JPH09114977A - 画像処理方法およびその装置 - Google Patents
画像処理方法およびその装置Info
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- JPH09114977A JPH09114977A JP7292207A JP29220795A JPH09114977A JP H09114977 A JPH09114977 A JP H09114977A JP 7292207 A JP7292207 A JP 7292207A JP 29220795 A JP29220795 A JP 29220795A JP H09114977 A JPH09114977 A JP H09114977A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照明強度の変化や対象物の種類にかかわら
ず、対象物を正しく抽出する。 【解決手段】 テレビカメラ11を観測位置に向けて配
備し、観測位置に現れる移動体を抽出する。背景画像メ
モリ2には、あらかじめ観測位置に移動体が存在しない
状態を撮像して得た画像データが格納されており、抽出
処理時の画像データは局所相関回路3へと入力される。
局所相関回路3は、入力される画像データおよび背景画
像メモリ2内の背景画像データの双方に5×5の局所領
域を設定して走査し、各走査位置における画像データを
用いた正規化相関演算を実行する。2値化回路4は、算
出された相関値を所定のしきい値で2値化し、図示しな
い制御部などへ出力する。
ず、対象物を正しく抽出する。 【解決手段】 テレビカメラ11を観測位置に向けて配
備し、観測位置に現れる移動体を抽出する。背景画像メ
モリ2には、あらかじめ観測位置に移動体が存在しない
状態を撮像して得た画像データが格納されており、抽出
処理時の画像データは局所相関回路3へと入力される。
局所相関回路3は、入力される画像データおよび背景画
像メモリ2内の背景画像データの双方に5×5の局所領
域を設定して走査し、各走査位置における画像データを
用いた正規化相関演算を実行する。2値化回路4は、算
出された相関値を所定のしきい値で2値化し、図示しな
い制御部などへ出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビカメラを所定
の観測位置に向けて撮像を行い、得られた画像から特定
の対象物を抽出する画像処理方法およびその装置に関す
る。
の観測位置に向けて撮像を行い、得られた画像から特定
の対象物を抽出する画像処理方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特定の観測位置に向けてテレビカメラを
設置し、このテレビカメラからの入力画像を用いて移動
体などの対象物を抽出する方法として、従来、観測対象
となる入力画像とあらかじめ前記観測位置に対象物が存
在しない状態を撮像して得られた背景画像との濃度差分
値を用いる方法(以下「背景差分法」という)や、観測
対象となる入力画像と1段階前に得られた入力画像との
濃度差分値を用いる方法(以下「時間差分法」という)
などが、提案されている。
設置し、このテレビカメラからの入力画像を用いて移動
体などの対象物を抽出する方法として、従来、観測対象
となる入力画像とあらかじめ前記観測位置に対象物が存
在しない状態を撮像して得られた背景画像との濃度差分
値を用いる方法(以下「背景差分法」という)や、観測
対象となる入力画像と1段階前に得られた入力画像との
濃度差分値を用いる方法(以下「時間差分法」という)
などが、提案されている。
【0003】図8は、上記背景差分法が導入された画像
処理装置の構成例を示すもので、スイッチ31,背景画
像メモリ32,差分回路33,2値化回路34などから
構成されている。スイッチ31は、テレビカメラ(図示
せず)から得られた濃淡画像データ(以下単に「画像デ
ータ」という)の出力先を切り換えるためのもので、抽
出処理に先立ちテレビカメラにより観測位置に対象物が
存在しない状態が撮像されるとき、図示しない制御部に
よる制御を受けてオン動作する。これによりテレビカメ
ラからの画像データは、背景画像データ(図10に一例
を示す)として背景画像メモリ32に格納されるもの
で、この後スイッチ31はオフに切り換えられる。
処理装置の構成例を示すもので、スイッチ31,背景画
像メモリ32,差分回路33,2値化回路34などから
構成されている。スイッチ31は、テレビカメラ(図示
せず)から得られた濃淡画像データ(以下単に「画像デ
ータ」という)の出力先を切り換えるためのもので、抽
出処理に先立ちテレビカメラにより観測位置に対象物が
存在しない状態が撮像されるとき、図示しない制御部に
よる制御を受けてオン動作する。これによりテレビカメ
ラからの画像データは、背景画像データ(図10に一例
を示す)として背景画像メモリ32に格納されるもの
で、この後スイッチ31はオフに切り換えられる。
【0004】スイッチ31がオフ動作することにより、
以後の画像データは差分回路33へと入力される。この
差分回路33は、入力された画像データと前記背景画像
メモリ32内の背景画像データとの濃度差分値を算出す
るためのもので、両画像データ間の対応する画素毎に濃
度差分の絶対値を算出し、その算出結果を2値化回路3
4へと出力する。2値化回路34は、入力された各絶対
値を所定のしきい値で2値化し、その結果を各画素毎に
出力する。
以後の画像データは差分回路33へと入力される。この
差分回路33は、入力された画像データと前記背景画像
メモリ32内の背景画像データとの濃度差分値を算出す
るためのもので、両画像データ間の対応する画素毎に濃
度差分の絶対値を算出し、その算出結果を2値化回路3
4へと出力する。2値化回路34は、入力された各絶対
値を所定のしきい値で2値化し、その結果を各画素毎に
出力する。
【0005】図11は、観測位置に対象物(図示例では
人物)が現れた段階で得られた入力画像を、図12は、
この入力画像について前記図10の背景画像との差分処
理および2値化回路34による2値化処理を行った後の
画像(以下「抽出画像」という)を、それぞれ示すもの
で、抽出画像では、対象物の画像Aに相当する画素群A
´のみが黒画素として表されている。
人物)が現れた段階で得られた入力画像を、図12は、
この入力画像について前記図10の背景画像との差分処
理および2値化回路34による2値化処理を行った後の
画像(以下「抽出画像」という)を、それぞれ示すもの
で、抽出画像では、対象物の画像Aに相当する画素群A
´のみが黒画素として表されている。
【0006】図9は、時間差分法が導入された画像処理
装置の構成例を示すもので、上記と同様の差分回路3
3,2値化回路34のほかに、フレームバッファ35な
どを構成として含んでいる。
装置の構成例を示すもので、上記と同様の差分回路3
3,2値化回路34のほかに、フレームバッファ35な
どを構成として含んでいる。
【0007】テレビカメラからの画像データは、前記差
分回路33およびフレームバッファ35に同時に入力さ
