JPH09117971A - グリーンケースの製造方法 - Google Patents
グリーンケースの製造方法Info
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- JPH09117971A JPH09117971A JP7300675A JP30067595A JPH09117971A JP H09117971 A JPH09117971 A JP H09117971A JP 7300675 A JP7300675 A JP 7300675A JP 30067595 A JP30067595 A JP 30067595A JP H09117971 A JPH09117971 A JP H09117971A
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Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折返し時にタイヤ構成部材18の軸方向両端
部18bにしわが発生する事態を効果的に防止する。 【解決手段】 軸方向両端部18bの折返し作業前に該
軸方向両端部18bを円筒状を維持しながら外径Eがビー
ドコア25の内径より僅かに小径となるまで絞り込む。こ
のとき、該軸方向両端部18bの絞り込みを、D/Eの値
が1.05から1.20となる範囲内で行うと、しわの発生を防
止することができ、また、後工程でトロイダル状に変形
させたときのクラウン部におけるコード乱れを防止する
こともできる。
部18bにしわが発生する事態を効果的に防止する。 【解決手段】 軸方向両端部18bの折返し作業前に該
軸方向両端部18bを円筒状を維持しながら外径Eがビー
ドコア25の内径より僅かに小径となるまで絞り込む。こ
のとき、該軸方向両端部18bの絞り込みを、D/Eの値
が1.05から1.20となる範囲内で行うと、しわの発生を防
止することができ、また、後工程でトロイダル状に変形
させたときのクラウン部におけるコード乱れを防止する
こともできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイヤ
の中間体であるグリーンケースを製造する製造方法に関
する。
の中間体であるグリーンケースを製造する製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のグリーンケースの製造方法として
は、例えば、タイヤ成形ドラムの周囲に円筒状のタイヤ
構成部材を配置する工程と、タイヤ構成部材の軸方向両
端部を半径方向内側に円筒状を維持しながら変形させ、
ビードコアの内径以下となるまで絞り込む工程と、一対
のビードコアをタイヤ構成部材の軸方向両端部に嵌合さ
せた状態でタイヤ構成部材の軸方向中央部と軸方向両端
部との間の段差に当接するまで軸方向内側にそれぞれ移
送する工程と、ビードコアより軸方向外側のタイヤ構成
部材をビードコアの回りに折り返す工程とを備えた方法
が知られている。
は、例えば、タイヤ成形ドラムの周囲に円筒状のタイヤ
構成部材を配置する工程と、タイヤ構成部材の軸方向両
端部を半径方向内側に円筒状を維持しながら変形させ、
ビードコアの内径以下となるまで絞り込む工程と、一対
のビードコアをタイヤ構成部材の軸方向両端部に嵌合さ
せた状態でタイヤ構成部材の軸方向中央部と軸方向両端
部との間の段差に当接するまで軸方向内側にそれぞれ移
送する工程と、ビードコアより軸方向外側のタイヤ構成
部材をビードコアの回りに折り返す工程とを備えた方法
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記絞り込ま
れたタイヤ構成部材の軸方向両端部の外径は、ビードコ
アを外側に嵌合させるという制約から、該ビードコアの
内径によって一義的に決定されるが、タイヤ構成部材の
元の外径(軸方向中央部の外径)はタイヤ設計者が、製
造されるタイヤの種類に応じて経験則により決定してい
た。しかしながら、このようにして設計されたグリーン
ケースは軸方向両端部の絞り込み量が大きすぎる場合が
あり、このような場合にはグリーンケースを実際に製造
しようとすると、絞り込まれたタイヤ構成部材の軸方向
両端部にしわが発生してしまうのである。そして、この
ようにしわが発生すると、製品タイヤとなったとき、ビ
ードベース部にプライコードが露出したり、あるいは折
返し部におけるタイヤ構成部材同士の重なり合いにより
折返し端に故障が早期に発生するという問題点があっ
た。
れたタイヤ構成部材の軸方向両端部の外径は、ビードコ
アを外側に嵌合させるという制約から、該ビードコアの
内径によって一義的に決定されるが、タイヤ構成部材の
元の外径(軸方向中央部の外径)はタイヤ設計者が、製
造されるタイヤの種類に応じて経験則により決定してい
た。しかしながら、このようにして設計されたグリーン
