JPH09123524A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09123524A
JPH09123524A JP8226563A JP22656396A JPH09123524A JP H09123524 A JPH09123524 A JP H09123524A JP 8226563 A JP8226563 A JP 8226563A JP 22656396 A JP22656396 A JP 22656396A JP H09123524 A JPH09123524 A JP H09123524A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な画像表現を維持した状態で、現像剤の
消費量を削減するトナーセーブモードを備える画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、トナーセーブ
モードを設定する設定手段と、面積階調処理を実行し
て、多値画像データを2値データに変換して出力し、設
定手段によるトナーセーブモードの設定時に、当該モー
ドの非設定時に比べて用紙上に形成される画像のリニア
な階調表現を維持しつつ階調数を少なくする中間調処理
部と、中間調処理部より出力される2値データに基づい
て、用紙上に画像を形成する画像形成手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙上に画像を再現する装置とし
て、電子写真方式やインクジェット方式等を利用したプ
リンタや複写機が知られている。これらのプリンタや複
写機は、用紙上にトナーやインク等の着色材料を付着し
て画像を再現する。同じ1頁の画像であっても、文字数
や文字の太さが異なったり、或いは写真のような中間調
を含んでいたりするので、画像の黒白比に関する条件は
様々である。従って、同じ1頁の画像を再現する場合で
あっても、黒白比によって着色材料の消費量が変わり、
ランニングコストに影響してくる。特に黒白比の高い
(黒が多い)画像を再現する場合は、たとえ試し刷りの
ように一時的にしか必要のない場合であっても、比較的
高いコストがかかってしまう。このような無駄なコスト
をできるだけ削減するためにトナーセーブモードを備え
た装置や回路が提案又は実用化されている(例えば、H
ewlett Packard社製のプリンタであるL
aser Jet4或いは、Destiney社製の回
路であるEET ASIC)。上記のトナーセーブモー
ドでは、画像のデータを1ドットおきにドットを間引き
して、印字されるドット数をおよそ半分にして着色材料
の消費量を削減する。例えば、図1に示すように、
「A」の文字を示す画像データを印字する場合、上記の
従来装置や回路では、図2に示されるような状態で印字
出力する。この場合、印字結果として全体に濃度の薄い
画像となるが、試し刷りのような場合や、あまり画像品
位を必要としない場合(文字として読めれば十分である
場合)には有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したトナーセーブ
モードは、黒白比(トナーやインクの付着量)の高い画
像に対してより有効に機能する。文字画像では、その黒
白比は数パーセント程度である。これに対して写真のよ
うな中間調画像では、全面を印字すると黒白比が30パ
ーセント以上になり、50パーセントを超えることも珍
しくない。すなわち、トナーセーブモードは、中間調画
像に対してより効果的といえる。しかし、従来のトナー
セーブモードの設定時には、単純なドットデータの間引
き処理によってトナーの消費量の削減が行なわれている
ため、面積階調方式で表現されている中間調画像に間引
き処理を施すと、階調表現の線形性が失われる。この現
象を図3〜図5を用いて説明する。面積階調方式は、n
×nドットのサブマトリクスを1画素として取り扱い、
中間調画像の各画素の濃淡をサブマトリクス内に占める
黒画素の割合を変化させることで表現する。面積階調方
式を採用する画像形成装置では、各ドットの濃淡を多値
データで表す中間調画像のイメージデータに対して、周
知のディザ法による面積階調処理を施して2値のビット
イメージデータを形成する。図3は、4×4ドットのサ
ブマトリクスを1画素として16階調の濃淡を表現する
場合の合計16個のディザパターンを示す。この各ディ
ザパターンに1ドット毎の間引き処理を施すと、図4又
は図5のようになる。各パターン内のドットデータが間
引かれるため、階調数が減少するのは当然である。さら
に、両者共に濃度の変化が一様でなく、同じ濃度が何度
も続いたり、すぐに次の濃度に変化したりしているの
で、リニアな階調表現が失われていることが理解され
る。
【0004】本発明の目的は、良好な画像を維持しつつ
着色材料の消費量を削減するトナーセーブモードを備え
る画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、トナーセーブモードを設定する設定手段と、面積階
調処理を実行して、多値画像データを2値データに変換
して出力し、設定手段によるトナーセーブモードの設定
時に、当該モードの非設定時に比べて用紙上に形成され
る画像のリニアな階調表現を維持しつつ階調数を少なく
する中間調処理部と、中間調処理部より出力される2値
データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成手
段とを備える。本発明の画像形成装置は、中間調画像を
面積階調方式により表現し、トナーセーブモードの設定
時には、画像のドットを間引くのではなく、トナーセー
ブモードの非設定時に比べて用紙上に形成される画像の
階調数を少なくすることを特徴とする。これにより、リ
ニアな階調表現を維持しつつ着色材料の消費量を削減す
る。また、好ましくは、上記中間調処理部は、面積階調
処理で使用するディザマトリクス内の各ドットに設定す
るしきい値を記憶するメモリを備え、トナーセーブモー
ドの設定時には、メモリ内に記憶しているしきい値を切
り換えることで、設定手段によるトナーセーブモードの
設定時に、当該モードの非設定時に比べて画像形成手段
により用紙上に形成される画像の階調数を少なくする。
また、好ましくは、上記中間調処理部は、多値画像デー
タを半分の値にするバッファを備え、面積階調処理を実
行する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施の形態であるレーザービームプリンタ100につい
て、添付の図面を用いて説明する。図6は、面積階調方
式を採用するレーザービームプリンタ100の構成を示
す。信号処理部110は、ホストコンピュータ200か
らホストインターフェース50を介して送られてくる8
ビットのイメージデータに対して、ディザ法による面積
階調処理を施して2値のビットイメージデータを形成
し、形成した2値のビットイメージデータを露光部1へ
出力する。露光部1は、入力される2値のビットイメー
ジデータに基づいてレーザービームを発光する。露光部
1より発光されたレーザービームは、矢印で示すよう
に、ミラー2を介して、感光体3の表面を露光する。帯
電チャージャ4により一様に帯電された感光体3は、露
光部1からの露光を受けるとその表面に静電潜像を形成
する。現像器5は、感光体3の表面に形成された静電潜
像に着色材料としてのトナーを付着させ可視像化する。
感光体3上に付着したトナーは、給紙カセット6から搬
送ローラ7により搬送されてくる転写紙に転写チャージ
ャ8によって転写される。複写紙に転写されたトナー像
は定着装置9により定着された後に、排紙トレー10に
排紙される。転写動作後の感光体3の表面に残った電位
は、イレーサ11により除去される。電子写真式のレザ
ービームプリンタの画像形成動作は、周知であるため、
これ以上の詳細な説明は省く。
【0007】図7は、信号処理部110のブロック図で
ある。CPU110はホストインターフェース50を介
してホストコンピュータ200から受け取った画像デー
タに基づいて画像メモリ113に1ドットを8ビットデ
ータで表すイメージデータを展開する。この他、CPU
111は、信号処理部110全体の制御やプリンタエン
ジン(露光部1、感光体ドラム3を駆動するモータ(図
示せず)、帯電チャージャ4、現像器5、搬送ローラ
7、転写チャージャ8、定着装置9、及びイレーサ11
等)との通信制御を行なう。ROM112には、CPU
111が実行するプログラムが格納されている。画像メ
モリ113は、DRAMによって構成されており、CP
U111で展開されたイメージデータを格納する他、C
PU111のワークエリアとしても使用される。中間調
処理部114は、画像メモリ113に展開されたイメー
ジデータに対して、ディザ法による面積階調処理を施し
て2値のビットイメージを生成する。この中間調処理部
114には、ホストコンピュータ200より2値のトナ
ーセーブモード信号が入力される。トナーセーブモード
の設定時、ホストコンピュータ200より入力されるト
ナーセーブモード信号の値は0である。後述するよう
に、トナーセーブモードの設定時(トナーセーブモード
信号の値が0の時)、中間調処理部114では、トナー
セーブモードの非設定時(トナーセーブモード信号の値
が1の時)に比べて用紙上に形成される画像の階調数を
