JPH09110096A - 自動ディスペンサ - Google Patents

自動ディスペンサ

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Publication number
JPH09110096A
JPH09110096A JP26593895A JP26593895A JPH09110096A JP H09110096 A JPH09110096 A JP H09110096A JP 26593895 A JP26593895 A JP 26593895A JP 26593895 A JP26593895 A JP 26593895A JP H09110096 A JPH09110096 A JP H09110096A
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JP
Japan
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nozzle
beverage
pouring
container
weight
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Application number
JP26593895A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshigiwa
洋 吉際
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料の温度や圧力の変化にかかわらず一定の
飲料を注出することが出来る自動ディスペンサを提供す
る。 【解決手段】 ビールの注出ノズル4とノズル4の開閉
を行うバルブ開閉装置8とノズル4の下方に設置された
容器受台11とを備え、ビール樽Tに充填されたビール
をノズル4から容器受台11上に載置された容器Jに注
出するディスペンサにおいて、容器受台11に内蔵され
て容器受台11上の重量を検出するロードセル12と、
このロードセル12からの重量検出信号yを入力されて
ビールの注出時に容器J内に注出されたビールが所定の
重量に達したときバルブ開閉装置8を作動させて開閉弁
6によりノズル4を閉じる制御部13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型容器内に充
填されている飲料をコップやジョッキ等の容器内に注出
する飲料注出装置に関し、特に、設定された量の飲料を
自動的に注出することの出来る自動ディスペンサに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】飲料には、壜容器や缶
容器に充填されて販売されるもののほか、工場から樽や
タンク等の大型容器に充填されて店舗に配送され、この
大型容器からディスペンサによりコップやジョッキ等の
容器に注出されて販売されるものがある。
【0003】例えば、生ビールは、工場においてビール
樽に充填されて出荷され、ビアホール等の店舗において
ディスペンサに接続されて、このディスペンサからジョ
ッキ等の容器に注出される。
【0004】このディスペンサから容器への飲料の注
出、特にジョッキ等への生ビールの注出は、ビールの注
出の際に発生する泡のためこの泡と適正なバランスを保
ちながらビールを適量注出するのが難しく、かなりの熟
練を必要とする。
【0005】このため、生ビールのジョッキ等への注出
は熟練を積んだ人が行っているが、近年、熟練を積んだ
人以外の人でも適量の生ビールを注出出来るように、あ
らかじめ設定された量の生ビールを自動的に注出するこ
との出来る種々の自動ディスペンサが開発されてきてい
る。
【0006】従来の自動ディスペンサとしては、特開平
4−62700号公報,特開平4−142291号公報
および特開平4−142292号公報に記載のものが挙
げられる。
【0007】上記従来の自動ディスペンサは、何れもデ
ィスペンサからのビールの注出時間をタイマによって設
定して所要の量の生ビールをジョッキ等に注出しようと
するものであり、そのうち特開平4−62700号公報
に記載のものはタイマのみによって注出量の設定を行う
ものであり、特開平4−142291号公報に記載のも
のはビール温度を検出しこのビール温度に基づいてタイ
マの設定を行うようになっているものであり、また特開
平4−142292号公報に記載のものは、ビール樽に
