JPH09108778A - 崩壊性中子 - Google Patents
崩壊性中子Info
- Publication number
- JPH09108778A JPH09108778A JP26551295A JP26551295A JPH09108778A JP H09108778 A JPH09108778 A JP H09108778A JP 26551295 A JP26551295 A JP 26551295A JP 26551295 A JP26551295 A JP 26551295A JP H09108778 A JPH09108778 A JP H09108778A
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- Japan
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- collapsible
- insulating protective
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- Pending
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- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】中子本体の外側に設けた断熱性保護層が鋳造品
から容易に剥がれるようにする。 【解決手段】崩壊性粒子13を接着してなる中子本体1
2の表層に、該中子本体12の表層における上記崩壊性
粒子13同士の隙間に侵入して該崩壊性粒子13同士を
バインダで結合してなる中間層15を設け、該中間層1
5の外面に断熱性保護層16を形成した。崩壊性粒子1
3を崩壊させるとき中間層15が断熱性保護層16から
容易に分離して崩壊し、断熱性保護層16だけが鋳造品
に残り、断熱性保護層16を鋳造品から容易に剥がすこ
とができるようになる。
から容易に剥がれるようにする。 【解決手段】崩壊性粒子13を接着してなる中子本体1
2の表層に、該中子本体12の表層における上記崩壊性
粒子13同士の隙間に侵入して該崩壊性粒子13同士を
バインダで結合してなる中間層15を設け、該中間層1
5の外面に断熱性保護層16を形成した。崩壊性粒子1
3を崩壊させるとき中間層15が断熱性保護層16から
容易に分離して崩壊し、断熱性保護層16だけが鋳造品
に残り、断熱性保護層16を鋳造品から容易に剥がすこ
とができるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造品に中空形状
やアンダーカット形状を形成する鋳造用中子、とりわ
け、除去時に崩壊させる崩壊性中子に関する。
やアンダーカット形状を形成する鋳造用中子、とりわ
け、除去時に崩壊させる崩壊性中子に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカスト等の鋳造により成形される製
品に中空形状やアンダーカット等を形成する場合、一般
に鋳物砂を用いた砂中子若しくは鋳物砂に樹脂を混合し
たレジンサンド等の崩壊性中子が用いられる。特開平6
−91346号公報には、図2に示すように、砂中子等
の崩壊性粒子からなる中子本体1の表層にシリコン等に
よる断熱性保護層2を設けた崩壊性中子が開示されてい
る。この断熱性保護層2の目的は、中子本体1への溶湯
の侵入を阻止し、例えばエアーハンマーで砂粒子の中子
本体1を崩壊させたとき、断熱性保護層だけが鋳造品に
付着し、この断熱性保護層2の除去を該断熱性保護層2
が弾力性をもっているので容易に鋳造品から剥離し、砂
粒子による鋳造品への悪影響、例えば鋳巣発生等の不具
合を排除しようとするものである。
品に中空形状やアンダーカット等を形成する場合、一般
に鋳物砂を用いた砂中子若しくは鋳物砂に樹脂を混合し
たレジンサンド等の崩壊性中子が用いられる。特開平6
−91346号公報には、図2に示すように、砂中子等
の崩壊性粒子からなる中子本体1の表層にシリコン等に
よる断熱性保護層2を設けた崩壊性中子が開示されてい
る。この断熱性保護層2の目的は、中子本体1への溶湯
の侵入を阻止し、例えばエアーハンマーで砂粒子の中子
本体1を崩壊させたとき、断熱性保護層だけが鋳造品に
付着し、この断熱性保護層2の除去を該断熱性保護層2
が弾力性をもっているので容易に鋳造品から剥離し、砂
粒子による鋳造品への悪影響、例えば鋳巣発生等の不具
合を排除しようとするものである。
【0003】しかし、上記公報に記載の崩壊性中子で
は、中子表層の砂粒子同士の隙間に断熱性保護層2の合
成樹脂が侵入し、中子本体1と断熱性保護層2との分離
が困難になり、その結果、断熱性保護層自体が弾力性を
失って、鋳造品からの剥離を困難としている。また、無
理に引破って除去した断熱性保護層2を砂粒子と分けよ
うとしても容易でなく、砂粒子の再利用歩留りが悪化
し、コストにも影響している。
は、中子表層の砂粒子同士の隙間に断熱性保護層2の合
成樹脂が侵入し、中子本体1と断熱性保護層2との分離
が困難になり、その結果、断熱性保護層自体が弾力性を
失って、鋳造品からの剥離を困難としている。また、無
理に引破って除去した断熱性保護層2を砂粒子と分けよ
うとしても容易でなく、砂粒子の再利用歩留りが悪化
し、コストにも影響している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みてなされたもので、中子本体の表層に
設けた断熱性保護層が鋳造品から容易に剥がれるように
することを解決すべき課題とする。
術の問題点に鑑みてなされたもので、中子本体の表層に
