JPH09123064A - 回転円盤カッター - Google Patents
回転円盤カッターInfo
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- JPH09123064A JPH09123064A JP28572795A JP28572795A JPH09123064A JP H09123064 A JPH09123064 A JP H09123064A JP 28572795 A JP28572795 A JP 28572795A JP 28572795 A JP28572795 A JP 28572795A JP H09123064 A JPH09123064 A JP H09123064A
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Abstract
することによってより一層有効な回転円盤カッターを提
供すること。 【解決手段】 基板の外周縁にダイヤモンド等の超砥粒
を電着すると共に、基板の両側の表面に超砥粒を更に電
着した回転円盤カッターであって、基板の外周縁であっ
て刃先を形成する外周電着領域と、この外周電着領域の
内周に沿って基板の両側の表面に形成した外周側面電着
領域と、この外周側面電着領域よりも内側に形成した側
面パターン電着領域とを備え、外周電着領域には半径方
向に切開したスリットを複数箇所に設け、外周電着領域
での超砥粒が占める面積比率を80%以上とし、外周側
面電着領域での超砥粒が占める面積比率を100%と
し、側面パターン電着領域での超砥粒が占める面積比率
を40〜60%とし、更に、外周電着領域の超砥粒の粒
径に対する外周側面電着領域及び側面パターン電着領域
の超砥粒の粒径を40〜60%の大きさとする。
Description
鋳物湯口等の切断に用いる回転円盤カッターに係り、特
にダイヤモンド又はCBN砥粒等の超砥粒を電着した回
転円盤カッターに関する。
ッターは、円盤状の基板の周面にダイヤモンドやCBN
砥粒等の超砥粒の層を形成することによって被削材を切
断するというものがその基本的な構成である。
において被削材とカッターの基板の表面との接触を伴い
ながらの基板の高速回転となるため、切断中での摩擦に
よる発熱や振動等が発生することが避けられない。この
ような発熱や振動は、切断面の精度に大きな影響を与え
るほか、熱歪み等の発生の原因ともなるので、極力この
ような現象を抑えることが要求される。
は、基板の表面に超砥粒を電着することによって、基板
と被削材との直接的な接触を避けるようにし、摩擦熱や
振動の発生を抑制するダイヤモンドカッターが記載され
ている。
ド砥粒の電着領域を切刃部と基板中央の締付部との間の
露出側面のほぼ全面にわたって複数個所に散在させたも
のである。そして、基板に電着されたダイヤモンド砥粒
は一つの層であって、このダイヤモンド砥粒は円周端部
が#20〜30メッシュであって、露出側面の電着領域
#30メッシュ以下としたものである。
なダイヤモンド砥粒を電着した領域を設けることによっ
て、被削材との間での摩擦による発熱の低減が図られる
ことは明らかであり、無用な振動も抑制される傾向にあ
る。
高価であることから、その必要量が削減されることが好
ましいが、その領域の範囲が小さ過ぎると所期の目的を
果たせなかったり、広過ぎると価格的な面での障害を招
くことになる。
くしても、摩擦による発熱の低減及び振動の防止効果を
向上させ得るという結果に至るのではなく、その分布の
最適化によって最良の効果が得られる。このような観点
に立つとき、超砥粒を基板の表面に分布させること自体
は有効ではあるものの、その分布の最適化を図ることに
よってより一層の効果を期待できる。
電着パターンを最適化することによってより一層有効な
回転円盤カッターを提供することをその解決課題とした
ものである。
にダイヤモンド等の超砥粒を電着すると共に、前記基板
の両側の表面に前記超砥粒を更に電着した回転円盤カッ
ターであって、前記基板の外周縁であって刃先を形成す
る外周電着領域と、該外周電着領域の内周に沿って前記
基板の両側の表面に形成した外周側面電着領域と、該外
周側面電着領域よりも内側に形成した側面パターン電着
領域と、を備え、前記外周電着領域には半径方向に切開
したスリットを複数箇所に設け、前記外周電着領域での
超砥粒が占める面積比率を80%以上とし、前記外周側
面電着領域での超砥粒が占める面積比率を100%と
し、前記側面パターン電着領域での超砥粒が占める面積
比率を40〜60%とし、更に、前記外周電着領域の超
砥粒の粒径に対する前記外周側面電着領域及び側面パタ
ーン電着領域の超砥粒の粒径を40〜60%の大きさと
してなることを特徴とする。
リットは、切粉の排出を速やかに促して摩擦熱の発生を
抑えるのに有効に機能する。
砥粒がそれぞれの領域の中で占める面積比率の設定及び
粒径の関係を先の構成のように最適化することによっ
て、切粉の速やかな排出から基板の表面の保護が図られ
るほか、被削材との接触面積を適正にする操作によって
抵抗を小さく保った切断が可能となり、各種の被削材に
対して効率的で精度も高い切断が可能となる。
であってその要部の一部を拡大して示す正面図、2は図
1の姿勢のカッターの平面図、図3は図1のA−A線矢
視による拡大縦断面図である。
央には切断装置の回転主軸を通すための装着孔1aを
開、この装着孔1aの周りを回転主軸に設けたフランジ
への環状突き当て面1bとしている。そして、図におい
て、斜線を施した各領域にダイヤモンド砥粒等の超砥粒
2が電着され、これらの超砥粒2の電着領域は、基板1
に対する面積比率及びその砥粒の径の大きさを因子とし
てその分布パターンが決定されるものである。なお、図
示の例では基板1の外径は約300mmである。
面積比率を説明するための図である。
基板1の外周縁に沿う外周電着領域3,この外周電着領
域3の内側に沿って形成した外周側面電着領域4及びこ
の外周側面電着領域4と環状突き当て面1bの境界部分
までを示す側面パターン電着領域5とにそれぞれ分布さ
せたものである。
3は、図3に示すように基板1の外周端及び表裏両面に
かけて分布したものであり、図1に示すように、それぞ
れの間に90度のピッチ角を持たせた4箇所に電着しな
いスリット3aが位置している。すなわち、これらのス
リット3aは、未電着のゾーンであって基板1の表面に
施した化粧めっきの層が露出した状態として形成された
ものである。そして、この外周電着領域3がその半径方
向に占める基板1の表面に対する面積比率は80%程度
であり、更にスリット3aを設けることによって、切粉
の排出の促進や目詰まりの防止及び空冷効果の向上を図
るようにしている。
める超砥粒の面積比率を100%としたものであり、そ
の幅は約10mm以内とする。このように面積比率を1
00%とすることによって、切粉の排出通路となりやす
い外周側面電着領域4に相当する部分の切粉による基板
1へのダメージをなくすことが可能となる。
域範囲で占める超砥粒の面積比率を40〜60%とした
ものであり、その超砥粒の分布パターンは基板1の半径
方向のどの位置でも同じように基板1の保護が可能とな
るように設定する。なお、面積比率が40%よりも低い
と、基板1の保護が充分でなくて耐摩耗性にも劣る傾向
にあり、60%以上であれば抵抗が増加して切削性に影
響を及ぼす。
れぞれの面積比率に加えて、各領域での超砥粒の大きさ
もそれぞれに設定する。
さを基準としたとき、外周側面及び側面パターン電着領
域4,5に分布させる超砥粒は40〜60%の砥粒径と
する。なお、砥粒径が60%以上であると切粉を排出さ
せるための逃がしの作用が低下して切削性に影響を及ぼ
すことになり、また40%以下では基板1の保護及び耐
摩耗性の面で好ましくない。
0〜60%に特定した理由を示す実験結果を示すグラフ
である。
径が305mm、厚さが3mm及び砥粒径比を50%と
したものであり、被削材はダクタイル鋳鉄であってその
外径は300mmで管厚は14mmである。また、カッ
ターはポータブル電動工具の主軸に固定され、その回転
数は3900rpmである。
それぞれについての面積比率を30,40,50,6
0,70%とした5種類を用意し、これらについて平均
消費電力及び平均切断速度を測定した結果が図5に示し
たグラフである。これから判るように、面積比率が60
%を超えると摩擦による抵抗が増加して平均消費電力が
増加しているが、これは被削材との接触の際の摩擦抵抗
の増加に起因していることは明らかである。また、面積
比率が40〜60%の範囲では平均切断速度は高く維持
され、この範囲が最適であることが確認される。
側面を目視によって確認すると、面積比率が30%のも
のだけがその表面の電着部が剥離していて、基板1自身
にも表面の損傷が見られた。
比を特定した理由を示すための実験結果のグラフであ
る。なお、カッター及び被削材のそれぞれの諸元は図5
の実験の場合と同じであり、カッターの側面パターン電
着領域5の面積率は50%としたものである。
としたときの外周側面電着領域4及び側面パターン電着
領域5のそれぞれの超砥粒の砥粒径を35,45,5
0,55,75の5種類で実験し、これらの条件のそれ
ぞれについて平均消費電力、平均切断速度及び寿命につ
いて示したものが図6のグラフである。
75%のものではその切断速度と寿命がほかの条件のも
のに比べると格段に低下している。これは、外周電着領
域3と外周側面及び側面パターン電着領域4、5との間
の砥粒径の差が少ないことから、切粉の排出が速やかに
行われないようになり、刃先に残ってしまって目詰まり
を起こす結果、切れ味が悪くなると同時に寿命までもが
短くなってしまう「なお、実験の終了後に基板1の側面
を目視により観察すると、砥粒径比35%のものだけに
ついて基板1の表面に損傷が見られた。
外周側面及び側面パターン電着領域4、5の砥粒径比は
40〜60%の範囲が最適である。
別の分布態様を示す正面図である。
1の中心を原点とする直交座標において、第1象限の4
5°の角度の範囲で現れる模様を周方向に展開したもの
である。したがって、この45°の範囲での超砥粒2の
基板1の表面積に対する面積比を算出すれば、カッター
全体における超砥粒の面積比を得ることができる。
周電着領域3の面積比は80%以上であり、外周側面電
着領域4のそれは100%である。そして、超砥粒の粒
径の比は図6で示した条件すなわち外周電着領域3の粒
径に対して40〜60%の範囲である。
面積比率は42%であり、図8及び図9の例ではそれぞ
れ50%及び47%であり、最適範囲である40〜60
%の値に含まれたものである。したがって、これらの各
例においても、先の例と同様に速やかな切粉の排出が可
能であると同時に摩擦による発熱も少ない切断が実現で
きる。
を最適化することによって、切粉の排出の促進、目詰ま
り防止、空冷効果により切れ味及び耐用性の向上を図る
ことができると共に、基板の表面の損傷も免れる。そし
て、摩擦による発熱も抑えることができ、より一層切れ
味が向上すると同時に連続切断にも充分な耐久性を持つ
カッターが提供できる。また、粒径の比率を変える等の
操作によって生産できるので、コスト面でも改善され
る。
てその要部を一部拡大して示す正面図である。
る。
明するための図、同図の(b)は各領域での面積率を示
す線図である。
速度及び平均消費電力の関係を示すグラフである。
を示すグラフである。
領域の面積比率を42%とした例の正面図である。
した例のカッターの正面図である。
した例のカッターの正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の外周縁にダイヤモンド等の超砥粒
を電着すると共に、前記基板の両側の表面に前記超砥粒
を更に電着した回転円盤カッターであって、前記基板の
外周縁であって刃先を形成する外周電着領域と、該外周
電着領域の内周に沿って前記基板の両側の表面に形成し
た外周側面電着領域と、該外周側面電着領域よりも内側
に形成した側面パターン電着領域と、を備え、前記外周
電着領域には半径方向に切開したスリットを複数箇所に
設け、前記外周電着領域での超砥粒が占める面積比率を
80%以上とし、前記外周側面電着領域での超砥粒が占
める面積比率を100%とし、前記側面パターン電着領
域での超砥粒が占める面積比率を40〜60%とし、更
に、前記外周電着領域の超砥粒の粒径に対する前記外周
側面電着領域及び側面パターン電着領域の超砥粒の粒径
を40〜60%の大きさとしてなる回転円盤カッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28572795A JP3242307B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 回転円盤カッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28572795A JP3242307B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 回転円盤カッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09123064A true JPH09123064A (ja) | 1997-05-13 |
| JP3242307B2 JP3242307B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17695262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28572795A Expired - Lifetime JP3242307B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 回転円盤カッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3242307B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002036125A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Atokku:Kk | カッターブレード及び自在切削機 |
| EP1704966A3 (en) * | 2005-03-23 | 2007-07-18 | Giovanni Ficai | Cutting wheel |
| WO2017145455A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 株式会社アライドマテリアル | 超砥粒ホイール |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28572795A patent/JP3242307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002036125A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Atokku:Kk | カッターブレード及び自在切削機 |
| EP1704966A3 (en) * | 2005-03-23 | 2007-07-18 | Giovanni Ficai | Cutting wheel |
| US7364502B2 (en) | 2005-03-23 | 2008-04-29 | Giovanni Ficai | Cutting wheel |
| WO2017145455A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 株式会社アライドマテリアル | 超砥粒ホイール |
| JPWO2017145455A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2018-03-01 | 株式会社アライドマテリアル | 超砥粒ホイール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3242307B2 (ja) | 2001-12-25 |
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