JPH09117564A - 遊技機島の貯留タンク - Google Patents

遊技機島の貯留タンク

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JPH09117564A
JPH09117564A JP28090495A JP28090495A JPH09117564A JP H09117564 A JPH09117564 A JP H09117564A JP 28090495 A JP28090495 A JP 28090495A JP 28090495 A JP28090495 A JP 28090495A JP H09117564 A JPH09117564 A JP H09117564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機島の長さに応じてタンク全長を容易に調
整することができ、また、遊技機島で必要とされる遊技
媒体の貯留量に応じて、タンク容量を後から容易に増減
することができ、更に、底面部の傾斜角度を維持するよ
うな面倒な据え付け作業が不要であり、大幅なコスト低
減を実現できる遊技機島の貯留タンクを提供すること。 【解決手段】貯留タンク30は、島長手方向に分割され
た複数のタンクブロック31〜34を連接して成り、各
タンクブロック31〜34は、支持脚37A〜37Eに
より略水平面に対して傾くように支持された台座36上
に互いに連通するよう載置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列設される複数の
遊技機とその関連設備とから構成される遊技機島の島下
段に設置され、各遊技機から排出される遊技媒体を貯留
する貯留タンクに関する。ここで遊技機とは主としてパ
チンコ機を指すものであり、遊技媒体はパチンコ球であ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に複数のパチンコ機から成る遊技機
島の島下段内には、島内に多量の遊技媒体であるパチン
コ球を貯留するための貯留タンクが配設されている。か
かる貯留タンクは、予め定められた大きさの箱状に板材
を一体的に組み付けて成るものであり、その上面は大き
く開口し底面部はパチンコ球が流下するように所定の傾
斜角度に調整されていた。島の構築時にこのような貯留
タンクは、島下段内に収まるように、島下段の枠組を成
す支持フレームや腰板とは全く別個独立に、支柱等の独
自の支持部材を介してフロア上に据え付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の貯留タンクでは、その大きさ特に長手方
向における長さは組立時にほぼ画一的に設定されるもの
であり、実際に島下段内に配設する際に、遊技機島の長
さに応じて適宜タンクを短く或は長く調整したり、ま
た、遊技機島で必要とされるパチンコ球の貯留量に応じ
て、タンクの容量を後から増減するようなことは非常に
困難であり、結局は全く新たに設計し直した別の貯留タ
ンクを用意しなければならず、コストアップの要因とな
っていた。
【0004】また、従来の貯留タンクはその配設時にお
ける傾斜角度の調整が難しく、特に、最適な傾斜角度を
維持するように支持部材で貯留タンクを島下段内の狭い
フロア上に据え付ける作業は面倒で時間がかかり、コス
トアップの要因となるという問題点があった。
【0005】本発明は、以上のような従来技術の有する
問題点に着目してなされたもので、遊技機島の長さに応
じてタンク全長を容易に調整することができ、また、遊
技機島で必要とされる遊技媒体の貯留量に応じて、タン
ク容量を後から容易に増減することができ、更に、底面
部の傾斜角度を維持するような面倒な据え付け作業が不
要であり、大幅なコスト低減を実現できる遊技機島の貯
留タンクを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。請求項1記載の発明では、列設される複数の遊技機
(11)とその関連設備とから構成される遊技機島(1
0)の島下段(10A)に設置され、各遊技機(11)
から排出される遊技媒体を貯留する貯留タンク(30,
30a,130,220)において、島長手方向に分割
された複数のタンクブロックを連接して成ることを特徴
とする貯留タンク(30,30a,130,220)に
存する。
【0007】請求項2記載の発明では、前記複数のタン
クブロック(31〜34)を、支持脚(37A〜37
E)により略水平面に対して傾くように支持された台座
(36)上に互いに連通するよう載置して構成したこと
を特徴とする請求項1記載の貯留タンク(30)に存す
る。
【0008】請求項3記載の発明では、前記複数のタン
クブロック(31A〜33A)は、それらの底面部が互
いに連続するよう傾斜した状態でフロア上に自立するた
