JPH09111276A - 炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェネート及び炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩を含む潤滑油 - Google Patents
炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェネート及び炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩を含む潤滑油Info
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- JPH09111276A JPH09111276A JP25887895A JP25887895A JPH09111276A JP H09111276 A JPH09111276 A JP H09111276A JP 25887895 A JP25887895 A JP 25887895A JP 25887895 A JP25887895 A JP 25887895A JP H09111276 A JPH09111276 A JP H09111276A
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Abstract
トを基にした、良好な防錆剤及び煤分散性を有する潤滑
油清浄剤を与える。 【解決手段】 (a)主成分量の潤滑粘度の油;(b)
少量の炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェネート;及び
(c)少量の炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸
塩;からなり、ここに該フェネートにより与えられる全
塩基当量は、該フェネートと該スルホン酸塩によって与
えられる全塩基当量の85%より多い、潤滑油組成物。
Description
び良好な防錆性を有するフェネート含有潤滑油に関す
る。
は、油溜めへ戻る油流量の低下、油溜め中の油のゲル
化、或はフィルターの目詰まりなど、全て、重要なベア
リングやピストンのような油冷部品への油の流れを低下
する結果になるようなことが起きる結果として、ディー
ゼルエンジンにひどい損傷を起こすことがある。
ーターである。防錆性が悪いと、バルブフィルターを固
着させてエンジンの作動を損なう結果になることがあ
る。
酸塩化(carbonated )カルシウムアルキルフェネート
は、強力(heavy duty)ディーゼルクランクケースへの
用途を含めた潤滑油のための清浄剤としてよく知られて
いる。それらは、潤滑油に酸化防止性を与える点で、他
の種類の金属清浄剤、特にスルホン酸塩よりも或る長所
を有する。残念ながら、過塩基性清浄剤のような硫酸化
炭酸塩化カルシウムアルキルフェネートだけを基にした
配合物は、防錆性が欠けており、通常特別な防錆剤と一
緒に配合されている。これらの防錆剤は配合物のコスト
を増大し、時には潤滑油配合物中の他の添加剤と相溶性
問題を起こすことがある。
と、炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩との或
る組合せが、良好な煤分散性及び良好な防錆性の両方を
与えることが発見された。
は、ジアルキルチオ燐酸塩と組合せて塩基性スルホン酸
塩又は塩基性フェネートを用いたディーゼル潤滑油が教
示されている。スルホン酸塩及びフェネートは、二者択
一のものとして用いられており、混合物ではない。
は、塩基性化合物(過塩基性金属スルホン酸塩、フェネ
ート、又はそれらの混合物)と燐含有材料との反応生成
物を用いたディーゼル潤滑油が教示されている。フェネ
ートとスルホン酸塩との混合物は、その明細書中には論
じられておらず、実施例にも記載されていない。
は、カルボン酸系分散剤、スルホン酸又はカルボン酸の
塩、ジチオ燐酸、及びカルボン酸エステル誘導体を用い
たディーゼル潤滑油が教示されている。それは、硫酸、
燐酸、カルボン酸、フェノール、又はそれらの混合物の
塩を含んでいてもよい。好ましい塩はアルキル化ベンゼ
ンスルホン酸の塩である。
