
レー幅切替え装置が複雑化して実際的でないのである。
【0006】(2) ノズルNからの圧延油のスプレーは、
板面への塗布量の濃度差を小さくするために、一般に図
11(a) のように、板面に対しては少なくとも3重に塗布
されるようなスプレーパターンが取られるのであるが、
このような方法では、図11(b) に示すように、鋼板Pに
は塗布されないいわゆる無効圧延油(斜線部分)が少な
くとも13%は存在することになる。つまり、ある板幅x
にスプレー幅を一致させたとしても、13%のロスが発生
し、板幅がこれより狭くなる場合は、より一層そのロス
が増加することになる。
板面への塗布量の濃度差を小さくするために、一般に図
11(a) のように、板面に対しては少なくとも3重に塗布
されるようなスプレーパターンが取られるのであるが、
このような方法では、図11(b) に示すように、鋼板Pに
は塗布されないいわゆる無効圧延油(斜線部分)が少な
くとも13%は存在することになる。つまり、ある板幅x
にスプレー幅を一致させたとしても、13%のロスが発生
し、板幅がこれより狭くなる場合は、より一層そのロス
が増加することになる。
【0007】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を有利に解決した圧延油のスプレーヘッダおよびそ
の使用方法を提供することを目的とする。
課題を有利に解決した圧延油のスプレーヘッダおよびそ
の使用方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延機で圧延
される鋼板に圧延油をスプレーするスプレーヘッダであ
って、圧延油供給室を形成する内筒とこの内筒に回転自
在に固定される外筒との二重管構造とされ、前記外筒の
外周面にノズル植え付け本数の異なる複数のノズル列が
設けられ、該ノズル列の任意の1列が前記外筒の内面と
前記内筒の外面とで画成されるノズルスプレー室を介し
て、前記内筒の圧延油供給室と選択的に連通可能とされ
ることを特徴とする圧延油のスプレーヘッダである。
される鋼板に圧延油をスプレーするスプレーヘッダであ
って、圧延油供給室を形成する内筒とこの内筒に回転自
在に固定される外筒との二重管構造とされ、前記外筒の
外周面にノズル植え付け本数の異なる複数のノズル列が
設けられ、該ノズル列の任意の1列が前記外筒の内面と
前記内筒の外面とで画成されるノズルスプレー室を介し
て、前記内筒の圧延油供給室と選択的に連通可能とされ
ることを特徴とする圧延油のスプレーヘッダである。
【0009】なお、前記ノズル列の両端に、他のノズル
よりも大きいスプレー流量を有するノズルを植え付けて
構成してもよく、あるいは、前記ノズル列の両端に、鋼
板の板幅中心方向にスプレー流量が減少する流量パター
ンを有するノズルを植え付けて構成するようにしてもよ
い。また、前記内筒の両端に、前記ノズルスプレー室に
供給された圧延油を前記圧延油供給室に循環するエジェ
クタが取り付けられるのが好ましい。
よりも大きいスプレー流量を有するノズルを植え付けて
構成してもよく、あるいは、前記ノズル列の両端に、鋼
板の板幅中心方向にスプレー流量が減少する流量パター
ンを有するノズルを植え付けて構成するようにしてもよ
い。また、前記内筒の両端に、前記ノズルスプレー室に
供給された圧延油を前記圧延油供給室に循環するエジェ
クタが取り付けられるのが好ましい。
【0010】また、本発明は、前記圧延される鋼板の板
幅に応じて圧延油をスプレーするノズル列を選択するこ
とを特徴とする圧延油のスプレーヘッダの使用方法であ
る。なお、圧延油をスプレーしないノズル列に、前記外
筒の内面と前記内筒の外面とで画成されるノズルクリー
ニング室を介して、クリーナ流体を供給するようにする
のがよい。
幅に応じて圧延油をスプレーするノズル列を選択するこ
とを特徴とする圧延油のスプレーヘッダの使用方法であ
る。なお、圧延油をスプレーしないノズル列に、前記外
筒の内面と前記内筒の外面とで画成されるノズルクリー
ニング室を介して、クリーナ流体を供給するようにする
のがよい。
【0011】
【作 用】本発明によれば、圧延油をスプレーするスプ
レーヘッダを内筒と外筒との二重管構造とし、前記外筒
の外周面にノズル植え付け本数を異にした複数のノズル
列を配設するようにしたので、外筒を回転させることに
より、圧延される鋼板の板幅に応じて所望のノズル列を
容易に選択して使用することができる。
レーヘッダを内筒と外筒との二重管構造とし、前記外筒
