JPH091085A - コイルばねの選別供給装置 - Google Patents

コイルばねの選別供給装置

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JPH091085A
JPH091085A JP17661695A JP17661695A JPH091085A JP H091085 A JPH091085 A JP H091085A JP 17661695 A JP17661695 A JP 17661695A JP 17661695 A JP17661695 A JP 17661695A JP H091085 A JPH091085 A JP H091085A
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JP
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coil spring
spring
coil
receiver
inspection
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JP17661695A
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Inventor
Mitsuo Kawai
光雄 河合
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 外径的な差異で選別し得ない完全に重なり合
ったコイルばねを選別して供給し得る選別供給装置を提
供すること。 [構成] 振動パーツフィーダ部100から移送されて
くるコイルばねmを個送機構210で1個分ずつ水平姿
勢の検査用ばね受け31へ送り込み、検査用ばね受け3
1を垂直姿勢として絡み検査装置250でコイルばねm
を所定の長さ圧縮し、ロードセル258が受ける力から
ばね力を計測する。ばね力の大きい絡んだコイルばねm
は排除し、ばね力の小さい絡んでいないコイルばねmの
みを次工程へ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイルばねの選別供給装
置に関するものであり、更に詳しくは絡んで完全に重な
り合ったコイルばねを排除し、絡んでいないコイルばね
のみを次工程へ供給するコイルばね選別供給装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】コイルばねは絡まり易
く、通常は絡みほぐし装置を通過させた後に、なお残る
絡んだコイルばねを形状的に検査して、絡んだコイルば
ねは排除し、絡んでいないコイルばねを次工程へ供給す
ることが行なわれている。
【0003】例えば従来例として本願出願人の出願によ
る特願平7−18754号に係る「コイルばね供給装
置」を挙げれば、絡んでいないコイルばねに較べて若干
でも外径が大きい絡んだコイルばねを選別するための図
17に示すような選別機構を備えたコイルばね供給装置
が開示されている。
【0004】すなわち、図17は絡んだコイルばねの選
別部の縦断面図であり、コイルばねmを移送する振動パ
ーツフィーダのボウル621内のトラック625の下流
端に続く樋状の平行な2本の選別トラック635a、6
35bの下流端部に設けられた選別ゲート631a、6
31bとその周辺部を上流側から見た断面を示したもの
である。なお、選別トラック635a、635bは独立
しており、付属する選別機構を含めて同様に構成され同
様に作用するので、以降の説明では添字を省略する。な
お、図17には添字付きの符号を付している。
【0005】選別トラック635はボウル621の外周
に取り付けた外枠630内に固定して配設されている
が、その下流端部に選別ゲート631が設けられてい
る。選別ゲート631はエヤシリンダ632のピストン
ロッド633に取り付けられたゲートブロック634が
下降され、断面がU字形状の選別トラック635上の絡
んでいないコイルばねmが通過し得るだけ間隙を残して
閉位置とされ、ゲートブロック634が上昇されて開位
置とされる。
【0006】絡みを生じて若干でも外径の大きくなった
コイルばねmは閉位置にあるゲートブロック634の下
を通過し得ず、コイルばねmの定常的な移送が停止され
る。そして、選別ゲート631の下流側に近接して移送
停止検知センサ(図示されていない)が設けられてお
り、移送の停止が検知されると、ゲートブロック634
が上昇されると共に、選別ゲート631の上流側に近接
して設けられている圧縮空気配管637から空気が瞬時
的に噴出されて、停止された絡んだコイルばねmを側方
へ吹き飛ばし、ゲートブロック634は再度閉位置へ復
帰するようになっている。
【0007】すなわち絡んでいないコイルばねmは選別
ゲート631をそのまま通過して下流側へ移送され、絡
んだコイルばねmは選別ゲート631で側方へ吹き飛ば
され外枠630の底面638へ集められて選別が行われ
る。
【0008】しかし、絡んだコイルばねmには外径的に
全く差異のない完全に重なり合ったものが存在する。図
1は本実施例の選別供給対象としてのコイルばねmの単
体の斜視図であり、0.8mmφのワイヤを巻いて外径
1.6mmφ、長さ6mmに作製されている。図2は絡
んだコイルばねmの斜視図であるが、図2のAは外径的
に区別し得る絡んだコイルばねmを示し、図2のBは完
全に重なり合って外径的に区別し得ない絡んだコイルば
ねmを示す
【0009】従来例の選別ゲート631によれば、絡ん
でいないコイルばねmに比して若干でも外径の大きい図
2のAに示すような絡んだコイルばねmは選別し得る
が、全く重なり合って外径的には差異のない図2のBに
示すような絡んだコイルばねmは選別することができな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、全く重なり合って外径の大小によって
は選別し得ない絡んだコイルばねを選別排除し、絡んで
