JPH09110677A - エアゾール剤 - Google Patents
エアゾール剤Info
- Publication number
- JPH09110677A JPH09110677A JP8206774A JP20677496A JPH09110677A JP H09110677 A JPH09110677 A JP H09110677A JP 8206774 A JP8206774 A JP 8206774A JP 20677496 A JP20677496 A JP 20677496A JP H09110677 A JPH09110677 A JP H09110677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- propellant
- aerosol
- menthol
- fatty acid
- Prior art date
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- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 虫刺されによる痒みの即時反応に対する鎮痒
効果が優れ、かつ遅延反応の痒みに対する鎮痒効果も優
れた製剤を提供する。 【構成】 水と低級アルコールとの混合溶媒に、次の
(A)〜(C)の成分を配合した原液及び噴射剤からな
るエアゾール剤。 (A)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
及びソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選ばれ
る界面活性剤1種または2種以上 (B)メントール0.5〜8重量% (C)メントール1重量部に対して1〜0.5重量部の
カンフル
効果が優れ、かつ遅延反応の痒みに対する鎮痒効果も優
れた製剤を提供する。 【構成】 水と低級アルコールとの混合溶媒に、次の
(A)〜(C)の成分を配合した原液及び噴射剤からな
るエアゾール剤。 (A)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
及びソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選ばれ
る界面活性剤1種または2種以上 (B)メントール0.5〜8重量% (C)メントール1重量部に対して1〜0.5重量部の
カンフル
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、虫刺されや水虫などに
よる痒みに対する鎮痒効果の優れたエアゾール剤に関す
る。
よる痒みに対する鎮痒効果の優れたエアゾール剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】虫刺されによる皮膚反応として、痒みや
発赤があり、その反応は刺咬数分後〜1時間後の即時反
応と十数時間〜1日後の遅延反応がある。このうち、遅
延反応の痒みについては、局所麻酔剤や鎮痒剤を配合し
た一般的な軟膏などの薬剤の塗布により抑えることがで
きる。これに対して即時反応の痒みについては、上記薬
剤の塗布では勿論、エタノールなどの原液成分の蒸発に
よる冷却や、単なる噴射剤の噴霧による冷却でも充分に
抑えることができなかった。
発赤があり、その反応は刺咬数分後〜1時間後の即時反
応と十数時間〜1日後の遅延反応がある。このうち、遅
延反応の痒みについては、局所麻酔剤や鎮痒剤を配合し
た一般的な軟膏などの薬剤の塗布により抑えることがで
きる。これに対して即時反応の痒みについては、上記薬
剤の塗布では勿論、エタノールなどの原液成分の蒸発に
よる冷却や、単なる噴射剤の噴霧による冷却でも充分に
抑えることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、虫刺
されによる即時反応の痒みや水虫の痒みに対する鎮痒効
果に優れた製剤を提供することにある。
されによる即時反応の痒みや水虫の痒みに対する鎮痒効
果に優れた製剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
進めた結果、ある特定の界面活性剤にメントール及びカ
ンフルを一定の割合で配合したエアゾール剤が、前記課
題を解決することを見いだし、本発明を完成した。すな
わち本発明は、水と低級アルコールとの混合溶媒に、次
の(A)〜(C)の成分を配合した原液及び噴射剤から
なるエアゾール剤である。 (A)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
及びソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選ばれ
る界面活性剤1種または2種以上 (B)メントール0.5〜8重量% (C)メントール1重量部に対して1〜0.5重量部の
カンフル。
進めた結果、ある特定の界面活性剤にメントール及びカ
ンフルを一定の割合で配合したエアゾール剤が、前記課
題を解決することを見いだし、本発明を完成した。すな
わち本発明は、水と低級アルコールとの混合溶媒に、次
の(A)〜(C)の成分を配合した原液及び噴射剤から
なるエアゾール剤である。 (A)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
及びソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選ばれ
る界面活性剤1種または2種以上 (B)メントール0.5〜8重量% (C)メントール1重量部に対して1〜0.5重量部の
カンフル。
【0005】本発明において用いる、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル類及びソルビタン脂肪酸エ
ステル類からなる群より選ばれる界面活性剤とは、原液
調製時に室温においてペースト状または半固形状となる
ものであり、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノ
ステアレート単独あるいはポリオキシエチレン(20)
ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン(2
0)ソルビタントリステアレート及びソルビタンモノス
テアレートの混合物が好ましい。これらの配合量は0.
5〜8重量%好ましくは0.5〜4重量%である。
ンソルビタン脂肪酸エステル類及びソルビタン脂肪酸エ
ステル類からなる群より選ばれる界面活性剤とは、原液
調製時に室温においてペースト状または半固形状となる
ものであり、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノ
ステアレート単独あるいはポリオキシエチレン(20)
ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン(2
0)ソルビタントリステアレート及びソルビタンモノス
テアレートの混合物が好ましい。これらの配合量は0.
