JPH09108652A - 焼却灰を利用した建築資材の製造方法 - Google Patents
焼却灰を利用した建築資材の製造方法Info
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- JPH09108652A JPH09108652A JP16071296A JP16071296A JPH09108652A JP H09108652 A JPH09108652 A JP H09108652A JP 16071296 A JP16071296 A JP 16071296A JP 16071296 A JP16071296 A JP 16071296A JP H09108652 A JPH09108652 A JP H09108652A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
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- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストでしかも有害物質の溶出を生じるこ
とのない建築資材を製造することのできる、焼却灰を利
用した建築資材の製造方法の提供。 【解決手段】 焼却灰と変性フェノールを混合し、該焼
却灰と変性フェノールの混合物に、硬化剤を混合し、そ
れを所定形状に成形した後、100℃〜300℃の温度
下で焼成する構成。
とのない建築資材を製造することのできる、焼却灰を利
用した建築資材の製造方法の提供。 【解決手段】 焼却灰と変性フェノールを混合し、該焼
却灰と変性フェノールの混合物に、硬化剤を混合し、そ
れを所定形状に成形した後、100℃〜300℃の温度
下で焼成する構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却灰を利用した
建築資材の製造方法に関する。
建築資材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼却灰には、一般家庭からのゴミを焼却
処分した一般焼却灰、発電所等で石炭を燃焼した後に残
された石炭灰、屎尿処理場で汚泥を燃焼した後に残され
た汚泥灰等があり、それらの焼却灰は高温で熱しスラグ
化した後、コンクリート、道路の舗装用の骨材として利
用したり、焼却灰を固めて高温で焼き、レンガ、ブロッ
クを作ったり、一部の焼却灰は地方の自治体などで肥料
として再利用されたりしていた。そして、再利用されず
に残った焼却灰は埋め立てて廃棄処分とされていた。
処分した一般焼却灰、発電所等で石炭を燃焼した後に残
された石炭灰、屎尿処理場で汚泥を燃焼した後に残され
た汚泥灰等があり、それらの焼却灰は高温で熱しスラグ
化した後、コンクリート、道路の舗装用の骨材として利
用したり、焼却灰を固めて高温で焼き、レンガ、ブロッ
クを作ったり、一部の焼却灰は地方の自治体などで肥料
として再利用されたりしていた。そして、再利用されず
に残った焼却灰は埋め立てて廃棄処分とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、焼却灰
を廃棄処分とする場合には、焼却灰に含まれる有害物質
が溶出して付近の土壌や水質を汚染する恐れがあり、そ
れを防止するために、廃棄処分場の周囲を防水壁または
防水シートによって囲った特別の廃棄処分場が必要であ
り、そのような廃棄処分場はスペースが限られ、多量に
生じる焼却灰すべてを十分に廃棄できるスペースを確保
するのは難しく、場合によってはトラックで遠方まで捨
てに行かなければならなかった。また、肥料としての再
利用は、地方の自治体では行うことができるが、都市部
で利用するのは難しく、絶え間なく発生する焼却灰を処
理するには十分ではなかった。そして、レンガ、ブロッ
クの原料あるいはコンクリート、道路の舗装用の骨材と
して利用する方法では、焼却灰を溶かしてスラグ化する
ために1000℃〜2000℃の高熱が必要であり、そ
のための溶融炉の建設に莫大な資金がかかり、また、高
熱を必要とする分、レンガ、ブロック、骨材の値段も高
くなるという問題があった。本発明は、かかる従来の問
題点を解決するためになされたものであって、その目的
とするところは、低コストでしかも有害物質の溶出を生
じることのない建築資材を製造することのできる、焼却
灰を利用した建築資材の製造方法を提供することにあ
る。
を廃棄処分とする場合には、焼却灰に含まれる有害物質
が溶出して付近の土壌や水質を汚染する恐れがあり、そ
れを防止するために、廃棄処分場の周囲を防水壁または
防水シートによって囲った特別の廃棄処分場が必要であ
り、そのような廃棄処分場はスペースが限られ、多量に
生じる焼却灰すべてを十分に廃棄できるスペースを確保
するのは難しく、場合によってはトラックで遠方まで捨
てに行かなければならなかった。また、肥料としての再
利用は、地方の自治体では行うことができるが、都市部
で利用するのは難しく、絶え間なく発生する焼却灰を処
理するには十分ではなかった。そして、レンガ、ブロッ
クの原料あるいはコンクリート、道路の舗装用の骨材と
して利用する方法では、焼却灰を溶かしてスラグ化する
ために1000℃〜2000℃の高熱が必要であり、そ
のための溶融炉の建設に莫大な資金がかかり、また、高
熱を必要とする分、レンガ、ブロック、骨材の値段も高
くなるという問題があった。本発明は、かかる従来の問
題点を解決するためになされたものであって、その目的
とするところは、低コストでしかも有害物質の溶出を生
じることのない建築資材を製造することのできる、焼却
灰を利用した建築資材の製造方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本出願人は、焼却灰に変
性フェノール及び硬化剤を添加し、あるいは焼却灰に
砂、変性フェノール及び硬化剤を添加し150℃前後の
低温度で焼成することにより、有害物質が溶出すること
のない建築資材を製造できることを見出し、本発明を完
成させたものである。すなわち、請求項1記載の焼却灰
を利用した建築資材の製造方法では、焼却灰と変性フェ
ノールを混合し、該焼却灰と変性フェノールの混合物
に、硬化剤を混合し、それを所定形状に成形した後、1
00℃〜300℃の温度下で焼成する構成を採用した。
性フェノール及び硬化剤を添加し、あるいは焼却灰に
砂、変性フェノール及び硬化剤を添加し150℃前後の
低温度で焼成することにより、有害物質が溶出すること
のない建築資材を製造できることを見出し、本発明を完
成させたものである。すなわち、請求項1記載の焼却灰
を利用した建築資材の製造方法では、焼却灰と変性フェ
ノールを混合し、該焼却灰と変性フェノールの混合物
に、硬化剤を混合し、それを所定形状に成形した後、1
00℃〜300℃の温度下で焼成する構成を採用した。
【0005】請求項2記載の焼却灰を利用した建築資材
の製造方法では、焼却灰と変性フェノール、砂と硬化剤
をそれぞれ混合し、前記焼却灰と変性フェノールの混合
物と、前記砂と硬化剤の混合物を混合し、それを所定形
状に成形した後、100℃〜300℃の温度下で焼成す
る構成を採用した。
の製造方法では、焼却灰と変性フェノール、砂と硬化剤
をそれぞれ混合し、前記焼却灰と変性フェノールの混合
物と、前記砂と硬化剤の混合物を混合し、それを所定形
状に成形した後、100℃〜300℃の温度下で焼成す
る構成を採用した。
【0006】請求項3記載の焼却灰を利用した建築資材
の製造方法では、請求項1、又は2記載の焼却灰を利用
した建築資材の製造方法において、前記変性フェノール
としてユリアメラミンを使用し、前記硬化剤としてイソ
シアネートとメチルエチルケトン(MEK)を3:1か
ら2:1の割合で配合した混合物を使用した構成を採用
した。
の製造方法では、請求項1、又は2記載の焼却灰を利用
した建築資材の製造方法において、前記変性フェノール
としてユリアメラミンを使用し、前記硬化剤としてイソ
シアネートとメチルエチルケトン(MEK)を3:1か
ら2:1の割合で配合した混合物を使用した構成を採用
した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の焼却灰を利用した建築資
材の製造方法の原料となる焼却灰には、一般家庭から排
出されるゴミを焼却した一般焼却灰、火力発電所等で石
炭を燃焼した後に生じる石炭灰、屎尿処理場等で汚泥を
燃焼した後に生じる汚泥灰等がある。前記焼却灰にユリ
アメラミンを混合し、その混合物に硬化剤を混合し、そ
れを所定形状に成形した後、100℃〜300℃の温度
