JPH09117207A - 施肥装置付き乗用型田植機 - Google Patents

施肥装置付き乗用型田植機

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JPH09117207A
JPH09117207A JP8250235A JP25023596A JPH09117207A JP H09117207 A JPH09117207 A JP H09117207A JP 8250235 A JP8250235 A JP 8250235A JP 25023596 A JP25023596 A JP 25023596A JP H09117207 A JPH09117207 A JP H09117207A
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fertilizer
tank
seedling
control seat
fertilizer application
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Masabumi Saeki
正文 佐伯
Masaru Nomura
野村  勝
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki & Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Fertilizing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前側が高く後側が低く傾斜した苗載台を備え
た苗植装置を乗用型走行車体の後側に装着し、施肥装置
の施肥タンクを側面視で乗用型走行車体の操縦座席の後
側近傍で苗載台の前端部の前側近傍に位置するよう構成
して、施肥タンクを側面視で操縦座席と苗載台との前後
間に設けながらも、機体の前後長ができるだけ短くなる
ように構成した施肥装置付き乗用型田植機としつつ、作
業者がステップ上に立って肥料を施肥タンクに補給する
場合に、誤って肥料を施肥タンクの前後にこぼして施肥
タンク下方の機体構成部材上にふりかかり、その肥料に
よって機体構成部材が腐触してしまうことを防止するこ
とを課題とする。 【構成】 乗用型走行車体12のステップ27の操縦座
席5の左右側方に位置するよう設けたステップ部を、そ
の後部が施肥タンク9の下方に位置するよう設け、該ス
テップ部の後部上方に位置する施肥タンク9の蓋9aを
前部が開閉するよう設けた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、施肥装置の肥料タン
クと肥料繰出装置を乗用型走行車体側に取り付けた構成
の施肥装置付き乗用型田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭59−198909号公報
に示されるように、左右前輪と左右後輪とを備えるとと
もに操縦座席とステップとを備えた乗用型走行車体の後
側に、後下がりに傾斜した苗載台を備えた苗植装置を装
着し、施肥装置の施肥タンクが側面視で操縦座席の後側
で苗載台の前端部の前側近傍に位置するよう構成し、該
施肥タンクの下側で前記左右後輪の上端位置より上側に
肥料繰出装置を設けた施肥装置付き乗用型田植機におい
て、前記ステップを操縦座席より前方に位置し、該ステ
ップの後端部が施肥タンクの前側部より前側に位置する
よう設けたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の施肥装置付
き乗用型田植機は、施肥装置の施肥タンク及び肥料繰出
装置を側面視で操縦座席の後側に設けながらも、機体の
前後長ができるだけ短くなるようコンパクトに構成した
ものであるが、ステップと肥料タンクが前後に離れてい
て、更に、その肥料タンクの後側に苗載台が位置するこ
とから、ステップ上に乗った作業者は、施肥タンクに肥
料を補給しにくく、また、その肥料タンク上を越えて後
方の苗載台へ苗を補給しにくい構成となっていた。
【0004】よって、この発明は、施肥装置の施肥タン
ク及び肥料繰出装置を側面視で操縦座席の後側に設けな
がらも、機体の前後長ができるだけ短くなるようコンパ
クトに構成し、且つ、ステップ上に乗った作業者が施肥
タンクへの肥料の補給と苗載台へ苗の苗の補給とがとも
に行いやすい構成として、作業能率の向上を図ることを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、左右前輪2・2と左右後輪3・3とを
備えるとともに操縦座席5とステップ27とを備えた乗
用型走行車体12の後側に、後下がりに傾斜した苗載台
47を備えた苗植装置8を装着し、施肥装置52の施肥
タンク9が側面視で操縦座席5の後側で苗載台47の前
端部の前側近傍に位置するよう構成し、該施肥タンク9
の下側で前記左右後輪3・3の上端位置より上側に肥料
繰出装置53を設けた施肥装置付き乗用型田植機におい
て、前記ステップ27に操縦座席5より左右方向外側に
位置するステップ部を設け、該ステップ部の後端部がそ
の上方に位置する施肥タンク9の前側部より後側に位置
するよう設けたことを特徴とする施肥装置付き乗用型田
植機としたものである。
【0006】
【発明の作用及び効果】この発明の施肥装置付き乗用型
田植機は、施肥装置の施肥タンクが側面視で操縦座席の
後側で苗載台の前端部の前側近傍に位置するよう構成
し、該施肥タンクの下側で左右後輪の上端位置より上側
に肥料繰出装置を設けた構成としたから、施肥装置の施
肥タンク及び肥料繰出装置を側面視で操縦座席の後側に
設けながらも、機体の前後長ができるだけ短くなるよう
コンパクトに構成され、従って、小回りに旋回できて機
体操縦が容易となる。なおかつ、ステップに操縦座席よ
り左右方向外側に位置するステップ部を設け、該ステッ
プ部の後端部がその上方に位置する施肥タンクの前側部
より後側に位置するよう設けた構成としたから、ステッ
プ上に乗った作業者は、施肥タンクに接近できて肥料の
補給が容易に行えるようになり、しかも、施肥タンクが
苗載台の前側に位置していながらも、施肥タンクの前側
部より後側に足を踏み込ませることができて、肥料タン
ク上を越えて後方の苗載台への苗の補給も容易に行える
ようになって、作業能率が向上する。
【0007】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の一実施例である
施肥装置付き乗用型田植機について説明する。12は乗
用型走行車体であって、機体1を構成する左右フレーム
13・14の前後方向中央部上面にエンジン4を搭載
し、該エンジン4の左側面にミッションケース15をボ
ルト16…にて固着し、エンジン4とミッションケース
15とは所謂直結型の構成となっている。ミッションケ
ース15は左右ケース15a・15bをボルト17…に
て一体に結合し背面視L字状に構成されており、前記左
右フレーム13・14に各々溶接された支持片18・1
8にボルト19…にて固着連結されている。そして、こ
のミッションケース15には、変速レバー31にてエン
ジン4の回転駆動力が変速される変速機構と前輪デフ機
構とが内蔵されている。
【0008】20・20は左右フロントアクスルケース
であって、前記ミッションケース15の左右側部部に固
着されている。2・2は左右操向駆動前輪であって、左
右フロントアクスルケース20・20の下部に嵌合され
後記操縦ハンドル21にて回動される操向ケース22・
22に軸架されている。
【0009】6は内部に変速歯車を有する操縦用伝動ケ
ースであって、左右フレーム13・14両者の前端部に
固着されており、その上部にはハンドルポスト23が固
着され、ハンドルポスト23の上端部には操縦ハンドル
21が設けられている。そして、操縦用伝動ケース6の
下部には、その後端が左右操向ケース22・22に連結
された操向伝達機構としてのリンク24が設けられてお
り、操縦ハンドル21を回すと操縦用伝動ケース6内の
変速歯車・リンク24を介して左右操向ケース22・2
2が縦軸回りに回動し左右操向駆動前輪が向きを変える
ように構成されている。
【0010】25は後輪駆動ケースであって、左右フレ
ーム13・14両者の後端部に固着されており、その左
右両側部には左右駆動後輪3・3が軸架されている。2
6は、ミッションケース15から後輪駆動ケース25に
動力を伝える伝動軸である。そして、後輪駆動ケース2
5内部の伝動機構中には左右駆動後輪3・3に対する左
右サイドクラッチと左右サイドブレーキとが内蔵されて
おり、エンジン4の前方に設けられたステップ27の前
方部に設けられた左右クラッチペダル28・29の踏込
操作により該左右サイドクラッチが切れ且つ左右サイド
ブレーキが利くように構成されている。即ち、左右クラ
ッチペダル28・29の踏込操作をした側の駆動後輪3
・3の駆動が停止されブレーキが利くようになってい
る。
【0011】30はFRPにて成型された車体カバーで
あって、エンジン4の周囲を覆うエンジンカバー部と前
記エンジン4の前方及び左右側方に設けられたステップ
27とが一体形成され、左右フレーム13・14上に固
着されている。なお、ステップ27は、図面に示される
ように、操縦座席5より左右方向外側に位置するステッ
プ部と、操縦座席5より前側に位置するステップ部とを
備えたものとなっている。
【0012】5は操縦座席であって、車体カバー30の
上部に装着されている。10は低板と4つの側壁とで深
さの浅い箱状に形成されその内面が苗載部11となって
いる予備苗載台であって、ミッションケース15の左右
両側に各々の基端が固着された左右予備苗フレーム32
・32の上端部に固着されており、苗が収納された育苗
箱がその内部の苗載部11に載置できるように構成され
ている。
【0013】7は上部リンク7aと下部リンク7bとに
より構成されるリンク機構であって、上部リンク7aと
下部リンク7bの基端部は、左右フレーム13・14に
固着された支持フレーム33・33・34・34に枢着
35・36され、後端部は、苗植装置8をローリング自
在に支持するローリング軸37が設けられた縦枠38に
枢着39・40されている。
【0014】41は油圧シリンダー装置であって、シリ
ンダーの基部がミッションケース15の後側に枢着さ