いないコイルばねのみを次工程へ供給し得るコイルばね
の選別供給装置を提供することを目的とする。
【0011】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、振動パ
ーツフィーダから移送されてくる一定サイズのコイルば
ね1個分を個送機構によってコイルばね受けに収容し、
前記コイルばね1個分のばね力を測定して、前記ばね力
が所定の値より大である絡んだコイルばねは排除し、前
記ばね力が前記所定の値にある絡んでいないコイルばね
を次工程へ供給することを特徴とするコイルばねの選別
供給装置、によって達成される。
【0012】
【作用】コイルばね受けに収容された一定サイズのコイ
ルばねの1個分が一端から圧縮さればね力が測定される
が、2個のコイルばねが完全に重なり合って絡んだコイ
ルばねは絡んでいないコイルばねの2倍のばね力を示す
ので両者を選別することができ、絡んでいないコイルば
ねのみを次工程へ供給することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例によるコイルばねの選
別供給装置について、図面を参照して説明する。
【0014】図3は実施例のコイルばねの選別装置全体
の配置を示す平面図であり、コイルばねmを単列で供給
する振動パーツフィーダ部100と、コイルばねmの絡
み検査部200と、絡んだコイルばねmを排除する排除
部300と、絡んでいないコイルばねmをレール11上
からレール21上へ移し替える移替え部400と、レー
ル21上の供給部500とからなっている。以下、各部
を詳細に説明する。
【0015】図4は振動パーツフィーダ部100の部分
破断側面図であり、図5は同平面図である。振動パーツ
フィーダ部100は絡みほぐし装置141を備えた捩り
振動パーツフィーダ110と、コイルばねmを単列で移
送し排出する直線振動パーツフィーダ180とからなっ
ている。
【0016】図4を参照して、捩り振動パーツフィーダ
110はボウル121と、これに捩り振動を与える駆動
部111とからなり、これに絡みほぐし装置141が組
み合わされている。駆動部111においては、ボウル1
21の底板と一体的で可動コアを兼ねる可動ブロック1
12が等角度間隔に配置された傾斜板ばね113によっ
て下方の固定ブロック114と連結されている。固定ブ
ロック114上にはコイル115を巻装した電磁石11
6が可動ブロック112と僅かの間隙をあけ対向して固
定されている。駆動部111の周囲は防音カバー117
で覆われており、駆動部111はボウル121と共に防
振ゴム118を介して架台119上に設置されている。
そしてコイル115に交流が通電されることによりボウ
ル121に反時計方向の捩り振動を与え、図5を参照し
てボウル121内のコイルばねmを矢印aで示す方向に
移送する。
【0017】ボウル121は、図5を参照して、底面1
22に多数のコイルばねmを収容し、底面122の周縁
部に起点を有する平板状のトラック123がボウル12
1の周壁124の内面に沿い、スパイラル状に上昇して
設けられている。トラック123はボウル121の径外
方へ向かって若干下向き傾斜とされ、コイルばねmは周
壁124に接して移送される。
【0018】トラック123の下流端部となる周回の最
上部は、その部分に設けられている選別切欠き125近
傍の斜視図である図6も参照して、周壁124がトラッ
ク123の下流端部で欠落され、かつ周壁124の下流
端部のトラック123と接する箇所に絡んでいないコイ
ルばねmおよび完全に重なり合って外径的に区別し得な
い絡んだコイルばねmは通過し、外径の大きい絡んだコ
イルばねmは通過し得ない高さの選別切欠き125が形
成されている。そして、選別切欠き125の近傍からボ
ウル121の径外方へ張り出して外付けトラック126
が設けられ、下方の連絡通路131と共にボウル121
の外周に一体的に固定されている。従って、絡んでいな
いコイルばねmは選別切欠き125を通過して外付けト
ラック126へ移行し移送されるが、選別切欠き125
を通過し得ない外径の大きい絡んだコイルばねmはトラ
ック123における周壁124の欠落部であるトラック
123Eへ移送されて下方の連絡通路131へ落下する
ようになっている。
【0019】図5へ戻り、連絡通路131は下流側にお
いて、ボウル121と同心円的に周壁132を設けて幅
が拡大されており、外付けトラック126はそのまま延
長され、幅の拡大された連絡通路131の上方において
中空に架設され幅を狭めて整列トラック127とされ、
更にはコイルばねmが単列で移送されるだけの幅に狭め
た単列トラック128とされて、単列トラック128に
乗り得ない過剰のコイルばねmは下方の連絡通路131
へ落下し回収されるようになっている。そして単列トラ
ック128の下流端は直線振動パーツフィーダ180に
接続されている。また、連絡通路131の底面には円形
の開口133が形成されており、絡んだコイルばねmは
開口133を経由して絡みほぐし装置141へ導かれ
る。
【0020】絡みほぐし装置141は、図7の部分破断
図に示すように、上述の連絡通路131に形成された開
口133に一端を整列させた導入エルボ142が横置き
の円筒体143にフランジで接続されている。また、円
筒体143の排出側には導出パイプ144と導出エルボ
145が上方へ設けられ、導出エルボ145の先端部に
はコイルばねmの排出部151が一体的に溶接して取り
付けられている。
【0021】排出部151は導出パイプ144、導出エ
ルボ145より大径とされ、端部には網152、スポン
ジ153、薄板154が取付け部材155によって取り
付けられている。また、排出部151の底部にはボウル
121の底面122に対向して開口156が形成されて
いる。
【0022】円筒体143は上側の半円筒体143Aと
下側の半円筒体143Bとがフランジ部で接合されてお
り、上側の半円筒体143Aの内面上壁部には長方形状
の複数枚の平板161が絡んだコイルばねmの被衝突体
として所定のピッチで固定されている。また、隔壁16
