JPH09124152A - エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧 送装置およびそれらの使用方法 - Google Patents

エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧 送装置およびそれらの使用方法

Info

Publication number
JPH09124152A
JPH09124152A JP30687095A JP30687095A JPH09124152A JP H09124152 A JPH09124152 A JP H09124152A JP 30687095 A JP30687095 A JP 30687095A JP 30687095 A JP30687095 A JP 30687095A JP H09124152 A JPH09124152 A JP H09124152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
fluid
air
pressure
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30687095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2757335B2 (ja
Inventor
Shizuo Furuya
静夫 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI FUORESUTO KK
Original Assignee
FUJI FUORESUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJI FUORESUTO KK filed Critical FUJI FUORESUTO KK
Priority to JP7306870A priority Critical patent/JP2757335B2/ja
Publication of JPH09124152A publication Critical patent/JPH09124152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2757335B2 publication Critical patent/JP2757335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動物を、遠距離に亙って圧送管内をスムー
スに通過させ、かつ法面に遠くから飛散させることが困
難であった。 【解決手段】 流動物圧送装置のエア流動物合流圧送管
が、上流側でコンプレッサー側エア管と接続し下流側で
下流圧送管に接続する直管状の主エア圧縮管と、主エア
圧縮管に斜めに合流する流動物送入管と、主エア圧縮管
と流動物送入管の合流位置より上流側で流動物送入管に
合流する流動物エア管とから成る多枝状管であり、主エ
ア圧縮管は、流動物送入管との合流位置より上流側に噴
出口を有する部分円錐状の第1ジェット管と、流動物送
入管との合流位置より下流側に設け、下流側に噴出口を
有する部分円錐状の第2ジェット管を有するエア流動物
合流圧送管、およびこのエア流動物合流圧送管を使用し
た流動物圧送装置、および流動物圧送装置の使用方法に
よって解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モルタル、コン
クリート等のエア流動物合流圧送管および流動物を圧送
する流動物圧送装置およびそれらの使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モルタル、コンクリート等の流動物圧送
装置に関しては、特開平6ー108470号公報(従来
例1)記載の「法枠構築方法」に、圧送ポンプ、圧送管
路、吹き付けノズル等が開示されている。またエアと流
動物の合流管としては、従来例1の図2には材料および
エアの圧送系統図が示されており、そのY字管16は材
料Mが圧送管路12の金属管12Aの直線状管から入
り、エアAはエア圧送管15によって斜めから曲がって
Y字管に入っている。
【0003】また特開平6ー128968号公報(従来
例2)は、「法枠構築用型枠」に関するものであり、エ
アと流動物の合流管として従来例1と同様に材料Mおよ
びエアAはY字管で一緒になり圧送されるが、図10に
