JPH09120584A - 光ディスク、光ディスク記録再生装置、光ディスク記録再生方法、光ディスク形成装置、および光ディスク形成方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスク記録再生装置、光ディスク記録再生方法、光ディスク形成装置、および光ディスク形成方法

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JPH09120584A
JPH09120584A JP7275986A JP27598695A JPH09120584A JP H09120584 A JPH09120584 A JP H09120584A JP 7275986 A JP7275986 A JP 7275986A JP 27598695 A JP27598695 A JP 27598695A JP H09120584 A JPH09120584 A JP H09120584A
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optical disc
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JP7275986A
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Shoei Kobayashi
昭栄 小林
Ritsu Takeda
立 武田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリグルーブおよびランドの双方にデータを
記録する光ディスクに対して、データを連続的に記録も
しくは再生できるようにする。 【解決手段】 プリグルーブ2およびランド3を交互に
配置することによりトラックを構成し、また、プリグル
ーブ2の一方の壁面にウォブリングによりアドレス情報
を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光デ
ィスク記録再生装置、光ディスク記録再生方法、光ディ
スク形成装置、および光ディスク形成方法に関し、特
に、プリグルーブとランドとを交互に配置してトラック
を形成するようにした、光ディスク、光ディスク記録再
生装置、光ディスク記録再生方法、光ディスク形成装
置、および光ディスク形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、プリグルーブおよびランドを
有するディスクの構成例を示している。ディスク1に
は、プリグルーブ2がスパイラル状に内周から外周に向
かって予め形成されており、同図においてその一部を拡
大して示すように、その左右の側壁は、アドレス情報に
応じてウォブリングされ、所定の周期で蛇行(ウォブ
ル)している。この例においては、データはプリグルー
ブ2(またはランド3)に記録される。
【0003】最近、ディスクを更に高密度化するため
に、トラックのグルーブおよびランドの双方にデータを
記録することが検討されている。図16は、この場合の
例を表している。この例では、記録データは、プリグル
ーブ2とランド3の双方に記録されるだけでなく、狭ト
ラックピッチによる更なる高密度化のために、プリグル
ーブ2の一方の側壁にのみウォブッリングが形成されて
いる。またこの例では、ランド3とプリグルーブ2は、
図17に示すように、ディスク1の内周から外周へ向か
って交互に配置されている。すなわち、プリグルーブ2
が1本のスパイラルとして形成されると共に、ランド3
も別の1本のスパイラルとして形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリグ
ルーブ2(またはランド3)に対してデータを記録する
方法の場合、ディスクの記録容量を大きくすることが困
難であるという課題があった。
【0005】また、プリグルーブ2とランド3の両方に
データを記録すると共に、一方の壁面をウォブリングす
る方法では、データが記録されるスパイラルが2本にな
る。従って、情報を記録もしくは再生する場合、これら
2つのスパイラルを適宜選択しなければならず、制御が
複雑となるという課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、簡単な制御で光ディスクに高密度に記録を
行うことを実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光ディ
スクは、プリグルーブとランドとを交互に配置してトラ
ックを形成することを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の光ディスク記録再生装置
は、トラックをウォブリングすることで記録されている
アドレス情報を読み取る読み取り手段と、プリグルーブ
とランドにデータを記録または再生する記録再生手段
と、読み取り手段によって読み取られたアドレス情報に