2、163の間には開閉可能とした透明な覗窓164が
設けられている。
【0023】下側の半円筒体143Bには上流側端部の
底面外壁に圧縮空気配管171が取り付けられ、その噴
出ノズル172が半円筒体143B内へ挿入されてお
り、噴出ノズル172の開口172aは円筒体143の
円周面に対してほぼ接線方向に、かつ、円筒体143の
軸心方向にやや傾けて空気を噴出させるように設けられ
ている。また、半円筒体143Bの下流側端部の底面外
壁には導出パイプ144の直下となる位置に圧縮空気配
管173が取り付けられて、半円筒体143B内に挿入
されており、コイルばねmを上方へ吹き上げるようにな
っている。なお、円筒体143は、図4も参照し、その
底面外壁に垂直に取り付けた取付け板146を介し架台
119に固定したL字形支持板147によって支持され
ている。
【0024】なお、図4、図5を参照し捩り振動パーツ
フィーダ110のボウル121にはコイルばねmの欠乏
検知装置175が設けられている。支柱176に固定さ
れたアーム177を介しボウル121内において平板1
78が回動軸179に取り付けられ、回動軸179の反
対側の端縁をボウル121の底面122に接するように
セットされている。コイルばねmが充分に存在するとき
は、平板178と底面122との間にコイルばねmを挟
んでいるが、コイルばねmが存在しないと平板178の
端縁が底面122と接するようになって図示しないリミ
ットスイッチを作動させ、図示しないホッパーからコイ
ルばねmを補充するようになっている。
【0025】また、図5を参照して、捩り振動パーツフ
ィーダ110の下流端部となる単列トラック128には
直線振動パーツフィーダ180の振動トラフ191が接
続されている。図4に示すように、直線振動パーツフィ
ーダ180は振動トラフ191と、これに直線振動を与
える駆動部181とからなっている。
【0026】駆動部181においては、振動トラフ19
1に取付け部材193を介して取り付けられている可動
ブロック182が前後一対の傾斜板ばね183によって
下方の固定ブロック184と連結されている。また、固
定ブロック184上にはコイル185を巻装した電磁石
186が可動ブロック182から垂下されている可動コ
ア187と僅かの間隙をあけ対向するように設けられて
いる。駆動部181は振動トラフ191と共に防振ゴム
188を介して架台119上の専用架台189に設置さ
れている。そして、コイル185に交流が通電されるこ
とにより、振動トラフ191に矢印bで示す方向の振動
を与え、振動トラフ191内のコイルばねは矢印cで示
す方向に移送される。
【0027】振動トラフ191にはコイルばねmをその
長さ方向に単列で移送する幅とされ断面が上に開いたコ
字形状の単列移送路192が形成されており、コイルば
ねmを絡み検査部200へ供給する。
【0028】絡み検査部200は、図3を参照して、振
動パーツフィーダ部100における直線振動パーツフィ
ーダ180の下流端に接続されている。すなわち、絡み
検査部200の部分省略平面図である図8、およびその
部分省略側面図である図10を参照して、絡み検査部2
00は、直線振動パーツフィーダ180の振動トラフ1
91の下流端に接続されており、後述の検査用ばね受け
31へコイルばねmを1個分ずつ送り込むための個送機
構210と、これとは検査用ばね受け31を挟んで設置
されている絡み検査装置250と、検査用ばね受け31
の直下に設けられている押上げ用エヤシリンダ281と
からなっている。
【0029】個送機構210においては、図8を参照し
て、個送ステージ201にコイルばねmが単列で移送さ
れる幅1.8mmの移送路202が上流の振動トラフ1
91における単列移送路192と整列されて同一ライン
上に形成されており、図10には省略されているが、こ
の移送路202に対し直角な方向に作動する第1制御用
エヤシリンダ212と第2制御用エヤシリンダ222と
が平行に設置されている。第1制御用エヤシリンダ21
2の可動部212Aの先端部と、これに取り付けた尖鋭
な第1制御ピン211とは個送ステージ201に形成さ
れた溝203内を往復し、前進時には移送路202内の
コイルばねmのコイルの隙間に突き刺さるようになって
いる。このことは第2制御用エヤシリンダ222につい
ても同様であり、その可動部222Aの先端部と、これ
に取り付けた尖鋭な第2制御ピン221が個送ステージ
201に形成された溝204内を往復する。なお、第1
制御ピン211と第2制御ピン221との間隔は本実施
例では10mmとされている。また、個送ステージ20
1の移送路202を挟んで第1制御ピン211、第2制
御ピン221の反対側で第2制御ピン221の上流側に
対応する位置に、センサ孔223が形成されており、第
2制御ピン221に移送が停止されたコイルばねmの有
無を監視するための光センサ225がセンサ孔223に
挿入されている。
【0030】また、図8には省略されているが、図10
を参照して、個送ステージ201の上方には、移送路2
02と平行に水平方向に作動する個送用エヤシリンダ2
32が設けられ、その可動部232Aには上下方向に作
動する送りピン用エヤシリンダ233が固定されてい
る。送りピン用エヤシリンダ233の可動部233Aの
下端部には尖鋭な送りピン231が取り付けられてお
り、下降されると移送路202上にあるコイルばねmの
コイルの隙間に突き刺さるようになっている。すなわ
ち、第1制御ピン211、第2制御ピン221は所定の
順序で前進と後退を行って先頭の1個分のコイルばねm
を後続のコイルばねmから切り離し、送りピン231は
切り離された先頭の1個分のコイルばねmを検査用ばね
受け31へ送り込むことに働く。
【0031】個送機構210から1個分のコイルばねm
が送られる検査用ばね受け31は、図8、図10を参照
して、個送ステージ201の移送路202とは直角な方
向のレール11上を矢印pで示す方向に移動する搬送ロ
ボット12に積載されている。すなわち、搬送ロボット
