JPH09112310A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
内燃機関の空燃比制御装置Info
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- JPH09112310A JPH09112310A JP7265545A JP26554595A JPH09112310A JP H09112310 A JPH09112310 A JP H09112310A JP 7265545 A JP7265545 A JP 7265545A JP 26554595 A JP26554595 A JP 26554595A JP H09112310 A JPH09112310 A JP H09112310A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】触媒下流側に設けた酸素センサによる空燃比補
正量の学習において、学習値の早期の収束と収束ばらつ
きの抑制とを両立させる。 【解決手段】触媒上流側に設けた酸素センサによって、
空燃比フィードバック補正係数αを比例・積分制御する
一方、触媒下流側に設けた酸素センサによって前記比例
制御における操作量の補正値PHOSを設定し、空燃比
フィードバック制御における制御点のずれを修正する。
ここで、前記補正値PHOSを学習させるに当たって、
学習値PHOSAと補正値PHOSとの間に所定以上の
偏差がある場合には(S51,S55)、学習ゲインを通常
よりも増大させ(S61)、早期の収束を図る。
正量の学習において、学習値の早期の収束と収束ばらつ
きの抑制とを両立させる。 【解決手段】触媒上流側に設けた酸素センサによって、
空燃比フィードバック補正係数αを比例・積分制御する
一方、触媒下流側に設けた酸素センサによって前記比例
制御における操作量の補正値PHOSを設定し、空燃比
フィードバック制御における制御点のずれを修正する。
ここで、前記補正値PHOSを学習させるに当たって、
学習値PHOSAと補正値PHOSとの間に所定以上の
偏差がある場合には(S51,S55)、学習ゲインを通常
よりも増大させ(S61)、早期の収束を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の空燃比制
御装置に関し、詳しくは、触媒の上流側及び下流側にそ
れぞれ酸素センサを備え、これら酸素センサの検出結果
に基づいて空燃比を制御する一方、下流側に備えられた
酸素センサの検出結果に基づく空燃比補正量を学習する
構成の空燃比制御装置に関する。
御装置に関し、詳しくは、触媒の上流側及び下流側にそ
れぞれ酸素センサを備え、これら酸素センサの検出結果
に基づいて空燃比を制御する一方、下流側に備えられた
酸素センサの検出結果に基づく空燃比補正量を学習する
構成の空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、排気通路に設けられた排気浄
化用の三元触媒の上流側及び下流側にそれぞれ酸素セン
サを設け、これらの酸素センサの検出値を用いて、実際
の空燃比を目標空燃比に制御する空燃比制御装置が知ら
れている。例えば特開平4−72438号公報に開示さ
れる空燃比制御装置では、上流側酸素センサの検出結果
に基づいて比例・積分制御によって空燃比フィードバッ
ク補正係数を設定する一方、下流側酸素センサで検出さ
れる目標空燃比に対する実際の空燃比のリッチ・リーン
に基づき、前記比例・積分制御における比例操作量の補
正値を設定することにより、上流側酸素センサの検出結
果に基づく空燃比フィードバック制御の制御点のずれを
修正する構成となっている。
化用の三元触媒の上流側及び下流側にそれぞれ酸素セン
サを設け、これらの酸素センサの検出値を用いて、実際
の空燃比を目標空燃比に制御する空燃比制御装置が知ら
れている。例えば特開平4−72438号公報に開示さ
れる空燃比制御装置では、上流側酸素センサの検出結果
に基づいて比例・積分制御によって空燃比フィードバッ
ク補正係数を設定する一方、下流側酸素センサで検出さ
れる目標空燃比に対する実際の空燃比のリッチ・リーン
に基づき、前記比例・積分制御における比例操作量の補
正値を設定することにより、上流側酸素センサの検出結
果に基づく空燃比フィードバック制御の制御点のずれを
修正する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記下流側
酸素センサの検出結果に基づいて設定される比例操作量
の補正値を学習させる場合、学習ゲインを大きくする
と、収束は速くなるものの、収束ばらつきが大きくなっ
てしまうという問題があるため、学習ゲインを比較的小
さくする必要があった。
酸素センサの検出結果に基づいて設定される比例操作量
の補正値を学習させる場合、学習ゲインを大きくする
と、収束は速くなるものの、収束ばらつきが大きくなっ
てしまうという問題があるため、学習ゲインを比較的小
さくする必要があった。
【0004】このため、学習値が初期値にクリアされた
場合や、酸素センサの交換等によって比例操作量の補正
要求が大幅に変化したときに、学習が収束するまでに時
間がかかり、この間に所期の空燃比制御精度を充分に得
ることができないという問題があった。本発明は上記問
題点に鑑みなれたものであり、触媒下流側の酸素センサ
の検出結果に基づく空燃比補正制御において、収束ばら
つきが発生することを回避しつつ、学習の収束性を向上
させることを目的とする。
場合や、酸素センサの交換等によって比例操作量の補正
要求が大幅に変化したときに、学習が収束するまでに時
間がかかり、この間に所期の空燃比制御精度を充分に得
ることができないという問題があった。本発明は上記問
題点に鑑みなれたものであり、触媒下流側の酸素センサ
の検出結果に基づく空燃比補正制御において、収束ばら
つきが発生することを回避しつつ、学習の収束性を向上
させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
発明にかかる内燃機関の空燃比制御装置は、図1に示す
ように構成される。図1において、第1及び第2酸素セ
ンサは、内燃機関の排気通路に設けられた排気浄化触媒
の上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、排気中の酸素
濃度に感応して出力値が変化する酸素センサである。
発明にかかる内燃機関の空燃比制御装置は、図1に示す
ように構成される。図1において、第1及び第2酸素セ
ンサは、内燃機関の排気通路に設けられた排気浄化触媒
の上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、排気中の酸素
濃度に感応して出力値が変化する酸素センサである。
【0006】そして、第1空燃比補正量演算手段は、前
記上流側の第1酸素センサの出力値に応じて第1空燃比
補正量を演算する。また、第2空燃比補正量演算手段
は、前記下流側の第2酸素センサの出力値に応じて第2
空燃比補正量を演算する。更に、学習手段は、第2空燃
比補正量演算手段で演算された第2空燃比補正量を学習
する。
記上流側の第1酸素センサの出力値に応じて第1空燃比
補正量を演算する。また、第2空燃比補正量演算手段
は、前記下流側の第2酸素センサの出力値に応じて第2
空燃比補正量を演算する。更に、学習手段は、第2空燃
比補正量演算手段で演算された第2空燃比補正量を学習
する。
【0007】空燃比調整手段は、前記第1,第2空燃比
補正量、第2空燃比補正量の学習値に基づいて機関の空
燃比を調整する。一方、学習ゲイン増大修正手段は、学
習手段による第2空燃比補正値の学習値と、第2空燃比
補正量演算手段で演算された第2空燃比補正値とが所定
以上の偏差を有するときに、学習手段における学習ゲイ
ンを所定期間だけ増大修正する。
補正量、第2空燃比補正量の学習値に基づいて機関の空
燃比を調整する。一方、学習ゲイン増大修正手段は、学
習手段による第2空燃比補正値の学習値と、第2空燃比
補正量演算手段で演算された第2空燃比補正値とが所定
以上の偏差を有するときに、学習手段における学習ゲイ
ンを所定期間だけ増大修正する。
【0008】かかる構成によると、第1酸素センサ及び
第2酸素センサの検出出力に基づいてそれぞれに空燃比
補正値が設定され、これらの空燃比補正値に基づいて空
燃比が調整される。一方、下流側の第2酸素センサの検
出出力に基づいて演算された第2空燃比補正量を学習す
るに当たって、学習済みの値と、第2酸素センサの出力
に基づいて演算された値との間に所定以上の偏差がある
場合には、収束応答性を確保すべく、学習ゲインが増大
修正されるが、偏差が充分に小さい場合には、学習ゲイ
ンが増大修正がキャンセルされ、収束ばらつきの発生が
回避される。
第2酸素センサの検出出力に基づいてそれぞれに空燃比
補正値が設定され、これらの空燃比補正値に基づいて空
燃比が調整される。一方、下流側の第2酸素センサの検
出出力に基づいて演算された第2空燃比補正量を学習す
るに当たって、学習済みの値と、第2酸素センサの出力
に基づいて演算された値との間に所定以上の偏差がある
場合には、収束応答性を確保すべく、学習ゲインが増大
修正されるが、偏差が充分に小さい場合には、学習ゲイ
ンが増大修正がキャンセルされ、収束ばらつきの発生が
回避される。
【0009】請求項2記載の発明では、学習ゲイン増大
修正手段が、学習手段により学習値が所定回数だけ更新
される間において学習ゲインを増大修正する構成とし
た。かかる構成によると、学習値を、第2酸素センサの
出力に基づいて演算された値(第2空燃比補正量)に近
づけるのに必要充分な更新回数だけ、学習ゲインが増大
修正させることができる。
修正手段が、学習手段により学習値が所定回数だけ更新
される間において学習ゲインを増大修正する構成とし
た。かかる構成によると、学習値を、第2酸素センサの
出力に基づいて演算された値(第2空燃比補正量)に近
づけるのに必要充分な更新回数だけ、学習ゲインが増大
修正させることができる。
【0010】請求項3記載の発明では、学習ゲイン増大
修正手段が、学習手段による第2空燃比補正値の学習値
と、第2空燃比補正量演算手段で演算された第2空燃比
補正値とが、同じ方向に所定値以上の偏差を有すると判
別された回数が所定回数以上になったときに、前記学習
手段における学習ゲインを所定期間だけ増大修正する構
成とした。
修正手段が、学習手段による第2空燃比補正値の学習値
と、第2空燃比補正量演算手段で演算された第2空燃比
補正値とが、同じ方向に所定値以上の偏差を有すると判
別された回数が所定回数以上になったときに、前記学習
手段における学習ゲインを所定期間だけ増大修正する構
成とした。
【0011】かかる構成によると、前記偏差が一時的に
大きな値を示す場合には、学習ゲインの増大修正が行わ
れず、学習値が初期値にクリアされた場合や、酸素セン
サの交換等によって比例操作量の補正要求が大幅に変化
したときのように、学習ゲインを増大修正しなければ収
束が確実に遅れる状況において、学習ゲインが増大修正
される。
大きな値を示す場合には、学習ゲインの増大修正が行わ
れず、学習値が初期値にクリアされた場合や、酸素セン
サの交換等によって比例操作量の補正要求が大幅に変化
したときのように、学習ゲインを増大修正しなければ収
束が確実に遅れる状況において、学習ゲインが増大修正
される。
【0012】請求項4記載の発明では、前記第1空燃比
補正量演算手段が、前記上流側の第1酸素センサで検出
される実際の空燃比を目標空燃比に近づけるように、第
1空燃比補正量としての空燃比フィードバック補正係数
を比例・積分制御する構成であり、前記第2空燃比補正
量演算手段が、前記下流側の第2酸素センサで検出され
る実際の空燃比を目標空燃比に近づけるように、前記比
例制御における比例操作量の補正値を第2空燃比補正量
として演算する構成とした。
補正量演算手段が、前記上流側の第1酸素センサで検出
される実際の空燃比を目標空燃比に近づけるように、第
1空燃比補正量としての空燃比フィードバック補正係数
を比例・積分制御する構成であり、前記第2空燃比補正
量演算手段が、前記下流側の第2酸素センサで検出され
る実際の空燃比を目標空燃比に近づけるように、前記比
例制御における比例操作量の補正値を第2空燃比補正量
として演算する構成とした。
【0013】かかる構成によると、第1酸素センサの出
力に基づいて演算される空燃比フィードバック補正係数
による制御点が、第2酸素センサの出力に基づく比例操
作量の補正によって修正され、空燃比制御精度が維持さ
れる一方、前記比例操作量の補正値を学習するときに、
学習ゲインの切り換えによって収束性の確保と収束ばら
つきの抑制とが図られる。
力に基づいて演算される空燃比フィードバック補正係数
による制御点が、第2酸素センサの出力に基づく比例操
作量の補正によって修正され、空燃比制御精度が維持さ
れる一方、前記比例操作量の補正値を学習するときに、
学習ゲインの切り換えによって収束性の確保と収束ばら
つきの抑制とが図られる。
【0014】請求項5記載の発明では、学習手段が、前
記下流側の第2酸素センサで検出される実際の空燃比が
目標空燃比に対して反転する毎に第2空燃比補正量の平
均値を求め、該平均値とそれまでの学習値との加重平均
値を、新たな学習値として更新記憶する構成であり、学
習ゲイン増大修正手段が、前記加重平均における加重重
みを学習ゲインとして修正する構成とした。
記下流側の第2酸素センサで検出される実際の空燃比が
目標空燃比に対して反転する毎に第2空燃比補正量の平
均値を求め、該平均値とそれまでの学習値との加重平均