は、過塩基性フェネートと、過塩基性アルキルアリール
スルホン酸塩との混合物が教示されている。そのスルホ
ン酸塩は少なくとも一つの長鎖アルキル基(40より多
くの炭素原子)を有する。その塩基の85%までがフェ
ネートに起因させることができる。
な、米国特許第5,202,036号明細書には、カル
ボン酸系分散剤及び酸性有機化合物の塩を用いたディー
ゼル潤滑油が教示されている。塩は、硫酸、燐酸、カル
ボン酸、フェノール、又はそれらの混合物の塩にするこ
とができる。好ましい塩は、アルキル化ベンゼンスルホ
ン酸の塩である。
は、ジチオ燐酸亜鉛、酸化防止剤、過塩基性金属硫酸化
フェネート、及び金属アルキル芳香族スルホン酸塩を用
いたディーゼル潤滑油が教示されている。好ましくはフ
ェネートがフェネート/スルホン酸塩の50重量%〜8
0重量%を占めるが、スルホン酸塩は過塩基化されてい
ない。
jor amount)の潤滑油粘度の油、少量(minor amount)
の炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェネート及び少量(mi
nor amount)の炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン
酸塩を含む潤滑油組成物を与える。
えられる全塩基当量(total base equivalent)がフェネ
ート及びスルホン酸塩によって与えられる全塩基当量の
85%よりも大きい時、その組成物の煤分散性が優れて
いると言う発見に基づいている。フェネートによって与
えられる全塩基当量は、フェネートとスルホン酸塩によ
って与えられる全塩基当量の少なくとも90%であるの
が好ましい。
極めて塩基性で、175〜300の全塩基価(total bas
e number)(TBN)及び1.1:1〜4:1の金属対ア
ルキルフェネートの塩基比(base ratio)を有するのが好
ましい。全金属塩基(total metallic base)に対する炭
酸塩のモル比は、少なくとも0.4:1、好ましくは
0.5:1〜0.75:1である。分子のアルキルフェ
ネート部分はモノアルキルフェノールから誘導され、そ
のアルキル基は約9〜28個の炭素原子を有する。
ルスルホン酸塩は、少なくとも175、最も好ましくは
300〜400の全塩基価、及び少なくとも8:1、最
も好ましくは11:1〜35:1の金属対スルホン酸塩
の塩基比を有する炭酸塩化スルホン酸マグネシウムであ
る。
000〜約2700の数平均分子量(Mn)及び約1〜
約5の重量平均分子量(Mw)/Mn比を有するポリオ
レフィンから誘導されたアルケニル又はアルキル置換コ
ハク酸無水物と、(2)1分子当たり4個より大きな窒
素原子を有するポリアルキレンポリアミンとのスクシン
イミド反応生成物から誘導された、独特の種類の変性ポ
リアミノアルケニル又はアルキルスクシンイミド化合物
を含む。本発明の変性スクシンイミドは、そのスクシン
イミド反応生成物を環式カーボネートで後処理すること
により得られる。
炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩、及びスク
シンイミド分散剤を、炭酸塩化されていない金属スルホ
ン酸塩、酸化防止剤、粘度指数改良剤、及びジチオ燐酸
亜鉛と組合せて用いることができる。
参照して述べる。図面は例としてのみ与えられており、
本発明を限定するものと見做すべきではない。
滑油粘度の油、少量の炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェ
ネート及び少量の炭酸塩化金属アルキルアリールスルホ
ン酸塩を含む潤滑油組成物を包含する。
えられる全塩基当量がフェネート及びスルホン酸塩によ
って与えられる全塩基当量の85%よりも大きい時、優
れた煤分散性の結果が得られると言う発見に基づいてい
る。フェネートによって与えられる全塩基当量は、フェ
ネートとスルホン酸塩によって与えられる全塩基当量の
少なくとも90%であるのが好ましい。
滑粘度の鉱油又は合成油でもよく、内燃機関のクランク
ケースで用いるのに適しているのが好ましい。潤滑油
は、合成又は天然原料から誘導することができる。本発
明の基礎油として用いられる鉱油には、パラフィン系、
