JPH09109706A - ハイブリッド車両 - Google Patents
ハイブリッド車両Info
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- JPH09109706A JPH09109706A JP29361995A JP29361995A JPH09109706A JP H09109706 A JPH09109706 A JP H09109706A JP 29361995 A JP29361995 A JP 29361995A JP 29361995 A JP29361995 A JP 29361995A JP H09109706 A JPH09109706 A JP H09109706A
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- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
定することなく、常時エンジンの始動を可能とする。 【解決手段】エンジン11と、発電機16と、出力軸1
4とをプラネタリギヤユニット13を介して連結し、出
力軸14に電気モータ25のトルクを出力する構成にお
いて、発電機16がエンジン始動トルクを出力可能な低
速走行時には、発電機16の回転を制御してエンジン1
1を始動し、高速走行時においては、発電機16をブレ
ーキ28によって固定し、出力軸14の回転によってエ
ンジン11を回転させて始動する。
Description
にかかり、詳しくは、差動歯車装置を介してエンジンと
発電機と駆動出力系とを接続し、エンジンの出力の一部
を発電機へ伝達し、残りを駆動出力系へ伝達し、駆動出
力系に電気モータを連結したハイブリッド車両に関する
ものである。
に、エンジンとモータとを併用した駆動装置を有するハ
イブリッド車両が提供されている。この種のハイブリッ
ド車両は各種提供されており、例えば、エンジンを駆動
することによって発生させられた回転を発電機に伝達し
て発電機を駆動し、該発電機によって得られた電力を直
流電流に変換してバッテリに送って充電し、さらに該バ
ッテリの電力を交流電流に交換して電気モータを駆動す
るようにしたシリーズ(直列)式のハイブリッド車両
や、エンジンと電気モータの駆動力を出力軸に伝達して
車両を走行させ、主として電気モータの出力を制御して
増減速を行うパラレル(並列)式のハイブリッド車両な
どがある。
いては、差動歯車装置を介して、エンジンと発電機と駆
動出力軸とを連結し、駆動出力軸には電気モータを接続
した構造のハイブリッド車両が提案されている。この構
造のハイブリッド車両においては、エンジン・モータ駆
動モードや、モータ駆動モードなどに切り替えることが
でき、さらには、回生電力のバッテリーへの充電や、発
電機をモータとして駆動させることによってエンジンの
始動を行うことができる。
置を有するパラレル式のハイブリッド車両においては、
差動歯車装置を介して、エンジン、発電機、電気モータ
が接続されており、それぞれの回転数やトルクが相互に
関連する。その結果、例えばエンジンが停止している状
態で高速走行を行うと、発電機の回転数が高くなるた
め、エンジンの始動に必要な発電機トルクを確保するこ
とが困難となり、エンジンの始動が不可能となる場合が
ある。このため、エンジンを停止した状態で走行するモ
ータ単独走行時には、車速に上限を設けるか、またはエ
ンジンを始動する際には、発電機が必要な発電機トルク
を発生することが可能な回転数となるように、車速を落
とす必要が生ずるといった問題があった。一方、上記問
題は、発電機の容量を大きくすることによって解消する
ことができるが、発電機の大型化と重量の増加を招き、
好ましくない。
においても、車速を落とすことなく、エンジンの始動が
可能であるハイブリッド車両を提供することにある。
の本発明によって達成される。
電機と、駆動輪を駆動させる駆動力を伝動する駆動出力
軸と、駆動出力軸に連結された電気モータとを備えたハ
イブリッド車両において、第1の歯車要素が前記エンジ
ンの出力軸に連結され、第2の歯車要素が前記発電機の
ロータに連結され、第3の歯車要素が前記駆動出力軸に
連結された差動歯車装置と、前記発電機の回転数を制御
してエンジンを始動させるエンジン始動手段と、前記発
電機の回転を固定する固定手段と、車両の車速を検出す
る車速検出手段とを有し、前記車速検出手段によって検
出された車速が、低速走行時には、前記エンジン始動手
段によって前記発電機の回転数を制御することにより前
記エンジンを始動し、高速走行時には、前記固定手段に
よって前記発電機の回転を固定することによって、前記
エンジンを始動させることを特徴とするハイブリッド車
両。
が、エンジン始動に必要となる発電機トルクを確保でき
る回転数領域で回転している時であり、高速走行時と
は、前記発電機が前記回転数領域以上の回転数で回転し
ている時である上記(1)に記載のハイブリッド車両
ある上記(1)または(2)に記載のハイブリッド車
両。