値を、新たな学習値として更新記憶する構成であり、学
習ゲイン増大修正手段が、前記加重平均における加重重
みを学習ゲインとして修正する構成とした。
【0015】かかる構成によると、第2酸素センサで検
出される空燃比の反転毎、即ち、第2空燃比補正量のピ
ーク値に基づいて第2空燃比補正量の平均値を精度良く
求め、該平均値とそまれでの学習値との加重平均値を新
たな学習値として更新記憶し、第2空燃比補正値による
補正要求を精度良く学習する。ここで、前記加重平均に
おける加重重みを、最新の第2空燃比補正値に対する重
み付けをより重くする方向に修正することで、学習ゲイ
ンが増大修正され、収束応答が改善される。
出される空燃比の反転毎、即ち、第2空燃比補正量のピ
ーク値に基づいて第2空燃比補正量の平均値を精度良く
求め、該平均値とそまれでの学習値との加重平均値を新
たな学習値として更新記憶し、第2空燃比補正値による
補正要求を精度良く学習する。ここで、前記加重平均に
おける加重重みを、最新の第2空燃比補正値に対する重
み付けをより重くする方向に修正することで、学習ゲイ
ンが増大修正され、収束応答が改善される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。システム構成を示す図2において、内燃機関1に
は、エアクリーナ2で濾過された空気が、コレクタ5及
びインテークマニホールド6を介して吸入される。スロ
ットル弁4で調整される機関1の吸入空気流量は、エア
フローメータ3で計測される。
する。システム構成を示す図2において、内燃機関1に
は、エアクリーナ2で濾過された空気が、コレクタ5及
びインテークマニホールド6を介して吸入される。スロ
ットル弁4で調整される機関1の吸入空気流量は、エア
フローメータ3で計測される。
【0017】前記インテークマニホールド6には、各気
筒別にインジェクタ7が設けられ、該インジェクタ7か
ら噴射される燃料によって形成される混合気が、吸気弁
8を介してシリンダ内に吸引され、点火プラグ9によっ
て着火燃焼される。尚、図2において、11はピストンで
ある。燃焼排気は、排気弁10,排気ポート12を介して触
媒(排気浄化触媒)14に導かれ、該触媒14でCO,H
C,NOxが浄化されて大気中に排出される。
筒別にインジェクタ7が設けられ、該インジェクタ7か
ら噴射される燃料によって形成される混合気が、吸気弁
8を介してシリンダ内に吸引され、点火プラグ9によっ
て着火燃焼される。尚、図2において、11はピストンで
ある。燃焼排気は、排気弁10,排気ポート12を介して触
媒(排気浄化触媒)14に導かれ、該触媒14でCO,H
C,NOxが浄化されて大気中に排出される。
【0018】前記触媒14の上流側と下流側には、それぞ
れ第1,第2酸素センサ13,17が設けられている。前記
第1,第2酸素センサ13,17は、排気中の酸素濃度に感
応して出力値が変化するセンサであり、具体的には、基
準気体としての大気中の酸素濃度と排気中の酸素濃度と
の比に応じて起電力を発生する酸素濃淡電池型のセンサ
である。
れ第1,第2酸素センサ13,17が設けられている。前記
第1,第2酸素センサ13,17は、排気中の酸素濃度に感
応して出力値が変化するセンサであり、具体的には、基
準気体としての大気中の酸素濃度と排気中の酸素濃度と
の比に応じて起電力を発生する酸素濃淡電池型のセンサ
である。
【0019】前記インジェクタ7による燃料噴射量及び
点火プラグ9による点火時期を制御するコントロールユ
ニット16には、前記エアフローメータ3,第1,第2酸
素センサ13,17からの検出出力が入力されると共に、機
関1の冷却水温度を検出する水温センサ15からの検出信
号や、スタータスイッチ信号,車速信号VSP,機関回
転速度信号N等が入力される。
点火プラグ9による点火時期を制御するコントロールユ
ニット16には、前記エアフローメータ3,第1,第2酸
素センサ13,17からの検出出力が入力されると共に、機
関1の冷却水温度を検出する水温センサ15からの検出信
号や、スタータスイッチ信号,車速信号VSP,機関回
転速度信号N等が入力される。
【0020】ここにおいて、コントロールユニット16
は、図3〜図6のフローチャートにそれぞれ示すプログ
ラムに従って、前記インジェクタ7による燃料噴射量を
制御し、以て、機関吸入混合気の空燃比を調整する。
尚、本実施例において、第1空燃比補正量演算手段,第
2空燃比補正量演算手段,学習手段,空燃比調整手段,
学習ゲイン増大修正手段としての機能は、前記図3〜図
6のフローチャートに示すようにコントロールユニット
16がソフトウェア的に備えている。
は、図3〜図6のフローチャートにそれぞれ示すプログ
ラムに従って、前記インジェクタ7による燃料噴射量を
制御し、以て、機関吸入混合気の空燃比を調整する。
尚、本実施例において、第1空燃比補正量演算手段,第
2空燃比補正量演算手段,学習手段,空燃比調整手段,
学習ゲイン増大修正手段としての機能は、前記図3〜図
6のフローチャートに示すようにコントロールユニット
16がソフトウェア的に備えている。
【0021】図3のフローチャートは、燃料噴射量TI
の演算を示す。S1では、エアフローメータ3で検出さ
れる吸入空気流量Qや機関回転速度N等を読み込む。S
2では、基本燃料噴射量TP を、前記吸入空気流量Qと
機関回転速度Nとに基づいて、TP =Q/N×K(Kは
定数)として算出する。
の演算を示す。S1では、エアフローメータ3で検出さ
れる吸入空気流量Qや機関回転速度N等を読み込む。S
2では、基本燃料噴射量TP を、前記吸入空気流量Qと
機関回転速度Nとに基づいて、TP =Q/N×K(Kは
定数)として算出する。
【0022】S3では、燃料噴射量TI を、TI =TP
×COEF×α+Tsとして算出する。ここで、TP は
前記S2で算出した値であり、COEFは冷却水温度T
w等に基づいて設定される各種補正係数、αは空燃比フ
ィードバック補正係数、Tsはバッテリ電圧による無効
噴射時間の補正するための補正分である。前記空燃比フ
ィードバック補正係数α(第1空燃比補正量)は、図4
のフローチャートに従って比例・積分制御によって設定
される。
×COEF×α+Tsとして算出する。ここで、TP は
前記S2で算出した値であり、COEFは冷却水温度T
w等に基づいて設定される各種補正係数、αは空燃比フ
ィードバック補正係数、Tsはバッテリ電圧による無効
噴射時間の補正するための補正分である。前記空燃比フ
ィードバック補正係数α(第1空燃比補正量)は、図4
のフローチャートに従って比例・積分制御によって設定
される。
【0023】S11では、空燃比フィードバック制御条件
が成立しているか否かを判別し、制御条件が成立してい
ない場合には、S12へ進んで、空燃比フィードバック補
正係数αを初期値の1.0 として本プログラムを終了させ