の外周面にノズル植え付け本数を異にした複数のノズル
列を配設するようにしたので、外筒を回転させることに
より、圧延される鋼板の板幅に応じて所望のノズル列を
容易に選択して使用することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るスプレーヘッダの実
施例を示す正面図であり、図2はそのA−A矢視側面
図、図3は図2のB−B矢視断面図、図4は図3のC−
C矢視断面図である。これらの図において、1はヘッダ
を構成する外筒、2は外筒1の内面に装着される内筒、
3は外筒1を内筒2に対して回転自在に固定するフラン
ジで、Oリング4が介装される。
して説明する。図1は本発明に係るスプレーヘッダの実
施例を示す正面図であり、図2はそのA−A矢視側面
図、図3は図2のB−B矢視断面図、図4は図3のC−
C矢視断面図である。これらの図において、1はヘッダ
を構成する外筒、2は外筒1の内面に装着される内筒、
3は外筒1を内筒2に対して回転自在に固定するフラン
ジで、Oリング4が介装される。
【0013】5a,5b,5c,5dはノズル列で、外
筒1の表面にそれぞれ90°の間隔で取り付けられる。こ
れらのノズル列5a,5b,5c,5dのピッチpはそ
れぞれ同一の値とされ、またそれらのノズル植え付け長
さLはその中心点が板幅中心位置に一致するようにし
て、それぞれL1 ,L2 ,L3 ,L4 (ただし、この実
施例では、L1 >L2 >L3 >L4 )とされる。これに
よって、ノズル列5a,5b,5c,5dの植え付け本
数は、それぞれ異なったn1 ,n2 ,n3 ,n4(ただ
し、この実施例では、n1 >n2 >n3 >n4 )とされ
る。
筒1の表面にそれぞれ90°の間隔で取り付けられる。こ
れらのノズル列5a,5b,5c,5dのピッチpはそ
れぞれ同一の値とされ、またそれらのノズル植え付け長
さLはその中心点が板幅中心位置に一致するようにし
て、それぞれL1 ,L2 ,L3 ,L4 (ただし、この実
施例では、L1 >L2 >L3 >L4 )とされる。これに
よって、ノズル列5a,5b,5c,5dの植え付け本
数は、それぞれ異なったn1 ,n2 ,n3 ,n4(ただ
し、この実施例では、n1 >n2 >n3 >n4 )とされ
る。
【0014】6は油と水のエマルジョンとされる圧延油
を供給する圧延油供給口、7は水やエアなどのクリーナ
流体を供給するクリーナ流体供給口、8は内筒2の内面
をその軸長手方向を水平に圧延油供給室9aとクリーナ
流体供給室9bとに仕切る仕切り板である。10a, 10b
は内筒2の圧延油供給室9a側に設けられる圧延油供給
通路、11は内筒2のとクリーナ流体供給室9b側に設け
られるクリーナ流体供給通路である。12は外筒1の内面
と内筒2の外面とをノズルスプレー室13aとノズルクリ
ーニング室13bとに画成するシール部材である。14は圧
延油供給室9aに両端部から圧延油を吹き込むエジェク
タである。
を供給する圧延油供給口、7は水やエアなどのクリーナ
流体を供給するクリーナ流体供給口、8は内筒2の内面
をその軸長手方向を水平に圧延油供給室9aとクリーナ
流体供給室9bとに仕切る仕切り板である。10a, 10b
は内筒2の圧延油供給室9a側に設けられる圧延油供給
通路、11は内筒2のとクリーナ流体供給室9b側に設け
られるクリーナ流体供給通路である。12は外筒1の内面
と内筒2の外面とをノズルスプレー室13aとノズルクリ
ーニング室13bとに画成するシール部材である。14は圧
延油供給室9aに両端部から圧延油を吹き込むエジェク
タである。
【0015】そこで、このように構成されたスプレーヘ
ッダ20を用いて圧延油を塗布する際に、まず、圧延機で
圧延される鋼板Pの板幅に応じて、外筒1を回転させて
その板幅に適したノズル列を選択して、圧延油供給口
6,6から圧延油を供給する。そして、いま、ノズル列
5aを選択したとすると、図5に示すように、圧延油供
給口6,6から送り込まれた圧延油Oはエジェクタ14,
14によって圧延油供給室9aに吹き込まれ、さらに圧延
油供給通路10aからノズルスプレー室13aを介してノズ
ル列5aから鋼板表面にスプレーされる。なお、ノズル
スプレー室13a内の余剰の圧延油Oはエジェクタ14, 14
の吸引効果によってノズルスプレー室13aの両端部に穿
設された圧延油供給通路10bを介して圧延油供給室9a
に循環され、その際に発生する攪拌作用によって圧延油