12上の縦支持板13に固定した横向支持板14に後述
のロータリアクチュエータ17の回動軸15が軸支され
ており、検査用ばね受け31はこの回動軸15と一体的
な腕板16に固定されている。そして、検査用ばね受け
31は図8に示す位置にある時、後述するばね収容孔3
4aは個送ステージ201の移送路202と同一ライン
上にあり、ばね収容孔34aに1個分のコイルばねmが
収容されると、検査用ばね受け31は、図8に対応する
部分省略平面図である図9に示す位置へ搬送ロボット1
2によって移動されるが、その時にはばね収容孔34b
が個送ステージ201の移送路202と同一ライン上に
なる。
【0032】また、検査用ばね受け31へのコイルばね
mの送り込みは、図10に示すように、検査用ばね受け
31を水平姿勢として行われるが、後述のように絡み検
査装置250においては、その側面図である図11、正
面図である図12に示すように、検査用ばね受け31を
垂直姿勢としてばね力の計測が行われる。そのために、
検査用ばね受け31を腕板16と共に水平姿勢から垂直
姿勢へ、また垂直姿勢から水平姿勢へ、すなわち矢印r
で示す角度90度の回動を行わせるためのロータリアク
チュエータ17が、横向支持板14を挟んで検査用ばね
受け31とは反対側に取り付けられている。
【0033】検査用ばね受け31の詳細は図13に示さ
れており、図13のAはその平面図、図13のBは図1
3のAにおける[B]−[B]線方向の断面図である。
検査用ばね受け31はばね受け本体32にT字形状の押
出しロッド係止部材44の足部がねじ43によって固定
されており、T字形状の頭部は直角に折り曲げて係止用
折曲げ45とされている。また、ばね受け本体32には
押出しロッド孔33a、33bが対称位置に穿設されて
おり、続けてそれぞれに内径1.8mmφのばね収容孔
34a、34bが設けられている。なお、これらa、b
の添字を付すものは以降に説明する他の要素も含め対称
関係にあり同一に構成されているので、図面には添字付
きの符号を付するが、区別が必要である場合を除き、以
降の説明では添字を省略する。
【0034】ばね受け本体32に対し、鍔53と外径
1.8mmφの細径とされた先端部52とを有する押出
しロッド51が押出しロッド孔33に挿入され、その先
端部52の一部はばね収容孔34へ挿入されている。ま
た、ばね受け本体32と押出しロッド51の鍔53との
間には復帰用スプリング54が介装されており、鍔53
を係止用折曲げ45側へ押し付けるように付勢してい
る。そして、この状態において、ばね収容孔34には1
個分のコイルばねmが丁度収容される空所が残される。
【0035】また、ばね受け本体32のばね収容孔34
の上方を切り欠いてピン溝35が形成されているが、こ
れは個送機構210の送りピン231が進入するための
ものである。なお、一点鎖線で示しているコイルばねm
は後述するように、押出しロッド51が図13において
左方から突かれた時に押し出されるコイルばねmの露出
部分である。
【0036】更には、ばね受け本体32にはセンサ孔3
6が設けられ、それに続く細孔37によってばね収容孔
34と連通しているが、センサ孔36にはばね収容孔3
4内におけるコイルばねmの有無を監視するための光セ
ンサ38が挿入される。
【0037】絡み検査部200には、側面図である図1
1、およびその正面図である図12を参照して、検査用
ばね受け31の下方に上下方向に作動する押上げ用エヤ
シリンダ281が床板9に固定した支持板283に固定
して設置されている。そして、その可動部281Aに取
り付けられている2本のロッド282が絡み検査時に直
上にある検査用ばね受け31の2本の押出しロッド51
を所定の高さ押し上げて、2個のばね収容孔34に収容
されているそれぞれの1個分のコイルばねmの一端部
を、図11、図12に示すように、所定の長さeだけ押
し出し露出させるようになっている。この押し出され露
出される長さeは図13においても一点鎖線で示してい
る。
【0038】また、絡み検査装置250は床板9上の架
台8に立てた支柱251と一体的な横板252にL字形
状の取付部材253が固定され、この取付部材253に
対して上下方向に作動する計測用エヤシリンダ254が
取り付けられている。そして、その可動部254Aに固
定したヘッド255に計測ロッド256が取り付けられ
ている。図12を参照して、ヘッド255における計測
ロッド256の取付け部257には1個分のコイルばね
mのばね力を計測するためのロードセル258が内蔵さ
れており、側方へリード線259が導出されている。す
なわち、計測ロッド256が1個分のコイルばねmを所
定長さ圧縮した時に、ロードセル258の受ける力が電
気信号としてリード線259を経由して取り出され、図
示しない処理装置によってばね力が計測される。従っ
て、絡んでいないコイルばねmに較べ絡んでいるコイル
ばねmは大きいばね力を示す。
【0039】絡み検査部200において、検査用ばね受
け31の2個のばね収容孔34にそれぞれ収容されてい
る1個分のコイルばねmの何れかが絡んでいると判定さ
れた場合には、図3を参照して、搬送ロボット12に積
載されている検査用コイルばね受け31は垂直姿勢のま
まレール11上を排除部300へ搬送される。排除部3
00の詳細は図14に示されており、図14のAはその
平面図、図14のBは側面図である。
【0040】図14のA、Bを参照して排除部300に
は検査用ばね受け31の2本の押出しロッド51を同時
に押すための水平方向に作動する排除用エヤシリンダ3
01が架台8上の支持板303に固定して設けられてお
り、その可動部301Aには2本のロッド302が取り
付けられている。2個のばね収容孔34の一方には絡ん
だコイルばねmが収容されているが、他方には絡んでい
ないコイルばねmが入っている場合も2個のばね収容孔
34から同時にコイルばねmが押し出されるが、既述の
ように捩り振動パーツフィーダ110に絡みほぐし装置
141を取り付けているので、絡んだまま絡み検査部2
