JPH09119005A - 淡色水着の製造方法 - Google Patents

淡色水着の製造方法

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JPH09119005A
JPH09119005A JP16891196A JP16891196A JPH09119005A JP H09119005 A JPH09119005 A JP H09119005A JP 16891196 A JP16891196 A JP 16891196A JP 16891196 A JP16891196 A JP 16891196A JP H09119005 A JPH09119005 A JP H09119005A
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光男 仁田山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一重仕立てにしても透けにくく、優れた着心
地を有する。 【解決手段】 芯部に白色顔料を含有する芯鞘型複合繊
維のマルチフィラメントと弾性糸とを経編機で交編し、
マルチフィラメントの含有率を編地の50重量%以上に
調整する。得られた編地を淡色に染色し、水着を縫製す
る。編地の目付を150〜350g/m2 、伸長率を経
緯方向とも70〜300%に調整するとよい。マルチフ
ィラメントのフィラメント数は5〜100フィラメン
ト、単繊維繊度は0.5〜10デニールの範囲が好適で
ある。酸化チタン、亜鉛華、酸化アルミニウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムからな
る群から選ばれる白色顔料を、芯鞘型複合繊維を形成す
るポリマーに対し、3〜30重量%芯部に含有する芯鞘
型複合繊維を用いると、透けにくく発色性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防透け性に優れる
淡色水着の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成繊維に用いるポリマー基質は本来透
明であるため、ポリマーのみからなる合成繊維で編成
し、淡色系に染色した編地からなる水着は、その下のも
のが透けて見えるという欠点がある。このため、淡色系
の水着では、この欠点を補うため、縫製仕様にて水着を
全面二重仕立てにしたり、ある特定部位に肌色と同色に
染色された生地を裏地に用い、部分二重仕立て縫製をし
ていた。この他、生地の目付を重くしたり、厚さを増し
たり、伸縮性を小さくする方法も考えられるが、水着用
生地としての限界がある。縫製仕様を含め前記の対策で
は、水着として着用した場合、厚すぎる、重すぎる、ス
トレッチ不足により身体の動き易さが妨げられるなど、
着用性や審美性が低下し、かつ、コストが高くなるとい
う問題があった。
【0003】さらにまた、生地構成の改良により防透け
性を図る方法として、白色系生地の裏側に、グレー色に
染色された糸を配置する方法が特開平3−45791号
公報に提案されている。この方法は、防透け性には有効
であるが、裏側がグレー色のために白色系の生地表がく
すみやすく、審美性に問題がある。また、少なくとも2
種類の糸が必要であるため、生地製造段階での繁雑さと
コストアップが避けられない。
【0004】特開平3−213536号公報には、波長
0.4〜2μmの電磁波の分光反射率が50%以上のセ
ラミックスを5〜35重量%含有する合成繊維を含んで
なる遮光体が開示されているが、これは太陽光線の熱エ
ネルギーを反射することにより熱遮断効果を奏するもの
であり、防透け性の向上効果を奏するものではない。
【0005】以上に述べた問題点のため、淡色系に染色
された水着は、防透け性に優れ、かつ、水着としての着
用性、さらには審美性をも満足するものが得られていな
いのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
のような従来技術からなる水着の欠点を解消し、白色系
や肌色、黄色、ピンク色、クリーム色など薄い傾向の色
目に染色され、縫製仕様が一重仕立てであっても、防透
け性に優れ、しかも着用性や審美性をも満足する淡色水
着を、低コストで製造できる淡色水着の製造方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、芯部に白色顔料を含有せしめた芯鞘型
複合繊維のマルチフィラメントと弾性糸とを、経編機で
交編し、前記のマルチフィラメントの含有率を編地の5
0重量%以上に調整し、得られた編地を淡色に染色し、
水着を縫製することを特徴とする淡色水着の製造方法を
提供する。前記の淡色水着の製造方法において、編地の
目付を150〜350g/m2 の範囲に、編地の伸長率
を経緯方向とも70〜300%の範囲に調整すると、透
けにくく着心地のよい水着が得られやすい。また、芯鞘
型複合繊維のマルチフィラメントの構成フィラメント数
は5〜100フィラメント、単繊維繊度は0.5〜10
デニールの範囲が好適である。
【0008】前記の芯鞘型複合繊維が、酸化チタン、亜
鉛華、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化カル
シウム、酸化マグネシウムからなる群から選ばれる少な
くとも1種または2種以上の白色顔料を、芯鞘型複合繊
維を形成するポリマーに対し、3〜30重量%芯部に含
有すると、優れた防透け性や発色性を得やすくなる。さ
らに、編地のLb 値を0.6〜8%の範囲に調整するこ
とによって、高い防透け性を期待できる。本発明におい
て、淡色とは、白色系または肌色、黄色、ピンク色、ク
リーム色など薄い傾向の色目をいう。
【0009】本発明において、淡色水着の諸特性は下記
の方法で測定した。 伸長率 JIS L 1018の定速伸長法のグラブ法で測定を
行った。10cm×15cmの試験片を水着の経方向、
緯方向にそれぞれ3枚づつ採取した。自記記録装置付定
速伸長形引張試験機を用い、上下つかみとも表側は2.
54cm×2.54cm、裏側は2.54cm×5.0
8cmのものを取り付け、つかみ間隔を7.6cmと
し、試験片のたるみや張力を除いてつかみに固定した。
引っ張り速度10cm/分で1.8Kg加重時まで引き
伸ばし、その時のつかみ間隔Dを測定し、次の式を用い
て伸長率(%)を求め、3枚の平均値で表した。 伸長率(%)={(D1 −D)/D}×100 ただし、Dはつかみ間隔(mm)、D1 は1.8Kg加
重時まで引き伸ばしたときのつかみ間隔を表す。
【0010】Lb 値 スガ試験機(株)製の測色計SM−3型を用いて測定を
行った。まず、測定サンプル設置部における黒さを確認
した。すなわち、測定部に黒色に染色されたフェルト布
を取り付け、フェルト布のL値(明度)が14±0.5
%であることを確認した。次に、測定サンプル設置部に
おける白さを確認した。すなわち、測定部に標準白板を
取り付け、標準白板のL値(明度)が91±0.5%で
あることを確認した。これらの確認手順は、生地のL値
(明度)を測定する通常法であり、一般化されている方
法である。白度の高い生地のL値は91%に近くなり、
逆に黒い生地のL値は14%に近くなる。次に試験片の
測定を以下のように行った。まず、黒色フェルト布と試
験片1枚とを測定部に取り付けてL値を測定し、測定値
をLBとし、標準白板と同一の試験片とを測定部に取り
付けてL値を測定し、測定値をLWとし、LWとLBと
の差(LW−LB)を求めた。同一の試験片1枚で繰り
返し5回測定し、5回の平均値を求め、防すけ性の程度
を示すLb 値とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の淡色水着の製造方法につ
いて詳細に説明する。本発明は、水着を構成する芯鞘型
複合繊維と編地構造との相乗効果により、水着として最
適な生地目付、厚さ、ストレッチ性、さらには審美性を
保持したまま、淡色系に染色されているにもかかわら
ず、優れた防透け性を有する淡色水着を提供することが
できる。
【0012】本発明の淡色水着の製造方法においては、
芯鞘型複合繊維のマルチフィラメントと弾性糸とを交編
した編地を用い、水着を縫製する。芯鞘型複合繊維の芯
部に白色顔料を含有せしめてポリマー基質を不透明化さ
せ、さらに、マルチフィラメントの形態として用いるこ
とにより、防透け性を高めることができる。前記のマル
チフィラメントの含有率を、編地の50重量%以上95
重量%以下に調整することが好ましい。マルチフィラメ
ントの含有率が高いほど、防透け性は向上する傾向にあ
る。一方、95重量%を超えると、弾性糸の混率が低下
し、ストレッチ性に劣り動きにくくなる。
【0013】前記の芯鞘型複合繊維と交編する弾性糸は
特に限定されない。例えば、ポリウレタン弾性糸を用い
ると、優れた伸長率を有する水着を得ることができる。
また、弾性糸以外にも必要に応じて他の素材を混入する
ことができる。
【0014】前記のマルチフィラメントと弾性糸とを経
編機を用いて交編する。編地としては、経編地であるト
リコットやラッセルなどが薄手で寸法安定性に優れ、水
着に好適である。なかでもトリコットが好ましく、とり
わけトリコットの2枚筬使いのサテン組織やハーフ組
織、3枚筬使いの挿入組織などの多層構造編地を用いる
ことが好ましい。
【0015】前記の編地は、目付を150〜350g/
2 の範囲に調整することが好ましい。目付が150g
/m2 未満の場合は、防透け性効果に乏しい水着となり
がちである。一方、350g/m2 を越えると、防透け
性効果は良好になるものの水着用編地としては重くなり
過ぎ、着用した場合重く感じたり動きが妨げられること
から、身体の疲れを増しかえって不快感を生じるなど、
水着の着用性が低下する傾向にある。
【0016】編地の伸長率は、経緯方向とも70〜30
0%に調整することが好ましい。伸長率が70%未満の
場合は、身体にフィットした状態で着用される水着で
は、身体の動きが妨げられ、着用性が低下しやすい。伸
長率が高いほど水着の着用性は向上する傾向にある。し
かし、伸長率が300%を超えると、水に濡れた状態に
おいて、水着が伸び過ぎて身体にフィットせず、かえっ
て動きにくくなる傾向がある。
【0017】前記のマルチフィラメントの構成フィラメ
ント数は、5〜100フィラメント程度が好ましく、単
繊維繊度は、0.5〜10デニール程度が好ましい。芯
鞘型複合繊維の断面形状の外形は、丸断面でもよいが、
三角などの変形断面にすることでより透けにくくなり好
ましい。また、芯部の断面形状は、丸断面でも良く、さ
らに三角形、星型形状なども好ましい。
【0018】前記の芯鞘型複合繊維のなかでも、芯部は
白色顔料を含有し鞘部は基質ポリマーのみによる芯鞘型
複合繊維を用いた編地は、淡色水着に好適である。白色
顔料としては、十分な不透明性が得られ、かつ、白色系
のみならず肌色、黄色、ピンク色、クリーム色など薄い
傾向の色目に染色しても発色性が低下せず、さらには原
糸製造に障害を及ぼさないことが望ましい。例えば、酸
化チタン、亜鉛華、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムなどが好ましく
用いられ、これらのうちでも原糸製造が容易であり、コ
ストも低い酸化チタンが好ましい。また、これらを混合
して用いても構わない。
【0019】芯部における白色顔料の含有量は、芯鞘型
複合繊維を形成するポリマーに対し3〜30重量%が好
ましく、特に、酸化チタンを用いる場合には5〜25重
量%の配合量が好ましい。白色顔料の含有量を前記の範
囲にすると、水着の防透け性を得やすい傾向があるし、
発色性および原糸製造における製糸性の悪化も防止しや
すい。
【0020】芯鞘型複合繊維のポリマーの基質は、ポリ
アミド系、ポリエステル系、ポリプロピレン系など繊維
形成可能なポリマーであれば限定されることはない。前
記の芯鞘型複合繊維は、紡糸原液に白色顔料を混合した
ポリマーと基質ポリマーとを紡糸口で複合紡糸するな
ど、通常の原糸製造技術を用いて得ることができる。
【0021】さらに、本発明の淡色水着の製造方法にお
いては、Lb 値を0.6〜8%の範囲に調整した編地を
用いて水着を縫製することが好ましい。防透け性効果を
十分にもたせる観点からは、Lb 値が低いほど好適であ
り、2.5%以下に調整するとさらに好ましい。しか
し、Lb 値が0.6%未満では、白色系に染色された編
地を用いる場合は、編地が厚くなりストレッチ不足にな
るため、水着としての着用性が低下しがちである。一
方、Lb 値が8%を越える編地を用いると、下のものが
透けて見える場合がある。
【0022】前記の編地を淡色に染色して得られた編地
を用い、淡色水着を縫製する。編地の染色方法は、前記
のマルチフィラメントに用いられているポリマー基質に
適する方法であればとくに限定されず、通常のナイロン
染色法やポリエステル染色法などを用いることができ
る。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の淡色水着の製造方法につい
て具体例を用いてさらに詳細に説明する。実施例および
比較例において、防透け性および動きやすさを女性10
名による水着の着用感で、発色性を視覚により評価し
た。判定基準は下記の通りである。 <防透け性> ◎;完全に透けない、○;ほとんど透け
ない、×;透ける <動き易さ> ○;動きやすい、×;動きにくい <発色性> ○;発色性良好、△;発色性やや劣る、
×;発色性劣る
【0024】実施例1 白色顔料として酸化チタンを5重量%(対ポリマー比)
芯部に含有する、50デニール、17フィラメントの芯
鞘型ナイロンマルチフィラメントと、ポリウレタン弾性
糸40デニール(東レ・デュポン(株)製)とを用い、
28ゲージのシングルトリコット機で2枚筬にて、図1
に示すフロント筬にナイロン糸を、バック筬にポリウレ
タン弾性糸を配したハーフ組織を編成した。各糸条の混
率は、ナイロン80重量%、ポリウレタン弾性糸20重
量%とした。編成後、通常のナイロン染色法に基づき白
色に染色し、201g/m2 目付の編地を得た。編地の
伸長率は経131%、緯91%、Lb 値は4.6%であ
った。得られた編地を表地に用い、水着を縫製した。着
用感および発色性を評価したのでその結果を表1に示
す。防透け性および動きやすさなどの着用感を満足し、
発色性も良好な白色水着であった。また、同一編地を肌
色に染色した結果、Lb 値は0.6となり、防透け性は
一層向上した。
【0025】実施例2 実施例1と同様の糸使いで編成し、染色を行い、156
g/m2 目付の編地を得た。編地の伸長率は、経133
%、緯96%、Lb 値は5.0%であった。得られた編
地を用い、実施例1と同様にして水着を縫製し、着用感
および発色性の評価を行った。表1に評価結果を示す。
防透け性および動きやすさを満足し、発色性の良好な白
色水着であった。
【0026】実施例3 白色顔料として酸化チタンを5重量%(対ポリマー比)
芯部に含有する、50デニール、17フィラメントの芯
鞘型ポリエステルマルチフィラメント(東レ(株)製)
と、実施例1で用いたものと同様のポリウレタン弾性糸
40デニールとを用い、実施例1と同様にして編地を編
成した。各糸条の混率はポリエステル80重量%、ポリ
ウレタン弾性糸20重量%とした。編成後、通常のポリ
エステル染色法に基づき白色に染色し、203g/m2
目付の編地を得た。編地の伸長率は経125%、緯88
%、Lb 値は4.5%であった。得られた編地を用い、
実施例1と同様にして白色水着を縫製し、着用感および
発色性の評価を行ったので、その結果を表1に示す。実
施例1と同様、良好な着用感と外観とを有する白色水着
であった。
【0027】実施例4 芯鞘型複合繊維として12重量%(対ポリマー比)の酸
化チタンを芯部に含有する、50デニール、17フィラ
メントの芯鞘型ナイロンマルチフィラメントを用いたほ
かは、実施例1と同様に編成して染色を行い、200g
/m2 目付の編地を得た。編地の伸長率は、経130
%、緯92%、Lb 値は4%であった。得られた編地を
用い、実施例1と同様にして白色水着を縫製した。得ら
れた水着の着用感および発色性の評価を行ったので、そ
の結果を表1に示す。着用感、発色性ともに優れた白色
水着であった。
【0028】実施例5 芯鞘型複合繊維として、酸化チタンを25重量%(対ポ
リマー比)芯部に含有する、50デニール、17フィラ
メントの芯鞘型ナイロンマルチフィラメントを用いたほ
かは、実施例1と同様に編成し、染色を行い、202g
/m2 目付の編地を得た。編地の伸長率は経129%、
緯90%であり、Lb 値は3.1%と向上した。得られ
た編地を用い、白色水着を縫製し、実施例1と同様に着
用感および発色性の評価を行った結果を表1に示す。発
色性は若干低下したものの、着用感は良好な白色水着で
あった。
【0029】実施例6 芯鞘型複合繊維として、酸化チタンを29重量%(対ポ
リマー比)芯部に含有する、50デニール、17フィラ
メントのナイロンマルチフィラメントを用いたほかは、
実施例1と同様に編成し、染色を行い、199g/m2
目付の編地を得た。編地の伸長率は経129%、緯91
%であり、Lb 値は2.7%と向上した。得られた編地
を用い、白色水着を縫製し、実施例1と同様に着用感お
よび発色性の評価を行った結果を表1に示す。発色性は
若干低下したものの、着用感は良好な白色水着であっ
た。
【0030】実施例7 実施例1で用いたものと同様の糸使いおよび編機で、た
だし、各糸条の混率をナイロン糸85重量%、ポリウレ
タン弾性糸15重量%として、図2に示すフロント筬に
ナイロン糸を、バック筬にポリウレタン糸を配したサテ
ン組織を編成した。編成後、実施例1と同様にして、白
色に染色された290g/m2 目付の編地を得た。編地
の伸長率は経261%、緯128%、Lb 値は2.5%
であった。得られた編地を用い、白色水着を縫製した。
得られた水着の着用感および発色性の評価を行ったの
で、その結果を表1に示す。着用感、発色性ともに優れ
た白色水着であった。
【0031】実施例8 実施例1で用いたものと同様の糸使いおよび編機で、た
だし、各糸条の混率をナイロン糸88重量%、ポリウレ
タン弾性糸12重量%とし、3枚筬にて、図3に示すフ
ロント筬とミドル筬にナイロン糸を、バック筬にポリウ
レタン糸を配した挿入組織を編成した。編成後、実施例
1と同様にして、白色に染色された342g/m2 目付
の編地を得た。編地の伸長率は経96%、緯85%、L
b 値は1.8%であった。得られた編地を用い、白色水
着を縫製し、実施例1と同様に着用感および発色性の評
価を行った結果を表1に示す。また、図4に、水着の編
地を紙枠に貼り、水に浸漬した後、白地に黒の格子柄台
紙の上に乗せ、写真撮影した視覚評価写真を示す。とく
に防透け性に優れ、編地の発色性も良好な白色水着であ
った。
【0032】実施例9 酸化チタンを3重量%(対ポリマー比)芯部に含有す
る、50デニール、17フィラメントの芯鞘型ナイロン
マルチフィラメントを用いたほかは、実施例1と同様に
して編成し、染色を行い、205g/m2 目付の白色編
地を得た。編地の伸長率は、経128%、緯91%、L
b 値は7.1%であった。得られた編地を用い、白色水
着を縫製し、実施例1と同様に着用感および発色性の評
価を行った結果を表1に示す。製造した白色水着は、防
透け性、発色性ともに良好であった。
【0033】実施例10 実施例1で用いたものと同様の糸使いおよび編機で同一
の編組織を、ただし実施例1よりも編成密度を甘くし
て、編成を行った。編成後、実施例1と同様に白色に染
色し、142g/m2 目付の編地を得た。編地の伸長率
は経136%、緯94%、Lb 値は5.4%であった。
得られた編地を用い、白色水着を縫製し、実施例1と同
様に着用感および発色性の評価を行った結果を表2に示
す。製造した水着は、実施例1に比して防透け性がやや
低いものの、動きやすく優れた発色性を有する白色水着
であった。
【0034】実施例11 実施例1で用いたものと同様の糸使いおよび編機を用
い、各糸条の混率および編組織は実施例8と同様にし、
実施例8よりも編成密度を密にして編成を行った。編成
後、実施例1と同様に白色に染色し、381g/m2
付の編地を得た。編地の伸長率は経68%、緯64%、
b 値は1.4%であった。得られた編地を用い、白色
水着を縫製し、実施例1と同様に着用感および発色性の
評価を行った結果を表2に示す。製造した水着は、実施
例1に比してやや重く感じるものの、高い防透け性を有
する白色水着であった。
【0035】比較例1 白色顔料を含有しない50デニール、17フィラメント
のナイロンマルチフィラメントを用いたほかは、実施例
1と同様の糸使いで編成し、染色を行って、200g/
2 目付の編地を得た。編地の伸長率は、経130%、
緯91%であり、Lb 値は14.1%と低下した。得ら
れた編地を用いて白色水着を縫製し、着用感および発色
性の評価を行ったのでその結果を表2に示す。また、図
5に実施例8と同様にして撮影した水着の視覚評価写真
を示す。得られた水着は防透け性に乏しい白色水着であ
った。
【0036】比較例2 実施例1と同様にして、ただしポリウレタン弾性糸を用
いないで編成、染色を行い、180g/m2 目付の白色
編地を得た。編地の伸長率は、経35%、緯40%であ
り、Lb 値は4.7%と低下した。得られた編地を用い
て白色水着を縫製し、着用感および発色性の評価を行っ
たのでその結果を表2に示す。得られた水着は、防透け
性は有するものの、伸長率が低いため動きにくい白色水
着であった。
【0037】比較例3 実施例1で用いたものと同様のナイロンフィラメント
と、比較例1で用いたものと同様の通常のナイロンマル
チフィラメントとを、各1本づつ交互に実施例1で用い
たものと同様の編機のフロント筬にセットし、実施例1
で用いたものと同様のポリウレタン弾性糸をバック筬に
セットし、図1に示すハーフ組織を編成した。各糸条の
混率は、酸化チタン含有ナイロン糸40重量%、通常の
ナイロン糸40重量%、ポリウレタン弾性糸20重量%
であった。実施例1と同様にして白色に染色し、198
g/m2 目付の編地を得た。編地の伸長率は経132
