JPH09112372A - 燃料タンクのブリーザ装置 - Google Patents
燃料タンクのブリーザ装置Info
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- JPH09112372A JPH09112372A JP27520995A JP27520995A JPH09112372A JP H09112372 A JPH09112372 A JP H09112372A JP 27520995 A JP27520995 A JP 27520995A JP 27520995 A JP27520995 A JP 27520995A JP H09112372 A JPH09112372 A JP H09112372A
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用燃料タンクと、その外部との間で呼吸
作用を行ない、その燃料タンク内を大気圧に保つように
したブリーザ装置において、前記燃料タンクがどのよう
な姿勢にあるときでも前記呼吸作用が確実に行なわれる
ようにすると共に燃料が外部に漏れ出ないようにする。 【解決手段】 燃料タンクT内の底壁に取付けられて自
由に撓曲できるブリーザチューブ24の上端に、燃料液
面L上を浮遊できるブリーザ部15を接続し、このブリ
ーザ部15およびブリーザチューブ24を介して燃料タ
ンクTの内外を連通し、またブリーザ部15に設けた気
液セパレータ16により空気と燃料とを分離する。
作用を行ない、その燃料タンク内を大気圧に保つように
したブリーザ装置において、前記燃料タンクがどのよう
な姿勢にあるときでも前記呼吸作用が確実に行なわれる
ようにすると共に燃料が外部に漏れ出ないようにする。 【解決手段】 燃料タンクT内の底壁に取付けられて自
由に撓曲できるブリーザチューブ24の上端に、燃料液
面L上を浮遊できるブリーザ部15を接続し、このブリ
ーザ部15およびブリーザチューブ24を介して燃料タ
ンクTの内外を連通し、またブリーザ部15に設けた気
液セパレータ16により空気と燃料とを分離する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両用に
適用され、ガソリン等の揮発性燃料を収容するための、
燃料タンクのブリーザ装置に関するものである。
適用され、ガソリン等の揮発性燃料を収容するための、
燃料タンクのブリーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来車両用燃料タンクのブリーザ装置と
して、 .燃料タンクの最上部にブリーザタンクを設け、そこ
にブリーザ装置を設けたもの(実公平3−11054号
公報参照)。
して、 .燃料タンクの最上部にブリーザタンクを設け、そこ
にブリーザ装置を設けたもの(実公平3−11054号
公報参照)。
【0003】.燃料タンクの上壁に設けたタンクキャ
ップにブリーザ装置を設けたもの(特公昭62−603
14号公報参照)。
ップにブリーザ装置を設けたもの(特公昭62−603
14号公報参照)。
【0004】.燃料タンクの上部に設けたブリーザ通
路に逆止弁を設けて燃料タンクの横転時に燃料の流出を
防止するようにしたもの(特開昭50−116817号
公報参照)。
路に逆止弁を設けて燃料タンクの横転時に燃料の流出を
防止するようにしたもの(特開昭50−116817号
公報参照)。
【0005】.燃料タンクの内外を連通するブリーザ
通路に気体透過油不透過膜を設けて、タンク外への燃料
の流出を阻止するようにしたもの(特開昭62−149
580号公報参照)等が知られている。
通路に気体透過油不透過膜を設けて、タンク外への燃料
の流出を阻止するようにしたもの(特開昭62−149
580号公報参照)等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来もの
は、燃料タンクにブリーザ装置あるいはブリーザ通路が
一体的に支持されているため、燃料タンクが傾斜した
り、横向きになったりすると、前記ブリーザ装置あるい
はブリーザ通路が燃料液面下に浸漬することにより、ブ
リーザ機能が有効に働かなくなることがあるという課題
がある。
は、燃料タンクにブリーザ装置あるいはブリーザ通路が
一体的に支持されているため、燃料タンクが傾斜した
り、横向きになったりすると、前記ブリーザ装置あるい
はブリーザ通路が燃料液面下に浸漬することにより、ブ
リーザ機能が有効に働かなくなることがあるという課題
がある。
【0007】本発明はかかる事情にかんがみて成された
もので、燃料タンクの姿勢に関係なく、常にブリーザ機