示されるように材料Mは直線状にY字管に入り、エアA
は斜めにY字管に入っている。
【0004】本発明者は、特願平6ー220916にお
いて、「コンプレッサーと、流動物圧送ポンプと、エア
圧送管と、流動物噴出口を有し、エア圧送管は、コンプ
レッサー側エア管と流動物圧送管と圧縮管と圧送管を有
し、圧縮管はコンプレッサー側エア管と接続する入口
と、流動物圧送管と接続する入口と、圧送管と接続する
出口を有する三又管であり、コンプレッサー側エア管と
接続する管の中に入口側を径大にし出口側を径小にした
円錐状管を設け、円錐状管の出口を流動物圧送ポンプ側
管に接続する管の出口に近接させて設けたことを特徴と
するモルタル等流動物の圧送装置」を提案している。
(従来例3)
【0005】従来例3においては、エアと流動物を合流
圧送管として三又管の流動物圧送管が示されている。
【0006】このようなエア流動物合流圧送管および流
動物圧送装置を使用して、モルタル、コンクリート等の
流動物を法面に噴出あるいは吹き付けて、法面に法枠を
施工する方法は公知である。
【0007】従来の法面に施工方法では、比較的低スラ
ンプ状(スランプ値8cm以下)のモルタルやコンクリ
ート等の流動物を使用して行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のように比較的低
スランプ値のモルタル等の流動物を圧送して、法面に吹
き付けて施工する場合、低スランプ値の流動物は法枠の
鉄筋の裏側まで入り込めず、また地山のひび割れや、転
石の裏側部分等に流動物が充填されない為、地山と吹き
付けられた流動物(接着モルタル等)が一体化すること
ができず、法面強度が確保できない問題点があった。そ
の為に、法面のひび割れや、ずり下がり、盛り上がり、
凍上等の問題が起きる課題があった。さらに、跳ね返り
物(リバウンド)等により、クリオコシ状の部分がで
き、施工された法面の強度に課題があった。
【0009】また、低スランプ状のモルタル等の流動物
であると、法面に吹き付けられた後の接着モルタル等の
乾燥が早く、その為のひび割れが起こり易く強度に乏し
い法面になり易い問題点があった。
【0010】さらに、法面が破砕岩、風化亀裂の進んで
いる等の危険性が高い法面のような、作業員が近くで施
工することが困難な場所では、流動物を単に厚く吹き付
けるだけの施工で済まし、破砕岩の割れ目や、亀裂内
や、割れた岩の裏まで流動物が入りきれない問題点があ
った。
【0011】モルタル等の流動物を吹き付けて施工する
法面現場は、山岳地帯等不便な場所が多く、モルタルプ
ラントを設置する場所から、流動物を吹き付ける法面が
かなり遠距離になる場合が多い。また破砕岩や風化亀裂
の進んだ法面は、作業員の崩落、落石等の危険性からの
守るために、離れた位置からモルタル等の流動物を飛散
させる装置が必要であった。
【0012】また、近年法面の強度を向上させる為、セ
メント:砂等の配合率でセメントの配合率を高くした、
いわゆる富配合のモルタルが使用されることが多い。こ
のような、富配合で高スランプ値のモルタル等の流動物
を、遠距離の流動物の圧送装置(従来例説明図である図
5参照)を使用する場合、予めセメント、水、細骨材等
をミキシングされていても、圧送管管長が40mを超え
ると、エアと合流後の下流圧送管70内では細骨材等の
単位体積の大きなものが水などよりエア圧力を強く受け
る為に先に押し出され、セメントのように単位体積の小
さなもの(あるいは粘着性の高いもの)は、管内壁に付
着して溜まり付着物71となってしまう現象が現れる。
これが大きくなって圧送管内の圧力が上がると、いわゆ
るエアハンマーが起こって、これら固まりのセメントが
一気に流出する問題点があった。
【0013】また、従来のモルタル等の流動物の吹き付
け装置では、比較的高スランプ値、富配合の流動混合物
をスクイズ式あるいはピストン式のポンプで圧送管中を
圧送し、管先端の吹き付けノズルでエアと混合させて吹
き付ける方法が知られている。しかしこの方法、および
装置では、吹き付ける施工作業をする作業員が持つ吹付
ホースの先端(圧送管および吹出口)まで、モルタル等
の流動物が圧送管(吹付ホース)内に充填されることに
なり、吹付ホース(圧送管)や吹出口が非常に重くな
り、作業性を欠くという問題点があった。
【0014】その為比較的遠距離(圧送管長さ200m
〜300m)の吹き付け装置では、圧送装置の途中に従
来例1、従来例2のようY字管を設けて、圧送装置の途