設けた断熱性保護層が鋳造品から容易に剥がれるように
することを解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1の発明の要旨は、(a)崩壊性粒子を接着してなる
中子本体と、(b)該中子本体の表層における上記崩壊
性粒子同士の隙間に侵入して崩壊性粒子同士をバインダ
で結合してなる中間層と、(c)該中間層の外面に形成
された断熱性保護層とを具備したことにあり、断熱性保
護層への崩壊性粒子への侵入を中間層で阻止し、断熱性
保護層の弾力性を確保している。
項1の発明の要旨は、(a)崩壊性粒子を接着してなる
中子本体と、(b)該中子本体の表層における上記崩壊
性粒子同士の隙間に侵入して崩壊性粒子同士をバインダ
で結合してなる中間層と、(c)該中間層の外面に形成
された断熱性保護層とを具備したことにあり、断熱性保
護層への崩壊性粒子への侵入を中間層で阻止し、断熱性
保護層の弾力性を確保している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の崩壊性中子を図面
を参照して具体的に説明する。本発明の一実施の形態に
係る崩壊性中子11は、図1に示すように、中実の中子
本体12が、鋳物砂若しくは鋳物砂等の崩壊性粒子13
を、フェノール樹脂、シェルモールドレジン,フランレ
ジン,コールドボックスレジン等の有機系粘結剤、ベン
トナイト,水ガラス,セメント等の無機系粘結剤、或い
は粘土、穀類等のいずれかによって隙間をもつ状態で接
着され、中子としての形状に成形されている。
を参照して具体的に説明する。本発明の一実施の形態に
係る崩壊性中子11は、図1に示すように、中実の中子
本体12が、鋳物砂若しくは鋳物砂等の崩壊性粒子13
を、フェノール樹脂、シェルモールドレジン,フランレ
ジン,コールドボックスレジン等の有機系粘結剤、ベン
トナイト,水ガラス,セメント等の無機系粘結剤、或い
は粘土、穀類等のいずれかによって隙間をもつ状態で接
着され、中子としての形状に成形されている。
【0007】上記中子本体11の表層には、フェノール
樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂等の有機系バインダ、リ
ン酸、コロイダルシリカ、シリカ、ジルコンフラワー、
黒鉛、ケイ砂フラワー等の無機系バインダ、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム等難溶性金属塩、或いはアルミ、ス
テンレス粉等の金属粉バインダのうち一種、或いは複数
種が混合されたバインダ部材14によって、該表層の崩
壊性粒子12を結合してなる中間層15が形成されてい
る。なお、上記バインダ以外にもガラス、セメント等の
無機バインダ若しくはシェルモールドレジン、フランレ
ジン、コールドボックスレジン等の有機系バインダ、レ
ンガ等の耐火物を用いることができる。
樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂等の有機系バインダ、リ
ン酸、コロイダルシリカ、シリカ、ジルコンフラワー、
黒鉛、ケイ砂フラワー等の無機系バインダ、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム等難溶性金属塩、或いはアルミ、ス
テンレス粉等の金属粉バインダのうち一種、或いは複数
種が混合されたバインダ部材14によって、該表層の崩
壊性粒子12を結合してなる中間層15が形成されてい
る。なお、上記バインダ以外にもガラス、セメント等の
無機バインダ若しくはシェルモールドレジン、フランレ
ジン、コールドボックスレジン等の有機系バインダ、レ
ンガ等の耐火物を用いることができる。
【0008】更に上記中間層15の外面には、シリコン
樹脂、シリコンゴム等の耐熱性を有する合成樹脂による
断熱性保護層16が形成されている。上記中間層15を
もつ中子本体12と断熱性保護層16からなる崩壊性中
子11は、鋳造工程時の熱で中間層15のバインダ部材
14がせん断されて強度が劣化するため、鋳造終了後、
崩壊性中子11とともに鋳造品を金型より取出してエア
ーハンマーで加振すると、中子本体12と中間層15の
崩壊性粒子13は崩壊し、鋳造品の中空部から排斥さ
れ、鋳造品には断熱性保護層16だけが残る。この断熱
性保護層16は崩壊性粒子13を含んでいないため、そ
の弾力性により鋳造品からの剥離が極めて容易となる。
また、この断熱性保護層16は溶湯と反応しにくいた
め、鋳造品に残ることもない。
樹脂、シリコンゴム等の耐熱性を有する合成樹脂による
断熱性保護層16が形成されている。上記中間層15を
もつ中子本体12と断熱性保護層16からなる崩壊性中
子11は、鋳造工程時の熱で中間層15のバインダ部材
14がせん断されて強度が劣化するため、鋳造終了後、
崩壊性中子11とともに鋳造品を金型より取出してエア
ーハンマーで加振すると、中子本体12と中間層15の
崩壊性粒子13は崩壊し、鋳造品の中空部から排斥さ
れ、鋳造品には断熱性保護層16だけが残る。この断熱
性保護層16は崩壊性粒子13を含んでいないため、そ
の弾力性により鋳造品からの剥離が極めて容易となる。
また、この断熱性保護層16は溶湯と反応しにくいた
め、鋳造品に残ることもない。
【0009】このように本崩壊性中子11は、極めて使
い勝手がよくなり、生産性を向上させるものである。次
に本崩壊性中子11の製造方法は以下となる。 (1)フェノール樹脂をバインダとして表面に被覆した
AFS.FN50の粒度のレジンコーティドサンドで中
子本体12を形成する。
い勝手がよくなり、生産性を向上させるものである。次
に本崩壊性中子11の製造方法は以下となる。 (1)フェノール樹脂をバインダとして表面に被覆した