下で焼成してブロック、レンガ等を製造する。本発明の
焼却灰を利用した建築資材の製造方法では、まず、硬化
剤によって建築資材の外形が成形され、焼成時に焼却灰
にユリアメラミンが作用して、焼却灰中の化学物質が溶
出しないように固化する。
材の製造方法の原料となる焼却灰には、一般家庭から排
出されるゴミを焼却した一般焼却灰、火力発電所等で石
炭を燃焼した後に生じる石炭灰、屎尿処理場等で汚泥を
燃焼した後に生じる汚泥灰等がある。前記焼却灰にユリ
アメラミンを混合し、その混合物に硬化剤を混合し、そ
れを所定形状に成形した後、100℃〜300℃の温度
下で焼成してブロック、レンガ等を製造する。本発明の
焼却灰を利用した建築資材の製造方法では、まず、硬化
剤によって建築資材の外形が成形され、焼成時に焼却灰
にユリアメラミンが作用して、焼却灰中の化学物質が溶
出しないように固化する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。図
1は焼却灰の固形化装置を示す概略説明図である。第1
実施例の焼却灰を利用した建築資材の製造方法は、主原
料として一般家庭から排出されるゴミを焼却した一般焼
却灰を使用したものであり、この主原料の一般焼却灰に
ユリアメラミンを混合し、その混合物に硬化剤を混ぜ合
わせた原料を使用する。原料の製造方法は、焼却灰10
00gに対し、ユリアメラミン30gを混合し、その
後、前記焼却灰とユリアメラミンの混合物に硬化剤30
gを混ぜ合わせて製造する。ここで、硬化剤とはイソシ
アネートとメチルエチルケトン(MEK)を混合したも
のであり、その混合比は、イソシアネート:メチルエチ
ルケトン=(3:1)〜(2:1)の割合で混合したも
のを使用する。
1は焼却灰の固形化装置を示す概略説明図である。第1
実施例の焼却灰を利用した建築資材の製造方法は、主原
料として一般家庭から排出されるゴミを焼却した一般焼
却灰を使用したものであり、この主原料の一般焼却灰に
ユリアメラミンを混合し、その混合物に硬化剤を混ぜ合
わせた原料を使用する。原料の製造方法は、焼却灰10
00gに対し、ユリアメラミン30gを混合し、その
後、前記焼却灰とユリアメラミンの混合物に硬化剤30
gを混ぜ合わせて製造する。ここで、硬化剤とはイソシ
アネートとメチルエチルケトン(MEK)を混合したも
のであり、その混合比は、イソシアネート:メチルエチ
ルケトン=(3:1)〜(2:1)の割合で混合したも
のを使用する。
【0009】次に、図1に基づいて本発明の焼却灰を利
用した建築資材の製造方法を説明する。固形化装置1で
は、原料供給コンベアー2によって搬送された一般焼却
灰が原料分離装置3に送り込まれ、ここで焼却灰に含ま
れる小石、金属片等の異物が取り除かれる。取り除かれ
た異物は異物排出コンベアー4によって排出されると共
に、異物の排出された焼却灰は原料搬入コンベアー5に
よって原料調合装置6に送り込まれる。原料調合装置6
に送り込まれた焼却灰は、ここで焼却灰1000gに対
しユリアメラミン30gが混合され、その混合物に、イ
ソシアネート:メチルエチルケトン=(3:1)〜
(2:1)の割合で混合した硬化剤が混合される。そし
て原料はワーク搬入装置7によってプレス成形機8に送
り込まれ、そこで鉄製の型枠によって300Kgf/c
m2 の圧力で成形された後、熱風ダクト9より熱風が吹
き込まれ、150℃で40分間焼成してブロック、レン
ガ等の建築資材が製造される。製造後建築資材は製品搬
出コンベアー10によって搬出される。
用した建築資材の製造方法を説明する。固形化装置1で
は、原料供給コンベアー2によって搬送された一般焼却
灰が原料分離装置3に送り込まれ、ここで焼却灰に含ま
れる小石、金属片等の異物が取り除かれる。取り除かれ
た異物は異物排出コンベアー4によって排出されると共
に、異物の排出された焼却灰は原料搬入コンベアー5に
よって原料調合装置6に送り込まれる。原料調合装置6
に送り込まれた焼却灰は、ここで焼却灰1000gに対
しユリアメラミン30gが混合され、その混合物に、イ
ソシアネート:メチルエチルケトン=(3:1)〜
(2:1)の割合で混合した硬化剤が混合される。そし
て原料はワーク搬入装置7によってプレス成形機8に送
り込まれ、そこで鉄製の型枠によって300Kgf/c
m2 の圧力で成形された後、熱風ダクト9より熱風が吹
き込まれ、150℃で40分間焼成してブロック、レン
ガ等の建築資材が製造される。製造後建築資材は製品搬
出コンベアー10によって搬出される。
【0010】第2実施例の焼却灰を利用した建築資材の
製造方法は、主原料として火力発電所等で石炭を燃焼し
た後に生じる石炭灰を使用したものであり、この主原料
の石炭灰とユリアメラミン、砂と硬化剤をそれぞれ混合
し、それらの混合物同士を混合した原料を使用する。原
料の製造方法は、石炭灰670gに対しユリアメラミン
30g、砂330gと硬化剤30gをそれぞれ混合し、
その後、前記石炭灰とユリアメラミンの混合物と、前記
砂と硬化剤の混合物同士を混合して製造する。ここで、
硬化剤とは前記第1実施例において説明したものと同一
であり、イソシアネート:メチルエチルケトン=(3:
1)〜(2:1)の割合で混合したものを使用する。
尚、前記砂として、砂と焼却灰の混合物、砂とボタ(石
炭や岩石)の混合物を使用することも可能である。
製造方法は、主原料として火力発電所等で石炭を燃焼し
た後に生じる石炭灰を使用したものであり、この主原料
の石炭灰とユリアメラミン、砂と硬化剤をそれぞれ混合
し、それらの混合物同士を混合した原料を使用する。原
料の製造方法は、石炭灰670gに対しユリアメラミン
30g、砂330gと硬化剤30gをそれぞれ混合し、
その後、前記石炭灰とユリアメラミンの混合物と、前記
砂と硬化剤の混合物同士を混合して製造する。ここで、
硬化剤とは前記第1実施例において説明したものと同一
であり、イソシアネート:メチルエチルケトン=(3:
1)〜(2:1)の割合で混合したものを使用する。
尚、前記砂として、砂と焼却灰の混合物、砂とボタ(石
炭や岩石)の混合物を使用することも可能である。
【0011】第2実施例の焼却灰を利用した建築資材の
製造方法は、前記第1実施例と同じく図1に示す固形化
装置1を用いて行われ、原料調合装置6において、石炭
灰とユリアメラミンの混合物、砂と硬化剤の混合物が混
合される。そして、原料は鉄製の型枠を備えたプレス成
形機8によって300Kgf/cm2 の圧力で成形した
後、熱風ダクト9より熱風を吹き込み、150℃で40
分間焼成してブロック、レンガ等の建築資材が製造され
る。
製造方法は、前記第1実施例と同じく図1に示す固形化
装置1を用いて行われ、原料調合装置6において、石炭
灰とユリアメラミンの混合物、砂と硬化剤の混合物が混
合される。そして、原料は鉄製の型枠を備えたプレス成
形機8によって300Kgf/cm2 の圧力で成形した
後、熱風ダクト9より熱風を吹き込み、150℃で40
分間焼成してブロック、レンガ等の建築資材が製造され
る。
【0012】第3実施例の焼却灰を利用した建築資材の
製造方法は、主原料として屎尿処理場で汚泥を燃焼した
後に残された汚泥灰を使用したものであり、この主原料
の汚泥灰とユリアメラミン、砂又は石炭灰と硬化剤をそ
れぞれ混合し、それらの混合物同士を混合した原料を使
用する。原料の製造方法は、汚泥灰670gに対しユリ
アメラミン30g、砂又は石炭灰330gと硬化剤30
gをそれぞれ混合し、その後、前記汚泥灰とユリアメラ
ミンの混合物と、前記砂又は石炭灰と硬化剤の混合物同
士を混合して製造する。ここで、硬化剤とは前記第1、
2実施例において説明したものと同一であり、イソシア
ネート:メチルエチルケトン=(3:1)〜(2:1)
の割合で混合したものを使用する。尚、前記砂として、
砂と焼却灰の混合物、砂とボタ(石炭や岩石)の混合物
を使用することも可能である。
製造方法は、主原料として屎尿処理場で汚泥を燃焼した
後に残された汚泥灰を使用したものであり、この主原料
の汚泥灰とユリアメラミン、砂又は石炭灰と硬化剤をそ
れぞれ混合し、それらの混合物同士を混合した原料を使
用する。原料の製造方法は、汚泥灰670gに対しユリ
アメラミン30g、砂又は石炭灰330gと硬化剤30
gをそれぞれ混合し、その後、前記汚泥灰とユリアメラ
ミンの混合物と、前記砂又は石炭灰と硬化剤の混合物同
士を混合して製造する。ここで、硬化剤とは前記第1、
2実施例において説明したものと同一であり、イソシア
ネート:メチルエチルケトン=(3:1)〜(2:1)
の割合で混合したものを使用する。尚、前記砂として、
砂と焼却灰の混合物、砂とボタ(石炭や岩石)の混合物