性状の均一化が図られる。
ッダ20を用いて圧延油を塗布する際に、まず、圧延機で
圧延される鋼板Pの板幅に応じて、外筒1を回転させて
その板幅に適したノズル列を選択して、圧延油供給口
6,6から圧延油を供給する。そして、いま、ノズル列
5aを選択したとすると、図5に示すように、圧延油供
給口6,6から送り込まれた圧延油Oはエジェクタ14,
14によって圧延油供給室9aに吹き込まれ、さらに圧延
油供給通路10aからノズルスプレー室13aを介してノズ
ル列5aから鋼板表面にスプレーされる。なお、ノズル
スプレー室13a内の余剰の圧延油Oはエジェクタ14, 14
の吸引効果によってノズルスプレー室13aの両端部に穿
設された圧延油供給通路10bを介して圧延油供給室9a
に循環され、その際に発生する攪拌作用によって圧延油
性状の均一化が図られる。
【0016】なお、このとき選択されなかった他のノズ
ル列5b,5c,5dに対しては、クリーナ流体供給口
7から供給されるクリーナ流体Fが、クリーナ流体供給
室9bに設けられたクリーナ流体供給通路11を介してノ
ズルクリーニング室13bから各ノズル列に供給され、ノ
ズルクリーニング室13bや各ノズルN内の圧延油がクリ
ーナ流体と置換され、クリーナ流体Fの充満した状態で
待機することになる。
ル列5b,5c,5dに対しては、クリーナ流体供給口
7から供給されるクリーナ流体Fが、クリーナ流体供給
室9bに設けられたクリーナ流体供給通路11を介してノ
ズルクリーニング室13bから各ノズル列に供給され、ノ
ズルクリーニング室13bや各ノズルN内の圧延油がクリ
ーナ流体と置換され、クリーナ流体Fの充満した状態で
待機することになる。
【0017】このときの板幅がxなる鋼板Pのスプレー
パターンの一例を図6(a) に、そのときの塗布密度を図
6(b) にそれぞれ示した。ここで、選択されたノズル列
5aのノズル植え付け長さLは、板幅xに対してその板
端部にノズル列の端部のノズルのスプレー幅が一致する
ような値のL1 とされる。その結果、鋼板Pには塗油さ
れないいわゆる無効圧延油はほとんど存在しないことに
なる。
パターンの一例を図6(a) に、そのときの塗布密度を図
6(b) にそれぞれ示した。ここで、選択されたノズル列
5aのノズル植え付け長さLは、板幅xに対してその板
端部にノズル列の端部のノズルのスプレー幅が一致する
ような値のL1 とされる。その結果、鋼板Pには塗油さ
れないいわゆる無効圧延油はほとんど存在しないことに
なる。
【0018】なお、この際、スプレーパターンに応じて
ノズル列5aの両端のノズルにスプレー流量の大きいも
のを取り付けるようにしても上記と同様の作用効果を得
ることができる。すなわち、例えばスプレーパターンが
3重にラップする場合は、他のノズルの3倍の流量のノ
ズルをノズル列5aの両端に植え付けるのである。ま
た、このノズル列5aの両端に植え付けるノズルNに、
図7(a) に示すような板幅中心方向に対してスプレー流
量が減少する流量パターンを有するいわゆる塗布密度傾
斜型のものを用いるようにすれば、図6(c) に示すよう
に、板面に塗布されずに流出する無効圧延油を少なくす
ることができる。なお、図7(b) のノズルNは通常の板
幅方向に塗布密度フラット型の流量パターンを有するも
のである。
ノズル列5aの両端のノズルにスプレー流量の大きいも
のを取り付けるようにしても上記と同様の作用効果を得
ることができる。すなわち、例えばスプレーパターンが
3重にラップする場合は、他のノズルの3倍の流量のノ
ズルをノズル列5aの両端に植え付けるのである。ま
た、このノズル列5aの両端に植え付けるノズルNに、
図7(a) に示すような板幅中心方向に対してスプレー流
量が減少する流量パターンを有するいわゆる塗布密度傾
斜型のものを用いるようにすれば、図6(c) に示すよう
に、板面に塗布されずに流出する無効圧延油を少なくす
ることができる。なお、図7(b) のノズルNは通常の板
幅方向に塗布密度フラット型の流量パターンを有するも
のである。
【0019】ここで、本発明のスプレーヘッダ20のノズ
ル列のノズル植え付け長さLについて補足すると、圧延
される鋼板Pの板幅xは、最大幅から最小幅の間で変化
するが、その変化は一様ではない。例えば図8はブリキ
原板を圧延する冷間タンデムミルにおける圧延される鋼
板の板幅の構成を示したものであるが、この図のように
ある特定の板幅域に集中する。そこで、この集中する部
分に合わせて、ノズル列のノズル植え付け長さLを決定
する。ノズル列を例えば5a,5b,5c,5dの4つ
の区分とする場合、ノズル列5aはL1 =1200mm、ノズ
ル列5bはL2=1000mm、ノズル列5cはL3 = 850m
m、ノズル列5dはL4 = 800mmに、それぞれノズル植
え付け長さLを設定することにより、効率のよい幅切替
えを行うことができる。
ル列のノズル植え付け長さLについて補足すると、圧延
される鋼板Pの板幅xは、最大幅から最小幅の間で変化
するが、その変化は一様ではない。例えば図8はブリキ
原板を圧延する冷間タンデムミルにおける圧延される鋼
板の板幅の構成を示したものであるが、この図のように
ある特定の板幅域に集中する。そこで、この集中する部
分に合わせて、ノズル列のノズル植え付け長さLを決定
する。ノズル列を例えば5a,5b,5c,5dの4つ
の区分とする場合、ノズル列5aはL1 =1200mm、ノズ
ル列5bはL2=1000mm、ノズル列5cはL3 = 850m
m、ノズル列5dはL4 = 800mmに、それぞれノズル植
え付け長さLを設定することにより、効率のよい幅切替
えを行うことができる。
【0020】また、ノズルNの植え付けピッチpについ
ても、必ずしも同一な値にしなくてもよく、例えばノズ
ル列5a,5bの場合は100 mmとして、それぞれノズル
本数を10本と7本にするのが適当である。また、ノズル
列5c,5dの場合はいずれもノズル本数は7本とし、
そのノズルNの植え付けピッチpをそれぞれ94.4mmと8
8.9mmとするのがよい。
ても、必ずしも同一な値にしなくてもよく、例えばノズ
ル列5a,5bの場合は100 mmとして、それぞれノズル
本数を10本と7本にするのが適当である。また、ノズル
列5c,5dの場合はいずれもノズル本数は7本とし、
そのノズルNの植え付けピッチpをそれぞれ94.4mmと8
8.9mmとするのがよい。
【0021】このように植え付けピッチpが異なると、
鋼板Pの単位板幅当たりの板面へのスプレー量が異なる
ことになる。つまり、ノズル列5a,5bの場合よりも
ノズル列5c,5dの場合の方が塗布密度が高くなり、
余剰の圧延油を板面に塗布することになるので、この場
合は、例えば圧延油の濃度を調整するようにすれば、余
剰分の問題を解消することができる。
鋼板Pの単位板幅当たりの板面へのスプレー量が異なる
ことになる。つまり、ノズル列5a,5bの場合よりも
ノズル列5c,5dの場合の方が塗布密度が高くなり、
余剰の圧延油を板面に塗布することになるので、この場
合は、例えば圧延油の濃度を調整するようにすれば、余
剰分の問題を解消することができる。
【0022】本発明の4つのノズル列を備えたノズルヘ
ッダを用いて、前出図8の板幅構成とされる鋼板に圧延
油のスプレーを行い、圧延油の消費量と使用効率を測定
した。ここで、4つのノズル列のノズル植え付け長さL
をそれぞれ1200mm、1000mm、850mm、 800mmとし、それ
らの両端に中央部のノズルに対して3倍のスプレー流量
としたノズルを用いたのを本発明例1とし、両端に前出
図6(c) に示した流量パターンを有するノズルを用いた
のを本発明例2とし、それらの結果を表1に示した。
ッダを用いて、前出図8の板幅構成とされる鋼板に圧延
油のスプレーを行い、圧延油の消費量と使用効率を測定
した。ここで、4つのノズル列のノズル植え付け長さL
をそれぞれ1200mm、1000mm、850mm、 800mmとし、それ
らの両端に中央部のノズルに対して3倍のスプレー流量
としたノズルを用いたのを本発明例1とし、両端に前出
図6(c) に示した流量パターンを有するノズルを用いた
のを本発明例2とし、それらの結果を表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】なお、この表における圧延油消費量は、従
来のノズル植え付け長さLが1200mmのスプレーヘッダ
で、全く板幅での切替えをしない従来例での値を100 と
したときの指数で表したものである。また、比較例はノ
ズル植え付け長さLがそれぞれ1200mm、1000mm、 800m
m、 600mmとされる4本のノズルヘッダを個別に板幅に
応じて取り替え、かつ板幅に応じて両端のノズルを1本
ずつ停止させるようにしたものである。
来のノズル植え付け長さLが1200mmのスプレーヘッダ
で、全く板幅での切替えをしない従来例での値を100 と
したときの指数で表したものである。また、比較例はノ