能が有効に働くようにし、しかも燃料の外部への流出を
阻止できるようにした、新規な燃料タンクのブリーザ装
置を提供することを目的とするものである。
もので、燃料タンクの姿勢に関係なく、常にブリーザ機
能が有効に働くようにし、しかも燃料の外部への流出を
阻止できるようにした、新規な燃料タンクのブリーザ装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本請求項1記載の発明によれば、密閉状燃料タンク
内に設けられ、該燃料タンク内の上部空間と、その燃料
タンクの外部との間で、呼吸作用を行なわせるようにし
た、燃料タンクのブリーザ装置において、燃料タンク内
に設けられて、該燃料タンクの外部に連通されるブリー
ザチューブと、このブリーザチューブの自由端に接続さ
れるブリーザ部とよりなり、前記ブリーザチューブは、
前記燃料タンク内を自由に撓曲可能な可撓体により構成
され、また前記ブリーザ部は、燃料タンク内の燃料液面
上を自由に浮遊可能であって、燃料タンク内のガスを燃
料より分離して前記ブリーザチューブに導くための気液
セパレータを備えていることを特徴としている。
め、本請求項1記載の発明によれば、密閉状燃料タンク
内に設けられ、該燃料タンク内の上部空間と、その燃料
タンクの外部との間で、呼吸作用を行なわせるようにし
た、燃料タンクのブリーザ装置において、燃料タンク内
に設けられて、該燃料タンクの外部に連通されるブリー
ザチューブと、このブリーザチューブの自由端に接続さ
れるブリーザ部とよりなり、前記ブリーザチューブは、
前記燃料タンク内を自由に撓曲可能な可撓体により構成
され、また前記ブリーザ部は、燃料タンク内の燃料液面
上を自由に浮遊可能であって、燃料タンク内のガスを燃
料より分離して前記ブリーザチューブに導くための気液
セパレータを備えていることを特徴としている。
【0009】また上記目的達成のため、本請求項2記載
の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前
記気液セパレータは、空気は透過させるが、燃料を透過
させない空気透過膜により燃料タンク内から仕切られる
気相室と、この気相室を燃料液面上に浮遊させるフロー
トとを備え、前記気相室が前記ブリーザチューブに連通
されてなることを特徴としている。
の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前
記気液セパレータは、空気は透過させるが、燃料を透過
させない空気透過膜により燃料タンク内から仕切られる
気相室と、この気相室を燃料液面上に浮遊させるフロー
トとを備え、前記気相室が前記ブリーザチューブに連通
されてなることを特徴としている。
【0010】さらに上記目的達成のため、本請求項3記
載の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、
前記気液セパレータは、燃料タンク内の空気を燃料から
分離する迷路を備えた気相室と、この気相室を燃料液面
上に浮遊させるフロートとを備え、前記気相室が前記ブ
リーザチューブに連通されてなることを特徴としてい
る。
載の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、
前記気液セパレータは、燃料タンク内の空気を燃料から
分離する迷路を備えた気相室と、この気相室を燃料液面
上に浮遊させるフロートとを備え、前記気相室が前記ブ
リーザチューブに連通されてなることを特徴としてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明装置を設けた自動二輪車の
側面図、図2は、図1の2線矢視の自動二輪車の平面
図、図3は、燃料タンクの一部破断側面図、図4は、図
3の4−4線に沿う断面図、図5は、燃料タンクが横向
きになったときの、図4と同じ断面図、図6は、ブリー
ザ部の一部破断側面図、図7は、図6の7−7線に沿う
一部横断平面図である。
側面図、図2は、図1の2線矢視の自動二輪車の平面
図、図3は、燃料タンクの一部破断側面図、図4は、図
3の4−4線に沿う断面図、図5は、燃料タンクが横向
きになったときの、図4と同じ断面図、図6は、ブリー
ザ部の一部破断側面図、図7は、図6の7−7線に沿う
一部横断平面図である。
【0013】図1,2において、フロントフオークFf
に支持される前車輪Wfと、リヤフオークFrに支持さ
れる後車輪Wrとの間において、車体フレームF上に燃
料タンクTが搭載され、この燃料タンクTの前部に、フ
ロントフオークFfに取付けられる操向ハンドルHが配
