JPH09112198A - ケーブルボルト定着材組成物 - Google Patents
ケーブルボルト定着材組成物Info
- Publication number
- JPH09112198A JPH09112198A JP29335895A JP29335895A JPH09112198A JP H09112198 A JPH09112198 A JP H09112198A JP 29335895 A JP29335895 A JP 29335895A JP 29335895 A JP29335895 A JP 29335895A JP H09112198 A JPH09112198 A JP H09112198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- cable bolt
- bolt fixing
- fixing material
- material composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、トンネルの掘削において切羽周
辺地山の緩みを防止するための挿入ケーブルを地山岩盤
に定着させるケーブルボルト定着材組成物に関する。 【解決手段】 下記の3組成を有するケーブルボルト定
着材組成物。 (1)自硬性セメント系組成物に流下抑制材(振動を与
えると流動かするチクソトロピーな性質を有する物質)
を10〜40重量%添加することを特徴とするケーブル
ボルト定着材組成物。 (2)前記(1)の組成物に膨張材を5〜20%添加す
ることを特徴とするケーブルボルト定着材組成物。 (3)前記(1)または(2)2の組成物に、早期硬化
材を2〜5%添加することを特徴とするケーブルボルト
定着材組成物。
辺地山の緩みを防止するための挿入ケーブルを地山岩盤
に定着させるケーブルボルト定着材組成物に関する。 【解決手段】 下記の3組成を有するケーブルボルト定
着材組成物。 (1)自硬性セメント系組成物に流下抑制材(振動を与
えると流動かするチクソトロピーな性質を有する物質)
を10〜40重量%添加することを特徴とするケーブル
ボルト定着材組成物。 (2)前記(1)の組成物に膨張材を5〜20%添加す
ることを特徴とするケーブルボルト定着材組成物。 (3)前記(1)または(2)2の組成物に、早期硬化
材を2〜5%添加することを特徴とするケーブルボルト
定着材組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トンネルの掘削
において切羽周辺地山の緩みを防止するための挿入ケー
ブルを地山岩盤に定着させるケーブルボルト定着材組成
物に関する。
において切羽周辺地山の緩みを防止するための挿入ケー
ブルを地山岩盤に定着させるケーブルボルト定着材組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
切羽周辺地山の緩みを防止するた目の工法として、岩盤
を予め穿孔し、ケーブルボルト(スチールワイヤー、P
C鋼線、炭素繊維等)を挿入し、次に定着材(注入材)
を注入することにより、天端の緩みを防止する工法が知
られている。そしてこの工法には、定着材としてセメン
トペースト、セメントモルタル、急結材入セメントペー
スト等が用いられている。しかしながら、この工法に用
いられる前記定着材(注入材)には、これを上向き孔ま
たは水平孔に使用したとき、ダレ及び漏れを生じ易く、
従って挿入物の定着が不完全となる欠点があった。ま
た、セメントは水和反応の進行に伴い硬化収縮や自己収
縮を生ずるので、ケーブルボルトが岩盤から引き抜け易
いという欠点があった(岩盤とケーブルボルト間の引き
抜き抵抗力が小さいことが問題であった。)。
切羽周辺地山の緩みを防止するた目の工法として、岩盤
を予め穿孔し、ケーブルボルト(スチールワイヤー、P
C鋼線、炭素繊維等)を挿入し、次に定着材(注入材)
を注入することにより、天端の緩みを防止する工法が知
られている。そしてこの工法には、定着材としてセメン
トペースト、セメントモルタル、急結材入セメントペー
スト等が用いられている。しかしながら、この工法に用
いられる前記定着材(注入材)には、これを上向き孔ま
たは水平孔に使用したとき、ダレ及び漏れを生じ易く、
従って挿入物の定着が不完全となる欠点があった。ま
た、セメントは水和反応の進行に伴い硬化収縮や自己収
縮を生ずるので、ケーブルボルトが岩盤から引き抜け易
いという欠点があった(岩盤とケーブルボルト間の引き
抜き抵抗力が小さいことが問題であった。)。
【0003】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以上の欠点
を解決するためになされたもので、下記の請求項1〜請
求項3構成されている。 請求項1:自硬性セメント系組成物に流下抑制材(振動
を与えると流動かするチクソトロピーな性質を有する物
質)を10〜40重量%添加することを特徴とするケー
ブルボルト定着材組成物。 請求項2:請求項1の組成物に膨張材を5〜20%添加
することを特徴とするケーブルボルト定着材組成物。 請求項3:請求項1,または請求項2の組成物に、早期
硬化材を2〜5%添加することを特徴とするケーブルボ
ルト定着材組成物。
を解決するためになされたもので、下記の請求項1〜請
求項3構成されている。 請求項1:自硬性セメント系組成物に流下抑制材(振動
を与えると流動かするチクソトロピーな性質を有する物
質)を10〜40重量%添加することを特徴とするケー
ブルボルト定着材組成物。 請求項2:請求項1の組成物に膨張材を5〜20%添加
することを特徴とするケーブルボルト定着材組成物。 請求項3:請求項1,または請求項2の組成物に、早期
硬化材を2〜5%添加することを特徴とするケーブルボ
ルト定着材組成物。
【0004】本願発明において自硬性セメントとは、普
通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、
高炉セメント、フライアッシュセメント等をいう。本願
発明において流下抑制材とは、定着材調製時にチクソト