供給される炭酸ガスの圧力を検出しこのガス圧力に基づ
いてタイマの設定を行うようになっているものである。
【0008】しかしながら、上記のようなタイマによっ
て注出量を設定する従来の自動ディスペンサは、何れも
以下のような問題を有している。すなわち、タイマのみ
により注出量の制御を行う自動ディスペンサにおいて
は、ビール温度と樽内の圧力の変動によってビールの注
出速度が異なってくるため、注出量にばらつきが生じて
しまう。
【0009】ビール温度を検出してこのビール温度に基
づいてタイマの設定を行う自動ディスペンサは、上記の
ようなビール温度の変動による注出量のばらつきを防止
しようとするものであるが、一般にビールの注出のため
にビール樽に装着されるディスペンスヘッドには炭酸ガ
スの供給側に逆止弁が設けられており、ビール温度が上
昇する場合には問題はないが、ビール温度が下降する場
合には、樽内の圧力が逆止弁によって高い状態に保たれ
たまま下降したビール温度に基づいてタイマが設定され
ることになるため、ビールの注出速度がタイマの設定時
間に対応する注出速度よりも速くなり、所要の注出量よ
りも多く注出されてしまうことになる。
【0010】このようにビール温度に基づいてタイマの
設定を行っても、ビール温度が上昇する場合と下降する
場合とでは、同じ温度に基づいてタイマが設定されて
も、実際のビールの注出速度が異なるので、その注出量
にばらつきが生じてしまう。
【0011】この場合、ディスペンスヘッドに温度変化
に対応して樽内の圧力を調節するアクチュエータを取り
付けるようにすることも考えられるが、このようなアク
チュエータは高価であり、また故障の発生頻度も高くな
ってしまうという問題がある。
【0012】また、ビール樽に供給される炭酸ガスの圧
力を検出しこのガス圧力に基づいてタイマの設定を行う
自動ディスペンサについては、ビール樽に供給される炭
酸ガスの圧力を一定にした場合であっても、樽内の圧力
低下の度合いが樽内のビールの残量によって異なるた
め、やはり注出量にばらつきが生じてしまうことにな
る。
【0013】すなわち、ビール樽への炭酸ガスの供給
は、樽内からビールが注出されて樽内の圧力が減圧弁に
よって設定された圧力よりも下がった時に行われる。こ
の時、樽内のビールの残量が多い場合には炭酸ガスの占
める空間が小さいため、圧力低下の度合いが大きくなっ
てビールの注出速度が遅くなるが、樽内のビールの残量
が少ない場合には炭酸ガスの占める空間が大きいため、
圧力低下の度合いが小さくビールの注出速度が相対的に
速くなる。このため、ビール樽への炭酸ガスの供給圧力
に基づいてタイマを設定しても、やはりビールの注出量
にばらつきが生じてしまうことになる。
【0014】上記のようなビール注出量のばらつきを防
止するために、温度およびガス圧力等の種々のデータを
コンピュータに入力しておいて、樽内の圧力を一定に維
持するように制御することも考えられるが、制御が複雑
であり、また高価でかつ大掛かりなものになってしまう
ので、実用的ではない。そして、このような制御を行っ
て樽内の圧力を一定に保つようにした場合でも、ビール
温度が変化した場合にはビール内の炭酸ガス含有量が変
化してしまいビールの香味バランスに影響を与えてしま
うことになる。また、温度変化によるビールの注出速度
の変化が大きくなるため、ジョッキ等に注出した際の泡
立ちが大きく違ってくるという問題が生じてしまう。
【0015】この発明は、上記のような従来の自動ディ
スペンサの有していた問題点を解決するために為された
ものである。すなわち、この発明は、飲料の温度や圧力
の変化にかかわらず一定の飲料を注出することが出来る
自動ディスペンサを提供することを目的とする。またさ
らに、この発明は、誤作動する虞の無い自動ディスペン
サを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、飲料注出ノズルとこの飲料注出ノズル
の開閉を行うノズル開閉機構と飲料注出ノズルの下方に
設置された容器受台とを備え、大型容器に充填された飲
料を飲料注出ノズルから容器受台上に載置された小型容
器に注出する飲料注出装置において、容器受台に取り付
けられて容器受台上に負荷される重量を検出する重量検
出部材と、この重量検出部材からの重量検出信号を入力
されて飲料の注出時に容器受台上に載置された小型容器
内に注出された飲料が所定の重量に達したときノズル開
閉機構を作動させて飲料注出ノズルを閉じるノズル開閉