を使用することも可能である。
【0013】第3実施例の焼却灰を利用した建築資材の
製造方法では、前記第1、2実施例と同じく図1に示す
固形化装置1を用いて行われ、原料調合装置6におい
て、汚泥灰とユリアメラミンの混合物、砂又は石炭灰と
硬化剤の混合物が混合される。そして、原料は鉄製の型
枠を備えたプレス成形機8によって300Kgf/cm
2 の圧力で成形した後、熱風ダクト9より熱風を吹き込
み、150℃で40分間焼成してブロック、レンガ等の
建築資材が製造される。
製造方法では、前記第1、2実施例と同じく図1に示す
固形化装置1を用いて行われ、原料調合装置6におい
て、汚泥灰とユリアメラミンの混合物、砂又は石炭灰と
硬化剤の混合物が混合される。そして、原料は鉄製の型
枠を備えたプレス成形機8によって300Kgf/cm
2 の圧力で成形した後、熱風ダクト9より熱風を吹き込
み、150℃で40分間焼成してブロック、レンガ等の
建築資材が製造される。
【0014】本発明の焼却灰を利用した建築資材の製造
方法では従来のように1000℃〜2000℃の高温を
発生させる必要なく、150℃前後の温度で建築資材を
製造することができるので、大規模な溶融設備を建設す
ることなく、低コストで建築資材を製造することができ
る。製造時には、まず、硬化剤によって建築資材の外形
が成形され、焼成時には焼却灰にユリアメラミンが作用
して、焼却灰中の化学物質が溶出しないように固化す
る。
方法では従来のように1000℃〜2000℃の高温を
発生させる必要なく、150℃前後の温度で建築資材を
製造することができるので、大規模な溶融設備を建設す
ることなく、低コストで建築資材を製造することができ
る。製造時には、まず、硬化剤によって建築資材の外形
が成形され、焼成時には焼却灰にユリアメラミンが作用
して、焼却灰中の化学物質が溶出しないように固化す
る。
【0015】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成は本実施例に限定されるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
本発明の具体的な構成は本実施例に限定されるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
【0016】例えば、実施例では建築資材の製造方法に
ついて説明したが、レンガ、ブロック等の形状は型枠の
形状を変更することにより任意に設定することができ、
道路舗装用の骨材を製造することもできる。また、骨材
を製造した場合には、形状を球形とすることにより、応
力集中を防ぐことができ、コンクリートまたは道路の舗
装用の骨材として使用した場合には強い強度を保つこと
ができる。また、変性フェノール、硬化剤の量は焼却灰
の質、プレス圧により10%前後の増減を生じることが
あり、焼成時間については40分としたが、建築資材の
形状や大きさに応じて焼成時間は変更してもよい。
ついて説明したが、レンガ、ブロック等の形状は型枠の
形状を変更することにより任意に設定することができ、
道路舗装用の骨材を製造することもできる。また、骨材
を製造した場合には、形状を球形とすることにより、応
力集中を防ぐことができ、コンクリートまたは道路の舗
装用の骨材として使用した場合には強い強度を保つこと
ができる。また、変性フェノール、硬化剤の量は焼却灰
の質、プレス圧により10%前後の増減を生じることが
あり、焼成時間については40分としたが、建築資材の
形状や大きさに応じて焼成時間は変更してもよい。
【0017】また、本実施例において説明した変性フェ
ノールとして、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、キシレン樹脂、トルエン樹脂、グアナミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリ
エステル等の熱硬化性樹脂を使用することも可能であ
る。また、本実施例において説明した硬化剤として、ホ
ルムアルデヒド、フルフラール、ヘキサメチレンテトラ
ミン等を使用することも可能である。また、本実施例に
おいて説明したメチルエチルケトンの代わりとして、M
EBK等を使用することも可能である。また、本実施例
においてプレス成形圧を300Kgf/cm2 とした