ケースは軸方向両端部の絞り込み量が大きすぎる場合が
あり、このような場合にはグリーンケースを実際に製造
しようとすると、絞り込まれたタイヤ構成部材の軸方向
両端部にしわが発生してしまうのである。そして、この
ようにしわが発生すると、製品タイヤとなったとき、ビ
ードベース部にプライコードが露出したり、あるいは折
返し部におけるタイヤ構成部材同士の重なり合いにより
折返し端に故障が早期に発生するという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明者はこ
のようなしわの発生を防止すべく鋭意研究を行い、タイ
ヤ構成部材の元の外径(軸方向中央部の外径)と絞り込
まれた軸方向両端部の外径との比がある値であるとき、
前述のようなしわの発生が防止されることを知見した。
のようなしわの発生を防止すべく鋭意研究を行い、タイ
ヤ構成部材の元の外径(軸方向中央部の外径)と絞り込
まれた軸方向両端部の外径との比がある値であるとき、
前述のようなしわの発生が防止されることを知見した。
【0005】この発明は、このような知見に基づきなさ
れたもので、タイヤ成形ドラムの周囲に円筒状のタイヤ
構成部材を配置する工程と、タイヤ構成部材の軸方向両
端部を半径方向内側に円筒状を維持しながら変形させ、
ビードコアの内径以下となるまで絞り込む工程と、一対
のビードコアをタイヤ構成部材の軸方向両端部に嵌合さ
せた状態でタイヤ構成部材の軸方向中央部と軸方向両端
部との間の段差に当接するまで軸方向内側にそれぞれ移
送する工程と、ビードコアより軸方向外側のタイヤ構成
部材をビードコアの回りに折り返す工程とを備えたグリ
ーンケースの製造方法において、前記タイヤ構成部材の
軸方向両端部の絞り込みを、軸方向中央部の外径Dを軸
方向両端部の外径Eで除した値が1.05から1.20となる範
囲内で行うようにしたグリーンケースの製造方法であ
る。
れたもので、タイヤ成形ドラムの周囲に円筒状のタイヤ
構成部材を配置する工程と、タイヤ構成部材の軸方向両
端部を半径方向内側に円筒状を維持しながら変形させ、
ビードコアの内径以下となるまで絞り込む工程と、一対
のビードコアをタイヤ構成部材の軸方向両端部に嵌合さ
せた状態でタイヤ構成部材の軸方向中央部と軸方向両端
部との間の段差に当接するまで軸方向内側にそれぞれ移
送する工程と、ビードコアより軸方向外側のタイヤ構成
部材をビードコアの回りに折り返す工程とを備えたグリ
ーンケースの製造方法において、前記タイヤ構成部材の
軸方向両端部の絞り込みを、軸方向中央部の外径Dを軸
方向両端部の外径Eで除した値が1.05から1.20となる範
囲内で行うようにしたグリーンケースの製造方法であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施するための
装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1にお
いて、11は円筒状のタイヤ成形ドラムであり、このタイ
ヤ成形ドラム11は図示していない駆動手段により駆動さ
れ主軸12を中心として回転することができる。前記タイ
ヤ成形ドラム11はその軸方向中央部に円周方向に離れた
複数のドラムセグメント13を有し、これらドラムセグメ
ント13は半径方向に移動することができる。この結果、
これらドラムセグメント13が半径方向内側に移動する
と、該成形ドラム11の中央部は縮径する。また、前記タ
イヤ成形ドラム11の軸方向両端部には収縮時には円筒状
を呈し、膨張時にはほぼドーナツ状に変形するブラダ14
がそれぞれ配置され、これらのブラダ14の収縮時におけ
る直径は、拡径時におけるタイヤ成形ドラム11の軸方向
中央部(ドラムセグメント13)の直径より小さく、この
結果、拡径時においてはタイヤ成形ドラム11の軸方向中
央部と軸方向両端部との間に段差15が形成される。そし
て、これらブラダ14は、その内部にエアが供給されて膨
張することで、後述するビードコアより軸方向外側のタ
イヤ構成部材を該ビードコアの回りに軸方向内側に折り
返す。なお、この際、各ブラダ14は、図示していない押
圧手段によって軸方向内側に押されるため、潰れながら
変形してドラムセグメント13の軸方向両端部を覆い、前
記折返しを確実なものとする。
装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1にお
いて、11は円筒状のタイヤ成形ドラムであり、このタイ
ヤ成形ドラム11は図示していない駆動手段により駆動さ
れ主軸12を中心として回転することができる。前記タイ
ヤ成形ドラム11はその軸方向中央部に円周方向に離れた
複数のドラムセグメント13を有し、これらドラムセグメ
ント13は半径方向に移動することができる。この結果、
これらドラムセグメント13が半径方向内側に移動する
と、該成形ドラム11の中央部は縮径する。また、前記タ
