JPH09121409A - ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置 - Google Patents
ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置Info
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- JPH09121409A JPH09121409A JP7279150A JP27915095A JPH09121409A JP H09121409 A JPH09121409 A JP H09121409A JP 7279150 A JP7279150 A JP 7279150A JP 27915095 A JP27915095 A JP 27915095A JP H09121409 A JPH09121409 A JP H09121409A
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Abstract
度が高く感度も高くなるガス絶縁電気機器の部分放電検
出装置を得る。 【解決手段】 円筒形状の金属容器の内部に導体を配置
し、絶縁支持して絶縁ガスを満たしたガス絶縁電気機器
において、可変周波数の電磁波を発生する電磁波発生
器、この電磁波を金属容器の内部に放射する第一電磁波
センサ、金属容器の内部の電磁波を検出する第二電磁波
センサ、第二電磁波センサからの電磁波信号のスペクト
ル分析を行うスペクトラムアナライザ、電磁波発生器で
発生する電磁波により検出した電磁波信号のガス絶縁電
気機器の構造によって決まる共振周波数が存在するスペ
クトルと、金属容器の内部で発生する部分放電に伴う電
磁波により検出した電磁波信号のスペクトルとを比較
し、スペクトル強度の大なる周波数と共振周波数との一
致を確認して部分放電の発生を判定するコンピュータを
備える。
Description
器の内部に導体を絶縁支持して絶縁ガスを満たしたガス
絶縁電気機器の金属容器の内部で発生する部分放電をガ
ス絶縁電気機器の構造によって決まる共振周波数に基づ
いて検出する部分放電検出装置に関する。
ー部門大会論文集に掲載された第387号論文「外部ア
ンテナを用いたGISの絶縁監視方式における信号検出
特性」(木村喬、春浪隆夫、金万直弘、斉藤宗敬)から
引用したもので、ガス絶縁電気機器の金属容器の内部に
おける絶縁性能が低下すると部分放電を生じるが、その
部分放電に伴なう電磁波に基づいて部分放電を検出する
従来の部分放電検出装置の構成図である。このガス絶縁
電気機器は金属容器1,3の内部に三相分の導体(図示
せず)を金属容器1,3の軸に対称に配置して絶縁スペ
ーサ5で絶縁支持し、絶縁ガスを満たした三相一括型の
ものであって、金属容器1,3のそれぞれのフランジ1
a,3aで絶縁スペーサ5を挟んでスタッドボルト(図
示せず)で締め付けている。
に伴なう電磁波は金属容器1,3のシールド効果により
その外部では減衰する。そこで、この電磁波を検出する
ために電磁波の透過する絶縁スペーサ5の周縁部に密着
してスロットアンテナ10aを取り付けるとともに、こ
のスロットアンテナ10aの近傍で金属容器3を囲繞し
てノイズを測定するスロットアンテナ10bを取り付け
る。そして、スロットアンテナ10a,10bとプリア
ンプ11a,11bとをそれぞれ同軸ケーブル19a,
19bで接続し、金属容器1,3の内部で発生した部分
放電による電磁波信号に外部のノイズ信号を含む信号を
スロットアンテナ10で検出し、プリアンプ11aで増
幅してスペクトラムアナライザ12でスペクトル分析し
パソコン13で記憶する。また、このときのノイズ信号
をスロットアンテナ10bで検出し、同じく、プリアン
プ11aで増幅、スペクトラムアナライザ12でスペク
トル分析してパソコン13で記憶し、両者の差分スペク
トルを演算して外部のノイズ信号を除去した部分放電の
みによる電磁波信号を検出する。
が存在しない場合の金属容器3の部分を示す断面図、同
図(B)(C)(D)はそれぞれ、同図(A)の状態の
もとに検出したノイズ信号のスペクトル、金属容器3の
内部で部分放電の発生のない正常時の電磁波信号にノイ
ズ信号を含む信号のスペクトル、これら両者の差分スペ
クトルである。また、図8(A)は導体4に針状の微小
金属異物9が存在する場合の金属容器3の部分を示す断
面図、同図(B)(C)(D)はそれぞれ同図(A)の
状態のもとに検出したノイズ信号のスペクトル、金属容
器3の内部で発生した部分放電による電磁波信号にノイ
ズ信号を含む信号のスペクトル、これら両者の差分スペ
クトルである。なお、図7(B)(C)(D)、図8
(B)(C)(D)はいずれも縦軸がスペクトル強度、
横軸が周波数を示す。図7(D)と図8(D)を比較す
ると金属容器3の内部で部分放電の発生のない正常時に
比べて部分放電の発生による電磁波信号を識別すること
ができる。
器の部分放電検出装置は金属容器1,3の内部で発生す
る部分放電による電磁波信号に外部のノイズ信号を含む
信号を検出しスペクトル分析してそのスペクトルを記憶
し、また、このときのノイズ信号を検出しスペクトル分
析してそのスペクトルを記憶してこれら両スペクトルの
差分スペクトルを演算することにより部分放電のみによ
る電磁波信号のスペクトルを得る。これを金属容器1,
3の内部で部分放電の発生がない正常時と金属容器1,
3の内部で部分放電の発生がある異常時とについて行な
い、両差分スペクトルを比較して部分放電を検出する。
しかしながら、絶縁スペーサ5の周縁部に密着するスロ
ットアンテナ10aとこの近傍で金属容器3を囲繞する
スロットアンテナ10bが金属容器1,3の外側にあっ
てその取り付け位置が全く同じでないことから外部のノ
イズの影響が少なからず考えられ、検出精度は必ずしも
高いとは思われない。また、絶縁スペーサ5を透過する
微弱な電磁波を検出するので感度もそれほど高いとは云
えない。
電気機器の部分放電検出装置は円筒形状の金属容器の内
部に一相分、あるいは、三相分の導体を配置し、絶縁ス
ペーサで絶縁支持して絶縁ガスを満たしたガス絶縁電気
機器において、可変周波数の電磁波を発生する電磁波発
生器、金属容器の内側に取り付けて電磁波発生器で発生
した電磁波を金属容器の内部に放射する第一電磁波セン
サ、金属容器の内側に取り付けて金属容器の内部で発生
する電磁波を検出する第二電磁波センサ、第二電磁波セ
ンサで検出した電磁波信号のスペクトル分析を行うスペ
クトラムアナライザ、電磁波発生器で発生する電磁波に
より検出した電磁波信号をスペクトル分析して得たガス
絶縁電気機器の構造によって決まる共振周波数が存在す
るスペクトルと、金属容器の内部で発生する部分放電に
伴う電磁波により検出した電磁波信号をスペクトル分析
して得たスペクトルとを比較し、スペクトル強度の大な
る周波数と共振周波数との一致を確認して金属容器の内
部での部分放電の発生を判定するコンピュータを備えた
ものである。
検出装置で第二電磁波センサで検出した電磁波信号に含
まれる外部のノイズを除去するフィルタを設ける。
電検出装置で第二電磁波センサで検出した電磁波信号に
含まれる外部のノイズを除去するフィルタと絶縁スペー
サの周縁部を覆って遮蔽する電磁シールドとを設ける。
の内部に一相分の導体を同軸にして絶縁支持し、絶縁ガ
スを満たした相分離型か、あるいは、同様の金属容器の
内部に三相分の導体を金属容器の軸を対称にして配置し
絶縁支持して絶縁ガスを満たした三相一括型のいずれか
であるが、金属容器の内部で電磁波が発生すると、その
構造から同軸円筒空洞共振器として働くものと考えるこ
とができ、その共振周波数fnはfn=(C/2L)n
となる。ここで、Cは光の速度、Lは金属容器の内部に
配置した導体の長さ、nは自然数である。これより導体
の長さLによって決まる等間隔の共振周波数が多数存在
し、金属容器の内部で発生する部分放電に伴なう電磁波
のスペクトルをとるとこれらの共振周波数でスペクトル
強度が大となる。
図である。図1において、まず、ガス絶縁電気機器の部
分について説明すると、21は円筒形状の金属容器で絶
縁ガスを封入する。21aは金属容器21のフランジ、
22は金属容器21に同軸にして収容した一相分の導
体、23は直交する円筒形状の金属容器で絶縁ガスを封
入し、図示は省略するが、導体22に接続した一相分の
導体を同軸にして収容している。23aは金属容器23
のフランジ、24は金属容器23に取り付けたブッシン
グ、25は導体21を絶縁支持する絶縁スペーサでフラ
ンジ21aとフランジ23aで挟み、図示を省略するが
スタッドボルトで締め付けている。
明する。30aは金属容器21の内側に取り付けて電磁
波を金属容器21,23の内部に放射する電磁波セン
サ、30bは金属容器21の内側に取り付けて金属容器
21,23の内部で発生する電磁波を検出する電磁波セ
ンサ、31は電磁波センサ30aで金属容器21,23
の内部に放射する可変周波数の電磁波を発生する電磁波
発生器、33は電磁波センサ30bで検出し、アンプ3
2で増幅した電磁波信号をスペクトル分析するスペクト
ラムアナライザ、34は電磁波発生器31で発生させた
電磁波による電磁波信号をスペクトル分析して得たこの
ガス絶縁電気機器の構造によって決まる共振周波数が存
在するスペクトルと、金属容器21,23の内部で発生
した部分放電に伴う電磁波による電磁波信号をスペクト
ル分析して得たスペクトルとを比較して、スペクトル強
度の大なる周波数と共振周波数との一致を確認して金属
容器21,23の内部での部分放電の発生を判定するコ
ンピュータである。
器31で0〜1GHzの電磁波を発生させて電磁波セン
サ30aにより金属容器21,23の内部に放射する。
この電磁波を電磁波センサ30bで検出し、その電磁波
信号をアンプ32で増幅してスペクトラムアナライザ3
3でスペクトル分析し、そのスペクトルをコンピュータ
34に記憶する。そのスペクトルを図2(A)に示す
が、ガス絶縁電気機器の構造によって決まる共振周波数
が20〜30MHzの間隔で存在し、538MHzの付
近で最大のスペクトル強度になっている。これらの共振
周波数から金属容器21,23の内部に配置した導体の
長さLを計算すると5mないし7.5mとなり、実際の
導体の長さ(約6m)とほぼ一致する。
針状の微小金属異物(0.2mm径、10mm長さ)を
立てて付着させ、針先放電させたときと、金属容器21
の内部で針状の微小金属異物(0.2mm径、3mm長
さ)をファイアフライ状態にしたときの2つの部分放電
についてその電磁波を電磁波センサ30bで検出し、そ
の電磁波信号をアンプ32で増幅してスペクトラムアナ
ライザ33でスペクトル分析を行ない、その各スペクト
ルをコンピュータ34に記憶した。このときの針先放電
とファイアフライ状態の各スペクトルをそれぞれ図2
(B)と図2(C)に示す。図2(A)と図2(B)
(C)とをコンピュータ34で比較し、図2(B)
(C)のスペクトル強度の大なる周波数が図2(A)の
共振周波数とほぼ一致すること、とくに、図2(A)
(B)(C)のいずれでも538MHz付近でスペクト
ル強度が最大になっていることを確認して金属容器21
の内部での部分放電の発生を判定する。なお、参考のた
めにこのガス絶縁電気機器とは別に平行平板電極の一方
の電極に針状の金属突起物(0.2mm径、10mm長
さ)を設けて針先放電を生じさせたときに発生する電磁
波のスペクトルを図2(D)に示す。これによれば、ス
ペクトルが全周波数帯域に存在して図2(B)(C)と
の差異は明らかである。
て説明したが、三相一括型のガス絶縁電気機器であって
も、この発明を実施することができる。この実施の形態
1によれば、電磁波を検出する電磁波センサ30bを金
属容器の内側に取り付けるとともに、ガス絶縁電気機器
の構造によって決まる共振周波数のスペクトルを予め記
憶し、金属容器21,23の内部で発生する部分放電に
伴なう電磁波のスペクトルも記憶して両者を比較し、電
磁波のスペクトル強度の大なる周波数が共振周波数と一
致することを確認して金属容器21,23の内部での部
分放電の発生を判定するので、外部のノイズの影響を受
けることが少なく、また、検出精度が高く、感度も高く
なる。
態2を示す構成図である。図3において、21,21
a,22,23,23a,24,25,30a,30
b,31〜34は実施の形態1で図1について説明した
ものと同じものである。35は0〜400MHzのノイ
ズを除去するフィルタである。また、図4は金属容器2
1,23の内部で発生した部分放電に伴う電磁波に絶縁
スペーサ25、ブッシング24から内部に侵入した外部
のノイズを含む信号のスペクトルである。図4によれ
ば、0〜400MHzのかなり大きいノイズを含んでい
るので、フィルタ35で除去すれば、外部のノイズの影
響を避けることができ、実施の形態1と同じ効果を得る
ことができる。
態3を示す構成図である。外部のノイズは絶縁スペーサ
25、ブッシング24から内部に侵入するので、絶縁ス
ペーサ25の周縁部を電磁シールド29で覆って遮蔽す
れば、ノイズを減少させることができ、実施の形態2よ
りも良い効果を期待することができる。
る。
ペクトル(A)、針先放電の場合のスペクトル(B)、
ファイアフライ状態の場合のスペクトル(C)、平行平
板電極に針状の金属突起物のある針先放電の場合のスペ
クトル(D)である。
る。
信号のスペクトルである。
る。
を示す構成図である。
部分の断面図(A)、ノイズ信号のスペクトル(B)、
部分放電の発生のない正常時の電磁波信号にノイズ信号
を含む信号のスペクトル(C)、(B)と(C)との差
分スペクトル(D)である。
分の断面図(A)、ノイズ信号のスペクトル(B)、部
分放電の発生がある異常時の電磁波信号にノイズ信号を
含む信号のスペクトル(C)、(B)と(C)との差分
スペクトル(D)である。
サ 21a フランジ 30b 電磁波セン
サ 22 導体 31 電磁波発生
器 23 金属容器 33 スペクトラ
ムアナライザ 23a フランジ 34 コンピュー
タ 25 絶縁スペーサ 35 フィルタ 29 電磁シールド
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒形状の金属容器の内部に一相分、あ
るいは、三相分の導体を配置し、絶縁スペーサで絶縁支
持して絶縁ガスを満たしたガス絶縁電気機器において、
可変周波数の電磁波を発生する電磁波発生器、前記金属
容器の内側に取り付けて前記電磁波発生器で発生した電
磁波を前記金属容器の内部に放射する第一電磁波セン
サ、前記金属容器の内側に取り付けて前記金属容器の内
部で発生する電磁波を検出する第二電磁波センサ、前記
第二電磁波センサで検出した電磁波信号のスペクトル分
析を行うスペクトラムアナライザ、前記電磁波発生器で
発生する電磁波により検出した電磁波信号をスペクトル
分析して得た前記ガス絶縁電気機器の構造によって決ま
る共振周波数が存在するスペクトルと、前記金属容器の
内部で発生する部分放電に伴う電磁波により検出した電
磁波信号をスペクトル分析して得たスペクトルとを比較
し、スペクトル強度の大なる周波数と前記共振周波数と
の一致を確認して前記金属容器の内部での部分放電の発
生を判定するコンピュータを備えたことを特徴とするガ
ス絶縁電気機器の部分放電検出装置。 - 【請求項2】 第二電磁波センサで検出した電磁波信号
に含まれる外部のノイズを除去するフィルタを設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁電気機器の部
分放電検出装置。 - 【請求項3】 絶縁スペーサの周縁部を覆って遮蔽する
電磁シールドを設けたことを特徴とする請求項2に記載
のガス絶縁電気機器の部分放電検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27915095A JP3586322B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27915095A JP3586322B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09121409A true JPH09121409A (ja) | 1997-05-06 |
| JP3586322B2 JP3586322B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=17607151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27915095A Expired - Lifetime JP3586322B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | ガス絶縁電気機器の部分放電検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3586322B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7789285B1 (ja) * | 2025-04-15 | 2025-12-19 | 三菱電機株式会社 | ファイアフライ検知装置 |
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-
1995
- 1995-10-26 JP JP27915095A patent/JP3586322B2/ja not_active Expired - Lifetime
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