JPH09123521A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH09123521A
JPH09123521A JP28827795A JP28827795A JPH09123521A JP H09123521 A JPH09123521 A JP H09123521A JP 28827795 A JP28827795 A JP 28827795A JP 28827795 A JP28827795 A JP 28827795A JP H09123521 A JPH09123521 A JP H09123521A
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JP
Japan
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unit
light beam
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image
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JP28827795A
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English (en)
Inventor
Shuichi Yamazaki
修一 山崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各LDユニット(光ビーム出力手段)の高寿
命化を実現する。 【解決手段】 レーザ書込制御回路22が、コントロー
ラ部21によって指定された画素密度が所定の画素密度
(例えば400dpi)の場合、LDユニット1,2を
選択的に使用するが、この場合選択されるLDユニット
を画像情報のページ毎又は記録単位(ジョブ)毎に交互
に切り換えたり、あるいは画像情報のページ毎又は記録
単位毎にLDユニット1,2の劣化状態を判断し、その
結果に応じて選択されるLDユニットを切り換える(劣
化が少ない方のLDユニットに優先的に切り換える)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザプリン
タ,デジタル複写機,デジタルファクシミリ装置等の画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタのような画像記録装置で
は、高速記録を行なうために、複数のレーザダイオード
(以下「LD」と略称する)ユニット(光ビーム出力手
段)を備え、その各LDユニットからそれぞれ画像情報
に応じて変調された光ビーム(レーザビーム)を出力さ
せ、その各光ビームをポリゴンミラーによって偏向して
記録媒体(感光体)上を走査することにより、その記録
媒体上に画像情報を記録するようにしたものがある。
【0003】ところで、このような画像記録装置では、
異なる画素密度による画像情報の書き込み(記録)が要
求される場合がある。通常、1ビームによる画像情報の
書き込みにおいては、その光ビームの偏向速度,プロセ
ス速度,書き込み周波数(画周波)を適当に変更するこ
とにより、同一のユニットで異なる画素密度による画像
情報の書き込みを実現することができる。
【0004】近年、画像記録速度の高速化,高画質化の
要求が増し、ポリゴンミラーの高速化,画周波の高速化
が行なわれているが、それぞれ限界があり、技術的にも
難しくなる。そこでマルチビームの必要性が生じる。こ
れにより、ポリゴンミラー,画周波の高速化という課題
の負荷を軽減することができる。
【0005】しかし、画素密度変更を行なうためには、
記録媒体に照射される各光ビームの副走査方向の間隔
(ビームピッチ)をそれに伴って変化させる必要が生じ
るため、指定された画素密度に応じて使用すべきLDユ
ニットを選択することにより、ビームピッチを可変する
ようにしたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像記録装置において、画素密度に応じて選
択されるLDユニットは常に決まっているため、各LD
ユニットの使用頻度が異なり、劣化状態にバラツキが生
じ、特定の画素密度による画像記録が早期に行なえなく
なるという問題があった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、各LDユニット(光ビーム出力手段)の高寿命
化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、それぞれ画像情報に応じて変調された光
ビームを出力する複数の光ビーム出力手段と、上記各光
ビームを用いて記録媒体上を走査することにより、その
記録媒体上に画像情報を記録する画像記録手段とを備え
た画像記録装置において、以下の各手段を設けたもので
ある。
【0009】すなわち、複数の光ビーム出力手段のうち
の選択された光ビーム出力手段によって出力される光ビ
ームを用いて画像情報を記録する手段と、その選択され
る光ビーム出力手段を切り換える光ビーム切換手段とを
設けたものである。なお、光ビーム切換手段が、光ビー
ム出力手段の切り換えを画像情報のページ毎又は記録単
位毎に行なうようにすればよい。
【0010】あるいは、光ビーム切換手段が、光ビーム
出力手段の劣化状態を判断する手段を備え、その判断結
果に応じて光ビーム出力手段の切り換えを行なってもよ
い。この場合、光ビーム切換手段が、光ビーム出力手段
の切り換えを画像情報のページ毎又は記録単位毎に行な
ったり、劣化状態判断手段によって最も劣化が少ないと
判断された光ビーム出力手段に優先的に切り換えるとよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の第
1実施形態である画像記録装置における2つのレーザダ
イオード(以下「LD」と略称する)ユニットを備えた
レーザ書込ユニットの構成例を示す斜視図である。
【0012】このレーザ書込ユニットにおいて、1,2
はそれぞれ画像情報に応じて変調されたレーザビーム
(光ビーム)を出力するLDユニットであり、その各レ
ーザビームはそれぞれコリメートレンズ3,4により平
行光束とされ、次にビームスプリッタ5にて合成された
後、シリンダレンズ6により感光体ドラム7上で所定の
大きさになるように集光される。
【0013】シリンダレンズ6によって集光された各レ
ーザビームは、それぞれ図示しないポリゴンモータによ
り回転されるポリゴンミラー8で主走査方向(感光体ド
ラム7の軸方向)に偏向走査される。そして、一対のF
θレンズ9による等角運動から等速運動への変換と面倒
れ補正用レンズ10による面倒れ補正が行なわれた後、
反射ミラー11により角度を変えられ、感光体ドラム7
上に所定ビーム径でスポット状に結像される。
【0014】ここで、感光体ドラム7上を走査する2つ
のレーザビームの副走査方向の間隔(ビームピッチ)
は、画素密度が400dpi(ドット/インチ)の場合
には63.5μm(25.4mm/400)、480dpi
の場合には52.9μm(25.4mm/480)、600
dpiの場合には42.3μm(25.4mm/600)と
なる。
【0015】なお、感光体ドラム7上を走査する直前の
2つのレーザビームは、後述するレーザ書込制御回路に
接続された図示しない2つの同期検知センサ(例えばフ
ォトダイオードからなる)によってそれぞれ検知され
る。そして、レーザ書込制御回路が各同期検知センサか
らそれぞれ出力される検知信号(第1,第2の同期検知
信号とする)を用い、1走査毎に画像記録用のレーザビ
ームの発光開始タイミングを制御する。
【0016】また、この画像記録装置では2つのLDユ
ニットを用いた例について説明したが、例えば特開昭5
6−42248号公報あるい特開昭56−104315
号公報に記載されているように、複数のレーザ光源(L
D)を1つのパッケージに納めたLDアレイを用いても
よい。
【0017】図1は、このレーザ書込ユニットを備えた
画像記録装置の制御系の構成例を示すブロック図であ
る。この画像記録装置は、デジタル複写機又はレーザプ
リンタ等の電子写真方式を用いたものであり、コントロ
ーラ部21,レーザ書込制御回路22,ポリゴンモータ
制御回路23,及び2つのLD制御回路24,25を備
えている。
【0018】コントローラ部21は、パーソナルコンピ
ュータ等のホストから送られてくる文字コード等に応じ
てページ単位の画像情報(ビデオデータ)を作成して図
示しない画像メモリに記憶したり、スキャナによって読
み取られた画像情報を所定の画像処理を施して画像メモ
リに記憶すると共に、画素密度信号及び画像記録スター
ト信号をそれぞれ所定のタイミングでレーザ書込制御回
路22へ送出する。
【0019】レーザ書込制御回路22は、コントローラ
部21から画素密度信号が送られてくると、それによっ
て指定された画素密度を可変設定し、その画素密度に応
じて使用すべきLDユニットを選択する。また、その画
素密度に応じてポリゴンモータ26(ポリゴンミラー
8)の回転数及びLDの変調周波数(画素クロック信
号)等の画像記録条件を設定し、画像記録スタート信号
によりON信号及び上記回転数に対応するクロック信号
CLKをポリゴンモータ制御回路23に送出してポリゴ
ンモータ26の回転を開始させる。
【0020】その後、各LDユニット1,2からそれぞ
れ最適タイミングでレーザビームを出力させるための第
1,第2の同期信号により、画素クロック信号をコント
ローラ部21へ送出する。コントローラ部21は、レー
ザ書込制御回路22からの画素クロック信号に同期して
画像メモリ上の画像情報を順次読み出し、レーザ書込制
御回路22へ送出する。
【0021】レーザ書込制御回路22は、コントローラ
部21からの画像情報を先に選択したLDユニットを制
御するLD制御回路へ送出する。各LD制御回路24,
25は、それぞれレーザ書込制御回路22から送られて
くる画像情報に応じて変調したレーザビームをLDユニ
ット1,2から出力させる。
【0022】図3は、図1のLDユニット1及びLD制
御回路24の構成例を示す回路図である。LDユニット
1は、画像情報に対応する駆動電流Idに応じて変調さ
れたレーザビームを出力するLDと、その光量を検出し
てモニタ電流Imを出力するPD(フォトダイオード)
とを同一パック内に納めている。
【0023】LD制御回路24は、画像情報に応じてL
Dユニット1のLDを変調(オン・オフ)駆動して対応
するレーザビームを出力させるスイッチング回路31の
他に、LDの出力パワー(光量)を一定値に保持するた
めのオートパワーコントロール(APC)処理を行なう
ための回路を備えている。
【0024】すなわち、LDユニット1のPDから出力
されたモニタ電流ImをA/D変換してレーザ光量値と
して出力するA/Dコンバータ32と、CPU30から
の電流設定値をD/A変換して出力するD/Aコンバー
タ33と、LDの駆動電流IdをD/Aコンバータ33
の出力に応じた大きさに制御する定電流源34とを備え
ている。
【0025】CPU30は、レーザ書込制御回路22に
内蔵されているマイクロコンピュータであり、APC処
理を含む各種処理を行なう。なお、LDユニット2及び
LD制御回路25も図3と同様な構成なので、その図示
及び説明は省略する。
【0026】図4は、レーザ書込制御回路22内のCP
U30によるLDユニット1に対するAPC処理の一例
を示すフローチャートである。このルーチンは、画像情
報の記録単位(ジョブ)毎に図示しないメインルーチン
によってコールされてスタートし、まずD/Aコンバー
タ33に最小の電流設定値「1」を出力する。このと
き、スイッチング回路31への画像情報を「1」に固定
する。
【0027】それによって、D/Aコンバータ33から
電流設定値「1」に対応する電圧が出力され、定電流源
34によりその電圧に応じた駆動電流Idが流れるた
め、LDユニット1のLDからはその駆動電流Idに応
じた光量のレーザビームが連続的に出力される。一方、
その光量がPDにより検出されてモニタ電流Imが出力
され、それがA/Dコンバータ32によりA/D変換さ
れてレーザ光量値として出力される。
【0028】そして、D/Aコンバータ33への出力時
からLDの光量が安定するまでの時間経過するまでディ
レイさせるディレイ処理を行なった後、A/Dコンバー
タ32からのレーザ光量値を取り込み、その値が目標値
に達したか否かを判断して、達すればD/Aコンバータ
33の電流設定値を図示しないメモリに記憶してメイン
ルーチンにリターンし、達しなければD/Aコンバータ
33の電流設定値に「1」を加算し、再びディレイ処理
を行ない、以後上述と同様の処理を行なう。
【0029】なお、LDユニット2に対するAPC処理
も上述と同様なので、その図示及び説明は省略する。図
5及び図6は、レーザ書込制御回路22内のCPU30
による通常処理の一例を示すフローチャートである。な
お、この画像記録装置は、400dpiと600dpi
の画素密度による画像記録処理を行なえるものとする。
【0030】このルーチンは、コントローラ部21から
画素密度信号が送られてきた時にメインルーチンによっ
てコールされてスタートし、まずその画素密度信号によ
って指定された画素密度Dを設定し、続いてその画素密
度Dに応じてポリゴンモータ26の回転数やLDの変調
周波数等の画像記録条件を設定した後、画素密度Dが6
00dpiか否かを判断する。
【0031】そして、画素密度Dが600dpiの場合
には、LDユニット1,2を使用すべきLDユニットX
として選択した後、ポリゴンモータ26によりポリゴン
ミラー8の回転を開始させると共に、LDユニット1,
2からコントローラ部21より送られてくる2ライン分
の画像情報(駆動電流Id)に応じて変調したレーザビ
ームLB1,LB2を同時に出力させ、そのレーザビー
ムLB1,LB2をポリゴンミラー8により偏向して図
7に示すように感光体ドラム7上を走査することによ
り、感光体ドラム7上に2ライン分の画像情報を記録す
る画像記録処理を行なう。
【0032】次いで、現在のジョブが終了したか否かを
判断して、まだ終了していない場合には、上述と同様の
動作によって感光体ドラム7上に次の2ライン分の画像
情報を記録する画像記録処理を行ない、再び現在のジョ
ブが終了したか否かの判断に移る。その後、現在のジョ
ブが終了すると、メインルーチンへリターンする。
【0033】一方、画素密度Dが600dpiでなけれ
ば、つまり400dpiの場合には、前回(400dp
iの画素密度による画像記録時に限る)選択されたLD
ユニットXがLDユニット1か否かを判断し、LDユニ
ット1の場合には、今回選択される(使用すべき)LD
ユニットXをLDユニット2に切り換え、それを選択す
る。また、前回選択されたLDユニットXがLDユニッ
ト1ではなくLDユニット2の場合には、今回選択され
るLDユニットXをLDユニット1に切り換え、それを
選択する。
【0034】その後、ポリゴンモータ26によりポリゴ
ンミラー8の回転を開始させると共に、LDユニット1
又は2からコントローラ部21より送られてくる1ライ
ン分の画像情報に応じて変調したレーザビームLB1又
はLB2を出力させ、それをポリゴンミラー8により偏
向して図8の(a)又は(b)に示すように感光体ドラ
ム7上を走査することにより、感光体ドラム7上に1ラ
イン分の画像情報を記録する画像記録処理を行なう。
【0035】次いで、1ページ分の画像記録処理が終了
したか否かを判断して、1ページ分の画像記録処理が終
了していない場合は、上述と同様の動作によって感光体
ドラム7上に次の1ライン分の画像情報を記録する画像
記録処理を行ない、以後その処理を1ページ分の画像記
録処理が終了するまで繰り返し、その画像記録処理が終
了した時に現在のジョブが終了したか否かを判断して、
まだ終了していなければ前回選択されたLDユニットX
がLDユニット1か否かの判断に戻り、以後上述と同様
の処理を行なう。その後、現在のジョブが終了すると、
メインルーチンへリターンする。
【0036】このように、400dpiの画素密度が設
定された場合、LDユニット1,2を選択的に使用する
が、この場合選択されるLDユニットを交互に切り換え
るので、LDユニット1,2の使用頻度が均等化され
る。したがって、LDユニット1,2の劣化状態のバラ
ツキが少なくなり、それらの寿命が延びる。また、LD
ユニットの切り換えを画像情報のページ毎に行なうた
め、つまり画像記録処理中に行なわないため、レーザビ
ームの副走査方向の乱れがなく、画像品質の低下を招く
恐れがない。
【0037】図9は、図5で画素密度Dが600dpi
でない(400dpiである)と判断された後の処理の
他の例(図6と異なる処理)を示すフローチャートであ
り、まずLDユニット1,2に対する各APC処理完了
時にメモリにそれぞれ記憶したD/Aコンバータ33の
電流設定値DAC1,DAC2を比較してDAC1>D
AC2か否か(DAC1≦DAC2)を判断し、LDユ
ニット1,2の劣化状態を判断する。
【0038】そして、DAC1>DAC2の場合には、
LDユニット2の方が劣化が少ないため、今回選択され
る(使用すべき)LDユニットXをLDユニット2に切
り換え、それを選択する。また、DAC1≦DAC2の
場合には、LDユニット1,2の劣化が同じあるいはL
Dユニット1の方が劣化が少ないため、今回選択される
LDユニットXをLDユニット1に切り換え、それを選
択する。
【0039】その後、ポリゴンモータ26によりポリゴ
ンミラー8の回転を開始させると共に、LDユニット1
又は2からコントローラ部21より送られてくる1ライ
ン分の画像情報に応じて変調したレーザビームLB1又
はLB2を出力させ、それをポリゴンミラー8により偏
向して図8の(a)又は(b)に示すように感光体ドラ
ム7上を走査することにより、感光体ドラム7上に1ラ
イン分の画像情報を記録する画像記録処理を行なう。
【0040】次いで、1ページ分の画像記録処理が終了
したか否かを判断して、1ページ分の画像記録処理が終
了していない場合は、上述と同様の動作によって感光体
ドラム7上に次の1ライン分の画像情報を記録する画像
記録処理を行ない、以後その処理を1ページ分の画像記
録処理が終了するまで繰り返し、その画像記録処理が終
了した時に現在のジョブが終了したか否かを判断して、
まだ終了していなければDAC1>DAC2か否かの判
断に戻り、以後上述と同様の処理を行なう。その後、現
在のジョブが終了すると、メインルーチンへリターンす
る。
【0041】このように、400dpiの画素密度が設
定された場合、LDユニット1,2を選択的に使用する
が、この場合LDユニット1,2の劣化状態を判断し、
その結果に応じて選択されるLDユニットを切り換える
(劣化が少ない方のLDユニットに優先的に切り換え
る)ので、LDユニット1,2の劣化状態のバラツキが
殆どなくなり、それらの寿命がかなり延びる。
【0042】また、LDユニット1,2のいずれか一方
が劣化不良となっても、他方のLDユニットを使用でき
るため、画像記録処理が途中で停止して画像不良が発生
する可能性が極めて少なくなる。さらに、LDユニット
の切り換えを画像情報のページ毎に行なうため、レーザ
ビームの副走査方向の乱れがなく、画像品質の低下を招
く恐れがない。
【0043】図10は、この発明の第2実施形態である
画像記録装置における3つのLDユニットを備えたレー
ザ書込ユニットの構成例を示す斜視図であり、図2と同
じ部分には同一符号を付している。
【0044】このレーザ書込ユニットにおいて、1,
2,41はそれぞれ画像情報に応じて変調されたレーザ
ビームを出力するLDユニットであり、その各レーザビ
ームはそれぞれコリメートレンズ3,4,42により平
行光束とされ、次にビームスプリッタ5,43にて合成
された後、シリンダレンズ6により感光体ドラム7上で
所定の大きさになるように集光される。
【0045】シリンダレンズ6によって集光された各レ
ーザビームは、それぞれ図示しないポリゴンモータによ
り回転されるポリゴンミラー8で主走査方向(感光体ド
ラム7の軸方向)に偏向走査される。そして、一対のF
θレンズ9による等角運動から等速運動への変換と面倒
れ補正用レンズ10による面倒れ補正が行なわれた後、
反射ミラー11により角度を変えられ、感光体ドラム7
上に所定ビーム径でスポット状に結像される。
【0046】なお、感光体ドラム7上を走査する直前の
3つのレーザビームは、後述するレーザ書込制御回路に
接続された図示しない3つの同期検知センサ(例えばフ
ォトダイオードからなる)によってそれぞれ検知され
る。そして、レーザ書込制御回路が各同期検知センサか
らそれぞれ出力される検知信号(第1,第2,第3の同
期検知信号とする)を用い、1走査毎に画像記録用のレ
ーザビームの発光開始タイミングを制御する。
【0047】また、この画像記録装置では3つのLDユ
ニットを用いた例について説明したが、例えば特開昭5
6−42248号公報あるい特開昭56−104315
号公報に記載されているように、複数のレーザ光源(L
D)を1つのパッケージに納めたLDアレイを用いても
よい。
【0048】図11は、このレーザ書込ユニットを備え
た画像記録装置の制御系の構成例を示すブロック図であ
り、図1と対応する部分には同一符号を付している。こ
の画像記録装置は、デジタル複写機又はレーザプリンタ
等の電子写真方式を用いたものであり、コントローラ部
21,レーザ書込制御回路22,ポリゴンモータ制御回
路23,及び3つのLD制御回路24,25,51を備
えている。
【0049】コントローラ部21は、パーソナルコンピ
ュータ等のホストから送られてくる文字コード等に応じ
てページ単位の画像情報(ビデオデータ)を作成して図
示しない画像メモリに記憶したり、スキャナによって読
み取られた画像情報を所定の画像処理を施して画像メモ
リに記憶すると共に、画素密度信号及び画像記録スター
ト信号をそれぞれ所定のタイミングでレーザ書込制御回
路22へ送出する。
【0050】レーザ書込制御回路22は、コントローラ
部21から画素密度信号が送られてくると、それによっ
て指定された画素密度を可変設定し、その画素密度に応
じて使用すべきLDユニットを選択する。また、その画
素密度に応じてポリゴンモータ26(ポリゴンミラー
8)の回転数及びLDの変調周波数(画素クロック信
号)等の画像記録条件を設定し、画像記録スタート信号
によりON信号及び上記回転数に対応するクロック信号
CLKをポリゴンモータ制御回路23に送出してポリゴ
ンモータ26の回転を開始させる。
【0051】その後、各LDユニット1,2,41から
それぞれ最適タイミングでレーザビームを出力させるた
めの第1,第2,第3の同期信号により、画素クロック
信号をコントローラ部21へ送出する。コントローラ部
21は、レーザ書込制御回路22からの画素クロック信
号に同期して画像メモリ上の画像情報を順次読み出し、
レーザ書込制御回路22へ送出する。
【0052】レーザ書込制御回路22は、コントローラ
部21からの画像情報を先に選択したLDユニットを制
御するLD制御回路へ送出する。各LD制御回路24,
25,51は、それぞれレーザ書込制御回路22から送
られてくる画像情報に応じて変調したレーザビームをL
Dユニット1,2,41から出力させる。
【0053】なお、この実施形態の画像記録装置におけ
る各LDユニット1,2,41及びLD制御回路24,
25,51はそれぞれ図3と同様の構成であり、さらに
その各LDユニット1,2,41に対するAPC処理は
それぞれ図4と同様なので、それらの図示及び説明は省
略する。
【0054】図12及び図13は、図11のレーザ書込
制御回路22内のCPU30による通常処理の一例を示
すフローチャートである。なお、この画像記録装置は、
400dpiと600dpiの画素密度による画像記録
処理を行なえるものとする。
【0055】このルーチンは、コントローラ部21から
画素密度信号が送られてきた時にメインルーチンによっ
てコールされてスタートし、まずその画素密度信号によ
って指定された画素密度Dを設定し、続いてその画素密
度Dに応じてポリゴンモータ26の回転数やLDの変調
周波数等の画像記録条件を設定した後、画素密度Dが第
1の画素密度か否かを判断する。
【0056】そして、画素密度Dが第1の画素密度の場
合には、LDユニット1,41を使用すべきLDユニッ
トXとして選択した後、ポリゴンモータ26によりポリ
ゴンミラー8の回転を開始させると共に、LDユニット
1,41からコントローラ部21より送られてくる2ラ
イン分の画像情報に応じて変調したレーザビームLB
1,LB3を同時に出力させ、そのレーザビームLB
1,LB3をポリゴンミラー8により偏向して図14に
示すように感光体ドラム7上を走査することにより、感
光体ドラム7上に2ライン分の画像情報を記録する画像
記録処理を行なう。
【0057】次いで、現在のジョブが終了したか否かを
判断して、まだ終了していない場合には、上述と同様の
動作によって感光体ドラム7上に次の2ライン分の画像
情報を記録する画像記録処理を行ない、再び現在のジョ
ブが終了したか否かの判断に移る。その後、現在のジョ
ブが終了すると、メインルーチンへリターンする。
【0058】一方、画素密度Dが第1の記録密度でなけ
れば、つまり第2の記録密度の場合には、前回(第2の
画素密度による画像記録時に限る)選択されたLDユニ
ットXがLDユニット1,2か否かを判断し、LDユニ
ット1,2の場合には、今回選択される(使用すべき)
LDユニットXをLDユニット2,41に切り換え、そ
れらを選択する。また、前回選択されたLDユニットX
がLDユニット1,2ではなくLDユニット2,41の
場合には、今回選択されるLDユニットXをLDユニッ
ト1,2に切り換え、それらを選択する。
【0059】その後、ポリゴンモータ26によりポリゴ
ンミラー8の回転を開始させると共に、LDユニット
1,2又はLDユニット2,41からコントローラ部2
1より送られてくる2ライン分の画像情報に応じて変調
したレーザビームLB1,LB2又はレーザビームLB
2,3を同時に出力させ、それをポリゴンミラー8によ
り偏向して図15の(a)又は(b)に示すように感光
体ドラム7上を走査することにより、感光体ドラム7上
に2ライン分の画像情報を記録する画像記録処理を行な
う。
【0060】次いで、1ページ分の画像記録処理が終了
したか否かを判断して、1ページ分の画像記録処理が終
了していない場合は、上述と同様の動作によって感光体
ドラム7上に次の2ライン分の画像情報を記録する画像
記録処理を行ない、以後その処理を1ページ分の画像記
録処理が終了するまで繰り返し、その画像記録処理が終
了した時に現在のジョブが終了したか否かを判断して、
まだ終了していなければ前回選択されたLDユニットX
がLDユニット1,2か否かの判断に戻り、以後上述と
同様の処理を行なう。その後、現在のジョブが終了する
と、メインルーチンへリターンする。
【0061】このように、第2の画素密度が設定された
場合、LDユニット1,2又はLDユニット2,41の
組み合わせを選択的に使用するが、この場合選択される
LDユニットの組み合わせを交互に切り換えるので、L
Dユニット1,41の使用頻度が均等化される。したが
って、LDユニット1,41の劣化状態のバラツキが少
なくなり、それらの寿命が延びる。また、LDユニット
の切り換えを画像情報のページ毎に行なうため、レーザ
ビームの副走査方向の乱れがなく、画像品質の低下を招
く恐れがない。
【0062】図16は、図12で画素密度Dが第1の画
素密度でない(第2の画素密度である)と判断された後
の処理の他の例(図13と異なる処理)を示すフローチ
ャートであり、まずLDユニット1,41に対する各A
PC処理完了時にメモリにそれぞれ記憶したD/Aコン
バータ33の電流設定値DAC1,DAC3を比較して
DAC1>DAC3か否か(DAC1≦DAC3)を判
断し、LDユニット1,41の劣化状態を判断する。
【0063】そして、DAC1>DAC3の場合には、
LDユニット41の方が劣化が少ないため、今回選択さ
れる(使用すべき)LDユニットXをLDユニット2,
41に切り換え、それらを選択する。また、DAC1≦
DAC3の場合には、LDユニット1,41の劣化が同
じあるいはLDユニット1の方が劣化が少ないため、今
回選択されるLDユニットXをLDユニット1,2に切
り換え、それらを選択する。
【0064】その後、ポリゴンモータ26によりポリゴ
ンミラー8の回転を開始させると共に、LDユニット
1,2又はLDユニット2,41からコントローラ部2
1より送られてくる2ライン分の画像情報に応じて変調
したレーザビームLB1,LB2又はレーザビームLB
2,LB3を同時に出力させ、それをポリゴンミラー8
により偏向して図15の(a)又は(b)に示すように
感光体ドラム7上を走査することにより、感光体ドラム
7上に2ライン分の画像情報を記録する画像記録処理を
行なう。
【0065】次いで、1ページ分の画像記録処理が終了
したか否かを判断して、1ページ分の画像記録処理が終
了していない場合は、上述と同様の動作によって感光体
ドラム7上に次の2ライン分の画像情報を記録する画像
記録処理を行ない、以後その処理を1ページ分の画像記
録処理が終了するまで繰り返し、その画像記録処理が終
了した時に現在のジョブが終了したか否かを判断して、
まだ終了していなければDAC1>DAC3か否かの判
断に戻り、以後上述と同様の処理を行なう。その後、現
在のジョブが終了すると、メインルーチンへリターンす
る。
【0066】このように、第2の画素密度が設定された
場合、LDユニット1,2又はLDユニット2,41の
組み合わせを選択的に使用するが、この場合LDユニッ
ト1,41の劣化状態を判断し、その結果に応じて選択
されるLDユニットの組み合わせを切り換える(劣化が
少ない方のLDユニットを有する組み合わせに優先的に
切り換える)ので、LDユニット1,41の劣化状態の
バラツキが殆どなくなり、それらの寿命がかなり延び
る。
【0067】また、LDユニット1,41のいずれか一
方が劣化不良となっても、他方のLDユニットを使用で
きるため、画像記録処理が途中で停止して画像不良が発
生する可能性が極めて少なくなる。さらに、LDユニッ
トの切り換えを画像情報のページ毎に行なうため、レー
ザビームの副走査方向の乱れがなく、画像品質の低下を
招く恐れがない。
【0068】なお、前述の各実施形態の画像形成装置で
は、LDユニットの切り換えを画像情報のページ毎に行
なうようにしたが、その切り換えを画像情報の記録単位
(ジョブ)毎に行なうようにすることもできる。また、
APC処理を画像情報の記録単位毎に行なうようにした
が、それを画像情報のライン毎又は1ページ毎に行なう
ようにすることもできる。
【0069】以上、この発明を2つ及び3つのLDユニ
ットを備えた画像記録装置に適用した実施形態について
説明したが、この発明はこれに限らず、4つ以上のLD
ユニットを備えた画像記録装置にも適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1〜3
の発明によれば、各LDユニット(光ビーム出力手段)
の劣化状態のバラツキが少なくなるため、その各LDユ
ニットの寿命が延びる。
【0071】請求項4〜7の発明によれば、各LDユニ
ットの劣化状態のバラツキが殆どなくなるため、その各
LDユニットの寿命が大幅に延びる。また、その各LD
ユニットのうちのいずれかが劣化不良となっても、それ
以外のLDユニットを使用できるため、画像記録処理が
途中で停止して画像不良が発生する可能性が極めて少な
くなり、安定した画像品質を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したレーザ書込ユニットを備えた画像
記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1実施形態である画像記録装置に
おける2つのLDユニットを備えたレーザ書込ユニット
の構成例を示す斜視図である。
【図3】図1のLDユニット1及びLD制御回路24の
構成例を示す回路図である。
【図4】図1のレーザ書込制御回路22(図3のCPU
30)による図2のLDユニット1に対するAPC処理
の一例を示すフロー図である。
【図5】同じくレーザ書込制御回路22による通常処理
の一例を示すフロー図である。
【図6】図5で画素密度Dが600dpiでないと判断
された後の処理の一例を示すフロー図である。
【図7】図1の画像記録装置における600dpi時の
画像記録処理を説明するための図である。
【図8】同じく400dpi時の画像記録処理を説明す
るための図である。
【図9】図5で画素密度Dが600dpiでないと判断
された後の処理の他の例を示すフロー図である。
【図10】この発明の第2実施形態である画像記録装置
における3つのLDユニットを備えたレーザ書込ユニッ
トの構成例を示す斜視図である。
【図11】図10に示したレーザ書込ユニットを備えた
画像記録装置の制御系の構成例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11のレーザ書込制御回路22による通常
処理の一例を示すフロー図である。
【図13】図12で画素密度Dが第1の画素密度でない
と判断された後の処理の一例を示すフロー図である。
【図14】図11の画像記録装置における第1の画素密
度の時の画像記録処理を説明するための図である。
【図15】同じく第2の画素密度の時の画像記録処理を
説明するための図である。
【図16】図12で画素密度Dが第1の画素密度でない
と判断された後の処理の他の例を示すフロー図である。
【符号の説明】 1,2,41:LDユニット 5:ビームスプリッタ 7:感光体ドラム 8:ポリゴンミラー 21:コントローラ部 22:レーザ書込制御回路 23:ポリゴンモータ制御回路 24,25,51:LD制御回路 26:ポリゴンモータ 30:マイクロコンピュータ 31:スイッチング回路 32:A/Dコンバータ 33:D/Aコンバータ 34:定電流源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ画像情報に応じて変調された光
    ビームを出力する複数の光ビーム出力手段と、前記各光
    ビームを用いて記録媒体上を走査することにより、該記
    録媒体上に画像情報を記録する画像記録手段とを備えた
    画像記録装置において、 前記複数の光ビーム出力手段のうちの選択された光ビー
    ム出力手段によって出力される光ビームを用いて画像情
    報を記録する手段と、その選択される光ビーム出力手段
    を切り換える光ビーム切換手段とを設けたことを特徴と
    する画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記光ビーム切換手段が、前記光ビーム
    出力手段の切り換えを画像情報のページ毎に行なう手段
    であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記光ビーム切換手段が、前記光ビーム
    出力手段の切り換えを画像情報の記録単位毎に行なう手
    段であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光ビーム切換手段が、前記光ビーム
    出力手段の劣化状態を判断する手段を有し、該手段の判
    断結果に応じて前記光ビーム出力手段の切り換えを行な
    う手段であることを特徴とする請求項1記載の画像記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記光ビーム切換手段が、前記光ビーム
    出力手段の切り換えを画像情報のページ毎に行なうこと
    を特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記光ビーム切換手段が、前記光ビーム
    出力手段の切り換えを画像情報の記録単位毎に行なうこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記光ビーム切換手段が、前記劣化状態
    判断手段によって最も劣化が少ないと判断された光ビー
    ム出力手段に優先的に切り換えることを特徴とする請求
    項4記載の画像記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2001217A1 (en) * 2007-06-08 2008-12-10 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and control program of image forming apparatus
JP2016060099A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 株式会社リコー 画像形成装置

Cited By (3)

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