ナフテン系、及び通常潤滑油組成物中に用いられる他の
油が含まれる。合成油には、炭化水素合成油及び合成エ
ステルの両方が含まれる。有用な合成炭化水素油には、
適当な粘度を有するαオレフィンの液体重合体が含まれ
る。特に有用なものは、1−デセントリマーのようなC
6 〜C12αオレフィンの水素化液体オリゴマーである。
同様に、ジドデシルベンゼンのような適切な粘度のアル
キルアリールを用いることができる。有用な合成エステ
ルには、モノヒドロキシアルカノール及びポリオールと
同様、モノカルボン酸及びポリカルボン酸の両方のエス
テルが含まれる。典型的な例は、アジピン酸ジドデシ
ル、テトラカプロン酸ペンタエリトリトール、アジピン
酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジラウリル等で
ある。モノ及びジカルボン酸、及びモノ及びジヒドロキ
シアルカノールの混合物から製造された複雑なエステル
も用いることができる。
る。例えば、10〜25重量%の水素化1−デセントリ
マーと、75〜90重量%の150SUS(100°
F)鉱油との混合物は、優れた潤滑基礎油を与える。
ン油を取扱かっているが、本発明は、同様にガソリン駆
動エンジン、及びクランクケース潤滑系を有する一般的
種類の内燃機関に対しても適用することができる。
極めて塩基性で、少なくとも175、最も好ましくは1
75〜300の全塩基価及び少なくとも1.1:1、最
も好ましくは1.5:1〜4:1の金属対アルキルフェ
ネートの塩基比を有する。全金属塩基に対する炭酸塩の
モル比は、少なくとも0.4:1、好ましくは0.5:
1〜0.75:1である。分子のアルキルフェネート部
分はモノアルキルフェノールから誘導され、そのアルキ
ル基は約9〜28個の炭素原子を有する。好ましい金属
はカルシウムである。アルキル基は分岐鎖或は直鎖或は
それらの混合物でもよい。そのような炭酸塩化硫酸化金
属アルキルフェネートは、「塩基性硫酸化金属フェネー
トのための方法」(Process for Basic SulfurizedMetal
Phenates)と題するウォールターW.ハンネマン(Walt
er W. Hanneman)による米国特許第3,178,368
号明細書(これは全ての目的のために参考のためここに
入れてある)に記載されている。
塩 好ましくは、炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸
塩も極めて塩基性であり、少なくとも175、最も好ま
しくは300〜400の全塩基価、少なくとも8:1、
最も好ましくは11:1〜35:1の金属対スルホン酸
塩の塩基比を有する。これらのスルホン酸塩は、基礎重
油中に存在する天然産の芳香族をスルホネート化する
か、又はアルキル化芳香族をスルホネート化することに
より誘導することができる。そのような炭酸塩化金属ア
ルキルアリールスルホン酸塩は、「過塩基化スルホン酸
カルシウムの製造方法」(Methods for Preparing Overb
asedCalcium Sulfonates)と題するT.C.ジョー(Ja
o)による米国特許第5,132,033号明細書(こ
れは全ての目的のために参考のためここに入れてある)
に記載されている。
であるのが好ましい。なぜなら、スルホン酸マグネシウ
ムはシーケンス(Sequence)IID錆試験で優れた性能を与
え、硫酸塩化灰分1重量%当たり一層大きな全塩基価を
与えるからである。
クシンイミド 本発明で有用な変性ポリアミノアルケニル又はアルキル
スクシンイミドは、ポリアミノアルケニル又はアルキル
スクシンイミドを環式カーボネートで後処理することに
より製造される。ポリアミノアルケニル又はアルキルス
クシンイミドは、アルケニル又はアルキルコハク酸無水
物とポリアミンとの反応により製造されるのが典型的で
ある。
多くの文献に記載されており、当分野でよく知られてい
る。スクシンイミドの或る基本的な種類、及び技術用語
「スクシンイミド」に含まれる関連した物質は、米国特
許第2,992,708号、第3,018,291号、
第3,024,237号、第3,100,673号、第
3,219,666号、第3,172,892号、及び
第3,272,746号明細書(それらの記載は参考の
ためここに入れてある)に教示されている。用語「スク
シンイミド」は、当分野ではアミド、イミド、及び同じ
くこの反応によって形成されるアミジン物質の多くを含
むものと理解されている。しかし、主たる生成物はスク
シンイミドであり、この用語は一般にアルケニル又はア
ルキル置換コハク酸又はその無水物とポリアミンとの反
応生成物を意味するものとして受け取られている。
ケニル又はアルキル置換コハク酸無水物を製造するため
の熱的方法は当分野で報告されている。この熱的方法
は、ポリオレフィンと無水マレイン酸との熱反応を特徴
とする。別法として、アルケニル又はアルキル置換コハ
ク酸無水物は、米国特許第4,388,471号及び第
4,450,281号明細書(それらは参考のためここ
に入れてある)に記載されているようにして製造するこ
とができる。アルケニル又はアルキル置換コハク酸無水
物の製造の別の例は、米国特許第3,018,250号
及び第3,024,195号明細書(それらは参考のた
めここに入れてある)に教示されている。
ク酸無水物反応物は、約2000〜約2700のMn及
び約1〜約5のMw/Mn比を有するポリオレフィンか
ら誘導される。好ましい態様として、スクシンイミドの
アルケニル又はアルキル基は、約2100〜約2400
のMn値を有する。
フィン重合体には、主成分量のC2〜C5 モノオレフィ
ン、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブ
チレン、及びペンテンを含む重合体が含まれる。それら
重合体は、ポリイソブチレンのような単独重合体の外、
エチレン及びプロピレン、ブチレン、及びイソブチレン
等の共重合体のような二種類以上のそのようなオレフィ
ンの共重合体でもよい。他の共重合体には、共重合体単
量体の少量、例えば1〜20モル%がC4 〜C 8 ジオレ
フィンである共重合体、例えば、イソブチレンとブタジ
エンとの共重合体、又はエチレン、プロピレン、及び
1,4−ヘキサジエンの共重合体等が含まれる。
ましい種類のオレフィン重合体は、1−ブテン、2−ブ
テン、及びイソブテンの一種類以上の重合により製造さ
れたポリブテンからなる。特に望ましいものは、イソブ
テンから誘導された単位を実質的な割合で含むポリブテ
ンである。ポリブテンは少量のブタジエンを含んでいて
もよく、それは重合体中に配合されても、配合されてい
なくてもよい。これらのポリブテンは、当業者によく知
られた容易に入手できる市販材料である。それらについ
ての記載は、例えば、米国特許第3,215,707
号、第3,231,587号、第3,515,669
号、第3,579,450号、及び第3,912,76
4号明細書の外、米国特許第4,152,499号、及
び第4,605,808号明細書に見出すことができ
る。これらの文献は、適当なポリブテンについての記述
を参考にするためここに入れてある。
第5,112,507号明細書(これは参考のためここ
に入れてある)に教示されているもののようなポリアル
キレン基とコハク酸基が交互になった共重合体も含まれ
る。
スクシンイミドを製造するために、アルケニル又はアル
キルコハク酸無水物と反応させるポリアミンは、一般に
ポリアルキレンポリアミンである。ポリアルキレンポリ
アミンは、4.0より大きく、最大約12までの平均窒
素原子対分子比を有するのが好ましい。最も好ましく
は、約5〜約7の平均窒素原子対分子比を有するポリア
ミンである。
4〜約40個の炭素原子を有し、アルキレン1単位当た
り2〜3個の炭素原子を有するのが好ましい。ポリアミ
ンは、約1:1〜約10:1の炭素対窒素比を有するの
が好ましい。
は、シジェウィック(Sidgewick)の「窒素の有機化学」
(The Organic Chemistry of Nitrogen)〔1966年、
オックスフォード、カレンドン・プレス(Clarendon Pr
ess)〕;ノラー(Noller)の「有機化合物の化学」(Chemi
stry of Organic Compounds)第2版〔1957年、フィ
ラデルフィア、サウンダーズ(Saunders)〕;及びカーク
・オスマー(Kirk-Othmer)の「エンサイクロペディア・
オブ・ケミカル・テクノロジー」第2版、特に第2巻、
第99頁〜第116頁;に詳細に記述されている。
ンイミドを製造するためのアルケニル又はアルキルコハ
ク酸無水物とポリアミンとの反応は、当分野でよく知ら
れており、米国特許第2,992,708号、第3,0
18,291号、第3,024,237号、第3,10
0,673号、第3,219,666号、第3,17
2,892号、及び第3,272,746号明細書に記
載されている。これらの文献は、アルケニル又はアルキ
ルスクシンイミドの製造についてのそれらの記載を参考
にするためここに入れてある。
アルケニル又はアルキルコハク酸無水物に対するポリア
ミドの適当なモル数は、約0.35:1〜約0.6:1
であるが、約0.4:1〜約0.5:1であるのが好ま
しい。ここで用いる用語「アルケニル又はアルキルコハ
ク酸無水物に対するポリアミンのモル数」とは、コハク
酸無水物反応物中のコハク酸基のモル数に対するポリア
ミンのモル数の比を意味する。
ンイミドの環式カーボネートによる後処理 上述のようにして形成したポリアミノアルケニル又はア
ルキルスクシンイミドを、次に環式カーボネートと反応
させる。得られた変性ポリアミノアルケニルスクシンイ
ミドは、ポリアミノ部分の一つ以上の窒素原子が、ヒド
ロキシヒドロカルビルオキシカルボニル、ヒドロキシポ
リ(オキシアルキレン)オキシカルボニル、ヒドロキシ
アルキレン、ヒドロキシアルキレンポリ(オキシアルキ
レン)、又はそれらの混合物で置換されている。
ンイミドと、環式カーボネートとの反応は、ポリアミノ
アルケニル又はアルキルスクシンイミドと環式カーボネ
ートとの反応を起こすのに充分な温度で行われる。特
に、約20℃〜約250℃の反応温度が好ましく、約1
00℃〜200℃の温度が一層好ましく、150℃〜1
80℃の温度が最も好ましい。
合アルケニル又はアルキルスクシンイミドと、環式カー
ボネートとの両方を適当な比率で、それだけで、又は触
媒(例えば、酸性、塩基性、又はルイス酸触媒)を入れ
て一緒にし、次に反応温度で撹拌する。適当な触媒の例
には、例えば、燐酸、三フッ化硼素、アルキル又はアリ
ールスルホン酸、アルカリ又はアルカリ土類炭酸塩が含
まれる。
よい。例えば、反応物を、トルエン、キシレン、油等の
ような溶媒中で一緒にし、次に反応温度で撹拌してもよ
い。反応が完了した後、揮発性成分を除去してもよい。
希釈剤を用いた場合、それは反応物及び形成される生成
物に対し不活性であるのが好ましく、一般に充分な撹拌
を行うのに充分な量で用いられる。
するための一般的方法は、米国特許第3,089,85
0号、第3,102,096号、第3,293,181
号、及び第3,489,682号明細書(これらは、全
ての目的のために参考のため全てここに入れてある)に
記載されている。ジチオ燐酸亜鉛の100%が第二アル
コールから誘導されるのが好ましい。ジチオ燐酸亜鉛
は、一層よい酸化安定性及び改良された耐摩耗性を与え
る手段であると考えられる。
酸と反応させることができる金属化合物の例には、酸化
亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸亜鉛、及び亜鉛プロピレートが
含まれる。
成物1kg当たり亜鉛3〜30、好ましくは10〜20
mM(ミリモル)の範囲にある。この範囲の理由は、1
0mM/kgより少ないと連続バルブ摩耗性能を損なう
結果になり易く、20mM/kgより大きいと、触媒転
化器の燐被毒の問題を起こすことにある。
化防止剤、極圧添加剤、摩擦低下剤、防錆剤、発泡防止
剤、腐食防止剤、金属不活性化剤、流動点降下剤、老化
防止剤、摩耗防止剤、粘度指数改良剤、付着防止剤、及
び種々の他のよく知られた添加剤が含まれる。
を記載する次の実施例により更に例示する。それら実施
例は本発明を例示するために与えられており、本発明を
限定するものではない。
ジン油を取扱っているが、本発明は、ガソリン駆動エン
ジン、及びクランクケース潤滑系を有する一般的種類の
内燃機関に対しても同様に適用することができる。
TBN油として混合した。従来の商業的油は0.25〜
0.75重量%の防錆剤を含んでいるが、下に記載の例
では、本発明の利点を例示するため防錆剤を用いずに配
合した。
油として混合した。但し硫酸化炭酸塩化金属フェネート
の一部分を、炭酸塩化アルキルスルホン酸マグネシウム
で置き換え、下に記載するように、炭酸塩化清浄剤によ
って与えられる全塩基当量の10%がスルホン酸マグネ
シウムによるものであるようにした。
合した。但し硫酸化炭酸塩化金属フェネートと、炭酸塩
化アルキルスルホン酸マグネシウムとの相対的量を次の
ように変えた。
試験で評価した。この試験は、煤含有による粘度上昇を
抑制する油の能力を決定するための迅速な方法を与える
ものである。この試験では、カーボンブラックを最終油
に添加した。混合物を充分混合し、真空炉中で脱ガスし
た。油の粘度を、カーボンブラックを添加する前及び後
に100℃で測定した。分散性の低い油は、その油中で
カーボンブラックが凝集することにより一層大きな粘度
増加を示す。
の信頼性をもって有意であると考えられた。結果を下の
表に要約する。
フェネートが金属塩基の85%より多くを構成する場
合、煤分散性に実質的な改良が得られることに注意され
たい。
チ試験で評価した。この試験は、クランクケース内燃機
関内の錆形成を阻止する油の能力を評価するように考え
られた試験である。この試験で、80℃に加熱した撹拌
ビーカー中に油を入れた。予め清浄にした金属片を油中
に吊るし、充分な量の希釈(0.2N)塩酸水溶液を添
加して油中に存在する全ての塩基を中和した。次にその
油・希釈酸混合物を80℃で7時間撹拌し、その時点で
撹拌を止め、金属片を取り出した。
価で使うまで乾燥器中に入れておいた。試験片をCRC
錆及びワニス等級スケールを用いて評価した。このスケ
ールでは、10が完全に奇麗な場合であり、0が100
%錆で覆われている場合である。4種類の油について試
験し、評価した。下の結果が得られた。
ると、錆等級が改良されることによって証明されるよう
に、防錆性が改良されることが分かる。
たが、特許請求の範囲及びその本質から離れることな
く、当業者によって行われる種々の変更や置き換えを本
願は含むものである。
る全塩基当量に対する、フェネートによって与えられる
全塩基当量の%が、煤分散性に与える臨界性を示す試験
データーのグラフである。
Claims (9)
- 【請求項1】 (a) 主成分量の潤滑粘度の油; (b) 少量の炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェネー
ト;及び (c) 少量の炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン
酸塩;からなり、ここに該フェネートにより与えられる
全塩基当量は、該フェネート及び該スルホン酸塩によっ
て与えられる全塩基当量の85%より多いものである、
潤滑油組成物。 - 【請求項2】 フェネートによって与えられる全塩基当
量が、フェネート及びスルホン酸塩によって与えられる
全塩基当量の少なくとも90%である、請求項1に記載
の潤滑油組成物。 - 【請求項3】 炭酸塩化硫酸化金属アルキルフェネート
が、175〜300の全塩基価を有し、1.1:1〜
4:1の金属対アルキルフェネートの塩基比を有し、
0.5:1〜0.75:1の炭酸塩対全金属塩基のモル
比を有する炭酸塩化硫酸化カルシウムアルキルフェネー
トであり、ここに該アルキル基は約9〜28個の炭素原
子を有するものである、請求項1に記載の潤滑油組成
物。 - 【請求項4】 炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン
酸塩が、300〜400の全塩基価、11:1〜35:
1の金属対スルホン酸塩の塩基比を有する炭酸塩化アル
キルアリールスルホン酸マグネシウムである、請求項1
に記載の潤滑油組成物。 - 【請求項5】 スクシンイミドが、 (a) 2000〜2700のMn及び1〜5のMw/
Mn比を有するポリオレフィンから誘導されたアルケニ
ル又はアルキル置換コハク酸無水物と、 (b) 4.0より大きな平均窒素原子対分子比を有す
るポリアルキレンポリアミン、との反応生成物からな
り、その反応生成物が環式カーボネートで後処理されて
いる、ポリアミノアルケニル又はアルキルスクシンイミ
ドを更に少量含む、請求項1に記載の潤滑油組成物。 - 【請求項6】 無水コハク酸に対するポリアミンのモル
比(ポリアミン対無水コハク酸)が0.35:1〜0.
6:1であり、反応生成物中塩基性アミン窒素に対する
環式カーボネートのモル比(環式カーボネート対塩基性
アミン窒素)が1.5:1〜4:1である、請求項5に
記載の潤滑油組成物。 - 【請求項7】 ポリオレフィンが2100〜2400の
Mnを有する、請求項5に記載の潤滑油組成物。 - 【請求項8】 ポリアルキレンポリアミンが5〜7の平
均窒素原子対分子比を有する、請求項5に記載の潤滑油
組成物。 - 【請求項9】 (a) 主成分量の潤滑粘度の油; (b) 少量の炭酸塩化硫酸化カルシウムアルキルフェ
ネート; (c) 少量の炭酸塩化マグネシウムアルキルアリール
スルホネートであって、前記フェネートにより与えられ
る全塩基当量が、前記フェネート及び該スルホネートに
よって与えられる全塩基当量の85%より多い炭酸塩化
マグネシウムアルキルアリールスルホネート; (d) 少量の、炭酸塩化されていない金属アルキルア
リールスルホン酸塩; (e) 少量のポリアミノアルケニル又はアルキルスク
シンイミドで、該スクシンイミドの量が乾燥重合体を基
にして約3重量%より少なく、然も、該スクシンイミド
が、(i) 21 00〜24 00のMn及び1〜5のM
w/Mn比を有する、ポリイソブテンから誘導されたア
ルケニル又はアルキル置換コハク酸無水物と、(ii)
4より大きな平均窒素原子対分子比を有するポリアルキ
レンポリアミン、との、ポリアミン対無水コハク酸のモ
ル比が0.4:1〜0.5:1である反応生成物からな
り、然も、該反応生成物が、そのスクシンイミド反応生
成物中の塩基性アミン窒素に対するエチレンカーボネー
トのモル比(エチレンカーボネート対塩基性アミン窒
素)が2:1〜3:1になるようなモル比でエチレンカ
ーボネートで後処理された、ポリアミノアルケニル又は
アルキルスクシンイミド; (f) 少量の酸化防止剤; (g) 少量の粘度指数改良剤;及び (h) 少量のジチオ燐酸亜鉛;からなる潤滑油組成
物。
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| JP25887895A JP4625149B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 炭酸塩化硫化金属アルキルフェネート及び炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩を含む潤滑油 |
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| JP25887895A JP4625149B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 炭酸塩化硫化金属アルキルフェネート及び炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩を含む潤滑油 |
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| JPH09111276A true JPH09111276A (ja) | 1997-04-28 |
| JP4625149B2 JP4625149B2 (ja) | 2011-02-02 |
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ID=17326292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP25887895A Expired - Lifetime JP4625149B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 炭酸塩化硫化金属アルキルフェネート及び炭酸塩化金属アルキルアリールスルホン酸塩を含む潤滑油 |
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| JP (1) | JP4625149B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25887895A patent/JP4625149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP4625149B2 (ja) | 2011-02-02 |
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