中からエアを入れて先端の噴出部分を軽くしていた。
【0015】図6のエア流動物合流圧送管72(従来例
1、従来例2)では、材料ポンプ75から材料Mを送る
管73が直管状であり、エアポンプ76からエアAを送
る管74が斜めにこれに合流している。この構造のエア
流動物合流圧送管72およびこのエア流動物合流圧送管
72を使用している圧送装置であると、図6に示すよう
に、材料Mである流動物が逆流圧力により下流に押し出
されにくい問題点がある。
【0016】さらに、従来例1、従来例2のY字管であ
ると、エアが斜め方向から直管状の材料圧送管に入るの
で、エアは流動物と混ざりながらも下流圧送管70の内
壁にジグザグに当たりながら流動物を圧送していく。そ
の為、流動物は安定した小さな粒にならず不安定な団粒
塊になるとともに、エアの流動性によりエアポケットが
でき、そこに粘着性の高いセメントが付着して、さらに
繰り返し圧送管を使用することにより、硬化して固着物
77になってしまう問題点があった。
【0017】
【課題を解決する為の手段】これらの課題を解決する
為、流動物圧送装置のエア流動物合流圧送管が、上流側
でコンプレッサー側エア管と接続し下流側で下流圧送管
に接続する直管状の主エア圧縮管と、主エア圧縮管に斜
めに合流する流動物送入管と、主エア圧縮管と流動物送
入管の合流位置より上流側で流動物送入管に合流する流
動物エア管とから成る多枝状管であり、主エア圧縮管
は、流動物送入管との合流位置より上流側に噴出口を有
する部分円錐状の第1ジェット管と、流動物送入管との
合流位置より下流側に設け、下流側に噴出口を有する部
分円錐状の第2ジェット管を有することを特徴とするエ
ア流動物合流圧送管を提案する。
【0018】また、コンプレッサーと、流動物圧送ポン
プと、圧送管と、流動物吹出口を有する流動物圧送装置
において、流動物圧送管のエア流動物合流圧送管が、コ
ンプレッサー側エア管と接続し下流側で下流圧送管に接
続する直線状の主エア圧縮管と、主エア圧縮管に斜めに
合流する流動物送入管と、主エア圧縮管と流動物送入管
の合流位置より上流側で流動物送入管に合流する流動物
エア管とから成る多枝状管であり、主エア圧縮管は、流
動物送入管との合流位置より上流側に噴出口を有する部
分円錐状の第1ジェット管と、流動物送入管との合流位
置より下流側に設け下流側に噴出口を有する部分円錐状
の第2ジェット管を有するエア流動物合流圧送管であ
り、かつ下流圧送管が遠距離飛散用管と遠距離吹付用管
に変更可能であることを特徴とする流動物圧送装置を提
案する。
【0019】さらに、コンプレッサーと、流動物圧送ポ
ンプと、圧送管と、流動物吹出口を有する流動物圧送装
置において、流動物圧送管のエア流動物合流圧送管が、
コンプレッサー側エア管と接続し下流側で下流圧送管に
接続する直線状の主エア圧縮管と、主エア圧縮管に斜め
に合流する流動物送入管と、主エア圧縮管と流動物送入
管の合流位置より上流側で流動物送入管に合流する流動
物エア管とから成る多枝状管であり、主エア圧縮管は、
流動物送入管との合流位置より上流側に噴出口を有する
部分円錐状の第1ジェット管と、流動物送入管との合流
位置より下流側に設け下流側に噴出口を有する部分円錐
状の第2ジェット管を有するエア流動物合流圧送管であ
り、かつ下流圧送管が遠距離飛散用管と遠距離吹付用管
に変更可能である流動物圧送装置を使用して、最初に下
流圧送管が遠距離飛散用管を用い金網を設置した法面
に、セメント、水、細骨材、モルタル接着増強剤等から
成る高スランプ状流動物を流動物吹出口から噴出させて
被覆施工し、その硬化後下流圧送管を遠距離吹付用管に
変えて、その上からモルタル、コンクリート、緑化基盤
剤等からなる低スランプ状流動物を流動物吹出口から噴
出させて被覆施工する流動物圧送装置の使用方法を提案
する。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明を実施例を示す図面に基
づいて説明する。
【0021】流動物圧送装置は、エアコンプレッサー
1、流動物圧送ポンプ2、圧送管3、流動物吹出口4等
から成る。5は攪拌プラント(あるいはミキサー車)、
6は法面である。
【0022】圧送管3は、コンプレッサー側エア管30
と、流動物ポンプ管31と、エア流動物合流圧送管32
と、下流圧送管33とから成る。圧送管3の先端は流動
物吹出口4が設けられている。下流圧送管33は、7〜
20m程度の長さの柔軟性のあるホースである遠距離吹
