JPH09116494A - 波長分割多重海底分岐方式 - Google Patents
波長分割多重海底分岐方式Info
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- JPH09116494A JPH09116494A JP7293310A JP29331095A JPH09116494A JP H09116494 A JPH09116494 A JP H09116494A JP 7293310 A JP7293310 A JP 7293310A JP 29331095 A JP29331095 A JP 29331095A JP H09116494 A JPH09116494 A JP H09116494A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】分岐側ケーブルの構成が単純化され、ケーブル
障害時の切替え回路の構成を極めて単純化することがで
き、経済性に優れた波長分割多重海底分岐方式を提供す
る。 【解決手段】光増幅海底中継器を用い複数の波長を多重
化して伝送する波長分割多重光増幅海底中継伝送システ
ムにおいて、伝送路の中間に波長選択素子により前記複
数の波長から任意の波長を分岐,合波する波長分割多重
海底分岐装置を備え、該波長分割多重海底分岐装置から
分岐しかつ該装置に合波する光海底ケーブルに無給電光
海底ケーブルが使用されることを特徴とする構成を有し
ている。
障害時の切替え回路の構成を極めて単純化することがで
き、経済性に優れた波長分割多重海底分岐方式を提供す
る。 【解決手段】光増幅海底中継器を用い複数の波長を多重
化して伝送する波長分割多重光増幅海底中継伝送システ
ムにおいて、伝送路の中間に波長選択素子により前記複
数の波長から任意の波長を分岐,合波する波長分割多重
海底分岐装置を備え、該波長分割多重海底分岐装置から
分岐しかつ該装置に合波する光海底ケーブルに無給電光
海底ケーブルが使用されることを特徴とする構成を有し
ている。
Description
【0001】本発明は複数の波長を多重して伝送する波
長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex
)光増幅海底中継伝送システムにおいて、ある波長を
分岐,挿入するWDM海底分岐装置を用いた波長分割多
重海底分岐方式に関するものである。
長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex
)光増幅海底中継伝送システムにおいて、ある波長を
分岐,挿入するWDM海底分岐装置を用いた波長分割多
重海底分岐方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ増幅器を用いた光増幅中継器
は、複数の波長を多重化したWDM信号を一括増幅する
ことができるため、波長多重による光増幅中継伝送シス
テムが光海底ケーブルシステムを始め広く光ファイバ伝
送システムに利用されている。WDM光増幅海底システ
ムでは、伝送システムの途中にWDM分岐装置を挿入
し、所要の波長信号を分岐(ドロップ:DROP)およ
び挿入(アド:ADD)することにより、波長単位で信
号のアド/ドロップが可能になる(AT & T Bell Labora
tories, C.R.Giles ,V.Miztahi :“Low-Loss ADD/DRO
P Multiplexers forWDM Lightwave Networks ”, Thc2-
1 IOOC95 )。この結果、図4(a)に示すように、例
えばWDM分岐装置により分岐された分岐ケーブル区間
が障害になった場合、分岐された波長により伝送される
信号は障害となるが、WDM分岐装置を通過する大部分
の波長の本線信号はその影響を受けない。すなわち、W
DM分岐方式では障害をある波長にのせた信号に局所化
できるため、システムの信頼性の向上が図られる。これ
に対し、一方、図4(b)に示すような、ファイバ対で
分岐していた従来の海中分岐方式では、分岐されたファ
イバ対の信号はすべて障害になる。また、ファイバ対で
分岐していた(b)の従来の海中分岐方式では、不要な
トラフィックも分岐局で終端する必要があったのに対
し、(a)に示すWDM海中分岐方式では分岐局で終端
が不要なトラフィックを伝送する波長をWDM分岐装置
部で通過させるため分岐端局で終端する終端用の端局装
置の簡略化が図られる。かくして、WDM光増幅海底中
継システムにWDM海中分岐装置を使用することにより
システムの信頼性向上,経済化が図られる。
は、複数の波長を多重化したWDM信号を一括増幅する
ことができるため、波長多重による光増幅中継伝送シス
テムが光海底ケーブルシステムを始め広く光ファイバ伝
送システムに利用されている。WDM光増幅海底システ
ムでは、伝送システムの途中にWDM分岐装置を挿入
し、所要の波長信号を分岐(ドロップ:DROP)およ
び挿入(アド:ADD)することにより、波長単位で信
号のアド/ドロップが可能になる(AT & T Bell Labora
tories, C.R.Giles ,V.Miztahi :“Low-Loss ADD/DRO
P Multiplexers forWDM Lightwave Networks ”, Thc2-
1 IOOC95 )。この結果、図4(a)に示すように、例
えばWDM分岐装置により分岐された分岐ケーブル区間
が障害になった場合、分岐された波長により伝送される
信号は障害となるが、WDM分岐装置を通過する大部分
の波長の本線信号はその影響を受けない。すなわち、W
DM分岐方式では障害をある波長にのせた信号に局所化
できるため、システムの信頼性の向上が図られる。これ
に対し、一方、図4(b)に示すような、ファイバ対で
分岐していた従来の海中分岐方式では、分岐されたファ
イバ対の信号はすべて障害になる。また、ファイバ対で
分岐していた(b)の従来の海中分岐方式では、不要な
トラフィックも分岐局で終端する必要があったのに対
し、(a)に示すWDM海中分岐方式では分岐局で終端
が不要なトラフィックを伝送する波長をWDM分岐装置
部で通過させるため分岐端局で終端する終端用の端局装
置の簡略化が図られる。かくして、WDM光増幅海底中
継システムにWDM海中分岐装置を使用することにより
システムの信頼性向上,経済化が図られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、WDM光増幅
海底中継システムの従来の構成では、通常中継間隔は1
00kmであるため分岐装置と分岐局が100km〜3
00kmの比較的短距離の場合でも中継器を挿入する必
要があり、このため給電ケーブルや給電装置がさらに必
要である。また、ケーブル障害の給電路の切替えが複雑
になる場合がある。
海底中継システムの従来の構成では、通常中継間隔は1
00kmであるため分岐装置と分岐局が100km〜3
00kmの比較的短距離の場合でも中継器を挿入する必
要があり、このため給電ケーブルや給電装置がさらに必
要である。また、ケーブル障害の給電路の切替えが複雑
になる場合がある。
【0004】本発明の目的は、分岐側ケーブルの構成が
単純化され、ケーブル障害時の切替え回路の構成を極め
て単純化することができ、経済性に優れた波長分割多重
海底分岐方式を提供することにある。
単純化され、ケーブル障害時の切替え回路の構成を極め
て単純化することができ、経済性に優れた波長分割多重
海底分岐方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の波長分割多重海
底分岐方式は、光増幅海底中継器を用い複数の波長を多
重化して伝送する波長分割多重光増幅海底中継伝送シス
テムにおいて、伝送路の中間に波長選択素子により前記
複数の波長から任意の波長を分岐,合波する波長分割多
重海底分岐装置を備え、該波長分割多重海底分岐装置か
ら分岐しかつ該装置に合波する光海底ケーブルに無給電
光海底ケーブルが使用されることを特徴とする構成を有
している。
底分岐方式は、光増幅海底中継器を用い複数の波長を多
重化して伝送する波長分割多重光増幅海底中継伝送シス
テムにおいて、伝送路の中間に波長選択素子により前記
複数の波長から任意の波長を分岐,合波する波長分割多
重海底分岐装置を備え、該波長分割多重海底分岐装置か
ら分岐しかつ該装置に合波する光海底ケーブルに無給電
光海底ケーブルが使用されることを特徴とする構成を有
している。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のWDM海底分岐方式で
は、WDM海底分岐装置により分岐されるケーブルに無
給電光海底ケーブルを使用する。WDM海底分岐装置に
より分岐した光ファイバに希土類元素または遷移金属含
有レーザ活性物質を添加した光ファイバを挿入し、分岐
局の受信側より励起パワーを伝送し遠隔励起光増幅を行
うことにより伝送距離の伸長を行う。一方、WDM分岐
装置で合波するファイバでは、分岐局の光送信パワーの
高出力化を行い伝送距離の伸長を図る。さらに分岐ケー
ブル長の延長が要求される場合、WDM分岐装置に光増
幅器を内蔵し、分岐ケーブルからの送出および分岐ケー
ブルへの入力のレベルの増加を行う。また、WDM分岐
装置で合波する信号を伝送する光ファイバに希土類元素
または遷移金属含有レーザ活性物質を添加した光ファイ
バを挿入し、WDM分岐装置から遠隔励起を行う。1.
5μm波長帯の信号を用いた光増幅海底ケーブルシステ
ムでは、伝送光ファイバに分散シフト光ファイバが用い
られる。さらに、WDM光増幅中継伝送では、伝送光フ
ァイバの非線形による4光子混合を避けるため、波長分
散を正もしくは負とし、波長多重信号間で位相が整合し
ないようにしている。ただし、累積波長分散が過大とな
るのを避けるため、適当な間隔で分散等化を行ってい
る。このため、分岐装置での本線光ファイバの累積波長
分散は一般に任意の値となる。一方、WDM分岐装置で
信号を合波する際、分岐側信号経路の累積波長分散を本
線光ファイバの波長分散と一致させた方が伝送特性上良
いと考えられる。このため、本線光ファイバの累積波長
分散に一致するように分岐局の送信で分散等化を行う。
さらに伝送距離の伸長を図るため分散シフト光ファイバ
より損失の小さい通常光ファイバを分岐ケーブルに使用
する。ただし、通常光ファイバの波長分散は分散シフト
光ファイバの波長分散より大きいため、分散補償ファイ
バあるいは分散補償器を分岐端局の送信部および受信部
に挿入する。かくして無中継化された分岐ケーブル長の
延長が可能となる。本発明によりWDM分岐装置の分岐
ケーブル部に中継器が不要となり、さらに、分岐局には
従来分岐ケーブル部に給電を行っていた給電装置が不要
となる。また、ケーブル障害時の給電切替作業も単純に
なる。
は、WDM海底分岐装置により分岐されるケーブルに無
給電光海底ケーブルを使用する。WDM海底分岐装置に
より分岐した光ファイバに希土類元素または遷移金属含
有レーザ活性物質を添加した光ファイバを挿入し、分岐
局の受信側より励起パワーを伝送し遠隔励起光増幅を行
うことにより伝送距離の伸長を行う。一方、WDM分岐
装置で合波するファイバでは、分岐局の光送信パワーの
高出力化を行い伝送距離の伸長を図る。さらに分岐ケー
ブル長の延長が要求される場合、WDM分岐装置に光増
幅器を内蔵し、分岐ケーブルからの送出および分岐ケー
ブルへの入力のレベルの増加を行う。また、WDM分岐
装置で合波する信号を伝送する光ファイバに希土類元素
または遷移金属含有レーザ活性物質を添加した光ファイ
バを挿入し、WDM分岐装置から遠隔励起を行う。1.
5μm波長帯の信号を用いた光増幅海底ケーブルシステ
ムでは、伝送光ファイバに分散シフト光ファイバが用い
られる。さらに、WDM光増幅中継伝送では、伝送光フ
ァイバの非線形による4光子混合を避けるため、波長分
散を正もしくは負とし、波長多重信号間で位相が整合し
ないようにしている。ただし、累積波長分散が過大とな
るのを避けるため、適当な間隔で分散等化を行ってい
る。このため、分岐装置での本線光ファイバの累積波長
分散は一般に任意の値となる。一方、WDM分岐装置で
信号を合波する際、分岐側信号経路の累積波長分散を本
線光ファイバの波長分散と一致させた方が伝送特性上良
いと考えられる。このため、本線光ファイバの累積波長
分散に一致するように分岐局の送信で分散等化を行う。
さらに伝送距離の伸長を図るため分散シフト光ファイバ
より損失の小さい通常光ファイバを分岐ケーブルに使用
する。ただし、通常光ファイバの波長分散は分散シフト
光ファイバの波長分散より大きいため、分散補償ファイ
バあるいは分散補償器を分岐端局の送信部および受信部
に挿入する。かくして無中継化された分岐ケーブル長の
延長が可能となる。本発明によりWDM分岐装置の分岐
ケーブル部に中継器が不要となり、さらに、分岐局には
従来分岐ケーブル部に給電を行っていた給電装置が不要
となる。また、ケーブル障害時の給電切替作業も単純に
なる。
【0007】
【実施例1】図1は本発明を実現するための第1の実施
例である。図1は、本発明の無中継海底ケーブル17を
使用したWDM海底分岐方式の構成図である。まず、W
DM端局装置10の送信器よりλ1 からλ4 の4波長
(λ1 :1550μm,λ2 :1.551μm,λ3 :
1.552μm,λ4 =1.553μm)が多重化され
たWDM信号が光増幅中継器6と海底ケーブル9により
中継伝送される。WDM信号はWDM海底分岐装置1の
光ファイバ・グレーティング2によりλ2 の信号のみ反
射され、光サーキュレータ3により分岐局の方向に分岐
される。光ファイバ・グレーティング2を通過した
λ1 ,λ3 ,λ4 の信号は、分岐局から伝送されたλ2
と同じ波長でλ2 とは別のλ2'の信号と合波され、光海
底ケーブル9’と光増幅中継器6’にて対向するWDM
端局装置10’の受信部に伝送される。WDM海底分岐
装置1で分岐されたλ2 の信号は、無中継光海底ケーブ
ル17を介して分岐局の端局装置12に伝送する。この
とき分岐局の端局装置12の受信部に設置された遠隔励
起レーザ14によりWDMカップラ15を介して遠隔励
起光増幅器13を励起する。この結果、受信されるλ2
の信号は増幅され、受信光パワーを所要レベルに保ちな
がら信号伝送距離を延長することが可能になる。一方、
分岐局の端局装置12の送信部に高出力光増幅器16を
設け、λ2'の信号の送信出力の増大を図り、挿入光パワ
ーを所要レベルに保ちながら、WDM海底分岐装置1ま
での到達距離の延長が可能になる。λ2 ,λ2'の信号の
受信および送信に上記の構成を用いることにより、WD
M海底分岐装置1と分岐局の端局装置12との間の距離
の延長が可能となる。また、分岐側の無中継光海底ケー
ブル17には電力を供給する必要がないため、WDM海
底分岐装置1の給電切替スイッチの切替えは単純にな
る。
例である。図1は、本発明の無中継海底ケーブル17を
使用したWDM海底分岐方式の構成図である。まず、W
DM端局装置10の送信器よりλ1 からλ4 の4波長
(λ1 :1550μm,λ2 :1.551μm,λ3 :
1.552μm,λ4 =1.553μm)が多重化され
たWDM信号が光増幅中継器6と海底ケーブル9により
中継伝送される。WDM信号はWDM海底分岐装置1の
光ファイバ・グレーティング2によりλ2 の信号のみ反
射され、光サーキュレータ3により分岐局の方向に分岐
される。光ファイバ・グレーティング2を通過した
λ1 ,λ3 ,λ4 の信号は、分岐局から伝送されたλ2
と同じ波長でλ2 とは別のλ2'の信号と合波され、光海
底ケーブル9’と光増幅中継器6’にて対向するWDM
端局装置10’の受信部に伝送される。WDM海底分岐
装置1で分岐されたλ2 の信号は、無中継光海底ケーブ
ル17を介して分岐局の端局装置12に伝送する。この
とき分岐局の端局装置12の受信部に設置された遠隔励
起レーザ14によりWDMカップラ15を介して遠隔励
起光増幅器13を励起する。この結果、受信されるλ2
の信号は増幅され、受信光パワーを所要レベルに保ちな
がら信号伝送距離を延長することが可能になる。一方、
分岐局の端局装置12の送信部に高出力光増幅器16を
設け、λ2'の信号の送信出力の増大を図り、挿入光パワ
ーを所要レベルに保ちながら、WDM海底分岐装置1ま
での到達距離の延長が可能になる。λ2 ,λ2'の信号の
受信および送信に上記の構成を用いることにより、WD
M海底分岐装置1と分岐局の端局装置12との間の距離
の延長が可能となる。また、分岐側の無中継光海底ケー
ブル17には電力を供給する必要がないため、WDM海
底分岐装置1の給電切替スイッチの切替えは単純にな
る。
【0008】
【実施例2】図2は本発明を実現するための第2の実施
例である。第2の実施例は、第1の実施例による構成に
おいて、分岐側海底ケーブル17の長さをさらに延長す
るための手段を講じた実施例である。すなわち、WDM
海底分岐装置1において、信号の分岐および挿入を行う
光ファイバに光増幅中継器7aを挿入し、分岐又は挿入
されるλ2 ,λ2' の信号のWDM海底分岐装置1から
の送信パワーおよび受信パワーの増大を図り、さらに延
長される無中継海底ケーブル17の損失を補償する。例
えば、1.5μm波長帯を使用したWDMシステムにお
いて、実施例2を使用しない場合では、WDM分岐装置
と分岐局を無中継できる距離は、高々100km程度で
ある。それに対し、本実施例では、WDM分岐装置13
から端局装置12に信号を伝送するファイバについて、
エルビウム添加ファイバを使用した遠隔励起光増幅器1
3を受信器から数10kmないし100km程度の位置
に配置し、1.48μm波長帯の遠隔励起レーザ14で
100mW〜200mW程度の励起パワーで遠隔励起す
ることにより、従来の100km程度の距離を100数
10kmから200km近い値とすることができる。さ
らに端局装置12からWDM分岐装置1への信号を伝送
するファイバについては、送信信号を従来0dBm程度
で送信していたものを高出力端局光増幅器16により+
20dBm以上とすることにより、0.2dB/kmの
ファイバ損失を考慮すると同じく100km程度の延長
が可能となる。この両者の採用により、WDM分岐装置
1と端局装置12の距離は200kmに延長することが
可能になる。また、遠隔励起レーザ13の出力,高出力
端局光増幅器16の利得を上げることにより距離をさら
に延長することができる。
例である。第2の実施例は、第1の実施例による構成に
おいて、分岐側海底ケーブル17の長さをさらに延長す
るための手段を講じた実施例である。すなわち、WDM
海底分岐装置1において、信号の分岐および挿入を行う
光ファイバに光増幅中継器7aを挿入し、分岐又は挿入
されるλ2 ,λ2' の信号のWDM海底分岐装置1から
の送信パワーおよび受信パワーの増大を図り、さらに延
長される無中継海底ケーブル17の損失を補償する。例
えば、1.5μm波長帯を使用したWDMシステムにお
いて、実施例2を使用しない場合では、WDM分岐装置
と分岐局を無中継できる距離は、高々100km程度で
ある。それに対し、本実施例では、WDM分岐装置13
から端局装置12に信号を伝送するファイバについて、
エルビウム添加ファイバを使用した遠隔励起光増幅器1
3を受信器から数10kmないし100km程度の位置
に配置し、1.48μm波長帯の遠隔励起レーザ14で
100mW〜200mW程度の励起パワーで遠隔励起す
ることにより、従来の100km程度の距離を100数
10kmから200km近い値とすることができる。さ
らに端局装置12からWDM分岐装置1への信号を伝送
するファイバについては、送信信号を従来0dBm程度
で送信していたものを高出力端局光増幅器16により+
20dBm以上とすることにより、0.2dB/kmの
ファイバ損失を考慮すると同じく100km程度の延長
が可能となる。この両者の採用により、WDM分岐装置
1と端局装置12の距離は200kmに延長することが
可能になる。また、遠隔励起レーザ13の出力,高出力
端局光増幅器16の利得を上げることにより距離をさら
に延長することができる。
【0009】
【実施例3】図3は本発明を実現するための第3の実施
例である。第3の実施例は、第2の実施例による構成に
おいて、WDM海底分岐装置1における累積波長分散値
を等化するため、分岐局の端局装置12の送信部に光フ
ァイバや光回路で構成された分散等化光ファイバ18を
挿入し、受信部では、累積した分散値を受信等化するた
めに分散等化光ファイバ18を挿入した構成である。こ
の結果、無中継海底ケーブル17の光ファイバの累積波
長分散も考慮して、端局装置12で補償することができ
る。従って、1.5μm波長帯で分散シフト光ファイバ
により伝送するシステムについても、無中継光海底ケー
ブル17の光ファイバに分散値が大きいがより低損失な
1.3μm波長帯に零分散波長がある通常の光ファイバ
の使用が可能になり、分岐された無中継海底ケーブルの
長さの延長が可能になる。
例である。第3の実施例は、第2の実施例による構成に
おいて、WDM海底分岐装置1における累積波長分散値
を等化するため、分岐局の端局装置12の送信部に光フ
ァイバや光回路で構成された分散等化光ファイバ18を
挿入し、受信部では、累積した分散値を受信等化するた
めに分散等化光ファイバ18を挿入した構成である。こ
の結果、無中継海底ケーブル17の光ファイバの累積波
長分散も考慮して、端局装置12で補償することができ
る。従って、1.5μm波長帯で分散シフト光ファイバ
により伝送するシステムについても、無中継光海底ケー
ブル17の光ファイバに分散値が大きいがより低損失な
1.3μm波長帯に零分散波長がある通常の光ファイバ
の使用が可能になり、分岐された無中継海底ケーブルの
長さの延長が可能になる。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、従来技術で
は分岐ケーブルに給電が必要である中継器が必要である
ためケーブルに電力を送ることが必要であったが、本発
明では、海底分散装置の分岐するケーブルに無中継伝送
を使用することにより、ケーブルに電力を送る必要がな
くなる。このため分岐端局に光ケーブルへの給電装置が
不要であり、光ケーブルも給電線のない経済的な無中継
光ケーブルを使用することができる。さらに、伝送系が
障害時の海中分岐装置における給電切替えが単純にな
る。かくして、本発明は、WDM海底分岐装置を用いた
WDM海底光増幅ケーブル・ネットワーク・システムの
WDM海底分岐方式に広く適用されることが期待され
る。
は分岐ケーブルに給電が必要である中継器が必要である
ためケーブルに電力を送ることが必要であったが、本発
明では、海底分散装置の分岐するケーブルに無中継伝送
を使用することにより、ケーブルに電力を送る必要がな
くなる。このため分岐端局に光ケーブルへの給電装置が
不要であり、光ケーブルも給電線のない経済的な無中継
光ケーブルを使用することができる。さらに、伝送系が
障害時の海中分岐装置における給電切替えが単純にな
る。かくして、本発明は、WDM海底分岐装置を用いた
WDM海底光増幅ケーブル・ネットワーク・システムの
WDM海底分岐方式に広く適用されることが期待され
る。
【図1】本発明の第1,第2の特徴により構成したWD
M海底分岐方式の実施例を示すブロック図である。
M海底分岐方式の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1,第2,第3の特徴により構成し
たWDM海底分岐方式の実施例を示すブロック図であ
る。
たWDM海底分岐方式の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第1,第2,第3,第4の特徴により
構成したWDM海底分岐方式の実施例を示すブロック図
である。
構成したWDM海底分岐方式の実施例を示すブロック図
である。
【図4】従来の分岐装置を説明するためのブロック図で
ある。
ある。
1 WDM海底分岐装置 2 光ファイバ・グレーティング 3,3’ 光アイソレータ 4 給電切替スイッチ 5 海底アース 6 光増幅中継器 7 光増幅器 7a 光中継増幅器 8 電源回路 9 光海底ケーブル 10,10’ WDM端局装置 11 給電装置 12 端局装置 13 遠隔励起光増幅器 14 遠隔励起レーザ 15 WDMカップラ 16 高出力端局光増幅器 17 無中継光海底ケーブル 18 分岐等化光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 哲之 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 秋葉 重幸 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 光増幅海底中継器を用い複数の波長を多
重化して伝送する波長分割多重光増幅海底中継伝送シス
テムにおいて、伝送路の中間に波長選択素子により前記
複数の波長から任意の波長を分岐,合波する波長分割多
重海底分岐装置を備え、該波長分割多重海底分岐装置か
ら分岐しかつ該装置と合波する光海底ケーブルに無給電
光海底ケーブルが使用されることを特徴とする波長分割
多重海底分岐方式。 - 【請求項2】 前記無給電光海底ケーブルのファイバの
一部に希土類元素または遷移金属含有レーザ活性物質を
添加した光ファイバが挿入され、該波長分割多重海底分
岐装置もしくは無給電光海底ケーブルが終端される端局
装置から励起光源により遠隔励起されることを特徴とす
る請求項1に記載の波長分割多重海底分岐方式。 - 【請求項3】 前記分岐,合波の波長の光信号の光レベ
ルを調整するために、該波長分割多重海底分岐装置の無
給電光海底ケーブルの光ファイバに光増幅器が挿入され
たことを特徴とする請求項1に記載の波長分割多重海底
分岐方式。 - 【請求項4】 前記無給電光海底ケーブルが終端される
端局装置の送信装置出力に該波長分割多重海底分岐装置
に接続される本線光海底ケーブルの累積波長分散値と該
無給電光海底ケーブルによる累積波長分散値が同じにな
るように分散等化光ファイバが挿入され、高出力光増幅
器で増幅することを特徴とする請求項1に記載の波長分
割多重海底分岐方式。 - 【請求項5】 前記無給電光海底ケーブルに低損失の通
常光ファイバが使用され、該通常光ファイバの波長分散
を補償するために該無給電光海底ケーブルが終端される
端局装置の送信,受信装置に分散補償ファイバもしくは
分散補償器が挿入されることを特徴とする請求項1に記
載の波長分割多重海底分岐方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293310A JPH09116494A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 波長分割多重海底分岐方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293310A JPH09116494A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 波長分割多重海底分岐方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09116494A true JPH09116494A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17793187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7293310A Pending JPH09116494A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 波長分割多重海底分岐方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09116494A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1168706A (ja) * | 1997-05-12 | 1999-03-09 | Alcatel Alsthom Co General Electricite | 波長分割多重分波装置及び光伝送システムのための運転方法 |
| US7146066B2 (en) | 2004-08-20 | 2006-12-05 | Fujitsu Limited | Wavelength division multiplexing optical transmission system |
| JP2008526113A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-17 | タイコ テレコミュニケーションズ (ユーエス) インコーポレーテッド | 有中継セグメントおよび無中継セグメントを含む光通信システム |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP7293310A patent/JPH09116494A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1168706A (ja) * | 1997-05-12 | 1999-03-09 | Alcatel Alsthom Co General Electricite | 波長分割多重分波装置及び光伝送システムのための運転方法 |
| US7146066B2 (en) | 2004-08-20 | 2006-12-05 | Fujitsu Limited | Wavelength division multiplexing optical transmission system |
| JP2008526113A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-17 | タイコ テレコミュニケーションズ (ユーエス) インコーポレーテッド | 有中継セグメントおよび無中継セグメントを含む光通信システム |
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