JPH09113225A - 画像処理装置および方法ならびに物体外観検査装置 - Google Patents

画像処理装置および方法ならびに物体外観検査装置

Info

Publication number
JPH09113225A
JPH09113225A JP7292236A JP29223695A JPH09113225A JP H09113225 A JPH09113225 A JP H09113225A JP 7292236 A JP7292236 A JP 7292236A JP 29223695 A JP29223695 A JP 29223695A JP H09113225 A JPH09113225 A JP H09113225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
area
rotation
inspection
deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7292236A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Suzuki
孝司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7292236A priority Critical patent/JPH09113225A/ja
Publication of JPH09113225A publication Critical patent/JPH09113225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同心円状繰り返しパターンを有する円形物体
が不特定な位置および回転角に配置されている画像を用
いて、円形物体の外観検査を高精度に行う。 【解決手段】 モデル作成部4によって基準画像を用い
て、基準物体の周縁部を含む領域の画像である位置ずれ
補正用モデル、任意の単位パターンを含む領域の画像で
ある回転ずれ補正用モデル、検査領域の画像である検査
用モデルを予め作成しておき、検査対象画像において、
位置ずれ補正部7によって位置ずれ補正用モデル対応領
域を抽出し、この領域の位置に基づいて検査対象物体の
位置ずれ量を求めて位置ずれ補正を行い、また回転ずれ
補正部8によって回転ずれ補正用モデル対応領域を抽出
し、この領域の位置に基づいて回転ずれ量を求めて回転
ずれ補正を行い、検査実行部9によって、補正された検
査対象画像における検査領域の画像と検査用モデルとを
比較することによって外観検査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同心円状に配置さ
れた複数の特徴的な単位パターン(以下この複数の単位
パターンを、単に同心円状繰り返しパターンと称する)
を有する円形物体の画像において、画像上の位置および
回転角が不特定である前記円形物体を画像上の所定位置
かつ所定回転位置に配置する画像処理装置および方法、
ならびに前記画像を用いて前記円形物体の外観上の欠陥
の有無を検査する物体外観検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】同心円状繰り返しパターンを有する円形
の製品(検査対象物体)の外観上の欠陥の有無を検査す
る物体外観検査装置は、基準となる欠陥の無い製品(基
準物体)の画像(モデル)を予め登録しておき、検査対
象物体の画像(検査対象画像)と、前記モデルとを比較
し(パターンマッチング処理)、その一致度によって欠
陥の有無を判定するものである。
【0003】ところで検査対象物体を撮像するカメラ
は、通常製造ラインの製品搬出側に配置され、検査対象
物体は搬送装置上に不規則に置かれて移動してくるた
め、この検査対象物体を撮像して得られた検査対象画像
においては、検査対象物体の位置および回転角は不特定
である。
【0004】そこで、従来の物体外観検査装置の一例と
して以下に示すものがある。
【0005】基準物体を撮像することにより得られた基
準画像(その画角は検査対象画像と同じ)から基準物体
の画像を切り出して基準モデルとし、さらにこの基準モ
デルにおいて、基準物体を所定角刻みで回転させた各画
像を作成して回転モデルとし、これらのモデルを登録し
ておき、検査対象画像における任意の領域(その画角は
モデルと同じ)と、各モデルとのパターンマッチング処
理を順次行い、一致度がある値以上である検査対象画像
の領域とモデルの組み合わせが存在すれば、検査対象物
体の外観上の欠陥は無いものと判断する。
【0006】尚、上記の回転モデルは、単位パターンの
個数がN個である場合は、±(360/(2N))°の
範囲で作成される。
【0007】しかし、上記従来の物体外観検査装置にお
いては、円形物体全体である大きな画像からなる複数個
のモデル(基準モデルおよび回転モデル)を記憶しなけ
ればならないので、膨大なメモリ容量を必要とし、また
この大きなモデルを用いて検査対象画像の任意の領域と
のパターンマッチング処理を行わなければならないの
で、この処理に時間がかかり過ぎてしまい、実用的でな
いという問題があった。
【0008】そこで、このような問題に対応した従来の
物体外観検査装置の一例として、以下に示すものがあ
る。
【0009】基準画像において基準物体のある単位パタ
ーンを含む第一の領域と、他の単位パターンを含む第二
の領域を設定し、第一および第二の領域の画像を切り出
して、それぞれ第一および第二の補正用基準モデルと
し、第一および第二の補正用基準モデルに対してそれぞ
れ±(360/(2N))°の範囲で補正用回転モデル
を作成し、これらの第一および第二の補正用モデルを登
録しておき、検査対象画像の任意の領域と、第一および
第二の各補正用モデルとのパターンマッチング処理を行
うことにより、検査対象画像において、前記第一および
第二の領域の対応する領域をそれぞれ抽出し、抽出され
た二つの領域の位置関係に基づいて、検査対象物体の位
置および回転角を算出し、基準位置からの位置ずれ量お
よび基準回転角からの回転ずれ量を求め、これらのずれ
量を補正するための画像処理を検査対象画像に施す。
【0010】このずれ量補正された検査対象画像におい
ては、同心円状繰り返しパターンは所定位置に配置さ
れ、従って検査対象物体は基準位置かつ基準回転位置に
配置されるので、検査対象物体を含む所定領域を検査領
域として予め設定しておき、また基準画像から基準物体
を含む領域の画像を切り出して検査用モデルとして登録
しておき(回転モデルは不要)、この検査用モデルとず
れ量補正された検査対象画像における検査領域の画像と
のパターンマッチング処理を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の物体外観検査装置においては、検査対象物体に
おける単位パターン個数が多い場合は、ずれ量の補正精
度が悪くなり、そのため検査対象物体の欠陥の検出精度
が悪くなるという問題があった。
【0012】例えば、円形物体の単位パターン個数が2
0個であり、基準画像において、ある単位パターンを含
む領域を第一の領域に設定し、この第一の領域の単位パ
ターンから数えて10個目の単位パターンを含む領域を
第二の領域に設定したとすると、検査対象画像におい
て、抽出された第一の領域に対応する領域の単位パター
ンから数えて9個目あるいは11個目の単位パターンを
含む領域が、第二の領域に対応する領域として誤って抽
出されることがあり、算出されたずれ量に誤差が含ま
れ、そのため検査対象物体の同心円状繰り返しパターン
は所定位置に補正されない。
【0013】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、同心円状繰り返しパターンを有する円形
物体の画像において、位置および回転角が不特定である
前記円形物体を所定位置かつ所定回転位置に高精度に配
置することができる画像処理装置および方法、ならびに
前記円形物体が不特定な位置および回転角に配置されて
いる画像を用いて、前記円形物体の外観上の欠陥の有無
を高精度に検査することができる物体外観検査装置を提
供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1記載の画像処理方法は、複数の特
徴的な単位パターンが同心円状に配置された円形物体に
関して、基準物体を撮像して得られた基準画像に基づい
て物体の基準位置および基準回転位置を算出して予め記
憶しておき、処理対象物体を撮像して得られた処理対象
画像において、前記処理対象物体を前記基準位置および
基準回転位置に配置する方法であって、前記基準画像上
に設定した、前記基準物体の周縁部を含む少なくとも一
つの位置ずれ補正用領域の位置に基づいて前記基準物体
の固有点座標を算出し、この固有点座標を前記基準位置
として記憶するとともに、前記位置ずれ補正用領域の画
像を前記基準画像から切り出し、位置ずれ補正用モデル
として予め記憶しておき、前記基準画像上に設定した、
任意の前記単位パターンを含む回転ずれ補正用領域と前
記基準位置との位置関係に基づいて前記基準物体の回転
角を算出し、この回転角を前記基準回転位置として記憶
するとともに、前記回転ずれ補正用領域の画像を前記基
準画像から切り出し、回転ずれ補正用モデルとして予め
記憶しておき、前記処理対象画像において、前記位置ず
れ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した領域
の位置に基づいて前記処理対象物体の固有点座標を算出
し、この処理対象物体の固有点座標と前記基準位置との
差から前記処理対象物体の位置ずれ量を求め、前記処理
対象画像に対して所定のスクロール処理を施すことによ
り、前記位置ずれ量を補正し、この位置ずれ補正した処
理対象画像において、前記回転ずれ補正用モデルに対応
する領域を抽出し、抽出した領域と前記基準位置との位
置関係に基づいて前記処理対象物体の回転角を算出し、
この処理対象物体の回転角と前記基準回転位置との差か
ら前記処理対象物体の回転ずれ量を求め、前記位置ずれ
補正した処理対象画像に対して所定のアフィン変換処理
を施すことにより、前記回転ずれ量を補正することを特
徴とする方法である。
【0015】また本発明の請求項2記載の画像処理方法
は、上記の請求項1記載の画像処理方法において、前記
回転ずれ補正用領域を含み、かつこの領域に隣接する二
つの単位パターンの隣接側半分ずつを含む、前記基準画
像上に設定したサーチ領域を予め記憶しておき、前記位
置ずれ量補正した処理対象画像における前記サーチ領域
において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する領域を
抽出することを特徴とする方法である。
【0016】次に本発明の請求項3記載の画像処理装置
は、複数の特徴的な単位パターンが同心円状に配置され
た円形物体に関して、基準物体を撮像して得られた基準
画像に基づいて物体の基準位置および基準回転位置を算
出して予め記憶しておき、処理対象物体を撮像して得ら
れた処理対象画像において、前記処理対象物体を前記基
準位置および基準回転位置に配置するものであって、前
記基準画像上に、前記基準物体の周縁部を含む少なくと
も一つの位置ずれ補正用領域を設定し、また任意の前記
単位パターンを含む回転ずれ補正用領域を設定するため
の操作手段と、前記位置ずれ補正用領域の位置に基づい
て前記基準物体の固有点座標を前記基準位置として算出
し、また前記回転ずれ補正用領域と前記基準位置との位
置関係に基づいて前記基準物体の回転角を前記基準回転
位置として算出する基準値算出手段と、前記基準画像か
ら、前記位置ずれ補正用領域の画像を切り出すことによ
り位置ずれ補正用モデルを作成し、また前記回転ずれ補
正用領域の画像を切り出すことにより回転ずれ補正用モ
デルを作成するモデル作成手段と、前記位置ずれ補正用
モデルおよび回転ずれ補正用モデルを記憶するモデル記
憶手段と、前記基準位置および基準回転位置を記憶する
基準値記憶手段と、前記処理対象画像において、前記位
置ずれ補正用モデルに対応する領域をそれぞれ抽出し、
抽出した領域の位置に基づいて前記処理対象物体の固有
点座標を算出し、この固有点座標と前記基準位置との差
から前記処理対象物体の位置ずれ量を求める位置ずれ量
算出手段と、前記処理対象画像に対して所定のスクロー
ル処理を施すことにより、前記位置ずれ量を補正する位
置ずれ補正手段と、前記位置ずれ補正された処理対象画
像において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する領域
を抽出し、抽出した領域と前記基準位置との位置関係に
基づいて前記処理対象物体の回転角を算出し、この回転
角と前記基準回転位置との差から前記処理対象物体の回
転ずれ量を求める回転ずれ量算出手段と、前記位置ずれ
補正された処理対象画像に対して所定のアフィン変換処
理を施すことにより、前記処理対象物体の回転ずれ量を
補正する回転ずれ補正手段とを具備することを特徴とす
るものである。
【0017】また本発明の請求項4記載の画像処理装置
は、上記の請求項3記載の画像処理装置において、前記
回転ずれ補正用領域を含み、かつこの回転ずれ補正用領
域に隣接する二つの単位パターンの隣接側半分ずつを含
むサーチ領域を前記基準画像上に設定するための前記操
作手段と、前記サーチ領域を記憶する領域記憶手段と、
前記位置ずれ補正された処理対象画像における前記サー
チ領域において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する
領域を抽出する前記回転ずれ量算出手段とを具備するこ
とを特徴とするものである。
【0018】次に本発明の請求項5記載の物体外観検査
装置は、複数の特徴的な単位パターンが同心円状に配置
された円形物体に関して、検査対象物体の画像を、予め
記憶している基準物体の画像と比較することにより、前
記検査対象物体の外観上の欠陥の有無を検査するもので
あって、前記基準物体を撮像して得られた基準画像上
に、前記基準物体の周縁部を含む少なくとも一つの位置
ずれ補正用領域を設定し、また任意の前記単位パターン
を含む回転ずれ補正用領域を設定し、さらに前記基準物
体の全部あるいは一部を含む少なくとも一つの検査領域
を設定するための操作手段と、前記位置ずれ補正用領域
の位置に基づいて前記基準物体の固有点座標を基準位置
として算出し、また前記回転ずれ補正用領域と前記基準
位置との位置関係に基づいて前記基準物体の回転角を基
準回転位置として算出する基準値算出手段と、前記基準
画像から、前記位置ずれ補正用領域の画像を切り出すこ
とにより位置ずれ補正用モデルを作成し、また前記回転
ずれ補正用領域の画像を切り出すことにより回転ずれ補
正用モデルを作成し、さらに前記検査領域の画像を切り
出すことにより検査用モデルを作成するモデル作成手段
と、前記検査領域を記憶する領域記憶手段と、前記位置
ずれ補正用モデル、回転ずれ補正用モデル、および検査
用モデルを記憶するモデル記憶手段と、前記基準位置お
よび基準回転位置を記憶する基準値記憶手段と、前記検
査対象物体を撮像して得られた検査対象画像において、
前記位置ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽
出した領域の位置に基づいて前記検査対象物体の固有点
座標を算出し、この固有点座標と前記基準位置との差か
ら前記検査対象物体の位置ずれ量を求める位置ずれ量算
出手段と、前記検査対象画像に対して所定のスクロール
処理を施すことにより、前記位置ずれ量を補正する位置
ずれ補正手段と、前記位置ずれ補正された検査対象画像
において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する領域を
抽出し、抽出した領域と前記基準位置との位置関係に基
づいて前記検査対象物体の回転角を算出し、この回転角
と前記基準回転位置との差から前記検査対象物体の回転
ずれ量を求める回転ずれ量算出手段と、前記位置ずれ補
正された検査対象画像に対して所定のアフィン変換処理
を施すことにより、前記回転ずれ量を補正する回転ずれ
補正手段と、前記位置ずれおよび回転ずれが補正された
検査対象画像における前記検査領域の画像と、前記検査
用モデルとを比較することにより、前記検査対象物体の
外観上の欠陥の有無を検査する検査実行手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
【0019】また本発明の請求項6記載の物体外観検査
装置は、上記の請求項5記載の物体外観検査装置におい
て、前記回転ずれ補正用領域を含み、かつこの回転ずれ
補正用領域に隣接する二つの単位パターンの隣接側半分
ずつを含むサーチ領域を前記基準画像上に設定するため
の前記操作手段と、前記サーチ領域を記憶する前記領域
記憶手段と、前記位置ずれ補正された検査対象画像にお
ける前記サーチ領域において、前記回転ずれ補正用モデ
ルに対応する領域を抽出する前記回転ずれ量算出手段と
を具備することを特徴とするものである。
【0020】従って本発明の請求項1記載の画像処理方
法および請求項3記載の画像処理装置によれば、操作手
段によって基準画像上に設定した、基準物体の周縁部を
含む少なくとも一つの位置ずれ補正用領域の位置に基づ
いて、基準値算出手段によって前記基準物体の固有点座
標を算出し、この固有点座標を基準位置として基準値記
憶手段に記憶するとともに、モデル作成手段によって前
記位置ずれ補正用領域の画像を基準画像から切り出すこ
とにより位置ずれ補正用モデルを作成して予めモデル記
憶手段に記憶しておき、また操作手段によって基準画像
上に設定した、任意の単位パターンを含む回転ずれ補正
用領域と、前記基準位置との位置関係に基づいて、基準
値算出手段によって基準物体の回転角を算出し、この回
転角を基準回転位置として基準値記憶手段に記憶すると
ともに、モデル作成手段によって前記回転ずれ補正用領
域の画像を基準画像から切り出すことにより回転ずれ補
正用モデルを作成して予めモデル記憶手段に記憶してお
き、位置ずれ量算出手段によって、処理対象画像におい
て、前記位置ずれ補正用モデルと対応する領域を抽出
し、抽出した領域の位置に基づいて処理対象物体の固有
点座標を算出し、この処理対象物体の固有点座標と前記
基準位置との差から処理対象物体の位置ずれ量を求め、
位置ずれ補正手段によって処理対象画像に対して所定の
スクロール処理を施すことにより、前記位置ずれ量を補
正し、回転ずれ量算出手段によって、前記位置ずれ補正
した処理対象画像において、前記回転ずれ補正用モデル
に対応する領域を抽出し、抽出した領域と前記基準位置
との位置関係に基づいて処理対象物体の回転角を算出
し、この処理対象物体の回転角と前記基準回転位置との
差から処理対象物体の回転ずれ量を求め、回転ずれ補正
手段によって前記位置ずれ補正した処理対象画像に対し
て所定のアフィン変換処理を施すことにより、前記回転
ずれ量を補正することによって、同心円状繰り返しパタ
ーンを有する円形物体の画像において、位置および回転
角が不特定である前記円形物体を所定位置かつ所定回転
位置に高精度に配置することができる。
【0021】また本発明の請求項2記載の画像処理方法
および請求項4記載の画像処理装置によれば、本発明の
請求項1記載の画像処理方法および請求項3記載の画像
処理装置において、操作手段によって基準画像上に設定
した、前記回転ずれ補正用領域を含み、かつこの領域に
隣接する二つの単位パターンの隣接側半分ずつを含むサ
ーチ領域を領域記憶手段に予め記憶しておき、回転ずれ
量算出手段によって、前記位置ずれ量補正した処理対象
画像における前記サーチ領域において、前記回転ずれ補
正用モデルに対応する領域を抽出することによって、同
心円状繰り返しパターンを有する円形物体を短時間で所
定位置かつ所定回転位置に高精度に配置することができ
る。
【0022】次に本発明の請求項5記載の物体外観検査
装置によれば、操作手段によって、基準画像上に、基準
物体の周縁部を含む少なくとも一つの位置ずれ補正用領
域を設定し、また任意の単位パターンを含む回転ずれ補
正用領域を設定し、さらに前記基準物体の全部あるいは
一部を含む少なくとも一つの検査領域を設定して、この
検査領域を領域記憶手段に予め記憶しておき、基準値算
出手段によって、前記位置ずれ補正用領域の位置に基づ
いて前記基準物体の固有点座標を基準位置として算出
し、また前記回転ずれ補正用領域と前記基準位置との位
置関係に基づいて前記基準物体の回転角を基準回転位置
として算出し、算出した基準位置および基準回転位置を
基準値記憶手段に予め記憶しておき、モデル作成手段に
よって、基準画像から、前記位置ずれ補正用領域の画像
を切り出すことにより位置ずれ補正用モデルを作成し、
また前記回転ずれ補正用領域の画像を切り出すことによ
り回転ずれ補正用モデルを作成し、さらに前記検査領域
の画像を切り出すことにより検査用モデルを作成し、作
成した位置ずれ補正用モデル、回転ずれ補正用モデル、
および検査用モデルをモデル記憶手段に予め記憶してお
き、位置ずれ量算出手段によって、検査対象画像におい
て、前記位置ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出
し、抽出した領域の位置に基づいて検査対象物体の固有
点座標を算出し、この固有点座標と前記基準位置との差
から検査対象物体の位置ずれ量を求め、位置ずれ補正手
段によって検査対象画像に対して所定のスクロール処理
を施すことにより、前記位置ずれ量を補正し、回転ずれ
量算出手段によって、前記位置ずれ補正された検査対象
画像において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する領
域を抽出し、抽出した領域と前記基準位置との位置関係
に基づいて検査対象物体の回転角を算出し、この回転角
と前記基準回転位置との差から検査対象物体の回転ずれ
量を求め、回転ずれ補正手段によって前記位置ずれ補正
された検査対象画像に対して所定のアフィン変換処理を
施すことにより、前記回転ずれ量を補正し、検査実行手
段によって、前記位置ずれおよび回転ずれが補正された
検査対象画像における前記検査領域の画像と、前記検査
用モデルとを比較することにより、検査対象物体の外観
上の欠陥の有無を検査することによって、同心円状繰り
返しパターンを有する円形物体が不特定な位置および回
転角に配置されている画像を用いて、前記円形物体の外
観上の欠陥の有無を高精度に検査することができる。
【0023】また本発明の請求項6記載の物体外観検査
装置によれば、請求項5記載の物体外観検査装置におい
て、操作手段によって基準画像上に設定した、前記回転
ずれ補正用領域を含み、かつこの領域に隣接する二つの
単位パターンの隣接側半分ずつを含むサーチ領域を領域
記憶手段に予め記憶しておき、回転ずれ量算出手段によ
って、前記位置ずれ量補正した処理対象画像における前
記サーチ領域において、前記回転ずれ補正用モデルに対
応する領域を抽出することによって、円形物体が不特定
な位置および回転角に配置されている画像を用いて、同
心円状繰り返しパターンを有する円形物体の外観上の欠
陥の有無を短時間で高精度に検査することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の物体外観検査装置
の実施形態の構成を示すブロック図である。
【0025】図1において、1はビデオカメラ等を有
し、同心円状繰り返しパターンを有する円形物体の外観
検査において、比較基準となる基準物体を撮像すること
により基準画像を得、また検査の対象となる検査対象物
体を撮像することにより検査対象画像を得る撮像装置で
ある。
【0026】2は画像メモリ等を有し、基準画像および
検査対象画像を記憶するとともに、基準画像を切り出す
ことにより作成されたモデル、ずれ補正された検査対象
画像等の各種画像を記憶する画像記憶部である。
【0027】3はキーボード、マウス等を有し、操作者
が、基準画像上において、基準物体の周縁部を含む位置
ずれ補正用モデル領域、基準物体の単位パターンの任意
の一つを含む回転ずれ補正用モデル領域、この回転ずれ
補正用モデル領域を含み、かつこの回転ずれ補正用モデ
ル領域に隣接する二つの単位パターンの隣接側半分ずつ
を含むサーチ領域、基準物体の全部あるいは一部を含む
少なくとも一つの検査領域をそれぞれ設定し、また動作
モードを指定し、さらに各種の命令を入力するための操
作部である。
【0028】4は基準画像から、各位置ずれ補正用モデ
ル領域の画像を切り出すことにより位置ずれ補正用モデ
ルを作成し、また前記回転ずれ補正用モデル領域の画像
を切り出すことにより回転ずれ補正用モデルを作成し、
さらに前記検査領域の画像を切り出すことにより検査用
モデルを作成するモデル作成部である。
【0029】5は位置ずれ補正用モデル領域の位置に基
づいて基準物体の固有点座標を基準位置として算出し、
また回転ずれ補正用モデル領域と基準位置との位置関係
に基づいて基準物体の回転角を基準回転位置として算出
する基準値算出部である。
【0030】6は基準位置、基準回転位置、サーチ領
域、検査領域、検査結果等の各種データを記憶するデー
タ記憶部である。
【0031】7は検査対象画像において、位置ずれ補正
用モデルとパターンマッチングする領域を抽出し、抽出
した領域の位置に基づいて検査対象物体の固有点座標を
算出し、この固有点座標と上記の基準位置との差から検
査対象物体の位置ずれ量を求め、検査対象画像に対して
所定のスクロール処理を施すことにより、位置ずれ量を
補正する位置ずれ補正部である。
【0032】8は上記の位置ずれ補正された検査対象画
像上のサーチ領域において、回転ずれ補正用モデルとパ
ターンマッチングする領域を抽出し、抽出した領域と基
準位置との位置関係に基づいて検査対象物体の回転角を
算出し、この回転角と基準回転位置との差から検査対象
物体の回転ずれ量を求め、前記位置ずれ補正された検査
対象画像に対して所定のアフィン変換処理を施すことに
より、回転ずれ量を補正する回転ずれ補正部である。
【0033】9は上記の位置ずれおよび回転ずれが補正
された検査対象画像における検査領域の画像と、検査用
モデルとを比較することにより、検査対象物体の外観上
の欠陥の有無を検査する検査実行部である。
【0034】10はディスプレイ等を有し、基準画像、
検査対象画像、モデル等の各種の画像や、基準位置、基
準回転位置、各領域設定データ、位置ずれ量、回転ずれ
量、検査結果等の各種データを表示する表示部である。
【0035】11は撮像装置1、画像記憶部2、モデル
作成部4、基準値算出部5、データ記憶部6、位置ずれ
補正部7、回転ずれ補正部8、検査実行部9、および表
示部10を統括制御する制御部である。
【0036】尚、画像記憶部2はモデル記憶手段に該当
し、操作部3は操作手段に該当し、モデル作成部4およ
び制御部11はモデル作成手段を構成する。
【0037】基準値算出部5および制御部11は基準値
算出手段を構成し、データ記憶部6は基準値記憶手段お
よび領域記憶手段に該当する。
【0038】位置ずれ補正部7および制御部11は位置
ずれ量算出手段および位置ずれ補正手段を構成し、回転
ずれ補正部8および制御部11は回転ずれ量算出手段お
よび回転ずれ補正手段を構成する。
【0039】検査実行部9および制御部11は検査実行
手段を構成する。
【0040】図2は物体外観検査装置において外観検査
される、同心円状繰り返しパターンを有する円形物体の
一例を示す外観図である。
【0041】図2において、21は上記の円形物体、2
2は円形物体21上に形成された同心円状繰り返しパタ
ーンを示しており、22−1等は同心円状繰り返しパタ
ーン22の単位パターンを示している。
【0042】次に図2に示す円形物体21の外観上の欠
陥の有無を検査する場合の、図1に示す本発明の物体外
観検査装置の動作について説明する。
【0043】検査実行に先だって、各モデル、基準位
置、基準回転位置、各領域のデータ設定を行う必要があ
り、まずこのデータ設定手順について説明する。
【0044】操作者は操作部3を操作して、動作モード
としてデータ設定モードを選択する。
【0045】図3は本発明の物体外観検査装置のデータ
設定モードにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0046】図3のステップ31において、操作者は操
作部3を操作して、制御部11を介して撮像装置1を動
作させて、比較基準となる基準物体を撮像する。
【0047】制御部11はこの基準物体を撮像すること
により得られた基準画像を、画像記憶部2に一時的に記
憶するとともに、表示部10に表示させる。
【0048】次にステップ32において操作者は、表示
部10に表示された基準画像を見ながら操作部3を操作
して、基準画像上に、基準物体の周縁部を含むの位置ず
れ補正用モデル領域、および基準物体の単位パターンの
任意の一つを含む回転ずれ補正用モデル領域を設定す
る。
【0049】上記の領域設定は、各領域の座標データを
キーボードから入力するか、あるいは表示された基準画
像上において各領域をマウスによってクリックすること
によって行われる。
【0050】制御部11は、設定された位置ずれ補正用
モデル領域および回転ずれ補正用モデル領域の対角線上
の二つの頂点座標をデータ記憶部6に一時的に記憶す
る。
【0051】位置ずれ補正用モデル領域は、所望する位
置ずれ補正精度の応じて、一つあるいは複数個設定す
る。
【0052】ここでは位置ずれ補正用モデル領域を二つ
設定するものとし、基準物体画像の左側または右側の周
縁部を含む領域を第一基準物体画像の位置ずれ補正用モ
デル領域として設定し、また上側または下側の周縁部を
含む領域を第二の位置ずれ補正用モデル領域として設定
する。
【0053】このように位置ずれ補正用モデル領域の個
数を二つとする場合は、基準物体画像の左側または右側
の周縁部を含む領域と、上側または下側の周縁部を含む
領域を設定することが位置ずれ補正精度上望ましい。
【0054】図4は上記の位置ずれ補正用モデル領域お
よび回転ずれ補正用モデル領域の設定例を示すものであ
る。
【0055】図4において、41は基準画像を示し、ま
た42は基準物体の画像、43は基準物体上の単位パタ
ーンの画像をそれぞれ示している。
【0056】また44は第一の位置ずれ補正用モデル領
域の設定例、45は第二の位置ずれ補正用モデル領域の
設定例をそれぞれ示しており、46は回転ずれ補正用モ
デル領域の設定例を示している。
【0057】図3に戻りステップ33において制御部1
1は、モデル作成部4を動作させて、位置ずれ補正用モ
デルおよび回転ずれ補正用モデルを作成する。
【0058】すなわちモデル作成部4は、基準画像か
ら、第一および第二の位置ずれ補正用モデル領域の画像
を切り出すことにより、第一および第二の位置ずれ補正
用モデルを作成し、また回転ずれ補正用モデル領域の画
像を切り出すことにより回転ずれ補正用モデルを作成
し、この各位置ずれ補正用モデルおよび回転ずれ補正用
モデルを画像記憶部2に記憶する。
【0059】続いてステップ34において制御部11
は、基準値算出部5を動作させて、基準位置および基準
回転位置を算出する。
【0060】すなわち基準値算出部5は、各領域におい
てその対角線の交点座標をその領域の中心点座標とし、
第一の位置ずれ補正用モデル領域の中心点座標を
(X1 ,Y1 )、第二の位置ずれ補正用モデル領域の中
心点座標を(X2 ,Y2 )とすると、直線x=X1 とy
=Y2 の交点座標を基準物体の固有点座標として求め、
この固有点座標を基準位置(X0 ,Y0 )とする。
【0061】上記の場合は基準位置(X0 ,Y0 )=
(X1 ,Y2 )である。
【0062】また回転ずれ補正用モデル領域の中心点座
標を(X3 ,Y3 )とすると、この中心点座標(X3
3 )および基準位置(X0 ,Y0 )の二点を通る直線
と、直線y=Y0 とのなす角を基準物体の回転角として
求め、この回転角を基準回転位置θ0 とし、算出した基
準位置および基準回転位置をデータ記憶部6に記憶させ
る。
【0063】尚、基準位置としては、二つの位置ずれ補
正用モデル領域の中心点座標を端点とする線分の中点座
標を用いても良い。
【0064】図5は上記の基準位置および基準回転位置
の算出を説明するものである。
【0065】図5において、41は基準画像を示し、ま
た42は基準物体の画像を示している。
【0066】また44は第一の位置ずれ補正用モデル領
域、45は第二の位置ずれ補正用モデル領域、46は回
転ずれ補正用モデル領域をそれぞれ示している。
【0067】第一の位置ずれ補正用モデル領域44の中
心点座標(対角線の交点座標)は(X1 ,Y1 )、第二
の位置ずれ補正用モデル領域45の中心点座標は
(X2 ,Y 2 )であり、直線x=X1 とy=Y2 の交点
座標(X1 ,Y2 )が基準物体の固有点座標であり、従
って基準位置(X0 ,Y0 )となる。
【0068】また回転ずれ補正用モデル領域46の中心
点座標は(X3 ,Y3 )であり、この中心点座標
(X3 ,Y3 )および基準位置(X0 ,Y0 )の二点を
通る直線と、直線y=Y0 とのなす角θ0 が基準物体の
回転角であり、従って基準回転位置となる。
【0069】次にステップ35において操作者は、表示
部10に表示された基準画像を見ながら操作部3を操作
して、ステップ32で設定した回転ずれ補正用モデル領
域を含み、かつこの回転ずれ補正用モデル領域に隣接す
る二つの単位パターンの隣接側半分ずつを含むサーチ領
域を基準画像上に設定し、制御部11は、設定されたサ
ーチ領域の対角線上の二つの頂点座標をデータ記憶部6
に記憶させる。
【0070】次にステップ36において操作者は、表示
部10に表示された基準画像を見ながら操作部3を操作
して、基準物体の全部あるいは一部を含む少なくとも一
つの検査領域をそれぞれ設定し、制御部11は、設定さ
れた検査領域領域の対角線上の二つの頂点座標をデータ
記憶部6に記憶させる。
【0071】図6は図7のステップ35におけるサーチ
領域の設定例、および図7のステップ36における検査
領域の設定例を示す図である。
【0072】図6において、41は基準画像を示し、4
2は基準物体の画像、43は基準物体上の単位パターン
の画像をそれぞれ示す。
【0073】46は回転ずれ補正用モデル領域の設定例
を示し、61はサーチ領域の設定例を示す。
【0074】62は検査領域の設定例を示しており、こ
の検査領域62は円形物体上の同心円状繰り返しパター
ンのみを外観検査の対象とする場合の検査領域の設定例
である。
【0075】尚、63は円形物体全体を外観検査の対象
とする場合の検査領域の設定例を示している。
【0076】ここでは検査領域62を設定するものとす
る。
【0077】図3に戻り、ステップ37において制御部
11は、モデル作成部4を動作させて、検査用モデルを
作成させる。
【0078】すなわちモデル作成部4は、基準画像から
各検査領域の画像をそれぞれ切り出すことにより検査用
モデルを作成し、この各検査用モデルを画像記憶部2に
記憶させる。
【0079】以上でデータ設定モードにおける処理フロ
ーを終了する。
【0080】次に検査実行手順について説明する。
【0081】操作者は操作部3を操作して、検査実行モ
ードを選択し、検査実行命令を入力する。
【0082】図7は本発明の物体外観検査装置の検査実
行モードにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0083】図7のステップ71において、制御部11
は、撮像装置1を動作させて、検査対象物体を撮像して
検査対象画像を得、この検査対象画像を画像記憶部2に
一時的に記憶する。
【0084】次にステップ72において制御部11は、
位置ずれ補正部7を動作させて、検査対象画像におい
て、各位置ずれ補正用モデルとパターンマッチングする
領域(位置ずれ補正用モデル対応領域)をそれぞれ抽出
する。
【0085】図8は上記の位置ずれ補正用モデル対応領
域の抽出を説明するものである。
【0086】図8において、81は位置ずれ補正用モデ
ル、82は検査対象画像を示している。
【0087】位置ずれ補正用モデル81は、N×N画素
の画像であるものとし、画像左上の画素を座標値(0,
0)で表し、画像右下の画素を座標値(N−1,N−
1)で表すものとする。
【0088】また検査対象画像82は、M×M画素の画
像(M>N)であるものとし、画像左上の画素を座標値
(0,0)で表し、画像右下の画素を座標値(M−1,
M−1)で表すものとする。
【0089】位置ずれ補正用モデル対応領域の抽出は、
検査対象画像82において、N×N画素の領域を設定
し、設定された各領域の画像と位置ずれ補正用モデル8
1との相関値をそれぞれ算出し、相関値が最も高い領域
を対応領域とするものである。
【0090】83は座標(a,b)および(N+a−
1,N+b−1)を頂点とするN×N画素の領域を示し
ている。
【0091】0≦a≦M−N、0≦b≦M−Nであるか
ら、検査対象画像82におけるN×N画素の領域の個数
は、(M−N+1)×(M−N+1)個となる。
【0092】左上頂点座標を(a,b)とする領域の画
像と、位置ずれ補正用モデル81との相関値をC(a,
b)とすると、相関値C(a,b)は以下の算式によっ
て求められる。
【0093】
【数1】 上記の(数1)においてT(x,y)は位置ずれ補正用
モデル81の座標(x,y)の画素の輝度レベル、I
(x+a,y+b)は検査対象画像82上に設定された
N×N画素の領域における座標(x+a,y+b)の画
素の輝度レベルである。
【0094】図7に戻りステップ73において制御部1
1は、位置ずれ補正部7を動作させて、抽出した各位置
ずれ補正用モデル対応領域の位置関係に基づいて検査対
象物体の固有点座標を算出し、この固有点座標と上記の
基準位置との差から検査対象物体の位置ずれ量を求め
る。
【0095】検査対象物体の固有点座標は、抽出した各
位置ずれ補正用モデル対応領域の位置関係に基づいて、
図3のステップ34に示す基準位置の算出と同様にして
算出される。
【0096】すなわち抽出した第一の位置ずれ補正用モ
デル対応領域の中心点座標(対角線の交点座標)を(X
1 ´,Y1 ´)、第二の位置ずれ補正用モデル対応領域
の中心点座標を(X2 ´,Y2 ´)とすると、直線x=
1 ´とy=Y2 ´の交点座標を求め、これを検査対象
物体の固有点座標(X0 ´,Y0 ´)とする。この場合
は検査対象物体の固有点座標(X0 ´,Y0 ´)=(X
1 ,Y2 ´)である。
【0097】そしてこの検査対象物体の固有点座標(X
0 ´,Y0 ´)と上記の基準位置(X0 ,Y0 )との差
dX、dYを次式、 dX=X0 −X0 ´ dY=Y0 −Y0 ´ によって求め、このdX、dYを検査対象物体の位置ず
れ量とする。
【0098】続いてステップ74において制御部11
は、位置ずれ補正部7を動作させて、検査対象画像をX
方向にdX、Y方向にdYだけスクロール(平行移動)
することにより、位置ずれ量を補正した検査対象画像を
得、この位置ずれ補正した検査対象画像を画像記憶部2
に一時的に記憶させる。
【0099】図9は図7のステップ73における位置ず
れ量の算出、およびステップ74における位置ずれ補正
を説明するものである。
【0100】図9において、91は(位置ずれ補正前
の)検査対象画像、92は位置ずれ補正された検査対象
画像を示している。
【0101】また93は検査対象物体の画像を示し、9
4は第一の位置ずれ補正用モデル対応領域、95は第二
の位置ずれ補正用モデル対応領域をそれぞれ示してい
る。
【0102】検査対象画像91において、第一の位置ず
れ補正用モデル対応領域94の中心点座標は(X1 ´,
1 ´)、第二の位置ずれ補正用モデル対応領域95の
中心点座標は(X2 ´,Y2 ´)であり、検査対象物体
の固有点座標は(X0 ´,Y0 ´)(=(X1 ´,Y2
´))である。
【0103】そして位置ずれ補正された検査対象画像9
2においては、検査対象物体の画像93はX方向に位置
ずれ量dX、Y方向に位置ずれ量dYだけ平行移動して
おり、検査対象物体の固有点は基準位置(X0 ,Y0
にマッピングされている。
【0104】図7に戻りステップ75において制御部1
1は、回転ずれ補正部8を動作させて、上記の位置ずれ
補正された検査対象画像上のサーチ領域において、回転
ずれ補正用モデルとパターンマッチングする領域(回転
ずれ補正用モデル対応領域)を抽出する。
【0105】上記の回転ずれ補正用モデル対応領域の抽
出は、ステップ72に示す位置ずれ補正用モデル対応領
域の抽出と同様の方法で行う。
【0106】続いてステップ76において制御部11
は、回転ずれ補正部8を動作させて、抽出した回転ずれ
補正用モデル対応領域と基準位置との位置関係に基づい
て検査対象物体の回転角を算出し、この回転角と基準回
転位置との差から検査対象物体の回転ずれ量を求める。
【0107】すなわち抽出した回転ずれ補正用モデル対
応領域の中心点座標(対角線の交点座標)を(X3 ´,
3 ´)とすると、この中心点座標(X3 ,Y3 )およ
び上記の基準位置(X0 ,Y0 )の二点を通る直線と、
直線y=Y0 とのなす角を検査対象物体の回転角θ0 ´
として求め、この検査対象物体の回転角θ0 ´と上記の
基準回転位置θ0 との差θを次式、θ=θ0 −θ0 ´に
よって求め、このθを検査対象物体の回転ずれ量とす
る。
【0108】続いてステップ77において制御部11
は、回転ずれ補正部8を動作させて、位置ずれ補正済み
の検査対象画像に対して、基準位置(X0 ,Y0 )を中
心としてθだけ回転させるアフィン変換処理を施すこと
により、位置ずれ量および回転ずれ量を補正した検査対
象画像を得、この位置ずれおよび回転ずれ補正した検査
対象画像を画像記憶部2に一時的に記憶させる。
【0109】位置ずれ補正された検査対象画像(アフィ
ン変換処理前の検査対象画像)における任意の画素の座
標を(X,Y)とし、この座標(X,Y)の画素のアフ
ィン変換処理後の座標を(U,V)とすると、上記のア
フィン変換処理は次式によって示される。
【0110】
【数2】 図10は図7のステップ76における回転ずれ量の算
出、およびステップ77における回転ずれ補正を説明す
るものである。
【0111】図10において、101は位置ずれ補正さ
れた(回転ずれ補正前の)検査対象画像、102は位置
ずれおよび回転ずれ補正された検査対象画像を示してい
る。
【0112】また103は検査対象物体の画像、104
は検査対象物体の単位パターンの画像をそれぞれ示し、
105は回転ずれ補正用モデル対応領域を示している。
【0113】位置ずれ補正された検査対象画像101に
おいて、回転ずれ補正用モデル対応領域105の中心点
座標は(X3 ´,Y3 ´)であり、この中心点座標(X
3 ,Y3 )および基準位置(X0 ,Y0 )の二点を通る
直線と、直線y=Y0 とのなす角である検査対象物体の
回転角はθ0 ´である。
【0114】そして位置ずれおよび回転ずれ補正された
検査対象画像102においては、検査対象物体の画像1
03は、基準位置(X0 ,Y0 )を中心として回転ずれ
量θだけ回転しており、検査対象物体の回転角はθ0
なり、検査対象物体は基準回転位置θ0 にマッピングさ
れている。
【0115】図7に戻りステップ78において制御部1
1は、検査実行部9を動作させて、上記の位置ずれおよ
び回転ずれ補正された検査対象画像における検査領域の
画像と、検査用モデルとを比較することにより、検査対
象物体の外観上の欠陥の有無を検査する。
【0116】上記の検査対象物体の外観検査の一例を図
11を用いて説明する。
【0117】図11は円形物体の同心円状繰り返しパタ
ーンのみを検査対象とした場合のものである。
【0118】図11において、111は第一〜第六の各
検査用モデル、112は位置ずれおよび回転ずれ補正さ
れた検査対象画像を示しており、113は各検査用モデ
ル111に対応して設定された第一〜第六の各検査領域
を示している。
【0119】検査用モデル111と検査領域113の画
角は等しく、N´×N´画素の画像であるものとする。
【0120】各検査用モデル111の左上頂点座標を
(0,0)とし、右下頂点画素を(N´−1,N´−
1)とする。
【0121】また各検査領域113の画像の左上頂点座
標を(Ak ,Bk )とし、画像の右下頂点座標を(N´
+Ak −1,N´+Bk −1)とする。ここでkは検査
領域の番号を示す変数であり、1,2…6のいずれかの
値をとる。
【0122】検査対象物体の外観検査は、検査用モデル
111−1と検査領域113−1の画像のように、対応
する検査用モデル111と検査領域113の画像の相関
値を算出し、この相関値が予め設定されている基準値以
上であるか否かを判定するものであり、算出された相関
値が基準値以上であれば、その検査領域に表示されてい
る同心円状繰り返しパタ−ンには外観上の欠陥が無いも
のと判断される。
【0123】第kの検査用モデルと第kの検査領域の画
像の相関値をC(k)(k=1,2…6)とすると、相
関値C(k)は、(数1)と同様にして、以下の算式に
よって求められる。
【0124】
【数3】 上記の(数3)においてTk (x,y)は第kの検査用
モデルの座標(x,y)の画素の輝度レベル、Ik (x
+Ak ,y+Bk )は第kの検査領域における座標(x
+Ak ,y+Bk )の画素の輝度レベルである。
【0125】このように上記の実施形態によれば、操作
部3によって、基準画像上に、基準物体の周縁部を含む
少なくとも一つの位置ずれ補正用領域、任意の単位パタ
ーンを含む回転ずれ補正用領域、この回転ずれ補正用領
域を含み、かつこの領域に隣接する二つの単位パターン
の隣接側半分ずつを含むサーチ領域、および基準物体の
全部あるいは一部を含む少なくとも一つの検査領域を設
定して、このサーチ領域および検査領域をデータ記憶部
6に予め記憶しておき、基準値算出部5によって、前記
位置ずれ補正用領域の位置に基づいて物体の基準位置を
算出し、また前記回転ずれ補正用領域と前記基準位置と
の位置関係に基づいて物体の基準回転位置を算出し、こ
の基準位置および基準回転位置をデータ記憶部6に予め
記憶しておき、モデル作成部4によって、基準画像か
ら、前記位置ずれ補正用領域の画像、前記回転ずれ補正
用領域の画像、および前記検査領域の画像をそれぞれ切
り出すことにより、位置ずれ補正用モデル、回転ずれ補
正用モデル、および検査用モデルを作成し、作成した各
モデルを画像記憶部2に予め記憶しておき、位置ずれ補
正部7によって、検査対象画像において、前記位置ずれ
補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した領域の
位置に基づいて検査対象物体の固有点座標を算出し、こ
の固有点座標と前記基準位置との差から検査対象物体の
位置ずれ量を求め、検査対象画像に対して所定のスクロ
ール処理を施すことにより、前記位置ずれ量を補正し、
回転ずれ補正部8によって、前記位置ずれ補正された検
査対象画像における前記サーチ領域において、前記回転
ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した領
域と前記基準位置との位置関係に基づいて検査対象物体
の回転角を算出し、この回転角と前記基準回転位置との
差から検査対象物体の回転ずれ量を求め、前記位置ずれ
補正された検査対象画像に対して所定のアフィン変換処
理を施すことにより、前記回転ずれ量を補正し、検査実
行部9によって、前記位置ずれおよび回転ずれが補正さ
れた検査対象画像における前記検査領域の画像と、前記
検査用モデルとを比較することにより、検査対象物体の
外観上の欠陥の有無を検査することによって、同心円状
繰り返しパターンを有する円形物体が不特定な位置およ
び回転角に配置されている画像を用いて、前記円形物体
の外観上の欠陥の有無を短時間で高精度に検査すること
ができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の画像処理方法および請求項3記載の画像処理装置に
よれば、操作手段によって設定された位置ずれ補正用領
域の位置に基づいて、基準値算出手段によって物体の基
準位置を算出し、この基準位置を基準値記憶手段に記憶
するとともに、モデル作成手段によって前記位置ずれ補
正用領域の画像を基準画像から切り出すことにより位置
ずれ補正用モデルを作成して予めモデル記憶手段に記憶
しておき、また操作手段によって設定された回転ずれ補
正用領域と前記基準位置との位置関係に基づいて、基準
値算出手段によって物体の基準回転位置を算出し、この
基準回転位置を基準値記憶手段に記憶するとともに、モ
デル作成手段によって前記回転ずれ補正用領域の画像を
基準画像から切り出すことにより回転ずれ補正用モデル
を作成して予めモデル記憶手段に記憶しておき、位置ず
れ量算出手段によって、処理対象画像において、前記位
置ずれ補正用モデルと対応する領域を抽出し、抽出した
領域の位置に基づいて処理対象物体の固有点座標を算出
し、この処理対象物体の固有点座標と前記基準位置との
差から処理対象物体の位置ずれ量を求め、位置ずれ補正
手段によって処理対象画像に対して所定のスクロール処
理を施すことにより、前記位置ずれ量を補正し、回転ず
れ量算出手段によって、前記位置ずれ補正した処理対象
画像において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する領
域を抽出し、抽出した領域と前記基準位置との位置関係
に基づいて処理対象物体の回転角を算出し、この処理対
象物体の回転角と前記基準回転位置との差から処理対象
物体の回転ずれ量を求め、回転ずれ補正手段によって前
記位置ずれ補正した処理対象画像に対して所定のアフィ
ン変換処理を施すことにより、前記回転ずれ量を補正す
ることによって、同心円状繰り返しパターンを有する円
形物体の画像において、位置および回転角が不特定であ
る前記円形物体を所定位置かつ所定回転位置に高精度に
配置することができるという効果を有する。
【0127】また本発明の請求項2記載の画像処理方法
および請求項4記載の画像処理装置によれば、本発明の
請求項1記載の画像処理方法および請求項3記載の画像
処理装置において、操作手段によって基準画像上に設定
した、前記回転ずれ補正用領域を含み、かつこの領域に
隣接する二つの単位パターンの隣接側半分ずつを含むサ
ーチ領域を領域記憶手段に予め記憶しておき、回転ずれ
量算出手段によって、前記位置ずれ量補正した処理対象
画像における前記サーチ領域において、前記回転ずれ補
正用モデルに対応する領域を抽出することによって、同
心円状繰り返しパターンを有する円形物体を短時間で所
定位置かつ所定回転位置に高精度に配置することができ
るという効果を有する。
【0128】次に本発明の請求項5記載の物体外観検査
装置によれば、操作手段によって、基準画像上に、位置
ずれ補正用領域、回転ずれ補正用領域、および検査領域
を設定し、前記検査領域を領域記憶手段に予め記憶して
おき、基準値算出手段によって、前記位置ずれ補正用領
域の位置に基づいて物体の基準位置を算出し、また前記
回転ずれ補正用領域と前記基準位置との位置関係に基づ
いて物体の基準回転位置を算出し、算出した基準位置お
よび基準回転位置を基準値記憶手段に予め記憶してお
き、モデル作成手段によって、基準画像から、前記位置
ずれ補正用領域の画像、前記回転ずれ補正用領域の画
像、および前記検査領域の画像をそれぞれ切り出すこと
により、位置ずれ補正用モデル、回転ずれ補正用モデ
ル、および検査用モデルを作成し、作成した各モデルを
モデル記憶手段に予め記憶しておき、位置ずれ量算出手
段によって、検査対象画像において、前記位置ずれ補正
用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した領域の位置
に基づいて検査対象物体の固有点座標を算出し、この固
有点座標と前記基準位置との差から検査対象物体の位置
ずれ量を求め、位置ずれ補正手段によって検査対象画像
に対して所定のスクロール処理を施すことにより、前記
位置ずれ量を補正し、回転ずれ量算出手段によって、前
記位置ずれ補正された検査対象画像において、前記回転
ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した領
域と前記基準位置との位置関係に基づいて検査対象物体
の回転角を算出し、この回転角と前記基準回転位置との
差から検査対象物体の回転ずれ量を求め、回転ずれ補正
手段によって前記位置ずれ補正された検査対象画像に対
して所定のアフィン変換処理を施すことにより、前記回
転ずれ量を補正し、検査実行手段によって、前記位置ず
れおよび回転ずれが補正された検査対象画像における前
記検査領域の画像と、前記検査用モデルとを比較するこ
とにより、検査対象物体の外観上の欠陥の有無を検査す
ることによって、同心円状繰り返しパターンを有する円
形物体が不特定な位置および回転角に配置されている画
像を用いて、前記円形物体の外観上の欠陥の有無を高精
度に検査することができるという効果を有する。
【0129】また本発明の請求項6記載の物体外観検査
装置によれば、請求項5記載の物体外観検査装置におい
て、操作手段によって基準画像上に設定した、前記回転
ずれ補正用領域を含み、かつこの領域に隣接する二つの
単位パターンの隣接側半分ずつを含むサーチ領域を領域
記憶手段に予め記憶しておき、回転ずれ量算出手段によ
って、前記位置ずれ量補正した処理対象画像における前
記サーチ領域において、前記回転ずれ補正用モデルに対
応する領域を抽出することによって、円形物体が不特定
な位置および回転角に配置されている画像を用いて、同
心円状繰り返しパターンを有する円形物体の外観上の欠
陥の有無を短時間で高精度に検査することができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物体外観検査装置の実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】物体外観検査装置において外観検査される、同
心円状繰り返しパターンを有する円形物体の一例を示す
外観図である。
【図3】本発明の物体外観検査装置のデータ設定モード
における処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップ32における位置ずれ補正用モ
デル領域および回転ずれ補正用モデル領域の設定例を示
す図である。
【図5】図3のステップ34における基準位置および基
準回転位置の算出を示す説明図である。
【図6】図3のステップ35におけるサーチ領域の設定
例、およびステップ36における検査領域の設定例を示
す図である。
【図7】本発明の物体外観検査装置の検査実行モードに
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図7のステップ72における位置ずれ補正用モ
デル対応領域の抽出を示す説明図である。
【図9】図7のステップ73における位置ずれ量の算
出、およびステップ74における位置ずれ補正を示す説
明図である。
【図10】図7のステップ76における回転ずれ量の算
出、およびステップ77における回転ずれ補正を示す説
明図である。
【図11】図7に戻りステップ78における検査対象物
体の外観検査の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 画像記憶部 3 操作部 4 モデル作成部 5 基準値算出部 6 データ記憶部 7 位置ずれ補正部 8 回転ずれ補正部 9 検査実行部 10 表示部 11 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の特徴的な単位パターンが同心円状
    に配置された円形物体に関して、基準物体を撮像して得
    られた基準画像に基づいて物体の基準位置および基準回
    転位置を算出して予め記憶しておき、処理対象物体を撮
    像して得られた処理対象画像において、前記処理対象物
    体を前記基準位置および基準回転位置に配置する画像処
    理方法であって、 前記基準画像上に設定した、前記基準物体の周縁部を含
    む少なくとも一つの位置ずれ補正用領域の位置に基づい
    て前記基準物体の固有点座標を算出し、この固有点座標
    を前記基準位置として記憶するとともに、前記位置ずれ
    補正用領域の画像を前記基準画像から切り出し、位置ず
    れ補正用モデルとして予め記憶しておき、 前記基準画像上に設定した、任意の前記単位パターンを
    含む回転ずれ補正用領域と前記基準位置との位置関係に
    基づいて前記基準物体の回転角を算出し、この回転角を
    前記基準回転位置として記憶するとともに、前記回転ず
    れ補正用領域の画像を前記基準画像から切り出し、回転
    ずれ補正用モデルとして予め記憶しておき、 前記処理対象画像において、前記位置ずれ補正用モデル
    に対応する領域を抽出し、抽出した領域の位置に基づい
    て前記処理対象物体の固有点座標を算出し、 この処理対象物体の固有点座標と前記基準位置との差か
    ら前記処理対象物体の位置ずれ量を求め、 前記処理対象画像に対して所定のスクロール処理を施す
    ことにより、前記位置ずれ量を補正し、 この位置ずれ補正した処理対象画像において、前記回転
    ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した領
    域と前記基準位置との位置関係に基づいて前記処理対象
    物体の回転角を算出し、 この処理対象物体の回転角と前記基準回転位置との差か
    ら前記処理対象物体の回転ずれ量を求め、 前記位置ずれ補正した処理対象画像に対して所定のアフ
    ィン変換処理を施すことにより、前記回転ずれ量を補正
    することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記回転ずれ補正用領域を含み、かつこ
    の領域に隣接する二つの単位パターンの隣接側半分ずつ
    を含む、前記基準画像上に設定したサーチ領域を予め記
    憶しておき、 前記位置ずれ量補正した処理対象画像における前記サー
    チ領域において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する
    領域を抽出することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理方法。
  3. 【請求項3】 複数の特徴的な単位パターンが同心円状
    に配置された円形物体に関して、基準物体を撮像して得
    られた基準画像に基づいて物体の基準位置および基準回
    転位置を算出して予め記憶しておき、処理対象物体を撮
    像して得られた処理対象画像において、前記処理対象物
    体を前記基準位置および基準回転位置に配置する画像処
    理装置であって、 前記基準画像上に、前記基準物体の周縁部を含む少なく
    とも一つの位置ずれ補正用領域を設定し、また任意の前
    記単位パターンを含む回転ずれ補正用領域を設定するた
    めの操作手段と、 前記位置ずれ補正用領域の位置に基づいて前記基準物体
    の固有点座標を前記基準位置として算出し、また前記回
    転ずれ補正用領域と前記基準位置との位置関係に基づい
    て前記基準物体の回転角を前記基準回転位置として算出
    する基準値算出手段と、 前記基準画像から、前記位置ずれ補正用領域の画像を切
    り出すことにより位置ずれ補正用モデルを作成し、また
    前記回転ずれ補正用領域の画像を切り出すことにより回
    転ずれ補正用モデルを作成するモデル作成手段と、 前記位置ずれ補正用モデルおよび回転ずれ補正用モデル
    を記憶するモデル記憶手段と、 前記基準位置および基準回転位置を記憶する基準値記憶
    手段と、 前記処理対象画像において、前記位置ずれ補正用モデル
    に対応する領域をそれぞれ抽出し、抽出した領域の位置
    に基づいて前記処理対象物体の固有点座標を算出し、こ
    の固有点座標と前記基準位置との差から前記処理対象物
    体の位置ずれ量を求める位置ずれ量算出手段と、 前記処理対象画像に対して所定のスクロール処理を施す
    ことにより、前記位置ずれ量を補正する位置ずれ補正手
    段と、 前記位置ずれ補正された処理対象画像において、前記回
    転ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した
    領域と前記基準位置との位置関係に基づいて前記処理対
    象物体の回転角を算出し、この回転角と前記基準回転位
    置との差から前記処理対象物体の回転ずれ量を求める回
    転ずれ量算出手段と、 前記位置ずれ補正された処理対象画像に対して所定のア
    フィン変換処理を施すことにより、前記処理対象物体の
    回転ずれ量を補正する回転ずれ補正手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回転ずれ補正用領域を含み、かつこ
    の回転ずれ補正用領域に隣接する二つの単位パターンの
    隣接側半分ずつを含むサーチ領域を前記基準画像上に設
    定するための前記操作手段と、 前記サーチ領域を記憶する領域記憶手段と、 前記位置ずれ補正された処理対象画像における前記サー
    チ領域において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する
    領域を抽出する前記回転ずれ量算出手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の特徴的な単位パターンが同心円状
    に配置された円形物体に関して、検査対象物体の画像
    を、予め記憶している基準物体の画像と比較することに
    より、前記検査対象物体の外観上の欠陥の有無を検査す
    る物体外観検査装置であって、 前記基準物体を撮像して得られた基準画像上に、前記基
    準物体の周縁部を含む少なくとも一つの位置ずれ補正用
    領域を設定し、また任意の前記単位パターンを含む回転
    ずれ補正用領域を設定し、さらに前記基準物体の全部あ
    るいは一部を含む少なくとも一つの検査領域を設定する
    ための操作手段と、 前記位置ずれ補正用領域の位置に基づいて前記基準物体
    の固有点座標を基準位置として算出し、また前記回転ず
    れ補正用領域と前記基準位置との位置関係に基づいて前
    記基準物体の回転角を基準回転位置として算出する基準
    値算出手段と、 前記基準画像から、前記位置ずれ補正用領域の画像を切
    り出すことにより位置ずれ補正用モデルを作成し、また
    前記回転ずれ補正用領域の画像を切り出すことにより回
    転ずれ補正用モデルを作成し、さらに前記検査領域の画
    像を切り出すことにより検査用モデルを作成するモデル
    作成手段と、 前記検査領域を記憶する領域記憶手段と、 前記位置ずれ補正用モデル、回転ずれ補正用モデル、お
    よび検査用モデルを記憶するモデル記憶手段と、 前記基準位置および基準回転位置を記憶する基準値記憶
    手段と、 前記検査対象物体を撮像して得られた検査対象画像にお
    いて、前記位置ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出
    し、抽出した領域の位置に基づいて前記検査対象物体の
    固有点座標を算出し、この固有点座標と前記基準位置と
    の差から前記検査対象物体の位置ずれ量を求める位置ず
    れ量算出手段と、 前記検査対象画像に対して所定のスクロール処理を施す
    ことにより、前記位置ずれ量を補正する位置ずれ補正手
    段と、 前記位置ずれ補正された検査対象画像において、前記回
    転ずれ補正用モデルに対応する領域を抽出し、抽出した
    領域と前記基準位置との位置関係に基づいて前記検査対
    象物体の回転角を算出し、この回転角と前記基準回転位
    置との差から前記検査対象物体の回転ずれ量を求める回
    転ずれ量算出手段と、 前記位置ずれ補正された検査対象画像に対して所定のア
    フィン変換処理を施すことにより、前記回転ずれ量を補
    正する回転ずれ補正手段と、 前記位置ずれおよび回転ずれが補正された検査対象画像
    における前記検査領域の画像と、前記検査用モデルとを
    比較することにより、前記検査対象物体の外観上の欠陥
    の有無を検査する検査実行手段とを具備することを特徴
    とする物体外観検査装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ずれ補正用領域を含み、かつこ
    の回転ずれ補正用領域に隣接する二つの単位パターンの
    隣接側半分ずつを含むサーチ領域を前記基準画像上に設
    定するための前記操作手段と、 前記サーチ領域を記憶する前記領域記憶手段と、 前記位置ずれ補正された検査対象画像における前記サー
    チ領域において、前記回転ずれ補正用モデルに対応する
    領域を抽出する前記回転ずれ量算出手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項5記載の物体外観検査装置。
JP7292236A 1995-10-13 1995-10-13 画像処理装置および方法ならびに物体外観検査装置 Pending JPH09113225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7292236A JPH09113225A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 画像処理装置および方法ならびに物体外観検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7292236A JPH09113225A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 画像処理装置および方法ならびに物体外観検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09113225A true JPH09113225A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17779240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7292236A Pending JPH09113225A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 画像処理装置および方法ならびに物体外観検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09113225A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008878A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム
JP2011075289A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Fujitsu Ltd 外観検査装置,外観検査方法および外観検査プログラム
CN112070084A (zh) * 2020-09-04 2020-12-11 北京百度网讯科技有限公司 重复图像单元的位置确定方法和装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008878A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及びプログラム
JP2011075289A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Fujitsu Ltd 外観検査装置,外観検査方法および外観検査プログラム
CN112070084A (zh) * 2020-09-04 2020-12-11 北京百度网讯科技有限公司 重复图像单元的位置确定方法和装置
CN112070084B (zh) * 2020-09-04 2024-01-12 北京百度网讯科技有限公司 重复图像单元的位置确定方法和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5793901A (en) Device and method to detect dislocation of object image data
JP3387499B2 (ja) 輪郭線分の局所領域における方位決定方法および線分と角の決定方法
US6751361B1 (en) Method and apparatus for performing fixturing in a machine vision system
CA2507174C (en) Method of registering and aligning multiple images
CN112037128B (zh) 一种全景视频拼接方法
CN117916581A (zh) 检查支援系统、检查支援方法及检查支援程序
JP3422147B2 (ja) 位置ずれ量検出装置及び画像計測装置
JPH05165968A (ja) 物体の位置・姿勢認識装置
JP2002140694A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録した記録媒体
JPS63201876A (ja) 画像処理方法および装置
JPH08324755A (ja) 円形物収納方法およびその装置
CN117011684B (zh) 对象检测方法及装置、存储介质及电子设备
JP3427230B2 (ja) 画像処理装置
JP3281457B2 (ja) 基板の部品実装検査方法及び検査装置
CN115393707B (zh) 改进的Deepsort舰船跟踪抗遮挡方法及系统
JP2004192506A (ja) パターンマッチング装置、パターンマッチング方法およびプログラム
JPH065545B2 (ja) 図形認識装置
JPH07121713A (ja) パターン認識方法
JPH05231842A (ja) 形状パターン検査方法及び装置
JP2562047B2 (ja) 対象物体の位置姿勢認識方法
Le et al. Computer vision–based system for automation and industrial applications
CN119399387B (zh) 一种煤矿充填开采工作面数字化三维模型构建方法
JP2974794B2 (ja) 多角形部品の多視野認識方法
JPH0854221A (ja) 画像認識方法
JPH09128543A (ja) モデル画像登録方法および装置並びにそれを利用した物体外観検査装置