JPH0912247A - エレベータ主ワイヤロープ給油治具 - Google Patents
エレベータ主ワイヤロープ給油治具Info
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- JPH0912247A JPH0912247A JP16211095A JP16211095A JPH0912247A JP H0912247 A JPH0912247 A JP H0912247A JP 16211095 A JP16211095 A JP 16211095A JP 16211095 A JP16211095 A JP 16211095A JP H0912247 A JPH0912247 A JP H0912247A
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Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主ワイヤロープの給油作業時にオイルが周囲
に飛散しない。また、給油されたオイルを均一に塗り延
ばす。さらに、給油作業を自動化する。 【構成】 割型構造から成る円筒カバー11aを備えた
治具本体11と、治具本体11に外設され給油スプレー
7が設置される給油スプレー設置台17とを含み、円筒
カバー11a側面に給油スプレー7のノズルが挿入され
る開口部18が設けられ、円筒カバー11aは主ワイヤ
ロープ3を覆うように組み立てられる。また、治具本体
11に割型構造から成る内円筒カバーが回転可能に内設
され、内円筒カバーに主ワイヤロープ3のより溝にはま
り込む案内凸部と給油されたオイルを均一塗り延ばすブ
ラシが設けられる。さらに、治具本体11に給油スプレ
ー7の噴射ボタン8を自動的に操作する操作レバーと給
油治具を牽引する牽引ワイヤが設けられる。
に飛散しない。また、給油されたオイルを均一に塗り延
ばす。さらに、給油作業を自動化する。 【構成】 割型構造から成る円筒カバー11aを備えた
治具本体11と、治具本体11に外設され給油スプレー
7が設置される給油スプレー設置台17とを含み、円筒
カバー11a側面に給油スプレー7のノズルが挿入され
る開口部18が設けられ、円筒カバー11aは主ワイヤ
ロープ3を覆うように組み立てられる。また、治具本体
11に割型構造から成る内円筒カバーが回転可能に内設
され、内円筒カバーに主ワイヤロープ3のより溝にはま
り込む案内凸部と給油されたオイルを均一塗り延ばすブ
ラシが設けられる。さらに、治具本体11に給油スプレ
ー7の噴射ボタン8を自動的に操作する操作レバーと給
油治具を牽引する牽引ワイヤが設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ主ワイヤロ
ープ給油治具、特にエレベータかごを吊り下げる主ワイ
ヤロープにスプレー式の給油装置を用いて給油する作業
において作業性を向上させるために用いられるエレベー
タ主ワイヤロープ給油治具に関する。
ープ給油治具、特にエレベータかごを吊り下げる主ワイ
ヤロープにスプレー式の給油装置を用いて給油する作業
において作業性を向上させるために用いられるエレベー
タ主ワイヤロープ給油治具に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータかごを吊り下げる主ワイヤロ
ープは、後述のように両端に荷重を受けた状態で巻掛駆
動される。従って、エレベータを円滑に作動させ、主ワ
イヤロープの耐久性を維持するために、定期的な保守点
検作業により主ワイヤロープに給油することが必要であ
る。従来、この給油作業はスプレー式の給油装置を用い
てオイルを噴射して主ワイヤロープに吹き付けるという
方法により行われている。以下にこの主ワイヤロープの
給油作業について詳細に述べる。図14はエレベータの
概要と従来の主ワイヤロープの給油作業を示す概略図で
あり、図15は、図14の給油作業における作業者の手
元の部分を示す拡大図である。
ープは、後述のように両端に荷重を受けた状態で巻掛駆
動される。従って、エレベータを円滑に作動させ、主ワ
イヤロープの耐久性を維持するために、定期的な保守点
検作業により主ワイヤロープに給油することが必要であ
る。従来、この給油作業はスプレー式の給油装置を用い
てオイルを噴射して主ワイヤロープに吹き付けるという
方法により行われている。以下にこの主ワイヤロープの
給油作業について詳細に述べる。図14はエレベータの
概要と従来の主ワイヤロープの給油作業を示す概略図で
あり、図15は、図14の給油作業における作業者の手
元の部分を示す拡大図である。
【0003】はじめに、エレベータの構成および動作に
ついて概説する。図14に示すように、乗員が乗り、あ
るいは荷物を乗せるエレベータかご1は昇降路2内に位
置する。エレベータかご1は、かごの天井部に一端を取
り付けられた主ワイヤロープ3により吊り下げられてい
る。主ワイヤロープ3は昇降路2最上部に設けられたエ
レベータ駆動装置4に掛けられている。主ワイヤロープ
3の他端にはエレベータかご1とバランスを保つように
釣合重り5が吊り下げられている。エレベータ駆動装置
4が駆動されると、主ワイヤロープ3が巻掛け駆動さ
れ、主ワイヤロープ3に吊り下げられたエレベータかご
1が昇降移動する。
ついて概説する。図14に示すように、乗員が乗り、あ
るいは荷物を乗せるエレベータかご1は昇降路2内に位
置する。エレベータかご1は、かごの天井部に一端を取
り付けられた主ワイヤロープ3により吊り下げられてい
る。主ワイヤロープ3は昇降路2最上部に設けられたエ
レベータ駆動装置4に掛けられている。主ワイヤロープ
3の他端にはエレベータかご1とバランスを保つように
釣合重り5が吊り下げられている。エレベータ駆動装置
4が駆動されると、主ワイヤロープ3が巻掛け駆動さ
れ、主ワイヤロープ3に吊り下げられたエレベータかご
1が昇降移動する。
【0004】上記のように主ワイヤロープ3はエレベー
タかご1と釣合重り5を吊り下げて荷重を受けた状態で
エレベータ駆動装置4により巻掛け駆動されるので、エ
レベータを円滑に作動させ、主ワイヤロープ3の耐久性
を維持する等のために定期的な保守点検作業により主ワ
イヤロープ3に給油することが必要である。以下に従来
の給油スプレーを用いた給油作業について説明する。
タかご1と釣合重り5を吊り下げて荷重を受けた状態で
エレベータ駆動装置4により巻掛け駆動されるので、エ
レベータを円滑に作動させ、主ワイヤロープ3の耐久性
を維持する等のために定期的な保守点検作業により主ワ
イヤロープ3に給油することが必要である。以下に従来
の給油スプレーを用いた給油作業について説明する。
【0005】図14に示すように、作業者6はエレベー
タかご1の上に立って作業する。作業者6はこの位置か
ら手をのばし、図15に示すように手に持った給油スプ
レー7を主ワイヤロープ3に近づけて、給油スプレー7
の噴射ボタン8を押し下げてオイルを噴射させ、主ワイ
ヤロープ3にオイルを吹き付けて給油する。この作業に
より、主ワイヤロープ3の作業者6の手の届く範囲の部
分が給油される。次に、作業者6はエレベータかご1を
移動させ、給油した部分の上側または下側の未給油の部
分に給油できるような位置に停止させ、前記と同様の給
油作業を行う。これらの作業を繰り返すことにより、主
ワイヤロープ3の全長に渡って給油が行われる。
タかご1の上に立って作業する。作業者6はこの位置か
ら手をのばし、図15に示すように手に持った給油スプ
レー7を主ワイヤロープ3に近づけて、給油スプレー7
の噴射ボタン8を押し下げてオイルを噴射させ、主ワイ
ヤロープ3にオイルを吹き付けて給油する。この作業に
より、主ワイヤロープ3の作業者6の手の届く範囲の部
分が給油される。次に、作業者6はエレベータかご1を
移動させ、給油した部分の上側または下側の未給油の部
分に給油できるような位置に停止させ、前記と同様の給
油作業を行う。これらの作業を繰り返すことにより、主
ワイヤロープ3の全長に渡って給油が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べたような従
来の主ワイヤロープの給油作業は、以下のような問題を
有している。
来の主ワイヤロープの給油作業は、以下のような問題を
有している。
【0007】すなわち、給油スプレーから噴射されたオ
イルが主ワイヤロープに給油される以外に周囲に飛散
し、エレベータの各部に付着して、汚れや故障の原因と
なるという問題がある。たとえば、展望エレベータの場
合、噴射されたオイルが周囲に飛散して昇降路の壁面の
ガラスに付着すると、エレベータの乗客が外をよく見る
ことができなくなってしまい展望エレベータとしての機
能が損なわれる。
イルが主ワイヤロープに給油される以外に周囲に飛散
し、エレベータの各部に付着して、汚れや故障の原因と
なるという問題がある。たとえば、展望エレベータの場
合、噴射されたオイルが周囲に飛散して昇降路の壁面の
ガラスに付着すると、エレベータの乗客が外をよく見る
ことができなくなってしまい展望エレベータとしての機
能が損なわれる。
【0008】また、前述のように作業者は停止したエレ
ベータかごの上から手の届く範囲に給油を行うが、作業
者と主ワイヤロープの給油する部分との上下の位置関係
等により、主ワイヤロープの長さ方向にオイルの付着量
のばらつきが生じてしまう。その結果主ワイヤロープの
ある部分では給油量が不足し、エレベータの円滑な作動
が確保されず、また、主ワイヤロープの耐久性が低下す
るという問題がある。さらにまた主ワイヤロープのある
部分では給油量が多すぎてオイルが無駄になるという問
題がある。
ベータかごの上から手の届く範囲に給油を行うが、作業
者と主ワイヤロープの給油する部分との上下の位置関係
等により、主ワイヤロープの長さ方向にオイルの付着量
のばらつきが生じてしまう。その結果主ワイヤロープの
ある部分では給油量が不足し、エレベータの円滑な作動
が確保されず、また、主ワイヤロープの耐久性が低下す
るという問題がある。さらにまた主ワイヤロープのある
部分では給油量が多すぎてオイルが無駄になるという問
題がある。
【0009】さらにまた、前述のように作業者はエレベ
ータかごの上から手を延ばして給油を行うので、主ワイ
ヤロープに対して給油スプレーを近づけることが可能な
方向は作業者の居る側に限られる。その結果、作業者の
位置からみて主ワイヤロープの後側の部分には十分な給
油が行われず、この給油量の不足によりエレベータの円
滑な作動が確保されず、また、主ワイヤロープの耐久性
が低下するという問題がある。
ータかごの上から手を延ばして給油を行うので、主ワイ
ヤロープに対して給油スプレーを近づけることが可能な
方向は作業者の居る側に限られる。その結果、作業者の
位置からみて主ワイヤロープの後側の部分には十分な給
油が行われず、この給油量の不足によりエレベータの円
滑な作動が確保されず、また、主ワイヤロープの耐久性
が低下するという問題がある。
【0010】ここで、上記のようにオイルを主ワイヤロ
ープに十分にかつ均一に供給できないという問題に対応
して、ブラシ等を使用してオイルを全周に、かつ長さ方
向に均一に塗り延ばすことも可能である。しかしこの場
合、このような作業が付加されて作業性が低下してしま
う。
ープに十分にかつ均一に供給できないという問題に対応
して、ブラシ等を使用してオイルを全周に、かつ長さ方
向に均一に塗り延ばすことも可能である。しかしこの場
合、このような作業が付加されて作業性が低下してしま
う。
【0011】さらにまた、従来の給油作業では、前述の
ごとくエレベータかごの小刻みな移動および停止と主ワ
イヤロープへの給油を繰り返すため、作業に長時間を要
するという問題がある。
ごとくエレベータかごの小刻みな移動および停止と主ワ
イヤロープへの給油を繰り返すため、作業に長時間を要
するという問題がある。
【0012】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は下記の通りである。
れたものであり、本発明の目的は下記の通りである。
【0013】すなわち、本発明の目的は給油スプレーを
用いた主ワイヤロープの給油作業において、噴射された
オイルの飛散を防止し、エレベータ各部の汚れ、故障を
防止することが可能なエレベータ主ワイヤロープ給油治
具を提供することにある。
用いた主ワイヤロープの給油作業において、噴射された
オイルの飛散を防止し、エレベータ各部の汚れ、故障を
防止することが可能なエレベータ主ワイヤロープ給油治
具を提供することにある。
【0014】また本発明の他の目的は、給油スプレーか
ら噴射され主ワイヤロープに付着したオイルを、作業工
数を増加させることなく、主ワイヤロープの長さ方向に
均一に塗り延ばし、主ワイヤロープの長さ方向について
の給油量の部分的な不足や過剰を防止することが可能な
主ワイヤロープ給油治具を提供することにある。
ら噴射され主ワイヤロープに付着したオイルを、作業工
数を増加させることなく、主ワイヤロープの長さ方向に
均一に塗り延ばし、主ワイヤロープの長さ方向について
の給油量の部分的な不足や過剰を防止することが可能な
主ワイヤロープ給油治具を提供することにある。
【0015】また本発明のさらに他の目的は、給油スプ
レーから噴射され主ワイヤロープに付着したオイルを、
作業工数を増加させることなく、主ワイヤロープの全周
に、かつ長さ方向に均一に塗り延ばし、作業者の位置か
らみて主ワイヤロープの後側の部分にも十分な給油を行
うことが可能な主ワイヤロープ給油治具を提供すること
にある。
レーから噴射され主ワイヤロープに付着したオイルを、
作業工数を増加させることなく、主ワイヤロープの全周
に、かつ長さ方向に均一に塗り延ばし、作業者の位置か
らみて主ワイヤロープの後側の部分にも十分な給油を行
うことが可能な主ワイヤロープ給油治具を提供すること
にある。
【0016】また本発明のさらに他の目的は、従来のよ
うに給油作業時にエレベータかごの小刻みな移動と停止
を繰り返すのではなく、エレベータかごを一度に長い距
離に渡って移動させ、この移動の間に給油を行うことに
より作業時間を短縮することが可能な主ワイヤロープ給
油治具を提供することにある。
うに給油作業時にエレベータかごの小刻みな移動と停止
を繰り返すのではなく、エレベータかごを一度に長い距
離に渡って移動させ、この移動の間に給油を行うことに
より作業時間を短縮することが可能な主ワイヤロープ給
油治具を提供することにある。
【0017】また本発明のさらに他の目的は、エレベー
タかごを移動させると自動的に主ワイヤロープ給油治具
が移動し、かつ主ワイヤロープに自動的に給油が行わ
れ、給油作業の作業性を向上させることが可能な主ワイ
ヤロープ給油治具を提供することにある。
タかごを移動させると自動的に主ワイヤロープ給油治具
が移動し、かつ主ワイヤロープに自動的に給油が行わ
れ、給油作業の作業性を向上させることが可能な主ワイ
ヤロープ給油治具を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエレベータ主ワイヤロープ給油治具は、給
油される主ワイヤロープよりも大きい内径を有し割型構
造から成る円筒カバーを備えた治具本体と、前記治具本
体の円筒カバーより外側に設けられ、給油スプレーが設
置される給油スプレー設置台と、を含み、前記治具本体
の円筒カバー側面には、前記給油スプレーのノズルが挿
入される開口部が設けられ、前記円筒カバーは前記主ワ
イヤロープを覆うように組み立てられることを特徴とす
る。
に、本発明のエレベータ主ワイヤロープ給油治具は、給
油される主ワイヤロープよりも大きい内径を有し割型構
造から成る円筒カバーを備えた治具本体と、前記治具本
体の円筒カバーより外側に設けられ、給油スプレーが設
置される給油スプレー設置台と、を含み、前記治具本体
の円筒カバー側面には、前記給油スプレーのノズルが挿
入される開口部が設けられ、前記円筒カバーは前記主ワ
イヤロープを覆うように組み立てられることを特徴とす
る。
【0019】また本発明は、前記治具本体の円筒カバー
内面に、前記主ワイヤロープに接触するブラシが設けら
れ、前記治具本体の上下に伴い、前記給油スプレーより
前記主ワイヤロープに噴射されたオイルを前記ブラシが
上下方向に均一に塗り延ばすことを特徴とする。
内面に、前記主ワイヤロープに接触するブラシが設けら
れ、前記治具本体の上下に伴い、前記給油スプレーより
前記主ワイヤロープに噴射されたオイルを前記ブラシが
上下方向に均一に塗り延ばすことを特徴とする。
【0020】また本発明は、前記治具本体の円筒カバー
の内側に、前記円筒カバーに対して相対的に回転可能で
あって、かつ、相対的に上下移動しないように、割型構
造から成る内円筒カバーが設けられ、前記内円筒カバー
は、その内側に一体に設けられ、組立時に前記主ワイヤ
ロープのより溝にはまり込む案内凸部と、前記内円筒カ
バーの側面の一部に設けられ、給油時に前記給油スプレ
ーから噴射され前記内円筒カバー内の前記主ワイヤロー
プに供給されるオイルが通過する開口部と、を有し、さ
らに前記内円筒カバーの内面に前記主ワイヤロープに接
触するブラシが設けられ、前記内円筒カバーは前記主ワ
イヤロープを覆うように組み立てられ、前記主ワイヤロ
ープと前記内円筒カバーを覆って組み立てられた前記治
具本体の上下移動に伴い、前記案内凸部が前記主ワイヤ
ロープのより溝に案内されることにより、前記内円筒カ
バーが前記主ワイヤロープに対して回転しながら上下移
動し、前記内円筒カバーの上下移動および回転に伴い、
前記給油スプレーより前記主ワイヤロープに噴射された
オイルを前記ブラシが上下および円周方向に均一に塗り
延ばすことを特徴とする。
の内側に、前記円筒カバーに対して相対的に回転可能で
あって、かつ、相対的に上下移動しないように、割型構
造から成る内円筒カバーが設けられ、前記内円筒カバー
は、その内側に一体に設けられ、組立時に前記主ワイヤ
ロープのより溝にはまり込む案内凸部と、前記内円筒カ
バーの側面の一部に設けられ、給油時に前記給油スプレ
ーから噴射され前記内円筒カバー内の前記主ワイヤロー
プに供給されるオイルが通過する開口部と、を有し、さ
らに前記内円筒カバーの内面に前記主ワイヤロープに接
触するブラシが設けられ、前記内円筒カバーは前記主ワ
イヤロープを覆うように組み立てられ、前記主ワイヤロ
ープと前記内円筒カバーを覆って組み立てられた前記治
具本体の上下移動に伴い、前記案内凸部が前記主ワイヤ
ロープのより溝に案内されることにより、前記内円筒カ
バーが前記主ワイヤロープに対して回転しながら上下移
動し、前記内円筒カバーの上下移動および回転に伴い、
前記給油スプレーより前記主ワイヤロープに噴射された
オイルを前記ブラシが上下および円周方向に均一に塗り
延ばすことを特徴とする。
【0021】また本発明は、前記治具本体に一端を取り
付けられ、給油作業時に他端をエレベータかごに取り付
けられ、前記エレベータかごの移動に伴い、前記エレベ
ータ主ワイヤロープ給油治具を移動させるように牽引す
る牽引ワイヤを含むことを特徴とする。
付けられ、給油作業時に他端をエレベータかごに取り付
けられ、前記エレベータかごの移動に伴い、前記エレベ
ータ主ワイヤロープ給油治具を移動させるように牽引す
る牽引ワイヤを含むことを特徴とする。
【0022】また本発明は、前記治具本体に軸支され、
この軸支部を中心に前記給油スプレー設置台に設置され
た給油スプレーの油噴射ボタンを操作するように回動す
る噴射ボタン操作レバーと、前記噴射ボタン操作レバー
に一端を取り付けられ、給油作業時に他端をエレベータ
かごに取り付けられ、前記エレベータかごの下降移動に
伴い、前記エレベータ主ワイヤロープ給油治具を下方へ
移動させるように牽引するとともに、前記給油スプレー
の油噴射ボタンが押下げ操作されるように前記噴射ボタ
ン操作レバーを回動させる牽引ワイヤを含むことを特徴
とする。
この軸支部を中心に前記給油スプレー設置台に設置され
た給油スプレーの油噴射ボタンを操作するように回動す
る噴射ボタン操作レバーと、前記噴射ボタン操作レバー
に一端を取り付けられ、給油作業時に他端をエレベータ
かごに取り付けられ、前記エレベータかごの下降移動に
伴い、前記エレベータ主ワイヤロープ給油治具を下方へ
移動させるように牽引するとともに、前記給油スプレー
の油噴射ボタンが押下げ操作されるように前記噴射ボタ
ン操作レバーを回動させる牽引ワイヤを含むことを特徴
とする。
【0023】
【作用】上記構成による本発明によれば、主ワイヤロー
プの周囲が治具本体の円筒カバーに覆われており、給油
スプレーから噴射されたオイルの主ワイヤロープ周囲へ
の飛散が防止される。
プの周囲が治具本体の円筒カバーに覆われており、給油
スプレーから噴射されたオイルの主ワイヤロープ周囲へ
の飛散が防止される。
【0024】また本発明によれば、作業者がエレベータ
主ワイヤロープ給油治具を上下方向に移動させると、治
具本体の円筒カバー内面に設けられたブラシにより、給
油スプレーから噴射されて主ワイヤロープに付着したオ
イルが、主ワイヤロープの長さ方向に均一に塗り延ばさ
れる。
主ワイヤロープ給油治具を上下方向に移動させると、治
具本体の円筒カバー内面に設けられたブラシにより、給
油スプレーから噴射されて主ワイヤロープに付着したオ
イルが、主ワイヤロープの長さ方向に均一に塗り延ばさ
れる。
【0025】また本発明によれば、作業者がエレベータ
主ワイヤロープ給油治具を上下方向に移動させると、内
円筒カバーに設けられた案内凸部が主ワイヤロープのよ
り溝に案内され、内円筒カバーが主ワイヤロープに対し
て長さ方向に移動しながら回転する。その結果、内円筒
カバー内面に設けられたブラシにより、給油スプレーか
ら噴射されて主ワイヤロープに付着したオイルが、主ワ
イヤロープの長さ方向および円周方向に均一に塗り延ば
される。
主ワイヤロープ給油治具を上下方向に移動させると、内
円筒カバーに設けられた案内凸部が主ワイヤロープのよ
り溝に案内され、内円筒カバーが主ワイヤロープに対し
て長さ方向に移動しながら回転する。その結果、内円筒
カバー内面に設けられたブラシにより、給油スプレーか
ら噴射されて主ワイヤロープに付着したオイルが、主ワ
イヤロープの長さ方向および円周方向に均一に塗り延ば
される。
【0026】また本発明によれば、エレベータ主ワイヤ
ロープ給油治具がエレベータかごに自動的に追従して移
動する。すなわち、作業時にエレベータかごとエレベー
タ主ワイヤロープ給油治具が牽引ワイヤにより繋がれ、
その結果、エレベータかごの移動に伴い、エレベータ主
ワイヤロープ給油治具が牽引ワイヤを介してエレベータ
かごに牽引されて移動する。
ロープ給油治具がエレベータかごに自動的に追従して移
動する。すなわち、作業時にエレベータかごとエレベー
タ主ワイヤロープ給油治具が牽引ワイヤにより繋がれ、
その結果、エレベータかごの移動に伴い、エレベータ主
ワイヤロープ給油治具が牽引ワイヤを介してエレベータ
かごに牽引されて移動する。
【0027】さらにまた本発明によれば、上記エレベー
タ主ワイヤロープ給油治具の自動的な追従移動ととも
に、この移動中に主ワイヤロープへの給油作業が下記の
ように自動的に行われる。すなわち、給油作業時にエレ
ベータかごと治具本体に設けられた噴射ボタン操作レバ
ーが牽引ワイヤにより繋がれる。エレベータかごの停止
時には、エレベータ主ワイヤロープ給油治具は停止して
おり、噴射ボタン操作レバーも操作されない。ここでエ
レベータかごが下降移動すると、牽引ワイヤを介してエ
レベータ主ワイヤロープ給油治具が下方に牽引されて移
動する。同時に、この牽引ワイヤにより噴射ボタン操作
レバーが引き下げるように回動され、この操作レバーに
より油噴射ボタンが押し下げられてオイルが噴射され
る。次に、エレベータかごが停止すると、エレベータ主
ワイヤロープ給油治具も牽引されなくなり停止する。ま
た、エレベータかごの停止により、牽引ワイヤが噴射ボ
タン操作レバーを引き下げる力が弱まる。その結果、油
噴射ボタンがボタン自体の反力により噴射ボタン操作レ
バーを押し上げて元の位置戻り、従ってオイルの噴射が
停止する。
タ主ワイヤロープ給油治具の自動的な追従移動ととも
に、この移動中に主ワイヤロープへの給油作業が下記の
ように自動的に行われる。すなわち、給油作業時にエレ
ベータかごと治具本体に設けられた噴射ボタン操作レバ
ーが牽引ワイヤにより繋がれる。エレベータかごの停止
時には、エレベータ主ワイヤロープ給油治具は停止して
おり、噴射ボタン操作レバーも操作されない。ここでエ
レベータかごが下降移動すると、牽引ワイヤを介してエ
レベータ主ワイヤロープ給油治具が下方に牽引されて移
動する。同時に、この牽引ワイヤにより噴射ボタン操作
レバーが引き下げるように回動され、この操作レバーに
より油噴射ボタンが押し下げられてオイルが噴射され
る。次に、エレベータかごが停止すると、エレベータ主
ワイヤロープ給油治具も牽引されなくなり停止する。ま
た、エレベータかごの停止により、牽引ワイヤが噴射ボ
タン操作レバーを引き下げる力が弱まる。その結果、油
噴射ボタンがボタン自体の反力により噴射ボタン操作レ
バーを押し上げて元の位置戻り、従ってオイルの噴射が
停止する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づき
説明する。なお、実施例の説明において、前述の図14
および図15に示す要素に付した符号と同一符号を付し
た要素は同一機能を有し、説明は省略する。
説明する。なお、実施例の説明において、前述の図14
および図15に示す要素に付した符号と同一符号を付し
た要素は同一機能を有し、説明は省略する。
【0029】図1は本発明の第一実施例に係るエレベー
タ主ワイヤロープ給油治具10が、給油される主ワイヤ
ロープ3を覆って組み立てられた状態の斜視図である。
また、図2は、この主ワイヤロープ給油治具10単独の
状態の斜視図である。図1に示すように、本実施例の給
油治具の治具本体11は、給油される主ワイヤロープ3
を覆う円筒面からなる円筒カバー11aと、治具本体上
面11bおよび治具本体底面11cからなる。円筒カバ
ー11aの内径は、主ワイヤロープ3の周囲を覆うこと
が可能なように、主ワイヤロープ3の外径より大きく設
定されている。また、治具本体上面11bおよび治具本
体底面11cの中央には主ワイヤロープ3を通すための
円形の開口部12が設けられている。この開口部12の
径は、主ワイヤロープ3と適当な大きさの隙間を形成
し、主ワイヤロープを円筒カバー11aの中央付近に位
置させるが、主ワイヤロープ給油治具10を上下に移動
させづらくならないような大きさに設定されている。
タ主ワイヤロープ給油治具10が、給油される主ワイヤ
ロープ3を覆って組み立てられた状態の斜視図である。
また、図2は、この主ワイヤロープ給油治具10単独の
状態の斜視図である。図1に示すように、本実施例の給
油治具の治具本体11は、給油される主ワイヤロープ3
を覆う円筒面からなる円筒カバー11aと、治具本体上
面11bおよび治具本体底面11cからなる。円筒カバ
ー11aの内径は、主ワイヤロープ3の周囲を覆うこと
が可能なように、主ワイヤロープ3の外径より大きく設
定されている。また、治具本体上面11bおよび治具本
体底面11cの中央には主ワイヤロープ3を通すための
円形の開口部12が設けられている。この開口部12の
径は、主ワイヤロープ3と適当な大きさの隙間を形成
し、主ワイヤロープを円筒カバー11aの中央付近に位
置させるが、主ワイヤロープ給油治具10を上下に移動
させづらくならないような大きさに設定されている。
【0030】図2に示すように、この治具本体11は割
型構造からなり、第一治具本体13および第二治具本体
14と、両者を結合する蝶板15を含んで構成されてい
る。この割型構造により治具本体11の円筒カバー11
aは主ワイヤロープ3を覆って組み立てられる。また、
第一治具本体13および第二治具本体14の合わせ面に
は磁石16が設けられている。この磁石16の磁力によ
り、治具本体11は組立状態に保持される。
型構造からなり、第一治具本体13および第二治具本体
14と、両者を結合する蝶板15を含んで構成されてい
る。この割型構造により治具本体11の円筒カバー11
aは主ワイヤロープ3を覆って組み立てられる。また、
第一治具本体13および第二治具本体14の合わせ面に
は磁石16が設けられている。この磁石16の磁力によ
り、治具本体11は組立状態に保持される。
【0031】また、円筒カバー11aの第一治具本体1
3側面下部には給油スプレー7を設置する給油スプレー
設置台17が設けられている。すなわち、第一治具本体
13側面下部に支柱17aの一端が固定され、支柱17
aの他端に給油スプレー設置台17が固定されている。
給油スプレー設置台17は、使用する給油スプレー7に
適合する円筒形状であり、図示しない給油スプレー保持
構造により給油スプレー7を保持することができる。
3側面下部には給油スプレー7を設置する給油スプレー
設置台17が設けられている。すなわち、第一治具本体
13側面下部に支柱17aの一端が固定され、支柱17
aの他端に給油スプレー設置台17が固定されている。
給油スプレー設置台17は、使用する給油スプレー7に
適合する円筒形状であり、図示しない給油スプレー保持
構造により給油スプレー7を保持することができる。
【0032】さらに円筒カバー11aの第一治具本体1
3の側面には円形の開口部18が設けられている。この
開口部18の位置および内径は、図1に示すように、給
油スプレー設置台17に給油スプレー7を設置した時
に、給油スプレー7の噴射ノズルが開口部18に挿入さ
れるように設定されている。
3の側面には円形の開口部18が設けられている。この
開口部18の位置および内径は、図1に示すように、給
油スプレー設置台17に給油スプレー7を設置した時
に、給油スプレー7の噴射ノズルが開口部18に挿入さ
れるように設定されている。
【0033】以上が第一実施例の主ワイヤロープ給油治
具10の構成である。次にこの主ワイヤロープ給油治具
10を用いた給油作業について説明する。
具10の構成である。次にこの主ワイヤロープ給油治具
10を用いた給油作業について説明する。
【0034】従来と同様に、作業者6はエレベータかご
1の上に立って作業する。作業者6は、図1に示すよう
に、第一治具本体13と第二治具本体14を合わせて、
円筒カバー11aが主ワイヤロープ3を覆うように組み
立てる。また、給油スプレー設置台17に給油スプレー
7を設置し、給油スプレー7のノズルを第一治具本体1
3の開口部18に差し込む。次に、従来の作業と同様に
給油スプレー7を片手でもち、油噴射ボタン8を押し下
げてオイルを噴射させる。この作業により、主ワイヤロ
ープ3のうち作業者6の手の届く範囲に給油が行われ
る。さらに作業者6は従来例と同様に、エレベータかご
1を移動させ、給油した部分の上側または下側の未給油
の部分に給油できるような位置に停止させ、前記と同様
の給油作業を行う。これらの作業を繰り返すことによ
り、主ワイヤロープ3の全長に渡って給油が行われる。
1の上に立って作業する。作業者6は、図1に示すよう
に、第一治具本体13と第二治具本体14を合わせて、
円筒カバー11aが主ワイヤロープ3を覆うように組み
立てる。また、給油スプレー設置台17に給油スプレー
7を設置し、給油スプレー7のノズルを第一治具本体1
3の開口部18に差し込む。次に、従来の作業と同様に
給油スプレー7を片手でもち、油噴射ボタン8を押し下
げてオイルを噴射させる。この作業により、主ワイヤロ
ープ3のうち作業者6の手の届く範囲に給油が行われ
る。さらに作業者6は従来例と同様に、エレベータかご
1を移動させ、給油した部分の上側または下側の未給油
の部分に給油できるような位置に停止させ、前記と同様
の給油作業を行う。これらの作業を繰り返すことによ
り、主ワイヤロープ3の全長に渡って給油が行われる。
【0035】以上のような給油作業によれば、主ワイヤ
ロープ3が給油治具本体11の円筒カバー11aに覆わ
れており、給油スプレー7から噴射されたオイルのう
ち、主ワイヤロープ3に付着しなかったオイルはこの円
筒カバー11aに付着する。従って、オイルが周囲に飛
散してエレベータ各部に付着することがなく、エレベー
タ各部の汚れや故障が防止される。
ロープ3が給油治具本体11の円筒カバー11aに覆わ
れており、給油スプレー7から噴射されたオイルのう
ち、主ワイヤロープ3に付着しなかったオイルはこの円
筒カバー11aに付着する。従って、オイルが周囲に飛
散してエレベータ各部に付着することがなく、エレベー
タ各部の汚れや故障が防止される。
【0036】次に本発明の第二実施例について説明す
る。本実施例のエレベータ主ワイヤロープ給油治具60
は前述の第一実施例に対し、さらに、主ワイヤロープに
給油され付着したオイルを、主ワイヤロープの長さ方向
に均一に塗り延ばすことができるものである。
る。本実施例のエレベータ主ワイヤロープ給油治具60
は前述の第一実施例に対し、さらに、主ワイヤロープに
給油され付着したオイルを、主ワイヤロープの長さ方向
に均一に塗り延ばすことができるものである。
【0037】図3は、本実施例の主ワイヤロープ給油治
具60が主ワイヤロープ3を覆って組み立てられた状態
を示す断面図である。同図に示すように、本実施例で
は、治具本体11の円筒カバー11aの内面にブラシ2
1が設けられている。ブラシ21以外の構成は、第一実
施例と同様であり、説明は省略する。
具60が主ワイヤロープ3を覆って組み立てられた状態
を示す断面図である。同図に示すように、本実施例で
は、治具本体11の円筒カバー11aの内面にブラシ2
1が設けられている。ブラシ21以外の構成は、第一実
施例と同様であり、説明は省略する。
【0038】同図に示すようにブラシ21は主ワイヤロ
ープ3に接触する長さに設定されている。さらに、ブラ
シ21の位置、毛の材質、硬さおよび量が適切に設定さ
れ、作業者6が給油スプレー7からオイルを噴射させな
がら主ワイヤロープ給油治具60を上下移動させた時
に、主ワイヤロープに付着したオイルがブラシ21によ
り長さ方向に十分に均一に塗り延ばされる。本実施例で
はブラシ21にナイロンブラシが用いられている。
ープ3に接触する長さに設定されている。さらに、ブラ
シ21の位置、毛の材質、硬さおよび量が適切に設定さ
れ、作業者6が給油スプレー7からオイルを噴射させな
がら主ワイヤロープ給油治具60を上下移動させた時
に、主ワイヤロープに付着したオイルがブラシ21によ
り長さ方向に十分に均一に塗り延ばされる。本実施例で
はブラシ21にナイロンブラシが用いられている。
【0039】以上が第二実施例の主ワイヤロープ給油治
具60の構成である。次にこの主ワイヤロープ給油治具
60を用いた給油作業について説明する。
具60の構成である。次にこの主ワイヤロープ給油治具
60を用いた給油作業について説明する。
【0040】作業者6は前記第一実施例の主ワイヤロー
プ給油治具10と同様の作業により主ワイヤロープ3に
給油を行う。この作業において、作業者6が給油スプレ
ー7からオイルを噴射させながら主ワイヤロープ給油治
具60を上下に動かすと、ブラシ21が主ワイヤロープ
3の表面をこする。その結果、主ワイヤロープ3に付着
したオイルが主ワイヤロープ3の長さ方向に均一に塗り
延ばされる。従って、主ワイヤロープ3の長さ方向につ
いて給油量の部分的な不足や過剰の発生が防止される。
プ給油治具10と同様の作業により主ワイヤロープ3に
給油を行う。この作業において、作業者6が給油スプレ
ー7からオイルを噴射させながら主ワイヤロープ給油治
具60を上下に動かすと、ブラシ21が主ワイヤロープ
3の表面をこする。その結果、主ワイヤロープ3に付着
したオイルが主ワイヤロープ3の長さ方向に均一に塗り
延ばされる。従って、主ワイヤロープ3の長さ方向につ
いて給油量の部分的な不足や過剰の発生が防止される。
【0041】次に本発明の第三実施例について説明す
る。図4は第三実施例のエレベータ主ワイヤロープ給油
治具70が主ワイヤロープ3を覆って組み立てられた状
態の斜視図である。
る。図4は第三実施例のエレベータ主ワイヤロープ給油
治具70が主ワイヤロープ3を覆って組み立てられた状
態の斜視図である。
【0042】同図に示すように、本実施例では治具本体
11に内円筒カバー30が内設され、主ワイヤロープに
給油され付着したオイルが、主ワイヤロープ3の全周お
よび長さ方向に均一に塗り延ばされる。また、同図に示
すように治具本体11外側に噴射ボタン操作レバー40
と牽引ワイヤ50が設けられ、作業者6がエレベータか
ご1を昇降移動させると主ワイヤロープ給油治具70が
エレベータかご1に自動的に追従移動し、かつ給油スプ
レー7の油噴射ボタン8が自動操作されて、給油が行わ
れる。これらの内容を以下に詳細に説明する。なお、本
実施例において、前述の第一実施例と同様の構成につい
ては説明を省略する。
11に内円筒カバー30が内設され、主ワイヤロープに
給油され付着したオイルが、主ワイヤロープ3の全周お
よび長さ方向に均一に塗り延ばされる。また、同図に示
すように治具本体11外側に噴射ボタン操作レバー40
と牽引ワイヤ50が設けられ、作業者6がエレベータか
ご1を昇降移動させると主ワイヤロープ給油治具70が
エレベータかご1に自動的に追従移動し、かつ給油スプ
レー7の油噴射ボタン8が自動操作されて、給油が行わ
れる。これらの内容を以下に詳細に説明する。なお、本
実施例において、前述の第一実施例と同様の構成につい
ては説明を省略する。
【0043】まず、治具本体11に内設された内円筒カ
バー30の構成とその支持構造について説明する。図5
は内円筒カバー30の斜視図であり、図6は同平面図、
図7は同正面、図8は同側面図である。また図9〜11
はそれぞれ本実施例の治具本体11の平面図、正面図お
よび側面図である。
バー30の構成とその支持構造について説明する。図5
は内円筒カバー30の斜視図であり、図6は同平面図、
図7は同正面、図8は同側面図である。また図9〜11
はそれぞれ本実施例の治具本体11の平面図、正面図お
よび側面図である。
【0044】図5〜8に示すように、内円筒カバー30
は円筒形状であり、内円筒カバー30には、上面に4
個、側面上方に4個、側面下方に4個、底面に4個の総
計16個の鋼球38が回転自在に埋め込まれている。こ
れらの鋼球38は背面より鋼球押しばね38aにより押
されており、従って鋼球38の一部分は内円筒カバー3
0の表面から突き出している。この鋼球38の突出部分
は、治具本体11内面に設けられた図9〜11に示す位
置および形状のガイド溝39にはめ込まれている。ここ
で、ガイド溝39の断面形状は、はまり込む鋼球38よ
りも大きく設定されている。従って、図4のように主ワ
イヤロープ給油治具70が組み立てられた状態で、鋼球
38は回転可能である。さらに、内円筒カバー30と治
具本体11の隙間は十分な大きさに設定されており、両
者は相対的な自由に回転することができる。以上の構成
により内円筒カバー30は治具本体11に対して回転自
在に内設されている。
は円筒形状であり、内円筒カバー30には、上面に4
個、側面上方に4個、側面下方に4個、底面に4個の総
計16個の鋼球38が回転自在に埋め込まれている。こ
れらの鋼球38は背面より鋼球押しばね38aにより押
されており、従って鋼球38の一部分は内円筒カバー3
0の表面から突き出している。この鋼球38の突出部分
は、治具本体11内面に設けられた図9〜11に示す位
置および形状のガイド溝39にはめ込まれている。ここ
で、ガイド溝39の断面形状は、はまり込む鋼球38よ
りも大きく設定されている。従って、図4のように主ワ
イヤロープ給油治具70が組み立てられた状態で、鋼球
38は回転可能である。さらに、内円筒カバー30と治
具本体11の隙間は十分な大きさに設定されており、両
者は相対的な自由に回転することができる。以上の構成
により内円筒カバー30は治具本体11に対して回転自
在に内設されている。
【0045】さらに、内円筒カバー30と治具本体11
の隙間は、内円筒カバー30からの鋼球38の突出高さ
より十分に小さく設定されている。従って、円筒カバー
30は治具本体11に対して上下に移動しないように拘
束されている。
の隙間は、内円筒カバー30からの鋼球38の突出高さ
より十分に小さく設定されている。従って、円筒カバー
30は治具本体11に対して上下に移動しないように拘
束されている。
【0046】内円筒カバー30は治具本体11と同様に
割型構造からなり、第一内円筒カバー31および第二内
円筒カバー32と、両者を結合する蝶板33を含んで構
成されている。この割型構造により、内円筒カバー30
は治具本体11とともに主ワイヤロープ3を覆って組み
立てられる。また、治具本体11と同様に、第一内円筒
カバー31および第二内円筒カバー32の合わせ面には
磁石34が設けられている。この磁石34の磁力によ
り、内円筒カバー30は上記組立状態に保持される。
割型構造からなり、第一内円筒カバー31および第二内
円筒カバー32と、両者を結合する蝶板33を含んで構
成されている。この割型構造により、内円筒カバー30
は治具本体11とともに主ワイヤロープ3を覆って組み
立てられる。また、治具本体11と同様に、第一内円筒
カバー31および第二内円筒カバー32の合わせ面には
磁石34が設けられている。この磁石34の磁力によ
り、内円筒カバー30は上記組立状態に保持される。
【0047】図5〜8に示すように、内円筒カバー30
の内面には、主ワイヤロープ3のより溝と遊嵌される螺
旋形状の案内凸部35が設けられている。内円筒カバー
30が主ワイヤロープ3に対して上下移動すると、案内
凸部35が主ワイヤロープ3のより溝に沿って案内さ
れ、内円筒カバー30が主ワイヤロープ3に対して回転
する。
の内面には、主ワイヤロープ3のより溝と遊嵌される螺
旋形状の案内凸部35が設けられている。内円筒カバー
30が主ワイヤロープ3に対して上下移動すると、案内
凸部35が主ワイヤロープ3のより溝に沿って案内さ
れ、内円筒カバー30が主ワイヤロープ3に対して回転
する。
【0048】また、内円筒カバー30の側面中央部は金
網36で構成されており、治具本体11側面の開口部1
8に挿入された給油スプレー7のノズルから噴射された
オイルはこの金網36の網目の開口部を通って主ワイヤ
ロープ3に供給される。
網36で構成されており、治具本体11側面の開口部1
8に挿入された給油スプレー7のノズルから噴射された
オイルはこの金網36の網目の開口部を通って主ワイヤ
ロープ3に供給される。
【0049】さらに、この内円筒カバー30の金網36
部分には、ブラシ37が内設されている。このブラシ3
7は、第二実施例におけるブラシ21と同様に、主ワイ
ヤロープ3に接触するような長さに設定されている。さ
らに、ブラシ37の位置、毛の材質、硬さおよび量が適
切に設定され、主ワイヤロープ給油治具70が上下移動
した時に、給油スプレー7から噴射され主ワイヤロープ
3に付着したオイルがブラシ37により十分に均一に塗
り延ばされる。第二実施例同様、本実施例ではブラシ3
7にナイロンブラシが用いられている。
部分には、ブラシ37が内設されている。このブラシ3
7は、第二実施例におけるブラシ21と同様に、主ワイ
ヤロープ3に接触するような長さに設定されている。さ
らに、ブラシ37の位置、毛の材質、硬さおよび量が適
切に設定され、主ワイヤロープ給油治具70が上下移動
した時に、給油スプレー7から噴射され主ワイヤロープ
3に付着したオイルがブラシ37により十分に均一に塗
り延ばされる。第二実施例同様、本実施例ではブラシ3
7にナイロンブラシが用いられている。
【0050】さらに、上記ブラシ37の位置および毛の
材質、長さ、硬さおよび量と、上記案内凸部35の形状
や表面の凹凸、案内凸部35と主ワイヤロープ3の隙間
は、以下の条件を満たすように設定されている。すなわ
ち、主ワイヤロープ給油治具70の移動に対して適度な
抵抗力が加わり、主ワイヤロープ70は組立状態で自重
により下方へ移動することなく停止し、後述のように作
業時に牽引ワイヤにより引き下げられると下方へ移動す
るように設定にされている。
材質、長さ、硬さおよび量と、上記案内凸部35の形状
や表面の凹凸、案内凸部35と主ワイヤロープ3の隙間
は、以下の条件を満たすように設定されている。すなわ
ち、主ワイヤロープ給油治具70の移動に対して適度な
抵抗力が加わり、主ワイヤロープ70は組立状態で自重
により下方へ移動することなく停止し、後述のように作
業時に牽引ワイヤにより引き下げられると下方へ移動す
るように設定にされている。
【0051】以上に、内円筒カバー30の構成と支持構
造について説明した。次に、治具本体11の外側に設け
られた噴射ボタン操作レバー40および牽引ワイヤ50
とこれらの要素を含む構成について説明する。
造について説明した。次に、治具本体11の外側に設け
られた噴射ボタン操作レバー40および牽引ワイヤ50
とこれらの要素を含む構成について説明する。
【0052】図4に示すように、噴射ボタン操作レバー
40は長方形の板状部材からなり、一辺を治具本体11
側面の開口部18上方に、蝶板41により軸支されてい
る。噴射ボタン操作レバー40の形状および設置高さ
は、給油スプレー7を給油スプレー設置台17に設置し
た時に、噴射ボタン操作レバー40が油噴射ボタン8の
上にほぼ水平に載るように設定されている。
40は長方形の板状部材からなり、一辺を治具本体11
側面の開口部18上方に、蝶板41により軸支されてい
る。噴射ボタン操作レバー40の形状および設置高さ
は、給油スプレー7を給油スプレー設置台17に設置し
た時に、噴射ボタン操作レバー40が油噴射ボタン8の
上にほぼ水平に載るように設定されている。
【0053】また、図4に示すように噴射ボタン操作レ
バー40の治具本体11取付部の反対側には、動作棒4
3の一端が、蝶板42により回動自在に取り付けられて
いる。この動作棒43は、給油スプレー設置台17に付
設された円筒形のガイド筒44に通されている。
バー40の治具本体11取付部の反対側には、動作棒4
3の一端が、蝶板42により回動自在に取り付けられて
いる。この動作棒43は、給油スプレー設置台17に付
設された円筒形のガイド筒44に通されている。
【0054】さらに、図4に示すように、動作棒43の
下端には、牽引ワイヤ50の一端が取り付けられ、牽引
ワイヤ50の他端には、取付磁石51が取り付けられて
いる。この取付磁石51は給油作業時にエレベータかご
1の天井部に磁力により取り付けられる。従って、エレ
ベータかご1が下降移動すると主ワイヤロープ給油治具
70は牽引ワイヤ50を介して牽引され、エレベータか
ご1に追従して下降移動する。
下端には、牽引ワイヤ50の一端が取り付けられ、牽引
ワイヤ50の他端には、取付磁石51が取り付けられて
いる。この取付磁石51は給油作業時にエレベータかご
1の天井部に磁力により取り付けられる。従って、エレ
ベータかご1が下降移動すると主ワイヤロープ給油治具
70は牽引ワイヤ50を介して牽引され、エレベータか
ご1に追従して下降移動する。
【0055】上記より、牽引ワイヤ50の長さは、磁石
による取付と給油作業時の牽引に適した長さに設定され
ている。また、取付磁石51の磁力は、上記牽引がなさ
れた時に、牽引ワイヤ50にかかる張力の反作用により
取付磁石51がエレベータかご1から離脱しない程度の
強さに設定される。さらに、取付磁石51の磁力は、上
記牽引中に主ワイヤロープ給油治具70やエレベータ各
部を破損させるような無理な力が牽引ワイヤ50にかか
った時には取付磁石51がエレベータかご1天井から離
脱する程度の強さに設定されている。
による取付と給油作業時の牽引に適した長さに設定され
ている。また、取付磁石51の磁力は、上記牽引がなさ
れた時に、牽引ワイヤ50にかかる張力の反作用により
取付磁石51がエレベータかご1から離脱しない程度の
強さに設定される。さらに、取付磁石51の磁力は、上
記牽引中に主ワイヤロープ給油治具70やエレベータ各
部を破損させるような無理な力が牽引ワイヤ50にかか
った時には取付磁石51がエレベータかご1天井から離
脱する程度の強さに設定されている。
【0056】以上が第三実施例におけるエレベータ主ワ
イヤロープ給油治具70の構成である。以下にこの給油
治具70を用いた給油作業について説明する。
イヤロープ給油治具70の構成である。以下にこの給油
治具70を用いた給油作業について説明する。
【0057】図12は、本実施例における主ワイヤロー
プ3の給油作業の準備がなされた状態を示す概略図であ
り、図13は、給油作業が行われている状態を示す概略
図である。
プ3の給油作業の準備がなされた状態を示す概略図であ
り、図13は、給油作業が行われている状態を示す概略
図である。
【0058】作業者6は、エレベータかご1の上に立っ
て作業する。作業者6は図12に示すように治具本体1
1および内円筒カバー30を開閉して、主ワイヤロープ
3を覆うように組み立てる。この際、内円筒カバー30
の案内凸部35が主ワイヤロープ3のより溝に遊嵌され
る。また、作業者6は、給油スプレー設置台17に給油
スプレー7を設置し、給油スプレー7のノズルを治具本
体11の開口部18に差し込み、油噴射ボタン8の上に
噴射ボタン操作レバー40を載せる。さらに、図12に
示すように牽引ワイヤ50の一端に取り付けられた取付
磁石51をエレベータかご1の天井部の所定の取付位置
に取り付ける。この状態で、主ワイヤロープ給油治具7
0は、主ワイヤロープ3を保持して停止しており、牽引
ワイヤ50は張力がかからずに緩んでいる。
て作業する。作業者6は図12に示すように治具本体1
1および内円筒カバー30を開閉して、主ワイヤロープ
3を覆うように組み立てる。この際、内円筒カバー30
の案内凸部35が主ワイヤロープ3のより溝に遊嵌され
る。また、作業者6は、給油スプレー設置台17に給油
スプレー7を設置し、給油スプレー7のノズルを治具本
体11の開口部18に差し込み、油噴射ボタン8の上に
噴射ボタン操作レバー40を載せる。さらに、図12に
示すように牽引ワイヤ50の一端に取り付けられた取付
磁石51をエレベータかご1の天井部の所定の取付位置
に取り付ける。この状態で、主ワイヤロープ給油治具7
0は、主ワイヤロープ3を保持して停止しており、牽引
ワイヤ50は張力がかからずに緩んでいる。
【0059】次に作業者6はエレベータかご1を下降移
動させる。すると、図13に示すように、牽引ワイヤ5
0により主ワイヤロープ給油治具70が牽引されて下降
移動する。同時に、牽引ワイヤ50により噴射ボタン操
作レバー40が引き下げられるように回動される。その
結果、油噴射ボタン8が押し下げられて、開口部18に
挿入された給油スプレー7のノズルからオイルが噴射さ
れる。噴射されたオイルは、内円筒カバー30を構成す
る金網36の編目の開口部を通過して、主ワイヤロープ
3に供給される。
動させる。すると、図13に示すように、牽引ワイヤ5
0により主ワイヤロープ給油治具70が牽引されて下降
移動する。同時に、牽引ワイヤ50により噴射ボタン操
作レバー40が引き下げられるように回動される。その
結果、油噴射ボタン8が押し下げられて、開口部18に
挿入された給油スプレー7のノズルからオイルが噴射さ
れる。噴射されたオイルは、内円筒カバー30を構成す
る金網36の編目の開口部を通過して、主ワイヤロープ
3に供給される。
【0060】一方、主ワイヤロープ給油治具70が下降
移動すると内設される内円筒カバー30も下降移動する
が、この際、案内凸部35が主ワイヤロープ3のより溝
に案内されることにより、内円筒カバー30が主ワイヤ
ロープ3に対して回転する。このように、内円筒カバー
30が主ワイヤロープ3に対して回転しながら下降移動
するので、内円筒カバー30内面に設けられたブラシ3
7により、主ワイヤロープ3に供給されたオイルが、主
ワイヤロープ3の全周および長さ方向に均一に塗り延ば
される。
移動すると内設される内円筒カバー30も下降移動する
が、この際、案内凸部35が主ワイヤロープ3のより溝
に案内されることにより、内円筒カバー30が主ワイヤ
ロープ3に対して回転する。このように、内円筒カバー
30が主ワイヤロープ3に対して回転しながら下降移動
するので、内円筒カバー30内面に設けられたブラシ3
7により、主ワイヤロープ3に供給されたオイルが、主
ワイヤロープ3の全周および長さ方向に均一に塗り延ば
される。
【0061】作業者6がエレベータかご1を停止させる
と、主ワイヤロープ給油治具70を牽引していた牽引ワ
イヤ50がゆるみ、主ワイヤロープ給油治具70は停止
する。また、油噴射ボタン8の反力により、噴射ボタン
操作レバー40が押し上げられ、油噴射ボタン8が噴射
前の位置に戻り、オイルの噴射が停止する。
と、主ワイヤロープ給油治具70を牽引していた牽引ワ
イヤ50がゆるみ、主ワイヤロープ給油治具70は停止
する。また、油噴射ボタン8の反力により、噴射ボタン
操作レバー40が押し上げられ、油噴射ボタン8が噴射
前の位置に戻り、オイルの噴射が停止する。
【0062】以上の動作により、主ワイヤロープ3のう
ち、エレベータかご1の移動に追従して、主ワイヤロー
プ給油治具70が通過した範囲について、主ワイヤロー
プ3の全周および長さ方向に均一な給油が自動的に行わ
れる。
ち、エレベータかご1の移動に追従して、主ワイヤロー
プ給油治具70が通過した範囲について、主ワイヤロー
プ3の全周および長さ方向に均一な給油が自動的に行わ
れる。
【0063】なお、以上の作業において、内円筒カバー
30の案内凸部が主ワイヤロープ3のより溝部の突起に
ひっかかるなどの原因により、牽引ワイヤ50に無理な
力がかかった場合には、取付磁石51がエレベータかご
1天井の取付位置からはずれ、主ワイヤロープ給油治具
70が停止する。従って、牽引ワイヤ50の切断や、噴
射ボタン操作レバー40の折損などの主ワイヤロープ給
油治具70およびエレベータの故障が防止される。
30の案内凸部が主ワイヤロープ3のより溝部の突起に
ひっかかるなどの原因により、牽引ワイヤ50に無理な
力がかかった場合には、取付磁石51がエレベータかご
1天井の取付位置からはずれ、主ワイヤロープ給油治具
70が停止する。従って、牽引ワイヤ50の切断や、噴
射ボタン操作レバー40の折損などの主ワイヤロープ給
油治具70およびエレベータの故障が防止される。
【0064】
【発明の効果】本発明のエレベータ主ワイヤロープ給油
治具によれば、給油スプレーを用いた主ワイヤロープの
給油作業において、噴射されたオイルのエレベータ各部
への飛散を防止し、エレベータ各部の汚れ、故障を防止
することができる。
治具によれば、給油スプレーを用いた主ワイヤロープの
給油作業において、噴射されたオイルのエレベータ各部
への飛散を防止し、エレベータ各部の汚れ、故障を防止
することができる。
【0065】また本発明によれば、上記の給油作業にお
いて、給油スプレーから噴射され主ワイヤロープに付着
したオイルを、作業工数を増加させることなく、主ワイ
ヤロープの長さ方向に均一に塗り延ばすことができる。
従って、主ワイヤロープの長さ方向についての給油量の
部分的な不足が防止され、その結果、エレベータの円滑
な作動が確保され、主ワイヤロープの耐久性が維持され
る。また、同様に給油量の部分的な過剰が防止され、そ
の結果、オイルの無駄な消費が防止される。
いて、給油スプレーから噴射され主ワイヤロープに付着
したオイルを、作業工数を増加させることなく、主ワイ
ヤロープの長さ方向に均一に塗り延ばすことができる。
従って、主ワイヤロープの長さ方向についての給油量の
部分的な不足が防止され、その結果、エレベータの円滑
な作動が確保され、主ワイヤロープの耐久性が維持され
る。また、同様に給油量の部分的な過剰が防止され、そ
の結果、オイルの無駄な消費が防止される。
【0066】さらに本発明によれば、上記の給油作業に
おいて、給油スプレーから噴射され主ワイヤロープに付
着したオイルを、作業工数を増加させることなく、主ワ
イヤロープの全周および長さ方向に均一に塗り延ばすこ
とができる。その結果、作業者の位置からみて主ワイヤ
ロープの後側の部分にも十分な給油を行なうことが可能
となり、さらにエレベータの円滑な作動が確保され、主
ワイヤロープの耐久性が維持される。
おいて、給油スプレーから噴射され主ワイヤロープに付
着したオイルを、作業工数を増加させることなく、主ワ
イヤロープの全周および長さ方向に均一に塗り延ばすこ
とができる。その結果、作業者の位置からみて主ワイヤ
ロープの後側の部分にも十分な給油を行なうことが可能
となり、さらにエレベータの円滑な作動が確保され、主
ワイヤロープの耐久性が維持される。
【0067】さらに本発明によれば、エレベータかごの
移動に自動追従して主ワイヤロープ給油治具が移動す
る。従って、主ワイヤロープの長い距離に渡って一度に
給油することが可能となり、給油に要する作業時間を短
縮することができる。
移動に自動追従して主ワイヤロープ給油治具が移動す
る。従って、主ワイヤロープの長い距離に渡って一度に
給油することが可能となり、給油に要する作業時間を短
縮することができる。
【0068】さらに本発明によれば、エレベータかごが
下降移動すると、主ワイヤロープ給油治具が自動追従し
て下降移動し、さらに、この下降移動時に給油スプレー
の油噴射ボタンが自動的に操作されて主ワイヤロープに
オイルが供給される。このように、エレベータかごを移
動させるだけで主ワイヤロープに給油することができ、
主ワイヤロープ給油作業の自動化による作業性向上が可
能となる。
下降移動すると、主ワイヤロープ給油治具が自動追従し
て下降移動し、さらに、この下降移動時に給油スプレー
の油噴射ボタンが自動的に操作されて主ワイヤロープに
オイルが供給される。このように、エレベータかごを移
動させるだけで主ワイヤロープに給油することができ、
主ワイヤロープ給油作業の自動化による作業性向上が可
能となる。
【図1】 本発明の第一実施例のエレベータ主ワイヤロ
ープ給油治具が主ワイヤロープを覆って組み立てられた
状態の斜視図である。
ープ給油治具が主ワイヤロープを覆って組み立てられた
状態の斜視図である。
【図2】 本発明の第一実施例のエレベータ主ワイヤロ
ープ給油治具の斜視図である。
ープ給油治具の斜視図である。
【図3】 本発明の第二実施例のエレベータ主ワイヤロ
ープ給油治具が主ワイヤロープを覆って組み立てられた
状態の断面図である。
ープ給油治具が主ワイヤロープを覆って組み立てられた
状態の断面図である。
【図4】 本発明の第三実施例のエレベータ主ワイヤロ
ープ給油治具が主ワイヤロープを覆って組み立てられた
状態の斜視図である。
ープ給油治具が主ワイヤロープを覆って組み立てられた
状態の斜視図である。
【図5】 本発明の第三実施例の内円筒カバーの斜視図
である。
である。
【図6】 本発明の第三実施例の内円筒カバーの平面図
である。
である。
【図7】 本発明の第三実施例の内円筒カバーの正面図
である。
である。
【図8】 本発明の第三実施例の内円筒カバーの側面図
である。
である。
【図9】 本発明の第三実施例の治具本体の平面図であ
る。
る。
【図10】 本発明の第三実施例の治具本体の正面図で
ある。
ある。
【図11】 本発明の第三実施例の治具本体の側面図で
ある。
ある。
【図12】 本発明の第三実施例の主ワイヤロープ給油
作業を示す概略図である。
作業を示す概略図である。
【図13】 本発明の第三実施例の主ワイヤロープ給油
作業を示す概略図である。
作業を示す概略図である。
【図14】 従来の主ワイヤロープ給油作業を示す概略
図である。
図である。
【図15】 従来の主ワイヤロープ給油作業における作
業者の手元部分を示す拡大図である。
業者の手元部分を示す拡大図である。
1 エレベータかご、3 主ワイヤロープ、6 作業
者、7 給油スプレー、8 油噴射ボタン、10,6
0,70 エレベータ主ワイヤロープ給油治具、11
治具本体、17 給油スプレー設置台、18 開口部、
21,37 ブラシ、30 内円筒カバー、35 案内
凸部、36 金網、40 噴射ボタン操作レバー、50
牽引ワイヤ、51 取付磁石。
者、7 給油スプレー、8 油噴射ボタン、10,6
0,70 エレベータ主ワイヤロープ給油治具、11
治具本体、17 給油スプレー設置台、18 開口部、
21,37 ブラシ、30 内円筒カバー、35 案内
凸部、36 金網、40 噴射ボタン操作レバー、50
牽引ワイヤ、51 取付磁石。
Claims (5)
- 【請求項1】 給油される主ワイヤロープよりも大きい
内径を有し割型構造から成る円筒カバーを備えた治具本
体と、 前記治具本体の円筒カバーより外側に設けられ、給油ス
プレーが設置される給油スプレー設置台と、 を含み、 前記治具本体の円筒カバー側面には、前記給油スプレー
のノズルが挿入される開口部が設けられ、 前記円筒カバーは前記主ワイヤロープを覆うように組み
立てられることを特徴とするエレベータ主ワイヤロープ
給油治具。 - 【請求項2】 請求項1記載のエレベータ主ワイヤロー
プ給油治具において、 前記治具本体の円筒カバー内面に、前記主ワイヤロープ
に接触するブラシが設けられ、 前記治具本体の上下に伴い、前記給油スプレーより前記
主ワイヤロープに噴射されたオイルを前記ブラシが上下
方向に均一に塗り延ばすことを特徴とするエレベータ主
ワイヤロープ給油治具。 - 【請求項3】 請求項1記載のエレベータ主ワイヤロー
プ給油治具において、 前記治具本体の円筒カバーの内側に、前記円筒カバーに
対して相対的に回転可能であって、かつ、相対的に上下
移動しないように、割型構造から成る内円筒カバーが設
けられ、 前記内円筒カバーは、 その内側に一体に設けられ、組立時に前記主ワイヤロー
プのより溝にはまり込む案内凸部と、 前記内円筒カバーの側面の一部に設けられ、給油時に前
記給油スプレーから噴射され前記内円筒カバー内の前記
主ワイヤロープに供給されるオイルが通過する開口部
と、 を有し、 さらに前記内円筒カバーの内面に前記主ワイヤロープに
接触するブラシが設けられ、 前記内円筒カバーは前記主ワイヤロープを覆うように組
み立てられ、 前記主ワイヤロープと前記内円筒カバーを覆って組み立
てられた前記治具本体の上下移動に伴い、前記案内凸部
が前記主ワイヤロープのより溝に案内されることによ
り、前記内円筒カバーが前記主ワイヤロープに対して回
転しながら上下移動し、 前記内円筒カバーの上下移動および回転に伴い、前記給
油スプレーより前記主ワイヤロープに噴射されたオイル
を前記ブラシが上下および円周方向に均一に塗り延ばす
ことを特徴とするエレベータ主ワイヤロープ給油治具。 - 【請求項4】 請求項2または3のいずれかに記載のエ
レベータ主ワイヤロープ給油治具において、 前記治具本体に一端を取り付けられ、給油作業時に他端
をエレベータかごに取り付けられ、前記エレベータかご
の移動に伴い、前記エレベータ主ワイヤロープ給油治具
を移動させるように牽引する牽引ワイヤを含むことを特
徴とするエレベータ主ワイヤロープ給油治具。 - 【請求項5】 請求項2または3のいずれかに記載のエ
レベータ主ワイヤロープ給油治具において、 前記治具本体に軸支され、この軸支部を中心に前記給油
スプレー設置台に設置された給油スプレーの油噴射ボタ
ンを操作するように回動する噴射ボタン操作レバーと、 前記噴射ボタン操作レバーに一端を取り付けられ、給油
作業時に他端をエレベータかごに取り付けられ、前記エ
レベータかごの下降移動に伴い、前記エレベータ主ワイ
ヤロープ給油治具を下方へ移動させるように牽引すると
ともに、前記給油スプレーの油噴射ボタンが押下げ操作
されるように前記噴射ボタン操作レバーを回動させる牽
引ワイヤを含むことを特徴とするエレベータ主ワイヤロ
ープ給油治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16211095A JPH0912247A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | エレベータ主ワイヤロープ給油治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16211095A JPH0912247A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | エレベータ主ワイヤロープ給油治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0912247A true JPH0912247A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15748239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16211095A Pending JPH0912247A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | エレベータ主ワイヤロープ給油治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0912247A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105836584A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-08-10 | 曹诗晴 | 电梯用的曳引系统 |
| CN106081792A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-11-09 | 曹诗晴 | 一种电梯用的曳引系统 |
| CN106698149A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-05-24 | 上海爱登堡电梯集团股份有限公司 | 电梯曳引钢丝绳自清洁半自动润滑保养装置 |
| CN110127474A (zh) * | 2018-02-08 | 2019-08-16 | 奥的斯电梯公司 | 用于电梯带的保护套筒 |
| US20190270614A1 (en) * | 2018-03-02 | 2019-09-05 | Otis Elevator Company | Rope cleaning device |
| CN113339684A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-03 | 华能铜川照金煤电有限公司西川煤矿分公司 | 一种矿用无极绳绞车钢丝绳加油装置 |
| EP3789337A4 (en) * | 2018-10-12 | 2022-01-26 | Riken Kogyo Inc. | ROTATING MOVING BODY FOR WIRE ROPE |
| CN114194972A (zh) * | 2021-12-12 | 2022-03-18 | 南通兴华达高实业有限公司 | 一种具有二次保护的电梯平衡补偿链及其安装方法 |
| CN116675087A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-09-01 | 苏州宇昊电梯配件有限公司 | 用于电梯对重块的自动化悬挂式处理装置 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16211095A patent/JPH0912247A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN114194972A (zh) * | 2021-12-12 | 2022-03-18 | 南通兴华达高实业有限公司 | 一种具有二次保护的电梯平衡补偿链及其安装方法 |
| CN116675087A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-09-01 | 苏州宇昊电梯配件有限公司 | 用于电梯对重块的自动化悬挂式处理装置 |
| CN116675087B (zh) * | 2023-06-07 | 2023-10-24 | 苏州宇昊电梯配件有限公司 | 用于电梯对重块的自动化悬挂式处理装置 |
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