制御部材とを備えていることを特徴としている。
【0017】この第1の発明は、容器受台上に飲料を注
出するジョッキ等の小型容器を載置した後、飲料注出ノ
ズルに接続された大型容器内に炭酸ガスを導入しその圧
力によって大型容器内の飲料を押し出す等の方法によ
り、小型容器内に飲料を注出する。この飲料の注出の際
に、小型容器内に注出された飲料の重量は、容器受台に
取り付けられた重量検出装置によって検出され、その重
量検出信号がノズル開閉制御部材に入力される。そし
て、小型容器内に注出された飲料の重量があらかじめ設
定された所定の重量に達した際に、ノズル開閉制御部材
がノズル開閉機構を作動させて飲料注出ノズルを閉じて
飲料の注出を停止する。
【0018】この第1の発明によれば、小型容器内に注
出された飲料の重量によって飲料の注出量を検出するこ
とにより、例えば大型容器内の飲料の注出を炭酸ガスの
圧力を利用して行うような場合であっても、大型容器内
の温度や圧力の変化にかかわらず一定量の飲料の注出を
行うことが出来る。
【0019】前記目的を達成するための第2の発明は、
重量検出部材が容器受台に内蔵されたロードセルである
ことを特徴としている。この第2の発明は、容器受台内
に内蔵されたロードセルが容器受台上の負荷を検出する
ことによって、容器受台上に載置された小型容器内に注
出された飲料の重量を検出する。
【0020】前記目的を達成するための第3の発明は、
ノズル開閉制御部材が、重量検出部材から入力される重
量検出信号に基づいて重量検出部材に負荷される重量を
カウントする重量カウンタと、この重量カウンタを飲料
注出ノズルから飲料の注出が開始された際にリセットす
るリセット手段と、重量カウンタが所定のカウントに達
したときにノズル開閉機構に飲料注出ノズルを閉じるた
めの指令信号を出力する指令信号出力手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0021】この第3の発明は、ノズル開閉制御部材の
重量カウンタが、飲料の注出開始の際にリセット手段に
よってリセットされる。そして、飲料の注出が開始され
ると、この重量カウンタが重量検出部材から入力される
重量検出信号に基づいて小型容器内に注出された飲料の
重量をカウントする。そして、重量カウンタが所定のカ
ウントに達した際に、指令信号出力手段がノズル開閉機
構に指令信号を出力して飲料注出ノズルを閉じ、飲料の
注出を停止する。
【0022】この第3の発明によれば、小型容器が容器
受台に載置された際にこの小型容器の重量も重量検出部
材によって検出されることになるが、注出開始の際に重
量カウンタがリセット手段によってリセットされるの
で、重量カウンタによるカウントには小型容器の重量は
含まれず、従って、小型容器の重量の違いに影響を受け
ることなく一定の飲料の注出を行うことが出来る。
【0023】前記目的を達成するための第4の発明は、
ノズル開閉制御部材が、飲料注出ノズルの飲料注出開始
からの経過時間を検出するタイマを備え、このタイマに
よって検出された飲料注出開始からの経過時間が所定の
時間を超過した際に、指令信号出力手段がノズル開閉機
構に飲料注出ノズルを閉じるための指令信号を出力する
ことを特徴としている。
【0024】この第4の発明は、飲料の注出開始と同時
にタイマが作動して飲料の注出時間の計測を始める。そ
して、このタイマによって検出された飲料注出開始から
の経過時間が所定の時間を超過した際には、重量カウン
タによるカウントが所定値に達していない場合であって
も、指令信号出力手段がノズル開閉機構に指令信号を出
力して飲料注出ノズルが閉じられる。
【0025】この第4の発明によれば、例えば大型容器
内の飲料が空になっていて何時までも所定の注出量に達
しない場合等にその注出を中止することによって、飲料
注出ノズルが開いたままになるのを防止することが出来
る。
【0026】前記目的を達成するための第5の発明は、
複数個の飲料注出ノズルと、上部および下部の固定フレ
ーム間に昇降自在に取り付けられ各飲料注出ノズルに連
結されて飲料注出ノズルをそれぞれ飲料注出時には下降
させ注出終了後には上昇させるノズル昇降機構と、各飲
料注出ノズルの開閉を行うノズル開閉機構と、各飲料注
出ノズルの下方にそれぞれ設置された複数の容器受台と
を備え、大型容器に充填された飲料を飲料注出ノズルか
ら容器受台上に載置された小型容器に注出する飲料注出
装置において、容器受台にそれぞれ取り付けられて容器
受台上に負荷される重量を検出する複数の重量検出部材
と、この重量検出部材からの重量検出信号を入力されて
飲料の注出時に容器受台上に載置された小型容器内に注
出された飲料が所定の重量に達したときノズル開閉機構
を作動させて飲料注出ノズルを閉じるノズル開閉制御部
材と、ノズル昇降部材に取り付けられ、このノズル昇降
部材が下降する際に下部の固定フレームにノズル昇降部
材よりも先に突き当りノズル昇降部材が上昇する際に上
部の固定フレームにノズル昇降部材よりも先に突き当っ
てそれぞれ固定フレームとの衝突の際に生じる衝撃を吸
収する緩衝部材とを備えていることを特徴としているこ
の第5の発明は、前記第1の発明と同様に、各容器受台
上に載置された小型容器内に注出された飲料の重量をそ
れぞれ重量検出部材によって検出することにより、一定
量の飲料の注出を行う。この飲料の注出の際に、上部お
よび下部の固定フレーム間に昇降自在に取り付けられた
ノズル昇降機構によって、飲料注出時には飲料注出ノズ
ルが下降され注出終了後には上昇されるが、このとき、
緩衝部材が下部の固定フレームまたは上部の固定フレー
ムにノズル昇降部材よりも先に突き当たることによっ
て、それぞれ固定フレームとの衝突の際に生じる衝撃を
吸収する。
【0027】この第5の発明によれば、複数の飲料注出
ノズルにおいて同時に飲料の注出が行われるような場合
に、一方のノズルにおいて飲料の注出が開始されまたは
終了する際にこの一方の側のノズルが昇降されるが、こ
のとき他のノズルにおける飲料の注出が終了直前である
ような場合に、一方の側のノズルの昇降の際に生じる衝
撃が緩衝部材によって吸収されるので、この衝撃が他方
のノズル側の重量検出部材に伝わってまだ所定の量の飲
料が注出されていないにもかかわらずこの他のノズル側
における飲料の注出が停止されてしまうといった誤作動
が生じるのが防止される。
【0028】前記目的を達成するための第6の発明は、
緩衝部材がエアーダンパであることを特徴としている。
この第6の発明によれば、飲料注出ノズルの昇降の際に
生じる衝撃がエアーダンパによるクッション作用によっ
て吸収される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好ましいと
思われる実施の形態について説明を行う。図1は、瞬間
冷却式のディスペンサについて本発明を適用した場合の
例を示すものである。
【0030】図1において、ディスペンサ1は、冷却水
槽2とこの冷却水槽2内に設置された冷却コイル3とこ
の冷却コイル3に接続されたビール注出ノズル4とを備
え、冷却コイル3にディスペンスヘッドDが接続されて
いて、このディスペンスヘッドDが炭酸ガスボンベBに
接続されるとともにビール樽Tのスピアバルブに連結さ
れている。
【0031】そして、このディスペンスヘッドDを介し
て炭酸ガスボンベBからビール樽T内に導入される炭酸
ガスの圧力によってビール樽Tからディスペンスヘッド
Dを介して冷却コイル3に供給される生ビールを、冷却
水槽2内において冷却した後、ノズル4から容器Jに注
出するようになっている。
【0032】冷却コイル3とノズル4を接続するパイプ
5のノズル4との接続部には、開閉弁6が取り付けられ
ており、この開閉弁6と炭酸ガスボンベBとを接続する
ガス用パイプ7を介して炭酸ガスボンベBから供給され
る炭酸ガスのガス圧によって、ノズル4の開閉を行うよ
うになっている。ガス用パイプ7の途中には、この開閉
弁6への炭酸ガス圧の供給制御を行うバルブ開閉装置8
が取り付けられている。
【0033】ノズル4は、開閉弁6側に固定された固定
ノズル4aとこの固定ノズル4aに昇降自在に外嵌され
た昇降ノズル4bとからなり、昇降ノズル4bが、ディ
スペンサ1の本体外壁に昇降自在に取り付けられガス用
パイプ7から供給される炭酸ガス圧によってガイド軸9
に沿って昇降されるシリンダ10に連結されていて、こ
のシリンダ10とともに昇降されるようになっている。
【0034】ノズル4の下方部には、生ビールの注出を
行うジョッキ等の容器Jが載置される容器受台11が設
置され、この容器受台11は容器Jが直接載置される水
受皿11Aとこの水受皿11Aを支持する支持台11B
とからなり、この支持台11Bに、図2に示されるよう
に、ロードセル12が片持ち状に支持された状態で内蔵
されていて、水受皿11A上に載置された容器Jの重量
がロードセル12に負荷されるようになっている。
【0035】ディスペンサ1は、さらに、マイクロコン