めの支持脚(37F〜37K)を有することを特徴とす
る請求項1記載の貯留タンク(30a)に存する。
【0009】請求項4記載の発明では、前記複数のタン
クブロック(131〜133)の略水平な底面部上に、
それぞれ互いに連続するよう傾斜して遊技媒体を一方向
へ流下させる傾斜体(136)を装着したことを特徴と
する請求項1記載の貯留タンク(130)に存する。
【0010】請求項5記載の発明では、前記複数のタン
クブロック(220A,220B)は、上面が互いに連
続するよう傾斜した直方体状に成形されたブロック体
(221)と、該ブロック体(221)の両側面部(2
25,225)にそれぞれ組付けられて、島下段(10
A)の両側壁をなす側枠板(230,230)とを具備
して成ることを特徴とする請求項1記載の貯留タンク
(220)に存する。
【0011】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。請求項1記載の貯留タンク(30,30a,13
0,220)によれば、島長手方向に分割された複数の
タンクブロックを連接して成るから、遊技機島(10)
の長手方向の長さに応じてタンクブロックを適宜組合せ
タンク全長を短くしたり長くすることができ、最適な寸
法の貯留タンク(30,30a,130,220)を極
めて容易に形成することができる。
【0012】また、遊技機島(10)で必要とされるパ
チンコ球の貯留量に応じて、余分なタンクブロックを外
したり逆に付け加えたりすることで、別寸法の貯留タン
クを新たに用意することなく、タンク容量を後から増減
することも容易にできる。
【0013】請求項2記載の貯留タンク(30)によれ
ば、複数のタンクブロック(31〜34)を、支持脚
(37A〜37E)により略水平面に対して傾くように
支持された台座(36)上に互いに連通するよう載置し
て構成するから、各タンクブロック(31〜34)とは
別に予め台座(36)の傾斜角度を所定角度に設定して
おくことができ、貯留タンク(30)の配設時における
傾斜角度の調整は不要となる。また、各タンクブロック
を台座(36)上を滑らすようにして順次連接すればよ
く、容易に最適な寸法の貯留タンク(30)を形成する
ことができる。
【0014】請求項3記載の貯留タンク(30a)によ
れば、各タンクブロック(31A〜33A)はその支持
脚(37F〜37K)により、互いに底面部が連続する
よう傾斜した状態でフロア上に自立するから、各タンク
ブロック(31A〜33A)を支持するための別部材が
不要となり、部品点数を削減することができる。
【0015】請求項4記載の貯留タンク(130)によ
れば、複数のタンクブロック(131〜133)の略水
平な底面部上に、それぞれ互いに連続するよう傾斜して
遊技媒体を一方向へ流下させる傾斜体(136)を装着
するから、貯留タンク(130)内に導入された遊技媒
体を傾斜体(136)によって自然に一か所に集めるこ
とができる。従って、貯留タンク(130)の底面部自
体には遊技媒体を流下させるための傾斜を設ける必要は
なく、また、貯留タンク(130)自体の傾斜角度を調
整する必要もなく、かかる貯留タンク(130)の形状
や配設を簡易化することができる。
【0016】請求項5記載の貯留タンク(220)によ
れば、予め上面が所定角度に傾斜するよう成形されたブ
ロック体(221)の両側面部(225,225)に、
それぞれ側枠板(230,230)を組み付けるだけで
簡単に製造することができ、構造自体も非常に簡易化さ
れる。
【0017】しかも貯留タンク(220)は、ほぼその
ままで島全体の土台をなす島下段(10A)を成すか
ら、島下段(10A)を構成するための資材点数は従来
技術に比して削減され、また組み付け工数も削減され
て、施工現場における遊技機島(10)の組立ては極め
て簡易かつ容易となり、施工時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
の実施形態を説明する。図1〜図6は本発明の第1の実
施の形態を示している。本実施形態に係る貯留タンク3
0を装備する遊技機島10は、列設される複数の遊技機
としてのパチンコ機11,11…や、遊技媒体であるパ
チンコ球を貸し出す球貸機19、それに貨幣搬送装置7
0等の関連設備を含み、前記貯留タンク30を配設する
島下段10Aの上に、各パチンコ機11や球貸機19が
列をなす島中段10B、島最上部をなす島上段10Cを
構築して成る。
【0019】図1〜図3に示すように、貯留タンク30
は全体的に見れば島長手方向に延びる両側壁と、島中央
付近に配される前壁、島端付近に配される後壁、それに
後壁から前壁へ向って下方へ傾斜する底面部とから箱状
枠形に形成され、略水平な上面側は大きく開口し、各パ
チンコ機11から排出されたパチンコ球を受入れられる
ようになっている。
【0020】かかる貯留タンク30は、その長手方向に
分割された複数のタンクブロック31〜34を連接して
成る。島中央付近に配される一番容量の大きなタンクブ
ロック31には前壁が形成され、島端付近に配される容
量の小さなタンクブロック34には後壁が形成されてい
る。
【0021】貯留タンク30の全体的な大きさは、遊技
機島10の長さや貯留すべきパチンコ球の量に応じて適
宜決めればよく、例えば図中におけるタンクブロック3
4を除いて構成しても構わない。この場合、端となるタ
ンクブロック33に後壁を形成することになる。個々の
タンクブロック31〜34には、相互の連結機構は特に
なく、これらは単に、支持脚37A〜37Eによって略
水平面に対し傾くように支持された台座36の上に滑ら
かに連続し、互いに連通するように載置されて一体の貯
留タンク30を成している。
【0022】台座36の支持脚37A〜37Eの下端に
は、次述する下段ユニット20のレール部材24に対し
てスムーズに移動可能に外嵌する馬蹄形のベアリング3
8が設けられている。ベアリング38の内側にはレール
部材24に接触する多数のボールが転動可能に馬蹄形に
密に並ぶよう配されている。なお、移動性は損なわれる
が、支持脚37A〜37Eの下端にベアリング38を設
けることなく、単にレール部材24に摺動可能に嵌合す
る凹部を形成したり、更にはレール部材24自体を省い
て構成してもよい。
【0023】図2及び図3に示すように、遊技機島10
の土台を成す島下段10Aは、島全体を支える十分な強
度を備えた一対の下段ユニット20,20の内部に、そ
れぞれ貯留タンク30を収納設置して構成されている。
一対の下段ユニット20,20は島全長に亘って延びて
おり、島中央を境に互いに対称となるよう配されてい
る。各下段ユニット20は、各パチンコ機11を載置す
る天板21と、該天板21下側より垂下する腰部支持板
22と、フロア上に載置する底面板23とを一体的に組
み付けて成る。
【0024】図5に示すように、下段ユニット20の両
端は共に開口20a,20bとして開放されており、通
常は島端側の開口20bから貯留タンク30をユニット
内部に収納設置したり外部に引き出せるようになってい
る。島中央側の開口20aは必ずしも設ける必要はな
い。なお、島端側の開口20bは、遊技機島10が稼動
可能な最終形態として完成する前後に化粧板等で塞げば
よい。
【0025】天板21の島内側に位置する中央部には長
手方向に延びる球落下口21aが形成されている。ま
た、腰部支持板22の要所には必要に応じて取っ手とも
なる内部点検用の覗き孔22aが形成されている。更に
底面板23の上面両端側には、互いに平行に延びる一対
のレール部材24,24が釘あるいは接着剤等により固
着されている。各レール部材24は、次述する貯留タン
ク30を下段ユニット20内の底面板23上で長手方向
にスムーズに移動させるためのレール手段である。
【0026】図1に示すように、島下段10Aの天板2
1上には、各パチンコ機11の下端が島長手方向に摺動
可能に嵌合する下方レール部材12が設けられており、
後述する島上段10Cの下面部42には、各パチンコ機
11の上端が島長手方向に摺動可能に嵌合する上方レー
ル部材13が設けられている。島中段10Bは、上方レ
ール部材13と下方レール部材12との間に、各パチン
コ機11を摺動させて配置して成り、各パチンコ機11
は、島下段10A上に立設された中段支持体15を間に
して前後2列に配されている。
【0027】パチンコ機11はハンドル操作によってパ
チンコ球を盤面上に打ち出し、打球の入賞を競い楽しむ
ものであり、正面側には球を機内に導入する前皿や、球
貯留用の予備皿等が設けられている。各パチンコ機11
間に介装された球貸機19は、後述する鑑別呼出装置5
0からの信号を受けた際に、相当数の球を計数しつつ払
い出すものである。かかる球貸機19はパチンコ機11
と略同一の奥行幅に設定されており、球貸機19も各パ
チンコ機11と同様に、上下のレール部材12,13間
を摺動させて配置されている。
【0028】島中段10Bの上側に構築される島上段1
0Cは、その上面部41や下面部42、それに外壁をな
す幕板43や内部の仕切板45等から構成された枠組内
に、鑑別呼出装置50、紙幣や硬貨を島長手方向に搬送
する貨幣搬送装置70、それに各パチンコ機11にパチ
ンコ球を供給する給配樋46等を配設して成る。給配樋
46は仕切板45間にて高さ位置を調整できる。給配樋
46の途中箇所には、図示省略したが各パチンコ機11
及び各球貸機19に対応した球の供給部材が取付けられ
ている。
【0029】鑑別呼出装置50は、紙幣や硬貨の投入口
51に連通する貨幣鑑別機に、呼出ボタン及びランプを
一体的に設けて構成されている。ここで貨幣鑑別機は、
投入された紙幣や貨幣を磁気・光方式で特定する各種セ
ンサの他、CPU,RAM,ROM等を含むマイクロコ