る。一方、制御条件が成立しているときには、S13へ進
み、上流側の第1酸素センサ13の出力OSR1をA/D
変換して読み込む。
が成立しているか否かを判別し、制御条件が成立してい
ない場合には、S12へ進んで、空燃比フィードバック補
正係数αを初期値の1.0 として本プログラムを終了させ
る。一方、制御条件が成立しているときには、S13へ進
み、上流側の第1酸素センサ13の出力OSR1をA/D
変換して読み込む。
【0024】次のS14では、前記出力OSR1と目標空
燃比(例えば理論空燃比)相当の所定値SLFとを比較
することで、実際の空燃比の目標空燃比に対するリッチ
・リーンを判別する。前記出力OSR1が所定値SLF
以下であるときには、目標空燃比よりもリーンであると
判断し、S15へ進んで、フラグF1 に0をセットする。
一方、前記出力OSR1が所定値SLFを越えていると
きには、目標空燃比よりもリッチであると判断し、S16
へ進んで、フラグF1 に1をセットする。
燃比(例えば理論空燃比)相当の所定値SLFとを比較
することで、実際の空燃比の目標空燃比に対するリッチ
・リーンを判別する。前記出力OSR1が所定値SLF
以下であるときには、目標空燃比よりもリーンであると
判断し、S15へ進んで、フラグF1 に0をセットする。
一方、前記出力OSR1が所定値SLFを越えていると
きには、目標空燃比よりもリッチであると判断し、S16
へ進んで、フラグF1 に1をセットする。
【0025】S17では、今回のフラグF1 設定によって
フラグF1 が反転したか否か、即ち、実際の空燃比の目
標空燃比に対するリッチ・リーン状態が反転したか否か
を判別する。空燃比の反転時であるときには、S18へ進
んで、前記フラグF1 が0であるか否か、換言すれば、
リッチからリーンに反転した状態であるか否かを判別す
る。
フラグF1 が反転したか否か、即ち、実際の空燃比の目
標空燃比に対するリッチ・リーン状態が反転したか否か
を判別する。空燃比の反転時であるときには、S18へ進
んで、前記フラグF1 が0であるか否か、換言すれば、
リッチからリーンに反転した状態であるか否かを判別す
る。
【0026】リッチからリーンに反転したときには、S
19へ進み、空燃比フィードバック補正係数αの比例・積
分制御における比例操作量PL,PRを補正するための
補正値PHOSの設定を行う。かかる補正値PHOSの
設定については、後述する。次のステップ20では、前回
までの空燃比フィードバック補正係数αに、比例操作量
PLと前記補正値PHOSとを加算し、該加算結果を最
新の補正係数αとする比例制御を行う(α=α+PL+
PHOS)。
19へ進み、空燃比フィードバック補正係数αの比例・積
分制御における比例操作量PL,PRを補正するための
補正値PHOSの設定を行う。かかる補正値PHOSの
設定については、後述する。次のステップ20では、前回
までの空燃比フィードバック補正係数αに、比例操作量
PLと前記補正値PHOSとを加算し、該加算結果を最
新の補正係数αとする比例制御を行う(α=α+PL+
PHOS)。
【0027】一方、S18で、フラグF1 が0でないと判
別されたとき、即ち、リーンからリッチへの反転時にお
いては、S21へ進んで、補正値PHOSの設定を行った
後、S22へ進んで、α=α−PR+PHOSとして補正
係数αを比例制御する。また、S17で、空燃比の反転時
でないと判別されたときには、S23へ進み、前記フラグ
F1 を判別することで、現在の空燃比のリッチ・リーン
を判別する。
別されたとき、即ち、リーンからリッチへの反転時にお
いては、S21へ進んで、補正値PHOSの設定を行った
後、S22へ進んで、α=α−PR+PHOSとして補正
係数αを比例制御する。また、S17で、空燃比の反転時
でないと判別されたときには、S23へ進み、前記フラグ
F1 を判別することで、現在の空燃比のリッチ・リーン
を判別する。
【0028】フラグF1 が0であって空燃比がリーンで
あるときには、S24へ進み、前回までの補正係数αに積
分操作量ILを加算して更新し、フラグF1 が1であっ
て空燃比がリッチであるときには、S25へ進み、前回ま
での補正係数αから積分操作量IRを減算して更新す
る。図5のフローチャートは、前記図4のフローチャー
トのS19,21における補正値PHOS(第2空燃比補正
量)設定の様子を示すものである。
あるときには、S24へ進み、前回までの補正係数αに積
分操作量ILを加算して更新し、フラグF1 が1であっ
て空燃比がリッチであるときには、S25へ進み、前回ま
での補正係数αから積分操作量IRを減算して更新す
る。図5のフローチャートは、前記図4のフローチャー
トのS19,21における補正値PHOS(第2空燃比補正
量)設定の様子を示すものである。
【0029】S31では、第2酸素センサ17による空燃比
制御領域であるか否かを判別し、制御領域でないときに
は、S32へ進んで、制御領域において学習された学習値
PHOSAを補正値PHOSとし、学習値PHOSAに
基づいて比例操作量PL,PRが補正されるようにす
る。尚、前記補正値PHOSの学習については、後述す
る。
制御領域であるか否かを判別し、制御領域でないときに
は、S32へ進んで、制御領域において学習された学習値
PHOSAを補正値PHOSとし、学習値PHOSAに
基づいて比例操作量PL,PRが補正されるようにす
る。尚、前記補正値PHOSの学習については、後述す
る。
【0030】一方、制御領域であると判別されたときに
は、S33へ進み、第2酸素センサ17の出力OSR2と所
定値SLRとを比較して、第2酸素センサ17で検出され
る空燃比が目標空燃比に対してリッチであるかリーンで
あるかを判別する。そして、出力OSR2が所定値SL
R以下であって空燃比がリーンであるときには、S34へ
進んでフラグF2 に0をセットする一方、出力OSR2
が所定値SLRを越えていて空燃比がリッチであるとき
には、S35へ進んでフラグF2 に1をセットする。
は、S33へ進み、第2酸素センサ17の出力OSR2と所
定値SLRとを比較して、第2酸素センサ17で検出され
る空燃比が目標空燃比に対してリッチであるかリーンで
あるかを判別する。そして、出力OSR2が所定値SL
R以下であって空燃比がリーンであるときには、S34へ
進んでフラグF2 に0をセットする一方、出力OSR2
が所定値SLRを越えていて空燃比がリッチであるとき
には、S35へ進んでフラグF2 に1をセットする。
【0031】S36では、前記フラグF2 が反転したか否
かに基づいて、第2酸素センサ17で検出される空燃比が
反転したか否かを判別する。そして、空燃比の反転時に
は、S37へ進み、フラグF2 の判別を行う。フラグF2
が0であって、空燃比がリーンであるときには、S38へ
進み、前回までの補正値PHOSをPHOS1にセット
する。S38で空燃比がリーンであると判別されたときに
は、空燃比がリッチからリーンに反転したときであり、
空燃比のリッチ状態においては、後述するように前記補
正値PHOSが積分制御によって徐々に減少されるよう
になっているので、前記PHOS1は補正値PHOSが
増大制御される直前のピーク値(最小値)を示すことに
なる。
かに基づいて、第2酸素センサ17で検出される空燃比が
反転したか否かを判別する。そして、空燃比の反転時に
は、S37へ進み、フラグF2 の判別を行う。フラグF2
が0であって、空燃比がリーンであるときには、S38へ
進み、前回までの補正値PHOSをPHOS1にセット
する。S38で空燃比がリーンであると判別されたときに
は、空燃比がリッチからリーンに反転したときであり、
空燃比のリッチ状態においては、後述するように前記補
正値PHOSが積分制御によって徐々に減少されるよう
になっているので、前記PHOS1は補正値PHOSが
増大制御される直前のピーク値(最小値)を示すことに
なる。
【0032】次のS39では、前回までの補正値PHOS
に比例操作量PPHOSLを加算し、該加算結果を今回
の補正値PHOSとする比例制御を行う。一方、S37で
フラグF2 が0でないと判別されたとき、即ち、空燃比
がリーンからリッチに反転したときには、S40へ進み、
減少制御に転じる直前のピーク値(最大値)として前回
までの補正値PHOSをPHOS2にセットする。
に比例操作量PPHOSLを加算し、該加算結果を今回
の補正値PHOSとする比例制御を行う。一方、S37で
フラグF2 が0でないと判別されたとき、即ち、空燃比
がリーンからリッチに反転したときには、S40へ進み、
減少制御に転じる直前のピーク値(最大値)として前回
までの補正値PHOSをPHOS2にセットする。
【0033】次のS41では、前回までの補正値PHOS
から比例操作量PPHOSRを減算し、該加算結果を今
回の補正値PHOSとする比例制御を行う。そして、S
42では、前記補正値PHOSの学習を行うが、かかる学
習制御については後述する。S36で、フラグF2 の反転
時でないと判別されたときには、S43へ進み、フラグF
2 を判別する。
から比例操作量PPHOSRを減算し、該加算結果を今
回の補正値PHOSとする比例制御を行う。そして、S
42では、前記補正値PHOSの学習を行うが、かかる学
習制御については後述する。S36で、フラグF2 の反転
時でないと判別されたときには、S43へ進み、フラグF
2 を判別する。
【0034】フラグF2 が0であって空燃比がリーンで
あるときには、S44へ進んで、前回までの補正値PHO
Sに積分操作量IPHOSLを加算する一方、フラグF
2 が1であって空燃比がリッチであるときには、S45へ
進んで、前回までの補正値PHOSから積分操作量IP
HOSRを減算して、補正値PHOSを更新する。図6
のフローチャートは、前記図5のフローチャートのS42
における補正値PHOSの学習を示すものである。
あるときには、S44へ進んで、前回までの補正値PHO
Sに積分操作量IPHOSLを加算する一方、フラグF
2 が1であって空燃比がリッチであるときには、S45へ
進んで、前回までの補正値PHOSから積分操作量IP
HOSRを減算して、補正値PHOSを更新する。図6
のフローチャートは、前記図5のフローチャートのS42
における補正値PHOSの学習を示すものである。
【0035】S51では、補正値PHOSの平均値と、現
在の学習値PHOSAとの比較を行う。具体的には、前
記図5のフローチャートのS38,40で設定した上下のピ
ーク値PHOS1,PHOS2の単純平均値(PHOS
1+PHOS2)/2から学習値PHOSAを減算した
値、即ち、(PHOS1+PHOS2)/2−PHOS
Aがマイナスの所定値LPHOS以下であるか否かを判
別する。
在の学習値PHOSAとの比較を行う。具体的には、前
記図5のフローチャートのS38,40で設定した上下のピ
ーク値PHOS1,PHOS2の単純平均値(PHOS
1+PHOS2)/2から学習値PHOSAを減算した
値、即ち、(PHOS1+PHOS2)/2−PHOS
Aがマイナスの所定値LPHOS以下であるか否かを判
別する。
【0036】前記判別は、学習値PHOSAが、最新の
補正値PHOSよりも所定値以上に大きい状態であるか
否かを判別するものであり、(PHOS1+PHOS
2)/2−PHOSAが所定値LPHOS以下であると
きには、S52へ進んで、学習ゲインの増大回数をカウン
トするカウンタCPHOSが0であるか否かを判別す
る。
補正値PHOSよりも所定値以上に大きい状態であるか
否かを判別するものであり、(PHOS1+PHOS
2)/2−PHOSAが所定値LPHOS以下であると
きには、S52へ進んで、学習ゲインの増大回数をカウン
トするカウンタCPHOSが0であるか否かを判別す
る。
【0037】尚、前記カウンタCPHOSは、学習ゲイ
ンを増大修正するときに所定値mがセットされ、その後
学習更新が行われる毎に1ずつ減少設定され、0にまで
減少した時点で学習ゲインを通常値に戻すようになって
いる。前記カウンタCPHOSが0であって、学習ゲイ
ンの増大制御中でない場合には、S53へ進み、前記(P
HOS1+PHOS2)/2−PHOSAが所定値LP
HOS以下であったことを計数するカウンタCPHOS
Lを1アップさせる。
ンを増大修正するときに所定値mがセットされ、その後
学習更新が行われる毎に1ずつ減少設定され、0にまで
減少した時点で学習ゲインを通常値に戻すようになって
いる。前記カウンタCPHOSが0であって、学習ゲイ
ンの増大制御中でない場合には、S53へ進み、前記(P
HOS1+PHOS2)/2−PHOSAが所定値LP
HOS以下であったことを計数するカウンタCPHOS
Lを1アップさせる。
【0038】また、前記カウンタCPHOSが0でない
ときには、前記S53をシャンプしてS55へ進む。一方、
(PHOS1+PHOS2)/2−PHOSAが所定値
LPHOS以下でない場合には、S54へ進み、前記カウ
ンタCPHOSLをゼロリセットする。従って、前記カ
ウンタCPHOSLは、(PHOS1+PHOS2)/
2−PHOSAが所定値LPHOS以下である状態が継
続していることを条件として、1を越える値にカウント
アップされることなる。
ときには、前記S53をシャンプしてS55へ進む。一方、
(PHOS1+PHOS2)/2−PHOSAが所定値
LPHOS以下でない場合には、S54へ進み、前記カウ
ンタCPHOSLをゼロリセットする。従って、前記カ
ウンタCPHOSLは、(PHOS1+PHOS2)/
2−PHOSAが所定値LPHOS以下である状態が継
続していることを条件として、1を越える値にカウント
アップされることなる。
【0039】S55では、(PHOS1+PHOS2)/
2−PHOSAがプラスの所定値HPHOS以上である
か否かを判別し、以て、学習値PHOSAが、最新の補
正値PHOSよりも所定値以上に小さい状態であるか否
かを判別する。そして、前記同様に、(PHOS1+P
HOS2)/2−PHOSAがプラスの所定値HPHO
S以上であれば、前記カウンタCPHOSが0であるこ
とを条件に(S56)、(PHOS1+PHOS2)/2
−PHOSAがプラスの所定値HPHOS以上であると
判別された回数をカウントするカウンタCPHOSHを
カウントアップし(S57)、(PHOS1+PHOS
2)/2−PHOSAがプラスの所定値HPHOS以上
でないときには、前記カウンタCPHOSHをゼロリセ
ットする(S58)。
2−PHOSAがプラスの所定値HPHOS以上である
か否かを判別し、以て、学習値PHOSAが、最新の補
正値PHOSよりも所定値以上に小さい状態であるか否
かを判別する。そして、前記同様に、(PHOS1+P
HOS2)/2−PHOSAがプラスの所定値HPHO
S以上であれば、前記カウンタCPHOSが0であるこ
とを条件に(S56)、(PHOS1+PHOS2)/2
−PHOSAがプラスの所定値HPHOS以上であると
判別された回数をカウントするカウンタCPHOSHを
カウントアップし(S57)、(PHOS1+PHOS
2)/2−PHOSAがプラスの所定値HPHOS以上
でないときには、前記カウンタCPHOSHをゼロリセ
ットする(S58)。
【0040】S59では、前記カウンタCPHOSL,C
PHOSHのいずれか一方が所定値n以上になっている
か否かを判別することで、学習値PHOSAと補正値P
HOSとの偏差が同じ方向に所定値以上になっていると
判別された回数が所定回数以上になったか否かを判別す
る。そして、前記カウンタCPHOSL,CPHOSH
のいずれか一方が所定値n以上になっている場合には、
S60へ進んで、前記カウンタCPHOSL,CPHOS
Hをそれぞれゼロリセットした後、S61で補正値PHO
Sの学習ゲインを決定する重み付け定数(加重重み)G
PHOSとして、学習ゲインを比較的大きくする値であ
るGPHOS1をセットする。更に、S62では、前記カ
ウンタCPHOSに所定値mをセットする。
PHOSHのいずれか一方が所定値n以上になっている
か否かを判別することで、学習値PHOSAと補正値P
HOSとの偏差が同じ方向に所定値以上になっていると
判別された回数が所定回数以上になったか否かを判別す
る。そして、前記カウンタCPHOSL,CPHOSH
のいずれか一方が所定値n以上になっている場合には、
S60へ進んで、前記カウンタCPHOSL,CPHOS
Hをそれぞれゼロリセットした後、S61で補正値PHO
Sの学習ゲインを決定する重み付け定数(加重重み)G
PHOSとして、学習ゲインを比較的大きくする値であ
るGPHOS1をセットする。更に、S62では、前記カ
ウンタCPHOSに所定値mをセットする。
【0041】一方、S59で、前記カウンタCPHOS
L,CPHOSHのいずれもが所定値n未満であると判
別されたときには、S63へ進み、前記カウンタCPHO
Sが0であるか否かを判別する。そして、前記カウンタ
CPHOSが0であれば、S64へ進み、前記重み付け定
数GPHOSとして、学習ゲインを比較的小さくする値
であるGPHOS2をセットし、前記カウンタCPHO
Sが0でない場合には、前記重み付け定数GPHOSと
してGPHOS1がセットされた状態を保持して、S65
へ進む。
L,CPHOSHのいずれもが所定値n未満であると判
別されたときには、S63へ進み、前記カウンタCPHO
Sが0であるか否かを判別する。そして、前記カウンタ
CPHOSが0であれば、S64へ進み、前記重み付け定
数GPHOSとして、学習ゲインを比較的小さくする値
であるGPHOS2をセットし、前記カウンタCPHO
Sが0でない場合には、前記重み付け定数GPHOSと
してGPHOS1がセットされた状態を保持して、S65
へ進む。
【0042】S65では、前記カウンタCPHOSを1だ
け減少させる。ここで、カウンタCPHOSが所定値m
から0にまでカウントダウンされるまでの期間におい
て、前記重み付け定数GPHOSとして学習ゲインを比
較的大きくする値であるGPHOS1がセットされた状
態が保持されることになる。S66では、下記の加重平均
に従って学習値PHOSAの更新学習を行う。
け減少させる。ここで、カウンタCPHOSが所定値m
から0にまでカウントダウンされるまでの期間におい
て、前記重み付け定数GPHOSとして学習ゲインを比
較的大きくする値であるGPHOS1がセットされた状
態が保持されることになる。S66では、下記の加重平均
に従って学習値PHOSAの更新学習を行う。
【0043】PHOSA=GPHOS×(PHOS1+
PHOS2)/2+(1−GPHOS)×PHOSA 上記学習演算式において、重み付け定数(加重重み)G
PHOS(<1.0 )が大きいときほど、最新の補正値P
HOSに学習値PHOSAが速く追従することになり、
高い学習ゲインを示すことになるから、前記重み付け定
数GPHOS1,GPHOS2が、1.0 >GPHOS1
>GPHOS2>0となるように予め設定しておくこと
で、学習値PHOSAと補正値PHOSとの偏差が大き
いときに、かかる偏差を速やかに解消することが可能で
ある。
PHOS2)/2+(1−GPHOS)×PHOSA 上記学習演算式において、重み付け定数(加重重み)G
PHOS(<1.0 )が大きいときほど、最新の補正値P
HOSに学習値PHOSAが速く追従することになり、
高い学習ゲインを示すことになるから、前記重み付け定
数GPHOS1,GPHOS2が、1.0 >GPHOS1
>GPHOS2>0となるように予め設定しておくこと
で、学習値PHOSAと補正値PHOSとの偏差が大き
いときに、かかる偏差を速やかに解消することが可能で
ある。
【0044】例えば学習値が初期値にクリアされた場合
や、酸素センサ13,17の交換等によって補正値PHOS
による補正要求が大幅に変化したときには、学習値PH
OSAと補正値PHOSとの偏差が大きくなるが、前記
重み付け定数GPHOSの切り換え設定によって、偏差
が大きいときに学習ゲイン(重み付け定数GPHOS)
が増大修正されるから、前記偏差を速やかに解消させる
ことができ、以て、収束するまでの空燃比制御精度の低
下を最小限に抑制できる(図7参照)。一方、学習値P
HOSAと補正値PHOSとの偏差が比較的小さくなる
と、学習ゲインとして比較的小さな値に戻されるから、
収束ばらつきの発生を抑制できることになる(図8参
照)。
や、酸素センサ13,17の交換等によって補正値PHOS
による補正要求が大幅に変化したときには、学習値PH
OSAと補正値PHOSとの偏差が大きくなるが、前記
重み付け定数GPHOSの切り換え設定によって、偏差
が大きいときに学習ゲイン(重み付け定数GPHOS)
が増大修正されるから、前記偏差を速やかに解消させる
ことができ、以て、収束するまでの空燃比制御精度の低
下を最小限に抑制できる(図7参照)。一方、学習値P
HOSAと補正値PHOSとの偏差が比較的小さくなる
と、学習ゲインとして比較的小さな値に戻されるから、
収束ばらつきの発生を抑制できることになる(図8参
照)。
【0045】尚、上記の実施の形態では、第1酸素セン
サ13の出力に基づく空燃比フィードバック補正係数αの
比例・積分制御における比例操作量を、第2酸素センサ
17の出力に基づいて補正する構成としたが、第2酸素セ
ンサ17の出力に基づいて演算される第2空燃比補正量を
前記比例操作量の補正値PHOSに限定するものではな
く、例えば、補正係数αの比例制御のディレー時間を第
2酸素センサ17の出力に基づいて設定し、該ディレー時
間を学習する構成や、第1酸素センサ13の出力OSR1
に基づくリッチ・リーン判定において前記出力OSR1
と比較される所定値SLFを第2酸素センサ17の出力に
基づいて補正し、該補正値を学習する構成などであって
も良い。
サ13の出力に基づく空燃比フィードバック補正係数αの
比例・積分制御における比例操作量を、第2酸素センサ
17の出力に基づいて補正する構成としたが、第2酸素セ
ンサ17の出力に基づいて演算される第2空燃比補正量を
前記比例操作量の補正値PHOSに限定するものではな
く、例えば、補正係数αの比例制御のディレー時間を第
2酸素センサ17の出力に基づいて設定し、該ディレー時
間を学習する構成や、第1酸素センサ13の出力OSR1
に基づくリッチ・リーン判定において前記出力OSR1
と比較される所定値SLFを第2酸素センサ17の出力に
基づいて補正し、該補正値を学習する構成などであって
も良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によると、下流側の第2酸素センサの検出出力に基づい
て演算された第2空燃比補正量を学習するに当たって、
学習済みの値と、第2酸素センサの出力に基づいて演算
された値との間に所定以上の偏差がある場合に学習ゲイ
ンを増大修正するので、学習値が初期値にクリアされた
場合や酸素センサの交換等によって比例操作量の補正要
求が大幅に変化したときに、学習値を早期に収束させる
ことができる一方、前記偏差が充分に小さい場合には学
習ゲインを比較的小さくして収束ばらつきの発生を回避
できるという効果がある。
によると、下流側の第2酸素センサの検出出力に基づい
て演算された第2空燃比補正量を学習するに当たって、
学習済みの値と、第2酸素センサの出力に基づいて演算
された値との間に所定以上の偏差がある場合に学習ゲイ
ンを増大修正するので、学習値が初期値にクリアされた
場合や酸素センサの交換等によって比例操作量の補正要
求が大幅に変化したときに、学習値を早期に収束させる
ことができる一方、前記偏差が充分に小さい場合には学
習ゲインを比較的小さくして収束ばらつきの発生を回避
できるという効果がある。
【0047】請求項2記載の発明によると、第2酸素セ
ンサの出力に基づいて演算された値に学習値を近づける
のに必要充分な期間に限って、学習ゲインの増大修正を
行わせることができるという効果がある。請求項3記載
の発明によると、学習値が初期値にクリアされた場合や
酸素センサの交換等によって比例操作量の補正要求が大
幅に変化したときのように、学習ゲインの増大修正が必
要とされる状況に限って学習ゲインを増大させることが
できるという効果がある。
ンサの出力に基づいて演算された値に学習値を近づける
のに必要充分な期間に限って、学習ゲインの増大修正を
行わせることができるという効果がある。請求項3記載
の発明によると、学習値が初期値にクリアされた場合や
酸素センサの交換等によって比例操作量の補正要求が大
幅に変化したときのように、学習ゲインの増大修正が必
要とされる状況に限って学習ゲインを増大させることが
できるという効果がある。
【0048】請求項4記載の発明によると、第1酸素セ
ンサの出力に基づいて演算される空燃比フィードバック
補正係数による制御点が、第2酸素センサの出力に基づ
く比例操作量の補正によって修正され、然も、前記比例
操作量の補正値学習を、収束性良くかつ収束ばらつきを
抑制して行わせることができるという効果がある。請求
項5記載の発明によると、第2空燃比補正量の平均値と
そまれでの学習値との加重平均値を新たな学習値として
更新記憶する構成において、学習ゲインに相当する前記
加重平均における加重重みを、学習値と第2空燃比補正
値との偏差が大きいときに学習ゲインが増大する方向に
修正することで、学習値を早期に収束させることができ
るという効果がある。
ンサの出力に基づいて演算される空燃比フィードバック
補正係数による制御点が、第2酸素センサの出力に基づ
く比例操作量の補正によって修正され、然も、前記比例
操作量の補正値学習を、収束性良くかつ収束ばらつきを
抑制して行わせることができるという効果がある。請求
項5記載の発明によると、第2空燃比補正量の平均値と
そまれでの学習値との加重平均値を新たな学習値として
更新記憶する構成において、学習ゲインに相当する前記
加重平均における加重重みを、学習値と第2空燃比補正
値との偏差が大きいときに学習ゲインが増大する方向に
修正することで、学習値を早期に収束させることができ
るという効果がある。
【図1】請求項1記載の発明の構成ブロック図。
【図2】実施の形態のシステム構成図。
【図3】燃料噴射量の演算の様子を示すフローチャー
ト。
ト。
【図4】空燃比フィードバック補正係数α(第1空燃比
補正量)の比例・積分制御の様子を示すフローチャー
ト。
補正量)の比例・積分制御の様子を示すフローチャー
ト。
【図5】補正係数αの比例操作量の補正値PHOS(第
2空燃比補正量)の設定制御を示すフローチャート。
2空燃比補正量)の設定制御を示すフローチャート。
【図6】前記補正値PHOSの学習の様子を示すフロー
チャート。
チャート。
【図7】学習ゲインと収束性との相関を示す線図。
【図8】学習ゲインと収束ばらつきとの相関を示す線
図。
図。
1 内燃機関 3 エアフローメータ 7 インジェクタ 13 第1酸素センサ 14 触媒 16 コントロールユニット 17 第2酸素センサ
Claims (5)
- 【請求項1】内燃機関の排気通路に設けられた排気浄化
触媒と、 該排気浄化触媒の上流側及び下流側にそれぞれ設けら
れ、排気中の酸素濃度に感応して出力値が変化する第1
及び第2酸素センサと、 前記上流側の第1酸素センサの出力値に応じて第1空燃
比補正量を演算する第1空燃比補正量演算手段と、 前記下流側の第2酸素センサの出力値に応じて第2空燃
比補正量を演算する第2空燃比補正量演算手段と、 該第2空燃比補正量演算手段で演算された第2空燃比補
正量を学習する学習手段と、 前記第1,第2空燃比補正量、第2空燃比補正量の学習
値に基づいて機関の空燃比を調整する空燃比調整手段
と、 前記学習手段による第2空燃比補正値の学習値と、前記
第2空燃比補正量演算手段で演算された第2空燃比補正
値とが所定以上の偏差を有するときに、前記学習手段に
おける学習ゲインを所定期間だけ増大修正する学習ゲイ
ン増大修正手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の空燃比
制御装置。 - 【請求項2】前記学習ゲイン増大修正手段が、前記学習
手段により学習値が所定回数だけ更新される間において
学習ゲインを増大修正することを特徴とする請求項1記
載の内燃機関の空燃比制御装置。 - 【請求項3】前記学習ゲイン増大修正手段が、前記学習
手段による第2空燃比補正値の学習値と、前記第2空燃
比補正量演算手段で演算された第2空燃比補正値とが、
同じ方向に所定値以上の偏差を有すると判別された回数
が所定回数以上になったときに、前記学習手段における
学習ゲインを所定期間だけ増大修正することを特徴とす
る請求項1又は2に記載の内燃機関の空燃比制御装置。 - 【請求項4】前記第1空燃比補正量演算手段が、前記上
流側の第1酸素センサで検出される実際の空燃比を目標
空燃比に近づけるように、第1空燃比補正量としての空
燃比フィードバック補正係数を比例・積分制御する構成
であり、前記第2空燃比補正量演算手段が、前記下流側
の第2酸素センサで検出される実際の空燃比を目標空燃
比に近づけるように、前記比例制御における比例操作量
の補正値を第2空燃比補正量として演算する構成である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の
内燃機関の空燃比制御装置。 - 【請求項5】前記学習手段が、前記下流側の第2酸素セ
ンサで検出される実際の空燃比が目標空燃比に対して反
転する毎に第2空燃比補正量の平均値を求め、該平均値
とそれまでの学習値との加重平均値を、新たな学習値と
して更新記憶する構成であり、前記学習ゲイン増大修正
手段が、前記加重平均における加重重みを学習ゲインと
して修正することを特徴とする請求項4記載の内燃機関
の空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265545A JPH09112310A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265545A JPH09112310A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112310A true JPH09112310A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17418612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7265545A Pending JPH09112310A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112310A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040046823A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 공연비 제어를 위한 학습방법 |
| JP2006307806A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
| JP2009138676A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
| JP2010242633A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Denso Corp | エンジン制御装置 |
| JP5246456B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2013-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関システム制御装置 |
| JP2014152611A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Denso Corp | 学習装置 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP7265545A patent/JPH09112310A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040046823A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 공연비 제어를 위한 학습방법 |
| JP2006307806A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
| JP2009138676A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
| JP2010242633A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Denso Corp | エンジン制御装置 |
| JP5246456B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2013-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関システム制御装置 |
| US8554447B2 (en) | 2009-10-29 | 2013-10-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine system controller |
| JP2014152611A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Denso Corp | 学習装置 |
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Legal Events
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| A521 | Written amendment |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040525 |