JPH09117325A - 歯ブラシ及びそのブラシ駆動機構 - Google Patents

歯ブラシ及びそのブラシ駆動機構

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JPH09117325A
JPH09117325A JP5128196A JP5128196A JPH09117325A JP H09117325 A JPH09117325 A JP H09117325A JP 5128196 A JP5128196 A JP 5128196A JP 5128196 A JP5128196 A JP 5128196A JP H09117325 A JPH09117325 A JP H09117325A
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toothbrush
brush
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grip portion
shelf
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Yuji Ota
祐司 大田
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/16Power-driven cleaning or polishing devices
    • A61C17/22Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like
    • A61C17/32Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating
    • A61C17/34Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by electric motor
    • A61C17/3409Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by electric motor characterized by the movement of the brush body
    • A61C17/3481Vibrating brush body, e.g. by using eccentric weights

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯ブラシ及びそのブラシ駆動機構に関し、手
先の巧緻動作が不自由な人が使用し易いようにした歯ブ
ラシ及びそのブラシ駆動機構を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ブラシ本体6 の柄尻に連結される把持部
4 を屈曲又は湾曲させる。これにより、棚や洗面台など
の上などに置いた時に把持部4 の重量によって把持部4
の凸側の面を下側にして、ブラシ本体6 を棚や洗面台な
どの平面21から浮き上がる状態に安定させることがで
き、衛生的である上、把持部4 がつかみ易く、又、簡単
に持ち易い方向に向け変えることができ、更に、片手で
把持部4 を押さえながら歯磨チューブから絞り出した練
り歯磨き粉を着けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシ及びその
ブラシ駆動機構に関し、特に手先の巧緻動作が不自由な
人が使用し易いようにした歯ブラシ及びそのブラシ駆動
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯ブラシは、細長い柄の先端部、
即ち、柄頭部にブラシ毛を植設してあり、この柄の中間
部から柄尻にわたる部分は外周長さが2〜3cm程度の
直線帯板状に形成され、使用時にはこの直線帯板状に形
成された部分、即ち、把持部を把持し、手首を返した
り、指先を動かしながらブラシ毛を細かく動かして、歯
を磨いたり歯茎をマッサージしたりする。不使用時には
歯ブラシ立てに把持部を差し込んで立てたり、歯ブラシ
ケースに入れて棚や洗面台に寝かしたり、そのまま棚や
洗面台に寝かしたりする。
【0003】巧緻動作を円滑にこなせない人のために、
ブラシ毛及び柄を電動で回転させたり、振動させたりす
る電動歯ブラシがあるが、この電動歯ブラシの手で握る
部分、即ち、把持部は、例えば特公平6−83714号
公報の図面に示されているように、直線筒形に形成され
ている。通常、電動歯ブラシは、不使用時に歯ブラシ立
てに把持部の一端を差し込んで立てたり、棚や洗面台の
上に寝かしたりしている。又、使用時には、把持部を健
常な力で把持し、歯磨きや歯茎のマッサージのために電
動歯ブラシのブラシの方向を手首を返したり、指先を動
かして調節している。
【0004】又、例えば特公昭63−64201号公報
に示されているように、ブラシで歯茎をマッサージする
ために、外側ケース内に配置した内側ケースをスプリン
グとダンパーとを介して支持し、この内側ケース内に配
置したモータ及び歯車からなる振動源により内側ケース
を振動させ、モータ及び歯車により一定の角度範囲内で
往復回転する歯ブラシに歯ブラシが差し込まれるホルダ
を介してその振動を伝達するようにしたものが知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、健常者の場
合には、把持部を健常な力で把持し、歯磨きや歯茎のマ
ッサージのために歯ブラシのブラシの方向を手首を返し
たり、指先を動かして調節するという、いわゆる、巧緻
動作を特に意識することなく円滑にこなせるが、手先の
運動機能に障害を有する人、例えば高齢になって握力や
指先の力が弱くなった人、手首や指先を動かすことが困
難になった人等にとっては、使用時の巧緻動作を円滑に
こなすことは困難であり、又、棚に寝かされた歯ブラシ
を棚から取り上げたり、使用後に歯ブラシ立てに差し込
んだり、歯ブラシケースに歯ブラシを出し入れしたりす
ることすら困難な場合もある。又、片手が不自由になっ
た場合には一人で歯ブラシに歯磨き粉をつけることが困
難である。
【0006】そして、このような不自由から免れるため
に介護者の補助を必要とし、このような介護が得られな
い場合やこのような介護を敬遠する場合には健康な歯を
入れ歯にすることもある。
【0007】又、従来の歯ブラシのブラシ駆動機構は、
振動源の振動がスプリングとダンパーとを介して外側ケ
ースに伝達され、例えば高齢になって握力や指先の力が
弱くなった人、指先を動かすことが困難になった人等に
とっては、この振動によって把持部の支持が困難になり
歯ブラシを取り落としたり、巧緻動作が困難になること
がある。
【0008】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、手先の巧緻動作が不自由な人が使用し易い歯
ブラシ及びそのブラシ駆動機構の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る歯ブラシ
は、上記の目的を達成するため、柄19及びこれに植設
されたブラシ毛20を有するブラシ本体6と、このブラ
シ本体6の柄尻に連結される把持部4とを備え、この把
持部4を屈曲又は湾曲させたことを特徴とするものであ
る。
【0010】本発明によれば、把持部4が屈曲又は湾曲
しているので、例えば歯ブラシ1を棚や洗面台の平面2
1に載せた時に把持部4の重量によって把持部4の凸側
の面を下側にして、ブラシ本体6を棚や洗面台などの平
面21から浮き上がる状態に安定させることができる。
つまり、歯ブラシ立てを用いずにブラシ毛20を棚や洗
面台などの平面21に接触させずに置くことができるの
で、衛生的である。
【0011】又、歯ブラシ1が棚や洗面台などの平面2
1上で把持部4の凸側の面を下にした状態に安定するの
で、歯ブラシ1の方向を棚や洗面台の平面上で簡単に向
け変えることができる上、把持部4の浮き上がった端部
を握ったり、把持部4の浮き上がった端部を棚や洗面台
の平面21に押さえ付けて他の端部を大きく棚や洗面台
の平面21から浮き上がらさせて、この大きく浮き上が
った端部を握ったりするという、比較的力の要らない簡
単な動作で把持部をつかめるようになる。
【0012】又、本発明によれば、把持部4が屈曲又は
湾曲しているので、例えば歯ブラシ1を棚や洗面台の上
に置いた時に把持部4を押さえることにより、ブラシ毛
20を上向きにしてブラシ本体6を棚や洗面台から浮き
上がらせることができる。従って、片手が使えない人で
も、棚や洗面台の上に置かれた歯ブラシ1の把持部4の
上に健常な手首を載せて歯ブラシ1を支え、その手に持
った歯磨きチューブからブラシ毛20に練り歯磨き粉を
つけることが容易になる。
【0013】しかも、歯磨き粉をブラシ毛20に付けた
後、歯ブラシ1から手を離しても把持部4の凸側の面を
下にした状態に安定するのでブラシが反転して歯磨き粉
がブラシから落ちたり、ブラシが棚や洗面台の平面に触
れて歯磨き粉でその平面が汚されたりする心配はなくな
る。
【0014】本発明においては、把持部4の外周長は特
に限定されないが、把持部4を軽く握った掌になじみ易
くすると共に、比較的弱い力で確実に把持部4を握持し
て歯ブラシ1を支えることができるようにするために、
把持部4の外周長を5〜15cmに形成することが好ま
しい。
【0015】この把持部4の外周長が5cm未満の場合
には、把持部4が細すぎて、握力や指先の力が弱くなっ
た人、指先を動かすことが困難になった人等にとって
は、確実に把持部4を握ることが困難になり、使いづら
くなるので、又、把持部4の重量が不十分になり、歯ブ
ラシ1を棚や洗面台の平面21に載せた時に把持部4の
重量によって把持部4の凸側の面を下側にして、ブラシ
本体6を棚や洗面台などの平面21から浮き上がる状態
に安定させることができなくなるおそれがあるので好ま
しくない。更に、この把持部4の外周長が15cmを越
える場合には、把持部4が太すぎて確実に把持部4を握
ることが困難になるおそれがある上、歯ブラシ1の全体
重量が重くなり、巧緻動作が不自由な人には使いづらく
なるので好ましくない。
【0016】本発明において、上記把持部4の湾曲形状
ないし屈曲形状は人間工学的に設計すればよく、例えば
湾曲形状としては、単純な円弧状、楕円弧状、放物線状
の湾曲形状であっても、複数の曲率の異なる円弧を連続
させた複曲線状の湾曲形状であっても、直線と曲線とを
連続させた湾曲形状であってもよい。又、屈曲形状とし
ては1節で屈曲する屈曲形状に限らず、2節以上で屈曲
する屈曲形状であってももよい。
【0017】又、把持部4の断面形状は、特に限定され
ず、円形、楕円形、四角形、六角形、八角形などの多角
形など、任意の形状に形成でき、又、中空であっても、
中実であってもよい。
【0018】本発明においては、上記ブラシ本体6をそ
の柄19の軸心回りに回転可能に上記把持部4に連結さ
せることができ、この場合には、例えば奥歯を磨く時と
前歯を磨く時とで、あるいは、上の歯を磨く時と下の歯
を磨く時とで、上記ブラシ本体6の向きを変え、より的
確なブラッシングができるようになる。
【0019】この場合、上記ブラシ本体6の柄19に操
作用の舌片25を連設すると、上記ブラシ本体6の向き
を変える操作が容易になるので、更に好ましい。又、本
発明においては、上記ブラシ本体6が把持部4に着脱可
能に連結される場合があり、この場合には、ブラシ本体
5が使い古された時に、新しいブラシ本体6と交換した
り、ブラシ毛20の植設面積、毛足の長さ、密度、硬さ
などが異なる複数種類のブラシ本体6を用意して、使用
者や歯磨きの部位などに対応してこれらの中から選択さ
れたブラシ本体6を把持部4に連結することにより、よ
り的確なブラッシングをしたりできるようになる。
【0020】又、この場合には、上記把持部4内にブラ
シ本体6を収納する収納部22を形成して、歯ブラシ1
全体の軽量化を図り、更に使い易くすると共に、交換用
のブラシ本体6をこの収納部22に収納することによ
り、交換用のブラシ本体6の紛失を防止し、又、交換用
のブラシ本体6を他物との接触から保護して衛生性を高
めることができる。
【0021】加えて、本発明においては、上記把持部4
内にモータ2及び電源3を内蔵し、このモータ3でブラ
シ本体6を駆動するように構成することができ、これに
より、使用者はブラシ毛20を細かく動かす動作から開
放される。
【0022】ここで、把持部4の内部に収納されるモー
タ2と電源3との配置は特に限定されず、これらを把持
部4の柄頭側又は柄尻側に片寄せて配置することも可能
である。しかしながら、これらモータ2及び電源3の重
量が把持部4の凸側の面を下側にして、ブラシ本体6が
棚や洗面台などの平面21から浮き上がる状態に安定さ
せるようにすると共に、把持部4が軽く握った掌内に収
まる程度の太さ、即ち、外周長が5〜15cm程度にの
太さにすることが好ましいので、把持部4の軸線に沿っ
てモータ2と電源3とを並べることが好ましい。
【0023】ここで、モータ2としては一般に電動歯ブ
ラシに使用されている程度の小出力で小型のものを用い
ればよく、又、特に限定はされないが、構成を簡単にす
るために直流モータを用いることが好ましい。
【0024】又、電源3としては、市販されている使い
捨ての乾電池や充電式の乾電池を用いればよい。次に本
発明に係る歯ブラシのブラシ駆動機構は、把持部4内に
内蔵されたモータ2で該把持部4に連結されたブラシ本
体6を駆動する歯ブラシのブラシ駆動機構において、上
記の目的を達成するため、次の手段を講じている。
【0025】即ち、上記把持部4の柄頭側端部にOリン
グ15,16を介して揺動可能に挿通されると共に上記
ブラシ本体6が嵌脱される差込み軸5と、該差込み軸5
の柄尻側端面から凹入させた凹穴14と、上記差込み軸
14と同軸に位置させて上記把持部4に固定支持させた
モ−タ2の出力軸12に固定され、上記凹穴14の周面
に所定の接触圧で転接する偏心バランサー13とを設け
る。
【0026】ここで、差込み軸5を把持部4に支持させ
るOリング15,16の数は1本又は2本とすることが
好ましく、3本以上にすることは差込み軸5の振動に対
する抵抗が増大するので好ましくない。
【0027】このように構成すれば、モータ2は把持部
4内に固定され、偏心バランサー13がその回転に伴っ
て所定の圧力で凹穴14の内周面に転接するので、差込
み軸5の凹穴14の中心がモータ2の回転軸12に対し
てわずかに偏心回転する。そして、差込み軸5及びこれ
に差し込まれたブラシ本体6は、1本のOリングで差込
み軸5を把持部4に支持させる場合にはこのOリングの
所を中心にして、又、2本のOリング15,16で差込
み軸5を把持部4に支持させる場合にはこれら2本のO
リング15,16の中間の所を中心にして、例えばブラ
シ本体6の先端が0.5mm程度以下の微小振幅の円錐
首振り振動をすることになる。
【0028】本発明の歯ブラシのブラシ駆動機構によれ
ば、上述のように、モータ2が把持部4内に固定され、
振動しないので、又、ブラシ本体6及び差込み軸5の振
動がOリング15,16の弾性によって吸収されるの
で、把持部4は殆ど振動することはなく、把持部4の振
動によって把持部4を握り難くなったり、巧緻動作が困
難になったりすることが防止される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る歯ブラシを
図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りであ
る。
【0030】図1の断面図、図2の斜視図、図3の側面
図及び図4の平面図に示すように、本発明の第1実施例
に係る歯ブラシ1は、把持部4と、これの一端に突設さ
れた差込み軸5に嵌脱される交換式のブラシ本体6とを
備える。
【0031】上記把持部4はブラシ本体6側(柄頭側)
でブラシ本体6の柄19の軸心と平行な直線部分7とこ
れに円滑に連続する湾曲部8とを備え、この湾曲部8は
直線部7側の曲率が小さく、その反対側の曲率を大きく
した複曲線形状に形成している。又、この湾曲部から柄
尻までの断面形状は外周長さ約12cm程度の横長の中
空小判形に形成している。
【0032】この湾曲部8の凸側の半分は着脱できる蓋
11からなり、この蓋11を開いて湾曲部8内に形成し
た収納部22に交換用のブラシ本体6を出し入れできる
ようにしている。又、この収納部22には、交換用のブ
ラシ本体6を保持する例えば1対のリブ23が設けられ
ている。
【0033】図5の断面図に示すように、上記差込み軸
5は円柱軸であり、その周囲には凸条5aが全周にわた
って設けられる。これに対して、ブラシ本体6の柄19
の柄尻にはこの差込み軸5に対応する軸受け穴24と、
凸条5aに対応する周溝24aが形成され、これら把持
部4の差込み軸5及び凸条5aと柄19の軸受け穴24
及び周溝24aとを嵌脱することによりブラシ本体6が
把持部4に柄19の軸心回りに回転可能に着脱できるよ
うにしている。又、柄19の柄尻側端部には、操作用の
舌片25が連設されこの舌片25を指で押したり、摘ん
だりして簡単にブラシ本体6の向きを変えられるように
している。
【0034】これにより、例えば下の歯や歯の裏側を磨
く時には図6の説明図に示すように、手前側、即ち、湾
曲の内側にブラシ毛20を向け、上歯や歯の表側を磨く
時には図7の説明図に示すように向こう側、即ち、湾曲
の外側にブラシ毛20を向けてより的確なブラッシング
をすることができる。
【0035】なお、この実施例においては、ブラシ毛2
0の方向を安定させるために、柄19と把持部4との間
にブラシ本体6の方向を位置決めする位置決め手段を設
けることが好ましい。
【0036】この実施例によれば、把持部4が湾曲して
いるので、例えば歯ブラシ1を棚や洗面台の平面21に
載せた時に把持部4の重量によって把持部4の凸側の面
を下側にして、ブラシ本体6を棚や洗面台などの平面2
1から浮き上がる状態に安定させることができる。つま
り、歯ブラシ立てを用いずに柄頭及びブラシ毛を棚や洗
面台などの平面に接触させずに置くことができるので、
歯ブラシ1を棚や洗面台などの平面21上に放置して
も、ブラシ20が棚や洗面台の平面21に接触してブラ
シ20とこの平面21との間に水分が溜まる恐れがな
く、この水分によってかびや細菌が繁殖することを防止
できるので衛生的である。
【0037】又、把持部4はいわば棚や洗面台の平面2
1に点接触しているので、例えばブラシ本体6や把持部
4の平面21に接している箇所から離れたところに指を
引っかけて弱い力で押したり、引いたりすることによ
り、その平面21上で容易に回転させて方向を変えるこ
とができる。そして、把持部4を握り易い方向に向け
て、把持部4の平面21から浮き上がった部分の下に掌
や指を差し込んだり、図8に示すように、把持部4の柄
尻側の端部を押さえて把持部4のブラシ本体6側の端部
を大きく棚や洗面台の平面21から浮き上がらせ、この
端部の下側に指を差し込んだりして、簡単に把持部4を
握ることができるようになる。その結果、比較的力の要
らない簡単な動作で把持部4を握って棚や洗面台から歯
ブラシ1を取り上げることができるようになり、握力や
指先の力が弱いために巧緻動作が困難な人でも容易に使
用できるようになる。
【0038】更に、棚や洗面台から取り上げた歯ブラシ
1は把持部4を湾曲させてあるので、例えば図6や図7
に示すように、把持部4が軽く握った掌や指になじみ易
くなり、比較的弱い力で確実に把持部4を握持して歯ブ
ラシ1を支えることができるようになり、握力や指先の
力が弱いために巧緻動作が困難な人でも容易に使用でき
るようになる。
【0039】しかも、この実施例では、湾曲部8の外周
長さを約12cm程度にしているので、大人が掌で軽く
握るだけで一層容易に、かつ、一層確実に歯ブラシ1を
保持することができる。
【0040】又更に、例えば歯の裏側を磨くために歯ブ
ラシ1を図9に示すように逆手に持ちかえる場合にも、
棚や洗面台の平面上に置けば把持部4がその湾曲の凸側
を下にした状態に安定するので、歯ブラシ1を一度棚や
洗面台の平面上に置き、上述したように、その上で歯ブ
ラシ1の方向を簡単に変えて持ちかえることができる。
【0041】加えて、この実施例によれば、把持部4が
湾曲しているので、例えば図10の斜視図に示すよう
に、歯ブラシ1を棚や洗面台の上に置いた時に把持部4
を押さえることにより、ブラシ毛を上向きにしてブラシ
本体6を棚や洗面台から浮き上がらせた状態に保持する
ことができる。従って、片手が使えない人でも、棚や洗
面台の上に置かれた歯ブラシ1の把持部4の上に健常な
手首を載せて歯ブラシ1を支え、その手に持った歯磨き
チューブからブラシ毛20に練り歯磨き粉を容易につけ
ることができる。
【0042】更に加えて、歯磨き粉をブラシ毛20に付
けた後、歯ブラシ1から手を離しても把持部4の凸側の
面を下にした状態に安定するので歯ブラシ1が反転して
歯磨き粉がブラシ毛20から落ちたり、ブラシ20が棚
や洗面台の平面21に触れて歯磨き粉でその平面21が
汚されたりする心配はなくなる。
【0043】図11の斜視図に示す本発明の第2実施例
では、把持部4は柄頭側の一部分を除いて外周長約12
cmの横長の楕円筒形に形成され、上記柄頭側の一部分
はこの楕円筒形の軸心に対して所定の角度で斜め上向き
に突出させてある。
【0044】図12の分解斜視図に示すように、この把
持部4の柄尻側端部は開放され、この開放端部にキャッ
プ26を嵌脱することにより開閉できるようにしてい
る。図13の断面図に示すように、このキャップ26の
内面には、ブラシ本体6の軸受け穴24に対応する支持
軸27が形成してあり、図11に示すように、この支持
軸27にブラシ本体6を嵌合して把持部4の内部空間か
らなる収納部24に差し込み、キャップ26を把持部4
に嵌合すると、ブラシ本体6が把持部4内に密封され、
衛生的に保管されることになる。
【0045】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の第1実施例のそれらと同様であるので、重複
を避けるためこれらの説明は省略する。図14の分解斜
視図及び図15の断面図に示す本発明の第3実施例では
把持部4の柄頭側端部に回転位置決め手段28が設けら
れる。この回転位置決め手段28は把持部4の柄頭側端
部にその軸心回りに回転可能に、かつ、抜け止め状に支
持される回転動作部材29を備え、この回転動作部材2
9から角軸状の差込み軸5が突設される。柄19にはこ
の差込み軸5に対応する角穴からなる軸受け穴24と周
溝24aが形成され、上記差込み軸5にはこの周溝24
に嵌脱される突起5bが設けられる。
【0046】又、この回転動作部材29の柄尻側端面の
周囲部には周方向に所定の間隔を置いて多数の歯溝29
aが形成され、把持部4の柄頭側端面にはこの歯溝29
aに噛み合う多数の歯29bが形成される。上記歯溝2
9a及び歯29bの形状は両流れ山型に形成して回転動
作部材29を両方向に回転できるようにしてもよいが、
この実施例では片流れ山型に形成して回転動作部材29
を一方向に回転できるようにしている。
【0047】そして、これにより、ブラシ本体6を把持
部4の屈曲の内側向き、外側向き、その他の方向、例え
ば図16の説明図に示すように、把持部4の屈曲方向に
直角の向きに位置決めして使用できるようにしている。
【0048】なお、上記回転動作部材29の内周にはう
ちつば29cが形成され、把持部4の柄頭側端面に連設
された有頭ピンからなる抜止め部材30の頭でこのうち
つば29cを柄頭側から受け止めることにより回転動作
部材29が把持部4に回転可能に、かつ、抜け止め状に
支持されるようにしている。
【0049】又、ブラシ本体6の回転操作を容易にする
ための舌片25は上記回転動作部材29の外周に突設さ
れる。この実施例のその他の構成、作用ないし効果は上
記の第2実施例のそれらと同様であるので、重複を避け
るためこれらの説明は省略する。
【0050】この実施例においては、回転動作部材29
の脱出を防止する抜止め部材30が把持部4の柄頭側端
部に一体物として固定されているが、例えば図17の断
面図に示す本発明の第4実施例のように、抜止め部材3
0を把持部4の柄頭側端部に進退可能に挿通し、戻しバ
ネ31で抜止め部材30を把持部4の内向きに付勢する
ことにより、回転動作部品27を回転させる時にこの回
転動作部品27が把持部4の内向きに移動できるように
し、回転動作部材27の動作が軽くなるようにしてもよ
い。
【0051】この本発明の第4実施例のその他の構成、
作用ないし効果は上記第3実施例のそれらと同様である
ので、重複を避けるためこれらの説明は省略する。図1
8の斜視図に示す本発明の第5実施例では柄19の柄尻
側端部に1対の舌片25がバタフライ状に連設され、把
持部4の断面形状が両端にリップ4aを連続させた逆U
字形に形成される。そして、図19の断面図に示すよう
に、この逆U字形溝内に交換用のブラシ本体6を収納す
る収納部22が形成され、この収納部22にブラシ本体
6を保持するリブ23が設けられる。
【0052】この実施例では、交換用のブラシ本体6は
図20の分解斜視図に示すように、把持部4の溝口側か
ら出し入れされ、図19に示すように、ブラシ本体6は
その柄19を上記リブ23に嵌合することにより、棚や
洗面台の平面などの他物に接触しないように保持され
る。
【0053】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記第1実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。図21の縦断側面
図、図22の斜視図、図23の側面図及び図24の平面
図にに示す本発明の第6実施例に係る歯ブラシ1は、上
記把持部4内にモータ2及び例えば2本の単3乾電池3
を収納する電動歯ブラシであり、把持部4とこの把持部
4の一端に回転可能に支持された歯ブラシ差込み軸5に
嵌脱される交換式の歯ブラシ6とを備えている。
【0054】上記把持部4はブラシ本体6側でブラシ本
体6の軸心と平行な直線部分7とこれに円滑に連続する
湾曲部8とを備え、この湾曲部8は直線部7側の曲率が
小さく、その反対側の曲率を大きくした複曲線形状に形
成している。
【0055】上記直線部分7の凹側の面にはスライドス
イッチ9の操作スライダ10が摺動可能に支持され、
又、図21に示すように、この直線部分7内に上記モー
タ2が配置される。湾曲部8の凸側の半分は着脱できる
蓋11からなり、この蓋11を開いて湾曲部8内に設け
た乾電池ホルダ3aに上記乾電池3が着脱される。な
お、図25に示すように上記乾電池3は横に並べて湾曲
部8内に収納され、従って、図21ないし図25に示す
ように、湾曲部8は直線部7よりも広幅に形成される。
【0056】このように、把持部4内にモータ2及び乾
電池3を収納する場合には、把持部4及びこれらモータ
2及び乾電池3の重量により、例えば図21ないし図2
3に示すように、棚や洗面台の平面21上に載せた状態
では把持部4の両端が平面21から浮き上がった状態の
安定性が高められる。
【0057】次に、この実施例に係る歯ブラシ1のブラ
シ駆動機構について図面に基づき具体的に説明する。図
26の縦断側面図に示すように、モータ2の出力軸12
には偏心バランサー13が固定され、この偏心バランサ
ー13を歯ブラシ差込み軸5の内端に形成された円形の
凹穴14の内周面に所定の圧力で転接させてある。
【0058】歯ブラシ差込み軸5は直線部7の先端部に
内嵌した2本のOリング15・16によって支持され、
上記凹穴14の内周面に所定の圧力で接触させた偏心バ
ランサー13を回転させると、両Oリング15・16の
間の所定の位置に位置する節を中心にして円錐首振り運
動をするようになっている。
【0059】このように構成することにより、従来内外
二重に成っていた把持部4のケースが一重になる上、ス
プリング及びダンパーを省略できるので構成が簡単にな
り、又、安価にすることができる。
【0060】しかも、ブラシ本体6を振動させるために
モータ2が振動することはないので、又、ブラシ本体6
及び歯ブラシ差込み軸5の振動はOリング15・16に
よって吸収されるので、把持部4は殆ど振動することは
なく、把持部4の振動によって把持部4の支持が困難に
なることが防止され、握力や指先の力が弱いために巧緻
動作が困難な人でも容易に使用できるようになる。
【0061】なお、内側のOリング15は歯ブラシ差込
み軸5の内端部に形成した段付面17と直線部7の先端
部とによって保持され、外側のOリング16は直線部7
の先端部とこれの外側に被冠される軸固定キャップ18
とによって保持される。
【0062】又、ブラシ本体6は柄19とその先端に植
設されたブラシ20とを備え、柄19の基端部が歯ブラ
シ差込み軸5の外端部に抜き取り可能に外嵌される。図
27は本発明の他の実施例の側面図であり、この実施例
に係る電動歯ブラシは、把持部4が2節で同方向に屈曲
した屈曲形状に形成されている。
【0063】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記第1実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
【0064】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の歯ブラ
シによれば、把持部を湾曲させたので、棚や洗面台の平
面上に置くと、把持部が錘になって起き上がりこぼしの
ように把持部の凸側の面を下にしてその一端又は両端が
棚や洗面台の平面から浮き上がる一定の姿勢に歯ブラシ
が落ち着くことになる。
【0065】棚や洗面台の平面から浮き上がる把持部の
一端にブラシ本体を連結すると、歯ブラシを棚や洗面台
の平面上に放置しても、ブラシ毛が棚や洗面台の平面か
ら高く持ち上げられて棚や洗面台の平面に接触するおそ
れがなくなり、ブラシ毛とこの平面との間に溜まる水分
によって雑菌が繁殖することを防止できるので衛生的で
ある。
【0066】又、棚や洗面台の平面の上に置いた歯ブラ
シの把持部の棚や洗面台の平面から浮き上がった一端部
を棚や洗面台の平面に押し下げることにより把持部の他
端部を大きく棚や洗面台の平面から大きく浮き上がらせ
ることができ、簡単にその他端部の下側に指を差し込め
るようになる。その結果、比較的力の要らない簡単な動
作で把持部を握って棚や洗面台から歯ブラシを取り上げ
ることができるようになるのである。
【0067】更に、棚や洗面台から取り上げた歯ブラシ
は把持部を湾曲させてあるので、把持部が軽く握った掌
や指になじみ易くなり、比較的弱い力で確実に把持部を
握持して歯ブラシを支えることができるようになる。
【0068】又更に、例えば歯の裏側を磨くために歯ブ
ラシを逆手に持ちかえる場合にも、棚や洗面台の平面上
に置けば把持部の凸側の面を下にした状態に安定するの
で、歯ブラシを一度棚や洗面台の平面上に置き、その上
で簡単に歯ブラシの方向を変えて持ち変えることができ
る。
【0069】加えて、把持部を湾曲させることにより、
片手が使えない人でも、棚や洗面台の平面上に置かれた
歯ブラシの把持部の上に健常な手首を載せて歯ブラシを
支え、その手に持った歯磨きチューブからブラシに歯磨
き粉をつけることが容易になる。
【0070】しかも、歯磨き粉をブラシに付けた後、歯
ブラシから手を離しても把持部の凸側の面を下にした状
態に安定するのでブラシが反転して歯磨き粉がブラシか
ら落ちたり、ブラシが棚や洗面台の平面に触れて歯磨き
粉でその平面が汚されたりする心配がなくなる。
【0071】又、本発明の歯ブラシのブラシ駆動機構に
よれば、従来内外二重に成っていた把持部のケースが一
重になる上、スプリング及びダンパーを省略できるので
構成が簡単になり、又、安価にすることができる。
【0072】しかも、歯ブラシを振動させるためにモー
タが振動することがなく、又、歯ブラシ及び歯ブラシ差
込み軸の振動がOリングによって吸収されるので、把持
部は殆ど振動することはなく、把持部の振動によって把
持部の支持が困難になることが防止され、握力や指先の
力が弱いために巧緻動作が困難な人でも容易に使用でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦断側面図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】本発明の側面図である。
【図4】本発明の平面図である。
【図5】本発明の要部の断面図である。
【図6】本発明の使用方法の説明図である。
【図7】本発明の使用方法の説明図である。
【図8】本発明の使用方法の説明図である。
【図9】本発明の使用方法の説明図である。
【図10】本発明の使用方法の説明図である。
【図11】本発明の斜視図である。
【図12】本発明の分解斜視図である。
【図13】本発明の要部の断面図である。
【図14】本発明の分解斜視図である。
【図15】本発明の要部の断面図である。
【図16】本発明の使用方法の説明図である。
【図17】本発明の要部の断面図である。
【図18】本発明の斜視図である。
【図19】本発明の要部の断面図である。
【図20】本発明の分解斜視図である。
【図21】本発明の縦断側面図である。
【図22】本発明の斜視図である。
【図23】本発明の側面図である。
【図24】本発明の平面図である。
【図25】図23のA−A線断面図である。
【図26】図21のB矢指部の拡大縦断側面図である。
【図27】本発明の側面図である。
【符号の説明】
1 歯ブラシ 2 モータ 3 乾電池 4 把持部 6 ブラシ本体 12 出力軸 13 偏心バランサー 14 凹穴 15、16 Oリング 19 柄 20 ブラシ毛 22 収納部 25 舌片

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄(19)及びこれに植設されたブラシ毛(2
    0)を有するブラシ本体(6) と、このブラシ本体(6) の柄
    尻に連結される把持部(4) とを備え、上記把持部(4) を
    屈曲又は湾曲させたことを特徴とする歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 上記ブラシ本体(6) が上記柄(19)の軸心
    回りに回転可能に上記把持部(4) に連結される請求項1
    に記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 上記ブラシ本体(6) を所定の回転角度で
    位置決めする位置決め手段(28)が設けられる請求項2に
    記載の歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 上記柄(19)に回転操作用の舌片(25)が連
    設された請求項2又は3に記載の歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 上記ブラシ本体(6) が把持部(4) に着脱
    可能に連結される請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載の歯ブラシ。
  6. 【請求項6】 上記把持部(4) 内に上記ブラシ本体(6)
    を収納する収納部(22)が形成された請求項5に記載の歯
    ブラシ。
  7. 【請求項7】 上記把持部(4) 内にモータ(2) 及び電源
    (3) が内蔵され、上記ブラシ本体(6) が上記モータ(2)
    で駆動される請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 把持部(4) 内に内蔵されたモータ(2) で
    該把持部(4) に連結されたブラシ本体(6) を駆動する歯
    ブラシのブラシ駆動機構において、 上記把持部(4) の柄頭側端部にOリング(15,16) を介し
    て揺動可能に挿通されると共に上記ブラシ本体(6) が嵌
    脱される差込み軸(5) と、該差込み軸(5) の柄尻側端面
    から凹入させた凹穴(14)と、上記差込み軸5と同軸に位
    置させて上記把持部(4) に固定支持させたモ−タ(2) の
    出力軸に固定され、上記凹穴(14)の周面に所定の接触圧
    で転接する偏心バランサー(13)とを設けたことを特徴と
    する歯ブラシのブラシ駆動機構。
JP5128196A 1995-08-23 1996-03-08 歯ブラシ及びそのブラシ駆動機構 Pending JPH09117325A (ja)

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JP7-214674 1995-08-23
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