少なくして、トナーの消費量を削減する処理が行われ
る。
【0008】図8は、中間調処理部114の回路の第1
実施例を示す。本回路では、通常のディザマトリクスの
他に、トナーセーブモード用のディザマトリクスを備え
る。トナーセーブモードの設定時には、トナーセーブモ
ード用のディザマトリクスを用いて用紙上に形成される
画像の階調数を少なくする。画像メモリ113から転送
されてきた1ドットを8ビットで表現するイメージデー
タは、コンパレータ120に入力される。ホストコンピ
ュータ200は、トナーセーブモードの設定時に0で、
トナーセーブモードの非設定時に1のトナーセーブモー
ド信号を、ホストインターフェース50を介してディザ
テーブルメモリ121に出力する。ディザテーブルメモ
リ121は、通常のディザマトリクス及びトナーセーブ
モード用のディザマトリクスのしきい値を記憶してお
り、トナーセーブモード非設定時(トナーセーブモード
の信号が1の時)には、通常のディザマトリクス(図9
を参照)を使用し、トナーセーブ設定時(トナーセーブ
モード信号が0の時)には、トナーセーブモード用のデ
ィザマトリクス(図10を参照)を使用する。主走査及
び副走査の各2ビットのアドレスカウンタ122及び1
23は、それぞれ、ドット同期クロック及びライン同期
クロックによりカウントアップする。ディザテーブルメ
モリ121は、トナーセーブモード信号の値に基づいて
特定されるディザマトリクスの内、各カウンタ122及
び123のカウント値により特定されるアドレスにある
しきい値をコンパレータ120に出力する。コンパレー
タ120は、イメージデータの値と、しきい値とを比較
し、イメージデータの値がしきい値よりも大きいときは
黒を、そうでないときは白を示す2値のビットイメージ
データを出力する。
【0009】図9及び図10は、ディザテーブルメモリ
121に記憶される通常のディザマトリクス及びトナー
セーブモード用のディザマトリクスの一例を示す。図9
に示す通常のディザマトリクスの場合、1画素を構成す
る4×4の各ドットに8、24、40、56、…、21
6、232、248と、16単位で増加するしきい値が
設定されている。これに対して、図10に示すトナーセ
ーブモード用のディザマトリクスの場合、16、48、
80、…と、上記通常のディザマトリクスに割り当てら
れたしきい値の2倍にした値が割り当てられる。なお、
上記通常のディザマトリクスの各ドットに割り当てられ
たしきい値を2倍にした値が255(最大値)を超えるも
のについては、255のしきい値が割り当てられる。し
きい値が255の場合、コンパレータ120は、全ての
イメージデータに対して白を示す2値のビットイメージ
データを出力する。トナーセーブモード用に図10に示
すディザマトリクスを用いることで、用紙上に再現され
る画像の階調数(濃度)が半分になる。これにより、ト
ナーセーブモードの設定時には、低濃度側でのリニアな
階調性を維持した状態で、消費するトナーの量を半分に
削減することができる。なお、トナーセーブモード用の
ディザマトリクスに割り当てるしきい値のトナーセーブ
モード非設定時に割り当てるしきい値に対する倍率は、
2倍に限定されず、トナーセーブモード設定時に要求さ
れる画質によって決定すればよい。即ち、トナーの消費
量の削減を重視する場合には倍率を上げればよいし、ト
ナーセーブモードの設定時においてもある程度の画質を
所望する場合には、倍率を下げればよい。何れの場合に
おいても、リニアな階調表現は維持される。
【0010】次に、別の実施の形態におけるレーザービ
ームプリンタについて説明する。図11は、本実施形態
における図7の中間調処理部114の回路を示す。図1
1に示す中間調処理部114以外のレーザービームプリ
ンタの構成は、既に説明したものと同じであるため、こ
こでの重複した説明は省く。本実施形態ではトナーセー
ブモードの設定時、イメージデータの半分の値のデータ
を用いて2値のビットイメージデータを出力する。これ
により用紙上に形成される画像の階調数を少なくする。
中間調処理部114において、画像メモリ113から転
送されてきたイメージデータは、2つのデータバッファ
150及び151に入力される。イメージデータは、1
ドットを8ビットで表現する。データバッファ150に
は、8ビットのイメージデータを下位方向に1ビットシ
フトしたデータ、即ち、下位2ビット目のデータが下位
1ビット目のデータとして入力される。データバッファ
150の上位1ビット目には、値0のビットデータが入
力される。これにより、データバッファ150に入力さ
れるデータの値は、イメージデータの半分の値になる。
データバッファ150及び151は、その制御端子にイ
ンバータ170及び171を備え、値1の信号の入力に
対応して、保持しているイメージデータをコンパレータ
152に出力する。データバッファ150の制御端子に
は、インバータ170により反転されたトナーセーブモ
ード信号が入力される。データバッファ151の制御端
子には、インバータ172により反転され、更に、イン
バータ171により反転されたトナーセーブモード信号
が入力される。トナーセーブモード信号が1の場合、即
ちトナーセーブモード非設定時には、データバッファ1
51に1の信号が入力される。データバッファ151は
保持しているイメージデータをコンパレータ152に出
力する。また、トナーセーブモード信号が0の場合、即
ちトナーセーブモード設定時には、データバッファ15
0に値1の信号が入力される。データバッファ150
は、保持しているイメージデータをコンパレータ152
に出力する。ディザテーブルメモリ153には、例え
ば、図9に示すようなディザマトリクスのしきい値が記
憶されている。ディザテーブルメモリ153には、主走
査及び副走査の各2ビットのカウンタ154及び155
からの出力がディザマトリクスのアドレスとして入力さ
れる。ディザテーブルメモリ153は、入力されるアド
レスのしきい値をコンパレータ152に出力する。コン
パレータ152は、データバッファ150又は151よ
り入力されるイメージデータと、ディザテーブルメモリ
153より入力されるしきい値のデータとを比較し、イ
メージデータの方がしきい値よりも大きいときは黒を、
そうでないときは白を示す2値のビットイメージデータ
を出力する。トナーセーブモードの設定時にデータバッ
ファ150よりコンパレータ152に入力されるデータ
は、イメージデータの2分の1の値(濃度)となってい
るため、ディザ処理の結果も全体に濃度が半分となる。
これにより、リニアな階調表現を維持した状態でトナー
の消費量を半分に削減することができる。
【0011】図12は、トナーセーブモード設定時にデ
ィザテーブルメモリ153において使用されるディザパ
ターンである。図12に示すディザパターンと、図3に
示したトナーセーブモード非設定時に使用する通常のデ
ィザパターンとを比較すると、トナーセーブモードの非
設定時に使用される通常のディザパターンに比べて、ト
ナーセーブモード設定時に使用するディザパターンの数
が半分に減少していることが理解される。これは、トナ
ーセーブモードの設定時に、データバッファ150より
出力されるイメージデータの値が、トナーセーブモード
の非設定時の半分の値になっているためである。図13
は、入力濃度(8ビットのイメージデータの値)に対す
る印字濃度(用紙上に再現される階調)の関係を示すグ
ラフであり、本グラフよりトナーセーブモードの設定時
においてもリニアな階調表現を維持していることが理解
される。なお、この例においては、トナーセーブモード
の設定時にディザテーブルメモリ153に入力するイメ
ージデータの値を、トナーセーブモード非設定時の半分
の値にしているが、これには限定されず、トナーセーブ
モード設定時に要求される画質によって決定すればよ
い。即ち、トナーの消費量の削減を重視する場合には倍
率を上げればよいし、トナーセーブモードの設定時にお
いてもある程度の画質を所望する場合には、倍率を下げ
ればよい。何れの場合においても、リニアな階調表現は
維持される。
【0012】次に第3の実施の形態におけるレーザービ
ームプリンタについて説明する。本実施形態は、他の実
施形態と中間調処理部114についてのみ異なる。図1
4は、中間調処理部114の回路を示す。本実施形態に
おいて、先に説明した部材と同じ部材には同一の符号を
付し、詳細な説明を省略する。本回路においては、中間
調再現を行うに当たり、誤差拡散法を適用している点が
上記の第1と第2の実施形態と異なる。即ち、データバ
ッファ150,151から出力された8ビットのイメー
ジデータは、加算器160を介してコンパレータ161
に入力される。このコンパレータ161は、しきい値を
格納しており、入力されたイメージデータをしきい値と
比較する。本回路においてこのしきい値は127であ
る。イメージデータがしきい値より大きい場合は黒を示
す8ビットのイメージデータ(11111111)が、
そうでない場合は白を示す8ビットのイメージデータ
(00000000)が2値化回路162に出力され
る。2値化回路162は、黒を示す8ビットのイメージ
データを黒を示すビットデータ(1)に変換し、白を示
す8ビットのイメージデータを白を示すビットデータ
(0)に変換して出力する。また、コンパレータ161
から出力されたイメージデータは、加算器163に入力
される。この加算器163にはコンパレータ161を介
していないイメージデータも入力されており、両者の差
分が誤差としてエラーフィルタ164に出力される。エ
ラーフィルタ164は、この誤差を周りの画素に振り分
ける処理を行うものである。次に加算器160に入力さ
れた画素のイメージデータは、エラーフィルタ164か
ら出力されるこの画素に対応するエラーデータと加算さ
れ、コンパレータ161に入力される。コンパレータ1
61からの出力は、上述した如く、2値化回路162及
び加算回路163に入力され、前述した処理と同じ処理
が行われる。本実施形態においても、トナーセーブ信号
の値に応じてデータバッファ150,151を切り換え
て使用することにより、通常の中間調処理と、トナーセ
ーブを行う中間調処理と切り換えて行うことができる。
そして、データバッファ150,151の何れを使用し
た場合であってもリニアな階調表現は維持される。
【0013】次に第4の実施形態におけるレーザービー
ムプリンタについて説明する。本実施形態は、他の実施
形態と中間調処理部114についてのみ異なる。図15
は、中間調処理部114の回路を示す。本回路も誤差拡
散法にて中間調再現するものである。本回路において、
コンパレータ165は通常の中間調処理用のしきい値
と、トナーセーブを行う中間調処理用のしきい値とを格
納している。また、コンパレータ165は、トナーセー
ブモード信号を入力し、これら2つのしきい値を切り換
えて使用する。これらしきい値は、本実施例において
は、通常のモードが127であり、トナーセーブモード
用が200である。本回路における誤差拡散法の中間調
処理に関しては第3実施形態と同じであるため詳細な説
明を省略する。本実施形態においても、コンパレータ1
65で使用されるしきい値を切り換えることによって、
通常の中間調処理と、トナーセーブを行う中間調処理と
を切り換えて行うことができる。そして、2つのしきい
値の何れかを使用した場合であってもリニアな階調表現
は維持される。
【0014】以上ではレーザービームプリンタを例にと
って説明したが、本発明は、インクジェットプリンタ、
サーマルプリンタ等、着色材料を消費して画像を形成す
る装置であれば画像形成の形態を問わない。特に、中間
調画像を面積階調方式で表現する画像形成装置には、上
述の中間調処理を有効に適用することができる。インク
ジェットプリンタやサーマルプリンタに適用した場合、
トナーセーブモード(インクセーブモード)設定時にお
いて、リニアな階調表現を維持したままで着色材料とし
てのインクの消費量を削減することができる。また、イ
ンクジェットヘッドやサーマルヘッドの駆動回数を少な
くすることができるため、ヘッドの長寿命化を図ること
もできる。また、反転現像を行うレーザービームプリン
タに関していえば、トナーセーブモード設定時にレーザ
の発光回数を少なくすることができ、レーザ光源、例え
ば半導体レーザの長寿命化を図ることもできる。また、
上述のレーザビームプリンタでは、ディザ法を用いた面
積階調処理、及び、トナーセーブモード設定時に使用す
るディザマトリクスやイメージの切り替えをハードウェ
アを用いて行っているが、CPU111におけるソフト
ウェア処理によっても行うことができる。更に、上述の
実施形態では、面積階調処理として、単純なディザ処理
や誤差拡散法のディザ処理を例にとって説明したが、こ
れに限られるわけではなく、濃度パターン法を利用した
面積階調処理であっても良い。また、上述の実施形態で
は、トナーセーブモードの設定をホストコンピュータ側
で行ったが、プリンタ側で行なっても良い。例えば、プ
リンタにトナーセーブモード設定用のスイッチを設け、
使用者によってこのスイッチが操作されることに応答し
てトナーセーブモードの設定を切り換えればよい。
【0015】また、プリンタ内の着色材料の残量を検出
する手段を設け、この手段が着色材料が少なくなったこ
とを検出すると自動的にトナーセーブモードに切り替わ
るようにしても良い。具体的には、レーザビームプリン
タの場合、現像装置内にトナーの残量を検出するセンサ
を設け、このセンサからの出力によってトナーの残量が
所定量より少ないと判明した場合にトナーセーブモード
を実行する。トナーの残量検出用のセンサとしては、重
量センサ、フォトセンサ等が適用可能である。また、現
像器が2成分現像材を収容している場合、この現像材の
透磁率を検出して残量の検知を行っても良い。より具体
的な残量検出の方法は周知であるためここでの説明は省
略する。また、インクジェットプリンタやサーマルプリ
ンタの場合、インクタンク内にインク残量を検出するセ
ンサを設ければよい。このように着色材料の残量に応じ
て自動的にトナーセーブモードに移行するように構成し
た場合、たとえ着色材料の残量が所定量より少なくなっ
た場合であっても使用者が高品位な画像出力を要求する
ことがあり得る。このため、トナーセーブモードの設定
の解除を使用者が行えるように構成することが望まし
い。具体的には、トナーセーブモード解除用のスイッチ
を設け、このスイッチがオンされたことに応答してトナ
ーセーブモードの解除を行えばよい。また、プリンタに
スイッチを設けず、ホストコンピュータからの指令によ
ってトナーセーブモードを解除するように構成しても良
い。上述した実施形態の例でいうと、使用者からの解除
命令に応じてトナーセーブモード信号を1とするように
すればよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、中間調処理部
が、面積階調処理で使用するディザマトリクス内の各ド
ットに設定するしきい値を切り換えたり、多値表現され
た画像データの半分の値のデータを用いて面積階調処理
を実行し、トナーセーブモードの設定時に非設定時の場
合に比べて用紙上に再現する画像の階調数を少なくす
る。これにより、リニアな階調表現を維持したままで、
トナーの消費量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 文字画像のデータに基づいて展開されるビッ
トマップデータを示す図である。
【図2】 図1に示すビットマップデータを1ドット毎
に間引いてプリンタエンジンに出力した場合に、用紙上
に形成される画像の状態を示す図である。
【図3】 4×4ドットのサブマトリクスを1画素とし
て16階調の濃淡を表現する場合の合計16パターンの
サブマトリクスを示す図である。
【図4】 図3の各パターンのデータに対して1ドット
毎の間引き処理を施した場合の結果を示す図である。
【図5】 図3の各パターンのデータに対して1ドット
毎の間引き処理を施した場合の結果を示す図である。
【図6】 面積階調方式を採用するレーザービームプリ
ンタの断面図である。
【図7】 信号処理部のブロック図である。
【図8】 中間調処理部の一例の回路図である。
【図9】 通常のディザマトリクスを示す図である。
【図10】 トナーセーブモード用のディザマトリクス
を示す図である。
【図11】 第2実施形態の中間調処理部の回路図であ
る。
【図12】 トナーセーブモード設定時に使用するディ
ザパターンの図である。
【図13】 入力濃度(8ビットのイメージデータの
値)に対する印字濃度(用紙上に再現される階調)の関
係を示すグラフである。
【図14】 第3実施形態の中間調処理部の回路図であ
る。
【図15】 第4実施形態の中間調処理部の回路図であ
る。
【符号の説明】
100…レーザービームプリンタ 110…信号処理部 111…CPU 112…ROM 113…画像メモリ 114…中間調処理部 120、152…コンパレータ 121、153…ディザテーブルメモリ 122、123、154、155…カウンタ 150、151…データバッファ 170、171、172…インバータ 200…ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーセーブモードを設定する設定手段
    と、 面積階調処理を実行して、多値画像データを2値データ
    に変換して出力し、設定手段によるトナーセーブモード
    の設定時に、当該モードの非設定時に比べて用紙上に形
    成される画像のリニアな階調表現を維持しつつ階調数を
    少なくする中間調処理部と、 中間調処理部より出力される2値データに基づいて、用
    紙上に画像を形成する画像形成手段とを備えることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、 上記中間調処理部は、面積階調処理で使用するディザマ
    トリクス内の各ドットに設定するしきい値を記憶するメ
    モリを備え、トナーセーブモードの設定時には、メモリ
    内に記憶しているしきい値を切り換えることで、設定手
    段によるトナーセーブモードの設定時に、当該モードの
    非設定時に比べて画像形成手段により用紙上に形成され
    る画像の階調数を少なくすることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、 上記中間調処理部は、多値画像データを半分の値にする
    バッファを備え、面積階調処理を実行することを特徴と
    する画像形成装置。
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