が、100Kgf/cm2 〜600Kgf/cm2 の間
で任意に設定することができる。
ノールとして、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、キシレン樹脂、トルエン樹脂、グアナミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリ
エステル等の熱硬化性樹脂を使用することも可能であ
る。また、本実施例において説明した硬化剤として、ホ
ルムアルデヒド、フルフラール、ヘキサメチレンテトラ
ミン等を使用することも可能である。また、本実施例に
おいて説明したメチルエチルケトンの代わりとして、M
EBK等を使用することも可能である。また、本実施例
においてプレス成形圧を300Kgf/cm2 とした
が、100Kgf/cm2 〜600Kgf/cm2 の間
で任意に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明請求項
1記載の焼却灰を利用した建築資材の製造方法では、廃
棄物である焼却灰を利用して建築資材を製造するので、
材料コストがかからず、資源の再利用が図れると共に、
山を崩して砂や砂利を採取する必要がなくなり環境保全
に貢献することができる。また、焼却灰に添加する変性
フェノール及び硬化剤は少量であるので費用が安く、焼
成温度も従来のように1000℃〜2000℃の高温を
必要とすることなく100℃〜300℃の低温で済むの
で、製造費用を大幅に削減することができる。さらに、
焼却灰と変性フェノールの混合物に、硬化剤を混合する
ので、この順序で混合することにより、効果剤と変性フ
ェノールが有効に作用し、建築資材として製造された後
は、風雨にさらされることがあっても環境汚染の原因と
なる有害物質の溶出が生じることはない等の効果が得ら
れる。
1記載の焼却灰を利用した建築資材の製造方法では、廃
棄物である焼却灰を利用して建築資材を製造するので、
材料コストがかからず、資源の再利用が図れると共に、
山を崩して砂や砂利を採取する必要がなくなり環境保全
に貢献することができる。また、焼却灰に添加する変性
フェノール及び硬化剤は少量であるので費用が安く、焼
成温度も従来のように1000℃〜2000℃の高温を
必要とすることなく100℃〜300℃の低温で済むの
で、製造費用を大幅に削減することができる。さらに、
焼却灰と変性フェノールの混合物に、硬化剤を混合する
ので、この順序で混合することにより、効果剤と変性フ
ェノールが有効に作用し、建築資材として製造された後
は、風雨にさらされることがあっても環境汚染の原因と
なる有害物質の溶出が生じることはない等の効果が得ら
れる。
【0019】請求項2記載の焼却灰を利用した建築資材
の製造方法では、廃棄物である焼却灰を利用して建築資
材を製造するので、材料コストがかからず、資源の再利
用が図れる。また、焼却灰に添加する変性フェノール及
び硬化剤は少量であるので費用が安く、焼成温度も従来
のように1000℃〜2000℃の高温を必要とするこ
となく100℃〜300℃の低温で済むので、製造費用
を大幅に削減することができる。さらに、焼却灰と変性
フェノール、砂と硬化剤をそれぞれ混合し、その後にそ
れらを混合させるので、この順序で混合することによ
り、効果剤と変性フェノールが有効に作用し、建築資材
として製造された後は、風雨にさらされることがあって
も環境汚染の原因となる有害物質の溶出が生じることは
ない等の効果が得られる。
の製造方法では、廃棄物である焼却灰を利用して建築資
材を製造するので、材料コストがかからず、資源の再利
用が図れる。また、焼却灰に添加する変性フェノール及
び硬化剤は少量であるので費用が安く、焼成温度も従来
のように1000℃〜2000℃の高温を必要とするこ
となく100℃〜300℃の低温で済むので、製造費用
を大幅に削減することができる。さらに、焼却灰と変性
フェノール、砂と硬化剤をそれぞれ混合し、その後にそ
れらを混合させるので、この順序で混合することによ
り、効果剤と変性フェノールが有効に作用し、建築資材
として製造された後は、風雨にさらされることがあって
も環境汚染の原因となる有害物質の溶出が生じることは
ない等の効果が得られる。
【0020】請求項3記載の焼却灰を利用した建築資材