れるもので、差分回路33は、現時点で入力された画像
データとフレームバッファ35により1フレーム分遅延
された入力画像データとの濃度差分値の算出処理を行
う。この処理は、前記図8と同様、両画像データ間の対
応する画素毎に濃度差分の絶対値を算出するもので、2
値化回路34は各画素毎の絶対値を2値化処理し、その
結果を画素毎に出力することにより抽出画像を生成す
る。
分回路33およびフレームバッファ35に同時に入力さ
れるもので、差分回路33は、現時点で入力された画像
データとフレームバッファ35により1フレーム分遅延
された入力画像データとの濃度差分値の算出処理を行
う。この処理は、前記図8と同様、両画像データ間の対
応する画素毎に濃度差分の絶対値を算出するもので、2
値化回路34は各画素毎の絶対値を2値化処理し、その
結果を画素毎に出力することにより抽出画像を生成す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
「背景差分法」を用いた画像処理装置の場合、背景画像
の撮像時と処理対象の画像の撮像時とで、撮像領域を照
らす照明強度に大きな変化があると、処理対象の画像中
の対象物以外の部分と、背景画像データの対応部分との
濃度差が大きくなり、図13に示すような誤抽出結果を
招くという問題がある。
「背景差分法」を用いた画像処理装置の場合、背景画像
の撮像時と処理対象の画像の撮像時とで、撮像領域を照
らす照明強度に大きな変化があると、処理対象の画像中
の対象物以外の部分と、背景画像データの対応部分との
濃度差が大きくなり、図13に示すような誤抽出結果を
招くという問題がある。
【0009】このような照明強度の変化による誤抽出を
防ぐため、前記2値化回路34に設定するしきい値を高
くすることも考えられるが、この場合、図14に示すよ
うに対象物に相当する部分まで抽出されなくなる虞があ
る。
防ぐため、前記2値化回路34に設定するしきい値を高
くすることも考えられるが、この場合、図14に示すよ
うに対象物に相当する部分まで抽出されなくなる虞があ
る。
【0010】また、照明強度の変化による誤抽出を防ぐ
他の方法として、背景画像メモリの内容を所定時間毎に
更新して、撮像領域の環境の変化に対応させることも提
案されている。しかしながらこの方法では、背景画像の
更新速度を遅くすると、照明強度の急激な変化に対応し
きれなくなり、図13と同様の結果を招く。逆に、背景
画像の更新速度を速くすると、動きの遅い移動体を抽出
できなくなるという問題が生じる。
他の方法として、背景画像メモリの内容を所定時間毎に
更新して、撮像領域の環境の変化に対応させることも提
案されている。しかしながらこの方法では、背景画像の
更新速度を遅くすると、照明強度の急激な変化に対応し
きれなくなり、図13と同様の結果を招く。逆に、背景
画像の更新速度を速くすると、動きの遅い移動体を抽出
できなくなるという問題が生じる。
【0011】次に、図9の「時間差分法」を用いる場
合、対象物が動きの遅い移動体であると、1フレーム前
の画像データとの間にしきい値を越える濃度差分が生じ
ず、対象物が移動する様子を抽出できなくなる。また、
この方法でも、照明強度の急激な変化に対応することは
不可能である。
合、対象物が動きの遅い移動体であると、1フレーム前
の画像データとの間にしきい値を越える濃度差分が生じ
ず、対象物が移動する様子を抽出できなくなる。また、
この方法でも、照明強度の急激な変化に対応することは
不可能である。
【0012】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たもので、照明強度の変化や対象物の種類にかかわら
ず、対象物を正しく抽出することができる画像処理方法
およびその装置を提供することを目的とする。
たもので、照明強度の変化や対象物の種類にかかわら
ず、対象物を正しく抽出することができる画像処理方法
およびその装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、テレ
ビカメラを所定の観測位置に向けて撮像を行い、得られ
た画像データを入力してその入力画像から特定の対象物
を抽出する画像処理方法であって、前記観測位置に対象
物の存在しない背景画像をあらかじめ記憶しておき、入
力画像上の所定の領域内の画像データとこの画像データ
に対応する背景画像上の画像データとの正規化相関演算
を行った後、その演算結果を用いて入力画像上の前記領
域内に対象物に該当する画像データが存在するか否かを
判別することを特徴とする。
ビカメラを所定の観測位置に向けて撮像を行い、得られ
た画像データを入力してその入力画像から特定の対象物
を抽出する画像処理方法であって、前記観測位置に対象
物の存在しない背景画像をあらかじめ記憶しておき、入
力画像上の所定の領域内の画像データとこの画像データ
に対応する背景画像上の画像データとの正規化相関演算
を行った後、その演算結果を用いて入力画像上の前記領
域内に対象物に該当する画像データが存在するか否かを
判別することを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、テレビカメラを所定の
観測位置に向けて撮像を行い、得られた画像データを入
力してその入力画像から特定の対象物を抽出する画像処
理装置であって、前記観測位置に対象物の存在しない背
景画像データを記憶する背景画像記憶手段と、前記入力
画像上の所定の領域内の画像データとこの画像データに
対応する背景画像上の画像データとを抽出する画像デー
タ抽出手段と、前記画像データ抽出手段により抽出され
た両画像データにつき正規化相関演算を実行する演算手
段と、前記演算手段により算出された相関値により入力
画像上の前記領域内に対象物に該当する画像データが存
在するか否かを判別する判別手段とを備えて成る。
観測位置に向けて撮像を行い、得られた画像データを入
力してその入力画像から特定の対象物を抽出する画像処
理装置であって、前記観測位置に対象物の存在しない背
景画像データを記憶する背景画像記憶手段と、前記入力
画像上の所定の領域内の画像データとこの画像データに
対応する背景画像上の画像データとを抽出する画像デー
タ抽出手段と、前記画像データ抽出手段により抽出され
た両画像データにつき正規化相関演算を実行する演算手
段と、前記演算手段により算出された相関値により入力
画像上の前記領域内に対象物に該当する画像データが存
在するか否かを判別する判別手段とを備えて成る。
【0015】請求項3の発明では、前記画像データ抽出
手段は、入力画像上に所定の大きさの局所領域を設定し
て走査し、各走査位置毎に局所領域内の入力画像データ
とこの画像データに対応する背景画像上の画像データと
を順次抽出する。
手段は、入力画像上に所定の大きさの局所領域を設定し
て走査し、各走査位置毎に局所領域内の入力画像データ
とこの画像データに対応する背景画像上の画像データと
を順次抽出する。
【0016】請求項4の発明は、テレビカメラを所定の
観測位置に向けて撮像を行い、得られた画像データを入