き付け用管33bと、遠距離飛散用管33aとが着脱自
在に用途に応じて変更可能である。遠距離飛散用管33
aは、4〜7m程度の長さの直管から成る。
【0023】コンプレッサー側エア管30は、上流側端
口をエアコンプレッサー1に接続され、下流側端口をエ
ア流動物合流圧送管32の直管状主エア圧縮管34上流
側口に接続される圧縮エアホースから成る。主エア圧縮
管34との接続部分に圧力調整用のエアバルブ7および
逆止弁8を設けている。7aは圧力計である。
【0024】流動物ポンプ管31は、上流側端を流動物
圧送ポンプ2に接続され、下流側端をエア流動物合流圧
送管32の流動物送入管37の上流側口に接続される。
流動物ポンプ管31の途中に圧力タンク(エアチャンバ
ー)9を設ける。圧力タンク9は上部に蓋90を設け、
蓋90は清掃等の作用のため開閉自在である。圧力タン
ク9は、モルタル等の流動物に流動物圧送ポンプ2から
生ずる波形圧力を連続安定形圧力に変える作用がある。
【0025】エア流動物合流圧送管32は、直管状の主
エア圧縮管34と、主エア圧縮管34に斜めに合流する
流動物送入管37と、斜めに流動物送入管37に合流す
る流動物エア管38とから成る多枝状管である。
【0026】主エア圧縮管34は直線状で管外径は変化
しない円筒管であり、上流側入口で逆止弁8と接続し、
下流側出口で下流圧送管33と接続している。主エア圧
縮管34は、内部に第1ジェット管35と、第2ジェッ
ト管36を設けている。
【0027】第1ジェット管35は、上流側入口を最大
径とし、流動物送入管37との合流位置より僅かに上流
側位置を最小内径の噴出口とする部分円錐状管である。
この実施例では、長さ300mm、最大内径50mm、
最小内径20mmである。
【0028】第2ジェット管36は、流動物送入管37
との合流位置より僅かに下流側位置を最大径とし、下流
側出口を最小径の噴出口とする部分円錐状管である。こ
の実施例では、長さ250mm、最大内径65mm、最
小内径42mmである。第2ジェット管36は、第1ジ
ェット管35に比較すると短くかつ内径が大きい。
【0029】流動物送入管37は上流側部分が直管状、
下流側部分が曲管状の円筒管であり、直管状の主エア圧
縮管34の途中にエアの進行方向に斜めから合流してい
る。流動物送入管37はその下流側部分において主エア
圧縮管34に合流するまで漸次管径を径小にしつつ曲が
っている。流動物送入管37には、主エア圧縮管34と
の合流位置より上流位置、すなわち下流側部分である曲
管状部分に流動物エア管38を流動物の進行方向に向け
て斜めに合流させる。
【0030】この実施の態様では、流動物エア管38は
下流側の流動物エア管38aと上流側の流動物エア管3
8bとの2本設けており、下流側の流動物エア管38a
の方が内径が比較的太く設ける。この2本の流動物エア
管38a、38bはそれぞれエアコンプレッサー1に接
続する。流動物エア管38は単数本でもよいが、2本以
上の複数本でもよく、本数が多いほうが流動物を下流側
に押し出す作用が大きい。
【0031】より下流側に設ける流動物エア管38の内
径の方を太く設ける。この実施例の下流側の流動物エア
管38aは約16mm程度であり、上流側の流動物エア
管38bは約12mm程度である。流動物エア管38の
内径は、流動物送入管37の内より細い。
【0032】流動物エア管38a、38bは、それぞれ
途中に圧力調整用のエアタンク38cと、圧力調整用の
エアバルブ38d、および圧力計38eを設けている。
【0033】主エア圧縮管34は、上流側入口でエアコ
ンプレッサー1に連通するコンプレッサー側エア管30
と接続し、、流動物圧送ポンプ2に連通する流動物圧送
ポンプ側管31からのモルタル等の流動物とが合流する
多枝状管である。$次にこの発明のエア流動物合流圧送
管およびそれを使用した流動物圧送装置の作用および、
これらの使用方法について説明する。
【0034】攪拌プラント等5によって、すでに攪拌さ
れたモルタル、コンクリート等の材料である流動物10
は、直接流動物圧送ポンプ2のタンク等に送られ送入さ
れる。
【0035】法面6にモルタル、コンクリート等を吹き
付け施工する場合、まずエアコンプレッサー1を作動さ
せ圧縮空気を圧送管3のコンプレッサー側エア管30に
圧送する。これとほぼ同時に、流動物圧送ポンプ2を作
動させることによって、モルタル、コンクリート等の流
動物10は流動物ポンプ管31にを通って圧送され、ま
た、エアはコンプレッサー側エア管30を通って圧送さ
れ、それぞれエア流動物合流圧送管32に圧送され合流
する。
【0036】エアコンプレッサー1からのエアは、コン
プレッサー側エア管30を通り、エア流動物合流圧送管
32の主エア圧縮管34に上流側入口から入り第1ジェ
ット管35の径大の入口に入る。ここでエアは圧縮され
て圧力、速度を増して第1ジェット管35の噴出口35
aから噴射される。第1ジェット管35の噴出口35a
は、エア流動物合流圧送管32の流動物送入管37の合
流位置の僅かに上流側であり、流動物送入管37からエ
ア進行方向に向かって斜めに合流する流動物10は、第
1ジェット管35の噴出口35aからのエアと混合し、
続いて第2ジェット管36に入る。エア流動物の混合物
はさらに第2ジェット管36によって圧縮されて、圧
力、速度を増して第2ジェット管36の噴出口36aか
ら下流圧送管33に噴出され、そのまま下流圧送管33
を圧送され、流動物吹出口4から法面6へ吹き出され
る。
【0037】第2ジェット管36から噴出されたエア流
動物の混合物は、エアの直線状の強い流れによって小さ
な安定した安定団粒になる。
【0038】主エア圧縮管34と流動物送入管37との
合流地点では、第1ジェット管35、第2ジェット管3
6の圧力が逆流圧力(パスカルの原理)となって流動物
送入管37へ圧力が掛かるが、流動物エア管38a、3
8bのエア圧力により、流動物10は逆流圧力に打ち勝
って下流側へスムースに流れる。また流動物送入管37
が上流側から合流位置まで漸次管径が細くなっているこ
とも、逆流圧力を弱め、かつ流動物10へ噴出圧力を高
めている。
【0039】下流圧送管33は、主エア圧縮管34の下
流側出口に遠距離飛散用管33aを接続すると、遠距離
飛散用管33aが5m位の直線状であるため、第2ジェ
ット管36からのエア流動物の混合物は、より完全に高
速の小さな安定団粒に変えるとともに、さらに下流側の
下流圧送管33からの逆流圧力を抑える。
【0040】下流圧送管33を、5〜7m長さの直管の
遠距離飛散用管33aに変えた場合、圧力を受けてここ
を通過する流動物10aは団粒塊となり、空気鉄砲と同
様の作用により高圧縮空気で遠く、遠距離飛散用管33
a出口から15〜20mの高さ(距離)まで、飛散す
る。
【0041】これらのエア流動物合流圧送管32および
流動物圧送装置を使って法面6を施工する使用方法の説
明をする。
【0042】第1の作業として、攪拌プラント(あるい
はミキサー車等)5によりセメント、水、細骨材、モル
タル接着増強剤(スチレン、ブタジェンゴムラテック
ス、ポリビニーアルコール液等のモルタル硬化速度遅延
剤)等をミキシングして、高スランプ状混合接着剤であ
る流動物10aを作成する。この実施例では高いスラン
プ状混合接着剤の流動物10aは、スランプ値18cm
以上の高スランプ値で富配合である。この高スランプ状
の流動物10aを、エア流動物合流圧送管32を通し、
その直ぐ下流に下流圧送管33として遠距離飛散用管3
3aを接続した流動物圧送装置により、5m〜7mの下
流圧送管33aを通り先端の管出口から噴出させ飛散さ
せる。この高スランプ状流動物10aは、従来の平均よ
り15m〜20m高い法面まで噴出飛散させることがで
きる。これにより例えば、法面が破砕岩、風化亀裂の進
んだ法面等の危険性が高い為近くづけなかった法面でも
施工可能になった。さらに高スランプ状流動物10aで
あるので、地山のひび割れの奥深くまで流し込め、また
転石の裏側部分、破砕石の破砕部分、小さな岩のかけら
等の低スランプのモルタル等では入りきれない所にも入
り込み、強度の高い地山と一体になる吹き付け接着層
(第1次法面)60を被覆施工する。
【0043】次に、第2の作業として、攪拌プラント
(あるいはミキサー車等)5によりセメント、水、細骨
材、緑化基盤剤等をミキシングして、低スランプ状混合
接着剤である流動物10b(スランプ値8cm以下)を
作成する。この低スランプ状の流動物10bをエア流動
物合流圧送管32を通し、その直ぐ下流に下流圧送管3
3として遠距離吹き付け用管33bへ変えて接続した流
動物圧送装置により、20m〜30m先の流動物吹出口
4から噴出させる。この低スランプ状の流動物10b
を、第1次法面60の上から吹き付けて第2次法面63
を被覆施工する。この二重法面の施工により非常に堅固
な法面が施工できる。
【0044】
【発明の効果】したがって、この発明によれば流動物圧
送管ポンプから200m〜300mの遠距離まで圧送さ
れてきたモルタル等の流動物を、非常に強力なエア圧力