ロピー(振動を与えると流動化する)性質を付与する材
料をいい、具体的にはドロマイトプラスター、シリカヒ
ューム、酸化チタン粉末、タルク、火成岩粉末等をい
う。この流下抑制材の添加量は全量の10〜40重量%
であることが望ましい。すなわち、流下抑制材の添加割
合が、10%以下では流下抑制効果が少なくなる。ま
た、40%を越えると岩盤との定着力が減少する。
通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、
高炉セメント、フライアッシュセメント等をいう。本願
発明において流下抑制材とは、定着材調製時にチクソト
ロピー(振動を与えると流動化する)性質を付与する材
料をいい、具体的にはドロマイトプラスター、シリカヒ
ューム、酸化チタン粉末、タルク、火成岩粉末等をい
う。この流下抑制材の添加量は全量の10〜40重量%
であることが望ましい。すなわち、流下抑制材の添加割
合が、10%以下では流下抑制効果が少なくなる。ま
た、40%を越えると岩盤との定着力が減少する。
【0005】本願発明において膨張材とは、エクスパ
ン、ジプカル等で、その添加割合は5〜20重量%であ
る。すなわち、膨張材の添加割合が、5%未満では定着
材の膨張圧による定着力が十分に発揮できず、また20
%以上では膨張圧は大きくなり引抜き抵抗力は大きくな
るが下部岩盤に力がかかり過ぎ、下部方向に引抜き破砕
が生じやすくなる。
ン、ジプカル等で、その添加割合は5〜20重量%であ
る。すなわち、膨張材の添加割合が、5%未満では定着
材の膨張圧による定着力が十分に発揮できず、また20
%以上では膨張圧は大きくなり引抜き抵抗力は大きくな
るが下部岩盤に力がかかり過ぎ、下部方向に引抜き破砕
が生じやすくなる。
【0006】本願発明において早期硬化材とは、定着材
を早期に硬化させるものをいい、具体的にはアルカリ土
類塩、アルカリ金属塩、カルシウムアルミネイト等で、
その添加割合は1〜5重量%であることが望ましい。早
期硬化材の添加量が1%以下では、早期硬化能力が十分
に発現せず、また5%以上では硬化が早く注入に問題を
生ずる。
を早期に硬化させるものをいい、具体的にはアルカリ土
類塩、アルカリ金属塩、カルシウムアルミネイト等で、
その添加割合は1〜5重量%であることが望ましい。早
期硬化材の添加量が1%以下では、早期硬化能力が十分
に発現せず、また5%以上では硬化が早く注入に問題を
生ずる。
【0007】
<室内実験例> (1)流下実験 (a)試験方法 φ50mm、長さ1000mmアクリル管に定着材(セ
メントミルク)を充填し、それを持ち上げて流下時間を
測定した。 (b)流下実験結果 実験に供した配合割合を表1に、流下時間測定結果を表
2に示す。
メントミルク)を充填し、それを持ち上げて流下時間を
測定した。 (b)流下実験結果 実験に供した配合割合を表1に、流下時間測定結果を表
2に示す。
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】(c)これらの結果によれば、流下抑制材
を10〜40重量%添加したものは、流下時間を20分
以上とすることができることを示している。
を10〜40重量%添加したものは、流下時間を20分
以上とすることができることを示している。
【0011】(2)物性試験 物性試験の配合割合を表3に、物性試験の結果を表4に
示す。
示す。
【0012】
【表3】
【0013】
【表4】
【0014】表1〜表4において、No.1の試料(セ
メント100%)は、水比32%、フロー地90mmで
は垂直孔より漏れたため、フロー地を170mmまで低
下させる必要があった。
メント100%)は、水比32%、フロー地90mmで
は垂直孔より漏れたため、フロー地を170mmまで低
下させる必要があった。
【0015】<現場実験例> *引抜き試験 岩盤にクローラー穿孔機で、φ50mm,長さ4mの垂
直孔を穿孔した。この孔に、表3に示す配合割合の定着
材(セメントミルク)を、表4に示す室内試験水比を用
い、モルタルミキサー内で3分攪拌混合後、スクイズポ
ンプを用いて孔先端よりホースにて注入した。本注入孔
にPC鋼線7本及び撚り線4本を挿入し、3日間養生後
引抜き試験を行った。引抜き試験フローを図1に、引抜
き試験結果を図2に示す。図2の結果によれば、膨張圧
材により、セメント単独の場合(No.1)に比べて定
着力が大幅に増加していることが認められる。
直孔を穿孔した。この孔に、表3に示す配合割合の定着
材(セメントミルク)を、表4に示す室内試験水比を用
い、モルタルミキサー内で3分攪拌混合後、スクイズポ
ンプを用いて孔先端よりホースにて注入した。本注入孔
にPC鋼線7本及び撚り線4本を挿入し、3日間養生後
引抜き試験を行った。引抜き試験フローを図1に、引抜
き試験結果を図2に示す。図2の結果によれば、膨張圧
材により、セメント単独の場合(No.1)に比べて定
着力が大幅に増加していることが認められる。
【0016】
【発明の効果】本願発明のケーブルボルト定着材組成物
は以上のように構成したから、流動性が良くても、垂直
孔に注入したとき、孔から漏れることがなく、しかも膨
張圧材により、セメント単独の場合に比べて定着力が大
幅に増加するという効果を有する。
は以上のように構成したから、流動性が良くても、垂直
孔に注入したとき、孔から漏れることがなく、しかも膨
張圧材により、セメント単独の場合に比べて定着力が大
幅に増加するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルボルト引抜き試験のフローを示す図で
ある。
ある。
【図2】岩盤での引き抜き試験結果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 14:02 14:30 14:04 14:26) 103:44 111:70
Claims (3)
- 【請求項1】 自硬性セメント系組成物に流下抑制材
(振動を与えると流動かするチクソトロピーな性質を有
する物質)を10〜40重量%添加することを特徴とす
るケーブルボルト定着材組成物。 - 【請求項2】 請求項1の組成物に膨張材を5〜20%
添加することを特徴とするケーブルボルト定着材組成
物。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2の組成物に、早
期硬化材を2〜5%添加することを特徴とするケーブル
ボルト定着材組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29335895A JPH09112198A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ケーブルボルト定着材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29335895A JPH09112198A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ケーブルボルト定着材組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112198A true JPH09112198A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17793764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29335895A Pending JPH09112198A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ケーブルボルト定着材組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112198A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020008794A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | デンカ株式会社 | ボルト定着用セメント組成物及びボルト定着工法 |
| JP2022088161A (ja) * | 2020-12-02 | 2022-06-14 | デンカ株式会社 | アンカー定着材料 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP29335895A patent/JPH09112198A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020008794A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | デンカ株式会社 | ボルト定着用セメント組成物及びボルト定着工法 |
| JPWO2020008794A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2021-08-05 | デンカ株式会社 | ボルト定着用セメント組成物及びボルト定着工法 |
| JP2022088161A (ja) * | 2020-12-02 | 2022-06-14 | デンカ株式会社 | アンカー定着材料 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2352685A1 (en) | Delayed thixotropic cement compositions and methods | |
| EP1900703A1 (en) | Low density cements for use in cementing operations | |
| JP7198281B2 (ja) | ボルト定着用セメント組成物及びボルト定着工法 | |
| JPH1149549A (ja) | セメント系無収縮性高強度グラウト材 | |
| JP3566359B2 (ja) | 裏込め注入材料 | |
| JP2009107894A (ja) | セメント系定着材 | |
| JP2003119066A (ja) | 自己充填性モルタル組成物 | |
| JP7203672B2 (ja) | 耐酸性ロックボルト定着材及び耐酸性ロックボルト定着材用プレミックス材 | |
| JPH06293549A (ja) | グラウトモルタル組成物 | |
| JPH09112198A (ja) | ケーブルボルト定着材組成物 | |
| JP4044887B2 (ja) | ボルト定着工法 | |
| JP3012499B2 (ja) | 既設構造物の補修・補強用コンクリートおよびその製法 | |
| JP3212870B2 (ja) | セメント系グラウト材組成物 | |
| JPH08169779A (ja) | 気泡モルタル空洞充填材料 | |
| JP2001200251A (ja) | 水密スクリーン製造用グラウト | |
| JP7620435B2 (ja) | 吹付材料及び吹付工法 | |
| JP2009149457A (ja) | 水中不分離性セメント系充填組成物及び水中不分離性セメントモルタル | |
| JP2942749B2 (ja) | 高流動型湿式吹付けコンクリート | |
| JPH09104865A (ja) | 注入材料 | |
| JP2000302506A (ja) | 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法 | |
| JPS61191552A (ja) | 超早強セメント組成物 | |
| JP2004059403A (ja) | セメント組成物 | |
| JP2534092B2 (ja) | 急結性グラウト材 | |
| JP4075017B1 (ja) | セメントミルク逸失防止材 | |
| JP2008088040A (ja) | ボルト定着用セメント組成物及びその連続施工方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |