JPH09116156A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH09116156A
JPH09116156A JP26658895A JP26658895A JPH09116156A JP H09116156 A JPH09116156 A JP H09116156A JP 26658895 A JP26658895 A JP 26658895A JP 26658895 A JP26658895 A JP 26658895A JP H09116156 A JPH09116156 A JP H09116156A
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buffer layer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多結晶シリコン層を用いて信頼性の高い半導
体装置を生産性良く、かつ汚染なく製造すること。 【解決手段】 本発明の半導体装置1は、ゲート絶縁部
4が多結晶シリコン層5側からゲート電極3側に向けて
第1層間応力緩衝層41、第1金属汚染防止層42の順
に構成され、保護用絶縁部6が多結晶シリコン層5側か
らゲート電極3と離れる側に向けて第2層間応力緩衝層
61、第2金属汚染防止層62の順に構成されるもので
あり、各種層を連続成膜して大気中でレーザアニールし
て多結晶シリコン層5を形成する製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
TFTとして適用される半導体装置およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】Thin Film Transist
or(以下、TFTという。)駆動方式の液晶表示装置
においては、非晶質シリコン層によるTFTや多結晶シ
リコン層によるTFTが用いられているが、前者に比べ
て後者は電界効果移動度が高くTFTのより高性能化が
可能であるため今後の主流となっていくと考えられてい
る。
【0003】多結晶シリコン層によるTFTでは、高温
プロセスすなわち約1000℃での活性化アニールとゲ
ート酸化膜形成が必要であり、このため高価で大型化の
難しい石英ガラス基板を使用する必要がある。この石英
ガラスを用いることで、コストダウンや液晶パネルの大
型化が困難となっている。
【0004】そこで、近年ではコストダウン等の観点か
ら石英ガラス基板に比べて安価なほうけい酸ガラスを採
用し、このほうけい酸ガラスに非晶質シリコン層を形成
し、パルス状エキシマレーザ光の照射による活性化アニ
ールで多結晶シリコン層への結晶化および結晶性向上を
図る技術が研究開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体装置およびその製造方法には次のような問題
がある。すなわち、エキシマレーザ光を照射することに
よるアルカリ金属イオンや金属不純物等の汚染を防止す
るため、高真空中で作業を行う必要があり、生産性が非
常に悪い。また、窒素中で作業をすると、置換のための
生産性低下および高価な窒素を使用することによるコス
トアップを招くことになる。さらに、ほうけい酸ガラス
上に形成した非晶質シリコン層に直接エキシマレーザ光
を照射すると、前記汚染による特性劣化を招きやすく製
品の信頼性低下につながる。
【0006】さらに、非晶質シリコン層を形成する場合
にはプラズマCVD(化学気相成長)での低温膜形成が
適しているが、この際形成された非晶質シリコン層(α
−Si:H)中には大量の水素が含まれているため、脱
水素アニールが必要となる。一方、非晶質シリコン層に
直接垂直にエキシマレーザ光を照射すると紫外域におけ
る反射率が大きく効率が悪くなるため、透明な酸化シリ
コン膜(〜50nm厚)等を反射防止膜として使用する
ことが考えられる。
【0007】この酸化シリコン膜等による反射防止膜が
非晶質シリコン層の全面に被着していると、先に説明し
た脱水素アニールによる脱水素化が不十分となり、水素
が突沸して非晶質シリコン層を破壊してしまうという問
題が生じる。また、イオンドーピングを行う際の装置の
チャンバ内壁から発生するFe、Cr、Ni等の金属不
純物やレジスト剥離等の洗浄工程で生じるナトリウム等
のアルカリ金属イオン汚染物質が非晶質シリコン層内に
入り込み特性劣化を招く原因となっている。
【0008】一般に、Fe、Cr、Ni、Auに代表さ
れる金属不純物は、シリコン結晶中でライフタイムキラ
ーとなるためにその低減に多大な努力がはらわれており
(例えば、全ての金属不純物を1010cm-2レベルに低
減する努力がなされている)、非晶質シリコンや多結晶
シリコンTFTの場合も同様な努力が必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために成された半導体装置およびその製造方法で
ある。本発明の半導体装置は、絶縁基板上でゲート領域
として形成される多結晶シリコン層と、多結晶シリコン
層とゲート電極との間に形成されるゲート絶縁部と、多
結晶シリコン層に対してゲート電極と反対側に形成され
る保護用絶縁部とを備えており、ゲート絶縁部が多結晶