00へ至るコイルばねmは絶対量が少なく、選別効率を
低下させる程ではない。また、排出用エヤシリンダ30
1によって検査用ばね受け31から排出されたコイルば
ねmを受けるために傾斜シュート304が床板9に立て
た支持柱305に固定して設けられ、傾斜シュート30
4の下流端部の直下には排除されたコイルばねmを収集
するためのばね収集箱306が設置されている。
【0041】絡み検査部200において、検査用ばね受
け31の2個のばね収容孔34にそれぞれ収容されてい
る1個分のコイルばねmの何れもが絡んでいないと判定
された場合には、図3を参照して、搬送ロボット12上
に積載されている検査用ばね受け31は垂直姿勢のまま
レール11上を移替え部400まで搬送される。移替え
部400の側面図である図15を参照して、移替え部4
00に停止した検査用ばね受け31の直下方には上下方
向に作動する押上げ用エヤシリンダ401が設置されて
おり、上方においてレール11、レール21を跨いで水
平方向に作動する移替え用エヤシリンダ405が設置さ
れている。
【0042】押し上げ用エヤシリンダ401は床板9に
固定した支持板403に取り付けられており、その可動
部401Aの2本のロッド402が前述したと同様に直
上となる検査用ばね受け31の2本の押出しロッド51
を所定の高さ押し上げ、絡んでいないコイルばねmを上
方へ所定の長さeだけ露出させるようになっている。ま
た、移替え用エヤシリンダ405は支持フレーム404
に取り付けられており、水平方向に移動する可動部40
5Aに対して上下方向に作動するチャッキング用エヤシ
リンダ406が固定されている。そして、その可動部4
06Aにはガイドピン407と図示しないエヤシリンダ
で駆動されるチャック408とが取り付けられており、
検査用ばね受け31から上方へ所定長さeだけ露出され
ているコイルばねmの軸心部へガイドピン407が挿入
され、チャック408がコイルばねmを両側から掴むよ
うに作動する。
【0043】また、移替え用エヤシリンダ405によっ
てコイルばねmが移し替えられる箇所には、レール21
上を矢印qで示す方向に移動する搬送ロボット22に積
載された供給用ばね受け61が停止している。供給用ば
ね受け61は、外形は異なるものの基本的には既述の検
査用ばね受け31と同様に構成されている。すなわち、
縦断面図である図15を参照し、また後述の供給部50
0の部分省略平面図である図16のAと部分破断側面図
である図16のBを援用して、搬送ロボット22に立て
た支持板23に水平板24が固定されており、その中央
部にべヤリング25を介して供給用ばね受け61のばね
受け本体62が挿通して取り付けられており、ばね受け
本体62は水平面内での回動可能とされている。この回
動は後述の供給部500で次工程のロボットがコイルば
ねmをピックアップする作業を容易にする。ばね受け本
体62内には押出しロッド孔63とそれに続くばね収容
孔64が形成されている。また、ばね受け本体62には
座板73が一体的に固定されており、座板73には係止
用折曲げ75を設けた押出しロッド係止部材74が取り
付けられている。
【0044】2本の押出しロッド81は鍔83と細径の
先端部82を有し、ばね受け本体62の押出しロッド孔
63へ挿入されて、先端部82の一部はばね収容孔64
へ挿入されている。また、ばね受け本体62の底面と押
出しロッド81の鍔83との間には復帰用スプリング8
4が介装されて、鍔83を係止用折曲げ75へ押し付け
るように付勢している。また、ばね受け本体62にはセ
ンサ孔66が形成されており、それに続く細孔67によ
ってばね収容孔64と連通している。そして、ばね収容
孔64内におけるコイルばねmの有無を監視するための
光センサ68がセンサ孔66に挿入され、リード線69
が導出されている。
【0045】更には座板73の端面には緩衝材76が取
り付けられており、搬送ロボット22側の緩衝部材76
は搬送ロボット22上の支持板23に設けたストッパ2
8に当接している。また更には、座板73の下面の係止
部材77と搬送ロボット22上の係止部材27との間に
は振れ抑制用のスプリング38が架張されている。な
お、図3を参照して、移替え部400における供給用ば
ね受け61は座板73の緩衝材76の1個が床板9に設
けたストッパ409と当接している。
【0046】移替え用エヤシリンダ405とチャッキン
グ用エヤシリンダ406とによってコイルばねmが供給
用ばね受け61へ移替えられると、光センサ68はこれ
を検知するので、図3を参照して供給用ばね受け61は
搬送ロボット22によって移替え部400から供給部5
00へ搬送される。図16のAは供給用ばね受け61が
停止している供給部500の部分省略平面図であり、図
16のBはその部分破断側面図である。図16のBを参
照し、供給部500に停止する供給用ばね受け61の直
下となる位置には、架台8に固定したL字形支持部材5
03に取り付けて押上げ用エヤシリンダ501が設置さ
れており、その可動部501Aの2本のロッド502に
よって、供給用ばね受け61の2本の押出しロッド81
を所定の高さ押し上げて、コイルばねmを供給用ばね受
け61から所定の長さeだけ押し出し露出させるように
なっている。なお、この押上げ用エヤシリンダ501は
次工程のロボットからの信号を受けて作動するようにな
っている。また、図16のAに示すように床板9には供
給用ばね受け61の座金73の端面に設けた緩衝材76
に当接するストッパ504が立てられている。
【0047】実施例のコイルばねの選別供給装置は以上
のように構成されるが、次にその作用を説明する。
【0048】図5を参照して、捩り振動パーツフィーダ
110のボウル121に収容されている多数のコイルば
ねmは捩り振動を受け、底面122の周辺部へ移動され
ると共に矢印aで示す方向へ移送される。そして、底面
122に起点を有するトラック123に乗り、ボウル1
21の周壁124に接して移送され、スパイラル状に上
昇して周回の最上部に至る。図6を参照し、周壁124
の下流端部のトラック123と接する部分に形成されて
いる選別切欠き125において、絡んでいないコイルば
ねmおよび完全に重なり合って外径的に区別し得ない絡
んだコイルばねmはそのまま通過し外付けトラック12
6へ移行されるが、絡んで外径の大きいコイルばねmは
通過し得ず、周壁124の欠落しているトラック123
の下流端部123Eを経て下方の連絡通路131へ落下
し選別される。
【0049】図5へ戻り、外付けトラック126へ移行
された絡んでいないコイルばねm、および外径的に区別
し得ない絡んだコイルばねmは中空に架設され幅を狭め
た整列トラック127において余剰気味なコイルばねm
を下方の連絡通路131へ落下させつつ移送され、更に
は、単列トラック128において残る余剰のコイルばね
mを下方の連絡通路131へ落下させ、コイルばねmは
単列化されて直線振動パーツフィーダ180へ移行され
る。
【0050】連絡通路131へ落下する主として外径の
大きい絡んだコイルばねmは底面の開口133から絡み
ほぐし装置141の導入エルボ142へ落下する。図7
を参照して、絡んだコイルばねmは導入エルボ142か
ら円筒体143へ導かれる。円筒体143内の上流側端
部において空気噴出ノズル172の開口172aから噴
出されている空気に乗って円周方向へ吹き飛ばされ、複
数枚の平板161への衝突を繰り返して絡みがほぐさ
れ、少しずつ下流側へ移送される。絡みのほぐされたコ
イルばねmは円筒体143の下流側端部において、圧縮
空気配管173からの噴出空気によって上方へ吹き上げ
られて排出部151へ至る。そして、網152を介して
緩衝材のスポンジ153に衝突し、底部の開口156か
ら捩り振動パーツフィーダ110のボウル121内へ戻
される。
【0051】図5へ戻り直線振動パーツフィーダ180
へ移行された絡んでいないコイルばねm、および外径的
に区別し得ない絡んだコイルばねmは振動トラフ191
の単列移送路192内をそのまま下流端まで移送されて
絡み検査部200の個送機構210へ移行される。
【0052】図8を参照し、個送機構210の個送ステ
ージ201において、第2制御ピン221が前進位置に
あり、第1制御ピン211が後退位置にある時、上流の
振動トラフ191から移送されてくる移送路202上の
コイルばねmは第2制御ピン221に移送を停止され、
続くコイルばねmは後方から押されて連接状態となる。
個送ステージ201の光センサ225が第2制御ピン2
21に停止されたコイルばねmを検知すると、第1制御
ピン211が前進され、第2制御ピン221に停止され
たコイルばねmに続く次のコイルばねmのコイルの隙間
に突き刺されてその移送が停止される。次に第2制御ピ
ン221が後退されて、1個分のコイルばねm1 (個送
単位となったものについて添字を付す)が後続のコイル
ばねmから切り離される。
【0053】続いて図10を参照し、送りピン用エヤシ
リンダ233によって送りピン231が下降されて一点
鎖線で示すように切り離されているコイルばねm1 のコ
イルの隙間に突き刺さり、個送用エヤシリンダ232が
作動して送りピン231を二点鎖線で示すように水平方
向に移動させ、図8も参照して、移送路202と同一ラ
イン上にある水平姿勢の検査用ばね受け31のばね収容
孔34aへコイルばねm1 を送り込む。この時、送りピ
ン231は図13のBに示すピン溝35内まで進入し
て、コイルばねm1 をばね収容孔34aの底まで送り込
む。その後、送りピン231は上昇され後退されて元の
位置に戻る。一方、個送ステージ201の光センサ22
5は第2制御ピン221による停止位置にコイルばねm
が存在しないことを検知しており、第2制御ピン221
が前進され第1制御ピン211が後退されて、コイルば
ねmを個送する1サイクルが完了する。個送機構210
において、このようなサイクルが繰り返されて、コイル
ばねmが1個分ずつ送られる。
【0054】検査用ばね受け31のばね収容孔34aを
監視している光センサ38aがコイルばねm1 を検知す
ると、送りピン231の動きが停止されると共に、検査
用ばね受け31は搬送ロボット12によって図8の位置
から図9の位置へ移動され、送りピン231の移動が再
開されて、ばね収容孔34bへ次の個送サイクルの1個
分のコイルばねm2 が送り込まれ、送りピン231は元
の位置に戻る。ばね収容孔34bを監視している光セン
サ34bがコイルばねm2 を検知すると、送りピン23
1の動きが停止されると共に検査用ばね受け31は図8
の位置へ戻され、かつ、ロータリアクチュエータ17に
よって、図10の水平姿勢から図11の垂直姿勢へ回動
される。
【0055】絡み検査装置250における絡み検査は、
図11、図12を参照し、垂直姿勢とされた検査用ばね
受け31に対して、押上げ用エヤシリンダ281の可動
部281Aに取り付けられている2本のロッド282が
所定の高さまで上昇され、検査用ばね受け31の押出し
ロッド51を所定の高さ突き上げ、2個のばね収容孔3
4内のコイルばねm1 、m2 をそれぞれ所定の長さeだ
け押し出す。続いて上方から計測用エヤシリンダ254
の可動部254Aが所定の位置まで下降され、これと一
体的なヘッド255から垂下している計測ロッド256
が検査用ばね受け31のばね収容孔34から押し出され
ているコイルばねm1 、m2 を所定の長さ圧縮した後、
計測ロッド256は元の位置に戻る。また、押上け用エ
ヤシリンダ281のロッド282も戻され、検査用ばね
受け31の押出しロッド51も復帰用スプリング54に
よって元の位置に戻る。圧縮時において計測ロッド25
6の取付部257に内蔵されているロードセル258の
受ける力が電気信号としてリード線259によって取り
出され図示しない処理装置においてばね力が計測され
る。そのばね力の大きさによって2個のばね収容孔34
に収容されているコイルばねm1 、m2 のそれぞれにつ
いて、絡んでいるか絡んでいないかが判定される。
【0056】絡み検査装置250によってコイルばねm
1 、m2 の何れかが絡んでいると判定された時、検査用