力してその入力画像から特定の対象物を抽出する画像処
理装置であって、前記観測位置に対象物の存在しない背
景画像データを記憶する背景画像記憶手段と、前記入力
画像から複数個の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
前記特徴点抽出手段により抽出された各特徴点につい
て、それぞれ特徴点を含む所定の局所領域内の画像デー
タとこの画像データに対応する背景画像上の画像データ
とを抽出する画像データ抽出手段と、各特徴点毎に前記
画像データ抽出手段により抽出された両画像データにつ
き正規化相関演算を実行する演算手段と、前記演算手段
により算出された各相関値を用いて対象物に該当する特
徴点を特定して対象物を判別する判別手段とを備えて成
る。
観測位置に向けて撮像を行い、得られた画像データを入
力してその入力画像から特定の対象物を抽出する画像処
理装置であって、前記観測位置に対象物の存在しない背
景画像データを記憶する背景画像記憶手段と、前記入力
画像から複数個の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
前記特徴点抽出手段により抽出された各特徴点につい
て、それぞれ特徴点を含む所定の局所領域内の画像デー
タとこの画像データに対応する背景画像上の画像データ
とを抽出する画像データ抽出手段と、各特徴点毎に前記
画像データ抽出手段により抽出された両画像データにつ
き正規化相関演算を実行する演算手段と、前記演算手段
により算出された各相関値を用いて対象物に該当する特
徴点を特定して対象物を判別する判別手段とを備えて成
る。
【0017】請求項5の発明では、前記特徴点抽出手段
は、入力画像中のエッジを構成する画素を特徴点として
抽出する。
は、入力画像中のエッジを構成する画素を特徴点として
抽出する。
【0018】請求項6の発明は、複数台のテレビカメラ
を所定の観測位置に向けてそれぞれ撮像を行い、得られ
た各テレビカメラの画像データを同時に入力して対象物
の認識処理を行う画像処理装置であって、各テレビカメ
ラ毎に前記観測位置に対象物の存在しない背景画像デー
タを記憶する背景画像記憶手段と、各テレビカメラから
の入力画像につき、それぞれ複数個の特徴点を抽出する
特徴点抽出手段と、前記特徴点抽出手段により抽出され
た各入力画像毎の各特徴点について、それぞれ特徴点を
含む所定の局所領域内の画像データとこの画像データに
対応する背景画像上の画像データとを抽出する画像デー
タ抽出手段と、各特徴点毎に前記画像データ抽出手段に
より抽出された両画像データ間の正規化相関演算を実行
する演算手段と、前記演算手段により算出された各相関
値を用いて各入力画像毎に対象物に該当する特徴点を特
定する特定手段と、前記特定手段により特定された特徴
点について、各入力画像間での対応付けを行う対応付け
手段と、前記対応付け手段により対応付けられた各特徴
点について3次元計測を行って、各特徴点の3次元座標
を抽出する座標抽出手段と、前記座標抽出手段により抽
出された各特徴点の3次元座標を用いて対象物の3次元
的形状を判別する判別手段とを備えて成る。
を所定の観測位置に向けてそれぞれ撮像を行い、得られ
た各テレビカメラの画像データを同時に入力して対象物
の認識処理を行う画像処理装置であって、各テレビカメ
ラ毎に前記観測位置に対象物の存在しない背景画像デー
タを記憶する背景画像記憶手段と、各テレビカメラから
の入力画像につき、それぞれ複数個の特徴点を抽出する
特徴点抽出手段と、前記特徴点抽出手段により抽出され
た各入力画像毎の各特徴点について、それぞれ特徴点を
含む所定の局所領域内の画像データとこの画像データに
対応する背景画像上の画像データとを抽出する画像デー
タ抽出手段と、各特徴点毎に前記画像データ抽出手段に
より抽出された両画像データ間の正規化相関演算を実行
する演算手段と、前記演算手段により算出された各相関
値を用いて各入力画像毎に対象物に該当する特徴点を特
定する特定手段と、前記特定手段により特定された特徴
点について、各入力画像間での対応付けを行う対応付け
手段と、前記対応付け手段により対応付けられた各特徴
点について3次元計測を行って、各特徴点の3次元座標
を抽出する座標抽出手段と、前記座標抽出手段により抽
出された各特徴点の3次元座標を用いて対象物の3次元
的形状を判別する判別手段とを備えて成る。
【0019】
【作用】請求項1および2の発明では、入力画像、背景
画像それぞれの対応する領域内の画像データについて、
正規化相関演算を行った結果を用いて対象物の判別処理
を行う。正規化相関演算は、照明変動があってもその影
響を受けないため、演算結果は領域内に対象物が存在す
るか否かを反映したものとなる。
画像それぞれの対応する領域内の画像データについて、
正規化相関演算を行った結果を用いて対象物の判別処理
を行う。正規化相関演算は、照明変動があってもその影
響を受けないため、演算結果は領域内に対象物が存在す
るか否かを反映したものとなる。
【0020】請求項3の発明では、入力画像全体に局所
領域が走査され、各走査位置毎に上記の処理が行われ
る。
領域が走査され、各走査位置毎に上記の処理が行われ
る。
【0021】請求項4の発明では、入力画像から複数個
の特徴点を抽出し、各特徴点についてそれぞれ特徴点を
含む所定の局所領域内の画像データとこれに対応する背
景画像データとを抽出して正規化相関演算を実行し、そ
の結果を用いて対象物に該当する特徴点を特定する。
の特徴点を抽出し、各特徴点についてそれぞれ特徴点を
含む所定の局所領域内の画像データとこれに対応する背
景画像データとを抽出して正規化相関演算を実行し、そ
の結果を用いて対象物に該当する特徴点を特定する。
【0022】請求項5の発明では、入力画像中のエッジ
を構成する画素を特徴点として抽出することにより、対
象物の輪郭部分を抽出する。
を構成する画素を特徴点として抽出することにより、対
象物の輪郭部分を抽出する。
【0023】請求項6の発明では、複数台のテレビカメ
ラにより得られた入力画像について、それぞれ請求項4
と同様の処理を行った後、各入力画像間で対象物に該当
する点として特定された特徴点の対応付けを行って、そ
の対応付けの結果を用いて各特徴点の3次元座標を抽出
し、さらに、その抽出結果により対象物の3次元的形状
を判別する。
ラにより得られた入力画像について、それぞれ請求項4
と同様の処理を行った後、各入力画像間で対象物に該当
する点として特定された特徴点の対応付けを行って、そ
の対応付けの結果を用いて各特徴点の3次元座標を抽出
し、さらに、その抽出結果により対象物の3次元的形状
を判別する。
【0024】
【発明の実施の形態】請求項1〜3の発明を実施するた
めの構成例として図1〜3の画像処理装置を、また請求
項4,5を実施するための構成例として図4の画像処理
装置を、さらに請求項6を実施するための構成例として
図5の画像処理装置を、それぞれあげ、以下に各画像処
理装置についての詳細な説明を展開する。
めの構成例として図1〜3の画像処理装置を、また請求
項4,5を実施するための構成例として図4の画像処理