基づき、記録再生手段の記録または再生を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項7に記載の光ディスク記録再生方法
は、トラックをウォブリングすることで記録されている
アドレス情報を読み取り、アドレス情報に基づき、プリ
グルーブとランドに対するデータの記録再生位置を制御
することを特徴とする。
【0010】請求項8に記載の光ディスク形成装置は、
プリグルーブとランドとが交互に配置されたトラックを
形成する形成手段と、プリグルーブの一方の壁面を、ア
ドレス情報に応じてウォブリングするウォブリング手段
とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項9に記載の光ディスク形成方法は、
プリグルーブとランドとが交互に配置されたトラックを
形成し、プリグルーブの一方の壁面を、アドレス情報に
応じてウォブリングすることを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の光ディスクにおいては、
プリグルーブとランドとを交互に配置してトラックを形
成する。
【0013】請求項5に記載の光ディスク記録再生装置
においては、トラックをウォブリングすることで記録さ
れているアドレス情報を読みとり手段が読み取り、プリ
グルーブとランドにデータを記録再生手段が記録または
再生し、読み取り手段によって読み取られたアドレス情
報に基づき、記録再生手段の記録または再生を制御手段
が制御する。
【0014】請求項7に記載の光ディスク記録再生方法
においては、トラックをウォブリングすることで記録さ
れているアドレス情報を読み取り、アドレス情報に基づ
き、プリグルーブとランドに対するデータの記録再生位
置を制御する。
【0015】請求項8に記載の光ディスク形成装置にお
いては、プリグルーブとランドとが交互に配置されたト
ラックを形成手段が形成し、プリグルーブの一方の壁面
を、アドレス情報に応じてウォブリング手段がウォブリ
ングする。
【0016】請求項9に記載の光ディスク形成方法にお
いては、プリグルーブとランドとが交互に配置されたト
ラックを形成し、プリグルーブの一方の壁面を、アドレ
ス情報に応じてウォブリングする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ディスクの構
成例を示している。同図に示すように、このディスク1
では、トラック上にプリグルーブ2とランド3とを1周
(1回転)毎に交互に形成(配置)し、これらが連続し
て1つのスパイラルを構成するようになされている。
【0018】また、プリグルーブ2の内周側(外周側で
もよい)の壁面は、アドレス情報に応じてウォブリング
されている。このアドレスは、プリグルーブ2と内周側
(または外周側でもよい)のランド3に対して同一のも
のとされている。従って、プリグルーブ2に対してデー
タを記録または再生する場合は、プリグルーブ2の内周
側に記録されたアドレス情報を参照し、更に、ランド3
ではなくプリグルーブ2であることを検出する。また、
ランド3にアクセスする場合は、ランド3の外周側のア
ドレス情報を参照し、更にプリグルーブ2ではなく、ラ
ンド3であることを検出する。
【0019】この図に示すディスクは、CAV(Constan
t Angular Velocity)ディスクであり、また、ウォブリ
ングの基本周波数は一定である。
【0020】また、プリグルーブ2の深さは、トラッキ
ングエラーを検出するプッシュプル信号が得られるよう
に、再生光の波長の1/8程度に設定されている。
【0021】更に、アドレス情報は、プリグルーブ2の
一方だけの壁面をウォブリングすることで記録されてい
る。換言すれば、ウォブリングされる側壁は、トラック
1周毎に、1トラックピッチ(ランド3の幅)だけずれ
ることになる。
【0022】以上の構成によれば、プリグルーブ2また
はランド3のいずれからも参照できるアドレス情報を形
成できるだけでなく、プリグルーブ2とランド3で連続
した1つのスパイラルを形成することができる。従っ
て、記録密度を高めることが可能となるだけでなく、デ
ータを正確に、しかも、簡単な制御により記録または再
生することができるようになる。
【0023】次に、ウォブリングによって記録されるア
ドレス情報の詳細について説明する。
【0024】図3は、ウォブリングアドレスフレームの
構成を示している。同図に示すように、ウォブリングア
ドレスフレームは60ビットで構成され、最初の4ビッ
トは、ウォブリングアドレスフレームのスタートを示す
同期信号(Sync)とされる。次の4ビットは、複数の記
録層のうちいずれの層であるかを表すレイヤー(Laye
r)とされている。次の20ビットはトラックアドレス
とされる。さらに次の4ビットは、フレーム番号を表す
ようになされている。その後の14ビットは、誤り訂正
符号(CRC)とされ、同期信号(Sync)および後述する
クロック同期マークエリア(Sync mark)を除いたエラ
ー検出符号が記録される。次の12ビットは、クロック
同期マークエリアとされている。最後の2ビット(Rese
rved)は、将来のために予備として確保されている。
【0025】ウォブリングアドレスフレームは、ディス
クの回転角速度が一定のCAVディスクでは、トラック
1周につき、例えば、8フレームより構成されている。
【0026】図4は、クロック同期マークエリアとクロ
ック同期マーク(Fine Clock Mark)を示している。各
フレームには、60ビットのデータが記録され、1ビッ
トは同図に示すように、所定の周波数の信号のうちの7
波(キャリア)により表されるものとすると、1フレー
ムには、420波が存在することになる。ディスクを毎
分1200回転させるものとすると、このキャリアの周
波数は67.2kHzとなる。
【0027】図4に示すように、図3に示したウォブリ
ングアドレスフレームにおいて、各クロック同期マーク
エリアは、アドレス情報4ビット毎に1ビットずつ配置
されている。すなわち、5ビットを周期としてデータが
記録される。5ビットのうち最初の1ビットは、クロッ
ク同期マーク(Fine Clock Mark)を含む7波のキャリ
アとされ、残りの4ビットは、ファインクロックマーク
を含まない実質的なアドレスデータにより変調された区
間とされる。従って、1フレーム中には、12ビット
(個)のファインクロックマークと、48ビット(個)
のデータとが記録されることになり、1回転(1トラッ
ク)には、96(=12×8)個のファインクロックマ
ークが記録されることになる。
【0028】アドレス情報は、バイフェーズで変調さ
れ、さらに周波数変調が施される。そして、その信号に
応じて、プリグルーブ2の一方の壁面に対してウォブリ
ングが形成される。クロック同期マークエリアでは、プ
リグルーブ2のウォブリング周波数は、アドレス情報の
変調周波数の中心周波数に設定される。あるいは、アド
レス情報の変調周波数より高い周波数に設定される。
【0029】クロック同期マークは、記録再生データの
変調を、CD等のEFM(Eight ToFourteen Modulatio
n:(8−14)変調)とした場合、6乃至8Tのマー
ク長で、図4に示すように、1波長ウォブリングされ
る。
【0030】図5は、プリグルーブ2をウォブリングさ
せるためのウォブリング信号を発生するウォブリングア
ドレス発生回路の構成例を示している。発生回路11
は、44.1kHzの周波数の信号を発生するようにな
されている。この44.1kHzの周波数は、ミニディ
スク(商標)のオーディオデータのサンプリングクロッ
クと同一の周波数である。
【0031】発生回路11が発生する信号は、割算回路
12に供給され、値“7”で割算された後、周波数63
00Hzのバイフェーズクロック信号としてバイフェー
ズ変調回路13に供給される。バイフェーズ変調回路1
3にはまた、ADIP(ADress In Pre-groove)データが
供給されている。
【0032】このADIPデータは、セクタ単位のデー
タとされ、各セクタのフォーマットは次のように規定さ
れている。すなわち、最初の4ビットは同期信号とさ
れ、次の8ビットはクラスタ番号を表す上位8ビットと
され、次の8ビットはクラスタ番号を表す下位8ビット
とされる。次の8ビットはセクタ番号を表し、残りの1
4ビットがエラー検出訂正のためのCRC信号とされて
いる。
【0033】バイフェーズ変調回路13は、割算器12
より供給されるバイフェーズクロックを、図示しない回
路から供給されるADIPデータでバイフェーズ変調
し、バイフェーズ信号をFM変調回路15に出力してい
る。FM変調回路15にはまた、発生回路11が発生し
た44.1kHzの信号を、割算器14により値“2”
で割算して得られた周波数22.05kHzのキャリア
が入力されている。FM変調回路15は、この割算器1
4より入力されるキャリアを、バイフェーズ変調回路1
3より入力されるバイフェーズ信号で周波数変調し、そ
の結果得られるFM信号を出力する。ディスクのプリグ
ルーブ2の一方の側壁は、このFM信号に対応して形成
(ウォブリング)される。
【0034】図6と図7は、バイフェーズ変調回路13
が出力するバイフェーズ信号の例を表している。この実
施例においては、先行するビットが0であるとき、図6
に示すように、同期パターンとしては、“111010
00”が用いられ、先行するビットが1であるとき、同
期パターンとしては、図7に示すように、“00010
111”が用いられる。
【0035】データビット(Data Bits)は、バイフェ
ーズ変調され、チャンネルビット(Channel Bits)に変
換される。SYNCは変調では現れない規則外のパター
ンとされる。「Wave Form」は、チャンネルビ
ットを“1”,“0”のパターンに変換したものであ
る。
【0036】図8は、プリグルーブを有するディスクを
製造するための記録装置(ディスク形成装置)の構成例
を表している。ウォブリング信号発生回路21は、上述
した図5に示す構成を有しており、FM信号を合成回路
22に出力している。マーク信号発生回路23は、同期
マークを形成するタイミングにおいてマーク信号を発生
し、合成回路22に出力している。合成回路22は、ウ
ォブリング信号発生回路21が出力するFM信号と、マ
ーク信号発生回路23が出力するマーク信号とを合成
し、記録回路24へ出力している。記録回路24は、合
成回路22より供給された信号に対応して光ヘッド25
(形成手段、ウォブリング手段)を制御し、原盤26に
プリグルーブ2と同期マークを形成するためのレーザ光
を発生させる。スピンドルモータ27は、原盤26を所
定の速度で回転させるようになされている。
【0037】すなわち、ウォブリング信号発生回路21
が発生したFM信号が、合成回路22においてマーク信
号発生回路23より出力されたマーク信号と合成され、
記録回路24に入力される。記録回路24は、合成回路
22より入力された信号に対応して光ヘッド25を制御
し、レーザ光を発生させる。光ヘッド25より発生した
レーザ光が、スピンドルモータ27で所定の速度で回転
されている原盤26に照射される。記録回路24は、原
盤26が1回転する度に、プリグルーブ2を形成する位
置を1トラックピッチ(ランド3の幅分)ずつずらし、
プリグルーブ2とランド3とが1トラック(1回転)毎
に交互に配置されるように制御する。
【0038】原盤26を現像し、この原盤26からスタ
ンパを作成し、スタンパから多数のレプリカとしてのデ
ィスクを形成する。これにより、上述したプリグルーブ
2とランド3とが交互に配置されたスパイラルと、クロ
ック同期マークとを有するプリグルーブ2が形成された
ディスクが得られることになる。
【0039】図9は、このようにして得られたディスク
に対して、データを記録または再生する光ディスク記録
再生装置の構成例を示している。スピンドルモータ31
は、ディスク1を所定の速度で回転するようになされて
いる。光ヘッド32は、ディスク1に対してレーザ光を
照射し、ディスク1に対してデータを記録するととも
に、その反射光からデータを再生するようになされてい
る。記録再生回路33(記録再生手段)は、図示しない
装置から入力される記録データをメモリ34に一旦記録
させ、メモリ34に記録単位としての1クラスタ分のデ
ータが記憶されたとき、この1クラスタ分のデータを読
み出し、所定の方式で変調するなどして、光ヘッド32
に出力するようになされている。また、記録再生回路3
3は、光ヘッド32より入力されたデータを適宜復調
し、図示しない装置に出力するようになされている。
【0040】アドレス発生読取回路35(読みとり手
段)は、制御回路38(制御手段)からの制御に対応し
てトラック(プリグルーブ2)内に記録するアドレスを
発生し、記録再生回路33に出力している。記録再生回
路33は、このアドレスを図示しない装置から供給され
る記録データに付加して、光ヘッド32に出力してい
る。また、光ヘッド32がディスク1のトラックから再
生する再生データ中にアドレスデータが含まれるとき、
これを分離し、アドレス発生読取回路35に出力してい
る。アドレス発生読取回路35は、読み取ったアドレス
を制御回路38に出力する。
【0041】また、マーク検出回路36は、光ヘッド3
2が再生出力するRF信号からクロック同期マークに対
応する成分を検出している。フレームアドレス検出回路
37は、光ヘッド32が出力するRF信号からウォブリ
ング信号に含まれるアドレス情報を読み取り、フレーム
アドレスを検出し、クラスタカウンタ46に供給するよ
うになされている。
【0042】すなわち、プリグルーブ2に対してデータ
の記録または再生を実行している際には、プリグルーブ
2の内周にウォブリングとして記録されているアドレス
情報を読み取る。また、ランド3に対して記録または再
生を実行している際には、ランド3の外周(そのランド
3の外周側に接するプリグルーブ2の内周)にウォブリ
ングにより記録されているアドレス情報を読み取ること
になる。読み取られたアドレス情報と、後述するプリグ
ルーブ/ランド判別信号に基づき、現在の光ヘッド32
のディスク上のアドレスが割り出されることになる。
【0043】マーク周期検出回路40は、マーク検出回
路36がクロック同期マークを検出したとき出力する検
出パルスの周期性を判定する。すなわち、クロック同期
マークは一定の周期で発生するため、マーク検出回路3
6より入力される検出パルスが、この一定の周期で発生
した検出パルスであるか否かを判定し、一定の周期で発
生した検出パルスであれば、その検出パルスに同期した
パルスを発生し、後段のPLL回路41の位相比較器4
2に出力する。また、マーク周期検出回路40は、一定
の周期で検出パルスが入力されてこない場合において
は、後段のPLL回路41が誤った位相にロックしない
ように、所定のタイミングで疑似パルスを発生する。
【0044】PLL回路41は、位相比較器42の他、
ローパスフィルタ43、電圧制御発振器(VCO)4
4、および分周器45とを有している。位相比較器42
は、マーク周期検出回路40からの入力と、分周器45
からの入力との位相を比較し、その位相誤差を出力す
る。ローパスフィルタ43は、位相比較器42の出力す
る位相誤差信号の位相を補償し、VCO44に出力す
る。VCO44は、ローパスフィルタ43の出力に対応
する位相のクロックを発生し、分周器45に出力する。
分周器45は、VCO44より入力されるクロックを所
定の値で分周し、分周した結果を位相比較器42に出力
している。
【0045】VCO44の出力するクロックは、各回路
に供給されるとともに、クラスタカウンタ46にも供給
される。クラスタカウンタ46は、フレームアドレス検
出回路37より供給されるフレームアドレスを基準とし
て、VCO44の出力するクロックの数を計数し、その
計数値が予め設定された所定の値(1クラスタの長さに
対応する値)に達したとき、クラスタスタートパルスを
発生し、制御回路38に出力している。
【0046】スレッドモータ39は、制御回路38に制
御され、光ヘッド32をディスク1の所定のトラック位
置に移送するようになされている。トラッキング制御回
路47は、光ヘッド32が常にトラック上方に位置する
ように制御する。また、制御回路38は、スピンドルモ
ータ31を制御し、ディスク1を所定の速度で回転させ
るようになされている。
【0047】次に、その動作について説明する。ここで
は、データ記録時の動作について説明する。光ヘッド3
2はディスク1にレーザ光を照射し、その反射光から得
られるRF信号を出力している。フレームアドレス検出
回路37は、このRF信号からウォブリング情報(アド
レス情報)を読み取り、その読み取り結果を制御回路3
8に出力するとともに、クラスタカウンタ46にも供給
する。また、このウォブリング情報は、マーク検出回路
36にも入力され、そこで、クロック同期マークが検出
され、マーク周期検出回路40に供給される。
【0048】マーク周期検出回路40は、クロック同期
マークの周期性を判定し、それに対応した所定のパルス
を発生し、PLL回路41に出力する。PLL回路41
からの出力は、クラスタカウンタ46に供給される。
【0049】制御回路38は、フレームアドレス検出回
路37より供給されるフレームアドレス、ウォブリング
アドレスフレームの構成、および後述するプリグルーブ
/ランド判別信号をもとに、トラック1周における基準
のクロック同期マークの位置を検出することができる。
これを基準として、記録クロックより、ディスク1上の
任意の位置のプリグルーブ2およびランド3にアクセス
することが可能となるだけでなく、トラック上の任意の
位置にアクセスすることが可能となる。
【0050】図10は、プリグルーブ/ランド判別信号
を生成する回路の構成の一例を示すブロック図である。
この回路は、図9に示すフレームアドレス検出回路37
に内蔵されている。この回路において、受光器61は、
光ディスク1からの反射光をそれぞれ独立した4つの部
分A乃至Dにより受光し、それぞれに対応する電気信号
に変換するようになされている。加算器62は、受光器
61の4つの部分A乃至Dより出力される信号を加算
し、その結果を出力するようになされている。コンパレ
ータ63は、加算器62の出力信号と、基準電源64の
基準電圧VRfとを比較し、加算器62の出力信号が基準
電圧VRfを上回る場合は、所定の電圧(“H”)を出力
し、逆に下回る場合は“L”を出力するようになされて
いる。
【0051】ピット(データを記録するために形成され
た光ディスク1のくぼみ)の有無に拘わらず、ランド3
からの反射光の強度は、プリグルーブ2からの反射光の
強度よりも常に大きい。そこで、図10に示す例では、
受光器61の4つの部分A乃至Dからの出力信号を、加
算器62により加算し、この出力値と基準電圧VRfとを
コンパレータ63により比較する。その結果、加算器6
2からの出力信号が基準電圧VRfよりも大きい場合は、
出力信号(プリグルーブ/ランド判別信号)を“H”の
状態にし、レーザスポットがランド3上に位置すること
を示す。また、逆に加算器62からの出力信号が基準電
圧VRfを下回る場合は、プリグルーブ/ランド信号を
“L”の状態にし、レーザスポットがプリグルーブ2上
に位置することを示す。
【0052】このプリグルーブ/ランド判別信号の状態
を参照することにより、レーザスポットがプリグルーブ
2もしくはランド3のいずれの上に位置しているかを検
知することができる。
【0053】以上の実施例によれば、プリグルーブ2と
ランド3とが交互に配置されているスパイラルを有する
ディスク1に対してデータを記録または再生することが
できる。また、アドレス情報に応じてプリグルーブ2の
一方の壁面をウォブリングするようにしたのみならず、
クロック同期マークも同時に記録するようにしたので、
データを正確な位置に記録または再生することができる
ようになる。
【0054】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0055】図11は本発明に関するCAV光ディスク
の他の実施例を示す図である。この実施例では、プリグ
ルーブ2とランド3とが、1周より短い所定のデータブ
ロック(例えば、2kバイトブロック)毎に交互に配置
されている。また、ブロックにおいてウォブリングされ
る側壁は、交互に反対側になるように形成されている。
すなわち、所定のブロックでプリグルーブ2の内周側が
ウォブリングされているとすると、トラック方向に隣接
するブロックでは、プリグルーブ2の外周側がウォブリ
ングされている。従って、この実施例の場合、トラック
1周の間、常に同一の側(右または左側)がウォブリン
グされている。
【0056】以上のような構成によれば、プリグルーブ
2とランド3の接続位置(切り替わり位置)を検出し、
この位置を基準にしてデータの記録および再生を更に正
確に行うことができる。
【0057】図12は本発明に関する光ディスクの更に
他の実施例を示す図である。この実施例では、図11の
実施例と同様に、所定のデータブロック毎にプリグルー
ブ2とランド3とが交互に配置され、1つのスパイラル
を形成している。しかしながら、この実施例において
は、いずれのデータブロックにおいても、プリグルーブ
2の内周側もしくは外周側が交互にウォブリングされて
いる。
【0058】この実施例では、プリグルーブ2の壁面に
ウォブリングを形成する際、内周もしくは外周の一方の
壁面のみにウォブリングを形成すればよい(図12の例
では、内周のみに形成されている)。
【0059】図13は、図12のディスクのウォブリン
グを利用してトラッキングのオフセットをキャンセルす
る回路の構成の一例を示すブロック図である。なお、こ
の回路は、図9のトラッキング制御回路37に内蔵され
ている。この回路において、受光器61は、光ディスク
1からの反射光を4つの独立した部分A乃至Dにより対
応する電気信号に変換するようになされている。なお、
この受光器61に対して入力される反射光は、図14に
示すように、受光器61のAおよびDの部分が、トラッ
クの両端からの反射光を受光し、また、BおよびCの部
分がトラックの中央部分からの反射光を受光するように
なされている。
【0060】受光器61で電気信号に変換された検出信
号の内、受光器61のAの部分からの出力信号と、Dの
部分からの出力信号は、ウォブリングの基本周波数を通
過帯域の中心周波数に持つバンドパスフィルタ(BP
F)71および72へそれぞれ入力される。ピーク検出
回路(Peak det.)73および74は、バンドパスフィル
タ71および72から供給される信号のピーク値を検出
するようになされている。遅延器(D.L.;Delay Line)
75は、ピーク検出回路73からの出力信号を2kバイ
トブロック長だけ遅延して出力する。差動増幅器76
は、遅延器75からの出力信号と、ピーク検出回路74
からの出力信号との差を出力するようになされている。
乗算器(×K)77は、差動増幅器76からの出力信号
に所定の値“K”を乗算し、その結果を出力する。ま
た、サンプル/ホールド回路(S/H)78は、乗算器
77の出力をサンプルし、所定の期間だけホールドする
ようになされている。
【0061】4つの入力端子を持つ差動増幅器79は、
受光器61の出力信号からプッシュプル信号を生成する
ようになされている。すなわち、受光器61のA乃至D
の出力信号の値をそれぞれa乃至bとすると、((a+
b)−(c+d))を演算する。差動増幅器80は、差
動増幅器79からの出力信号と、サンプル/ホールド回
路78からの出力信号の差を出力するようになされてい
る。トラッキングアクチュエータ(Tracking Actuato
r)81(トラッキング制御手段)は、差動増幅器80
からの出力信号に対応して、光ヘッド32の図示しない
レンズを制御するようになされている。
【0062】次に、以上の実施例の動作について説明す
る。
【0063】光ディスク1からの反射光は、通常、受光
器61の中央に入光される。トラッキングが正常になさ
れている場合、入力光の上半分の光量(a+bに対応)
と下半分の光量(c+dに対応)は、同一である。しか
し、トラッキングがずれた場合、これらの間で光量の差
が生ずる。すなわち、トラッキングが正常になされてい
る状態では、前述のプッシュプル信号((a+b)−
(c+d))(差動増幅器79の出力信号)は、“0”
になり、トラッキングがずれると、プッシュプル信号は
このずれ幅に対応した電圧値をとる。従って、このプッ
シュプル信号に応じて、光ヘッド32の図示しないレン
ズを制御すれば、正確なトラッキングを行うことができ
る。
【0064】しかしながら、例えば、トラッキングを補
正するため、トラッキングアクチュエータ81により図
示しないレンズを移動させた場合、反射光は受光器61
の中心からずれることがある。このとき、レンズの移動
によりトラッキングが正常(入力光の上下の光量が等し
い状態)に戻っている場合でも、反射光が受光器61の
中心からずれているため、プッシュプル信号が“0”に
ならず、オフセットを生ずる場合がある。
【0065】このオフセットをキャンセルするため、図
13に示す回路では、2kバイトブロック長前のウォブ
リング信号と現在のウォブリング信号の差(オフセット
値に比例した値)を求める。そして、この差に所定の値
を乗算した値(オフセット値)をプッシュプル信号の値
から減算することにより、オフセットをキャンセルす
る。
【0066】すなわち、受光器61のAおよびDで検出
された信号から、バンドパスフィルタ71および72に
より、ウォブリング信号成分が抽出される。そして、ピ
ーク検出回路73および74により、これらの信号のピ
ーク値が検出される。受光器61のAにより検出された
信号のみが、2kバイトブロック長の遅延器75を通過
するため、差動増幅器76のプラスおよびマイナス端子
へ入力される信号は、それぞれ、2kバイト分前のトラ
ックから検出されたウォブリング信号と、現在のウォブ
リング信号のピーク値となる。
【0067】いま、反射光が受光器61の上方(受光器
61のDからAへ向かう方向)へずれを生じたとする。
このとき、ピーク検出回路74から出力される信号は、
このずれに応じて、出力が減少する。一方、遅延器75
からの出力信号は、2kバイト前の信号であるので、ず
れの生じるスピードにもよるが、出力値は殆ど変化しな
い。その結果、遅延器75から出力される信号の値の方
が、ピーク検出回路74から出力される信号の値よりも
大きくなる。差動増幅器76は、これらの差に対応する
信号を出力し、乗算器77により所定の値が乗算され
る。そして、乗算器77の出力信号は、サンプル/ホー
ルド回路78によりサンプルされた後、一定期間ホール
ドされる。差動増幅器80は、差動増幅器79から出力
されるプッシュプル信号の値から、サンプル/ホールド
回路78の出力値(オフセット値)を減算し、その結果
得られたオフセット値がキャンセルされたプッシュプル
信号により、トラッキングアクチュエータ81を制御す
る。
【0068】以上の、実施例によれば、ウォブリング信
号を用いることにより、プッシュプル信号に含まれてい
るオフセットをキャンセルすることができるので、更に
正確な位置にデータを記録または再生することができ
る。
【0069】なお、以上の実施例では、CAVディスク
に関する実施例について説明した。しかしながら、CL
V(Constant Linear Velocity)ディスクに対して本発明
を適用できることはいうまでもない。
【0070】また、以上の実施例では、プリグルーブ2
およびランド3を交互に配置し、スパイラルを形成する
ようにした。しかしながら、これらを交互に配置し、同
心円状のトラックを形成してもよいことは勿論である。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載の光ディスクによれば、
プリグルーブとランドとを交互に配置して、トラックを
形成するようにしたので、高密度にデータを記録または
再生することができる。
【0072】請求項5に記載の光ディスク記録再生装置
および請求項7に記載の光ディスク記録再生方法によれ
ば、トラックをウォブリングすることで記録されている
アドレス情報を読み取り、アドレス情報に基づき、プリ
グルーブとランドに対するデータの記録再生位置を制御
するようにしたので、データを高密度に記録または再生
できると共に、アドレス情報に基づき、光ヘッドを正確
に制御することができる。
【0073】請求項8に記載の光ディスク形成装置およ
び請求項9に記載の光ディスク形成方法によれば、プリ
グルーブとランドとが交互に配置されたトラックを形成
し、プリグルーブの一方の壁面を、アドレス情報に応じ
てウォブリングするようにしたので、高密度の光ディス
クを簡単に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する光ディスクの構成の一例を示す
図である。
【図2】図1に示す光ディスクのランドとプリグルーブ
の配置関係を示す図である。
【図3】ウォブリングアドレスフレームの構成の一例を
示す図である。
【図4】クロック同期マークエリアとクロック同期マー
クを示す図である。
【図5】ウォブリングアドレス発生回路の構成の一例を
示す図である。
【図6】図5のバイフェーズ変調回路13が出力するバ
イフェーズ信号の一例を示す図である。
【図7】図5のバイフェーズ変調回路13が出力するバ
イフェーズ信号の他の一例を示す図である。
【図8】プリグルーブを有するディスク1を製造するた
めの記録装置の構成の一例を示す図である。
【図9】本発明に関する光ディスク記録再生装置の構成
の一例を示す図である。
【図10】プリグルーブ/ランド判別信号を生成する回
路の構成の一例を示す図である。
【図11】本発明に関する光ディスクの他の構成の一例
を示す図である。
【図12】本発明に関する光ディスクの更に他の構成の
一例を示す図である。
【図13】図12に示す光ディスクから得られるプッシ
ュプル信号のオフセットをキャンセルする回路の構成の
一例を示すブロック図である。
【図14】トラックと受光器61上のレーザスポットの
対応関係を示す図である。
【図15】光ディスクがプリウォブリングされた状態を
示す図である。
【図16】従来の光ディスクの構成の一例を示す図であ
る。
【図17】図16に示す光ディスクのプリグルーブおよ
びランドの配置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 プリグルーブ 3 ランド 11 発生回路 12,14 割算器 13 バイフェーズ変調回路 15 FM変調回路 21 ウォブリング信号発生回路 22 合成回路 23 マーク信号発生回路 24 記録回路 25 光ヘッド(形成手段、ウォブリング手段) 26 原盤 27,31 スピンドルモータ 32 光ヘッド 33 記録再生回路(記録再生手段) 34 メモリ 35 アドレス発生読取回路(読みとり手段) 36 マーク検出回路 37 フレームアドレス検出回路 38 制御回路(制御手段) 39 スレッドモータ 40 マーク周期検出回路 41 PLL回路 42 位相比較器 43 LPF 44 VCO 45 分周器 46 クラスタカウンタ 61 受光器 62 加算器 63 コンパレータ 64 基準電源 71,72 バンドパスフィルタ 73,74 ピーク検出回路 75 遅延器 76,79,80 差動増幅器 77 乗算器 78 サンプル/ホールド回路 81 トラッキングアクチュエータ(トラッキング制御
手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するトラックを予め形成す
    ると共に、前記トラックの一方の壁面が、アドレス情報
    に応じてウォブリングされている光ディスクにおいて、 プリグルーブとランドとを交互に配置して、前記トラッ
    クを形成することを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記プリグルーブと前記ランドが、1周
    ごとに交互に配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記プリグルーブと前記ランドが、所定
    のデータブロック毎に交互に配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 外周側の壁面がウォブリングされた前記
    データブロックと、内周側の壁面がウォブリングされた
    前記データブロックとが交互に配置されていることを特
    徴とする請求項3に記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 プリグルーブとランドとが交互に配置さ
    れたトラックを有する光ディスクにデータを記録または
    再生する光ディスク記録再生装置であって、 前記トラックをウォブリングすることで記録されている
    アドレス情報を読み取る読み取り手段と、 前記プリグルーブと前記ランドに前記データを記録また
    は再生する記録再生手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた前記アドレス情
    報に基づき、前記記録再生手段の記録または再生を制御
    する制御手段とを備えることを特徴とする光ディスク記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 ウォブリング信号と、所定のデータ量分
    だけ遅延されたウォブリング信号との差分信号に基づ
    き、トラッキング制御を行うトラッキング制御手段を更
    に備えることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】 プリグルーブとランドとが交互に配置さ
    れたトラックを有する光ディスクにデータを記録または
    再生する光ディスク記録再生方法であって、 前記トラックをウォブリングすることで記録されている
    アドレス情報を読み取り、 前記アドレス情報に基づき、前記プリグルーブと前記ラ
    ンドに対するデータの記録再生位置を制御することを特
    徴とする光ディスク記録再生方法。
  8. 【請求項8】 プリグルーブを有する光ディスクを形成
    する光ディスク形成装置において、 前記プリグルーブとランドとが交互に配置されたトラッ
    クを形成する形成手段と、 前記プリグルーブの一方の壁面を、アドレス情報に応じ
    てウォブリングするウォブリング手段とを備えることを
    特徴とする光ディスク形成装置。
  9. 【請求項9】 プリグルーブを有する光ディスクを形成
    する光ディスク形成方法において、 前記プリグルーブとランドとが交互に配置されたトラッ
    クを形成し、 前記プリグルーブの一方の壁面を、アドレス情報に応じ
    てウォブリングすることを特徴とする光ディスク形成方
    法。
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