ばね受け31は垂直姿勢のまま搬送ロボット12によっ
てレール11上を排除部300へ搬送される。図14を
参照して、排除部300へ到達した検査用ばね受け31
はロータリアクチュエータ17によって水平姿勢とされ
る。次いで排除用エヤシリンダ301の可動部301A
が作動してこれに取り付けられている2本のロッド30
2が同時に検査用ばね受け31の押出しロッド51を突
くので、2個のばね収容孔34からコイルばねm1 、m
2 が排出される。排出されたコイルばねm1 、m2 は傾
斜シュート304を経てばね収集箱306へ収集され
る。
【0057】排除用エヤシリンダ301の可動部301
Aが元の位置へ戻ると、検査用ばね受け31の押出しロ
ッド51は復帰用スプリング54によって元の位置へ戻
される。そして検査用ばね受け31は水平姿勢のまま搬
送ロボット12によって絡み検査部200の図8に示す
位置へ搬送され、ばね収容孔34への次のコイルばねm
3 、m4 の受入れが開始される。
【0058】絡み検査装置250によって2個のばね収
容孔34中のコイルばねm1 、m2の何れもが絡んでい
ないと判定された時には、検査用ばね受け31は垂直姿
勢のままレール11上を搬送ロボット12によって移替
え部400へ搬送される。図15を参照して、移替え部
400へ到達した検査用ばね受け31は、下方の押上げ
用エヤシリンダ401の可動部401Aが2本のロッド
402と共に所定の高さまで上昇されるので、2本の押
出しロッド51が所定の長さ突き出され、コイルばねm
1 、m2 が所定の長さeだけ押し出される。
【0059】同時に上方の一点鎖線で示す移替え用エヤ
シリンダ405の可動部405Aに固定されたチャッキ
ング用エヤシリンダ406によって、その可動部406
Aに固定されている2本のガイドピン407と2個のチ
ャック408とが下降され、コイルばねm1 、m2 にそ
れぞれガイドピン407が挿入されチャック408が閉
じてコイルばねm1 、m2 の押し出され露出している部
分を両側から掴み上方へ引き抜く。一方、押上げ用エヤ
シリンダ401は可動部401Aを下降させる。検査用
ばね受け31は押出しロッド51が元の位置へ復帰し、
かつ検査用ばね受け31の光センサ38はコイルばねm
1 、m2 が引き抜かれたことを検知するので、検査用ば
ね受け31は絡み検査部200の図8の位置へ戻され
る。同時にロータリアクチュエータ17によって水平姿
勢に回動され、2個のばね収容孔34への次ぎのサイク
ルのコイルばねm3 、m4 の受入れが開始される。
【0060】チャッキング用エヤシリンダ406のチャ
ック408がコイルばねm1 、m2を掴み上げると、移
替え用エヤシリンダ405の可動部405Aはレール2
1の上方位置まで移動され、下方にあらかじめ停止して
いる供給用ばね受け61の直上で停止される。図16の
Aも援用して、チャッキング用エヤシリンダ406の可
動部406Aと共に2本のガイドピン407と2個のチ
ャック408が下降され、チャック408が開いてコイ
ルばねm1 、m2 はそれぞれガイドピン407に沿って
落下し、供給用ばね受け61の2個のばね収容孔64内
へ収容される。その後、チャッキング用エヤシリンダ4
06の可動部406Aは引き上げられ、移替え用エヤシ
リンダ405の可動部405Aはレール11の上方位置
まで戻される。
【0061】供給用ばね受け61の光センサ68によっ
て2個のばね収容孔64にコイルばねm1 、m2 の収容
されたことが検知されると、供給用ばね受け61は搬送
ロボット22によってレール21上を移替え部400か
ら供給部500まで搬送される。図16を参照して、供
給用ばね受け61がストッパ504に当接し停止する。
次工程のロボットからの信号を受けると押上げ用エヤシ
リンダ501の可動部501Aが所定の高さまで上昇さ
れ、これに取り付けられている2本のロッド502が供
給用ばね受け61の押出しロッド81を所定の高さまで
上昇させ、ばね収容孔64内のコイルばねm1 、m2
所定の長さeだけ押し上げて、次工程のロボットによる
ピックアップに対し待機する。
【0062】次工程のロボットによってコイルばねm
1 、m2 が引き抜かれると押上げ用エヤシリンダ501
のロッド503は下降され、供給用ばね受け61の押出
しロッド81は復帰用スプリング84によって元の位置
へ戻る。供給用ばね受け61の光センサ68がコイルば
ねm1 、m2 の引き抜かれたことを検知するので、供給
用ばね受け61は搬送ロボット22によってレール21
上を移替え部400まで戻され、供給用ばね受け61の
座板73の緩衝材76がストッパ409に当接して停止
し次の移し替えを待つ。
【0063】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明の
技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0064】例えば本実施例では、コイルばねmの絡み
検査時、搬送時において、コイルばねmの保持するもの
として検査用ばね受け31、供給用ばね受け61にそれ
ぞればね収容孔34、64を設けたが、他の方法で保持
してもよい。例えば、保持用のピンを設け、これにコイ
ルばねmを被せ外装するようにしてコイルばねmを保持
することもできる。
【0065】また、本実施例においては、検査用ばね受
け31に2個のばね収容孔34を設けて、ばね力の計測
を2個のコイルばねm1 、m2 について同時に行うよう
にしたが、勿論この計測は1個ずつとしてもよく、また
3個以上同時に行ってもよい。
【0066】また、本実施例においてはばね力の計測方
法として、1個分のコイルばねmを所定の長さ圧縮する
に必要な力を求める方法を採用したが、所定の力で1個
分のコイルばねmを圧縮または引張した時のコイルばね
mの変形量からばね力を求めるようにしてもよい。
【0067】また、本実施例においては、ばね力の計測
はコイルばねmを垂直姿勢として行ったが、これ以外の