装置を、さらに請求項6を実施するための構成例として
図5の画像処理装置を、それぞれあげ、以下に各画像処
理装置についての詳細な説明を展開する。
【0025】
【実施例】図1は、この発明の第1実施例にかかる画像
処理装置の構成を示す。この画像処理装置は、テレビカ
メラ11(以下、単に「カメラ11」という)を所定の
観測位置に向けて撮像を行うことにより得られた濃淡画
像データ(以下「対象画像データ」という)と、予め観
測位置に抽出対象物が存在しない状態を撮像して得られ
た背景画像データとを用いて、観測対象位置に人間など
動きのある対象物(以下「移動体」という)が現れるか
否かを認識するためのもので、スイッチ1、背景画像メ
モリ2、局所相関回路3、および2値化回路4などを構
成として含んでいる。
処理装置の構成を示す。この画像処理装置は、テレビカ
メラ11(以下、単に「カメラ11」という)を所定の
観測位置に向けて撮像を行うことにより得られた濃淡画
像データ(以下「対象画像データ」という)と、予め観
測位置に抽出対象物が存在しない状態を撮像して得られ
た背景画像データとを用いて、観測対象位置に人間など
動きのある対象物(以下「移動体」という)が現れるか
否かを認識するためのもので、スイッチ1、背景画像メ
モリ2、局所相関回路3、および2値化回路4などを構
成として含んでいる。
【0026】スイッチ1は、図示しない制御部によって
ON/OFFの切換えが行われるもので、前記した図8
と同様、抽出処理に先立つ背景画像データの取込み時に
オン動作して、背景画像メモリ2への背景画像データの
格納が行われる。この後、スイッチ1はオフに切り換え
られ、対象画像データが局所相関回路3へと入力され
る。
ON/OFFの切換えが行われるもので、前記した図8
と同様、抽出処理に先立つ背景画像データの取込み時に
オン動作して、背景画像メモリ2への背景画像データの
格納が行われる。この後、スイッチ1はオフに切り換え
られ、対象画像データが局所相関回路3へと入力され
る。
【0027】局所相関回路3は、カメラ11から得た対
象画像データおよび背景画像メモリ2内の背景画像デー
タに、それぞれ所定の大きさの局所領域を設定して走査
し、各走査位置毎に両画像データ間の正規化相関演算を
実行するためのもので、各走査位置で算出された相関値
Rは順次2値化回路4へと入力される。2値化回路4
は、入力された相関値Rを所定のしきい値に基づき2値
化処理するためのもので、図示しない制御部は、この処
理結果を用いて対象画像データ内に対象物に相当するデ
ータが存在するか否かなどを判別する。
象画像データおよび背景画像メモリ2内の背景画像デー
タに、それぞれ所定の大きさの局所領域を設定して走査
し、各走査位置毎に両画像データ間の正規化相関演算を
実行するためのもので、各走査位置で算出された相関値
Rは順次2値化回路4へと入力される。2値化回路4
は、入力された相関値Rを所定のしきい値に基づき2値
化処理するためのもので、図示しない制御部は、この処
理結果を用いて対象画像データ内に対象物に相当するデ
ータが存在するか否かなどを判別する。
【0028】この実施例における局所相関回路3は、図
2に示すように、カメラから入力された対象画像データ
GI と、背景画像メモリ2から入力された背景画像デー
タGM に対し、それぞれ縦横5画素ずつの局所領域
RI ,RM を設定し、この局所領域RI ,RM を各画像
データGI ,GM の左上から水平方向に同タイミングで
走査させると共に、各走査位置における局所領域RI ,
RM 内の画像データを用いて、両局所領域間の正規化相
互相関演算を実行する。
2に示すように、カメラから入力された対象画像データ
GI と、背景画像メモリ2から入力された背景画像デー
タGM に対し、それぞれ縦横5画素ずつの局所領域
RI ,RM を設定し、この局所領域RI ,RM を各画像
データGI ,GM の左上から水平方向に同タイミングで
走査させると共に、各走査位置における局所領域RI ,
RM 内の画像データを用いて、両局所領域間の正規化相
互相関演算を実行する。
【0029】図3は、前記局所相関回路3の詳細な構成
を示すもので、対象画像走査部5,背景画像走査部6,
正規化相関演算部7などを含んでいる。前記対象画像走
査部5および背景画像走査部6は、それぞれ4個のライ
ンバッッファLBと4行×5列に配列された20個のフ
リップフロップFFとにより構成されており、対象画像
走査部5の各行,各列からは前記局所領域RI 内の各画
素の濃度データI0 〜I24が、背景画像走査部6の各
行,各列からは前記局所領域RM 内の各画素の濃度デー
タM0 〜M24が、それぞれ抽出される。これら抽出され
た各濃度データは正規化相関演算部7に入力され、つぎ
の(1)式に基づく演算を実行することにより、両局所
領域RI ,RM 間の相関値Rが求められる。なお次式に
おいて、nは25である。
を示すもので、対象画像走査部5,背景画像走査部6,
正規化相関演算部7などを含んでいる。前記対象画像走
査部5および背景画像走査部6は、それぞれ4個のライ
ンバッッファLBと4行×5列に配列された20個のフ
リップフロップFFとにより構成されており、対象画像
走査部5の各行,各列からは前記局所領域RI 内の各画
素の濃度データI0 〜I24が、背景画像走査部6の各
行,各列からは前記局所領域RM 内の各画素の濃度デー
タM0 〜M24が、それぞれ抽出される。これら抽出され
た各濃度データは正規化相関演算部7に入力され、つぎ
の(1)式に基づく演算を実行することにより、両局所
領域RI ,RM 間の相関値Rが求められる。なお次式に
おいて、nは25である。
【0030】
【数1】
【0031】前記した図11の対象画像データを、上記
の画像処理装置に入力して図10の背景画像データとの
照合を行った場合、対象画像データ内の背景に相当する
部分における相関値Rは高くなるが、移動体(人物)の
画像Aの部分における相関値Rは低くなり、2値化回路
4による処理結果として、対象物に相当する画素のみが
黒画素に変換された抽出画像データ(図12に示す)が
得られる。正規化相関演算は照明の変動に影響されるこ
となく常に安定した結果が得られるので、たとえ対象画
像データの入力時の照明が背景画像データの入力時から
大きく変動していても、対象物の画像のみを正確に抽出
することができる。
の画像処理装置に入力して図10の背景画像データとの
照合を行った場合、対象画像データ内の背景に相当する
部分における相関値Rは高くなるが、移動体(人物)の
画像Aの部分における相関値Rは低くなり、2値化回路
4による処理結果として、対象物に相当する画素のみが
黒画素に変換された抽出画像データ(図12に示す)が
得られる。正規化相関演算は照明の変動に影響されるこ
となく常に安定した結果が得られるので、たとえ対象画
像データの入力時の照明が背景画像データの入力時から
大きく変動していても、対象物の画像のみを正確に抽出
することができる。
【0032】なお上記の実施例では、対象画像データの
全画素を処理対象として背景画像データとのマッチング
