JPH09116584A - 無線データ通信の復調装置 - Google Patents
無線データ通信の復調装置Info
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Abstract
となしに、同期検波にてデータを復調する。 【解決手段】 プリアンブル信号と後続のデータ信号を
直交成分に分けて位相変調した信号を受信し、直交復調
されたIch,Qchのデータは各々A/D変換され、
角度計算器16により角度θを求める。差動検波復調器
17でこのθからシンボルごとにθn −θn-1 の差動復
調を行い、その差分からその差動検波の位相歪みを求め
る。次に、θの値をデジタルPLL22に入力し、PL
L22のロックアップタイム後、その出力値θ’からシ
ンボルごとにθ’n −θ’n-1 の差動復調を行い、その
差分から同期検波位相歪みを求める。位相歪み値比較器
29でその2つの位相歪み値を比較して、切り替えスイ
ッチ30で、同期検波の方がデータクオリティが優れて
いれば復調動作を同期検波に切り替えることにより、空
間伝搬環境上での最適な復調動作を選択する。
Description
調装置に関し、特に無線LAN通信の復調装置に関す
る。
ムには、PSK(位相シフトキーイング)変調を用いた
システムが多く、搬送周波数のずれ、すなわち周波数オ
フセットが位相復調歪みとなって誤り率特性に重大な影
響をもつ。
回転量が自動的に補償できるように、例えば受信側で搬
送波再生を行って入力波との位相比較を行い、位相同期
発振器の発振周波数を入力周波数に自動追随させる位相
同期ループ式位相同期検波装置などが提案されている。
この種の同期検波装置の入力信号対雑音比と誤り率の関
係は遅延検波より優れているといわれている。しかしな
がらPLLの2次ループまで動作させようとするとロッ
クアップタイムには少なくとも数十シンボルが必要とさ
れる。あらかじめプリンアンブル長が決まっているフレ
ームフォーマットではプリアンブル受信中に他処理を施
しているとPLLがロックできないため、同期検波では
データが復調できないことがある。
イムを短縮するために、例えば、特開昭63−1936
26号公報「位相同期回路」に開示された装置では、受
信データの立上がりおよび立下がりごとに受信データと
基準クロックの位相差に応じた数のパルスが位相差カウ
ンタに入力され、この位相差カウンタの出力により基準
クロックの遅延量を制御するので、位相補正クロックの
位相を速やかに受信データの位相に同期させる構成が採
用されている。
開示された位相同期回路の構成図である。
入力される。受信データAと発振器44の出力(基準ク
ロックB)はエッジ検出器45に入力され、ここで受信
データAの立上がりと立下がりに同期したエッジ検出パ
ルスDが出力される。次いでエッジ検出パルスDは位相
判別器46に入力される。この位相判別器46へは復調
用として後述する位相補正クロックCも入力されてい
る。ここで、位相補正クロックCとエッジ検出パルスD
を比較して位相補正クロックCがロウレベルのときにエ
ッジ検出パルスDがあった場合は受信データAに対して
位相補正クロックCは遅れていると判定されて、位相判
別器46はロウレベルを出力する(進んでいる場合はハ
イレベルを出力する)。つまり受信データAと位相補正
クロックCを比較することによりデータAに対して選ば
れている場合は出力はロウレベル、進んでいる場合はハ
イレベルとなる。この位相判別器46からのロウまたは
ハイレベルの位相判別出力Eは次の位相差パルス発生器
47に入力される。位相差パルス発生器47はクロック
Cとエッジ検出パルスDとの間の位相差に対応したパル
スGを出力する。このクロックG(位相差クロックとい
う)は次の位相差カウンタ48に入力されるが同時に位
相判別器46の出力Eも入力されている。この出力Eは
位相差カウンタ48をアップカウントまたはダウンカウ
ントするためのものであり、クロックCがデータAに対
して遅れている場合はダウンカウントし、逆に進んでい
る場合はアップカウントするようになっている。この動
作はエッジ検出パルスDが発生するたびに繰り返し実行
される。そしてこの位相差カウンタ48の出力は次に遅
延回路としてのシフトレジスタ52をロードする。一
方、クロック発振器44からの基準クロックBは分周器
51により分周されてシフトレジスタ52に入力され、
ここで遅延されることによって位相補正がなされ、位相
補正クロックCとして出力されるようになっている。そ
してこのクロックCはデータAと位相比較され、その結
果により位相差カウンタ48を介してシフトレジスタ5
2に入力される基準クロックBの遅延量をコントロール
するようになっている。すなわちクロックCがデータA
よりも遅れているときは位相差カウンタ48によりダウ
ンカウントされたデータによりシフトレジスタ52がロ
ードされるので遅延量を減少させ、反対に進んでいる場
合は遅れ量を増加させることになる。そしてこの動作は
前述したように受信データAのエッジを検出する度に実
行されているので位相の補正は時間遅れがなくなるよう
になっている。そして位相補正クロックCは分周器53
で希望する周波数に分周されて再生クロックが得られ、
その後、極性判定、データの復調波形整形の経路(極性
判定器54、復調器55、波形整形器56)を経て復調
データと再生クロックに分割され、復調データ出力端4
2、再生クロック出力端43から出力される。
補正クロックCを比較することにより位相補正クロック
CがデータAに対して進みか遅れを検出し、位相差パル
ス発生器47にてクロックCとエッジ検出パルスDとの
間の位相差に対応したパルスを発生し、これが位相差カ
ウンタ48に入力され、この位相差カウンタ48の出力
により基準クロックの遅延量を制御するので、位相補正
クロックCの位相は速やかに受信データAの位相に同期
する。
は、以下のような欠点があった。
アップタイムを短縮するために同期検波の基本構成以外
にアップダウンカウンタあるいはエッジ検出回路が必要
であり、このため装置全体の構成が複雑であり、仮にフ
ェージング環境が劣悪なところでは必ずしもデジタルP
LLがロックするという保証はできない。
長が固定されている場合、データを受信する前のプリア
ンブル受信期間中にAGC、ダイバーシティによるアン
テナ選択、同期クロック抽出などの処理が終了してから
デジタルPLLのループ動作を開始させると、プリアン
ブル受信中にデジタルPLLがロックできない可能性が
あり、同期検波でデータが復調できないおそれがある。
期検波にてデータを復調し、また通信を行っている環境
により最適な復調動作を選択し実行する無線データ通信
の復調装置を提供することにある。
調装置は、送信側が差動位相変調で、送信データにプリ
アンブルを付加したフレーム構成にてデータを送信した
ときに、該データを直交成分毎にA/D変換するA/D
変換器と、該A/D変換器の出力から前記直交成分が互
いになす角度を精度Kビットで計算する角度計算器と、
該角度計算器の出力を差動検波して位相回転量を求め、
復調する差動検波復調器と、デジタルPLLと、該角度
計算器の出力を該デジタルPLLに入力し同期検波を施
して位相回転量を求め復調する同期差動検波復調器と、
デジタルPLLのロックアップタイムが過ぎるまでは差
動検波にて復調し、デジタルPLLのロックアップタイ
ムが経過した後は差動検波と同期検波の位相歪みを比較
して位相歪みが小さい方の検波方式を選択してデータを
復調する手段を有する。
信号を直交成分に分けて多相(2のN乗相)位相変調し
た信号を受信し、無線部にて直交復調されたIch,Q
chのデータは各々A/D変換され、そのデータからシ
ンボルタイミングごとに角度計算器によりθ=tan-1
(Q/I)の演算を行い位相角度を求める。このθから
シンボルごとにθn −θn-1 の差動復調を行い、その差
分をSシンボル区間積算し平均を求める。その値を差動
検波の位相歪みとして差動検波位相歪み保持器に格納し
ておく。次に、θの値をデジタルPLLに入力しデジタ
ルPLLを動作させる。デジタルPLLの2次ループの
ロックアップタイムが終了してから、その出力値θ’か
らシンボルごとにθ’n −θ’n-1 の差動復調を行い、
その差分をSシンボル区間積算し平均化して同期検波の
データクオリティとして同期検波位相歪み保持器に格納
する。先ほど求めた差動検波位相歪み保持器の値と同期
検波位相歪み保持器の値を比較して位相歪みが少ない方
を採用し、差動検波の方がデータクオリティが優れてい
ればそのまま差動検波でデータを復調し、同期検波の方
がデータクオリティが優れていれば復調動作を同期検波
に切り替えて復調動作を行うことにより、環境による最
適な復調動作を選択することができる。
計算器の出力Kビットについて、差動検波にて隣接する
シンボル間の差分をSシンボル区間に亙って積算する差
動差分積算器と、該差動差分積算器の出力を積算区間の
Sシンボル数で除し、平均値を保持する差動検波位相歪
み保持器と、同期検波にて出力される位相の隣接するシ
ンボル間の差分をとり、その差分をSシンボル期間に亙
って積算する同期差分積算器と、該差分積算器の出力を
積算区間のSシンボル数で除し、平均値を保持する同期
検波位相歪み保持器と、該差動検波位相歪み保持器に保
持されている値と該同期検波位相歪み保持器に保持され
ている値を比較する回路と、該比較結果から差動検波ま
たは同期検波からの復調動作を選択する切り替えスイッ
チを含む。
て説明する。
の復調装置であるSS送信機を示すブロック図、図2は
受信フレームフォーマットを示す図、図3は受信シーケ
ンスを示す図である。
したスペクトラム拡散(以下SS)通信における復調装
置である。
ブルが128ビット、ユニークワードが16ビット、シ
グナルビットが8ビット、サービスビットが8ビット、
レングスビットが16ビット、CRCビットが16ビッ
ト、その後にレングスビットで規定された長さのMAC
データが続くことを示している。
S拡散された信号を受信するものであり、このため受信
信号は、隣接シンボルデータを差動変調して得られる直
交成分をスペクトラム拡散変調し、さらに直交2相変調
された信号となる。受信アンテナ12に捕捉された電波
は、まず直交復調部13にて直角2相復調された後、直
交成分ごとに、すなわちI成分(同相成分)とQ成分
(直交成分)ごとに対応するA/D変換器14i,14
qに送り出され、A/D変換される。本SS受信機では
図3の受信動作シーケンスに示したとおり、プリアンブ
ルを受信し始めたらAGC、シンボルタイミングを抽
出、受信レベルをモニタし、アンテナを切り替えてアン
テナダイバーシティを行う。受信レベルによりアンテナ
が選択され最適なデータサンプルタイミングが確立され
る。ここまでで、プリアンプルの100シンボル程度が
受信され経過しているものとする。A/D変換器14
i,14qのA/D変換出力の逆拡散復調器15を通し
て逆拡散されたデータが角度計算器16に供給され、こ
こで直交成分IとQが互いになす角度θの計算、つま
り、θ=tan-1(Q/I)の演算をシンボルタイミン
グごとに行う。ここでの精度はK(例えば6)ビットで
計算するものとする。
ボルごとにθn −θn-1 の演算を差動検波復調器17に
て差動復調を行う。その差分値をS(=16)シンボル
区間積算し、S(=16)で除算させ周波数オフセット
の平均値を求める。この値を周波数オフセット保持器1
8に保持しておく。これは、周波数の誤差であるので、
差動復調する際にその差分からこの周波数オフセット保
持器18に存在する値を引くことによりいわゆるAFC
が実現できる。また、この周波数オフセット値はデジタ
ルPLL22を動作させる際に、1次ループのオフセッ
ト値としてロードさせることにより、ロックアップ時間
を短縮できる。
が2ビット(QSPK時)とすると、下位4ビットが差
動復調時の理論値点からのずれ、つまり位相のデータク
オリティとなる。差動復調器17の出力と周波数オフセ
ット保持器18の差分について差動差分器19でS(=
16)シンボル区間積算し、S(=16)で除し、その
値を差動検波位相歪み保持器20に保持しておく。
求まったら、周波数オフセット保持器18に保持されて
いる値を周波数オフセット値21としてデジタルPLL
22の2次ループにロードする。ロードさせるのは単純
な切り替えなので、マルチプレクサ32で実現する。ロ
ード後デジタルPLL22の動作を開始させる。ここで
簡単にデジタルPLL22の動作について説明すると、
位相調整器23はループ内で追従させるビット数を調整
する機能で、QPSKならば角度計算器16で求めた6
ビットのうち下位4ビットを選択し、BPSKならば下
位5ビットを選択する。フィルター係数(Kp)24、
フィルター係数(Ki)25はよく知られたPLLの2
次ループに使用されるフィイルター係数で、これにより
ループの追従性が左右される。デジタルPLL22のロ
ックアップタイムを32シンボルとすると、図3の受信
動作シーケンスで記述されているように、既にプリアン
ブルが終了しデータ領域に入っているので、差動検波に
てデータを復調しながら、デジタルPLL22を動作さ
せ、サービスビットが検出されたら、デジタルPLL2
2の2次ループのロックアップが終了したとみなし、デ
ジタルPLL22の出力である位相角度θ’を使用して
θ’n −θ’n-1 の演算を同期差動検波復調器26で行
う。その値を同期差分積算器27でS(=16)シンボ
ル区間積算し、S(=16)で除算させ、その値を同期
検波位相歪み保持器28に保持しておく。
た差動検波位相歪み保持器20の値と同期検波位相歪み
保持器28との値を比較して、その結果より位相歪みの
値が小さい方を切り替えスイッチ30にて選択する。選
択された差分値を位相判定器31に入力し、位相判定す
ることによりデータが復調される。したがって、差動検
波の方がデータクオリティが優れていればそのまま差動
検波でデータを復調し、同期検波の方がデータクオリテ
ィが優れていれば復調動作を同期検波に切り替えて復調
動作を行う。
差動変調にてデータを送信した場合、プリアンブル受信
中だけではPLLのロックアップ時間が不足したとき
に、フレームのデータ領域に入ったら続けて差動検波を
行いデータを復調し、同時にPLLの動作をも行うこと
でPLLロックアップ時間が過ぎたら差動検波と同期検
波のデータクオリティを比較して、その空間伝搬環境上
で適した復調動作を選択することにより、簡単な回路構
成でデータの品質が向上する効果がある。
置であるSS受信機のブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 送信側が差動位相変調で、送信データに
プリアンブルを付加したフレーム構成にてデータを送信
したときに、該データを直交成分毎にA/D変換するA
/D変換器と、 該A/D変換器の出力から前記直交成分が互いになす角
度を精度Kビットで計算する角度計算器と、 該角度計算器の出力を差動検波して位相回転量を求め、
復調する差動検波復調器と、 デジタルPLLと、 該角度計算器の出力を該デジタルPLLに入力し同期検
波を施して位相回転量を求め復調する同期差動検波復調
器と、 前記デジタルPLLのロックアップタイムが過ぎるまで
は差動検波にて復調し、前期デジタルPLLのロックア
ップタイムが経過した後は差動検波と同期検波の位相歪
みを比較して位相歪みが小さい方の検波方式を選択して
データを復調する手段を有する無線データ通信の復調装
置。 - 【請求項2】 前記データを復調する手段は、前記角度
計算器の出力Kビットについて、差動検波にて隣接する
シンボル間の差分をSシンボル区間に亙って積算する差
動差分積算器と、該差動差分積算器の出力を積算区間の
Sシンボル数で除し、平均値を保持する差動検波位相歪
み保持器と、同期検波にて出力される位相の隣接するシ
ンボル間の差分をとり、その差分をSシンボル期間に亙
って積算する同期差分積算器と、該同期差分積算器の出
力を積算区間のSシンボル数で除し、平均値を保持する
同期検波位相歪み保持器と、該差動検波位相歪み保持器
に保持されている値と該同期検波位相歪み保持器に保持
されている値を比較する回路と、該比較結果から差動検
波または同期検波かの復調動作を選択する切り替えスイ
ッチを含む請求項1記載の復調装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP07267189A JP3130773B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 無線データ通信の復調装置 |
| US08/733,120 US5793250A (en) | 1995-10-16 | 1996-10-16 | Phase demodulator selectively using a first or a second detector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07267189A JP3130773B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 無線データ通信の復調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09116584A true JPH09116584A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3130773B2 JP3130773B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07267189A Expired - Fee Related JP3130773B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 無線データ通信の復調装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5793250A (ja) |
| JP (1) | JP3130773B2 (ja) |
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1996
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5793250A (en) | 1998-08-11 |
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