JPH09115256A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH09115256A
JPH09115256A JP27017695A JP27017695A JPH09115256A JP H09115256 A JPH09115256 A JP H09115256A JP 27017695 A JP27017695 A JP 27017695A JP 27017695 A JP27017695 A JP 27017695A JP H09115256 A JPH09115256 A JP H09115256A
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JP
Japan
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head
control signal
pickup
control
moving
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Application number
JP27017695A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Onda
浩行 恩田
Shinobu Fujisawa
忍 藤澤
Tsutomu Morita
努 森田
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は記録媒体のトラック間のヘッドのシ
ークを制御する機構を備えるディスク装置に関し、目標
トラックへのシークの高速化、安定化を図ることを目的
とする。 【解決手段】 MPUがピックアップを移動させる送り
モータに対して、シーク開始時t0 より予め設定した減
速開始時t1 までを該送りモータの最大定格出力で回転
させ、t1 より予めROMに記憶させた移動量に対応す
る速度の減速制御信号で目的位置t2 まで減速させ、該
ピックアップが目的位置t2 に達したときに、直前の速
度に応じたブレーキ制御信号の供給期間T2 を算出して
該ブレーキ制御信号を供給してピックアップを目標トラ
ック位置t3 に位置させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体のトラッ
ク間のヘッドのシークを制御する機構を備えるディスク
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばCD−ROM等の高密度記
録のディスク媒体をドライブするディスク装置において
は、該ディスク媒体のトラック間でピックアップを移動
させるシークがオープンループ制御方式で制御されるも
のもあり、このようなシークを高速かつ安定して行われ
ることが望まれている。
【0003】ここで、図6に、従来のディスク装置の一
例の要部平面図を示す。また、図7に、図6のピックア
ップ送り機構の下方における要部平面図を示す。図6に
示すディスク装置11は、例えばCD−ROMのディス
ク媒体が使用される場合の構成を示しており、シャーシ
12内に設けられるサブシャーシの上方にピックアップ
部13及びターンテーブル14を備える駆動ユニット1
5が設けられる。この駆動ユニット15の上方に開口1
6aが形成されたベース16が配置され、さらにベース
16の上方にCD−ROMが載置される段差形状の対向
面17aと開口17bが形成されたトレイ17が配置さ
れる。このトレイ17は可動部(図に表われず)により
前面ベゼル18の方向に可動自在とされる。
【0004】駆動ユニット15は、図6及び図7に示す
ように、ベース16の下面にピックアップ駆動部19が
設けられ、該ピックアップ駆動部19はピックアップ送
り用の送りモータ20と、複数のギヤからなる伝達機構
21と、該伝達機構21を介して駆動されるリードスク
リュウ22と該リードスクリュウ22に平面になるよう
に延在してピックアップ部13をガイドするガイドシャ
フト23とよりなる。
【0005】ピックアップ部13は、スレッド24上
に、対物レンズ25aを開口16a側に表出させたピッ
クアップ25が搭載されたもので、スレッド24の一方
側がリードスクリュウ22に係合する係合部24aが形
成され、他方側がガイドシャフト23を挟持するように
係合する係合部24bが形成される。なお、ピックアッ
プ25を構成する対物レンズ25aは、フォーカシング
やトラッキングを行うために該ピックアップ25内でワ
イヤ等により宙吊り状態で設けられる。
【0006】また、ピックアップ25は、リードデータ
やフォーカシング、トラッキングの制御信号を制御基板
(図に表われず)とで授受を行うためのコネクタ25b
が設けられており、このコネクタ25bにフレキシブル
ケーブル26が接続されるものである。
【0007】一方、ターンテーブル14は、その下部に
駆動用モータ(図に表われず)が設けられており、該駆
動用モータにより該ターンテーブル14上にクランプさ
れたディスク媒体を一定の回転数で定速駆動するもので
ある。このようなディスク装置11において、ターンテ
ーブル14にクランプされたディスク媒体のトラック間
をピックアップ部13を移動させる場合、送りモータ2
0を駆動してリードスクリュウ22を回転させることに
より、所定の位置にピックアップ部13を位置させるも
ので、この送り制御は所定のタイミングで送りモータ2
0を一定の電流でオン/オフするオープンループ制御方
式で行われる。
【0008】そこで、図8に、従来のディスク装置の送
りモータ駆動制御の説明図を示す。図8(A)は制御電
流の波形図であり、図8(B)はピックアップ部の速度
の状態図である。いま、シーク開始t0 で制御電流が送
りモータ20に供給されるとピックアップ部13は徐々
に速度を上げ該制御電流に相応する速度に達すると当該
制御電流の供給が停止するまで該速度を維持して移動す
る。
【0009】そして、トラックジャンプをピックアップ
部13により読み出し、これをカウントして目標トラッ
クに当該ピックアップ部13が位置したときに
(t1 )、制御電流の供給が停止されるが、送りモータ
20及び伝達機構21のイナーシャによりオーバシュー
トtOV1 が生じる。そのオーバシュート分の移動を戻す
ために極性の異なる(逆回転)電流を供給(t2 〜
t3 )することでリシークを行わせる。このリシークに
よってもオーバシュート(tOV2 )は少なからず生じる
もので、問題にならない程度までにオーバシュートの補
正が繰り返されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
ピックアップ部13のオーバシュートを補正を行ってい
るが、該ピックアップ部13が目標トラックへの収束の
安定化が図れず、またある程度の位置決めまで時間を要
して高速化が図れないという問題がある。
【0011】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、目標トラックへのシークの高速化、安定化を図
るディスク装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、移動手段で移動されるヘッドを、記
憶媒体の目標トラックにオープンループ方式で制御移動
させて位置させる機能を備えるディスク装置において、
前記ヘッドの所定区間での移動量に対する該ヘッドの移
動速度情報が予め記憶される記憶手段と、該ヘッドの移
動の際に読み出されるトラック情報に基づいて当該ヘッ
ドの移動に関する情報を算出し、該ヘッドの移動量に応
じて移動開始時に該記憶手段からの移動速度情報に基づ
いて前記移動手段に出力する初期制御の第1の制御信
号、該ヘッドの位置に応じた該記憶手段からの移動速度
情報に基づいて前記目標トラックへの該ヘッドの到達直
前で行うブレーキ開始までの所定移動期間を減速させる
第2の制御信号、及び該第2の制御信号の供給停止後に
所定期間後移動手段を逆方向駆動させる第3の制御信号
を供給して、該ヘッドを該目標トラック上に位置させる
制御手段と、を有してディスク装置が構成される。
【0013】請求項2では、請求項1記載の制御手段に
より供給される第1及び第3の制御信号は、前記移動手
段の駆動が最大定格出力とさせるべき信号とされる。請
求項3では、請求項1又は2記載の制御手段より供給さ
れる第3の制御信号は、前記第2の制御信号の停止直前
における前記ヘッドの移動速度に、前記記憶手段に記憶
された対応する定数を乗算して得られる時間で供給され
る。
【0014】上述のように請求項1の発明では、制御手
段がヘッド移動によるトラック情報に基づいて、移動開
始時に第1の制御信号を供給し、ヘッドが所定位置まで
移動したときに記憶手段からの移動速度情報に基づいて
減速させる第2の制御信号を供給し、第2の制御信号の
供給停止後に所定期間移動手段を逆方向駆動させる第3
の制御信号を供給する。これにより、オープンループ制
御方式にも拘らずヘッドを目標トラック上にオーバシュ
ートなく安定して収束させることが可能になると共に、
収束までの時間が短縮されてシークやアクセスの高速化
を図ることが可能となる。
【0015】請求項2の発明では、移動手段の駆動開始
時における第1の制御信号と、逆方向駆動させる第3の
制御信号の供給で該移動手段を最大定格出力となるよう
に駆動させる。これにより、ヘッドの目標トラックへの
収束までの時間短縮による高速化を図ることが可能とな
る。
【0016】請求項3の発明では、第3の制御信号の供
給時間を、第2の制御信号の停止直前におけるヘッドの
移動速度に予め設定された定数を乗算して算出して得
る。これにより、容易かつ確実にヘッドを目標トラック
に収束させて安定化を図ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例の要部
構成図を示す。図1(A)は、後述する図2に示すよう
なCD−ROMドライブ等の光ディスク装置におけるヘ
ッドであるピックアップを送りモータでディスク媒体の
目標トラック上にシークさせる送りモータサーボ系のブ
ロック構成図であり、図1(B)は図1(A)のMPU
の機能ブロック図である。
【0018】図1(A)において、制御手段としてのM
PU(マイクロプロセッサユニット)31に、図示しな
いホスト装置(ディスク装置が接続されるパーソナルコ
ンピュータ等の上位装置)から与えられる目標アドレス
と、ピックアップが現在位置している現在アドレスと、
ピックアップ移動時にディスク媒体より読み出されるト
ラックジャンプパルスを分周器32を介して分周(後述
するように例えば64)した分周トラックジャンプパル
スが入力される。MPU31にはクロック発生器33よ
り発生される基準クロックが入力されるように接続され
ると共に、ROM(Read Only Memory) 34が接続され
る。
【0019】ROM34には、ピックアップ移動距離又
は移動量に応じた移動速度データや送りモータに逆方向
駆動のブレーキをかけるためのデータが記憶される。従
って、MPU31は、ピックアップの現在アドレスや目
標アドレス、分周トラックジャンプパルス、クロック発
生器33からの基準クロックに基づいて、ROM34か
らの移動速度データを参照しつつ初期制御の第1の制御
信号、減速制御の第2の制御信号、ブレーキ制御の第3
の制御信号を送りモータサーボ回路35に供給する。そ
して、送りモータサーボ回路35はモータドライバ(D
−Aコンバータ等)を備え、該モータドライバによりピ
ックアップを移動させる送りモータ36が制御駆動され
るものである。
【0020】また、図1(B)において、MPU31
は、ダウンカウンタ41、アップカウンタ42、カウン
タ43、及びカウンタ46の演算機能を有し、ROM3
4の一部の領域のROM34aからのデータに基づいて
演算する除算器44及び乗算器45の演算機能を有し、
スイッチ47の条件分岐演算機能を有し、トラック数演
算回路48の演算機能を有する。上記分周器32からの
分周トラックジャンプパルスがダウンカウンタ41とア
ップカウンタ42に入力され、ダウンカウンタ41はト
ラック数演算回路48から与えられたトラックジャンプ
数を分周トラックジャンプパルスでダウンカウントす
る。このトラックジャンプ数はシーク動作の直前にホス
ト装置から与えられる目的アドレスと、ピックアップが
現在位置している現在アドレスからトラック数演算回路
48によって算出して得ている。
【0021】カウンタ46はホスト装置から入来するシ
ーク開始命令によって起動し、クロック発生器33の基
準クロックを計数するもので、例えば5msecを計数する
ものである。カウンタ46が5msecを計測している間
は、スイッチ47に対してROM34cのデータを出力
するように制御される。ROM34cは図1(A)のR
OM34のうちの一部の領域で、ピックアップを最大速
度で駆動させるための制御データが格納されている。
【0022】カウンタ46が5msecの計測を終了する
と、スイッチ47はROM34c側からROM34の一
部の領域のROM34bからの速度制御量とカウンタ4
3からのブレーキ制御量を加算する加算器49側に切り
替えられ、加算器49から入来する速度制御信号を送り
モータサーボ回路35へ出力する。
【0023】ダウンカウンタ41の出力はピックアップ
の減速制御に必要な速度制御信号を生成する際の、ピッ
クアップが移動している最中の残りのトラックカウント
数のデータの生成と、ピックアップが目的位置(停止開
始位置)に到達したか否かの判断に供される。
【0024】そこで、作用を説明すると、まず、シーク
動作の直前にホスト装置から与えられた目的アドレス
と、ピックアップから得られる現在アドレスから、ピッ
クアップが移動するに必要なトラックジャンプ数をトラ
ック数演算回路48にて算出し、ダウンカウンタ41の
初期値として与える。
【0025】次に、シーク動作が開始されると、分周ト
ラックジャンプパルスによってダウンカウンタ41はト
ラックジャンプ数をダウンカウントする。この時のカウ
ント値がROM34bにアドレスデータとして与えられ
る。ROM34bは図1(A)のROM34のうちの一
部の領域で、ピックアップの「残りの距離」のデータ
と、それに対応する制御量のデータがテーブル形式で格
納されている。ROM34bから出力される制御量はス
イッチ47を介して、速度制御信号として出力される。
ダウンカウンタ41がカウント0を指し示すと、ブレー
キ制御を開始するべく除算器44にトリガパルスを出力
する。
【0026】一方、アップカウンタ42には常にクロッ
ク発生器33の基準クロックが供給されていて、分周ト
ラックジャンプパルスでリセットされている。すなわ
ち、入来する分周トラックジャンプパルスの間の時間T
φを計測して、除算器44に出力している。
【0027】除算器44はダウンカウンタ41のトリガ
パルスにて初めて除算を開始する。ROM34aから読
み出した移動速度情報であるトラックジャンプパルス毎
の距離データ(分周トラック数K×トラックピッチT
p)を、アップカウンタ42からの時間Tφで除算する
ことにより(K・Tp/Tφ)、ブレーキ制御開始直前
のピックアップ移動速度vφを求める。
【0028】上記直前の速度(vφ)は乗算器45で、
ROM34aより読み出した定数βを乗算し(β・v
φ)、この値がブレーキ信号印加時間としてカウンタ4
3に出力される。カウンタ43はカウンタ41と同様に
ダウンカウンタであり、乗算器45からのデータが入力
された後にクロック発生器33からの基準クロックをダ
ウンカウントし、カウント値が零になるまで、該カウン
タ43から送りモータサーボ回路35に送りモータ36
を逆回転させる第3の制御信号であるブレーキ制御信号
を出力するものである。
【0029】ここで、図2に、図1が適用されるディス
ク装置の一例の全体構成図を示す。図2は光ディスク装
置51を示したもので、ディスク媒体であるCD−RO
M等の光ディスク52がディスクモータ53に回転自在
に装着される。また、ヘッドであるピックアップ54が
移動手段である送りモータ36によりリードスクリュウ
36aを介して該光ディスク52の半径方向に移動自在
に設けられる。ピックアップ54は、レーザダイオード
55,ビームスプリッタ56,受光部(ディテクタ)5
7,反射ミラー58及び対物レンズ59により構成され
るもので、対物レンズ59は図示しないが前述のように
ワイヤ等により宙吊り状態で配置され、光ディスク52
に対して水平方向及び垂直方向に微小移動させるアクチ
ュエータがそれぞれ設けられる。
【0030】すなわち、光ピックアップ54は、レーザ
ダイオード55より発せられるレーザ光をビームスプリ
ッタ56,反射ミラー58,対物レンズ59を介して光
ディスク52に照射し、該光ディスク52からの反射光
が対物レンズ59,反射ミラー58,ビームスプリッタ
56を介して受光部57に受光される。
【0031】一方、回路系では、装置全体を統括するシ
ステム制御部としてのコントローラ61が設けられてお
り、このコントローラ61は全体制御系のMPUを備え
るもので、図1(A)はそのうちの送りモータサーボ系
の構成図を示したものである。このコントローラ61
は、大別してディスクモータ駆動回路62,フォーカス
サーボ回路63,トラッキングサーボ回路64,送りモ
ータサーボ回路35,及び信号処理回路65を統括して
制御する。なお、コントローラ61は、インタフェース
回路等を介在させてパーソナルコンピュータ等のホスト
装置に接続される。
【0032】ディスクモータ駆動回路62は、ディスク
モータ53をコントローラ61からの制御信号に基づい
て光ディスク52を所定の回転数で回転するように駆動
する。フォーカスサーボ回路63は、検出したフォーカ
スエラー信号に基づくコントローラ61からの制御信号
によりピックアップ54のアクチュエータを駆動し、対
物レンズ59を光ディスク52の方向に微小移動させて
フォーカシングを行う。トラッキングサーボ回路64
は、検出したトラッキングエラー(TE)信号に基づく
コントローラ61からの制御信号によりアクチュエータ
を駆動し、対物レンズ59を光ディスク52の半径方向
に微小移動させてトラッキングを行う。
【0033】送りモータサーボ回路35は、検出した位
置エラー信号やトラックパルス等に基づくコントローラ
61からの上記各種制御信号により送りモータ36を駆
動して、ピックアップ54をトラック間移動の粗シーク
を行わせる。信号処理回路65はピックアップ54で再
生された情報をコントローラ61による制御のもとで信
号処理を行う。この再生情報には、ピックアップ54の
シーク中に読み出したトラックジャンプパルスが含ま
れ、コントローラ61内でトラックジャンプ数が計測さ
れると共に、上記分周器32に供給される。
【0034】なお、上記光ディスク装置51の機械的構
成の要部は前述の図6及び図7と同様である。そこで、
図3に、図1の送りモータ駆動制御の原理説明図を示
す。図3(A)は制御電流の波形図、図3(B)はピッ
クアップ54の速度の状態図である。図3(A),
(B)において、シーク開始時t0 に、ピックアップ5
4の移動目的位置(t2 )までのトラック数(又は距
離)が所定値(N)以上か否かを判断して、所定値以上
のときに、MPU31は送りモータサーボ回路35に、
送りモータ36を最大定格出力で回転させる制御信号
(初期制御の第1の制御信号)を供給して該送りモータ
36を回転させて当該ピックアップ54を移動させる。
このとき、ピックアップ54の速度は移動開始より徐々
に上昇して一定の速度に達したときに定常移動状態とな
る。このピックアップ54の移動中にトラックジャンプ
数から残りの移動トラック数(又は距離)を算出する。
【0035】残りの移動トラック数(又は距離)が所定
値(N)以下になると(t1 )、上述の図1(B)に示
すダウンカウンタ41及びアップカウンタ42が分周ト
ラックジャンプパルスとトラックジャンプ数及び基準ク
ロックにより計数を開始し、除算器44においてROM
34からの移動速度情報に基づいて移動速度を算出して
送りモータサーボ回路35に減速制御の第2の制御信号
としての速度制御信号を供給して、減速状態に入る。
【0036】この減速状態は、ピックアップ54が目的
位置(t2 )に到達するまで(T1)、ROM34の移
動速度情報に基づいて徐々に減速するようにMPU31
より送りモータサーボ回路35に制御信号が供給され
る。そして、ピックアップ54が目的位置(t2 )に到
達しても、送りモータ36のイナーシャにより送り方向
に所定速度で回転し続ける。そこで、直前の速度が図1
(B)に示す乗算器45においてROM34からの情報
に基づいて算出され、この速度に応じた時間(T2 =t
3 −t2 )の間MPU31より送りモータサーボ回路3
5に、送りモータ36を最大定格出力で逆回転させるブ
レーキ制御を行うべく第3の制御信号としてのブレーキ
制御信号を供給する。このブレーキ制御信号は、ピック
アップ54の目標トラック位置(t3 )のときに供給停
止されて、該ピックアップ54の速度が零になるように
供給される。
【0037】これにより、ピックアップ54は、目標ト
ラック上に直ちに位置(収束)されることになる。すな
わち、オープンループ制御方式でピックアップ54を目
標トラックに誤差が少なく安定して収束させることがで
きると共に、直ちに収束されることから収束までの時間
が短縮されてシークやアクセスの高速化が図られるもの
である。
【0038】
【実施例】上述のCD−ROMをディスク媒体(光ディ
スク52)とする光ディスク装置51では、上述のよう
にピックアップ54の対物レンズ59がワイヤ(バネ)
等で宙吊り状態で支持されており、アクチュエータでフ
ォーカシング、トラッキングを行う場合には、製造コス
トが安価な反面、シーク時やトラッキング時に発生する
ディスク半径方向の力(加速度)に対して該対物レンズ
59が捩じれることになる。例えば、シーク時にピック
アップ54に強い加速度を加えると対物レンズ59が内
壁に衝突してシーク終了直後のトラッキング動作に悪影
響を与えることになる。
【0039】そのため、対物レンズ59に許容される最
大捩じれ量を定め、さらに対物レンズ59を支持するワ
イヤのばね定数を用いてピックアップ54に許容される
最大加速度を算出する。ここでは、最大捩じれ量を50
μm と設定し、最大許容加速度を2.4 m/sec2とする。
【0040】ここで、図4に、本発明の送りモータの制
御量の一例の説明図を示す。上述のように対物レンズの
最大捩じれ量を50μm ,最大許容加速度を2.4 m/sec2
としたときの、上記ROM34に記憶される移動速度情
報として、図4に示すように設定される。なお、図4に
おける制御量DC は10進の場合と16進の場合を示
し、移動における残りトラック数(又は距離)に応じた
所定カウント値Nに対するピックアップ54の速度のパ
ラメータがテーブルとして記憶される。この場合、カウ
ント値Nは後述するように分周トラックジャンプパルス
数であり、N≦46より減速状態に移行させるもので、
N>46のときには送りモータ36の最大定格出力に応
じた速度で移動させるものである。
【0041】そこで、上記ROM34内の速度設定につ
いて説明する。まず、送りモータサーボ回路35の備え
るモータドライバの制約から送りモータ36の最大許容
速度(最大定格出力)vmax を0.15m/sec として、減速
加速度αを上記最大許容加速度と同様にα=2.4 m/sec2
とする。なお、ディスク媒体である光ディスク(CD−
ROM)52のトラックピッチTP は1.6 μm である。
そして、MPU31の処理能との関係上、トラックジャ
ンプパルスを分周器33で分周(分周比K=64)して
64トラック移動するごとに1パルスをMPU31(ダ
ウンカウンタ41及びアップカウンタ42)に入力させ
るものとする。この場合、送りモータ36の動作特性が
電流に対して直線的に増加するものとする。
【0042】そこで、ピックアップ54の移動距離に着
目し、減速領域に発生する分周パルス数を求める。速度
vがv=α・tであることから距離Lは、 L=(α/2)t2 =(α/2)×(v/α)2 =v2 /2α ・・・ (1) となる。分周トラックカウント数をNとすると、L=T
P KNから、 TP KN=v2 /2α N=v2 /(2・α・TP ・K) ・・・ (2) となる。従って、数値を代入すると、N=46カウント
となる。すなわち、N=46より減速状態に移行させる
ものである。
【0043】また、(2)式より速度vは、 v=√(2・α・TP ・K・N) ・・・ (3) であり、速度はv=22.2×10-3√N(m/sec )とな
る。さらに、送りモータサーボ回路35の備えるモータ
ドライバにおけるD−Aコンバータに出力する制御量D
C は、分解能を256とすると、 DC =(v/vmax )×256×√N=37.8√N ・・・ (4) となる。従って、分周トラックカウント数Nを46より
順次1ずつ減少させたときの速度v及び制御量DC が図
4に示すようになるものである。
【0044】続いて、図5に、ピックアップのシーク距
離に応じた送りモータ駆動制御の電流波形図を示す。図
5(A)において、シーク開始時t0 において、T0 の
期間を固定期間として、例えば5msecの期間送りモータ
36を最大定格出力(最大許容速度vmax )で回転させ
る初期制御信号を出力する。その5msec後のピックアッ
プ54の位置(t01)から目的位置(t2 )までの移動
距離T1 が上記N>46か否かが判断され、図5(A)
に示すようにN>46の場合には、最大許容速度vmax
のままでN=46になるまで移動させる(T11)。
【0045】ピックアップ54の移動によりN=46に
なる時点(t1 )で、ROM34に記憶された速度vで
Nのカウント値に応じて順次減速させる(T12)。そし
て、v=0の時(t2 )が目的位置であり、その直前の
速度よりブレーキ制御信号の供給時間T2 を図1(B)
に示すように算出して送りモータ36を逆回転させるブ
レーキ制御信号を供給してピックアップ54を目標トラ
ック上に位置させるものである。
【0046】一方、図5(B)に示すように、T0 (5
msec)の最大許容速度vmax の移動後(t1 )の残りの
移動量が(N≦46)の場合には、ROM34よりN値
に応じた速度を読み出して目的位置t2 (T1 )まで減
速する。そして、N=0の時(t2 )の直前の速度より
ブレーキ制御信号の供給時間T2 を図1(B)に示すよ
うに算出して送りモータ36を逆回転させるブレーキ制
御信号を供給してピックアップ54を目標トラック上に
位置させるものである。
【0047】このように、ROM34内に格納する速度
を予め求めて、モータドライバ(送りモータサーボ回
路)の最大制御量で送りモータ36が最高速度で移動す
るようにすることにより、オープンループ制御方式にも
拘らず高速にピックアップ54を収束させ、高速化、安
定化を図ることができるものである。
【0048】なお、上記実施例では、光ディスク装置を
例として示したが、オープンループ制御方式でピックア
ップ等のヘッドをシークさせる総てのディスク装置に適
用することができるものである。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
制御手段がヘッド移動によるトラック情報に基づいて、
移動開始時に第1の制御信号を供給し、ヘッドが所定位
置まで移動したときに記憶手段からの移動速度情報に基
づいて減速させる第2の制御信号を供給し、第2の制御
信号の供給停止後に所定期間移動手段を逆方向駆動させ
る第3の制御信号を供給することにより、オープンルー
プ制御方式にも拘らずヘッドを目標トラック上にオーバ
シュートなく安定して収束させることが可能になると共
に、収束までの時間が短縮されてシークやアクセスの高
速化を図ることができる。
【0050】請求項2の発明によれば、移動手段の駆動
開始時における第1の制御信号と、逆方向駆動させる第
3の制御信号の供給で該移動手段を最大定格出力となる
ように駆動させることにより、ヘッドの目標トラックへ
の収束までの時間短縮による高速化を図ることができ
る。
【0051】請求項3の発明によれば、第3の制御信号
の供給時間を、第2の制御信号の停止直前におけるヘッ
ドの移動速度に予め設定された定数を乗算して算出して
得ることにより、容易かつ確実にヘッドを目標トラック
に収束させて安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成図である。
【図2】図1が適用されるディスク装置の一例の全体構
成図である。
【図3】図1の送りモータ駆動制御の原理説明図であ
る。
【図4】本発明の送りモータの制御量の一例の説明図で
ある。
【図5】ピックアップのシーク距離に応じた送りモータ
駆動制御の電流波形図である。
【図6】従来のディスク装置の一例の要部平面図(1)
である。
【図7】図6のピックアップ機構の下方における要部平
面図である。
【図8】従来のディスク装置の送りモータ駆動制御の説
明図である。
【符号の説明】
31 MPU 32 分周器 33 クロック発生器 34 ROM 35 送りモータサーボ回路 36 送りモータ 41 ダウンカウンタ 42 アップカウンタ 43 カウンタ 44 除算器 45 乗算器 51 光ディスク装置 54 ピックアップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動手段で移動されるヘッドを、記憶媒
    体の目標トラックにオープンループ方式で制御移動させ
    て位置させる機能を備えるディスク装置において、 前記ヘッドの所定区間での移動量に対する該ヘッドの移
    動速度情報が予め記憶される記憶手段と、 該ヘッドの移動の際に読み出されるトラック情報に基づ
    いて当該ヘッドの移動に関する情報を算出し、該ヘッド
    の移動量に応じて移動開始時に該記憶手段からの移動速
    度情報に基づいて前記移動手段に出力する初期制御の第
    1の制御信号、該ヘッドの位置に応じた該記憶手段から
    の移動速度情報に基づいて前記目標トラックへの該ヘッ
    ドの到達直前で行うブレーキ開始までの所定移動期間を
    減速させる第2の制御信号、及び該第2の制御信号の供
    給停止後に所定期間後移動手段を逆方向駆動させる第3
    の制御信号を供給して、該ヘッドを該目標トラック上に
    位置させる制御手段と、 を有することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御手段により供給され
    る第1及び第3の制御信号は、前記移動手段の駆動が最
    大定格出力とさせるべき信号とされることを特徴とする
    ディスク装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の制御手段より供給
    される第3の制御信号は、前記第2の制御信号の停止直
    前における前記ヘッドの移動速度に、前記記憶手段に記
    憶された対応する定数を乗算して得られる時間で供給さ
    れることを特徴とするディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010015653A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Hitachi Ltd 光ディスク装置及び撮像装置

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JP2010015653A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Hitachi Ltd 光ディスク装置及び撮像装置

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