JPH09111283A - 揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置 - Google Patents
揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置Info
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- JPH09111283A JPH09111283A JP7269987A JP26998795A JPH09111283A JP H09111283 A JPH09111283 A JP H09111283A JP 7269987 A JP7269987 A JP 7269987A JP 26998795 A JP26998795 A JP 26998795A JP H09111283 A JPH09111283 A JP H09111283A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 揮発性液体を移し替える場合にこぼれ落ちる
ことを防止する。また、揮発性液体の全量の移し替えを
可能にする。さらに、余分な廃棄物を減らす。 【解決手段】 染み込んだ液体を表面から蒸散させる多
孔性容器3と、多孔性容器3に設けられた注水口4とを
備え、多孔性容器3内に揮発性物封入体2を収容すると
共に注水口4より多孔性容器3内に水を注ぎ込むことで
揮発性物封入体2の中身である香料等を漏出させて多孔
性容器3に染み込ませる。揮発性物封入体2は、水溶性
被覆材に香料を封じ込め、使用時に水に接触させること
で水溶性被覆材を溶かして香料を漏出させる。また、揮
発性液体に代えて粉末を水溶性被覆材に粉末を封じ込
め、粉末封入体とすることもできる。
ことを防止する。また、揮発性液体の全量の移し替えを
可能にする。さらに、余分な廃棄物を減らす。 【解決手段】 染み込んだ液体を表面から蒸散させる多
孔性容器3と、多孔性容器3に設けられた注水口4とを
備え、多孔性容器3内に揮発性物封入体2を収容すると
共に注水口4より多孔性容器3内に水を注ぎ込むことで
揮発性物封入体2の中身である香料等を漏出させて多孔
性容器3に染み込ませる。揮発性物封入体2は、水溶性
被覆材に香料を封じ込め、使用時に水に接触させること
で水溶性被覆材を溶かして香料を漏出させる。また、揮
発性液体に代えて粉末を水溶性被覆材に粉末を封じ込
め、粉末封入体とすることもできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香剤または消臭
剤等の揮発性液体あるいは粉末を密封する揮発性物封入
体及びこの揮発性物封入体を使用する揮発装置に関する
ものである。
剤等の揮発性液体あるいは粉末を密封する揮発性物封入
体及びこの揮発性物封入体を使用する揮発装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用芳香剤置物として、素焼き陶器の
容器に揮発性香料を染み込ませて使用するものがある。
従来、この種の芳香剤置物に使用される香料は、ラミネ
ートフィルムより成る袋に入れられて密封されており、
使用前の香料の蒸散を防止していた。したがって、芳香
剤置物を使用する場合には、先ず、ラミネート袋の端に
切り込みを入れて当該袋を開封し、中身の香料を容器の
背面等に設けられた孔から当該容器内に注ぎ込んで移し
替えを行っていた。素焼き陶器は多孔性であり、注ぎ込
まれた香料は容器に染み込み、容器の表面から空気の流
れに合わせて徐々に蒸散し芳香を放す。
容器に揮発性香料を染み込ませて使用するものがある。
従来、この種の芳香剤置物に使用される香料は、ラミネ
ートフィルムより成る袋に入れられて密封されており、
使用前の香料の蒸散を防止していた。したがって、芳香
剤置物を使用する場合には、先ず、ラミネート袋の端に
切り込みを入れて当該袋を開封し、中身の香料を容器の
背面等に設けられた孔から当該容器内に注ぎ込んで移し
替えを行っていた。素焼き陶器は多孔性であり、注ぎ込
まれた香料は容器に染み込み、容器の表面から空気の流
れに合わせて徐々に蒸散し芳香を放す。
【0003】また、使用前の香料を密封する方法として
は、アンプル状の樹脂製小瓶を使用する場合もある。樹
脂製小瓶は柔らかく潰して容積を変化させることができ
るので、スポイトとして機能させながら中身の香料を容
器内に移し替えることができる。
は、アンプル状の樹脂製小瓶を使用する場合もある。樹
脂製小瓶は柔らかく潰して容積を変化させることができ
るので、スポイトとして機能させながら中身の香料を容
器内に移し替えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラミネ
ート袋を開封する作業は当該ラミネート袋を掴みながら
行われるため、中身の香料に圧力が作用してこの袋を開
封した途端に香料をこぼしてしまうことがあった。ま
た、ラミネート袋は柔らかくて同一形状を維持し難いの
で、香料を容器内に移し替える場合に香料をこぼして手
や衣服などを汚してしまうことがあった。香料の付着は
一度に強い香りを発散させることとなるため不快感を与
えるなど好ましくない。さらに、香料の粘性でラミネー
ト袋内に香料の一部が残ってしまい、全ての香料を容器
内に移し替えて無駄なく使用するのは困難である。そし
て、この残り量を減らすためには、ラミネート袋を絞り
ながら香料の移し替えを行う必要があり、この場合に
は、容器の孔からラミネート袋の開封位置がずれ易く香
料をこぼしてしまうことがあった。
ート袋を開封する作業は当該ラミネート袋を掴みながら
行われるため、中身の香料に圧力が作用してこの袋を開
封した途端に香料をこぼしてしまうことがあった。ま
た、ラミネート袋は柔らかくて同一形状を維持し難いの
で、香料を容器内に移し替える場合に香料をこぼして手
や衣服などを汚してしまうことがあった。香料の付着は
一度に強い香りを発散させることとなるため不快感を与
えるなど好ましくない。さらに、香料の粘性でラミネー
ト袋内に香料の一部が残ってしまい、全ての香料を容器
内に移し替えて無駄なく使用するのは困難である。そし
て、この残り量を減らすためには、ラミネート袋を絞り
ながら香料の移し替えを行う必要があり、この場合に
は、容器の孔からラミネート袋の開封位置がずれ易く香
料をこぼしてしまうことがあった。
【0005】また、香料の密封に小瓶を使用した場合に
は、小瓶のコストが付加されてコスト上昇を招いてしま
う。また、小瓶は使い捨てるものなので、余分な廃棄物
が増えて環境上好ましくない。さらに、小瓶の蓋を捻っ
て取り外す作業は当該小瓶を掴みながら行われるので蓋
を外した途端に香料がこぼれることがある点や、香料の
粘性で全量の香料を無駄なく使い切ることができない点
は上述のラミネート袋を使用した場合と同じである。
は、小瓶のコストが付加されてコスト上昇を招いてしま
う。また、小瓶は使い捨てるものなので、余分な廃棄物
が増えて環境上好ましくない。さらに、小瓶の蓋を捻っ
て取り外す作業は当該小瓶を掴みながら行われるので蓋
を外した途端に香料がこぼれることがある点や、香料の
粘性で全量の香料を無駄なく使い切ることができない点
は上述のラミネート袋を使用した場合と同じである。
【0006】一方、香料や防臭剤等の揮発性液体や粉末
を予め所定の場所に設置しておき、所定のタイミングで
蒸散させることがことができたら便利である。
を予め所定の場所に設置しておき、所定のタイミングで
蒸散させることがことができたら便利である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、揮発性液体や
粉末などの揮発性物を移し替える場合にこぼれ落ちるこ
とを防止すると共に、揮発性物の全てを有効に使用する
ことができ、また、余分な廃棄物を減らすことが可能な
揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置を提供する
ことを目的とする。
粉末などの揮発性物を移し替える場合にこぼれ落ちるこ
とを防止すると共に、揮発性物の全てを有効に使用する
ことができ、また、余分な廃棄物を減らすことが可能な
揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】かかる目的を達成するために請求項1に係
る揮発性物封入体は、水溶性被覆材に揮発性液体あるい
は粉末を封じ込め、使用時に水に接触させることで水溶
性被覆材を溶かして揮発性液体あるいは粉末を漏出させ
るように構成したものである。
る揮発性物封入体は、水溶性被覆材に揮発性液体あるい
は粉末を封じ込め、使用時に水に接触させることで水溶
性被覆材を溶かして揮発性液体あるいは粉末を漏出させ
るように構成したものである。
【0009】したがって、揮発性物封入体を目的の場所
に置いた状態で水をかける等して水に接触させると、水
溶性被覆剤が溶け始め、中身の揮発性液体あるいは粉末
が漏出して蒸散する。
に置いた状態で水をかける等して水に接触させると、水
溶性被覆剤が溶け始め、中身の揮発性液体あるいは粉末
が漏出して蒸散する。
【0010】また、請求項2に係る揮発装置は、染み込
んだ液体を表面から蒸散させる多孔性容器と、多孔性容
器に設けられた注水口とを備え、多孔性容器内に請求項
1に記載の揮発性物封入体を収容すると共に注水口より
多孔性容器内に水を注ぎ込むことで水溶性被覆材内の揮
発性液体あるいは粉末を漏出させて多孔性容器に染み込
ませるように構成したものである。
んだ液体を表面から蒸散させる多孔性容器と、多孔性容
器に設けられた注水口とを備え、多孔性容器内に請求項
1に記載の揮発性物封入体を収容すると共に注水口より
多孔性容器内に水を注ぎ込むことで水溶性被覆材内の揮
発性液体あるいは粉末を漏出させて多孔性容器に染み込
ませるように構成したものである。
【0011】したがって、多孔性容器内に注水口から水
を注ぎ込むと、多孔性容器内の揮発性物封入体がこの水
に接触して溶け始め、中身の揮発性液体あるいは粉末が
多孔性容器内に漏れ出る。漏れ出た揮発性液体は多孔性
容器に染み込んで広がり、あるいは水に溶けてから多孔
性容器に染み込み、多孔性容器の表面から蒸散する。
を注ぎ込むと、多孔性容器内の揮発性物封入体がこの水
に接触して溶け始め、中身の揮発性液体あるいは粉末が
多孔性容器内に漏れ出る。漏れ出た揮発性液体は多孔性
容器に染み込んで広がり、あるいは水に溶けてから多孔
性容器に染み込み、多孔性容器の表面から蒸散する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1及び図2は、本発明に係る揮発性物封
入体を使用する揮発装置の実施の一形態を示し、例え
ば、揮発装置を家庭用芳香剤置物1として実施する場合
の一形態を示している。
入体を使用する揮発装置の実施の一形態を示し、例え
ば、揮発装置を家庭用芳香剤置物1として実施する場合
の一形態を示している。
【0014】家庭用芳香剤置物1は、揮発性物封入体2
を収容する多孔性容器3に注水口4を設け、この注水口
4から水9を注いだ後に設置される。多孔性容器3は、
例えば素焼きの陶器であり、染み込んだ液体をその表面
から蒸散させる。注水口4は、多孔性容器3の背面上部
に設けられている。
を収容する多孔性容器3に注水口4を設け、この注水口
4から水9を注いだ後に設置される。多孔性容器3は、
例えば素焼きの陶器であり、染み込んだ液体をその表面
から蒸散させる。注水口4は、多孔性容器3の背面上部
に設けられている。
【0015】揮発性物封入体2は、本実施の形態では揮
発性液体、例えば香料5を水溶性被覆材6に封じ込めて
いる。尚、以降においては揮発性液体封入体と呼ぶ。水
溶性被覆材6は、例えば水溶性フィルムを袋状に成形し
たものである。水溶性フィルムとしては、香料(油)5