ピュータを内蔵する制御部13を備え、この制御部13
に図示しないディスペンサの操作パネルからの操作信号
xと、容器受台11内のロードセル12からの重量検出
信号yが入力され、バルブ開閉装置8に開閉信号zを出
力するようになっている。
【0036】図3は、炭酸ガスのガス圧回路を示すもの
であり、炭酸ガス圧力原である炭酸ガスボンベBから高
圧減圧弁V1(Max 4kg/cm2 )を介してバル
ブ開閉装置8に供給され、また高圧減圧弁V1および低
圧減圧弁V2(Max 1.5kg/cm2 )を介して
ビール樽Tに連結されたディスペンスヘッドDに供給さ
れる。
【0037】バルブ開閉装置8は、それぞれ開閉弁6に
接続されるソレノイド切換バルブS1およびS2と、シ
リンダ10に接続されるソレノイド切換バルブS3を有
している。
【0038】ソレノイド切換バルブS1は4ポートタイ
プの切換バルブであり、ソレノイドの作動によって切り
換えられて、炭酸ガスボンベBからの炭酸ガス圧を開閉
弁6のポートPAとポートPBとに切り換えて導入する
ようになっている。
【0039】ソレノイド切換バルブS2は3ポートタイ
プの切換バルブであり、ソレノイドの作動によって切り
換えられて、炭酸ガスボンベBからの炭酸ガス圧を開閉
弁6のポートPCに導入するようになっている。
【0040】ソレノイド切換バルブS3は4ポートタイ
プの切換バルブであり、ソレノイドの作動によって切り
換えられて、炭酸ガスボンベBからの炭酸ガス圧をシリ
ンダ10のポートP1とポートP2とに切り換えて導入
するようになっている。
【0041】各ソレノイド切換バルブS1,S2および
S3は、それぞれ制御部13からの開閉信号zによって
オン・オフ制御されるようになっている。開閉弁6は、
そのポートPがディスペンスヘッドDに接続されポート
Aがノズル4に接続されている。そして、開閉弁6は、
ソレノイド切換バルブS1がオフのとき(図示の状
態)、ポートPBに炭酸ガス圧が導入されることにより
ポートPとポートA間が遮断されているが、ソレノイド
切換バルブS1がオンされると、ポートPAに炭酸ガス
圧が導入されることによりポートPとポートAとが連通
されて、ディスペンスヘッドDからビール樽T内の生ビ
ールがノズル4に供給されて容器J内に注出される。
【0042】そして、ソレノイド切換バルブS1がオン
してポートPAに炭酸ガス圧が導入されている状態で、
ソレノイド切換バルブS2がオンされると、開閉弁6の
ポートPCに炭酸ガス圧が導入されることにより、ポー
トPとポートA間の流路が絞られてノズル4への生ビー
ルの供給量が調整される。
【0043】シリンダ10は、ソレノイド切換バルブS
3がオフされポートp2に炭酸ガス圧が導入されている
状態(図示の状態)で、このシリンダ10内に内蔵され
た磁石10Aが上昇位置に位置され、この磁石10Aに
対向された磁石10Bも磁石10Aに引き付けられて上
昇位置に位置されていて、これによりこの磁石10Bに
連結された昇降ノズル4bも上昇位置に位置されてい
る。
【0044】そして、ソレノイド切換バルブS3がオン
されてシリンダ10のポートp1に炭酸ガス圧が導入さ
れると、磁石10Aが下降され、これによって磁石10
Bが牽引されて下降されることにより、昇降ノズル4b
が下降される。
【0045】次に、制御部13におけるディスペンサ1
の作動制御およびディスペンサ1の各部の作動を、図4
および5に示されるフローチャートを参照しながら説明
する。
【0046】図4および5において、ディスペンサ1の
電源スイッチがオンされて制御部13に操作信号xが入
力されると、注出スイッチがオンされたか否かを判断し
(ステップa)、スイッチがオンされると制御部13に
内蔵されている重量カウンタをゼロにリセットする(ス
テップb)。
【0047】次に、バルブ開閉装置8に開閉信号zを出
力しソレノイド切換バルブS3をオンさせてシリンダ1
0のポートp1に炭酸ガス圧を導入し、磁石10Aを下
降させて磁石10Aおよび昇降ノズル4bを下降させ
る。そして、ソレノイド切換バルブS3をオンさせた
後、内蔵のタイマ1をオンさせ(ステップd)、このタ
イマ1がタイムアップしたか否かを判断する(ステップ
e)。このタイマ1は、昇降ノズル4bが完全に下降さ
れるまで、次の動作が行われないようにするためのもの
である。
【0048】タイマ1がタイムアップすると、ソレノイ
ド切換バルブS1をオンさせて開閉弁6のポートPAに
炭酸ガス圧を導入させる(ステップf)。これと同時
