JPH09121137A - 弾性表面波装置及びそれを用いた機器 - Google Patents
弾性表面波装置及びそれを用いた機器Info
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- JPH09121137A JPH09121137A JP25927796A JP25927796A JPH09121137A JP H09121137 A JPH09121137 A JP H09121137A JP 25927796 A JP25927796 A JP 25927796A JP 25927796 A JP25927796 A JP 25927796A JP H09121137 A JPH09121137 A JP H09121137A
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- conductive
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- acoustic wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高周波領域で動作する弾性表面波装置におい
て、入出力端子間、特に基板内部における電磁結合を阻
止して通過帯域特性を改善した弾性表面波装置及びこれ
を用いた機器を提供すること。 【構成】入力端子用導電パターン5と出力端子用導電パ
ターン6との間の絶縁基板1内部に導電部材12を配置
し、該導電部材をアース用パターン7と電気的に接続し
た。 【効果】入出力端子間の基板内部における電磁結合を防
止し、400MHz以上の高周波帯において50dB以
上の帯域外抑圧度(減衰量)を持つ弾性表面波装置を実
現出来る。
て、入出力端子間、特に基板内部における電磁結合を阻
止して通過帯域特性を改善した弾性表面波装置及びこれ
を用いた機器を提供すること。 【構成】入力端子用導電パターン5と出力端子用導電パ
ターン6との間の絶縁基板1内部に導電部材12を配置
し、該導電部材をアース用パターン7と電気的に接続し
た。 【効果】入出力端子間の基板内部における電磁結合を防
止し、400MHz以上の高周波帯において50dB以
上の帯域外抑圧度(減衰量)を持つ弾性表面波装置を実
現出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SAWフィルタのを備
えた弾性表面波装置及びこれを用いた機器に係り、特に
400MHz帯以上の高周波帯における入出力アイソレ
ーションを充分得るのに好適な弾性表面波装置及びこれ
を用いた機器に関する。
えた弾性表面波装置及びこれを用いた機器に係り、特に
400MHz帯以上の高周波帯における入出力アイソレ
ーションを充分得るのに好適な弾性表面波装置及びこれ
を用いた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のSAWフィルタは所望通過帯域
特性に対し急峻な遮断特性を呈する可能性と共に扁平状
に薄く、軽く形成出来る可能性を有するので、衛星TV
放送用受信器のIFフィルタ、自動車電話や、携帯電話
やページャの如き移動体通信装置用のフィルタとして使
用出来る。この種の装置に於ける各部品の軽薄短小化は
強く要望されている所である。SAWフィルタは例えば
36°YcutX伝播のLiTaO3基板を用いた素子
で、特開昭56−132807号、57−202114
号、59−58907号、特にその改良が記載されてい
る。
特性に対し急峻な遮断特性を呈する可能性と共に扁平状
に薄く、軽く形成出来る可能性を有するので、衛星TV
放送用受信器のIFフィルタ、自動車電話や、携帯電話
やページャの如き移動体通信装置用のフィルタとして使
用出来る。この種の装置に於ける各部品の軽薄短小化は
強く要望されている所である。SAWフィルタは例えば
36°YcutX伝播のLiTaO3基板を用いた素子
で、特開昭56−132807号、57−202114
号、59−58907号、特にその改良が記載されてい
る。
【0003】従来のSAWフィルタ用面実装型パッケー
ジは、特開昭61−245709号に記載のように、絶
縁基板に複数の端子用パターンがあるのみで、それらの
間の電磁干渉を阻止する構造は設けられていない。
ジは、特開昭61−245709号に記載のように、絶
縁基板に複数の端子用パターンがあるのみで、それらの
間の電磁干渉を阻止する構造は設けられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、入出力端子間に
シールドを設け、入出力端子間の電磁結合を阻止するア
イソレーションを得る点について配慮がされていない。
また図8(A)に示す如くセラミック製基板P上に設け
られたSAWフィルタチップSF、入出力端子IP,O
Pに加えて、少なくとも入力側アース端子E1、出力側
アース端子E2が各1個有する構成が既知であるが、こ
れらは入、出力端子間の電磁結合阻止用の端子ではな
く、基板Pの裏側を示すFig.8Bの如く端子IP,
OPは基板の表側から延びて来て裏側でも対向配置さ
れ、阻止機能は不充分である。すなわち裏側の各端子は
周辺回路との接続端子としてのみ機能しているものであ
る。従って70MHz以下の低い周波数であれば問題な
いが、特に400MHz以上の高周波においては、入出
力アイソレーションが充分に得られず直達波による帯域
外抑圧度の劣化という問題が生じる。
シールドを設け、入出力端子間の電磁結合を阻止するア
イソレーションを得る点について配慮がされていない。
また図8(A)に示す如くセラミック製基板P上に設け
られたSAWフィルタチップSF、入出力端子IP,O
Pに加えて、少なくとも入力側アース端子E1、出力側
アース端子E2が各1個有する構成が既知であるが、こ
れらは入、出力端子間の電磁結合阻止用の端子ではな
く、基板Pの裏側を示すFig.8Bの如く端子IP,
OPは基板の表側から延びて来て裏側でも対向配置さ
れ、阻止機能は不充分である。すなわち裏側の各端子は
周辺回路との接続端子としてのみ機能しているものであ
る。従って70MHz以下の低い周波数であれば問題な
いが、特に400MHz以上の高周波においては、入出
力アイソレーションが充分に得られず直達波による帯域
外抑圧度の劣化という問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、高周波領域で動作する弾
性表面波装置において、入出力端子間、特に基板内部に
おける電磁結合を阻止して通過帯域特性を改善した弾性
表面波装置及びこれを用いた機器を提供することにあ
る。
性表面波装置において、入出力端子間、特に基板内部に
おける電磁結合を阻止して通過帯域特性を改善した弾性
表面波装置及びこれを用いた機器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る弾性表面波装置は、SAWフィルタ・チ
ップと、該SAWフィルタ・チップに電気的に接続され
る入力端子用導電パターン及び出力端子用導電パターン
並びにアース用パターンが形成された絶縁基板とを有す
る弾性表面波装置において、前記入力端子用導電パター
ンと前記出力端子用導電パターンとの間の前記絶縁基板
内部に、少なくとも1つ以上の導電部材を配置し、該導
電部材を前記アース用パターンと電気的に接続したこと
を特徴とする。
の本発明に係る弾性表面波装置は、SAWフィルタ・チ
ップと、該SAWフィルタ・チップに電気的に接続され
る入力端子用導電パターン及び出力端子用導電パターン
並びにアース用パターンが形成された絶縁基板とを有す
る弾性表面波装置において、前記入力端子用導電パター
ンと前記出力端子用導電パターンとの間の前記絶縁基板
内部に、少なくとも1つ以上の導電部材を配置し、該導
電部材を前記アース用パターンと電気的に接続したこと
を特徴とする。
【0007】前記導電部材の少なくとも1つを、前記入
力端子用導電パターンと出力端子用導電パターンとを結
ぶ直線上に配置してもよい。
力端子用導電パターンと出力端子用導電パターンとを結
ぶ直線上に配置してもよい。
【0008】前記SAWフィルタ・チップは、導電性を
有するケース部材により覆われて密閉されてもよい。こ
のケース部材は金属製であってもよい。
有するケース部材により覆われて密閉されてもよい。こ
のケース部材は金属製であってもよい。
【0009】また、本発明では、400MHz以上の周
波数帯で、通過帯域外の減衰量が50dB以上の弾性表
面波装置が実現できる。
波数帯で、通過帯域外の減衰量が50dB以上の弾性表
面波装置が実現できる。
【0010】
【作用】本発明によれば、入、出力端子用導電パターン
間の絶縁基板内部に導電部材を挿入し、これをアース用
パターンに接続したので、入力端子用導電パターンから
出力端子用導電パターンへ、絶縁基板内部介して伝達す
る直達波を遮断でき、絶縁基板内部に発生する電磁結合
を防止できる。また、SAWフィルタ・チップが金属製
にカバー部材により覆われて密閉されるので、外部から
の電磁波に対してシールドすることができる。
間の絶縁基板内部に導電部材を挿入し、これをアース用
パターンに接続したので、入力端子用導電パターンから
出力端子用導電パターンへ、絶縁基板内部介して伝達す
る直達波を遮断でき、絶縁基板内部に発生する電磁結合
を防止できる。また、SAWフィルタ・チップが金属製
にカバー部材により覆われて密閉されるので、外部から
の電磁波に対してシールドすることができる。
【0011】
【実施例】図1(A)は、本発明の一実施例を示したも
のである。SAWフィルタチップ3は、ダイボンド接着
剤によりセラミック製の両面基板1に接着される。基板
上に入、出力端子用導電パターン5,6に加えてアース
用パターン7が例えばNiメッキ層上にAuメッキを施
して図示の配置に設けられる。基板表面の中央両側部に
設けられたパターン5,6と絶縁スペース10を介して
パターン7がこれらを囲む様に配置される。そしてチッ
プ上の入力パッド8(例えばAl蒸着膜)と基板の入力
端子用パターン5、出力パッド9と出力端子用パターン
6、アースパッドとアース用パターン7はワイヤ4にて
電気的に接続されている。両面基板1の上、下面を図2
(A),(B)で示すように、各導電パターンは両面で
同じ様に設けられて、夫れ夫れ側面部に設けられる延長
部6c,7cを介して導電結合している。またスルーホ
ール12(例えばNiを埋込む)を形成して電気的に接
続してもよい。基板表面中央部(チップ3の下部付近)
に複数のスルーホール12(図2(A)では3個)を設
けてアース用パターン7と接続することにより基板内部
を通る電磁結合を阻止する効果も生じる。基板の上、下
面上で入、出力端子用パターンを囲む様にアースパター
ン7を配置する構造により、入、出力端子用パターン間
の電磁結合による直達波を遮断することができる。それ
によって、400MHz以上の高周波帯においても入出
力間のアイソレーションが充分に得られ、40dB以上
の帯域外抑圧度と共に実質的にSAWフィルタチップ3
の音響特性を表わす急峻な立ち上り、立ち下り特性を持
つ帯域特性を実現できる。そして、外部の塵埃や湿気を
防ぐために非金属、例えば樹脂製のキャップ2にて封止
することにより、面付けタイプのSAWフィルタ装置を
実現することができる。
のである。SAWフィルタチップ3は、ダイボンド接着
剤によりセラミック製の両面基板1に接着される。基板
上に入、出力端子用導電パターン5,6に加えてアース
用パターン7が例えばNiメッキ層上にAuメッキを施
して図示の配置に設けられる。基板表面の中央両側部に
設けられたパターン5,6と絶縁スペース10を介して
パターン7がこれらを囲む様に配置される。そしてチッ
プ上の入力パッド8(例えばAl蒸着膜)と基板の入力
端子用パターン5、出力パッド9と出力端子用パターン
6、アースパッドとアース用パターン7はワイヤ4にて
電気的に接続されている。両面基板1の上、下面を図2
(A),(B)で示すように、各導電パターンは両面で
同じ様に設けられて、夫れ夫れ側面部に設けられる延長
部6c,7cを介して導電結合している。またスルーホ
ール12(例えばNiを埋込む)を形成して電気的に接
続してもよい。基板表面中央部(チップ3の下部付近)
に複数のスルーホール12(図2(A)では3個)を設
けてアース用パターン7と接続することにより基板内部
を通る電磁結合を阻止する効果も生じる。基板の上、下
面上で入、出力端子用パターンを囲む様にアースパター
ン7を配置する構造により、入、出力端子用パターン間
の電磁結合による直達波を遮断することができる。それ
によって、400MHz以上の高周波帯においても入出
力間のアイソレーションが充分に得られ、40dB以上
の帯域外抑圧度と共に実質的にSAWフィルタチップ3
の音響特性を表わす急峻な立ち上り、立ち下り特性を持
つ帯域特性を実現できる。そして、外部の塵埃や湿気を
防ぐために非金属、例えば樹脂製のキャップ2にて封止
することにより、面付けタイプのSAWフィルタ装置を
実現することができる。
【0012】図3(A),(B),(C)は本発明の別
の実施例を示し、基板の表、裏面、側面の導電パターン
のレイアウトならびに主要部の寸法のみを示し、他部分
は図1実施例と同様なので図示を省略してある。
の実施例を示し、基板の表、裏面、側面の導電パターン
のレイアウトならびに主要部の寸法のみを示し、他部分
は図1実施例と同様なので図示を省略してある。
【0013】図1(A)の導電パターンのレイアウトに
対し本実施例の導電パターンのレイアウトの主な差異は
基板の表、裏面の入、出力端子用導電パターンが基板側
面上の延長部を介して互に接続されておらず、SAWフ
ィルタ・チップが設けられる表側表面の入、出力端子用
導電パターン35,36は孤立しており、その周囲に絶
縁スペース部30が設けられて、このスペース部30を
介してアース用導電パターン37がパターン35,36
を囲むレイアウトとなっている。従って基板裏面に設け
られ、入、出力端子用導電パターン35′,36′とは
スルーホール12を通して電気的に接続され、導電パタ
ーン35′,36′の周囲に絶縁スペース部30′が設
けられるのは図2で示すレイアウトと同様である。この
ように入、出力端子用導電パターンの孤立化により図7
で示す金属製(導電性)のキャップを用いて密封するこ
とが可能となる。
対し本実施例の導電パターンのレイアウトの主な差異は
基板の表、裏面の入、出力端子用導電パターンが基板側
面上の延長部を介して互に接続されておらず、SAWフ
ィルタ・チップが設けられる表側表面の入、出力端子用
導電パターン35,36は孤立しており、その周囲に絶
縁スペース部30が設けられて、このスペース部30を
介してアース用導電パターン37がパターン35,36
を囲むレイアウトとなっている。従って基板裏面に設け
られ、入、出力端子用導電パターン35′,36′とは
スルーホール12を通して電気的に接続され、導電パタ
ーン35′,36′の周囲に絶縁スペース部30′が設
けられるのは図2で示すレイアウトと同様である。この
ように入、出力端子用導電パターンの孤立化により図7
で示す金属製(導電性)のキャップを用いて密封するこ
とが可能となる。
【0014】図3(A),(B),(C)の実施例では
5×7×0.5mmのセラミック基板(材質Al2O3)
を使用する。パターンはNiメッキした上にAuメッキ
をほどこし、Al超音波ボンディングが可能で、しかも
半田付け性も良好になる様配慮している。
5×7×0.5mmのセラミック基板(材質Al2O3)
を使用する。パターンはNiメッキした上にAuメッキ
をほどこし、Al超音波ボンディングが可能で、しかも
半田付け性も良好になる様配慮している。
【0015】図3(A)において、寸法a,bはワイヤ
ボンディング性を行う0.5mm,0.55mmと設定
している。また、寸法cは半田付けをほどこす為、0.
7mmとした。シールドパターンと入出力パターンとの
間のスペースの幅d,eは電気的特性上重要である。特
に寸法e部は、共平面線路を形成しており、SAWフィ
ルタの特性インピーダンスに合わせた、特性インピーダ
ンスとなる様決定すべきである。ここでは、SAWフィ
ルタのインピーダンス50Ωに合わせることにした。A
l2O3セラミック基板の誘電率εrが10程度であるこ
とにより、c/(c+2c)=0.4にて線路インピー
ダンスが50Ωとなる。このことにより、eを0.6m
mと設定した。同様にdを0.5mmと設定した。また
シールドパターンの幅f,gはワイヤボンディングの位
置ずれ、半田ブリッジ等でショートにならない範囲で出
来るだけ広く設定した。f=2.6mm,g=1.6m
mと設定した。また、半田付けをほどこす、側面パター
ンのピッチhは0.27mmとした。なお基板の長さ方
向側面部においても基板両面部のアースパターンを短絡
する導電部を設けている。
ボンディング性を行う0.5mm,0.55mmと設定
している。また、寸法cは半田付けをほどこす為、0.
7mmとした。シールドパターンと入出力パターンとの
間のスペースの幅d,eは電気的特性上重要である。特
に寸法e部は、共平面線路を形成しており、SAWフィ
ルタの特性インピーダンスに合わせた、特性インピーダ
ンスとなる様決定すべきである。ここでは、SAWフィ
ルタのインピーダンス50Ωに合わせることにした。A
l2O3セラミック基板の誘電率εrが10程度であるこ
とにより、c/(c+2c)=0.4にて線路インピー
ダンスが50Ωとなる。このことにより、eを0.6m
mと設定した。同様にdを0.5mmと設定した。また
シールドパターンの幅f,gはワイヤボンディングの位
置ずれ、半田ブリッジ等でショートにならない範囲で出
来るだけ広く設定した。f=2.6mm,g=1.6m
mと設定した。また、半田付けをほどこす、側面パター
ンのピッチhは0.27mmとした。なお基板の長さ方
向側面部においても基板両面部のアースパターンを短絡
する導電部を設けている。
【0016】図8に示す従来技術の面付けパッケージに
よるSAWフィルタと、図1(A),(B)の実施例に
よるSAWフィルタ装置を用いて450MHz帯SAW
フィルタとの特性を図4は比較して示している。
よるSAWフィルタと、図1(A),(B)の実施例に
よるSAWフィルタ装置を用いて450MHz帯SAW
フィルタとの特性を図4は比較して示している。
【0017】図4は、図9に示す従来技術の基板を用い
たSAWフィルタ装置と、図3(A),(B)に示す基
板を用いた図10に示す実施例によるSAWフィルタ装
置を用いて、450MHz帯SAWフィルタを作成し、
その特性を比較したものである。450MHz帯SAW
フィルタ基本設計は圧電結晶基板である36°Ycut
X伝播LiTaO3基板を用いた素子で、その圧電基板
上の電極パターンは、特開昭56−132807号、5
7−202114号、59−58907号公報等に記載
された設計手法により設計されている。チップサイズは
3.0×3.5mmであり、図9に示す様に入、出力用
ボンディングパッド41,42各1個アース用ボンディ
ングパッド43,44,45,46,47,48,6
個、合計8本のワイヤボンディングによりパッケージ基
板との電気的接続を行なう必要がある。したがって従来
技術の基板は図9に示す様に6端子のものを用い、入、
出力用にIP,OP2端子、アース用にF1,F2,F
3,F4,4端子を用いてワイヤ配線を行なった。図1
0は本発明を用いた装置であり、入出力ボンディングパ
ッドはIP,OPと接続され、アースパッド43,4
4,45,46,47,48はアースパターンEと接続
されている。このように作成した基板をキャップにて封
止し、SAWフィルタ装置を作成した。本装置の電気的
特性測定には、図11に示す特性測定用基板を用い、従
来技術の装置では、IPとIIP,OPとOOP,E
1,E3とEE1,E2,E4とEE2を半田付けにて
接続し本発明による装置ではIPとIIP,OPとOO
P,E6,E7,E8とEE1,E3,E4,E5とE
E2を半田付けにて接続し、測定用基板を50Ω同軸ケ
ーブルにて接続し、ネットワークアナライサ(例えばH
P製8507B)にて電気的特性を測定した。なお、図
11でインダクタL1,L2はSAWフィルタの内部容量
分をキャンセルするマッチング用コイルである。特性グ
ラフから分る様に、本発明による装置の帯域外抑圧度は
50dBを実現しており、従来装置に対し、20dB以
上良好である。
たSAWフィルタ装置と、図3(A),(B)に示す基
板を用いた図10に示す実施例によるSAWフィルタ装
置を用いて、450MHz帯SAWフィルタを作成し、
その特性を比較したものである。450MHz帯SAW
フィルタ基本設計は圧電結晶基板である36°Ycut
X伝播LiTaO3基板を用いた素子で、その圧電基板
上の電極パターンは、特開昭56−132807号、5
7−202114号、59−58907号公報等に記載
された設計手法により設計されている。チップサイズは
3.0×3.5mmであり、図9に示す様に入、出力用
ボンディングパッド41,42各1個アース用ボンディ
ングパッド43,44,45,46,47,48,6
個、合計8本のワイヤボンディングによりパッケージ基
板との電気的接続を行なう必要がある。したがって従来
技術の基板は図9に示す様に6端子のものを用い、入、
出力用にIP,OP2端子、アース用にF1,F2,F
3,F4,4端子を用いてワイヤ配線を行なった。図1
0は本発明を用いた装置であり、入出力ボンディングパ
ッドはIP,OPと接続され、アースパッド43,4
4,45,46,47,48はアースパターンEと接続
されている。このように作成した基板をキャップにて封
止し、SAWフィルタ装置を作成した。本装置の電気的
特性測定には、図11に示す特性測定用基板を用い、従
来技術の装置では、IPとIIP,OPとOOP,E
1,E3とEE1,E2,E4とEE2を半田付けにて
接続し本発明による装置ではIPとIIP,OPとOO
P,E6,E7,E8とEE1,E3,E4,E5とE
E2を半田付けにて接続し、測定用基板を50Ω同軸ケ
ーブルにて接続し、ネットワークアナライサ(例えばH
P製8507B)にて電気的特性を測定した。なお、図
11でインダクタL1,L2はSAWフィルタの内部容量
分をキャンセルするマッチング用コイルである。特性グ
ラフから分る様に、本発明による装置の帯域外抑圧度は
50dBを実現しており、従来装置に対し、20dB以
上良好である。
【0018】図5(A),(B)は本発明の更に別の実
施例を示し、セラミック基板1上に於て、アース用導電
パターン57を入、出力端子用導電パターン5′,6′
の間に帯状に設けたレイアウトを示す。
施例を示し、セラミック基板1上に於て、アース用導電
パターン57を入、出力端子用導電パターン5′,6′
の間に帯状に設けたレイアウトを示す。
【0019】図6は、本発明の別の実施例の導電パター
ンレイアウトを示す。このように入力端子用導電パター
ン2個65−1,65−2、出力端子用導電パターン2
個66−1,66−2の場合でもこれらの間にアース用
パターン67を設けることにより本発明の効果を得るこ
とが出来、2個以上の場合も同様である。また図6
(A),(B)上、下面パターンの電気的接続法は、本
実施例スルーホール12以外の方法においても、同等の
効果を得ることができる。本発明により複数のフィルタ
特性を有するSAWフィルタ・チップを1パッケージ内
に実装可能となり、異なる2つの帯域幅のフィルタ特性
を有するBSチューナー用デュアル・SAWフィルタ装
置を1パッケージ内に実装して特性を改善することが出
来る。
ンレイアウトを示す。このように入力端子用導電パター
ン2個65−1,65−2、出力端子用導電パターン2
個66−1,66−2の場合でもこれらの間にアース用
パターン67を設けることにより本発明の効果を得るこ
とが出来、2個以上の場合も同様である。また図6
(A),(B)上、下面パターンの電気的接続法は、本
実施例スルーホール12以外の方法においても、同等の
効果を得ることができる。本発明により複数のフィルタ
特性を有するSAWフィルタ・チップを1パッケージ内
に実装可能となり、異なる2つの帯域幅のフィルタ特性
を有するBSチューナー用デュアル・SAWフィルタ装
置を1パッケージ内に実装して特性を改善することが出
来る。
【0020】図7は本発明による更に別の実施例を示
し、図3(A)の両面基板1に金属性の枠19を銀ロウ
付け等により接着したものに、金属性の平板20を例え
ばシーム熔接等にて熔接する構造を示している。この構
造により塵埃、湿気に対し気密性の高い(例えば、1×
10~5atm cc/secHeオーダのMilitary規
格)パッケージを実現することができると共に外部の電
磁波に対するシールド効果も得られる。
し、図3(A)の両面基板1に金属性の枠19を銀ロウ
付け等により接着したものに、金属性の平板20を例え
ばシーム熔接等にて熔接する構造を示している。この構
造により塵埃、湿気に対し気密性の高い(例えば、1×
10~5atm cc/secHeオーダのMilitary規
格)パッケージを実現することができると共に外部の電
磁波に対するシールド効果も得られる。
【0021】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、入出
力間アイソレーションを充分に得ることができるので、
400MHz以上の高周波帯においても、50dB以上
の帯域外抑圧度(減衰量)を持つ弾性表面波装置を実現
出来る。
力間アイソレーションを充分に得ることができるので、
400MHz以上の高周波帯においても、50dB以上
の帯域外抑圧度(減衰量)を持つ弾性表面波装置を実現
出来る。
【図1】本発明の一実施例のSAWフィルタ装置及び密
封用キャップの斜視図。
封用キャップの斜視図。
【図2】図1の基板上の導電パターン配置を示す上面、
側面、下面図。
側面、下面図。
【図3】本発明の第2実施例の導電パターン配置(レイ
アウト)の平面図。
アウト)の平面図。
【図4】本発明によるSAWフィルタ装置と従来の装置
との特性を比較する特性図。
との特性を比較する特性図。
【図5】別の実施例の斜視図。
【図6】別の実施例の斜視図。
【図7】別の実施例の斜視図。
【図8】従来例の斜視図。
【図9】別の実施例の斜視図。
【図10】別の実施例の斜視図。
【図11】電気的特性測定用基板の斜視図。
1…両面基板、 2…キャップ、 3…SAWフィルタチップ、 4…ワイヤ、 5…入力端子パターン、 6…出力端子パターン、 7…アースパターン、 8…上面図、 9…側面図、 10…下面図、 11…断面図、 12…スルーホール、 13…従来技術による基板、 14…本発明による特性、 15…従来技術による特性、 16…上面図、 17…側面図、 18…下面図、 19…金属性枠、 20…金属性平板。
Claims (6)
- 【請求項1】SAWフィルタ・チップと、該SAWフィ
ルタ・チップに電気的に接続される入力端子用導電パタ
ーン及び出力端子用導電パターン並びにアース用パター
ンが形成された絶縁基板とを有する弾性表面波装置にお
いて、 前記入力端子用導電パターンと前記出力端子用導電パタ
ーンとの間の前記絶縁基板内部に、少なくとも1つ以上
の導電部材を配置し、該導電部材を前記アース用パター
ンと電気的に接続したことを特徴とする弾性表面波装
置。 - 【請求項2】前記導電部材の少なくとも1つは、前記入
力端子用導電パターンと出力端子用導電パターンとを結
ぶ直線上に配置されることを特徴とする請求項1に記載
の弾性表面波装置。 - 【請求項3】前記SAWフィルタ・チップは、導電性を
有するケース部材により覆われて密閉されることを特徴
とする請求項1または2に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項4】前記ケース部材は金属製であることを特徴
とする請求項3に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項5】SAWフィルタ・チップと、該SAWフィ
ルタ・チップに電気的に接続される入力端子用導電パタ
ーン及び出力端子用導電パターン並びにアース用パター
ンが形成された基板とを有し、 前記入力端子用導電パターンと前記出力端子用導電パタ
ーンとの間の前記基板内部に、少なくとも1つ以上の導
電部材を配置し、該導電部材を前記アース用パターンと
電気的に接続した弾性表面波装置を、該アース用パター
ンを接地してフィルタとして使用したことを特徴とする
機器。 - 【請求項6】400MHz以上の周波数帯でフィルタと
して使用され、その通過帯域外の減衰量が50dB以上
であることを特徴とする弾性表面波装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP8259277A JP2892993B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8259277A JP2892993B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 弾性表面波装置 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1278379A Division JP2894616B2 (ja) | 1988-10-31 | 1989-10-27 | 弾性表面波装置及びこれを用いた機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09121137A true JPH09121137A (ja) | 1997-05-06 |
| JP2892993B2 JP2892993B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17331864
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8259277A Expired - Fee Related JP2892993B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 弾性表面波装置 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2892993B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007171024A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | センサ制御用回路ユニット、および検出装置 |
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-
1996
- 1996-09-30 JP JP8259277A patent/JP2892993B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9252476B2 (en) | 2011-04-21 | 2016-02-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Circuit module including a splitter and a mounting substrate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2892993B2 (ja) | 1999-05-17 |
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