の製造方法では、変性フェノールとしてユリアメラミン
を使用し、硬化剤としてイソシアネートとメチルエチル
ケトンを3:1から2:1で配合した混合物を使用して
いるので、これらの作用により有害物質の溶出しない建
築資材が製造され、製造された後は高い硬度と耐環境性
を有する。また、製造原価が比較的安価となる等の高価
が得られる。
の製造方法では、変性フェノールとしてユリアメラミン
を使用し、硬化剤としてイソシアネートとメチルエチル
ケトンを3:1から2:1で配合した混合物を使用して
いるので、これらの作用により有害物質の溶出しない建
築資材が製造され、製造された後は高い硬度と耐環境性
を有する。また、製造原価が比較的安価となる等の高価
が得られる。
【図1】焼却灰の固形化装置を示す概略説明図である。
1 固形化装置 2 原料供給コンベアー 3 原料分離装置 4 異物排出コンベアー 5 原料搬入コンベアー 6 原料調合装置 7 ワーク搬入装置 8 プレス成形機 9 熱風ダクト 10 製品搬入コンベアー
Claims (3)
- 【請求項1】 焼却灰と変性フェノールを混合し、該焼
却灰と変性フェノールの混合物に、硬化剤を混合し、そ
れを所定形状に成形した後、100℃〜300℃の温度
下で焼成することを特徴とする焼却灰を利用した建築資
材の製造方法。 - 【請求項2】 焼却灰と変性フェノール、砂と硬化剤を
それぞれ混合し、前記焼却灰と変性フェノールの混合物
と、前記砂と硬化剤の混合物を混合し、それを所定形状
に成形した後、100℃〜300℃の温度下で焼成する
ことを特徴とする焼却灰を利用した建築資材の製造方
法。 - 【請求項3】 前記変性フェノールとしてユリアメラミ
ンを使用し、前記硬化剤としてイソシアネートとメチル
エチルケトン(MEK)を3:1から2:1の割合で配
合した混合物を使用したことを特徴とする請求項1、又
は2記載の焼却灰を利用した建築資材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16071296A JPH09108652A (ja) | 1995-08-16 | 1996-05-31 | 焼却灰を利用した建築資材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-231973 | 1995-08-16 | ||
| JP23197395 | 1995-08-16 | ||
| JP16071296A JPH09108652A (ja) | 1995-08-16 | 1996-05-31 | 焼却灰を利用した建築資材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108652A true JPH09108652A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=26487132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16071296A Pending JPH09108652A (ja) | 1995-08-16 | 1996-05-31 | 焼却灰を利用した建築資材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09108652A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024519001A (ja) * | 2021-05-14 | 2024-05-08 | プロカーボン バイオ アーベー | フェノール系樹脂結合剤で作製された木炭製品およびその作製方法 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP16071296A patent/JPH09108652A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024519001A (ja) * | 2021-05-14 | 2024-05-08 | プロカーボン バイオ アーベー | フェノール系樹脂結合剤で作製された木炭製品およびその作製方法 |
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