れ、ピストンの後端が上部リンク7aと一体の揺動アー
ム7cに枢着されている。42はハンドルポスト23の
周囲を覆う合成樹脂にて形成された前部カバーであっ
て、ステップ27の前端部上面に固着されている。そし
て、前部カバー42の上部には、前記変速レバー31が
設けられている。
【0015】43は該前部カバー42の左側方に設けら
れた主クラッチペダルである。4aは燃料タンクであっ
て、左右フレーム13・14に固着された支持フレーム
33・33の上端に固着されており、燃料パイプ4bに
てエンジン4に燃料を供給するべく設けられている。苗
植装置8は、前記縦枠38のローリング軸37にローリ
ング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース
44と、該植付伝動ケース44に設けられた下部支持部
材45及び上部支持部材46に支持されて機体左右方向
に往復動する苗載台47と、植付伝動ケース44の後端
部に装着され前記苗載台47の下端より1株分づつの苗
を分割して圃場に植付ける苗植付け装置48…と、植付
伝動ケース44の下部にその後部が軸支49されてその
前部が上下揺動自在に装着された整地体である中央整地
フロート50・左右整地フロート51・51等にて構成
されている。左右整地フロート51・51は、各々左右
駆動後輪3・3の後方に配置されており、該左右駆動後
輪3・3にて掻き乱された圃場を整地すると共に苗植付
け装置48にて苗が植付けられる圃場の前方を整地すべ
く設けられている。
【0016】52は施肥装置であって、乗用型走行車体
12の左右フレーム13・14に固着された支持フレー
ム33・33の上端に固着された透明の樹脂より形成さ
れた4つの施肥タンク9…と、該各施肥タンク9…の下
部に一体的に装着され施肥タンク9内の粒状肥料を一定
量づつ繰り出す4つの肥料繰出装置53…と、該肥料繰
出装置53にて繰り出された肥料を案内する透明の4つ
の施肥パイプ54…と、中央整地フロート50・左右整
地フロート51・51に固着され苗植付け位置側方の圃
場に施肥溝を掘り施肥パイプ54にて案内された粒状肥
料を該施肥溝内に落下案内する4つの作溝器55…とに
より構成されている。
【0017】そして、図面に示されるように、施肥装置
52の施肥タンク9が側面視で操縦座席5の後側で苗載
台47の前端部の前側近傍に位置するよう構成され、ま
た、肥料繰出装置53が施肥タンク9の下側で左右後輪
3・3の上端位置より上側に位置するよう設けられてい
る。そして、ステップ27の操縦座席5より左右方向外
側に位置するステップ部の後端部が、その上方に位置す
る施肥タンク9の前側部より後側に位置するよう設けら
れている。
【0018】そして、施肥パイプ54は、上部パイプ5
4aと該上部パイプ54aに外嵌し摺動自在に構成され
た下部パイプ54bとに分割構成されており、苗植装置
8がリンク機構7にて上下動された場合、外施肥パイプ
54の長さが自動的に変更され、施肥パイプ54内を粒
状肥料が適切に流下案内されるように施肥パイプ54は
常に直線状になるように構成されている。尚、施肥タン
ク9…は、燃料タンク4aの左右両側に2つづつ設けら
れており、平面視においてその前部が操縦座席5と予備
苗載台10との間に介入した状態で、側面視において下
部予備苗載台10の苗載部11の上端よりも低い位置に
位置するように配設されている。そして、各施肥タンク
9…の上部には蓋9a…が、その前部が開閉するように
後部を金具9b…にて止めて設けられている。
【0019】56は左右フレーム13・14に固着され
た施肥伝動ケースであって、前記ミッションケース15
から伝動軸57を介して動力が伝達され、該施肥伝動ケ
ース56の側壁に設けられた回転アーム58が回転され
るように構成されている。そして、該回転アーム58の
回転はロッド59にて前記肥料繰出装置53の駆動アー
ム60に伝達され、肥料繰出装置53にて施肥タンク9
内の粒状肥料が一定量づつ繰り出されるように構成され
ている。
【0020】61は両端にユニバーサルジョイント62
・62を有するPTO伝動軸であって、施肥伝動ケース
56の動力を苗植装置8の植付伝動ケース44に伝達す
べく設けている。63は中央整地フロート50の前部上
面と植付伝動ケース44との間に設けられた油圧バルブ
であって、中央整地フロート50の前部が外力にて適正
範囲以上に持ち上げられた時にはミッションケース15
の左側面に装着された油圧ポンプ64にてミッションケ
ース15内から汲み出された圧油を油圧シリンダー41
に送り込んでピストンを突出させリンク機構7を上動さ
せて苗植装置8を所定位置まで上昇せしめ、また、中央
整地フロート50の前部が適正範囲以上に下がった時に
は油圧シリンダー41内の圧油をミッションケース15
内に戻してリンク機構7を下動させて苗植装置8を所定
位置まで下降せしめ、そして、中央整地フロート50の
前部が適正範囲にあるとき(苗植装置8が適正な所定位
置にある時)には油圧シリンダー41内の圧油の出入り
を止めて苗植装置8を一定位置に保持せしめるべく設け
られている。
【0021】65は車体カバー30より突出して操縦座
席5の右側方に設けられた操作レバーであって、ミッシ
ョンケース15内に設けられた伝達軸57への動力を断
接するPTOクラッチを操作して施肥装置52及び苗植
装置8への動力を入切り操作できるように構成されてい
ると共に、油圧バルブ63を操作して手動にて苗植装置
8を上下動できるようにも構成されている。即ち、操作
レバー65を前方に倒すと、PTOクラッチが入り施肥
装置52及び苗植装置8が駆動され且つ油圧バルブ63
が中央整地フロート50の上下動にて切換えられる自動
制御状態となる。逆に、操作レバー65を後方に倒す
と、PTOクラッチが切れ施肥装置52及び苗植装置8
の作動が停止し且つ油圧バルブ63が強制的に苗植装置
8を上昇する側に切換えられ、苗植装置8が上昇され
る。そして、操作レバー65をその操作ストロークの中
間位置にすると、PTOクラッチが切れ施肥装置52及
び苗植装置8の作動が停止し且つ油圧バルブ63が油圧
シリンダー41内の圧油の出入りを止めて苗植装置8を
一定位置に保持せしめる位置に切換えられ、苗植装置8
が操作レバー65を中間位置に操作したときの位置に保
持され苗植装置8は上昇も下降もしない。
【0022】66はエンジン4を始動せしめるリコイル
スタータであって、そのノブ67は車体カバー30の外
側で前記操作レバー65の右側に設けられている。68
はミッションケース15の後側面と後輪駆動ケース25
の前側面との間に設けられた補強フレームである。69
は駆動走行前輪2・2の伝動系中の前輪デフ機構のデフ
ロックペダルであって、エンジン4の前方に設けられて
いる。
【0023】尚、機枠1は、上記の左右フレーム13・
14と該左右フレーム13・14を一体に連結する操縦
用伝動ケース6・ミッションケース15・後輪駆動ケー
ス25と補強フレーム68とにより構成される。上記の
ように構成された乗用型田植機を水田圃場に入れて、苗
載台47に苗を載置し予備苗載台10…に苗を収納した
育苗箱を載置してリコイルスタータ66のノブ67を引
いてエンジン4を始動し操作レバー65を前方に倒して
各部を駆動し機体を前進せしめれば、苗植装置8は自動
的に適正位置に上下制御され田植作業が行われる。その
とき、同時に施肥装置52により苗植付位置の側方の圃
場中に粒状肥料が施肥される。
【0024】そして、乗用型走行車体12は、機体1の
下部に駆動操向前輪2・2と駆動後輪3・3とを装着
し、側面視において駆動操向前輪2・2の巾内にミッシ
ョンケース15とエンジン4を装備し、該エンジン4の
上方に操縦座席5を設け、エンジン4の前方の左右フレ
ーム13・14の前端部に操縦用伝動ケース6を設け、
エンジン4の後方にはリンク機構7を介して装着された
苗植装置8との間に施肥タンク9と後輪3・3とを設
け、その施肥タンク9の前部を平面視において操縦座席
5と予備苗載台10との間に介入した状態に設けたもの
であるから、機体の前後バランスが非常に良い機体前後
長さの短い走行安定性の優れた小型軽量の構成となり、
苗植作業時や路上走行時においてその操縦性は良く、回
向半径も小さいので畦際での苗の植え残し面積を小さく
でき苗植作業が能率的に行なえる。
【0025】また、操縦座席5の左右側方に設けた予備
苗載台10・10の苗載部11・11よりも低い位置に
施肥タンク9…を設けたので、予備苗載台10・10か
ら苗載台47に苗を補給するとき、施肥タンク9…が邪
魔にならず苗補給作業が能率的に行なえる。以上、この
施肥装置付き乗用型田植機は、施肥装置52の施肥タン
ク9が側面視で操縦座席5の後側で苗載台47の前端部
の前側近傍に位置するよう構成し、該施肥タンク9の下
側で左右後輪3・3の上端位置より上側に肥料繰出装置
53を設けた構成としたから、施肥装置52の施肥タン
ク9及び肥料繰出装置43を側面視で操縦座席9の後側
に設けながらも、機体の前後長ができるだけ短くなるよ
うコンパクトに構成され、従って、小回りに旋回できて
機体操縦が容易となる。なおかつ、ステップ27に操縦
座席5より左右方向外側に位置するステップ部を設け、
該ステップ部の後端部がその上方に位置する施肥タンク
9の前側部より後側に位置するよう設けた構成としたか
ら、ステップ27上に乗った作業者は、施肥タンク9に
接近できて肥料の補給が容易に行えるようになり、しか
も、施肥タンク9が苗載台47の前側に位置していなが
らも、施肥タンク9の前側部より後側に足を踏み込ませ
ることができて、肥料タンク9上を越えて後方の苗載台
47への苗の補給も容易に行えるようになって、作業能
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置付き田植機の側面図。
【図2】施肥装置付き田植機の平面図。
【図3】機体の一部を示す断面図。
【符号の説明】
2:前輪 3:後輪 5:操縦座席 8:苗植装置 9:施肥タンク 12:乗用型走行車体 15:ミッションケース 27:ステップ 47:苗載台 52:施肥装置 53:肥料繰出装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 施肥装置付き乗用型田植機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、施肥装置の施肥タン
クを、側面視で、乗用型走行車体の操縦座席と苗植装置
の苗載台との前後間に配設した施肥装置付き乗用型田植
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭59−198909号公報
に示されるように、施肥タンクを側面視で操縦座席と苗
載台との前後間に設けながらも、その施肥タンクが操縦
座席と苗載台の前端部とに対し前後方向近傍に位置する
よう構成して、機体の前後長ができるだけ短くなるよう
にした施肥装置付き乗用型田植機があった。
【0003】なお、この施肥装置付き乗用型田植機は、
乗用型走行車体のステップが操縦座席の前方にのみ設け
られ、また、操縦座席の左右側方のカバ−部は、施肥タ
ンクより前側までしか設けられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の施
肥装置付き乗用型田植機において、作業者がステップ上
に立って肥料を施肥タンクに補給する場合、作業者は肥
料袋等の肥料収容体を前後に傾けて施肥タンクに注ぎ込
もうとするが、このとき誤って肥料を施肥タンクの前後
にこぼしてしまうことがある。
【0005】このようなとき、上記従来機にあっては、
操縦座席の左右側方のカバ−部が施肥タンクより前側ま
でしか設けられていないため、こぼれ落ちた肥料が施肥
タンク下方の機体構成部材上にふりかかってしまい、そ
の機体構成部材が肥料によって腐触してしまうおそれが
あった。よって、この発明は、施肥タンクを側面視で操
縦座席と苗載台との前後間に設けながらも、機体の前後
長ができるだけ短くなるように構成しつつ、作業者がス
テップ上に立って肥料を施肥タンクに補給する場合に、
誤って肥料を施肥タンクの前後にこぼして施肥タンク下
方の機体構成部材上にふりかかり、その肥料によって機
体構成部材が腐触してしまうことを防止することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、前側が高く後側が低く傾斜した苗載台
47を備えた苗植装置8を乗用型走行車体12の後側に
装着し、施肥装置52の施肥タンク9を側面視で乗用型
走行車体12の操縦座席5の後側近傍で苗載台47の前
端部の前側近傍に位置するよう構成した施肥装置付き乗
用型田植機において、乗用型走行車体12のステップ2
7の操縦座席5の左右側方に位置するよう設けたステッ
プ部を、その後部が施肥タンク9の下方に位置するよう
設け、該ステップ部の後部上方に位置する施肥タンク9
の蓋9aを前部が開閉するよう設けたことを特徴とする
施肥装置付き乗用型田植機としたものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】この発明の施肥装置付き乗用型
田植機は、前側が高く後側が低く傾斜した苗載台47を
備えた苗植装置8を乗用型走行車体12の後側に装着
し、施肥装置52の施肥タンク9を側面視で乗用型走行
車体12の操縦座席5の後側近傍で苗載台47の前端部
の前側近傍に位置するよう構成したので、施肥タンクを
側面視で操縦座席と苗載台との前後間に設けながらも、
機体の前後長ができるだけ短くなるように構成できた。
【0008】また、乗用型走行車体12のステップ27
の操縦座席5の左右側方に位置するよう設けたステップ
部を、その後部が施肥タンク9の下方に位置するよう設
けたので、作業者がステップ上に立って施肥タンクに肥
料を補給する場合や、施肥タンクの後側の苗載台に苗を
補給する場合に、作業者は苗載台前端部の前側近傍に位
置する施肥タンクの前側下方付近まで足を踏み出すこと
ができて、安定した姿勢で容易に行えるようになる。
【0009】そして、乗用型走行車体12のステップ2
7の操縦座席5の左右側方に位置するよう設けたステッ
プ部を、その後部が施肥タンク9の下方に位置するよう
設け、該ステップ部の後部上方に位置する施肥タンク9
の蓋9aを前部が開閉するよう設けたので、作業者がス
テップ上に立って肥料を施肥タンクに補給する場合に、
誤って肥料を施肥タンクの前後にこぼしてしまっても、
施肥タンクの前側下方には操縦座席の左右側方に位置す
るステップ部があり、施肥タンクの後側には開けられた
施肥タンクの蓋があるから、肥料が機体構成部材上にふ
りかかって機体構成部材を腐触させてしまうことを防止
できる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の一実施例である
施肥装置付き乗用型田植機について説明する。12は乗
用型走行車体であって、機体1を構成する左右フレーム
13・14の前後方向中央部上面にエンジン4を搭載
し、該エンジン4の左側面にミッションケース15をボ
ルト16…にて固着し、エンジン4とミッションケース
15とは所謂直結型の構成となっている。ミッションケ
ース15は左右ケース15a・15bをボルト17…に
て一体に結合し背面視L字状に構成されており、前記左
右フレーム13・14に各々溶接された支持片18・1
8にボルト19…にて固着連結されている。そして、こ
のミッションケース15には、変速レバー31にてエン
ジン4の回転駆動力が変速される変速機構と前輪デフ機
構とが内蔵されている。
【0011】20・20は左右フロントアクスルケース
であって、前記ミッションケース15の左右側部部に固
着されている。2・2は左右操向駆動前輪であって、左
右フロントアクスルケース20・20の下部に嵌合され
後記操縦ハンドル21にて回動される操向ケース22・
22に軸架されている。
【0012】6は内部に変速歯車を有する操縦用伝動ケ
ースであって、左右フレーム13・14両者の前端部に
固着されており、その上部にはハンドルポスト23が固
着され、ハンドルポスト23の上端部には操縦ハンドル
21が設けられている。そして、操縦用伝動ケース6の
下部には、その後端が左右操向ケース22・22に連結
された操向伝達機構としてのリンク24が設けられてお
り、操縦ハンドル21を回すと操縦用伝動ケース6内の
変速歯車・リンク24を介して左右操向ケース22・2
2が縦軸回りに回動し左右操向駆動前輪が向きを変える
ように構成されている。
【0013】25は後輪駆動ケースであって、左右フレ
ーム13・14両者の後端部に固着されており、その左
右両側部には左右駆動後輪3・3が軸架されている。2
6は、ミッションケース15から後輪駆動ケース25に
動力を伝える伝動軸である。そして、後輪駆動ケース2
5内部の伝動機構中には左右駆動後輪3・3に対する左
右サイドクラッチと左右サイドブレーキとが内蔵されて
おり、エンジン4の前方に設けられたステップ27の前
方部に設けられた左右クラッチペダル28・29の踏込
操作により該左右サイドクラッチが切れ且つ左右サイド
ブレーキが利くように構成されている。即ち、左右クラ
ッチペダル28・29の踏込操作をした側の駆動後輪3
・3の駆動が停止されブレーキが利くようになってい
る。
【0014】30はFRPにて成型された車体カバーで
あって、エンジン4の周囲を覆うエンジンカバー部と前
記エンジン4の前方及び左右側方に設けられたステップ
27とが一体形成され、左右フレーム13・14上に固
着されている。なお、ステップ27は、図面に示される
ように、操縦座席5より左右方向外側に位置するステッ
プ部と、操縦座席5より前側に位置するステップ部とを
備えたものとなっている。
【0015】5は操縦座席であって、車体カバー30の
上部に装着されている。10は低板と4つの側壁とで深
さの浅い箱状に形成されその内面が苗載部11となって
いる予備苗載台であって、ミッションケース15の左右
両側に各々の基端が固着された左右予備苗フレーム32
・32の上端部に固着されており、苗が収納された育苗
箱がその内部の苗載部11に載置できるように構成され
ている。
【0016】7は上部リンク7aと下部リンク7bとに
より構成されるリンク機構であって、上部リンク7aと
下部リンク7bの基端部は、左右フレーム13・14に
固着された支持フレーム33・33・34・34に枢着
35・36され、後端部は、苗植装置8をローリング自
在に支持するローリング軸37が設けられた縦枠38に
枢着39・40されている。
【0017】41は油圧シリンダー装置であって、シリ
ンダーの基部がミッションケース15の後側に枢着さ
れ、ピストンの後端が上部リンク7aと一体の揺動アー
ム7cに枢着されている。42はハンドルポスト23の
周囲を覆う合成樹脂にて形成された前部カバーであっ
て、ステップ27の前端部上面に固着されている。そし
て、前部カバー42の上部には、前記変速レバー31が
設けられている。
【0018】43は該前部カバー42の左側方に設けら
れた主クラッチペダルである。4aは燃料タンクであっ
て、左右フレーム13・14に固着された支持フレーム
33・33の上端に固着されており、燃料パイプ4bに
てエンジン4に燃料を供給するべく設けられている。苗
植装置8は、前記縦枠38のローリング軸37にローリ
ング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース
44と、該植付伝動ケース44に設けられた下部支持部
材45及び上部支持部材46に支持されて機体左右方向
に往復動する苗載台47と、植付伝動ケース44の後端
部に装着され前記苗載台47の下端より1株分づつの苗
を分割して圃場に植付ける苗植付け装置48…と、植付
伝動ケース44の下部にその後部が軸支49されてその
前部が上下揺動自在に装着された整地体である中央整地
フロート50・左右整地フロート51・51等にて構成
されている。左右整地フロート51・51は、各々左右
駆動後輪3・3の後方に配置されており、該左右駆動後
輪3・3にて掻き乱された圃場を整地すると共に苗植付
け装置48にて苗が植付けられる圃場の前方を整地すべ
く設けられている。なお、苗載台47は、図面に示され
るように、前側が高く後側が低く傾斜した状態に設けら
れている。
【0019】52は施肥装置であって、乗用型走行車体
12の左右フレーム13・14に固着された支持フレー
ム33・33の上端に固着された透明の樹脂より形成さ
れた4つの施肥タンク9…と、該各施肥タンク9…の下
部に一体的に装着され施肥タンク9内の粒状肥料を一定
量づつ繰り出す4つの肥料繰出装置53…と、該肥料繰
出装置53にて繰り出された肥料を案内する透明の4つ
の施肥パイプ54…と、中央整地フロート50・左右整
地フロート51・51に固着され苗植付け位置側方の圃
場に施肥溝を掘り施肥パイプ54にて案内された粒状肥
料を該施肥溝内に落下案内する4つの作溝器55…とに
より構成されている。
【0020】そして、施肥パイプ54は、上部パイプ5
4aと該上部パイプ54aに外嵌し摺動自在に構成され
た下部パイプ54bとに分割構成されており、苗植装置
8がリンク機構7にて上下動された場合、外施肥パイプ
54の長さが自動的に変更され、施肥パイプ54内を粒
状肥料が適切に流下案内されるように施肥パイプ54は
常に直線状になるように構成されている。
【0021】尚、施肥タンク9…は、燃料タンク4aの
左右両側に2つづつ設けられており、平面視においてそ
の前部が操縦座席5と予備苗載台10との間に介入した
状態で、側面視において下部予備苗載台10の苗載部1
1の上端よりも低い位置に位置するように配設されてい
る。そして、各施肥タンク9…の上部には蓋9a…が、
その前部が開閉するように後部を金具9b…にて止めて
設けられている。
【0022】また、図面に示されるように、施肥装置5
2の施肥タンク9を側面視で乗用型走行車体12の操縦
座席5の後側近傍で苗載台47の前端部の前側近傍に位
置するよう構成している。更に、乗用型走行車体12の
ステップ27の操縦座席5の左右側方に位置するよう設
けたステップ部を、その後部が施肥タンク9の下方に位
置するよう設け、該ステップ部の後部上方に位置する施
肥タンク9の蓋9aを前部が開閉するよう設けた構成と
なっている。
【0023】56は左右フレーム13・14に固着され
た施肥伝動ケースであって、前記ミッションケース15
から伝動軸57を介して動力が伝達され、該施肥伝動ケ
ース56の側壁に設けられた回転アーム58が回転され
るように構成されている。そして、該回転アーム58の
回転はロッド59にて前記肥料繰出装置53の駆動アー
ム60に伝達され、肥料繰出装置53にて施肥タンク9
内の粒状肥料が一定量づつ繰り出されるように構成され
ている。
【0024】61は両端にユニバーサルジョイント62
・62を有するPTO伝動軸であって、施肥伝動ケース
56の動力を苗植装置8の植付伝動ケース44に伝達す
べく設けている。63は中央整地フロート50の前部上
面と植付伝動ケース44との間に設けられた油圧バルブ
であって、中央整地フロート50の前部が外力にて適正
範囲以上に持ち上げられた時にはミッションケース15
の左側面に装着された油圧ポンプ64にてミッションケ
ース15内から汲み出された圧油を油圧シリンダー41
に送り込んでピストンを突出させリンク機構7を上動さ
せて苗植装置8を所定位置まで上昇せしめ、また、中央
整地フロート50の前部が適正範囲以上に下がった時に
は油圧シリンダー41内の圧油をミッションケース15
内に戻してリンク機構7を下動させて苗植装置8を所定
位置まで下降せしめ、そして、中央整地フロート50の
前部が適正範囲にあるとき(苗植装置8が適正な所定位
置にある時)には油圧シリンダー41内の圧油の出入り
を止めて苗植装置8を一定位置に保持せしめるべく設け
られている。
【0025】65は車体カバー30より突出して操縦座
席5の右側方に設けられた操作レバーであって、ミッシ
ョンケース15内に設けられた伝達軸57への動力を断
接するPTOクラッチを操作して施肥装置52及び苗植
装置8への動力を入切り操作できるように構成されてい
ると共に、油圧バルブ63を操作して手動にて苗植装置
8を上下動できるようにも構成されている。即ち、操作
レバー65を前方に倒すと、PTOクラッチが入り施肥
装置52及び苗植装置8が駆動され且つ油圧バルブ63
が中央整地フロート50の上下動にて切換えられる自動
制御状態となる。逆に、操作レバー65を後方に倒す
と、PTOクラッチが切れ施肥装置52及び苗植装置8
の作動が停止し且つ油圧バルブ63が強制的に苗植装置
8を上昇する側に切換えられ、苗植装置8が上昇され
る。そして、操作レバー65をその操作ストロークの中
間位置にすると、PTOクラッチが切れ施肥装置52及
び苗植装置8の作動が停止し且つ油圧バルブ63が油圧
シリンダー41内の圧油の出入りを止めて苗植装置8を
一定位置に保持せしめる位置に切換えられ、苗植装置8
が操作レバー65を中間位置に操作したときの位置に保
持され苗植装置8は上昇も下降もしない。
【0026】66はエンジン4を始動せしめるリコイル
スタータであって、そのノブ67は車体カバー30の外
側で前記操作レバー65の右側に設けられている。68
はミッションケース15の後側面と後輪駆動ケース25
の前側面との間に設けられた補強フレームである。69
は駆動走行前輪2・2の伝動系中の前輪デフ機構のデフ
ロックペダルであって、エンジン4の前方に設けられて
いる。
【0027】尚、機枠1は、上記の左右フレーム13・
14と該左右フレーム13・14を一体に連結する操縦
用伝動ケース6・ミッションケース15・後輪駆動ケー
ス25と補強フレーム68とにより構成される。上記の
ように構成された乗用型田植機を水田圃場に入れて、苗
載台47に苗を載置し予備苗載台10…に苗を収納した
育苗箱を載置してリコイルスタータ66のノブ67を引
いてエンジン4を始動し操作レバー65を前方に倒して
各部を駆動し機体を前進せしめれば、苗植装置8は自動
的に適正位置に上下制御され田植作業が行われる。その
とき、同時に施肥装置52により苗植付位置の側方の圃
場中に粒状肥料が施肥される。
【0028】そして、乗用型走行車体12は、機体1の
下部に駆動操向前輪2・2と駆動後輪3・3とを装着
し、側面視において駆動操向前輪2・2の巾内にミッシ
ョンケース15とエンジン4を装備し、該エンジン4の
上方に操縦座席5を設け、エンジン4の前方の左右フレ
ーム13・14の前端部に操縦用伝動ケース6を設け、
エンジン4の後方にはリンク機構7を介して装着された
苗植装置8との間に施肥タンク9と後輪3・3とを設
け、その施肥タンク9の前部を平面視において操縦座席
5と予備苗載台10との間に介入した状態に設けたもの
であるから、機体の前後バランスが非常に良い機体前後
長さの短い走行安定性の優れた小型軽量の構成となり、
苗植作業時や路上走行時においてその操縦性は良く、回
向半径も小さいので畦際での苗の植え残し面積を小さく
でき苗植作業が能率的に行なえる。
【0029】また、操縦座席5の左右側方に設けた予備
苗載台10・10の苗載部11・11よりも低い位置に
施肥タンク9…を設けたので、予備苗載台10・10か
ら苗載台47に苗を補給するとき、施肥タンク9…が邪
魔にならず苗補給作業が能率的に行なえる。以上、この
施肥装置付き乗用型田植機は、前側が高く後側が低く傾
斜した苗載台47を備えた苗植装置8を乗用型走行車体
12の後側に装着し、施肥装置52の施肥タンク9を側
面視で乗用型走行車体12の操縦座席5の後側近傍で苗
載台47の前端部の前側近傍に位置するよう構成したの
で、施肥タンクを側面視で操縦座席と苗載台との前後間
に設けながらも、機体の前後長ができるだけ短くなるよ
うに構成できた。
【0030】また、乗用型走行車体12のステップ27
の操縦座席5の左右側方に位置するよう設けたステップ
部を、その後部が施肥タンク9の下方に位置するよう設
けたので、作業者がステップ上に立って施肥タンクに肥
料を補給する場合や、施肥タンクの後側の苗載台に苗を
補給する場合に、作業者は苗載台前端部の前側近傍に位
置する施肥タンクの前側下方付近まで足を踏み出すこと
ができて、安定した姿勢で容易に行えるようになる。
【0031】そして、乗用型走行車体12のステップ2
7の操縦座席5の左右側方に位置するよう設けたステッ
プ部を、その後部が施肥タンク9の下方に位置するよう
設け、該ステップ部の後部上方に位置する施肥タンク9
の蓋9aを前部が開閉するよう設けたので、作業者がス
テップ上に立って肥料を施肥タンクに補給する場合に、
誤って肥料を施肥タンクの前後にこぼしてしまっても、
施肥タンクの前側下方には操縦座席の左右側方に位置す
るステップ部があり、施肥タンクの後側には開けられた
施肥タンクの蓋があるから、肥料が機体構成部材上にふ
りかかって機体構成部材を腐触させてしまうことを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置付き田植機の側面図。
【図2】施肥装置付き田植機の平面図。
【図3】機体の一部を示す断面図。
【符号の説明】 2:前輪 3:後輪 5:操縦座席 8:苗植装置 9:施肥タンク 12:乗用型走行車体 15:ミッションケース 27:ステップ 47:苗載台 52:施肥装置 53:肥料繰出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右前輪2・2と左右後輪3・3とを
    備えるとともに操縦座席5とステップ27とを備えた乗
    用型走行車体12の後側に、後下がりに傾斜した苗載台
    47を備えた苗植装置8を装着し、施肥装置52の施肥
    タンク9が側面視で操縦座席5の後側で苗載台47の前
    端部の前側近傍に位置するよう構成し、該施肥タンク9
    の下側で前記左右後輪3・3の上端位置より上側に肥料
    繰出装置53を設けた施肥装置付き乗用型田植機におい
    て、前記ステップ27に操縦座席5より左右方向外側に
    位置するステップ部を設け、該ステップ部の後端部がそ
    の上方に位置する施肥タンク9の前側部より後側に位置
    するよう設けたことを特徴とする施肥装置付き乗用型田
    植機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596426U (ja) * 1982-07-02 1984-01-17 株式会社クボタ 施肥装置付き乗用型田植機
JPS6251909A (ja) * 1985-09-02 1987-03-06 井関農機株式会社 施肥装置付乗用型苗植作業機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6251909A (ja) * 1985-09-02 1987-03-06 井関農機株式会社 施肥装置付乗用型苗植作業機

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