姿勢、例えば水平姿勢で計測するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコイルばね
の選別供給装置によれば、選別をばね力の大小によって
行うので、外径的な差異による選別では排除し得ない完
全に重なり合って絡んだコイルばねも確実に排除して、
絡んでいないコイルばねのみを次工程へ供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例において選別供給されるコイルばねの斜
視図である。
【図2】絡んだコイルばねの斜視図であり、Aは外径的
に選別し得るもの、Bは完全に重なり合って外径的に選
別し得ないものを示す。
【図3】実施例のコイルばねの選別供給装置全体の配置
を示す平面図である。
【図4】振動パーツフィーダ部の部分破断側面図であ
る。
【図5】同平面図である。
【図6】捩り振動パーツフィーダにおける選別切欠き近
傍の斜視図である。
【図7】捩り振動パーツフィーダにおける絡みほぐし装
置の部分破断側面図である。
【図8】絡み検査部の部分省略平面図である。
【図9】検査用ばね受けが図8の位置から移動された絡
み検査部の部分省略平面図である。
【図10】絡み検査部の部分省略側面図である。
【図11】絡み検査装置の側面図である。
【図12】同正面図である。
【図13】検査用ばね受けを示し、図13のAはその平
面図、図13のBは図13のAにおける[B]−[B]
線方向の断面図である。
【図14】排除部を示し、図14のAはその平面図、図
14のBは側面図である。
【図15】移替え部の側面図である。
【図16】供給部を示し、図16のAはその部分省略平
面図、図16のBは部分破断側面図である。
【図17】従来例における絡んだコイルばねの選別部の
縦断面図である。
【符号の説明】
11 レール 12 搬送ロボット 17 ロータリアクチュエータ 21 レール 22 搬送ロボット 31 検査用ばね受け 34 ばね収容孔 38 光センサ 44 押出しロッド係止部材 51 押出しロッド 53 鍔 54 復帰用スプリング 61 供給用ばね受け 81 押出しロッド 100 振動パーツフィーダ部 110 捩り振動パーツフィーダ 180 直線振動パーツフィーダ 191 振動トラフ 200 絡み検査部 201 個送ステージ 202 移送路 210 個送機構 211 第1制御ピン 212 第1制御用エヤシリンダ 221 第2制御ピン 222 第2制御用エヤシリンダ 225 光センサ 231 送りピン 232 個送用エヤシリンダ 233 送りピン用エヤシリンダ 250 絡み検査装置 254 計測用エヤシリンダ 255 ヘッド 256 計測ロッド 258 ロードセル 281 押上げ用エヤシリンダ 300 排除部 301 排除用エヤシリンダ 304 傾斜シュート 306 ばね収集箱 400 移替え部 401 押上げ用エヤシリンダ 405 移替え用エヤシリンダ 406 チャッキング用エヤシリンダ 407 ガイドピン 408 チャック 500 供給部 501 押上げ用エヤシリンダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動パーツフィーダから移送されてくる
    一定サイズのコイルばね1個分を個送機構によってコイ
    ルばね受けに収容し、前記コイルばね1個分のばね力を
    測定して、前記ばね力が所定の値より大である絡んだコ
    イルばねは排除し、前記ばね力が前記所定の値にある絡
    んでいないコイルばねを次工程へ供給することを特徴と
    するコイルばねの選別供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ばね力の測定が前記コイルばね1個
    分を所定の長さ圧縮するに要する力を測定して行われる
    請求項1に記載のコイルばねの選別供給装置。
  3. 【請求項3】 前記個送機構がコイルばねの移送路にほ
    ぼ直交して作動し上流側と下流側とに所定の間隔で設け
    られた制御ピンと、前記上流側と下流側との制御ピンの
    間において前記下流側の制御ピンとは異なる方向から前
    記移送路にほぼ直交して作動し、かつ前記コイルばねの
    移送方向に作動する送りピンとからなり、前記上流側と
    下流側との制御ピンが所定の順序に従って作動して前記
    コイルばね1個分が後続のコイルばねから切り離され、
    前記送りピンが前記切り離されたコイルばね1個分を前
    記コイルばね受けへ送り込む請求項1または請求項2に
    記載のコイルばねの選別供給装置。
  4. 【請求項4】 前記コイルばね受けが前記コイルばね1
    個分の外径より若干大きい外径の有底孔として形成され
    ており、前記コイルばね1個分が送り込まれ、その一端
    側が露出された状態において前記ばね力の測定が行われ
    る請求項1から請求項3までの何れかに記載のコイルば
    ねの選別供給装置。
  5. 【請求項5】 前記送りピンが前記コイルばね受けへ前
    記コイルばね1個分を送り込む時に、前記送りピンが前
    記コイルばね受け内まで進入するための切欠きが前記コ
    イルばね受けの開口端面から底面へ向かい所定の長さに
    形成されている請求項4に記載のコイルばねの選別供給
    装置。
  6. 【請求項6】 前記コイルばね受けへの前記コイルばね
    1個分の送り込みが前記コイルばね1個分を水平に移動
    して行われ、前記ばね力の測定が前記コイルばね1個分
    を垂直として行われる請求項1から請求項5までの何れ
    かに記載のコイルばねの選別供給装置。
  7. 【請求項7】 前記ばね力の測定が複数列に並べた前記
    コイルばね受け内の各コイルばね1個分に対して同時に
    行われる請求項1から請求項6までの何れかに記載のコ
    イルばねの選別供給装置。
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