シリコン層側からゲート電極側に向けて第1層間応力緩
衝層、第1金属汚染防止層の順に構成され、保護用絶縁
部が多結晶シリコン層側からゲート電極と離れる側に向
けて第2層間応力緩衝層、第2金属汚染防止層の順に構
成されているものである。
【0010】このような半導体装置では、ゲート絶縁部
の第1金属汚染防止層および保護用絶縁部の第2金属汚
染防止層によって製造工程中や製造工程後における金属
汚染すなわちゲート領域がアルカリ金属イオンや金属不
純物等によって汚染されることを防止できるようにな
る。さらに、ゲート絶縁部の第1層間応力緩衝層および
保護用絶縁部の第2層間応力緩衝層によって多層構造と
なった場合の層間応力を緩和してリーク電流の発生を防
止できるようになる。
【0011】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
ゲート絶縁部を構成する第1層金属汚染防止層、第1層
間応力緩衝層、多結晶シリコン層を構成するための非晶
質シリコン層、保護用絶縁部を構成する第2層間応力緩
衝層、第2金属汚染防止層の順、または第2金属汚染防
止層、第2層間応力緩衝層、非晶質シリコン層、第1層
間応力緩衝層、第1金属汚染防止層の順に連続成膜を行
い、その後、第2金属汚染防止層および第2層間応力緩
衝層を通して非晶質シリコン層を大気中にてレーザアニ
ールし、多結晶シリコン層を形成する方法である。
【0012】このような半導体装置の製造方法では、連
続成膜によって多層構造となった場合の層間応力の緩和
および層間におけるダストの混入を低減できるようにな
るとともに、第1金属汚染防止層または第2金属汚染防
止層によってレーザアニールを大気中で行っても汚染物
質が非晶質シリコン層に入り込むことを阻止できるよう
になる。また、レーザアニールによる低級酸化膜形成で
の特性劣化に対する問題も防止できることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置およ
びその製造方法における実施の形態を図に基づいて説明
する。図1は本発明の半導体装置における第1実施形態
を説明する模式断面図で、(a)は逆スタガー型、
(b)はコプラナー型(スタガー型ともいう。)を示し
ている。
【0014】図1(a)に示す逆スタガー型の半導体装
置1は、絶縁基板2上に設けられるゲート電極3と、ゲ
ート電極3を覆う状態で絶縁基板2の全面に被着するゲ
ート絶縁部4と、ゲート領域Gを構成するための多結晶
シリコン層5と、少なくともゲート領域G上に形成され
る保護用絶縁部6とを備える構成となっている。
【0015】特に、図1(a)に示す半導体装置1で
は、ゲート絶縁部4が第1層間応力緩衝層41と第1金
属汚染防止層42とから構成され、保護用絶縁部6が第
2層間応力緩衝層61と第2金属汚染防止層62とから
構成されている点に特徴がある。
【0016】また、図1(b)に示すコプラナー型の半
導体装置1は、絶縁基板2上に形成される保護用絶縁部
6と、ゲート領域Gを構成するための多結晶シリコン層
5と、少なくともゲート領域G上に形成されるゲート絶
縁部4と、ゲート絶縁部4上に設けられるゲート電極3
とを備える構成となっている。
【0017】図1(b)に示す半導体装置1において
も、ゲート絶縁部4が第1層間応力緩衝層41と第1金
属汚染防止層42とから構成され、保護用絶縁部6が第
2層間応力緩衝層61と第2金属汚染防止層62とから
構成されている点に特徴がある。
【0018】いずれの半導体装置1であっても、第1層
間応力緩衝層41および第2層間応力緩衝層61は層間
の応力緩衝を果たすとともに電気的な絶縁の役目も果た
し、第1金属汚染防止層42および第2金属汚染防止層
62はアルカリ金属イオン(Na+ 、Li+ 、K+ 等)
や金属不純物(Fe、Ni、Cu、Au等の遷移金属)
の汚染防止とともに電気的な絶縁の役目も果たしてい
る。
【0019】第1実施形態の半導体装置1では、いずれ
もゲート電極3の両側の内側にLDD(Lightly Doped
Drain )領域7が入り込む構造となっている。LDDと
はLightly Doped Drainの略で、M
OS構造のn+ またはp+ のソース、ドレイン領域にn
- またはp- 領域を自己整合的に形成し、特にドレイン
結合のドレイン方向の最大電界を弱める構造にしたもの
である。通常はn- 領域に低濃度燐、p- 領域に低濃度
ボロン、n+ 領域に高濃度燐または砒素、p+領域に高
濃度ボロンを使用する。このLDD構造によってドレイ
ン領域からゲート酸化膜、基板へのホットキャリア注入
を減少させ、トランジスタのVT やGmを安定化させ総
合特性を向上させることができる。また、液晶表示装置
用TFTの場合には高温でのリーク電流を減少させて高
画質化を図ることができる。
【0020】このような半導体装置1のうち、例えば図
1(a)に示す逆スタガー型においては、絶縁基板2上
のゲート電極3を覆う状態で絶縁基板2の全面に被着し
ている第1金属汚染防止層42により、絶縁基板2側か
らゲート領域G内に入り込もうとするナトリウム等のア
ルカリ金属イオン汚染物質を遮断することができるよう
になっている。
【0021】さらに、ゲート領域G上の第2金属汚染防
止層62および第2層間応力緩衝層61とが保護膜とな
り、後述するレーザ光照射での多結晶シリコン層5の結
晶化の際に生じるアルカリ金属イオンや金属不純物等の
汚染物質がゲート領域G内に入り込むことを防止できる
構造となっている。
【0022】なお、ゲート耐電圧を増加させるために、
ゲート絶縁部4の厚さを保護用絶縁部6の厚さより厚く
してもよい。つまり、後述する製造方法において、保護
用絶縁部6を介してエキシマレーザ光を照射するので光
エネルギーロスの観点から保護用絶縁部6の厚さは制限
されるが、ゲート絶縁部4の厚さにそのような制限はな
く、このように厚くしても問題はない。
【0023】また、図1(b)に示すコプラナー型で
は、絶縁基板2上に形成される第2金属汚染防止層62
によって絶縁基板2側からゲート領域G内に入り込もう
とするナトリウム等のアルカリ金属イオンの汚染物質を
遮断することができるようになっている。さらに、ゲー
ト領域G上に形成される第1金属汚染防止層42および
第1層間応力緩衝層41とによって後述するレーザ光照
射での多結晶シリコン層5の結晶化の際に生じる金属不
純物やアルカリ金属イオン等の汚染物質がゲート領域G
内に入り込むことを防止できるようになっている。
【0024】なお、コプラナー型の場合であっても、ゲ
ート絶縁部4の厚さを保護用絶縁部6の厚さより厚くし
てもよい。コプラナー型の場合は、後述する製造方法に
おいて、エキシマレーザ光照射を絶縁基板2側から行う
ため保護用絶縁部6の厚さをエネルギーロスを考慮した
厚さに制限する必要があるが、ゲート絶縁部4にはその
ような制限がなく、ゲート耐圧増加のために厚くするこ
とができる。
【0025】また、いずれの半導体装置1でも、第1層
間応力緩衝層41によって多結晶シリコン層5と第1金
属汚染防止層42との間の応力を緩和し、第2層間応力
緩衝層61によって多結晶シリコン層5と第2金属汚染
防止層62との間の応力を緩和する構造となっている。
これによって、層間応力に起因するリーク電流の発生を
低減することができ、半導体装置1の特性劣化を抑制で
きるようになる。
【0026】次に、本発明の半導体装置の製造方法を具
体的な材質を示しながら説明する。図2〜図5は半導体
装置の製造方法を順に説明する模式断面図である。な
お、以下においては主として逆スタガー型のNチャネル
MOS型ポリシリコンTFTから成る半導体装置の製造
方法を例とした説明を行う。
【0027】先ず、図2(a)に示すように、透光性ほ
うけい酸ガラスから成る絶縁基板2上にモリブデン/タ
ンタル(Mo/Ta)を例えば300nm程度の厚さで
スパッタリングによって形成し、これに対してフォトリ
ソグラフィー処理を行ってゲート電極3を形成する。こ
こでMo/Taを用いるのは、低抵抗化と耐熱性向上を
図るためである。なお、薄膜応力集中緩和と耐圧向上の
ため、ゲート電極3の側辺3aには図中破線で示すよう
なテーパ(垂直方向に対して20〜30℃)を設け断面
視台形にしておいた方が良い。
【0028】次に、図2(b)に示すように、絶縁基板
2上のゲート電極3を覆う状態で絶縁基板2の全面に第
1金属汚染防止層42、第1層間応力緩衝層41、非晶
質シリコン層5’、第2層間応力緩衝層61、第2金属
汚染防止層62の順で連続的な成膜を行う。
【0029】例えば、第1金属汚染防止層42および第
2金属汚染防止層62として窒化シリコン膜(Si
x )、第1層間応力緩衝層41および第2層間応力緩
衝層61として酸化シリコン膜(SiO2 )を使用す
る。各膜はプラズマCVD法によって約300℃の基板
温度で各々30〜50nm程度の厚さで連続成長させ
る。
【0030】すなわち、先ず第1金属汚染防止層42と
して窒化シリコン膜(SiNx )をSiH4 、NH3
2 を反応ガスとして成長させ、次いで第1層間応力緩
衝層41として酸化シリコン膜(SiO2 )をSi
4 、O2 を反応ガスとして成長させ、次に非晶質シリ
コン層5’をSiH4 を反応ガスとして成長させる。続
いて第2層間応力緩衝層61として酸化シリコン膜(S
iO2 )をSiH4 、O2を反応ガスとして成長させ、
最後に第2金属汚染防止層62として窒化シリコン膜
(SiNx )をSiH4 、NH3 、N2 を反応ガスとし
て成長させる。
【0031】これらの各膜は同じプラズマCVD装置の
チャンバ内で反応ガスを切り換えることによって連続的
に成長させる。連続成長では、チャンバ内を大気圧に開
放することなく各膜を連続して形成できるため、各膜の
間に汚染物質が混入するのを防止できるとともに、成膜
時における層間の応力を極力低減させることが可能とな
る。
【0032】なお、第1層間応力緩衝層41および第2
層間応力緩衝層61の少なくとも一方を窒酸化シリコン
膜(SiOx y )と酸化シリコン膜(SiO2 )とか
ら構成してもよい。すなわち、第1層間応力緩衝層41
に窒酸化シリコン膜(SiO x y )と酸化シリコン膜
(SiO2 )とを用いる場合には、ゲート電極3の上に
第1金属汚染防止層42を構成する窒化シリコン膜(S
iNx )、次に第1層間応力緩衝層41を構成する窒酸
化シリコン膜(SiOx y )、次に酸化シリコン膜
(SiO2 )を形成する。
【0033】また、第2層間応力緩衝層61に窒酸化シ
リコン膜(SiOx y )と酸化シリコン膜(Si
2 )とを用いる場合には、非晶質シリコン層5’上に
第2層間応力緩衝層61を構成する酸化シリコン膜(S
iO2 )、次に窒酸化シリコン膜(SiOx y )、次
に第2金属汚染防止層62を構成する窒化シリコン膜
(SiNx )を構成する。
【0034】このような構造を形成する場合であっても
プラズマCVD装置のチャンバ内へ導入する反応ガスを
連続的に切り換えることによって容易に連続成長させる
ことが可能となる。これにより、さらなる層間応力の緩
和を図ることができる。
【0035】また、保護用絶縁部6は後述するエキシマ
レーザ光照射時のエネルギーロスの面からその厚さが制
限される。ゲート絶縁部4はこのような制限を受けない
ため、ゲート耐圧向上のために厚く形成してもよい。
【0036】また、ゲート絶縁部4として酸化タンタル
膜を含む構造とする場合には、図3(a)、(b)に示
すような構造の連続成膜を行う。すなわち、図3(a)
に示す構造では、モリブデン/タンタル(Mo/Ta)
から成るゲート電極3を覆う状態で第1金属汚染防止層
42を構成する窒化シリコン膜(SiNx )を約100
nm厚形成し、その上に酸化タンタル膜42’(Ta2
5 )を約100nm厚形成し、その上に第1層間応力
緩衝層41を構成する酸化シリコン膜(SiO 2 )を約
50nm厚形成する。
【0037】さらに、第1層間応力緩衝層41の上に非
晶質シリコン層5’を約50nm厚形成し、その上に第
2層間応力緩衝層61を構成する酸化シリコン膜(Si
2)を約50nm厚形成し、その上に第2金属汚染防
止層62を構成する窒化シリコン膜(SiNx )を約1
00nm厚形成する。各膜はプラズマCVDにより連続
成膜する。この際、窒化シリコン膜(SiNx )はSi
4 、NH3 、N2 を反応ガスとし、Ta2 5 はTa
(OC2 5 5 、O2 を反応ガスとし、SiO2 はS
iH4 、O2 を反応ガスとし、非晶質シリコン膜5’は
SiH4 を反応ガスとする。
【0038】また、図3(b)に示す構造では、絶縁基
板2上に第1金属汚染防止層42を構成する窒化シリコ
ン膜(SiNx )を約200nm厚形成し、モリブデン
/タンタル(Mo/Ta)から成るゲート電極3をスパ
ッタリングによって形成し(300nm厚)、そのゲー
ト電極3をドライエッチングする。その後、Mo/Ta
の陽極酸化(クエン酸0.5〜1.0%、100(V)
1時間)を行って酸化タンタル膜42’(Ta2 5
を約100nm厚形成する。
【0039】次いで、その酸化タンタル膜42’を覆う
状態に、第1層間応力緩衝層41を構成する酸化シリコ
ン膜(SiO2 )を約50nm厚、その上に非晶質シリ
コン層5’を約50nm厚、その上に第2層間応力緩衝
層61を構成する酸化シリコン膜(SiO2 )を約50
nm厚、その上に第2金属汚染防止層62を構成する窒
化シリコン膜(SiNx )を約50nm厚、各々プラズ
マCVDによって連続成膜する。なお、プラズマCVD
によって形成する各膜の反応ガスは上記の例と同様であ
る。
【0040】ゲート酸化膜4として酸化タンタル膜4
2’および第1層間応力緩衝層41である酸化シリコン
膜を用いることで、MOSトランジスタの特性向上のた
めの微細化、薄膜化を進めることができるとともに、直
接トンネリングによるリーク電流が支配的となるところ
のゲート絶縁膜厚(4nm)に到達できることになる。
なお、ゲート絶縁膜厚を4nm以上に保ちながら酸化シ
リコン膜換算膜厚を薄くするため、比誘電率の高いTa
2 5 膜を使用することも考えられる。
【0041】次に、図3(c)に示すように、イオンド
ーピングストッパー用のレジストR1を形成してLDD
領域7(図1(a)参照)のための低濃度燐(P- )の
イオンドーピングを行う。このイオンドーピングを行う
にあたり、レジストR1をゲート電極3の幅よりもわず
かに狭く残すフォトリソグラフィーを行い、この幅を残
すように第2金属汚染防止層62および第2層間応力緩
衝層61をエッチングしておく。前者はCF4 等を用い
たドライエッチング、後者はHF系でのウエットエッチ
ングを行う。
【0042】この際のレジストR1のフォトリソグラフ
ィーでは、レジストR1を全面に厚さ300nm程度被
着した状態で絶縁基板2の裏面側からゲート電極3をマ
スクとしたオーバ露光を行う。レジストR1の露光部分
を除去することでゲート電極3の幅よりもわずかに狭い
幅のレジストR1を残すことができるようになる。そし
て、この幅のレジストR1、第2金属汚染防止層62お
よび第2層間応力緩衝層61をマスクとして、例えば1
12〜1013cm-2程度の燐(P)イオンをドーピング
する。
【0043】次に、図4(a)に示すように、レジスト
R1、第2金属汚染防止層62および第2層間応力緩衝
層61を覆う状態でレジストR2を形成し、これをマス
クとして高濃度燐(P+ )のイオンドーピングを行って
ソース領域およびドレイン領域を形成する。
【0044】このレジストR2を形成するには、レジス
トR2を全面に厚さ300nm程度被着した状態で絶縁
基板2の裏面側からゲート電極3をマスクとしたジャス
ト露光を行う。そして、このレジストR2をマスクとし
て1014〜1015cm-2の燐(P)イオンをドーピング
する。これによって、高濃度燐(P+ )イオンのドーピ
ングされた非晶質シリコン層5’の部分がソース領域お
よびドレイン領域となる。
【0045】なお、このドーピングにおいてレジストR
1とレジストR2との差となるLの部分が低濃度燐(P
- )イオンのドーピング領域として残るため、このLの
大きさによって図1(a)に示すLDD領域7の大きさ
が決まることになる。
【0046】高濃度燐(P+ )イオンドーピングが終了
した後はレジストR1、R2を剥離する。剥離するに
は、例えばH2 SO4 :H2 2 =5:1から成る溶液
を用いてレジスト残りがないよう十分に除去洗浄する。
【0047】次に、露出した保護用絶縁部6を介して非
晶質シリコン層5’に図4(b)に示すようなレーザ光
を照射して多結晶シリコン層5への結晶化を行う。レー
ザ光としては、例えばXeClから成る波長308nm
のエキシマレーザ光を使用し、約250〜300mJ/
cm2 の照射量で結晶化を行う。
【0048】本実施形態の場合には、このレーザ光照射
を例えば、常温常圧のクリーンな空気中にて行う。つま
り、少なくともゲート領域Gとなる部分の上方には保護
用絶縁部6が被着しているため、レーザ光が直接照射さ
せることがなく、空気中で行っても汚染物質がゲート領
域Gとなる部分に入り込むことがない。また、レーザア
ニールでのゲート領域Gの低級酸化膜形成がなく特性劣
化を防止できることになる。さらに、保護用絶縁部6が
あることでこれが反射防止膜となり、レーザ光が低損失
で照射され効率良くゲート領域Gの結晶化を行うことが
可能となる。
【0049】また、照射方法としては、最初は溶融エネ
ルギーよりも低いエネルギーで照射を行い、非晶質シリ
コン層5’内の水素を追い出してから、溶融エネルギー
よりも高いエネルギーで照射を行って溶融固化させる。
この水素の追い出しを行う際、ゲート領域Gとなる部分
以外に保護用絶縁部6が設けられていないことから、こ
こから充分な脱水素を行うことが可能となる。さらに、
上記の照射方法によって脱水素と多結晶シリコン層5へ
の結晶化およびソース、ドレイン、LDD領域を含む燐
(P)イオンの活性化とを同時に行うことができ生産性
の向上にも寄与することになる。
【0050】次に、図4(c)に示すように、結晶化の
成された多結晶シリコン層5の上にPSG8(Phospho-
Silicate Glassの略で、燐を含んだ酸化シリコン膜のこ
と)を被着し、その上に窒化シリコン膜9を常圧CVD
法によって被着する。例えば、PSG8は、SiH4
PH3 、O2 から成る反応ガスを用いて300nm程度
の厚さで成長させる。なお、このPSG8内の燐濃度は
数重量%である。また、窒化シリコン膜9は、Si
4 、NH3 、N2 を反応ガスとして200nm程度の
厚さで成長させる。
【0051】そして、PSG8および窒化シリコン膜9
を被着した状態で水素化アニール処理を行う。水素化ア
ニール処理は例えば400℃3〜4時間の熱処理をフォ
ーミングガス中で行う。多結晶シリコン層5の粒界には
多くのシリコンダングリングボンドが存在しており、キ
ャリアの生成再結合センタとして働いてリーク電流を発
生させる。この水素化アニール処理によってシリコンダ
ングリングボンドをカットし、リーク電流の発生を抑制
できることになる。
【0052】このPSG8および窒化シリコン膜9を被
着した状態での水素化アニール処理では、PSG8の吸
湿性を利用して水素を多結晶シリコン層5内に入り込ま
せ、熱処理によってシリコンダングリングボンドをカッ
トする。なお、PSG8の上に窒化シリコン膜9を被着
するのは、窒化シリコン膜9で水素を封じ込め水素アニ
ール効果を高めるためである。つまり、窒化シリコン膜
9は水素を通さないのでキャップ膜として使用できる。
【0053】また、水素化アニール処理は、上記PSG
8および窒化シリコン膜9を被着した状態で行うもの
と、PSG8および窒化シリコン膜9を被着する代わり
に図4(b)に示すレーザ光照射を行った後、水素プラ
ズマ処理を行い、図5(a)に示す窒化シリコン膜9を
被着した状態で熱処理を行うようにしてもよい。この場
合にも、窒化シリコン膜9をキャップ膜として使用する
のがポイントである。
【0054】次に、水素化アニール処理が終了した後
は、図5(b)に示すように、ソース電極Sおよびドレ
イン電極Dの形成を行う。ソース電極Sおよびドレイン
電極Dを形成するには、各々の位置と対応する窒化シリ
コン膜9およびPSG8に窓開けを行い、そこに例えば
Si(1%)入りのアルミニウム(Al)をスパッタリ
ングによって600nm程度の厚さで被着し、その後4
00℃1時間程度のアルミニウムシンターを行う。
【0055】なお、図5(c)は、先の水素化アニール
処理において、図5(a)に示すような多結晶シリコン
層5上に窒化シリコン膜9を被着した状態で行ったもの
にソース電極Sおよびドレイン電極Dを形成した状態を
示している。
【0056】以上の処理によって、図1(a)に示すよ
うな半導体装置1が完成する。なお、図6はゲート電極
3の外側にLDD領域7が形成された半導体装置1を示
す模式断面図である。このような半導体装置1を製造す
るには、図2(c)に示すレジストR1を形成する際、
絶縁基板2裏面からの露光をゲート電極3の幅に対して
ジャスト露光を行うようにすれば容易に製造できること
になる。
【0057】次に、本発明の第2実施形態の製造方法を
図7〜図9の模式断面図に基づいて説明する。第2実施
形態における半導体装置は、コプラナー型から成るNチ
ャネルMOS型ポリシリコンTFTである。
【0058】一般に逆スタガー型、コプラナー型の双方
とも、LDD領域7(図1参照)がゲート領域G内に入
り込んだ構造の場合、ゲートチャネル長が短くなるので
電流特性が向上する反面、ゲート−ドレイン間耐圧が低
くなりリーク電流が若干多くなる。また、LDD領域7
をゲート領域G外に設けるとゲート−ドレイン間耐圧が
向上し、リーク電流が減少し、ドレイン電流ON/OF
F比が大きくなってスイッチング特性およびコントラス
トが向上する。
【0059】この半導体装置を製造する場合には、先
ず、図7(a)に示すように、透光性ほうけい酸ガラス
から成る絶縁基板2上に、第2金属汚染防止層62(例
えば、窒化シリコン膜)、第2層間応力緩衝層61(例
えば、酸化シリコン膜)、非晶質シリコン層5’、第1
層間応力緩衝層41(例えば、酸化シリコン膜)、第1
金属汚染防止層42(例えば、窒化シリコン膜)の順で
プラズマCVDによって連続成膜を行う。
【0060】また、図7(a)に示すように、酸化タン
タル膜42’(Ta2 5 )を用いる場合には、絶縁基
板2上に、第2金属汚染防止層62(例えば、窒化シリ
コン膜)、第2層間応力緩衝層61(例えば、酸化シリ
コン膜)、非晶質シリコン層5’(後の多結晶シリコン
層5)、第1層間応力緩衝層41(例えば、酸化シリコ
ン膜)、酸化タンタル膜42’(Ta2 5 )、第1金
属汚染防止層42の順でプラズマCVDによって連続成
膜を行う。
【0061】次いで、図8(a)に示すように、レジス
トR1を用いたマスク露光によって第1層間応力緩衝層
41および第1金属汚染防止層42を所定の形状にエッ
チングしてゲート絶縁部4を形成する。その後、1012
〜1013cm-2程度の低濃度燐(P- )をイオンドーピ
ングしてLDDを構成する。
【0062】次に、図8(b)に示すように、マスク露
光によってレジストR1を覆う状態となるレジストR2
を形成し、1014〜1015cm-2程度の高濃度燐
(P+ )のイオンドーピングを行ってソース、ドレイン
領域を形成する。その後、このレジストR1、R2の除
去を行っておく。
【0063】次いで、図8(c)に示すように、レーザ
光を照射し、非晶質シリコン層5’内の脱水素および結
晶化を行って多結晶シリコン層5を形成する。レーザ光
照射としては、例えばXeClから成る波長308nm
のエキシマレーザ光を使用し、約250〜300mJ/
cm2 の照射量で結晶化を行う。なお、レーザ光は、絶
縁基板2の表面または裏面のいずれからも照射すること
ができる。
【0064】この脱水素の際には、第1金属汚染防止層
42および第1層間応力緩衝層41がゲート領域Gの部
分のみに形成されていることから、他の部分から容易に
水素が脱出できるようになる。また、少なくともゲート
領域Gの上方には第1金属汚染防止層42および第1層
間応力緩衝層41が残っているため、これが保護膜とな
って空気中でレーザ光照射を行っても汚染物質がゲート
領域G内に入り込むことがなくなる。さらに、このゲー
ト領域Gの上方にある第1金属汚染防止層42および第
1層間応力緩衝層41が反射防止膜となり、レーザ光が
効率良くゲート領域Gとなる部分に照射される状態とな
る。
【0065】次に、図9(a)に示すように、PSG8
(例えば、300nm厚)および窒化シリコン膜9(例
えば、200nm厚)を形成した後、フォーミングガス
中において400℃3〜4時間程度の水素化アニール処
理を行い多結晶シリコン層5内のダングリングボンドを
カットする。
【0066】次いで、図9(b)に示すように、PSG
8および窒化シリコン膜9のソース、ゲート、ドレイン
に対応する位置に窓開けを行い、ソース電極S、ゲート
電極G、ドレイン電極Dを形成する。PSG8の窓開け
はドライエッチングで、窒化シリコン膜9の窓開けはウ
ェットエッチングで行う。また、各電極は、例えば1%
シリコン入りのアルミニウムを300nm厚程度形成
し、アルミニウムエッチングおよびアルミニウムシンタ
ーを施して形成する。
【0067】これにより、コプラナー型の半導体装置1
が完成する。また、図9(c)に示すコプラナー型の半
導体装置1は、ゲート領域G内にLDD領域7が入り込
んだ構造のものである。LDD領域7をこのようにゲー
ト領域G内に入れるためには、図8(a)で示す低濃度
燐(P- )のイオンドーピングの際に斜めに打ち込む
か、または熱拡散によってゲート領域G内まで入り込む
ようにすればよい。
【0068】なお、図9(b)、(c)に示すコプラナ
ー型の半導体装置1であっても、ゲート絶縁部4を構成
する第1層間応力緩衝層41および保護用絶縁部6を構
成する第2層間応力緩衝層61の少なくとも一方を、多
結晶シリコン層5から離れる方向で酸化シリコン膜、窒
酸化シリコン膜の順に形成してもよい。これによって、
さらなる層間応力の緩和を図ることが可能となる。
【0069】また、第1実施形態および第2実施形態に
おけるいずれの半導体装置1であってゲート電極3の両
側にLDD領域7を設けるいわゆるダブルLDD構造と
なっているが、ゲート−ドレイン間にのみLDD領域7
を設けるいわゆるシングルLDD構造としてもよい。ま
た、いずれの実施形態でもNチャネルMOS型ポリシリ
コンTFTから成る半導体装置1の例を説明したが、P
チャネルMOS型ポリシリコンTFTから成る半導体装
置1であってもイオンドーピングにおける導電型を変え
れば同様である。
【0070】さらに、本発明のいずれの実施形態でも非
晶質シリコン膜(a−Si:H)をエキシマレーザ光照
射によるレーザアニールによって多結晶シリコン化する
例を示したが、他にアルゴンレーザ(Arレーザ)光照
射によるレーザアニールや、低温アニール(600℃、
20〜30時間程度)、RTA(Rapid Thermal Annea
l)による650〜700℃0.5〜1.0時間程度の
アニール処理等の方法であってもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置およびその製造方法によれば次のような効果がある。
すなわち、ゲート領域に対応する上方に第1層間応力緩
衝層および第1金属汚染防止層から成るゲート絶縁部、
その下方に第2層間応力緩衝層および第2金属汚染防止
層から成る保護用絶縁部があるため、レーザ光を空気中
で照射してもゲート領域がアルカリ金属イオンや金属不
純物等で汚染させることがなく、特性劣化防止と生産性
とを大幅に向上させることが可能となる。
【0072】また、このゲート絶縁部または保護用絶縁
部がレーザ光の反射防止膜となりゲート領域となる非晶
質シリコン層を効率良く結晶化させることができ、半導
体装置の特性向上および設備投資削減を図ることが可能
となる。
【0073】さらに、各種薄膜を連続成膜するため、層
間での汚染が無くなるとともに層間の応力を小さくで
き、リーク電流を低減させることが可能となる。また、
レーザ光照射時に脱水素を容易に行うことができるた
め、脱水素、結晶化および活性化を連続して行うことが
でき、生産性を大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の第1実施形態を説明する
模式断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法を説明する模式
断面図(その1)である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法を説明する模式
断面図(その2)である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法を説明する模式
断面図(その3)である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法を説明する模式
断面図(その4)である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法を説明する模式
断面図(その5)である。
【図7】第2実施形態の製造方法を説明する模式断面図
(その1)である。
【図8】第2実施形態の製造方法を説明する模式断面図
(その2)である。
【図9】第2実施形態の製造方法を説明する模式断面図
(その3)である。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 絶縁基板 3 ゲート電極 4 ゲート絶縁
部 5 多結晶シリコン層 5’ 非晶質シ
リコン層 6 保護用絶縁部 7 LDD領域 41 第1層間応力緩衝層 42 第1金属
汚染防止層 61 第2層間応力緩衝層 62 第2金属
汚染防止層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 619A 627G

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上でゲート領域として形成され
    る多結晶シリコン層と、該多結晶シリコン層とゲート電
    極との間に形成されるゲート絶縁部と、該多結晶シリコ
    ン層に対して該ゲート電極と反対側に形成される保護用
    絶縁部とを備えている半導体装置であって、 前記ゲート絶縁部は、前記多結晶シリコン層側から前記
    ゲート電極側に向けて第1層間応力緩衝層、第1金属汚
    染防止層の順に構成され、 前記保護用絶縁部は、前記多結晶シリコン層側から前記
    ゲート電極と離れる側に向けて第2層間応力緩衝層、第
    2金属汚染防止層の順に構成されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1層間応力緩衝層および第2層間
    応力緩衝層は酸化シリコン膜を含み、 前記第1金属汚染防止層および第2金属汚染防止層は窒
    化シリコン膜を含む構成となっていることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1層間応力緩衝層および第2層間
    応力緩衝層の少なくとも一方は前記多結晶シリコン層側
    から離れる方向で酸化シリコン膜、窒酸化シリコン膜の
    順に構成されていることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1層間応力緩衝層は酸化タンタル
    膜を含む構成となっていることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 絶縁基板上でゲート領域として形成され
    る多結晶シリコン層と、該多結晶シリコン層とゲート電
    極との間に形成されるゲート絶縁部と、該多結晶シリコ
    ン層に対して該ゲート電極と反対側に形成される保護用
    絶縁部とを備えている半導体装置の製造方法であって、 前記ゲート絶縁部を構成する第1層金属汚染防止層、第
    1層間応力緩衝層、前記多結晶シリコン層を構成するた
    めの非晶質シリコン層、前記保護用絶縁部を構成する第
    2層間応力緩衝層、第2金属汚染防止層の順、または該
    第2金属汚染防止層、該第2層間応力緩衝層、該非晶質
    シリコン層、該第1層間応力緩衝層、該第1金属汚染防
    止層の順に連続成膜を行い、 その後、前記非晶質シリコン層をレーザアニールして前
    記多結晶シリコン層を形成することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1層間応力緩衝層および第2層間
    応力緩衝層は酸化シリコン膜を含み、 前記第1金属汚染防止層および第2金属汚染防止層は窒
    化シリコン膜を含む構成となっていることを特徴とする
    請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1層間応力緩衝層を酸化シリコン
    膜と窒酸化シリコン膜とで構成し、前記第1金属汚染防
    止層を窒化シリコン膜で構成する場合においては、 前記第1金属汚染防止層を構成する前記窒化シリコン
    膜、前記第1層間応力緩衝層を構成する窒酸化シリコン
    膜、酸化シリコン膜、前記非晶質シリコン層、前記第2
    層間応力緩衝層、前記第2金属汚染防止層の順、または
    該第2金属汚染防止層、該第2層間応力緩衝層、該非晶
    質シリコン層、該第1層間応力緩衝層を構成する酸化シ
    リコン膜、窒酸化シリコン膜、該第1金属汚染防止層を
    構成する窒化シリコン膜の順で連続成膜を行うことを特
    徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2層間応力緩衝層を酸化シリコン
    膜と窒酸化シリコン膜とで構成し、前記第2金属汚染防
    止層を窒化シリコン膜で構成する場合においては、 前記第1金属汚染防止層、前記第1層間応力緩衝層、前
    記非晶質シリコン層、前記第2層間応力緩衝層を構成す
    る酸化シリコン膜、窒酸化シリコン膜、前記第2金属汚
    染防止層を構成する窒化シリコン膜の順、または該第2
    金属汚染防止層を構成する窒化シリコン膜、第2層間応
    力緩衝層を構成する窒酸化シリコン膜、酸化シリコン
    膜、該非晶質シリコン層、該第1層間応力緩衝層、該第
    1金属汚染防止層の順で連続成膜を行うことを特徴とす
    る請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1層間応力緩衝層および第2層間
    応力緩衝層を酸化シリコン膜と窒酸化シリコン膜とで構
    成し、前記第1金属汚染防止層および第2金属汚染防止
    層を窒化シリコン膜で構成する場合においては、 前記第1金属汚染防止層を構成する前記窒化シリコン
    膜、前記第1層間応力緩衝層を構成する前記窒酸化シリ
    コン膜、前記酸化シリコン膜、前記非晶質シリコン層、
    前記第2層間応力緩衝層を構成する前記酸化シリコン
    膜、前記窒酸化シリコン膜、前記第2金属汚染防止層を
    構成する前記窒化シリコン膜の順、または該第2金属汚
    染防止層を構成する該窒化シリコン膜、該第2層間応力
    緩衝層を構成する該窒酸化シリコン膜、該酸化シリコン
    膜、該非晶質シリコン層、該第1層間応力緩衝層を構成
    する該酸化シリコン膜、該窒酸化シリコン膜、該第1金
    属汚染防止層を構成する該窒化シリコン膜の順で連続成
    膜を行うことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記非晶質シリコン層に対するレーザ
    アニールを大気中で行うことを特徴とする請求項5記載
    の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ゲート絶縁部の厚さを前記保護用
    絶縁部の厚さよりも厚く形成することを特徴とする請求
    項5記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記保護用絶縁部側から前記非晶質シ
    リコン層に対してレーザ光を照射しレーザアニールを行
    うことを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造
    方法。
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