イヤ成形ドラム11の軸方向両端部には収縮時には円筒状
を呈し、膨張時にはほぼドーナツ状に変形するブラダ14
がそれぞれ配置され、これらのブラダ14の収縮時におけ
る直径は、拡径時におけるタイヤ成形ドラム11の軸方向
中央部(ドラムセグメント13)の直径より小さく、この
結果、拡径時においてはタイヤ成形ドラム11の軸方向中
央部と軸方向両端部との間に段差15が形成される。そし
て、これらブラダ14は、その内部にエアが供給されて膨
張することで、後述するビードコアより軸方向外側のタ
イヤ構成部材を該ビードコアの回りに軸方向内側に折り
返す。なお、この際、各ブラダ14は、図示していない押
圧手段によって軸方向内側に押されるため、潰れながら
変形してドラムセグメント13の軸方向両端部を覆い、前
記折返しを確実なものとする。
【0007】18は前記タイヤ成形ドラム11の周囲に配置
された円筒状のタイヤ構成部材、例えばカーカスプライ
であり、このタイヤ構成部材18は、回転しているタイヤ
成形ドラム11に帯状のプライを巻き付けるとともにその
両端同士を接合することでタイヤ成形ドラム11の周囲に
配置するようにしてもよく、あるいは、別の成形ドラム
において円筒状に成形したタイヤ構成部材18をこのタイ
ヤ成形ドラム11まで搬送しその外側に嵌合することで該
タイヤ成形ドラム11の周囲に配置するようにしてもよ
い。ここで、前記タイヤ構成部材18はその軸方向長さが
タイヤ成形ドラム11の軸方向中央部(ドラムセグメント
13)の軸方向長さより長く、この結果、このタイヤ構成
部材18の軸方向中央部18aが拡径したドラムセグメント
13によって内側から支持されているとき、その軸方向両
端部18bは収縮状態のブラダ14との間に所定の間隙を形
成する。
された円筒状のタイヤ構成部材、例えばカーカスプライ
であり、このタイヤ構成部材18は、回転しているタイヤ
成形ドラム11に帯状のプライを巻き付けるとともにその
両端同士を接合することでタイヤ成形ドラム11の周囲に
配置するようにしてもよく、あるいは、別の成形ドラム
において円筒状に成形したタイヤ構成部材18をこのタイ
ヤ成形ドラム11まで搬送しその外側に嵌合することで該
タイヤ成形ドラム11の周囲に配置するようにしてもよ
い。ここで、前記タイヤ構成部材18はその軸方向長さが
タイヤ成形ドラム11の軸方向中央部(ドラムセグメント
13)の軸方向長さより長く、この結果、このタイヤ構成
部材18の軸方向中央部18aが拡径したドラムセグメント
13によって内側から支持されているとき、その軸方向両
端部18bは収縮状態のブラダ14との間に所定の間隙を形
成する。
【0008】20はタイヤ成形ドラム11の軸方向両外側に
設置された一対の支持体であり、これらの支持体20は図
示していない移動手段によりタイヤ成形ドラム11の軸線
に沿って逆方向に移動され、互いに接近し離隔する。各
支持体20には周方向に等距離離れた複数の羽根21の基端
が回動可能に連結され、これらの羽根21は支持体20から
軸方向内側に向かって延びるとともに、図示していない
揺動手段により基端を中心として揺動される。そして、
前記支持体20が移動手段によって共に軸方向内側限まで
移動した後、羽根21が揺動手段により同期して半径方向
内側に揺動すると、これら羽根21は前記タイヤ構成部材
18の軸方向両端部18bを半径方向内側に向かって押し込
む。これにより、該タイヤ構成部材18の軸方向両端部18
bは円筒状を維持しながら変形し、後述するビードコア
の内径以下となるまで、ここではビードコアの内径より
僅かに小径となるまで絞り込まれる。ここで、このよう
なタイヤ構成部材18の軸方向両端部18bの絞り込みは、
軸方向中央部18aの外径Dを軸方向両端部18bの外径E
で除した値が1.05から1.20となる範囲内で行う必要があ
る。その理由は、前記値が1.05未満の絞り込みを行う
と、後工程でグリーンケースをトロイダル状に変形させ
るとき、クラウン部の拡張率が大きくなり過ぎてタイヤ
構成部材18内に埋設されているラジアル方向のコードに
配列乱れが発生し、ショルダー部におけるセパレーショ
ンを招くことがあるからであり、一方、前記値が1.20を
超えた絞り込みを行うと、絞り込まれた軸方向両端部18
bに埋設されているコード間のゴムが圧縮限界を超える
ため、該軸方向両端部18bにしわが発生してしまうから
である。そして、このようにタイヤ構成部材18の軸方向
両端部18bが絞り込まれると、タイヤ構成部材18の軸方
向中央部18aと軸方向両端部18bとの間に、前記タイヤ
成形ドラム11の段差15に沿って延びる段差22が形成され
る。
設置された一対の支持体であり、これらの支持体20は図
示していない移動手段によりタイヤ成形ドラム11の軸線
に沿って逆方向に移動され、互いに接近し離隔する。各
支持体20には周方向に等距離離れた複数の羽根21の基端
が回動可能に連結され、これらの羽根21は支持体20から
軸方向内側に向かって延びるとともに、図示していない
揺動手段により基端を中心として揺動される。そして、
前記支持体20が移動手段によって共に軸方向内側限まで
移動した後、羽根21が揺動手段により同期して半径方向
内側に揺動すると、これら羽根21は前記タイヤ構成部材
18の軸方向両端部18bを半径方向内側に向かって押し込
む。これにより、該タイヤ構成部材18の軸方向両端部18
bは円筒状を維持しながら変形し、後述するビードコア
の内径以下となるまで、ここではビードコアの内径より
僅かに小径となるまで絞り込まれる。ここで、このよう
なタイヤ構成部材18の軸方向両端部18bの絞り込みは、
軸方向中央部18aの外径Dを軸方向両端部18bの外径E
で除した値が1.05から1.20となる範囲内で行う必要があ
る。その理由は、前記値が1.05未満の絞り込みを行う
と、後工程でグリーンケースをトロイダル状に変形させ
るとき、クラウン部の拡張率が大きくなり過ぎてタイヤ
構成部材18内に埋設されているラジアル方向のコードに
配列乱れが発生し、ショルダー部におけるセパレーショ
ンを招くことがあるからであり、一方、前記値が1.20を
超えた絞り込みを行うと、絞り込まれた軸方向両端部18
bに埋設されているコード間のゴムが圧縮限界を超える
ため、該軸方向両端部18bにしわが発生してしまうから
である。そして、このようにタイヤ構成部材18の軸方向
両端部18bが絞り込まれると、タイヤ構成部材18の軸方
向中央部18aと軸方向両端部18bとの間に、前記タイヤ
成形ドラム11の段差15に沿って延びる段差22が形成され
る。
【0009】25は一対のリング状をしたビードコアであ
り、これらのビードコア25にはそれぞれゴムからなるフ
ィラー26が付着されている。そして、これらフィラー26
付きのビードコア25は、該ビードコア25を支持している
ビード供給手段(図示していない)が軸方向内側へ移動
することにより、タイヤ構成部材18の軸方向両端部18b
の外側に嵌合された状態を維持しながら前記段差22に当
接するまで軸方向内側にそれぞれ移送される。これによ
り、各フィラー26付きのビードコア25はタイヤ構成部材
18の外側の所定位置にセットされる。
り、これらのビードコア25にはそれぞれゴムからなるフ
ィラー26が付着されている。そして、これらフィラー26
付きのビードコア25は、該ビードコア25を支持している
ビード供給手段(図示していない)が軸方向内側へ移動
することにより、タイヤ構成部材18の軸方向両端部18b
の外側に嵌合された状態を維持しながら前記段差22に当
接するまで軸方向内側にそれぞれ移送される。これによ
り、各フィラー26付きのビードコア25はタイヤ構成部材
18の外側の所定位置にセットされる。
【0010】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、タイヤ成形ドラム11の周囲にいずれの
位置の外径も同一(値はD)である円筒状のタイヤ構成
部材18が配置され、その軸方向両端部18bが拡径状態の
ドラムセグメント13から軸方向両外側に突出していると
する。次に、前記支持体20を移動手段によって共に軸方
向内側限まで移動させた後、羽根21を揺動手段により同
期して半径方向内側に揺動させ、これら羽根21によりタ
イヤ構成部材18の軸方向両端部18bを半径方向内側に向
かって押し込む。このとき、タイヤ構成部材18の軸方向
両端部18bと収縮状態のブラダ14との間には所定の間隙
が形成されているので、該軸方向両端部18bの半径方向
内側への変形が許容され、これにより、これら軸方向両
端部18bは円筒状を維持しながら外径がビードコア25の
内径より僅かに小径となるまで、即ち外径Eとなるまで
絞り込まれる。そして、このようなタイヤ構成部材18の
軸方向両端部18bの絞り込みは、前述のようにD/Eの
値が1.05から1.20となる範囲内で行われる。これによ
り、このような絞り込みによっても軸方向両端部18bに
しわが発生することはなく、しかも、後工程でトロイダ
ル状に変形させたときにクラウン部においてコード乱れ
が殆ど生じることもない。
て説明する。今、タイヤ成形ドラム11の周囲にいずれの
位置の外径も同一(値はD)である円筒状のタイヤ構成
部材18が配置され、その軸方向両端部18bが拡径状態の
ドラムセグメント13から軸方向両外側に突出していると
する。次に、前記支持体20を移動手段によって共に軸方
向内側限まで移動させた後、羽根21を揺動手段により同
期して半径方向内側に揺動させ、これら羽根21によりタ
イヤ構成部材18の軸方向両端部18bを半径方向内側に向
かって押し込む。このとき、タイヤ構成部材18の軸方向
両端部18bと収縮状態のブラダ14との間には所定の間隙
が形成されているので、該軸方向両端部18bの半径方向
内側への変形が許容され、これにより、これら軸方向両