5〜8重量%好ましくは0.5〜4重量%である。
【0006】また、溶媒は水と低級アルコールの混合物
であるが、その重量比が30:70〜70:30の範囲
のものが好ましい。噴射剤には液化ガスを用いるが、液
化ガスとしては、ジメチルエーテル、n−ブタン、イソ
ブタン、プロパンあるいはこれらの混合物を用いること
ができる。この中でもジメチルエーテルを80重量%以
上含有する噴射剤が好ましい。噴射剤の配合量は製剤全
体の40〜80重量%、好ましくは50〜70重量%で
ある。
であるが、その重量比が30:70〜70:30の範囲
のものが好ましい。噴射剤には液化ガスを用いるが、液
化ガスとしては、ジメチルエーテル、n−ブタン、イソ
ブタン、プロパンあるいはこれらの混合物を用いること
ができる。この中でもジメチルエーテルを80重量%以
上含有する噴射剤が好ましい。噴射剤の配合量は製剤全
体の40〜80重量%、好ましくは50〜70重量%で
ある。
【0007】なお、本発明のエアゾール剤には、鎮痒剤
や抗真菌剤に通常配合される成分、例えば鎮痒薬(クロ
タミトン、イクタモール、モクタモール、チモール酸
等)、抗真菌薬(トルナフテート、硝酸ミコナゾール
等)、抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン、塩酸ジフ
ェンヒドラミン、塩酸イソチペンジル、マレイン酸クロ
ルフェニラミン等)、局所麻酔薬(リドカイン、塩酸ジ
ブカイン等)、殺菌剤(ヨウ化カリウム、グルコン酸ク
ロルヘキシジン、アクリノール、塩化ベンザルコニウム
等)、消炎剤(アラントイン、グリチルレチン酸、サリ
チル酸メチル等)、抗酸化剤(ジブチルヒドロキシトル
エン等)、溶解補助剤(アジピン酸ジイソプロピル、ミ
リスチン酸イソプロピル、乳酸、水酸化ナトリウム
等)、香料等を本発明の効果を損なわない範囲で配合す
ることができる。
や抗真菌剤に通常配合される成分、例えば鎮痒薬(クロ
タミトン、イクタモール、モクタモール、チモール酸
等)、抗真菌薬(トルナフテート、硝酸ミコナゾール
等)、抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン、塩酸ジフ
ェンヒドラミン、塩酸イソチペンジル、マレイン酸クロ
ルフェニラミン等)、局所麻酔薬(リドカイン、塩酸ジ
ブカイン等)、殺菌剤(ヨウ化カリウム、グルコン酸ク
ロルヘキシジン、アクリノール、塩化ベンザルコニウム
等)、消炎剤(アラントイン、グリチルレチン酸、サリ
チル酸メチル等)、抗酸化剤(ジブチルヒドロキシトル
エン等)、溶解補助剤(アジピン酸ジイソプロピル、ミ
リスチン酸イソプロピル、乳酸、水酸化ナトリウム
等)、香料等を本発明の効果を損なわない範囲で配合す
ることができる。
【0008】本発明のエアゾール剤は、噴射剤以外の成
分を加温、混合、撹拌して溶解あるいは均一に分散させ
て液剤を調製した後、この液剤をエアゾール容器に噴射
剤と共に充填することにより製造することができる。
分を加温、混合、撹拌して溶解あるいは均一に分散させ
て液剤を調製した後、この液剤をエアゾール容器に噴射
剤と共に充填することにより製造することができる。
【0009】
【発明の効果】以上の組成のエアゾール剤にすることに
より、エアゾール剤噴射時に原液がシャーベット状とな
り、単にアルコールや噴射剤を噴射したとき以上の冷却
効果が得られ、さらにメントールとカンフルを特定の比
率で配合することにより特異的な鎮痒効果効果が得られ
る。従って、本発明により、虫刺されによる即時反応の
痒みや水虫の痒みを即時的かつ持続的に和らげるエアゾ
ール剤を提供することが可能となった。
より、エアゾール剤噴射時に原液がシャーベット状とな
り、単にアルコールや噴射剤を噴射したとき以上の冷却
効果が得られ、さらにメントールとカンフルを特定の比
率で配合することにより特異的な鎮痒効果効果が得られ
る。従って、本発明により、虫刺されによる即時反応の
痒みや水虫の痒みを即時的かつ持続的に和らげるエアゾ
ール剤を提供することが可能となった。
【0010】
【実施例】以下、実施例及び試験例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。 実施例1原液 成分 配合量(g) リドカイン 0.6 ジフェンヒドラミン 0.3 メントール 0.6 カンフル 0.6 ニッコールTS−10[ホ゜リオキシエチレン(20)ソルヒ゛タン モノステアレートの商品名] 0.9 ニッコールTS−30[ホ゜リオキシエチレン(20)ソルヒ゛タン トリステアレートの商品名] 0.6 ニッコールSS−10[ソルヒ゛タンモノステアレートの商品名] 0.9 エチルアルコール 10.5 精製水 全30ml 噴射剤 ジメチルエーテル 70ml 原液の各成分を加温、混合、撹拌して均一にし原液を調
製した後、この原液をエアゾール容器に噴射剤と共に充
填し、エアゾール剤を製造した。
更に詳細に説明する。 実施例1原液 成分 配合量(g) リドカイン 0.6 ジフェンヒドラミン 0.3 メントール 0.6 カンフル 0.6 ニッコールTS−10[ホ゜リオキシエチレン(20)ソルヒ゛タン モノステアレートの商品名] 0.9 ニッコールTS−30[ホ゜リオキシエチレン(20)ソルヒ゛タン トリステアレートの商品名] 0.6 ニッコールSS−10[ソルヒ゛タンモノステアレートの商品名] 0.9 エチルアルコール 10.5 精製水 全30ml 噴射剤 ジメチルエーテル 70ml 原液の各成分を加温、混合、撹拌して均一にし原液を調
製した後、この原液をエアゾール容器に噴射剤と共に充
填し、エアゾール剤を製造した。
【0011】実施例2,3及び比較例1〜3 表1に示す処方を用い、実施例1と同様の方法でエアゾ
ール剤を製造した。 比較例4 表1に示す処方を用いて原液を調製し、そのまま液剤と
して用いた。
ール剤を製造した。 比較例4 表1に示す処方を用いて原液を調製し、そのまま液剤と
して用いた。
【0012】
【表1】
【0013】試験例 (試験方法) 手の甲に直径5mmの穴を開けたゴム手袋を着用し、
ヒトスジシマカの入ったゲージに手を差し込む。 蚊1匹に吸血させる。 充分に吸血したら手を抜き、ゴム手袋を外す。 痒みの程度が耐えがたくなったら検体(実施例2,3
及び比較例1〜3で製造したエアゾール剤)を適量(3