AFS.FN50の粒度のレジンコーティドサンドで中
子本体12を形成する。
【0010】(2)中子温度が60°〜100°Cにな
ったところで、所定の粒度のアルミナスラリー(表1参
照)に1秒間浸漬し、120°Cの乾燥炉で約10分間
乾燥する。これにより中間層15が形成される。 (3)その後、シリコーン樹脂溶液に浸漬し、最表層の
断熱性保護層16を形成して放置し硬化させる。
ったところで、所定の粒度のアルミナスラリー(表1参
照)に1秒間浸漬し、120°Cの乾燥炉で約10分間
乾燥する。これにより中間層15が形成される。 (3)その後、シリコーン樹脂溶液に浸漬し、最表層の
断熱性保護層16を形成して放置し硬化させる。
【0011】なお、中間層15の表面は崩壊性粒子13
同士の隙間がなくなる程度を目安とし、断熱性保護層1
6との境界が明瞭となるようにする。また、断熱性保護
層16の厚みは、0.5mmとした。
同士の隙間がなくなる程度を目安とし、断熱性保護層1
6との境界が明瞭となるようにする。また、断熱性保護
層16の厚みは、0.5mmとした。
【0012】
【表1】 次に本崩壊性中子11の別の製造方法は以下となる。
【0013】(1)フェノール樹脂をバインダとして表
面に被覆したAFS.FN45の粒度のレジンコーティ
ドサンドで中子本体12を形成する。 (2)その中子本体12を50%フェノール樹脂アルコ
ール溶液に約2分間浸漬した後、65°Cで10分間乾
燥させて中間層15を形成する。 (3)その後、シリコーン樹脂溶液に浸漬し、最表層の
断熱性保護層16を形成して放置し硬化させる。
面に被覆したAFS.FN45の粒度のレジンコーティ
ドサンドで中子本体12を形成する。 (2)その中子本体12を50%フェノール樹脂アルコ
ール溶液に約2分間浸漬した後、65°Cで10分間乾
燥させて中間層15を形成する。 (3)その後、シリコーン樹脂溶液に浸漬し、最表層の
断熱性保護層16を形成して放置し硬化させる。
【0014】この後者の製造方法では、フェノール樹脂
アルコール溶液に浸漬するので、前者と比較し、乾燥炉
の温度を低くできる。
アルコール溶液に浸漬するので、前者と比較し、乾燥炉
の温度を低くできる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1によ
れば、中子本体と断熱性保護層との間に崩壊性粒子同士
を結合させるバインダを有した中間層を設けたので、断
熱性保護層への崩壊性粒子への侵入を中間層で阻止し、
断熱性保護層の弾力性を確保して、鋳造品からの断熱性
保護層の剥離を容易となるとともに、崩壊性粒子の再利
用が効率的で使い勝手が良くなり、生産性の向上に寄与
する。
れば、中子本体と断熱性保護層との間に崩壊性粒子同士
を結合させるバインダを有した中間層を設けたので、断
熱性保護層への崩壊性粒子への侵入を中間層で阻止し、
断熱性保護層の弾力性を確保して、鋳造品からの断熱性
保護層の剥離を容易となるとともに、崩壊性粒子の再利
用が効率的で使い勝手が良くなり、生産性の向上に寄与
する。
【図1】 本発明の一実施の形態に係る崩壊性中子の模
式図である。
式図である。
【図2】 従来の中子の模式図である。
11は崩壊性中子、12は中子本体、13は崩壊性粒子
13、14バインダ部材、15は中間層、16は断熱性
保護層16である。
13、14バインダ部材、15は中間層、16は断熱性
保護層16である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 政道 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 崩壊性粒子を接着してなる中子本体と、
該中子本体の表層における上記崩壊性粒子同士の隙間に
侵入して該崩壊性粒子同士をバインダで結合してなる中
間層と、該中間層の外面に形成された断熱性保護層とを
具備したことを特徴とする崩壊性中子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26551295A JPH09108778A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 崩壊性中子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26551295A JPH09108778A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 崩壊性中子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108778A true JPH09108778A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17418196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26551295A Pending JPH09108778A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 崩壊性中子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09108778A (ja) |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26551295A patent/JPH09108778A/ja active Pending
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