%、緯92%、Lb 値は7.4%であった。得られた編
地を用い、白色水着を縫製し、実施例1と同様に着用感
および発色性の評価を行った結果を表2に示す。製造し
た水着は、防透け性に劣るものであった。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】本発明の淡色水着の製造方法は、水着を
構成する芯鞘型複合繊維と編地構造とに工夫を凝らすこ
とにより、白色や肌色、黄色、ピンク色、クリーム色な
ど薄い傾向の色目に染色し、一重仕立て縫製仕様として
も、優れた防透け性および動き易さなどの着用性を有す
る淡色水着を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜6および9と比較例1〜3
の編組織図。
【図2】本発明の実施例7の編組織図。
【図3】本発明の実施例8および比較例4の編組織図。
【図4】本発明の実施例8の編地の視覚評価写真。
【図5】本発明の比較例1の編地の視覚評価写真。
【符号の説明】
A1〜An;編針の列 F;フロント筬 M;ミド
ル筬 B;バック筬
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D02G 3/12 D02G 3/12 D04B 21/00 D04B 21/00 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯部に白色顔料を含有せしめた芯鞘型複合
    繊維のマルチフィラメントと弾性糸とを、経編機で交編
    し、 前記のマルチフィラメントの含有率を編地の50重量%
    以上に調整し、 得られた編地を淡色に染色し、水着を縫製する、ことを
    特徴とする淡色水着の製造方法。
  2. 【請求項2】編地の目付を150〜350g/m2 の範
    囲に、編地の伸長率を経緯方向とも70〜300%の範
    囲に調整することを特徴とする、請求項1に記載の淡色
    水着の製造方法。
  3. 【請求項3】マルチフィラメントの構成フィラメント数
    が5〜100フィラメントであり、単繊維繊度が0.5
    〜10デニールであることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の淡色水着の製造方法。
  4. 【請求項4】芯鞘型複合繊維が、酸化チタン、亜鉛華、
    酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化カルシウ
    ム、酸化マグネシウムからなる群から選ばれる少なくと
    も1種または2種以上の白色顔料を、芯鞘型複合繊維を
    形成するポリマーに対し、3〜30重量%芯部に含有す
    ることを特徴とする、請求項1,2または3に記載の淡
    色水着の製造方法。
  5. 【請求項5】編地のLb 値を0.6〜8%の範囲に調整
    することを特徴とする、請求項1,2,3または4に記
    載の淡色水着の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138367A (ja) * 2000-10-27 2002-05-14 Toray Ind Inc 黄変防止のポリアミド繊維構造物およびその製造方法
JP2008223171A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Asahi Kasei Fibers Corp 赤外線透過防止性に優れた編地
JP2010126821A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Seiren Co Ltd 防透け性布帛
JP2017206785A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 ユニチカトレーディング株式会社 トリコット編地

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