cmの距離から1〜3秒)塗布する。また、比較例4で
製造した液剤は適量を塗布する。 塗布直後から、1分ごとに痒みの程度を自己判定(表
2参照)する。コントロールは痒みの程度が耐えられな
くなった時を0分とし、何も処置しない。
ヒトスジシマカの入ったゲージに手を差し込む。 蚊1匹に吸血させる。 充分に吸血したら手を抜き、ゴム手袋を外す。 痒みの程度が耐えがたくなったら検体(実施例2,3
及び比較例1〜3で製造したエアゾール剤)を適量(3
cmの距離から1〜3秒)塗布する。また、比較例4で
製造した液剤は適量を塗布する。 塗布直後から、1分ごとに痒みの程度を自己判定(表
2参照)する。コントロールは痒みの程度が耐えられな
くなった時を0分とし、何も処置しない。
【0014】
【表2】
【0015】(結果)結果を被検者5人の平均値として
図1及び図2に示す。実施例2及び3で調製した本発明
のエアゾール剤では、痒みスコアのピークが1以下、す
なわちほとんど痒くない状態であり、生活者にとって有
効な痒み抑制効果が得られることがわかった。
図1及び図2に示す。実施例2及び3で調製した本発明
のエアゾール剤では、痒みスコアのピークが1以下、す
なわちほとんど痒くない状態であり、生活者にとって有
効な痒み抑制効果が得られることがわかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアゾール剤及び比較例4の液剤の鎮
痒効果を示す図で、縦軸は痒みスコア、横軸は時間
(分)を表す。
痒効果を示す図で、縦軸は痒みスコア、横軸は時間
(分)を表す。
【図2】本発明のエアゾール剤と比較するエアゾール剤
の鎮痒効果を示す図で、縦軸は痒みスコア、横軸は時間
(分)を表す。
の鎮痒効果を示す図で、縦軸は痒みスコア、横軸は時間
(分)を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(A61K 31/045 31:125) (72)発明者 木村 文紀 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 加藤 恵子 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 水と低級アルコールとの混合溶媒に、次
の(A)〜(C)の成分を配合した原液及び噴射剤から
なるエアゾール剤。 (A)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類
及びソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選ばれ
る界面活性剤1種または2種以上 (B)メントール0.5〜8重量% (C)メントール1重量部に対して1〜0.5重量部の
カンフル - 【請求項2】 噴射剤がジメチルエーテル含有量80重
量%以上で構成される請求項1記載のエアゾール剤。 - 【請求項3】 噴射剤の配合量が製剤全体の50〜70
重量%である請求項1または2記載のエアゾール剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206774A JPH09110677A (ja) | 1995-08-10 | 1996-08-06 | エアゾール剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-204799 | 1995-08-10 | ||
| JP20479995 | 1995-08-10 | ||
| JP8206774A JPH09110677A (ja) | 1995-08-10 | 1996-08-06 | エアゾール剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09110677A true JPH09110677A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=26514675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8206774A Pending JPH09110677A (ja) | 1995-08-10 | 1996-08-06 | エアゾール剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09110677A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998056350A1 (en) * | 1997-06-13 | 1998-12-17 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Aerosols |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP8206774A patent/JPH09110677A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998056350A1 (en) * | 1997-06-13 | 1998-12-17 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Aerosols |
| AU729680B2 (en) * | 1997-06-13 | 2001-02-08 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Aerosol preparation |
| US6231835B1 (en) | 1997-06-13 | 2001-05-15 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Aerosol preparation for skin cooling |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040818 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050712 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060407 |