端部18bは円筒状を維持しながら外径がビードコア25の
内径より僅かに小径となるまで、即ち外径Eとなるまで
絞り込まれる。そして、このようなタイヤ構成部材18の
軸方向両端部18bの絞り込みは、前述のようにD/Eの
値が1.05から1.20となる範囲内で行われる。これによ
り、このような絞り込みによっても軸方向両端部18bに
しわが発生することはなく、しかも、後工程でトロイダ
ル状に変形させたときにクラウン部においてコード乱れ
が殆ど生じることもない。
【0011】次に、一対のフィラー26付きのビードコア
25をビード供給手段によってタイヤ構成部材18の軸方向
両端部18bの外側に嵌合させながら段差22に当接するま
で軸方向内側にそれぞれ移送する。これにより、各フィ
ラー26付きのビードコア25はタイヤ構成部材18の外側の
所定位置にセットされる。次に、各ブラダ14の内部にエ
アを供給して膨張させ、ビードコア25より軸方向外側の
タイヤ構成部材18を該ビードコア25の回りに軸方向内側
に折り返すが、この際、各ブラダ14を押圧手段によって
軸方向内側に押し付ける。これにより、前記ブラダ14は
潰れながら変形してドラムセグメント13の軸方向両端部
を覆い、ビードコア25より軸方向外側のタイヤ構成部材
18を確実にほぼ 180度だけ折返す。このようにして第1
段階のタイヤ成形ドラム11においてグリーンケースが成
形されると、該タイヤ成形ドラム11のドラムセグメント
13を縮径した後、グリーンケースを第2段階のタイヤ成
形ドラムに搬送する。
25をビード供給手段によってタイヤ構成部材18の軸方向
両端部18bの外側に嵌合させながら段差22に当接するま
で軸方向内側にそれぞれ移送する。これにより、各フィ
ラー26付きのビードコア25はタイヤ構成部材18の外側の
所定位置にセットされる。次に、各ブラダ14の内部にエ
アを供給して膨張させ、ビードコア25より軸方向外側の
タイヤ構成部材18を該ビードコア25の回りに軸方向内側
に折り返すが、この際、各ブラダ14を押圧手段によって
軸方向内側に押し付ける。これにより、前記ブラダ14は
潰れながら変形してドラムセグメント13の軸方向両端部
を覆い、ビードコア25より軸方向外側のタイヤ構成部材
18を確実にほぼ 180度だけ折返す。このようにして第1
段階のタイヤ成形ドラム11においてグリーンケースが成
形されると、該タイヤ成形ドラム11のドラムセグメント
13を縮径した後、グリーンケースを第2段階のタイヤ成
形ドラムに搬送する。
【0012】
【実施例】次に、実施例を説明する。この実施例におい
ては、前記D/Eの値が1.00、1.05、1.10、1.15、1.2
0、1.25であるグリーンケースを製造し、これらグリー
ンケースの折返し部にしわが発生しているか否か、およ
びトロイダル状に変形させたときのクラウン部における
コード乱れの有無を検査した。その結果は、前記D/E
の値が1.05、1.10、1.15であるグリーンケースにおいて
は、しわの発生およびコード乱れはなく、また、D/E
の値が1.20であるグリーンケースにおいては、しわが実
用上問題のない僅かだけ発生していたが、コード乱れは
なかった。これに対し、前記D/Eの値が1.00であるグ
リーンケースにおいては、しわの発生はなかったが、実
用上無視できない程度のコード乱れが発生しており、ま
た、D/Eの値が1.25であるグリーンケースにおいて
は、コード乱れはなかったが、実用上無視できない程度
のしわが発生していた。ここで、前記グリーンケースの
タイヤ内径(リム径)は22.5インチであった。また、タ
イヤ内径が異なるグリーンケースに対しても同様の検査
を行ったが、同様の結果を得た。このようなことから、
タイヤ構成部材の軸方向両端部の絞り込みは、D/Eの
値が1.05から1.20となる範囲内で行う必要がある。
ては、前記D/Eの値が1.00、1.05、1.10、1.15、1.2
0、1.25であるグリーンケースを製造し、これらグリー
ンケースの折返し部にしわが発生しているか否か、およ
びトロイダル状に変形させたときのクラウン部における
コード乱れの有無を検査した。その結果は、前記D/E
の値が1.05、1.10、1.15であるグリーンケースにおいて
は、しわの発生およびコード乱れはなく、また、D/E
の値が1.20であるグリーンケースにおいては、しわが実
用上問題のない僅かだけ発生していたが、コード乱れは
なかった。これに対し、前記D/Eの値が1.00であるグ
リーンケースにおいては、しわの発生はなかったが、実
用上無視できない程度のコード乱れが発生しており、ま
た、D/Eの値が1.25であるグリーンケースにおいて
は、コード乱れはなかったが、実用上無視できない程度
のしわが発生していた。ここで、前記グリーンケースの
タイヤ内径(リム径)は22.5インチであった。また、タ
イヤ内径が異なるグリーンケースに対しても同様の検査
