JPH0911589A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH0911589A
JPH0911589A JP7163179A JP16317995A JPH0911589A JP H0911589 A JPH0911589 A JP H0911589A JP 7163179 A JP7163179 A JP 7163179A JP 16317995 A JP16317995 A JP 16317995A JP H0911589 A JPH0911589 A JP H0911589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
ratio
image
expected
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7163179A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ikuta
泰弘 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7163179A priority Critical patent/JPH0911589A/ja
Publication of JPH0911589A publication Critical patent/JPH0911589A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の印字に異常が発生したときには操作者
を煩わせることなく検知できるようにする。 【構成】 感光体ドラム31のトナー像を転写するトラ
ンスファコロトロン35の後方の搬送路上には用紙46
のトナー像の印字比率を測定する1次元イメージセンサ
24が配置されている。この装置では、受信した印字デ
ータを基にして印字の際の印字比率を予測するようにし
ており、両者の差が所定の許容範囲を逸脱するときに
は、印字に白抜けが発生したり印字が行われず白紙で排
出されたとして異常の検出を行うようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子複写機やファクシミ
リ装置のように画像のプリントを行う画像処理装置に係
わり、詳細には異常プリントに対処できるようにした画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば画像を1次元イメージセンサで読
み取って感光体にレーザビームを走査して静電潜像を形
成してプリントアウトを行うようにした電子複写機で
は、1次元イメージセンサや画像処理の過程等で何らか
の障害が発生すると、画像の正常なプリントが行われ
ず、白紙や部分的に白抜けとなった用紙が排出される場
合がある。このように白紙や部分的に白抜けとなった用
紙は、当然ながら必要な情報が欠落しており、好ましく
ない。
【0003】以上、複写機の場合について説明を行った
が、コンピュータの作成した画像情報をファクシミリ装
置やプリンタでプリントアウトさせる場合には、更に深
刻な問題が発生する場合がある。例えば、ホストコンピ
ュータの作成した画像情報がプリンタにオンラインで多
数送られてくるものとする。プリンタにジャム(紙づま
り)が発生したような場合には、その時点でホストコン
ピュータに対して画像の再送が指示されることは従来か
ら行われている。また、プリンタ側にこのような画像を
一時的に格納しておき、ジャムが発生したときにそれを
使用するようにすることも当然考えられる。
【0004】ところが、何らかの原因でページメモリに
1ページ分の画像が形成されなかったような障害が発生
すると、このときにジャムが発生しなかったと前提すれ
ば、用紙の排出自体は何ら不都合なく行われる。このよ
うに画像に問題が存在しても用紙の排出に障害がなけれ
ば、画像の欠陥が確認されるのが、例えば配布された用
紙の内容の検討を行う会議の席の場合である場合のよう
に、印刷からかなり時間を経た場合であることが多い。
このようなときに、ホストコンピュータ側にその画像情
報の再送を要求したとしても、時間の経過した画像情報
はすでに送り側に存在しない場合が多く、再送が不可能
となる。また、プリンタ側に画像情報を蓄積するメモリ
が備えられているとしても、比較的長い時間中に存在す
る可能性のある多くの画像情報を蓄積するだけのメモリ
容量を持たせることは現実に不可能である。
【0005】そこで、特開昭58−7655号公報や、
特開昭63−183476号公報では、プリントの終了
した用紙の搬送路上にフォトセンサを配置しておき、反
射光を検出して白紙であるかどうかの判別を行うこと
で、迅速な検知を可能にして、ホストコンピュータから
の画像情報の再送やジャム発生時における画像の再形成
を可能にしている。また、特開昭64−11271号公
報では、原稿について同様に光学的に白紙であるかどう
かの検出を行い、白紙である場合には注意を促させるよ
うになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、プリントの終了した用紙が完全に白紙の場合にの
みその異常を確実に検出することができる。すなわち、
例えば1ページの中でページの先頭部分にわずか2〜3
字の印字が行われているような場合には、全体的に白紙
であると誤認してしまい、異常と検出してしまうことが
ありうる。また、従来のこのような技術では、用紙の一
部に白抜けが発生した場合には、印字部分の検出が行わ
れる結果として、印字の異常を検出することができなか
った。したがって、前記したように印字の異常を検出す
るまでの時間が長いと、その文書の再現が不可能になる
という事態が発生した。
【0007】もちろん、このような事態の発生は画像処
理装置のプリントアウトの状態を操作者がチェックする
ことによって防止することができる。しかしながら、画
像処理装置の高速化と、通信ネットワークの発展によっ
て昼夜を問わず情報の受信が行われるようになった昨今
では、操作者がプリントアウトされた用紙を逐一点検す
ることは事実上不可能である。
【0008】そこで本発明の第1の目的は、用紙の印字
に異常が発生したときにはこれを操作者を煩わせること
なく検知することのできる画像処理装置を提供すること
にある。
【0009】本発明の第2の目的は、用紙の一部にしか
印字が行われないような場合であっても、白紙の状態や
白抜けの発生を確実に検知することのできる画像処理装
置を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、用紙に印字が行わ
れる前の段階で白紙の状態や白抜けの発生を確実に予知
することのできる画像処理装置を提供することにある。
【0011】本発明の第4の目的は、画像の読取手段を
備える装置で印字の際の白紙の状態や白抜けの発生を確
実に検知することのできる画像処理装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)印字情報を基にして印字すべき用紙の所定の
領域での印字予想比率を算出する印字予想比率算出手段
と、(ロ)用紙の所定の領域に対応する実際の印字比率
を計測する印字比率計測手段と、(ハ)印字予想比率算
出手段によって算出された印字予想比率と印字比率計測
手段によって計測された実際の印字比率の差を求める差
分演算手段と、(ニ)この差分演算手段によって求めら
れた差分が所定の許容範囲を逸脱したとき画像の出力の
異常を検出する画像出力異常検出手段とを画像処理装置
に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、印字情
報を基にして印字すべき用紙の全体あるいは所定の範囲
における印字される面積の割合を示した印字予想比率を
算出する一方、その領域に対応する用紙の実際の印字比
率を計測する。そして、これらの差が所定の許容範囲を
逸脱したときには、画像の白抜けや画像の再現に際する
何らかの異常が発生したものとして画像の出力の異常を
検出するようになっている。
【0014】請求項2記載の発明では、(イ)印字情報
を基にして印字すべき用紙の1ページ内における印字の
行われる1または複数の印字領域を判別する印字領域判
別手段と、(ロ)この印字領域判別手段によって判別さ
れた印字領域の少なくとも1つについてその印字予想比
率を印字する文字の割合や印字部分の濃度を基にして予
測する印字予想比率算出手段と、(ハ)印字予想比率算
出手段によって予測された領域に対応する用紙の印字比
率を計測する印字比率計測手段と、(ニ)印字予想比率
算出手段によって算出された印字予想比率と印字比率計
測手段によって計測された実際の印字比率の差を求める
差分演算手段と、(ホ)この差分演算手段によって求め
られた差分が所定の許容範囲を逸脱したとき画像の出力
の異常を検出する画像出力異常検出手段とを画像処理装
置に具備させる。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、印字情
報を基にして印字領域判別手段が印字すべき用紙の1ペ
ージ内における印字の行われる1または複数の印字領域
を判別する。そして、印字予想比率算出手段がこれらの
印字領域ごとに印字される面積の割合を示した印字予想
比率を算出することにしている。印字比率計測手段は、
これらの印字領域ごとに用紙の印字比率を計測する。ま
た、差分演算手段はこれらの印字領域ごとに両者の差分
を求めることになる。この結果、画像出力異常検出手段
はいずれかの印字領域で差分が許容範囲を逸脱したとき
画像の出力の異常を検出することができ、1ページにお
ける画像の出力される面積が小さいような場合でも画素
の出力の異常を正確に検出することができるようにな
る。
【0016】請求項3記載の発明では、(イ)印字情報
を基にして印字すべき用紙の所定の領域での印字予想比
率を算出する第1の印字予想比率算出手段と、(ロ)印
字情報を基にして用紙に画像を転写するための潜像を形
成する潜像形成手段と、(ハ)用紙の所定の領域に対応
する潜像段階でこの用紙に対する実際の印字比率を予想
する第2の印字予想比率算出手段と、(ニ)これら第1
および第2の印字予想比率算出手段によって算出された
印字予想比率の差を求める差分演算手段と、(ホ)この
差分演算手段によって求められた差分が所定の許容範囲
を逸脱したとき画像の出力の異常を検出する画像出力異
常検出手段と、(ヘ)この画像出力異常検出手段が画像
の出力の異常を検出したとき警報を出力する警報出力手
段とを画像処理装置に具備させる。
【0017】この請求項3記載の発明では、請求項1お
よび請求項2記載の発明と異なり、実際に用紙に印字が
行われるよりも前の段階で印字の異常の可能性を判別す
るようにしている。すなわち、第1の印字予想比率算出
手段で印字すべき用紙の所定の領域での印字予想比率を
算出し、次に第2の印字予想比率算出手段で画像に対応
した静電潜像の形成段階で静電電位計等の手段を使用し
て用紙に対する実際の印字比率を予想するようにしてい
る。そして、例えば帯電用のチャージコロトロンの異常
や感光体の劣化等によってトナー像の作成が正常に行わ
れない兆候がこの静電潜像の形成の段階で発生していた
場合には、第1および第2の印字予想比率算出手段によ
って算出された印字予想比率の差を求め、これが許容範
囲を逸脱することによって画像の出力の異常を検出する
ことにしている。
【0018】したがって、請求項3記載の発明では、用
紙に現実に画像が形成される前の段階で画像の異常を検
出することができ、複写機であれば用紙に無駄を発生さ
せることなく、異常を検知し、正常な状態で画像の形成
を試みることができる。また、プリンタのように外部か
ら印字データの供給を受ける場合には、その印字データ
を蓄積しておいたり、ホストコンピュータ等の印字デー
タ送出源に対して再送をより迅速に要求することができ
る。
【0019】請求項4記載の発明では、(イ)原稿上の
画像情報を読み取る原稿読取手段と、(ロ)この原稿読
取手段の読み取った画像情報を用紙に印字する際の印字
予想比率を算出する印字予想比率算出手段と、(ハ)用
紙の所定の領域に対応する実際の印字比率を計測する印
字比率計測手段と、(ニ)印字予想比率算出手段によっ
て算出された印字予想比率と印字比率計測手段によって
計測された実際の印字比率の差を求める差分演算手段
と、(ホ)この差分演算手段によって求められた差分が
所定の許容範囲を逸脱したとき画像の出力の異常を検出
する画像出力異常検出手段とを画像処理装置に具備させ
る。
【0020】すなわち請求項4記載の発明では、原稿上
の画像情報を読み取る原稿読取手段を備えた複写機等の
画像処理装置に関するものである。原稿読取手段の読み
取った画像情報を基にして印字予想比率算出手段は印字
の際の印字予想比率を算出する。そして、印字比率計測
手段が用紙の対応する領域の実際の印字比率を計測し、
差分演算手段で両者の差分を求め、これが所定の許容範
囲を逸脱したときに画像の出力の異常を検出することに
している。カラー画像の印字を行う画像処理装置では、
原稿読取手段が各色ごとに画像の読み取りを行って印字
予想比率を算出し、差分演算手段がそれぞれの色の差分
を演算して異常の検出を行うようにしてもよいし、合成
された色に対応する白黒画像における印字比率を計測し
てこれと印字予想比率の差が許容範囲に入るかによって
異常を検出するようにしてもよい。前者の場合には、構
成色ごとに現像装置等の異常を検出することができるこ
とになる。
【0021】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0022】第1の実施例
【0023】図1は、本発明の第1の実施例の画像処理
装置としてのレーザプリンタについてその回路構成を表
わしたものである。このレーザプリンタは各種制御の中
枢的な機能を有するCPU(中央処理装置)11を搭載
している。CPU11は、データバス等のバス12を通
じて装置内の各部と接続されている。このうちROM1
3は、このレーザプリンタの各部の制御を行うためのプ
ログラムや固定的な情報を格納したリード・オンリ・メ
モリである。作業用メモリ14は、プログラムの実行に
伴って必要とされるデータや印字データを印字的に格納
するランダム・アクセス・メモリである。入出力回路1
5は、操作パネル16の図示しない液晶パネルに必要な
データを出力したり、同じく操作パネル16の図示しな
い操作キー群から必要なデータを入力するための回路で
ある。通信制御装置17は通信ケーブル18と接続され
ており、この図には示されていないホストコンピュータ
から印字データの供給を受けると共に、これに伴う制御
データの送受信を行うようになっている。
【0024】フォント記憶部19は、印字データとして
文字コードの供給を受けたとき、これに対応するフォン
トのビットマップデータを出力するために各種フォント
を格納したリード・オンリ・メモリである。ROM13
およびフォント記憶部19の一部または全部は、ハード
ディスクその他の他の記憶装置で構成することも可能で
ある。印字制御部21は印字機構22の制御を行うため
の回路である。印字機構22は、レーザビームを使用し
て用紙に印字を行うようになっている。センサ入力回路
23は、CCDによって構成された1次元イメージセン
サ24から印字後の用紙の画像を入力するようになって
いる。センサ入力回路23は、フォトダイオード等の光
電変換素子が1つ配置された通常の光センサ25とも接
続されており、印字前の用紙の濃淡の程度をこれから入
力するようになっている。
【0025】図2は、印字機構とその周辺装置の概要を
表わしたものである。印字機構22は感光体ドラム31
を備えている。感光体ドラム31は矢印32で示す方向
に定速で回転するようになっており、その周囲にチャー
ジコロトロン33、現像装置34、トランスファコロト
ロン35およびクリーニング装置36を配置している。
チャージコロトロン33は感光体ドラム31に一様に電
荷を付与するコロトロンである。チャージコロトロン3
3と現像装置34の間には、レーザ38から射出され、
光学系39およびポリゴンミラー41を経たレーザビー
ム42が照射されるようになっている。このレーザビー
ム42は印字データに基づいた画像信号によって変調さ
れ、ポリゴンミラー41によって感光体ドラム31の軸
方向(主走査方向)に走査されて静電潜像の形成が行わ
れるようになっている。
【0026】感光体ドラム31上に形成された静電潜像
は、例えば磁気ブラシ現像装置から構成される現像装置
34で現像され、画像に対応したトナー像が作成され
る。このトナー像は、給紙トレイ44から送りローラ4
5によってフィードされる用紙46に対してトランスフ
ァコロトロン35によって転写される。トナー像の転写
された用紙46は矢印47方向に進行して、定着ローラ
48を通過し、トナー像の定着が行われる。定着の行わ
れた用紙46は排出トレイ49上に排出されることにな
る。
【0027】一方、トナー像のうちトランスファコロト
ロン35によって用紙46に転写されなかった残留トナ
ーは、クリーニング装置36によって感光体ドラム31
の表面から取り除かれる。このようにして清掃された感
光体ドラム31は、再びチャージコロトロン33によっ
て電荷を与えられ、次の静電潜像形成の準備が行われ
る。このようにして、感光体ドラム31の回転に伴って
用紙46に対する印字が1枚ずつ行われることになる。
【0028】ところで、この画像処理装置の感光体ドラ
ム31の下流側であって定着ローラ48の手前には、矢
印47で示す用紙46の搬送方向と直交し、かつ用紙4
6と平行に1次元イメージセンサ24が配置されてい
る。1次元イメージセンサ24は図示しない集合光学系
を介して用紙46上の画像を平面走査するようになって
いる。また、感光体ドラム31の上流側の用紙搬送路上
には光センサ25が配置されている。なお、1次元イメ
ージセンサ24および光センサ25が用紙46上の画像
の読み取りを行う領域は、図示しない照明手段で所定の
明るさの照明が行われている。
【0029】図3は、この第1の実施例における画像処
理装置が印字データを受信した際の印字予想比率の算出
のための流れを表わしたものである。なお、ここでは説
明を簡単にするために1ページ分の印字データが受信さ
れることを前提とする。
【0030】図示しないホストコンピュータから印字デ
ータが到来したら(ステップS101;Y)、この印字
データを作業用メモリ14に1ページ分格納する(ステ
ップS102)。そして、文字コードおよび制御コード
を解読して、明朝体、ゴシック体等のフォントの種類に
対応させて、各文字ごとの印字比率(単位印字比率)を
フォント記憶部19の各文字情報に付加された付加情報
から読み出す(ステップS103)。すなわち、フォン
ト記憶部19には、各フォントの各文字ごとにこれらの
ビットマップパターンと、ビットマップパターンごとの
印字部分の割合を示す付加情報が記憶されている。装置
によっては、読み出したビットマップパターンから直接
に印字比率を計算するようにしてもよい。また、フォン
トごとに印字部分の割合の平均値を示すデータがROM
13にテーブルとして用意されていてもよい。ただし、
この場合には印字比率の精度が若干低下することにな
る。
【0031】1ページを構成する各文字ごとに単位印字
比率が求められたら、これらの文字のサイズ(拡大縮小
率)を掛け合わせて、1ページ全体における印字部分の
割合が求められる(ステップS104)。もちろん、1
つの文字が複数回出現するとき、その数に合わせて全体
の印字部分の割合が求められる。文字と図形が重ね合わ
されていたり、文字同士が重なっている場合には、重複
部分の調整も行われる。カラーで印字を行う場合、単独
に印字される領域については1次元イメージセンサ24
および光センサ25の特性に合わせた補正が行われる。
また、重ね合わされた部分については、どのような色で
表現され、これら1次元イメージセンサ24および光セ
ンサ25によってどの程度の階調として認識されるかに
よって1ページ全体における印字部分の割合の算出ある
いは調整が行われる。
【0032】最後に、CPU11はこの画像処理装置に
設定された印字濃度を掛け合わせて、印字予想比率を算
出する(ステップS105)。すなわち、画像処理装置
によっては出力する印字濃度を調整することができるの
で、濃度を濃く設定されている場合にはそれに応じて値
を多めに調整し、濃度を淡く設定されている場合にはそ
れに応じて値を少なめに調整する。印字予想比率は作業
用メモリ14の所定の領域に記憶される。
【0033】図4は、この印字予想比率を用いた用紙の
印字異常のチェックの流れを表わしたものである。図3
に示した印字予想比率が計算されると共に、周知の手法
で文字コードから1ページ分の画像の展開が行われて印
字のためのすべての準備が終了すると(ステップS20
1;Y)、感光体ドラム31や送りローラ45の駆動が
開示される等のように各部の動作が開始される(ステッ
プS202)。送りロール45の駆動が開始されて所定
の時間が経過すると、給紙トレイ44から送り出された
用紙46の先端は図示しないレジストロールによって一
時的に停止させられる。そして、感光体ドラム31の回
転に同期した所定のタイミングで用紙46の搬送が再開
される。
【0034】この再開時間から所定の時間t1 が経過す
ると(ステップS203;Y)、用紙46の先端部分が
光センサ25の真下を通過する。この時点からCPUは
所定の時間にわたって光センサ25の出力を取り込み、
その平均値を算出する(ステップS204)。このよう
にして得られた値は、用紙46の地色を表わしたものと
して使用されることになる。
【0035】前記した時間t1 の計時開始から時間t2
が経過すると(ステップS205;Y)、トランスファ
コロトロン35の上を通過してトナー像の転写を行った
用紙46の先端がちょうど1次元イメージセンサ24の
真下に到達する。この時点からCPU11は用紙46の
全幅にわたって、かつ全長の画像を平面走査する。この
ため、複数の用紙サイズをセットすることのできる画像
処理装置では、搬送される用紙46のサイズを事前に判
別しておき、このサイズに相当する領域の走査を行うよ
うにしている。
【0036】図5は、1次元イメージセンサによる用紙
の平面走査の様子を原理的に表わしたものである。用紙
46が矢印47方向に定速で走査されるとき、1次元イ
メージセンサ24はその方向と直交する主走査方向に画
像を取返し走査する。この結果、用紙46上の画像情報
(A、B、C……)が画像の濃度情報として読み取られ
ることになる。この意味で、1次元イメージセンサ24
は必ずしも高解像度のものである必要はない。また、光
学レンズ等を使用して画像を縮小して結像するようにす
れば、用紙46の主走査方向の長さよりも短い1次元イ
メージセンサを使用することも可能である。また、装置
によっては2次元イメージセンサを使用することも可能
である。ただし、この場合には用紙46の全体的な画像
を2次元イメージセンサに瞬時に結像させるために、フ
ラッシュランプ等の適切な照明系を用意する必要があ
る。
【0037】このようにして1次元イメージセンサ24
を用いて用紙46の全領域の出力が読み取られるとき、
CPU11は得られた全画像の平均値を算出する(ステ
ップS206)。そして、この値を光センサ25の出力
で補正して実際の印字比率(用紙の全面積に対する印字
部分の割合)を算出する(ステップS207)。このよ
うな処理を行う代わりに、1次元イメージセンサ24の
出力をセンサ入力回路23によってディジタル信号とし
て取り込むとき、光センサ25の出力を例えば2値化の
閾値として使用し、用紙46の背景レベルの調整を行う
ようにしてもよい。
【0038】以上のようにして用紙46にトナー像が転
写された状態での印字比率が得られたら、CPU11は
これを図3のステップ105で求めた印字予想比率と比
較する(ステップS208)。そして、これが所定の許
容度、例えば5パーセント程度の相違の範囲に納まって
いるとき(Y)、印字が正常に行われたものとして正常
終了動作を行う(ステップS209)。すなわち、次の
ページの印字が要求されている場合にはその制御に移行
し、そうでない場合には操作パネル16に“レディ表
示”を行って用紙46の排出までの一連の制御を行う。
これに対して、許容度の範囲外の濃度となった場合には
異常終了動作が行われる(ステップS210)。
【0039】図6はこの異常終了動作を具体的に表わし
たものである。許容度の範囲外としては、実測した濃度
がより高い場合と低い場合がある。許容範囲よりも高い
場合には(ステップS301)、濃度の調整が不備であ
るおそれがある(Y)。そこで、この場合には濃度調整
が必要である旨のエラー表示を行い(ステップS30
2)、制御を終了させる(エンド)。オペレータはサー
ビスマンを呼んで調整を依頼するか、画像処理装置自体
を調整モードに設定し、印字の行われていない用紙を実
際に搬送させて、1次元イメージセンサ24と光センサ
25の出力が一致するように各センサの出力レベルを調
整する。
【0040】これに対して許容範囲よりも実測した濃度
が淡いものであった場合には(ステップS301;
N)、そのプリントした用紙を排出トレイ49の手前で
方向転換し、ジャム(紙詰まり)等の用紙が排出される
際に用意されたトレイ(図示せず)に排出させる(ステ
ップS303)。このようなトレイが存在しない場合に
は、排出トレイ49に排出するものであってもよい。別
のトレイに排出することにしたのは、白抜けが生じた用
紙46が誤って使用されていようにするためである。C
PU11はこれと共に、ホストコンピュータに対して現
在印字を行った画像情報の再送を指示する(ステップS
304)。以上の制御は、ジャムが発生したときに行わ
れている手法なので、その詳細な説明は省略する。
【0041】第2の実施例
【0042】以上説明した第1の実施例では、用紙全体
の印字比率を求めることにした。本発明の第2の実施例
では、用紙に転写される画像の分布を算出し、それぞれ
の印字領域を求めておき、これらの印字領域について濃
度の実測を行うことにしている。なお、第2の実施例の
画像処理装置の回路構成は、第1の実施例の画像処理装
置を構成するROM13に格納されたプログラムの内容
に若干相違があるのみなので、回路構成の図示は省略す
る。
【0043】図7は、この第2の実施例における画像処
理装置が印字データを受信した際の印字予想比率の算出
の流れを表わしたものである。なお、ここでは説明を簡
単にするために1ページ分の印字データが受信されるこ
とを前提とする。
【0044】図示しないホストコンピュータから印字デ
ータが到来したら(ステップS401;Y)、この印字
データを作業用メモリ14に1ページ分格納する(ステ
ップS402)。そして、文字コードおよび制御コード
を解読して、文字の配列の状態を解析して、文字が通常
の間隔以上に離れた空間が存在する場合には、それらの
空間を除外した印字領域を判別する(ステップS40
3)。
【0045】図8は、印字領域の判別作業を原理的に表
わしたものである。同図(a)は1ページ分の印字デー
タの割り振りの一例を表わしている。この例では文字A
で便宜的に表わされた集合と、文字Bで便宜的に表わさ
れた集合および文字Cで便宜的に表わされた集合が存在
し、それ以外の部分は空白となっている。このように文
字が偏在する場合には、同図(b)に示すように文字の
存在する部分のみを印字領域511 、512 、513
して設定する。
【0046】この状態で、先の実施例と同様にして、そ
れぞれの領域を構成する文字のフォントの種類に対応さ
せて、各文字ごとの印字比率(単位印字比率)をフォン
ト記憶部19の各文字情報に付加された付加情報から読
み出し、これらの印字領域511 、512 、513 ごと
の印字比率を計算する(ステップS404)。そして、
これらに画像処理装置で設定されている印字濃度を掛け
合わせて、印字領域511 、512 、513 ごとの印字
予想比率を算出する。各印字予想比率はそれらの領域を
特定する座標データと共に作業用メモリ14の所定の領
域に記憶される(ステップS405)。
【0047】図9は、この第2の実施例における用紙の
印字異常のチェックの流れを表わしたものである。図7
で説明したように各印字領域の印字予想比率が計算され
ると共に、周知の手法で文字コードから1ページ分の画
像の展開が行われて印字のためのすべての準備が終了す
ると(ステップS501;Y)、感光体ドラム31や送
りローラ45の駆動が開示される等のように各部の動作
が開始される(ステップS502)。送りロール45の
駆動が開始されて所定の時間が経過すると、給紙トレイ
44から送り出された用紙46の先端は図示しないレジ
ストロールによって一時的に停止させられる。そして、
感光体ドラム31の回転に同期した所定のタイミングで
用紙46の搬送が再開される。
【0048】この再開時間から所定の時間t1 が経過す
ると(ステップS503;Y)、用紙46の先端部分が
光センサ25の真下を通過する。この時点からCPUは
所定の時間にわたって光センサ25の出力を取り込み、
その平均値を算出する(ステップS504)。このよう
にして得られた値は、用紙46の地色を表わしたものと
して使用されることになる。
【0049】前記した時間t1 の計時開始から時間t2
が経過すると(ステップS505;Y)、トランスファ
コロトロン35の上を通過してトナー像の転写を行った
用紙46の先端がちょうど1次元イメージセンサ24の
真下に到達する。この時点からCPU11は用紙46の
全幅にわたって、かつ全長の画像を平面走査する。この
ため、複数の用紙サイズをセットすることのできる画像
処理装置では、搬送される用紙46のサイズを事前に判
別しておき、このサイズに相当する領域の走査を行うよ
うにしている。
【0050】このようにして1次元イメージセンサ24
を用いて用紙46の全領域の出力が読み取られるとき、
CPU11はこれらのうちから各印字領域に対応する出
力のみを取り込み、これら印字領域ごとに出力の平均値
を算出する(ステップS506)。そして、これらの平
均値を光センサ25の出力でそれぞれ補正して、印字領
域ごとに実際の印字比率(用紙の全面積に対する印字部
分の割合)を算出する(ステップS507)。本実施例
でもこのような処理を行う代わりに、1次元イメージセ
ンサ24の出力をセンサ入力回路23によってディジタ
ル信号として取り込むとき、光センサ25の出力を例え
ば2値化の閾値として使用し、用紙46の背景レベルの
調整を行うようにしてもよい。
【0051】以上のようにして用紙46にトナー像が転
写された状態での各印字領域の印字比率が得られたら、
CPU11はこれらを図7のステップ405で求めた印
字予想比率と比較する(ステップS508)。この結
果、すべての印字領域について、これらが所定の許容
度、例えば5パーセント程度の相違の範囲に納まってい
るとき(Y)、印字が正常に行われたものとして正常終
了動作を行う(ステップS509)。すなわち、次のペ
ージの印字が要求されている場合にはその制御に移行
し、そうでない場合には操作パネル16に“レディ表
示”を行って用紙46の排出までの一連の制御を行う。
これに対して、いずれか少なくとも1つの印字領域でも
許容度の範囲外の濃度となった場合には、異常終了動作
が行われる(ステップS510)。異常終了動作につい
ては図6で説明したものと本質的に相違しないので、説
明を省略する。
【0052】このように第2の実施例の画像処理装置に
よれば、たとえある用紙にたった1字しか印字が行われ
ないような場合であっても、その印字領域に局限して印
字予想比率が求められ、またその領域に対して実際の印
字比率が計測されるので、ある程度大きなオーダで印字
予想比率および印字比率が求められることになり、白紙
となったり一部の白抜けが発生したような場合でも、こ
れらを正確に検知することができるようになる。
【0053】第2の実施例の変形例
【0054】以上説明した第2の実施例では、実際の印
字データから印字領域を幾つか具体的に判別し、これら
の印字領域ごとに印字予想比率と実際の印字比率を求め
て対応する印字領域ごとに両者間に許容範囲を越える相
違が存在するかどうかの判別を行った。これとは異なっ
て、例えば図10に示すように用紙の1ページ分の印字
領域61を最初から複数に分割(図では16個の印字単
位領域62に分割)し、それぞれについて個別に印字予
想比率と実際の印字比率を求めるようにしてもよい。こ
れにより、たとえ1つの印字単位領域62に1つの文字
パターンが配置される場合であっても、印字単位領域6
2に対応する印字される領域の割合は必然的に大きくな
る。したがって、その分だけ印字予想比率と実際の印字
比率の比較作業を容易に行うことができ、精度がそれだ
け向上することになる。
【0055】図11は、第2の実施例に対する更にもう
1つの変形例を示したものである。この第2の変形例で
は、例えば図11に示すように各種のフォントの中から
1つのフォントの選択(例えばに示したフォントの選
択)が行われたら、それに対応する印字比率がROM1
3から読み出される。そして第2の実施例でも説明した
ように各印字領域に対して均一にこの印字比率を適用す
る。地色に対する黒色の印字部分の割合は、フォントの
種類にも依るが大体10%から20%の間となってい
る。
【0056】このROM13から読み出された印字比率
と図5に示した1次元イメージセンサ24によってこれ
らの印字領域別に計測された印字比率とがそれぞれの印
字領域に対応して比較される。そして、いずれも良好な
結果が得られたときには、この画像処理装置について正
常終了のための動作が行われ、最低1つでも異常終了が
行われたときには前記したような異常終了動作が行われ
ることになる(ステップS510参照)。
【0057】第3の実施例
【0058】図12は、本発明の第3の実施例の画像処
理装置の回路構成の概要を表わしたものである。この図
で図1と同一部分には同一の符号を付しており、これら
の説明を適宜省略する。この第4の実施例の画像処理装
置は電子複写機である。したがって、他の端末装置と通
信を行うための通信制御装置は用意されておらず、代っ
て画像の読み取りを行う画像読取部71が配置されてい
る。画像読取部71は1次元イメージセンサと、これを
図示しない原稿に対して副走査方向に走査させる走査機
構によって構成されている。
【0059】図13は、本実施例の電子複写機による印
字予想比率の算出のための流れを表わしたものである。
電子複写機のオペレータが原稿を図示しないプラテン上
に載置して操作パネル16のスタートボタンを押下して
プリント開始を指示すると(ステップS601;Y)、
画像読取部71が起動され、まず1ライン分の画像情報
の読み取りが行われる(ステップS602)。CPU1
1はこの1ライン分の画像情報を単位とする単位印字比
率を計算する(ステップS603)。この計算は、各画
素ごとのアナログ入力値を積分するものであってもよい
し、所定の閾値を越える画素の数をカウントするもので
あってもよい。印字機構22の印字の実態に合わせて、
その電子複写機での単位印字比率の計算の手法を決定す
るようにすればよい。
【0060】次に、現在までの単位印字比率の平均値が
算出される(ステップS604)。第1番目の走査ライ
ンの場合には、ステップS603で求められた単位印字
比率がそのまま平均値となる。第2走査ライン以降で
は、いままでの単位印字比率の平均値が算出される。
【0061】以上の作業が終了したら、次の走査ライン
の読み取りが行われるかどうかの判別が行われる(ステ
ップS605)。原稿の副走査方向の走査が終了してい
ない間は(Y)、ステップS602に戻って前記した制
御が繰り返される(ステップS602〜S605)。そ
の原稿についての最終走査ラインの読み取りが終了した
ら(ステップS605;Y)、ステップS604で求め
られた今までの単位印字比率の平均値が印字予想比率と
して作業用メモリ14の所定の領域に格納される(ステ
ップS606)。
【0062】この第3の実施例では、読み取った画像を
印字制御部21あるいは印字機構22内の図示しないイ
メージメモリに格納し、これを用いて1ページ分の画像
のプリントを印字機構22で行う。この際の印字予想比
率を用いた用紙の印字異常のチェックの流れについて
は、第1の実施例で説明した図4の制御をそのまま適用
することができる。もちろん、画像読取部71で読み取
った画像の空白領域を除外して画像領域を1または複数
の印字領域に区分けした場合には、それぞれの印字領域
における用紙の印字異常のチェックについては、第2の
実施例で説明した図9の制御をそのまま適用することが
できる。
【0063】第4の実施例
【0064】図14は、本発明の第4の実施例の画像処
理装置の要部を表わしたものである。この画像処理装置
はエンドレスな感光体ベルト81を備えている。感光体
ベルト81は矢印82方向に定速で回転するようになっ
ている。感光体ベルト81の周囲には、帯電用のチャー
ジコロトロン83、感光体ドラム81の表面電位を測定
する静電電位計84、静電潜像の現像を行いトナー像を
作成するための現像装置85、トナー像の転写を行うト
ランスファコロトロン86および転写後の感光体ベルト
81の清掃を行うクリーニング装置87がこの順に上流
側から下流側に配置されている。チャージコロトロン8
3と静電電位計84の間に位置する感光体ベルト表面に
は、フラッシュ露光装置88よって図示しない原稿の画
像が一度に露光されるようになっている。
【0065】この画像処理装置で用紙89は図示しない
給紙トレイから1枚ずつ送り出され、トランスファコロ
トロン86と感光体ベルト81の間を通過して、このと
きトナー像の転写が行われる。転写後の用紙89は定着
装置91を通過して定着され、図示しない排出トレイに
排出される。トランスファコロトロン86と定着装置9
1の間には、用紙89に転写されたトナー像の印字比率
を測定するための1次元イメージセンサ93が配置され
ている。
【0066】このような第4の実施例における画像処理
装置で、静電電位計84は原稿の静電潜像の全領域にわ
たって静電電位の積分値を算出するために、感光体ベル
ト81の全幅にわたって所定の時間帯で静電電位を測定
し、その結果を演算処理装置94に入力する。演算処理
装置94は静電電位を積分した結果を基にしてフラッシ
ュ露光装置88で露光された画像による印字予想比率を
算出する。そして、この印字予想比率を比較器95で1
次元イメージセンサ93による印字比率と比較し、印字
に異常があれば表示器96にこれを表示するようになっ
ている。
【0067】なお、この第4の実施例は画像処理装置が
電子複写機として使用される場合について説明したが、
これが例えばプリント装置である場合には、ホストコン
ピュータ等の印字データ送出源から送られてきた印字デ
ータを基にして印字予想比率を算出し、静電電位計84
で実際の印字比率を予測するようにしてもよい。すなわ
ち、両者の差異が許容範囲内であるならば、正常とし、
許容範囲を越える場合には印字に異常が発生するものと
して、印字データの再送を要求する等の必要な措置をと
るようにすることも可能である。
【0068】また、現像装置85とトランスファコロト
ロン86の間の感光体ベルト81の表面に対向するよう
に1次元イメージセンサを配置して、ドラム表面に存在
するトナー像の比率を検出し、トナー像に抜けが発生し
たかどうかのチェックを行うことも可能である。
【0069】なお、以上説明した実施例および変形例で
は用紙における印字比率を定着装置で定着を行う前の段
階で計測するようにした。これは、加熱あるいは加圧に
よる定着操作で画像の潰れが発生し、また画像の背景部
分のトナー粒子も同様の理由で定着後は目立つようにな
って測定値に狂い(多少の増加)が生じることを防止す
るためと、測定結果を少しでも早く得る要請のためであ
る。しかしながら、定着後に同様の測定を行えば、定着
装置の汚れによる画像の汚れを検出したり、用紙のしわ
の発生による印字比率の減少といった現象も検出するこ
とができる。したがって、定着装置よりも下流側で用紙
の印字比率を計測することも同様に有効である。
【0070】また、実施例および変形例ではレーザプリ
ンタを印字機構として使用する場合を説明したが、ドッ
トプリンタ、インクジェットプリンタ、サーマルヘッド
を使用した熱転写方式等のプリンタ等の各種プリンタを
印字機構として使用することができることは当然であ
る。
【0071】更に、異常の検出が行われたときには単に
ホストコンピュータ等の印字データ送出源に対して再送
を要求するだけでなく、電話回線を使用して画像処理装
置の保守会社にトラブルの状況を自動的に送信したり、
操作パネル上でランプの点灯、ブザーの鳴動、あるいは
必要な情報の文字による表示等の各種警報を行うように
してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、印字情報を基にして印字すべき用紙の全体あ
るいは所定の範囲における印字される面積の割合を示し
た印字予想比率を算出すると共に、その領域に対応する
用紙の実際の印字比率を計測し、これらの差が所定の許
容範囲を逸脱したときには、画像の出力の異常を検出す
るようにしている。したがって、画像の白抜けや画像の
再現に際する何らかの異常を操作者に頼ることなく検出
することができる。
【0073】また、請求項2記載の発明によれば、印字
情報を基にして印字領域判別手段が印字すべき用紙の1
ページ内における印字の行われる1または複数の印字領
域を判別する一方、印字予想比率算出手段がこれらの印
字領域ごとに印字される面積の割合を示した印字予想比
率を算出することにしている。印字比率計測手段は、こ
れらの印字領域ごとに用紙の印字比率を計測し、差分演
算手段がこれらの印字領域ごとに両者の差分を求めて、
これらの差分のいずれかが許容範囲を逸脱したとき画像
の出力の異常を検出するようにしているので、1ページ
における画像の出力される面積が小さいような場合でも
該当する印字領域での印字比率および印字予想比率を大
きくとることができ、画素の出力の異常を正確に検出す
ることができる。
【0074】更に請求項3記載の発明では、実際に用紙
に印字が行われるよりも前の段階で印字の異常の可能性
を判別するようにしているので、複写機であれば用紙に
無駄を発生させることなく、異常を検知し、正常な状態
で画像の形成を試みることができる。また、プリンタの
ように外部から印字データの供給を受ける場合には、そ
の印字データを蓄積しておいたり、ホストコンピュータ
等の印字データ送出源に対して再送をより迅速に要求す
ることができる。
【0075】また、請求項4記載の発明では、原稿読取
手段の読み取った画像情報を基にして印字予想比率算出
手段は印字の際の印字予想比率を算出するようにしてい
るので、原稿読取手段を備える装置についても印字の異
常を検出することができる。また、カラー画像の読み取
りを行う原稿読取手段を備える装置では、構成色ごとに
印字予想比率と実際の印字比率の差分をとるようにすれ
ば、構成色ごとの印字機構等の異常を検出することが可
能になり、サービスマンの修理や部品の交換を迅速に行
うことがでるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の画像処理装置として
のレーザプリンタについてその回路構成を表わしたブロ
ック図である。
【図2】 第1の実施例における印字機構とその周辺装
置の概要を表わした概略構成図である。
【図3】 第1の実施例における画像処理装置が印字デ
ータを受信した際の印字予想比率の算出のための流れを
表わした流れ図である。
【図4】 第1の実施例における印字予想比率を用いた
用紙の印字異常のチェックの様子を示した流れ図であ
る。
【図5】 第1の実施例で1次元イメージセンサによる
用紙の平面走査の様子を原理的に表わした斜視図であ
る。
【図6】 図4のステップS210で示した異常終了動
作を具体的に表わした流れ図である。
【図7】 本発明の第2の実施例における画像処理装置
が印字データを受信した際の印字予想比率の算出の流れ
を表わした流れ図である。
【図8】 第2の実施例における印字領域の判別作業を
原理的に表わした説明図である。
【図9】 第2の実施例における用紙の印字異常のチェ
ックの流れを表わした流れ図である。
【図10】 第2の実施例の第1の変形例における印字
領域の分割の様子を表わした説明図である。
【図11】 第2の実施例に対する更にもう1つの変形
例としての各種フォントを示した説明図である。
【図12】 本発明の第3の実施例の画像処理装置の回
路構成の概要を表わしたブロック図である。
【図13】 第3の実施例における印字予想比率の算出
のための流れを表わした流れ図である。
【図14】 本発明の第4の実施例の画像処理装置の要
部を表わした概略構成図である。
【符号の説明】
11…CPU、13…ROM、14…作業用メモリ、1
6…操作パネル、17…通信制御装置、19…フォント
記憶部、21…印字制御部、22…印字機構、24…イ
メージセンサ、25…光センサ、31…感光体ドラム、
46、89…用紙、51…印字領域、61…1ページ分
の印字領域、62…印字単位領域、81…感光体ベル
ト、93…1次元イメージセンサ、94…演算処理装
置、95…比較器、96…表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字情報を基にして印字すべき用紙の所
    定の領域での印字予想比率を算出する印字予想比率算出
    手段と、 前記用紙の所定の領域に対応する実際の印字比率を計測
    する印字比率計測手段と、 前記印字予想比率算出手段によって算出された印字予想
    比率と印字比率計測手段によって計測された実際の印字
    比率の差を求める差分演算手段と、 この差分演算手段によって求められた差分が所定の許容
    範囲を逸脱したとき画像の出力の異常を検出する画像出
    力異常検出手段とを具備することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 印字情報を基にして印字すべき用紙の1
    ページ内における印字の行われる1または複数の印字領
    域を判別する印字領域判別手段と、 この印字領域判別手段によって判別された印字領域の少
    なくとも1つについてその印字予想比率を印字する文字
    の割合や印字部分の濃度を基にして予測する印字予想比
    率算出手段と、 印字予想比率算出手段によって予測された領域に対応す
    る前記用紙の印字比率を計測する印字比率計測手段と、 前記印字予想比率算出手段によって算出された印字予想
    比率と印字比率計測手段によって計測された実際の印字
    比率の差を求める差分演算手段と、 この差分演算手段によって求められた差分が所定の許容
    範囲を逸脱したとき画像の出力の異常を検出する画像出
    力異常検出手段とを具備することを特徴とする画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 印字情報を基にして印字すべき用紙の所
    定の領域での印字予想比率を算出する第1の印字予想比
    率算出手段と、 前記印字情報を基にして前記用紙に画像を転写するため
    の潜像を形成する潜像形成手段と、 前記用紙の所定の領域に対応する潜像段階でこの用紙に
    対する実際の印字比率を予想する第2の印字予想比率算
    出手段と、 これら第1および第2の印字予想比率算出手段によって
    算出された印字予想比率の差を求める差分演算手段と、 この差分演算手段によって求められた差分が所定の許容
    範囲を逸脱したとき画像の出力の異常を検出する画像出
    力異常検出手段と、 この画像出力異常検出手段が画像の出力の異常を検出し
    たとき警報を出力する警報出力手段とを具備することを
    特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿上の画像情報を読み取る原稿読取手
    段と、 この原稿読取手段の読み取った画像情報を用紙に印字す
    る際の印字予想比率を算出する印字予想比率算出手段
    と、 前記用紙の所定の領域に対応する実際の印字比率を計測
    する印字比率計測手段と、 前記印字予想比率算出手段によって算出された印字予想
    比率と印字比率計測手段によって計測された実際の印字
    比率の差を求める差分演算手段と、 この差分演算手段によって求められた差分が所定の許容
    範囲を逸脱したとき画像の出力の異常を検出する画像出
    力異常検出手段とを具備することを特徴とする画像処理
    装置。
JP7163179A 1995-06-29 1995-06-29 画像処理装置 Pending JPH0911589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7163179A JPH0911589A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7163179A JPH0911589A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0911589A true JPH0911589A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15768752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7163179A Pending JPH0911589A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0911589A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9053360B2 (en) Image inspection apparatus, image forming apparatus, image inspection method, and image inspection program
US8384963B2 (en) System and method for monitoring output of printing devices
US20130208290A1 (en) Checking system, control method of checking system, and storage medium
JP7091727B2 (ja) 診断システム、診断方法、画像形成装置およびプログラム
US20130148143A1 (en) Inspection apparatus, inspection method, inspection system, and computer-readable storage medium
KR102056967B1 (ko) 화상 형성 장치, 화상 형성 장치의 제어 방법, 화상 처리 시스템, 및 프로그램
US4630129A (en) Image output apparatus for printing an image and comparing image with original
US11825038B2 (en) Reading apparatus and image forming system for outputting maintenance information
US11258920B2 (en) Image diagnostic device, failure diagnostic apparatus, and diagnostic method
JP4517961B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
US7516040B2 (en) System and method for automated detection of printing defects in an image output device
JP5008918B2 (ja) 画像読取装置、画像処理装置、画像形成装置、スジ画像検出法右方及びプログラム
JPH0911589A (ja) 画像処理装置
JP2024150212A (ja) 検査装置、検査方法、プログラム
JP7512754B2 (ja) 画像形成システム及びメディア検知方法
JP5813605B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2009217145A (ja) 画像形成装置
JP2006126281A (ja) 画像形成装置
US20260019528A1 (en) Image reading device, image inspection system, and recording medium
JP4403810B2 (ja) 印刷検査装置及び印刷システム
US20240394493A1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
US8655199B2 (en) Image forming apparatus with dust detection
JP4001323B2 (ja) 画像形成装置
JPS6049363A (ja) 現像濃度検出装置
JP2024049726A (ja) 画像形成装置