JPH09119978A - 車両用光レーダ装置及びその結露防止方法 - Google Patents
車両用光レーダ装置及びその結露防止方法Info
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- JPH09119978A JPH09119978A JP7275624A JP27562495A JPH09119978A JP H09119978 A JPH09119978 A JP H09119978A JP 7275624 A JP7275624 A JP 7275624A JP 27562495 A JP27562495 A JP 27562495A JP H09119978 A JPH09119978 A JP H09119978A
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- vehicle
- radar device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光が通過する窓の結露を簡単な構成で防止す
ると共に、その機能を長期間に亘って有する車両用光レ
ーダ装置を提供する。 【解決手段】 内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部と
を備え、筐体の車両前方の部位の熱交換の効率を窓部に
比し大きくした。
ると共に、その機能を長期間に亘って有する車両用光レ
ーダ装置を提供する。 【解決手段】 内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部と
を備え、筐体の車両前方の部位の熱交換の効率を窓部に
比し大きくした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光を利用して対
象物までの距離を演算する光レーダ装置に関するもので
あって、特に、装置から光を照射する際、あるいは反射
光が装置内部に入射する際に通過する装置前方の窓部の
結露防止に関するものである。
象物までの距離を演算する光レーダ装置に関するもので
あって、特に、装置から光を照射する際、あるいは反射
光が装置内部に入射する際に通過する装置前方の窓部の
結露防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用光レーダ装置は、光を照射してか
らその光が対象物に当たって反射した反射光を受光する
までの伝播遅延時間に基づいて、対象物までの距離を演
算するものである。この車両用光レーダ装置においては
装置前方に光を透過する窓が設けられており、光は照射
される際あるいは装置内部に入射する際にこの窓を通過
する。従って、もしこの窓が曇ると、照射した光の到達
距離が短くなる、あるいは反射光を充分に受光すること
ができず対象物を検出できないなどの問題点が生じる恐
れがある。そこで、従来の車両用光レーダ装置では、例
えば特開平5−157830号公報に示すような対策を
採っていた。これは装置前面に配設されたガラスに熱線
ヒータを固着すると共に、温度サーミスタにより前面ガ
ラスの温度を一定に保つというものである。また、別の
従来装置においては、レーダ装置の内部に乾燥剤を封入
し、レーダ装置内部の空気に含まれる水分量を少なくし
て露点温度を低くするというものがある。
らその光が対象物に当たって反射した反射光を受光する
までの伝播遅延時間に基づいて、対象物までの距離を演
算するものである。この車両用光レーダ装置においては
装置前方に光を透過する窓が設けられており、光は照射
される際あるいは装置内部に入射する際にこの窓を通過
する。従って、もしこの窓が曇ると、照射した光の到達
距離が短くなる、あるいは反射光を充分に受光すること
ができず対象物を検出できないなどの問題点が生じる恐
れがある。そこで、従来の車両用光レーダ装置では、例
えば特開平5−157830号公報に示すような対策を
採っていた。これは装置前面に配設されたガラスに熱線
ヒータを固着すると共に、温度サーミスタにより前面ガ
ラスの温度を一定に保つというものである。また、別の
従来装置においては、レーダ装置の内部に乾燥剤を封入
し、レーダ装置内部の空気に含まれる水分量を少なくし
て露点温度を低くするというものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記発熱ヒータを前面
ガラスに固着する例では、その固着のために多大なコス
トを要する。例えば、蒸着により固着する方法。もしく
は接着による場合は、接着のための手間、及び接着剤の
剥離防止のための前面ガラスの温度制御などによりコス
トがかかる。また、前面ガラスに発熱ヒータを固着する
とその部分は光を透過することができないので前面ガラ
スの有効面積が低下する。これは装置が大型化せざるを
得ないことを意味する。また、固着された発熱ヒータに
電力を供給するために配線が必要である。これらは装置
を複雑化させると共に、装置の機構設計に制限を加え
る。さらに、乾燥剤を封入する例においては、乾燥剤の
含水能力に限界があるので長期に亘っての信頼性が得ら
れない。
ガラスに固着する例では、その固着のために多大なコス
トを要する。例えば、蒸着により固着する方法。もしく
は接着による場合は、接着のための手間、及び接着剤の
剥離防止のための前面ガラスの温度制御などによりコス
トがかかる。また、前面ガラスに発熱ヒータを固着する
とその部分は光を透過することができないので前面ガラ
スの有効面積が低下する。これは装置が大型化せざるを
得ないことを意味する。また、固着された発熱ヒータに
電力を供給するために配線が必要である。これらは装置
を複雑化させると共に、装置の機構設計に制限を加え
る。さらに、乾燥剤を封入する例においては、乾燥剤の
含水能力に限界があるので長期に亘っての信頼性が得ら
れない。
【0004】この発明は上述の問題点を解決するための
ものであって、光が通過する窓の結露を簡単な構成で防
止すると共に、その機能を長期間に亘って有する車両用
光レーダ装置を提供することを目的としている。
ものであって、光が通過する窓の結露を簡単な構成で防
止すると共に、その機能を長期間に亘って有する車両用
光レーダ装置を提供することを目的としている。
【0005】また、この発明は、光が通過する窓の結露
を防止するに際し、電力の消費を軽減する車両用光レー
ダ装置を提供することを目的としている。
を防止するに際し、電力の消費を軽減する車両用光レー
ダ装置を提供することを目的としている。
【0006】また、この発明は、光が通過する窓の結露
を防止すると共に、その機能を長期間に亘って有する車
両用光レーダ装置の結露防止方法を提供することを目的
としている。
を防止すると共に、その機能を長期間に亘って有する車
両用光レーダ装置の結露防止方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用光
レーダ装置は、内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部
と、筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、窓部
を通して車両前方に光を照射する送光手段と、光が車両
前方の障害物に反射して窓部を通って筐体の内部に入射
した反射光を受光する受光手段と、送光手段が光を送光
してから受光手段が反射光を受光するまでの伝播遅延時
間に基づき障害物までの距離を演算する距離演算手段と
を備え、筐体の車両前方の部位の熱交換の効率を窓部に
比し大きくしたものである。
レーダ装置は、内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部
と、筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、窓部
を通して車両前方に光を照射する送光手段と、光が車両
前方の障害物に反射して窓部を通って筐体の内部に入射
した反射光を受光する受光手段と、送光手段が光を送光
してから受光手段が反射光を受光するまでの伝播遅延時
間に基づき障害物までの距離を演算する距離演算手段と
を備え、筐体の車両前方の部位の熱交換の効率を窓部に
比し大きくしたものである。
【0008】また、この発明に係る車両用光レーダ装置
は、内部に収納部を有する箱状の筐体と、この筐体の車
両前方の部位に設けられた透光可能な窓部と、筐体の内
部に収納され光を発生する発光源と、窓部を通して車両
前方に光を照射する送光手段と、光が車両前方の障害物
に反射して窓部を通って筐体の内部に入射した反射光を
受光する受光手段と、送光手段が光を送光してから受光
手段が反射光を受光するまでの伝播遅延時間に基づき障
害物までの距離を演算する距離演算手段と、一端部に熱
源からの熱を受けると共に他端部が窓部の内壁に接し熱
を窓部の内壁に伝える熱伝導体とを備えたものである。
は、内部に収納部を有する箱状の筐体と、この筐体の車
両前方の部位に設けられた透光可能な窓部と、筐体の内
部に収納され光を発生する発光源と、窓部を通して車両
前方に光を照射する送光手段と、光が車両前方の障害物
に反射して窓部を通って筐体の内部に入射した反射光を
受光する受光手段と、送光手段が光を送光してから受光
手段が反射光を受光するまでの伝播遅延時間に基づき障
害物までの距離を演算する距離演算手段と、一端部に熱
源からの熱を受けると共に他端部が窓部の内壁に接し熱
を窓部の内壁に伝える熱伝導体とを備えたものである。
【0009】また、この発明に係る車両用光レーダ装置
は、熱源は筐体の内部に収納された発熱源であって、熱
伝導体の一端部は発熱体の近傍に配設されたものであ
る。
は、熱源は筐体の内部に収納された発熱源であって、熱
伝導体の一端部は発熱体の近傍に配設されたものであ
る。
【0010】また、この発明に係る車両用光レーダ装置
は、熱伝導体の一端部に当接された熱源としてのヒータ
と、車両周辺の雰囲気が窓部に結露が生じる雰囲気であ
るか否か判定する雰囲気判定手段とを有し、雰囲気判定
手段が窓部に結露が生じる雰囲気であると判定したとき
ヒータに電力を供給するものである。
は、熱伝導体の一端部に当接された熱源としてのヒータ
と、車両周辺の雰囲気が窓部に結露が生じる雰囲気であ
るか否か判定する雰囲気判定手段とを有し、雰囲気判定
手段が窓部に結露が生じる雰囲気であると判定したとき
ヒータに電力を供給するものである。
【0011】また、この発明に係る車両用光レーダ装置
は、雰囲気判定手段は、車速が所定値以上になったと
き、ワイパ駆動指令、フォグライト点灯指令あるいはデ
フォッガ駆動指令が出されたとき窓部に結露が生じる雰
囲気であると判定するものである。
は、雰囲気判定手段は、車速が所定値以上になったと
き、ワイパ駆動指令、フォグライト点灯指令あるいはデ
フォッガ駆動指令が出されたとき窓部に結露が生じる雰
囲気であると判定するものである。
【0012】また、この発明に係る車両用光レーダ装置
の結露防止方法は、内部に収納部を有する箱状の筐体
と、この筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な
窓部と、筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、
窓部を通して車両前方に光を照射する送光手段と、光が
車両前方の障害物に反射して窓部を通って筐体の内部に
入射した反射光を受光する受光手段と、送光手段が光を
送光してから受光手段が反射光を受光するまでの伝播遅
延時間に基づき障害物までの距離を演算する距離演算手
段とを備えた車両用光レーダ装置の結露防止方法であっ
て、筐体の車両前方の部位の温度を窓部に比し低くする
ことにより、筐体に結露せしめて窓部の結露を防止する
ものである。
の結露防止方法は、内部に収納部を有する箱状の筐体
と、この筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な
窓部と、筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、
窓部を通して車両前方に光を照射する送光手段と、光が
車両前方の障害物に反射して窓部を通って筐体の内部に
入射した反射光を受光する受光手段と、送光手段が光を
送光してから受光手段が反射光を受光するまでの伝播遅
延時間に基づき障害物までの距離を演算する距離演算手
段とを備えた車両用光レーダ装置の結露防止方法であっ
て、筐体の車両前方の部位の温度を窓部に比し低くする
ことにより、筐体に結露せしめて窓部の結露を防止する
ものである。
【0013】
実施の形態1.図1は実施の形態1の車両用光レーダ装
置を示す断面図、図2は図1中のII−II矢視断面図であ
る。図1において、図示左側が車両前方であって、装置
前面は図示左側となっている。図において、1はリアカ
バー、2はアルミ製のケース、3はアルミ製のフロント
カバーである。リアカバー1とケース2との間にはパッ
キン4が介装されている。ケース2とフロントカバー3
との間にはパッキン5が介装されている。リアカバー
1、ケース2及びフロントカバー3は、箱状の筐体を構
成している。フロントカバー3は、筐体の車両前方の部
位を構成している。リアカバー1、ケース2及びフロン
トカバー3で構成される装置の外壁は箱状であり、パッ
キン4、5により気密構造に構成されている。
置を示す断面図、図2は図1中のII−II矢視断面図であ
る。図1において、図示左側が車両前方であって、装置
前面は図示左側となっている。図において、1はリアカ
