JPH0912065A - 保存食品の加熱式容器 - Google Patents

保存食品の加熱式容器

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JPH0912065A
JPH0912065A JP7186277A JP18627795A JPH0912065A JP H0912065 A JPH0912065 A JP H0912065A JP 7186277 A JP7186277 A JP 7186277A JP 18627795 A JP18627795 A JP 18627795A JP H0912065 A JPH0912065 A JP H0912065A
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Machiko Isoda
真知子 磯田
Masatoshi Isoda
正敏 磯田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】冷凍食品のような加熱食品を電磁加熱するに際
し、水蒸気を発生させる加熱式容器において、食品容器
と蓋板との結合を簡単かつ確実に行うと共に、水蒸気の
流動する経路を安定させ、食品の乾燥や水濡れを防止す
ることを目的とする。 【構成】縁板13に食品容器21を収容する比較的大き
な主凹部12を形成してなる外箱11と、前記縁板の上
面を覆う薄い合成樹脂製の蓋板31とで構成され、前記
主凹部12の底部と食品容器21の底部との間に含水材
23を収容するための蒸気室22を設ける一方、前記主
凹部12の上縁近傍に上方へ向けて円形に開く開口部1
2bを設け、前記蓋板31にその開口部12bへ嵌合可
能な円形の膨出部32を形成すると共に、その開口部1
2bと膨出部32とを入口に比して奥が大径に形成され
た、いわゆる逆テーパに形成してある

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として食品を詰めて
販売される保存食品用として好適な食品容器に関するも
ので、特に、その食品を電子レンジによって加熱調理す
るのに好適な加熱式容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は先に冷えた食品、例えば餃子や
シュウマイ、あるいは冷や飯などを電子レンジのような
電磁調理具で再加熱する際に、水を含ませた含水紙を被
加熱食品とともに容器の中に入れ、食品を加熱すると同
時に含水紙に含ませた水を沸騰蒸発させて食品の表面に
作用させ、食品の表面を乾燥させることなく加熱する調
理具を提案した(特願平6−159092号)。そこで
は、食品容器は合成樹脂製によって皿状に形成した略同
形の容器と蓋とを向かい合わせに重合して、それらが開
かないようにゴムバンドを巻いたり、凹凸係合させて閉
じてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では容器と蓋との重合部に不均一な隙間ができ
るので、これを電磁調理器(電子レンジ)によって加熱
する際に内部で発生した水蒸気が周囲から多量に漏れ出
してしまう上に、その漏れ出し量が容器毎にバラつく不
具合があった。そのため食品の乾燥状態にバラつきを生
じ、加熱された食品の品質が一定しない不具合があっ
た。
【0004】さらに、そこでは加熱容器に単一の食品が
収容されていたゝめ、容器内を均一に加熱すれば足りた
が、米飯用の加熱容器では、米飯の他に惣菜を同時に収
めるのが普通であるため、米飯と惣菜とを同一条件で加
熱すると米飯に加える水分が不足して米飯が乾燥状態と
なった。また、米飯に最適の水分を加えると惣菜に多量
の水分が付着して食味を低下させる不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
消するため、縁板に食品容器を収容する比較的大きな主
凹部を形成してなる外箱と、前記縁板の上面を覆う薄い
合成樹脂製の蓋板とを有し、前記主凹部の底部と食品容
器の底部との間に含水材を収容するための蒸気室を設け
る一方、前記主凹部の上縁近傍に上方へ向けて円形に開
く開口部を設け、前記蓋板にその開口部へ嵌合可能な円
形の膨出部を形成すると共に、その嵌合部と膨出部とを
入口に比して奥が大径に形成された、いわゆる逆テーパ
に形成したものである。具体的には前記蓋板には蒸気抜
きの孔が形成されている。また、前記縁板には主凹部の
外側に位置して比較的小さい副凹部を形成し、前記蓋板
の外縁を縁板の上面と略相似形に形成されている。さら
に、前記縁板には主凹部の外側に位置して比較的小さい
副凹部を形成し、前記蓋板の外縁に縁板の外面を覆う低
い縁壁を形成してある。
【0006】
【作用】食品容器は合成樹脂製の薄い板からなる縁板を
一側へ膨出させることによって主食を収容するための主
凹部と副食を収容するための副凹部とが形成される。縁
板の上面を蓋板で覆い、その下面に設けた膨出部を主凹
部に形成した円形の開口部に設け逆テーパに係合させる
と、縁板と蓋板とは分離可能に結合され、且つ、嵌合部
は密封される。また、主凹部の底部と食品容器の底部と
の間に水に浸した含水材が収められており、それに含ま
れた水が電磁調理器で加熱されると沸騰して水蒸気とな
り主凹部内を満たした上、前記嵌合部を通らず、蒸気抜
きを経て大気中へ放出される。蓋板は膨出部の周囲で副
凹部を覆い、食品に埃がつくのを防止する。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図4で示す実施例によってこの
発明を説明する。図中、10はこの発明に係る保存食品
のための加熱式容器である。加熱式容器10は外箱11
と、食品を収容し外箱11内に納められる食品容器2
1、および、それらの上面を閉じる蓋板31とで構成さ
れている。
【0008】外箱11は薄い平坦な合成樹脂を成形加工
して作られた縁板13からなっている。すわなち、外箱
11には縁板13の一部を一側に膨出させて成形した比
較的大きな主凹部12を有する。主凹部12は平面形状
が円形をなす比較的深い収容部12aと、前記縁板13
の近傍に形成される円形の開口部12bとを有する。開
口部12bは図1、図3から明らかなように、縁板13
に接する部分が比較的小径で、下方へ行くに従い、すな
わち、奥へ進むにつれて径が増大する、いわゆる逆テー
パをなしている。
【0009】食品容器21は合成樹脂によって薄く成形
されている。その平面形状は円形をなし、その側面形状
は前記主凹部12の内面と略相似形で、かつ、やゝ小さ
く形成されている。また、底面には比較的小径の通気孔
21aの多数が設けられている。食品容器21にはシュ
ーマイS、あるいは米飯Rなどの主食あるいは副食が収
められる。食品容器21は前記主凹部12に比し、やゝ
小径でかつ、浅く作られている。そのため、食品容器2
1の底部と前記主凹部12の底部との間に円盤状をなす
蒸気室22が形成される。蒸気室22は底部中央が円形
に小高く盛上がっており、この蒸気室22には環状に切
断された含水材23、すなわち含水紙が入れてある。
【0010】蓋板31は薄い透明な合成樹脂によって前
記縁板13よりやゝ大きく、かつ、略相似形に作られて
いる。蓋板31には前記外箱11に形成された円形の開
口部12bへ嵌合可能な円形の膨出部32が一側に環状
に膨出され、その環状の部分の内側には蒸気抜き34が
形成されている。蒸気抜き34は蓋板31に穿孔された
通気孔からなり、具体的には、蓋板31の一部を下方に
向けて打ち抜かき、舌片33を形成すると共に、残部が
蒸気抜き34とされる。舌片33を残すことにより、蒸
気抜き34から主凹部12内へ進入する塵埃を最少にす
ることができる。前記膨出部32は、前記開口部12b
の内面に嵌合するべくやゝ小径をなし、開口部12bに
