JPH09117775A - フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法 - Google Patents
フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法Info
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- JPH09117775A JPH09117775A JP29731495A JP29731495A JPH09117775A JP H09117775 A JPH09117775 A JP H09117775A JP 29731495 A JP29731495 A JP 29731495A JP 29731495 A JP29731495 A JP 29731495A JP H09117775 A JPH09117775 A JP H09117775A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アンモニア態窒素を含有する廃液またはフッ素
およびアンモニア態窒素を含有する廃液を、常温付近で
操作が可能で、且つ、アンモニウム化合物またはフッ素
およびアンモニウム化合物を固形分として沈澱させ、処
理後の廃液の後処理が不要な処理方法。 【解決手段】廃液に、pH7以下で、燐酸マグネシウム
および硫酸アルミニウムを添加混合する窒素処理工程お
よび得られる混合物に水酸化カルシウムを添加混合して
pH5以上とし、生成した固形物を分離除去する中和除
去工程を行うこと。
およびアンモニア態窒素を含有する廃液を、常温付近で
操作が可能で、且つ、アンモニウム化合物またはフッ素
およびアンモニウム化合物を固形分として沈澱させ、処
理後の廃液の後処理が不要な処理方法。 【解決手段】廃液に、pH7以下で、燐酸マグネシウム
および硫酸アルミニウムを添加混合する窒素処理工程お
よび得られる混合物に水酸化カルシウムを添加混合して
pH5以上とし、生成した固形物を分離除去する中和除
去工程を行うこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンモニア態窒素
またはフッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の
処理方法に関する。更に詳しくは、半導体製造工程から
の廃水の処理に適した、操作が簡単で有効な廃液の処理
方法に関する。
またはフッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の
処理方法に関する。更に詳しくは、半導体製造工程から
の廃水の処理に適した、操作が簡単で有効な廃液の処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造の工程では、フッ化アンモニ
ウムとフッ化水素酸を主成分とするエッチング液(バッ
ファ−ドフッ酸)が使用されている。このエッチング液
は、使用後は、高濃度のフッ素とアンモニアを含有する
廃水となる。フッ素については、水酸化カルシウムなど
のカルシウム塩と反応させ、フッ化カルシウムとして除
去する方法が採られている。しかし、最も一般的に使用
される水酸化カルシウムでは、フッ化アンモニウム含有
廃液の場合、70℃以上に加熱しないと反応が充分進行
せず、排出基準値以下まで除去するにはアルカリ性にす
る必要があるが、この場合アンモニアガスの発生を伴
い、作業環境上の問題あるいは吸収塔を設置する必要が
あった。
ウムとフッ化水素酸を主成分とするエッチング液(バッ
ファ−ドフッ酸)が使用されている。このエッチング液
は、使用後は、高濃度のフッ素とアンモニアを含有する
廃水となる。フッ素については、水酸化カルシウムなど
のカルシウム塩と反応させ、フッ化カルシウムとして除
去する方法が採られている。しかし、最も一般的に使用
される水酸化カルシウムでは、フッ化アンモニウム含有
廃液の場合、70℃以上に加熱しないと反応が充分進行
せず、排出基準値以下まで除去するにはアルカリ性にす
る必要があるが、この場合アンモニアガスの発生を伴
い、作業環境上の問題あるいは吸収塔を設置する必要が
あった。
【0003】また、フッ素除去を行った排水は、なおア
ンモニア分を多量に含有しており、窒素の排出規制値
(日間最大120mg/l、日間平均60mg/l以
下)内に処理するためには、別途アンモニウム分の除去
を必要とする。一般にアンモニウムの除去は生物化学的
脱窒法、アンモニア放散法、塩素処理法などがある。
ンモニア分を多量に含有しており、窒素の排出規制値
(日間最大120mg/l、日間平均60mg/l以
下)内に処理するためには、別途アンモニウム分の除去
を必要とする。一般にアンモニウムの除去は生物化学的
脱窒法、アンモニア放散法、塩素処理法などがある。
【0004】生物化学的脱窒法は、硝化工程と脱窒工程
に分けられ、亜硝酸菌および硝酸菌によりアンモニアを
亜硝酸または硝酸態窒素に酸化した後、脱窒菌で窒素ガ
スへ還元する方法である。この方法は微生物反応であ
り、運転上の変動因子に対し不安定な面があるうえ、設
備的に広い用地面積を必要するなどの欠点がある。
に分けられ、亜硝酸菌および硝酸菌によりアンモニアを
亜硝酸または硝酸態窒素に酸化した後、脱窒菌で窒素ガ
スへ還元する方法である。この方法は微生物反応であ
り、運転上の変動因子に対し不安定な面があるうえ、設
備的に広い用地面積を必要するなどの欠点がある。
【0005】アンモニア放散法は、アルカリ性下大量の
空気を吹き込んで、アンモニアガスを放散させる方法で
あるが、アンモニア除去率が低く放散ガスの処理が必要
であるなどの問題点がある。
空気を吹き込んで、アンモニアガスを放散させる方法で
あるが、アンモニア除去率が低く放散ガスの処理が必要
であるなどの問題点がある。
【0006】塩素処理法は、アンモニアを塩素により分
解して窒素ガスとする方法であるが、分解にはアンモニ
ア分の10倍程度の塩素量を必要とし、高濃度アンモニ
ア分の処理には不適当である。その他、窒素処理を目的
とはしていないが、分析化学上は、燐酸イオンの定量分
析において、燐酸を含む溶液に既知量の硫酸マグネシウ
ムとアンモニアを添加し、燐酸アンモニウムマグネシウ
ム塩として沈殿させる方法が知られている。
解して窒素ガスとする方法であるが、分解にはアンモニ
ア分の10倍程度の塩素量を必要とし、高濃度アンモニ
ア分の処理には不適当である。その他、窒素処理を目的
とはしていないが、分析化学上は、燐酸イオンの定量分
析において、燐酸を含む溶液に既知量の硫酸マグネシウ
ムとアンモニアを添加し、燐酸アンモニウムマグネシウ
ム塩として沈殿させる方法が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる現状
に鑑み、アンモニア態窒素を含有する廃液またはフッ素
およびアンモニア態窒素を含有する廃液を、常温付近で
操作が可能で、且つ、アンモニウム化合物またはフッ素
およびアンモニウム化合物を固形分として沈澱させ、処
理後の廃液の後処理が不要な処理方法を提供することを
目的として鋭意検討した結果、廃液中のアンモニア態窒
素化合物および/またはフッ素化合物を、特定の手順で
処理することにより、それぞれ、水に難溶性のリン酸ア
ンモニウムマグネシウム塩(MgNH4 PO4 )および
/またはフッ化カルシウムに変換、固定して無害化で
き、煩瑣な廃液の後処理が不要であることを見出し、本
発明を完成するに到った。
に鑑み、アンモニア態窒素を含有する廃液またはフッ素
およびアンモニア態窒素を含有する廃液を、常温付近で
操作が可能で、且つ、アンモニウム化合物またはフッ素
およびアンモニウム化合物を固形分として沈澱させ、処
理後の廃液の後処理が不要な処理方法を提供することを
目的として鋭意検討した結果、廃液中のアンモニア態窒
素化合物および/またはフッ素化合物を、特定の手順で
処理することにより、それぞれ、水に難溶性のリン酸ア
ンモニウムマグネシウム塩(MgNH4 PO4 )および
/またはフッ化カルシウムに変換、固定して無害化で
き、煩瑣な廃液の後処理が不要であることを見出し、本
発明を完成するに到った。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、 a)フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液に、
pH7以下で、硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウム
および硫酸アルミニウムを添加混合するフッ素処理工程
および得られる混合物に水酸化カルシウムを添加混合し
てpH5〜7とし、生成した固形物を分離除去する中和
除去工程を行った後、得られる廃液に酸を加えてpH3
以下とし、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを
添加混合する窒素処理工程および得られる混合物に水酸
化カルシウムを添加混合してpH8以上とし、生成した
固形物を分離除去する中和除去工程を行うことを特徴と
するフッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処
理方法、 b)アンモニア態窒素を含有する廃液またはフッ素およ
びアンモニア態窒素を含有する廃液に、pH7以下で、
燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを添加混合す
る窒素処理工程および得られる混合物に水酸化カルシウ
ムを添加混合してpH5〜7とし、生成した固形物を分
離除去する中和除去工程を行った後、得られる廃液に酸
を加えてpH3以下とし、燐酸マグネシウムおよび硫酸
アルミニウムを添加混合する窒素処理工程および得られ
る混合物に水酸化カルシウムを添加混合してpH8以上
とし、生成した固形物を分離除去する中和除去工程を行
うことを特徴とするフッ素およびアンモニア態窒素を含
有する廃液の処理方法、または c)アンモニア態窒素を含有する廃液に、pH3以下
で、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを添加混
合する窒素処理工程および得られる混合物に水酸化カル
シウムを添加混合してpH8以上とし、生成した固形物
を分離除去する中和除去工程を行うことを特徴とするア
ンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法によることが
できる。
には、 a)フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液に、
pH7以下で、硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウム
および硫酸アルミニウムを添加混合するフッ素処理工程
および得られる混合物に水酸化カルシウムを添加混合し
てpH5〜7とし、生成した固形物を分離除去する中和
除去工程を行った後、得られる廃液に酸を加えてpH3
以下とし、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを
添加混合する窒素処理工程および得られる混合物に水酸
化カルシウムを添加混合してpH8以上とし、生成した
固形物を分離除去する中和除去工程を行うことを特徴と
するフッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処
理方法、 b)アンモニア態窒素を含有する廃液またはフッ素およ
びアンモニア態窒素を含有する廃液に、pH7以下で、
燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを添加混合す
る窒素処理工程および得られる混合物に水酸化カルシウ
ムを添加混合してpH5〜7とし、生成した固形物を分
離除去する中和除去工程を行った後、得られる廃液に酸
を加えてpH3以下とし、燐酸マグネシウムおよび硫酸
アルミニウムを添加混合する窒素処理工程および得られ
る混合物に水酸化カルシウムを添加混合してpH8以上
とし、生成した固形物を分離除去する中和除去工程を行
うことを特徴とするフッ素およびアンモニア態窒素を含
有する廃液の処理方法、または c)アンモニア態窒素を含有する廃液に、pH3以下
で、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを添加混
合する窒素処理工程および得られる混合物に水酸化カル
シウムを添加混合してpH8以上とし、生成した固形物
を分離除去する中和除去工程を行うことを特徴とするア
ンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法によることが
できる。
【0009】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様を詳細
に説明する。本発明方法は、水に可溶性のアンモニア態
窒素化合物を含む廃液または水に可溶性のフッ素化合物
および水に可溶性のアンモニア態窒素化合物を含む廃液
を、処理の対象とする。具体的には、前者の例として
は、化学工場等で製造あるいは副製されるアンモニア
水、硫酸アンモニウムなどを含む廃液が、また、後者の
例としては、半導体製造工程で使用されたバッファ−ド
フッ酸などが挙げられるが、これら例示したもののみに
限定されるものではない。
に説明する。本発明方法は、水に可溶性のアンモニア態
窒素化合物を含む廃液または水に可溶性のフッ素化合物
および水に可溶性のアンモニア態窒素化合物を含む廃液
を、処理の対象とする。具体的には、前者の例として
は、化学工場等で製造あるいは副製されるアンモニア
水、硫酸アンモニウムなどを含む廃液が、また、後者の
例としては、半導体製造工程で使用されたバッファ−ド
フッ酸などが挙げられるが、これら例示したもののみに
限定されるものではない。
【0010】本発明方法を構成する単位工程には、窒素
処理工程、フッ素処理工程および中和除去工程がある。
しかして、窒素処理工程またはフッ素処理工程を行った
後には、中和除去工程を行い、廃液からのアンモニア態
窒素化合物またはフッ素化合物の除去が完結する。もち
ろん、アンモニア態窒素および/またはフッ素を高濃度
で含有する廃液(以下、高濃度廃液という。)を処理す
る際は、これらの工程の組み合わせを、1次処理、2次
処理あるいはさらに高次の処理として、繰り返し行うこ
ともできる。高濃度廃液の場合は、1次処理としてフッ
素処理工程と中和除去工程を実施し、2次処理として、
窒素処理工程と中和除去工程を実施する方が、沈殿物の
生成量が少なくなり工業的に好ましい。
処理工程、フッ素処理工程および中和除去工程がある。
しかして、窒素処理工程またはフッ素処理工程を行った
後には、中和除去工程を行い、廃液からのアンモニア態
窒素化合物またはフッ素化合物の除去が完結する。もち
ろん、アンモニア態窒素および/またはフッ素を高濃度
で含有する廃液(以下、高濃度廃液という。)を処理す
る際は、これらの工程の組み合わせを、1次処理、2次
処理あるいはさらに高次の処理として、繰り返し行うこ
ともできる。高濃度廃液の場合は、1次処理としてフッ
素処理工程と中和除去工程を実施し、2次処理として、
窒素処理工程と中和除去工程を実施する方が、沈殿物の
生成量が少なくなり工業的に好ましい。
【0011】本発明の窒素処理工程では、処理液中に溶
存する可溶性のアンモニア態窒素化合物を、難溶性のリ
ン酸アンモニウムマグネシウム塩(MgNH4 PO4 )
に変換する処理を行う。また、この変換には、燐酸マグ
ネシウムの添加混合および所定の処理条件の選択が必要
である。この変換の際の反応は、化学式で表わすと、例
えばアンモニア態窒素化合物がフッ化アンモニウムの場
合には、次に示す通りである。 2NH4 F+Mg3 (PO4 )2 =2MgNH4 PO4 +MgF2 2NH4 F+3MgHPO4 =2MgNH4 PO4 +MgF2 +H3 PO4
存する可溶性のアンモニア態窒素化合物を、難溶性のリ
ン酸アンモニウムマグネシウム塩(MgNH4 PO4 )
に変換する処理を行う。また、この変換には、燐酸マグ
ネシウムの添加混合および所定の処理条件の選択が必要
である。この変換の際の反応は、化学式で表わすと、例
えばアンモニア態窒素化合物がフッ化アンモニウムの場
合には、次に示す通りである。 2NH4 F+Mg3 (PO4 )2 =2MgNH4 PO4 +MgF2 2NH4 F+3MgHPO4 =2MgNH4 PO4 +MgF2 +H3 PO4
【0012】すなわち、処理液中のアンモニア態窒素化
合物がフッ化アンモニウムの場合には、燐酸マグネシウ
ム中の3原子のマグネシウムのうち1原子が、フッ素と
結合して難溶性のフッ化マグネシウムを生成するので、
窒素処理と同時にフッ素処理を行うのに有効である。処
理剤の燐酸マグネシウムは、その一部または全部を、燐
酸および燐酸塩以外のマグネシウム化合物、例えば水酸
化マグネシウム、硫酸マグネシウム、またはその他のマ
グネシウム塩の形で添加し、この窒素処理工程で燐酸マ
グネシウムを生成しつつ処理することも可能である。む
しろ、この燐酸マグネシウムを生成しながら処理する態
様の方が、発熱を伴い反応性も良く、且つコスト的にも
有利である。
合物がフッ化アンモニウムの場合には、燐酸マグネシウ
ム中の3原子のマグネシウムのうち1原子が、フッ素と
結合して難溶性のフッ化マグネシウムを生成するので、
窒素処理と同時にフッ素処理を行うのに有効である。処
理剤の燐酸マグネシウムは、その一部または全部を、燐
酸および燐酸塩以外のマグネシウム化合物、例えば水酸
化マグネシウム、硫酸マグネシウム、またはその他のマ
グネシウム塩の形で添加し、この窒素処理工程で燐酸マ
グネシウムを生成しつつ処理することも可能である。む
しろ、この燐酸マグネシウムを生成しながら処理する態
様の方が、発熱を伴い反応性も良く、且つコスト的にも
有利である。
【0013】この工程の処理条件の選択で重要なこと
は、処理時にpH7以下、好ましくはpH3以下の酸性
に保つことである。これによって処理効果を確保するこ
とができる。また、処理剤の添加量は、上記反応式から
も明らかなように、化学量論的には、アンモニア態窒素
1原子に対して燐酸マグネシウム1/2モルであるが、
反応率を考慮すると当量以上、1.0〜1.2当量の使
用が好ましい。添加量が少なすぎると排水規制値の達成
が困難になり、多すぎると残渣量が増加し、それに伴う
残渣処理費用を含めたコスト高となるので、好ましくな
い。
は、処理時にpH7以下、好ましくはpH3以下の酸性
に保つことである。これによって処理効果を確保するこ
とができる。また、処理剤の添加量は、上記反応式から
も明らかなように、化学量論的には、アンモニア態窒素
1原子に対して燐酸マグネシウム1/2モルであるが、
反応率を考慮すると当量以上、1.0〜1.2当量の使
用が好ましい。添加量が少なすぎると排水規制値の達成
が困難になり、多すぎると残渣量が増加し、それに伴う
残渣処理費用を含めたコスト高となるので、好ましくな
い。
【0014】上記処理剤の添加は、処理液を撹拌しつつ
粉末を直接添加してもよく、水との懸濁状態で添加して
も良い。添加する方式は、一度に全量添加する方式、分
割して逐次添加する方式、連続的に添加する方式などい
ずれの方式であってもよい。添加する際の温度条件は、
常温でも若干加温した状態のいずれであってもよい。添
加する際の圧力は、常圧とするのがよい。
粉末を直接添加してもよく、水との懸濁状態で添加して
も良い。添加する方式は、一度に全量添加する方式、分
割して逐次添加する方式、連続的に添加する方式などい
ずれの方式であってもよい。添加する際の温度条件は、
常温でも若干加温した状態のいずれであってもよい。添
加する際の圧力は、常圧とするのがよい。
【0015】窒素処理工程では、生成する難溶性塩の凝
集効果を向上させる目的で、硫酸アルミニウムを添加混
合する。硫酸アルミニウムは粉末を直接添加してもよ
く、これを水に溶解した水溶液として添加してもよい。
添加時は撹拌しつつ添加するのがよい。添加する硫酸ア
ルミニウムの量は、処理水に対し0.5%以上、好まし
くは1〜3%が好ましい。硫酸アルミニウムを添加する
際の温度は、常温でも、若干加温した状態のいづれであ
ってもよい。圧力は常圧が好ましい。
集効果を向上させる目的で、硫酸アルミニウムを添加混
合する。硫酸アルミニウムは粉末を直接添加してもよ
く、これを水に溶解した水溶液として添加してもよい。
添加時は撹拌しつつ添加するのがよい。添加する硫酸ア
ルミニウムの量は、処理水に対し0.5%以上、好まし
くは1〜3%が好ましい。硫酸アルミニウムを添加する
際の温度は、常温でも、若干加温した状態のいづれであ
ってもよい。圧力は常圧が好ましい。
【0016】窒素処理工程に続く中和除去工程は、窒素
処理によって生成した難溶性塩を、十分凝集した後、処
理液に水酸化カルシウムを添加してpH8以上、好まし
くはpH8〜10、さらに好ましくはpH8〜9で十分
混合し、固形物を分離除去することによって行われる。
混合時のpHが低すぎると、処理効率が悪くなり、また
高すぎると、排水規制値を達成できなくなる。しかし、
窒素処理および中和除去を繰り返して行う場合は、最初
の中和除去においては、混合時のpHは5以上とする。
好ましくはpHは5〜7とするのがよい。それは、アン
モニア臭の発生を防止することが容易だからである。な
お、1次処理で十分窒素除去されている場合は、pH8
以上とすることも可能である。水酸化カルシウムは、上
記窒素処理後の酸性の廃液を、中性または弱アルカリ性
になるように中和する機能を果す。廃液を中和すること
により、固液分離装置の腐食の問題、処理終了後の処理
水を廃棄する際の排水基準の問題を解消することができ
る。
処理によって生成した難溶性塩を、十分凝集した後、処
理液に水酸化カルシウムを添加してpH8以上、好まし
くはpH8〜10、さらに好ましくはpH8〜9で十分
混合し、固形物を分離除去することによって行われる。
混合時のpHが低すぎると、処理効率が悪くなり、また
高すぎると、排水規制値を達成できなくなる。しかし、
窒素処理および中和除去を繰り返して行う場合は、最初
の中和除去においては、混合時のpHは5以上とする。
好ましくはpHは5〜7とするのがよい。それは、アン
モニア臭の発生を防止することが容易だからである。な
お、1次処理で十分窒素除去されている場合は、pH8
以上とすることも可能である。水酸化カルシウムは、上
記窒素処理後の酸性の廃液を、中性または弱アルカリ性
になるように中和する機能を果す。廃液を中和すること
により、固液分離装置の腐食の問題、処理終了後の処理
水を廃棄する際の排水基準の問題を解消することができ
る。
【0017】本発明のフッ素処理工程では、処理液中に
溶存する可溶性のフッ素化合物を、難溶性のフッ化カル
シウムまたはフッ化マグネシウム塩に変換する処理を行
う。また、この変換には、硫酸カルシウムまたは硫酸マ
グネシウムの添加混合および所定の処理条件の選択が必
要である。この変換の際の反応は、化学式で表すと、例
えばフッ素化合物がフッ化アンモニウムの場合には、次
に示す通りである。 2NH4 F+CaSO4 =CaF2 +(NH4 )2 SO4 2NH4 F+MgSO4 =MgF2 +(NH4 )2 SO4
溶存する可溶性のフッ素化合物を、難溶性のフッ化カル
シウムまたはフッ化マグネシウム塩に変換する処理を行
う。また、この変換には、硫酸カルシウムまたは硫酸マ
グネシウムの添加混合および所定の処理条件の選択が必
要である。この変換の際の反応は、化学式で表すと、例
えばフッ素化合物がフッ化アンモニウムの場合には、次
に示す通りである。 2NH4 F+CaSO4 =CaF2 +(NH4 )2 SO4 2NH4 F+MgSO4 =MgF2 +(NH4 )2 SO4
【0018】すなわち、硫酸カルシウムまたは硫酸マグ
ネシウムはフッ化アンモニウムと反応して、難溶性のフ
ッ化カルシウムまたはフッ化マグネシウムを生成させ
る。アンモニウムはこの場合硫酸アンモニウムとして溶
解して存在する。アンモニウム化合物のみの場合は、硫
酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムの添加は不要であ
る。また、処理剤の硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシ
ウムは、その一部または全部を、硫酸および硫酸塩以外
のカルシウムまたはマグネシウムの化合物、例えば水酸
化カルシウムまたは水酸化マグネシウムの形で添加し、
このフッ素処理工程で硫酸カルシウムまたは硫酸マグネ
シウムを生成しつつ、処理することも可能である。
ネシウムはフッ化アンモニウムと反応して、難溶性のフ
ッ化カルシウムまたはフッ化マグネシウムを生成させ
る。アンモニウムはこの場合硫酸アンモニウムとして溶
解して存在する。アンモニウム化合物のみの場合は、硫
酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムの添加は不要であ
る。また、処理剤の硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシ
ウムは、その一部または全部を、硫酸および硫酸塩以外
のカルシウムまたはマグネシウムの化合物、例えば水酸
化カルシウムまたは水酸化マグネシウムの形で添加し、
このフッ素処理工程で硫酸カルシウムまたは硫酸マグネ
シウムを生成しつつ、処理することも可能である。
【0019】この工程の処理条件の選択で重要なこと
は、処理時にpH7以下、好ましくはpH3以下の酸性
に保つことである。これによって処理効果を確保するこ
とができる。また、処理剤の添加量は、上記反応式から
も明らかなように、化学量論的には、フッ素1原子に対
して硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウム1/2モル
であるが、反応率を考慮すると当量以上、1.0〜1.
2当量の使用が好ましい。添加量が少なすぎると排水規
制値の達成が困難になり、多すぎると残渣量が増加し、
それに伴う残渣処理費用を含めたコスト高となるので、
好ましくない。
は、処理時にpH7以下、好ましくはpH3以下の酸性
に保つことである。これによって処理効果を確保するこ
とができる。また、処理剤の添加量は、上記反応式から
も明らかなように、化学量論的には、フッ素1原子に対
して硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウム1/2モル
であるが、反応率を考慮すると当量以上、1.0〜1.
2当量の使用が好ましい。添加量が少なすぎると排水規
制値の達成が困難になり、多すぎると残渣量が増加し、
それに伴う残渣処理費用を含めたコスト高となるので、
好ましくない。
【0020】上記処理剤の添加は、処理液を撹拌しつつ
粉末を直接添加してもよく、水との懸濁状態で添加して
も良い。添加する方式は、一度に全量添加する方式、分
割して逐次添加する方式、連続的に添加する方式などい
ずれの方式であってもよい。添加する際の温度条件は、
常温でも若干加温した状態のいずれであってもよい。添
加する際の圧力は、常圧とするのがよい。
粉末を直接添加してもよく、水との懸濁状態で添加して
も良い。添加する方式は、一度に全量添加する方式、分
割して逐次添加する方式、連続的に添加する方式などい
ずれの方式であってもよい。添加する際の温度条件は、
常温でも若干加温した状態のいずれであってもよい。添
加する際の圧力は、常圧とするのがよい。
【0021】フッ素処理工程では、生成する難溶性塩の
凝集効果を向上させる目的で、硫酸アルミニウムを添加
混合する。硫酸アルミニウムは粉末を直接添加してもよ
く、これを水に溶解した水溶液として添加してもよい。
添加時は撹拌しつつ添加するのがよい。添加する硫酸ア
ルミニウムの量は、処理水に対し0.5%以上、好まし
くは1〜3%が好ましい。硫酸アルミニウムを添加する
際の温度は、常温でも、若干加温した状態のいづれであ
ってもよい。圧力は常圧が好ましい。
凝集効果を向上させる目的で、硫酸アルミニウムを添加
混合する。硫酸アルミニウムは粉末を直接添加してもよ
く、これを水に溶解した水溶液として添加してもよい。
添加時は撹拌しつつ添加するのがよい。添加する硫酸ア
ルミニウムの量は、処理水に対し0.5%以上、好まし
くは1〜3%が好ましい。硫酸アルミニウムを添加する
際の温度は、常温でも、若干加温した状態のいづれであ
ってもよい。圧力は常圧が好ましい。
【0022】フッ素処理工程に続く中和除去工程は、フ
ッ素処理によって生成した難溶性塩を、十分凝集した
後、処理液に水酸化カルシウムを添加してpH5〜7、
好ましくはpH6〜7で十分混合し、固形物を分離除去
することによって行われる。混合時のpHが低すぎる
と、処理効率が悪くなり、また高すぎると、アンモニア
臭を発生させることとなる。水酸化カルシウムは、上記
フッ素処理後の酸性の廃液を、中性または弱アルカリ性
になるように中和する機能を果す。廃液を中和すること
により、固液分離装置の腐食の問題、処理終了後の処理
水を廃棄する際の排水基準の問題を解消することができ
る。
ッ素処理によって生成した難溶性塩を、十分凝集した
後、処理液に水酸化カルシウムを添加してpH5〜7、
好ましくはpH6〜7で十分混合し、固形物を分離除去
することによって行われる。混合時のpHが低すぎる
と、処理効率が悪くなり、また高すぎると、アンモニア
臭を発生させることとなる。水酸化カルシウムは、上記
フッ素処理後の酸性の廃液を、中性または弱アルカリ性
になるように中和する機能を果す。廃液を中和すること
により、固液分離装置の腐食の問題、処理終了後の処理
水を廃棄する際の排水基準の問題を解消することができ
る。
【0023】処理水を2次処理またはさらに高次の処理
に付す場合には、2次処理などの窒素処理工程またはフ
ッ素処理工程を実施する前に、1次処理など直前の中和
除去工程で固形物を分離して得られる廃液に、酸を加え
てpH3以下、好ましくはpH1〜2とする。添加する
酸としては、燐酸、硫酸、塩酸が挙げられるが、処理効
果上からは燐酸が好ましい。酸性化を行わずに2次処理
を実施すると、沈澱発生量が少なく、処理効果が思わし
くない。この酸性化によって、水酸化カルシウムの中和
量の増大をはかるものである。
に付す場合には、2次処理などの窒素処理工程またはフ
ッ素処理工程を実施する前に、1次処理など直前の中和
除去工程で固形物を分離して得られる廃液に、酸を加え
てpH3以下、好ましくはpH1〜2とする。添加する
酸としては、燐酸、硫酸、塩酸が挙げられるが、処理効
果上からは燐酸が好ましい。酸性化を行わずに2次処理
を実施すると、沈澱発生量が少なく、処理効果が思わし
くない。この酸性化によって、水酸化カルシウムの中和
量の増大をはかるものである。
【0024】また、上記酸性化に燐酸を使用した場合
は、引続いて行われる2次処理などの窒素処理工程で
は、燐酸マグネシウムの代わりに、水酸化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウムなどのマグネシウム化合物を使用
するのが、経済的に好ましい。窒素処理工程での、難溶
性のリン酸アンモニウムマグネシウム塩への変換反応
は、化学式で表わすと、例えばマグネシウム化合物が水
酸化マグネシウムの場合には、次に示す通りである。 NH3 +Mg(OH)2 +H3 PO4 =MgNH4 PO4 +2H2 O
は、引続いて行われる2次処理などの窒素処理工程で
は、燐酸マグネシウムの代わりに、水酸化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウムなどのマグネシウム化合物を使用
するのが、経済的に好ましい。窒素処理工程での、難溶
性のリン酸アンモニウムマグネシウム塩への変換反応
は、化学式で表わすと、例えばマグネシウム化合物が水
酸化マグネシウムの場合には、次に示す通りである。 NH3 +Mg(OH)2 +H3 PO4 =MgNH4 PO4 +2H2 O
【0025】また、処理剤の添加量は、上記反応式から
も明らかなように、化学量論的には、アンモニア態窒素
1原子に対してマグネシウム化合物も燐酸も1モルであ
るが、反応率を考慮すると当量以上、1.0〜1.2当
量の使用が好ましい。添加量が少なすぎると排水規制値
の達成が困難になり、多すぎると残渣量が増加し、それ
に伴う残渣処理費用を含めたコスト高となるので、好ま
しくない。
も明らかなように、化学量論的には、アンモニア態窒素
1原子に対してマグネシウム化合物も燐酸も1モルであ
るが、反応率を考慮すると当量以上、1.0〜1.2当
量の使用が好ましい。添加量が少なすぎると排水規制値
の達成が困難になり、多すぎると残渣量が増加し、それ
に伴う残渣処理費用を含めたコスト高となるので、好ま
しくない。
【0026】
【発明の効果】本発明方法は、次の様な特別に顕著な効
果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明方法による時は、バッファ−ドフッ酸化合物
を含有する廃液を、常温付近で処理することができる。 2.本発明方法による時は、アンモニア態窒素を含有す
る廃液を短時間で無害な固形分として沈殿させ回収する
ことができる。
果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明方法による時は、バッファ−ドフッ酸化合物
を含有する廃液を、常温付近で処理することができる。 2.本発明方法による時は、アンモニア態窒素を含有す
る廃液を短時間で無害な固形分として沈殿させ回収する
ことができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の記載
例に限られるものではない。
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の記載
例に限られるものではない。
【0028】なお、以下の例において、廃液、処理液の
分析は、次の手法に従った。すなわち、フッ素について
は、試料をJIS K0102によって蒸留したあと、
フッ素イオンメ−タ(東亜電波社製)によって測定し
た。また、アンモニアについては、陽イオンクロマトカ
ラム(CS12)を使用し、イオンクロマト(DION
EX社製)によって測定した。
分析は、次の手法に従った。すなわち、フッ素について
は、試料をJIS K0102によって蒸留したあと、
フッ素イオンメ−タ(東亜電波社製)によって測定し
た。また、アンモニアについては、陽イオンクロマトカ
ラム(CS12)を使用し、イオンクロマト(DION
EX社製)によって測定した。
【0029】[実施例1]硫酸アンモニウム廃液(硫酸
アンモニウム11.9重量%)50mlに、水25ml
を加え混合後、燐酸マグネシウム36gを加え、次に硫
酸アルミニウム3gを添加し(pH3.9)、30分撹
拌混合後、水酸化カルシウムを加えPHを9に調節し
た。引続き1時間撹拌を継続したあと、濾過し固液分離
して得られた処理水につきアンモニア分析を行ったとこ
ろ、114ppmであった。(窒素として89ppm)
アンモニウム11.9重量%)50mlに、水25ml
を加え混合後、燐酸マグネシウム36gを加え、次に硫
酸アルミニウム3gを添加し(pH3.9)、30分撹
拌混合後、水酸化カルシウムを加えPHを9に調節し
た。引続き1時間撹拌を継続したあと、濾過し固液分離
して得られた処理水につきアンモニア分析を行ったとこ
ろ、114ppmであった。(窒素として89ppm)
【0030】[実施例2] (1次処理)半導体工場で使用されたアンモニア化合物
を含む廃液(フッ酸5.1重量%、フッ化アンモニウム
23.2重量%)100mlに水200mlを加え混合
後、で硫酸カルシウム91.1gを添加し、次に硫酸ア
ルミニウム3gを加え(pH1.5)30分撹拌混合
後、水酸化カルシウムを加えPHを7に調節した。引続
き1時間撹拌を継続したあと、濾過し固液分離して得ら
れた処理水のフッ素およびアンモニアの分析を行ったと
ころ、それぞれ45ppmおよび3.79重量%であっ
た。
を含む廃液(フッ酸5.1重量%、フッ化アンモニウム
23.2重量%)100mlに水200mlを加え混合
後、で硫酸カルシウム91.1gを添加し、次に硫酸ア
ルミニウム3gを加え(pH1.5)30分撹拌混合
後、水酸化カルシウムを加えPHを7に調節した。引続
き1時間撹拌を継続したあと、濾過し固液分離して得ら
れた処理水のフッ素およびアンモニアの分析を行ったと
ころ、それぞれ45ppmおよび3.79重量%であっ
た。
【0031】(2次処理)1次処理水50mlに水50
mlを加え、48%硫酸を添加しこの液のPHを1に調
節したあと、燐酸マグネシウム25.8gを添加し、次
に硫酸アルミニウム3gを加え、30分撹拌後、水酸化
カルシウムを加えPHを9に調節した。引続き1時間撹
拌を継続したあと、濾過し固液分離して得られた処理水
のフッ素およびアンモニア分析を行ったところ、それぞ
れ5ppmおよび257ppmであった。
mlを加え、48%硫酸を添加しこの液のPHを1に調
節したあと、燐酸マグネシウム25.8gを添加し、次
に硫酸アルミニウム3gを加え、30分撹拌後、水酸化
カルシウムを加えPHを9に調節した。引続き1時間撹
拌を継続したあと、濾過し固液分離して得られた処理水
のフッ素およびアンモニア分析を行ったところ、それぞ
れ5ppmおよび257ppmであった。
【0032】[実施例3] (1次処理)実施例2に記載の例に同じ。
【0033】(2次処理)実施例2の1次処理水50m
lに水50mlを加え、燐酸を添加しこの液のPHを1
に調節したあと、燐酸マグネシウム25.8gを添加
し、次に硫酸アルミニウム3gを加え、30分撹拌後、
水酸化カルシウムを加えPHを9に調節した。引続き1
時間撹拌を継続したあと、濾過し固液分離して得られた
処理水のアンモニア濃度は107ppmであった。ま
た、この処理水のフッ素濃度は3.5ppmでリン濃度
は7.3ppmであった。
lに水50mlを加え、燐酸を添加しこの液のPHを1
に調節したあと、燐酸マグネシウム25.8gを添加
し、次に硫酸アルミニウム3gを加え、30分撹拌後、
水酸化カルシウムを加えPHを9に調節した。引続き1
時間撹拌を継続したあと、濾過し固液分離して得られた
処理水のアンモニア濃度は107ppmであった。ま
た、この処理水のフッ素濃度は3.5ppmでリン濃度
は7.3ppmであった。
【0034】[実施例4] (1次処理)実施例2に記載の例に同じ。
【0035】(2次処理)実施例2の1次処理水50m
lに、水50mlを加え、燐酸14.5gと水酸化マグ
ネシウム11gを添加し、硫酸アルミニウム3gを加え
(pH5.0)、30分撹拌後、水酸化カルシウムを加
えPHを9に調節した。引続き1時間撹拌を継続したあ
と、濾過し固液分離して得られた処理水のアンモニア濃
度103ppmであった。この処理水のフッ素濃度は
3.5ppmでリン濃度は6.5ppmであった。
lに、水50mlを加え、燐酸14.5gと水酸化マグ
ネシウム11gを添加し、硫酸アルミニウム3gを加え
(pH5.0)、30分撹拌後、水酸化カルシウムを加
えPHを9に調節した。引続き1時間撹拌を継続したあ
と、濾過し固液分離して得られた処理水のアンモニア濃
度103ppmであった。この処理水のフッ素濃度は
3.5ppmでリン濃度は6.5ppmであった。
【0036】[実施例5] (1次処理)実施例2で使用したのと同じ廃液100m
lに、水350mlを加え混合後、硫酸カルシウム9
1.1g、燐酸マグネシウム153g、および硫酸アル
ミニウム13.5gをそれぞれ添加し(pH5.1)3
0分撹拌後、水酸化カルシウムを加えPHを9に調節し
た。1時間撹拌後濾過して固液分離して得られた処理水
の、フッ素濃度およびアンモニア濃度はそれぞれ20p
pm、1790ppmであった。
lに、水350mlを加え混合後、硫酸カルシウム9
1.1g、燐酸マグネシウム153g、および硫酸アル
ミニウム13.5gをそれぞれ添加し(pH5.1)3
0分撹拌後、水酸化カルシウムを加えPHを9に調節し
た。1時間撹拌後濾過して固液分離して得られた処理水
の、フッ素濃度およびアンモニア濃度はそれぞれ20p
pm、1790ppmであった。
【0037】(2次処理)1次処理水100mlに、水
100mlを加え混合後、燐酸を添加しこの液のPHを
1に調節したあと、燐酸マグネシウム2.4gおよび硫
酸アルミニウム6gを添加し30分撹拌後、水酸化カル
シウム加えPHを9に調節した。1時間撹拌後濾過して
固液分離して得られた処理水のアンモニア濃度は90p
pmであった。この処理水のフッ素濃度およびリンの濃
度はそれぞれ3ppm、5.5ppmであった。
100mlを加え混合後、燐酸を添加しこの液のPHを
1に調節したあと、燐酸マグネシウム2.4gおよび硫
酸アルミニウム6gを添加し30分撹拌後、水酸化カル
シウム加えPHを9に調節した。1時間撹拌後濾過して
固液分離して得られた処理水のアンモニア濃度は90p
pmであった。この処理水のフッ素濃度およびリンの濃
度はそれぞれ3ppm、5.5ppmであった。
【0038】[実施例6] (1次処理)実施例2で使用したのと同じ廃液100m
lに、水250mlを加え混合後、燐酸82.2gと水
酸化マグネシウム62.4gおよび硫酸アルミニウム3
gを添加し(pH5.0)30分撹拌後、水酸化カルシ
ウム加えPHを7に調節した。1時間撹拌後濾過して固
液分離して得られた処理水の、フッ素濃度およびアンモ
ニア濃度はそれぞれ25ppm、1.1%であった。
lに、水250mlを加え混合後、燐酸82.2gと水
酸化マグネシウム62.4gおよび硫酸アルミニウム3
gを添加し(pH5.0)30分撹拌後、水酸化カルシ
ウム加えPHを7に調節した。1時間撹拌後濾過して固
液分離して得られた処理水の、フッ素濃度およびアンモ
ニア濃度はそれぞれ25ppm、1.1%であった。
【0039】(2次処理)1次処理水50mlに、水5
0mlを加え混合後、燐酸を添加しこの液のPHを1に
調節した後、硫酸マグネシウム11.9g、燐酸マグネ
シウム6.3gおよび硫酸アルミニウム3gを添加し3
0分撹拌後、水酸化カルシウム加えPHを9に調節し
た。1時間撹拌後濾過して得られた処理水のアンモニア
濃度は60ppmであった。この処理水のフッ素濃度お
よびリンの濃度はそれぞれ3ppmおよび7ppmであ
った。
0mlを加え混合後、燐酸を添加しこの液のPHを1に
調節した後、硫酸マグネシウム11.9g、燐酸マグネ
シウム6.3gおよび硫酸アルミニウム3gを添加し3
0分撹拌後、水酸化カルシウム加えPHを9に調節し
た。1時間撹拌後濾過して得られた処理水のアンモニア
濃度は60ppmであった。この処理水のフッ素濃度お
よびリンの濃度はそれぞれ3ppmおよび7ppmであ
った。
【0040】[実施例7] (1次処理)半導体工場で使用されたアンモニア化合物
を含む廃液(フッ酸5.1重量%、フッ化アンモニウム
23.2重量%)100mlに、水250mlを加え混
合後、燐酸82.2gと水酸化マグネシウム62.4g
および硫酸アルミニウム3gを添加し(pH5.0)3
0分撹拌後、水酸化カルシウムを加えpH7に調節し
た。1時間撹拌後濾過して固液分離して得られた処理水
の、フッ素濃度は25ppm、アンモニア濃度は1.1
%であった。
を含む廃液(フッ酸5.1重量%、フッ化アンモニウム
23.2重量%)100mlに、水250mlを加え混
合後、燐酸82.2gと水酸化マグネシウム62.4g
および硫酸アルミニウム3gを添加し(pH5.0)3
0分撹拌後、水酸化カルシウムを加えpH7に調節し
た。1時間撹拌後濾過して固液分離して得られた処理水
の、フッ素濃度は25ppm、アンモニア濃度は1.1
%であった。
【0041】(2次処理)1次処理水に同容量の水を加
え混合後、燐酸を添加しこの液のpHを1に調節した
後、硫酸マグネシウムと硫酸アルミニウムを、混合液1
00mlあたりそれぞれ11.9gと3gの割合で、添
加し30分撹拌後、水酸化カルシウム加えpHを9に調
節し、引続き1時間撹拌後濾過して得られた処理水のア
ンモニア濃度は70ppmであった。この処理水のフッ
素濃度は3.2ppm、リン濃度は6.5ppmであっ
た。
え混合後、燐酸を添加しこの液のpHを1に調節した
後、硫酸マグネシウムと硫酸アルミニウムを、混合液1
00mlあたりそれぞれ11.9gと3gの割合で、添
加し30分撹拌後、水酸化カルシウム加えpHを9に調
節し、引続き1時間撹拌後濾過して得られた処理水のア
ンモニア濃度は70ppmであった。この処理水のフッ
素濃度は3.2ppm、リン濃度は6.5ppmであっ
た。
【0042】[実施例8] (1次処理)半導体工場で使用されたアンモニア化合物
を含む廃液(フッ酸5.1重量%、フッ化アンモニウム
24.8重量%)100mlに、水250mlを加え混
合後、燐酸87.2gと水酸化マグネシウムを先に添加
した燐酸と当量添加し、硫酸アルミニウム3.5gを加
え(pH5.0)30分撹拌後、水酸化カルシウム加え
PHを7に調節し、引続き1時間撹拌後濾過して得られ
た処理水のフッ素濃度は32ppm、アンモニア濃度は
0.84%であった。
を含む廃液(フッ酸5.1重量%、フッ化アンモニウム
24.8重量%)100mlに、水250mlを加え混
合後、燐酸87.2gと水酸化マグネシウムを先に添加
した燐酸と当量添加し、硫酸アルミニウム3.5gを加
え(pH5.0)30分撹拌後、水酸化カルシウム加え
PHを7に調節し、引続き1時間撹拌後濾過して得られ
た処理水のフッ素濃度は32ppm、アンモニア濃度は
0.84%であった。
【0043】(2次処理)1次処理水に同容量の水を加
え混合後、燐酸を添加しこの液のPHを1に調節した
後、水酸化マグネシウムを先に添加した燐酸と当量添加
し、硫酸アルミニウムを、混合液100mlあたり3.
5gの割合で、加え30分撹拌後、水酸化カルシウムを
加えPHを9に調節し、引続き1時間撹拌後濾過して得
られた処理水のアンモニア濃度は110ppmであっ
た。この処理水のフッ素濃度は4ppm、リン濃度は
3.5ppmであった。
え混合後、燐酸を添加しこの液のPHを1に調節した
後、水酸化マグネシウムを先に添加した燐酸と当量添加
し、硫酸アルミニウムを、混合液100mlあたり3.
5gの割合で、加え30分撹拌後、水酸化カルシウムを
加えPHを9に調節し、引続き1時間撹拌後濾過して得
られた処理水のアンモニア濃度は110ppmであっ
た。この処理水のフッ素濃度は4ppm、リン濃度は
3.5ppmであった。
Claims (11)
- 【請求項1】フッ素およびアンモニア態窒素を含有する
廃液に、pH7以下で、硫酸カルシウムまたは硫酸マグ
ネシウムおよび硫酸アルミニウムを添加混合するフッ素
処理工程および得られる混合物に水酸化カルシウムを添
加混合してpH5以上とし、生成した固形物を分離除去
する中和除去工程を行った後、得られる廃液に酸を加え
てpH3以下とし、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミ
ニウムを添加混合する窒素処理工程および得られる混合
物に水酸化カルシウムを添加混合してpH8以上とし、
生成した固形物を分離除去する中和除去工程を行うこと
を特徴とするフッ素およびアンモニア態窒素を含有する
廃液の処理方法。 - 【請求項2】アンモニア態窒素を含有する廃液またはフ
ッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液に、pH7
以下で、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを添
加混合する窒素処理工程および得られる混合物に水酸化
カルシウムを添加混合してpH5以上とし、生成した固
形物を分離除去する中和除去工程を行った後、得られる
廃液に酸を加えてpH3以下とし、燐酸マグネシウムお
よび硫酸アルミニウムを添加混合する窒素処理工程およ
び得られる混合物に水酸化カルシウムを添加混合してp
H8以上とし、生成した固形物を分離除去する中和除去
工程を行うことを特徴とするフッ素およびアンモニア態
窒素を含有する廃液の処理方法。 - 【請求項3】上記2回の窒素処理工程の少なくとも一方
において、硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムも同
時に添加混合することを特徴とする請求項2記載の廃液
の処理方法。 - 【請求項4】アンモニア態窒素を含有する廃液に、pH
7以下で、燐酸マグネシウムおよび硫酸アルミニウムを
添加混合する窒素処理工程および得られる混合物に水酸
化カルシウムを添加混合してpH5以上とし、生成した
固形物を分離除去する中和除去工程を行うことを特徴と
するアンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法。 - 【請求項5】上記窒素処理工程における、燐酸マグネシ
ウムの添加量が、廃液中のアンモニア態窒素に対し当量
以上であることを特徴とする請求項1〜4記載の廃液の
処理方法。 - 【請求項6】上記フッ素処理工程または窒素処理工程に
おける、硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムの添加
量が、廃液中のフッ素に対し当量以上であることを特徴
とする請求項1または3記載の廃液の処理方法。 - 【請求項7】上記窒素処理工程において、燐酸マグネシ
ウムの一部または全部が、燐酸および燐酸塩以外のマグ
ネシウム化合物の形で添加されることを特徴とする請求
項1〜4記載の廃液の処理方法。 - 【請求項8】上記燐酸およびマグネシウム化合物の添加
量は、燐酸マグネシウムがあればその量と合わせると、
廃液中のアンモニア態窒素に対し当量以上であることを
特徴とする請求項7記載の廃液の処理方法。 - 【請求項9】上記フッ素処理工程または窒素処理工程に
おいて、硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムの一部
または全部が、硫酸および硫酸塩以外のカルシウムまた
はマグネシウムの化合物の形で添加されることを特徴と
する請求項1または3記載の廃液の処理方法。 - 【請求項10】上記カルシウムまたはマグネシウムの化
合物の添加量は、硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウ
ムがあればその量と合わせると、廃液中のフッ素に対し
当量以上であることを特徴とする請求項9記載の廃液の
処理方法。 - 【請求項11】上記マグネシウム化合物またはカルシウ
ム化合物が、水酸化マグネシウムまたは水酸化カルシウ
ムであることを特徴とする請求項7〜10記載の廃液の
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29731495A JPH09117775A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29731495A JPH09117775A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117775A true JPH09117775A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17844913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29731495A Pending JPH09117775A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | フッ素およびアンモニア態窒素を含有する廃液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117775A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008173527A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フッ素含有水の処理方法および処理装置 |
| CN109250842A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-01-22 | 北京朗新明环保科技有限公司 | 一种含氟高氨氮工业废水循环处理的方法及工艺系统 |
| KR20190012432A (ko) * | 2017-07-27 | 2019-02-11 | 주식회사 모노리스 | 폐수의 처리 방법 |
| KR102243162B1 (ko) * | 2020-11-09 | 2021-04-21 | 허재수 | 암모니아포함 불산폐수를 이용한 고체비료용 분말 제조방법 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP29731495A patent/JPH09117775A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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