置され、またその後部に、座席シートSが配置される。
また車体フレームFは、フロントカウルCfおよびリヤ
カウルCrにより覆われる。
に支持される前車輪Wfと、リヤフオークFrに支持さ
れる後車輪Wrとの間において、車体フレームF上に燃
料タンクTが搭載され、この燃料タンクTの前部に、フ
ロントフオークFfに取付けられる操向ハンドルHが配
置され、またその後部に、座席シートSが配置される。
また車体フレームFは、フロントカウルCfおよびリヤ
カウルCrにより覆われる。
【0014】次に図3,4を参照して燃料タンクTの構
造について説明すると、そのタンク本体1は、上壁11
と下壁12 とを一体に接合して密閉状に形成され、その
前後に、車体フレームFへの、前部および後部取付フラ
ンジ13 ,14 が一体に突設される。
造について説明すると、そのタンク本体1は、上壁11
と下壁12 とを一体に接合して密閉状に形成され、その
前後に、車体フレームFへの、前部および後部取付フラ
ンジ13 ,14 が一体に突設される。
【0015】タンク本体1の上壁11 の左右中央部に
は、給油筒2が設けられる。この給油筒2の上面には、
給油口3が開口され、この給油口3には、キャップ4が
開閉可能に設けられる。このキャップ4は、リング状の
取付枠5と、これにヒンジ具7をもって上下方向に開閉
可能に蝶着されるキャップ本体6とより構成されてお
り、前記取付枠5は、複数本の取付ねじ8により給油筒
2に固着される。キャップ本体6の下面には、環状のパ
ッキン10が設けられ、このパッキン10は、キャップ
本体1の閉成時に、給油筒2に形成した環状着座面21
に着座されて該給油筒2がキャップ4により流体密に閉
じられる。通常のようにキャップ本体6の中央部にはシ
リンダ錠11が設けられる。このシリンダ錠11は、図
示しないキーの差込操作により、その下部の錠片9を、
給油筒2の下面に係止させることにより、キャップ4を
給油筒2にロックすることができる。
は、給油筒2が設けられる。この給油筒2の上面には、
給油口3が開口され、この給油口3には、キャップ4が
開閉可能に設けられる。このキャップ4は、リング状の
取付枠5と、これにヒンジ具7をもって上下方向に開閉
可能に蝶着されるキャップ本体6とより構成されてお
り、前記取付枠5は、複数本の取付ねじ8により給油筒
2に固着される。キャップ本体6の下面には、環状のパ
ッキン10が設けられ、このパッキン10は、キャップ
本体1の閉成時に、給油筒2に形成した環状着座面21
に着座されて該給油筒2がキャップ4により流体密に閉
じられる。通常のようにキャップ本体6の中央部にはシ
リンダ錠11が設けられる。このシリンダ錠11は、図
示しないキーの差込操作により、その下部の錠片9を、
給油筒2の下面に係止させることにより、キャップ4を
給油筒2にロックすることができる。
【0016】図4に明瞭に示すように、給油筒2の底面
の一側には、ドレンパイプ12の上端が接続され、この
ドレンパイプ12は、タンク本体1内を縦通し、その下
端はその下壁12 に貫通固定されて、大気に開口されて
いる。またタンク本体1の下壁12 には、燃料コックC
を取付けたマウスピース13が接続されており、この燃
料コックCは供給チューブ14を介してエンジンの燃料
供給部に接続されている。
の一側には、ドレンパイプ12の上端が接続され、この
ドレンパイプ12は、タンク本体1内を縦通し、その下
端はその下壁12 に貫通固定されて、大気に開口されて
いる。またタンク本体1の下壁12 には、燃料コックC
を取付けたマウスピース13が接続されており、この燃
料コックCは供給チューブ14を介してエンジンの燃料
供給部に接続されている。
【0017】燃料タンクT内には、前記給油筒2とは別
に、燃料タンクT内の上部の上部空間Aと外気との間で
呼吸作用を行なうためのブリーザ装置Brが設けられ
る。
に、燃料タンクT内の上部の上部空間Aと外気との間で
呼吸作用を行なうためのブリーザ装置Brが設けられ
る。
【0018】次にこのブリーザ装置Brの構造を主に図
3〜7を参照して説明すると、このブリーザ装置Brの
主体部を構成する、ブリーザ部15は、気液セパレータ
16と、フロート17とより構成されている。前記気液
セパレータ16は、耐燃料油性合成樹脂材料により形成
されており、図6,7に明瞭に示すように、有底中空円
筒状のセパレータ本体161 の開口上面に蓋体162 を
溶着等により一体に被冠して構成されており、そのセパ
レータ本体161 の周壁および蓋体162 には、それぞ
れ窓孔18および19が開口されている。それらの窓孔
18,19の内面には、それぞれ空気は透過するが燃料
は透過しない、空気透過膜20,21が接合されてい
て、これらの空気透過膜20,21により、前記窓孔1
8,19が閉じられている。そしてこの気液セパレータ
16の内には、気相室22が画成される。
3〜7を参照して説明すると、このブリーザ装置Brの
主体部を構成する、ブリーザ部15は、気液セパレータ
16と、フロート17とより構成されている。前記気液
セパレータ16は、耐燃料油性合成樹脂材料により形成
されており、図6,7に明瞭に示すように、有底中空円
筒状のセパレータ本体161 の開口上面に蓋体162 を
溶着等により一体に被冠して構成されており、そのセパ
レータ本体161 の周壁および蓋体162 には、それぞ
れ窓孔18および19が開口されている。それらの窓孔
18,19の内面には、それぞれ空気は透過するが燃料
は透過しない、空気透過膜20,21が接合されてい
て、これらの空気透過膜20,21により、前記窓孔1
8,19が閉じられている。そしてこの気液セパレータ
16の内には、気相室22が画成される。
【0019】而して前記この空気透過膜20,21は、
たとえばポリテトラフルオルエチレン、ナイロン、シリ
コンゴム等の高耐燃料性、耐熱性および高強度を有する
材料により構成され、しかもガソリン等の燃料の粒子
が、その表面張力により透過することのないきわめて微
細な孔の開口されたものが用いられる。
たとえばポリテトラフルオルエチレン、ナイロン、シリ
コンゴム等の高耐燃料性、耐熱性および高強度を有する
材料により構成され、しかもガソリン等の燃料の粒子
が、その表面張力により透過することのないきわめて微
細な孔の開口されたものが用いられる。
【0020】気液セパレータ16の底壁には、ジョイン
ト管23が一体に設けられ、このジョイント管23は、
セパレータ本体161 の底壁より下方に延長されて、外
部に開口されている。また前記気液セパレータ16の下
面には、中空のドーナツ状に形成される前記フロート1
7が、前記ジョイント管23を取囲むようにして固着さ
れており、この気液セパレータ16は、燃料タンクT内
のガソリン等の燃料の液面上を自由に浮遊できるように
構成される。
ト管23が一体に設けられ、このジョイント管23は、
セパレータ本体161 の底壁より下方に延長されて、外
部に開口されている。また前記気液セパレータ16の下
面には、中空のドーナツ状に形成される前記フロート1
7が、前記ジョイント管23を取囲むようにして固着さ
れており、この気液セパレータ16は、燃料タンクT内
のガソリン等の燃料の液面上を自由に浮遊できるように
構成される。
【0021】前記ジョイント管23には、高耐燃料性の
合成樹脂、ゴム等の軟質材料よりなる、可撓性ブリーザ
チューブ24が抜差可能に接続される。このブリーザチ
ューブ24は、燃料タンクT内を縦通してその燃料タン
ク本体1の底壁12 に固着されるブリーザパイプ25に
抜差自在に接続されている。而してこのブリーザチュー
ブ24は図3,4に示すにように、前記気液セパレータ
16が、燃料液面上を自由に浮遊できるように、燃料の
液面と、燃料タンクTの底壁12 間の最大深さよりも十
分長い寸法を有する。
合成樹脂、ゴム等の軟質材料よりなる、可撓性ブリーザ
チューブ24が抜差可能に接続される。このブリーザチ
ューブ24は、燃料タンクT内を縦通してその燃料タン
ク本体1の底壁12 に固着されるブリーザパイプ25に
抜差自在に接続されている。而してこのブリーザチュー
ブ24は図3,4に示すにように、前記気液セパレータ
16が、燃料液面上を自由に浮遊できるように、燃料の
液面と、燃料タンクTの底壁12 間の最大深さよりも十
分長い寸法を有する。
【0022】次にこの第一実施例の作用について説明す
ると、図3,4には、自動二輪車が通常の走行状態にあ
るときの燃料タンクTの姿勢が示されており、前記ブリ
ーザ装置Brのブリーザ部15は、燃料液面L上に浮遊
し、その大部分が、燃料液面Lより顕出して燃料タンク
T内の上部の上部空間Aに露出状態となる。そして燃料
タンクT内の上部の上部空間Aと外気との間では、前記
気液セパレータ16およびブリーザチューブ24を介し
て自由な呼吸作用が行なわれ、すなわちタンクT内の燃
料混合ガスのうち、ガスが空気透過膜20,21を透過
して気相室22に入り、そこからブリーザチューブ24
を通って大気に放出され、また燃料タンクT外の大気
は、ブリーザチューブ24より気相室22に入り、そこ
から上部空間Aへと流れ、これにより燃料タンクT内は
大気圧に保たれる。
ると、図3,4には、自動二輪車が通常の走行状態にあ
るときの燃料タンクTの姿勢が示されており、前記ブリ
ーザ装置Brのブリーザ部15は、燃料液面L上に浮遊
し、その大部分が、燃料液面Lより顕出して燃料タンク
T内の上部の上部空間Aに露出状態となる。そして燃料
タンクT内の上部の上部空間Aと外気との間では、前記
気液セパレータ16およびブリーザチューブ24を介し
て自由な呼吸作用が行なわれ、すなわちタンクT内の燃
料混合ガスのうち、ガスが空気透過膜20,21を透過
して気相室22に入り、そこからブリーザチューブ24
を通って大気に放出され、また燃料タンクT外の大気
は、ブリーザチューブ24より気相室22に入り、そこ
から上部空間Aへと流れ、これにより燃料タンクT内は
大気圧に保たれる。
【0023】また自動二輪車の、傾斜路、悪路等の走行
により、燃料タンクTが大きく振動したり、前後、左右
に傾斜したり、あるいは横向きになったりしてもブリー
ザチューブ24の自由な撓曲により、燃料液面L上に浮
遊する気液セパレータ16は、その大部分が燃料タンク
Tの上部空間Aに露出して前記呼吸作用が確実に行なわ
れて、燃料タンクT内を大気圧に保ち、しかも空気透過
膜20,21により燃料が外部に漏出することがない。
により、燃料タンクTが大きく振動したり、前後、左右
に傾斜したり、あるいは横向きになったりしてもブリー
ザチューブ24の自由な撓曲により、燃料液面L上に浮
遊する気液セパレータ16は、その大部分が燃料タンク
Tの上部空間Aに露出して前記呼吸作用が確実に行なわ
れて、燃料タンクT内を大気圧に保ち、しかも空気透過
膜20,21により燃料が外部に漏出することがない。
【0024】図5には、自動二輪車が横倒しになり、燃
料タンクTが横向き姿勢になった場合が示されており、
この場合にキャップ4が燃料中に浸漬される状態となっ
ても、可撓性ブリーザチューブ24の自由な撓曲によ
り、気液セパレータ16は燃料液面L上に浮遊して、そ
の大部分は燃料タンクTの上部空間Aに露出して前述の
呼吸作用が確実に行なわれ、しかも燃料が外部に漏出す
ることがない。
料タンクTが横向き姿勢になった場合が示されており、
この場合にキャップ4が燃料中に浸漬される状態となっ
ても、可撓性ブリーザチューブ24の自由な撓曲によ
り、気液セパレータ16は燃料液面L上に浮遊して、そ
の大部分は燃料タンクTの上部空間Aに露出して前述の
呼吸作用が確実に行なわれ、しかも燃料が外部に漏出す
ることがない。
【0025】次に図8を参照して本発明の第二実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0026】図8は、燃料タンクの断面図であり、前記
第一実施例と同一部材には、同一符号が付される。この
第二実施例は、ブリーザチューブ24をU字状に撓曲し
てその基端を燃料タンクTの上壁11 に固定した給油筒
2に接続した場合であり、前記給油筒2底壁には、ブリ
ーザジョイント30が縦方向に貫通固着されており、こ
のブリーザジョイント30の下端に前記ブリーザチュー
ブ24の基端が接続される。またこのブリーザジョイン
ト30の上端は、前記リング状取付枠5に形成される、
ラビリンスパッキン構造の迷路31を介して大気に連通
する給油筒2内に開口されている。なお、この迷路31
は外からの水等の浸入を防止するためのものである。
第一実施例と同一部材には、同一符号が付される。この
第二実施例は、ブリーザチューブ24をU字状に撓曲し
てその基端を燃料タンクTの上壁11 に固定した給油筒
2に接続した場合であり、前記給油筒2底壁には、ブリ
ーザジョイント30が縦方向に貫通固着されており、こ
のブリーザジョイント30の下端に前記ブリーザチュー
ブ24の基端が接続される。またこのブリーザジョイン
ト30の上端は、前記リング状取付枠5に形成される、
ラビリンスパッキン構造の迷路31を介して大気に連通
する給油筒2内に開口されている。なお、この迷路31
は外からの水等の浸入を防止するためのものである。
【0027】次に図9を参照して本発明の第三実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0028】図9は、燃料タンクの一部の断面図であ
り、前記第一実施例と同一部材には、同一符号が付され
る。この第三実施例は、ブリーザチューブ24をU字状
に撓曲してその基端を、キャップ本体6に接続した場合
であり、前記キャップ本体6には、ブリーザ通路35が
形成されており、このブリーザ通路35の下端は、キャ
ップ本体6の下面より下方に突出されてそこにブリーザ
チューブ24の基端が接続されており、またこのブリー
ザ通路35の上端は、給油筒2内に開口され、ここより
大気に連通されている。したがってこの第三実施例で
は、気液セパレータ16内の気相室は、ブリーザチュー
ブ24およびキャップ本体6を通して大気に連通されて
いる。
り、前記第一実施例と同一部材には、同一符号が付され
る。この第三実施例は、ブリーザチューブ24をU字状
に撓曲してその基端を、キャップ本体6に接続した場合
であり、前記キャップ本体6には、ブリーザ通路35が
形成されており、このブリーザ通路35の下端は、キャ
ップ本体6の下面より下方に突出されてそこにブリーザ
チューブ24の基端が接続されており、またこのブリー
ザ通路35の上端は、給油筒2内に開口され、ここより
大気に連通されている。したがってこの第三実施例で
は、気液セパレータ16内の気相室は、ブリーザチュー
ブ24およびキャップ本体6を通して大気に連通されて
いる。
【0029】次に図10を参照して本発明の第四実施例
について説明する。
について説明する。
【0030】図10は、ブリーザ部の縦断面図であり、
前記第一実施例と同一部材には、同一符号が付される。
この第四実施例は、ブリーザ部の構造が前記第一実施例
と相違しており、気液の分離手段としてラビリンス構造
の迷路が採用される。
前記第一実施例と同一部材には、同一符号が付される。
この第四実施例は、ブリーザ部の構造が前記第一実施例
と相違しており、気液の分離手段としてラビリンス構造
の迷路が採用される。
【0031】ブリーザ装置Br′のブリーザ部115
は、気液セパレータ116と、フロート117とより構
成されている。前記気液セパレータ116は、耐燃料油
性合成樹脂材料により形成された有底中空円筒状のセパ
レータ本体1161 の開口上面に蓋体1162 を溶着等
により一体に被冠して構成されており、そのセパレータ
本体1161 の底壁の最下部には、周方向に間隔をあけ
て複数のドレン口136が開口され、また前記蓋体11
62 には、同心円状に複数のブリーザ孔137が開口さ
れている。またこの気液セパレータ116内の気相室1
22内は、ラビリンスパッキン機能をもつ迷路138が
形成されており、すなわち前記気相室122内には、前
記蓋体1162 に吊設される隔壁139と、この気相室
122の底壁の中心より上方向に延びる中心管140と
よりジグザグ状の前記迷路138が形成されており、前
記ブリーザ孔137より気相室122に入った燃料ミス
トの混合ガスは、この迷路138を、図10矢印に示す
ように流れ、その間に燃料ミストが分離され、ガスは、
セパレータ本体116より下方に延設されるジョイント
管123を通って外部に放出される。一方燃料ミストは
滴状となり、ドレン口136より燃料タンクT内に戻さ
れる。
は、気液セパレータ116と、フロート117とより構
成されている。前記気液セパレータ116は、耐燃料油
性合成樹脂材料により形成された有底中空円筒状のセパ
レータ本体1161 の開口上面に蓋体1162 を溶着等
により一体に被冠して構成されており、そのセパレータ
本体1161 の底壁の最下部には、周方向に間隔をあけ
て複数のドレン口136が開口され、また前記蓋体11
62 には、同心円状に複数のブリーザ孔137が開口さ
れている。またこの気液セパレータ116内の気相室1
22内は、ラビリンスパッキン機能をもつ迷路138が
形成されており、すなわち前記気相室122内には、前
記蓋体1162 に吊設される隔壁139と、この気相室
122の底壁の中心より上方向に延びる中心管140と
よりジグザグ状の前記迷路138が形成されており、前
記ブリーザ孔137より気相室122に入った燃料ミス
トの混合ガスは、この迷路138を、図10矢印に示す
ように流れ、その間に燃料ミストが分離され、ガスは、
セパレータ本体116より下方に延設されるジョイント
管123を通って外部に放出される。一方燃料ミストは
滴状となり、ドレン口136より燃料タンクT内に戻さ
れる。
【0032】セパレータ本体116の底壁には、前記第
一実施例と同じく中空のドーナツ状に形成される中空状
のフロート117が、前記ジョイント管123を取囲む
ようにして固着されている。
一実施例と同じく中空のドーナツ状に形成される中空状
のフロート117が、前記ジョイント管123を取囲む
ようにして固着されている。
【0033】この気液セパレータ116は、前記第一実
施例と同じく、燃料タンクT内のガソリン等の燃料の液
面上を浮遊できるように構成される。そしてジョイント
管123には、可撓性ブリーザチューブ24が抜差可能
に接続される。
施例と同じく、燃料タンクT内のガソリン等の燃料の液
面上を浮遊できるように構成される。そしてジョイント
管123には、可撓性ブリーザチューブ24が抜差可能
に接続される。
【0034】而してこの第四実施例におけるブリーザ部
115も前記第一実施例のブリーザ部15と同等の機能
を有する。
115も前記第一実施例のブリーザ部15と同等の機能
を有する。
【0035】以上、本発明の第一〜第四実施例について
説明したが、本発明はそれらの実施例に限定されること
なく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。た
とえば前記実施例では、ブリーザ装置を自動二輪車の燃
料タンクに実施した場合を説明したが、このブリーザ装
置を他の車両にも実施できることは勿論であり、前記空
気透過膜として前述した材料に代えて従来公知の他の空
気透過膜の使用が可能であり、また気液セパレータに形
成される迷路は、ラビリンスパッキン作用をなすもので
あれば、どのような構造であってもよい。
説明したが、本発明はそれらの実施例に限定されること
なく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。た
とえば前記実施例では、ブリーザ装置を自動二輪車の燃
料タンクに実施した場合を説明したが、このブリーザ装
置を他の車両にも実施できることは勿論であり、前記空
気透過膜として前述した材料に代えて従来公知の他の空
気透過膜の使用が可能であり、また気液セパレータに形
成される迷路は、ラビリンスパッキン作用をなすもので
あれば、どのような構造であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本請求項各項記載の発明に
よれば、燃料タンクがどのような姿勢にあるときでも、
ブリーザ部は常に燃料液面上に浮遊状態にあって、燃料
タンク内と、その外部とで確実に呼吸作用を行なわせる
ことができ、燃料タンク内を常に大気圧に保つことがで
きる。
よれば、燃料タンクがどのような姿勢にあるときでも、
ブリーザ部は常に燃料液面上に浮遊状態にあって、燃料
タンク内と、その外部とで確実に呼吸作用を行なわせる
ことができ、燃料タンク内を常に大気圧に保つことがで
きる。
【0037】またブリーザ部の気液セパレータは、燃料
タンク内において、燃料を分離したガスを、ブリーザチ
ューブを通して燃料タンク外に放出することができ、燃
料の外部への漏出を未然に防止することができる。
タンク内において、燃料を分離したガスを、ブリーザチ
ューブを通して燃料タンク外に放出することができ、燃
料の外部への漏出を未然に防止することができる。
【図1】本発明装置を備えた自動二輪車の側面図
【図2】図1の2線矢視の自動二輪車の平面図
【図3】燃料タンクの一部破断側面図
【図4】図3の4−4線に沿う断面図
【図5】燃料タンクが横向きになったときの、図4と同
じ断面図
じ断面図
【図6】ブリーザ部の一部破断側面図
【図7】図6の7−7線に沿う一部横断平面図
【図8】本発明の第二実施例を示す、燃料タンクの断面
図
図
【図9】本発明の第三実施例を示す、燃料タンクの一部
の断面図
の断面図
【図10】本発明の第四実施例を示す、ブリーザ部の縦
断面図
断面図
15・・・・・・・ブリーザ部 115・・・・・・ブリーザ部 16・・・・・・・気液セパレータ 116・・・・・・気液セパレータ 17・・・・・・・フロート 117・・・・・・フロート 20・・・・・・・空気透過膜 21・・・・・・・空気透過膜 22・・・・・・・気相室 122・・・・・・気相室 24・・・・・・・ブリーザチューブ 138・・・・・・迷路 A・・・・・・・・上部空間 L・・・・・・・・燃料液面 T・・・・・・・・燃料タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 密閉状燃料タンク(T)内に設けられ、
該燃料タンク(T)内の上部空間(A)と、その燃料タ
ンク(T)の外部との間で、呼吸作用を行なわせるよう
にした、燃料タンクのブリーザ装置において、 燃料タンク(T)内に設けられて、該燃料タンク(T)
の外部に連通されるブリーザチューブ(24)と、この
ブリーザチューブ(24)の自由端に接続されるブリー
ザ部(15;115)とよりなり、前記ブリーザチュー
ブ(24)は、前記燃料タンク(T)内を自由に撓曲可
能な可撓体により構成され、また前記ブリーザ部(1
5;115)は、燃料タンク(T)内の燃料液面(L)
上を自由に浮遊可能であって、燃料タンク(T)内のガ
スを燃料より分離して前記ブリーザチューブ(24)に
導くための気液セパレータ(16;116)を備えてい
ることを特徴とする、燃料タンクのブリーザ装置。 - 【請求項2】 前記気液セパレータ(16)は、空気は
透過させるが、燃料を透過させない空気透過膜(20,
21)により燃料タンク(T)内から仕切られる気相室
(22)と、この気相室(22)を燃料液面(L)上に
浮遊させるフロート(17)とを備え、前記気相室(2
2)が前記ブリーザチューブ(24)に連通されてなる
ことを特徴とする、前記請求項1記載の燃料タンクのブ
リーザ装置。 - 【請求項3】 前記気液セパレータ(116)は、燃料
タンク(T)内のガスを燃料から分離する迷路(13
8)を備えた気相室(122)と、この気相室(12
2)を燃料液面(L)上に浮遊させるフロート(11
7)とを備え、前記気相室(122)が前記ブリーザチ
ューブ(24)に連通されてなることを特徴とする、前
記請求項1記載の燃料タンクのブリーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27520995A JPH09112372A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 燃料タンクのブリーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27520995A JPH09112372A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 燃料タンクのブリーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112372A true JPH09112372A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17552220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27520995A Pending JPH09112372A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 燃料タンクのブリーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112372A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005327540A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよびそれを用いた輸送機器 |
| JP2009173267A (ja) * | 2007-12-31 | 2009-08-06 | Honda Motor Co Ltd | ラビリンスボックス構造体及びその使用方法 |
| JP2010070102A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| JP2012245939A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の燃料タンク構造 |
| CN102828866A (zh) * | 2012-08-27 | 2012-12-19 | 江门市大长江集团有限公司 | 一种燃油箱油气分离结构总成 |
| JP2015071986A (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | スズキ株式会社 | 燃料ゲージ付きセパレータ装置 |
| CN107738573A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-27 | 无锡昊瑜节能环保设备有限公司 | 一种汽车燃油箱 |
| JP2018030441A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型車両の燃料タンク取付構造 |
| CN108032942A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-05-15 | 江门市大长江集团有限公司 | 油箱及设有其的摩托车 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP27520995A patent/JPH09112372A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN108032942B (zh) * | 2018-01-12 | 2024-01-09 | 江门市大长江集团有限公司 | 油箱及设有其的摩托车 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040519 |