に、内蔵の重量カウンタをオンさせ(ステップg)、さ
らにタイマ2をオンさせる(ステップh)。
【0049】ソレノイド切換バルブS1をオンさせるこ
とによって、開閉弁6が切り換えられポートPとポート
Aが連通されて、ビール樽Tから供給される生ビールが
ノズル4から容器受台11の水受皿11A上に載置され
た容器Jに注出される。そして、この容器Jに注出され
る生ビールの重量は、ロードセル12に負荷されてこの
ロードセル12から入力される重量検出信号yに基づい
て重量カウンタによりカウントされる。
【0050】そして、容器Jに注出された生ビールが設
定された所定の重量に達したか否かを判断し(ステップ
i),重量カウントアップしていない場合にはさらにタ
イマ2がタイムアップしたか否かの判断を行う(ステッ
プj)。このタイマ2によって注出時間を計測するの
は、ビール樽Tや炭酸ガスボンベBが空になっていて何
時までも所定の注出量に達しない場合等があるため、生
ビールの注出開始後、一定の時間が経過した場合には、
その注出を中止するためである。
【0051】重量カウンタがカウントアップした場合、
またはタイマ2がタイムアップした場合には、ソレノイ
ド切換バルブS1をオフ(ステップk)させてビールの
注出を停止した後、ソレノイド切換バルブS3をオフ
(ステップl)させてノズル4の昇降ノズル4bを上昇
させる。そして、これと同時にタイマ1をオンさせる
(ステップm)。ここでタイマ1をオンさせるのは、ソ
レノイド切換バルブS3がオフされて昇降ノズル4bの
上昇が開始された後、その上昇が完了するまで、次の動
作が行われないようにするためである。
【0052】タイマ1をオンした後、このタイマ1がタ
イムアップしたか否かを判断し(ステップn)、タイム
アップして昇降ノズル4bが完全に上昇した後、ソレノ
イド切換バルブS1およびS2をオンし(ステップ
p),さらに、タイマ3をオンする(ステップq)。こ
れによって、ビール樽Tからの生ビールが開閉弁6の絞
られた流路を通過することにより泡出しが行われ、タイ
マ3がタイムアップするまでの間(ステップr)、泡と
なったビールがノズル4から容器Jに注がれる。
【0053】タイマ3がタイムアップすると、ソレノイ
ド切換バルブS2をオフ(ステップs)して泡出しを停
止し、これと同時に、タイマ4をオンさせる(ステップ
t)。そして、このタイマ4がオフ(ステップu)した
後、ソレノイド切換バルブS1をオフ(ステップv)し
て開閉弁6を閉じ、一連のビール注出動作を終了する。
【0054】このタイマ4の設定時間は、例えば、0.
4秒のような短い時間である。このように、ソレノイド
切換バルブS2をオフして泡出しを停止した後少し遅れ
てソレノイド切換バルブS1をオフしてビールの注出を
停止するのは、ノズル4内に残った泡を最後に洗い流す
いわゆる泡切りを行うためであり、連続してビールの注
出を行う場合に、次のジョッキに前回の注出で残った泡
が注出されないようにするためである。
【0055】上記の注出されたビールの重量を測定する
ことにより一定量のビールの注出を行ういわゆる重量測
定式の自動ディスペンサと、従来のいわゆるタイマ式の
自動ディスペンサによるビールの注出量のばらつきを表
したのが図6である。この図6から、重量測定式の自動
ディスペンサの方が、格段にビールの注出量のばらつき
が少ないことが分る。
【0056】なお、図4および5におけるビール注出制
御においては、注出量が一種類の場合を例にとって説明
したが、例えば、ディスペンサが、L,M,Sのように
設定された数種類の注出量のうちから注出量選択ボタン
の操作によって選択された量のビールを注出するタイプ
のものである場合には、制御部13は、注出量選択ボタ
ンによって選択された量の注出量となるように、その都
度、重量カウンタのカウント値を設定し、その後、注出
されたビールの重量のカウントを始める。
【0057】図7は、樽冷蔵式のディスペンサにこの発
明を適用した場合の例を示すものである。この樽冷蔵式
のディスペンサ20は、ビール樽Tを冷蔵室21内に収
容して生ビールを樽ごと冷却するものであり、それ以外
のノズル4,開閉弁6,バルブ開閉装置8,容器受台1
1および制御部13等の構成は、上記瞬間冷却式ディス
ペンサ1と同様であり、同一の符号が付してある。そし
て、このディスペンサ20は、瞬間冷却式ディスペンサ
1と同様に、ビールの注出開始後、容器受台11の支持
台11B内に内蔵されたロードセル12によって容器J
に注出された生ビールの重量を検出することにより、ビ
ールの注出量のばらつきを防止するようになっている。
図中、V1は高圧減圧弁であり、V2は低圧減圧弁であ
る。
【0058】図8は、図7の例と同様に樽冷蔵式のディ
スペンサにこの発明を適用した場合の例を示すものであ
るが、この図8のディスペンサ30は、二組のノズル4
を有するいわゆる2タップ式のディスペンサである。
【0059】このディスペンサ30は、ノズル4および
容器受台11を二組備えているため、ディスペンサ20
に対し、二つの開閉弁6の開閉を行うバルブ開閉装置3
1の構成およびこのバルブ開閉装置31の開閉制御を行
う制御部32の構成がそれぞれディスペンサ20と異な
っているだけで、その他の構成はディスペンサ20とほ
ぼ同様であり、同様の符号が付してある。
【0060】バルブ開閉装置31は、二つの開閉弁6の
開閉制御を行うために、二組のソレノイド切換バルブを
備えており、また制御部32は図示しない操作ボタンか
らの操作信号xに基づいてバルブ開閉装置31を制御し
て、それぞれの開閉弁6の開閉を行うようになってい
る。
【0061】ここで、図8に示される2タップ式のディ
スペンサや、さらには、3タップ式,4タップ式のよう
に複数のノズル4を備えているディスペンサに、上記の
ような重量測定方式を適用する場合には、樽冷蔵式に限
らず瞬間冷蔵式においても、以下のような問題が生ず
る。
【0062】すなわち、図8において、両方のノズル4
でビールの注出が行われているときに、一方のノズル4
においてビールの注出が終了すると、この注出が終了し
たノズル4側のシリンダ10および昇降ノズル4bが上
昇するが、このとき、ノズル4およびシリンダ10の上
部側を支持するフレームにシリンダ10が突き当たる
と、そのときの衝撃が他方のノズル4側の容器受台11
に内蔵されたロードセルに伝わってしまう。
【0063】この衝撃が他方のノズル4のロードセルに
荷重として検出されると、他方のノズル4におけるビー
ルの注出が終了直前であるような場合には、まだ所定の
量のビールが注出されていないにもかかわらず、この他
方のノズル4側におけるビールの注出が停止されてしま
う虞がある。
【0064】このような状況は、一方のノズル4側にお
ける注出が終了直前である場合に、他方のノズル4側の
注出が開始され、この他方の側のシリンダ10が下降し
てこのシリンダ10の下部側を支持するフレームに突き
当たった場合にも生じる。
【0065】図9は、上記のような複数のタップを備え
た重量測定式のディスペンサにおける誤作動を防止する
ために、シリンダ10’にショックアブソーバ40Aお
よび40Bを取り付けた例を示すものである。
【0066】このショックアブソーバ40Aおよび40
Bは、エアーダンパやオイルダンパ等が使用され、ビー
ルの注出開始の際にシリンダ10’が下降すると、ショ
ックアブソーバ40Bのロッド40bの先端部が下部側
のフレームF2に突き当たって本体内に押し込まれるこ
とにより、衝突の際の衝撃を吸収する。
【0067】同様に、ビールの注出が終了しシリンダ1
0’が上昇すると、ショックアブソーバ40Aのロッド
40aの先端部が上部側のフレームF1に突き当たって
本体内に押し込まれることにより(図示の状態)、衝突
の際の衝撃を吸収する。
【0068】上記のように、シリンダ10’にショック
アブソーバ40Aおよび40Bを取り付けることによ
り、複数のタップを備えた重量測定式のディスペンサに
おいて、他のノズル側の作動に伴う衝撃によって誤作動
を生じ、ビールの注出量にばらつきが生じるのが防止さ
れる。
【0069】なお、上記の各例に挙げた自動ディスペン
サは、何れも生ビール用のものであるが、本発明は、清
涼飲料水等の他の飲料のディスペンサにも適用出来るこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最良の実施形態の一例を示す概略側面
図である。
【図2】同例における容器受台の側断面図である。
【図3】同例における油圧制御回路を示す油圧回路図で
ある。
【図4】同例の制御部における作動制御を示すフローチ
ャートである。
【図5】同例の制御部における作動制御の続きを示すフ
ローチャートである。
【図6】同例におけるビールの注出量と従来例における
ビールの注出量を比較するグラフである。
【図7】本発明の実施形態の他の例を示す概略側面図で
ある。
【図8】本発明の実施形態のさらに他の例を示す概略斜
視図である。
【図9】同例におけるノズルの昇降機構を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1,20,30…ディスペンサ 4…ノズル(飲料注出ノズル) 4a…固定ノズル 4b…昇降ノズル 6…開閉弁(ノズル開閉機構) 8,31…バルブ開閉装置(ノズル開閉機構) 10,10’…シリンダ(ノズル昇降部材) 11…容器受台 12…ロードセル(重量検出部材) 13,32…制御部(ノズル開閉制御部材) 40A,40B…ショックアブソーバ(緩衝部材) T…ビール樽(大型容器) J…容器(小型容器)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料注出ノズルとこの飲料注出ノズルの
    開閉を行うノズル開閉機構と飲料注出ノズルの下方に設
    置された容器受台とを備え、大型容器に充填された飲料
    を飲料注出ノズルから容器受台上に載置された小型容器
    に注出するディスペンサにおいて、 前記容器受台に取り付けられて容器受台上に負荷される
    重量を検出する重量検出部材と、 この重量検出部材からの重量検出信号を入力されて飲料
    の注出時に容器受台上に載置された小型容器内に注出さ
    れた飲料が所定の重量に達したとき前記ノズル開閉機構
    を作動させて前記飲料注出ノズルを閉じるノズル開閉制
    御部材と、 を備えていることを特徴とする自動ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 前記重量検出部材が、容器受台に内蔵さ
    れたロードセルである請求項1に記載の自動ディスペン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記ノズル開閉制御部材が、前記重量検
    出部材から入力される重量検出信号に基づいて重量検出
    部材に負荷される重量をカウントする重量カウンタと、
    この重量カウンタを飲料注出ノズルから飲料の注出が開
    始された際にリセットするリセット手段と、重量カウン
    タが所定のカウントに達したときにノズル開閉機構に飲
    料注出ノズルを閉じるための指令信号を出力する指令信
    号出力手段とを備えている請求項1に記載の自動ディス
    ペンサ。
  4. 【請求項4】 前記ノズル開閉制御部材が、飲料注出ノ
    ズルの飲料注出開始からの経過時間を検出するタイマを
    備え、このタイマによって検出された飲料注出開始から
    の経過時間が所定の時間を超過した際に、前記指令信号
    出力手段がノズル開閉機構に飲料注出ノズルを閉じるた
    めの指令信号を出力する請求項3に記載の自動ディスペ
    ンサ。
  5. 【請求項5】 複数個の飲料注出ノズルと、上部および
    下部の固定フレーム間に昇降自在に取り付けられ各飲料
    注出ノズルに連結されて飲料注出ノズルをそれぞれ飲料
    注出時には下降させ注出終了後には上昇させるノズル昇
    降機構と、各飲料注出ノズルの開閉を行うノズル開閉機
    構と、各飲料注出ノズルの下方にそれぞれ設置された複
    数の容器受台とを備え、大型容器に充填された飲料を飲
    料注出ノズルから容器受台上に載置された小型容器に注
    出するディスペンサにおいて、 前記容器受台にそれぞれ取り付けられて容器受台上に負
    荷される重量を検出する複数の重量検出部材と、 この重量検出部材からの重量検出信号を入力されて飲料
    の注出時に容器受台上に載置された小型容器内に注出さ
    れた飲料が所定の重量に達したとき前記ノズル開閉機構
    を作動させて前記飲料注出ノズルを閉じるノズル開閉制
    御部材と、 前記ノズル昇降部材に取り付けられ、このノズル昇降部
    材が下降する際に前記下部の固定フレームにノズル昇降
    部材よりも先に突き当りノズル昇降部材が上昇する際に
    前記上部の固定フレームにノズル昇降部材よりも先に突
    き当ってそれぞれ固定フレームとの衝突の際に生じる衝
    撃を吸収する緩衝部材と、 を備えていることを特徴とする自動ディスペンサ。
  6. 【請求項6】 前記緩衝部材がエアーダンパである請求
    項5に記載の自動ディスペンサ。
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