バー、2はアルミ製のケース、3はアルミ製のフロント
カバーである。リアカバー1とケース2との間にはパッ
キン4が介装されている。ケース2とフロントカバー3
との間にはパッキン5が介装されている。リアカバー
1、ケース2及びフロントカバー3は、箱状の筐体を構
成している。フロントカバー3は、筐体の車両前方の部
位を構成している。リアカバー1、ケース2及びフロン
トカバー3で構成される装置の外壁は箱状であり、パッ
キン4、5により気密構造に構成されている。
【0014】フロントカバー3には、熱交換の効率を向
上させるためのフィン3a、3bが一体的に形成されて
いる。6、7はフロントカバーに設けられた窓部を構成
するガラスで、6は装置内部で発生する光であるレーザ
ビームを通過させるガラス、7はそのレーザビームが障
害物としての対象物に反射された反射レーザビームが入
射するガラスである。8はガラス7の内側に設けられた
フィルタで、このフィルタは可視光の通過を阻止し対象
物からの反射レーザビームのみが入射できるようになっ
ている。これらのガラス6、7及びフィルタ8は、その
内側に配設されたプレート9によりフロントカバー3の
内壁に押圧されている。また、ガラス6の内壁には、パ
ッキン5を介してプレート9で押圧された熱伝導体とし
てのプレート10の一端部が面接触している。
上させるためのフィン3a、3bが一体的に形成されて
いる。6、7はフロントカバーに設けられた窓部を構成
するガラスで、6は装置内部で発生する光であるレーザ
ビームを通過させるガラス、7はそのレーザビームが障
害物としての対象物に反射された反射レーザビームが入
射するガラスである。8はガラス7の内側に設けられた
フィルタで、このフィルタは可視光の通過を阻止し対象
物からの反射レーザビームのみが入射できるようになっ
ている。これらのガラス6、7及びフィルタ8は、その
内側に配設されたプレート9によりフロントカバー3の
内壁に押圧されている。また、ガラス6の内壁には、パ
ッキン5を介してプレート9で押圧された熱伝導体とし
てのプレート10の一端部が面接触している。
【0015】11は制御用電子素子が実装されたメイン
基板でサポートを介してリアカバー1に取り付けられて
いる。12はメイン基板10に取り付けられた発光源と
しての発光素子で、レーザダイオードで構成されてい
る。13は発光素子12から照射されたレーザビームを
所定のビーム広がり角に調整するレンズ13aを有する
レンズアセンブリである。14はレンズアセンブリ13
から照射されたレーザビームを90°反射する反射ミラ
ーとしての固定ミラーアセンブリで、固定ミラーアセン
ブリ14は、L字状に折り曲げられた取付板14aの面
にミラー14bが取り付けられている。この固定ミラー
アセンブリ14は、発光素子12からのレーザビームの
光路中にミラー14bが存在するように配設されてい
る。15はミラー14bにより反射されたレーザビーム
を更に反射して該レーザビームを装置前方に照射する送
光ミラーで、送光ミラー15により反射されたレーザビ
ームはガラス6を通って装置外部に照射される。
基板でサポートを介してリアカバー1に取り付けられて
いる。12はメイン基板10に取り付けられた発光源と
しての発光素子で、レーザダイオードで構成されてい
る。13は発光素子12から照射されたレーザビームを
所定のビーム広がり角に調整するレンズ13aを有する
レンズアセンブリである。14はレンズアセンブリ13
から照射されたレーザビームを90°反射する反射ミラ
ーとしての固定ミラーアセンブリで、固定ミラーアセン
ブリ14は、L字状に折り曲げられた取付板14aの面
にミラー14bが取り付けられている。この固定ミラー
アセンブリ14は、発光素子12からのレーザビームの
光路中にミラー14bが存在するように配設されてい
る。15はミラー14bにより反射されたレーザビーム
を更に反射して該レーザビームを装置前方に照射する送
光ミラーで、送光ミラー15により反射されたレーザビ
ームはガラス6を通って装置外部に照射される。
【0016】16は図示しない対象物で反射されガラス
7を通って装置内部に入射した反射レーザビームを反射
する受光ミラー、17は受光ミラー16で向きを変えら
れた反射レーザビームを受けて集光する受光レンズ、1
8は受光レンズ17の焦点位置に配設された受光素子
で、受光基板19に実装されている。20は金属で構成
されるケースで、受光素子18を覆うように受光基板1
9に取り付けられている。前出の受光レンズ17はケー
ス20の一端面側にプレート21により固着されてお
り、これにより受光素子18との距離が所定距離になる
よう保たれている。また、ケース20は、受光基板19
に実装された電子素子を電磁波ノイズから保護するシー
ルドとしても機能している。
7を通って装置内部に入射した反射レーザビームを反射
する受光ミラー、17は受光ミラー16で向きを変えら
れた反射レーザビームを受けて集光する受光レンズ、1
8は受光レンズ17の焦点位置に配設された受光素子
で、受光基板19に実装されている。20は金属で構成
されるケースで、受光素子18を覆うように受光基板1
9に取り付けられている。前出の受光レンズ17はケー
ス20の一端面側にプレート21により固着されてお
り、これにより受光素子18との距離が所定距離になる
よう保たれている。また、ケース20は、受光基板19
に実装された電子素子を電磁波ノイズから保護するシー
ルドとしても機能している。
【0017】22はL字状に90°折り曲がったモール
ド品及び板材からなる揺動体で、L字状に曲げられた各
々の面に送光ミラー15、受光ミラー16が取り付けら
れている。この揺動体22は、支点23を軸として回動
可能に保持されていると共に弦巻バネで構成されるスプ
リング24により一方向に付勢されている。25は揺動
体22に設けられた従動子である。従動子25は、カム
26に所定の形状を持って形成されたカム面26aに沿
って摺動可能に構成されている。更にカム26は所定周
期で所定角度だけ回転するパルスモータ27の駆動軸に
固設されており、パルスモータ27の回転に伴って回転
する。このパルスモータ27は、メイン基板11に包含
されるパルスモータ駆動手段により駆動される。従っ
て、パルスモータ27の回転はカム26、カム面26
a、従動子25を介して揺動体22に伝達される。揺動
体22はこの力を受け、支点23を軸にして回動する。
28は位置センサで、揺動体22の揺動位置を検出す
る。
ド品及び板材からなる揺動体で、L字状に曲げられた各
々の面に送光ミラー15、受光ミラー16が取り付けら
れている。この揺動体22は、支点23を軸として回動
可能に保持されていると共に弦巻バネで構成されるスプ
リング24により一方向に付勢されている。25は揺動
体22に設けられた従動子である。従動子25は、カム
26に所定の形状を持って形成されたカム面26aに沿
って摺動可能に構成されている。更にカム26は所定周
期で所定角度だけ回転するパルスモータ27の駆動軸に
固設されており、パルスモータ27の回転に伴って回転
する。このパルスモータ27は、メイン基板11に包含
されるパルスモータ駆動手段により駆動される。従っ
て、パルスモータ27の回転はカム26、カム面26
a、従動子25を介して揺動体22に伝達される。揺動
体22はこの力を受け、支点23を軸にして回動する。
28は位置センサで、揺動体22の揺動位置を検出す
る。
【0018】次にこのように構成された車両用光レーダ
装置の動作について説明する。図3は、車両用光レーダ
装置の動作を説明する説明図である。発光素子12は、
メイン基板11に実装された電子制御素子からの送光信
号に応じて発光する。このレーザビームはレンズ13a
により所定の範囲の光束となるように絞られる。レンズ
13aで絞られたレーザビームは、ミラー14aで90
°反射される。反射されたレーザビームは、送光ミラー
15に向かい、送光ミラー15で更に反射されて装置前
方の所定の方向に照射される。このときレーザビームは
ガラス6を通って装置外部に照射される。所定の方向
は、揺動体22のそのときの揺動位置によって決定され
る。揺動体22は、パルスモータ27の駆動軸の一回転
に対し、レーザビームの照射方向が図示一点鎖線から図
示二点鎖線の間を一往復するように揺動されている。
装置の動作について説明する。図3は、車両用光レーダ
装置の動作を説明する説明図である。発光素子12は、
メイン基板11に実装された電子制御素子からの送光信
号に応じて発光する。このレーザビームはレンズ13a
により所定の範囲の光束となるように絞られる。レンズ
13aで絞られたレーザビームは、ミラー14aで90
°反射される。反射されたレーザビームは、送光ミラー
15に向かい、送光ミラー15で更に反射されて装置前
方の所定の方向に照射される。このときレーザビームは
ガラス6を通って装置外部に照射される。所定の方向
は、揺動体22のそのときの揺動位置によって決定され
る。揺動体22は、パルスモータ27の駆動軸の一回転
に対し、レーザビームの照射方向が図示一点鎖線から図
示二点鎖線の間を一往復するように揺動されている。
【0019】所定の方向に照射されたレーザビームは、
その方向に対象物があれば反射され、その反射レーザビ
ームの一部が装置に向かって返ってくる。装置に向かっ
て返ってくる反射レーザビームは、照射レーザビームと
ほぼ並行になっている。反射レーザビームは、ガラス
7、フィルタ8を通って装置内部に入射し、受光ミラー
16により方向を変えられる。受光ミラー16は、送光
ミラー15と90°離間して配設されていると共に、送
光ミラー16と同期して揺動されている。従って、照射
レーザビームとほぼ平行な反射レーザビームは、受光ミ
ラー16により受光レンズ17の面にほぼ直角な光にな
るよう反射される。これにより対象物からの反射レーザ
ビームは、受光レンズ17の焦点位置に常に効率よく集
光される。このため、受光素子18は安定した受光信号
を出力することが可能となる。ここで、レンズ13a、
反射ミラー14b及び送光ミラー15は送光手段を構成
している。また、受光ミラー16、受光レンズ17及び
受光素子18は受光手段を構成している。
その方向に対象物があれば反射され、その反射レーザビ
ームの一部が装置に向かって返ってくる。装置に向かっ
て返ってくる反射レーザビームは、照射レーザビームと
ほぼ並行になっている。反射レーザビームは、ガラス
7、フィルタ8を通って装置内部に入射し、受光ミラー
16により方向を変えられる。受光ミラー16は、送光
ミラー15と90°離間して配設されていると共に、送
光ミラー16と同期して揺動されている。従って、照射
レーザビームとほぼ平行な反射レーザビームは、受光ミ
ラー16により受光レンズ17の面にほぼ直角な光にな
るよう反射される。これにより対象物からの反射レーザ
ビームは、受光レンズ17の焦点位置に常に効率よく集
光される。このため、受光素子18は安定した受光信号
を出力することが可能となる。ここで、レンズ13a、
反射ミラー14b及び送光ミラー15は送光手段を構成
している。また、受光ミラー16、受光レンズ17及び
受光素子18は受光手段を構成している。
【0020】受光基板19とメイン基板11とは電気的
に接続されている。受光基板19は自車両と対象物との
距離を演算する距離演算手段を包含している。距離演算
手段では、メイン基板11で送光信号が発生した時点か
ら受光素子18が受光信号を出力する時点までの伝播遅
延時間を計測し、この伝播遅延時間に基づいて対象物ま
での距離を演算する。一方、メイン基板11には、検出
した対象物の存在する方向を演算する方向演算手段が包
含されている。方向演算手段では、パルスモータ駆動手
段から出力された駆動信号及び位置センサ28からの信
号に基づき揺動体22の揺動位置を演算し、その揺動位
置に基づいて対象物の方向を知る。
に接続されている。受光基板19は自車両と対象物との
距離を演算する距離演算手段を包含している。距離演算
手段では、メイン基板11で送光信号が発生した時点か
ら受光素子18が受光信号を出力する時点までの伝播遅
延時間を計測し、この伝播遅延時間に基づいて対象物ま
での距離を演算する。一方、メイン基板11には、検出
した対象物の存在する方向を演算する方向演算手段が包
含されている。方向演算手段では、パルスモータ駆動手
段から出力された駆動信号及び位置センサ28からの信
号に基づき揺動体22の揺動位置を演算し、その揺動位
置に基づいて対象物の方向を知る。
【0021】距離演算手段及び方向演算手段により得ら
れた対象物までの距離及び方向の情報は、図2に示すメ
イン基板11に電気的に接続された信号線29を介して
装置外部に送られ、種々の制御に利用される。また、信
号線29はリアカバー1に設けられた穴を介して装置内
外に連通していると共に、該穴にはパッキン30が介装
されて装置の気密構造を保っている。
れた対象物までの距離及び方向の情報は、図2に示すメ
イン基板11に電気的に接続された信号線29を介して
装置外部に送られ、種々の制御に利用される。また、信
号線29はリアカバー1に設けられた穴を介して装置内
外に連通していると共に、該穴にはパッキン30が介装
されて装置の気密構造を保っている。
【0022】このような車両用光レーダ装置は、車両外
部に、装置前面が車両前方を向くように設置される。車
速が上昇するに従って車両用光レーダ装置が受ける走行
風の風量が大きくなり、これは特に装置前面のフロント
カバー3及びガラス6、7を冷却する。このときフロン
トカバー3はアルミ製とすることで熱交換の効率を上げ
られている。よって、アルミ製のフロントカバー3の熱
伝導率とガラス6、7の熱伝導率との差により、アルミ
製のフロントカバー3に一体的に設けられたフィン3
a、3bの方が早く冷却される。このため、フィン3
a、3bの温度は、ガラス6、7の内壁の温度よりも低
くなり、その結果、フィン3a、3bの方がガラス6、
7よりも先に露点温度に達する。また、フロントカバー
3はフィン3a、3bを設けることにより、装置内部の
空気との接触面積が大きくなっている。これは装置内部
の空気中に含まれる水分をフィン3a、3bに早く結露
させる働きを持っている。このため、装置内部の空気に
含まれる水分はフィン3a及び3bにおいて結露し、結
果としてガラス6、7では結露が生じない。
部に、装置前面が車両前方を向くように設置される。車
速が上昇するに従って車両用光レーダ装置が受ける走行
風の風量が大きくなり、これは特に装置前面のフロント
カバー3及びガラス6、7を冷却する。このときフロン
トカバー3はアルミ製とすることで熱交換の効率を上げ
られている。よって、アルミ製のフロントカバー3の熱
伝導率とガラス6、7の熱伝導率との差により、アルミ
製のフロントカバー3に一体的に設けられたフィン3
a、3bの方が早く冷却される。このため、フィン3
a、3bの温度は、ガラス6、7の内壁の温度よりも低
くなり、その結果、フィン3a、3bの方がガラス6、
7よりも先に露点温度に達する。また、フロントカバー
3はフィン3a、3bを設けることにより、装置内部の
空気との接触面積が大きくなっている。これは装置内部
の空気中に含まれる水分をフィン3a、3bに早く結露
させる働きを持っている。このため、装置内部の空気に
含まれる水分はフィン3a及び3bにおいて結露し、結
果としてガラス6、7では結露が生じない。
【0023】従って、実施の形態1によれば、フロント
カバー3にフィン3a及び3bを一体的に設けるという
簡単な構成で、ガラス6、7の結露を防止できる。ま
た、この構成は長期間の使用においてもその機能が失わ
れることがないので装置の信頼性を向上させることがで
きる。
カバー3にフィン3a及び3bを一体的に設けるという
簡単な構成で、ガラス6、7の結露を防止できる。ま
た、この構成は長期間の使用においてもその機能が失わ
れることがないので装置の信頼性を向上させることがで
きる。
【0024】また、実施の形態1によれば、走行風を装
置が受けた際に、フロントカバー3の温度がガラス6、
7よりも低くなるようにすれば、ガラス6、7の結露を
防止できるという結露防止方法が教示される。
置が受けた際に、フロントカバー3の温度がガラス6、
7よりも低くなるようにすれば、ガラス6、7の結露を
防止できるという結露防止方法が教示される。
【0025】また、上述したようにガラス6の内壁に
は、プレート10の一端部が面接触で当接している。更
に、プレート10の他端部は、車両用光レーダ装置内部
の熱源の近傍に配設されており、該熱源からの熱をガラ
ス6に伝えている。この熱源は、特別に用意するもので
はなく、装置内部に存在する発熱体、例えばパルスモー
タ27などである。この場合、ガラス6は、プレート1
0を介してパルスモータ27から放射される熱を受ける
ことになり、フロントカバー3に比し温度が高くなる。
このため、フロントカバー3の方がガラス6よりも先に
露点温度に達し、装置内部の水分はフロントカバー3で
結露する。
は、プレート10の一端部が面接触で当接している。更
に、プレート10の他端部は、車両用光レーダ装置内部
の熱源の近傍に配設されており、該熱源からの熱をガラ
ス6に伝えている。この熱源は、特別に用意するもので
はなく、装置内部に存在する発熱体、例えばパルスモー
タ27などである。この場合、ガラス6は、プレート1
0を介してパルスモータ27から放射される熱を受ける
ことになり、フロントカバー3に比し温度が高くなる。
このため、フロントカバー3の方がガラス6よりも先に
露点温度に達し、装置内部の水分はフロントカバー3で
結露する。
【0026】尚、実施の形態1ではプレート10はガラ
ス6にその一端部が当接している旨説明したが、ガラス
7にも当接して良い。このような構成によれば、特別に
熱源を設けなくともガラス6、7を暖めることができ、
これによりガラス6、7の結露を防止することができ
る。また、この構成によれば、ガラスに6、7への蒸着
工程も必要なく簡単且つ安価に製造できる。
ス6にその一端部が当接している旨説明したが、ガラス
7にも当接して良い。このような構成によれば、特別に
熱源を設けなくともガラス6、7を暖めることができ、
これによりガラス6、7の結露を防止することができ
る。また、この構成によれば、ガラスに6、7への蒸着
工程も必要なく簡単且つ安価に製造できる。
【0027】また、実施の形態1では、距離演算手段及
び方向演算手段が装置内部にある例について説明した
が、これらは装置外部にあっても良い。その場合、距離
演算手段及び方向演算手段における演算で必要な信号
は、信号線29により取り出せばよい。
び方向演算手段が装置内部にある例について説明した
が、これらは装置外部にあっても良い。その場合、距離
演算手段及び方向演算手段における演算で必要な信号
は、信号線29により取り出せばよい。
【0028】また、実施の形態1では箱状の筐体として
直方体のものを示したが、これに限らず、箱状の筐体の
形状はどのようなものであってもよい。球状でも良い。
即ち、箱状とは、形状を示すものではなく、内部に収納
部を有するという機能を指すものである。
直方体のものを示したが、これに限らず、箱状の筐体の
形状はどのようなものであってもよい。球状でも良い。
即ち、箱状とは、形状を示すものではなく、内部に収納
部を有するという機能を指すものである。
【0029】更に、実施の形態1ではミラーを揺動して
対象物の方向も演算するものについて説明したが、対象
物の方向を演算せず、単に対象物の有無と距離を演算す
る車両用光レーダ装置の場合は、ミラーを揺動する機構
及び方向演算手段などを省略することができる。
対象物の方向も演算するものについて説明したが、対象
物の方向を演算せず、単に対象物の有無と距離を演算す
る車両用光レーダ装置の場合は、ミラーを揺動する機構
及び方向演算手段などを省略することができる。
【0030】実施の形態2.図4は、実施の形態2を示
す部分断面図である。図において、31は熱伝導体とし
てのプレートで、一端部が発熱体32と固着されている
と共に、他端部がガラス6の内壁にパッキン5を介して
プレート9で押圧され面接触している。32は電力を供
給されて熱を発生するヒータとしての発熱体である。
す部分断面図である。図において、31は熱伝導体とし
てのプレートで、一端部が発熱体32と固着されている
と共に、他端部がガラス6の内壁にパッキン5を介して
プレート9で押圧され面接触している。32は電力を供
給されて熱を発生するヒータとしての発熱体である。
【0031】図4のように構成したものにおいて発熱体
32に電力が供給されると、その熱はプレート32を介
してガラス6の内壁に伝えられ、ガラス6の温度を上昇
させる。このため、同じ量の走行風を受けても、フロン
トカバー3はガラス6の温度よりも低くなり、ガラス6
よりも先に露点温度に達する。これにより装置内部の水
分はフロントカバー3で結露し、ガラス6では結露が生
じない。
32に電力が供給されると、その熱はプレート32を介
してガラス6の内壁に伝えられ、ガラス6の温度を上昇
させる。このため、同じ量の走行風を受けても、フロン
トカバー3はガラス6の温度よりも低くなり、ガラス6
よりも先に露点温度に達する。これにより装置内部の水
分はフロントカバー3で結露し、ガラス6では結露が生
じない。
【0032】しかしながら、発熱体32に、常に、電力
供給するようなものでは、電力の消耗が大きくなりすぎ
る。そこで、実施の形態2では、発熱体32への電力供
給をコントロールして、ガラス6での結露防止及び消費
電力の軽減を同時に実現している。
供給するようなものでは、電力の消耗が大きくなりすぎ
る。そこで、実施の形態2では、発熱体32への電力供
給をコントロールして、ガラス6での結露防止及び消費
電力の軽減を同時に実現している。
【0033】実施の形態2は、ガラス6に結露が生じる
雰囲気であるか否かを判定し、結露が生じる雰囲気であ
れば発熱体32に電力を供給するというものである。ガ
ラス6に結露が生じる雰囲気とは、車両用光レーダ装置
の前面が急激に冷却される場合である。そのような雰囲
気の例としては、デフォッガスイッチがオンしている場
合である。デフォッガスイッチがオンしているというこ
とは車両の窓ガラスが曇っている状態であり、このよう
な状態においては車両用光レーダ装置のガラス6も曇り
が生じる可能性が高い。また、他の雰囲気の例として
は、雪、雨あるいは霧がある。雪あるいは雨が降ってい
ることはワイパスイッチのオンで検出できる。霧が生じ
ていることはフォグライトスイッチのオンで検出でき
る。よって、これらのスイッチがオンしたことを検出し
て発熱体32に電力を供給すればよい。また、上述の雰
囲気でなくても、車両が走行を開始すれば車両用光レー
ダ装置の前面は走行風を受けることになり、車速が大き
いほど急激に冷却される。つまり、車両の走行によって
もガラス6に結露が生じる雰囲気となる。従って、車速
が所定値以上になったときにも発熱体32に電力を供給
すべきである。ところで、ここで、車速が所定値以上に
なれば、必ずしも車両用光レーダ装置の温度が露点温度
まで冷却されるものではないことに注意しなければなら
ない。即ち、車両用光レーダ装置は、車速が同じであっ
ても外気の雰囲気温度が低い冬季あるいは夜間の場合
は、外気の雰囲気温度が高い夏季あるいは昼間に比し、
装置の温度が低くなる。即ち、装置の温度は、外気の雰
囲気温度にも影響される。そこで、実施の形態2では、
車速の所定値として2種類用意した。具体的には、外気
の雰囲気温度が所定値よりも低い状態にあるときに対応
する所定値SP1、外気の雰囲気温度が所定値以上の高
い状態にあるときに対応する所定値SP2である。
雰囲気であるか否かを判定し、結露が生じる雰囲気であ
れば発熱体32に電力を供給するというものである。ガ
ラス6に結露が生じる雰囲気とは、車両用光レーダ装置
の前面が急激に冷却される場合である。そのような雰囲
気の例としては、デフォッガスイッチがオンしている場
合である。デフォッガスイッチがオンしているというこ
とは車両の窓ガラスが曇っている状態であり、このよう
な状態においては車両用光レーダ装置のガラス6も曇り
が生じる可能性が高い。また、他の雰囲気の例として
は、雪、雨あるいは霧がある。雪あるいは雨が降ってい
ることはワイパスイッチのオンで検出できる。霧が生じ
ていることはフォグライトスイッチのオンで検出でき
る。よって、これらのスイッチがオンしたことを検出し
て発熱体32に電力を供給すればよい。また、上述の雰
囲気でなくても、車両が走行を開始すれば車両用光レー
ダ装置の前面は走行風を受けることになり、車速が大き
いほど急激に冷却される。つまり、車両の走行によって
もガラス6に結露が生じる雰囲気となる。従って、車速
が所定値以上になったときにも発熱体32に電力を供給
すべきである。ところで、ここで、車速が所定値以上に
なれば、必ずしも車両用光レーダ装置の温度が露点温度
まで冷却されるものではないことに注意しなければなら
ない。即ち、車両用光レーダ装置は、車速が同じであっ
ても外気の雰囲気温度が低い冬季あるいは夜間の場合
は、外気の雰囲気温度が高い夏季あるいは昼間に比し、
装置の温度が低くなる。即ち、装置の温度は、外気の雰
囲気温度にも影響される。そこで、実施の形態2では、
車速の所定値として2種類用意した。具体的には、外気
の雰囲気温度が所定値よりも低い状態にあるときに対応
する所定値SP1、外気の雰囲気温度が所定値以上の高
い状態にあるときに対応する所定値SP2である。
【0034】図5は、実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。このフローチャートは所定期間毎に起
動される。所定期間とは、例えば、所定時間毎あるいは
所定走行距離毎など、その設定は自由である。もしく
は、このフローチャートの処理がエンドまで進むとスタ
ートに戻すようにして常に繰り返して演算しても良い。
ステップ1では、車両の窓ガラスが曇っているか否かを
判定する。これはデフォッガスイッチがオンしていれば
曇っていると判定される。窓ガラスが曇っている場合
は、車両用光レーダ装置のガラス6も曇りが生じる可能
性が高いのでステップ2に進んで発熱体32に電力を供
給する。ステップ3では雨あるいは雪が降っているか否
かを判定する。このときワイパスイッチがオンであれ
ば、雨もしくは雪が降っていると判定してステップ2に
進み発熱体32に電力を供給する。雨もしくは雪が降っ
ていないと判定した場合にはステップ4に進み霧が生じ
ているか否かを判定する。ここでフォグライトスイッチ
がオンであれば霧が生じていると判定してステップ2に
進み発熱体32に電力を供給する。
チャートである。このフローチャートは所定期間毎に起
動される。所定期間とは、例えば、所定時間毎あるいは
所定走行距離毎など、その設定は自由である。もしく
は、このフローチャートの処理がエンドまで進むとスタ
ートに戻すようにして常に繰り返して演算しても良い。
ステップ1では、車両の窓ガラスが曇っているか否かを
判定する。これはデフォッガスイッチがオンしていれば
曇っていると判定される。窓ガラスが曇っている場合
は、車両用光レーダ装置のガラス6も曇りが生じる可能
性が高いのでステップ2に進んで発熱体32に電力を供
給する。ステップ3では雨あるいは雪が降っているか否
かを判定する。このときワイパスイッチがオンであれ
ば、雨もしくは雪が降っていると判定してステップ2に
進み発熱体32に電力を供給する。雨もしくは雪が降っ
ていないと判定した場合にはステップ4に進み霧が生じ
ているか否かを判定する。ここでフォグライトスイッチ
がオンであれば霧が生じていると判定してステップ2に
進み発熱体32に電力を供給する。
【0035】霧が生じていないと判定された場合はステ
ップ5に進み、車両用光レーダ装置の外気の雰囲気温度
が所定値より低いか否かを判定する。この判定は、例え
ば走行中におけるエアコン用の外気温センサを利用す
る。または、長時間停止していた機関の再始動時の冷却
水温を車載されている水温センサで検出し判定するよう
にしても良いし、ヘッドライトスイッチが投入されてい
るか否かにより判定するようにしても良い。
ップ5に進み、車両用光レーダ装置の外気の雰囲気温度
が所定値より低いか否かを判定する。この判定は、例え
ば走行中におけるエアコン用の外気温センサを利用す
る。または、長時間停止していた機関の再始動時の冷却
水温を車載されている水温センサで検出し判定するよう
にしても良いし、ヘッドライトスイッチが投入されてい
るか否かにより判定するようにしても良い。
【0036】外気の雰囲気温度が所定値よりも低いと判
定された場合はステップ6に進む。この場合ステップ6
では、外気の雰囲気温度が所定値よりも低い状態に対応
した所定値SP1と実際の車速とが比較される。実際の
車速が所定値SP1以上であれば、ステップ7に進み発
熱体32に電力が供給される。実際の車速が所定値SP
1よりも小さいときは、ステップ8に進み発熱体32へ
の電力供給を禁止する。ステップ5にて、外気の雰囲気
温度が所定値以上であると判定された場合は、ステップ
9に進む。ステップ9では、外気の雰囲気温度が所定値
以上の状態に対応した所定値SP2と実際の車速とが比
較される。実際の車速が所定値SP2以上であればステ
ップ10に進み、発熱体32に電力が供給される。実際
の車速が所定値SP2よりも小さいときは、ステップ1
1に進み発熱体32への電力供給を禁止する。なお、図
5のフローチャートは、雰囲気判定手段を構成してい
る。
定された場合はステップ6に進む。この場合ステップ6
では、外気の雰囲気温度が所定値よりも低い状態に対応
した所定値SP1と実際の車速とが比較される。実際の
車速が所定値SP1以上であれば、ステップ7に進み発
熱体32に電力が供給される。実際の車速が所定値SP
1よりも小さいときは、ステップ8に進み発熱体32へ
の電力供給を禁止する。ステップ5にて、外気の雰囲気
温度が所定値以上であると判定された場合は、ステップ
9に進む。ステップ9では、外気の雰囲気温度が所定値
以上の状態に対応した所定値SP2と実際の車速とが比
較される。実際の車速が所定値SP2以上であればステ
ップ10に進み、発熱体32に電力が供給される。実際
の車速が所定値SP2よりも小さいときは、ステップ1
1に進み発熱体32への電力供給を禁止する。なお、図
5のフローチャートは、雰囲気判定手段を構成してい
る。
【0037】以上のように実施の形態2によれば、車両
用光レーダ装置の雰囲気をきめ細かく判定して必要なと
きだけ発熱体32へ電力供給するよう制御しているの
で、ガラス6の結露を防止できると共に電力消費を軽減
することができる。
用光レーダ装置の雰囲気をきめ細かく判定して必要なと
きだけ発熱体32へ電力供給するよう制御しているの
で、ガラス6の結露を防止できると共に電力消費を軽減
することができる。
【0038】また、ガラスの曇り、雪、雨、霧、及び外
気の雰囲気温度の高低の判定には全て車両に既存のもの
を使用したので新たにセンサ類を付加する必要がない。
気の雰囲気温度の高低の判定には全て車両に既存のもの
を使用したので新たにセンサ類を付加する必要がない。
【0039】また、ガラス6への蒸着工程が不要である
ので簡単、且つ安価に製造できる。
ので簡単、且つ安価に製造できる。
【0040】更に、ガラス6に発熱体32を直接接触さ
せるわけではないので、プレート31の形状を変えるこ
とにより発熱体32を車両用光レーダ装置内の空いたス
ペースに配置するなど自由な位置に配置することが可能
となる。よって、機構設計が簡単となり、また、発熱体
32への配線の取り回しの自由度もあがる。
せるわけではないので、プレート31の形状を変えるこ
とにより発熱体32を車両用光レーダ装置内の空いたス
ペースに配置するなど自由な位置に配置することが可能
となる。よって、機構設計が簡単となり、また、発熱体
32への配線の取り回しの自由度もあがる。
【0041】なお、実施の形態2ではガラス6について
述べたが、ガラス7にも同様に適用することができる。
述べたが、ガラス7にも同様に適用することができる。
【図1】 実施の形態1を示す断面図である。
【図2】 図1におけるII−II断面図である。
【図3】 車両用光レーダ装置の動作を説明する説明図
である。
である。
【図4】 実施の形態2を示す部分断面図である。
【図5】 実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
1:リアカバー、2:ケース、3:フロントカバー、
4、5:パッキン、6、7:ガラス、8:フィルタ、
9:プレート、10:プレート、11:メイン基板、1
2:発光素子、13:レンズアセンブリ、14:固定ミ
ラーアセンブリ、15:走行ミラー、16:受光ミラ
ー、17:受光レンズ、18:受光素子、19:受光基
板、20:ケース、21:プレート、22:揺動体、2
3:支点、24:スプリング、25:従動子、26:カ
ム、27:パルスモータ、28:位置センサ、29:信
号線、30:パッキン、31:プレート、32:発熱体
4、5:パッキン、6、7:ガラス、8:フィルタ、
9:プレート、10:プレート、11:メイン基板、1
2:発光素子、13:レンズアセンブリ、14:固定ミ
ラーアセンブリ、15:走行ミラー、16:受光ミラ
ー、17:受光レンズ、18:受光素子、19:受光基
板、20:ケース、21:プレート、22:揺動体、2
3:支点、24:スプリング、25:従動子、26:カ
ム、27:パルスモータ、28:位置センサ、29:信
号線、30:パッキン、31:プレート、32:発熱体
Claims (6)
- 【請求項1】 内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部
と、前記筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、
前記窓部を通して車両前方に前記光を照射する送光手段
と、前記光が車両前方の障害物に反射して前記窓部を通
って前記筐体の内部に入射した反射光を受光する受光手
段と、前記送光手段が前記光を送光してから前記受光手
段が前記反射光を受光するまでの伝播遅延時間に基づき
前記障害物までの距離を演算する距離演算手段とを備
え、前記筐体の車両前方の部位の熱交換の効率を前記窓
部に比し大きくしたことを特徴とする車両用光レーダ装
置。 - 【請求項2】 内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部
と、前記筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、
前記窓部を通して車両前方に前記光を照射する送光手段
と、前記光が車両前方の障害物に反射して前記窓部を通
って前記筐体の内部に入射した反射光を受光する受光手
段と、前記送光手段が前記光を送光してから前記受光手
段が前記反射光を受光するまでの伝播遅延時間に基づき
前記障害物までの距離を演算する距離演算手段と、一端
部に熱源からの熱を受けると共に他端部が前記窓部の内
壁に接し前記熱を前記窓部の内壁に伝える熱伝導体とを
備えたことを特徴とする車両用光レーダ装置。 - 【請求項3】 前記熱源は前記筐体の内部に収納された
発熱源であって、前記熱伝導体の一端部は前記発熱体の
近傍に配設されたことを特徴とする請求項2に記載の車
両用光レーダ装置。 - 【請求項4】 前記熱伝導体の一端部に当接された前記
熱源としてのヒータと、車両周辺の雰囲気が前記窓部に
結露が生じる雰囲気であるか否か判定する雰囲気判定手
段とを有し、前記雰囲気判定手段が前記窓部に結露が生
じる雰囲気であると判定したとき前記ヒータに電力を供
給することを特徴とする請求項2に記載の車両用光レー
ダ装置。 - 【請求項5】 前記雰囲気判定手段は、車速が所定値以
上になったとき、ワイパ駆動指令、フォグライト点灯指
令あるいはデフォッガ駆動指令が出されたとき前記窓部
に結露が生じる雰囲気であると判定することを特徴とす
る請求項4に記載の車両用光レーダ装置。 - 【請求項6】 内部に収納部を有する箱状の筐体と、こ
の筐体の車両前方の部位に設けられた透光可能な窓部
と、前記筐体の内部に収納され光を発生する発光源と、
前記窓部を通して車両前方に前記光を照射する送光手段
と、前記光が車両前方の障害物に反射して前記窓部を通
って前記筐体の内部に入射した反射光を受光する受光手
段と、前記送光手段が前記光を送光してから前記受光手
段が前記反射光を受光するまでの伝播遅延時間に基づき
前記障害物までの距離を演算する距離演算手段とを備え
た車両用光レーダ装置の結露防止方法であって、前記筐
体の車両前方の部位の温度を前記窓部に比し低くするこ
とにより、前記筐体に結露せしめて前記窓部の結露を防
止することを特徴とする車両用光レーダ装置の結露防止
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27562495A JP3209668B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 車両用光レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27562495A JP3209668B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 車両用光レーダ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119978A true JPH09119978A (ja) | 1997-05-06 |
| JP3209668B2 JP3209668B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=17558054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27562495A Expired - Fee Related JP3209668B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 車両用光レーダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3209668B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101426795B1 (ko) * | 2010-09-13 | 2014-08-13 | 주식회사 만도 | 차선이탈 방지 시스템의 김서림 방지 시스템 및 방법 |
| JP2020038154A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 株式会社デンソー | 測距装置 |
| JP2021124496A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 株式会社デンソー | Lidar装置 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP27562495A patent/JP3209668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101426795B1 (ko) * | 2010-09-13 | 2014-08-13 | 주식회사 만도 | 차선이탈 방지 시스템의 김서림 방지 시스템 및 방법 |
| JP2020038154A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 株式会社デンソー | 測距装置 |
| WO2020050218A1 (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 株式会社デンソー | 測距装置 |
| US12235395B2 (en) | 2018-09-05 | 2025-02-25 | Denso Corporation | Distance measuring device |
| JP2021124496A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 株式会社デンソー | Lidar装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3209668B2 (ja) | 2001-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010619 |
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