行すると、電気モータによって駆動している駆動出力軸
の回転が、差動歯車装置を介して、発電機に入力され
る。車両の速度が増加して高速走行となった時、発電機
に入力される回転数も車速の増加とともに増加し、エン
ジンの始動に必要なトルクを発電機が確保できなくな
る。そこで、発電機がエンジンの始動トルクを出力でき
ない高速走行時では、発電機の回転を固定手段により固
定し、固定手段の受けるトルクの反力によってエンジン
を回転させてエンジンを始動させる。
る低速走行時では、発電機の回転を制御することによっ
て、エンジンを始動する。このとき、発電機は同時に発
電をすることができ、発電量を増すことができる。
ンを始動できる回転数領域内においては、常に発電機の
回転数制御によるエンジン始動を行うことで、発電機の
発電能力を最大限利用することができ、さらに発電量を
増すことが可能となる。
いれば、ブレーキの係合面を滑らせながら発電機の回転
を固定するため、エンジンや差動歯車装置にかかる負担
を抑制し、部品の寿命の延ばすことができる。
の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明の実施形態のハイブリッド車両の駆
動装置を示す概念図である。図において、第1軸線上に
は、エンジン11と、エンジン11を駆動させることに
よって発生する回転を出力するエンジン出力軸12と、
該エンジン出力軸12を介して入力された回転に対して
変速を行う差動歯車装置であるプラネタリギヤユニット
13と、該プラネタリギヤユニット13における変速後
の回転が出力される駆動出力軸であるユニット出力軸1
4と、該ユニット出力軸14に固定された第1カウンタ
ドライブギヤ15と、通常走行状態では主として発電機
として作用する発電機16と、該発電機16とプラネタ
リギヤユニット13とを連結する伝達軸17とが配置さ
れている。ユニット出力軸14は、スリーブ形状を有
し、エンジン出力軸12を包囲して配設されている。ま
た、第1カウンタドライブギヤ15は、プラネタリギヤ
ユニット13よりエンジン11側に配設されている。
車要素であるサンギヤSと、サンギヤSと噛合するピニ
オンPと、該ピニオンPと噛合する第3の歯車要素であ
るリングギヤRと、ピニオンPを回転自在に支持する第
1の歯車要素であるキャリヤCRとを備えている。サン
ギヤSは、伝達軸17を介して発電機16と連結され、
リングギヤRは、ユニット出力軸14を介して第1カウ
ンタドライブギヤ15と連結され、キャリヤCRは、エ
ンジン出力軸12を介してエンジン11と連結されてい
る。
れ、回転自在に配設されたロータ21と、該ロータ21
の周囲に配設されたステータ22と、該ステータ22に
巻装されたコイル23とを備えている。発電機16は、
伝達軸17を介して伝達される回転によって電力を発生
させる。前記コイル23はバッテリ19(図2)に接続
され、該バッテリに電力を供給して充電する。
固定手段としてブレーキ28が接続されており、このブ
レーキ28を係合状態とすることで、ロータ21が固定
され、発電機16の回転およびサンギヤSの回転が停止
されるようになっている。本実施形態のブレーキ28
は、湿式ブレーキであり、圧油源から供給される油圧に
よって作動する。圧油源としては、例えば電動の油圧ポ
ンプや、発電機16の伝達軸17とエンジン出力軸12
の内、速い方の回転によって駆動する油圧ポンプなどを
用いることができる。
ータ25と、電気モータ25の回転が出力されるモータ
出力軸26と、モータ出力軸26に固定された第2カウ
ンタドライブギヤ27とが配置されている。電気モータ
25は、モータ出力軸26に固定され、回転自在に配設
されたロータ37と、該ロータ37の周囲に配設された
ステータ38と、該ステータ38に巻装されたコイル3
9とを備えている。電気モータ25は、コイル39に供
給される電流によってトルクを発生させる。そのため
に、コイル39はバッテリ19(図2)に接続され、該
バッテリから電流が供給されるように構成されている。
本発明のハイブリッド車両が減速状態において、電気モ
ータ25は、図示しない駆動輪から回転を受けて回生電
力を発生させ、該回生電力をバッテリ19に供給して充
電する。
向に図示しない駆動輪を回転させるために、第1軸線及
び第2軸線と平行な第3軸線上には、駆動出力軸として
カウンタシャフト31が配設されている。該カウンタシ
ャフト31にはカウンタドリブンギヤ32が固定されて
いる。また、該カウンタドリブンギヤ32と第1カウン
タドライブギヤ15とが、及びカウンタドリブンギヤ3
2と第2カウンタドライブギヤ27とが噛合させられ、
第1カウンタドライブギヤ15の回転及び第2カウンタ
ドライブギヤ27の回転が反転されてカウンタドリブン
ギヤ32に伝達されるようになっている。さらに、カウ
ンタシャフト31には、カウンタドリブンギヤ32より
歯数が小さなデフピニオンギヤ33が固定される。
に平行な第4軸線上にデフリングギヤ35が配設され、
該デフリングギヤ35と前記デフピニオンギヤ33とが
噛合させられる。また、前記デフリングギヤ35にディ
ファレンシャル装置36が固定され、デフリングギヤ3
5に伝達された回転が前記ディファレンシャル装置36
によって差動させられ、駆動輪に伝達される。上記構成
において、駆動出力系は、プラネタリギヤユニット13
と、発電機16と、第1カウンタドライブギヤ15と、
カウンタドリブンギヤ32と、第2カウンタドライブギ
ヤ27と、カウンタシャフト31と、デフピニオンギヤ
33と、デフリングギヤ35と、ディファレンシャル装
置36とによって構成されている。
せられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達するこ
とができるだけでなく、電気モータ25によって発生さ
せられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達するこ
とができるので、エンジン11だけを駆動するエンジン
駆動モード、電気モータ25だけを駆動するモータ駆動
モード、並びにエンジン11及び電気モータ25を駆動
するエンジン・モータ駆動モードでハイブリッド型車両
を走行させることができる。また、発電機16において
発生させられる電力を制御することによって、前記伝達
軸17の回転数を制御することができる。さらにその結
果、発電機16によってエンジン11を始動させること
もできる。また、発電機の回転を停止させる場合には、
ブレーキ28を係合させて発電機16のロータ21を固
定することができる。
について、図2のブロック図に基づいて詳細に説明す
る。本実施形態の制御系を構成する制御手段は、車両制
御装置41と、エンジン制御装置42と、モータ制御装
置43と、発電機制御装置44とを有している。これら
の制御装置41、42、43、44は、例えばCPU
(中央処理装置)、各種プログラムやデータが格納され
たROM(リード・オン・メモリ)、ワーキングエリア
として使用されるRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)等を備えたマイクロコンピュータによって構成する
ことができる。
検出するアクセルセンサ45と、車速Vを検出する車速
検出手段である車速センサ46と、ブレーキ踏み込み量
βを検出するブレーキセンサ47とを備えている。これ
らのセンサ45、46、47で検出された検出値は車両
制御装置41へ供給される。
う。アクセルセンサ45からのアクセル開度αと、車速
センサ46からの車速Vに応じたモータトルクTM1 を
決定して、通常はこれをモータトルク指令値TM0とし
てモータ制御装置43へ供給する。また、エンジン制御
装置42に対してエンジンON/OFF信号を供給す
る。具体的には、例えば、ブレーキが踏み込まれて、ブ
レーキセンサ47からブレーキ踏み込み量βが供給され
ると、エンジン11を非駆動状態とするエンジンOFF
信号を供給し、ブレーキが解除されるとエンジン11を
駆動状態とするエンジンON信号を供給する。
28を動作させる電磁バルブ54へソレノイドON/O
FF信号を供給する。電磁バルブ54は、供給されるO
N/OFF信号に基づいて電磁バルブ54に内蔵されて
いるソレノイドが作動し、例えばON信号の場合には、
ソレノイドが作動してバルブが開放され、圧油をブレー
キ28へ供給してブレーキ28を係合状態とし、OFF
信号の場合には、バルブが閉鎖されてブレーキ28の係
合を解除する。
制御装置41は、エンジン停止状態において、車速セン
サ46を介して車速を検出し、発電機16がエンジン1
1を始動させるために必要なトルクTGEを発生させる
ことが可能な車速であれば、発電機16の回転数制御に
よるエンジン11の始動を行う。また、始動トルクを発
生させることが困難なほど車速が高ければ、上記のよう
なブレーキ28を係合させてエンジン11を始動する。
ブレーキ28の係合によりエンジン11を始動する場合
には、ブレーキ28を係合させた時のトルク変動を検出
し、通常走行時のモータトルクTM1 から変動トルクΔ
TMを補正したモータトルク指令値TM0 をモータ制御
装置43へ供給する。
1から入力される選択指令信号に基づいて、エンジン1
1を、エンジントルクを出力している駆動状態(ON状
態)と、エンジントルクを発生させていない非駆動状態
(OFF状態)とに切換える。また、エンジン11に設
けられた回転数センサから入力される実際のエンジン回
転数NEに応じてスロットル開度θを制御することで、
エンジン11の出力を制御する。
トルク指令値TM0 が電気モータ25から出力されるよ
うに電気モータ25の電流(トルク)IMを制御する。
数NGを制御し、車両制御装置41から入力される制御
目標回転数NG0 となるように、電流(トルク)IGを
制御する。この発電機制御装置44と、車両制御装置4
1とによってエンジン始動手段が構成される。
について説明する。図3(A)は、本発明の第1実施形
態のプラネタリギヤユニット13(図1)の概念図、図
3(B)は、本発明の第1実施形態におけるプラネタリ
ギヤユニット13の通常走行時の速度線図、図4は、本
発明の第1実施形態におけるプラネタリギヤユニット1
3の通常走行時のトルク線図である。
れているように、プラネタリギヤユニット13のリング
ギヤRの歯数がサンギヤSの歯数の2倍となっている。
従って、リングギヤRに接続されるユニット出力軸14
の回転数(以下「リングギヤ回転数」という。)をNR
とし、キャリヤCRに接続されるエンジン出力軸12の
回転数(以下「エンジン回転数」という。)をNEとし
た時、NR、NEと、サンギヤSに接続された発電機の
回転数NGとの関係は、図3(B)に示されているよう
に、
出力されるトルク(以下「リングギヤトルク」とい
う。)をTRとし、エンジン11のトルク(以下「エン
ジントルク」という。)をTEとし、発電機トルクをT
Gとしたとき、TR、TE、TGの関係は、図4に示さ
れているように、
ては、リングギヤR、キャリヤCRおよびサンギヤS
は、いずれも正方向に回転させられ、図3(B)に示さ
れるように、リングギヤ回転数NR、エンジンの回転数
NE、発電機回転数NGは、いずれも正の値を採る。
CRに入力され、このエンジントルクTEが、図1に示
されている第1カウンタドライブギヤ15および発電機
16の反力によって受けられる。その結果、図4に示さ
れているように、リングギヤRからユニット出力軸14
にリングギヤトルクTRが、サンギヤSから伝達軸17
に発電機トルクTGが出力される。上記リングギヤトル
クTRおよび発電機トルクTGは、プラネタリギヤユニ
ット13の歯数によって決定されるトルク比でエンジン
トルクTEを按分することによって得られ、トルク線図
上において、リングギヤトルクTRと発電機トルクTG
とを加えたものがエンジントルクTEとなる。
におけるプラネタリギヤユニット13の速度線図であ
る。この状態から、発電機16のブレーキ28を係合す
ると、サンギヤSの回転は0となり、図6(A)に示さ
れている速度線図のように、エンジン11が回転させら
れ、エンジンを始動させることができる。また、発電機
16にトルクを発生させることができれば、図6(B)
に示されている速度線図のように、発電機16にて発電
しながら、エンジン11が回転させられ、エンジン11
の始動が可能となる。
て、図7に示されているフローチャートに基づいて説明
する。本実施形態では、走行中のエンジン始動におい
て、ブレーキ28の係合による始動と、発電機16によ
る始動の選択をする際、車速Vの値に基づいて判断す
る。即ち、車速センサ46より入力される車速Vが、予
め設定されている値V*よりも大きい場合には、ブレー
キ28の係合による始動、小さい場合には、発電機16
による始動を行う。
エンジン11の始動に必要な発電機トルクTG*(以下
「始動必要トルク」という。)は既知であり、図8に示
されている発電機の回転数・トルク線図より、発電機ト
ルクTGの最大値が、始動必要トルクTG*となる回転
数NG*を求める。
転数がNG*である時の、出力回転数NOUT*を求め
る。出力回転数NOUT*(=NR)は、プラネタリギ
ヤユニット13のギヤ比から、NOUT*=NG*/2
で求められる。そして、NOUT*よりその時の車速V
*が求められる。
な制御動作が行われる。選択された走行モードを判断し
(ステップS101)、エンジン・モータ駆動モードが
選択された場合には、車速Vを車速センサ46より検出
する(ステップS102)。エンジン・モータ駆動モー
ドの選択は、例えば、運転者が手動により選択する場合
や、制動ブレーキが解除された場合、低速走行から高速
走行に移行する場合などがある。
であるか否かを判断する(ステップS103)。車速V
*以上でない場合には、エンジン11が回転させられる
ように、発電機16にトルクを発生させて回転数を少な
くし、エンジン11を始動する(ステップS104)。
具体的には、始動必要トルクTG*を出力し得る回転数
に値が決定された目標回転数NG0 が発電機制御装置4
4へ供給される。この時のプラネタリギヤユニット13
の速度線図は図6(B)のようになる。同時に、発電機
16では、発電も行われ、電力を稼ぐことができる。
である場合には、車両制御装置41は、ソレノイドON
信号を電磁バルブ54へ発信し、ブレーキ28を係合状
態とする(ステップS105)。これにより、図6
(A)に示されているように、発電機16の回転が固定
されて、エンジン11が回転させられ、エンジン11の
始動が可能となる。
ルク変動を補正するサブルーチンを実行し(ステップS
106)終了する。上記トルク変動を補正するサブルー
チンについて、図9に示されているフローチャートに基
づいて説明する。ブレーキ28の係合によって、エンジ
ン11の回転数が変化する際の角加速度αBEをエンジ
ン制御装置42から検出する(ステップS201)。次
に、エンジン始動時にユニット出力軸14に発生する減
速トルクTBRを算出する(ステップS202)。減速
トルクTBRは、プラネタリギヤユニット13のキャリ
ヤCRからユニット出力軸14へのギヤ比をa、エンジ
ンブレーキトルクをTEL、エンジンのイナーシャをI
Eとすると、次の式によって得られる。
気モータ25の出力部分での変動トルクΔTMを算出す
る(ステップS203)。即ち、変動トルクΔTMは、
次の式によって得られる。
したモータトルク指令値TM0 をモータ制御装置43へ
出力する(ステップS204)。
テップS205)、終了していない場合には、ステップ
S201からステップS205までの動作を繰り返す。
始動動作が終了した場合には、このサブルーチンを終了
する。
して低速域から高速域に移行する際に、エンジン11を
始動させる制御を行った場合の各部の作動状態につい
て、図10に示されているタイムチャートに基づいて説
明する。停車状態から、走行を開始すると(図10中t
1 )、車速は0から序々に増加する。低速走行時では、
電気モータ25のモータトルクのみによって車両は走行
し、車速の増加とともに、ユニット出力14からプラネ
タリギヤユニット13を介して伝達されたトルクによっ
て、発電機16の回転数が増加する。この時、図5に示
されているように、プラネタリギヤユニット13の速度
線図は、エンジン11の回転数が0となっている。
2 )、車両制御装置41は、エンジン・モータ駆動モー
ドのスッチをONし、ブレーキ28を係合させるために
ソレノイドON信号を電磁バルブ54へ供給する。この
動作により、ブレーキ28が係合動作を開始する。湿式
であるブレーキ28は、ブレーキの係合面を滑らせなが
ら序々に係合圧が高くなり、完全にブレーキ28が係合
すると発電機16の回転は停止する(図10中t3 )。
ブレーキ28が係合動作を開始してから、完全に係合す
るまでの間(図10中t2 〜t3 間)に、発電機16の
回転数は時間tの経過と共に減少する。
8が受けるトルクの反力によって、時間tの経過と共に
増加する。この間、ブレーキ28の係合によって出力ト
ルクが変動するが、モータトルクTM0 は、変動トルク
ΔTM分補正された値に制御されるため、出力トルクの
落ち込みによるショックは防止される。エンジン11の
回転開始により、エンジン11が始動可能となり、ブレ
ーキ28が完全に係合した時点(図10中t3 )(図6
(A))で、エンジン制御装置42(EG ECU)が
作動(ON状態)し、エンジントルクが出力される。そ
の後は(図10中t3 以降)、エンジン11からのエン
ジントルクが得られるため、モータトルクはその分小さ
く設定される。
ブレーキ28は、湿式ブレーキであり、ブレーキ28の
係合面を滑らせながらブレーキ動作を行うため、乾式ブ
レーキと比較して完全に発電機16が停止させられるま
でに時間があり、出力トルクの急激な変動が抑制され
る。その結果、その間のトルク補正等の制御が容易とな
るため、トルク補正による走行速度の安定化がより確実
に実現できる。また、ブレーキ係合された際の、プラネ
タリギヤユニット13やエンジン11の出力軸に加わる
衝撃が、乾式ブレーキの場合に比較して少ないので、エ
ンジン11やプラネタリギヤユニット13等の動力伝達
系の部品寿命を延ばすことができる。
6の実回転数NGを検出して、該回転数NGと、始動必
要トルクを出力し得る最大の発電機回転数NG*とを比
較して、NG*>NGの場合には、発電機回転数を制御
してエンジン11を始動し、NG*≦NGの場合には、
ブレーキ28を係合させる制御を行ってもよい。
の発明は、発電機の回転を固定することによって、電気
モータによる高速走行時においても、車速を落とすこと
なく、エンジンの始動をすることが可能となり、かつ、
低速走行時には発電機の回転を制御してエンジンを始動
させる構成としたしため、発電をしながらエンジンの始
動が可能となり、効率の向上を図ることができる。
回転制御によってエンジンの始動が可能な最大限の範囲
内で、発電機の回転制御によるエンジンの始動を行うた
め、発電機の発電機能を最大限利用することができ、一
層の効率の向上を図ることができる。また、より容量の
小さい発電機を用いることが可能となり、車両全体の小
型化、軽量化を図ることができる。
湿式ブレーキを用いたため、発電機の回転を固定した際
の急激なトルク変動が抑制され、エンジンや差動歯車装
置などの寿命を延ばすことができる。
もので、ハイブリッド車両に搭載された駆動装置の概念
図である。
もので、ハイブリッド車両に搭載された制御系の概念図
である。
ある。
線図である。
である。
線図である。
である。
トである。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンと、 回転数制御可能な発電機と、 駆動輪を駆動させる駆動力を伝動する駆動出力軸と、 駆動出力軸に連結された電気モータと、 第1の歯車要素が前記エンジンの出力軸に連結され、第
2の歯車要素が前記発電機のロータに連結され、第3の
歯車要素が前記駆動出力軸に連結された差動歯車装置
と、 前記発電機の回転数を制御してエンジンを始動させるエ
ンジン始動手段と、 前記発電機の回転を固定する固定手段と、 車両の車速を検出する車速検出手段とを有し、 前記車速検出手段によって検出された車速が、低速走行
時には、前記エンジン始動手段によって前記発電機の回
転数を制御することにより前記エンジンを始動し、高速
走行時には、前記固定手段によって前記発電機の回転を
固定することによって、前記エンジンを始動させること
を特徴とするハイブリッド車両。 - 【請求項2】 前記低速走行時とは、前記発電機が、エ
ンジン始動に必要となる発電機トルクを確保できる回転
数領域で回転している時であり、高速走行時とは、前記
発電機が前記回転数領域以上の回転数で回転している時
である請求項1に記載のハイブリッド車両 - 【請求項3】 前記固定手段は、湿式ブレーキである請
求項1または2に記載のハイブリッド車両。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29361995A JP3407170B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | ハイブリッド車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP29361995A JP3407170B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | ハイブリッド車両 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109706A true JPH09109706A (ja) | 1997-04-28 |
| JP3407170B2 JP3407170B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=17797064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29361995A Expired - Fee Related JP3407170B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | ハイブリッド車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3407170B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000161102A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-06-13 | Toyota Motor Corp | エンジンの始動制御装置 |
| JP2001119811A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-27 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車の駆動装置 |
| US7128037B2 (en) | 2001-12-08 | 2006-10-31 | Robert Bosch Gmbh | Method for starting an internal combustion engine of a hybrid drive of a motor vehicle |
| JP2014189102A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両用駆動装置 |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP29361995A patent/JP3407170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000161102A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-06-13 | Toyota Motor Corp | エンジンの始動制御装置 |
| JP2001119811A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-27 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車の駆動装置 |
| US7128037B2 (en) | 2001-12-08 | 2006-10-31 | Robert Bosch Gmbh | Method for starting an internal combustion engine of a hybrid drive of a motor vehicle |
| JP2014189102A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両用駆動装置 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3407170B2 (ja) | 2003-05-19 |
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