JPH09117980A - 浴室マット - Google Patents
浴室マットInfo
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- JPH09117980A JPH09117980A JP27568295A JP27568295A JPH09117980A JP H09117980 A JPH09117980 A JP H09117980A JP 27568295 A JP27568295 A JP 27568295A JP 27568295 A JP27568295 A JP 27568295A JP H09117980 A JPH09117980 A JP H09117980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom mat
- polyethylene resin
- sheet
- temperature
- foaming agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Bathtub Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クッション性とへたり難さを兼ね備えた浴室
マットを提供する事にある。 【解決手段】 重合触媒として、四価の遷移金属を含む
メタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂
及び発泡性熱分解型発泡剤とからなる発泡性ポリエチレ
ン系樹脂組成物を架橋、発泡させて得られるシ−ト状発
泡体である。
マットを提供する事にある。 【解決手段】 重合触媒として、四価の遷移金属を含む
メタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂
及び発泡性熱分解型発泡剤とからなる発泡性ポリエチレ
ン系樹脂組成物を架橋、発泡させて得られるシ−ト状発
泡体である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室マットに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室マットとしては、例えば、実
公昭61−5191号公報に記載されているものがあ
る。この浴室マットは、独立気泡、又は、連続気泡の発
泡体に吸水性を有するシ−トが貼り合わされてなるもの
である。
公昭61−5191号公報に記載されているものがあ
る。この浴室マットは、独立気泡、又は、連続気泡の発
泡体に吸水性を有するシ−トが貼り合わされてなるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
は、長年使用していると、重量がかかっている部分の発
泡体の厚みがへこんだまま回復せず、へたり易いという
問題があった。又、そこで、低倍率の発泡体を使用する
ことも考えられるが、へたり難いものの、クッション性
を欠くという問題があった。そこで、本発明の目的は、
上記のような問題に着目し、クッション性とへたり難さ
を兼ね備えた浴室マットを提供する事にある。
は、長年使用していると、重量がかかっている部分の発
泡体の厚みがへこんだまま回復せず、へたり易いという
問題があった。又、そこで、低倍率の発泡体を使用する
ことも考えられるが、へたり難いものの、クッション性
を欠くという問題があった。そこで、本発明の目的は、
上記のような問題に着目し、クッション性とへたり難さ
を兼ね備えた浴室マットを提供する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
重合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン化合
物を用いて得られたポリエチレン系樹脂及び熱分解型発
泡剤、とからなる発泡性ポリエチレン系樹脂組成物を架
橋、発泡させて得られるシ−ト状発泡体であるものであ
る。
成するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
重合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン化合
物を用いて得られたポリエチレン系樹脂及び熱分解型発
泡剤、とからなる発泡性ポリエチレン系樹脂組成物を架
橋、発泡させて得られるシ−ト状発泡体であるものであ
る。
【0005】請求項2記載の発明は、ポリエチレン系樹
脂が示差走査熱量計(DSC)を用いて測定した結晶融
解ピークが1つであり、かつ、融解ピーク温度より全結
晶が融解し終わるまでの温度幅が20℃以内であるもの
である。
脂が示差走査熱量計(DSC)を用いて測定した結晶融
解ピークが1つであり、かつ、融解ピーク温度より全結
晶が融解し終わるまでの温度幅が20℃以内であるもの
である。
【0006】請求項3記載の発明は、ポリエチレン系樹
脂がクロス分別法によって10重量%溶出したときの温
度から100重量%溶出終了したときの温度の幅が30
℃以下、かつ、重量平均分子量/数平均分子量(Mw/
Mn)の値が1.5〜3.5であるものである。
脂がクロス分別法によって10重量%溶出したときの温
度から100重量%溶出終了したときの温度の幅が30
℃以下、かつ、重量平均分子量/数平均分子量(Mw/
Mn)の値が1.5〜3.5であるものである。
【0007】本発明で使用する発泡性ポリエチレン系樹
脂組成物としては、ポリエチレン系樹脂、熱分解型発泡
剤及び架橋促進剤と必要に応じて過酸化物、老化防止
剤、顔料、その他の添加剤等を添加したものである。
脂組成物としては、ポリエチレン系樹脂、熱分解型発泡