ンピュータを備えている。鑑別呼出装置50から排出さ
れた紙幣や硬貨を搬送する貨幣搬送装置70は、島長手
方向に延びるように張設したコンベヤベルトを具備して
成る。
【0030】次に第1の実施形態の作用を説明する。本
実施形態に係る貯留タンク30によれば、島長手方向に
分割された複数のタンクブロック31〜34を台座36
上を滑らすようにして順次連接すればよく、容易に最適
な寸法の貯留タンクを形成することができる。複数のタ
ンクブロック31〜34を、遊技機島10の長さに応じ
て幾つか選択し、適宜組合せることでタンク全長を短く
したり長くすることができ、島下段10Aにちょうど収
まる最適な寸法の貯留タンク30を容易に形成すること
ができる。しかも、分割されたタンクブロック31〜3
4は取扱いや運搬上も非常に便利である。
【0031】また、遊技機島10で必要とされるパチン
コ球の貯留量に応じて、余分なタンクブロック31,3
2…を外したり付け加えたりすることで、別寸法の貯留
タンクを新たに用意することなく、後からタンク容量を
増減することも簡単にできる。例えば各タンクブロック
31〜34のうち最大容量のタンクブロック31を除い
たり、或は最小容量のタンクブロック34を除く等し
て、4個のタンクブロック31〜34の何れか1個の
み、または2個や3個、或は4個全部という具合に適宜
組合せ、貯留タンク30全体の長さや容量を極めて容易
に調整することができる。
【0032】選択した各タンクブロック31,32…
は、支持脚37A〜37Eにより略水平面に対して傾く
ように支持された台座36上に互いに連通するよう順次
載置すればよい。台座36の傾斜角度は予め所定角度に
設定しておくことができ、各タンクブロック31,32
…は、単にその底部が台座36の上面に当接するように
載置するだけで、予め設定した傾斜角度に傾かせること
ができる。それにより、貯留タンク30の配設時におけ
る面倒な傾斜角度の調整は不要となる。なお、台座36
は予め定めた一定の長さを有するが、板状の簡単な形状
であり極めて容易に切断する等して長さを調整すること
ができる。
【0033】また、前記貯留タンク30を配設する島下
段10Aは、図2〜図4に示すように、天板21と腰部
支持板22と底面板23とを一体的に組み付けた下段ユ
ニット20からほぼそのまま構成されるため、資材点数
は従来の島に比して著しく削減され、また組み付け工数
も削減されて、島の施工現場における島下段10Aの組
立ては極めて簡易かつ容易となる。
【0034】すなわち、遊技機島10の構築に費やされ
る施工時間が大幅に短縮され、コスト低減が可能とな
る。また、島下段10Aは別々の部材の寄せ集め的な組
付けではなく、最初から一体強固なユニットであるた
め、十分な強度を得ることもできる。更に、下段ユニッ
ト20は工場等で量産することも可能となる。
【0035】図4及び図5に示すように、下段ユニット
20の島端側に位置する一端側は開口20bとして開設
されており、この開口20bより貯留タンク30を下段
ユニット20内に収納することができる。このように、
島下段10A内への貯留タンク30の設置が簡単なだけ
でなく、前記開口20bより貯留タンク30を外部に引
き抜くように容易に取り出すことができ、貯留タンク3
0全体を十分に点検したり修理することも簡易かつ迅速
に行える。
【0036】特に本実施形態の場合には、下段ユニット
20の底面板23側のレール部材24に対して、貯留タ
ンク30を支持する支持脚37A〜37Eのベアリング
38が移動可能に嵌合しているから、図4に示す如く貯
留タンク30を下段ユニット20内の長手方向に沿って
スムーズに移動させて極めて容易に収納したり取り出す
ことができる。
【0037】島下段10A上の島中段10Bの構築に際
しては、島下段10A側の下方レール部材12と島上段
10C側の上方レール部材13との間に、各パチンコ機
11や球貸機19を島長手方向に移動させつつ列をなす
よう設置すればよい。それにより、島組立て時に各パチ
ンコ機11の取付スペースの厳密な位置設定が不要とな
り、単に各パチンコ機11や球貸機19を島端から順次
並ぶように詰めれば適所に配置でき、島の組立て作業を
迅速に行なうことができる。
【0038】また、パチンコ機11の設置中において、
パチンコ機11を島長手方向に適宜移動させて取付位置
の誤差を解消することもできる。更に組立て後に、パチ
ンコ機11を新しい機種と交換するような場合には、か
かる交換作業はパチンコ機11を1台ずつ移動させて島
端から外し、新たに導入するパチンコ機11を、その横
幅を気にすることなく端から順に詰まるように配置すれ
ばよく、従来煩雑であった遊技機の交換作業も非常に簡
単に行なうことができる。
【0039】図7及び図8は本発明の第2の実施形態を
示している。本実施形態に係る貯留タンク30aでは、
各タンクブロック31A,32A,33Aを載置するよ
うな台座36はなく、容量の大きい2つのタンクブロッ
ク31A,32Aの一端縁側に、これと対接する他のタ
ンクブロックの他端縁と嵌合するための顎部39が形成
されている。また、各タンクブロック31A,32A,
33A毎に、それらの底面部が互いに連続するよう傾斜
した状態でフロア上に自立するための支持脚37F〜3
7Kが設けられている。
【0040】一番容量の大きなタンクブロック31Aの
前壁や、島端付近に配される容量の小さなタンクブロッ
ク33Aの後壁は適宜設ければよいものである。また、
支持脚37F〜37Kの下端には必要に応じて前述した
ベアリング38を設けてもよい。
【0041】このような貯留タンク30aによれば、各
タンクブロック31A〜33Aはその支持脚37F〜3
7Kにより、互いに底面部が連続するよう傾斜した状態
でフロア上に自立するから、各タンクブロック31A〜
33Aを支持するための台座36や別部材が不要とな
り、部品点数を削減することができ、かつ組付けも容易
に行うことができる。
【0042】図9〜図11は本発明の第3の実施の形態
を示している。本実施形態に係る貯留タンク130は、
全体的に見れば島長手方向に延びる略水平な底面部と、
底面部の両端縁より垂直に延び上がる両側壁、それに島
中央付近に配される前壁、島端付近に配される後壁とか
ら立方体の箱状枠形に形成され、長手方向に分割された
複数のタンクブロック131〜133を連接して成る。
貯留タンク130の両端に位置するタンクブロック13
1,133にそれぞれは前壁または後壁が形成されてい
る。
【0043】貯留タンク130の全体的な大きさは、遊
技機島10内で貯留すべきパチンコ球量等に応じて適宜
決めればよく、例えば図9中におけるタンクブロック1
31とタンクブロック132との間にもう一つタンクブ
ロック132を配設してより大容量なタンクを構成して
もよい。個々のタンクブロック131〜133には、相
互に連結するための簡易な連結機構が設けられている。
【0044】図9に示すように、貯留タンク130内に
は、導入されるパチンコ球をタンク一端側へと一方向に
流下させるための傾斜体136が設けられている。この
傾斜体36は、それぞれ上部が滑らかに連続するよう分
割された傾斜体136A〜136Cから成る。これら傾
斜ブロック136A〜136Cはゴム等により一体成形
されるものである。傾斜体136により、パチンコ球は
自重で島中央側へと流下し、図示省略した研磨揚送装置
の下端に集まるように設定されている。
【0045】また本実施形態では、各下段ユニット20
は、各パチンコ機11を載置する天板21と、該天板2
1下側より垂下する腰部支持板22、それにフロア上に
沿う底面板23とを合成樹脂で一体成形したものであ
る。ここで成形材料の合成樹脂としては、エンジニアリ
ングプラスチック(通称;エンプラ)が適する。エンプ
ラとは耐熱性や力学特性それに強度的にも特に優れたプ
ラスチックであり、例えば、ポリアミド、ポリカーボネ
ート、ポリアセタール、ポリエステル等である。何れか
を適宜選択して下段ユニット20として一体成形すれば
よい。
【0046】以上のような貯留タンク130によれば、
複数のタンクブロック131〜133の略水平な底面部
上に、それぞれ互いに連続するよう傾斜してパチンコ球
を流下させる傾斜体136A〜136Cを装着するか
ら、貯留タンク130内に導入されたパチンコ球を傾斜
体136によって自然に一か所に集めることができる。
従って、貯留タンク130の底面部自体にはパチンコ球
を流下させるための傾斜を設けたり、貯留タンク130
自体の傾斜角度を調整する必要はなく、かかる貯留タン
ク130の形状や配設を簡易化することができる。な
お、前記第2の実施の形態と同種の部位については同一
符号を付し、重複した説明は省略する。
【0047】図12〜図15は本発明の第4の実施の形
態を示している。本実施形態に係る貯留タンク220
は、ブロック体221とその両側面部225,225に
組付けられた側枠板230,230とを具備し、2つに
分割されたタンクブロック220A,220Bを連接し
て成る。
【0048】詳しく言えば、ブロック体221は互いに
傾斜上面部222が滑らかに連続する2つのブロック体
221A,221Bに分割されており、これらの組合せ
により長手方向の大きさを選択するようになっている。
同様に側枠板230も、2つのブロック体221A,2
21Bに対応すべく2つの側枠板230A,230Bに
予め分割されている。なお、もっと細かく分割して組合
せるようにしてもよい。
【0049】ブロック体221は上面が略水平面に対し
て傾斜した直方体状に成形されたものであり、詳しくは
傾斜上面部222と両側面部225,225と底面部2
26、それに前後の端面部を有している。かかるブロッ
ク体221は、本実施形態では合成樹脂そのものから図
示した形状に一体成形されている。ここで成形材料の合
成樹脂としては、例えばポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリアセタール、ポリエステル等のいわゆるエンプ
ラが適する。なお、ブロック体221の成形材料は前記
合成樹脂に限定されるものではなく、その他、硬質ゴム
や木屑を合成樹脂で固めたもの等から一体成形しても構
わない。
【0050】ブロック体221の傾斜上面部222に
は、落下するパチンコ球の衝撃を緩和するための落下音
防止ダンパ224が設けられている。落下音防止ダンパ
224は、落下したパチンコ球が直接傾斜上面部222
にぶつからないようクッションとなる部位であり、傾斜
上面部222の中央に沿って長手方向に延びるように上
向き山型に凸設されている。本実施形態では、落下音防
止ダンパ224もブロック体221の一部分として合成
樹脂により一体成形されているが、別体として例えばゴ
ム等により成形したものを傾斜上面部222に取付ける
ようにしてもよい。
【0051】落下音防止ダンパ224の両脇となる傾斜
上面部222上には、パチンコ球の流れを良くするため
の滑りシート228が張り付けられている。滑りシート
228はステンレスの薄板から成り、ブロック体221
の前後端面にも沿いそのまま下方に向ってフロアに接す
るように延びており、アースの役目も兼ねている。な
お、滑りシート228はステンレスに限られるものでは
なく、摩擦係数の低い例えばテフロン合成樹脂等から成
形してもよい。滑りシートが導電体でない場合には、か
かる滑りシートとは別にアースをブロック体221及び
側枠板230,230の少なくとも一方に設けるとよ
い。
【0052】更にまた、ブロック体221の傾斜上面部
222の側端縁に、両側枠板230,230に対し上向
きに接するアール223がつけられている。このアール
223は、貯留タンク220の隅にパチンコ球やごみが
滞留するのを防ぐための部位である。また、ブロック体
221の底面部226側には物品収納用の凹部227が
形成されている。その他、ブロック体221の側面部2
25には側枠板230を取付けるためのねじ孔か幾つか
形成されている。
【0053】両側枠板230,230は、貯留タンク2
20の内壁を成すと共に、そのまま島下段10Aの両側
壁、すなわち腰板の用を成す部材であるが、かかる側枠
板230の表面に別途化粧板等を装着してもよい。ま
た、本実施形態の場合、両側枠板230,230の上端
縁には、各遊技機11を載置する天板231が予め一体
的に設けられている。かかる天板231は必ずしも側枠
板230に一体成形する必要はなく、後から取付けるよ
うにしても構わない。また、ブロック体221の前後端
面部には、前壁板32や後壁板33が取付けられるよう
になっている。
【0054】以上のような貯留タンク220によって、
ほぼそのまま島下段10Aは構成されている。前後の天
板231間は、島長手方向に延びるよう大きく開口し、
各パチンコ機11から排出されたパチンコ球を広く受入
れられるようになっている。貯留タンク220内に導入
されたパチンコ球は自重で島中央側へと流下し、図15
に示すベルト式研磨揚送装置60の下端に集まるように
設定されている。
【0055】図14及び図15に示すように島下段10
Aは、前述した各貯留タンク220の最後端外側よりも
更にパチンコ機11の2台分だけ延びる大きさに構成さ
れている。最外側に位置する2台のパチンコ機11の真
下には、貯留タンク220は無いが通常の腰板や天板2
31を含む島下段構造が構築されている。各貯留タンク
220の最後端上方には、ブロック体221の後端面部
より島端側に位置する2台のパチンコ機11から排出さ
れるパチンコ球を受けて傾斜上面部222へ導く補助回
収樋235が配設されている。
【0056】図13に示すように、島下段10Aの天板
231上には、各パチンコ機11の下端が所定範囲で前
後左右に移動可能に支持される載置レール212が設け
られている。載置レール212の奥側にはパチンコ機1
1の下端が島長手方向に移動可能に嵌合する突起212
aが突設されており、載置レール212の手前側は球箱
を置けるスペースとなっている。また、後述する島上段
10Cの下面部42には、各パチンコ機11の上端に突
設した被嵌合レール11aが前後方向に回動可能かつ島
長手方向に移動可能に内嵌する吊下レール214が設け
られている。
【0057】吊下レール214は略C字形断面であり図
13の紙面と直角に延びており、かかる吊下レール21
4は、下面部42に島奥行方向にスライド可能に装着さ
れた上方ブラケット213に対して、高さ位置を調整で
きるようねじ軸を介して吊下げられている。更に上方ブ
ラケット213には、上下に進退可能なねじ状の角度調
整部材215が螺合している。この角度調整部材215
は、各パチンコ機11上端の前端縁側を適度に押圧する
ことにより、前記被嵌合レール214を回動中心とした
各パチンコ機11の微妙な傾き角度を調整するための部
材である。
【0058】前記載置レール212の下面にはスプリン
グ付きベアリング(図示せず)が取付けられており、載
置レール212は、天板231上を島長手方向及び島奥
行方向に移動できるようになっている。また、スプリン
グの弾性変形により、載置レール212上のパチンコ機
11下端は、その傾斜角度に応じて略水平面に対して適
宜変位できるように設定されている。
【0059】各パチンコ機11や球貸機19は、中段支
持体216を間にして前後2列となるように列設されて
いる。中段支持体216は島中段10Bの骨格を成すも
のであり、各パチンコ機11を島奥行方向に動力で移動
させる駆動ユニット217が組込まれている。かかる駆
動ユニット217は上下2台で1組となっており、詳し
くはパルスモータと、その回転により島奥行方向に移動
してパチンコ機11の背面側を押引きするスクリュー或
はラック等から構成されている。
【0060】次に第4の実施形態の作用を説明する。貯
留タンク220を構成するブロック体221は、島下段
10Aのサイズや必要とするパチンコ球の貯留量を勘案
して予め所定の大きさ・形状に工場等で成形しておく。
成形材料として合成樹脂を用いれば、樹脂の選択により
耐久性や十分な強度を得ることができる。その他、硬質
ゴムを用いればパチンコ球の衝撃緩和に優れ、また、木
屑を合成樹脂で固めたものを用いれば廃品(木屑)を活
用することができる。
【0061】ブロック体221を複数ブロック体221
A,221Bに分割されており、後からそれらの傾斜上
面部222が互いに連続すべく適宜組合せるから、前記
各実施形態と同様に貯留タンク220の大きさを極めて
容易に変更することができる。このようなブロック体2
21の両側面部225,225に、それぞれ側枠板23
0,230を組付けるだけで簡単に貯留タンク220を
ほぼ製造することができ、構造自体も非常に簡易化され
る。
【0062】しかも貯留タンク220は、ほぼそのまま
で遊技機島10全体の土台をなす島下段10Aを成すか
ら、島下段10Aを構成するための資材点数は従来技術
に比して削減され、また組み付け工数も削減されて、施
工現場における遊技機島10の組立ては極めて簡易かつ
容易となり、施工時間を大幅に短縮することができる。
特に本実施形態では、両側枠板230,230の上端縁
に天板231を一体的に設けたから、島施工現場での天
板231の精度出しや組付け作業は不要となり、高い精
度でもって予め工場等で量産することができる。
【0063】島構築時における各パチンコ機11の取付
けは、その上端にある被嵌合レール11aを島上段10
C側の吊下レール214に嵌合させ、また、各パチンコ
機11の下端を天板231上の載置レール212上に設
置すればよい。パチンコ機11上端の被嵌合レール11
aは、吊下レール214に嵌合した状態でレール長手方
向に移動可能であり、また、パチンコ機11下端も載置
レール212上を島長手方向に移動できる。従って、各
パチンコ機11を移動させつつ、島端から順次並ぶよう
に配置させることができる。
【0064】各パチンコ機11を適所に配置させた後、
島上段10C側の上方ブラケット213に螺合する角度
調整部材215によりパチンコ機11上端の前端縁側を
適度に押圧すれば、パチンコ機11は前記吊下レール2
14に嵌合している被嵌合レール11aを回動中心とし
て微妙に傾動するため、パチンコ機11の傾き角度を容
易に調整することができる。
【0065】更には、前記上方ブラケット213は、島
上段10Cの下面部42に対して島奥行方向に一定範囲
でスライド可能であり、しかも載置レール212は天板
231上を島奥行方向に移動できる。従って、各パチン
コ機11をそれぞれ島奥行方向における最適な位置にも
後から調整することができる。特に本実施形態によれ
ば、駆動ユニット217により自動的に調整するような
ことも可能となる。
【0066】なお、本発明に係る遊技機島の貯留タンク
は図示した実施の形態に限定されるものではない。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島の貯留タンクによ
れば、島長手方向に分割された複数のタンクブロックを
連接して成るから、遊技機島の長手方向の長さに応じて
タンクブロックを適宜組合せタンク全長を短くしたり長
くすることができ、最適な寸法の貯留タンクを極めて容
易に形成することができる。また、遊技機島で必要とさ
れるパチンコ球の貯留量に応じて、余分なタンクブロッ
クを外したり逆に付け加えたりすることで、別寸法の貯
留タンクを新たに用意することなく、タンク容量を後か
ら増減することも容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る貯留タンクを示す
断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る貯留タンクを装備
した遊技機島を示す正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る貯留タンクを装備
した遊技機島を示す断面図である。(図2のIII −III
断面図である。)
【図4】本発明の第1実施形態に係る貯留タンクを島下
段の下段ユニット内に収納設置する状態を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の第1実施形態に係る貯留タンクと下段
ユニットとを示す斜視図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る貯留タンクを下段
ユニット内に収納設置した状態を示す端面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る貯留タンクを示す
断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る貯留タンクを下段
ユニット内に収納設置する状態を示す説明図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る貯留タンクを示す
断面図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る貯留タンクを装
備した遊技機島を示す正面図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る貯留タンクを装
備した遊技機島を示す断面図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る貯留タンクを示
す斜視図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る貯留タンクを示
す断面図である。
【図14】本発明の第4実施形態に係る貯留タンクを装
備した遊技機島を示す正面図である。
【図15】本発明の第4実施形態に係る貯留タンクを装
備した遊技機島の内部構造を示す正面図である(貯留タ
ンクのみ断面を示す。)。
【符号の説明】
10…遊技機島 10A…島下段 10B…島中段 10A…島上段 11…パチンコ機(遊技機) 20…下段ユニット 30,30a,130,220…貯留タンク 31,32,33,34…タンクブロック 31A,32A,33A…タンクブロック 131,132,133…タンクブロック 220A,220B…タンクブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列設される複数の遊技機とその関連設備と
    から構成される遊技機島の島下段に設置され、各遊技機
    から排出される遊技媒体を貯留する貯留タンクにおい
    て、 島長手方向に分割された複数のタンクブロックを連接し
    て成ることを特徴とする貯留タンク。
  2. 【請求項2】前記複数のタンクブロックを、支持脚によ
    り略水平面に対して傾くように支持された台座上に互い
    に連通するよう載置して構成したことを特徴とする請求
    項1記載の貯留タンク。
  3. 【請求項3】前記複数のタンクブロックは、それらの底
    面部が互いに連続するよう傾斜した状態でフロア上に自
    立するための支持脚を有することを特徴とする請求項1
    記載の貯留タンク。
  4. 【請求項4】前記複数のタンクブロックの略水平な底面
    部上に、それぞれ互いに連続するよう傾斜して遊技媒体
    を一方向へ流下させる傾斜体を装着したことを特徴とす
    る請求項1記載の貯留タンク。
  5. 【請求項5】前記複数のタンクブロックは、上面が互い
    に連続するよう傾斜した直方体状に成形されたブロック
    体と、該ブロック体の両側面部にそれぞれ組付けられ
    て、島下段の両側壁をなす側枠板とを具備して成ること
    を特徴とする請求項1記載の貯留タンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008055080A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Heiwa Satellite:Kk パチンコ機島ユニット
JP2015134153A (ja) * 2013-12-18 2015-07-27 京楽産業.株式会社 遊技機島
JP2024040375A (ja) * 2022-06-24 2024-03-25 株式会社エース電研 貯留タンク

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