処理を行っているが、これに限らず、まず入力された対
象画像データからエッジ構成点などの特徴点を抽出し、
この抽出された特徴点を含む局所領域について背景画像
とのマッチング処理を行なうようにしてもよい。
全画素を処理対象として背景画像データとのマッチング
処理を行っているが、これに限らず、まず入力された対
象画像データからエッジ構成点などの特徴点を抽出し、
この抽出された特徴点を含む局所領域について背景画像
とのマッチング処理を行なうようにしてもよい。
【0033】図4は、この第2の方法を実現するための
装置構成例を示すもので、CPU17を制御主体とし、
スイッチ12,エッジ抽出部13,エッジ画像メモリ1
4,背景画像メモリ15,画像メモリ16,エッジ座標
メモリ18,特徴点座標メモリ19などを構成として含
んでいる。
装置構成例を示すもので、CPU17を制御主体とし、
スイッチ12,エッジ抽出部13,エッジ画像メモリ1
4,背景画像メモリ15,画像メモリ16,エッジ座標
メモリ18,特徴点座標メモリ19などを構成として含
んでいる。
【0034】スイッチ12は、CPU17を主体とする
制御部による制御をうけて、背景画像メモリ15,画像
メモリ16のいずれかに接続を切り換えるもので、これ
により背景画像メモリ15には背景画像データが、画像
メモリ16には対象画像データがそれぞれ格納される。
制御部による制御をうけて、背景画像メモリ15,画像
メモリ16のいずれかに接続を切り換えるもので、これ
により背景画像メモリ15には背景画像データが、画像
メモリ16には対象画像データがそれぞれ格納される。
【0035】エッジ抽出部13は、カメラからの対象画
像データを入力して画像中のエッジ成分を抽出し、エッ
ジ構成点のみが黒画素で表されるエッジ画像を生成する
ためのもので、生成されたエッジ画像はエッジ画像メモ
リ14内に格納され、さらにこのエッジ画像中のエッジ
構成点の座標がエッジ座標メモリ18に格納される。
像データを入力して画像中のエッジ成分を抽出し、エッ
ジ構成点のみが黒画素で表されるエッジ画像を生成する
ためのもので、生成されたエッジ画像はエッジ画像メモ
リ14内に格納され、さらにこのエッジ画像中のエッジ
構成点の座標がエッジ座標メモリ18に格納される。
【0036】この実施例では、前記第1の実施例の正規
化相関演算部7や2値化回路4の機能を実現するための
プログラムを図示しないROMなどに格納しており、C
PU17は、前記エッジ座標メモリ18を参照して、前
記画像メモリ16内の対象画像データおよび背景画像メ
モリ15内の背景画像データに対し、各エッジ構成点に
対応する画素を中心とする5×5の局所領域を順次設定
し、両局所領域内の画像データについて前記プログラム
に基づく正規化相関演算処理と2値化処理とを行ってい
る。さらにCPU17は、各エッジ構成点毎に求められ
た相関値Rを所定のしきい値と比較し、相関値Rがしき
い値を下回る結果を得たエッジ構成点のみを前記移動体
の輪郭を構成する特徴点(以下「移動体特徴点」とい
う)であると判別し、その座標を前記特徴点座標メモリ
19内に格納して移動体の認識処理などに使用する。
化相関演算部7や2値化回路4の機能を実現するための
プログラムを図示しないROMなどに格納しており、C
PU17は、前記エッジ座標メモリ18を参照して、前
記画像メモリ16内の対象画像データおよび背景画像メ
モリ15内の背景画像データに対し、各エッジ構成点に
対応する画素を中心とする5×5の局所領域を順次設定
し、両局所領域内の画像データについて前記プログラム
に基づく正規化相関演算処理と2値化処理とを行ってい
る。さらにCPU17は、各エッジ構成点毎に求められ
た相関値Rを所定のしきい値と比較し、相関値Rがしき
い値を下回る結果を得たエッジ構成点のみを前記移動体
の輪郭を構成する特徴点(以下「移動体特徴点」とい
う)であると判別し、その座標を前記特徴点座標メモリ
19内に格納して移動体の認識処理などに使用する。
【0037】図5は、この発明の第3実施例にかかる画
像処理装置を示す。この画像処理装置は、2台のカメラ
11a,11bからの画像データを取り込んで、観測位
置における移動体の3次元形状を認識できるもので、第
2実施例の構成を2組合わせた構成のほか、モデルメモ
リ20および3次元座標メモリ21を具備している。な
お図中、第2実施例と共通する構成のうち、CPU17
およびエッジ座標メモリ18は、カメラ11aおよびカ
メラ11bからの両画像データの処理に共通して使用さ
れるが、その他の構成は、各カメラ11a,11b毎に
設けられている。
像処理装置を示す。この画像処理装置は、2台のカメラ
11a,11bからの画像データを取り込んで、観測位
置における移動体の3次元形状を認識できるもので、第
2実施例の構成を2組合わせた構成のほか、モデルメモ
リ20および3次元座標メモリ21を具備している。な
お図中、第2実施例と共通する構成のうち、CPU17
およびエッジ座標メモリ18は、カメラ11aおよびカ
メラ11bからの両画像データの処理に共通して使用さ
れるが、その他の構成は、各カメラ11a,11b毎に
設けられている。
【0038】よって、図中、第2実施例と共通する各構
成には同様の符号を付与し、カメラ11aからの画像デ
ータの処理に係る構成には符号の末尾にaを、カメラ1
1bからの画像データの処理に係る構成には符号の末尾
にbを付加することで、その説明を省略する。なお、前
記カメラ11a,11bは、ともに観測位置に向けて固
定配備されると共に、各光軸が互いに平行になるように
位置調整がなされている。
成には同様の符号を付与し、カメラ11aからの画像デ
ータの処理に係る構成には符号の末尾にaを、カメラ1
1bからの画像データの処理に係る構成には符号の末尾
にbを付加することで、その説明を省略する。なお、前
記カメラ11a,11bは、ともに観測位置に向けて固
定配備されると共に、各光軸が互いに平行になるように
位置調整がなされている。
【0039】3次元座標メモリ21は、後述する移動体
特徴点の対応付け処理および3次元計測処理により求め
られた各移動体特徴点の3次元座標を記憶するためのも
ので、モデルメモリ20には、この画像処理装置が認識
対象とする移動体についての複数種の3次元モデルが格
納されている。CPU17は、3次元座標メモリ21内
の各特徴点により特定される物体の形状をモデルメモリ
20内の各3次元モデルと照合し、その照合結果により
観測対象における移動体の種別などを認識する。
特徴点の対応付け処理および3次元計測処理により求め
られた各移動体特徴点の3次元座標を記憶するためのも
ので、モデルメモリ20には、この画像処理装置が認識
対象とする移動体についての複数種の3次元モデルが格
納されている。CPU17は、3次元座標メモリ21内
の各特徴点により特定される物体の形状をモデルメモリ
20内の各3次元モデルと照合し、その照合結果により
観測対象における移動体の種別などを認識する。
【0040】図6は、前記第2実施例の画像処理装置の
処理手順を示す。まずステップ1(図中「ST1」で示
す)でカメラ11からの背景画像データが背景画像メモ
リ15内に格納されると、前記スイッチ12の切換えが
なされ、以後の対象画像データは画像メモリ16へと導
かれる(ステップ2)。
処理手順を示す。まずステップ1(図中「ST1」で示
す)でカメラ11からの背景画像データが背景画像メモ
リ15内に格納されると、前記スイッチ12の切換えが
なされ、以後の対象画像データは画像メモリ16へと導
かれる(ステップ2)。
【0041】この対象画像データは、同時にエッジ抽出
部13にも与えられており、前記したエッジ構成点の抽
出がなされてエッジ画像が生成される。図15は、前記
図11の対象画像データについて生成されたエッジ画像
を示すもので、人物の画像Aの輪郭部分や背景に置かれ
た物体の輪郭部分が抽出されている。
部13にも与えられており、前記したエッジ構成点の抽
出がなされてエッジ画像が生成される。図15は、前記
図11の対象画像データについて生成されたエッジ画像
を示すもので、人物の画像Aの輪郭部分や背景に置かれ
た物体の輪郭部分が抽出されている。
【0042】1フレーム分の対象画像データが画像メモ
リ16内に格納され、また同時にこの画像データに対応
するエッジ画像データがエッジ画像メモリ14に格納さ
れると、CPU17は、つぎのステップ3で、このエッ
ジ画像中の各エッジ構成点の座標を抽出し、これをエッ
ジ座標メモリ18へと格納する。
リ16内に格納され、また同時にこの画像データに対応
するエッジ画像データがエッジ画像メモリ14に格納さ
れると、CPU17は、つぎのステップ3で、このエッ
ジ画像中の各エッジ構成点の座標を抽出し、これをエッ
ジ座標メモリ18へと格納する。
【0043】つぎのステップ4でCPU17は、前記画
像メモリ16および背景画像メモリ15に対し、前記エ
ッジ座標メモリ18内に格納された所定の座標データに
ついて、それぞれこの座標データにより特定される画素
を中心とする5×5の局所領域内の画像データを抽出し
た後、続くステップ5で、抽出された両画像データにつ
いて前記(1)式を実行することにより、両局所領域間
の正規化相関演算を実行する。
像メモリ16および背景画像メモリ15に対し、前記エ
ッジ座標メモリ18内に格納された所定の座標データに
ついて、それぞれこの座標データにより特定される画素
を中心とする5×5の局所領域内の画像データを抽出し
た後、続くステップ5で、抽出された両画像データにつ
いて前記(1)式を実行することにより、両局所領域間
の正規化相関演算を実行する。
【0044】つぎにCPU17は、前記ステップ5で算
出された相関値Rを所定のしきい値Thと比較し、この
相関値Rがしきい値Thを下回るとき、処理対象のエッ
ジ構成点は移動体特徴点であると判断してその座標を前
記特徴点メモリ19内に格納する(ステップ7)。
出された相関値Rを所定のしきい値Thと比較し、この
相関値Rがしきい値Thを下回るとき、処理対象のエッ
ジ構成点は移動体特徴点であると判断してその座標を前
記特徴点メモリ19内に格納する(ステップ7)。
【0045】上記ステップ4〜7の処理は、前記エッジ
座標メモリ18内に座標データが格納されるすべてのエ
ッジ構成点について行われるもので、この処理が終了す
るとステップ8の判定が「YES」となってステップ9
へと移行する。
座標メモリ18内に座標データが格納されるすべてのエ
ッジ構成点について行われるもので、この処理が終了す
るとステップ8の判定が「YES」となってステップ9
へと移行する。
【0046】ステップ9で、CPU17は、前記特徴点
座標メモリ19に格納された各座標データから観測対象
位置に対象となる移動体が存在するか否かなどを認識す
る。図16は、前記図15のエッジ画像について相関演
算処理と2値化処理とを行った結果を示す。図示例の場
合、人物の画像部分の各エッジ構成点上に設定された局
所領域における相関値は低くなるが、他のエッジ構成点
上に設定された局所領域における相関値は高くなり、結
果として、人物の画像Aの輪郭部分が抽出されることに
なる。CPU17は、この抽出結果により観測対象位置
に移動体が存在するものと認識し、その認識結果を図示
しないRAMなどに格納する。
座標メモリ19に格納された各座標データから観測対象
位置に対象となる移動体が存在するか否かなどを認識す
る。図16は、前記図15のエッジ画像について相関演
算処理と2値化処理とを行った結果を示す。図示例の場
合、人物の画像部分の各エッジ構成点上に設定された局
所領域における相関値は低くなるが、他のエッジ構成点
上に設定された局所領域における相関値は高くなり、結
果として、人物の画像Aの輪郭部分が抽出されることに
なる。CPU17は、この抽出結果により観測対象位置
に移動体が存在するものと認識し、その認識結果を図示
しないRAMなどに格納する。
【0047】上記の処理は、1フレーム分の対象画像デ
ータの入力毎に行われるもので、CPU17は、各画像
入力時における認識結果の時間的な推移から移動体の動
きや移動方向などを認識する。
ータの入力毎に行われるもので、CPU17は、各画像
入力時における認識結果の時間的な推移から移動体の動
きや移動方向などを認識する。
【0048】図7は、前記第3実施例にかかる画像処理
装置の処理手順を示す。ステップ1〜3までの処理は、
カメラ11aからの画像データおよびカメラ11bから
の画像データについて、それぞれ並行して行われてお
り、ステップ1で、各カメラ11a,11bからの背景
画像データがそれぞれ背景画像メモリ15a,15bに
格納された後、続くステップ2で各スイッチ12a,1
2bが切り換えられ、画像メモリ16a,16bへの対
象画像データの入力が行われる。
装置の処理手順を示す。ステップ1〜3までの処理は、
カメラ11aからの画像データおよびカメラ11bから
の画像データについて、それぞれ並行して行われてお
り、ステップ1で、各カメラ11a,11bからの背景
画像データがそれぞれ背景画像メモリ15a,15bに
格納された後、続くステップ2で各スイッチ12a,1
2bが切り換えられ、画像メモリ16a,16bへの対
象画像データの入力が行われる。
【0049】つぎのステップ3は、各対象画像データ毎
に前記図6のステップ3〜ステップ8と同様の処理を行
うもので、その結果、各対象画像データ内で移動体特徴
点として判別されたエッジ構成点の座標のみが特徴点座
標メモリ19a,19bに格納される。
に前記図6のステップ3〜ステップ8と同様の処理を行
うもので、その結果、各対象画像データ内で移動体特徴
点として判別されたエッジ構成点の座標のみが特徴点座
標メモリ19a,19bに格納される。
【0050】つぎにCPU17は、第1,第2の各対象
画像データ間で抽出された移動体特徴点を一対一に対応
づける処理を実行する(ステップ4)。この処理は、例
えば、第1のカメラ11aからの対象画像データの所定
の移動体特徴点(説明の都合上Pi とする)に着目し、
第2の対象画像データ内で前記移動体特徴点Pi と同一
のエピポーラライン上に位置する複数個の移動体特徴点
(説明の都合上q1 ,q2 ・・・とする)を抽出した
後、各点およびその近傍の数画素分の濃度データをテン
プレートマッチングするなどすることにより移動体特徴
点Pi に最も類似度の高い移動体特徴点qi を対応点と
して決定するものである。
画像データ間で抽出された移動体特徴点を一対一に対応
づける処理を実行する(ステップ4)。この処理は、例
えば、第1のカメラ11aからの対象画像データの所定
の移動体特徴点(説明の都合上Pi とする)に着目し、
第2の対象画像データ内で前記移動体特徴点Pi と同一
のエピポーラライン上に位置する複数個の移動体特徴点
(説明の都合上q1 ,q2 ・・・とする)を抽出した
後、各点およびその近傍の数画素分の濃度データをテン
プレートマッチングするなどすることにより移動体特徴
点Pi に最も類似度の高い移動体特徴点qi を対応点と
して決定するものである。
【0051】上記の対応付け処理が完了すると、CPU
17は、対応づけられた各移動体特徴点について3次元
計測の原理を適用し、各移動体特徴点の3次元座標を算
出して前記3次元座標メモリに格納する(ステップ
5)。
17は、対応づけられた各移動体特徴点について3次元
計測の原理を適用し、各移動体特徴点の3次元座標を算
出して前記3次元座標メモリに格納する(ステップ
5)。
【0052】すべての移動体特徴点についての3次元座
標が求められると、CPU17は、これら3次元座標に
より特定される物体の形状を前記モデルメモリ20内の
各3次元モデルと照合し、抽出結果に最も近いモデルを
認識結果として採用する(ステップ6)。なおこの照合
処理としては、例えば、3次元モデル毎に、モデルの構
成点と3次元座標メモリ21内の各移動体特徴点との間
で、対応する点毎に求めたユークリッド距離を平均し、
その平均値を相互に比較するなどの方法が用いられる。
標が求められると、CPU17は、これら3次元座標に
より特定される物体の形状を前記モデルメモリ20内の
各3次元モデルと照合し、抽出結果に最も近いモデルを
認識結果として採用する(ステップ6)。なおこの照合
処理としては、例えば、3次元モデル毎に、モデルの構
成点と3次元座標メモリ21内の各移動体特徴点との間
で、対応する点毎に求めたユークリッド距離を平均し、
その平均値を相互に比較するなどの方法が用いられる。
【0053】上記の処理は、第2実施例と同様、1フレ
ーム分の対象画像データが入力される毎に繰り返し行わ
れるもので、CPU17は、各画像入力時における認識
結果の推移に基づき、移動体の形状や移動方向などを認
識する。
ーム分の対象画像データが入力される毎に繰り返し行わ
れるもので、CPU17は、各画像入力時における認識
結果の推移に基づき、移動体の形状や移動方向などを認
識する。
【0054】なお第2,第3の各実施例では、対象画像
の特徴点としてエッジ構成点を用いたが、これに限ら
ず、例えば画像内で濃度データが所定の範囲内にある画
素などを対象としてもよい。また第1実施例〜第3実施
例では、移動体を抽出対象としているが、抽出対象はこ
れに限らず、ある静止物体が観測位置から消えるなどの
事象を抽出対象としてもよい。
の特徴点としてエッジ構成点を用いたが、これに限ら
ず、例えば画像内で濃度データが所定の範囲内にある画
素などを対象としてもよい。また第1実施例〜第3実施
例では、移動体を抽出対象としているが、抽出対象はこ
れに限らず、ある静止物体が観測位置から消えるなどの
事象を抽出対象としてもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1および2の発明では、入力画
像、背景画像それぞれの対応する領域内の画像データに
ついて、正規化相関演算を行った結果を用いて対象物の
判別処理を行い、その演算結果を用いて観測位置に対象
物が存在するか否かを判別するので、照明変動や対象物
の動く速度などの影響を受けることなく、観測位置に対
象物が存在するか否かを正確に判別することができ、画
像処理の精度を向上させることができる。
像、背景画像それぞれの対応する領域内の画像データに
ついて、正規化相関演算を行った結果を用いて対象物の
判別処理を行い、その演算結果を用いて観測位置に対象
物が存在するか否かを判別するので、照明変動や対象物
の動く速度などの影響を受けることなく、観測位置に対
象物が存在するか否かを正確に判別することができ、画
像処理の精度を向上させることができる。
【0056】請求項3の発明では、入力画像全体に局所
領域を走査して、各走査位置における局所領域内の画像
データと対応する背景画像データとを抽出して上記の処
理を行うので、対象物の詳細な構成を抽出することがで
きる。
領域を走査して、各走査位置における局所領域内の画像
データと対応する背景画像データとを抽出して上記の処
理を行うので、対象物の詳細な構成を抽出することがで
きる。
【0057】請求項4の発明では、入力画像から複数個
の特徴点を抽出し、各特徴点についてそれぞれ特徴点を
含む所定の局所領域内の画像データとこれに対応する背
景画像データとを抽出して正規化相関演算を実行し、そ
の結果を用いて対象物に該当する特徴点を特定するの
で、対象物を高速で抽出することができる。
の特徴点を抽出し、各特徴点についてそれぞれ特徴点を
含む所定の局所領域内の画像データとこれに対応する背
景画像データとを抽出して正規化相関演算を実行し、そ
の結果を用いて対象物に該当する特徴点を特定するの
で、対象物を高速で抽出することができる。
【0058】請求項5の発明では、入力画像中のエッジ
を構成する画素を特徴点として抽出するので、対象物の
輪郭部分を正確に抽出することができる。
を構成する画素を特徴点として抽出するので、対象物の
輪郭部分を正確に抽出することができる。
【0059】請求項6の発明では、複数台のテレビカメ
ラにより得られた入力画像について、それぞれ請求項4
と同様の処理を行った後、各入力画像間で対象物に該当
する点として特定された特徴点の対応付けを行って、そ
の対応付けの結果を用いて各特徴点の3次元座標を抽出
し、さらに、その抽出結果により対象物の3次元的形状
を判別するよう構成したので、対象物の形状や向きを正
確に抽出することが可能である。
ラにより得られた入力画像について、それぞれ請求項4
と同様の処理を行った後、各入力画像間で対象物に該当
する点として特定された特徴点の対応付けを行って、そ
の対応付けの結果を用いて各特徴点の3次元座標を抽出
し、さらに、その抽出結果により対象物の3次元的形状
を判別するよう構成したので、対象物の形状や向きを正
確に抽出することが可能である。
【図1】この発明の第1実施例にかかる画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】対象画像と背景画像との照合方法を示す説明図
である。
である。