で圧縮されたエアを合流させることにより逆流圧力を抑
え、安定した団粒流動物で下流圧送管内を圧送させるこ
とができる。その為、下流圧送管内に発生し易いエアポ
ケットの発生を抑えることができ、流動物中のセメント
等の粘着物が下流圧送管内壁に付着することがない。ま
た流動物の圧送時、特に富配合の流動物の圧送時に起こ
り易いエアハンマーの防止ができる。
【0045】さらに富配合で高スランプ状流動物を従来
に比べ遠距離まで飛散させることができるので、従来作
業者が近付けず吹き付けが不可能であった危険な法面に
も、安全な離れた平地から流動物を飛散させて施工作業
できようになった。例えば、法面が破砕岩や、風化亀裂
の進んだ地山からなる急斜面の危険性が高い法面でも安
全な吹き付け施工が可能になった。
【0046】さらに富配合で高スランプ状流動物を遠い
法面まで飛散させることができるので、地山のひび割れ
の奥深くまで流し込め、また転石の裏側部分、破砕石の
破砕部分、小さな岩のかけら等の低スランプのモルタル
等では入りきれない所にも入り込み、地山と一体になる
強度の高い法面、あるいは吹付接着層を施工形成でき
る。
【0047】さらに下流圧送管を遠距離吹付用に変更
し、吹付接着層の上層として低スランプ状流動物を現場
に接近して吹き付け施工し、2重の性質の異なる堅固な
法面を施工することができる。一つの流動物圧送装置
で、2種類の流動物を圧送させ法面に、時間を於いて吹
き付け施工することにより従来より強度の高い堅固な法
面を、安全に短期間のうちに施工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のエア流動物合流圧送管の正面断面
【図2】 流動物圧送装置の説明図(低スランプ状流動
物使用時)
【図3】 流動物圧送装置の使用方法の説明図(高スラ
ンプ状流動物使用時)
【図4】 流動物圧送ポンプからエア流動物合流圧送管
までの説明図
【図5】 従来の流動物圧送装置の下流圧送管内部説明
【図6】 従来のエア流動物合流圧送管(Y字管)およ
び下流圧送管の説明図
【符号の説明】
1 エアコンプレッサー 2 流動物圧送ポンプ 3 圧送管 30 コンプレッサー側エア管 31 流動物ポンプ管 32 エア流動物合流圧送管 33 下流圧送管 33a 遠距離飛散用管 33b 遠距離吹き付け用管 34 主エア圧縮管 35 第1ジェット管 35a 第1ジェット管噴出口 36 第2ジェット管 36a 第2ジェット管噴出口 37 流動物送入管 38 流動物エア管 38a、38b 流動物エア管 38c エアタンク(圧力調整用) 38d エアバルブ(圧力調整用) 38e 圧力計 4 流動物吹出口 5 攪拌プラントまたはミキサー車 6 法面 60 高スランプ状流動物が飛散した接着モルタル(第
1次法面) 61 金網 62 アンカーピン 63 低スランプ状流動物による第2次法面 7 エアバルブ 8 逆止弁 9 圧力タンク(エアチャンバー) 10 流動物 10a 高スランプ状流動物 10b 低スランプ状流動物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動物圧送装置のエア流動物合流圧送管
    が、上流側でコンプレッサー側エア管と接続し下流側で
    下流圧送管に接続する直管状の主エア圧縮管と、主エア
    圧縮管に斜めに合流する流動物送入管と、主エア圧縮管
    と流動物送入管の合流位置より上流側で流動物送入管に
    合流する流動物エア管とから成る多枝状管であり、主エ
    ア圧縮管は、流動物送入管との合流位置より上流側に噴
    出口を有する部分円錐状の第1ジェット管と、流動物送
    入管との合流位置より下流側に設け、下流側に噴出口を
    有する部分円錐状の第2ジェット管を有することを特徴
    とするエア流動物合流圧送管。
  2. 【請求項2】 コンプレッサーと、流動物圧送ポンプ
    と、圧送管と、流動物吹出口を有する流動物圧送装置に
    おいて、流動物圧送管のエア流動物合流圧送管が、コン
    プレッサー側エア管と接続し下流側で下流圧送管に接続
    する直線状の主エア圧縮管と、主エア圧縮管に斜めに合
    流する流動物送入管と、主エア圧縮管と流動物送入管の
    合流位置より上流側で流動物送入管に合流する流動物エ
    ア管とから成る多枝状管であり、主エア圧縮管は、流動
    物送入管との合流位置より上流側に噴出口を有する部分
    円錐状の第1ジェット管と、流動物送入管との合流位置
    より下流側に設け下流側に噴出口を有する部分円錐状の
    第2ジェット管を有するエア流動物合流圧送管であり、
    かつ下流圧送管が遠距離飛散用管と遠距離吹付用管に変
    更可能であることを特徴とする流動物圧送装置。
  3. 【請求項3】 コンプレッサーと、流動物圧送ポンプ
    と、圧送管と、流動物吹出口を有する流動物圧送装置に
    おいて、流動物圧送管のエア流動物合流圧送管が、コン
    プレッサー側エア管と接続し下流側で下流圧送管に接続
    する直線状の主エア圧縮管と、主エア圧縮管に斜めに合
    流する流動物送入管と、主エア圧縮管と流動物送入管の
    合流位置より上流側で流動物送入管に合流する流動物エ
    ア管とから成る多枝状管であり、主エア圧縮管は、流動
    物送入管との合流位置より上流側に噴出口を有する部分
    円錐状の第1ジェット管と、流動物送入管との合流位置
    より下流側に設け下流側に噴出口を有する部分円錐状の
    第2ジェット管を有するエア流動物合流圧送管であり、
    かつ下流圧送管が遠距離飛散用管と遠距離吹付用管に変
    更可能である流動物圧送装置を使用して、最初に下流圧
    送管が遠距離飛散用管を用い金網を設置した法面に、セ
    メント、水、細骨材、モルタル接着増強剤等から成る高
    スランプ状流動物を流動物吹出口から噴出させて被覆施
    工し、その硬化後下流圧送管を遠距離吹付用管に変え
    て、その上からモルタル、コンクリート、緑化基盤剤等
    からなる低スランプ状流動物を流動物吹出口から噴出さ
    せて被覆施工する流動物圧送装置の使用方法。
JP7306870A 1995-10-31 1995-10-31 エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧送装置およびそれらの使用方法 Expired - Fee Related JP2757335B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7306870A JP2757335B2 (ja) 1995-10-31 1995-10-31 エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧送装置およびそれらの使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7306870A JP2757335B2 (ja) 1995-10-31 1995-10-31 エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧送装置およびそれらの使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09124152A true JPH09124152A (ja) 1997-05-13
JP2757335B2 JP2757335B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=17962245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7306870A Expired - Fee Related JP2757335B2 (ja) 1995-10-31 1995-10-31 エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧送装置およびそれらの使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2757335B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108019384A (zh) * 2017-12-13 2018-05-11 广新海事重工股份有限公司 一种简易快捷的抽水装置
CN112524100A (zh) * 2020-12-03 2021-03-19 上海江南长兴造船有限责任公司 一种船舶分段内积水的抽取方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105923403B (zh) * 2016-06-24 2018-09-25 湖南慧峰环保科技开发有限公司 一种节能型气封式气力输送泵的使用方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023229A (ja) * 1983-07-19 1985-02-05 Canon Inc シ−ト送り装置
JPS62133534U (ja) * 1986-02-18 1987-08-22
JPH0512247A (ja) * 1991-07-08 1993-01-22 Toshiba Corp 文書作成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023229A (ja) * 1983-07-19 1985-02-05 Canon Inc シ−ト送り装置
JPS62133534U (ja) * 1986-02-18 1987-08-22
JPH0512247A (ja) * 1991-07-08 1993-01-22 Toshiba Corp 文書作成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108019384A (zh) * 2017-12-13 2018-05-11 广新海事重工股份有限公司 一种简易快捷的抽水装置
CN112524100A (zh) * 2020-12-03 2021-03-19 上海江南长兴造船有限责任公司 一种船舶分段内积水的抽取方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2757335B2 (ja) 1998-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203097909U (zh) 整体式混凝土喷浆装置
US4708288A (en) Method and apparatus for pneumatically discharging hydromechanically conveyed hydraulic building material for underground operations
JP2001248164A (ja) 混合物の吹き付け工法とその装置
JP2757335B2 (ja) エア流動物合流圧送管およびそれを使用する流動物圧送装置およびそれらの使用方法
JP2000104258A (ja) 法面吹付工法
JP3193697B2 (ja) 短繊維状物圧送装置および短繊維状物圧送装置を使用する法面等の施工方法
JP2974654B2 (ja) 鋼状繊維を混入したモルタル、コンクリートを使用する施工方法
JPH06264449A (ja) モルタルまたはコンクリートの吹付工法
JP5785444B2 (ja) セメントコンクリートの吹付けシステム
JP3502598B2 (ja) 流動物圧送吹き付け施工方法
JP2003205260A (ja) 流動物圧送吹付方法及び流動物圧送吹付装置
JP2005213732A (ja) モルタル又はコンクリート用吹付け装置
JP4229260B2 (ja) モルタルまたはコンクリート吹付け方法およびその装置
JP2001288751A (ja) 吹付け機
CN211736409U (zh) 一种新型喷射混凝土装置的喷嘴结构
JP2004197553A (ja) モルタルまたはコンクリート吹付け装置
KR20060008345A (ko) 압축공기로 품어내는 숏크리트용 모르타르 노즐 제작방법
KR200404635Y1 (ko) 압축공기로 품어내는 숏크리트용 모르타르 노즐
JP4700649B2 (ja) モルタルまたはコンクリート吹付け装置
WO2005054588A1 (ja) モルタルまたはコンクリート吹付け装置およびその装置を用いたモルタルまたはコンクリート吹付け方法
JP2001200542A (ja) 内壁に突起を有する圧送管を使用する法面施工方法およびその法面施工方法に使用する内壁に突起を有する圧送管
KR101170228B1 (ko) 자재 혼합 분사장치
JPS6131573A (ja) コンクリ−ト吹付装置並びにその急結剤混合管
JP2782107B2 (ja) コンクリートの法面吹付工法
JP3013194B2 (ja) 打設コンクリートへの急結剤混入方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100313

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees