JPH09121984A - クッション材 - Google Patents

クッション材

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JPH09121984A
JPH09121984A JP28316495A JP28316495A JPH09121984A JP H09121984 A JPH09121984 A JP H09121984A JP 28316495 A JP28316495 A JP 28316495A JP 28316495 A JP28316495 A JP 28316495A JP H09121984 A JPH09121984 A JP H09121984A
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JP
Japan
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closed
cushion
cell plastic
material according
cushioning
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Application number
JP28316495A
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English (en)
Inventor
Tomoji Washino
巴治 鷲野
Nobuyuki Hashimoto
信之 橋本
Minoru Sawano
實 澤野
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HOUKOU SANGYO KK
Toray Pef Products Inc
Original Assignee
HOUKOU SANGYO KK
Toray Pef Products Inc
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Publication date
Application filed by HOUKOU SANGYO KK, Toray Pef Products Inc filed Critical HOUKOU SANGYO KK
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しい化学組成の衝撃吸収材、新たな化学的
要素の工夫及び難しい施工のノウハウを必要とすること
なく、既存の材料の複合的使用で、広い範囲で高度の衝
撃吸収性を長期間発揮するクッション材を提供するこ
と。 【解決手段】 独立気泡プラスチック材料を相互に接合
して空気を密閉せしめてなる中空体を芯材として用いて
なるクッション材。この独立気泡プラスチック材料とし
ては熱融着により接合せしめ得る熱可塑性ポリマからな
るものが好適に用いられる。また、この独立気泡プラス
チック材料としては、予め筒状、波形状、山形突起状お
よびハニカム状のいずれかの形状に加工されたものが好
適に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種スポーツ施設等
において人体の壁面、床面からの保護、建築物、路盤、
岸壁等構造体の振動・凍結の防止、自動車、運動具等の
人体の移動時の保護、物品の輸送時の衝撃からの保護、
及びベッド、ソファー等の弾力性付与等に用いられるク
ッション材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クッション材料は、ゴム、発泡
体、繊維、及びシート等を単体もしくは積層体または複
合体として使用されてきている。最も典型的なクッショ
ン材の適用分野であるスポーツ用安全防御フェンスにつ
いてみると、以下に述べるように、従来の技術では、緩
衝範囲が大きい場合、高度の衝撃吸収性を発揮するクッ
ション材料を得るのが極めて難しい。
【0003】すなわち、スポーツ用安全防御フェンスに
用いられるクッション材料としては、ゴム、ポリウレタ
ンフォーム、及びポリエチレンフォームが典型的なもの
であるが、いずれも、例えば野球ボールのように接触面
積が小さく衝撃度が大きいものと、野球選手のように接
触面積が大きく衝撃度が小さいものの両方に適合出来な
い。この両方の要請を満足させるために、いろいろな工
夫、提案がなされている。
【0004】上記材料について化学的な組成の変更、ポ
リマーの重合度の変更、厚さや発泡度の調整、及び表面
覆い材料などを含めて上記材料のいろいろな厚さ割合で
の積層体等の提案がなされているが、いずれも長期に安
定した広い範囲の衝撃吸収性能を有するクッション材を
容易に提供するものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新し
い化学組成の衝撃吸収材、新たな化学的要素の工夫及び
難しい施工のノウハウを必要とすることなく、既存の材
料の複合的使用で、広い範囲で高度の衝撃吸収性を長期
間発揮するクッション材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、 (1)独立気泡プラスチック材料を相互に接合して空気
を密閉せしめてなる中空体を芯材として用いてなるクッ
ション材。 (2)独立気泡プラスチック材料と他の緩衝材との複合
体を相互に接合して空気を密閉せしめてなる中空体を芯
材として用いてなるクッション材。
【0007】(3)独立気泡プラスチック材料が熱融着
により接合せしめ得る熱可塑性ポリマからなる(1)及
び(2)に記載のクッション材。 (4)独立気泡プラスチック材料が予め筒状、波形状、
山形突起状、及びハニカム状のいずれかの形状に加工さ
れたものである(1)〜(3)に記載のクッション材。
【0008】(5)テープ状の独立気泡プラスチック材
料を蛇行させ、接触部を相互に接合して空気を密閉せし
めてなる中空体を用いる(1)〜(3)に記載のクッシ
ョン材。 (6)独立気泡プラスチック材料の加工形状が相互に異
なるものを複合的に接合してなる(4)及び(5)に記
載のクッション材。
【0009】(7)相互に接合せしめる独立気泡プラス
チック材料が、厚さ、発泡倍率、及び材質のいずれか一
つ以上相違したものであることを特徴とする(1)〜
(6)に記載のクッション材。 等によって好都合に達成された。本発明の最大の特徴
は、柔軟で空気遮断性があり、破裂しない強さのある独
立気泡プラスチック材料により形成された空気層によっ
て大衝撃の範囲の吸収を受け持ち、独立気泡プラスチッ
ク材料自体が限定的な狭い範囲の吸収を受け持つ複合的
な構成により、多様、且つ複雑な衝撃吸収性が長期間に
亘り反復性を有し続ける性能を発揮し得るクッション材
を難しい施工のノウハウを必要とすることなく提供出来
る、という全く新たな技術思想にある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明する。
本発明において、独立気泡プラスチック材料としては、
好ましくは、熱融着により接合せしめ得る熱可塑性ポリ
マからなるものが用いられ、ポリエチレンフォーム、ポ
リプロピレンフォーム、及びEVAフォーム等が挙げら
れる。これは、接合後変質の原因になる接着剤の使用を
省略出来、かつ、接合加工を容易にするためである。
【0011】本発明に係るクッション材を取得する方法
としては、例えば、独立気泡プラスチック材料を予め筒
状、波形状、山形突起状及びハニカム状のいずれかに加
工し、これらを密閉された空気層が形成されるように接
合する、という方法が挙げられる。図1(A)、図1
(B)及び図1(C)は独立気泡プラスチック材料を予
め筒状に加工したものを用いた例である。図1(A)
は、筒状に加工したものを横置き配置にしたものの鳥瞰
模式図であり、図1(B)は、筒状に加工したものを縦
置き配置にしたものの鳥瞰模式図であり、図1(C)
は、筒状に加工したものをハニカム状配置にしたものの
鳥瞰模式図である。
【0012】図2(A)及び図2(B)は独立気泡プラ
スチック材料を予め波板状に加工したものを用いた例で
ある。図2(A)は、波板を横置き配置にしたものの鳥
瞰模式図であり、図2(B)は、波板を縦置き配置した
ものの鳥瞰模式図である。図2(C)は、テープを蛇行
させて縦置き配置したものの鳥瞰模式図であり、図2
(D)はテープを蛇行させてハニカム状配置にしたもの
の鳥瞰模式図である。
【0013】図3(A)及び図3(B)は独立気泡プラ
スチック材料を予め山形突起状に加工したものを用いた
例である。図3(A)は山形突起状に加工したものを横
置き配置したものの鳥瞰模式図であり、図3(B)は図
3(A)に示したものの側面模式図である。図1から図
3までに示したものはごく基本的なパターンであるが、
これらの他にいろいろな形が用いられる。
【0014】図4(A)は、独立気泡プラスチック材料
を予め角型の筒状に加工したものを用いた例である。図
4(B)は、独立気泡プラスチック材料を予め接合面を
長くした円型の筒状に加工したものを用いた例である。
図4(A)及び図4(B)に示す態様は、接合面を長く
して接合強度を上げるとともに座屈衝撃性の調整を行う
例である。
【0015】図5(A)は、独立気泡プラスチック材料
を予め筒状に加工したものを井桁状多段積上げ型にした
ものの模式図である。図5(B)は独立気泡プラスチッ
ク材料を予め各種の筒状に加工したものを多段積上げ型
にしたものの模式図である。図5(C)は独立気泡プラ
スチック材料を予め各種の筒状に加工したものを横置き
配置にしたものの模式図である。図5(D)は独立気泡
プラスチック材料を予め亀甲型の筒状に加工したものを
煉瓦ブロック状多段積上げ型にしたものの模式図であ
る。
【0016】図6(A)は、独立気泡プラスチック材料
を予め筒状に加工したものを接合したものの空気層に発
泡ビーズを封入したものの模式図である。図6(B)
は、独立気泡プラスチック材料を予め筒状に加工したも
のを接合したものの空気層の内や外に室温硬化型発泡体
を吹き付けたものの模式図である。以上詳しく説明した
方法により、本発明においては、独立気泡プラスチック
材料を相互に接合して空気を密閉せしめてなる中空体が
提供されるのである。本発明においては、かかる中空体
をクッション材の芯材として用いるのである。
【0017】図7(A)及び図7(B)は、本発明にか
かるクッション材を実際に用いる例を示したものであ
る。図7(A)は本発明のクッション材を安全防護壁面
に装着する立面における実施態様を説明する側面断面模
式図である。そして、図7(B)は、本発明のクッショ
ン材をソファー・寝具に装着する平面における実施態様
を説明する側面断面模式図である。これらの図におい
て、5はクッション芯材を覆う表面覆い材料であり、6
はクッション芯材が覆う裏面壁面であり、そして7がク
ッション芯材である。
【0018】本発明においては、独立気泡プラスチック
材料が予め筒状、波形状、及び山形突起状、のいずれか
の形状に加工されたもの、或いは柔軟なテープ状の独立
気泡プラスチック材料を蛇行させたものが用いられ、典
型的には筒状同志、波形状同志、山形突起状同志及び蛇
行テープ同志を接合するが相互に異なる形状に加工され
たものを接合してもよいのは勿論である。
【0019】また、本発明においては、相互に接合せし
める独立気泡プラスチック材料が、厚さ、発泡倍率、及
び材質のいずれか一つ以上相違せしめることが出来、こ
れにより、厚さ方向部位の緩衝性能を大きく変化させる
ことができるので多くの用途に適合するクッション材の
提供が可能となる。さらに、本発明においては、独立気
泡プラスチック材料を相互に接合して空気を密閉せしめ
てなる中空体の外側の凹凸を平滑面にするとともに、独
立気泡プラスチック材料は一般的に擦過傷などに弱いの
でこれを保護するために、該中空体の表面、裏面、なら
びに側面に従来常用されている材料であるシード、ボー
ドなどを接合して覆うことが好ましい。典型的には、柔
軟なシート状物、硬質な板・壁材などが用いられる。
【0020】また、本発明においては、大きな衝撃変化
による空気層の座屈破壊を防ぎ、かつ、部分的な緩衝反
発を発揮せしめる為に、図6(A)に示すように中空体
芯材の中に充満されない程度の発泡ビーズを封入せしめ
たり、吹き付けなどにより容易に緩衝吸収性を有する発
泡体を得ることが出来る発泡性材料、例えば室温硬化型
発泡性シリコーンを、図6(B)に示すように中空体芯
材の中や外側の隙間に適量挿入、固着させることが好ま
しい。
【0021】本発明に係るクッション材は上述した通り
の数々の利点を有するので、いろいろな物品に好都合に
適用することが出来る。例えば、スポーツ施設・福祉施
設等の人体保護安全防御の壁・柱、建築物の隔壁・床面
・基盤等の保温・防音・防振の軽量建材、テント等仮設
住居の保温・防音材、物品保護等の緩衝包装材、船体・
岸壁等の波動衝撃吸収材、鉄道線路等交通機関の基盤等
の振動・凍結防止材、交通施設・自動車等の保護安全
具、遊具・運動具等の生活用品、ベット等の寝具及びソ
ファー等の家具が挙げられる。
【0022】
【実施例】以下、本発明にかかるクッション材を実施例
により、さらに詳細に説明するが、もとより本発明はこ
れらに限定されるものではない。 実施例1 先ず、2mm厚さの東レ(株)製「トーレペフ」(30倍
発泡のポリエチレンフォームシート)を丸め、接合部を
熱融着して外径40mm、長さ1mのパイプを作り、図1
(B)の鳥瞰模式図に示すようにこのパイプの外縁が接
するように25本並べ、外側の接触部24カ所を熱融着
接合により縦継ぎして、縦1m、横1m、厚さ40mmの
大きさの縦置き配置の筒状ポリエチレンフォーム中空体
芯材を作った。
【0023】そして、図7(A)に示すように、表面覆
い材料として一般市販のスポーツ施設ラバーファンス用
の厚さ2mm布帛強化ゴムシートを筒状ポリエチレンフォ
ームの上下切り口をパイプの中の空気を密閉出来るよう
に、かつ筒状ポリエチレンフォームの縦継ぎによる表面
凹凸を平らにするように筒状ポリエチレンフォーム中空
体芯材に合成ゴム接着剤で接合して安全防御フェンスの
1ユニットとした。この裏面を野球場外野の壁面に直線
一般工法により接合し、所要の外野フェンスの長さにな
るまでこのユニットを横継ぎ装着して安全防御外野フェ
ンスとした。
【0024】この結果、この安全防御外野フェンスは、
野球選手の外野守備による外野フェンスへの激突に対す
る衝撃吸収に優れた効果を有していた。また、この安全
防御外野フェンスはボールの衝撃に対しても充分耐える
ものであり、同時にクッションボールのバゥンド状態も
満足すべきものであった。特に、従来のゴム製のものに
比較して、軽量で、かつ接着剤の使用量も少なく、施工
を容易におこなうことが出来た。
【0025】実施例2 図1(B)の鳥瞰模式図に示すように幅1m、厚さ2mm
の30倍発泡のポリエチレンフォームのシートを湾曲の
外縁高さ20mmの波型シート2枚対とし、相互の山線を
接するようにして熱融着接合することによって縦1m、
横1m、厚さ40mmの大きさの縦置き配置のポリエチレ
ンフォーム中空体芯材が得られた。
【0026】このポリエチレンフォーム中空体芯材を使
用して実施例1と同様にして安全防御外野フェンスを得
た。この安全防御外野フェンスは、野球選手の外野守備
による外野フェンスへの激突に対する衝撃吸収に優れた
効果を有していた。また、この安全防御外野フェンスは
ボールの衝撃に対しても充分耐えるものであり、同時に
クッションボールのバゥンド状態も満足すべきものであ
った。
【0027】湾曲シート、換言すれば波形状シートを出
発材料とした中空体芯材は下記のような優れた特徴を有
しており、好ましい。 (1)フェンスの幅方向の長短をシートの長さの調節に
よって簡単に出来ること。 (2)中空体芯材の中空部の大きさと形を、波型の湾曲
のさせ方で簡単に調整出来ること。
【0028】(3)熱融着接合する山線部分の直線化の
程度によって接合強度を容易に調整出来ること。 (4)湾曲シートの枚数を増加することによって容易に
多段化出来ること。 (5)中空体芯材の空気層内に発泡ビーズなどの緩衝材
の封入が容易に出来ること。
【0029】実施例3 2mm厚さの東レ(株)製「トーレペフ」(10倍発泡の
ポリプロピレンフォーム・シート)を外径35mm、長さ
30mmの円筒になるように予め丸め、エッジを熱融着
し、これを図1(B)に示すようにハニカム状に製し、
この中空部の体積の2/3相当に当たる量の20倍発泡
のポリスチレンビーズを図6(A)に示す要領でハニカ
ム状の空気層に封入して自動車のサイドドアによって空
気層が緩衝吸収できるように密閉した。
【0030】自動車のサイドドアに対する衝突事故等を
想定したサイドドアの破壊はポリプロピレンフォーム、
空気層、発泡ポリスチレンビーズの3段階の衝撃吸収に
より顕著に軽減された。 実施例4 ソファー、椅子、ベットなど人体が長時間快適に接して
いられる為には人体による沈み込み、反発性が広範囲、
かつ、微妙に発揮されるクッション材が必要である。
【0031】そこで、図5(C)の模式図のものの左側
を下側になるようにし、上側の広く人体に接する表面は
種々の体型と感覚を有する人体がそれぞれに長時間快適
な接触が可能となるように空気層の大きさ、空気層を包
む外皮の形、材質、厚さを配列する。一例として、強く
圧迫する部分には中空体を形成する外皮に2mm厚さの東
レ(株)製「トーレペフ」(6倍発泡のポリプロピレン
フォーム)を山高さ15mmの図5(C)の模式図右側の
突起形状に成型したもの、圧迫を必要としない部分には
1mm厚さの「トーレペフ」(20倍発泡のポリエチレン
フォーム・シート)のスライス面が外側になるようにし
た外径15mmの筒状に加工したもの、柔軟性を必要とす
る部分には1mm厚さの「トーレペフ」(13倍発泡のE
VA共重合ポリエチレンフォーム・シート)の外面に5
mm厚さの(株)ブリジストン製「エバーライト」(連続
気泡ポリエーテル系ポリウレタンフォーム・FDソフト
タイプ)を接着させたシートを筒状に加工したものを筒
状軸を適宜交差するなど特性を必要とする部位に合うよ
うに配列し、側面を熱融着などにより接合して人体側の
第1層を製作した。
【0032】さらに、2mm厚さの「トーレペフ」(13
倍発泡のEVA共重合ポリエチレンフォーム・シート)
で外径・長辺60mm、短辺25mm楕円型筒状に加工した
ものを長辺外側に筒状軸を適宜交差するように熱融着し
て平面状にして第2層を製作した。第3層は3mm厚さの
「トーレペフ」(30倍発泡のポリエチレンフォーム・
シート)を丸め、接合部を熱融着して外径20mmのパイ
プを作り、また、第4層は4mm厚さの「トーレペフ」
(25倍発泡のポリエチレンフォーム・シート)を丸
め、接合部を熱融着して外径40mmのパイプを作り、そ
れぞれパイプの接する外側を筒状軸を適宜交差するよう
に熱融着して平面状にして第3層、第4層を製作した。
【0033】次いで、第1層から第4層を積層し、層間
の隙間が大きく、人体側の第1層表面の平滑性が欠落す
る部位に対して、その第1層と第2層との間に1mm厚さ
の「トーレペフ」(13倍発泡のEVA共重合ポリエチ
レンフォーム)で外径5mmのパイプを作り、隙間の大き
さに合うよう適宜、長さをカットしたものを挟み込み、
ポリウレタンフォームとの接合は接着剤を使用し、他の
接合は熱融着によってソファー用のクッションとした。
【0034】この結果、着席時のショックの吸収がソフ
トであり、1時間以上の使用において違和感がなく、ク
ッション材の内部接合が筒状軸を適宜交差などにより通
気性があり快適な使用感が得られた。参考までに、図8
に各種クッション材料への荷重の大きさと各種クッショ
ン材料の厚さの変化について加除反発SSカーブにより
モデル比較した結果を示した。各種クッション材料の厚
みは同一とした。図8中、Aは実施例1で得られた縦置
き配置の筒状ポリエチレンフォーム中空体芯材、Bはポ
リエチレン独立気泡体、Cはポリウレタン連続気泡体、
Dはポリスチレン独立気泡体である。Aが大きい範囲で
の荷重の加除繰り返しに破壊することなく耐える緩衝性
能を有する点で極めて優れていることが判る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、衝撃範囲の大きいもの
に対しては、独立気泡プラスチック材料を相互に接合し
て空気を密閉せしめてなる中空体の空気層で吸収し、一
方、衝撃範囲が小さい衝撃に対しては、独立気泡プラス
チック材料で吸収する、という全く新たな技術思想によ
り、種々の衝撃に耐えるクッション材が提供された。ま
た、多岐に亘る品質スペックを満たすクッション材を容
易に提供することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は筒状に加工したものを横置き配置して
なる中空体芯材の鳥瞰模式図、(B)は筒状に加工した
ものを縦置き配置してなる中空体芯材の鳥瞰模式図、
(C)は筒状に加工したものをハニカム状配置にしてな
る中空体芯材の鳥瞰模式図である。
【図2】(A)は波板を横置き配置にしてなる中空体芯
材の鳥瞰模式図、(B)は波板を縦置き配置にしてなる
中空体芯材の鳥瞰模式図、(C)は蛇行状テープを縦置
き配置したものの鳥瞰模式図、(D)は蛇行状テープを
ハニカム状配置にしたものの鳥瞰模式図である。
【図3】(A)は山形突起状に加工したものを横置き配
置してなる中空体芯材の鳥瞰模式図、(B)は(A)に
示したものの側面模式図である。
【図4】(A)は角型の筒状に加工したものを用いた本
発明にかかる中空体芯材の例、(B)は接合面を長くし
た円型の筒状に加工したものを用いた本発明にかかる中
空芯材の例を示す図である。
【図5】(A)は筒状に加工したものを接合したものの
空気層に発泡ビーズを封入した本発明にかかる中空体芯
材の模式図、(B)は各種の筒状に加工したものを多段
積上げ型にした本発明にかかる中空体芯材の模式図、
(C)は各種の筒状に加工したものの横置き配置にした
本発明にかかる中空体芯材の模式図、(D)は亀甲型の
筒状に加工したものを煉瓦ブロック状多段積上げ型にし
た本発明にかかる中空体芯材の模式図である。
【図6】(A)は筒状に加工したものを接合したものの
空気層に発泡ビーズを封入した本発明にかかる中空体芯
材の模式図、(B)は筒状に加工したものを接合したも
のの空気層の内や外に室温硬化型発泡体を吹き付けた本
発明にかかる中空体芯材の模式図である。
【図7】(A)は本発明のクッション材を安全防護壁面
に装着する立面における実施態様を説明する側面断面模
式図、(B)は本発明のクッション材をソファー寝具に
装着する平面における実施態様を説明する側面断面模式
図である。
【図8】各種クッション材料への荷重の大きさと各種ク
ッション材料の厚さの変化についての加除反発SSカー
ブを示すグラフである。
【符号の説明】
1 独立気泡プラスチック材料 2 独立気泡プラスチック材料の接合部 3 発泡ビーズ 4 室温硬化型発泡体 5 クッション芯材を覆う表面覆い材料 6 クッション芯材が覆う裏面壁面 7 クッション芯材 A 縦置き配置の筒状ポリエチレンフォーム中空体芯材 B ポリスチレン独立気泡体 C ポリウレタン連続気泡体 D ポリスチレン独立気泡体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/00 B32B 27/00 J 101 101 B68G 5/02 B68G 5/02 11/04 11/04 D04H 1/02 D04H 1/02 (72)発明者 澤野 實 東京都杉並区井草1丁目20番10号

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立気泡プラスチック材料を相互に接合
    して空気を密閉せしめてなる中空体を芯材として用いて
    なるクッション材。
  2. 【請求項2】 独立気泡プラスチック材料と他の緩衝材
    との複合体を相互に接合して空気を密閉せしめてなる中
    空体を芯材として用いてなるクッション材。
  3. 【請求項3】 独立気泡プラスチック材料が熱融着によ
    り接合せしめ得る熱可塑性ポリマからなる請求項1又は
    2に記載のクッション材。
  4. 【請求項4】 独立気泡プラスチック材料が予め筒状、
    波形状、山形突起状、及びハニカム状のいずれかの形状
    に加工されたものである請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のクッション材。
  5. 【請求項5】 テープ状の独立気泡プラスチック材料を
    蛇行させ、接触部を相互に接合して空気を密閉せしめて
    なる中空体を用いる請求項1〜3のいずれか1項に記載
    のクッション材。
  6. 【請求項6】 独立気泡プラスチック材料の加工形状が
    相互に異なるものを複合的に接合してなる請求項4又は
    5に記載のクッション材。
  7. 【請求項7】 相互に接合せしめる独立気泡プラスチッ
    ク材料が、厚さ、発泡倍率、及び材質のいずれか一つ以
    上相違したものであることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項に記載のクッション材。
  8. 【請求項8】 独立気泡プラスチック材料が他の発泡性
    材料を固着せしめた独立気泡プラスチック材料であるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のク
    ッション材。
  9. 【請求項9】 他の発泡性材料が室温硬化型発泡性シリ
    コーンである請求項8に記載のクッション材。
  10. 【請求項10】 空気を密閉せしめてなる中空体の空気
    層に他の緩衝材を該空気層の容積をすべて満たさないよ
    うに封じ込めてなる請求項1〜9のいずれか1項に記載
    のクッション材。
  11. 【請求項11】 空気を密封せしめてなる中空体を縦継
    ぎまたは横継ぎしたものを芯材として用いてなる請求項
    1〜9のいずれか1項に記載のクッション材。
  12. 【請求項12】 空気を密閉せしめてなる中空体を縦継
    ぎまたは横継ぎしたものを重ね継ぎしたものを芯材とし
    て用いてなる請求項11に記載のクッション材。
  13. 【請求項13】 独立気泡プラスチック材料を相互に接
    合して空気を密閉せしめてなる中空体を芯材とし該芯材
    の周囲を柔軟なシート状物を設けてなる請求項1〜12
    のいずれか1項に記載のクッション材。
  14. 【請求項14】 独立気泡プラスチック材料を相互に接
    合して空気を密閉せしめてなる中空体を芯材とし、その
    片面に硬質材を、他面に芯材を保護する表面覆い材料を
    それぞれ接合してなる請求項1〜12のいずれか1項に
    記載のクッション材。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のクッション材を用いてなる建材。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のクッション材を用いてなるスポーツ施設の壁、柱及び
    床から選ばれた材料。
  17. 【請求項17】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のクッション材を用いてなる保護安全具。
  18. 【請求項18】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のクッション材を用いてなる家具。
  19. 【請求項19】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のクッション材を用いてなる緩衝包装材。
  20. 【請求項20】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のクッション材を用いてなる波動吸収材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323864B1 (ko) * 1999-10-11 2002-02-19 홍영남 큐션판
JP2008005857A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Kankyo Keiei Sogo Kenkyusho:Kk 椅子
JP2017137860A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 荷重吸収システム及び方法
JP2018517026A (ja) * 2015-05-19 2018-06-28 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 管状粒子を含む物品

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