ズル植え付け長さLがそれぞれ1200mm、1000mm、 800m
m、 600mmとされる4本のノズルヘッダを個別に板幅に
応じて取り替え、かつ板幅に応じて両端のノズルを1本
ずつ停止させるようにしたものである。
【0025】この表1から明らかなように、本発明例は
いずれも、従来例に対してはいうまでもなく、比較例と
比べても圧延消費量および使用効率のいずれもすぐれて
いることがわかる。なお、表1には記載されていない
が、鋼板の板幅に応じてノズル列の切替えに要する時間
は大幅に短縮されることはいうまでもない。
いずれも、従来例に対してはいうまでもなく、比較例と
比べても圧延消費量および使用効率のいずれもすぐれて
いることがわかる。なお、表1には記載されていない
が、鋼板の板幅に応じてノズル列の切替えに要する時間
は大幅に短縮されることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧延油をスプレーするスプレーヘッダを内筒と外筒との
二重管構造とし、前記外筒の外周面にノズル植え付け本
数を異にした複数のノズル列を配設し、外筒を回転させ
ることにより、圧延される鋼板の板幅に応じて所望のノ
ズル列を容易に選択して使用できようにしたので、圧延
油の消費量を抑制するとともにその使用効率を高めるこ
とができ、これによって圧延油のコストを低減させるこ
とができる。また、ノズル列の切替えに要する時間を短
縮させることができるから、稼働率の向上にも寄与す
る。
圧延油をスプレーするスプレーヘッダを内筒と外筒との
二重管構造とし、前記外筒の外周面にノズル植え付け本
数を異にした複数のノズル列を配設し、外筒を回転させ
ることにより、圧延される鋼板の板幅に応じて所望のノ
ズル列を容易に選択して使用できようにしたので、圧延
油の消費量を抑制するとともにその使用効率を高めるこ
とができ、これによって圧延油のコストを低減させるこ
とができる。また、ノズル列の切替えに要する時間を短
縮させることができるから、稼働率の向上にも寄与す
る。
【図1】本発明に係るスプレーヘッダの実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1のA−A矢視側面図である。
【図3】図2のB−B矢視断面図である。
【図4】図3のC−C矢視断面図である。
【図5】圧延油およびクリーナ流体の流れを説明する断
面図である。
面図である。
【図6】本発明に用いられるスプレーヘッダの(a) ノズ
ル配列、(b) スプレーパターンの一例、(c) スプレーパ
ターンの別の例をそれぞれ示す説明図である。
ル配列、(b) スプレーパターンの一例、(c) スプレーパ
ターンの別の例をそれぞれ示す説明図である。
【図7】本発明に用いられるノズルの流量パターンを示
す(a) 塗布密度傾斜型、(b) 塗布密度フラット型の説明
図である。
す(a) 塗布密度傾斜型、(b) 塗布密度フラット型の説明
図である。
【図8】圧延される鋼板の板幅の構成を示す分布図であ
る。
る。
【図9】鋼板に圧延油をスプレーする従来例を示す概要
図である。
図である。
【図10】従来のスプレーヘッダを示す概要図である。
【図11】従来例での(a) スプレーヘッダ、(b) スプレ
ーパターンの説明図である。
ーパターンの説明図である。
1 外筒 2 内筒 3 フランジ 4 Oリング 5a,5b,5c,5d ノズル列 6 圧延油供給口 7 クリーナ流体供給口 8 仕切り板 9a 圧延油供給室 9b クリーナ流体供給室 10a, 10b 圧延油供給通路 11 クリーナ流体供給通路 12 シール部材 13a ノズルスプレー室 13b ノズルクリーニング室 14 エジェクタ 20 スプレーヘッダ N ノズル P 鋼板 O 圧延油 F クリーナ流体
Claims (6)
- 【請求項1】 圧延機で圧延される鋼板に圧延油をス
プレーするスプレーヘッダであって、 圧延油供給室を形成する内筒とこの内筒に回転自在に固
定される外筒との二重管構造とされ、前記外筒の外周面
にノズル植え付け本数の異なる複数のノズル列が設けら
れ、該ノズル列の任意の1列が前記外筒の内面と前記内
筒の外面とで画成されるノズルスプレー室を介して、前
記内筒の圧延油供給室と選択的に連通可能とされること
を特徴とする圧延油のスプレーヘッダ。 - 【請求項2】 前記ノズル列の両端に、他のノズルよ
りも大きいスプレー流量を有するノズルを植え付けてな
ることを特徴とする請求項1記載の圧延油のスプレーヘ
ッダ。 - 【請求項3】 前記ノズル列の両端に、鋼板の板幅中
心方向にスプレー流量が減少する流量パターンを有する
ノズルを植え付けてなることを特徴とする請求項1記載
の圧延油のスプレーヘッダ。 - 【請求項4】 前記内筒の両端に、前記ノズルスプレ
ー室に供給された圧延油を前記圧延油供給室に循環する
エジェクタが取り付けられてなることを特徴とする請求
項1ないし3のいずれかに記載の圧延油のスプレーヘッ
ダ。 - 【請求項5】 前記圧延される鋼板の板幅に応じて圧
延油をスプレーするノズル列を選択することを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかに記載の圧延油のスプレ
ーヘッダの使用方法。 - 【請求項6】 圧延油をスプレーしないノズル列に、
前記外筒の内面と前記内筒の外面とで画成されるノズル
クリーニング室を介して、クリーナ流体を供給するよう
にしたことを特徴とする請求項5記載の圧延油のスプレ
ーヘッダの使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7161048A JPH0910817A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 圧延油のスプレーヘッダおよびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7161048A JPH0910817A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 圧延油のスプレーヘッダおよびその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910817A true JPH0910817A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15727620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7161048A Pending JPH0910817A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 圧延油のスプレーヘッダおよびその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910817A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003000437A1 (de) * | 2001-06-23 | 2003-01-03 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Verfahren und düsenanordnung zur breitenvariablen walzspaltschmierung eines walzgerüstes |
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| DE102009058257A1 (de) | 2008-11-26 | 2010-07-01 | Kyodo Yushi Co., Ltd., Fujisawa | Applikator für Fluid mit Schmiermittelbeimischung zum Walzen in einem Walzwerk |
| JP2013202643A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Nisshin Steel Co Ltd | 圧延潤滑剤供給装置 |
| AT528309A4 (de) * | 2025-03-17 | 2025-12-15 | Andritz Metals Germany Gmbh | Variables kuehlsystem fuer baender und walzen |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP7161048A patent/JPH0910817A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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