剤及び架橋促進剤と必要に応じて過酸化物、老化防止
剤、顔料、その他の添加剤等を添加したものである。
【0008】本発明で使用するポリエチレン系樹脂は、
エチレンの単独重合体、或いは、エチレンを主成分とし
たエチレンとα−オレフィンとの共重合体をいう。α−
オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−ヘプテン、1−オクテン等が挙げられる。
エチレンの単独重合体、或いは、エチレンを主成分とし
たエチレンとα−オレフィンとの共重合体をいう。α−
オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−ヘプテン、1−オクテン等が挙げられる。
【0009】本発明で使用する重合触媒の四価の遷移金
属としては、チタン、ジルコニウム、ニッケル、パラジ
ウム、ハフニウム、白金等があげられる。これらの四価
の遷移金属に、下記に例示するような1つ、又は、2つ
以上のリガンド(配位子)が配位した化合物が一般的に
メタロセン化合物と言われるものである。
属としては、チタン、ジルコニウム、ニッケル、パラジ
ウム、ハフニウム、白金等があげられる。これらの四価
の遷移金属に、下記に例示するような1つ、又は、2つ
以上のリガンド(配位子)が配位した化合物が一般的に
メタロセン化合物と言われるものである。
【0010】リガンドについての具体的に示すと、シク
ロペンタジエニル環;炭化水素基、置換炭化水素基また
は炭化水素−置換メタロイド基により置換されたシクロ
ペンタジエニル環;シクロペンタジエニルオリゴマー
環;インデニル環;及び炭化水素基、置換炭化水素基ま
たは炭化水素−置換メタロイド基により置換されたイン
デニル環等が例示され、これらのリガンドが1つ、又
は、2つ以上存在する。これら以外のリガンドは、塩
素、臭素等の一価のアニオンリガンド、または二価のア
ニオンキレートリガンド、アルコキシド、アリールアミ
ド、アリールオキシド、アミド、アリールアミド、ホス
フィド、アリールホスフィド等が例示される。。上記炭
化水素基のうち、代表的なものはメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、アミル、イソアミル、ヘキシル、イソブ
チル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、セチル、
2−エチルヘキシル、フェニルである。
ロペンタジエニル環;炭化水素基、置換炭化水素基また
は炭化水素−置換メタロイド基により置換されたシクロ
ペンタジエニル環;シクロペンタジエニルオリゴマー
環;インデニル環;及び炭化水素基、置換炭化水素基ま
たは炭化水素−置換メタロイド基により置換されたイン
デニル環等が例示され、これらのリガンドが1つ、又
は、2つ以上存在する。これら以外のリガンドは、塩
素、臭素等の一価のアニオンリガンド、または二価のア
ニオンキレートリガンド、アルコキシド、アリールアミ
ド、アリールオキシド、アミド、アリールアミド、ホス
フィド、アリールホスフィド等が例示される。。上記炭
化水素基のうち、代表的なものはメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、アミル、イソアミル、ヘキシル、イソブ
チル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、セチル、
2−エチルヘキシル、フェニルである。
【0011】これらリガンドが配置したメタロセン化合
物としては、シクロペンタジエニルチタニウムトリス
(ジメチルアミド)、メチルシクロペンタジエニルチタ
ニウムトリス(ジメチルアミド)、ビス(シクロペンタ
ジエニル)チタニウムジクロリド、ジメチルシリルテト
ラメチルシクロペンタジエニル−tert−ブチルアミ
ドジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルテトラメチ
ルシクロペンタジエニル−tert−ブチルアミドハフ
ニウムジクロリド、ジメチルシリルテトラメチルシクロ
ペンタジエニル−p−n−ブチルフェニルアミドジルコ
ニウムクロリド、メチルフェニルシリルテトラメチルシ
クロペンタジエニル−tert−ブチルアミドハフニウ
ムジクロリド、インデニルチタニウムトリス(ジメチル
アミド)、インデニルチタニウムトリス(ジエチルアミ
ド)、インデニルチタニウムトリス(ジ−n−プロピル
アミド)、インデニルチタニウムビス(ジ−n−ブチル
アミド)(ジ−n−プロピルアミド)等が例示できる。
物としては、シクロペンタジエニルチタニウムトリス
(ジメチルアミド)、メチルシクロペンタジエニルチタ
ニウムトリス(ジメチルアミド)、ビス(シクロペンタ
ジエニル)チタニウムジクロリド、ジメチルシリルテト
ラメチルシクロペンタジエニル−tert−ブチルアミ
ドジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルテトラメチ
ルシクロペンタジエニル−tert−ブチルアミドハフ
ニウムジクロリド、ジメチルシリルテトラメチルシクロ
ペンタジエニル−p−n−ブチルフェニルアミドジルコ
ニウムクロリド、メチルフェニルシリルテトラメチルシ
クロペンタジエニル−tert−ブチルアミドハフニウ
ムジクロリド、インデニルチタニウムトリス(ジメチル
アミド)、インデニルチタニウムトリス(ジエチルアミ
ド)、インデニルチタニウムトリス(ジ−n−プロピル
アミド)、インデニルチタニウムビス(ジ−n−ブチル
アミド)(ジ−n−プロピルアミド)等が例示できる。
【0012】重合は、通常、これらメタロセン化合物に
共触媒としてメチルアルミノキサン(MAO)、ホウ素
系化合物等を加えた触媒系で行われる。メタロセン化合
物に対する共触媒の使用割合は、10〜1,000,0
00モル倍、好ましくは50〜5,000モル倍であ
る。重合条件については、特に制限はなく、不活性媒体
を用いる溶液重合法、或いは、実質的に不活性媒体の存
在しない塊状重合法、気相重合法などが利用できる。重
合温度としては、−100℃から300℃、重合圧力と
しては、常圧から100kg/cm2 で行うのが一般的
である。
共触媒としてメチルアルミノキサン(MAO)、ホウ素
系化合物等を加えた触媒系で行われる。メタロセン化合
物に対する共触媒の使用割合は、10〜1,000,0
00モル倍、好ましくは50〜5,000モル倍であ
る。重合条件については、特に制限はなく、不活性媒体
を用いる溶液重合法、或いは、実質的に不活性媒体の存
在しない塊状重合法、気相重合法などが利用できる。重
合温度としては、−100℃から300℃、重合圧力と
しては、常圧から100kg/cm2 で行うのが一般的
である。
【0013】これらのメタロセン触媒にて重合されたポ
リエチレン系樹脂は、分子量分布が狭く、共重合体の場
合、どの分子量成分にも共重合体成分がほぼ等しい割合
で導入されている。このようなポリエチレン系樹脂は、
ダウ・ケミカル社のCGCT、アフィニティ−、エンゲ
−ジ、エクソン・ケミカル社のEXACTなどが市販さ
れている。
リエチレン系樹脂は、分子量分布が狭く、共重合体の場
合、どの分子量成分にも共重合体成分がほぼ等しい割合
で導入されている。このようなポリエチレン系樹脂は、
ダウ・ケミカル社のCGCT、アフィニティ−、エンゲ
−ジ、エクソン・ケミカル社のEXACTなどが市販さ
れている。
【0014】本発明で使用するポリエチレン系樹脂の密
度は、特に、限定はしないが、好ましくは、0.840
〜0.950g/cm3 であり、0.860〜0.91
0g/cm3 が好適である。密度が0.840g/cm
3 未満では、該樹脂の結晶性が低下し発泡体の圧縮堅さ
等の機械的強度が劣ってくる。0.950g/cm3 を
超えると該樹脂の発泡が困難になる。
度は、特に、限定はしないが、好ましくは、0.840
〜0.950g/cm3 であり、0.860〜0.91
0g/cm3 が好適である。密度が0.840g/cm
3 未満では、該樹脂の結晶性が低下し発泡体の圧縮堅さ
等の機械的強度が劣ってくる。0.950g/cm3 を
超えると該樹脂の発泡が困難になる。
【0015】本発明における示差走査熱量分析は、以下
の方法で行った。10mgのポリエチレン系樹脂サンプ
ルを、白金パンに入れ、示差走査熱量計(DSC:セイ
コー電子社製SSC5200型)にて測定した。測定条
件は、サンプルを一度溶融させた後、5℃/分の速度で
−50℃まで冷却させ、それから5℃/分の速度で昇温
して測定した。本発明で用いるポリエチレン系樹脂は、
示差走査熱量分析における結晶融解ピークが1つであ
り、融解ピーク温度より全結晶が融解し終るまでの温度
幅が20℃以内であるものである。結晶融解ピークが複
数個存在するということは、結晶性の異なる成分が複数
個存在することを意味し、その場合、発泡時溶融樹脂の
粘度にむらを生じ、均一な発泡体を得ることが困難とな
る。又、融解ピークが1つであっても、融解ピーク温度
から全結晶が融解し終るまでの温度の幅が20℃を越え
ると、ポリエチレン分子間で結晶性の高いものと低いも
のとの結晶性の差が大きくなり、やはり、発泡時に溶融
樹脂の粘度にむらが生じて、均質な発泡体を得ることが
困難となる。
の方法で行った。10mgのポリエチレン系樹脂サンプ
ルを、白金パンに入れ、示差走査熱量計(DSC:セイ
コー電子社製SSC5200型)にて測定した。測定条
件は、サンプルを一度溶融させた後、5℃/分の速度で
−50℃まで冷却させ、それから5℃/分の速度で昇温
して測定した。本発明で用いるポリエチレン系樹脂は、
示差走査熱量分析における結晶融解ピークが1つであ
り、融解ピーク温度より全結晶が融解し終るまでの温度
幅が20℃以内であるものである。結晶融解ピークが複
数個存在するということは、結晶性の異なる成分が複数
個存在することを意味し、その場合、発泡時溶融樹脂の
粘度にむらを生じ、均一な発泡体を得ることが困難とな
る。又、融解ピークが1つであっても、融解ピーク温度
から全結晶が融解し終るまでの温度の幅が20℃を越え
ると、ポリエチレン分子間で結晶性の高いものと低いも
のとの結晶性の差が大きくなり、やはり、発泡時に溶融
樹脂の粘度にむらが生じて、均質な発泡体を得ることが
困難となる。
【0016】本発明で実施するクロス分別法とは、以下
に示すとおりである。ポリエチレン系樹脂を、先ず、1
40℃あるいはポリエチレン系樹脂が完全に融解する温
度のo−ジクロロベンゼンに溶解し、一定速度で冷却
し、予め用意しておいた不活性担体表面に、薄いポリマ
ー層を結晶性の高い順及び分子量の大きい順に生成させ
る。次に、温度を連続または段階的に昇温し、順次溶出
した成分の濃度を検出し、組成分布(結晶性分布)を測
定する。これを温度上昇溶離分別(Temperatu
re Rising Elution Fractio
nation;TREF)と共にその成分を高温型GP
C(Size Exclusion Chromato
graph;SEC)により分子量と分子量分布を測定
する。本発明では、上述した温度上昇溶離分別部分と高
温GPC部分とをシステムとして備えているクロス分別
クロマトグラフ装置(三菱油化社製CFC−T150A
型)を使用して、上述データを測定した。
に示すとおりである。ポリエチレン系樹脂を、先ず、1
40℃あるいはポリエチレン系樹脂が完全に融解する温
度のo−ジクロロベンゼンに溶解し、一定速度で冷却
し、予め用意しておいた不活性担体表面に、薄いポリマ
ー層を結晶性の高い順及び分子量の大きい順に生成させ
る。次に、温度を連続または段階的に昇温し、順次溶出
した成分の濃度を検出し、組成分布(結晶性分布)を測
定する。これを温度上昇溶離分別(Temperatu
re Rising Elution Fractio
nation;TREF)と共にその成分を高温型GP
C(Size Exclusion Chromato
graph;SEC)により分子量と分子量分布を測定
する。本発明では、上述した温度上昇溶離分別部分と高
温GPC部分とをシステムとして備えているクロス分別
クロマトグラフ装置(三菱油化社製CFC−T150A
型)を使用して、上述データを測定した。
【0017】本発明で用いるポリエチレン系樹脂は、既
に、上述したクロス分別法により、10重量%溶出した
ときの温度から100重量%溶出終了したときの温度の
幅が通常30℃以下、好ましくは28℃以下であるもの
である。この温度幅が30℃以上であると、ポリエチレ
ン系樹脂の中に結晶性の高い成分と低い成分とが同時に
存在することになり、発泡時溶融樹脂の粘度にむらが生
じて、均質な発泡体を得ることが困難である。又、本発
明で用いるポリエチレン系樹脂は、上述したクロス分別
法により測定された重量平均分子量/数平均分子量の値
が、1.5〜3.5の範囲にあるものである。好ましく
は1.7〜3.0である。この値が1.5未満である
と、樹脂発泡体の強度は向上されるが、樹脂が溶融時に
流れにくくなり、成形が困難となる。一方、この値が
3.5を越えると、分子量分布のバラツキが大きくなっ
て、分子量の低い分子と高い分子の存在比率が高くな
り、発泡時溶融樹脂の粘度にむらが生じて、均質な発泡
体を得ることが困難となる。
に、上述したクロス分別法により、10重量%溶出した
ときの温度から100重量%溶出終了したときの温度の
幅が通常30℃以下、好ましくは28℃以下であるもの
である。この温度幅が30℃以上であると、ポリエチレ
ン系樹脂の中に結晶性の高い成分と低い成分とが同時に
存在することになり、発泡時溶融樹脂の粘度にむらが生
じて、均質な発泡体を得ることが困難である。又、本発
明で用いるポリエチレン系樹脂は、上述したクロス分別
法により測定された重量平均分子量/数平均分子量の値
が、1.5〜3.5の範囲にあるものである。好ましく
は1.7〜3.0である。この値が1.5未満である
と、樹脂発泡体の強度は向上されるが、樹脂が溶融時に
流れにくくなり、成形が困難となる。一方、この値が
3.5を越えると、分子量分布のバラツキが大きくなっ
て、分子量の低い分子と高い分子の存在比率が高くな
り、発泡時溶融樹脂の粘度にむらが生じて、均質な発泡
体を得ることが困難となる。
【0018】本発明で使用する熱分解型発泡剤とは、有
機系熱分解型発泡剤で、加熱により分解して気体を発生
する化合物であり、具体的には、アゾジカルボンアミ
ド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロソペンタ
メチレンテトラミン、トルエンスルホニルヒドラジド、
4,4−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド)、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸
バリウム、ヒドラゾジカルボンアミド等が例示される。
これらは単独で用いてもよいし、併用してもよい。
機系熱分解型発泡剤で、加熱により分解して気体を発生
する化合物であり、具体的には、アゾジカルボンアミ
ド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロソペンタ
メチレンテトラミン、トルエンスルホニルヒドラジド、
4,4−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド)、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸
バリウム、ヒドラゾジカルボンアミド等が例示される。
これらは単独で用いてもよいし、併用してもよい。
【0019】熱分解型発泡剤の添加量は、少なくなると
得られる発泡体の発泡性が低下し、多くなると破泡し、
得られる発泡体の強度が低下するため、上記樹脂組成物
100重量部に対して、2〜40重量部が好ましく、5
〜20重量部が好適である。得られる発泡体の比重は、
0.02以上且つ0.2以下のものがよく、好ましくは
0.025〜0.05で、更に、0.025〜0.03
3のものが好適である。比重が0.02より小さい場合
はへたり易くなり、0.2より大きい場合はクッション
性が低下する。
得られる発泡体の発泡性が低下し、多くなると破泡し、
得られる発泡体の強度が低下するため、上記樹脂組成物
100重量部に対して、2〜40重量部が好ましく、5
〜20重量部が好適である。得られる発泡体の比重は、
0.02以上且つ0.2以下のものがよく、好ましくは
0.025〜0.05で、更に、0.025〜0.03
3のものが好適である。比重が0.02より小さい場合
はへたり易くなり、0.2より大きい場合はクッション
性が低下する。
【0020】本発明における浴室マットを製造する方法
としては、上記樹脂混合物に発泡剤等を配合し、単軸押
出機、2軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキ
サー、カレンダ−ロール等の混練装置を用いて、熱分解
型発泡剤が実質的に分解しない温度、圧力のもとシート
状に成形する。次に、該シートを架橋する方法として、
樹脂組成物中に混合した過酸化物等ラジカル発生剤を加
熱分解させて架橋させる方法、電離性放射線の照射によ
る架橋、多官能モノマ−存在下での電離性放射線照射に
よる架橋及びシラン架橋が挙げられる。尚、電離性放射
線としては、α線、β線、γ線、電子線等を挙げること
ができる。電離性放射線の照射量は、多官能モノマーの
種類や目的とする架橋の度合によって異なるが、通常、
0.1〜50Mrad、好ましくは0.5〜20Mra
dである。照射線量が少な過ぎると得られる発泡体の機
械的強度や耐熱性が不十分となり、多過ぎると得られる
発泡体が硬くなり、クッション性が低下する。
としては、上記樹脂混合物に発泡剤等を配合し、単軸押
出機、2軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキ
サー、カレンダ−ロール等の混練装置を用いて、熱分解
型発泡剤が実質的に分解しない温度、圧力のもとシート
状に成形する。次に、該シートを架橋する方法として、
樹脂組成物中に混合した過酸化物等ラジカル発生剤を加
熱分解させて架橋させる方法、電離性放射線の照射によ
る架橋、多官能モノマ−存在下での電離性放射線照射に
よる架橋及びシラン架橋が挙げられる。尚、電離性放射
線としては、α線、β線、γ線、電子線等を挙げること
ができる。電離性放射線の照射量は、多官能モノマーの
種類や目的とする架橋の度合によって異なるが、通常、
0.1〜50Mrad、好ましくは0.5〜20Mra
dである。照射線量が少な過ぎると得られる発泡体の機
械的強度や耐熱性が不十分となり、多過ぎると得られる
発泡体が硬くなり、クッション性が低下する。
【0021】次に、架橋後のシートを発泡剤の分解温度
以上に加熱して発泡させ、主として、独立気泡からなる
シート状発泡体を得ることができる。又、本発明でいう
独立気泡とは、周囲の隔膜によって仕切られ個々に独立
して存在する気泡をいい、空気や液体が通し難い構造に
なっているものである。このようにして得られた架橋ポ
リエチレン系樹脂発泡体は、均一な気泡構造を有してい
る。また、本発明の浴室マットは、柔軟性に優れ、抗張
力などの機械的強度が高く、無臭性で、耐溶剤性などの
化学的安定性が良好である。
以上に加熱して発泡させ、主として、独立気泡からなる
シート状発泡体を得ることができる。又、本発明でいう
独立気泡とは、周囲の隔膜によって仕切られ個々に独立
して存在する気泡をいい、空気や液体が通し難い構造に
なっているものである。このようにして得られた架橋ポ
リエチレン系樹脂発泡体は、均一な気泡構造を有してい
る。また、本発明の浴室マットは、柔軟性に優れ、抗張
力などの機械的強度が高く、無臭性で、耐溶剤性などの
化学的安定性が良好である。
【0022】浴室用マットとして、本発明による浴室用
マットを一層で使用してもよく、又は、複数を積層して
使用してもよい。積層方法としては、既知のいかなる方
法を用いてもよく、その方法には、加熱融着による方
法、接着剤を用いる方法及びマジックテ−プ等による機
械的に貼り合わせる方法等がある。又、浴室用マットの
床とのスリップ防止方法としては、床に接する面にエン
ボス加工を施したり、穴を開けたり、吸水性シ−トを貼
りけたり、足等を施しても良い。又、浴室用マットの表
面の水はけ性の向上や、浴室用マットの表面へのキズ防
止方法として、ポリオレフィン系フィルムをラミネ−ト
しても良い。
マットを一層で使用してもよく、又は、複数を積層して
使用してもよい。積層方法としては、既知のいかなる方
法を用いてもよく、その方法には、加熱融着による方
法、接着剤を用いる方法及びマジックテ−プ等による機
械的に貼り合わせる方法等がある。又、浴室用マットの
床とのスリップ防止方法としては、床に接する面にエン
ボス加工を施したり、穴を開けたり、吸水性シ−トを貼
りけたり、足等を施しても良い。又、浴室用マットの表
面の水はけ性の向上や、浴室用マットの表面へのキズ防
止方法として、ポリオレフィン系フィルムをラミネ−ト
しても良い。
【0023】(作用)請求項1記載の本発明において
は、重合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン
化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂であるか
ら、分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂で、且つ、低
分子量の成分のポリエチレン系樹脂の割合が少ないもの
となっている。このポリエチレン系樹脂を架橋、発泡さ
せて得られるシ−ト状発泡体で浴室マットを作ることに
より、できた浴室用マットは柔らかくクッション性がよ
く、又、へたり難く良好なものになる。
は、重合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン
化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂であるか
ら、分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂で、且つ、低
分子量の成分のポリエチレン系樹脂の割合が少ないもの
となっている。このポリエチレン系樹脂を架橋、発泡さ
せて得られるシ−ト状発泡体で浴室マットを作ることに
より、できた浴室用マットは柔らかくクッション性がよ
く、又、へたり難く良好なものになる。
【0024】請求項2記載においては、示差走査熱量計
(DSC)を用いて測定した結晶融解ピークが1つであ
り、かつ、融解ピーク温度より全結晶が融解し終わるま
での温度幅が20℃以内であるポリエチレン系樹脂とな
っているから、分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂
で、且つ、低分子量の成分のポリエチレン系樹脂の割合
が少ないものである。このポリエチレン系樹脂を架橋、
発泡させて得られるシ−ト状発泡体で浴室マットを作る
ことにより、できた浴室用マットは柔らかくクッション
性がよく、又、へたり難く良好なものになる。
(DSC)を用いて測定した結晶融解ピークが1つであ
り、かつ、融解ピーク温度より全結晶が融解し終わるま
での温度幅が20℃以内であるポリエチレン系樹脂とな
っているから、分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂
で、且つ、低分子量の成分のポリエチレン系樹脂の割合
が少ないものである。このポリエチレン系樹脂を架橋、
発泡させて得られるシ−ト状発泡体で浴室マットを作る
ことにより、できた浴室用マットは柔らかくクッション
性がよく、又、へたり難く良好なものになる。
【0025】請求項3記載においては、クロス分別法に
よって10重量%溶出したときの温度から100重量%
溶出終了したときの温度の幅が30℃以下、かつ、重量
平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)の値が1.5
〜3.5であるポリエチレン系樹脂となっているから、
分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂で、且つ、低分子
量の成分のポリエチレン系樹脂の割合が少ないものであ
る。このポリエチレン系樹脂を架橋、発泡させて得られ
るシ−ト状発泡体で浴室マットを作ることにより、でき
た浴室用マットは柔らかくクッション性がよく、又、へ
たり難く良好なものになる。
よって10重量%溶出したときの温度から100重量%
溶出終了したときの温度の幅が30℃以下、かつ、重量
平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)の値が1.5
〜3.5であるポリエチレン系樹脂となっているから、
分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂で、且つ、低分子
量の成分のポリエチレン系樹脂の割合が少ないものであ
る。このポリエチレン系樹脂を架橋、発泡させて得られ
るシ−ト状発泡体で浴室マットを作ることにより、でき
た浴室用マットは柔らかくクッション性がよく、又、へ
たり難く良好なものになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施例及び比較例を挙げ
て、本発明についてより具体的に説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。物性の測定
法は、次の通りである。 (1)圧縮硬さ及び圧縮永久歪み 圧縮硬さ及び圧縮永久歪みは、JIS−K−6767に
従って測定した。 (2)発泡倍率 シート状の発泡体サンプルを縦10x横10cmにカット
し、このカットシ−トの重量を0.001g(mi
n.)測定可能な市販の測定器で測定し、又、体積はシ
ート厚みをJIS−K−6767に従って測定し、体積
を重量で割った値を発泡倍率とした。
て、本発明についてより具体的に説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。物性の測定
法は、次の通りである。 (1)圧縮硬さ及び圧縮永久歪み 圧縮硬さ及び圧縮永久歪みは、JIS−K−6767に
従って測定した。 (2)発泡倍率 シート状の発泡体サンプルを縦10x横10cmにカット
し、このカットシ−トの重量を0.001g(mi
n.)測定可能な市販の測定器で測定し、又、体積はシ
ート厚みをJIS−K−6767に従って測定し、体積
を重量で割った値を発泡倍率とした。
【0027】[実施例1]重合触媒としてメタロセン化
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT3027:密度0.900g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.0、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT3027:密度0.900g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.0、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
【0028】[実施例2]重合触媒としてメタロセン化
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT4011:密度0.885g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.1、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT4011:密度0.885g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.1、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
【0029】[実施例3]重合触媒としてメタロセン化
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT3001:密度0.910g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.0、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT3001:密度0.910g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.0、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
【0030】[実施例4]重合触媒としてメタロセン化
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製AFFINITY、PL1880:密度
0.902g/cm3 、重量平均分子量/数平均分子量
=2.0、クロス分別法及びDSCの測定結果は、表1
に示す通りである。)100重量部に、熱分解型発泡剤
としてアゾジカルボンアミド8重量部添加したものを押
出機でシート状に成形し、3.2Mradの電子線を照
射して架橋した。次に、260℃のオーブンに連続的に
通して加熱発泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレ
ン系樹脂発泡体シート状の浴室マットを得た。次に、得
られた浴室マットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永
久歪み(へたり)とを測定し、その評価結果を表2に示
す。
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製AFFINITY、PL1880:密度
0.902g/cm3 、重量平均分子量/数平均分子量
=2.0、クロス分別法及びDSCの測定結果は、表1
に示す通りである。)100重量部に、熱分解型発泡剤
としてアゾジカルボンアミド8重量部添加したものを押
出機でシート状に成形し、3.2Mradの電子線を照
射して架橋した。次に、260℃のオーブンに連続的に
通して加熱発泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレ
ン系樹脂発泡体シート状の浴室マットを得た。次に、得
られた浴室マットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永
久歪み(へたり)とを測定し、その評価結果を表2に示
す。
【0031】[実施例5]重合触媒としてメタロセン化
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT2009:密度0.922g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.2、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂(エクソン・
ケミカル社製EXACT2009:密度0.922g/
cm3 、重量平均分子量/数平均分子量=2.2、クロ
ス分別法及びDSCの測定結果は、表1に示す通りであ
る。)100重量部に、熱分解型発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド8重量部添加したものを押出機でシート状
に成形し、3.2Mradの電子線を照射して架橋し
た。次に、260℃のオーブンに連続的に通して加熱発
泡させ、約3mmの独立気泡性ポリエチレン系樹脂発泡
体シート状の浴室マットを得た。次に、得られた浴室マ
ットの圧縮硬さ(クッション性)と圧縮永久歪み(へた
り)とを測定し、その評価結果を表2に示す。
【0032】[比較例1]一般のポリエチレン系樹脂
(三井石油化学製ミラソン3530)100重量部に、
熱分解型発泡剤としてアゾジカルボンアミド8重量部添
加したものを押出機でシート状に成形し、3.2Mra
dの電子線を照射して架橋した。次に、260℃のオー
ブンに連続的に通して加熱発泡させ、約3mmの独立気
泡性ポリエチレン系樹脂発泡体シート状の浴室マットを
得た。次に、得られた浴室マットの圧縮硬さ(クッショ
ン性)と圧縮永久歪み(へたり)とを測定し、その評価
結果を表2に示す。
(三井石油化学製ミラソン3530)100重量部に、
熱分解型発泡剤としてアゾジカルボンアミド8重量部添
加したものを押出機でシート状に成形し、3.2Mra
dの電子線を照射して架橋した。次に、260℃のオー
ブンに連続的に通して加熱発泡させ、約3mmの独立気
泡性ポリエチレン系樹脂発泡体シート状の浴室マットを
得た。次に、得られた浴室マットの圧縮硬さ(クッショ
ン性)と圧縮永久歪み(へたり)とを測定し、その評価
結果を表2に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】表2に示されたように、実施例1、2、
3、4及び5では、重合触媒として、四価の遷移金属を
含むメタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系
樹脂であるから、浴室マットのクッション性を示す圧縮
硬さは、2.3kg/cm2以下となっている。従って、本
発明の浴室マットは柔らかくクッション性がよいものに
なっている。
3、4及び5では、重合触媒として、四価の遷移金属を
含むメタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系
樹脂であるから、浴室マットのクッション性を示す圧縮
硬さは、2.3kg/cm2以下となっている。従って、本
発明の浴室マットは柔らかくクッション性がよいものに
なっている。
【0036】又、実施例1、2、3、4及び5では、重
合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン化合物
を用いて得られたポリエチレン系樹脂であるから、独立
気泡性ポリエチレン系樹脂発泡体シート状の浴室マット
のへたり性を示す圧縮永久歪みは、1.0%以下となっ
ている。従って、本発明の浴室マットはへたり難く良好
なものになっている。
合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン化合物
を用いて得られたポリエチレン系樹脂であるから、独立
気泡性ポリエチレン系樹脂発泡体シート状の浴室マット
のへたり性を示す圧縮永久歪みは、1.0%以下となっ
ている。従って、本発明の浴室マットはへたり難く良好
なものになっている。
【0037】又、比較例1では、一般のポリエチレン系
樹脂であるから、得られる浴室マットの圧縮硬さは、
2.3kg/cm2以上で、圧縮永久歪みは、1.0%以上
となっている。従って、得られる浴室マットはクッショ
ン性に欠け、へたり易くなっている。
樹脂であるから、得られる浴室マットの圧縮硬さは、
2.3kg/cm2以上で、圧縮永久歪みは、1.0%以上
となっている。従って、得られる浴室マットはクッショ
ン性に欠け、へたり易くなっている。
【0038】従って、実施例1、2、3、4及び5で
は、浴室マットとして、極めて良好なものであるが、比
較例1では、浴室マットとしては、良好なものでなく、
実用性に欠けたものであり、十分に満足できるものでは
ない。
は、浴室マットとして、極めて良好なものであるが、比
較例1では、浴室マットとしては、良好なものでなく、
実用性に欠けたものであり、十分に満足できるものでは
ない。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように,本発明によれ
ば、重合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン
化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂であるか
ら、分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂でできてお
り、且つ、低分子量の成分のポリエチレン系樹脂の割合
が少ないポリエチレン系樹脂であり、このポリエチレン
系樹脂を用いて得られた発泡体の浴室マットは、非常に
柔らかいものとなっており、クッション性とへたり難さ
を兼ね備えたもので、成形も簡単で、便利なものであ
る。
ば、重合触媒として、四価の遷移金属を含むメタロセン
化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂であるか
ら、分子量分布が狭いポリエチレン系樹脂でできてお
り、且つ、低分子量の成分のポリエチレン系樹脂の割合
が少ないポリエチレン系樹脂であり、このポリエチレン
系樹脂を用いて得られた発泡体の浴室マットは、非常に
柔らかいものとなっており、クッション性とへたり難さ
を兼ね備えたもので、成形も簡単で、便利なものであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 重合触媒として、四価の遷移金属を含む
メタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂
及び熱分解型発泡剤とからなる発泡性ポリエチレン系樹
脂組成物を架橋、発泡させて得られるシ−ト状発泡体で
あることを特徴とする浴室マット。 - 【請求項2】 ポリエチレン系樹脂が示差走査熱量計
(DSC)を用いて測定した結晶融解ピークが1つであ
り、かつ、融解ピーク温度より全結晶が融解し終わるま
での温度幅が20℃以内であることを特徴とする請求項
1に記載の浴室マット。 - 【請求項3】 ポリエチレン系樹脂がクロス分別法によ
って10重量%溶出したときの温度から100重量%溶
出終了したときの温度の幅が30℃以下、かつ、重量平
均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)の値が1.5〜
3.5であることを特徴とする請求項1に記載の浴室マ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27568295A JPH09117980A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 浴室マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27568295A JPH09117980A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 浴室マット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117980A true JPH09117980A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17558888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27568295A Pending JPH09117980A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 浴室マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117980A (ja) |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP27568295A patent/JPH09117980A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040506 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040908 |