を行ったが、同様の結果を得た。このようなことから、
タイヤ構成部材の軸方向両端部の絞り込みは、D/Eの
値が1.05から1.20となる範囲内で行う必要がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、折返し時にタイヤ構成部材の軸方向両端部にしわが
発生する事態を効果的に防止することができる。
ば、折返し時にタイヤ構成部材の軸方向両端部にしわが
発生する事態を効果的に防止することができる。
【図1】この発明の一実施形態を示す一部破断正面図で
ある。
ある。
11…タイヤ成形ドラム 18…タイヤ構成部材 18a…軸方向中央部 18b…軸方向両端部 22…段差 25…ビードコア
Claims (1)
- 【請求項1】タイヤ成形ドラムの周囲に円筒状のタイヤ
構成部材を配置する工程と、タイヤ構成部材の軸方向両
端部を半径方向内側に円筒状を維持しながら変形させ、
ビードコアの内径以下となるまで絞り込む工程と、一対
のビードコアをタイヤ構成部材の軸方向両端部に嵌合さ
せた状態でタイヤ構成部材の軸方向中央部と軸方向両端
部との間の段差に当接するまで軸方向内側にそれぞれ移
送する工程と、ビードコアより軸方向外側のタイヤ構成
部材をビードコアの回りに折り返す工程とを備えたグリ
ーンケースの製造方法において、前記タイヤ構成部材の
軸方向両端部の絞り込みを、軸方向中央部の外径Dを軸
方向両端部の外径Eで除した値が1.05から1.20となる範
囲内で行うようにしたことを特徴とするグリーンケース
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7300675A JPH09117971A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | グリーンケースの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7300675A JPH09117971A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | グリーンケースの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117971A true JPH09117971A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17887727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7300675A Withdrawn JPH09117971A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | グリーンケースの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117971A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002120298A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 異径筒型グリーンの成形方法及び成形装置 |
| JP2002120285A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 筒型グリーンの成形方法及び成形装置 |
| JP2010519069A (ja) * | 2007-02-15 | 2010-06-03 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | タイヤを製造するためのプロセス及び装置 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP7300675A patent/JPH09117971A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002120298A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 異径筒型グリーンの成形方法及び成形装置 |
| JP2002120285A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 筒型グリーンの成形方法及び成形装置 |
| JP2010519069A (ja) * | 2007-02-15 | 2010-06-03 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | タイヤを製造するためのプロセス及び装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |