JPH09122126A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH09122126A
JPH09122126A JP28358095A JP28358095A JPH09122126A JP H09122126 A JPH09122126 A JP H09122126A JP 28358095 A JP28358095 A JP 28358095A JP 28358095 A JP28358095 A JP 28358095A JP H09122126 A JPH09122126 A JP H09122126A
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JP
Japan
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blood flow
dimensional
depth
image
frames
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Application number
JP28358095A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sato
吉幸 佐藤
Masao Takimoto
雅夫 滝本
Keisuke Hashimoto
敬介 橋本
Yukinobu Yokoyama
行信 横山
Tatsuo Ogasawara
達雄 小笠原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8993Three dimensional imaging systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8979Combined Doppler and pulse-echo imaging systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、3次元血流画像で血流情報の
相違を表現することの可能な超音波診断装置を提供する
ことである。 【解決手段】本発明による超音波診断装置は、被検体の
3次元領域内で断面の異なる複数フレームの血流画像に
基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化とし
て表現される3次元血流画像を生成する超音波診断装置
において、3次元血流画像を血流情報に応じて輝度と色
相の他方が変化するように処理する3D−DSCユニッ
ト4を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体の3次元領
域内で断面の異なる複数フレームの血流画像に基づい
て、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化として表現
される3次元血流画像を生成する超音波診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セクタやリニア等のスキャンにより、被
検体内部の2次元領域(スライス)に関する血流画像が
得られる。血流画像とは血流情報の2次元分布のことを
いい、さらに血流情報とは平均速度、速度分散、パワー
のいずれか、又は任意に組み合された情報をいう。この
ような2次元のスキャンを繰り返しながら、スライスに
直交する方向(Z軸方向)に超音波プローブを移動させ
ることにより、スライス位置(Z位置)が少しずつ異な
る複数フレームの血流画像が奥から手前に向かって順番
に得られる。これら複数フレームの血流画像から、最も
手前に存在する血流を抽出し、その方向情報と、その血
流の奥行き情報(Z位置)とをピクセル毎に与えること
により、3次元血流画像が生成される。方向情報として
は、例えば、プローブに向かう順流に対しては+が与え
られ、プローブから離れる逆流に対しては−が与えられ
る。奥行き情報としては、簡易的に、例えば、フレーム
数を64とすると、手前から奥に向かって、1〜64の
いずれかの値で与えられる。勿論、奥から手前にかけて
血流の一切存在しないピクセルでは、方向情報及び奥行
き情報はデータ無し又は0が与えられる。血流が存在し
ないことは、血流画像のピクセル値、つまり血流が0又
はノイズレベル等を考慮した閾値以下のものとして判定
される。
【0003】こうして生成された3次元血流画像はカラ
ープロセッサを介してモニタに表示される。カラープロ
セッサでは、血流方向が色相の相違で表現されるよう
に、例えば順流に対しては赤情報を与え、逆流に対して
は青情報を与える。また、奥行きは、手前ほど明るく、
奥ほど暗くなるように、輝度勾配(明暗)で表現され
る。したがって、順流であれば、手前ほど明るい赤で表
示され、奥ほど暗い赤で表示され、逆流であれば、手前
ほど明るい青で表示され、奥ほど暗い青で表示される。
これにより観察者は血流の走行状態を奥行き感をもって
認識することができる。
【0004】このような3次元血流画像表示には次のよ
うな問題がある。 (1)3次元血流画像表示では、血流の有無及びその血
流の奥行きのみ表現されており、血流情報の中の例えば
血流速度の相違は表現されていないので、3次元血流画
像と速度画像とを適宜、切り替えながら表示する必要が
ある。 (2)血流方向に応じて異なる色相が与えられているの
で、湾曲した1本の血管であっても、異なる色相で表現
されることがある。この場合、赤と青の異なる色の間で
輝度の相違を識別することは困難であり、1本の血管で
あるのか、奥行きの違う別々の血管が1本の血管の如く
見えているのかという判断が曖昧にならざるを得ない。 (3)観察者による奥行きの認識は、輝度の状態から主
観的に判断するしか無く、非常に曖昧にならざるを得な
い。 (4)3次元血流画像の生成後に、血流画像の枚数及び
奥行きの範囲を変更するすることができない。 (5)3次元血流画像の生成に用いる血流画像の枚数
は、スキャン前にオペレータが任意に変えられるように
なっているが、最も理想的なのは、被検体内部の所望の
検査範囲に対して、当該枚数の画像が等間隔で得られる
ことである。しかし、どの程度のスピードでプローブを
スライドさせればよいのか不明であり、したがって理想
的な画像収集が困難であった。 (6)手前の血流の後方に存在する血流が観察できな
い。また、これを解決するには、スライドの方向を変更
するか、又は複数フレームの奥行き画像をボリュームデ
ータ化して視点を変えるという対処法が考えられるが、
いずれも好ましくない。 (7)テレビの走査線に対して超音波ビームの走査線
(ラスタ)の密度は粗く、したがって実測データの脱落
しているピクセルを補間する処理が必要になる。この補
間処理としては、隣り合う実測データを結ぶ直線方程式
から補間値を両者の中間値として求めるいわゆるリニア
補間が一般的である。このリニア補間を3次元血流画像
に対して適用すると、補間値は、中間の奥行き情報とし
て与えられてしまう。したがって、実在する血流の周囲
が若干暗く縁取られた状態で表示されるという現象が生
じてしまい、あたかも実在する血流の奥に別の血流が存
在するかのように見えてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、3次元血流画像で血流情報の相違を表現することの
可能な超音波診断装置を提供することである。本発明の
第2の目的は、順流と逆流とが混在する湾曲した1本の
血流を、1本の血流として明確に判断できるように3次
元血流画像を生成できる超音波診断装置を提供すること
である。
【0006】本発明の第3の目的は、観察者が血流の奥
行きを正確に把握できる超音波診断装置を提供すること
である。本発明の第4の目的は、3次元血流画像の生成
後に、それを構成する血流画像の枚数及び奥行きの範囲
を変更することができる超音波診断装置を提供すること
である。
【0007】本発明の第5の目的は、オペレータがプロ
ーブのスライド等のスピードを認識し易くなる超音波診
断装置を提供することである。本発明の第6の目的は、
手前の血流の後方に存在する血流の観察を可能にする超
音波診断装置を提供することである。
【0008】本発明の第7の目的は、補間によって、実
在しない血流が中間の奥行きに存在するかのように見え
てしまうという問題を解決できる超音波診断装置を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波診断
装置は、被検体の3次元領域内で断面の異なる複数フレ
ームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度と色相
の一方の変化として表現される3次元血流画像を生成す
る超音波診断装置において、前記3次元血流画像を血流
情報に応じて輝度と色相の他方が変化するように処理す
る手段を有する。
【0010】本発明によれば、3次元血流画像で血流の
奥行きと共に、血流情報の相違を表現することができ
る。本発明による超音波診断装置は、被検体の3次元領
域内で断面の異なる複数フレームの血流画像に基づい
て、血流の奥行きが輝度変化として表現される3次元血
流画像を生成する超音波診断装置において、前記3次元
血流画像を血流方向に応じて色相が変化するように表示
する第1のモードと、前記3次元血流画像を血流方向の
相違に関わらず一定の色相で表示する第2のモードとを
切り替える手段を有する。
【0011】本発明によれば、第2のモードでは、順流
と逆流とが混在する湾曲した1本の血流は、第1のモー
ドと相違して、同じ色相で表示されるので、1本の血流
として明確に判断できるようになる。さらに、必要に応
じて、第1のモードに切り変替えて、順流と逆流を区別
して表示させることもできる。
【0012】本発明による超音波診断装置は、被検体の
3次元領域内で断面の異なる複数フレームの血流画像に
基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化とし
て表現される3次元血流画像を生成する超音波診断装置
において、前記血流の奥行きの変化をグラフとして表示
し、または前記血流の奥行きを数値として表示する手段
を有する。
【0013】本発明によれば、血流の奥行きがグラフ又
は数値として表示されるので、観察者は血流の奥行きを
定量的に正確に把握できる。本発明による超音波診断装
置は、被検体の3次元領域内で断面の異なる複数フレー
ムの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の
一方の変化として表現される3次元血流画像を生成する
超音波診断装置において、前記3次元血流画像に反映さ
れる前記血流画像のフレーム数を変更する手段を有す
る。
【0014】本発明による超音波診断装置は、超音波プ
ローブを移動、回転又は起倒しながら被検体の3次元領
域内で断面の異なる複数フレームの血流画像を得、得ら
れた前記複数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥
行きが輝度と色相の一方の変化として表現される3次元
血流画像を生成する超音波診断装置において、前記超音
波プローブを所定距離移動し、所定角度回転し又は所定
角度起倒させるのに要する時間を入力するための手段
と、前記時間に基づいて、前記3次元血流画像の生成に
用いる前記血流画像のフレーム数を決定する手段とを具
備する。
【0015】本発明によれば、所望の距離又は角度範囲
を、指定した時間をかけてプローブを動かせばよいの
で、オペレータがプローブのスライド等のスピードを認
識し易易くなる。
【0016】本発明による超音波診断装置は、被検体の
3次元領域内で断面の異なる複数フレームの血流画像を
フレーム間加算することにより、血流の奥行きが輝度と
色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を生
成する生成手段を有する超音波診断装置において、前記
生成手段は前記複数フレームの血流画像をフレーム毎に
位置をずらしながら加算することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、手前の血流の後方に存在
する血流が少しづつずれて表示されるので、手前の血流
の後方に存在する血流を観察できる。本発明による超音
波診断装置は、被検体の3次元領域内で断面の異なる複
数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
と色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を
生成する超音波診断装置において、前記3次元血流画像
のピクセル間の被補間ピクセルのピクセル値に、前記被
補間ピクセルの近隣ピクセルのピクセル値を与える補間
手段を有する。
【0018】本発明によれば、例えば血流と背景の境界
部分において、当該部分の補間値が当該血流の奥行きの
値又は背景値のいずれかの値として与えられるので、リ
ニア補間による補間値が当該血流の奥行きの値と背景値
との中間値としてあたえられることによる実在する血流
の周囲が若干暗く縁取られ、あたかも実在する血流の奥
に別の血流が存在するかのように見えてしまうという問
題を解決できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は第1の実施の形態による超
音波診断装置のブロック図である。ここでは、セクタ電
子走査方式で説明するが、機械式であってもよいし、ま
たリニアやコンベックス等の他の走査方式であってもよ
い。超音波プローブ1は、その先端に振動子アレイが装
備される。送受信(T/R)ユニット2は、送信系と受
信系とを有する。送信系は、クロック発生器、レートパ
ルス発生器、送信遅延回路、パルサを有する。クロック
発生器は、クロックパルスを発生する。レートパルス発
生器は、クロックパルスを分周し、例えば5KHzのレ
ートパルスを発生する。このレートパルスはチャンネル
数分に分配され、送信遅延回路で超音波をビーム状に集
束し、且つ超音波ビームを予定の方向に振るために必要
な遅延時間がチャンネル毎に与えられ、パルサに送り込
まれる。パルサは、レートパルスを受けたタイミングで
高周波の電圧パルスをチャンネル毎に出力する。この電
圧パルスは超音波プローブ1の振動子アレイの各チャン
ネルに供給される。これにより、超音波プローブ1から
超音波ビームが被検体内に送信される。送信された超音
波は、音響インピーダンスの境界で反射し、プローブ1
の振動子アレイで受信され、電気信号に変換される。
【0020】受信系は、プリアンプ、受信遅延回路、加
算器を有する。プローブ1からの信号は、プリアンプを
介してチャンネル毎に受信遅延回路に送り込まれる。受
信遅延回路は、各信号に遅延時間を与える。遅延時間を
与えられた信号は、加算器で加算される。これにより特
定の方向からの反射成分が強調された受信信号は得られ
る。
【0021】この受信信号は、移動体の移動速度の2次
元分布を検出するためのMTIユニット3に取り込まれ
る。MTIユニット3は、直交位相検波回路、アナログ
ディジタルコンバータ、MTIフィルタ、演算部を有す
る。直交位相検波回路は、受信信号を直交位相検波し、
ドプラ効果により偏移された周波数(偏移周波数)の情
報を有するドプラ信号を抽出する。このドプラ信号はア
ナログディジタルコンバータを介して、MTIフィルタ
に供給される。MTIフィルタは、実時間で、ドプラ信
号から心筋等の比較的運動速度の遅い反射体からのクラ
ッタ成分を除き、且つ測定対象としての血流成分だけを
抽出するためのハイパスフィルタとして作用する。演算
部は、血流成分の偏移周波数に基づいて、血流の平均速
度、速度分散、パワーを演算する。
【0022】これら平均速度、速度分散、パワーのいず
れか1つ、又は任意の組み合わせから得られる情報を、
以下、血流情報と称する。なお、血流情報としては、平
均速度、又は平均速度を含んでいることが好適な例とし
て代表される。こうして得られた血流情報の2次元分布
(以下単に血流画像という)は、3D−DSCユニット
4に供給される。
【0023】3D−DSCユニット4は、奥行き情報処
理部8と、血流情報処理部9とを有する。奥行き情報処
理部8は、血流画像に基づいて3次元血流画像を生成す
る。3次元血流画像は次のように生成される。オペレー
タは、図2(a)、(b)に示すように、3次元スキャ
ンのために、超音波プローブ1を起倒させ、又は位置方
向にスライドさせる。超音波プローブ1が起倒されてい
る間、又はスライドされている間、2次元のセクタスキ
ャンが繰り返される。これにより、図3(a)に示すよ
うにスライス位置(Z位置)が少しずつ異なる複数フレ
ームの血流画像Iv1,Iv2.…Iv64 が奥から手前に向
かって順番に得られる。図3(b)に示すように、これ
ら複数フレームの血流画像は、奥行き画像Id1,Id2…
Id64 に変換される。奥行き画像の各ピクセルには、方
向情報と、奥行き情報とが与えられる。奥行き情報とし
ては、図4(a)〜(d)に示すように、血流の存在し
ないピクセルにはピクセル値“0”が与えられ、血流の
存在するピクセルにはピクセル値としてその奥行きに応
じた値、例えば1フレームの3次元血流画像を生成する
のに必要とされるフレーム数を64とすると、奥から手
前に向かって、1〜64のいずれかの値が与えられる。
奥行き情報としては、この他に、シリアルなフレーム番
号や時相(スキャン時刻)であってもよい。方向情報と
しては、例えば、超音波プローブ1に向かう順流に対し
ては(+)情報が与えられ、超音波プローブ1から離れ
る逆流に対しては(−)情報が与えられる。なお、血流
が存在しないことは、血流画像のピクセル値、つまり血
流情報が0又はノイズレベル等を考慮した閾値以下のも
のとして判定される。
【0024】図3(c)に示すように、3次元血流画像
は、奥行き画像Id1,Id2…Id64から生成される。奥
行き画像Id1,Id2…Id64 の中で同じ位置のピクセル
の奥行き情報を比較し、最も手前の血流に相当する最も
大きい値が、当該ピクセルの奥行き情報として保存され
ることにより生成される。つまり、これら複数フレーム
の血流画像から最も手前に存在する血流だけが抽出さ
れ、その方向情報と、その血流の奥行き情報とが3次元
血流画像の対応ピクセルに与えられる。この3次元血流
画像のデータは、フレームメモリ5に一時的に記憶され
る。
【0025】血流情報処理部9は、3次元血流画像に対
応する3次元血流情報画像を生成する。複数フレームの
血流画像上の同じピクセルのピクセル値(血流情報)の
中から、1つのピクセル値が抽出され、3次元血流情報
画像の当該ピクセルのピクセル値として与えられる。抽
出されるピクセル値としては、3次元血流画像と同じピ
クセルの奥行き情報に応じたフレームの血流画像の血流
情報である。これにより、3次元血流画像で奥行き情報
として表現された血流情報からなる3次元血流情報画像
が生成される。3次元血流情報画像のデータは、フレー
ムメモリ5に一時的に記憶される。3次元血流画像のデ
ータと、3次元血流情報画像のデータとが、フレームメ
モリ5から読み出され、カラー表示変換ユニット6に供
給される。
【0026】カラー表示変換ユニット6は、第1のカラ
ーバーと、第2のカラーバーとを有する。第1のモード
では第1のカラーバーが用いられ、第2のモードでは第
2のカラーバーが用いられる。モードの切り替えは、図
示しないコンソール上のモード切り替えスイッチをオペ
レータが操作することにより行われる。
【0027】図5(a)に第1のカラーバーを示し、同
図(b)に第2のカラーバーを示す。第1のカラーバー
によると、血流の方向に応じて色相が区別される。順流
は、赤系で表現され、逆流は青系で表現される。また、
第1のカラーバーによると、奥行きに応じて、輝度が変
化される。奥行き情報が大きい手前は明るく、奥行き情
報が小さくなるほど、つまり奥ほど暗く表現される。さ
らに、第1のカラーバーによると、血流情報に応じて、
色相が変化される。例えば血流情報が平均速度であると
すれば、血流が遅いほど、赤又は青で表現され、血流が
速いほど黄色が混入されて黄色又は緑色に近くなる。つ
まり、第1のカラーバーでは、奥行き、血流情報、血流
の方向の3つの情報を表現できるようになっている。
【0028】第2のカラーバーによると、奥行きに応じ
て、輝度が変化される。奥行き情報が大きい手前は明る
く、奥行き情報が小さくなるほど、つまり奥ほど暗く表
現される。さらに、第2のカラーバーによると、血流情
報に応じて、色相が変化される。例えば、血流情報が平
均速度であるとすると、血流が遅いほど、赤又は青で表
現され、血流が速いほど黄色が混入されて黄色又は緑色
に近くなる。つまり、第2のカラーバーでは、奥行き、
血流情報の2つの情報を表現できるようになっている
が、第1のカラーバーと比較して、血流の方向の情報が
表現されず、血流の方向の順逆流に関わらず同じ特定の
赤の色相で表現されるようになっている。
【0029】第1のモード又は第2のモードでカラー処
理された3次元血流画像はTVモニタ6に送られ、ビジ
ュアルにカラー表示される。このように本実施の形態に
よると、従来表現されていなかった血流情報を表現する
ことができる。また、従来では、血流方向に応じて異な
る色相が与えられているので、湾曲した1本の血管であ
っても、図6(a)に示すように、異なる色相で表現さ
れ、赤と青の異なる色の間で輝度の相違を識別すること
は困難であり、1本の血管であるのか、奥行きの違う別
々の血管が1本の血管の如く見えているのか等の判断が
曖昧にならざるを得なかったが、第2のモードでは血流
の方向によらず、図6(b)に示すように、同じ特定の
赤の色相で表現されるので、この従来の問題は解消され
る。
【0030】なお、血流情報が不要であり、上記問題を
解決するのみであれば、図7に示すようなカラーバーを
採用してもよい。図7のカラーバーによると、奥行きに
応じて、輝度が変化される。奥行き情報が大きい手前は
明るく、奥行き情報が小さくなるほど、つまり奥ほど暗
く表現される。このカラーバーでは、奥行きの1つの情
報を表現できるようになっているが、第1のカラーバー
と比較して、血流の方向及び血流情報が表現されず、血
流の方向の順逆流及び血流情報の相違に関わらず同じ特
定の赤の色相で、表現されるようになっている。 (第2の実施の形態)図8は第2の実施の形態による超
音波診断装置のブロック図である。図8において図1と
同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。フレー
ムメモリ(FM)5からの3次元血流画像のデータは、
カラー表示変換ユニット6と共に、計測ユニット11に
も供給される。計測ユニット11は、3次元血流画像の
奥行き情報に基づいて、図示しないコンソールのマウス
等のROI設定手段を使って図10(a),(b)に示
すようにTVモニタ7の画面上に設定された線ROI
(A−B,C−D)上の血流の奥行きの変化を、図9に
示すような横軸が線ROI上の位置の変化、縦軸が奥行
きの変化に対応するグラフとして作成し、または画面上
の指定点の奥行きの数値を計算する。奥行きは、最も手
前のフレームから、指定点上の血流のフレームまでのフ
レーム数と、実際のフレーム間隔とに基づいて計算され
る。実際のフレーム間隔は、スライド長と、フレーム数
とに基づいて計算してもよいし、他の任意の方法により
計算するようにしてもよい。
【0031】このように本実施の形態によると、観察者
は奥行きを客観的に正確に知ることができる。 (第3の実施の形態)図11は第3の実施の形態による
超音波診断装置のブロック図である。図11において図
1と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。カ
ラー表示変換ユニット6には、表示断面指定部13が接
続される。表示断面指定部13には、キーボードやマウ
ス等の表示範囲指定手段が装備される。オペレータによ
る表示範囲指定手段の操作により、奥行きの範囲が指定
される。この指定された奥行きの範囲内の奥行き情報だ
けが輝度変化として表現され、指定された奥行きの範囲
以外の奥行き情報に関しては最大輝度又は最小輝度で輝
度変化無く表現されるように、図12(a)に示すよう
に、カラー表示変換ユニット6のカラーバーの輝度と奥
行き情報との対応が表示断面指定部13により変更され
る。
【0032】このようなカラーバーの変更により、図1
2(b)に示すように、指定された奥行きの範囲内のピ
クセル値を有するピクセルのみ輝度変化として表現され
る。このように本実施の形態によると、3次元血流画像
を生成後に、表示させたい奥行の範囲、つまり3次元血
流画像の構成枚数及びスライド長を任意に変更すること
ができる。 (第4の実施の形態)図13は第4の実施の形態による
超音波診断装置のブロック図である。図13において図
1と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。オ
ペレータが3Dスキャン時間を入力するためのコンソー
ル15と、この3Dスキャン時間及び既定のフレームレ
ートとに基づいて3次元血流画像を生成するための血流
画像のフレーム数を求め、このフレーム数で3次元血流
画像を生成するように奥行き情報処理部8を制御するコ
ントローラ16とが、図1の装置に追加される。3次元
血流画像を生成するための血流画像のフレーム数は、例
えばフレームレートが毎秒30フレームであり、3Dス
キャン時間が10秒として入力されていれば、30×1
0=300として計算される。
【0033】3Dスキャン時間とは、3次元血流画像と
して画像化したい3次元領域を1回スキャンするのに要
する時間、つまり図2(a)に示したように初期位置か
ら予定角度倒すのに要する時間、または図2(b)に示
したように初期位置から予定の長さスライドするのに要
する時間として定義される。
【0034】本実施の形態によると、オペレータが自分
で入力した3Dスキャン時間の時間をかけて超音波プロ
ーブ1を倒し又はスライドすれば、その時間に応じたフ
レーム数の血流画像から3次元血流画像が生成される。
したがって、超音波プローブ1を倒す又はスライドのス
ピードを容易に認識することができる。なお、従来で
は、フレーム枚数をオペレータが入力するようになって
おり、入力したフレーム枚数×1/fr(frはフレー
ムレート)の時間で、所望の領域を正確にスキャンする
ように、超音波プローブ1を倒す又はスライドのスピー
ドを調整することは非常に困難であった。 (第5の実施の形態)図14は第5の実施の形態による
超音波診断装置のブロック図である。図14において図
1と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。M
TIユニット3からの血流画像データは、CPデータ演
算部21,22に送られる。CPデータ演算部21とフ
レームメモリ23とは、CPデータ演算部21で現在作
成した奥行き画像と、1フレーム前に生成した完成途上
の3次元血流画像とからピクセル毎に手前に相当する奥
行き情報の大きい方を選択して当該ピクセル値とする処
理を所定のフレーム枚数分繰り返すように、フィードバ
ックループを構成し、第1の3次元血流画像を生成す
る。同様に、CPデータ演算部22とフレームメモリ2
4とは、CPデータ演算部21で現在作成した奥行き画
像と、1フレーム前に生成した完成途上の3次元血流画
像とからピクセル毎に手前に相当する奥行き情報の大き
い方を選択して当該ピクセル値とする処理を所定のフレ
ーム枚数分繰り返すように、フィードバックループを構
成し、第2の3次元血流画像を生成する。
【0035】フレームメモリ23には、書き込み位置や
読み出し位置の制御のために、書き込みコントローラ
(WR-CONT )25、読み出しコントローラ(RD-CONT )
27とが接続される。同様に、フレームメモリ24に
は、書き込み位置や読み出し位置の制御のために、書き
込みコントローラ(WR-CONT )26、読み出しコントロ
ーラ(RD-CONT )28とが接続される。
【0036】書き込みコントローラ25には、送受信ユ
ニット2から2次元スキャンの更新タイミングを表すフ
レーム毎信号が供給される。書き込みコントローラ2
5,26は、図17(a)に書き込みアドレス制御の処
理フローを示すように、ロードされた最初のフレームの
血流画像の書き込み位置に対して、フレーム毎信号が供
給される毎にオフセット値△xを加える。書き込みコン
トローラ26には、送受信ユニット2から2次元スキャ
ンの更新タイミングを表すフレーム毎信号が供給され
る。書き込みコントローラ26は、ロードされた最初の
フレームの血流画像の書き込み位置に対して、フレーム
毎信号が供給される毎にオフセット値△xを減ずる。こ
のオフセット値△xは、フレーム毎信号が繰り返し供給
される毎に累積される。図16に示すように、書き込み
位置にオフセット値△xを加える、又は減ずること、さ
らにオフセット値をフレーム毎に増加させていくとは、
フレーム毎に書き込み位置を少しずつずらしていくこと
を意味する。さらに、フレーム毎に書き込み位置を少し
ずつずらしていくことは、図15(a)に示すような血
流が奥に向かって流れているような場合を想定すると、
同図(c),(d)に示すように、ボリュームデータに
対してあたかも視点を移動して再投影するように、当該
血流が左右にずれて観測できるようになり、当該血流の
後方の様子を表現することができる。なお、従来のよう
に、フレーム間で書き込み位置を固定する場合、同図
(b)に示すような最も手前の血流の断面のみ表示さ
れ、後方の様子を表現することはできなかった。同様
に、読み出しコントローラ27,28は、図17(b)
に読み出しアドレス制御の処理フローを示すように動作
し、フレーム毎信号が供給される毎に、読み出し位置を
少しずつずらしていく。図15(c)には第1の3次元
血流画像の一例を示し、図15(d)には第2の3次元
血流画像の一例を示す。
【0037】所定フレーム数の処理が終了した時、フレ
ームメモリ23には第1の3次元血流画像が完成し、フ
レームメモリ24には第2の3次元血流画像が完成す
る。オペレータによる図示しないコンソールの操作によ
り、フレームメモリ23,24から読み出された第1又
は第2の3次元血流画像のデータが、マルチプレクサ
(MUX)29を介して選択的にカラー表示変換ユニッ
ト6に供給され、さらにTVモニタ7に表示される。
【0038】このように本実施の形態によると、手前の
血流の後方に存在する血流の様子を観察することができ
る。しかも、スライドの方向を変更するという時間及び
手間のかかる作業や、複数フレームの奥行き画像をボリ
ュームデータ化して視点を変えるという装置規模を拡大
させるような処理が不要である。 (第6の実施の形態)図18は第6の実施の形態による
超音波診断装置のブロック図である。図18において図
1と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する。図
19は図18のフレームメモリ42の構成図である。M
TIユニット3からの血流画像データは、入力バッファ
(IB)41を介して、フレームメモリユニット42に
供給され、書き込み制御部43の制御により、1フレー
ムの3次元血流画像を生成するのに必要とされる血流画
像のフレーム数分、フレームメモリユニット42に用意
された複数のフレームメモリ50に順番に書き込まれ
る。各フレームメモリ50から同期して読み出された同
じ位置の各ピクセルの血流情報は、それぞれ対応する乗
算器51でそれぞれの奥行きに応じた重み係数を乗ぜら
れて加算回路52で加算される。全位置に関して同様の
乗算及び加算が繰り返されることにより、3次元血流画
像データが生成される。
【0039】ここで、超音波走査のピクセル密度は、モ
ニタ7のピクセル密度に比べて非常に粗い。したがっ
て、実測データの存在しないピクセルがモニタ7への画
像データ上に存在する。このピクセルを穴ピクセルとい
う。この穴ピクセルに奥行き情報及び方向情報を与える
ことをここでは補間として定義される。なお、3次元血
流画像の場合、実測データとは、実測された血流情報に
基づいて与えられた奥行き情報及び方向情報という。
【0040】フレームメモリユニット42の出力側に
は、リニア補間の読出補間部44と読出しホールド部4
5とが接続される。読出補間部44と読出しホールド部
45との出力側は、マルチプレクサ47を介して選択的
にカラー表示変換ユニット48に接続される。通常の2
次元の血流画像を表示する場合には、読出補間部44と
カラー表示変換ユニット48とがマルチプレクサ47を
介して接続される。3次元血流画像を表示する場合に
は、読出しホールド部45とカラー表示変換ユニット4
8とがマルチプレクサ47を介して接続される。マルチ
プレクサ47による接続の切り替えは、コントローラ3
1により表示モードの状態に応じて制御される。
【0041】フレームメモリユニット42からのピクセ
ルデータの読み出し動作、読出しホールド部45による
ピクセルデータのホールド及び出力動作は読出し制御部
46により制御される。この制御により、3次元血流画
像に関する適当な補間がなされて、穴ピクセルに奥行き
情報及び方向情報が与えられる。図20(a)に示すよ
うに従来のリニア補間(図22(b)参照)では血流と
背景との境界部分の血管壁付近では、背景と血流の奥行
きとの間の奥行き情報が補間値として与えられて、結果
的に図21(a)〜(c)に示すように、あたかも当該
補間部分に当該血流の奥に他の血流が存在するような擬
態で表示されてしまうが、上記適当な補間とは図20
(b)に示すような当該擬態を解消するような補間をい
い、ここでは図22(a)に示す穴ピクセルに、図22
(c)に示すように当該穴ピクセルに対して水平走査線
上で隣のピクセルの実測データを補間データとして与え
る補間処理が行われる。
【0042】読出し制御部46の制御により、テレビ走
査の手順にしたがってフレームメモリユニット42から
ピクセルデータ(実測データ)が順番に、読出しホール
ド部45へ読み出される。読出し制御部46の制御によ
り、読出しホールド部45からはテレビ走査のサンプリ
ング周期で実測データまたは補間データが出力される。
補間データとは、穴ピクセルのデータとして出力される
ものをいい、読出しホールド部45でホールドされてい
る実測データが補間データとして出力される。ある出力
タイミングが穴ピクセルに相当するとき、読出しホール
ド部45からは、当該穴ピクセルに水平走査線上で隣の
ピクセルに関するホールドしている実測データが出力さ
れる。複数の穴ピクセルが水平走査線に沿って連続して
いる場合、ホールドされている同じ実測データは繰り返
し出力される。
【0043】このような補間では、穴ピクセルには隣の
実測データとしての奥行き情報と方向情報とが与えられ
る。これを表示上で考えると、血流は水平走査線方向に
若干拡張して表現されることになるが、拡張部分は実測
された血流と同じ奥行き及び同じ方向に応じた輝度及び
色相で表現される。
【0044】したがって、図21(a)〜(c)に示し
たようなあたかも穴ピクセル部分に当該血流の奥に他の
血流が存在するような擬態が表現されることは解消され
る。本発明は上述した実施の形態に限定されることはな
く、種々変形して実施可能である。例えば、上述した実
施の形態では、奥行きを輝度変化で表現し、血流情報を
色相変化で表現すると説明したが、奥行きを色相変化で
表現し、血流情報を輝度変化で表現してもよく、つまり
奥行きを輝度と色相との一方の変化で表現し、血流情報
を輝度と色相都の他方の変化で表現するようにしてもよ
い。
【0045】
【発明の効果】本発明による超音波診断装置は、被検体
の3次元領域内で断面の異なる複数フレームの血流画像
に基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化と
して表現される3次元血流画像を生成する超音波診断装
置において、前記3次元血流画像を血流情報に応じて輝
度と色相の他方が変化するように処理する手段を有す
る。
【0046】本発明によれば、3次元血流画像で血流の
奥行きと共に、血流情報の相違を表現することができ
る。本発明による超音波診断装置は、被検体の3次元領
域内で断面の異なる複数フレームの血流画像に基づい
て、血流の奥行きが輝度変化として表現される3次元血
流画像を生成する超音波診断装置において、前記3次元
血流画像を血流方向に応じて色相が変化するように表示
する第1のモードと、前記3次元血流画像を血流方向の
相違に関わらず一定の色相で表示する第2のモードとを
切り替える手段を有する。
【0047】本発明によれば、第2のモードでは、順流
と逆流とが混在する湾曲した1本の血流は、第1のモー
ドと相違して、同じ色相で表示されるので、1本の血流
として明確に判断できるようになる。さらに、必要に応
じて、第1のモードに切り変替えて、順流と逆流を区別
して表示させることもできる。
【0048】本発明による超音波診断装置は、被検体の
3次元領域内で断面の異なる複数フレームの血流画像に
基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化とし
て表現される3次元血流画像を生成する超音波診断装置
において、前記血流の奥行きの変化をグラフとして表示
し、または前記血流の奥行きを数値として表示する手段
を有する。
【0049】本発明によれば、血流の奥行きがグラフ又
は数値として表示されるので、観察者は血流の奥行きを
定量的に正確に把握できる。本発明による超音波診断装
置は、被検体の3次元領域内で断面の異なる複数フレー
ムの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の
一方の変化として表現される3次元血流画像を生成する
超音波診断装置において、前記3次元血流画像に反映さ
れる前記血流画像のフレーム数を変更する手段を有す
る。
【0050】本発明による超音波診断装置は、超音波プ
ローブを移動、回転又は起倒しながら被検体の3次元領
域内で断面の異なる複数フレームの血流画像を得、得ら
れた前記複数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥
行きが輝度と色相の一方の変化として表現される3次元
血流画像を生成する超音波診断装置において、前記超音
波プローブを所定距離移動し、所定角度回転し又は所定
角度起倒させるのに要する時間を入力するための手段
と、前記時間に基づいて、前記3次元血流画像の生成に
用いる前記血流画像のフレーム数を決定する手段とを具
備する。
【0051】本発明によれば、所望の距離又は角度範囲
を、指定した時間をかけてプローブを動かせばよいの
で、オペレータがプローブのスライド等のスピードを認
識し易易くなる。
【0052】本発明による超音波診断装置は、被検体の
3次元領域内で断面の異なる複数フレームの血流画像を
フレーム間加算することにより、血流の奥行きが輝度と
色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を生
成する生成手段を有する超音波診断装置において、前記
生成手段は前記複数フレームの血流画像をフレーム毎に
位置をずらしながら加算することを特徴とする。
【0053】本発明によれば、手前の血流の後方に存在
する血流が少しづつずれて表示されるので、手前の血流
の後方に存在する血流を観察できる。本発明による超音
波診断装置は、被検体の3次元領域内で断面の異なる複
数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
と色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を
生成する超音波診断装置において、前記3次元血流画像
のピクセル間の被補間ピクセルのピクセル値に、前記被
補間ピクセルの近隣ピクセルのピクセル値を与える補間
手段を有する。
【0054】本発明によれば、例えば血流と背景の境界
部分において、当該部分の補間値が当該血流の奥行きの
値又は背景値のいずれかの値として与えられるので、リ
ニア補間による補間値が当該血流の奥行きの値と背景値
との中間値としてあたえられることによる実在する血流
の周囲が若干暗く縁取られ、あたかも実在する血流の奥
に別の血流が存在するかのように見えてしまうという問
題を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態に係る超音波診
断装置の構成を示すブロック図。
【図2】被検体の3次元領域に対する超音波走査面の移
動の様子を示す図。
【図3】3次元血流画像の生成手順の説明図。
【図4】血流画像から奥行き画像の生成の説明図。
【図5】図1のカラー表示変換ユニットの2種のカラー
バーを示す図。
【図6】第1の実施の形態の効果説明図。
【図7】第1の実施の形態の変形例によるカラーバーを
示す図。
【図8】第2の実施の形態に係る超音波診断装置の構成
を示すブロック図。
【図9】図8の計測ユニットにより作成される画像上の
空間的位置の変化に応じた奥行きの変化を表すグラフを
示す図。
【図10】図9のグラフの表示例を示す図。
【図11】第3の実施の形態に係る超音波診断装置の構
成を示すブロック図。
【図12】図11の表示断面指定部により指定された奥
行き範囲に応じて変更されたカラー表示変換ユニットの
カラーバーを示す図。
【図13】第4の実施の形態に係る超音波診断装置の構
成を示すブロック図。
【図14】第5の実施の形態に係る超音波診断装置の構
成を示すブロック図。
【図15】図14の書き込みコントローラ及び読み出し
コントローラのアドレスシフトにより生成される3次元
血流画像を示す図。
【図16】アドレスシフトの説明図。
【図17】書き込み及び読み出し手順のフローチャー
ト。
【図18】第6の実施の形態に係る超音波診断装置の構
成を示すブロック図。
【図19】図18のフレームメモリユニットの構成図。
【図20】図18の読出しホールド部による補間の画像
表示上での効果説明図。
【図21】図20の補足説明図。
【図22】図18の読出しホールド部による補間処理説
明図。
【符号の説明】
1…超音波プローブ、 2…送受信ユニット、 3…MTIユニット、 4…3D−DSCユニット、 5…フレームメモリ、 6…カラー表示変換ユニット、 7…TVモニタ、 8…奥行き情報処理部、 9…血流情報処理部。
フロントページの続き (72)発明者 横山 行信 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内 (72)発明者 小笠原 達雄 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の3次元領域内で断面の異なる複
    数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
    と色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を
    生成する超音波診断装置において、 前記3次元血流画像を血流情報に応じて輝度と色相の他
    方が変化するように処理する手段を有することを特徴と
    する超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体の3次元領域内で断面の異なる複
    数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
    変化として表現される3次元血流画像を生成する超音波
    診断装置において、 前記3次元血流画像を血流方向に応じて色相が変化する
    ように表示する第1のモードと、前記3次元血流画像を
    血流方向の相違に関わらず一定の色相で表示する第2の
    モードとを切り替える手段を有することを特徴とする超
    音波診断装置。
  3. 【請求項3】 被検体の3次元領域内で断面の異なる複
    数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
    と色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を
    生成する超音波診断装置において、 前記血流の奥行きの変化をグラフとして表示し、または
    前記血流の奥行きを数値として表示する手段を有するこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 被検体の3次元領域内で断面の異なる複
    数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
    と色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を
    生成する超音波診断装置において、 前記3次元血流画像に反映される前記血流画像のフレー
    ム数を変更する手段を有することを特徴とする超音波診
    断装置。
  5. 【請求項5】 超音波プローブを移動、回転又は起倒し
    ながら被検体の3次元領域内で断面の異なる複数フレー
    ムの血流画像を得、得られた前記複数フレームの血流画
    像に基づいて、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化
    として表現される3次元血流画像を生成する超音波診断
    装置において、 前記超音波プローブを所定距離移動し、所定角度回転し
    又は所定角度起倒させるのに要する時間を入力するため
    の手段と、 前記時間に基づいて、前記3次元血流画像の生成に用い
    る前記血流画像のフレーム数を決定する手段とを具備す
    ることを特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 被検体の3次元領域内で断面の異なる複
    数フレームの血流画像をフレーム間加算することによ
    り、血流の奥行きが輝度と色相の一方の変化として表現
    される3次元血流画像を生成する生成手段を有する超音
    波診断装置において、 前記生成手段は前記複数フレームの血流画像をフレーム
    毎に位置をずらしながら加算することを特徴とする超音
    波診断装置。
  7. 【請求項7】 被検体の3次元領域内で断面の異なる複
    数フレームの血流画像に基づいて、血流の奥行きが輝度
    と色相の一方の変化として表現される3次元血流画像を
    生成する超音波診断装置において、 前記3次元血流画像のピクセル間の被補間ピクセルのピ
    クセル値に、前記被補間ピクセルの近隣ピクセルのピク
    セル値を与える補間手段を有することを特徴とする超音
    波診断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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