JPH09115071A - 異常警報装置 - Google Patents
異常警報装置Info
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- JPH09115071A JPH09115071A JP27321095A JP27321095A JPH09115071A JP H09115071 A JPH09115071 A JP H09115071A JP 27321095 A JP27321095 A JP 27321095A JP 27321095 A JP27321095 A JP 27321095A JP H09115071 A JPH09115071 A JP H09115071A
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Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 火災の早期発見が可能で、しかも、非火災報
をも低減できる信頼性の高い異常警報装置を得ることを
目的とする。 【解決手段】 物理的化学的現象を検出して時系列信号
を出力する火災感知器(1)と、その時系列信号から雑
音成分を除去して得られる単調変化成分の時間経過に対
する変化傾向情報を抽出するためのレベル情報を出力す
る数値平滑手段(2)と、その変化傾向情報を幾つかの
パターンに分類し、細分化して多数のトレンド情報を出
力するトレンド化手段(3)と、そのトレンド情報にそ
れぞれ所定の定数を割り付ける定数割付手段(4)と、
上記レベル情報を所定の範囲で正規化して正規化レベル
情報として出力するレベル正規化手段(5)と、上記所
定の定数を割り付けられたトレンド情報と正規化レベル
情報に基づいてファジィ測度を演算して火災らしさ情報
を得、この火災らしさ情報に基づいて火災予報を行う手
段(6,7)とで構成する。
をも低減できる信頼性の高い異常警報装置を得ることを
目的とする。 【解決手段】 物理的化学的現象を検出して時系列信号
を出力する火災感知器(1)と、その時系列信号から雑
音成分を除去して得られる単調変化成分の時間経過に対
する変化傾向情報を抽出するためのレベル情報を出力す
る数値平滑手段(2)と、その変化傾向情報を幾つかの
パターンに分類し、細分化して多数のトレンド情報を出
力するトレンド化手段(3)と、そのトレンド情報にそ
れぞれ所定の定数を割り付ける定数割付手段(4)と、
上記レベル情報を所定の範囲で正規化して正規化レベル
情報として出力するレベル正規化手段(5)と、上記所
定の定数を割り付けられたトレンド情報と正規化レベル
情報に基づいてファジィ測度を演算して火災らしさ情報
を得、この火災らしさ情報に基づいて火災予報を行う手
段(6,7)とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、火災および非火
災などの異常状態を検出して注意信号や警報信号を迅速
に発することができる異常警報装置、特に防災要員の熟
練度や防災要員自体に頼ることなく、発生した異常状態
の様子を直感的に防災要員が理解できるような言語表現
/可聴報知可能な異常警報装置に関するものである。
災などの異常状態を検出して注意信号や警報信号を迅速
に発することができる異常警報装置、特に防災要員の熟
練度や防災要員自体に頼ることなく、発生した異常状態
の様子を直感的に防災要員が理解できるような言語表現
/可聴報知可能な異常警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTなどの表示装置を持つイン
テリジェント型の設備では、例えば、特公平2−178
36号公報に開示されているように、アナログ式火災感
知器を使用し感知器出力レベルの時系列グラフ(トレン
ドグラフ)を表示し得る機能を持った異常警報装置があ
る。このような異常警報装置では、注意信号又は警報信
号が出されてから防災要員が特定のアナログ式火災感知
器を指定するなどの画面操作によってアナログ式火災感
知器の出力信号をトレンドグラフとして画面に表示する
ことができる。そして、防災要員は、表示されたトレン
ドグラフからアナログ式火災感知器が設置された環境の
変化の意味を理解及び把握した後で、火災・非火災の現
場確認、避難誘導、初期消火などの指示を出すことにな
る。
テリジェント型の設備では、例えば、特公平2−178
36号公報に開示されているように、アナログ式火災感
知器を使用し感知器出力レベルの時系列グラフ(トレン
ドグラフ)を表示し得る機能を持った異常警報装置があ
る。このような異常警報装置では、注意信号又は警報信
号が出されてから防災要員が特定のアナログ式火災感知
器を指定するなどの画面操作によってアナログ式火災感
知器の出力信号をトレンドグラフとして画面に表示する
ことができる。そして、防災要員は、表示されたトレン
ドグラフからアナログ式火災感知器が設置された環境の
変化の意味を理解及び把握した後で、火災・非火災の現
場確認、避難誘導、初期消火などの指示を出すことにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、防災要
員がトレンドグラフを見たときに、火災の早期発見に対
する対応をとるためには、トレンドグラフが表している
意味を正確に理解して発生している状況について判断を
行う必要があり、そのために防災要員はトレンドグラフ
の読みとりに熟練しなければならないことに加えて、特
定の感知器のトレンドグラフだけに注目していなければ
ならないこと、又この間他の感知器のトレンドグラフを
防災要員は認識できないと云う問題、及び異常警報装置
の本来の目的である異常事態への早期対応について防災
要員による時間遅れが生じざるをえないと云う課題があ
る。
員がトレンドグラフを見たときに、火災の早期発見に対
する対応をとるためには、トレンドグラフが表している
意味を正確に理解して発生している状況について判断を
行う必要があり、そのために防災要員はトレンドグラフ
の読みとりに熟練しなければならないことに加えて、特
定の感知器のトレンドグラフだけに注目していなければ
ならないこと、又この間他の感知器のトレンドグラフを
防災要員は認識できないと云う問題、及び異常警報装置
の本来の目的である異常事態への早期対応について防災
要員による時間遅れが生じざるをえないと云う課題があ
る。
【0004】そこで、この発明は、上述した課題を解決
するためになされたもので、アナログ式火災感知器の出
力変化を表すトレンドグラフの形が表している物理的化
学的変化の意味を、燃焼現象について直感的に理解でき
るような言語表現情報として可視表示/可聴報知を早期
に行うことにより、危険の推定や対処行動などを支援で
き、防災要員の熟練度ひいては防災要員に頼らなくても
良く、また、一過性のレベル上昇による火災報等の非火
災報を無くすることができる信頼性の高い異常警報装置
を得ることを目的とする。
するためになされたもので、アナログ式火災感知器の出
力変化を表すトレンドグラフの形が表している物理的化
学的変化の意味を、燃焼現象について直感的に理解でき
るような言語表現情報として可視表示/可聴報知を早期
に行うことにより、危険の推定や対処行動などを支援で
き、防災要員の熟練度ひいては防災要員に頼らなくても
良く、また、一過性のレベル上昇による火災報等の非火
災報を無くすることができる信頼性の高い異常警報装置
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る異常警報
装置は、熱、光、音、煙、ガス、臭いなどの物理的化学
的現象を検出して時系列信号を出力する火災感知器と、
この火災感知器からの時系列信号から雑音成分を除去し
て得られる単調変化成分の時間経過に対する変化傾向情
報を抽出するためのレベル情報を出力する数値平滑手段
と、この数値平滑手段からのレベル情報を幾つかのパタ
ーンに分類し、細分化して多数のトレンド情報を出力す
るトレンド化手段と、このトレンド化手段からのトレン
ド情報にそれぞれ所定の定数を割り付ける定数割付手段
と、数値平滑手段からの変化傾向情報を所定の範囲で正
規化して正規化レベル情報として出力するレベル正規化
手段と、定数割付手段からの所定の定数を割り付けられ
たトレンド情報とレベル正規化手段からの正規化レベル
情報に基づいてファジィ測度を演算して火災らしさ情報
を得、この火災らしさ情報に基づいて火災予報を行う手
段とを備えたものである。
装置は、熱、光、音、煙、ガス、臭いなどの物理的化学
的現象を検出して時系列信号を出力する火災感知器と、
この火災感知器からの時系列信号から雑音成分を除去し
て得られる単調変化成分の時間経過に対する変化傾向情
報を抽出するためのレベル情報を出力する数値平滑手段
と、この数値平滑手段からのレベル情報を幾つかのパタ
ーンに分類し、細分化して多数のトレンド情報を出力す
るトレンド化手段と、このトレンド化手段からのトレン
ド情報にそれぞれ所定の定数を割り付ける定数割付手段
と、数値平滑手段からの変化傾向情報を所定の範囲で正
規化して正規化レベル情報として出力するレベル正規化
手段と、定数割付手段からの所定の定数を割り付けられ
たトレンド情報とレベル正規化手段からの正規化レベル
情報に基づいてファジィ測度を演算して火災らしさ情報
を得、この火災らしさ情報に基づいて火災予報を行う手
段とを備えたものである。
【0006】また、この発明に係る異常警報装置は、火
災感知器からの時系列信号に基づいて火災レベルを判別
して火災信号を発生する火災レベル判別手段と、この火
災レベル判別手段からの火災信号を火災予報をゲート信
号として外部に出力する第1のゲート手段とを備えたも
のである。また、この発明に係る異常警報装置は、火災
予報の発生がなく、且つ火災レベル判別手段からの火災
信号があるときは第1のゲート手段の出力に基づいて異
常信号を発生する第2のゲート手段を備えたものであ
る。
災感知器からの時系列信号に基づいて火災レベルを判別
して火災信号を発生する火災レベル判別手段と、この火
災レベル判別手段からの火災信号を火災予報をゲート信
号として外部に出力する第1のゲート手段とを備えたも
のである。また、この発明に係る異常警報装置は、火災
予報の発生がなく、且つ火災レベル判別手段からの火災
信号があるときは第1のゲート手段の出力に基づいて異
常信号を発生する第2のゲート手段を備えたものであ
る。
【0007】また、この発明に係る異常警報装置は、複
数個の火災感知器からの情報に基づいて火災らしさ情報
を生成する火災らしさ情報生成手段を備えたものであ
る。また、この発明に係る異常警報装置は、火災らしさ
情報生成手段を複数個備え、これら複数個の火災らしさ
情報生成手段からの火災らしさ情報に基づいてさらに火
災らしさ情報を生成するものである。また、この発明に
係る異常警報装置は、単一の火災感知器を備え、この火
災感知器からの情報と上記火災らしさ情報生成手段から
の火災らしさ情報に基づいてさらに火災らしさ情報を生
成するものである。さらに、この発明に係る異常警報装
置は、火災らしさ情報生成手段からの火災らしさ情報に
基づいて火災予報を行う手段を備えたものである。
数個の火災感知器からの情報に基づいて火災らしさ情報
を生成する火災らしさ情報生成手段を備えたものであ
る。また、この発明に係る異常警報装置は、火災らしさ
情報生成手段を複数個備え、これら複数個の火災らしさ
情報生成手段からの火災らしさ情報に基づいてさらに火
災らしさ情報を生成するものである。また、この発明に
係る異常警報装置は、単一の火災感知器を備え、この火
災感知器からの情報と上記火災らしさ情報生成手段から
の火災らしさ情報に基づいてさらに火災らしさ情報を生
成するものである。さらに、この発明に係る異常警報装
置は、火災らしさ情報生成手段からの火災らしさ情報に
基づいて火災予報を行う手段を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
【0009】実施の形態1.図1はこの発明に係る異常
警報装置の実施の形態1を示すブロック図である。図に
おいて、1は熱、光、音、煙、ガス、臭いなどの物理的
化学的現象を検出して時系列信号を出力するセンサ例え
ば熱式感知器、イオン化式煙感知器または光電式煙感知
器等のアナログ式火災感知器である。2は火災感知器1
に接続された数値平滑手段であって、この数値平滑手段
2は火災感知器1から例えば12秒のサンプリング周期
で抽出されたアナログ出力信号を、3サンプリング間デ
ータの中央値に対する分解能例えば1℃又は1%/mに
よる平滑化MQで雑音成分を除去してレベル情報を出力
すする。
警報装置の実施の形態1を示すブロック図である。図に
おいて、1は熱、光、音、煙、ガス、臭いなどの物理的
化学的現象を検出して時系列信号を出力するセンサ例え
ば熱式感知器、イオン化式煙感知器または光電式煙感知
器等のアナログ式火災感知器である。2は火災感知器1
に接続された数値平滑手段であって、この数値平滑手段
2は火災感知器1から例えば12秒のサンプリング周期
で抽出されたアナログ出力信号を、3サンプリング間デ
ータの中央値に対する分解能例えば1℃又は1%/mに
よる平滑化MQで雑音成分を除去してレベル情報を出力
すする。
【0010】3は数値平滑手段2に接続されたトレンド
化手段であって、このトレンド化手段3は数値平滑手段
2から抽出されるレベル情報の変化傾向を幾つかのパタ
ーンに分類し、さらに、このパターンをきめ細かく多数
のトレンドに分類して記号化し、トレンド情報として出
力する。このトレンド情報は、実質的に、感知器出力時
系列データから抽出した時間の経過に対する感知器出力
レベルの変化傾向の概念を分類して表した定性情報であ
る。4はトレンド化手段3に接続された定数割付手段で
あって、この定数割付手段4はトレンド化手段3からの
トレンド情報の種類毎にトレンド値(またはトレンド支
持値)を割り付ける。このトレンド値は、正、0または
負の定数で、例えば1.0以下の数値を用いる。また、こ
のトレンド値は、感知器の検出原理、またはトレンド情
報時系列の配列パターンが表す意味に応じて、同じトレ
ンド情報でも、異なったトレンド値を割り当てる。
化手段であって、このトレンド化手段3は数値平滑手段
2から抽出されるレベル情報の変化傾向を幾つかのパタ
ーンに分類し、さらに、このパターンをきめ細かく多数
のトレンドに分類して記号化し、トレンド情報として出
力する。このトレンド情報は、実質的に、感知器出力時
系列データから抽出した時間の経過に対する感知器出力
レベルの変化傾向の概念を分類して表した定性情報であ
る。4はトレンド化手段3に接続された定数割付手段で
あって、この定数割付手段4はトレンド化手段3からの
トレンド情報の種類毎にトレンド値(またはトレンド支
持値)を割り付ける。このトレンド値は、正、0または
負の定数で、例えば1.0以下の数値を用いる。また、こ
のトレンド値は、感知器の検出原理、またはトレンド情
報時系列の配列パターンが表す意味に応じて、同じトレ
ンド情報でも、異なったトレンド値を割り当てる。
【0011】5は数値平滑手段2に接続されたレベル正
規化手段であって、このレベル正規化手段5は火災表示
レベル値に関係付けされた正規化範囲を用いて数値平滑
手段2の出力を所定の範囲の値例えば0〜1.0の範囲の
値で表すようにした正規化された定量情報である単位を
持たない正規化レベル値(またはレベル支持値)に変換
する。ここで、正規化範囲とは、感知器の火災表示レベ
ル値に任意の正の定数係数を掛けた値、すなわち、感知
器出力の正規化レベル値が1.0になる感知器出力レベル
値である。
規化手段であって、このレベル正規化手段5は火災表示
レベル値に関係付けされた正規化範囲を用いて数値平滑
手段2の出力を所定の範囲の値例えば0〜1.0の範囲の
値で表すようにした正規化された定量情報である単位を
持たない正規化レベル値(またはレベル支持値)に変換
する。ここで、正規化範囲とは、感知器の火災表示レベ
ル値に任意の正の定数係数を掛けた値、すなわち、感知
器出力の正規化レベル値が1.0になる感知器出力レベル
値である。
【0012】6は定数割付手段4およびレベル正規化手
段5に接続されたファジィ測度演算手段であって、この
ファジィ測度演算手段6は定数割付手段4からのトレン
ド値とレベル正規化手段5からの正規化レベル値の直交
和としていわゆるDS(Dempster-Shafer)理論のファ
ジィ測度を演算し、所定の範囲例えば0〜1.0の値で表
される“火災らしさ”を求める。つまり、この火災らし
さは感知器の出力時系列データから得られた正規化レベ
ル値とトレンド値にDS理論を応用して求めた0〜1.0
の範囲の値で表されるファジィ測度である。そして、こ
の場合、0は火災でないことを表し、1.0は火災を表
し、1.0と火災らしさの差は、火災の否定、非火災では
なく、火災について無知または不明を表す。また、%火
災らしさは、火災らしさを表す0〜1.0の範囲の値を1
00倍した値である。
段5に接続されたファジィ測度演算手段であって、この
ファジィ測度演算手段6は定数割付手段4からのトレン
ド値とレベル正規化手段5からの正規化レベル値の直交
和としていわゆるDS(Dempster-Shafer)理論のファ
ジィ測度を演算し、所定の範囲例えば0〜1.0の値で表
される“火災らしさ”を求める。つまり、この火災らし
さは感知器の出力時系列データから得られた正規化レベ
ル値とトレンド値にDS理論を応用して求めた0〜1.0
の範囲の値で表されるファジィ測度である。そして、こ
の場合、0は火災でないことを表し、1.0は火災を表
し、1.0と火災らしさの差は、火災の否定、非火災では
なく、火災について無知または不明を表す。また、%火
災らしさは、火災らしさを表す0〜1.0の範囲の値を1
00倍した値である。
【0013】7はファジィ測度演算手段6に接続された
火災予報判別手段であって、この火災予報判別手段7は
ファジィ測度演算手段6で演算されたファジィ測度を火
災らしさ情報として取り込み、これを判別して火災予報
すなわち火災になる虞れがあることを知らせる注意報を
出力する。ここで、例えば正規化範囲を火災表示レベル
値の2倍とした火災らしさ情報が0.5に達したときに、
火災になる可能性があることを表し、以下これを50%
火災予報と呼ぶ。従って、トレンド情報を考慮しない場
合には、50%火災予報は感知器の出力値が火災表示レ
ベル値に達したことを表す。つまり、ここでは、レベル
情報とトレンド情報を併用して、火災表示よりも早く5
0%火災予報として表示させ、火災予報として用いるも
のである。なお、この火災予報判別手段7の後段には、
図示せずも、火災らしさ情報や火災予報等を表示できる
表示手段が設けられている。
火災予報判別手段であって、この火災予報判別手段7は
ファジィ測度演算手段6で演算されたファジィ測度を火
災らしさ情報として取り込み、これを判別して火災予報
すなわち火災になる虞れがあることを知らせる注意報を
出力する。ここで、例えば正規化範囲を火災表示レベル
値の2倍とした火災らしさ情報が0.5に達したときに、
火災になる可能性があることを表し、以下これを50%
火災予報と呼ぶ。従って、トレンド情報を考慮しない場
合には、50%火災予報は感知器の出力値が火災表示レ
ベル値に達したことを表す。つまり、ここでは、レベル
情報とトレンド情報を併用して、火災表示よりも早く5
0%火災予報として表示させ、火災予報として用いるも
のである。なお、この火災予報判別手段7の後段には、
図示せずも、火災らしさ情報や火災予報等を表示できる
表示手段が設けられている。
【0014】次に、動作について、図2〜図11を参照
して説明する。火災感知器1で例えば12秒のサンプリ
ング周期で抽出されたディジタル出力信号は数値平滑手
段2に供給され、ここで3サンプリング間データの中央
値に対する分解能1℃又は1%/mによる平滑化MQで
雑音成分が除去される。すなわち、数値平滑手段2は、
ディジタル入力信号から雑音成分を除去するために、デ
ィジタル入力信号を後述する量子化平滑して、ディジタ
ル入力信号を後述するメジャーMで表し、その積算値を
求める。
して説明する。火災感知器1で例えば12秒のサンプリ
ング周期で抽出されたディジタル出力信号は数値平滑手
段2に供給され、ここで3サンプリング間データの中央
値に対する分解能1℃又は1%/mによる平滑化MQで
雑音成分が除去される。すなわち、数値平滑手段2は、
ディジタル入力信号から雑音成分を除去するために、デ
ィジタル入力信号を後述する量子化平滑して、ディジタ
ル入力信号を後述するメジャーMで表し、その積算値を
求める。
【0015】量子化平滑は、図2(a)に示すように、
アナログ出力信号の検出したい最小変化量を分解能rと
して設定し、出力信号(小さな黒丸)の1サンプリング
間の変化量を分解能rの正負の整数倍の値又は0として
求め、この値をメジャーMと呼び、図2(b)に示す。
たゞし、│M│≧1が検出された出力信号を基準値Rと
呼び、この基準値Rが更新されると、そのサンプリング
の出力信号の上下に分解能rを再設定し、次のサンプリ
ングからメジャーM及び基準値Rを求める。そしてディ
ジタル入力信号の1サンプリング間変化がrよりも大き
く、サンプリング毎に基準値Rが求まるような出力信号
変化を連続検出と呼ぶ。この連続検出で上昇する出力信
号のレベル、メジャーM及びメジャー積算値ΣMを図2
に示す。
アナログ出力信号の検出したい最小変化量を分解能rと
して設定し、出力信号(小さな黒丸)の1サンプリング
間の変化量を分解能rの正負の整数倍の値又は0として
求め、この値をメジャーMと呼び、図2(b)に示す。
たゞし、│M│≧1が検出された出力信号を基準値Rと
呼び、この基準値Rが更新されると、そのサンプリング
の出力信号の上下に分解能rを再設定し、次のサンプリ
ングからメジャーM及び基準値Rを求める。そしてディ
ジタル入力信号の1サンプリング間変化がrよりも大き
く、サンプリング毎に基準値Rが求まるような出力信号
変化を連続検出と呼ぶ。この連続検出で上昇する出力信
号のレベル、メジャーM及びメジャー積算値ΣMを図2
に示す。
【0016】一方、出力信号の1サンプリング間変化が
分解能rより小さく、M=0として求まるサンプリング
があるような出力信号変化を不連続検出と呼ぶ。この不
連続検出で上昇する出力信号のレベル、メジャーM及び
メジャー積算値ΣMを図3に示す。このようにして、数
値平滑手段2で抽出されたレベル情報は、トレンド化手
段3に供給される。
分解能rより小さく、M=0として求まるサンプリング
があるような出力信号変化を不連続検出と呼ぶ。この不
連続検出で上昇する出力信号のレベル、メジャーM及び
メジャー積算値ΣMを図3に示す。このようにして、数
値平滑手段2で抽出されたレベル情報は、トレンド化手
段3に供給される。
【0017】このトレンド化手段3では、量子化平滑に
よる数値処理で得られたメジャー積算値ΣMに対して、
下記の重みWをサンプリングごとに割り当てる。詳しく
云えば、連続した3サンプリング間のメジャー積算値Σ
Mが表す変化傾向に注目し、その分類パターンを図4に
示す。各分類パターンに、1桁の数字5,4,3,2,
1,0,−1,−2,−3,−4,−5を割り当てる。
たゞし、時間の経過に応じて上昇するようなパターンを
正、下降するパターンを負の数で表し、また上昇(又は
下降)した次のサンプリングで下降(又は上昇)するよ
うな1サンプリング間の小さい変動パターンを記号A
(又はV)で表す。これら数値5〜−5及び記号A,V
を総称して重みWと云う。そして重みWを用いて、出力
信号が時間の経過に対して表す変化傾向の様相をトレン
ドグラフの正常状態、上昇状態、下降状態及び停止状態
に分類するのである。
よる数値処理で得られたメジャー積算値ΣMに対して、
下記の重みWをサンプリングごとに割り当てる。詳しく
云えば、連続した3サンプリング間のメジャー積算値Σ
Mが表す変化傾向に注目し、その分類パターンを図4に
示す。各分類パターンに、1桁の数字5,4,3,2,
1,0,−1,−2,−3,−4,−5を割り当てる。
たゞし、時間の経過に応じて上昇するようなパターンを
正、下降するパターンを負の数で表し、また上昇(又は
下降)した次のサンプリングで下降(又は上昇)するよ
うな1サンプリング間の小さい変動パターンを記号A
(又はV)で表す。これら数値5〜−5及び記号A,V
を総称して重みWと云う。そして重みWを用いて、出力
信号が時間の経過に対して表す変化傾向の様相をトレン
ドグラフの正常状態、上昇状態、下降状態及び停止状態
に分類するのである。
【0018】また、トレンド化手段3は、上述の分類さ
れた状態に更にきめ細かく分類したトレンドを記号化す
る。この動作を、図5および図6を参照しながら説明す
る。上述した重みWを用いて、出力信号が時間の経過に
対して表す変化傾向の様相を次の(a)〜(f)の6つ
の状態に大別する。更に、重みWが表す変化傾向の意味
を考慮して、全体で10種類の状態判定ができるように
した。たゞし、熱式感知器や煙感知器では、正常状態か
らの出力信号の上昇だけが異常状態を表すので、下降保
留状態は設けない。
れた状態に更にきめ細かく分類したトレンドを記号化す
る。この動作を、図5および図6を参照しながら説明す
る。上述した重みWを用いて、出力信号が時間の経過に
対して表す変化傾向の様相を次の(a)〜(f)の6つ
の状態に大別する。更に、重みWが表す変化傾向の意味
を考慮して、全体で10種類の状態判定ができるように
した。たゞし、熱式感知器や煙感知器では、正常状態か
らの出力信号の上昇だけが異常状態を表すので、下降保
留状態は設けない。
【0019】(a) 正常 N 以下の何れのトレンドも
検出していない正常な状態である。 (b) 上昇保留 Pu 正常Nから重みW=1を1回だ
け検出した状態で、更に上昇するか、一時的に少し上昇
しただけで再び正常に戻るかもしれない状態である。 (c) 連続検出上昇(連続検出下降) サンプリングご
とに連続して重みW≧3(W≦−3)が検出されるか、
または、連続した3サンプリングn,n+1,n+2の
重み時系列がW(n)=1,W(n+1)=2,W(n
+2)=1,(W(n)=−1,W(n+1)=−2,
W(n+2)=−1)またはW(n)=2,W(n+
1)=1,W(n+2)=2,(W(n)=−2,W
(n+1)=−1,W(n+2)=−2)が検出される
急な上昇(下降)状態が連続検出に相当する。検出した
重みWの値によって、次の2つの状態に分けて判定でき
る。 急上昇 Uc(急下降Dc) 連続した3サンプリング
の重み時系列が直線上昇(直線下降)および下に凸の上
昇(下降)を表すW(n)=1,W(n+1)=2,W
(n+2)=1,(W(n)=−1,W(n+1)=−
2,W(n+2)=−1)またはW(n)=2,W(n
+1)=1,W(n+2)=2,(W(n)=−2,W
(n+1)=−1,W(n+2)=−2)を検出、およ
び{W(n)+W(n+1)+W(n+2)}≧12
({W(n)+W(n+1)+W(n+2)}≦−1
2)を検出するサンプリングごとに判定する。 急上昇鈍化 Um(急下降鈍化Dm) 連続した3サン
プリングの重み時系列が上に凸の上昇(下降)を表す
{W(n)+W(n+1)+W(n+2)}<12
({W(n)+W(n+1)+W(n+2)}>−1
2)を検出するサンプリングごとに判定する。
検出していない正常な状態である。 (b) 上昇保留 Pu 正常Nから重みW=1を1回だ
け検出した状態で、更に上昇するか、一時的に少し上昇
しただけで再び正常に戻るかもしれない状態である。 (c) 連続検出上昇(連続検出下降) サンプリングご
とに連続して重みW≧3(W≦−3)が検出されるか、
または、連続した3サンプリングn,n+1,n+2の
重み時系列がW(n)=1,W(n+1)=2,W(n
+2)=1,(W(n)=−1,W(n+1)=−2,
W(n+2)=−1)またはW(n)=2,W(n+
1)=1,W(n+2)=2,(W(n)=−2,W
(n+1)=−1,W(n+2)=−2)が検出される
急な上昇(下降)状態が連続検出に相当する。検出した
重みWの値によって、次の2つの状態に分けて判定でき
る。 急上昇 Uc(急下降Dc) 連続した3サンプリング
の重み時系列が直線上昇(直線下降)および下に凸の上
昇(下降)を表すW(n)=1,W(n+1)=2,W
(n+2)=1,(W(n)=−1,W(n+1)=−
2,W(n+2)=−1)またはW(n)=2,W(n
+1)=1,W(n+2)=2,(W(n)=−2,W
(n+1)=−1,W(n+2)=−2)を検出、およ
び{W(n)+W(n+1)+W(n+2)}≧12
({W(n)+W(n+1)+W(n+2)}≦−1
2)を検出するサンプリングごとに判定する。 急上昇鈍化 Um(急下降鈍化Dm) 連続した3サン
プリングの重み時系列が上に凸の上昇(下降)を表す
{W(n)+W(n+1)+W(n+2)}<12
({W(n)+W(n+1)+W(n+2)}>−1
2)を検出するサンプリングごとに判定する。
【0020】(d) 不連続検出上昇(不連続検出下降)
出力信号の1サンプリング間変化量が分解能rよりも
小さいと、重みW=2(W=−2)に続いてW=0が検
出される。W=2のサンプリングで再設定した分解能r
以上に変化量がなったサンプリングで、W=1を検出す
る状態が不連続検出に相当する。W=1(W=−1)を
検出するサンプリングで、次の3つの状態に分けて判定
できる。 上昇開始 Rp 上昇保留PUを検出したサンプリング
の後に、W=2又はW=2に続いてW=0を検出した
後、第2回目のW=1を検出したサンプリングで上昇開
始Rpと判定し、W=2又はW=2に続いてW=0を検
出したサンプリング数を記憶しておく。 緩上昇Rc(緩下降Fc) 上昇開始Rp(反転下降保
留Td又は反転上昇保留Tu)の後、W=1(W=−
1)を検出するサンプリングごとに、連続したW=2
(W=−2)及びW=0のサンプリング数を比較する。
このサンプリング数が小さくなれば、W=1(W=−
1)を検出したサンプリングで緩上昇Rc(緩下降F
c)と判定する。 緩上昇鈍化Rm(緩下降鈍化Fm) 緩上昇Rcと反対
に、連続したW=2(W=−2)及びW=0のサンプリ
ング数が大きくなれば、W=1(W=−1)を検出した
サンプリングで緩上昇鈍化Rm(緩下降鈍化Fm)と判
定する。
出力信号の1サンプリング間変化量が分解能rよりも
小さいと、重みW=2(W=−2)に続いてW=0が検
出される。W=2のサンプリングで再設定した分解能r
以上に変化量がなったサンプリングで、W=1を検出す
る状態が不連続検出に相当する。W=1(W=−1)を
検出するサンプリングで、次の3つの状態に分けて判定
できる。 上昇開始 Rp 上昇保留PUを検出したサンプリング
の後に、W=2又はW=2に続いてW=0を検出した
後、第2回目のW=1を検出したサンプリングで上昇開
始Rpと判定し、W=2又はW=2に続いてW=0を検
出したサンプリング数を記憶しておく。 緩上昇Rc(緩下降Fc) 上昇開始Rp(反転下降保
留Td又は反転上昇保留Tu)の後、W=1(W=−
1)を検出するサンプリングごとに、連続したW=2
(W=−2)及びW=0のサンプリング数を比較する。
このサンプリング数が小さくなれば、W=1(W=−
1)を検出したサンプリングで緩上昇Rc(緩下降F
c)と判定する。 緩上昇鈍化Rm(緩下降鈍化Fm) 緩上昇Rcと反対
に、連続したW=2(W=−2)及びW=0のサンプリ
ング数が大きくなれば、W=1(W=−1)を検出した
サンプリングで緩上昇鈍化Rm(緩下降鈍化Fm)と判
定する。
【0021】(e) 反転下降保留Td(反転上昇保留T
u) 不連続検出上昇(不連続検出下降)と判定されて
いる状態で、W=−1を検出した後にW=−2(W=
2)又はW=−j(W=j,j=3,4,5)を検出し
たサンプリングで、下降(上昇)傾向に向かう可能性が
ある反転下降保留Td(反転上昇保留Tu)と判定す
る。 (f) 上昇停止(下降停止) (c)の連続検出に続い
てW=2(−2)、A(V)を検出した状態を急上昇停
止Su(急下降停止SD)、(e)の反転下降保留に続
いてW=−1(1)を検出した状態を緩上昇停止Sr
(緩下降停止Sf)と判定する。
u) 不連続検出上昇(不連続検出下降)と判定されて
いる状態で、W=−1を検出した後にW=−2(W=
2)又はW=−j(W=j,j=3,4,5)を検出し
たサンプリングで、下降(上昇)傾向に向かう可能性が
ある反転下降保留Td(反転上昇保留Tu)と判定す
る。 (f) 上昇停止(下降停止) (c)の連続検出に続い
てW=2(−2)、A(V)を検出した状態を急上昇停
止Su(急下降停止SD)、(e)の反転下降保留に続
いてW=−1(1)を検出した状態を緩上昇停止Sr
(緩下降停止Sf)と判定する。
【0022】このようにして分類されたトレンド化手段
3からのトレンド情報は次段の定数割付手段4に供給さ
れ、ここで、図5に示すように、トレンド情報の種類毎
に1.0以下の数値を用いてトレンド値(またはトレンド
支持値)を割り付ける。このトレンド値は、正、0また
は負の定数で、例えば1.0以下の数値を用いる。また、
このトレンド値は、感知器の検出原理、またはトレンド
情報時系列の配列パターンの物理的意味に応じて、同じ
トレンド情報でも、異なった値を割り当てる。なお、ト
レンドUcおよびUmの各トレンド値すなわちトレンド
支持度を負の値で表しているが、これにより感知器の出
力値が火災表示レベル値以上になっても“火災らしさ”
の値が0.5よりも小さくなるようにしておけば、“50
%火災予報〃は表示されず、後述される非火災報の抑制
になるものである。かくして、定数割付手段4からは、
その種類毎に1.0以下の数値のトレンド値すなわちトレ
ンド支持値が割り付けられたトレンド情報が出力され
る。
3からのトレンド情報は次段の定数割付手段4に供給さ
れ、ここで、図5に示すように、トレンド情報の種類毎
に1.0以下の数値を用いてトレンド値(またはトレンド
支持値)を割り付ける。このトレンド値は、正、0また
は負の定数で、例えば1.0以下の数値を用いる。また、
このトレンド値は、感知器の検出原理、またはトレンド
情報時系列の配列パターンの物理的意味に応じて、同じ
トレンド情報でも、異なった値を割り当てる。なお、ト
レンドUcおよびUmの各トレンド値すなわちトレンド
支持度を負の値で表しているが、これにより感知器の出
力値が火災表示レベル値以上になっても“火災らしさ”
の値が0.5よりも小さくなるようにしておけば、“50
%火災予報〃は表示されず、後述される非火災報の抑制
になるものである。かくして、定数割付手段4からは、
その種類毎に1.0以下の数値のトレンド値すなわちトレ
ンド支持値が割り付けられたトレンド情報が出力され
る。
【0023】また、数値平滑手段2の出力がレベル正規
化手段5に供給され、ここで、火災表示レベルに関係付
けられた正規化範囲を用いて0〜1.0の範囲の値の正規
化レベル値(またはレベル支持値)に変換される。この
正規化レベル値は、正常状態の感知器の出力値からの変
化量を表すので、一般には、0または正の値になる。こ
のレベル正規化手段5で求められた正規化レベル値すな
わち正規化レベル情報は、定数割付手段4からのトレン
ド値すなわちトレンド情報と共にファジィ測度演算手段
6に供給される。通常、感知器の出力値が火災表示レベ
ル値に達すると火災と判断しているが、このファジィ測
度演算手段6では感知器の出力値として求めた正規化レ
ベル値とトレンド値を用いて、次のようにしてファジィ
測度である“火災らしさ”を表す値を求める。
化手段5に供給され、ここで、火災表示レベルに関係付
けられた正規化範囲を用いて0〜1.0の範囲の値の正規
化レベル値(またはレベル支持値)に変換される。この
正規化レベル値は、正常状態の感知器の出力値からの変
化量を表すので、一般には、0または正の値になる。こ
のレベル正規化手段5で求められた正規化レベル値すな
わち正規化レベル情報は、定数割付手段4からのトレン
ド値すなわちトレンド情報と共にファジィ測度演算手段
6に供給される。通常、感知器の出力値が火災表示レベ
ル値に達すると火災と判断しているが、このファジィ測
度演算手段6では感知器の出力値として求めた正規化レ
ベル値とトレンド値を用いて、次のようにしてファジィ
測度である“火災らしさ”を表す値を求める。
【0024】このファジィ測度演算手段6における“火
災らしさ”を表す値の求め方を、火災感知器1が煙式感
知器の場合を例に取り、図7を参照して説明する。い
ま、火災感知器1の出力として煙濃度が得られるわけで
あるが、この煙濃度で表した燻焼火災らしさをLSとす
る。また、同時に、同じ煙濃度時系列データから、煙濃
度が変化する勢いを定性的に表現した燻焼のトレンド情
報が上述のごとく求められるが、これをTSとする。こ
の他に、燻焼火災を否定しないが、燻焼火災に対して不
明または無知をISとする。LS,TSおよびISの各
部分集合からなる全体集合Ωsは、燻焼真火災ωsを要
素として含む網羅性を仮定する。すなわち、ωs∈Ωs
とする。かくして、全体集合Ωsは次式で表される。
災らしさ”を表す値の求め方を、火災感知器1が煙式感
知器の場合を例に取り、図7を参照して説明する。い
ま、火災感知器1の出力として煙濃度が得られるわけで
あるが、この煙濃度で表した燻焼火災らしさをLSとす
る。また、同時に、同じ煙濃度時系列データから、煙濃
度が変化する勢いを定性的に表現した燻焼のトレンド情
報が上述のごとく求められるが、これをTSとする。こ
の他に、燻焼火災を否定しないが、燻焼火災に対して不
明または無知をISとする。LS,TSおよびISの各
部分集合からなる全体集合Ωsは、燻焼真火災ωsを要
素として含む網羅性を仮定する。すなわち、ωs∈Ωs
とする。かくして、全体集合Ωsは次式で表される。
【0025】 Ωs={LS,TS,IS} (1)
【0026】煙濃度から見た燻焼火災の証拠を、焦点を
{LS}とする単純支持関数S1で表す。S1の値を表
す基本確率割当は、煙濃度の値を0〜1の範囲に正規化
した正規化煙濃度すなわち正規化レベル値Level-sとす
る。かくして、煙濃度による燻焼火災の支持度すなわち
正規化煙濃度Level-sは次式で表される。
{LS}とする単純支持関数S1で表す。S1の値を表
す基本確率割当は、煙濃度の値を0〜1の範囲に正規化
した正規化煙濃度すなわち正規化レベル値Level-sとす
る。かくして、煙濃度による燻焼火災の支持度すなわち
正規化煙濃度Level-sは次式で表される。
【0027】 S1({LS})=Level-s (2)
【0028】また、時系列煙濃度から求めた燻焼のトレ
ンド情報を燻焼成長の具合を表す証拠として、焦点を
{LS,TS}とする単純支持関数S2で表す。S2の
値を表す基本確率割当は、各燻焼トレンドが表す物理的
意味を考慮して、トレンド情報毎に割り当てた定数値す
なわちトレンド値Trend-sとする。かくして、燻焼のト
レンド情報による燻焼火災の支持度すなわち定数値Tren
d-sは次式で表される。
ンド情報を燻焼成長の具合を表す証拠として、焦点を
{LS,TS}とする単純支持関数S2で表す。S2の
値を表す基本確率割当は、各燻焼トレンドが表す物理的
意味を考慮して、トレンド情報毎に割り当てた定数値す
なわちトレンド値Trend-sとする。かくして、燻焼のト
レンド情報による燻焼火災の支持度すなわち定数値Tren
d-sは次式で表される。
【0029】 S2({LS,TS})=Trend-s (3)
【0030】次に、燻焼火災らしさを表すファジィ測度
Ssの基本確率割当をS1とS2の直交和として、図7
から求める。すなわち、図7において、S1の{LS}
とS2の{LS,TS}を見ると、両者に共通なものは
{LS}であるので、2行2列の位置に積Trend-sLev
el-sを配置し、S1の{LS}とS2の{LS,T
S,IS}を見ると、両者に共通なものは{LS}であ
るので、3行2列の位置に積(1−Trend-s)Level-
sを配置し、S1の{LS,TS,IS}とS2の{L
S,TS}を見ると、両者に共通なものは{LS,T
S}であるので、2行3列の位置に積Trend-s(1−L
evel-s)を配置し、S1の{LS,TS,IS}とS
2の{LS,TS,IS}を見ると、両者に共通なもの
は{LS,TS,IS}であるので、3行3列の位置に
積(1−Trend-s)(1−Level-s)を配置する。か
くして、この図7から、次式が得られる。
Ssの基本確率割当をS1とS2の直交和として、図7
から求める。すなわち、図7において、S1の{LS}
とS2の{LS,TS}を見ると、両者に共通なものは
{LS}であるので、2行2列の位置に積Trend-sLev
el-sを配置し、S1の{LS}とS2の{LS,T
S,IS}を見ると、両者に共通なものは{LS}であ
るので、3行2列の位置に積(1−Trend-s)Level-
sを配置し、S1の{LS,TS,IS}とS2の{L
S,TS}を見ると、両者に共通なものは{LS,T
S}であるので、2行3列の位置に積Trend-s(1−L
evel-s)を配置し、S1の{LS,TS,IS}とS
2の{LS,TS,IS}を見ると、両者に共通なもの
は{LS,TS,IS}であるので、3行3列の位置に
積(1−Trend-s)(1−Level-s)を配置する。か
くして、この図7から、次式が得られる。
【0031】 Ss({LS,TS})=Trend-sLevel-s+(1−Trend-s)Level-s +Trend-s(1−Level-s) =Trend-s+Level-s−Trend-sLevel-s (4)
【0032】つまり、上記(4)式は煙式感知器出力の
レベル情報とトレンド情報を用いて求めたファジィ測度
としての燻焼火災らしさの値を表している。この(4)
式において、正規化レベル値Level-s(またはトレンド
値Trend-s)は、レベル情報(またはトレンド情報)か
ら見た燻焼火災らしさを表す割合であり、1−Level-s
(または1−Trend-s)は、レベル情報(またはトレ
ンド情報)から見て、燻焼火災かどうか分からない割
合、または火災について無知の割合を表す値である。こ
れより、積Trend-s(1−Level-s)(または積1−
Trend-sLevel-s)は、レベル情報(またはトレンド
情報)で無知の割合に対して、さらにトレンド情報(ま
たはレベル情報)から見た燻焼火災らしさの割合を表す
値と見なせる。
レベル情報とトレンド情報を用いて求めたファジィ測度
としての燻焼火災らしさの値を表している。この(4)
式において、正規化レベル値Level-s(またはトレンド
値Trend-s)は、レベル情報(またはトレンド情報)か
ら見た燻焼火災らしさを表す割合であり、1−Level-s
(または1−Trend-s)は、レベル情報(またはトレ
ンド情報)から見て、燻焼火災かどうか分からない割
合、または火災について無知の割合を表す値である。こ
れより、積Trend-s(1−Level-s)(または積1−
Trend-sLevel-s)は、レベル情報(またはトレンド
情報)で無知の割合に対して、さらにトレンド情報(ま
たはレベル情報)から見た燻焼火災らしさの割合を表す
値と見なせる。
【0033】すなわち、1個の煙式感知器の出力の燻焼
火災らしさは、レベル情報(またはトレンド情報)によ
る燻焼火災らしさの割合を表す値を、トレンド情報(ま
たはレベル情報)による燻焼火災らしさの割合を表す値
で補強した値として表す。換言すれば、燻焼火災らしさ
の値は、レベル情報が表している燻焼火災らしさの割合
の値と、燻焼火災についてレベル情報では不明の割合の
内で、トレンド情報から見て燻焼火災らしい割合の値と
の和で表せる。従って、燻焼火災らしさの値は、トレン
ド値が正の場合には、正規化レベル値よりも大きくな
り、負の場合には、正規化レベル値よりも小さいかまた
は負の値にできる。
火災らしさは、レベル情報(またはトレンド情報)によ
る燻焼火災らしさの割合を表す値を、トレンド情報(ま
たはレベル情報)による燻焼火災らしさの割合を表す値
で補強した値として表す。換言すれば、燻焼火災らしさ
の値は、レベル情報が表している燻焼火災らしさの割合
の値と、燻焼火災についてレベル情報では不明の割合の
内で、トレンド情報から見て燻焼火災らしい割合の値と
の和で表せる。従って、燻焼火災らしさの値は、トレン
ド値が正の場合には、正規化レベル値よりも大きくな
り、負の場合には、正規化レベル値よりも小さいかまた
は負の値にできる。
【0034】図8は上記(4)式で表される火災感知器
1が煙式感知器の場合のTrend-s((4)式の第1
項)とLevel-s((4)の第2項)を個別に示したもの
で、特性a〜cはそれぞれ煙濃度正規化範囲が10[%
/m],15[%/m],20[%/m]の場合のLeve
l-s、特性dは緩上昇Rcと緩上昇鈍化Rmの燻焼トレ
ンド支持度(トレンド値)が共に0.3の場合のTrend-s
を表している。但し、Level-s>1となる場合は、Level
-s=1とする。また、図9は図8に関連した正規化範囲
と燻焼火災らしさの関係を示したもので、図9の右縦軸
の燻焼火災らしさは実質的に上記(4)式の結果を表し
ている。この図9において、特性eは左縦軸の煙濃度
(感知器出力)を表し、特性fは感知器出力よりノイズ
分を除去するための数値平滑手段2の出力(基準値)を
表している。
1が煙式感知器の場合のTrend-s((4)式の第1
項)とLevel-s((4)の第2項)を個別に示したもの
で、特性a〜cはそれぞれ煙濃度正規化範囲が10[%
/m],15[%/m],20[%/m]の場合のLeve
l-s、特性dは緩上昇Rcと緩上昇鈍化Rmの燻焼トレ
ンド支持度(トレンド値)が共に0.3の場合のTrend-s
を表している。但し、Level-s>1となる場合は、Level
-s=1とする。また、図9は図8に関連した正規化範囲
と燻焼火災らしさの関係を示したもので、図9の右縦軸
の燻焼火災らしさは実質的に上記(4)式の結果を表し
ている。この図9において、特性eは左縦軸の煙濃度
(感知器出力)を表し、特性fは感知器出力よりノイズ
分を除去するための数値平滑手段2の出力(基準値)を
表している。
【0035】そして、上記(4)式から、煙濃度に燻焼
成長らしさを加味した部分集合{LS,TS}のファジ
ィ測度Ss({LS,TS})は、煙濃度だけによる部
分集合{LS}を含むので、Trend-sを正の値にすれ
ば、Ss({LS})よりも大きな値となる。すなわ
ち、定量的な煙濃度情報と定性的なトレンド情報を融合
させることによって、煙濃度だけによる燻焼火災らしさ
を補強できることになる。因にSs({LS,TS})
は、例えば、Level-s=0.5の場合、この正規化煙濃度
と次式の関係にある。
成長らしさを加味した部分集合{LS,TS}のファジ
ィ測度Ss({LS,TS})は、煙濃度だけによる部
分集合{LS}を含むので、Trend-sを正の値にすれ
ば、Ss({LS})よりも大きな値となる。すなわ
ち、定量的な煙濃度情報と定性的なトレンド情報を融合
させることによって、煙濃度だけによる燻焼火災らしさ
を補強できることになる。因にSs({LS,TS})
は、例えば、Level-s=0.5の場合、この正規化煙濃度
と次式の関係にある。
【0036】 Ss({LS,TS})=0.5(1+Trend-s) (5)
【0037】つまり、この(5)式でトレンド情報Tren
d-sの値を正とすると、Ss({LS,TS})>0.5と
なり、煙濃度だけによる燻焼火災らしさがトレンド情報
によって補強される。このように、トレンド毎に割り当
てる定数値Trend-sを正の値にすれば、同じファジィ
測度になる時間は、煙濃度だけの値を用いる慣用の感知
器出力よりも、煙濃度と燻焼のトレンド情報を融合して
求める燻焼火災らしさの方が早くなる。すなわち、燻焼
火災の予報が可能になる。また、後述される非火災報に
見られるように、急激な煙濃度の上昇と下降によって火
災表示濃度を一過性で超える場合には、得られるトレン
ド値Trend-sを負の値にしておけば、燻焼火災らしさ
のファジィ測度を正規化煙濃度の値よりも小さくできる
ので、燻焼火災らしさを用いることで、非火災報が抑え
られる。
d-sの値を正とすると、Ss({LS,TS})>0.5と
なり、煙濃度だけによる燻焼火災らしさがトレンド情報
によって補強される。このように、トレンド毎に割り当
てる定数値Trend-sを正の値にすれば、同じファジィ
測度になる時間は、煙濃度だけの値を用いる慣用の感知
器出力よりも、煙濃度と燻焼のトレンド情報を融合して
求める燻焼火災らしさの方が早くなる。すなわち、燻焼
火災の予報が可能になる。また、後述される非火災報に
見られるように、急激な煙濃度の上昇と下降によって火
災表示濃度を一過性で超える場合には、得られるトレン
ド値Trend-sを負の値にしておけば、燻焼火災らしさ
のファジィ測度を正規化煙濃度の値よりも小さくできる
ので、燻焼火災らしさを用いることで、非火災報が抑え
られる。
【0038】なお、上述は火災感知器1が煙式感知器の
場合であるが、その他の感知器例えば熱式感知器の場合
も、同様にして、そのファジィ測度としての燃焼火災ら
しさを求めることができる。因に、図10は上記(4)
式で表される火災感知器1が熱式感知器の場合(但し、
(4)式において、記号sを記号bに代えて表すものと
する)のTrend-b((4)式の第1項相当)とLevel-
b((4)の第2項相当)を個別に示したもので、特性
j〜lはそれぞれ温度上昇正規化範囲が30[℃],4
0[℃],60[℃]の場合のLevel-b、特性mは緩上
昇Rcと急上昇Ucの燻焼トレンド支持度(トレンド
値)が0.2と0.3の場合のTrend-bを表している。但
し、Level-b>1となる場合は、Level-b=1とする。ま
た、図11は図10に関連した正規化範囲と燻焼火災ら
しさの関係を示したもので、図11の右縦軸の燻焼火災
らしさは実質的に上記(4)式相当の結果を表してい
る。この図11において、特性nは左縦軸の上昇温度
(感知器出力)を表し、特性Qは感知器出力よりノイズ
分を除去するための数値平滑手段2の出力(基準値)を
表している。
場合であるが、その他の感知器例えば熱式感知器の場合
も、同様にして、そのファジィ測度としての燃焼火災ら
しさを求めることができる。因に、図10は上記(4)
式で表される火災感知器1が熱式感知器の場合(但し、
(4)式において、記号sを記号bに代えて表すものと
する)のTrend-b((4)式の第1項相当)とLevel-
b((4)の第2項相当)を個別に示したもので、特性
j〜lはそれぞれ温度上昇正規化範囲が30[℃],4
0[℃],60[℃]の場合のLevel-b、特性mは緩上
昇Rcと急上昇Ucの燻焼トレンド支持度(トレンド
値)が0.2と0.3の場合のTrend-bを表している。但
し、Level-b>1となる場合は、Level-b=1とする。ま
た、図11は図10に関連した正規化範囲と燻焼火災ら
しさの関係を示したもので、図11の右縦軸の燻焼火災
らしさは実質的に上記(4)式相当の結果を表してい
る。この図11において、特性nは左縦軸の上昇温度
(感知器出力)を表し、特性Qは感知器出力よりノイズ
分を除去するための数値平滑手段2の出力(基準値)を
表している。
【0039】このようにして、ファジィ測度演算手段6
で求めるられた燻焼火災らしさ、燃焼火災らしさ情報
は、火災予報判別手段7に供給される。火災予報判別手
段7は、ファジィ測度演算手段6で演算されたファジィ
測度を取り込み、これを判別して火災予報すなわち火災
の発生の虞れがあることを知らせる注意報として外部に
発生する。この火災予報判別手段7における火災予報の
動作について、図9を参照して説明する。図9において
は、緩上昇を表すトレンドRcのトレンド値が正の数値
すなわち0.3であり、従って、燻焼火災らしさの値は感
知器出力値が火災表示レベルに達する前に0.5になる。
そこで、燻焼火災らしさの値が、火災表示レベルの正規
化レベル値0.5に等しいか、または超えたときに警報表
示すればトレンドRcで上昇中という意味で、燻焼火災
になる可能性を予報できる。この燻焼火災らしさ0.5の
警報表示、つまり、50%燻焼火災らしさの“50%”
と火災表示レベル値よりも前に得られることを表す“火
災予報”を合成して、50%燻焼火災予報と呼ぶことに
する。
で求めるられた燻焼火災らしさ、燃焼火災らしさ情報
は、火災予報判別手段7に供給される。火災予報判別手
段7は、ファジィ測度演算手段6で演算されたファジィ
測度を取り込み、これを判別して火災予報すなわち火災
の発生の虞れがあることを知らせる注意報として外部に
発生する。この火災予報判別手段7における火災予報の
動作について、図9を参照して説明する。図9において
は、緩上昇を表すトレンドRcのトレンド値が正の数値
すなわち0.3であり、従って、燻焼火災らしさの値は感
知器出力値が火災表示レベルに達する前に0.5になる。
そこで、燻焼火災らしさの値が、火災表示レベルの正規
化レベル値0.5に等しいか、または超えたときに警報表
示すればトレンドRcで上昇中という意味で、燻焼火災
になる可能性を予報できる。この燻焼火災らしさ0.5の
警報表示、つまり、50%燻焼火災らしさの“50%”
と火災表示レベル値よりも前に得られることを表す“火
災予報”を合成して、50%燻焼火災予報と呼ぶことに
する。
【0040】この50%燻焼火災予報は、正規化レベル
値とトレンド値の論理和(上記(4)式相当)として求
めるので、正規化レベル値とトレンド値が共に正であれ
ば、論理和の値は、いずれか大きい方の値よりも大きい
値として求まる。従って、この50%燻焼火災予報は、
必ず、火災表示レベル(火災報)へ到達する時間よりも
早く表示される。現行の熱アナログ式感知器の火災表示
設定温度(火災表示レベル値)は、正常時における最高
周囲温度+30℃以上に規定されている。ここで、例え
ば、図11に示すように、30℃上昇の2倍の60℃上
昇を正規化範囲の1.0すなわち100%燃焼火災らしさ
とすると、トレンド値を考慮しなければ、30℃上昇で
50%燃焼火災らしさとなる。そこで、温度上昇中を表
すトレンド例えば緩上昇Rcと急上昇Ucに0.2と0.3な
る正の値を割り当てれば、50%燃焼火災らしさに達す
る時間は、火災表示設定温度の30℃上昇時間よりも早
くなる。すなわち、火災表示よりも早く、50%燃焼火
災らしさの表示が得られる。因に、図11においては、
火災表示が13分であるのに対し、温度上昇正規化範囲
が30℃の場合は約7分、温度上昇正規化範囲が40℃
の場合は8分、温度上昇正規化範囲が60℃の場合は1
0分と、50%燃焼火災らしさの表示を本来の火災表示
に対して早く行うことができる。
値とトレンド値の論理和(上記(4)式相当)として求
めるので、正規化レベル値とトレンド値が共に正であれ
ば、論理和の値は、いずれか大きい方の値よりも大きい
値として求まる。従って、この50%燻焼火災予報は、
必ず、火災表示レベル(火災報)へ到達する時間よりも
早く表示される。現行の熱アナログ式感知器の火災表示
設定温度(火災表示レベル値)は、正常時における最高
周囲温度+30℃以上に規定されている。ここで、例え
ば、図11に示すように、30℃上昇の2倍の60℃上
昇を正規化範囲の1.0すなわち100%燃焼火災らしさ
とすると、トレンド値を考慮しなければ、30℃上昇で
50%燃焼火災らしさとなる。そこで、温度上昇中を表
すトレンド例えば緩上昇Rcと急上昇Ucに0.2と0.3な
る正の値を割り当てれば、50%燃焼火災らしさに達す
る時間は、火災表示設定温度の30℃上昇時間よりも早
くなる。すなわち、火災表示よりも早く、50%燃焼火
災らしさの表示が得られる。因に、図11においては、
火災表示が13分であるのに対し、温度上昇正規化範囲
が30℃の場合は約7分、温度上昇正規化範囲が40℃
の場合は8分、温度上昇正規化範囲が60℃の場合は1
0分と、50%燃焼火災らしさの表示を本来の火災表示
に対して早く行うことができる。
【0041】同様にして、図9においては、光電アナロ
グ式感知器(煙式感知器)の二種火災表示設定煙濃度
(火災表示レベル値)の10%/mの2倍の20%/m
を正規化範囲とすると、火災表示が約18分であるのに
対し、50%燻焼火災らしさの表示は約13分で、この
場合も、火災表示の前に50%燻焼火災らしさの表示を
行うことができる。ここで、現行の感知器の感度の種類
を表す1種.2種および3種のように、火災予報を表示
する%火災らしさの値を一定値にしておくと、正規化レ
ベル値を求めるときに用いる正規化範囲の大きさに応じ
て、感度種別を設けることができる。
グ式感知器(煙式感知器)の二種火災表示設定煙濃度
(火災表示レベル値)の10%/mの2倍の20%/m
を正規化範囲とすると、火災表示が約18分であるのに
対し、50%燻焼火災らしさの表示は約13分で、この
場合も、火災表示の前に50%燻焼火災らしさの表示を
行うことができる。ここで、現行の感知器の感度の種類
を表す1種.2種および3種のように、火災予報を表示
する%火災らしさの値を一定値にしておくと、正規化レ
ベル値を求めるときに用いる正規化範囲の大きさに応じ
て、感度種別を設けることができる。
【0042】例えば、上述のごとく、50%燻焼火災予
報を表示するとする。正規化範囲を火災表示レベル値と
等しくすると、トレンド値を考慮しない50%燻焼火災
予報は、火災表示の1/2レベルに相当する。また、正
規化範囲を火災表示レベル値の2倍にすると、火災表示
レベル値に相当することになる。そこで、いずれの場合
も、50%燻焼火災予報を表示するときのトレンド値が
等しいとすると、1/2 火災表示レベル値<火災表示
レベル値であるので、正規化範囲を狭くするほど火災予
報感度を高く、すなわち、50%燻焼火災予報を時間的
に早く表示できる。
報を表示するとする。正規化範囲を火災表示レベル値と
等しくすると、トレンド値を考慮しない50%燻焼火災
予報は、火災表示の1/2レベルに相当する。また、正
規化範囲を火災表示レベル値の2倍にすると、火災表示
レベル値に相当することになる。そこで、いずれの場合
も、50%燻焼火災予報を表示するときのトレンド値が
等しいとすると、1/2 火災表示レベル値<火災表示
レベル値であるので、正規化範囲を狭くするほど火災予
報感度を高く、すなわち、50%燻焼火災予報を時間的
に早く表示できる。
【0043】このようにして、本実施の形態では、定量
的な感知器出力レベル情報と定性的なトレンド情報を、
対等に取り扱えるように、共に0〜1の間の数値で表し
た正規化レベル値およびトレンド値として表現する、定
量情報の正規化と定性情報の数値化によって、次元の異
なる二つの情報の直交和によるファジイ測度として融合
し、火災らしさとしてO〜1の間の数値で表すことによ
り、火災表示レベル値の火災表示より時間的に早い火災
予報を行うことができ、火災の早期発見が可能になる。
的な感知器出力レベル情報と定性的なトレンド情報を、
対等に取り扱えるように、共に0〜1の間の数値で表し
た正規化レベル値およびトレンド値として表現する、定
量情報の正規化と定性情報の数値化によって、次元の異
なる二つの情報の直交和によるファジイ測度として融合
し、火災らしさとしてO〜1の間の数値で表すことによ
り、火災表示レベル値の火災表示より時間的に早い火災
予報を行うことができ、火災の早期発見が可能になる。
【0044】実施の形態2.図12はこの発明に係る異
常警報装置の実施の形態2を示すブロック図である。図
において、図1と対応する部分には同一符号を付し、そ
の詳細説明を省略する。8は火災感知器1に接続され、
この火災感知器1からの出力に基づいて火災レベルを判
別してその出力レベルが所定の火災表示レベル間を超え
ると火災信号を発生する火災レベル判別手段9はこの火
災レベル判別手段8と火災予報判別手段7に接続され、
火災予報判別手段7より火災予報が発生された時点でゲ
ートを開いて、火災レベル判別手段8からの火災信号を
外部に出力する第1のゲート手段としてのアンド回路で
ある。その他の構成は図1と同様である。
常警報装置の実施の形態2を示すブロック図である。図
において、図1と対応する部分には同一符号を付し、そ
の詳細説明を省略する。8は火災感知器1に接続され、
この火災感知器1からの出力に基づいて火災レベルを判
別してその出力レベルが所定の火災表示レベル間を超え
ると火災信号を発生する火災レベル判別手段9はこの火
災レベル判別手段8と火災予報判別手段7に接続され、
火災予報判別手段7より火災予報が発生された時点でゲ
ートを開いて、火災レベル判別手段8からの火災信号を
外部に出力する第1のゲート手段としてのアンド回路で
ある。その他の構成は図1と同様である。
【0045】次に、動作について説明する。上述のごと
く火災予報判別手段7より火災予報が発生されると、こ
れにより、火災の早期発見がなされる。しかし、この火
災予報では果たしてこの火災予報を真の火災発生を表す
ものかどうかはまだ分からない。そこで、この火災予報
がアンド回路9の一方の入力端に供給する。また、火災
レベル判別手段8では火災感知器1からの出力を取り込
んでその出力レベルが所定の火災表示レベルを超えると
火災信号を発生してアンド回路9の他方の入力端に供給
する。すると、アンド回路9はそのゲートを開いて火災
レベル判別手段8からの火災信号を外部に出力され、外
部の表示手段等で火災表示がなされる。これにより、火
災予報判別手段7から先に発生された火災予報すなわち
火災に関する注意報は、真の火災を表すものであったこ
とが確認されるので、真の火災に対する対応が取れる。
く火災予報判別手段7より火災予報が発生されると、こ
れにより、火災の早期発見がなされる。しかし、この火
災予報では果たしてこの火災予報を真の火災発生を表す
ものかどうかはまだ分からない。そこで、この火災予報
がアンド回路9の一方の入力端に供給する。また、火災
レベル判別手段8では火災感知器1からの出力を取り込
んでその出力レベルが所定の火災表示レベルを超えると
火災信号を発生してアンド回路9の他方の入力端に供給
する。すると、アンド回路9はそのゲートを開いて火災
レベル判別手段8からの火災信号を外部に出力され、外
部の表示手段等で火災表示がなされる。これにより、火
災予報判別手段7から先に発生された火災予報すなわち
火災に関する注意報は、真の火災を表すものであったこ
とが確認されるので、真の火災に対する対応が取れる。
【0046】このことを、例えば図9を参照して説明す
ると、いま、火災感知器1が二種火災表示設定煙濃度
(火災表示レベル値)の10%/mの2倍の20%/m
を正規化範囲とし、且つ50%燻焼火災予報を行う場
合、50%燻焼火災予報は火災予報判別手段7より約1
3分で行われ、それから約5分後にアンド回路9のゲー
トが開いて火災信号が発生される。つまり、50%燻焼
火災予報が表示された後に、火災感知器1の出力レベル
が火災表示レベル値に達したときだけ火災表示が行われ
る。このようにして、本実施の形態では、真の火災表示
より早い火災予報を行って、火災の早期発見が可能にな
ると共に、この後の火災表示レベル値による火災表示で
真の火災を即座に確認できる。
ると、いま、火災感知器1が二種火災表示設定煙濃度
(火災表示レベル値)の10%/mの2倍の20%/m
を正規化範囲とし、且つ50%燻焼火災予報を行う場
合、50%燻焼火災予報は火災予報判別手段7より約1
3分で行われ、それから約5分後にアンド回路9のゲー
トが開いて火災信号が発生される。つまり、50%燻焼
火災予報が表示された後に、火災感知器1の出力レベル
が火災表示レベル値に達したときだけ火災表示が行われ
る。このようにして、本実施の形態では、真の火災表示
より早い火災予報を行って、火災の早期発見が可能にな
ると共に、この後の火災表示レベル値による火災表示で
真の火災を即座に確認できる。
【0047】実施の形態3.図13はこの発明に係る異
常警報装置の実施の形態3を示すブロック図である。図
において、図1および図12と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。本実施の形態は、
感知器の出力レベルが急上昇後に急下降するいわゆる非
火災報の低減を図るものである。先ず、この非火災報の
低減に関する本実施の形態における基本原理について説
明する。通常、光電アナログ式またはイオン化アナログ
式感知器は、煙濃度が徐々に増加して、感知器の出力レ
ベルが徐々に上昇するような燻焼火災の検出を目的とし
ている。例えば、就寝中のタバコ火災の燻焼中トレンド
情報は、煙濃度の上昇に応じて、正常状態Nから上昇保
留Puを検出した後、緩上昇Rcまたは緩上昇鈍化Rm
を検出しながら火災表示レベルに到達する。
常警報装置の実施の形態3を示すブロック図である。図
において、図1および図12と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。本実施の形態は、
感知器の出力レベルが急上昇後に急下降するいわゆる非
火災報の低減を図るものである。先ず、この非火災報の
低減に関する本実施の形態における基本原理について説
明する。通常、光電アナログ式またはイオン化アナログ
式感知器は、煙濃度が徐々に増加して、感知器の出力レ
ベルが徐々に上昇するような燻焼火災の検出を目的とし
ている。例えば、就寝中のタバコ火災の燻焼中トレンド
情報は、煙濃度の上昇に応じて、正常状態Nから上昇保
留Puを検出した後、緩上昇Rcまたは緩上昇鈍化Rm
を検出しながら火災表示レベルに到達する。
【0048】一方、調理のときは、上昇気流を伴う発煙
燃焼によって、感知器の出力レベルが急激に上昇して、
火災表示レベルを超えた後直ちに急下降するのを繰り返
す。このとき、トレンド情報は、正常状態Nまたは上昇
保留Puの次に、急上昇Ucまたは急上昇鈍化Umを検
出する。そこで、急上昇Uc、急上昇鈍化Umおよび急
下降Dc、急下降鈍化Dmのトレンド値を負の値にして
おく(図5参照)。これにより、火災らしさの値を正規
化レベル値よりも小さくでき、つまり、感知器の出力レ
ベルが火災表示レベル以上になっても“火災らしさ”の
値を0.5よりも小さくなるようにすることができ、燻焼
火災では、火災表示よりも前に表示される50%燻焼火
災予報を表示させないようにできる。この結果、感知器
の出力レベルが急上昇後に急下降する非火災報の低減が
可能になる。
燃焼によって、感知器の出力レベルが急激に上昇して、
火災表示レベルを超えた後直ちに急下降するのを繰り返
す。このとき、トレンド情報は、正常状態Nまたは上昇
保留Puの次に、急上昇Ucまたは急上昇鈍化Umを検
出する。そこで、急上昇Uc、急上昇鈍化Umおよび急
下降Dc、急下降鈍化Dmのトレンド値を負の値にして
おく(図5参照)。これにより、火災らしさの値を正規
化レベル値よりも小さくでき、つまり、感知器の出力レ
ベルが火災表示レベル以上になっても“火災らしさ”の
値を0.5よりも小さくなるようにすることができ、燻焼
火災では、火災表示よりも前に表示される50%燻焼火
災予報を表示させないようにできる。この結果、感知器
の出力レベルが急上昇後に急下降する非火災報の低減が
可能になる。
【0049】次に、図13を参照して、本実施の形態に
おける回路構成およびその動作について説明する。図に
おいて、10は一方の入力端がインバータ11を介して
アンド回路9の出力端に接続され、他方の入力端が火災
レベル判別手段8の出力側に接続された第2のゲート手
段としてのアンド回路であって、このアンド回路10は
火災予報判別手段7から火災予報の発生がないときに
は、アンド回路9の出力の反転信号により火災レベル判
別手段8から火災信号があっても、これは非火災報つま
り誤報であるとして異常信号を外部に出力する。その他
の構成は図1と同様である。
おける回路構成およびその動作について説明する。図に
おいて、10は一方の入力端がインバータ11を介して
アンド回路9の出力端に接続され、他方の入力端が火災
レベル判別手段8の出力側に接続された第2のゲート手
段としてのアンド回路であって、このアンド回路10は
火災予報判別手段7から火災予報の発生がないときに
は、アンド回路9の出力の反転信号により火災レベル判
別手段8から火災信号があっても、これは非火災報つま
り誤報であるとして異常信号を外部に出力する。その他
の構成は図1と同様である。
【0050】次に、動作について説明する。上述のごと
く火災予報判別手段7より火災予報が発生されると、こ
れにより、火災の早期発見がなされる。しかし、この火
災予報では果たしてこの火災予報が真の火災発生を表す
ものかどうかはまだ分からない。そこで、この火災予報
をアンド回路9の一方の入力端に供給する。また、火災
レベル判別手段8では火災感知器1からの出力を取り込
んでその出力レベルが所定の火災表示レベルを超えると
火災信号を発生してアンド回路9および10の他方の入
力端に供給する。すると、アンド回路9はそのゲートを
開いて火災レベル判別手段8からの火災信号を外部に出
力され、外部の表示手段等で火災表示がなされる。
く火災予報判別手段7より火災予報が発生されると、こ
れにより、火災の早期発見がなされる。しかし、この火
災予報では果たしてこの火災予報が真の火災発生を表す
ものかどうかはまだ分からない。そこで、この火災予報
をアンド回路9の一方の入力端に供給する。また、火災
レベル判別手段8では火災感知器1からの出力を取り込
んでその出力レベルが所定の火災表示レベルを超えると
火災信号を発生してアンド回路9および10の他方の入
力端に供給する。すると、アンド回路9はそのゲートを
開いて火災レベル判別手段8からの火災信号を外部に出
力され、外部の表示手段等で火災表示がなされる。
【0051】このとき、アンド回路9から出力される火
災信号はインバータ11で反転されてアンド回路10の
一方の入力端に供給されてそのゲートを閉じるので、ア
ンド回路10より異常信号が発生されることはない。こ
の結果、火災予報判別手段7から先に発生された火災予
報すなわち火災に関する注意報は、真の火災を表すもの
であったことが確認され、必要な火災に対する対応が取
られる。一方、火災予報判別手段7から火災予報が発生
しないときには、アンド回路9のゲートが閉じてその出
力が反転されてアンド回路10の一方の入力端に供給さ
れてそのゲートを開く。このとき、火災レベル判別手段
8において火災感知器1の出力レベルが火災表示レベル
を超えてもこれは一過性のもので真の火災ではないとし
てアンド回路10は異常信号を発生し、非火災報の発生
を抑制する。
災信号はインバータ11で反転されてアンド回路10の
一方の入力端に供給されてそのゲートを閉じるので、ア
ンド回路10より異常信号が発生されることはない。こ
の結果、火災予報判別手段7から先に発生された火災予
報すなわち火災に関する注意報は、真の火災を表すもの
であったことが確認され、必要な火災に対する対応が取
られる。一方、火災予報判別手段7から火災予報が発生
しないときには、アンド回路9のゲートが閉じてその出
力が反転されてアンド回路10の一方の入力端に供給さ
れてそのゲートを開く。このとき、火災レベル判別手段
8において火災感知器1の出力レベルが火災表示レベル
を超えてもこれは一過性のもので真の火災ではないとし
てアンド回路10は異常信号を発生し、非火災報の発生
を抑制する。
【0052】このようにして、本実施の形態でも、火災
表示より早い火災予報を行って、火災の早期発見が可能
になると共に、さらに、この早期発見された火災が本当
に火災であるかどうかを即座に確認できる。また、本実
施の形態では、例えば50%燻焼火災予報が表示されな
いときには、感知器の出力レベルが火災表示レベルを超
えても火災表示をしないようにしているので、非火災報
の抑制が可能になる。なお、本実施の形態では、インバ
ータ11にアンド回路9の出力を供給する場合について
説明したが、火災予報、つまり、火災予報判別手段7の
出力を供給するようにしてもよい。
表示より早い火災予報を行って、火災の早期発見が可能
になると共に、さらに、この早期発見された火災が本当
に火災であるかどうかを即座に確認できる。また、本実
施の形態では、例えば50%燻焼火災予報が表示されな
いときには、感知器の出力レベルが火災表示レベルを超
えても火災表示をしないようにしているので、非火災報
の抑制が可能になる。なお、本実施の形態では、インバ
ータ11にアンド回路9の出力を供給する場合について
説明したが、火災予報、つまり、火災予報判別手段7の
出力を供給するようにしてもよい。
【0053】実施の形態4.図14はこの発明に係る異
常警報装置の実施の形態4の基本原理を説明するための
図である。本実施の形態は、複数個の同種感知器、異種
感知器の併用または複数同種感知器に異種感知器を併用
するマルチセンサ火災感知システムを構築するものであ
る。この場合、複数個の各感知器の出力から得られる複
数個の“火災らしさ”をひっくるめてひとまとめにした
一つの火災情報とした“統融合火災らしさ”を取り出す
のに、上述と同様なDS理論のファジイ測度を応用し
て、マルチセンサ火災感知システムにおける火災情報の
統融合を行う。
常警報装置の実施の形態4の基本原理を説明するための
図である。本実施の形態は、複数個の同種感知器、異種
感知器の併用または複数同種感知器に異種感知器を併用
するマルチセンサ火災感知システムを構築するものであ
る。この場合、複数個の各感知器の出力から得られる複
数個の“火災らしさ”をひっくるめてひとまとめにした
一つの火災情報とした“統融合火災らしさ”を取り出す
のに、上述と同様なDS理論のファジイ測度を応用し
て、マルチセンサ火災感知システムにおける火災情報の
統融合を行う。
【0054】なお、以下の説明では、複数個の異種感知
器で構成したシステムについて、感知器毎に得られる単
位が異なる出力情報をまとめて、システムとしての一つ
の情報を取り出すことを融合と呼び、また、同種複数個
の感知器で構成したシステムについて、同じ単位の出力
情報をまとめて、システムとしての一つの情報として取
り出すことを統合と呼び、さらに、異種または同種の複
数個の感知器で構成したシステムから、一つの情報を得
ることを統融合すると呼ぶことにする。
器で構成したシステムについて、感知器毎に得られる単
位が異なる出力情報をまとめて、システムとしての一つ
の情報を取り出すことを融合と呼び、また、同種複数個
の感知器で構成したシステムについて、同じ単位の出力
情報をまとめて、システムとしての一つの情報として取
り出すことを統合と呼び、さらに、異種または同種の複
数個の感知器で構成したシステムから、一つの情報を得
ることを統融合すると呼ぶことにする。
【0055】先ず、本実施の形態における基本原理を図
14を参照して説明する。ここでは、異種感知器とし
て、光電アナログ式感知器と熱アナログ式感知器の場合
を考える。熱煙融合火災らしさのファジイ測度を求める
ために、燻焼火災らしさと燃焼火災らしさの基本確率割
当は、煙式感知器の煙濃度出力から求めた燻焼火災らし
さと熱式感知器の上昇温度出力から求めた燃焼火災らし
さの二つのファジイ測度を統合して一つのファジイ測度
とし、燃焼現象が進展している状況を火災らしさとして
表すようにする。ここで、燻焼火災らしさをFsおよび
燻焼火災に対する無知をIsとし、燃焼火災らしさをF
bおよび燃焼火災に対する無知をIbとし、全体集合Ω
を次式のように構成する。全体集合Ωの要素のうちの燻
焼火災または燃焼火災のいずれかの真火災をωoとし、
ωo∈Ωの網羅性を仮定する。
14を参照して説明する。ここでは、異種感知器とし
て、光電アナログ式感知器と熱アナログ式感知器の場合
を考える。熱煙融合火災らしさのファジイ測度を求める
ために、燻焼火災らしさと燃焼火災らしさの基本確率割
当は、煙式感知器の煙濃度出力から求めた燻焼火災らし
さと熱式感知器の上昇温度出力から求めた燃焼火災らし
さの二つのファジイ測度を統合して一つのファジイ測度
とし、燃焼現象が進展している状況を火災らしさとして
表すようにする。ここで、燻焼火災らしさをFsおよび
燻焼火災に対する無知をIsとし、燃焼火災らしさをF
bおよび燃焼火災に対する無知をIbとし、全体集合Ω
を次式のように構成する。全体集合Ωの要素のうちの燻
焼火災または燃焼火災のいずれかの真火災をωoとし、
ωo∈Ωの網羅性を仮定する。
【0056】 Ω={FsFb,FsIb,IsFb,IsIb} (5)
【0057】燻焼火災をωsとすると、燻焼火災らしさ
は、ωs∈{FsFb,FsIb}だけを支持し、どの
ような燻焼火災かは何もいっていないので、「燻焼火災
かつ燃焼火災ωs∈{FsFb}」や「燻焼火災かつ燃
焼火災でないωs∈{FsIb}」は支持しない。
は、ωs∈{FsFb,FsIb}だけを支持し、どの
ような燻焼火災かは何もいっていないので、「燻焼火災
かつ燃焼火災ωs∈{FsFb}」や「燻焼火災かつ燃
焼火災でないωs∈{FsIb}」は支持しない。
【0058】次に、燻焼火災らしさの基本確率割当は、
燻焼火災らしさに対して、2つの集合と支持度を考え
る。すなわち、2つの集合として{FsFb,FsI
b,}とΩ={FsFb,FsIb,IsFb,IsI
b}、2つの支持度としてXsと1−Xsを考える。こ
こで、燻焼火災を積極的に支持する部分集合ωs∈{F
sFb,FsIb,}の支持度を燻焼火災らしさの値X
sとする。また、網羅性の仮定から、全体集合Ωの要素
の内のどれか一つは火災なので、燻焼火災を否定しない
消極的に支持する部分集合は、ωs∈Ωの支持度を1−
Xsとして、積極的支持と消極的支持の二つの支持度の
合計が1になるように割り当てる。
燻焼火災らしさに対して、2つの集合と支持度を考え
る。すなわち、2つの集合として{FsFb,FsI
b,}とΩ={FsFb,FsIb,IsFb,IsI
b}、2つの支持度としてXsと1−Xsを考える。こ
こで、燻焼火災を積極的に支持する部分集合ωs∈{F
sFb,FsIb,}の支持度を燻焼火災らしさの値X
sとする。また、網羅性の仮定から、全体集合Ωの要素
の内のどれか一つは火災なので、燻焼火災を否定しない
消極的に支持する部分集合は、ωs∈Ωの支持度を1−
Xsとして、積極的支持と消極的支持の二つの支持度の
合計が1になるように割り当てる。
【0059】また、燃焼火災らしさの基本確率割当は、
燻焼火災らしさと同様に燃焼真火災をωbとして、燃焼
火災らしさに対しても、2つの集合と支持度を考える。
すなわち、2つの集合はとして{FsFb,FsIb}
とΩ={FsFb,FsIb,IsFb,IsIb}、
2つの支持度としてXbと1−Xbを考える。燃焼火災
を積極的に支持する部分集合ωb∈{FsFb,FsI
b}の支持度を燃焼火災らしさの値Xbとする。また、
網羅性の仮定から、全体集合Ωの要素の内のどれか一つ
は火災なので、燃焼火災を否定しない消極的に支持する
部分集合ωb∈Ωの支持度を1−Xbとして、積極的支
持と消極的支持の二つの支持度の合計が1になるように
割り当てる。
燻焼火災らしさと同様に燃焼真火災をωbとして、燃焼
火災らしさに対しても、2つの集合と支持度を考える。
すなわち、2つの集合はとして{FsFb,FsIb}
とΩ={FsFb,FsIb,IsFb,IsIb}、
2つの支持度としてXbと1−Xbを考える。燃焼火災
を積極的に支持する部分集合ωb∈{FsFb,FsI
b}の支持度を燃焼火災らしさの値Xbとする。また、
網羅性の仮定から、全体集合Ωの要素の内のどれか一つ
は火災なので、燃焼火災を否定しない消極的に支持する
部分集合ωb∈Ωの支持度を1−Xbとして、積極的支
持と消極的支持の二つの支持度の合計が1になるように
割り当てる。
【0060】基本確率割当の結合による火災らしさとし
て、上述の燻焼火災らしさおよび燃焼火災らしさの積極
的支持と消極的支持の四つの組み合わせを、図14に示
す。図14を構成する4通りの支持度は、組み合わせに
なる二つの支持度の積で与える。4通りの支持する集合
と支持度は、次のようになる。 (a){FsFb,FsIb}∩{FsFb,IsF
b}={FsFb}は、燻焼火災且つ燃焼火災を表し、
支持度XsXbでωo∈{FsFb}を支持する。 (b){FsFb,FsIb}∩{FsFb,FsI
b,IsFb,IsIb}={FsFb,FsIb}
は、燻焼火災らしいが燃焼火災については分からない。
燻焼火災ωo∈{FsFb,FsFb}の支持度は、X
s(1−Xb)となる。
て、上述の燻焼火災らしさおよび燃焼火災らしさの積極
的支持と消極的支持の四つの組み合わせを、図14に示
す。図14を構成する4通りの支持度は、組み合わせに
なる二つの支持度の積で与える。4通りの支持する集合
と支持度は、次のようになる。 (a){FsFb,FsIb}∩{FsFb,IsF
b}={FsFb}は、燻焼火災且つ燃焼火災を表し、
支持度XsXbでωo∈{FsFb}を支持する。 (b){FsFb,FsIb}∩{FsFb,FsI
b,IsFb,IsIb}={FsFb,FsIb}
は、燻焼火災らしいが燃焼火災については分からない。
燻焼火災ωo∈{FsFb,FsFb}の支持度は、X
s(1−Xb)となる。
【0061】(c){FsFb,FsIb,IsFb,
IsIb}∩{FsFb,IsFb}={FsFb,I
sFb}は、燃焼火災ωo∈{FsFb,IsFb}
で、支持度は、Xb(1−Xs)となる。 (d){FsFb,FsIb,IsFb,IsIb}∩
{FsFb,FsIb,IsFb,IsIb}=Ωは、
燻焼火災および燃焼火災について、共に分からないし、
また、否定もしないことを表し、支持度は、(1−X
s)(1−Xb)となる。 図14から、燻焼火災らしさと燃焼火災らしさの融合、
すなわち融合火災らしさ{FsFb,FsIb,IsF
b}のファジイ測度Mfは、次式により計算できる。
IsIb}∩{FsFb,IsFb}={FsFb,I
sFb}は、燃焼火災ωo∈{FsFb,IsFb}
で、支持度は、Xb(1−Xs)となる。 (d){FsFb,FsIb,IsFb,IsIb}∩
{FsFb,FsIb,IsFb,IsIb}=Ωは、
燻焼火災および燃焼火災について、共に分からないし、
また、否定もしないことを表し、支持度は、(1−X
s)(1−Xb)となる。 図14から、燻焼火災らしさと燃焼火災らしさの融合、
すなわち融合火災らしさ{FsFb,FsIb,IsF
b}のファジイ測度Mfは、次式により計算できる。
【0062】 Mf(E)=XsXb+Xs(1−Xb)+Xb(1−Xs) =Xs+Xb−XsXs (6) 但し、{FsFb,FsIb,IsFb}⊂E且つE≠
Ωである。
Ωである。
【0063】さて、一つの感知器の火災らしさを求める
のにDS理論のファジイ測度を応用したが、2種類の感
知器の二つの火災らしさを統合または融合して、一つの
火災らしさを求める計算にも、DS理論のファジイ測度
を応用して、統合または融合した一つの火災らしさを求
める計算式が得られる。この統融合の式の意味は、次の
ように説明できる。第1の感知器について求めた火災ら
しさを火災らしさ1、第2の感知器について求めた火災
らしさを火災らしさ2とする。(1ー火災らしさ1)
は、第1の感知器の火災への無知または不明の割合を表
す。第1の感知器の不明の割合について、第2の感知器
から見た火災らしさは、(1−火災らしさ1)と(火災
らしさ2)の積で表される。従って、火災らしさ1と火
災らしさ2を融合した融合火災らしさは、(火災らしさ
1)と積(1−火災らしさ1)(火災らしさ2)の和で
表される。つまり、これは上記(4)式と同じ計算式と
なり、二つの感知器の統融合の場合も、上記(4)式を
用いて表現できることが分かる。
のにDS理論のファジイ測度を応用したが、2種類の感
知器の二つの火災らしさを統合または融合して、一つの
火災らしさを求める計算にも、DS理論のファジイ測度
を応用して、統合または融合した一つの火災らしさを求
める計算式が得られる。この統融合の式の意味は、次の
ように説明できる。第1の感知器について求めた火災ら
しさを火災らしさ1、第2の感知器について求めた火災
らしさを火災らしさ2とする。(1ー火災らしさ1)
は、第1の感知器の火災への無知または不明の割合を表
す。第1の感知器の不明の割合について、第2の感知器
から見た火災らしさは、(1−火災らしさ1)と(火災
らしさ2)の積で表される。従って、火災らしさ1と火
災らしさ2を融合した融合火災らしさは、(火災らしさ
1)と積(1−火災らしさ1)(火災らしさ2)の和で
表される。つまり、これは上記(4)式と同じ計算式と
なり、二つの感知器の統融合の場合も、上記(4)式を
用いて表現できることが分かる。
【0064】次に、二つの感知器として例えば光電アナ
ログ式式感知器と熱アナログ式感知器の場合に考える。
これを熱煙複合アナログ式感知器と呼ぶことにする。こ
の熱煙複合アナログ式感知器の火災表示は、先ず、正規
化範囲をそれぞれ火災表示レベル値の2倍として、熱ア
ナログ式感知器の温度上昇出力の燃焼火災らしさと光電
アナログ式感知器の煙濃度出力の燻焼火災らしさをそれ
ぞれ求める。次いで、二つの火災らしさから、融合火災
らしさを求め、50%火災らしさに達したときに熱煙複
合アナログ式感知器は融合火災表示をする。
ログ式式感知器と熱アナログ式感知器の場合に考える。
これを熱煙複合アナログ式感知器と呼ぶことにする。こ
の熱煙複合アナログ式感知器の火災表示は、先ず、正規
化範囲をそれぞれ火災表示レベル値の2倍として、熱ア
ナログ式感知器の温度上昇出力の燃焼火災らしさと光電
アナログ式感知器の煙濃度出力の燻焼火災らしさをそれ
ぞれ求める。次いで、二つの火災らしさから、融合火災
らしさを求め、50%火災らしさに達したときに熱煙複
合アナログ式感知器は融合火災表示をする。
【0065】この熱煙複合アナログ式感知器の火災表示
は、先ず、正規化範囲をそれぞれ火災表示レベル値の2
倍として、熱アナログ式感知器の温度上昇出力の正規化
レベル情報とトレンド情報から燃焼火災らしさを、ま
た、光電アナログ式感知器の煙濃度出力の正規化レベル
情報とトレンド情報から燻焼火災らしさをそれぞれ求め
る。次いで、二つの火災らしさから、融合火災らしさを
求め、50%融合火災らしさに達したときに熱煙複合ア
ナログ式感知器は融合火災らしさを表示する。
は、先ず、正規化範囲をそれぞれ火災表示レベル値の2
倍として、熱アナログ式感知器の温度上昇出力の正規化
レベル情報とトレンド情報から燃焼火災らしさを、ま
た、光電アナログ式感知器の煙濃度出力の正規化レベル
情報とトレンド情報から燻焼火災らしさをそれぞれ求め
る。次いで、二つの火災らしさから、融合火災らしさを
求め、50%融合火災らしさに達したときに熱煙複合ア
ナログ式感知器は融合火災らしさを表示する。
【0066】このとき、融合火災らしさは、上述のよう
に、(光電アナログ式感知器の燻焼火災らしさ)と積
(1−(光電アナログ式感知器の燻焼火災らしさ))
(熱アナログ式感知器の燃焼火災らしさ)の和で表され
る。このことから、融合火災らしさは光電アナログ式感
知器の燻焼火災らしさよりも大きくなり、所定の値に達
する時間は光電アナログ式感知器よりも早くなる。従っ
て、50%融合火災予報は光電アナログ式感知器の50
%燻焼火災予報よりも早くなる。また、融合火災らしさ
を(熱式ナログ式感知器の燻焼火災らしさ)と積(1−
(熱アナログ式感知器の燃焼火災らしさ))(光電アナ
ログ式感知器の火災らしさ)の和で表すと、同様に50
%融合火災予報は熱アナログ式感知器の50%燃焼火災
予報よりも早くなる。つまり、二つの火災らしさを融合
することによってそれぞれの火災らしさよりも早く火災
予報することが可能であることが分かる。
に、(光電アナログ式感知器の燻焼火災らしさ)と積
(1−(光電アナログ式感知器の燻焼火災らしさ))
(熱アナログ式感知器の燃焼火災らしさ)の和で表され
る。このことから、融合火災らしさは光電アナログ式感
知器の燻焼火災らしさよりも大きくなり、所定の値に達
する時間は光電アナログ式感知器よりも早くなる。従っ
て、50%融合火災予報は光電アナログ式感知器の50
%燻焼火災予報よりも早くなる。また、融合火災らしさ
を(熱式ナログ式感知器の燻焼火災らしさ)と積(1−
(熱アナログ式感知器の燃焼火災らしさ))(光電アナ
ログ式感知器の火災らしさ)の和で表すと、同様に50
%融合火災予報は熱アナログ式感知器の50%燃焼火災
予報よりも早くなる。つまり、二つの火災らしさを融合
することによってそれぞれの火災らしさよりも早く火災
予報することが可能であることが分かる。
【0067】図15は上述の基本原理に基づくこの発明
に係る異常警報装置の実施の形態4を示すブロック図で
ある。図において、21〜27は複数個の火災感知器出
力手段であって、これら火災感知器出力手段21〜27
の個々の構成は図1等に示した火災感知器1単体でもよ
いし、この火災感知器1からファジィ測度演算手段6ま
での構成を含むものでもよく、火災感知器1単体の場合
には火災感知器1の検知出力が、またファジィ測度演算
手段6まで含む場合にはファジィ測度演算手段6の出力
が、火災感知器1からの情報として出力される。28は
火災感知器出力手段21および22に接続され、これら
から出力される火災感知器からの情報に基づいて火災ら
しさ情報を生成する第1の火災らしさ情報生成手段、2
9は火災感知器出力手段23および24に接続され、こ
れらから出力される情報に基づいて火災らしさ情報を生
成する第2の火災らしさ情報生成手段、30は火災感知
器出力手段25および26に接続され、これらから出力
される情報に基づいて火災らしさ情報を生成する第3の
火災らしさ情報生成手段、31は火災らしさ情報生成手
段28および29に接続され、これらから出力される火
災らしさ情報に基づいてさらに火災らしさ情報を生成す
る第4の火災らしさ情報生成手段である。
に係る異常警報装置の実施の形態4を示すブロック図で
ある。図において、21〜27は複数個の火災感知器出
力手段であって、これら火災感知器出力手段21〜27
の個々の構成は図1等に示した火災感知器1単体でもよ
いし、この火災感知器1からファジィ測度演算手段6ま
での構成を含むものでもよく、火災感知器1単体の場合
には火災感知器1の検知出力が、またファジィ測度演算
手段6まで含む場合にはファジィ測度演算手段6の出力
が、火災感知器1からの情報として出力される。28は
火災感知器出力手段21および22に接続され、これら
から出力される火災感知器からの情報に基づいて火災ら
しさ情報を生成する第1の火災らしさ情報生成手段、2
9は火災感知器出力手段23および24に接続され、こ
れらから出力される情報に基づいて火災らしさ情報を生
成する第2の火災らしさ情報生成手段、30は火災感知
器出力手段25および26に接続され、これらから出力
される情報に基づいて火災らしさ情報を生成する第3の
火災らしさ情報生成手段、31は火災らしさ情報生成手
段28および29に接続され、これらから出力される火
災らしさ情報に基づいてさらに火災らしさ情報を生成す
る第4の火災らしさ情報生成手段である。
【0068】また、32は火災らしさ情報生成手段30
および火災感知器出力手段27に接続され、これらから
出力される火災らしさ情報および情報に基づいてさらに
火災らしさ情報を生成する第5の火災らしさ情報生成手
段、33は火災らしさ情報生成手段31および32に接
続され、これらから出力される火災らしさ情報に基づい
てさらに火災らしさ情報を生成する第6の火災らしさ情
報生成手段、34は火災らしさ情報生成手段33に接続
され、これより出力される火災らしさ情報を判別して火
災予報すなわち火災になる虞れがあることを知らせる注
意報を出力する。
および火災感知器出力手段27に接続され、これらから
出力される火災らしさ情報および情報に基づいてさらに
火災らしさ情報を生成する第5の火災らしさ情報生成手
段、33は火災らしさ情報生成手段31および32に接
続され、これらから出力される火災らしさ情報に基づい
てさらに火災らしさ情報を生成する第6の火災らしさ情
報生成手段、34は火災らしさ情報生成手段33に接続
され、これより出力される火災らしさ情報を判別して火
災予報すなわち火災になる虞れがあることを知らせる注
意報を出力する。
【0069】次に、動作について説明する。いま、火災
感知器出力手段21および22からの情報(火災らしさ
情報または検知情報)が第1の火災らしさ情報生成手段
28に供給されると、ここで上述した原理に基づいて火
災らしさ情報が生成される。因に、このとき火災感知器
出力手段21および22が同種のものであれば、生成さ
れる火災らしさ情報は統合火災らしさ情報であり、異種
のものであれば、生成される火災らしさ情報は融合火災
らしさ情報である。 同様に、火災感知器出力手段23
および24からの情報(火災らしさ情報または検知情
報)が第2の火災らしさ情報生成手段29に供給される
と、ここでも上述した原理に基づいて火災らしさ情報が
生成される。この場合も、火災感知器出力手段23およ
び24が同種のものであれば、生成される火災らしさ情
報は統合火災らしさ情報であり、異種のものであれば、
生成される火災らしさ情報は融合火災らしさ情報であ
る。
感知器出力手段21および22からの情報(火災らしさ
情報または検知情報)が第1の火災らしさ情報生成手段
28に供給されると、ここで上述した原理に基づいて火
災らしさ情報が生成される。因に、このとき火災感知器
出力手段21および22が同種のものであれば、生成さ
れる火災らしさ情報は統合火災らしさ情報であり、異種
のものであれば、生成される火災らしさ情報は融合火災
らしさ情報である。 同様に、火災感知器出力手段23
および24からの情報(火災らしさ情報または検知情
報)が第2の火災らしさ情報生成手段29に供給される
と、ここでも上述した原理に基づいて火災らしさ情報が
生成される。この場合も、火災感知器出力手段23およ
び24が同種のものであれば、生成される火災らしさ情
報は統合火災らしさ情報であり、異種のものであれば、
生成される火災らしさ情報は融合火災らしさ情報であ
る。
【0070】また、火災感知器出力手段25および26
からの情報(火災らしさ情報または検知情報)が第3の
火災らしさ情報生成手段30に供給されると、ここでも
上述した原理に基づいて火災らしさ情報が生成される。
この場合も、火災感知器出力手段25および26が同種
のものであれば、生成される火災らしさ情報は統合火災
らしさ情報であり、異種のものであれば、生成される火
災らしさ情報は融合火災らしさ情報である。
からの情報(火災らしさ情報または検知情報)が第3の
火災らしさ情報生成手段30に供給されると、ここでも
上述した原理に基づいて火災らしさ情報が生成される。
この場合も、火災感知器出力手段25および26が同種
のものであれば、生成される火災らしさ情報は統合火災
らしさ情報であり、異種のものであれば、生成される火
災らしさ情報は融合火災らしさ情報である。
【0071】火災らしさ情報生成手段28および29で
生成された火災らしさ情報はさらに第4の火災らしさ情
報生成手段31に供給され、ここで、同じく上述した原
理に基づいて火災らしさ情報が生成される。この場合、
火災らしさ情報生成手段28および29からの火災らし
さ情報が共に統合火災らしさ情報であれば、生成される
火災らしさ情報は同じく統合火災らしさ情報であり、共
に火災らしさ情報が融合火災らしさ情報であれば、生成
される火災らしさ情報は同じく融合火災らしさ情報であ
る。また、上述以外の火災らしさ情報の組み合わせ、つ
まり、統合火災らしさ情報と統融合火災らしさ情報(ま
たは融合火災らしさ情報)の組み合わせ、または統融合
火災らしさ情報と統融合火災らしさ情報(または融合火
災らしさ情報)の組み合わせであれば、第4の火災らし
さ情報生成手段31で生成される火災らしさ情報は統融
合火災らしさ情報である。
生成された火災らしさ情報はさらに第4の火災らしさ情
報生成手段31に供給され、ここで、同じく上述した原
理に基づいて火災らしさ情報が生成される。この場合、
火災らしさ情報生成手段28および29からの火災らし
さ情報が共に統合火災らしさ情報であれば、生成される
火災らしさ情報は同じく統合火災らしさ情報であり、共
に火災らしさ情報が融合火災らしさ情報であれば、生成
される火災らしさ情報は同じく融合火災らしさ情報であ
る。また、上述以外の火災らしさ情報の組み合わせ、つ
まり、統合火災らしさ情報と統融合火災らしさ情報(ま
たは融合火災らしさ情報)の組み合わせ、または統融合
火災らしさ情報と統融合火災らしさ情報(または融合火
災らしさ情報)の組み合わせであれば、第4の火災らし
さ情報生成手段31で生成される火災らしさ情報は統融
合火災らしさ情報である。
【0072】また、第3の火災らしさ情報生成手段30
で生成された火災らしさ情報と火災感知器出力手段27
からの情報は第5の火災らしさ情報生成手段32に供給
され、ここで、同じく上述した原理に基づいて火災らし
さ情報が生成される。この場合、火災らしさ情報生成手
段30からの火災らしさ情報が統合火災らしさ情報で火
災感知器出力手段27が火災感知器出力手段25および
26と同種であれば、第5の火災らしさ情報生成手段3
2で生成される火災らしさ情報は統合火災らしさ情報で
あり、異種であれば、第5の火災らしさ情報生成手段3
2で生成される火災らしさ情報は統融合火災らしさ情報
である。
で生成された火災らしさ情報と火災感知器出力手段27
からの情報は第5の火災らしさ情報生成手段32に供給
され、ここで、同じく上述した原理に基づいて火災らし
さ情報が生成される。この場合、火災らしさ情報生成手
段30からの火災らしさ情報が統合火災らしさ情報で火
災感知器出力手段27が火災感知器出力手段25および
26と同種であれば、第5の火災らしさ情報生成手段3
2で生成される火災らしさ情報は統合火災らしさ情報で
あり、異種であれば、第5の火災らしさ情報生成手段3
2で生成される火災らしさ情報は統融合火災らしさ情報
である。
【0073】また、火災らしさ情報生成手段30からの
火災らしさ情報が融合火災らしさ情報であれば、火災感
知器出力手段27が火災感知器出力手段25および26
の一方と同種であれば、生成される火災らしさ情報は統
融合火災らしさ情報であり、火災感知器出力手段25お
よび26と異種であれば、生成される火災らしさ情報は
融合火災らしさ情報である。つまり、複数の火災感知器
出力手段が全て同種であれば、生成される火災らしさ情
報は統合火災らしさ情報であり、全て異種であれば、生
成される火災らしさ情報は融合火災らしさ情報である。
また、複数の火災感知器出力手段が全て異種でなく、且
つ少なくとも一つが異種であれば、生成される火災らし
さ情報は統融合火災らしさ情報である。
火災らしさ情報が融合火災らしさ情報であれば、火災感
知器出力手段27が火災感知器出力手段25および26
の一方と同種であれば、生成される火災らしさ情報は統
融合火災らしさ情報であり、火災感知器出力手段25お
よび26と異種であれば、生成される火災らしさ情報は
融合火災らしさ情報である。つまり、複数の火災感知器
出力手段が全て同種であれば、生成される火災らしさ情
報は統合火災らしさ情報であり、全て異種であれば、生
成される火災らしさ情報は融合火災らしさ情報である。
また、複数の火災感知器出力手段が全て異種でなく、且
つ少なくとも一つが異種であれば、生成される火災らし
さ情報は統融合火災らしさ情報である。
【0074】さらに、第4および第5の火災らしさ情報
生成手段31および32で生成された火災らしさ情報は
第6の火災らしさ情報生成手段33に供給され、ここ
で、同じく上述した原理に基づいて火災らしさ情報が生
成される。この場合も、上述と同様に、火災らしさ情報
生成手段31および32からの火災らしさ情報が共に統
合火災らしさ情報であれば、生成される火災らしさ情報
は同じく統合火災らしさ情報であり、共に火災らしさ情
報が融合火災らしさ情報であれば、生成される火災らし
さ情報は同じく融合火災らしさ情報である。
生成手段31および32で生成された火災らしさ情報は
第6の火災らしさ情報生成手段33に供給され、ここ
で、同じく上述した原理に基づいて火災らしさ情報が生
成される。この場合も、上述と同様に、火災らしさ情報
生成手段31および32からの火災らしさ情報が共に統
合火災らしさ情報であれば、生成される火災らしさ情報
は同じく統合火災らしさ情報であり、共に火災らしさ情
報が融合火災らしさ情報であれば、生成される火災らし
さ情報は同じく融合火災らしさ情報である。
【0075】また、上述以外の火災らしさ情報の組み合
わせ、つまり、統合火災らしさ情報と統融合火災らしさ
情報(または融合火災らしさ情報)の組み合わせ、また
は統融合火災らしさ情報と統融合火災らしさ情報(また
は融合火災らしさ情報)の組み合わせであれば、第6の
火災らしさ情報生成手段32で生成される火災らしさ情
報は統融合火災らしさ情報である。このようにして火災
らしさ情報生成手段33で生成された火災らしさ情報は
次段の火災予報判別手段34に供給され、ここで入力さ
れた火災らしさ情報が判別され、その火災らしさ情報が
所定の火災らしさ例えば50%火災らしさを越えると火
災予報すなわち火災になる虞れがあることを知らせる注
意報が出力される。
わせ、つまり、統合火災らしさ情報と統融合火災らしさ
情報(または融合火災らしさ情報)の組み合わせ、また
は統融合火災らしさ情報と統融合火災らしさ情報(また
は融合火災らしさ情報)の組み合わせであれば、第6の
火災らしさ情報生成手段32で生成される火災らしさ情
報は統融合火災らしさ情報である。このようにして火災
らしさ情報生成手段33で生成された火災らしさ情報は
次段の火災予報判別手段34に供給され、ここで入力さ
れた火災らしさ情報が判別され、その火災らしさ情報が
所定の火災らしさ例えば50%火災らしさを越えると火
災予報すなわち火災になる虞れがあることを知らせる注
意報が出力される。
【0076】図16および図17はこの熱煙複合感知器
の場合の融合火災表示を示すもので、図16は縦軸に煙
濃度、横軸に時間を取った光電アナログ式感知器の煙濃
度出力が30分で30%/mになる場合、図17は縦軸
に温度上昇、横軸に時間を取った熱アナログ式感知器の
温度上昇出力が35分で30℃になる場合である。この
図16および図17からも分かるように、融合火災表示
(50%融合火災らしさ)は、感知器単体毎の(50%
燻焼火災らしさまたは50%燃焼火災らしさ)燻焼火災
表示およびOR火災表示すなわち光電アナログ式感知器
と熱アナログ式感知器の火災表示のOR組み合わせで先
に火災表示レベル値に達した方の感知器で火災表示した
場合)のいずれよりも早く火災予報が可能であることが
分かる。
の場合の融合火災表示を示すもので、図16は縦軸に煙
濃度、横軸に時間を取った光電アナログ式感知器の煙濃
度出力が30分で30%/mになる場合、図17は縦軸
に温度上昇、横軸に時間を取った熱アナログ式感知器の
温度上昇出力が35分で30℃になる場合である。この
図16および図17からも分かるように、融合火災表示
(50%融合火災らしさ)は、感知器単体毎の(50%
燻焼火災らしさまたは50%燃焼火災らしさ)燻焼火災
表示およびOR火災表示すなわち光電アナログ式感知器
と熱アナログ式感知器の火災表示のOR組み合わせで先
に火災表示レベル値に達した方の感知器で火災表示した
場合)のいずれよりも早く火災予報が可能であることが
分かる。
【0077】ここで、火災表示またはOR燻焼火災表示
は50%燃焼火災らしさより時間的に早くなっている
が、OR火災表示では上述した非火災報による火災表示
の問題が残り、実用的でない。また、図において、AN
D火災表示は光電アナログ式感知器と熱アナログ式感知
器のAND組み合わせで最後に火災表示レベル値に達し
た方の感知器で火災表示をするようにした場合である。
は50%燃焼火災らしさより時間的に早くなっている
が、OR火災表示では上述した非火災報による火災表示
の問題が残り、実用的でない。また、図において、AN
D火災表示は光電アナログ式感知器と熱アナログ式感知
器のAND組み合わせで最後に火災表示レベル値に達し
た方の感知器で火災表示をするようにした場合である。
【0078】次に、3種類の感知器の出力の火災らしさ
の融合の場合を考える。火災検出原理の基本になる温度
上昇を検出する熱アナログ式感知器および煙による散乱
光によって煙濃度を検出する光電アナログ式感知器に、
燃焼現象を検出するイオン化アナログ式感知器またはガ
ス検知器の何れかを併用した3種類の異なる原理を組み
合わせたシステム構成の融合火災表示には、次の3通り
の融合方法がある。 (a)先ず、熱アナログ式感知器、イオン化アナログ式
感知器またはガス検知器および光電アナログ式感知器の
それぞれの出力の火災らしさを求め、熱アナログ式感知
器とイオン化アナログ式感知器またはガス検知器のそれ
ぞれの出力の火災らしさの組み合わせおよび光電アナロ
グ式感知器とイオン化アナログ式感知器またはガス検知
器のそれぞれの出力の火災らしさの組み合わせについ
て、それぞれ一次融合火災らしさを求める。次いで、二
つの一次融合火災らしさ同士について、同様にして再び
融合し、二次融合火災らしさを求める。二次融合火災ら
しさが50%火災らしさに達したときに火災予報を行
う。
の融合の場合を考える。火災検出原理の基本になる温度
上昇を検出する熱アナログ式感知器および煙による散乱
光によって煙濃度を検出する光電アナログ式感知器に、
燃焼現象を検出するイオン化アナログ式感知器またはガ
ス検知器の何れかを併用した3種類の異なる原理を組み
合わせたシステム構成の融合火災表示には、次の3通り
の融合方法がある。 (a)先ず、熱アナログ式感知器、イオン化アナログ式
感知器またはガス検知器および光電アナログ式感知器の
それぞれの出力の火災らしさを求め、熱アナログ式感知
器とイオン化アナログ式感知器またはガス検知器のそれ
ぞれの出力の火災らしさの組み合わせおよび光電アナロ
グ式感知器とイオン化アナログ式感知器またはガス検知
器のそれぞれの出力の火災らしさの組み合わせについ
て、それぞれ一次融合火災らしさを求める。次いで、二
つの一次融合火災らしさ同士について、同様にして再び
融合し、二次融合火災らしさを求める。二次融合火災ら
しさが50%火災らしさに達したときに火災予報を行
う。
【0079】(b)先ず、3種類の感知器のそれぞれの
出力の火災らしさを求め、火災検出目的が同じ光電アナ
ログ式感知器とイオン化アナログ式感知器またはガス検
知器のそれぞれ出力の火災らしさを組み合わせて一次融
合の燻焼火災らしさを求めた後で、熱アナログ式感知器
の燃焼火災らしさと燻焼火災らしさについて、同様にし
て再び融合し、二次融合火災らしさを求める。二次融合
火災らしさが50%火災らしさに達したときに火災予報
を行う。 (c)先ず、3種類の感知器のそれぞれの出力の火災ら
しさを求め、火災検出原理の基本になる熱アナログ式感
知器と光電アナログ式感知器のそれぞれの火災らしさを
組み合わせて一次融合火災らしさを求めた後で、念押し
のためにイオン化アナログ式感知器またはガス式検知器
の何れかの出力の火災らしさと一次融合火災らしさとの
間で二次融合火災らしさを求める。この場合も、二次融
合火災らしさが50%火災らしさに達したときに火災予
報を行う。
出力の火災らしさを求め、火災検出目的が同じ光電アナ
ログ式感知器とイオン化アナログ式感知器またはガス検
知器のそれぞれ出力の火災らしさを組み合わせて一次融
合の燻焼火災らしさを求めた後で、熱アナログ式感知器
の燃焼火災らしさと燻焼火災らしさについて、同様にし
て再び融合し、二次融合火災らしさを求める。二次融合
火災らしさが50%火災らしさに達したときに火災予報
を行う。 (c)先ず、3種類の感知器のそれぞれの出力の火災ら
しさを求め、火災検出原理の基本になる熱アナログ式感
知器と光電アナログ式感知器のそれぞれの火災らしさを
組み合わせて一次融合火災らしさを求めた後で、念押し
のためにイオン化アナログ式感知器またはガス式検知器
の何れかの出力の火災らしさと一次融合火災らしさとの
間で二次融合火災らしさを求める。この場合も、二次融
合火災らしさが50%火災らしさに達したときに火災予
報を行う。
【0080】また、4種類以上の感知器の出力の火災ら
しさの融合の場合を考える。4種類以上の異種の感知器
を用いる火災感知システムについて融合は、次のように
して融合できる。 (a)4種類の場合は、一次融合として、上述した3種
類の感知器の場合の(a),(b)または(c)の何れ
かの組み合わせで、2種類の感知器間の一次融合火災ら
しさの値を求め、残りの2種類の感知器間についても一
次融合火災らしさの値を求める。二つの一次融合火災ら
しさから、二次融合火災らしさを求めて、システム火災
らしさとする。 (b)5種類の場合は、上述した3種類の感知器間の融
合火災らしさと、残りの2種類の感知器間の火災らしさ
とを二次融合して、システム火災らしさとする。 (c)6種類以上の場合は、複数種類では、上述した二
つの感知器の場合のように、二つの感知器間の融合火災
らしさを求めて、2種類のユニット融合火災らしさとす
る。奇数種類では、二つの感知器間の一次融合火災らし
さと残りの1個の火災らしさとの間で二次融合火災らし
さを求めて、3種類ユニット融合火災らしさとする。感
知器の種類数に応じて、これら二つのユニット融合火災
らしさを組み合わせて融合を繰り返し、最終的に一つと
なる数次融合火災らしさ、つまり、システム火災らしさ
を求める。
しさの融合の場合を考える。4種類以上の異種の感知器
を用いる火災感知システムについて融合は、次のように
して融合できる。 (a)4種類の場合は、一次融合として、上述した3種
類の感知器の場合の(a),(b)または(c)の何れ
かの組み合わせで、2種類の感知器間の一次融合火災ら
しさの値を求め、残りの2種類の感知器間についても一
次融合火災らしさの値を求める。二つの一次融合火災ら
しさから、二次融合火災らしさを求めて、システム火災
らしさとする。 (b)5種類の場合は、上述した3種類の感知器間の融
合火災らしさと、残りの2種類の感知器間の火災らしさ
とを二次融合して、システム火災らしさとする。 (c)6種類以上の場合は、複数種類では、上述した二
つの感知器の場合のように、二つの感知器間の融合火災
らしさを求めて、2種類のユニット融合火災らしさとす
る。奇数種類では、二つの感知器間の一次融合火災らし
さと残りの1個の火災らしさとの間で二次融合火災らし
さを求めて、3種類ユニット融合火災らしさとする。感
知器の種類数に応じて、これら二つのユニット融合火災
らしさを組み合わせて融合を繰り返し、最終的に一つと
なる数次融合火災らしさ、つまり、システム火災らしさ
を求める。
【0081】また、同種複数個の感知器の出力の火災ら
しさの統合の場合を考える。偶数個の場合には、それぞ
れの感知器の出力の火災らしさを求めてから上述した二
種類の感知器の場合と同様にして、二つの感知器間の統
合火災らしさを求めて、2個のユニット統合火災らしさ
とする。奇数個の場合には、二つの感知器間の一次融合
火災らしさと残りの1個の火災らしさとの間で二次統合
火災らしさを求めて、3個のユニット統合火災らしさと
する。システムを構成する感知器の個数に応じて、これ
ら2種類のユニット統合火災らしさを組み合わせて統合
を繰り返し、最終的に、一つの数次統合火災らしさ、つ
まりシステム火災らしさを求める。
しさの統合の場合を考える。偶数個の場合には、それぞ
れの感知器の出力の火災らしさを求めてから上述した二
種類の感知器の場合と同様にして、二つの感知器間の統
合火災らしさを求めて、2個のユニット統合火災らしさ
とする。奇数個の場合には、二つの感知器間の一次融合
火災らしさと残りの1個の火災らしさとの間で二次統合
火災らしさを求めて、3個のユニット統合火災らしさと
する。システムを構成する感知器の個数に応じて、これ
ら2種類のユニット統合火災らしさを組み合わせて統合
を繰り返し、最終的に、一つの数次統合火災らしさ、つ
まりシステム火災らしさを求める。
【0082】さらに、同種複数個の感知器と異種感知器
の統融合の場合を考える。先ず、それぞれの感知器の火
災らしさを求めてから、上述した同種複数個の感知器の
場合により、一つの同種感知器群サブシステムの統合火
災らしさを求める。次いで、上述した2種類の感知器の
統融合または3種類の感知器の融合の場合により、異種
の感知器群システムについて、一つの異種感知器群サブ
システムの融合火災らしさを求める。さらに、同種感知
器群サブシステム統合火災らしさと異種感知器群サブシ
ステム融合火災らしさを融合して、一つのシステム火災
らしさを求める。
の統融合の場合を考える。先ず、それぞれの感知器の火
災らしさを求めてから、上述した同種複数個の感知器の
場合により、一つの同種感知器群サブシステムの統合火
災らしさを求める。次いで、上述した2種類の感知器の
統融合または3種類の感知器の融合の場合により、異種
の感知器群システムについて、一つの異種感知器群サブ
システムの融合火災らしさを求める。さらに、同種感知
器群サブシステム統合火災らしさと異種感知器群サブシ
ステム融合火災らしさを融合して、一つのシステム火災
らしさを求める。
【0083】かくして、火災表示レベルに到達する前
に、火災になる可能性を予想できる各感知器の“火災ら
しさ”をトレンド値と正規化レベル値の直交和としてフ
ァジィ測度を求め、さらに、二つの感知器について、各
“火災らしさ”の直交和のファジィ測度を求め、二つの
感知器の“統融合火災らしさ”とするので、合計して2
回以上の直交和の計算をすることになるので、最も早く
火災表示レベルに到達する感知器よりも早く、火災にな
る可能性を予想できる。
に、火災になる可能性を予想できる各感知器の“火災ら
しさ”をトレンド値と正規化レベル値の直交和としてフ
ァジィ測度を求め、さらに、二つの感知器について、各
“火災らしさ”の直交和のファジィ測度を求め、二つの
感知器の“統融合火災らしさ”とするので、合計して2
回以上の直交和の計算をすることになるので、最も早く
火災表示レベルに到達する感知器よりも早く、火災にな
る可能性を予想できる。
【0084】このようにして、本実施の形態では、複数
個の同種または異種の感知器を組み合わせることによ
り、感知器が単一の場合よりさらに早い火災予報を行っ
て、火災の早期発見が可能になると共に、この後の火災
表示レベル値による火災表示で真の火災を即座に確認で
きる。また、本実施の形態でも、例えば50%火災予報
が表示されないときには、感知器の出力レベルが火災表
示レベル値を超えても火災表示をしないようにして、非
火災報の抑制が可能になる。
個の同種または異種の感知器を組み合わせることによ
り、感知器が単一の場合よりさらに早い火災予報を行っ
て、火災の早期発見が可能になると共に、この後の火災
表示レベル値による火災表示で真の火災を即座に確認で
きる。また、本実施の形態でも、例えば50%火災予報
が表示されないときには、感知器の出力レベルが火災表
示レベル値を超えても火災表示をしないようにして、非
火災報の抑制が可能になる。
【0085】また、火災らしさはファジィ測度として求
めるが、非火災報を抑制するために負のトレンド情報値
を用いるので、複数個の同種または異種感知器からなる
システムの統融合の演算中に、負のファジィ測度から得
られた感知器を統融合の対象から除外してシステム火災
らしさを求めることにすれば、感知器の種類による動作
原理の違いから生じる非火災報または感知器設置環境の
違いによる影響等を受けないようにでき、システム火災
らしさの信頼性を高めることができる。なお、上述した
各実施の形態では、火災らしさとして50%火災らしさ
の場合について説明したが、これはこの値に限定される
ことなく、任意の値に設定され得るものである。
めるが、非火災報を抑制するために負のトレンド情報値
を用いるので、複数個の同種または異種感知器からなる
システムの統融合の演算中に、負のファジィ測度から得
られた感知器を統融合の対象から除外してシステム火災
らしさを求めることにすれば、感知器の種類による動作
原理の違いから生じる非火災報または感知器設置環境の
違いによる影響等を受けないようにでき、システム火災
らしさの信頼性を高めることができる。なお、上述した
各実施の形態では、火災らしさとして50%火災らしさ
の場合について説明したが、これはこの値に限定される
ことなく、任意の値に設定され得るものである。
【0086】
【発明の効果】この発明によれば、熱、光、音、煙、ガ
ス、臭いなどの物理的化学的現象を検出して時系列信号
を出力する火災感知器と、この火災感知器からの時系列
信号から雑音成分を除去して得られる単調変化成分の時
間経過に対する変化傾向情報を抽出するためのレベル情
報を出力する数値平滑手段と、この数値平滑手段からの
変化傾向情報を幾つかのパターンに分類し、細分化して
多数のトレンド情報を出力するトレンド化手段と、この
トレンド化手段からのトレンド情報にそれぞれ所定の定
数を割り付ける定数割付手段と、数値平滑手段からの変
化傾向情報を所定の範囲で正規化して正規化レベル情報
として出力するレベル正規化手段と、定数割付手段から
の所定の定数を割り付けられたトレンド情報とレベル正
規化手段からの正規化レベル情報に基づいてファジィ測
度を演算して火災らしさ情報を得、この火災らしさ情報
に基づいて火災予報を行う手段とを備えたので、火災表
示レベル値による火災表示よりも前に火災予報を行うこ
とができ、火災の早期発見が可能となり、装置の信頼性
を向上できるという効果がある。
ス、臭いなどの物理的化学的現象を検出して時系列信号
を出力する火災感知器と、この火災感知器からの時系列
信号から雑音成分を除去して得られる単調変化成分の時
間経過に対する変化傾向情報を抽出するためのレベル情
報を出力する数値平滑手段と、この数値平滑手段からの
変化傾向情報を幾つかのパターンに分類し、細分化して
多数のトレンド情報を出力するトレンド化手段と、この
トレンド化手段からのトレンド情報にそれぞれ所定の定
数を割り付ける定数割付手段と、数値平滑手段からの変
化傾向情報を所定の範囲で正規化して正規化レベル情報
として出力するレベル正規化手段と、定数割付手段から
の所定の定数を割り付けられたトレンド情報とレベル正
規化手段からの正規化レベル情報に基づいてファジィ測
度を演算して火災らしさ情報を得、この火災らしさ情報
に基づいて火災予報を行う手段とを備えたので、火災表
示レベル値による火災表示よりも前に火災予報を行うこ
とができ、火災の早期発見が可能となり、装置の信頼性
を向上できるという効果がある。
【0087】また、この発明によれば、火災感知器から
の時系列信号に基づいて火災表示レベル値を判別して火
災信号を発生する火災レベル判別手段と、この火災レベ
ル判別手段からの火災信号を火災予報をゲート信号とし
て外部に出力する第1のゲート手段とを備えたので、火
災表示レベル値による火災表示よりも前に火災予報を行
うことができ、火災の早期発見が可能となると共に、さ
らに、この後の火災表示レベル値による火災表示で真の
火災を即座に確認でき、装置の信頼性をより向上できる
という効果がある。
の時系列信号に基づいて火災表示レベル値を判別して火
災信号を発生する火災レベル判別手段と、この火災レベ
ル判別手段からの火災信号を火災予報をゲート信号とし
て外部に出力する第1のゲート手段とを備えたので、火
災表示レベル値による火災表示よりも前に火災予報を行
うことができ、火災の早期発見が可能となると共に、さ
らに、この後の火災表示レベル値による火災表示で真の
火災を即座に確認でき、装置の信頼性をより向上できる
という効果がある。
【0088】また、この発明によれば、火災予報の発生
がなく、且つ火災レベル判別手段からの火災信号がある
ときに第1のゲート手段の出力または火災予報に基づい
て異常信号を発生する第2のゲート手段を備えたので、
火災表示レベル値による火災表示よりも前に火災予報を
行って、火災の早期発見が可能になると共に、さらに、
この後の火災表示レベル値による火災表示で真の火災を
即座に確認でき、しかも、例えば50%火災予報が表示
されないときには、感知器の出力レベルが火災表示レベ
ルを超えても火災表示をしないようにして、非火災報の
抑制を行うことができ、装置の信頼性をより向上できる
という効果がある。
がなく、且つ火災レベル判別手段からの火災信号がある
ときに第1のゲート手段の出力または火災予報に基づい
て異常信号を発生する第2のゲート手段を備えたので、
火災表示レベル値による火災表示よりも前に火災予報を
行って、火災の早期発見が可能になると共に、さらに、
この後の火災表示レベル値による火災表示で真の火災を
即座に確認でき、しかも、例えば50%火災予報が表示
されないときには、感知器の出力レベルが火災表示レベ
ルを超えても火災表示をしないようにして、非火災報の
抑制を行うことができ、装置の信頼性をより向上できる
という効果がある。
【0089】さらに、この発明によれば、複数個の火災
感知器からの情報に基づいて火災らしさ情報を生成する
火災らしさ情報生成手段を備え、または、火災らしさ情
報生成手段を複数個備え、これら複数個の火災らしさ情
報生成手段からの火災らしさ情報に基づいてさらに火災
らしさ情報を生成し、或いは、単一の火災感知器を備
え、この火災感知器からの情報と上記火災らしさ情報生
成手段からの火災らしさ情報に基づいてさらに火災らし
さ情報を生成するので、火災表示レベル値による火災表
示よりも前に火災予報を行って、さらに感知器が単一の
場合より火災の早期発見が可能になると共に、さらに、
この後の火災表示レベル値による火災表示で真の火災を
即座に確認でき、しかも、感知器の種類による動作原理
の違いから生じる非火災報または感知器設置環境の違い
による影響等を受けないようにでき、システム火災らし
さの信頼性を高めることができるという効果がある。
感知器からの情報に基づいて火災らしさ情報を生成する
火災らしさ情報生成手段を備え、または、火災らしさ情
報生成手段を複数個備え、これら複数個の火災らしさ情
報生成手段からの火災らしさ情報に基づいてさらに火災
らしさ情報を生成し、或いは、単一の火災感知器を備
え、この火災感知器からの情報と上記火災らしさ情報生
成手段からの火災らしさ情報に基づいてさらに火災らし
さ情報を生成するので、火災表示レベル値による火災表
示よりも前に火災予報を行って、さらに感知器が単一の
場合より火災の早期発見が可能になると共に、さらに、
この後の火災表示レベル値による火災表示で真の火災を
即座に確認でき、しかも、感知器の種類による動作原理
の違いから生じる非火災報または感知器設置環境の違い
による影響等を受けないようにでき、システム火災らし
さの信頼性を高めることができるという効果がある。
【図1】この発明に係る異常警報装置の実施の形態1を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】数値平滑手段の動作説明用のグラフである。
【図3】数値平滑手段の動作説明用の他のグラフであ
る。
る。
【図4】トレンド化手段による記号化の例を示す図であ
る。
る。
【図5】トレンド化手段によって抽出される状態とトレ
ンド情報および定数割付手段により割り付けされる数値
を示す図である。
ンド情報および定数割付手段により割り付けされる数値
を示す図である。
【図6】変化傾向の状態間遷移と重みの関係を示す図で
ある。
ある。
【図7】ファジィ測度演算手段における“燻焼火災らし
さ”を表す値の求め方を説明するための図である。
さ”を表す値の求め方を説明するための図である。
【図8】燻焼火災に関連した正規化範囲とトレンド支持
度の関係を示す図である。
度の関係を示す図である。
【図9】燻焼火災に関連した正規化範囲と燻焼火災らし
さの関係を示す図である。
さの関係を示す図である。
【図10】燃焼火災に関連した正規化範囲とトレンド支
持度の関係を示す図である。
持度の関係を示す図である。
【図11】燃焼火災に関連した正規化範囲と燃焼火災ら
しさの関係を示す図である。
しさの関係を示す図である。
【図12】この発明に係る異常警報装置の実施の形態2
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図13】この発明に係る異常警報装置の実施の形態3
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図14】この発明に係る異常警報装置の実施の形態4
におけるファジィ測度演算手段により“融合火災らし
さ”を表す値の求め方を説明するための図である。
におけるファジィ測度演算手段により“融合火災らし
さ”を表す値の求め方を説明するための図である。
【図15】この発明に係る異常警報装置の実施の形態4
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図16】この発明に係る異常警報装置の実施の形態4
の動作説明に供するための図である。
の動作説明に供するための図である。
【図17】この発明に係る異常警報装置の実施の形態4
の動作説明に供するための図である。
の動作説明に供するための図である。
1 アナログ式火災感知器、2 数値平滑手段、3 ト
レンド化手段、4 定数割付手段、5 レベル正規化手
段、6 ファジィ測度演算手段、7 火災予報判別手
段、8 火災レベル判別手段、9,10 アンド回路、
21〜22 火災感知器出力手段、28 第1の火災ら
しさ情報生成手段、29 第2の火災らしさ情報生成手
段、30 第3の火災らしさ情報生成手段、31 第4
の火災らしさ情報生成手段、32 第5の火災らしさ情
報生成手段、33 第6の火災らしさ情報生成手段、3
4 火災予報判別手段。
レンド化手段、4 定数割付手段、5 レベル正規化手
段、6 ファジィ測度演算手段、7 火災予報判別手
段、8 火災レベル判別手段、9,10 アンド回路、
21〜22 火災感知器出力手段、28 第1の火災ら
しさ情報生成手段、29 第2の火災らしさ情報生成手
段、30 第3の火災らしさ情報生成手段、31 第4
の火災らしさ情報生成手段、32 第5の火災らしさ情
報生成手段、33 第6の火災らしさ情報生成手段、3
4 火災予報判別手段。
Claims (7)
- 【請求項1】 熱、光、音、煙、ガス、臭いなどの物理
的化学的現象を検出して時系列信号を出力する火災感知
器と、 該火災感知器からの時系列信号から雑音成分を除去して
得られる単調変化成分の時間経過に対する変化傾向情報
を抽出するためのレベル情報を出力する数値平滑手段
と、 該数値平滑手段からのレベル情報を幾つかのパターンに
分類し、細分化して多数のトレンド情報を出力するトレ
ンド化手段と、 該トレンド化手段からのトレンド情報にそれぞれ所定の
定数を割り付ける定数割付手段と、 上記数値平滑手段からの変化傾向情報を所定の範囲で正
規化して正規化レベル情報として出力するレベル正規化
手段と、 上記定数割付手段からの所定の定数を割り付けられたト
レンド情報と上記レベル正規化手段からの正規化レベル
情報に基づいてファジィ測度を演算して火災らしさ情報
を得、該火災らしさ情報に基づいて火災予報を行う手段
とを備えたことを特徴とする異常警報装置。 - 【請求項2】 上記火災感知器からの時系列信号に基づ
いて火災レベルを判別して火災信号を発生する火災レベ
ル判別手段と、該火災レベル判別手段からの火災信号を
上記火災予報をゲート信号として外部に出力する第1の
ゲート手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
異常警報装置。 - 【請求項3】 上記火災予報の発生がなく、且つ上記火
災レベル判別手段からの火災信号があるときは上記第1
のゲート手段の出力に基づいて異常信号を発生する第2
のゲート手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の
異常警報装置。 - 【請求項4】 複数個の火災感知器からの情報に基づい
て火災らしさ情報を生成する火災らしさ情報生成手段を
備えたことを特徴とする異常警報装置。 - 【請求項5】 上記火災らしさ情報生成手段を複数個備
え、該複数個の火災らしさ情報生成手段からの火災らし
さ情報に基づいてさらに火災らしさ情報を生成するよう
にしたことを特徴とする請求項4記載の異常警報装置。 - 【請求項6】 単一の火災感知器を備え、該火災感知器
からの情報と上記火災らしさ情報生成手段からの火災ら
しさ情報に基づいてさらに火災らしさ情報を生成するよ
うにしたことを特徴とする請求項4記載の異常警報装
置。 - 【請求項7】 上記上記火災らしさ情報生成手段からの
火災らしさ情報に基づいて火災予報を行う手段を備えた
ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の異常
警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27321095A JPH09115071A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 異常警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27321095A JPH09115071A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 異常警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09115071A true JPH09115071A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17524639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27321095A Pending JPH09115071A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 異常警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09115071A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003217047A (ja) * | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Nohmi Bosai Ltd | 炎検出装置 |
| JP2012132895A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-07-12 | Denso Corp | 角度検出装置の異常判断装置 |
| JP2018060423A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 住友電気工業株式会社 | 管理システム、管理装置、管理方法および管理プログラム |
| JP2022014393A (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 予兆判断システム、統合システム、予兆判断方法、及びプログラム |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP27321095A patent/JPH09115071A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003217047A (ja) * | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Nohmi Bosai Ltd | 炎検出装置 |
| JP2012132895A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-07-12 | Denso Corp | 角度検出装置の異常判断装置 |
| US9043165B2 (en) | 2010-12-01 | 2015-05-26 | Denso Corporation | Abnormality determination apparatus for angle detection device |
| JP2018060423A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 住友電気工業株式会社 | 管理システム、管理装置、管理方法および管理プログラム |
| JP2022014393A (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 予兆判断システム、統合システム、予兆判断方法、及びプログラム |
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