に安定であり(耐油性、耐溶剤性に優れる)、透過性が
ないことが条件となる。さらには、ヒートシールができ
ることが望ましい。これらの条件を満たす水溶性フィル
ムの材質としては、例えばPVA(ポリビニルアルコー
ル)、ゼラチン、パオゲン、CMC(カルボキシ・メチ
ルセルロース)、アルギン酸等がある。ただし、水に対
して即時溶解が可能であること等を考慮すると、自然分
解性のあるPVAフィルムの使用が望ましい。
発性液体、例えば香料5を水溶性被覆材6に封じ込めて
いる。尚、以降においては揮発性液体封入体と呼ぶ。水
溶性被覆材6は、例えば水溶性フィルムを袋状に成形し
たものである。水溶性フィルムとしては、香料(油)5
に安定であり(耐油性、耐溶剤性に優れる)、透過性が
ないことが条件となる。さらには、ヒートシールができ
ることが望ましい。これらの条件を満たす水溶性フィル
ムの材質としては、例えばPVA(ポリビニルアルコー
ル)、ゼラチン、パオゲン、CMC(カルボキシ・メチ
ルセルロース)、アルギン酸等がある。ただし、水に対
して即時溶解が可能であること等を考慮すると、自然分
解性のあるPVAフィルムの使用が望ましい。
【0016】水溶性フィルムとしてPVAフィルムを使
用する場合、溶解速度、物理的外圧耐久性、加工性を考
慮すると、膜厚は20〜60μmにすることが望まし
い。膜厚が20μmよりも薄い場合には、物理的外圧耐
久性に劣り破損の可能性が比較的高く、また、加工が困
難になるからである。一方、膜厚が60μmよりも厚い
場合には、溶解して中身の香料5が漏出するまでに長時
間を要するからである。ただし、この範囲外の膜厚のP
VAフィルであっても使用することは可能である。
用する場合、溶解速度、物理的外圧耐久性、加工性を考
慮すると、膜厚は20〜60μmにすることが望まし
い。膜厚が20μmよりも薄い場合には、物理的外圧耐
久性に劣り破損の可能性が比較的高く、また、加工が困
難になるからである。一方、膜厚が60μmよりも厚い
場合には、溶解して中身の香料5が漏出するまでに長時
間を要するからである。ただし、この範囲外の膜厚のP
VAフィルであっても使用することは可能である。
【0017】また、揮発性液体・香料5としては、香料
成分などに特に限定を受けないが、使用前における水溶
性被覆材6の溶解を阻止するためにアルコール類、グリ
コール類、界面活性材類など水分を吸収しやすい素材を
配合しないことが望まれる。そして、吸水を防ぐ為に香
料5の1容量部に対して、1容量部から20容量部の疎
水性溶剤、例えばイソパラフィン或いは炭化水素類を配
合する事が望ましい。
成分などに特に限定を受けないが、使用前における水溶
性被覆材6の溶解を阻止するためにアルコール類、グリ
コール類、界面活性材類など水分を吸収しやすい素材を
配合しないことが望まれる。そして、吸水を防ぐ為に香
料5の1容量部に対して、1容量部から20容量部の疎
水性溶剤、例えばイソパラフィン或いは炭化水素類を配
合する事が望ましい。
【0018】次に、芳香剤置物1の使用方法について説
明する。
明する。
【0019】先ず、注水口4から揮発性液体封入体(香
りのオイル袋)2を多孔性容器3内に挿入する。この状
態では、香料5は水溶性フィルムに包まれており、こぼ
れることがなく、また、香料5の全量を多孔性容器3内
に入れることができる。香料5がこぼれることがないの
で、手や衣服を汚すことがない。そこで、揮発性液体封
入体2はあらかじめ多孔性容器3内に収容した状態で流
通させるようにしても良い。
りのオイル袋)2を多孔性容器3内に挿入する。この状
態では、香料5は水溶性フィルムに包まれており、こぼ
れることがなく、また、香料5の全量を多孔性容器3内
に入れることができる。香料5がこぼれることがないの
で、手や衣服を汚すことがない。そこで、揮発性液体封
入体2はあらかじめ多孔性容器3内に収容した状態で流
通させるようにしても良い。
【0020】次に、注水口4より多孔性容器3内に適量
(50cc容器の場合で約5cc)の水9を注ぎ込む。
この場合、水をこぼしても、手や衣服等が汚れることは
ない。水溶性フィルムはこの水に接触して徐々に溶け始
め、したがって、中身の香料5の全量が多孔性容器3内
に漏れ出す。漏出した香料5は多孔性容器3に染み込ん
で全体に広がり、長時間にわたり空気の流れに合わせて
多孔性容器3の表面から蒸散する。また、水溶性フィル
ムを溶かした水も多孔性容器3に染み込み蒸発する。
(50cc容器の場合で約5cc)の水9を注ぎ込む。
この場合、水をこぼしても、手や衣服等が汚れることは
ない。水溶性フィルムはこの水に接触して徐々に溶け始
め、したがって、中身の香料5の全量が多孔性容器3内
に漏れ出す。漏出した香料5は多孔性容器3に染み込ん
で全体に広がり、長時間にわたり空気の流れに合わせて
多孔性容器3の表面から蒸散する。また、水溶性フィル
ムを溶かした水も多孔性容器3に染み込み蒸発する。
【0021】なお、水溶性フィルムを溶かすために使用
する水9は、純水でも家庭の水道水でも良い。また、消
臭剤や色素等が入った水の容器を用意し、これをあらか
じめ多孔性容器3内に揮発性液体封入体2と共に収容し
ておいても良い。
する水9は、純水でも家庭の水道水でも良い。また、消
臭剤や色素等が入った水の容器を用意し、これをあらか
じめ多孔性容器3内に揮発性液体封入体2と共に収容し
ておいても良い。
【0022】尚、上述の形態は本発明の好適な形態の一
例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、本発明に係る揮発装置を家庭
用芳香剤置物1に適用した場合について説明したが、家
庭用芳香剤置物1以外にも揮発装置を適用することは可
能である。
例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、本発明に係る揮発装置を家庭
用芳香剤置物1に適用した場合について説明したが、家
庭用芳香剤置物1以外にも揮発装置を適用することは可
能である。
【0023】また、揮発性液体として香料5を使用した
場合について説明したが、揮発性液体としては香料5に
限るものではなく、例えば消臭剤、防臭剤、殺菌剤、防
錆剤、誘引剤、忌避剤、害虫防除剤、医薬品、香水等の
揮発性物質を含む液体でも良いことは勿論である。
場合について説明したが、揮発性液体としては香料5に
限るものではなく、例えば消臭剤、防臭剤、殺菌剤、防
錆剤、誘引剤、忌避剤、害虫防除剤、医薬品、香水等の
揮発性物質を含む液体でも良いことは勿論である。
【0024】また、水溶性被覆材6としては水溶性フィ
ルムから成る袋に限るものではなく、水溶性の材料を例
えばマイクロカプセル状に成形したものでも良い。
ルムから成る袋に限るものではなく、水溶性の材料を例
えばマイクロカプセル状に成形したものでも良い。
【0025】また、揮発性液体封入体2を更に耐圧、耐
湿性の強い被覆材例えばアルミラミネートなどのラミネ
ートで保護しても良い。例えば、芳香剤置物1の揮発性
液体封入体(香りのオイル袋)2を更に耐圧、耐湿性の
強いラミネートフィルム袋に入れても良い。この場合に
は、使用前の香りのオイル袋を空気中の湿度及び物理的
外圧等から保護することができ、詰め替え用香料5を販
売する場合に便利である。
湿性の強い被覆材例えばアルミラミネートなどのラミネ
ートで保護しても良い。例えば、芳香剤置物1の揮発性
液体封入体(香りのオイル袋)2を更に耐圧、耐湿性の
強いラミネートフィルム袋に入れても良い。この場合に
は、使用前の香りのオイル袋を空気中の湿度及び物理的
外圧等から保護することができ、詰め替え用香料5を販
売する場合に便利である。
【0026】さらに、揮発性液体封入体2を家庭用芳香
剤置物1の香りのオイル袋に適用した場合について説明
したが、揮発性液体として消臭剤や芳香剤等を使用する
ことでおむつ等にも適用可能である。例えば、成人用お
むつ等の人体に宛われる面あるいはその下の層内に、水
溶性マイクロカプセルあるいは水溶性フィルムの袋に消
臭剤および/または芳香剤等を封入したものを塗布し若
しくは貼着ないしとじ込め、小水でカプセルあるいは袋
を溶かして臭いを消したり、あるいは芳香を蒸散させる
ことによってインジケータとして使用することも可能で
ある。
剤置物1の香りのオイル袋に適用した場合について説明
したが、揮発性液体として消臭剤や芳香剤等を使用する
ことでおむつ等にも適用可能である。例えば、成人用お
むつ等の人体に宛われる面あるいはその下の層内に、水
溶性マイクロカプセルあるいは水溶性フィルムの袋に消
臭剤および/または芳香剤等を封入したものを塗布し若
しくは貼着ないしとじ込め、小水でカプセルあるいは袋
を溶かして臭いを消したり、あるいは芳香を蒸散させる
ことによってインジケータとして使用することも可能で
ある。
【0027】次に、本発明に係る粉末封入体の実施の一
形態について説明する。粉末封入体7は、図3に示すよ
うに、水溶性被覆材6で粉末8を封じ込めている。即
ち、上述の揮発性液体封入体2の揮発性液体5に代え
て、粉末8を密封したものである。所定量の粉末8を水
溶性被覆部材6に密封することで、粉末8を適量だけ取
り扱うことができる。この粉末封入体7は、例えば浴用
剤として使用することができる。
形態について説明する。粉末封入体7は、図3に示すよ
うに、水溶性被覆材6で粉末8を封じ込めている。即
ち、上述の揮発性液体封入体2の揮発性液体5に代え
て、粉末8を密封したものである。所定量の粉末8を水
溶性被覆部材6に密封することで、粉末8を適量だけ取
り扱うことができる。この粉末封入体7は、例えば浴用
剤として使用することができる。
【0028】
【実施例】上述の芳香剤置物1において、揮発性液体封
入体2に密封した香料5の処方例を表1及び表2に示
す。家庭用芳香剤置物1に使用される香りの種類には多
くのものがあるが、表1にラベンダーの香りの処方例
を、表2に柑橘系の香りの処方例をそれぞれ示す。な
お、表中の数値は、素材の配合割合を容量パーセントで
示したのである。
入体2に密封した香料5の処方例を表1及び表2に示
す。家庭用芳香剤置物1に使用される香りの種類には多
くのものがあるが、表1にラベンダーの香りの処方例
を、表2に柑橘系の香りの処方例をそれぞれ示す。な
お、表中の数値は、素材の配合割合を容量パーセントで
示したのである。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】 これらのような処方の揮発性液体を用いた家庭用芳香剤
置物1をそれぞれ使用テストしたところ、1日当たりの
蒸散量はほぼ均一であり、経時的な香質の変化もなく、
蒸散可能な内容物がすべて無くなることが観察できた。
置物1をそれぞれ使用テストしたところ、1日当たりの
蒸散量はほぼ均一であり、経時的な香質の変化もなく、
蒸散可能な内容物がすべて無くなることが観察できた。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の揮発
性物封入体は、水溶性被覆材に揮発性液体あるいは粉末
を封じ込め、使用時に水に接触させることで水溶性被覆
材を溶かして中の揮発性液体あるいは粉末を漏出させる
ので、通常の状態では揮発性液体あるいは粉末が漏出す
ることはない。また、取扱いに便利な水を使用して揮発
性液体あるいは粉末を漏出させることができ、揮発性液
体等の取扱いが容易になる。さらに、揮発性物封入体を
予め所定の場所に設置しておき所定のタイミングで水に
接触させることで、揮発性液体あるいは粉末の蒸散タイ
ミングを調整することができる。
性物封入体は、水溶性被覆材に揮発性液体あるいは粉末
を封じ込め、使用時に水に接触させることで水溶性被覆
材を溶かして中の揮発性液体あるいは粉末を漏出させる
ので、通常の状態では揮発性液体あるいは粉末が漏出す
ることはない。また、取扱いに便利な水を使用して揮発
性液体あるいは粉末を漏出させることができ、揮発性液
体等の取扱いが容易になる。さらに、揮発性物封入体を
予め所定の場所に設置しておき所定のタイミングで水に
接触させることで、揮発性液体あるいは粉末の蒸散タイ
ミングを調整することができる。
【0032】また、請求項2記載の揮発装置は、多孔性
容器内に上述の揮発性物封入体を収容すると共に注水口
より多孔性容器内に水を注ぎ込むことで水溶性被覆材内
の揮発性液体あるいは粉末を漏出させて多孔性容器に染
み込ませるので、揮発性液体あるいは粉末をこぼさずに
多孔性容器内に移し替えることができ、手や衣服等を汚
す虞がない。また、揮発性液体等の全量を多孔性容器内
に移し替えることができるので、揮発性液体等を無駄に
することがない。さらに、水溶性被覆材は水で溶かされ
るので、ラミネート袋や小瓶等の余分な廃棄物を発生さ
せることがない。
容器内に上述の揮発性物封入体を収容すると共に注水口
より多孔性容器内に水を注ぎ込むことで水溶性被覆材内
の揮発性液体あるいは粉末を漏出させて多孔性容器に染
み込ませるので、揮発性液体あるいは粉末をこぼさずに
多孔性容器内に移し替えることができ、手や衣服等を汚
す虞がない。また、揮発性液体等の全量を多孔性容器内
に移し替えることができるので、揮発性液体等を無駄に
することがない。さらに、水溶性被覆材は水で溶かされ
るので、ラミネート袋や小瓶等の余分な廃棄物を発生さ
せることがない。
【図1】本発明に係る揮発装置を家庭用芳香剤置物とし
て実施した場合の一形態を示す断面図である。
て実施した場合の一形態を示す断面図である。
【図2】図1の揮発性液体封入体を示す断面図である。
【図3】本発明に係る粉末封入体を示す断面図である。
1 家庭用芳香剤置物(揮発装置) 2 揮発性液体封入体 3 多孔性容器 4 注水口 5 香料(揮発性液体) 6 水溶性被覆材 7 粉末封入体 8 粉末
Claims (2)
- 【請求項1】 水溶性被覆材に揮発性液体あるいは粉末
を封じ込め、使用時に水に接触させることで前記水溶性
被覆材を溶かして前記揮発性液体あるいは粉末を漏出さ
せることを特徴とする揮発性物封入体。 - 【請求項2】 染み込んだ液体を表面から蒸散させる多
孔性容器と、該多孔性容器に設けられた注水口とを備
え、前記多孔性容器内に請求項1に記載の揮発性物封入
体を収容すると共に前記注水口より前記多孔性容器内に
水を注ぎ込むことで前記水溶性被覆材内の揮発性物を漏
出させて前記多孔性容器に染み込ませることを特徴とす
る揮発装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269987A JPH09111283A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269987A JPH09111283A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111283A true JPH09111283A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17479996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7269987A Pending JPH09111283A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 揮発性物封入体及びこれを使用した揮発装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111283A (ja) |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP7269987A patent/JPH09111283A/ja active Pending
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