対応する逆テーパとなっている。すなわち、先端へ進む
につれて径が増大する、いわゆる逆テーパをなしてい
る。
【0011】図3、図4は他の実施例(第2実施例)を
示す。この実施例は惣菜と米飯とを収容するために用意
される。なお、第2実施例中、第1実施例と同一または
類似の形状および機能を有する部分については、同一の
符号を付して詳細な説明を省略する。第2実施例では、
縁板13に主凹部12の側方に位置して2個の副凹部1
4、14が設けられている。また、縁板13と蓋板31
との周縁部には、それぞれ下向きの低い縁壁15、36
が形成され、それらは内外に配されて少ない隙間を以て
嵌合されるようになっている。
【0012】かくて、両実施例によれば、まず、加熱式
容器10の主凹部12に含水材23を水を浸して入れ、
次いで食品容器21を入れる。一般に食品容器21には
シューマイ、米飯のような主食品が収められる。また、
副凹部14、14には惣菜が収められる。外箱11に蓋
板31を被せるには、蓋板31に形成した膨出部32を
主凹部12と同心に形成した開口部12bに当て、その
小径部に押し込む。膨出部32の先端の大径部32aは
弾力で開口部12bの凹部12cに押し付けられ、蓋板
31の表裏を密封する。また、副凹部14、14の周囲
は縁板13と蓋板31に設けた低い縁壁15、36が重
合い内外を閉じる。
【0013】この状態で加熱式容器10を電磁加熱器に
入れて加熱すると食品が加熱され、同時に含水材23に
含まれた水も加熱されて沸騰し、水蒸気となって蒸気室
22を満たすと共に、通気孔21aを通して食品容器2
1内へ流入する。そして、食品の周囲を流動して上方の
蒸気抜き35から大気中へ放出される。かくて、蒸気抜
き35の大きさを適当に設定するだけの調節によって、
食品容器21内の食品は適度な水蒸気の雰囲気で加熱さ
れ、乾燥することなく、かつ、表面に寸分が凝固するこ
ともなくなる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、食品
を入れる主凹部12と、それを閉じる蓋板31との間
を、開口部12bと膨出部32との嵌合部によって係合
させ抜け止めするので、その係止構造が簡単である。ま
た、それらの間の密封は開口部12bと膨出部32との
逆テーパ構造によって行うので、密封が一層確実とな
り、水蒸気の流動経路が一定するので、食品の加熱が有
効、かつ安定に行われ、水蒸気が不測して食品の表面が
固くなったり、逆に水分が過剰となって食味を低下させ
ることがなくなるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である加熱容器の縦断面図
である。
【図2】その分解図である。
【図3】他の実施例を示す図1相当の縦断面図である。
【図4】その分解図である。
【符号の説明】
10・・・・加熱式容器 11・・・・外箱 12・・・・主凹部 12a・・・収容部 12b・・・円形の開口部 12c・・・凹部 13・・・・縁板 14・・・・副凹部 15・・・・縁板側の縁壁 21・・・・食品容器 21a・・・通気孔 22・・・・蒸気室 23・・・・含水材(含水紙) 31・・・・蓋板 32・・・・膨出部 32a・・・大径部 33・・・・舌片 35・・・・蒸気抜き 36・・・・蓋板側の縁壁 R・・・・米飯 S・・・・シューマイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縁板に食品容器を収容する比較的大きな主
    凹部を形成してなる外箱と、前記縁板の上面を覆う薄い
    合成樹脂製の蓋板とを有し、前記主凹部の底部と食品容
    器の底部との間に含水材を収容するための蒸気室を設け
    る一方、前記主凹部の上縁近傍に上方へ向けて円形に開
    く開口部を設け、前記蓋板にその開口部へ嵌合可能な円
    形の膨出部を形成すると共に、その嵌合部と膨出部とを
    入口に比して奥が大径に形成された、いわゆる逆テーパ
    に形成してなる保存食品の加熱式容器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記蓋板には蒸気抜き
    の孔が形成されている保存食品の加熱式容器。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記縁板には主凹部の
    外側に位置して比較的小さい副凹部を形成し、前記蓋板
    の外縁を縁板の上面と略相似形に形成してなる保存食品
    の加熱式容器。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記縁板には主凹部の
    外側に位置して比較的小さい副凹部を形成し、前記蓋板
    の外縁に縁板の外面を覆う低い縁壁を形成してなる保存
    食品の加熱式容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2368331A (en) * 2000-10-28 2002-05-01 W K Thomas & Company Ltd Heatable packaging for a food product
KR101406618B1 (ko) * 2012-10-11 2014-06-11 이도형 이중구조 뚜껑이 구비된 컵밥 포장용기
CN108820579A (zh) * 2018-08-30 2018-11-16 昆明牛火科技有限公司 一种自热牛奶盒

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CN108820579A (zh) * 2018-08-30 2018-11-16 昆明牛火科技有限公司 一种自热牛奶盒

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