【図3】局所相関回路の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】この発明の第2実施例にかかる画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第3実施例にかかる画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図6】第2実施例の画像処理装置の処理の流れを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】第3実施例の画像処理装置の処理の流れを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図8】従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図
である。
である。
【図9】従来の画像処理装置の他の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図10】背景画像の例を示す図である。
【図11】対象画像の例を示す図である。
【図12】抽出画像の一例を示す図である。
【図13】抽出画像の一例を示す図である。
【図14】抽出画像の一例を示す図である。
【図15】図11の対象画像をエッジ抽出処理して得ら
れるエッジ画像を示す図である。
れるエッジ画像を示す図である。
【図16】移動体特徴点の抽出例を示す図である。
2,15,15a,15b 背景画像メモリ 3 局所相関回路 4 2値化回路 7 正規化相関演算回路 11,11a,11b カメラ 13,13a,13b エッジ抽出部 RI ,RM 局所領域
Claims (6)
- 【請求項1】 テレビカメラを所定の観測位置に向けて
撮像を行い、得られた画像データを入力してその入力画
像から特定の対象物を抽出する画像処理方法であって、 前記観測位置に対象物の存在しない背景画像をあらかじ
め記憶しておき、入力画像上の所定の領域内の画像デー
タとこの画像データに対応する背景画像上の画像データ
との正規化相関演算を行った後、その演算結果を用いて
入力画像上の前記領域内に対象物に該当する画像データ
が存在するか否かを判別することを特徴とする画像処理
方法。 - 【請求項2】 テレビカメラを所定の観測位置に向けて
撮像を行い、得られた画像データを入力してその入力画
像から特定の対象物を抽出する画像処理装置であって、 前記観測位置に対象物の存在しない背景画像データを記
憶する背景画像記憶手段と、 前記入力画像上の所定の領域内の画像データとこの画像
データに対応する背景画像上の画像データとを抽出する
画像データ抽出手段と、 前記画像データ抽出手段により抽出された両画像データ
につき正規化相関演算を実行する演算手段と、 前記演算手段により算出された相関値により入力画像上
の前記領域内に対象物に該当する画像データが存在する
か否かを判別する判別手段とを備えて成る画像処理装
置。 - 【請求項3】 前記画像データ抽出手段は、入力画像上
に所定の大きさの局所領域を設定して走査し、各走査位
置毎に局所領域内の入力画像データとこの画像データに
対応する背景画像上の画像データとを順次抽出する手段
である請求項2に記載された画像処理装置。 - 【請求項4】 テレビカメラを所定の観測位置に向けて
撮像を行い、得られた画像データを入力してその入力画
像から特定の対象物を抽出する画像処理装置であって、 前記観測位置に対象物の存在しない背景画像データを記
憶する背景画像記憶手段と、 前記入力画像から複数個の特徴点を抽出する特徴点抽出
手段と、 前記特徴点抽出手段により抽出された各特徴点につい
て、それぞれ特徴点を含む所定の局所領域内の画像デー
タとこの画像データに対応する背景画像上の画像データ
とを抽出する画像データ抽出手段と、 各特徴点毎に前記画像データ抽出手段により抽出された
両画像データにつき正規化相関演算を実行する演算手段
と、 前記演算手段により算出された各相関値を用いて対象物
に該当する特徴点を特定して対象物を判別する判別手段
とを備えて成る画像処理装置。 - 【請求項5】 前記特徴点抽出手段は、入力画像中のエ
ッジを構成する画素を特徴点として抽出する請求項4に
記載された画像処理装置。 - 【請求項6】 複数台のテレビカメラを所定の観測位置
に向けてそれぞれ撮像を行い、得られた各テレビカメラ
の画像データを同時に入力して対象物の認識処理を行う
画像処理装置であって、 各テレビカメラ毎に前記観測位置に対象物の存在しない
背景画像データを記憶する背景画像記憶手段と、 各テレビカメラからの入力画像につき、それぞれ複数個
の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、 前記特徴点抽出手段により抽出された各入力画像毎の各
特徴点について、それぞれ特徴点を含む所定の局所領域
内の画像データとこの画像データに対応する背景画像上
の画像データとを抽出する画像データ抽出手段と、 各特徴点毎に前記画像データ抽出手段により抽出された
両画像データ間の正規化相関演算を実行する演算手段
と、 前記演算手段により算出された各相関値を用いて各入力
画像毎に対象物に該当する特徴点を特定する特定手段
と、 前記特定手段により特定された特徴点について、各入力
画像間での対応付けを行う対応付け手段と、 前記対応付け手段により対応付けられた各特徴点につい
て3次元計測を行って、各特徴点の3次元座標を抽出す
る座標抽出手段と、 前記座標抽出手段により抽出された各特徴点の3次元座
標を用いて対象物の3次元的形状を判別する判別手段と
を備えて成る画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7292207A JPH09114977A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 画像処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7292207A JPH09114977A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 画像処理方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09114977A true JPH09114977A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17778916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7292207A Pending JPH09114977A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 画像処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09114977A (ja) |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP7292207A patent/JPH09114977A/ja active Pending
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